JP6968964B1 - プラーク形成抑制用組成物 - Google Patents

プラーク形成抑制用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP6968964B1
JP6968964B1 JP2020166440A JP2020166440A JP6968964B1 JP 6968964 B1 JP6968964 B1 JP 6968964B1 JP 2020166440 A JP2020166440 A JP 2020166440A JP 2020166440 A JP2020166440 A JP 2020166440A JP 6968964 B1 JP6968964 B1 JP 6968964B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
fusobacterium
present disclosure
chloride
plaque formation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020166440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022057926A (ja
Inventor
順也 犬伏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Suisse SA
Original Assignee
Sunstar Suisse SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2020166440A priority Critical patent/JP6968964B1/ja
Application filed by Sunstar Suisse SA filed Critical Sunstar Suisse SA
Priority to EP21875753.2A priority patent/EP4223287A1/en
Priority to MX2023003712A priority patent/MX2023003712A/es
Priority to CN202180067119.9A priority patent/CN116249527A/zh
Priority to PCT/JP2021/036034 priority patent/WO2022071457A1/ja
Priority to BR112023004563A priority patent/BR112023004563A2/pt
Priority to US18/027,554 priority patent/US20230372220A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6968964B1 publication Critical patent/JP6968964B1/ja
Publication of JP2022057926A publication Critical patent/JP2022057926A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

【課題】歯表面におけるプラークの形成やプラークの成熟化を抑制すること。【解決手段】塩化C10〜C14アルキルピリジニウムを含有するプラーク形成抑制用組成物。【選択図】なし

Description

本開示は、プラーク(歯垢)形成抑制用組成物等に関する。なお、本明細書に記載される全ての文献の内容は参照により本明細書に組み込まれる。
プラーク(歯垢)は、口腔内微生物が凝集したバイオフィルムであり、う蝕や歯周病の原因となり得ると考えられている。このため、プラークコントロール、特にプラーク形成の抑制は重要である。
大まかに言えば、次のようにしてプラークは形成される。すなわち、まず歯の表面に「ペリクル」という唾液や生理的歯肉溝浸出液由来のタンパクの薄い膜が形成され、当該ペリクルを介して連鎖球菌などの通性嫌気性菌(初期付着菌)が歯面に付着する。この初期付着菌に様々な口腔細菌と共凝集するフゾバクテリウム等の媒介細菌が付着し、さらに当該媒介細菌を介して嫌気性菌であるポルフィロモナス・ジンジバリスやトレポネーマ・デンティコーラ等の後期付着菌が付着・凝集し、プラークは成熟する。特に、後期付着菌は歯周病の原因となり、歯周組織の破壊に直接的、間接的に関係することが知られている。
J Dent Res 90(11):1271-1278, 2011
上記のことから、歯表面におけるプラークの形成を抑制すること、特に後期付着菌が付着・凝集しプラークが成熟化するのを抑制することは、歯周病を予防する上で重要である。
本発明者らは、媒介細菌であるフゾバクテリウムに着目して、検討を行った。様々な細菌と共凝集が可能な媒介細菌であるフゾバクテリウムの働きを抑制することができれば、後期付着菌が歯表面に付着・凝集することを抑制でき、ひいてはプラーク形成の成熟化を抑制することが可能となると考えられるからである。
そこで、フゾバクテリウムを殺菌する手法について検討を進めた。しかし、通常口腔用組成物に用いられる各種殺菌剤を検討してみても、フゾバクテリウムを効率よく殺菌できる殺菌剤は見いだすことができなかった。
通常口腔用組成物に用いられる殺菌剤の一例である、塩化セチルピリジニウムについても例外ではなく、フゾバクテリウムに対する効率的な殺菌効果は認められなかった。しかし、本発明者らはさらに検討を進め、塩化セチルピリジニウムは塩化C16アルキルピリジニウムであるところ、このアルキル基の長さがフゾバクテリウムへの殺菌効果に影響している可能性を見いだし、さらに改良を重ねた。
本開示は例えば以下の項に記載の主題を包含する。
項1.
塩化C10〜C14アルキルピリジニウムを含有するプラーク形成抑制用組成物。
項2.
塩化ドデシルピリジニウムを含有するプラーク形成抑制用組成物。
項3.
口腔用組成物である、項1又は2に記載の組成物。
項4.
塩化C10〜C14アルキルピリジニウムを含有するフゾバクテリウム殺菌剤。
項5.
塩化ドデシルピリジニウムを含有するフゾバクテリウム殺菌剤。
項6.
項4又は5に記載の殺菌剤を含むフゾバクテリウム殺菌用口腔用組成物。
効率よく、プラーク形成における媒介細菌であるフゾバクテリウムを殺菌する手法が提供される。これにより、プラーク形成を効率よく抑制することも可能となる。
塩化アルキルピリジニウム(CPC及びDPC)のフゾバクテリウム殺菌効果検討結果を示す。 塩化アルキルピリジニウム(CPC及びOPC)のフゾバクテリウム殺菌効果検討結果を示す。
以下、本開示に包含される各実施形態について、さらに詳細に説明する。本開示は、フゾバクテリウム殺菌剤及びプラーク形成抑制用組成物等を好ましく包含するが、これらに限定されるわけではなく、本開示は本明細書に開示され当業者が認識できる全てを包含する。
本開示に包含されるフゾバクテリウム殺菌剤は、塩化C10〜C14(C10、C11、C12、C13、若しくはC14)アルキルピリジニウムを含有する。中でも塩化C10、C12、若しくはC14アルキルピリジニウムが好ましく、特に塩化C12アルキルピリジニウム(つまり塩化ドデシルピリジニウム)が好ましい。なお、当該アルキルは直鎖アルキルであることが好ましい。また、「C数字」は炭素原子数を表す。以下、当該塩化C10〜C14アルキルピリジニウムを「本開示の塩化アルキルピリジニウム」ということがある。
なお、ここでのフゾバクテリウムとは、プラーク形成において初期付着菌と後期付着菌との媒介細菌であるフゾバクテリウム属の菌であれば特に限定はされないが、Fusobacterium nucleatum(フゾバクテリウム ヌクレアタム)が好ましく例示される。
本開示に包含されるプラーク形成抑制用組成物は、本開示の塩化アルキルピリジニウムを含有する。本開示の塩化アルキルピリジニウムの含有量としては、効果が奏される範囲であれば特に制限はされないが、例えば0.02〜0.5質量%程度が挙げられる。なお、当該範囲の上限又は下限は、例えば0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.1、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.16、0.17、0.18、0.19、0.20、0.21、0.22、0.23、0.24、0.25、0.26、0.27、0.28、0.29、0.3、0.31、32、0.33、0.34、0.35、0.36、0.37、0.38、0.39、0.4、0.41、0.42、0.43、0.44、0.45、0.46、0.47、0.48、0.49質量%であってもよい。例えば当該範囲は0.03〜0.3質量%程度であってもよい。
当該プラーク形成抑制用組成物は、口腔用組成物として好適に用いることができる。また、当該口腔用組成物は、フゾバクテリウム殺菌用として有用な本開示の塩化アルキルピリジニウムを含有することから、フゾバクテリウム殺菌用としても好ましく用いることができる。すなわち、本開示の塩化アルキルピリジニウムを含有する口腔用組成物は、プラーク形成抑制用、フゾバクテリウム殺菌用等として、好ましく用いることができる。なお、本開示の塩化アルキルピリジニウムを含有する口腔用組成物を、「本開示の口腔用組成物」ということがある。
本開示の口腔用組成物は、固形組成物、液体組成物でありえる。当該口腔用組成物は、例えば医薬品、医薬部外品として用いることができる。また、本開示の口腔用組成物の形態は、特に限定するものではないが、常法に従って例えば軟膏剤、ペースト剤、パスタ剤、ジェル剤、液剤、スプレー剤、洗口液剤、液体歯磨剤、練歯磨剤、ガム剤等の形態(剤形)にすることができる。なかでも、洗口液剤、液体歯磨剤、練歯磨剤、軟膏剤、ペースト剤、液剤、ジェル剤であることが好ましい。
本開示の口腔用組成物は、効果を損なわない範囲で、口腔用組成物に配合し得る任意成分を単独で又は2種以上さらに含有してもよい。
例えば、界面活性剤として、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤または両性界面活性剤を配合することができる。具体的には、例えば、ノニオン界面活性剤としてはショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステル等の糖脂肪酸エステル;脂肪酸アルカノールアミド類;ソルビタン脂肪酸エステル;脂肪酸モノグリセライド;ポリオキシエチレン付加係数が8〜10、アルキル基の炭素数が13〜15であるポリオキシエチレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレン付加係数が10〜18、アルキル基の炭素数が9であるポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;セバシン酸ジエチル;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン等が挙げられる。アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム等の硫酸エステル塩;ラウリルスルホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩;ココイルサルコシンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム等のアシルアミノ酸塩;ココイルメチルタウリンナトリウム等が挙げられる。両性イオン界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の酢酸ベタイン型活性剤;N−ココイル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム等のイミダゾリン型活性剤;N−ラウリルジアミノエチルグリシン等のアミノ酸型活性剤等が挙げられる。これらの界面活性剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。その配合量は、通常、組成物全量に対して0.1〜5質量%である。
また、香味剤として、例えば、メントール、カルボン酸、アネトール、オイゲノール、サリチル酸メチル、リモネン、オシメン、n−デシルアルコール、シトロネール、α−テルピネオール、メチルアセタート、シトロネニルアセタート、メチルオイゲノール、シネオール、リナロール、エチルリナロール、チモール、スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、珪皮油、シソ油、冬緑油、丁子油、ユーカリ油、ピメント油、d−カンフル、d−ボルネオール、ウイキョウ油、ケイヒ油、シンナムアルデヒド、ハッカ油、バニリン等の香料を用いることができる。これらは、単独または2種以上を組み合わせて組成物全量に対して例えば0.001〜1.5質量%配合することができる。
また、甘味剤として、例えば、サッカリンナトリウム、アセスルファームカリウム、ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン、タウマチン、アスパラチルフェニルアラニルメチルエステル、p−メトキシシンナミックアルデヒド等を用いることができる。これらは、組成物全量に対して例えば0.01〜1質量%配合することができる。
さらに、湿潤剤として、ソルビット、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ポリプロピレングリコール、キシリット、マルチット、ラクチット、ポリオキシエチレングリコール等を単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
防腐剤として、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラベン類、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン等を配合することができる。
着色剤として、青色1号、黄色4号、赤色202号、緑3号等の法定色素、群青、強化群青、紺青等の鉱物系色素、酸化チタン等を配合してもよい。
pH調整剤として、クエン酸、リン酸、リンゴ酸、ピロリン酸、乳酸、酒石酸、グリセロリン酸、酢酸、硝酸、またはこれらの化学的に可能な塩や水酸化ナトリウム等を配合してもよい。これらは、組成物のpHが4〜8、好ましくは5〜7の範囲となるよう、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。pH調整剤の配合量は例えば0.01〜2重量%であってよい。
本開示の口腔用組成物には、塩化C10〜C14アルキルピリジニウムのみならず、さらに、薬効成分として酢酸dl−α−トコフェロール、コハク酸トコフェロール、またはニコチン酸トコフェロール等のビタミンE類、ドデシルジアミノエチルグリシン等の両性殺菌剤、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、ヒノキチオール等の非イオン性殺菌剤、ラウロイルサルコシンナトリウム等のアニオン系殺菌剤、塩化セチルピリジニウム、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等のカチオン系殺菌剤、デキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、溶菌酵素(リテックエンザイム)等の酵素、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウム等のアルカリ金属モノフルオロフォスフェート、フッ化ナトリウム、フッ化第一錫等のフッ化物、トラネキサム酸やイプシロンアミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロキシルアラントイン、ジヒドロコレステロール、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸、銅クロロフィリンナトリウム、グリセロフォスフェート、クロロフィル、塩化ナトリウム、カロペプタイド、アラントイン、カルバゾクロム、ヒノキチオール、硝酸カリウム、パラチニット等を、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
また、基剤として、アルコール類、シリコン、アパタイト、白色ワセリン、パラフィン、流動パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、スクワラン、プラスチベース等を添加することも可能である。
また、本開示の口腔用組成物は、公知の方法または公知の方法から容易に想到する方法により調製することができる。例えば、塩化C10〜C14アルキルピリジニウム及び必要に応じてその他の成分等を適宜混合することによって調製することができる。
本開示の口腔用組成物を適用する対象は、特に限定はされず、ヒト及び非ヒト哺乳類が好ましく挙げられる。非ヒト哺乳類としては、家畜やペットなどが好ましく、より具体的には例えばイヌ、ネコ、マウス、ラット、ウマ、ウシ、ヒツジ、サル等が挙げられる。また、本開示の口腔用組成物は、特に限定はされないが、上記の通り、塩化C10〜C14アルキルピリジニウムが媒介細菌たるフゾバクテリウムを効率よく殺菌できることから、特にプラークが形成されていないか、形成途中(後期付着菌が付着していない)の対象の口腔に適用するために、特に適しているということができる。
なお、上述した本開示の口腔用組成物に関する記載は、口腔用組成物として用いられないプラーク形成抑制用組成物や上記フゾバクテリウム殺菌剤含有組成物(例えば義歯洗浄用として使用される場合が挙げられる)についても、そのまま当てはまり得る。
本明細書において「含む」とは、「本質的にからなる」と、「からなる」をも包含する(The term "comprising" includes "consisting essentially of” and "consisting of.")。また、本開示は、本明細書に説明した構成要件を任意の組み合わせを全て包含する。
また、上述した本開示の各実施形態について説明した各種特性(性質、構造、機能等)は、本開示に包含される主題を特定するにあたり、どのように組み合わせられてもよい。すなわち、本開示には、本明細書に記載される組み合わせ可能な各特性のあらゆる組み合わせからなる主題が全て包含される。
以下、例を示して本開示の実施形態をより具体的に説明するが、本開示の実施形態は下記の例に限定されるものではない。
フゾバクテリウムに対する塩化アルキルピリジニウムの殺菌効果の検討
以下の3種類の塩化アルキルピリジニウムを水に各種濃度(0.03%、0.05%、又は0.10%)になるよう溶解させ、殺菌剤液として用いた。なお、当該殺菌剤液の塩化アルキルピリジニウム濃度(%)はw/v%であるが、溶媒が水であること、及び濃度が比較的低いことから、質量%(w/w%)とほとんど数値としては変わらず、近似することができる。
塩化オクチルピリジニウム(OPC):下記式でR=(CHCH
塩化ドデシルピリジニウム(DPC):下記式でR=(CH11CH
塩化セチルピリジニウム(CPC):下記式でR=(CH15CH
Figure 0006968964
また、供試菌として、以下のフゾバクテリウムの2つの亜種を用いた。
菌1:Fusobacterium nucleatum subsp. nucleatum ATCC23726
菌2:Fusobacterium nucleatum subsp. nucleatum ATCC25586
供試菌をGAMブイヨン培地(日水製薬株式会社)10mlにそれぞれ植菌し、37℃で2日間嫌気培養した。当該培養液を供試菌液として用いた。
濃度の異なる殺菌剤液200μlに供試菌液200μlを混合した。混合から30秒後に当該混合液100μlを採取し、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)に大豆レシチン、Tween 80をそれぞれ終濃度0.07%、0.5%になるように添加した薬剤不活化PBS900μlを加え(混合液を10倍希釈)、殺菌剤の殺菌作用を不活化した。また、薬剤不活化PBSにより混合液を段階希釈し、前記混合液を10〜10倍まで希釈した(段階混合液希釈液)。
CDC嫌気性菌用ヒツジ血液寒天培地(日本ベクトン・ディッキンソン株式会社)に、調製した段階混合液希釈液をそれぞれ100μlずつ塗抹し、37℃で3日間嫌気培養し、生菌数をカウントした。
結果を図1及び図2に示す。なお、これらの図は、Log(生菌数)CFU/mlを縦軸としたグラフである。また、これらの図におけるCPC、DPC、OPCの濃度は、殺菌剤液として調製した当該成分の濃度を示す。CPC及びOPCはフゾバクテリウムに対して殺菌効果を示さない一方で、DPCは比較的低濃度であってもフゾバクテリウムに対して殺菌効果を示すことが分かった。

Claims (2)

  1. 塩化ドデシルピリジニウムを含有するプラーク形成抑制用組成物。
  2. 塩化ドデシルピリジニウムを含有するフゾバクテリウム殺菌剤。
JP2020166440A 2020-09-30 2020-09-30 プラーク形成抑制用組成物 Active JP6968964B1 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020166440A JP6968964B1 (ja) 2020-09-30 2020-09-30 プラーク形成抑制用組成物
MX2023003712A MX2023003712A (es) 2020-09-30 2021-09-30 Composicion para inhibir la formacion de placa.
CN202180067119.9A CN116249527A (zh) 2020-09-30 2021-09-30 用于抑制齿菌斑形成的组合物
PCT/JP2021/036034 WO2022071457A1 (ja) 2020-09-30 2021-09-30 プラーク形成抑制用組成物
EP21875753.2A EP4223287A1 (en) 2020-09-30 2021-09-30 Composition for inhibiting plaque formation
BR112023004563A BR112023004563A2 (pt) 2020-09-30 2021-09-30 Composição para inibição da formação de placa
US18/027,554 US20230372220A1 (en) 2020-09-30 2021-09-30 Composition for inhibiting plaque formation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020166440A JP6968964B1 (ja) 2020-09-30 2020-09-30 プラーク形成抑制用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6968964B1 true JP6968964B1 (ja) 2021-11-24
JP2022057926A JP2022057926A (ja) 2022-04-11

Family

ID=78605591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020166440A Active JP6968964B1 (ja) 2020-09-30 2020-09-30 プラーク形成抑制用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6968964B1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4472373A (en) * 1983-05-09 1984-09-18 The Procter & Gamble Company Oral compositions
JP2000256155A (ja) * 1999-03-09 2000-09-19 Sunstar Inc 口腔用組成物
JP2004501942A (ja) * 2000-06-30 2004-01-22 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 亜塩素酸塩含有口腔ケア組成物および方法
JP2015521604A (ja) * 2012-06-21 2015-07-30 ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー マウスリンスエマルション

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4472373A (en) * 1983-05-09 1984-09-18 The Procter & Gamble Company Oral compositions
JP2000256155A (ja) * 1999-03-09 2000-09-19 Sunstar Inc 口腔用組成物
JP2004501942A (ja) * 2000-06-30 2004-01-22 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 亜塩素酸塩含有口腔ケア組成物および方法
JP2015521604A (ja) * 2012-06-21 2015-07-30 ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー マウスリンスエマルション

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022057926A (ja) 2022-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Williams The antibacterial and antiplaque effectiveness of mouthwashes containing cetylpyridinium chloride with and without alcohol in improving gingival health
JP5730025B2 (ja) 口腔用組成物
JP2000256155A (ja) 口腔用組成物
US20210161862A1 (en) Use of statins for periodontal disease and bone regeneration
CN106456656A (zh) 增强抗炎及杀菌力的用于预防及改善牙周病的组合物
JP2022058280A (ja) プラーク形成抑制用組成物
JP4518221B2 (ja) 口腔用組成物
JP2020019725A (ja) 口腔用組成物
US10463590B1 (en) Antiplaque and dental health oral formulation
JP6968964B1 (ja) プラーク形成抑制用組成物
JP7445910B2 (ja) 口腔常在菌調整剤を含む口腔用組成物、口腔ケア製品及び食品
WO2022071457A1 (ja) プラーク形成抑制用組成物
JP2003246717A (ja) 口腔用組成物
JP2004238375A (ja) 殺菌性口腔用組成物
JPH045222A (ja) 口腔用生薬抽出物及びこれを有効成分とする口腔用組成物
WO2023074675A1 (ja) 口腔用組成物
JP2023177682A (ja) プラーク形成抑制用組成物
JP2022158544A (ja) 殺菌用組成物
JP2022158545A (ja) 殺菌用組成物
JP2021088510A (ja) 口腔用組成物
JP2023064523A (ja) 口腔用組成物
JP2023064524A (ja) 口腔用組成物
JP2022158418A (ja) 口腔内フローラ改善用組成物
WO2023189061A1 (ja) dl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルアルカリ金属塩含有組成物
JP7330692B2 (ja) 口腔用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210615

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6968964

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150