JP6969057B2 - 破砕工法及びこれに用いられる減圧装置 - Google Patents

破砕工法及びこれに用いられる減圧装置 Download PDF

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Description

本発明は、岩盤を破砕するために用いられる破砕工法及びこれに用いられる減圧装置に関する。
地熱発電は、地殻流体を利用して発電を行っている。現在発電に利用されている地殻流体領域は、純水の臨界点(374℃及び22MPa)以下である。今後、現在利用されている領域を超えた場所に存在する超臨界流体(臨界点以上の流体)を地熱発電に利用する超臨界地熱発電が検討されている。超臨界流体を地熱発電に利用するメリットは、比エンタルピーの高さである。例えば、250℃の飽和水蒸気圧(約4MPa)の液相の比エンタルピーは約1000kJ/kgであるのに対し、400℃の加熱蒸気の比エンタルピーは約3000kJ/kgである。
従来、石油、天然ガス、シェールガス等の地下資源を採取する際に用いられる水圧破砕法が知られている。この水圧破砕法は、坑井内に満たされた水等のフラクチャリング流体を高圧で岩盤に圧入することで、岩盤に亀裂を発生させる方法である。
フラクチャリング流体には、生成した亀裂が地中の圧力等による崩壊を防ぐために、プロパントと呼ばれる亀裂支持材が添加されることもある。従来の水圧破砕法では、砂等の粒状物をプロパントとして添加したフラクチャリング流体を高圧で圧入する。また、特許文献1に開示される水圧破砕法を利用した地下資源の採掘方法では、亀裂を一時的に塞ぐ加水分解性材料をブロッキングするための加水分解性ブロッキング剤を添加したフラクチャリング流体を高圧で圧入する。
従来の水圧破砕法及び特許文献1に開示される採掘方法によれば、フラクチャリング流体を高圧で圧入して岩盤に亀裂を発生させることにより、岩盤の透水性(透過性)を向上させ、効率よく地下資源を採取できるとされている。
特開2016−098503号公報
ところで、超臨界流体を地熱発電に利用するためには、超臨界流体が存在する岩盤の透水性が重要となる。岩盤の透水性は、深度とともに大きく減少するとされている。
また、地殻の脆性、即ち岩盤のせん断強度は、深度が深くなるに従って大きくなる。この強度変化は、いわゆる摩擦則に従う。つまり、所定の深度までは、岩盤に力を加えることにより破壊する脆性領域の岩盤となる。一方、深度とともに、温度も上昇することから、所定の深度以降では、岩盤に力を加えることにより変形する延性領域の岩盤となる。
上述した従来の水圧破砕法及び特許文献1に開示される採取方法は、岩盤の透水性を向上させるために、フラクチャリング流体を高圧で圧入することから、あくまで力を加えることにより破壊する脆性領域の岩盤に適用できるものである。即ち、超臨界流体が存在する延性領域の岩盤にフラクチャリング流体を高圧で圧入したとしても、延性領域の岩盤に亀裂を発生させることができず、その結果、岩盤の透水性を向上させることができない。このため、従来の水圧破砕法及び特許文献1に開示される採取方法は、延性領域の岩盤に適用することができない。
したがって、延性領域の岩盤に亀裂を発生させて、延性領域の岩盤に存在する超臨界流体を利用する技術が切望されている。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、延性領域の岩盤であっても亀裂を発生させることが可能となる破砕工法及びこれに用いられる減圧装置を提供することにある。
第1発明に係る破砕工法は、岩盤に亀裂を発生させるために用いられる破砕工法であって、前記岩盤に設置された坑井の内部に、前記坑井の内部を減圧する減圧装置を設置する設置工程と、前記設置工程において設置した前記減圧装置により前記坑井の内部を減圧する減圧工程を備えることを特徴とする。
第2発明に係る破砕工法は、第1発明において、前記設置工程は、前記減圧装置に接続される接続管と、前記接続管に取り付けられるパッカーと、を前記坑井の内部に設置し、前記減圧工程は、前記パッカーにより前記坑井と前記接続管との隙間を遮断し、前記坑井の内部における前記パッカーよりも下方側の領域を前記減圧装置により減圧することを特徴とする。
第3発明に係る破砕工法は、第1発明又は第2発明において、前記設置工程は、流体が通る流路と、前記流路の連通及び閉塞を切り替える切替機構とを有する前記減圧装置を、前記流路が閉塞された状態で前記坑井の内部に設置し、前記減圧工程は、前記切替機構を切り替えて閉塞された状態の前記流路を連通させることで、前記坑井の内部を減圧することを特徴とする。
第4発明に係る破砕工法は、第3発明において、前記設置工程は、前記坑井を遮断するパッカーが取り付けられる接続管に接続される第1流路と、前記第1流路に相対移動可能に連結された第2流路と、を有する前記流路と、前記流路を閉塞する閉塞部と、前記閉塞部を係止する係止部を有する前記切替機構と、を有する前記減圧装置を前記坑井の内部に設置し、前記減圧工程は、前記第1流路と前記第2流路を相対移動させ、前記係止部に係止されていた前記閉塞部により閉塞された状態の前記流路を連通させることで、前記坑井の内部を減圧することを特徴とする。
第5発明に係る破砕工法は、第1発明〜第4発明の何れかにおいて、前記減圧工程は、超臨界状態又は亜臨界状態の流体を含む前記岩盤に設置された前記坑井の内部を減圧することを特徴とする。
第6発明に係る減圧装置は、第1発明〜第5発明の何れかの破砕工法に用いられる減圧装置であって、前記坑井の内部を減圧するものであることを特徴とする。
第7発明に係る減圧装置は、第6発明において、流体が通る流路と、前記流路の連通及び閉塞を切り替える切替機構とを備えることを特徴とする。
本発明を適用した破砕工法によれば、坑井の内部を減圧装置により減圧する減圧工程を備える。これにより、本発明を適用した破砕工法によれば、超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体が減圧沸騰することとなる。このため、本発明を適用した破砕工法によれば、減圧沸騰の際の蒸発潜熱により岩盤が急冷却され、急冷部分と他の部分との熱応力差により岩盤に亀裂を発生させることが可能となる。
本発明を適用した減圧装置によれば、坑井の内部を減圧する。これにより、本発明を適用した減圧装置によれば、超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体が減圧沸騰することとなる。このため、本発明を適用した減圧装置によれば、減圧沸騰の際の蒸発潜熱により岩盤が急冷却され、急冷部分と他の部分との熱応力差により岩盤に亀裂を発生させることが可能となる。
本発明を適用した破砕工法に用いられる破砕システムを示す図である。 本発明を適用した減圧装置の第1実施形態を主に示す図である。 本発明を適用した破砕工法の開始時における坑井を示す図である。 本発明を適用した破砕工法の設置工程を示す図である。 設置工程における第1実施形態に係る減圧装置を主に示す図である。 減圧工程においてパッカーにより坑井と接続管との隙間を遮断した状態の破砕システムを示す図である。 減圧工程において減圧装置により減圧する際の破砕システムを示す図である。 図7の減圧装置を主に示す図である。 減圧工程終了時における破砕システムを示す図である。 本発明を適用した減圧装置の第2実施形態を主に示す図である。 減圧工程において第1流路と第2流路との連結を解除した状態の減圧装置を主に示す図である。 減圧工程において固定部と閉塞部との連結を解除した状態の減圧装置を主に示す図である。
以下、本発明を適用した破砕工法及びこれに用いられる減圧装置を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した破砕工法に用いられる破砕システム100を示す図である。
破砕システム100は、本発明を適用した破砕工法に用いられ、坑井8の坑底近傍の岩盤9に亀裂を発生させるために用いられる。破砕システム100は、坑井8の内側に設置される。坑井8には、複数のケーシング管81が設置されている。坑井8の坑底近傍の岩盤9は、延性領域となっており、超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体が含まれる。また、岩盤9に含まれる流体は、例えば、水、二酸化炭素、石油、天然ガス、シェールガスである。坑井8の長さは、設置される岩盤9にもよるが、例えば、3km以上である。
破砕システム100は、本発明を適用した減圧装置1と、管体2と、接続管3と、パッカー4と、を備える。
減圧装置1は、坑井8の内部を減圧するものである。減圧装置1は、上端側に管体2が接続され、下端側に接続管3が接続される。なお、減圧装置1の上端側に、管体2に接続された接続管3が接続されてもよい。
管体2は、鋼管、ドリルパイプ等の管状部材が複数連結されるものである。管体2は、、坑井8のケーシング管81に挿入され、地上近傍から坑井8の坑底近傍まで延びている。
接続管3は、その周囲にパッカー4が取り付けられる金属製等の管状部材である。
パッカー4は、所定の機構により膨張することで、坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間(アニュラス部)を遮断するものである。
パッカー4は、例えば、樹脂製、金属製のものが用いられる。この他、パッカー4は、その内部に水等の封入液が封入されて、封入液の熱膨張によって膨張するものであってもよい。封入液が封入されたパッカー4は、岩盤9の温度が水の臨界点である374℃以上であっても使用することができる。
なお、図1に示す形態において、接続管3及びパッカー4は、減圧装置1の下方側に配置されるが、減圧装置1の上方側に配置されてもよい。
図2は、本発明を適用した減圧装置1の第1実施形態を主に示す図である。第1実施形態に係る減圧装置1は、流体が通るための筒状の流路11と、流路11の連通と閉塞とを切り替える切替機構12とを有する。
流路11は、接続管3側に接続される筒状の第1流路111と、管体2側に接続される筒状の第2流路112と、有する。第1流路111は、第2流路112の下方側に配置され、第2流路112に挿通される。
第1流路111と第2流路112とは、シャーピン等が用いられる第1連結部113を介して互いに連結される。第1連結部113を破断させることで、第1流路111と第2流路112との連結が解除され、第1流路111と第2流路112とが相対移動可能となる。
切替機構12は、第2流路112に固定される棒状の接触部121と、第1流路111に取り付けられる伸縮部122と、伸縮部122の上端に取り付けられるとともに流路11を閉塞する閉塞部123と、閉塞部123を係止する係止部124とを有する。
接触部121は、下端に円錐形状等に窪ませられた窪み部121aが形成される。
伸縮部122は、例えば、スプリング等の伸縮可能な弾性部材が用いられる。伸縮部122は、第1流路111の延伸方向に伸縮可能に第1流路111に取り付けられる。
係止部124は、第1流路111の上端側が第1流路の他の部分よりも縮径されて、第1流路111に形成される。
閉塞部123は、係止部124に係止されることで流路11を閉塞するものとなる。閉塞部123は、上端が接触部121の窪み部121aに嵌合可能な形状であり、例えば、円錐形状等に形成される。
次に、第1実施形態に係る減圧装置1を用いた、本発明を適用した破砕工法について説明する。
図3は、本発明を適用した破砕工法の開始時における坑井8を示す図である。本発明を適用した破砕工法は、先ず、坑井8の掘削が完了した状態から開始する。この坑井8には、ケーシング管81が複数連結されている。坑井8の坑底近傍の岩盤9は、延性領域となっており、超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体が含まれる。
本発明を適用した破砕工法は、設置工程と、減圧工程とを備える。
図4は、本発明を適用した破砕工法の設置工程を示す図である。図5は、設置工程における第1実施形態に係る減圧装置1を主に示す図である。
図4に示すように、設置工程は、減圧装置1と、管体2と、接続管3と、パッカー4とを備える破砕システム100を坑井8の坑底近傍まで降下し、坑井8の内部に設置する。坑井8に設置されるパッカー4の周辺の岩盤9には、超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体が含まれている。
図5に示すように、設置工程において、減圧装置1の流路11は、閉塞部123により閉塞された状態で坑井8の内部に設置される。設置工程においては、閉塞部123を挟んで下方側の流路11(第1流路111)内の圧力は、超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体により、閉塞部123を挟んで上方側の流路11(第2流路112)内の圧力よりも高圧となっている。
また、設置工程では、第1流路111と第2流路112とは、第1連結部113を介して互いに連結されている。
設置工程の後に、減圧工程を行う。図6は、減圧工程においてパッカー4により坑井8と接続管3との隙間を遮断した状態の破砕システム100を示す図である。減圧工程は、設置したパッカー4を膨張させる。減圧工程は、膨張させたパッカー4により坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間を遮断する。つまり、減圧工程では、パッカー4を膨張させることにより、坑井8の内部を、パッカー4よりも上方側の領域と、パッカー4よりも下方側の領域と、に遮断する。
図7は、減圧工程において減圧装置1により減圧する際の破砕システム100を示す図である。図8は、図7の減圧装置1を主に示す図である。パッカー4により坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間を遮断した後、減圧工程は、坑井8の内部におけるパッカー4よりも下方側の領域を減圧装置1により減圧する。これにより、岩盤9に含まれる流体が図中矢印P方向に示すように接続管3に流入する。
詳細には、図8に示すように、減圧工程は、第1流路111と第2流路112とを連結した第1連結部113を破断させ、第2流路112を第1流路111に対して下方側に相対移動させる。坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間をパッカー4により遮断したことにより、接続管3の位置が固定される。このため、接続管3に接続される第1流路111の位置も固定される。したがって、第2流路112に下方に向けて力を加えることにより第1連結部113を破断させ、第1流路111に対して第2流路112を下方に押し下げて移動させることができる。第2流路112を下方に移動させることで、切替機構12の接触部121が閉塞部123に接触される。このとき、接触部121の窪み部121aが閉塞部123の上端に嵌合される。
そして、第2流路112を第1流路111に対して更に下方側に移動させることにより、接触部121に接触した閉塞部123を介して伸縮部122が縮むように変形する。これにより、係止部124に係止されていた閉塞部123の係止が解除され、閉塞部123と第1流路111との間に隙間が生じる、その結果、閉塞部123により閉塞した状態の流路11が連通される。このようにして、閉塞した状態の流路11が切替機構12により切り替えられ、流路11が連通されることとなる。
このとき、パッカー4により坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間が遮断されている。このため、超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体は、接続管3から図中矢印P方向で流路11を通り、管体2まで流入する。流路11及び管体2に流体が流入することにより、パッカー4よりも下方側の領域が減圧されることとなる。このようにして、減圧工程は、坑井8の内部におけるパッカー4よりも下方側の領域を減圧装置1により減圧する。
減圧工程において、坑井8の内部を減圧装置1により減圧することにより、岩盤9に含まれる超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体が減圧沸騰することとなる。このため、その減圧沸騰の際の蒸発潜熱により岩盤9が急冷却され、急冷部分と他の部分との熱応力差により岩盤9に亀裂を発生させることが可能となる。
図9は、減圧工程終了時における破砕システム100を示す図である。図9に示すように、流路11に流入した流体は、管体2にも流入し、管体2が流体で満たされることとなる。管体2に流体が満たされた後、膨張させていたパッカー4を収縮させ、坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間の遮断を解除する。その後、減圧装置1、管体2、接続管3、パッカー4を坑井8の外部に取り出して、管体2に満たされた流体を回収する。
そして、管体2に満たされた流体を回収した後に、新たに設置工程と、減圧工程とを行う。新たに設置工程を行う前には、既に破断させた第1連結部113を破断していない新たな第1連結部113に交換し、第1流路111と第2流路112とを連結しておく。
設置工程と、減圧工程とを複数回行い、本発明を適用した破砕工法が完了する。
次に、本発明を適用した破砕工法の作用効果について説明する。
本発明を適用した破砕工法によれば、坑井8の内部を減圧装置1により減圧する減圧工程を備える。これにより、本発明を適用した破砕工法によれば、超臨界状態又は亜臨界状態の流体が減圧沸騰することとなる。このため、本発明を適用した破砕工法によれば、減圧沸騰の際の蒸発潜熱により岩盤9が急冷却され、急冷部分と他の部分との熱応力差により岩盤9に亀裂を発生させることが可能となる。
本発明を適用した破砕工法によれば、岩盤9に亀裂を発生させることにより、岩盤9の透水性(透過性)を向上させることができ、その結果、岩盤9に含まれる流体を効率よく回収することが可能となる。
本発明を適用した破砕工法によれば、従来の水圧破砕法のように、フラクチャリング流体を岩盤9に高圧で圧入しない。このため、高圧に加圧するための設備を必要としないため、コストを低減することが可能となる。また、本発明を適用した破砕工法によれば、フラクチャリング流体自体を必要としない。このため、周囲の水資源の枯渇を防止し、環境への負荷を低減することが可能となる。
本発明を適用した破砕工法によれば、設置工程は、流路11が閉塞された状態の減圧装置1を坑井8の内部に設置し、減圧工程は、切替機構12を切り替えて閉塞された状態の流路11を連通させることで、坑井8の内部を減圧する。これにより、本発明によれば、減圧装置1の切替機構12の切り替えだけで、坑井8の内部を減圧することが可能となる。即ち、坑井8の内部の減圧を容易に行うことが可能となる。
本発明を適用した破砕工法によれば、設置工程は、減圧装置1に接続される接続管3と、接続管3の周囲に取り付けられるパッカー4と、を坑井8の内部に設置し、減圧工程は、パッカー4により坑井8と接続管3との隙間を遮断し、坑井8の内部におけるパッカー4の下方側の領域を減圧装置1により減圧する。これにより、本発明を適用した破砕工法によれば、パッカー4により遮断した坑井8のケーシング管81と接続管3の隙間から流体が漏れるのを防止できる。このため、流体を接続管3に確実に流入させることができ、効果的に坑井8の内部を減圧することが可能となる。
更に、本発明を適用した破砕工法によれば、減圧工程は、接続管3から流入した流体を流路11を介して管体2に流入させる。これにより、本発明を適用した破砕工法は、流体を効率よく回収することが可能となる。
特に、本発明を適用した破砕工法によれば、減圧工程により減圧する坑井8の近傍の岩盤9に超臨界状態又は亜臨界状態の流体が含まれる。このとき、当該流体が高い比エンタルピーを有するため、この流体を超臨界地熱発電に好適に利用することが可能となる。
次に、第1実施形態に係る減圧装置1の作用効果について説明する。
本発明を適用した減圧装置1によれば、坑井8の内部を減圧する。これにより、本発明を適用した減圧装置1によれば、超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体が減圧沸騰することとなる。このため、本発明を適用した減圧装置1によれば、減圧沸騰の際の蒸発潜熱により岩盤9が急冷却され、急冷部分と他の部分との熱応力差により岩盤9に亀裂を発生させることが可能となる。
本発明を適用した減圧装置1によれば、岩盤9に含まれる流体が通る流路11と、流路11の連通と閉塞とを切り替える切替機構12とを備える。これにより、本発明を適用した減圧装置1によれば、切替機構12の切り替えだけで坑井8の内部を減圧することができる。即ち、坑井8の内部の減圧を容易に行うことが可能となる。
本発明を適用した減圧装置1によれば、パッカー4が周囲に取り付けられる接続管3が、流路11に接続される。これにより、本発明を適用した減圧装置1によれば、ケーシング管81と接続管3の隙間から流体が漏れるのを防止できる。このため、流体を接続管3に確実に流入させることができ、効果的に坑井8の内部を減圧することが可能となる。
更に、本発明を適用した減圧装置1によれば、接続管3と管体2とが流路11に接続される。これにより、本発明を適用した減圧装置1によれば、接続管3から流入した流体を流路11を介して管体2に流入させることができる。このため、流体を効率よく回収することが可能となる。
本発明を適用した減圧装置1によれば、流路11は、接続管3に接続される第1流路111と、第1流路111に対して相対移動可能に連結された第2流路112とを有し、切替機構12が流路11を閉塞する閉塞部123と、閉塞部123を係止する係止部124とを有し、第1流路111と第2流路112とを相対移動させることで、係止部124に係止された閉塞部123の係止が解除されて、流路11が連通される。
これにより、本発明を適用した減圧装置1によれば、第1流路111と第2流路112とを相対移動させるだけで、閉塞された状態の流路11を連通させることができる。このため、本発明を適用した減圧装置1によれば、第1流路111と第2流路112とを相対移動させるだけで坑井8の内部を減圧することができる。即ち、坑井8の内部の減圧を一層容易に行うことが可能となる。
本発明を適用した減圧装置1によれば、第1流路111と第2流路112とが第1連結部113を介して連結され、第1連結部113を破断させることで、第1流路111と第2流路112とが相対移動可能となる。これにより、本発明を適用した減圧装置1によれば、坑井8の内部の減圧を任意の位置で行うことが可能となる。
本発明を適用した減圧装置1によれば、接触部121に嵌合可能な形状に形成される閉塞部123を有する。これにより、本発明を適用した減圧装置1によれば、閉塞部123が接触部121に接触したとき、閉塞部123が接触部121に嵌合される。このため、流体が流路11を通ったとしても、閉塞部123を安定した状態に保つことができる。その結果、流路11を連通させた状態を維持することが可能となる。
次に、本発明を適用した減圧装置の第2実施形態について説明する。第1実施形態に係る減圧装置と同一の構成は同一の符号を付すことにより、以下での詳細な説明を省略する。
図10は、本発明を適用した減圧装置1の第2実施形態を主に示す図である。第2実施形態に係る減圧装置1は、図10に示すように、岩盤9に含まれる流体が通るための筒状の流路11と、流路11の連通と閉塞とを切り替える切替機構15とを備える。
切替機構15は、第1流路111に固定される棒状の接触部151と、第2流路112の内側に固定される筒状の固定部152と、流路11を閉塞する閉塞部153と、閉塞部153を係止する係止部154と、を有する。
固定部152と閉塞部153とは、シャーピン等が用いられる第2連結部155を介して互いに連結される。第2連結部155を破断させることで、固定部152と閉塞部153との連結が解除され、固定部152と閉塞部153とが相対移動可能となる。固定部152は、下端側に他の部分よりも縮径されて形成される係止部154を有する。図示の形態では、固定部152に形成される係止部154と閉塞部153とが第2連結部155を介して互いに連結されている。
閉塞部153は、係止部154に係止されることで流路11を閉塞するものとなる。
次に、第2実施形態に係る減圧装置1を用いた、本発明を適用した破砕工法について説明する。
本発明を適用した破砕工法は、設置工程と、減圧工程とを備える。
設置工程では、第1流路111と第2流路112とは、第1連結部113を介して互いに連結されている。また、設置工程では、固定部152と閉塞部153とは、第2連結部155を介して互いに連結されている。その他については、上述した設置工程と同様であるため、説明を省略する。
設置工程の後に、減圧工程を行う。減圧工程は、設置したパッカー4を膨張させる。減圧工程は、膨張させたパッカー4により坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間を遮断する。
そして、パッカー4により坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間を遮断した後、減圧工程は、坑井8の内部におけるパッカー4の下方側の領域を減圧装置1により減圧する。
図11は、減圧工程において第1流路111と第2流路112との連結を解除した状態の減圧装置1を主に示す図である。詳細には、図11に示すように、減圧工程は、第1流路111と第2流路112とを連結した第1連結部113を破断させ、第2流路112を第1流路111に対して下方側に相対移動させる。坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間をパッカー4により遮断したことにより、接続管3の位置が固定される。このため、接続管3に接続される第1流路111の位置も固定される。したがって、第2流路112に下方に向けて力を加えることにより第1連結部113を破断させ、第1流路111に対して第2流路112を下方に押し下げて移動させることができる。第2流路112を下方に移動させることで、切替機構15の閉塞部153が接触部151に接触される。
図12は、減圧工程において固定部152と閉塞部153との連結を解除した状態の減圧装置1を主に示す図である。切替機構15の閉塞部153が接触部151に接触したことにより、閉塞部153の位置が固定される。このため、第2流路112に更に下方に向けて力を加えることにより、第2流路112に固定された固定部152と閉塞部153とを連結した第2連結部155を破断させ、第2流路112を第1流路111に対して更に下方に移動させることができる。第2流路112を更に下方に移動させることにより、係止部154に係止されていた閉塞部153の係止が解除され、閉塞部153と固定部152との間に隙間が生じる。その結果、閉塞部153により閉塞した状態の流路11が連通される。このようにして、閉塞した状態の流路11が切替機構15により切り替えられ、流路11が連通されることとなる。
このとき、パッカー4により坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間が遮断されている。このため、超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体は、接続管3から図中矢印P方向で流路11を通り、管体2まで流入する。流路11及び管体2に流体が流入することにより、パッカー4よりも下方側の領域が減圧されることとなる。このようにして、減圧工程は、坑井8の内部におけるパッカー4よりも下方側の領域を減圧装置1により減圧する。
減圧工程において、坑井8の内部を減圧装置1により減圧することにより、岩盤9に含まれる超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体が減圧沸騰することとなる。このため、その減圧沸騰の際の蒸発潜熱により岩盤9が急冷却され、急冷部分と他の部分との熱応力差により岩盤9に亀裂を発生させることが可能となる。
流路11に流入した流体は、管体2にも流入し、管体2が流体で満たされることとなる。管体2が流体に満たされた後、膨張させていたパッカー4を収縮させ、坑井8のケーシング管81と接続管3との隙間の遮断を解除する。その後、減圧装置1、管体2、接続管3、パッカー4を坑井8の外部に取り出して、管体2に満たされた流体を回収する。
そして、管体2に満たされた流体を回収した後に、新たに設置工程と、減圧工程とを行う。新たに設置工程を行う前には、既に破断させた第1連結部113を破断していない新たな第1連結部113に交換し、第1流路111と第2流路112とを連結しておく。また、既に破断させた第2連結部155も同様に、破断していない新たな第2連結部155に交換し、固定部152と閉塞部153とを互いに連結しておく。
設置工程と、減圧工程とを複数回行い、本発明を適用した破砕工法が完了する。
次に、第2実施形態に係る減圧装置1の作用効果について説明する。
第2実施形態に係る減圧装置1によれば、上述した第1実施形態に係る減圧装置1と同様に、坑井8の内部を減圧する。これにより、本発明を適用した減圧装置1によれば、超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧な流体が減圧沸騰することとなる。このため、本発明を適用した減圧装置1によれば、減圧沸騰の際の蒸発潜熱により岩盤9が急冷却され、急冷部分と他の部分との熱応力差により岩盤9に亀裂を発生させることが可能となる。
本発明を適用した減圧装置1によれば、岩盤9に含まれる流体が通る流路11と、流路11の連通と閉塞とを切り替える切替機構15とを備える。これにより、本発明を適用した減圧装置1によれば、切替機構15の切り替えだけで、岩盤9に含まれる流体を減圧することができる。即ち、坑井8の内部の減圧を容易に行うことが可能となる。
本発明を適用した減圧装置1によれば、流路11は、接続管3に連通される第1流路111と、第1流路111に対して相対移動可能な第2流路112とを有し、切替機構15が流路11を閉塞する閉塞部153と、閉塞部153を係止する係止部154とを有し、第1流路111と第2流路112とを相対移動させることで、係止部154に係止された閉塞部123の係止が解除されて、流路11が連通される。
これにより、本発明を適用した減圧装置1によれば、第1流路111と第2流路112とを相対移動させるだけで、閉塞された状態の流路11を連通させることができる。このため、本発明を適用した減圧装置1によれば、第1流路111と第2流路112とを相対移動させるだけで坑井8の内部を減圧することができる。即ち、坑井8の内部の減圧を一層容易に行うことが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
100 :破砕システム
1 :減圧装置
11 :流路
111 :第1流路
112 :第2流路
113 :第1連結部
12 :切替機構
121 :接触部
121a :窪み部
122 :伸縮部
123 :閉塞部
124 :係止部
15 :切替機構
151 :接触部
152 :固定部
153 :閉塞部
154 :係止部
155 :第2連結部
2 :管体
3 :接続管
4 :パッカー
8 :坑井
81 :ケーシング管
9 :岩盤

Claims (7)

  1. 岩盤に亀裂を発生させるために用いられる破砕工法であって、
    前記岩盤に設置された坑井の内部に、前記坑井の内部を減圧する減圧装置を設置する設置工程と、
    前記設置工程において設置した前記減圧装置により前記坑井の内部を減圧する減圧工程を備えること
    を特徴とする破砕工法。
  2. 前記設置工程は、前記減圧装置に接続される接続管と、前記接続管に取り付けられるパッカーと、を前記坑井の内部に設置し、
    前記減圧工程は、前記パッカーにより前記坑井と前記接続管との隙間を遮断し、前記坑井の内部における前記パッカーよりも下方側の領域を前記減圧装置により減圧すること
    を特徴とする請求項1記載の破砕工法。
  3. 前記設置工程は、流体が通る流路と、前記流路の連通及び閉塞を切り替える切替機構とを有する前記減圧装置を、前記流路が閉塞された状態で前記坑井の内部に設置し、
    前記減圧工程は、前記切替機構を切り替えて閉塞された状態の前記流路を連通させることで、前記坑井の内部を減圧すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の破砕工法。
  4. 前記設置工程は、
    前記坑井を遮断するパッカーが取り付けられる接続管に接続される第1流路と、前記第1流路に相対移動可能に連結された第2流路と、を有する前記流路と、
    前記流路を閉塞する閉塞部と、前記閉塞部を係止する係止部を有する前記切替機構と、
    を有する前記減圧装置を前記坑井の内部に設置し、
    前記減圧工程は、前記第1流路と前記第2流路を相対移動させ、前記係止部に係止されていた前記閉塞部により閉塞された状態の前記流路を連通させることで、前記坑井の内部を減圧すること
    を特徴とする請求項3記載の破砕工法。
  5. 前記減圧工程は、超臨界状態又は亜臨界状態の流体を含む前記岩盤に設置された前記坑井の内部を減圧すること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の破砕工法。
  6. 請求項1〜5の何れか1項記載の破砕工法に用いられる減圧装置であって、
    前記坑井の内部を減圧するものであること
    を特徴とする減圧装置。
  7. 流体が通る流路と、前記流路の連通及び閉塞を切り替える切替機構とを備えること
    を特徴とする請求項6記載の減圧装置。
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