JP6967580B2 - 鉤及び開窓開創器 - Google Patents

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Description

本発明は、手術装置、手術装置を使用する方法、及び手術装置を製造する方法に関する。より具体的には、本発明は、手術中に身体部分を後退させるための手術装置及び方法に関し、手術装置は、それぞれの端部にあるアンカと、複数の開窓を備える細長本体と、を備える。
腹腔鏡手術は、ポートを複数の小切開を通過させることによって、又は、単一切開及び多重チャネルを有する単一ポートだけを利用する単孔式腹腔鏡手術(SPLS)を使用することによって実行される。腹腔鏡手術及び/又はSPLSの利点は、術後疼痛、組織外傷、及び瘢痕化の低減、並びに手術手技からのより速い回復を含むことであると報告されている。
手術されるべき標的組織にアクセスする際に、医療関係者は、一般的に開創器システム又は装置を使用して手術領域から後退させられるべき隣接する組織を保持する。これは、特に、腹腔鏡手順が患者の腹部内で実行され、障害となる組織が一時的に及び徐々にじゃまにならない所に動かされる必要がある場合である。そのような開創器は、腹部に挿入され、切開又は腹腔鏡ポートを通して適所に保持されるけれども、いくつかのものは、全体的に腹腔内にあるように設計される。これらは、一般的に、縫糸、チューブ、バンド、又はいずれかの端部にクラスプ又は手術鉤等の定着機構を有するロッドに関するテーマに基づく変形を含む。いくつかの設計は、アンカを有する2つの部分を備え、アンカは、それらの間だけでなくそれぞれの端部にある。患者及びその内臓は、サイズ及び形状が劇的に変動することがあり、そのため、これらの内部開創器は、2つ(又はこれを超える数)の定着点の間の長さを変化させるための機構を組み込む必要がある。これらの機構はロック固定可能なプーリシステムを含んでもよく、又は、開創器に取り付けられた縫糸に付いた針が腹壁を通過させられる場合には、縫糸が外部に固定される地点が変えられることがある。類似の後退手段が、また、1つの地点に定着され、後退させられるべき臓器を横断して引かれ、次いで第2の地点に定着される手術縫合糸を使用して達成されてもよい。プーリシステムは、操作が面倒である場合があり、そして、肝臓等の後退させられる臓器に対して既に力をかけている縫糸を緊張させるとき、縫糸が組織を横断して引きずられるので「チーズワイヤリング」を生じさせる危険がある。腹壁を通過させられる、針にねじ付き端部を有する内部開創器は、一旦針が通されると、代替の位置に適合するよう調節する際に続いて起こる困難によって制限される。
特許文献1は、それぞれの端部に1つの組織コネクタ及び中央部分に1つの組織コネクタを有する1本のコードを備える、内蔵を腹腔内で動かすための装置を開示する。組織コネクタは、縫合針、「T型」バー、手術把持器、棘付き針、鉤、クラスプ、又はリベットアセンブリであってもよい。
より大きい軟組織構造の後退を提供する別の装置が、EndoLift(登録商標) Port−Free Retractorである。EndoLift(登録商標) Retractor及び臓器は、空洞内壁に直接定着される。装置は、入れ子式ステンレス鋼バーと、バーの両方の端部に設置された2つの関節運動型クリップと、から構成される。ステンレス鋼バーは、組織の下に置かれ、次いで器具が使用されてクリップのうちの1つを把持し、それを腹腔内壁に定着させる。第2のクリップを締結する手順は、組織を後退させるのに必要なリフトをもたらす。
特許文献2、米国特許出願第14/346,703号の公報は、可撓性ストリング又は縫糸によって接合された2つのクリップを備える臓器を後退させるためのシステムを開示する。それぞれのクリップは、組織を掴むために開閉され得る顎部を形成する2つのほぼ対向した部分を備える。
プーリ機構又は外面化縫合糸を使用することなく所望の長さに固定され得、それでも完全に腹腔内にある開創器が、おそらく有利であり、そして、減圧開創器装置等の別の後退の方式を補足又は強化し得るであろう。
米国特許第8,251,889号明細書 米国特許出願公開第2014/0235936号明細書
本発明は、新規で創意に富んだ手術装置及び方法を広く目的とするが、この手術装置及び方法は、腹腔鏡手術に特定の用途を有するが、それだけに制限されない。本発明は、本発明者が、プーリシステムにも縫合糸アンカの外面化にも依存しない、2つのアンカの間の長さ又はスパンを調節するための方法及び装置を開発した後に生まれた。
広くは、本発明は、それぞれの端部にあるアンカと、本体長さに沿って複数の開窓を備える細長本体と、を備える開創器に関する。
第1の態様では、身体部分を後退させるための手術装置が提供されており、この手術装置は、手術装置のそれぞれの端部にあるアンカと、本体長さに沿って複数の開窓を備える細長本体であって、それぞれの開窓は、アンカのうちの1つの少なくとも部分を受け取るようなサイズである、細長本体と、装置の尾部端部が複数の開窓のうちのいずれかを貫通させられるのを防止するストッパと、を備える。
細長本体は、先頭端部と、尾部端部と、を備えてもよい。細長本体は、ストリップ形状又は実質的にストリップ形状を備えてもよい。別の実施態様では、細長本体は、円形、楕円形、又は別の形状を備えてもよい。細長本体は、断面プロファイルが実質的に平面であってもよい。
細長本体は、上面と、底面と、を備えてもよい。上面及び底面は、平坦又は実質的に平坦であってもよい。細長本体は、上面と底面との間に丸みを帯びた縁部を備えてもよい。細長本体は、側面リムを備えてもよい。側面リムは、2.0〜3.0mm、2.2〜2.6mm、又は2.3〜2.5mmの厚さを備えてもよい。厚さは、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、又は3.0mmを備えてもよい。特定の実施形態では、厚さは2.4mmである。
細長本体は、2.0〜50.0mm、4.0〜25.0mm、又は5.0〜20.0mmの幅を有してもよい。幅は、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、8.0、8.1、8.2、8.3、8.4、8.5、8.6、8.7、8.8、8.9、9.0、9.1、9.2、9.3、9.4、9.5、9.6、9.7、9.8、9.9、10.0、10.1、10.2、10.3、10.4、10.5、10.6、10.7、10.8、10.9、11.0、11.1、11.2、11.3、11.4、11.5、11.6、11.7、11.8、11.9、12.0、12.1、12.2、12.3、12.4、12.5、12.6、12.7、12.8.12.9、13.0、13.1、13.2、13.3、13.4、13.5、13.6、13.7、13.8、13.9、14.0、14.1、14.2、14.3、14.4、14.5、14.6、14.7、14.8、14.9、15.0、15.5、16.0、16.5、17.0、17.5、18.0、18.5、19.0、19.5、20.0、20.5、21.0、21.5、22.0、22.5、23.0、23.5、24.0、24.5、25.0、25.5、26.0、26.5、27.0、27.5、28.0、28.5、29.0、29.5、30.0、30.5、31.0、32.0、33.0、34.0、35.0、36.0、37.0、38.0、39.0、40.0、41.0、42.0、43.0、44.0、45.0、46.0、47.0、48.0、49.0、又は50.0mmを備えてもよい。一特定実施形態では、幅は、4.5mmである。別の特定の実施形態では、幅は、6.5mmである。
細長本体は、テクスチャ加工面又は部分的テクスチャ加工面を含んでもよい。テクスチャ加工又は部分的テクスチャ加工面は、細長本体の部分又は全部に構成されてもよい。テクスチャ加工又は部分的テクスチャ加工面を備える細長本体の部分は、1つ又は複数の開窓区画、スペーサ、インサート、リンカ、又はアンカ保持区画を含んでもよい。テクスチャ加工面は、摩擦を増加させるために提供されてもよい。
複数の開窓は、細長本体の開窓区画の本体長さに沿って直列に配列されてもよい。複数の開窓のそれぞれは、細長形状を備えてもよい。細長形状は、楕円形、長方形、又は任意の別の形状であってもよい。それぞれの開窓は、アンカのうちの1つの少なくとも部分を受け取るのに十分なほど大きくてもよい。それぞれの開窓が膜状であることにより、開窓膜がアンカの1つ又はそれぞれによって貫通されてもよい。
複数の開窓のそれぞれは、補強材によって画定されてもよい。補強材は、厚くなった材料の縁取り区画を備えてもよい。隣接する補強材は、相互に当接してもよく、又は相互に連続してもよい。補強材は、2.0〜4.0mm、2.2〜3.0mm、又は2.3〜2.5mmの厚さを備えてもよい。厚さは、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、又は4.0mmを備えてもよい。特定の実施形態では、厚さは2.4mmである。
細長本体は、複数の開窓のうちの隣接する1つ又は複数の開窓の間に1つ又は複数の壁を備えてもよい。壁は、補強材よりも薄くてもよい。壁は、0.5〜5.5mm、0.7〜4.0mm、又は0.8〜3.0mmの厚さを備えてもよい。厚さは、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、又は5.0mmを備えてもよい。一特定実施形態では、厚さは1.0mmである。別の特定実施形態では、厚さが2.4mmである。
細長本体は、複数の開窓とアンカとの間に1つ又は複数のスペーサを備えてもよい。1つ又は複数のスペーサは、1つのインサート及び1つ又は複数のリーシュの一方又は両方を備えてもよい。1つ又は複数のスペーサは、先頭スペーサ及び尾部スペーサの一方又は両方を備えてもよい。
細長本体は、それぞれの各アンカに取り付くための1つ又は複数のリンカを更に備えてもよい。1つ又は複数のリンカのそれぞれは、クリップを備えてもよい。
1つ又は複数のスペーサのそれぞれは、円形、楕円形、六角形、又は複合の断面プロファイルを備えてもよい。
細長本体は、1つ又は複数のアンカ保持区画を備えてもよい。1つ又は複数のアンカ保持区画は、先頭端部アンカ保持区画と、尾部端部アンカ保持区画と、を備えてもよい。アンカ保持区画のそれぞれは、アンカがその中に挿入されるのに適切な厚さを備えてもよい。アンカは、細長本体と平行に、平行からある角度で又はオフセットして挿入されてもよい。アンカ保持区画は、アンカを受け取るための一方向取付け具を備えてもよい。
それぞれのアンカ保持区画は、薄い平坦部分と、より厚い基部と、を備えてもよい。薄い平坦部分は、把持するのに好適であってもよい。より厚い基部は、アンカを保持するのに好適であってもよい。
特定実施形態では、細長本体は、それ自体の上に折れ返るか又は部分的に折れ返るのに十分なほど可撓性であることにより、アンカの少なくとも一部分が開窓を通過するのを可能にする。
別の実施形態では、アンカの一方又は両方は、アンカ保持区画一方向取付け具に受け取られるべき相補的一方向取付け具を備えてもよい。一方向取付け具と相補的一方向取付け具とは、嵌め込み型取付け具を備えてもよい。
それぞれのアンカは、鉤を備えるか、又はそれから構成されてもよい。鉤は、細長部分、湾曲部分、先端部分、及び先端を備えてもよい。細長区画は、1つ又は複数の保持器を備えてもよい。1つ又は複数の保持器のそれぞれは、コイル又は1つ又は複数の棘を備えてもよい。鉤は、細長本体の平面内において、又は細長本体に対してある角度をもって湾曲してもよい。鉤は、細長本体の平面に垂直に湾曲してもよい。湾曲部分は、先端が細長部分に平行に延在するように180°の折返りを備えてもよい。細長部分は、直線であってもよく、又は1つ又は複数の曲がりを備えてもよい。
ストッパは、複数の開窓のうちの少なくとも1つよりも大きい細長本体又はアンカの領域を備えてもよい。ストッパは、一方又は両方のアンカに、及び/又は細長本体の一方又は両方の端部に構成されてもよい。ストッパは、先頭アンカ若しくは尾部アンカに、又は細長本体の1つの端部だけに構成されてもよい。
別の実施形態では、ストッパは、細長本体又はアンカの一方若しくはそれぞれに構成された1つ又は複数の分岐又は突起を備えてもよい。1つ又は複数の分岐は、鉤又は細長本体の細長部分から延在してもよい。ストッパは、先頭アンカ若しくは尾部アンカに、又は細長本体の一方の端部に構成されてもよい。
ストッパは、一方又は両方のアンカ保持区画に構成されてもよい。
開窓内に受け取られるアンカのうちの1つの少なくとも一部分は、先端部分を備えてもよい。
尾部アンカ先端は、尾部鉤の細長部分又は細長本体に対して、平坦、垂直、実質的に垂直であってもよく、斜めに延在するか、又は任意の角度で延在してもよい。
それぞれの端部にあるアンカは、先頭アンカと、尾部アンカと、を備えてもよい。先頭アンカは、ガードを備えてもよい。ガードは、ステム、取付け点、曲がり、及びキャップを備えてもよい。
特定実施形態では、先頭アンカと尾部アンカとは、同じ方向を向いている。
別の実施形態では、アンカは、組織クラスプ、縫合針、「T型」バー、手術把持器、棘付き針、クラスプ、又はリベットアセンブリのうちの1つ又は複数を備えてもよい。
細長本体は、アンカを収容するためのチャネルを備えてもよい。チャネルは、複数の開窓と尾部アンカ保持区画との間の長さの部分又は全部に沿って延在してもよい。チャネルは、1つ又は複数のリーシュによって画定されてもよい。1つ又は複数のリーシュは、チャネルを画定する2つのリーシュ、又はチャネルを部分的に画定する1つのリーシュを備えてもよい。2つのリーシュは、アンカ保持区画の両側に延在してもよい。単一リーシュが、アンカ保持区画の片側に延在してもよい。1つ又は複数のリーシュが複数のリーシュを備えるとき、それぞれのリーシュは、他のものと平行に延在してもよい。1つ又は複数のリーシュは、1つ又は複数のスペーサの部分として構成されてもよい。
一特定実施形態では、1つ又は複数スペーサ、インサート、及び/又は1つ又は複数のリーシュが開窓区画よりも可撓性であってもよい。1つ又は複数のスペーサ、インサート、及び/又は1つ又は複数のリーシュが、折れ返るか又は部分的に折れるのに十分なほど長いことにより、アンカの少なくとも一部分が開窓を通過するのを可能にしてもよい。
1つ又は複数のスペーサ、インサート、及び/又は1つ又は複数のリーシュが、円形、楕円形、六角形、若しくは複合の断面プロファイルを備えるか、又は縫糸を備えてもよい。縫糸は、縫合糸を含んでもよい。
それぞれの鉤又はクラスプは、円形、楕円形、六角形、多角形、又は複合の断面プロファイルを備えてもよい。
装置は、5〜35cm、10〜25cm、又は15〜20cmの長さを備えてもよい。装置長さは、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、又は35cmを備えてもよい。一特定実施形態では、装置長さは、17.0cmを備える。別の特定実施形態では、装置長さは、17.7cmを備える。
先頭アンカ及び/又は尾部アンカは、0.5〜3.0cm、0.75〜1.5cm、又は0.80〜1.25cmの長さを備えてもよい。先頭アンカ及び/又は尾部アンカは、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、又は3.0cmの長さを備えてもよい。特定実施形態では、先頭アンカ及び/又は尾部アンカは、1.0cmの長さを備えてもよい。別の特定実施形態では、先頭アンカ及び/又は尾部アンカは、1.65cmの長さを備えてもよい。
アンカ保持区画のうちの1つ又は複数は、0.5〜2.5cm、1.0〜2.0cm、又は1.25〜1.75cmの長さを備えてもよい。アンカ保持区画は、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、又は2.5cmの長さを備えてもよい。特定実施形態では、アンカ保持区画は、1.5cmの長さを備える。別の特定実施形態では、アンカ保持区画は1.55cmの長さを備える。
インサートの厚さは、およそ0.5〜3.5mm、0.75〜3.25mm、又は1.0〜3.0mmであってもよい。インサートの厚さは、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、又は3.5mmであってもよい。一特定実施形態では、インサートの厚さは、1.2mmである。別の特定実施形態では、インサートの厚さは、2.4mmである。
インサートの幅は、およそ1.0〜8.0mm、1.5〜7.5mm、又は1.75〜7.5mmであってもよい。インサートの幅は、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、又は8.0mmであってもよい。一特定実施形態では、インサートの幅は、2.0mmである。別の特定実施形態では、インサートの幅は、6.5mmである。
開窓区画は、3.5〜8.0mm、4.0〜7.5mm、又は4.25〜7.0mmの幅を備えてもよい。幅は、3.5、3.6、3.7、3.75、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.25、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.75、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、又は8.0mmを備えてもよい。特定実施形態では、開窓区画の幅は、4.5mmである。別の特定実施形態では、幅は、6.5mmである。
先頭端部からの第1の開窓までの距離は、2.5〜7.5cm、3.0〜7.0cm、又は4.0〜6.0cmであってもよい。先頭端部からの第1の開窓までの距離は、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、又は6.0cmであってもよい。特定実施形態では、先頭端部から第1の開窓までの距離は、4.5cmである。
尾部端部から最後の開窓までの距離は、3.0〜7.0cm、3.5〜6.5cm、又は4.0〜5.0cmであってもよい。尾部端部から最後の開窓までの距離は、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、又は7.0cmであってもよい。一特定実施形態では、尾部端部から最後の開窓までの距離は、4.5cmである。別の特定実施形態では、尾部端部から最後の開窓までの距離は、5.0cmである。
鉤の幅は、およそ0.4〜1.5mmであってもよい。
鉤の幅は、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、又は1.5mmであってもよい。特定実施形態では、鉤の幅は、1.2mmである。
細長本体は、1つ又は複数の翼部を備えてもよい。1つ又は複数の翼部は、力をより均一に分散することが可能であってもよい。1つ又は複数の翼部は、10.0〜25.0mm、10.0〜20.0mm、10.0〜15.0mm、又は25.0mm超の幅を備えてもよい。より広い区画の幅は、10.0、11.0、12.0、13.0、14.0、15.0、16.0、17.0、18.0、19.0、20.0、21.0、22.0、23.0、24.0、又は25.0mmであってもよい。
1つ又は複数の翼部は、細長本体長さに沿ったいずれかの区画にあってもよい。1つ又は複数の翼部の長さは、細長本体の長さ、開窓区画の長さ、又はスペーサの長さに等しいか、又はそれよりも短くてもよい。1つ又は複数の翼部の長さは、5.0〜15.0cmであってもよい。1つ又は複数の翼部長さは、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、又は15cmを備えてもよい。特定実施形態では、1つ又は複数の翼部は、10.0cmを備えてもよい。
1つ又は複数の翼部厚さは、1.0〜3.0mm、1.5〜2.5mm、又は1.75〜2.25mmを備えてもよい。1つ又は複数の翼部厚さは、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、又は3.0mmであってもよい。特定実施形態では、1つ又は複数の翼部厚さは、2.0mmである。
1つ又は複数の翼部は、等しい長さ又は異なる長さを備えてもよい。
別の実施形態では、手術装置は、1つ又は複数の分岐細長本体を備え、1つ又は複数の分岐細長本体のそれぞれは、分岐細長本体長さに沿って複数の開窓を備え、それぞれの開窓は、アンカのうちの1つの少なくとも部分を受け取るようなサイズである。分岐細長本体は、分岐アンカをそれぞれの端部又は分岐端部に備えてもよい。分岐細長本体は、細長本体から延在し、アンカを分岐端部に備えてもよい。分岐細長本体は、スペーサから延在してもよい。分岐細長本体は、分岐細長本体の尾部端部が複数の開窓のうちのいずれかを貫通させられるのを防止するストッパを備えてもよい。
分岐細長本体は、細長本体と同じ特徴、形状、及び寸法を備えてもよい。分岐細長本体は、先頭端部及び/又は尾部端部を備えてもよい。
それぞれの分岐アンカは、先頭アンカ及び/又は尾部アンカと同じ特徴、形状、及び寸法を備えてもよい。
手術装置は、X形状、Y形状、T形状、L形状、又はI形状を備えてもよい。手術装置は、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10、又は10個超の分岐細長本体を備えてもよい。
手術装置は、2つ以上の分岐細長本体の間に架かる1つ又は複数のブリッジ及び/又は細長本体を更に備えてもよい。手術装置は、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10、又は10個超のブリッジを備えてもよい。
特定実施形態では、装置は、5mmポートを通して取り出され得るような寸法である。装置は、また、使用後に切断されることにより、解体して除去されてもよい。
細長本体、1つ又は複数の分岐細長本体、及び1つ又は複数のブリッジは、シリコーン、任意の生体適合性合成材料、又はその組合せから構成されてもよい。
アンカは、シリコーン、金属、ポリカーボネート、任意の生体適合性合成材料、又はその組合せから構成されてもよい。好ましい実施形態では、鉤のそれぞれは、ステンレス鋼ワイヤから構成される。
別の実施形態は、尾部アンカをそれぞれの端部に備えてもよく、すなわち、両方のアンカは、細長本体に沿って開窓と係合してもよい。
第2の態様では、本発明は、身体部分を後退させるための手術装置を製造する方法を提供し、その方法は、本体長さに沿って複数の開窓を備える細長本体を形成することであって、それぞれの開窓は、アンカのうちの1つの少なくとも部分を受け取るようなサイズである、ことと、アンカを手術装置のそれぞれの端部に取り付けることと、を備え、手術装置は、装置の尾部端部が複数の開窓のうちのいずれかを貫通させられるのを防止するストッパを備える。
方法は、1つ又は複数の分岐細長本体を取り付けることを更に備えてもよい。
方法は、2つ以上の分岐細長本体の間に架かる1つ又は複数のブリッジ及び/又は細長本体を取り付けることを更に備えてもよい。
本発明の装置の第1の実施形態を製造するための方法は、シリコーン射出成形、並びに手術縫合針及び/又は縫合糸製造の分野で公知である技術を使用することによって実行されてもよい。
第2の態様に従って製造された手術装置は、第1の態様の手術装置を備えてもよい。
本発明の第3の態様では、本発明の第1の実施形態を患者の切開の中に挿入するための方法が提供され、方法は、手術トロカールを切開の中に挿入するステップと、1つのアンカを把持してそれをトロカール内部のシールを越えて挿入し、次いで装置の細長本体をトロカールの中に送るステップであって、別のアンカがそれに続く、ステップと、先頭アンカを第1の部位の上に挿入するステップと、後退させられるべき臓器に当接して開創器の本体を真直ぐにするステップと、尾部アンカを細長本体に沿って適切な開窓を通し、そこで第2の定着部位の中に挿入するステップと、を備える。
本発明は、また、本発明の装置と、減圧開創器と、を備えるキットを提供する。本発明の装置と減圧開創器とは、相補的な後退を提供する。
本明細書全体を通した先行技術に関する議論は、そのような先行技術が、広く公知であること、又は当該分野での共通の一般知識の部分を形成することを認容するものであると決してみなされてはならない。
本明細書で使用されるとき、文脈が別の態様を要求する場合を除いて、用語「備える」、並びに「備えている」、「備える」、及び「構成される」等の用語の変形は、更なる付加物、構成要素、完全体、又はステップを除外することを意図するものではない。
本発明が容易に理解され、実際的効果に至らされるために、ここで添付図が参照され、図面において類似の参照番号は類似の特徴を指す。
本発明に従う装置の一実施形態の側面図の概要図である。 図1に示す実施形態の上面図の概要図である。 図2に示す断面III〜IIIに沿った断面図である。 図2に示す断面IV〜IVに沿った断面図である。 図2に示す断面V〜Vに沿った断面図である。 図2に示す領域VIの詳細図である。 図1に示す実施形態の上面斜視図の概要図である。 図1に示す実施形態の底面斜視図の概要図である。 本発明の別の実施形態を示す概要図である。 図9Aに示す実施形態に従う先頭アンカを示す概要図である。 図10A及び10Bは、使用における本発明の実施形態を示す。 本発明の一実施形態に従う、開窓区画の長さに沿った翼部を備える手術装置を示す概要図である。 本発明の一実施形態に従う、スペーサの部分に沿った翼部を示す概要図である。 1つの分岐細長本体を備える、本発明の一実施形態に従うY形状手術装置を示す概要図である。 2つの分岐細長本体を備える、本発明の一実施形態に従うX形状実施形態を示す概要図である。 1つの分岐細長本体を備える、本発明の一実施形態に従う、2つのブリッジを組み込んでいるY形状手術装置を示す概要図である。 翼部を備えるY形状手術装置を示す概要図である。 腹腔鏡把持器によって把持されているアンカ保持区画を示す概要図である。 本発明の一実施形態に従うコイル型保持器を示す概要図である。 発明の一実施形態に従う、厚い側面リム及び補強材を示す概要図である。 本発明の別の実施形態に従う単一リーシュを示す。 本発明の別の実施形態の側面図の概要図である。 図17に示す実施形態の上面図の概要図である。
本発明の実施形態は、身体部分を後退させるための手術装置に関する。
本発明の開創器は、アンカのうちの1つが挿入され得る、スパンの長さの部分に沿った「開窓」又はループを有することによって、新規な態様で2つの定着点の間の長さを変化させる。選択された開窓又は窓を通って挿入されるアンカは、窓がアンカの上を滑るのを防止するストッパ又は停止部分を有しなければならない。
図1は、本発明に従う、身体部分を後退させるための手術装置100の一実施形態を示す。装置100は、手術装置のそれぞれの端部にあるアンカ140,170と、細長本体110と、を備える。
細長本体110は、本体の長さに沿って複数の開窓112を備える。調節可能な長さの効果を達成するために、それぞれの開窓112は、アンカ140,170のうちの一方の少なくとも一部分を受け取るようなサイズである。
細長本体110は、頭部端部102と、尾部端部104と、を備え、ストリップ形状又は実質的にストリップ形状を備え、そして上面114及び底面116を備える。上面114及び底面116は、平坦又は実質的に平坦であってもよい。細長本体110は、また、上面114と底面116との間に丸みを帯びた縁部118を備える。
別の実施形態では、細長本体110は、円形、楕円形又は別の形状を備える。本明細書での教示から、当業者であれば、細長本体110について別の好適な形状を選択することができる。細長本体110は、断面プロファイルが実質的に平面であってもよい。
図13及び15は、細長本体110が側面リム119を備える実施形態を示す。側面リム119は、細長本体110の残りの部分と比較して増加した厚さを有する。側面リム119は、2.0〜3.0mm、2.2〜2.6mm、又は2.3〜2.5mmの厚さを備える。厚さは、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、又は3.0mmであることを備えてもよい。図13及び15に示す実施形態では、側面リム119の厚さは、2.4mmである。
細長本体110は、2.0〜50.0mm、4.0〜25.0mm、又は5.0〜20.0mmの幅を備えてもよい。幅は、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、8.0、8.1、8.2、8.3、8.4、8.5、8.6、8.7、8.8、8.9、9.0、9.1、9.2、9.3、9.4、9.5、9.6、9.7、9.8、9.9、10.0、10.1、10.2、10.3、10.4、10.5、10.6、10.7、10.8、10.9、11.0、11.1、11.2、11.3、11.4、11.5、11.6、11.7、11.8、11.9、12.0、12.1、12.2、12.3、12.4、12.5、12.6、12.7、12.8、12.9、13.0、13.1、13.2、13.3、13.4、13.5、13.6、13.7、13.8、13.9、14.0、14.1、14.2、14.3、14.4、14.5、14.6、14.7、14.8、14.9、15.0、15.5、16.0、16.5、17.0、17.5、18.0、18.5、19.0、19.5、20.0、20.5、21.0、21.5、22.0、22.5、23.0、23.5、24.0、24.5、25.0、25.5、26.0、26.5、27.0、27.5、28.0、28.5、29.0、29.5、30.0、30.5、31.0、32.0、33.0、34.0、35.0、36.0、37.0、38.0、39.0、40.0、41.0、42.0、43.0、44.0、45.0、46.0、47.0、48.0、49.0、又は、50.0mmを備えてもよい。図1及び2に示す実施形態では、幅は、4.5mmであり、一方、図13〜18に示す実施形態では、幅は、6.5mmである。
細長本体110が滑らかな表面を有することが示されているけれども、別の実施形態では、細長本体110は、1つ又は複数のテクスチャ加工又は部分的テクスチャ加工面を備えてもよい。テクスチャ加工又は部分的テクスチャ加工面は、開窓区画111、スペーサ124、インサート125、1つ又は複数のリーシュ126、あるいはアンカ保持区画134等の細長本体110の部分若しくは全部、又はそれの1つ若しくは複数の部分に構成されてもよい。有利には、テクスチャ加工面又は部分的テクスチャ加工面は摩擦を増やすために提供されてもよい。
複数の開窓112は、細長本体110の開窓区画111の本体長さに沿って直列に配列されている。複数の開窓112のそれぞれは、細長形状を備えてもよい。複数の開窓112が楕円形を備えることが示されているけれども、長方形等の別の形状が使用されてもよい。形状は、細長である必要はなく、最低でも、アンカ140,170のうちの一方の部分がそれを通過するのに十分なほど大きいことだけが必要である。
重要なことに、それぞれの開窓112は、アンカ140,170のうちの一方の少なくとも部分を受け取るのに十分なほど大きい。
複数の開窓112のそれぞれは、補強材120によって画定されるか、又は部分的に画定される。補強材120は、厚くなった材料の縁取り区画を備えてもよい。図6に示すように、隣接する補強材120は、相互に当接してもよい。図15は、隣接する補強材120が相互に連続している別の実施形態を示す。
補強材120は、側面リム119と同じ厚さを有してもよく、そして、2.0〜4.0mm、2.2〜3.0mm、又は2.3〜2.5mmの厚さを備えてもよい。厚さは、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、又は4.0mmを備えてもよい。図1に示す実施形態では、厚さは2.4mmである。
示していないけれども、複数の開窓112のうちの1つ又は複数が膜状であることにより、開窓112を覆う開窓膜113(図示せず)は、アンカ140,170の一方又はそれぞれによって貫通されてもよい。
別の実施形態では、細長本体110は、隣接する開窓112同士の間に1つ又は複数の壁122を備えてもよい。壁122は、補強材120よりも薄くてもよい。壁122は、0.5〜5.0mm、0.7〜4.0mm、又は0.8〜3.0mmの厚さを備えてもよい。厚さは、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6.2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、又は、5.0mmを備えてもよい。図13及び15に示す実施形態では、壁122の厚さは、1.0mmである。図17及び18に示す実施形態では、壁122の厚さは、2.4mmである。
図1及び2は、細長本体110が12個の開窓112a,b,c,d,e,f,g,h,i,j,k,lを備えること示す。本明細書での教示から、当業者であれば、別の好適な数の開窓を容易に選択することができる。
特定実施形態では、細長本体110は、それ自体の上に折れ返るか又は部分的に折れ返るのに十分なほど可撓性である。細長本体110は、十分に可撓性であるか実質的に可撓性であり、その結果、湾曲するか又は折れることが可能であることにより、尾部アンカ170の少なくとも一部分が開窓112を通過するのを可能にしてアンカ170が組織に取り付くのを可能にする。どの開窓112a,b,c,d,e,f,g,h,i,j,k,lに貫入するかを選択することにより、装置100の長さがカスタマイズされるのが可能になる。すなわち、尾部アンカ170が開窓112aを通過させられる場合、アンカ140及び尾部アンカ170の両方又はそれぞれが定着された装置100は、尾部アンカが、開窓112b、又はいずれか別の開窓112c,d,e,f,g,h,i,j,k,lを貫通させられた場合よりも短い長さを有することになる。
図1は、細長本体110が、複数の開窓と、先頭アンカ140及び尾部アンカ170のそれぞれとの間にスペーサ124を備えることを示す。別の実施形態では、細長本体110は、複数の開窓112と尾部アンカ170とだけの間にスペーサ124bを、複数の開窓112とリードアンカ140とだけの間にスペーサ124aを備えてもよく、又はスペーサ124を備えなくてもよい。スペーサ124がないときに、開窓区画111は、アンカ140,170に直接接続する。
図1において、先頭スペーサ124aは、インサート125aだけから構成され、一方、尾部スペーサ124bは、インサート125b及びリーシュ132bの両方を備える。
図1において、リーシュ132bが円形断面プロファイルを備えることが示され、一方、インサート125は糸形状を備える。別の実施形態では、スペーサ124は、楕円形、六角形、多角形、又は複合の断面プロファイルを備えてもよい。本明細書での教示から、当業者であれば、インサート124及び1つ又は複数のリーシュ132についての好適な断面プロファイル形状を容易に選択することができる。
先頭スペーサ124aは、インサート125を備える中実の一体長であるように図1に示されている。尾部スペーサ124bは、インサート125bと、1つ又は複数のオリフィス又はチャネル128を画定する1つ又は複数のリーシュ132bとの両方を備える。本明細書での教示から、当業者であれば、スペーサ124についての別の好適な形式を容易に選択することができる。
チャネル128は、尾部アンカ170を収容してもよい。チャネル128は、複数の開窓112と尾部アンカ保持区画134bとの間の長さの部分又は全部に沿って延在してもよい。チャネル128は、1つ又は複数のリーシュ132によって画定されてもよい。図2に示す実施形態では、チャネル128は、2つのリーシュ132bによって画定される。図17に示す実施形態では、チャネル128は、片側に延在する単一リーシュ132によって部分的に画定される。リーシュ132は、アンカ保持区画134a、bの両側に延在してもよい。単一リーシュ132だけが存在するとき、単一リーシュ132は、アンカ保持区画134a、bの片側に延在する。
スペーサ124、インサート125及び1つ又は複数のリーシュ132等は、円形、楕円形、六角形、多角形、又は複合等の任意の好適な断面プロファイル形状を有してもよい。スペーサ124、インサート125、及び1つ又は複数のリーシュ132は、手術縫糸等の縫糸を備えてもよい。
図1、2、並びに17及び18に示すように、チャネル128は、尾部鉤172を収容する。別の実施形態では、チャネル128は、アンカ140,170のクラスプ又は別の構成要素を収容してもよい。
図1及び2に示す実施形態では、尾部スペーサ124は、2つの別個のリーシュ132bを備える。別個のリーシュ132bは、平行に延在して、ブランコのように尾部アンカ保持区画134bの異なる側面に取り付く。
一実施形態では、1つ又は複数のスペーサ124、インサート125、及び1つ又は複数のリーシュ132は、開窓区画111よりも可撓性が大きくてもよい。1つ又は複数のスペーサ124、インサート125、及び/又は1つ又は複数のリーシュ132は、折れ返るか又は部分的に折れるのに十分なほど長いことにより、アンカ140,170の少なくとも一部分が開窓112を通過するのを可能にする。この実施形態は、有利には、後退に対する高い支持レベルを提供することがより可能である、可撓性がより小さい細長本体110を提供してもよい。1つ又は複数のスペーサ124、インサート125、及び/又は1つ又は複数のリーシュ132は、尾部アンカの動きの自由度を提供する線を提供してもよい。
示していないけれども、細長本体110は、また、アンカ140,170の一方又は両方に取り付くための1つ又は複数のリンカ126(図示せず)を備えてもよい。リンカ126は、クリップ又は他の好適なコネクション又はファスナを備えてもよい。本明細書での説明から、当業者であれば、別の好適なリンカ126を容易に選択することができる。
細長本体110は、また、アンカ保持区画134を備える。アンカ保持区画134は、頭部端部アンカ保持区画134aと、尾部端部アンカ保持区画134bと、を備える。アンカ保持区画134a、134bのそれぞれは、その中に挿入されるべきアンカ140,170のための適切な厚さを備える。アンカ140,170は、細長本体110と平行に、平行からある角度で又はオフセットして挿入されてもよい。アンカ保持区画134a、134bは、アンカ140,170を受け取るための一方向取付け具を備えてもよい。
図13及び16に示す実施形態では、アンカ保持区画134は、薄い平坦部分135と、より厚い基部137と、を備える。薄い平坦部分135は、把持するのに好適であってもよい。より厚い基部137は、アンカを保持するのに好適であってもよい。
図3、4、及び5に示すように、細長本体110の様々な構成要素は、様々なプロファイルを備えてもよい。図3に示すように、アンカ保持区画134は、六角形プロファイルを備え、幅は、対辺距離で4.3mm、対角距離で4.9mmである。図4に示すように、リーシュ132は、円形又は楕円形プロファイルを備え、それぞれのリーシュ132は、1.0mmの幅及び1.1mmの厚さを備える。図5に示すように、開窓区画111は、楕円形プロファイルを備え、1.6mmの幅を有する。別の実施形態では、開窓区画111は、六角形プロファイルを備えてもよい。
図6は、1つの開窓112を含む開窓区画11の部分の詳細図である。それぞれの開窓112a〜lは、5.0mmの長さ及び1.5mmの幅を有する。本明細書での教示に基づいて、当業者であれば、開窓112及びアンカ140,170に好適な別のサイズを容易に選択することができる。
アンカ140,170は、単一の設計であってもよい。図1及び2に示すように、アンカ140,170は、アンカ保持区画134a、134bの材料の中に挿入されることによって細長本体110に直接取り付けられることにより、アンカ140,170を装置100内部に保持してもよい。アンカ140,170は、細長本体110と係合する1つ又は複数の保持器152、182を備える。図13、14及び16は、保持器152、182が、細長本体110に巻かれているか又は成形されているコイルを備えることを示す。別の実施形態では、保持器152、182は、1つ又は複数の保持棘を備えてもよい(図9A及びBを参照)。
それぞれのアンカ140,170は、鉤142,172を備えるか、又はこれらから構成されてもよい。鉤142,172は、細長部分144、174と、湾曲部分146、176と、先端部分148、178と、先端150、180と、を備えてもよい。細長区画144、174は、分岐又は突起154、184(図9を参照)を備える1つ又は複数のストッパ130を備えてもよい。1つ又は複数のストッパ分岐又は突起154、184は、細長部分144、174から延在してもよい。
細長部分144、174は、直線であってもよく、又は1つ又は複数の曲がり145、175を備えてもよい。曲がり145、175は、これが存在する場合、アンカ140,170の向きを定める際の助けとなって配置を容易にする。湾曲部分146、176は、先端が細長部分に平行に延在するように、折返し180°を備えてもよい。
図13、16、17及び18に示す実施形態では、鉤142,172は、細長本体110の平面内で湾曲している。このことは、鉤142,172を包装内で平坦に維持することにより、穿孔の可能性をより低くするので有利である。別の実施形態では、鉤142,172は、細長本体110に対してある角度で湾曲している。例えば、図1及び2に示す実施形態では、鉤142,172は、細長本体110の平面に対して垂直に湾曲している。
別の実施形態では、アンカ140,170の一方又は両方は、アンカ保持区画一方向取付け具(図示せず)に受け取られるべき相補的一方向取付け具(図示せず)備えてもよい。一方向取付け具と相補的一方向取付け具とは、嵌め込み型取付け具を備えてもよい。
アンカ140,170は、シリコーン、金属、又はポリカーボネートから構成されてもよい。図に示す実施形態では、アンカ140,170は、ステンレス鋼ワイヤから構成される。
上記から明らかであるように、尾部端部104が複数の開窓112のうちのいずれかを貫通させられるのを防止するストッパ130は、図1に示す実施形態のアンカ保持区画134a、b等の、開窓112の幅よりも大きい細長本体110の領域を備えてもよい。図17及び18に示す実施形態では、ストッパ130は、アンカ保持区画134a、134bから延在する分岐又は突起131を備える。
図9A及び9Bに示す実施形態では、ストッパ130は、アンカ140,170の一方又はそれぞれに構成された1つ又は複数の分岐又は突起154を備える。1つ又は複数の分岐又は突起154は、鉤140,170の細長部分144、174から延在してもよい。細長部分144、174は、直線であってもよく、又は1つ又は複数の曲がりを備えてもよい。
ストッパ130は、一方又は両方のアンカ140,170、或いは細長本体110の一方又は両方の端部136、138に構成されてもよい。別の実施形態では、ストッパ130は、先頭アンカ140若しくは尾部アンカ170に、又は端部136、138のうちの一方だけに構成されてもよい。
開窓112内に受け取られるアンカのうちの一方の少なくとも一部分は、定着を可能にするための先端部分148、178を備えてもよい。
アンカ先端150、180は、任意の角度で延在してもよい。アンカ先端150、180は、尾部鉤172の細長部分144、174、又は細長本体110に対して平坦、垂直、実質的に垂直であってもよく、それらに斜めに延在してもよく、又はそれらに対してある角度で延在してもよい。
図9Aは、先頭アンカ140がガード156を備える実施形態を示す。ガード156は、ステム158と、取付け点160と、曲がり162と、キャップ164と、を備える。別の実施形態では、アンカ140,170は、ガード156の有無にかかわらず同一であってもよい。
図1に示す実施形態では、先頭アンカ140と尾部アンカ170とは、同じ方向を向いている。この向きは、また、図7及び8の斜視上面図及び下面図においても明瞭に見て取れる。図10A及び10Bに示すように、尾部アンカ170が開窓112を通過できるように細長本体110が折られるとき、アンカ140,170のこの向きは、配置に対して最適である。
図1に示す実施形態は、また、細長部材110が、尾部鉤172を収容するためのチャネル128を備えていることを示している。チャネル128は、複数の開窓112の端部と尾部アンカ170との間の長さの部分又は全部に沿って延在してもよい。
本発明が鉤142に関して説明されてきたけれども、別の実施形態では、アンカが、組織クラスプ、縫合針、「T型」バー、手術把持器、棘付き針、クラスプ、又はリベットアセンブリのうちの1つ又は複数を備えてもよい。
装置100は、5〜35cm、10〜25cm、又は15〜20cmの長さを備えてもよい。装置100の長さは、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、又は35cmを備えてもよい。図1に示す実施形態では、装置100の長さは、17cmを備える。図17に示す実施形態では、装置100の長さは、17.7cmを備える。
先頭アンカ140及び/又は尾部アンカ170は、0.5〜3.0cm、0.75〜1.5cm、又は0.80〜1.25cmの長さを備えてもよい。先頭アンカ140及び/又は尾部アンカ170は、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、又は3.0cmの長さを備えてもよい。図1に示す実施形態では、先頭アンカ140及び/又は尾部アンカ170は、1.0cmの長さを備えている。
アンカ保持区画134a、bの一方又は両方は、0.5〜2.5cm、1.0〜2.0cm、又は1.25〜1.75cmの長さを備えてもよい。先頭及び/又は尾部アンカ保持区画134a、bは、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4又は2.5cmの長さを備えてもよい。図1に示す実施形態では、アンカ保持区画は、1.5cmの長さを備えてもよい。図17に示す実施形態では、アンカ保持区画は、1.55cmの長さを備える。
インサート125の厚さは、およそ0.5〜3.5mm、0.75〜3.25mm、又は1.0〜3.0mmであってもよい。インサート125の厚さは、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、又は3.5mmであってもよい。図1に示す実施形態では、インサート125の厚さは、1.2mmである。図17に示す実施形態では、インサート125の厚さは、2.4mmである。
インサート125の幅は、およそ1.0〜8.0mm、1.5〜7.5mm、又は1.75〜7.5mmであってもよい。インサート125の幅は、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、又は8.0mmであってもよい。図1に示す実施形態では、インサート125の幅は、2.0mmである。図17に示す実施形態では、インサート125の幅は、6.5mmである。
開窓区画111は、3.5〜8.0mm、4.0〜7.5mm、又は4.25〜7.00mmの幅を備えてもよい。開窓区画111は、3.5、3.6、3.7、3.75、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.25、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.75、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、又は8.0mmの幅を備えてもよい。図1及び2に示す実施形態では、開窓区画111の幅は、4.5mmである。図17及び18に示す実施形態では、幅は、6.5mmである。
先頭端部136から第1の開窓112aまでの距離は、2.5〜7.5cm、3.0〜7.0cm、又は4.0〜6.0cmであってもよい。先頭端部136から第1の開窓112aまでの距離は、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、又は6.0cmであってもよい。図1及び2に示す実施形態では、先頭端部126から第1の開窓112aまでの距離は、4.5mmである。
尾部端部138から最後の開窓112lまでの距離は、3.0〜7.0cm、3.5〜6.5cm、又は4.0〜5.0cmであってもよい。尾部端部138から最後の開窓112lまでの距離は、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、又は7.0cmであってもよい。図1に示す実施形態では、尾部端部138から最後の開窓112lまでの距離は、4.5mmである。図17に示す実施形態では、距離は、5.0cmである。
鉤142,172の幅は、およそ0.4〜1.5mmであってもよい。鉤142,172の幅は、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、又は1.5mmであってもよい。特定の実施形態では、鉤142,172の幅は、0.7mm未満である。
細長本体110は、1つ又は複数の翼部190を備えてもよい。1つ又は複数の翼部190は、力をより均一に分散することができてもよい。1つ又は複数の翼部190は、5.0〜15.0cmの長さを備えてもよい。1つ又は複数の翼部の長さは、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、又は15cmを備えてもよい。
1つ又は複数の翼部の厚さは、1.0〜3.0、1.5〜2.5mm、又は1.75〜2.25mmを備えてもよい。1つ又は複数の翼部の厚さは、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、又は3.0mmであってもよい。特定の実施形態では、1つ又は複数の翼部の厚さは、2.0mmである。
本明細書での教示から、1つ又は複数の翼部190のサイズは、後退されるように意図された臓器サイズに基づいて、当業者によって選択されてもよい。サイズの範囲が提供されて、外科医がそれから選択してもよい。1つ又は複数の翼部190は、圧力をより広い領域にわたって分散するのに役立ってもよく、そのために、後退させられる臓器に当接して適用される細長本体110の区画に沿って設置される。
1つ又は複数の翼部190は、等しい長さ、又は異なる長さを備えてもよい。
図11A及び11Bは、装置100が両側の翼部190を備えることを示す。図11Aに示す実施形態では、両側の翼部190は、細長本体110の両側において、及び開窓区画111の全長を横断して延在する。図11Bにおいて、両側の翼部190は、1つ又は複数のスペーサ124の長さの部分にだけ延在する。
翼部190は、細長本体100の長さに沿ったいずれかの区画にあってもよい。1つ又は複数の翼部190の長さは、細長本体110の長さ、開窓区画111の長さ、又は1つ又は複数のスペーサ124の長さに等しくてもよく、又はそれらよりも短くてもよい。
図11A及び11Bに示す実施形態では、両側の翼部190は、等しい長さを備えている。別の実施形態では、翼部190は、異なる長さのものであってもよい。
これらの翼部190は、事実上、細長本体110の可変幅を意味する。
翼部190は、細長本体110と同様に、それ自体の上に折れ返るか又は部分的に折れ返るのに十分なほど可撓性である一方で、増加した表面積を提供することにより、力をより良好に分散する。
図12A及び12Bは、1つ又は複数の分岐細長本体210を備える手術装置100の実施形態を示す。図12Aは、単一の分岐細長本体210がスペーサ124から延在するY形状実施形態を示す。図12Bは、X形状実施形態を示し、この実施形態では、分岐先頭アンカ240と、分岐尾部アンカ270と、を備える単一の分岐細長本体210が、それらのスペーサ124、224において細長本体110に接合されている。
分岐細長本体210は、細長本体110と同じ特徴、形状、及び寸法を備えてもよい。分岐細長本体210は、分岐頭部端部202と、分岐尾部端部204と、を備えてもよい。
1つ又は複数の分岐細長本体210のそれぞれは、分岐細長本体210の長さに沿って複数の開窓112を備えてもよく、それぞれの開窓112は、アンカ140,170、240、270のうちの1つの少なくとも一部分を受け取るようなサイズである。分岐細長本体210は、それぞれの分岐端部202、204にある分岐アンカ240、270を備えてもよい。分岐細長本体210は、細長本体110から延在し、そして、分岐端部202、204にある分岐アンカ240、270を備えてもよい。分岐細長本体210は、スペーサ124、224から延在してもよい。分岐細長本体210は、分岐細長本体210の尾部端部238が複数の開窓211のうちのいずれかを貫通させられるのを防止するストッパ230(図示せず)を備えてもよい。
それぞれの分岐アンカ240、270は、先頭アンカ140及び/又は尾部アンカ170と同じ特徴、形状、及び寸法を備えてもよい。
示しているX形状及びY形状だけでなく、手術装置100は、T形状、L形状、又はI形状を備えてもよい。手術装置100は、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10、又は10個超の分岐細長本体210を備えてもよい。本明細書での教示から、当業者であれば、より大きい実施形態は、5mmのポートを通って嵌合せず、より大きいポートを通る挿入及び取外しが必要であることを認識するであろう。
図12Cは、分岐細長本体210と細長本体110との間に架かる2つのブリッジ121を備える手術装置100の実施形態を示す。1つ又は複数のブリッジ210は、また、2つの分岐細長本体210の間に架かってもよい。手術装置110は、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10、又は10超個のブリッジ121を備えてもよい。
図12Dは、両側の翼部190及び分岐細長本体210の両方を備える手術装置100の実施形態を示す。
特定実施形態では、装置100は、5mmのポートを通して取り出されてもよいような寸法である。有利には、装置100は、使用の終了後に切断されることにより、解体して取り外されてもよい。
細長本体110、1つ又は複数の分岐細長本体210、ブリッジ121、及びアンカ140,170は、シリコーン、任意の生体適合性合成材料、又はその組合せから構成されてもよい。細長本体は、射出成形されてもよい。
アンカ140,170は、また、金属、ポリカーボネート、任意の生体適合性合成材料、又はその組合せから構成されてもよい。
図13は、アンカ保持区画123と薄い平坦部分135とによって提供される把持し易さを示す。
図15は、一実施形態に従う開窓区画111の詳細図である。この実施形態では、補強材120は、側面リム119に接合されている。より薄い壁122も示されている。
図16は、アンカ170を把持するための平坦部分135と、同じく保持するための丸みを帯びた基部137を示す、尾部アンカ保持区画134bの詳細図である。コイル型アンカ170が、(図14に示すように)平坦部分135を通して丸みを帯びた基部137の中に挿入され得ることがわかる。
図17及び18は、装置100の現在のプロトタイプを示す。アンカ保持区画134a、134bに配設された単一リーシュ132及びストッパ分岐又は突起131の特徴が示されている。アンカ140,170は、鋭い研削端部を備えるU字型鉤142,172を備える。鉤142,172は、図16及び17に関して示されるように保持される。
図17に示す実施形態は、また、先頭スペーサ124aを欠いており、開窓区画111がアンカ保持区画134aに直接接続されている。尾部スペーサ124bは、インサート125と、単一リーシュ132を備える。
同じ方向を向いたアンカ140,170を有することの少なくとも2つの利点がある。第1は、開創器100が、窓が選択されている地点の上で「覆うように曲がる」とき、尾部鉤172が、選択された開窓112と係合するのに適した向きにあることである。第2は、装置100を5mmのポートを通して取り外すとき、先頭鉤142が、腹腔鏡把持器によって把持されて、ポート又はトロカールを通して引かれてもよいことである。先頭鉤142は、先端150が後方を向いているので引っ掛かることにならない。尾部アンカ170が5mmのポート内部に係合するとき、尾部鉤172が係合する尾部アンカ保持区画134が、実質的に円筒形であって(たとえ六角形であっても)トロカール直径よりも少し小さいので、先端180は、依然として後方を向いたままになる。
細長本体110が2つのリーシュ132を備えるとき(図2を参照)、2つのリーシュ132は、平行に延在して尾部鉤172の異なる側面に取り付く。2つのリーシュ132が存在するとき、このことは、5mmのポートのシールを引き伸ばす助けになって、尾部アンカ170が通過するのを可能にする。たとえこのことがシールのために5mmのポート/トロカールに対して有効でないとしても、5mmのトロカールを通して挿入された5mm直径のチューブには有効であるはずである。腹腔鏡トロカールに対して与えられる直径は、概して、それらが受け取る器具のサイズを反映するのであって、実際の直径ではないことが認められている。
細長本体110が折れることにより、尾部アンカ170が開窓112を通過して固定され得ることを示すこれらの利点が図10A及び10Bに示されている。適切な開窓112a〜lを選択することによって、装置100の長さが、必要に応じて調整されてもよい。
別の態様では、本発明は、身体部分を後退させるための手術装置100を製造する方法を提供し、この方法は、本体長さに沿って複数の開窓112を備える細長本体110を形成することであって、それぞれの開窓112a〜112lは、アンカ140,170のうちの1つの少なくとも一部分を受け取るようなサイズである、ことと、アンカ140,170を手術装置100のそれぞれの端部102、104で取り付けることであって、手術装置100は、装置100の尾部端部104が複数の開窓112a〜112lのうちのいずれかを貫通させられるのを防止するストッパ130を備える、ことと、を備える。
本発明の装置100を製造するための方法は、シリコーン射出成形及び手術縫合針及び/又は縫合糸製造の分野で公知の技術を用いて実行されてもよい。
本発明の別の態様では、装置100を患者の切開の中に挿入するための方法が提供され、その方法は、手術トロカールを切開の中に挿入するステップと、1つのアンカ140,170を把持して、それをトロカール内部のシールを越えて挿入するステップであって、次いで、装置100の細長本体110をトロカールの中に送り、第2のアンカ170、140がそれに続く、ステップと、鉤142,172がシールに引っ掛かるのを回避するように注意するステップと、先頭アンカ140を第1の部位に挿入するステップと、後退させられるべき臓器に当接して開創器100の本体110を真直ぐにするステップと、尾部アンカ170を細長本体110に沿った適切な開窓112a〜112lを通し、そこで第2の定着部位の中に挿入するステップと、を備える。
本発明は、また、本発明の装置100と、減圧開創器と、を備えるキット300(図示せず)を提供する。本発明の装置及び減圧開創器は、相補的な後退を提供する。
本明細書において、用語「備える」、「構成する」又は類似の用語は、非排他的な包含を意味することが意図され、その結果、要素のリストを備える装置は、単にそれらの要素を含むだけでなく、リスト化されていない別の要素を含んでもよい。
本明細書全体を通して、目的は、本発明をなんらかの1つの実施形態又は特定の特徴の集合に限定することなく、本発明を説明することであった。当業者であれば、依然として本発明の範囲内にあることになる、特定の実施形態からの変形を認識することがあろう。

Claims (21)

  1. 身体部分を後退させるための手術装置であって、
    1以上のアンカと、
    本体長さに沿って複数の開窓を備える細長本体であって、それぞれの開窓は、前記アンカのうちの1つの少なくとも部分を受け取るようなサイズであり、前記アンカのうちの1つの少なくとも一部分が前記複数の開窓のうち任意の前記開窓を通過できるように、それ自体の上に折れ返るか又は部分的に折れ返るのに十分なほど可撓性である、細長本体と、
    前記装置の尾部端部が前記複数の開窓のうちのいずれかを貫通させられるのを防止するストッパと、を備え
    1以上の前記アンカは、前記複数の開窓のいずれかに通過した状態で組織に取り付くことができ、
    前記アンカは、前記手術装置それぞれの、前記細長本体の長さ方向の端部にある、
    手術装置。
  2. 前記細長本体は、側面リムを備える、請求項1に記載の手術装置。
  3. 前記細長本体は、テクスチャ加工面又は部分的テクスチャ加工面を備える、請求項1又は請求項2に記載の手術装置。
  4. 前記複数の開窓は、前記細長本体の開窓区画の前記本体長さに沿って直列に配列されている、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  5. 前記複数の開窓のそれぞれは、細長形状を備える、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  6. 前記複数の開窓のそれぞれは、補強材によって画定されている、請求項1〜のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  7. 前記補強材は、厚くなった縁取り部分を含む、請求項6に記載の手術装置。
  8. 前記細長本体は、前記複数の開窓のうちの隣接する1つ又は複数の開窓の間に1つ又は複数の壁を備える、請求項1〜のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  9. 前記細長本体は、前記複数の開窓と前記アンカとの間に1つ又は複数のスペーサを備える、請求項1〜のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  10. 前記細長本体は、1つ又は複数のアンカ保持区画を備える、請求項1〜のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  11. それぞれのアンカ保持区画は、薄い平坦部分と、より厚い基部と、を備える、請求項10に記載の手術装置。
  12. それぞれのアンカは、鉤を備えるか、又は鉤から構成される、請求項1〜11のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  13. 前記ストッパは、前記複数の開窓のうちの少なくとも1つよりも大きい前記細長本体又はアンカの領域を備える、請求項1〜12のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  14. 前記ストッパは、前記細長本体、又は前記アンカのうちの1つ若しくはそれぞれに構成された1つ又は複数の分岐又は突起を備える、請求項1〜13のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  15. それぞれの端部にある前記アンカは、同じ方向を向いている先頭アンカと尾部アンカとを備える、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  16. 前記細長本体は、前記アンカを収容するためのチャネルを備える、請求項1〜15のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  17. 前記細長本体は、1つ又は複数の翼部を備える、請求項1〜16のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  18. 1つ又は複数の分岐細長本体を備える、請求項1〜17のうちのいずれか1項に記載の手術装置。
  19. 前記細長本体は、ストリップ形状を含む、請求項1から18のいずれか1項に記載の手術装置。
  20. 身体部分を後退させるための手術装置を製造する方法であって、前記方法は、
    本体長さに沿って複数の開窓を備える細長本体を形成することであって、それぞれの開窓は、前記アンカのうちの1つの少なくとも部分を受け取るようなサイズであり、前記アンカの少なくとも一部分が前記複数の開窓のうち任意の前記開窓を通過できるように、それ自体の上に折れ返るか又は部分的に折れ返るのに十分なほど可撓性である、ことと、
    1つのアンカを前記手術装置のそれぞれの前記細長本体の長さ方向の端部に取り付けることと、を備え、
    前記手術装置は、前記装置の尾部端部が前記複数の開窓のうちのいずれかを貫通させられるのを防止するストッパを備え
    1以上の前記アンカは、前記複数の開窓のいずれかに通過した状態で組織に取り付くことができる、方法。
  21. 請求項1〜19のうちのいずれか1項に記載の手術装置と、減圧開創器とを備えるキット。
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