JP6967617B2 - 地質調査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、地質調査装置に関するものである。
地質調査において地盤の硬さを調べる場合、主に標準貫入試験、スウェーデン式サウンディング試験またはコーン貫入試験が行われる。これら各試験に用いられる装置については、例えば特許文献1、特許文献2および特許文献3に開示されている。
標準貫入試験は、現場への装置の搬入や装置の組み立てなどの試験の準備や試験の実施に時間がかかる。また、標準貫入試験は、地盤の深さ方向において、例えば1mごとに試験を行うなど離散的に試験を行うので、連続的に地盤の硬さを計測することができない。また、スウェーデン式サウンディング試験およびコーン貫入試験は、硬い地盤や地盤の深い位置には適用することができない。
特許第6037539号公報 特開2017−129364号公報 特開2018−28469号公報
本発明は、硬い地盤や地盤の深い位置においても、地盤の硬さを短時間で連続的に計測することができる地質調査装置を提供することを目的とする。
地質調査装置は、本体と、ロッドと、ロッドの先端に連結するコーンと、を有し、長手方向において移動可能に本体に支持される貫入部と、貫入部をその長手方向において振動させる振動部と、貫入部の地盤への貫入力を計測する貫入力計測部と、貫入部の長手方向における変位を計測する変位計測部とを備えている。
地質調査装置は、振動部または貫入部に設けられ、振動部による貫入部の長手方向におけるコーンの振動を減衰させる減衰部を備えるものであってもよい。
また、減衰部は、減衰部を境にして一方側の貫入部に連結する第1基部と、貫入部の長手方向において第1基部と所定の間隔をあけて減衰部を境にして他方側の貫入部に連結する第2基部と、第1基部と第2基部との間に設けられ、少なくとも貫入部の長手方向において復元力が生じる弾性体と、第1基部と第2基部との間に設けられ、第1基部および第2基部の一方に作用する振動部による振動のうち貫入部を地盤側に押す力を他方に伝達する伝達部とを備え、第1基部および第2基部は、その両方および一方が貫入部の長手方向において他方側に移動可能となるように連結されているものとすることができる。
地質調査装置は、貫入力計測部が、コーンに備えられているものであってもよい。
また、地質調査装置は、貫入部に地盤の比抵抗を計測する比抵抗計測部を備えるものであってもよい。
また、地質調査装置は、貫入部に、内外を貫通する開口部を有する管状の取り出し部を備え、ロッドが、互いに着脱可能で管状のロッド部材が複数連結されたものであり、取り出し部が、ロッド部材間に着脱可能に連結され、貫入力計測部および比抵抗計測部の少なくとも一方が、計測した信号を送信するケーブルの一端に接続し、ケーブルが、ロッド内に通され、その他端側が取り出し部の開口部から外側に出されるものであってもよい。
地質調査装置によると、振動部により貫入部を振動させながら地盤に貫入し、貫入部の貫入力を計測するので、硬い地盤や地盤の深い位置であっても、貫入部の貫入方向における地盤の硬さ(貫入力)を短時間で連続的に計測することができる。
本発明の実施形態の地質調査装置を示す側面図である。 貫入部を傾斜させた状態の地質調査装置を示す側面図である。 (A)はロッド部材を示す側面図であり、(B)は(A)のB−B線断面図であり、(C)は(A)のC−C線断面図である。 (A)はコーンの周辺を拡大して示す側面図であり、(B)は(A)の反対側の側面を示す側面図であり、(C)は(A)のC−C線断面図である。 コーンの別の態様を拡大して示す側面図である。 (A)は取り付け部の周辺を拡大して示す側面図であり、(B)は取り付け部を示す側面図であり、(C)は取り付け部を示す平面図であり、(D)は(B)のD−D線断面図であり、(E)は(B)のE−E線断面図である。 (A)は減衰部の周辺を拡大して示す側面図であり、(B)は減衰部を示す底面図であり、(C)は(A)のC−C線断面図であり、(D)は(B)のD−D線断面図である。 減衰部に地盤側への押す力が作用した状態を拡大して示す側面図である。 貫入力計測部の周辺を拡大して示す側面図である。 貫入力計測部の別の態様を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1に示すように、地質調査装置は、本体10と、貫入部20と、地質計測部70,80,90と、変位計測部100とを備えている。地質計測部70,80,90は、後述するように、貫入力計測部70と、比抵抗計測部80と、温度計測部90とを備えている(図1、図4および図9参照)。
なお、以下の説明において、後述する本体10のリーダ14および貫入部20の長手方向は、それぞれ上下方向に平行になっているものとする。
本体10は、図1に示すように、ベース部11と、走行部12と、動力部13と、リーダ14と、傾斜装置15と、移動部16と、振動部17と、回転部18と、制御部19とを備えている。
ベース部11は、本体10の各構成が備えられる部分である。ベース部11には、操作者が乗車するシート11aが備えられている。また、ベース部11には、操作者が地質調査装置の各種操作を行うためのレバー等の操作部11bが備えられている。走行部12は、地質調査装置を自走させるためのものである。本実施形態では、走行部12は、クローラであり、ベース部11の下側に備えられている。走行部12は、ベース部11に設けられるエンジン等の動力部13により駆動される。なお、走行部12は、車輪等であってもよい。
リーダ14は、後述する移動部本体16aの移動をガイドするためのものである。本実施形態では、リーダ14は、柱状のものであり、左右方向を軸として傾斜可能にベース部11に連結している。リーダ14は、ベース部11に備えられている傾斜装置15により傾斜する。本実施形態では、傾斜装置15は、油圧シリンダで構成されており、その基部側が左右方向を軸として傾斜可能にベース部11に支持されており、先端側が左右方向を軸として傾斜可能にリーダ14に連結している。傾斜装置15自体の傾斜は、動力部13により駆動される。リーダ14は、図2に示すように、傾斜装置15の伸縮および傾斜により、左右方向を軸として傾斜する。
移動部16は、後述する貫入部20をその長手方向に移動させるためのものである。本実施形態では、移動部16は、移動部本体16aと、移動駆動部16bとを備えている。
移動部本体16aは、リーダ14の長手方向において移動可能にリーダ14に備えられている。移動部本体16aは、リーダ14の長手方向において、移動駆動部16bの駆動により移動する。また、移動部本体16aは、リーダ14の長手方向において、移動駆動部16bの駆動によらず、移動部本体16aならびに後述する振動部17、回転部18および貫入部20の自重により移動することができる。
振動部17は、貫入部20をその長手方向において振動させるためのものである。本実施形態では、振動部17として、バイブロハンマが用いられており、移動部本体16aの前面に設けられている。振動部17は、振動部17自体が貫入部20(リーダ14)の長手方向において振動することにより、貫入部20をその長手方向において振動させる。
回転部18は、貫入部20をその軸(長手方向)を中心として回転させるためのものである。回転部18は、後述する主軸22、ロッド部材32および取り出し部50を連結および分離させる際に用いられる。
振動部17、回転部18および貫入部20は、移動部本体16aの移動により、リーダ14の長手方向、言い換えれば貫入部20の長手方向に移動する。
なお、振動部17は、本実施形態では本体10に備えられているが、本体10から独立したものであってもよい。
制御部19は、操作部11bの操作に基づいて、走行部12、動力部13、傾斜装置15、移動駆動部16b、振動部17および回転部18などの駆動を制御するためのものである。制御部19は、ベース部11内に備えられている。
貫入部20は、地盤に貫入させるためのものである。本実施形態では、貫入部20は、図1に示すように、主軸22と、ロッド30と、コーン40と、取り出し部50と、減衰部60とを備えている。
主軸22は、金属製のほぼ円柱状のものであり、振動部17から回転部18に通されて地盤側(下方側)に延びており、その長手方向はリーダ14の長手方向に平行となっている。主軸22は、その軸を中心として回転可能に振動部17に支持されている。主軸22の先端側には、ロッド30(ロッド部材32)、取り出し部50および後述する貫入力計測部70を連結および分離するためのねじ(雄ねじまたは雌ねじ)が設けられている。本実施形態では、主軸22のねじは、雄ねじ26となっている。
なお、ロッド30(ロッド部材32)がその軸を中心として回転可能に直接振動部17に支持される場合、主軸22は不要である。
ロッド30は、柱状のものであり、本実施形態では、複数のロッド部材32をその長手方向に連結したものにより構成されている。各ロッド部材32は、図3に示すように、円管状のものであり、一端側の内部に雌ねじ34が設けられ、他端側に一端側の雌ねじ34に締結可能な雄ねじ36が設けられており、主軸22、他のロッド部材32および貫入力計測部70に対し、連結および分離できるようになっている。各ロッド部材32は、金属で形成されている。ロッド30は、その長手方向をリーダ14の長手方向に平行にした状態で、後述する貫入力計測部70を介して、主軸22に同軸で連結されている。ロッド30には、貫入部20を地盤に貫入する深さに応じて、適宜ロッド部材32が継ぎ足される。
コーン40は、貫入部20を地盤に貫入する際、最も先端に位置する部分であり、ロッド30の先端に連結している。本実施形態では、コーン40は、図4に示すように、胴部42と、先端部48とを備えている。胴部42は、円柱状のものであり、その径は、ロッド30(ロッド部材32)の外径とほぼ同じ大きさとなっている。また、胴部42の後端には、ロッド部材32の雄ねじ36に締結可能な雌ねじ44が設けられており、コーン40は、ロッド30(ロッド部材32)に対し、連結および分離できるようになっている。また、胴部42の内部には、地質計測部70,80,90のうちコーン40に備えられるもののケーブル79,84,94,Cを通すための通路である配線路46が設けられている。先端部48は、ほぼ円錐状のものであり、その底面の径は、胴部42の径とほぼ同じとなっている。先端部48は、その底面が胴部42と同軸で連結しており、その頂部が先端側に位置している。上記コーン40は、金属で形成されている。上記コーン40は、ロッド30と同軸でロッド30の先端に連結している。また、上記コーン40の配線路46は、ロッド30(ロッド部材32)の内部につながっている。
コーン40は、上記コーン40に代えて、図5に示すような別の態様とすることができる。コーン40の別の態様は、上記コーン40に対し、先端部48の底面の径が、胴部42およびロッド30(ロッド部材32)の径より大きくなっている。先端部48の底面の径を胴部42およびロッド30の径より大きくすることにより、貫入部20を地盤に貫入する際、ロッド30の側面が地盤と接し難くなり、ロッド30に作用する地盤からの摩擦力が低減されるため、より小さな力で効率よく貫入部20を地盤に貫入することができるとともに、貫入部20が地盤に貫入する貫入力を、後述する貫入力計測部70により、より精度良く計測することができる。さらに、移動駆動部16bや振動部17の駆動力を低減することができる。
取り出し部50は、後述するロッド30内に通された地質計測部70,80,90のケーブルCの一端側を外側に取り出すためのものであり、貫入部20に備えられている。本実施形態では、取り出し部50は、図6に示すように、ほぼ円管状のものであり、その内外を貫通する開口部52を備えている。取り出し部50は、ロッド部材32より長さが短いものとなっている。開口部52は、取り出し部50の内外を貫通するものであれば、その形状はどのようなものであっても構わないが、本実施形態では、その長手方向において、一端から他端まで取り出し部50の内外を貫通している。取り出し部50は、ロッド部材32と同様に、一端側に主軸22およびロッド部材32の雄ねじ26,36に締結可能な雌ねじ54を備え、他端側にロッド部材32の雌ねじ34に締結可能な雄ねじ56を備え、主軸22、ロッド30(ロッド部材32)および貫入力計測部70に対し、連結および分離できるようになっている。本実施形態では、取り出し部50は、貫入部20のうち地盤に貫入しない位置において、2つのロッド部材32,32間に連結される。
なお、取り出し部50は、主軸22とロッド30(ロッド部材32)の間に連結されててもよい。また、取り出し部50は、後述する地質計測部70,80,90のうちコーン40に備えられるものが、計測した信号を無線で送信する場合には、不要である。
減衰部60は、振動部17により貫入部20を振動させる際に、貫入部20の長手方向におけるコーン40の振動を減衰させるためのものである。減衰部60は、貫入部20または振動部17に設けられる。本実施形態では、減衰部60は、図7に示すように、貫入部20のうち振動部17より先端側(下側)に設けられている。減衰部60は、第1基部61と、第2基部62と、ガイド部63と、移動規制部64と、弾性体65と、伝達部66とを備えている。
第1基部61は、減衰部60を境にして一方側の貫入部20(ロッド30)に連結している。また、第2基部62は、貫入部20の長手方向において第1基部61と所定の間隔をあけて減衰部60を境にして他方側の貫入部20(ロッド30)に連結している。また、第1基部61および第2基部62は、その両方および一方が貫入部20の長手方向において他方側に移動可能となるように連結されている。なお、以下の説明において、第1基部61および第2基部62が上記所定の間隔をあけた状態、言い換えれば減衰部60に外力が作用していない状態を初期状態と言うものとする。
本実施形態では、第1基部61は、第1基部本体61aと、第1連結部61bとを備えている。また、第2基部62は、第2基部本体62aと、第2連結部62bとを備えている。第1基部本体61aと第2基部本体62aは、ともにほぼ円板状のものであり、同軸で、かつ貫入部20の長手方向において所定の間隔をあけた状態で対向している。第1基部本体61aのうち第2基部本体62aと対向する面(底面)とは反対側の面(上面)には、円柱状の第1連結部61bが第1基部本体61aと同軸で連結している。また、同様に、第2基部本体62aのうち第1基部本体61aと対向する面(上面)とは反対側の面(底面)には、円柱状の第2連結部62bが第2基部本体62aと同軸で連結している。第1連結部61bの先端側には、主軸22およびロッド部材32の雄ねじ26,36に締結可能な雌ねじ61cが設けられ、第2連結部62bの先端側には、ロッド部材32の雌ねじ34に締結可能な雄ねじ62cが設けられており、第1基部61および第2基部62は、主軸22およびロッド30(ロッド部材32)に対し、連結および分離することができるようになっている。
ガイド部63は、第1基部61と第2基部62とが間隔をあけた方向において、第1基部本体61aおよび第2基部本体62aの両方および一方が移動するようにガイドするためのものである。
本実施形態では、ガイド部63は、複数のガイドロッド63aと、複数のガイド孔63bとを備えている。ガイドロッド63aは、第1基部本体61aの軸を中心とした同心円上において等間隔で複数設けられている。各ガイドロッド63aは、ほぼ円柱状のものであり、一端が第1基部本体61aのうち第2基部本体62aに対向する面(下面)に連結し、第1基部61と第2基部62とが間隔をあけた方向(第1基部本体61a、第2基部本体62a、第1連結部61bおよび第2連結部62bの軸方向)に延びている。各ガイドロッド63aの先端には、移動規制部64として、雄ねじ64aが設けられている。第2基部本体62aには、ガイドロッド63aを通すために、各ガイドロッド63aの軸方向に貫通するガイド孔63bがガイドロッド63aの数に応じて設けられている。ガイド孔63bは、横断面がほぼ円形であり、その径はガイドロッド63aの径とほぼ同じ大きさとなっている。各ガイドロッド63aは、各ガイド孔63bに通されており、各ガイドロッド63aの雄ねじ64aは第2基部本体62aの外側に突出している。各ガイドロッド63aの雄ねじ64aには、移動規制部64としてのナット64bが締結されている。
移動規制部64を設けることにより、第1基部61および第2基部62の両方または一方が、第1基部61と第2基部62とが間隔をあけた方向において、移動可能に連結されるとともに、第1基部61および第2基部62が上記所定の間隔より離れないようにその両方および一方の移動が規制される。
弾性体65は、少なくとも第1基部61と第2基部62とが間隔をあけた方向において復元力が生じるものであり、第1基部61と第2基部62との間に設けられる。本実施形態では、弾性体65は、ガイドロッド63aと同数のコイルバネからなり、第1基部本体61aと第2基部本体62aとの間において、その伸縮方向を第1基部61と第2基部62とが間隔をあけた方向に平行にして、それぞれの内側に各ガイドロッド63aが通されている。このような構成により、弾性体65は、第1基部61または第2基部62の移動により伸縮し、またガイドロッド63aから離脱しないようになっている。なお、弾性体65は、ゴムなどのコイルバネ以外のものであってもよい。また、弾性体65の取り付け方も第1基部61と第2基部62との間から離脱しないものであれば、どのようなものであってもよい。
伝達部66は、第1基部61および第2基部62の一方に作用する振動部17による振動のうち貫入部20を地盤側に押す力を他方に伝達するためのものであり、第1基部61と第2基部62との間に設けられている。
本実施形態では、伝達部66は、一対の柱状のものであって、第1基部61および第2基部62のそれぞれに備えられている。伝達部66の一方は、第1基部本体61aのうち第2基部本体62aに対向する面(底面)から第1基部本体61aと同軸で第2基部62に向かって延びており、他方は、第2基部本体62aのうち第1基部本体61aに対向する面(上面)から第2基部本体62aと同軸で第1基部61に向かって延びており、両者は同軸で対向している。また、一対の伝達部66,66は、初期状態では、第1基部61と第2基部62とが間隔をあけた方向において、間隔があいている(離れている)。なお、伝達部66は、一つであってもよく、例えば、第1基部本体61aおよび第2基部本体62aの一方から他方側に向かって延びるものだけであってもよい。この場合、伝達部66と第1基部本体61aおよび第2基部本体62aの他方は、第1基部61と第2基部62とが間隔をあけた方向において、間隔があけられる。
減衰部60の各構成の素材は、どのようなものであっても構わないが、本実施形態ではその素材が金属となっている。伝達部66については、素材を金属などの硬質なものとすると、打撃部が破損または摩耗しにくくなる。また、素材をゴムや樹脂(例えば合成樹脂)などとすると、振動部17によりコーン40に作用する地盤側への押す力をより一層減衰させることができる。
上記減衰部60は、第1連結部61bが振動部17側(上側)のロッド部材32に連結し、第2連結部62bがコーン40側(下側)のロッド部材32に連結している。減衰部60が2つのロッド部材32,32間に連結されると、第1基部本体61a、第1連結部61b、第2基部本体62aおよび第2連結部62bの軸、第1基部61と第2基部62とが間隔をあけた方向ならびにガイドロッド63aおよび伝達部66の長手方向は、貫入部20の長手方向に平行となる。なお、減衰部60は、第1連結部61bがコーン40側(下側)のロッド部材32に連結され、第2連結部62bが振動部17側(上側)のロッド部材32に連結されてもよい。
減衰部60は、ガイド部63を備えることにより、第1基部61および第2基部62の両方が、間隔をあけた方向において、それぞれ他方側に移動できるようになっている。そして、第1基部61および第2基部62の両方または一方が他方側に近づく移動は、一対の伝達部66,66が第1基部61および第2基部62に備えられている場合には、一方の伝達部66が他方の伝達部66に接することにより移動が規制され、また、伝達部66が第1基部61および第2基部62の一方にのみ備えられている場合には、伝達部66が第1基部61および第2基部62の他方に接することにより移動が規制される。また、第1基部61および第2基部62の両方または一方が他方側から離れる移動は、移動規制部64により規制される。したがって、第1基部61および第2基部62の両方または一方は、貫入部20の長手方向において、初期状態から伝達部66により移動が規制される範囲の間で移動できるようになっている。
図8に示すように、振動部17により、貫入部20に対して地盤に押す方向への力が作用すると、第1基部61および第2基部62の両方または一方が他方に近づく。これに伴って弾性体65が圧縮するとともに、一方の伝達部66が他方の伝達部66を打撃する。第1基部61および第2基部62の一方にのみ伝達部66が備えられている場合には、伝達部66が第1基部61および第2基部62の他方を打撃する。その結果、振動部17による振動のうち貫入部20を地盤側に押す力は、弾性体65により減衰されてコーン40に伝達される。また、振動部17により、貫入部20に対して地盤から引く方向に力が作用すると、減衰部60は、弾性体65の復元力により、第1基部61および第2基部62の両方または一方が他方から離れる方向に移動し、移動規制部64によりその移動が規制されて、初期状態に戻る(図7(A)参照)。
上記貫入部20は、移動部16の移動に伴って、貫入部20の長手方向に移動する。
地質計測部70,80,90は、地盤の地質の特性を計測するためのものである。本実施形態では、地質計測部70,80,90は、図1、図4および図9に示すように、貫入力計測部70と、比抵抗計測部80と、温度計測部90とを備えている。地質計測部70,80,90により計測された信号は、有線または無線により、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置110に送信され、情報処理装置110の記憶装置に記憶される。情報処理装置110は、ディスプレイ等の出力装置(図示略)を備え、地質計測部70,80,90で計測された信号をリアルタイムで出力装置に出力するものであってもよい。
貫入力計測部70は、地盤に貫入する貫入部20の貫入力(地盤の硬さ)を計測するためのものであり、貫入部20に備えられている。本実施形態では、貫入力計測部70は、図9に示すように、ケース72と、貫入力センサ78と、ケーブル79とを備えている。
ケース72の上面の中央には、貫入部20の長手方向(上方)に延びる柱状の連結部73が備えられている。また、ケース72の下面の中央には、貫入部20の長手方向(下方)に延びる柱状の連結部73が備えられている。ケース72の連結部73の一方の先端側には、主軸22およびロッド部材32の雄ねじ26,36に締結可能な雌ねじ74が設けられ、他方の先端側には、ロッド部材32の雌ねじ34に締結可能な雄ねじ76が設けられており、ケース72は、主軸22およびロッド部材32に対し、連結および分離することができるようになっている。貫入力センサ78は、地盤に貫入する貫入部20のその長手方向における貫入力(地盤の硬さ)を計測する部分であり、ケース72内に備えられている。貫入力センサ78としては、ロードセルが用いられている。ケーブル79は、貫入力センサ78で計測される信号を送信するためのものであり、一端が貫入力センサ78に接続し、他端側が、信号のAD変換を行うAD変換装置112を介して情報処理装置110に接続される。貫入力計測部70は、貫入部20のうち地盤に貫入されない位置に備えられる。本実施形態では、貫入力計測部70は、主軸22とロッド30(ロッド部材32)との間に連結されている。
なお、貫入力計測部70は、貫入部20の貫入力を計測できれば、振動部17など貫入部20以外に備えられてもよい。
貫入力計測部70の別の態様は、貫入力計測部70がコーン40に備えられる。貫入力計測部70の別の態様の実施形態は、図10に示すように、貫入力計測部70がコーン40の胴部42と先端部48との間に備えられている。ケース72は、ほぼ円柱状のものであり、その径がコーン40の胴部42の径とほぼ同一となっている。貫入力センサ78は、ケース72内に備えられている。ケーブル79は、一端がケース72内の貫入力センサ78に接続し、コーン40の配線路46に通され、地質計測部70,80,90の他のケーブルと共に束ねられる。束ねられたケーブルCは、ロッド30内および取り出し部50内に通され、取り出し部50の開口部52から貫入部20の外側に取り出され、ケーブル79の他端がAD変換装置112を介して情報処理装置110に接続される。
貫入部20を上下方向に対し傾斜した状態で地盤に貫入する場合、その傾斜が大きくなるほど貫入部20の側面に作用する地盤との摩擦力や地盤の土圧が大きくなり、地上において貫入部20に備えられた貫入力計測部70で計測される貫入部20の貫入力の精度が低下する。これに対し、貫入力計測部70の別の態様によると、貫入力計測部70をコーン40に備えることにより、貫入部20を上下方向に対し傾斜した状態で地盤に貫入する場合であっても、貫入部20の地盤への貫入力を精度よく計測することができるので、貫入力より求められる地盤の硬さの精度を向上させることができる。
比抵抗計測部80は、地盤(地中)の比抵抗を計測するためのものであり、貫入部20に備えられている。本実施形態では、比抵抗計測部80は、図4に示すように、比抵抗センサ82と、ケーブル84とを備えている。比抵抗センサ82は、地盤(地中)の比抵抗を計測する部分であり、ウエンナー法に基づく4つの電極で構成されている。4つの電極は、コーン40の胴部42の側面において、上下方向に等間隔で配されている。また、各電極は、コーン40の胴部42の側面とほぼ面一となるように備えられている。4つの電極のうち、最も外側にある2つの電極が電流電極82a,82aとなっており、その内側にある2つの電極が電位電極82b,82bとなっている。電流電極82a,82aには、電源(図示略)により電流が流される。各電極には、計測した信号を送信するためのケーブル84の一端が接続している。各電極に接続するケーブル84は、コーン40内の配線路46に通され、地質計測部70,80,90の他のケーブルと共に束ねられる。束ねられたケーブルCは、ロッド30内および取り出し部50内に通され、取り出し部50の開口部52から貫入部20の外側に取り出され、各ケーブル84の他端がAD変換装置112を介して情報処理装置110に接続される(図1参照)。なお、比抵抗センサ82の電極の数は、2つなど、どのような数であってもよい。
温度計測部90は、比抵抗計測部80が地盤の比抵抗を計測する位置において、地盤(地中)の温度を計測するためのものである。温度計測部90は、貫入部20の長手方向において、比抵抗計測部80の計測位置と同じ位置において貫入部20に備えられている。本実施形態では、温度計測部90は、図4に示すように、温度センサ92と、ケーブル94とを備えている。温度センサ92は、地盤の温度を計測する部分であり、コーン40の胴部42の側面のうち、比抵抗計測部80の比抵抗の計測位置の同周上、すなわち4つの電極82a,82bの中央の同周上において、その反対側に設けられている。また、温度センサ92は、コーン40の胴部42の側面とほぼ面一となるように備えられている。温度センサ92には、計測した信号を送信するためのケーブル94の一端が接続している。温度センサ92に接続するケーブル94は、コーン40内の配線路46に通され、地質計測部の他のケーブルと共に束ねられる。束ねられたケーブルCは、ロッド30内および取り出し部50内に通され、取り出し部50の開口部52から貫入部20の外側に取り出され、ケーブル94の他端がAD変換装置112を介して情報処理装置110に接続される(図1参照)。
変位計測部100は、移動部16により移動する貫入部20のその長手方向における変位を計測するためのものである。本実施形態では、変位計測部100は、図1に示すように、変位計測センサ102と、ケーブル104とを備えている。変位計測センサ102には、変位計測センサ本体102aに対するワイヤ102bの引き出しおよび引き戻しに応じて変位を計測するワイヤ式変位センサが用いられている。変位計測センサ102は、変位計測センサ本体102aが、振動部17より上方において取付部材14aを介してリーダ14に取り付けられており、ワイヤ102bが、貫入部20の長手方向と平行になるようにして、その先端が振動部17に取り付けられている。変位計測センサ102には、計測した信号を送信するためのケーブル104の一端が接続している。ケーブル104の他端は、AD変換装置112を介して情報処理装置110に接続される。このような構成により、変位計測部100は、振動部17の変位の計測を介して、移動部16により移動する貫入部20のその長手方向における変位を計測する。変位計測部100により、地質計測部70,80,90で計測した信号の計測深度を特定することができる。
次に、上記地質調査装置の使用方法について説明する。まず、地質の調査地点において、予定している貫入部20の地盤への貫入方向にリーダ14の長手方向が平行となるように、リーダ14を傾斜装置15により傾斜させる。次いで、振動部17を駆動し、移動部本体16aを地盤側に移動させて、貫入部20を地盤に貫入していくとともに、貫入力計測部70、比抵抗計測部80、温度計測部90および変位計測部100により、各種地質の計測を行う。貫入力計測部70、比抵抗計測部80、温度計測部90および変位計測部100で計測される信号は、情報処理装置110に送られて情報処理装置110に記憶され、出力装置に表示される。貫入力計測部70、比抵抗計測部80および温度計測部90により、貫入部20の長手方向(貫入方向)における地盤の硬さ(貫入部20の貫入力)、地盤の比抵抗および地盤の温度が連続的に計測される。また、変位計測部100により、貫入部20のその長手方向における変位が連続的に計測される。
なお、地盤の硬さや貫入部20の貫入方向によっては、貫入部20を、移動部16で移動させることなく振動部17、回転部18および貫入部20の自重により、その長手方向に移動させてもよい。
地盤の深部に向かって貫入部20を貫入するに従って、貫入部20の長さが足りなくなったら、移動部16により貫入部20を移動させて地中から引き上げ、ロッド30にロッド部材32を継ぎ足す。また、必要に応じて、地質計測部70,80,90のロッド30内に通されるケーブルCを継ぎ足すロッド部材32にも通し、取り出し部50のロッド30への取り付け位置を変更し、ケーブルCを取り出し部50の開口部52から取り出し、AD変換装置112を介して情報処理装置110に接続する。そして、上記と同様に貫入部20の地盤への貫入と地質計測部70,80,90および変位計測部100により各計測を行う。このような作業を、調査を予定している地盤の所定の区間において繰り返し行う。
地質調査装置によると、振動部17により貫入部20を振動させながら地盤に貫入し、貫入部20の貫入力を計測するので、硬い地盤や地盤の深い位置であっても、貫入部20の貫入方向における地盤の硬さ(貫入力)を短時間で連続的に計測することができる。また、地質調査装置は、従来の装置に比べ、より小さな力で効率よく貫入部20を地盤に貫入させることができる。
また、地質調査装置は、減衰部60を備えることにより、振動部17による貫入部20を地盤側に押す力が減衰してコーン40に伝達されるので、地盤の硬さに対する貫入部20の追随性が向上し、貫入部20の振動による地盤の液状化が抑制され、地盤の硬さをより一層精度良く計測することができる。
また、地質調査装置は、取り出し部50を備えることにより、ロッド30内に通されたケーブルCをロッド30の外側に取り出すことができる。また、取り出し部50がロッド部材32に対し着脱可能であるので、ロッド30にロッド部材32を継ぎ足し、ケーブルCの取り出し位置を変更する必要が生じる場合には、取り出し部50のロッド30への取り付け位置の変更およびケーブルCの取り出しを容易かつ短時間で行うことができる。
また、地質調査装置は、比抵抗計測部80を備えることにより、貫入部20の貫入力を計測した位置における比抵抗を計測することができる。その結果、地盤の貫入力値と比抵抗値とに基づいて地盤の地質を特定することができるので、単に地盤の貫入力または比抵抗のみを計測する場合に比べ、より一層精度よく地盤の地質を特定することが可能となる。
また、地質調査装置は、温度計測部90を備えることにより、地盤の比抵抗を計測した地点における温度を計測することができる。その結果、地盤の比抵抗値に対し温度補正を行うことが可能となるので、より一層精度よく地盤の地質を特定することが可能となる。
また、地質調査装置は、本体10に走行部12を備えることにより、現場に容易に搬入することができ、地質調査の作業時間を短縮することができる。
また、地質調査装置は、本体10に傾斜装置15を備えることにより、地盤に対し、貫入部20を上下方向だけではなく、上下方向に対して斜めに傾斜した方向においても地盤に貫入させることができるので、地盤の様々な方向において地質の調査を行うことができる。
また、地質調査装置は、本体10に回転部18を備えることにより、貫入部20をその軸周りに回転させることができるので、ロッド部材32,32同士およびロッド部材32と取り付け部とのねじによる連結および分離を容易に短時間で行うことができる。
本発明は、上記実施形態に特に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変更することができる。
10 本体
11 ベース部
11a シート
11b 操作部
12 走行部
13 動力部
14 リーダ
14a 取付部材
15 傾斜装置
16 移動部
16a 移動部本体
16b 移動駆動部
17 振動部
18 回転部
19 制御部
20 貫入部
22 主軸
26 雄ねじ
30 ロッド
32 ロッド部材
34 雌ねじ
36 雄ねじ
40 コーン
42 胴部
44 雌ねじ
46 配線路
48 先端部
50 取り出し部
52 開口部
54 雌ねじ
56 雄ねじ
60 減衰部
61 第1基部
61a 第1基部本体
61b 第1連結部
61c 雌ねじ
62 第2基部
62a 第2基部本体
62b 第2連結部
62c 雄ねじ
63 ガイド部
63a ガイドロッド
63b ガイド孔
64 移動規制部
64a 雄ねじ
64b ナット
65 弾性体
66 伝達部
70 貫入力計測部(地質計測部)
72 ケース
73 連結部
74 雌ねじ
76 雄ねじ
78 貫入力センサ
79 ケーブル
80 比抵抗計測部(地質計測部)
82 比抵抗センサ
82a 電流電極
82b 電位電極
84 ケーブル
90 温度計測部(地質計測部)
92 温度センサ
94 ケーブル
100 変位計測部
102 変位計測センサ
102a 変位計測センサ本体
102b ワイヤ
104 ケーブル
110 情報処理装置
112 AD変換装置
C 束ねられたケーブル

Claims (7)

  1. 本体と、
    ロッドと、前記ロッドの先端に連結するコーンと、を有し、長手方向において移動可能に前記本体に支持される貫入部と、
    前記貫入部をその長手方向において振動させる振動部と、
    前記貫入部の地盤への貫入力を計測する貫入力計測部と、
    前記貫入部の長手方向における変位を計測する変位計測部と、
    を備えることを特徴とする地質調査装置。
  2. 前記振動部または前記貫入部に設けられ、前記振動部による前記貫入部の長手方向における前記コーンの振動を減衰させる弾性体を有する減衰部を備えることを特徴とする請求項1記載の地質調査装置。
  3. 前記減衰部は、前記減衰部を境にして一方側の前記貫入部に連結する第1基部と、
    前記貫入部の長手方向において前記第1基部と所定の間隔をあけて前記減衰部を境にして他方側の前記貫入部に連結する第2基部と、
    前記第1基部と前記第2基部との間に設けられ、前記貫入部の長手方向において復元力が生じる前記弾性体と、
    前記第1基部と前記第2基部との間に設けられ、前記第1基部および前記第2基部の一方に作用する前記振動部による振動のうち前記貫入部を地盤側に押す力を他方に伝達する伝達部と、
    を備え、
    前記第1基部および前記第2基部は、その一方が前記貫入部の長手方向において他方側に移動可能となるように連結されていることを特徴とする請求項2記載の地質調査装置。
  4. 前記貫入力計測部が、前記コーンに備えられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の地質調査装置。
  5. 前記貫入部に、地盤の比抵抗を計測する比抵抗計測部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の地質調査装置。
  6. 前記貫入部に、内外を貫通する開口部を有する管状の取り出し部を備え、
    前記ロッドは、互いに着脱可能で管状のロッド部材が複数連結されたものであり、
    前記取り出し部は、前記ロッド部材間に着脱可能に連結され、
    前記貫入力計測部は、計測した信号を送信するケーブルの一端に接続し、
    前記ケーブルは、前記ロッド内に通され、その他端側が前記取り出し部の前記開口部から外側に出されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の地質調査装置。
  7. 前記貫入部に、内外を貫通する開口部を有する管状の取り出し部を備え、
    前記ロッドは、互いに着脱可能で管状のロッド部材が複数連結されたものであり、
    前記取り出し部は、前記ロッド部材間に着脱可能に連結され、
    前記比抵抗計測部は、計測した信号を送信するケーブルの一端に接続し、
    前記ケーブルは、前記ロッド内に通され、その他端側が前記取り出し部の前記開口部から外側に出されることを特徴とする請求項5記載の地質調査装置。
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