JP6968837B2 - 参照信号の伝送方法、ネットワーク機器および端末機器 - Google Patents

参照信号の伝送方法、ネットワーク機器および端末機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6968837B2
JP6968837B2 JP2018566864A JP2018566864A JP6968837B2 JP 6968837 B2 JP6968837 B2 JP 6968837B2 JP 2018566864 A JP2018566864 A JP 2018566864A JP 2018566864 A JP2018566864 A JP 2018566864A JP 6968837 B2 JP6968837 B2 JP 6968837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resource
reference signal
size
resource unit
domain resource
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018566864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019533320A (ja
Inventor
タン、ハイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Original Assignee
Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd filed Critical Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Publication of JP2019533320A publication Critical patent/JP2019533320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6968837B2 publication Critical patent/JP6968837B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0032Distributed allocation, i.e. involving a plurality of allocating devices, each making partial allocation
    • H04L5/0035Resource allocation in a cooperative multipoint environment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0048Allocation of pilot signals, i.e. of signals known to the receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/2605Symbol extensions, e.g. Zero Tail, Unique Word [UW]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0058Allocation criteria
    • H04L5/0073Allocation arrangements that take into account other cell interferences
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0446Resources in time domain, e.g. slots or frames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/022Site diversity; Macro-diversity
    • H04B7/024Co-operative use of antennas of several sites, e.g. in co-ordinated multipoint or co-operative multiple-input multiple-output [MIMO] systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0003Two-dimensional division
    • H04L5/0005Time-frequency
    • H04L5/0007Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0091Signaling for the administration of the divided path
    • H04L5/0092Indication of how the channel is divided
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0091Signaling for the administration of the divided path
    • H04L5/0094Indication of how sub-channels of the path are allocated

Description

本発明の実施形態は、無線通信の分野に関し、詳しく言えば、参照信号の伝送方法、ネットワーク機器および端末機器に関する。
無線通信システムにおいて、参照信号(Reference Signal、略称RS)とは、送信装置により送信され、受信装置が受信してチャネルの品質測定を行うための一連の既知信号と言う。例えば、セル間協調送受信(Coordinated Multiple Points、略称CoMP)をサポートするセルの場合に、端末機器はチャネル品質測定用参照信号(Channel State Information RS、略称CSI−RS)などの参照信号を利用して、各セルの信号および干渉強度を測定して基地局に報告する。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)システムにおいて、異なるセルの端末機器に設定されるCSI−RSは、時間−周波数リソースの位置においてアライメントされており、すなわち異なる端末機器が受信したチャネルの品質測定を行うためのCSI−RSが占有する時間−周波数リソースのサイズは同一であり、このため、端末機器はチャネル測定を行う時に、隣接するセルでのデータ伝送により影響されることが避けられる。しかしながら、これから登場する第5世代移動通信(以下、5Gと略称する)システムは、さまざまな基本パラメータセットをサポートし、隣接するセルに位置する端末機器がそれぞれ異なる基本パラメータセットを使用する場合には、基本パラメータセットが異なるせいで、CSI−RSが占有するリソース要素(Resource Element、略称RE)が時間−周波数位置においてアライメントできなくなる。LTEシステムにおける従来の方式を利用してCSI−RSを設定すると、端末機器は、チャネルを測定するプロセスで、隣接するセルでのデータ伝送により干渉されることがある。
本発明の実施形態は、参照信号の伝送方法、ネットワーク機器および端末機器を提供することにより、如何に異なる基本パラメータセットに基づいて参照信号を伝送するかという課題を解決する。
第1の態様として、参照信号の伝送方法を提供する。第1のセルのネットワーク機器が、前記第1のセルに対応する第1のリソースユニット、および少なくとも1つの第2のセルに対応する少なくとも1つの第2のリソースユニットを決定するステップを含み、前記第1のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズは、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズと異なり、前記ネットワーク機器は、前記第1のリソースユニットおよび前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および周波数領域リソースが最大であるリソースユニットを決定するステップと、前記ネットワーク機器は、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットおよび前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定するステップと、前記ネットワーク機器は、前記参照信号リソースにおいて端末機器に参照信号を送信するステップとを含む。
したがって、異なるセルの使用する異なる基本パラメータセットに基づき、異なるセルの異なるリソースユニットにより、参照信号を伝送するための参照信号リソースを決定して、異なるセルにおける参照信号を伝送するための参照信号リソースを時間領域および周波数領域においてそれぞれアライメントさせることにより、異なる基本パラメータセットに基づく参照信号の伝送という課題を解決することができる。
一つの実施形態において、前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズは、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長度とサイクリックプレフィックス長度との和に等しく、および/または、前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズは、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長度とサイクリックプレフィックス長度との和に等しく、および/または、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい。
例えば、第1のセルの使用する第1の基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔は15kHzであり、シンボル長は1/15kHzすなわち66.67usであり、CP長は4.687usであり、第2のセルの使用する第2の基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔は30kHzであり、シンボル長は1/30kHzすなわち33.33usであり、CP長は2.344usである。したがって、第1のリソースユニット(図3中の左図の陰影部分)の周波数領域リソースのサイズは15kHzであり、時間領域リソースのサイズは71.36usであり、第2のリソースユニット(図3中の右図の陰影部分)の周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは35.68usである。
一つの実施形態において、前記ネットワーク機器が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットおよび前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定することを含む。
例えば、第1のセルの使用する第1の基本パラメータセットのサブキャリアの間隔は15kHzであり、シンボル長は66.67usであり、CP長は4.687usであり、第2のセルの使用する第2の基本パラメータセットのサブキャリアの間隔は30kHzであり、シンボル長は33.33usであり、CP長は2.344usである。第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは15kHzであり、時間領域リソースのサイズは71.36usであり、第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは35.68usである。したがって、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは71.36usである。または、当該参照信号の周波数領域リソースのサイズは30kHzの偶数倍、例えば60kHzであってよく、および/または、当該参照信号の時間領域リソースのサイズは71.36usの偶数倍、例えば140usであってよい。
一つの実施形態において、前記方法はさらに、ネットワーク機器は、前記第1のリソースユニットに対応する、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの比値と、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの比値とを含むリソースパラメータを決定するステップと、前記ネットワーク機器は、前記端末機器に前記リソースパラメータを送信するステップとを含む。
一つの実施形態において、前記方法はさらに、前記ネットワーク機器が、前記端末機器に、前記第1のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報、および/または前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を送信するステップを含む。
一つの実施形態において、前記方法はさらに、前記ネットワーク機器が、前記参照信号リソースの時間領域における分布周期と、前記参照信号リソースの周波数領域における分布周期とを含む設定情報を決定するステップと、前記ネットワーク機器が、前記端末機器に前記設定情報を送信するステップとを含む。
一つの実施形態において、前記参照信号は、セル固有参照信号CRS、チャネル品質測定用参照信号CSI−RSおよび復調用参照信号DMRSのうちの少なくとも1種を含む。
本発明の実施例における参照信号は、チャネル品質測定用参照信号CSI−RS、セル固有参照信号CRSおよび復調用参照信号DMRSなどの下りリンク参照信号を伝送するために用いられることができ、またサウンディング参照信号SRS、上りリンクDMRSなどの上りリンク参照信号を伝送するために用いられることもできる。
一つの実施形態において、前記参照信号は、ゼロ電力参照信号または非ゼロ電力参照信号を含む。
第1のセルのある隣接するセルにおけるネットワーク機器が端末機器20に送信する参照信号が非ゼロ電力参照信号である場合に、端末機器20は、当該セルの干渉が存在する時のチャネル品質を測定することができ、当該セルのネットワーク機器が端末機器20に送信する参照信号がゼロ電力参照信号である場合に、端末機器20は、当該セルの干渉が存在しない時のチャネル品質を測定することができる。
そして、本発明の実施例における複数のセル間の干渉はさらに、異なる基本パラメータセット間の干渉を含み、本発明の実施例による参照信号の伝送方法は、受信端が異なる基本パラメータセットによる干渉を推定することを助けることもできる。
一つの実施形態において、前記方法がセル間協調送受信CoMPに用いられ、前記第2のセルが前記第1のセルに隣接するセルである。
第2の態様として、参照信号の伝送方法を提供する。その特徴は以下のとおりである:端末機器が、第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定するステップと、前記端末機器が前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定するステップとを含み、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しく、または前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、または前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットは、少なくとも1つの第2のセルに対応するリソースユニットであり、前記端末機器が前記参照信号リソースにおいて、前記第1のセルのネットワーク機器が送信する参照信号を受信するステップを含む。
したがって、異なるセルの使用する異なる基本パラメータセットに基づき、異なるセルの異なるリソースユニットにより、参照信号を伝送するための参照信号リソースを決定して、異なるセルの参照信号を伝送するための参照信号リソースを時間領域および周波数領域においてそれぞれアライメントさせることにより、異なる基本パラメータセットに基づく参照信号の伝送という課題を解決することができる。
一つの実施形態において、前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい。
例えば、第1のセルの使用する第1の基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔は15kHzであり、シンボル長は1/15kHzすなわち66.67usであり、CP長は4.687usであり、第2のセルの使用する第2の基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔は30kHzであり、シンボル長は1/30kHzすなわち33.33usであり、CP長は2.344usである。したがって、第1のリソースユニット(図3中の左図の陰影部分)の周波数領域リソースのサイズは15kHzであり、時間領域リソースのサイズは71.36usであり、第2のリソースユニット(図3中の右図の陰影部分)の周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは35.68usである。
一つの実施形態において、前記端末機器が前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する前に、前記方法がさらに、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信する前記第1のリソースユニットに対応し、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの第1の比値と、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの第2の比値とを含むリソースパラメータを受信するステップを含み、
前記端末機器が前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定するステップは、前記端末機器が、前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズと前記第1の比値との積を前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズと前記第2の比値との積を前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定することを含む。
例えば、第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは15kHzであり、時間領域リソースのサイズは1/15kHzすなわち66.67usであり、CP長は4.687usであり、第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは1/30kHzすなわち33.33usであり、CP長は2.344usである。当該第1の比値がMであり、当該第2の比値がNであり、ネットワーク機器10が決定した当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズが30kHzであり、時間領域リソースのサイズが71.36usであるとした場合に、当該第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータとして、M=30kHz/15kHz=2であり、N=71.36us/71.36us=1である。ネットワーク機器10が端末機器20に送信する当該第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータはM=2、N=1である。端末機器20は、ネットワーク機器10が送信する当該リソースパラメータを受信した後に、第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズである15kHzと時間領域リソースのサイズである71.36us、およびM=2とN=1に基づき、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズを15kHz×2=30kHz、時間領域リソースのサイズを71.36us×1=71.36usに決定する。なお、ネットワーク機器10が端末機器20に送信する当該第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータは、M=4×n、N=2×m等とすることもでき、nおよびmはともに偶数である。
なお、当該実施例では、当該リソースパラメータはさらに、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの差値、および当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの差値を含んでもよい。
または、当該リソースパラメータはさらに、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズの関係を明瞭に表示可能なその他のパラメータ、および当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの関係を明瞭に表示可能なその他のパラメータを含んでもよい。
一つの実施形態において、端末機器が第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定する前に、前記方法がさらに、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信する前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を受信するステップを含み、
前記端末機器が前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する前記ステップは、前記端末機器が、前記第1のリソースユニットおよび前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズ、および前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを決定することと、前記端末機器が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定することとを含む。
例えば、互いに隣接するn個のセルが存在し、n個の基本パラメータセットに対応し、これらn個の基本パラメータセットにおける少なくとも2つの基本パラメータセットは異なり、対応するサブキャリア幅(subcarrier spacing)、およびシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和がそれぞれ(F1,T1)、(F2,T2)…(Fn,Tn)である場合に、ステップ450の形態2において、端末機器20が決定する参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズおよび時間領域リソースのサイズはそれぞれ、F(CSI−RS)=Max(F1…Fn)、T(CSI−RS)=Max(T1…Tn)という関係を満たす。ここで、F(CSI−RS)は参照信号リソースの周波数領域の幅であり、T(CSI−RS)は参照信号リソースの時間領域の幅であり、Max(x)は挙げられるパラメータのうちの最大値である。上記の関係により、ネットワーク機器10は、セルエッジにおける端末機器20が測定すべき異なるリソースユニットの時間−周波数リソース情報のリストをブロードキャストするだけで、端末機器20が上記の関係に基づき参照信号リソースの時間−周波数リソースを推定することができる。
一つの実施形態において、前記方法がさらに、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信する、前記参照信号リソースの時間領域における分布周期と前記参照信号リソースの周波数領域における分布周期とを含む設定情報を受信するステップを含み、
前記端末機器が前記参照信号リソースにおいて、ネットワーク機器が送信する参照信号を受信する前記ステップは、前記端末機器が前記設定情報に基づき、周期的に分布する複数の前記参照信号リソースにおいて、前記ネットワーク機器が送信する前記参照信号を受信することを含む。
一つの実施形態において、前記参照信号がセル固有参照信号CRS、チャネル品質測定用参照信号CSI−RSおよび復調用参照信号DMRSのうちの少なくとも1種を含む。
一つの実施形態において、前記参照信号がゼロ電力参照信号または非ゼロ電力参照信号を含む。
一つの実施形態において、前記方法がセル間協調送受信CoMPに用いられ、前記第2のセルが前記第1のセルに隣接するセルである。
第3の態様として、前記第1の態様および第1の態様の各種実施形態による参照信号の伝送方法におけるネットワーク機器により実行される各プロセスを実行するためのネットワーク機器を提供する。当該ネットワーク機器は、決定モジュールと、送信モジュールとを含み、前記決定モジュールは、前記第1のセルに対応する第1のリソースユニット、および少なくとも1つの第2のセルに対応する少なくとも1つの第2のリソースユニットを決定し、前記第1のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズは、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズと異なり、前記第1のリソースユニットおよび前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および周波数領域リソースが最大であるリソースユニットを決定し、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定し、前記送信モジュールは、前記参照信号リソースにおいて端末機器に参照信号を送信する。
第4の態様として、前記第1の態様および第1の態様の各種実施形態による参照信号の伝送方法におけるネットワーク機器により実行される各プロセスを実行するためのネットワーク機器を提供する。当該ネットワーク機器は、プロセッサと、受送信機とを含み、前記プロセッサは、前記第1のセルに対応する第1のリソースユニット、および少なくとも1つの第2のセルに対応する少なくとも1つの第2のリソースユニットを決定し、前記第1のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズは、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズと異なり、前記第1のリソースユニットおよび前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および周波数領域リソースが最大であるリソースユニットを決定し、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定し、前記受送信機は、前記参照信号リソースにおいて端末機器に参照信号を送信する。
第5の態様として、前記第2の態様および第2の態様の各種実施形態による参照信号の伝送方法における端末機器により実行される各プロセスを実行するための端末機器を提供する。当該端末機器は、決定モジュールと、受信モジュールとを含み、前記決定モジュールは、第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定し、前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定し、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しく、または前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、または前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットは、少なくとも1つの第2のセルに対応するリソースユニットであり、前記受信モジュールは、前記参照信号リソースにおいて、前記第1のセルのネットワーク機器が送信する参照信号を受信する。
第6の態様として、前記第2の態様および第2の態様の各種実施形態による参照信号の伝送方法における端末機器により実行される各プロセスを実行するための端末機器を提供する。当該端末機器は、プロセッサと、受送信機とを含み、前記プロセッサは、第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定し、前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定し、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しく、または前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、または前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットは、少なくとも1つの第2のセルに対応するリソースユニットであり、受送信機は、前記参照信号リソースにおいて、前記第1のセルのネットワーク機器が送信する参照信号を受信する。
第7の態様として、ネットワーク機器に上記第1の態様、および第1の態様の各種実施形態による参照信号の伝送方法のいずれかを実行させるためのプログラムが記憶されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
本発明の第8の態様として、端末機器に上記第2の態様、および第2の態様の各種実施形態による参照信号の伝送方法のいずれかを実行させるためのプログラムが記憶されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
本発明の実施例による方法において、異なるセルの使用する異なる基本パラメータセットに基づき、異なるセルの異なるリソースユニットにより、参照信号を伝送するための参照信号リソースを決定して、異なるセルの参照信号を伝送するための参照信号リソースを時間領域および周波数領域においてそれぞれアライメントさせることにより、異なる基本パラメータセットに基づく参照信号の伝送という課題を解決することができる。
本発明の実施例に係る発明を明瞭に説明するために、本発明の実施例に用いる図面を簡単に説明する。当然ながら、以下の説明に係る図面は、本発明の一部の実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な作業を行うことなく、これらの図面からその他の図面を得ることもできる。
本発明の実施例における一つの応用場面の概略図である。 従来技術におけるセルの干渉が存在する時にCSI−RSに基づきチャネルの品質測定を行うことの概略図である。 従来技術におけるセルの干渉が存在する時にCSI−RSに基づきチャネルの品質測定を行うことの概略図である。 異なる基本パラメータセットが存在する時の、参照信号の伝送に与える影響を示す概略図である。 本発明の実施例による参照信号の伝送方法のフローチャートである。 本発明の実施例による異なる基本パラメータセットに基づく参照信号リソースの概略図である。 本発明の実施例における参照信号リソースの決定のフローチャートである。 本発明の別の実施例における参照信号リソースの決定のフローチャートである。 本発明の実施例によるネットワーク機器の構造を示すブロック図である。 本発明の実施例によるネットワーク機器の構造を示すブロック図である。 本発明の実施例におけるシステムチップの構造を示す概略図である。 本発明の実施例による端末機器の構造を示すブロック図である。 本発明の実施例による端末機器の構造を示すブロック図である。 本発明の実施例によるシステムチップの構造を示す概略図である。
本項では、本発明の実施例における図面を参照しながら、実施例による発明を明瞭でかつ完全に説明する。当然ながら、説明される実施例は、本発明の全ての実施例ではなく、その一部に過ぎない。当業者がこれらの実施例に基づき、創造的な作業を行うことなく得られるその他の全ての実施例は、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。
本願の実施例に係る発明は、グローバル移動体通信(Global System of Mobile communication、略称GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、略称CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、略称WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、略称GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)システム、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、略称UMTS)等既存の通信システム、5Gシステムなどさまざまな通信システムに用いることができる。
本発明の実施例による端末機器は、ユーザ機器(User Equipment、略称UE)、アクセス端末、ユーザユニット、加入者局、移動局、遠隔局、遠隔端末、移動機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザ代理機器、またはユーザ機器とすることができる。そのうちアクセス端末は、セルラーホン、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、略称SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、略称WLL)局、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、略称PDA)、無線通信機能を備えるハンドヘルド機器、コンピューティング機器、無線モデムに接続されるその他の処理機器、車載機器、ウェアラブル端末、5Gネットワークにおいて動作する端末機器または地上波公共移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network、略称PLMN)において動作する端末機器等とすることができる。
本発明の実施例によるネットワーク機器は、端末機器と通信するための機器とすることができる。当該ネットワーク機器は、GSMもしくはCDMAにおいて動作する基地局(Base Transceiver Station、略称BTS)、WCDMAシステムにおいて動作する基地局(NodeB、略称NB)、LTEシステムにおいて動作する進化型基地局(Evolutional NodeB、略称eNBまたはeNodeB)、またはクラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network、略称CRAN)において動作する無線コントローラとすることができ、中継局、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル端末および5Gネットワーク対応のネットワーク機器またはPLMNネットワークにおいて動作するネットワーク機器等とすることもできる。
図1は、本発明の実施例における一つの応用場面の概略図である。図1に示す場面は、例えばセル間協調送受信(Coordinated Multiple Points、略称CoMP)システムとすることができる。図1によると、当該場面は、ネットワーク機器10と、ネットワーク機器10がカバーするセルエッジに位置する端末機器20と、ネットワーク機器30と、ネットワーク機器30がカバーするセル内に位置する端末機器(図示せず)とを含む。そのうち、ネットワーク機器10がカバーするセルは第1のセルであり、ネットワーク機器30がカバーするセルは第2のセルであり、第1のセルエッジの端末機器20および第2のセル内の端末機器(図示せず)がデータを伝送する時に使用する基本パラメータセットは異なってもよい。以下、ネットワーク機器10および端末機器20を例として説明する。端末機器20は、ネットワーク機器10およびネットワーク機器30が送信する参照信号を同時に受信し、且つ受信した参照信号に基づきチャネル測定を行うことができる。例えば、端末機器20は、第2のセルの干渉が存在する時のチャネル品質を測定するか、または第2のセルの干渉が存在しない時のチャネル品質を測定することができる。
なお、図1に示す例は、当業者が本発明の実施例の理解を可能にするためのものに過ぎず、本発明の実施例の範囲を限定するものではない。例えば、図1では、2つのネットワーク機器および1つの端末機器のみを示しているが、本発明の実施例におけるネットワーク機器および端末機器の数はこれに限定されず、それぞれのネットワーク機器がカバーするセル内により多くの数の端末機器が存在してもよく、同一の端末機器にデータサービスを提供するより多くのネットワーク機器が存在してもよい。また例えば、本発明の実施例による方法は、セル間協調送受信CoMP通信に用いるが、当然ながら、それ以外の如何なる通信システムに用いることもでき、本発明は、これについて特に限定しない。以下、CoMP通信を例として、図1を参照しながら説明する。
LTEシステムにおいて、セル固有参照信号(Cell Specific RS、略称CRS)、チャネル品質測定用参照信号(Channel State Information RS、略称CSI−RS)および復調用参照信号(Demodulation RS、略称DMRS)の3種類の下りリンク参照信号が存在する。そのうち、CRSおよびCSI−RSは、セル内にブロードキャストされる共通参照信号であり、主には端末機器がチャネル品質(Channel State Information、略称CSI)を測定するために用いる。LTEシステムでは、端末機器がCRSまたはCSI−RSに基づきチャネル品質を測定し、ネットワーク機器に周期的または非周期的にチャネル品質を報告することができる。
CSI−RSを例とすると、例えばCoMPをサポートするセルの場合に、端末機器はCSI−RSを利用して各セルの信号および干渉の強度を測定し、且つネットワーク機器に報告する。端末機器がセルエッジに位置する時に、ネットワーク機器は端末機器において非ゼロ電力CSI−RS(non−zero−power CSI−RS)およびゼロ電力CSI−RS(zero−power CSI−RS)を設定することにより、端末機器が異なるセルからの信号干渉について正確に測定することができる。図2(a)および図2(b)はそれぞれ、セル干渉が存在する時にCSI−RSに基づきチャネル測定を行うことの概略図である。図2(a)に示すとおりにCSI−RSを設定する場合に、第1のセルの端末機器は第3のセルの干渉が存在する時の第1のセルのチャネル品質を測定し、第2のセルの端末機器はゼロ電力CSI−RSにおいて第1のセルおよび第3のセルの干渉が存在する時のチャネル品質を測定し、第3のセルの端末機器は第1のセルの干渉が存在する時のチャネル品質を測定することができる。図2(b)に示すとおりにCSI−RSを設定する場合に、第1のセルの端末機器は隣接するセルの干渉が存在しない時の第1のセルのチャネル品質を測定し、第2のセルおよび第3のセルの端末はゼロ電力CSI−RSにおいて第1のセルの干渉が存在する時のチャネル品質を測定することができる。
LTEシステムにおいて、異なるセルの端末機器に設定されるCSI−RSは、時間−周波数位置においてアライメントされるため、端末機器がチャネル品質を測定する時に、隣接するセルでのデータ伝送により影響を受けることが避けられる。これから登場する5Gシステムはさまざまな基本パラメータセットをサポートし、隣接するセルに位置する端末機器がそれぞれ異なる基本パラメータセットを使用する場合に、基本パラメータセットが異なるため、CSI−RSが占有するリソース元素(Resource Element、略称RE)は、時間−周波数位置においてアライメントすることができない。例えば、図3は、異なる基本パラメータセットが存在する時の、参照信号の伝送に与える影響を示す。図3によると、サブキャリアの間隔を例とする場合に、第1のセルの端末機器の使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔は15kHzであり、第2のセルの端末機器の使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔は30kHzであり、LTEシステムにおける従来の方式によりCSI−RSを設定すると、端末機器がセルのチャネル品質を測定するプロセスで隣接するセルでのデータ伝送により干渉を受けることになる。
本発明の実施例では、ネットワーク機器が端末機器の使用する基本パラメータセットに基づき、参照信号を伝送するための時間−周波数リソースを設定することにより、端末機器が参照信号を受信する時に、その他の基本パラメータセットに基づくデータ伝送により影響を受けることが避けられる。
なお、本発明の実施例で隣接するセルとは、異なるセルにおける各セルがカバーする範囲が一部重畳すること、または異なるセル間に、その他のセルでの信号伝送に干渉を与えるのに十分な距離があることを言うが、本発明はこれについて限定しない。さらに、本発明の実施例による方法は、如何なる通信場面でも用いることができ、参照信号の伝送に係るセルは如何なるセルとすることもできる。特に、CoMP伝送に用いる場合に、参照信号の伝送に係る異なるセルは、隣接するセルとすることもできる。
図4は、本発明の実施例による参照信号の伝送方法のフローチャートである。図4には、第1のセルのネットワーク機器10および端末機器20が示される。図4によると、当該参照信号の伝送のプロセスは、ステップ410〜ステップ430を含む。
ステップ410:第1のセルのネットワーク機器10が、第1のセルに対応する第1のリソースユニット、および少なくとも1つの第2のセルに対応する少なくとも1つの第2のリソースユニットを決定する。
当該第2のセルは当該第1のセルに隣接するセルであり、当該第1のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズは、当該少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズと異なる。
具体的には、5Gシステムにおいて、異なるセルのリソースユニット(略称RE)は異なってもよい。第1のセルに隣接する全てのセルでは、少なくとも一部のセルのリソースユニットが第1のセルのリソースユニットと異なり、当該少なくとも1つの第2のセルが第1のセルのリソースユニットと異なるセルである。本発明の実施例では、当該第1のセルおよび少なくとも1つの第2のセルを例として説明し、前記第1のセルのリソースユニットが隣接するセルのリソースユニットと同一である場合に、本発明の実施例の方法により実施するか、または従来技術に基づく方法により実施することもできるが、本開示はこれについて限定しない。
一つの実施形態において、当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、当該第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、当該第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、
当該少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、当該少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい。
例えば、図1には第1のセル、および少なくとも1つの第2のセルにおける任意の第2のセルだけが示される。端末機器20は、第1のセルエッジに位置する端末機器であり、当該第2のセルは第1のセルに隣接するセルであり、端末機器20は第1のセルのネットワーク機器10および第2のセルのネットワーク機器30が送信する参照信号を同時に受信し、且つ受信した参照信号に基づきチャネル測定を行うことができる。なお、第1のセルに設定されるデータを伝送するための基本パラメータセットは第1の基本パラメータセットであり、第2のセルに設定されるデータを伝送するための基本パラメータセットは第2の基本パラメータセットであり、且つ当該第1の基本パラメータセットと当該第2の基本パラメータセットは異なる。さらに、当該第1の基本パラメータセットおよび第2の基本パラメータセットはそれぞれ、サブキャリアの間隔、またはシンボル長およびサイクリックプレフィックス長を含み、且つこの3つのパラメータにおける少なくとも1つのパラメータが異なる。
具体的には、第1のセルに位置する端末機器がネットワーク機器10とデータ交換を行うプロセスで、第1の基本パラメータセットを使用して、第1の基本パラメータセットにおけるパラメータ、例えばサブキャリアの間隔、またはシンボル長およびサイクルプレフィックス(Cyclic Prefix、略称CP)長によりデータの伝送を行うことができる。この時に、当該第2のセルに位置する端末機器(図示せず)がネットワーク機器30とデータ伝送を行うために使用する基本パラメータセットは第2の基本パラメータセットである。当該第2の基本パラメータセットは、第1の基本パラメータセットと異なる基本パラメータセットである。例えば、シンボル長とサイクルプレフィックスCP長との和が異なり、および/またはサブキャリアの間隔が異なる。したがって、第1の基本パラメータセットを使用する第1のセルの第1のリソースユニットは、第2の基本パラメータセットを使用する第2のセルの第2のリソースユニットと異なるリソースユニットであり、第1のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズは第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズと異なる。例えば、図3に示すように、第1の基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔は15kHzであり、シンボル長は1/15kHzすなわち66.67usであり、CP長は4.687usであり、第2の基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔は30kHzであり、シンボル長は1/30kHzすなわち33.33usであり、CP長は2.344usである。したがって、第1の基本パラメータセットを使用するセルの第1のリソースユニット(図3中の左図の陰影部分)の周波数領域リソースのサイズは15kHzであり、時間領域リソースのサイズは71.36usであり、第2の基本パラメータセットを使用するセルの第2のリソースユニット(図3中の右図の陰影部分)の周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは35.68usである。
ステップ420:ネットワーク機器10が、当該第1のリソースユニットおよび当該少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および周波数領域リソースが最大であるリソースユニットを決定する。
具体的には、ネットワーク機器10が、当該第1のリソースユニットおよび当該少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および周波数領域リソースが最大であるリソースユニットを決定することにより、時間領域リソースが最大であるリソースユニットおよび周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定することができる。
ステップ430:ネットワーク機器10が、当該時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および当該周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する。
具体的には、ネットワーク機器10が、当該第1のリソースユニットおよび当該少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および周波数領域リソースが最大であるリソースユニットを決定し、且つ当該時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および当該周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号を伝送するための当該参照信号リソースを決定する。
なお、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、当該第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しく、または当該時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、または周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、当該少なくとも1つの第2のリソースユニットは少なくとも1つの第2のセルに対応するリソースユニットである。
一つの実施形態において、前記ネットワーク機器が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットおよび前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する前記ステップは、前記ネットワーク機器が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定することを含む。
具体的には、第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて第1のリソースユニットの時間領域リソースがより大きい場合に、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しく、または当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズの偶数倍に等しい。第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるある第2のリソースユニットの時間領域リソースが最大である場合に、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、当該時間領域リソースが最大である第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しく、または当該時間領域リソースが最大である第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズの偶数倍に等しい。同様に、第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて第1のリソースユニットの周波数領域リソースがより大きい場合に、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、または当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの偶数倍に等しい。第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるある第2のリソースユニットの周波数領域リソースがより大きい場合に、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、当該周波数領域リソースが最大である第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、または当該周波数領域リソースが最大である第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの偶数倍に等しい。
例えば、図5は、本発明の実施例による異なる基本パラメータセットに基づく参照信号リソースの概略図を示す。図5には、第1のセルおよび少なくとも1つのセルにおける任意の第2のセルの参照信号リソースだけが示される。第1のセルは、第1の基本パラメータセットを使用してデータの伝送を行い、当該第2のセルは、第2の基本パラメータセットを使用してデータの伝送を行う。第1の基本パラメータセットのサブキャリアの間隔は15kHzであり、シンボル長は66.67usであり、CP長は4.687usであり、第2の基本パラメータセットのサブキャリアの間隔は30kHzであり、シンボル長は33.33usであり、CP長は2.344usである。ネットワーク機器10が第1の基本パラメータセットに基づき決定した第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは15kHzであり、時間領域リソースのサイズは71.36usであり、第2の基本パラメータセットに基づき決定した第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは35.68usである。以上から分かるように、第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズより大きいため、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しい。第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズより大きいため、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しい。図5に示すように、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは71.36usである。または、当該参照信号の周波数領域リソースのサイズは、30kHzの偶数倍、例えば60kHzであり、および/または当該参照信号の時間領域リソースのサイズは、71.36usの偶数倍、例えば142.72usである。
言い換えれば、第1のセルにおける参照信号を伝送するための参照信号リソースは、第2のセルにおける参照信号を伝送するための参照信号リソースと同一であり、すなわち時間−周波数域においてアライメントされるように、当該参照信号リソースの時間−周波数リソースのサイズは、少なくとも1つの第1のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズに等しく、且つ少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズに等しくすべきである。
なお、ここでシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和とは、同一の基本パラメータセットにおけるシンボル長およびサイクルプレフィックスに対して言うものであり、且つ異なる基本パラメータセットにおけるCP長が当該基本パラメータセットにおけるシンボル長に占める割合は、一定とすることができる。例えば、基本パラメータセットにおけるCP長がシンボル長の約7%であり、第1の基本パラメータセットのシンボル長が66.67usである場合に、CP長は4.687usであり、第1の基本パラメータセットに対応する第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズは71.36usである。第2の基本パラメータセットのシンボル長が33.33usである場合に、CP長は2.344usであり、第2の基本パラメータセットに対応する第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズは35.68usである。当然ながら、異なる基本パラメータセットにおけるCP長が当該基本パラメータセットにおけるシンボル長に占める割合は、実際の状況に応じて決定することもでき、ただしサブフレーム長が1msであるということを満たせばよい。
なお、ここで図1に示す第1のセルに干渉を与える任意の第2のセルを例として説明するが、本発明の実施例の方法は複数のセル間において参照信号を伝送するために用いることもできる。例えば、互いに隣接する第1のセル、第2のセルおよび第3のセルが存在する場合に、ステップ430でネットワーク機器10が、これら3つのセルにそれぞれ対応する3つのリソースユニットにおける時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つこれら3つのリソースユニットにおける周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定する。これにより、これら3つのセルのネットワーク機器は、当該参照信号リソースにおいて同時に端末機器20に参照信号を送信することにより、端末機器20がこれら参照信号に基づきその時のチャネル品質を測定することができる。
端末機器20は、ネットワーク機器10が送信する参照信号を受信するために、当該参照信号を受信するための参照信号リソースを決定する必要もある。
ステップ440:端末機器20が第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定する。
なお、当該第1のリソースユニットの時間−周波数リソースは、少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズと異なり、当該少なくとも1つの第2のリソースユニットは、少なくとも1つの第2のセルの使用する少なくとも1つの第2の基本パラメータセットのそれぞれに対応するリソースユニットである。
また図1に示すように、第1のセルに位置する端末機器20は、ネットワーク機器10とデータ交換を行うプロセスで、第1の基本パラメータセットを使用して、第1の基本パラメータセットにおけるパラメータ、例えばサブキャリアの間隔、シンボル長およびCP長に基づきデータ伝送を行うことができる。この時に、第2のセルに位置する端末機器(図示せず)がネットワーク機器30とデータ伝送を行うために使用する基本パラメータセットは第2の基本パラメータセットである。当該第2の基本パラメータセットは、第1の基本パラメータセットと異なる基本パラメータセットであり、例えば、シンボル長とサイクルプレフィックスCP長との和が異なり、および/またはサブキャリアの間隔が異なる。したがって、第1の基本パラメータセットを使用する第1のセルの第1のリソースユニットは、第2の基本パラメータセットを使用する第2のセルの第2のリソースユニットと異なるリソースユニットであり、第1のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズは、第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズと異なる。例えば、図3に示すように、第1の基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔は15kHzであり、シンボル長は1/15kHzすなわち66.67usであり、CP長は4.687usであり、第2の基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔は30kHzであり、シンボル長は1/30kHzすなわち33.33usであり、CP長は2.344usである。したがって、第1の基本パラメータセットを使用するセルの第1のリソースユニット(図3中の左図の陰影部分)の周波数領域リソースのサイズは15kHzであり、時間領域リソースのサイズは71.36usであり、第2の基本パラメータセットを使用するセルの第2のリソースユニット(図3中の右図の陰影部分)の周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは35.68usである。
一つの実施形態において、ステップ440で、端末機器20が当該第1のリソースユニットを決定することは、ネットワーク機器10が端末機器20に第1のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を送信し、端末機器20が当該第1のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を受信し、且つ当該時間−周波数リソースの情報に基づき参照信号リソースを決定するようにすることができ、端末機器20自体が第1の基本パラメータセットに基づき当該第1のリソースユニットを決定することもできる。
ステップ450:端末機器20が当該第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する。
なお、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、当該第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しく、または当該時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、当該第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、または当該周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、当該少なくとも1つの第2のリソースユニットは少なくとも1つの第2のセルに対応するリソースユニットである。
ステップ450では、端末機器20が当該参照信号リソースを決定することは、以下の2種の形態により実施することができる。以下、図6および図7を参照しながら具体的に説明する。
形態1:
ネットワーク機器10が端末機器20に第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータを指示し、端末機器20は当該リソースパラメータに基づき直接参照信号リソースを特定することができる。図6に示す本発明の実施例における参照信号リソースの決定のフローチャートによると、端末機器20が第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する。すなわちステップ450の前に、当該方法はさらに、ステップ461〜ステップ463を含む。
ステップ461:ネットワーク機器10が当該第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータを決定する。
なお、当該リソースパラメータは、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの第1の比値と、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの第2の比値とを含む。
または、当該リソースパラメータは、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの差値と、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの差値とを含む。
または、当該リソースパラメータは、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズの関係を明瞭に表示可能なその他のパラメータ、および当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの関係を明瞭に表示可能なパラメータをさらに含んでもよい。
ステップ462:ネットワーク機器10が端末機器20に当該リソースパラメータを送信する。
ステップ463:端末機器20が、ネットワーク機器10が送信する当該リソースパラメータを受信する。
この場合に、ステップ450は、ステップ464と置き換えることもできる。
ステップ464:端末機器20が当該第1のリソースユニットおよび当該リソースパラメータに基づき、当該参照信号リソースを決定する。
なお、当該リソースパラメータが当該第1の比値と当該第2の比値とを含む場合を例とすると、端末機器20は、第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズと当該第1の比値との積を当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズと当該第2の比値との積を当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定することができる。
すなわち、端末機器20は、当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズと当該リソースパラメータにおける第1の比値とを乗算して得られた結果を、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとし、当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズと当該リソースパラメータにおける第2の比値とを乗算して得られた結果を、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとする。
一つの実施形態において、当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、当該第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、当該第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、当該少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、当該少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい。
また図5に示すように、第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは15kHzであり、時間領域リソースのサイズは1/15kHzすなわち66.67usであり、CP長は4.687usであり、第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは1/30kHzすなわち33.33usであり、CP長は2.344usであり、当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの第1の比値がMであり、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの第2の比値がNであり、ステップ430でネットワーク機器10が決定した当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズが30kHzであり、時間領域リソースのサイズが1/15kHzすなわち71.36usであるとした場合に、当該第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータとして、M=30kHz/15kHz=2であり、N=71.36us/71.36us=1である。
これにより、ネットワーク機器10が端末機器20に送信する当該第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータは、M=2、N=1である。端末機器20は、ネットワーク機器10が送信する当該リソースパラメータを受信した後に、第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズである15kHzと時間領域リソースのサイズである71.36us、およびM=2とN=1に基づき、当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズを15kHz×2=30kHz、時間領域リソースのサイズを71.36us×1=71.36usに決定する。なお、ネットワーク機器10が端末機器20に送信する当該第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータは、M=4×n、N=2×m等とすることもでき、nおよびmはともに偶数である。
図5から分かるように、第1のリソースユニットの時間−周波数リソースが第2のリソースユニットの時間−周波数リソースと異なるため、第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータが第2のリソースユニットに対応するリソースパラメータとも異なり、第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータは、M=2、N=1であり、第2のリソースユニットに対応するリソースパラメータは、M=1、N=2である。
形態2:
端末機器20が参照信号リソースを決定するもう一つの形態は、端末機器20自体が第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットに基づき参照信号リソースを決定することである。図7は、本発明の別の実施例における参照信号リソースの決定のフローチャートを示す。
端末機器20が第1のリソースユニットに基づき参照信号リソースを決定する前に、前記方法はさらに、ステップ465およびステップ466を含む。
ステップ465:端末機器20が、ネットワーク機器10が送信する少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を受信する。
この場合に、ステップ450は、ステップ465と、ステップ466とを含み、すなわちステップ460は、ステップ465およびステップ466と置き換えることもできる。
ステップ466:端末機器20が、第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズ、および周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを決定する。
ステップ467:端末機器20が、当該時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ当該周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定する。
具体的には、端末機器20が当該第1のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報、および少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を取得し、且つこれら時間−周波数リソースの情報に基づき当該参照信号リソースを決定する。なお、第1のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報は、第1のリソースユニットの時間領域リソース情報および/または周波数領域リソース情報を含んでもよいが、少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報は、少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソース情報および/または周波数領域リソース情報を含んでもよい。端末機器20は、第1のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報および少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報に基づき、当該参照信号リソースを決定することができる。
一つの実施形態において、当該第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、当該第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、当該第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、当該第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、当該少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、当該少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい。
例えば、第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズと異なるため、端末機器20が第1のリソースユニットの時間領域リソースの情報を取得した後に、第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズと第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズを比較し、時間領域リソースがより大きいリソースユニットの時間領域リソースのサイズを当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定する。また、端末機器20が第1のリソースユニットの周波数領域リソースの情報を取得した後に、第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズと第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを比較し、周波数領域リソースがより大きいリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを当該参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定する。例えば、図5に示すように、第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは15kHzであり、時間領域リソースのサイズは71.36usであり、第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは35.68usである。したがって、端末機器20が決定した参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは30kHzであり、時間領域リソースのサイズは71.36usである。当然ながら、ここで参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズはn×30kHzとし、時間領域リソースのサイズはm×71.36usとすることもでき、nおよびmはともに偶数である。これに関して本発明の実施例では、異なるセルが送信する参照信号の使用する参照信号リソースが時間−周波数においてアライメントされるということさえ満たしていれば、特に限定しない。
形態2において、端末機器20は、少なくとも1つの第2のセルにおけるそれぞれの第2のセルのネットワーク機器から、対応するセルのリソースユニットの時間−周波数リソース情報をそれぞれ受信するか、または第1のセルのネットワーク機器10は、その他のセルのリソースユニットの時間−周波数リソース情報を特定し、且つ端末機器20に第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソース情報を送信し、端末機器20が複数のリソースユニットの時間−周波数リソース情報を受信した後に、複数のリソースユニットから、時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを選択して参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとし、且つ周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを選択して参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとする。
例えば、互いに隣接するn個のセルが存在し、n個の基本パラメータセットに対応し、これらn個の基本パラメータセットにおける少なくとも2つの基本パラメータセットは異なり、対応するサブキャリア幅(subcarrier spacing)、およびシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和がそれぞれ(F1,T1)、(F2,T2)…(Fn,Tn)である場合に、ステップ450の形態2において、端末機器20が決定する参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズおよび時間領域リソースのサイズはそれぞれ、F(CSI−RS)=Max(F1…Fn)、T(CSI−RS)=Max(T1…Tn)という関係を満たす。ここで、F(CSI−RS)は参照信号リソースの周波数領域の幅であり、T(CSI−RS)は参照信号リソースの時間領域の幅であり、Max(x)は、挙げられるパラメータのうちの最大値である。上記の関係により、ネットワーク機器10は、セルエッジにおける端末機器20が測定すべき異なるリソースユニットの時間−周波数リソース情報リストをブロードキャストするだけで、端末機器20が上記の関係に基づき参照信号リソースの時間−周波数リソースを推定することができる。
なお、端末機器20が参照信号リソースを決定する形態は、上記形態1および形態2の他に、ネットワーク機器10が端末機器20にネットワーク機器10が既に決定した参照信号リソースのリソース情報を送信し、端末機器20が、ネットワーク機器10が送信する当該参照信号リソースのリソース情報を受信した後に、直接当該リソース情報により指示された時間−周波数リソースにおいて、ネットワーク機器10が送信する参照信号を受信するようにすることもできる。
なお、本発明の実施例では、端末機器20が第1のリソースユニットを決定する前に、ネットワーク機器10は、第1のセルの使用する第1の基本パラメータセットおよび少なくとも1つの第2のセルの使用する少なくとも1つの第2の基本パラメータセットの情報を端末機器20に送信することにより、端末機器20が当該第1の基本パラメータセットおよび少なくとも1つの第2の基本パラメータセットに基づき第1のリソースユニットを決定するようにしてもよい。
当然ながら、ネットワーク機器10が端末機器20に複数のセルの使用する異なる基本パラメータセットのリストをブロードキャストすることにより、端末機器20は、これら複数の基本パラメータセットにおいて、最大であるサブキャリアの間隔または最大であるサブキャリアの間隔の偶数倍を参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定し、シンボル長とサイクリックプレフィックス長との和の最大値、またはシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和の最大値の偶数倍を当該参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定するようにしてもよい。
ステップ440:ネットワーク機器10が、当該参照信号リソースにおいて端末機器20に参照信号を送信する。
ネットワーク機器が参照信号リソースを決定した後に、当該参照リソースにおいて端末機器20に参照信号を送信する。これと同時に、その他のセルのネットワーク機器、例えば第2のセルのネットワーク機器30が端末機器20に参照信号を送信することもできる。CoMPをサポートするセルの場合に、第2のセルは第1のセルに隣接するセルとすることができる。この場合に、端末機器20はネットワーク機器10およびネットワーク機器30が送信する参照信号を同時に受信することにより、当該参照信号を利用して各セルからの参照信号および干渉の強度を測定することができる。例えば、図5に示すように、第1のセルエッジの端末機器20は第2のセルの干渉が存在する時のチャネル品質を測定することができる。
端末機器20は、ステップ460の2種の形態により参照信号リソースを決定した後に、ステップ470を実行する。
ステップ470:端末機器20が当該参照信号リソースにおいて、ネットワーク機器10が送信する当該参照信号を受信する。
また、その他のセルのネットワーク機器、例えば、図1に示す第2のセルのネットワーク機器30が端末機器20に参照信号を送信することもできる。この時に、端末機器20はネットワーク機器10およびネットワーク機器30が送信する参照信号を同時に受信することにより、この2つの参照信号を利用してチャネル品質を測定することができる。図5に示すように、第1のセルエッジの端末機器20は、第2のセルの干渉が存在する時のチャネル品質を測定することができる。
本発明の実施例では、参照信号がゼロ電力参照信号または非ゼロ電力参照信号を含んでもよい。
端末機器20がネットワーク機器10から受信した参照信号が非ゼロ電力参照信号であり、端末機器20がネットワーク機器30から受信した参照信号も非ゼロ電力参照信号である場合に、第1のセルの端末機器20は第2のセルの干渉が存在する時のチャネル品質を測定することができる。端末機器20がネットワーク機器10から受信した参照信号が非ゼロ電力参照信号であり、端末機器20がネットワーク機器30から受信した参照信号もゼロ電力参照信号である場合に、第1のセルの端末機器20は第2のセルの干渉が存在しない時のチャネル品質を測定することができる。
本発明の実施例の方法によれば、異なるセルの使用する異なる基本パラメータセットに基づき、異なるセルの異なるリソースユニットにより、参照信号を伝送するための参照信号リソースを決定して、異なるセルの参照信号を伝送するための参照信号リソースを時間領域および周波数領域においてそれぞれアライメントさせることにより、異なる基本パラメータセットに基づく参照信号の伝送という課題を解決することができる。
なお、本発明の実施例では、ネットワーク機器10と端末機器20の間での参照信号の伝送を例として説明しており、且つ、第1のセルの端末機器20に干渉を与えるセルとして第2のセルだけを示しているが、本発明の実施例による参照信号の伝送方法は、複数のセルの間にも用いることができ、各セルのネットワーク機器および端末機器はいずれも本発明の実施例の方法に従って、参照信号リソースを決定し、且つ当該参照信号伝送リソースにおいて当該参照信号を伝送することができる。
且つ、第1のセルのある隣接するセルにおけるネットワーク機器が端末機器20に送信する参照信号が非ゼロ電力参照信号である場合に、端末機器20は当該セルの干渉が存在する時のチャネル品質を測定することができ、当該セルのネットワーク機器が端末機器20に送信する参照信号がゼロ電力参照信号である場合に、端末機器20は当該セルの干渉が存在しない時のチャネル品質を測定することができる。
また、端末機器20は複数の非ゼロ電力参照信号を受信することにより、当該複数のセルが同時に干渉を与える時のチャネル品質を測定することもできる。
一つの実施形態において、前記方法がさらに、ネットワーク機器10が、当該参照信号リソースの時間領域における分布周期と、前記参照信号リソースの周波数領域における分布周期とを含む設定情報を決定するステップと、ネットワーク機器10が前記端末機器20に前記設定情報を送信するステップとを含む。
この場合に、端末機器20が、当該参照信号リソースにおいて、ネットワーク機器10が送信する参照信号を受信することは、端末機器20が当該設定情報に基づき、周期的に分布する複数の当該参照信号リソースにおいて、ネットワーク機器10が送信する前記参照信号を受信することを含む。
なお、当該参照信号リソースの時間領域における分布周期は、当該参照信号の時間領域における密度と呼ぶこともでき、当該参照信号リソースの周波数領域における分布周期は、当該参照信号の周波数領域における密度と呼ぶこともできる。例えば、図2(a)、図2(b)および図(3)に示す参照信号リソースは、周波数領域において周期的に分布し、当該参照信号の周波数領域における分布周期は、4つのリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、すなわち周波数領域において、3つのリソースユニットの間隔ごとに参照信号を送信する。または、当該参照信号を特定のサブフレームにおいて送信するよう設定することもできる。
なお、本発明の実施例では、参照信号がチャネル品質測定用参照信号CSI−RS、セル固有参照信号CRSおよび復調用参照信号DMRSなどの下りリンク参照信号を伝送するために用いることができ、またサウンディング参照信号SRS、上りリンクDMRSなどの上りリンク参照信号を伝送するために用いることもできる。
且つ、本発明の実施例では、複数のセル間の干渉が、異なる基本パラメータセット間の干渉をさらに含み、本発明の実施例による参照信号の伝送方法は、受信端が異なる基本パラメータセットによる干渉を推定することを助けることもできる。
なお、本発明の各種実施例では、上記各プロセスの番号で実行される順番を示すものではなく、各プロセスが実行される順番は、その機能および内部倫理によって決まり、本発明の実施例を実施するプロセスに対して一切限定を加えるものではない。
上記内容は、本発明の実施例によるデータ伝送方法を詳しく説明しており、以下に本発明の実施例によるネットワーク機器および端末機器を説明する。なお、本発明の実施例によるネットワーク機器と端末機器は、上記本発明の実施例による各種の方法を実行することができ、すなわち以下に記載の各種機器の具体的な動作プロセスは、上記方法に関する実施例の対応するプロセスを参照することができる。
図8は、本発明の実施例によるネットワーク機器800の構造を示すブロック図である。図8によると、当該ネットワーク機器800は、決定モジュール801と、送信モジュール802とを含み、
決定モジュール801は、前記第1のセルに対応する第1のリソースユニット、および少なくとも1つの第2のセルに対応する少なくとも1つの第2のリソースユニットを決定し、前記第1のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズは、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズと異なり、
前記第1のリソースユニットおよび前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および周波数領域リソースが最大であるリソースユニットを決定し、
前記時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定し、
送信モジュール802は、前記参照信号リソースにおいて端末機器に参照信号を送信する。
したがって、ネットワーク機器は、異なるセルの使用する異なる基本パラメータセットに基づき、異なるセルの異なるリソースユニットにより、参照信号を伝送するための参照信号リソースを決定して、異なるセルの参照信号を伝送するための参照信号リソースを時間領域および周波数領域においてそれぞれアライメントさせることにより、異なる基本パラメータセットに基づく参照信号の伝送という課題を解決することができる。
一つの実施形態において、前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい。
一つの実施形態において、決定モジュール801が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定する。
一つの実施形態において、決定モジュール801がさらに、前記第1のリソースユニットに対応し、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの比値と、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの比値とを含むリソースパラメータを決定し、送信モジュール802が前記端末機器に前記リソースパラメータを送信する。
一つの実施形態において、送信モジュール802がさらに、前記端末機器に前記第1のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報、および/または前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を送信する。
一つの実施形態において、決定モジュール801がさらに、前記参照信号リソースの時間領域における分布周期と、前記参照信号リソースの周波数領域における分布周期とを含む設定情報を決定し、送信モジュール802がさらに、前記端末機器に前記設定情報を送信する。
一つの実施形態において、前記参照信号がセル固有参照信号CRS、チャネル品質測定用参照信号CSI−RSおよび復調用参照信号DMRSのうちの少なくとも1種を含む。
一つの実施形態において、前記参照信号がゼロ電力参照信号または非ゼロ電力参照信号を含む。
一つの実施形態において、前記ネットワーク機器がセル間協調送受信CoMPに用いられ、前記第2のセルが前記第1のセルに隣接するセルである。
なお、本発明の実施例では、決定モジュール801はプロセッサにより実施することができ、伝送モジュール802は受送信機により実施することができる。図9に示すように、ネットワーク機器900は、プロセッサ901と、受送信機と、メモリ904とを含む。なお、受送信機は、受信器902と、送信器903とを含み、メモリ904は、基本パラメータおよびフィルタリングの方式などの関連情報を記憶することができ、プロセッサ901により実行されるコードなどを記憶することもできる。ネットワーク機器900における各部品は、バスシステム905により接続される。バスシステム905は、データバスの他に、電源バス、制御バスおよび状態信号バスなども含む。
なお、プロセッサ901は、前記第1のセルに対応する第1のリソースユニット、および少なくとも1つの第2のセルに対応する少なくとも1つの第2のリソースユニットを決定し、前記第1のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズは、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズと異なり、
前記第1のリソースユニットおよび前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および周波数領域リソースが最大であるリソースユニットを決定し、
前記時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定し、
送信器903は、前記参照信号リソースにおいて端末機器に参照信号を送信する。
一つの実施形態において、前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい。
一つの実施形態において、プロセッサ901が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定する。
一つの実施形態において、プロセッサ901がさらに、前記第1のリソースユニットに対応し、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの比値と、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの比値とを含むリソースパラメータを決定し、送信器903が、前記端末機器に前記リソースパラメータを送信する。
一つの実施形態において、送信器903がさらに、前記端末機器に前記第1のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報、および/または前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を送信する。
一つの実施形態において、プロセッサ901がさらに、前記参照信号リソースの時間領域における分布周期と、前記参照信号リソースの周波数領域における分布周期とを含む設定情報を決定し、送信器903がさらに、前記端末機器に前記設定情報を送信する。
一つの実施形態において、前記参照信号がセル固有参照信号CRS、チャネル品質測定用参照信号CSI−RSおよび復調用参照信号DMRSのうちの少なくとも1種を含む。
一つの実施形態において、前記参照信号がゼロ電力参照信号または非ゼロ電力参照信号を含む。
一つの実施形態において、前記ネットワーク機器がセル間協調送受信CoMPに用いられ、前記第2のセルが前記第1のセルに隣接するセルである。
図10は、本発明の実施例におけるシステムチップの構造を示す概略図である。図10によると、システムチップ1000は、入力インタフェース1001と、出力インタフェース1002と、少なくとも1つのプロセッサ1003と、メモリ1004とを含み、入力インタフェース1001、出力インタフェース1002、プロセッサ1003およびメモリ1004はバス1005によって接続される。プロセッサ1003は、メモリ1004に記憶されるコードを実行し、前記コードが実行される時に、プロセッサ1003により、図4〜図7によるネットワーク機器10が実行する方法を実現する。
図8に示すネットワーク機器800、図9に示すネットワーク機器900、または図10に示すシステムチップ1000は、前記図4〜図7の方法に関する実施例でネットワーク機器10により実行される各プロセスを実現することができる。重複を避けるために、ここにおいて詳細な説明を省略する。
図11は、本発明の実施例による端末機器1100の構造を示す概略的なブロック図である。図11によると、端末機器1100は、決定モジュール1101と、受信モジュール1102とを含み、
決定モジュール1101は、第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定し、
前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定し、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しく、または前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、または前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットは、少なくとも1つの第2のセルに対応するリソースユニットであり、
受信モジュール1102は、前記参照信号リソースにおいて、前記第1のセルのネットワーク機器が送信する参照信号を受信する。
したがって、端末機器は、異なるセルの使用する異なる基本パラメータセットに基づき、異なるセルの異なるリソースユニットにより、参照信号を伝送するための参照信号リソースを決定して、異なるセルの参照信号を伝送するための参照信号リソースを時間領域および周波数領域においてそれぞれアライメントさせることにより、異なる基本パラメータセットに基づく参照信号の伝送という課題を解決することができる。
一つの実施形態において、前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい。
一つの実施形態において、決定モジュール1101が前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する前に、受信モジュール1102はさらに、前記ネットワーク機器が送信する前記第1のリソースユニットに対応し、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの第1の比値と、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの第2の比値とを含むリソースパラメータを受信し、
決定モジュール1101が、前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズと前記第1の比値の積を前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズと前記第2の比値との積を前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定する。
一つの実施形態において、決定モジュール1101が第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定する前に、受信モジュール1102がさらに、前記ネットワーク機器が送信する前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を受信し、
決定モジュール1101が、前記第1のリソースユニットおよび前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズ、および前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを決定し、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定する。
一つの実施形態において、受信モジュール1102がさらに、前記ネットワーク機器が送信する、前記参照信号リソースの時間領域における分布周期と前記参照信号リソースの周波数領域における分布周期とを含む設定情報を受信し、前記設定情報に基づき、周期的に分布する複数の前記参照信号リソースにおいて、前記ネットワーク機器が送信する前記参照信号を受信する。
一つの実施形態において、前記参照信号がセル固有参照信号CRS、チャネル品質測定用参照信号CSI−RSおよび復調用参照信号DMRSのうちの少なくとも1種を含む。
一つの実施形態において、前記参照信号がゼロ電力参照信号または非ゼロ電力参照信号を含む。
一つの実施形態において、前記端末機器がセル間協調送受信CoMPに用いられ、前記第2のセルが前記第1のセルに隣接するセルである。
なお、本発明の実施例では、決定モジュール1101はプロセッサにより実現することができ、伝送モジュール1102は受送信機により実現することができる。図12に示すように、端末機器1200は、プロセッサ1201、受送信機と、メモリ1204とを含む。受送信機は、受信器1202と、送信器1203とを含み、メモリ1204は、基本パラメータセット、ガードバンドおよびフィルタリングの方式などの関連情報を記憶することができ、プロセッサ1201により実行されるコードなどを記憶することもできる。ネットワーク機器1200における各部品は、バスシステム1205によって接続される。バスシステム1205は、データバスの他に、電源バス、制御バスおよび状態信号バスなども含む。
プロセッサ1201は、第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定し、前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定し、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しく、または前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、または前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットは、少なくとも1つの第2のセルに対応するリソースユニットであり、
受信器1202は、前記参照信号リソースにおいて、前記第1のセルのネットワーク機器が送信する参照信号を受信する。
一つの実施形態において、前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズが、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい。
一つの実施形態において、プロセッサ1201が前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する前に、受信器1202はさらに、前記ネットワーク機器が送信する前記第1のリソースユニットに対応し、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの第1の比値と、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの第2の比値とを含むリソースパラメータを受信し、
プロセッサ1201が、前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズと前記第1の比値の積を前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズと前記第2の比値との積を前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定する。
一つの実施形態において、プロセッサ1201が第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定する前に、受信器1202がさらに、前記ネットワーク機器が送信する前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を受信し、
プロセッサ1201が、前記第1のリソースユニットおよび前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズ、および前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを決定し、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、且つ前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定する。
一つの実施形態において、受信器1202がさらに、前記ネットワーク機器が送信する、前記参照信号リソースの時間領域における分布周期と前記参照信号リソースの周波数領域における分布周期とを含む設定情報を受信し、前記設定情報に基づき、周期的に分布する複数の前記参照信号リソースにおいて、前記ネットワーク機器が送信する前記参照信号を受信する。
一つの実施形態において、前記参照信号がセル固有参照信号CRS、チャネル品質測定用参照信号CSI−RSおよび復調用参照信号DMRSのうちの少なくとも1種を含む。
一つの実施形態において、前記参照信号がゼロ電力参照信号または非ゼロ電力参照信号を含む。
一つの実施形態において、前記端末機器がセル間協調送受信CoMPに用いられ、前記第2のセルが前記第1のセルに隣接するセルである。
図13は、本発明の実施例におけるシステムチップの構造を示す概略図である。図13によると、システムチップ1300は、入力インタフェース1301と、出力インタフェース1302と、少なくとも1つのプロセッサ1303と、メモリ1304とを含み、入力インタフェース1301、出力インタフェース1302、プロセッサ1303およびメモリ1304はバス1305によって接続される。プロセッサ1303は、前記メモリ1304に記憶されるコードを実行し、前記コードが実行される時に、プロセッサ1303により、図4〜図7による端末機器20により実行される方法を実現する。
図11に示す端末機器1100、図12に示す端末機器1200、または図13に示すシステムチップ1300は、図4〜図7の前記方法に関する実施例で端末機器20により実行される各プロセスを実現することができる。重複を避けるために、ここにおいて詳細な説明を省略する。
本発明の実施例において、プロセッサは、信号処理能力を備える集積回路チップとすることができる。上記方法に関する実施例の各ステップを実施するプロセスでは、プロセッサにおけるハードウェア形式の集積論理回路、またはソフトウェア形式のコマンドにより実行することができる。前記プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、略称DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略称ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、略称FPGA)、またはその他のプログラマブル論理部品、論理回路もしくはトランジスタ論理部品、ハードウェアとしての論理部品とすることができ、また、本発明の実施例に開示されている各方法、各ステップおよび論理ブロック図を実現または実行することができる。そのうち汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、または任意の一般的なプロセッサ等とすることができる。本発明の実施例に開示されている方法のステップは、ハードウェアとしてのデコードプロセッサにより実行されるものであってもよいが、またはデコードプロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行されるものであってもよい。そのうちソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、または電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど当該分野の成熟する技術としての記憶媒体に設けることができる。前記記憶媒体はメモリに設けられ、プロセッサがメモリに記憶される情報を読み込んでそのハードウェアと協働して上記方法のステップを実行する。
本発明の実施例において、前記メモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリ、または揮発性メモリと不揮発性メモリの組み合わせとすることができる。そのうち、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、略称ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、略称PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、略称EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM、略称EEPROM)、またはフラッシュメモリとすることができる。そのうち揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略称RAM)とすることができ、外部キャッシュメモリとして使用する。限定を加えるためではなく例示的に示すが、さまざまな形式のRAM、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、略称SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、略称DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、略称SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、略称DDR SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、略称ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、略称SLDRAM)およびダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、略称DR RAM)を使用することができる。なお、本明細書に記載されるシステムおよび方法において、前記メモリは、上記メモリやその他の如何なるタイプのメモリも含み、なお且つこれらに限定されない。
さらに、本明細書では、用語「システム」および「ネットワーク」は置き換えて用いることができる。本明細書に用いる「且つ(および)/または」という用語は、関連対象の相関関係を説明するものであり、3種類の関係が存在することを表す。例えば、A且つ(および)/またはBは、Aが単独で存在する場合、AおよびBが同時に存在する場合、Bが単独で存在する場合を表すことができる。なお、本明細書に用いる「/」という符号は一般的に、それによって繋がる対象が「または」という関係にあることを表す。
本発明の実施例において、「Aに対応するB」とはBがAに関連し、Aに基づきBを決定することができるという意味である。なお、Aに基づきBを決定するということは、Aだけに基づきBを決定するのみではなく、Aおよび/またはその他の情報に基づきBを決定することもできる。
当業者に自明なように、本明細書に開示されている実施例に記載の各例示的なユニットやアルゴリズムおよびステップは、電子ハードウェア、または電子ハードウェアおよびコンピュータソフトウェアの組み合わせにより実施することができる。これらの機能をハードウェアで実行するか、ソフトウェアで実行するかは、該当発明の特定の用途および設計上の制限条件により決まる。当業者であれば、特定の用途ごとに異なる方法を用いて該当機能を実施することができ、このような実施は、本開示の範囲を逸脱するものではない。
当業者に自明なように、本項において説明されるシステム、機器およびユニットの具体的な動作プロセスについては、上記方法に関する実施例の対応するプロセスを参照することができるため、説明の都合上、ここにおいて詳細な説明が省略される。
なお、本開示のいくつかの実施例に開示されているシステム、機器および方法は、その他の形態により実施することもできる。例えば、本項において説明される装置に関する実施例は、例示的なものに過ぎない。例えば、上記に記載のとおりユニットを設定しているのは、論理機能上の分割に過ぎず、実施する際に別の形態で分割することもでき、例えば、複数のユニットまたは部品を別のシステムに組み合わせもしくは集積させたり、または一部の特徴を反映させず、実行しなかったりしてもよい。また、本項に記載または説明される直接的な接続または通信接続など部品間の接続は、いくつかのインタフェース、装置またはユニットを用いる間接的接続または通信接続とすることもでき、電気的形態、機械的形態またはその他の形態とすることもできる。
前記分離される部品として説明されるユニットは、物理的に分離されるものでもよければ、分離されないものであってもよい。ユニットとして示される部品は、物理的なユニットであってもよいが、物理的なユニットでなくてもよい。すなわち、同一の場所に設けられるものであってもよいが、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。必要に応じて、一部のユニットだけを用いるか、または全てのユニットを使用して本実施例に係る発明の目的を達成することができる。
また、本発明の実施例において、各機能ユニットが1つの処理ユニットに集積されてもよいが、各ユニットが単独で物理的な部品として存在するか、または2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
上記機能は、ソフトウェアの機能ユニットの形で実施され、且つ独立する製品として販売または使用する場合に、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶することができる。これにより、本発明に係る発明の趣旨、すなわち従来技術に対して貢献する発明または当該発明の一部は、ソフトウェア製品の形で実施ことができる。当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、且つ、コンピュータデバイス(パソコン、サーバ、またはネットワーク機器など)に本発明の各実施例による方法の全てのステップまたはその一部を実行させるためのいくつかのコマンドを含む。前記記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、モバイルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略称RAM)、磁気ディスクまたはコンパクトディスクなど、プロクラムコードを記憶可能なさまざまな媒体を含む。
本明細書に記載される内容は、本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲はこれに限定されない。当業者が本発明に開示される技術範囲において容易に想到し得る変更や置換などは、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。これにより、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲に記載の内容に準拠する。

Claims (14)

  1. 参照信号の伝送方法であって、
    第1のセルのネットワーク機器が、第1のセルに対応する第1のリソースユニット、および少なくとも1つの第2のセルに対応する少なくとも1つの第2のリソースユニットを決定するステップであって、前記第1のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズは、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースのサイズと異なり、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットで使用する基本パラメータセットは前記第1のリソースユニットで使用する基本パラメータセットと異なるステップと、
    前記ネットワーク機器が、前記第1のリソースユニットおよび前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、時間領域リソースが最大であるリソースユニット、および周波数領域リソースが最大であるリソースユニットを決定するステップと、
    前記ネットワーク機器が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットおよび前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定するステップと、
    前記ネットワーク機器が、前記参照信号リソースにおいて端末機器に参照信号を送信するステップとを含み、
    前記ネットワーク機器が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットおよび前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する前記ステップは、
    前記ネットワーク機器が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定することを含む、
    ことを特徴とする参照信号の伝送方法。
  2. 前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズは、前記第1のセルの使用する前記基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、
    前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズは、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法はさらに、
    ネットワーク機器が、前記第1のリソースユニットに対応する、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの比値と、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの比値とを含むリソースパラメータを決定するステップと、
    前記ネットワーク機器が、前記端末機器に前記リソースパラメータを送信するステップとを含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記方法はさらに、
    前記ネットワーク機器が、前記端末機器に前記第1のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報、および/または前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を送信するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の参照信号の伝送方法。
  5. 参照信号の伝送方法であって、
    端末機器が、第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定するステップと、
    前記端末機器が前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定するステップであって、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズに等しく、または前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズは、前記第1のリソースユニットおよび少なくとも1つの第2のリソースユニットにおける周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズに等しく、または前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズの偶数倍に等しく、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットは、少なくとも1つの第2のセルに対応するリソースユニットであり、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットで使用する基本パラメータセットは前記第1のリソースユニットで使用する基本パラメータセットと異なるステップと、
    前記端末機器が前記参照信号リソースにおいて、前記第1のセルのネットワーク機器が送信した参照信号を受信するステップと、を含む、
    ことを特徴とする参照信号の伝送方法。
  6. 前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズは、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは、前記第1のセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔のサイズに等しく、
    前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの時間領域リソースのサイズは、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるシンボル長とサイクリックプレフィックス長との和に等しく、および/または、前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおけるそれぞれの第2のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズは、それぞれに対応するセルの使用する基本パラメータセットにおけるサブキャリアの間隔に等しい、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記端末機器が前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する前に、前記方法はさらに、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記第1のリソースユニットに対応するリソースパラメータを受信するステップを含み、
    前記リソースパラメータは、前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズとの第1の比値と、前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズと前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズとの第2の比値とを含み、
    前記端末機器が前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する前記ステップは、前記端末機器が、前記第1のリソースユニットの時間領域リソースのサイズと前記第1の比値との積を前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、前記第1のリソースユニットの周波数領域リソースのサイズと前記第2の比値との積を前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 端末機器が第1のセルに対応する第1のリソースユニットを決定する前に、前記方法はさらに、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した前記少なくとも1つの第2のリソースユニットの時間−周波数リソースの情報を受信するステップを含み、
    前記端末機器が前記第1のリソースユニットに基づき、参照信号リソースを決定する前記ステップは、
    前記端末機器が、前記第1のリソースユニットおよび前記少なくとも1つの第2のリソースユニットにおいて、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズ、および前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを決定することと、
    前記端末機器が、前記時間領域リソースが最大であるリソースユニットの時間領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの時間領域リソースのサイズとして決定し、前記周波数領域リソースが最大であるリソースユニットの周波数領域リソースのサイズを前記参照信号リソースの周波数領域リソースのサイズとして決定することとを含む、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  9. 前記方法はさらに、前記端末機器が、前記ネットワーク機器が送信した設定情報を受信するステップを含み、前記設定情報は、前記参照信号リソースの時間領域における分布周期と前記参照信号リソースの周波数領域における分布周期とを含み、
    前記端末機器が前記参照信号リソースにおいて、前記ネットワーク機器が送信した参照信号を受信する前記ステップは、前記端末機器が前記設定情報に基づき、周期的に分布する複数の前記参照信号リソースにおいて、前記ネットワーク機器が送信した前記参照信号を受信することを含む、
    ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記参照信号は、セル固有参照信号CRS、チャネル品質測定用参照信号CSI−RSおよび復調用参照信号DMRSのうちの少なくとも1種を含む、
    ことを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記参照信号は、ゼロ電力参照信号または非ゼロ電力参照信号を含む、
    ことを特徴とする請求項5〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記方法は、セル間協調送受信CoMPに用いられ、前記第2のセルは、前記第1のセルに隣接するセルである、
    ことを特徴とする請求項5〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. ネットワーク機器であって、
    第1のセルに位置し、
    前記ネットワーク機器は、プロセッサ、受送信機およびコマンドを記憶するメモリ含み、前記受送信機は、受信器と送信器を含み、前記コマンドが、前記ネットワーク機器請求項1〜4のいずれか1項に記載の参照信号の伝送方法を実行させるコマンドである
    ことを特徴とするネットワーク機器。
  14. 端末機器であって、
    前記端末機器は、プロセッサ、受送信機およびコマンドを記憶するメモリ含み、前記受送信機は、受信器と送信器を含み、前記コマンドが、前記端末機器請求項5〜12のいずれか1項に記載の参照信号の伝送方法を実行させるコマンドである
    ことを特徴とする端末機器。
JP2018566864A 2016-09-05 2016-09-05 参照信号の伝送方法、ネットワーク機器および端末機器 Active JP6968837B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2016/098048 WO2018040091A1 (zh) 2016-09-05 2016-09-05 传输参考信号的方法、网络设备和终端设备

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019533320A JP2019533320A (ja) 2019-11-14
JP6968837B2 true JP6968837B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=61299887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018566864A Active JP6968837B2 (ja) 2016-09-05 2016-09-05 参照信号の伝送方法、ネットワーク機器および端末機器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10880061B2 (ja)
EP (1) EP3457777B1 (ja)
JP (1) JP6968837B2 (ja)
KR (1) KR20190043592A (ja)
CN (1) CN109314960B (ja)
TW (1) TWI729198B (ja)
WO (1) WO2018040091A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109417779B (zh) * 2016-09-21 2020-10-20 Oppo广东移动通信有限公司 传输信号的方法和装置,存储介质
US11070340B2 (en) * 2017-03-24 2021-07-20 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Resource sharing among different OFDM numerologies
WO2019061190A1 (en) * 2017-09-28 2019-04-04 Qualcomm Incorporated FLOW ADAPTATION FOR A SHARED PHYSICAL DOWNLINK (PDSCH) AND NEW PHYSICAL UPLINK (PUSCH) CHANNEL OF NEW RADIO (NR)
US10756863B2 (en) 2018-05-11 2020-08-25 At&T Intellectual Property I, L.P. Transmitting reference signals in 5G or other next generation communication systems
US11903055B2 (en) 2018-07-24 2024-02-13 Ntt Docomo, Inc. Terminal and communication method for controlling transmission based on transmission density
CN111181703B (zh) * 2018-11-12 2022-08-23 中国移动通信有限公司研究院 一种参考信号资源配置方法、网络设备和存储介质

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010058943A2 (ko) * 2008-11-24 2010-05-27 엘지전자주식회사 무선 통신 시스템에서 참조신호 전송 방법 및 장치
US8755807B2 (en) * 2009-01-12 2014-06-17 Qualcomm Incorporated Semi-static resource allocation to support coordinated multipoint (CoMP) transmission in a wireless communication network
KR101642311B1 (ko) * 2009-07-24 2016-07-25 엘지전자 주식회사 CoMP 참조신호 송수신 방법
CN101827053B (zh) * 2010-02-08 2012-11-14 清华大学 抑制小区间干扰的方法
EP2360866A1 (en) * 2010-02-12 2011-08-24 Panasonic Corporation Component carrier activation and deactivation using resource assignments
KR101835328B1 (ko) * 2010-03-17 2018-04-19 엘지전자 주식회사 다중 안테나를 지원하는 무선 통신 시스템에서 채널상태정보-참조신호의 설정 정보를 제공하는 방법 및 장치
JP2013533674A (ja) * 2010-06-01 2013-08-22 ゼットティーイー コーポレイション Lte−advanceシステムにおけるcsi−rsリソース配分のための方法およびシステム
CN103582141A (zh) * 2012-07-31 2014-02-12 华为技术有限公司 传输参考信号的方法、用户设备和网络侧设备
JP6091816B2 (ja) * 2012-09-11 2017-03-08 株式会社Nttドコモ 無線通信システム、基地局装置、移動端末装置、及び干渉測定方法
KR101893455B1 (ko) * 2013-06-26 2018-08-30 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 참조 신호를 전송하는 방법 및 장치
US11581999B2 (en) * 2014-10-08 2023-02-14 Qualcomm Incorporated Reference signal design for wireless communications
EP3311518A1 (en) * 2015-06-17 2018-04-25 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) A wireless device, a radio network node, and methods therein

Also Published As

Publication number Publication date
EP3457777A4 (en) 2019-06-26
JP2019533320A (ja) 2019-11-14
CN109314960B (zh) 2021-01-15
TW201813355A (zh) 2018-04-01
EP3457777B1 (en) 2022-03-23
WO2018040091A1 (zh) 2018-03-08
US10880061B2 (en) 2020-12-29
US20190173639A1 (en) 2019-06-06
TWI729198B (zh) 2021-06-01
CN109314960A (zh) 2019-02-05
KR20190043592A (ko) 2019-04-26
EP3457777A1 (en) 2019-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6968837B2 (ja) 参照信号の伝送方法、ネットワーク機器および端末機器
CN111386668B (zh) 一种参考信号的配置方法和装置
JP5973673B2 (ja) ユーザ機器、無線ネットワークノード及びそれらにおける方法
US20160021632A1 (en) Method for transmitting common signal and apparatus thereof
EP3668205A1 (en) Positioning and measurement reporting method and apparatus
JP7064602B2 (ja) 無線通信方法及び装置
EP2963965A1 (en) Method, apparatus, and device for measuring radio resource management information
CN109314955B (zh) 一种参考信号的传输方法及相关设备、系统
US20210368394A1 (en) System information transmission method, base station, and terminal
JP7181885B2 (ja) 同期信号を伝送するための方法及び装置
CN109891996A (zh) 无线通信方法和设备
CN108886700A (zh) 用于基于rssi的测量的质量感知报告以避免rssi窗口分割的方法
JP7342970B2 (ja) Ssbに基づく測定方法及び装置
CN106165474B (zh) 一种测量方法和设备
WO2019084842A1 (zh) 无线通信方法和设备
TWI711326B (zh) 測量同步信號塊的方法和設備
CN114040508A (zh) 通信方法和装置
JP6668463B2 (ja) セルラーネットワークの異なる周波数帯域中の信号品質測定
WO2018130873A2 (en) Random access measurement indication
WO2023123477A1 (zh) 无线通信方法、终端设备和网络设备
KR20160018449A (ko) 신호 전송 방법 및 사용자 기기

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190306

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6968837

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150