JP6966169B2 - データ管理システム - Google Patents

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本開示は、データ管理システムに関する。
従来、下記の特許文献1に記載の画像表示システムがある。特許文献1に記載の画像表示システムでは、カメラにより撮像された画像データがリアルタイムでサーバ装置に無線送信されて記憶される。サーバ装置に記憶されている画像データは、パーソナルコンピュータ等で表示することが可能となっている。
このような画像表示システムでは、公衆無線回線網の異常などによりカメラとサーバ装置との間の無線通信が確立できなくなった場合、カメラからサーバ装置に画像データを送信することができなくなる。これは、サーバ装置に記憶されている画像データに欠損を生じさせる要因となる。
そこで、特許文献1に記載の画像表示システムのカメラは、画像データをサーバ装置に送信している際にサーバ装置との無線通信が確立されているか否かを監視している。カメラは、サーバ装置との無線通信が確立されていないと判定したとき、画像データをSDカードに記憶させる。その後、カメラは、サーバ装置との無線通信が確立されたと判定したときに、SDカードに記憶されている画像データをサーバ装置に送信することにより、サーバ装置に記憶されている画像データの欠損を補完する。
特開2016−92647号公報
ところで、特許文献1に記載されるような画像表示システムでは、複数のカメラを用いることにより、複数のユーザへのカメラの貸し出しが可能となる。しかしながら、異なるユーザにカメラを貸し出す場合、カメラに記憶されているデータの管理が重要となる。すなわち、カメラのSDカードには、貸し出し前のユーザに対応する画像データが記憶されているため、このSDカードに記憶された画像データが、貸し出し後のユーザに漏洩するようなことがあると好ましくない。
本開示は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、より的確に情報の漏洩を防止することの可能なデータ管理システムを提供することにある。
上記課題を解決するデータ管理システムは、識別コード読込部と、第2記憶媒体と、制御部と、サーバ装置とを備える。識別コード読込部は、所定の情報が記憶された第1記憶媒体を有する機器の識別コードを読み込む。第2記憶媒体には、複数の機器のそれぞれの識別コードとステータス情報とが関連付けられて記憶されている。制御部は、識別コード読込部により所定の識別コードが読み込まれた際に、第2記憶媒体に記憶された所定の識別コードに対応するステータス情報を出荷状態から入庫状態に変更する。サーバ装置は、第2記憶媒体に記憶された所定の識別コードに対応するステータス情報が出荷状態から入庫状態に変更されることに基づいて、第1記憶媒体に記憶された所定の情報の初期化指令を、所定の識別コードに対応する所定の機器に送信する。
この構成によれば、返却された所定の機器の識別コードが識別コード読込部により読み込まれると、サーバ装置から所定の機器に初期化指令が送信される。これにより、所定の機器は、サーバ装置から送信される初期化指令に基づいて、第1記憶媒体に記憶された所定の情報を初期化する。これにより、返却された所定の機器の識別コードが識別コード読込部により読み込まれると、所定の機器の第1記憶媒体に記憶された情報が自動的に初期化されるため、より的確に情報の漏洩を防止することが可能となる。
上記のデータ管理システムにおいて、機器は、映像データを作成する撮影装置であり、第1記憶媒体には、所定の情報として、映像データが記憶され、サーバ装置は、初期化指令として、第1記憶媒体に記憶された映像データの初期化指令を撮影装置に送信することが好ましい。
この構成によれば、撮影装置の記憶媒体に記憶された映像データの漏洩をより的確に防止することが可能となる。
上記のデータ管理システムにおいて、サーバ装置は、複数の機器のそれぞれに対応する個別情報が記憶された第3記憶媒体を備え、第2記憶媒体に記憶された所定の識別コードに対応するステータス情報が出荷状態から入庫状態に変更されることに基づいて、第3記憶媒体に記憶されている所定の識別コードに対応する所定の機器の個別情報を初期化することが好ましい。
この構成によれば、サーバ装置の第3記憶媒体に記憶された機器の個別情報の漏洩をより的確に防止することが可能となる。
本開示によれば、より的確に情報の漏洩を防止することの可能なデータ管理システムを提供できる。
図1は、実施形態のデータ管理システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態の監視システムの概略構成を示すブロック図である。 図3は、実施形態のサーバ装置の記憶媒体に記憶されている情報の一例を示す図表である。 図4は、実施形態のバーコードリーダにより撮影装置のバーコードが読み込まれる様子を模式的に示す図である。 図5は、実施形態の業務管理システムの記憶媒体に記憶されている情報の一例を示す図表である。
以下、データ管理システムの一実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、データ管理システム10は、複数の撮影装置20(1)〜20(n)に記憶されているデータを管理するシステムである。なお、「n」は、2以上の整数である。また、撮影装置20(m)は、撮影装置20(1)〜20(n)のうちの一つを示している。撮影装置20(1)〜20(n)は、図2に示される監視システム30に用いられる。監視システム30は、パーソナルコンピュータや携帯端末等を通じて任意の場所の状況を監視することの可能なシステムである。はじめに、監視システム30の概要について説明する。
図2に示されるように、監視システム30は、撮影装置20(1)〜20(n)と、無線通信部40と、サーバ装置50と、表示装置60とを備えている。
撮影装置20(1)〜20(n)は、監視システム30を提供する事業者等が所有するものであって、当該事業者等と契約したユーザに貸し出される。撮影装置20(1)〜20(n)は、ユーザの定めた任意の場所に設置されることにより、その場所の状況を撮像する。本実施形態では、撮影装置20(1)〜20(n)が所定の機器に相当する。撮影装置20(1)〜20(n)は同一の構造を有しているため、以下では、それらのうちの一つの撮影装置20(m)の構造について代表して説明する。
撮影装置20(m)は、制御部21と、撮像素子22と、記憶媒体23とを備えている。
撮像素子22は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等からなるものであって、撮像領域内の被写体を撮像することにより画像データを生成するとともに、生成された画像データを制御部21に送信する。
記憶媒体23は、SDカードを含むフラッシュメモリ等の不揮発性メモリからなる。記憶媒体23では、データの書き込み及び読み込みが可能である。本実施形態では、記憶媒体23が第1記憶媒体に相当する。
制御部21は、CPUやROM、RAM等を有するマイクロコンピュータを中心に構成されている。制御部21は、ROMに予め記憶されている各種プログラムを実行することにより撮影装置20(m)を制御するための各種処理を行う。
具体的には、制御部21は、撮像素子22から送信される画像データを所定の録画形式の映像データに変換するとともに、これにより作成された映像データを記憶媒体23に常時記憶させる処理を行う。以下では、記憶媒体23に記憶されている映像データを「補完用映像データ」とも称する。なお、本実施形態では、補完用映像データが、記憶媒体23に記憶されている所定の情報に相当する。
また、制御部21は、撮影装置20(m)とは別に設けられる無線通信部40と有線通信可能に接続されている。制御部21は、無線通信部40を通じてネットワーク回線70に接続されることにより、サーバ装置50と通信可能となっている。制御部21は、撮像素子22から送信される画像データを所定の録画形式の映像データに変換するとともに、これにより作成された映像データをサーバ装置50に無線通信部40を介してリアルタイムで常時無線送信する。以下では、撮影装置20(m)からサーバ装置50に常時送信されている映像データを「リアルタイム映像データ」とも称する。
撮影装置20(m)は、シリアルコード等の固有の識別コードをそれぞれ有している。シリアルコードは、複数の撮影装置20(1)〜20(n)のそれぞれにおいて異なる。撮影装置20(m)の外面には、そのシリアルコードに対応するバーコード24が貼り付けられている。
サーバ装置50は、複数の撮影装置20(1)〜20(n)からそれぞれ送信される映像データを記憶するとともに、表示装置60からの要求に応じて映像データを表示装置60に表示する。サーバ装置50は、制御部51と、記憶媒体52とを備えている。
記憶媒体52は、大容量のデータを記憶可能なハードディスクドライブ等からなる。記憶媒体52では、データの書き込み及び読み込みが可能である。図3に示されるように、記憶媒体52には、複数の撮影装置20(1)〜20(n)のそれぞれのシリアルコードSC(1)〜SC(n)と、撮影装置20(1)〜20(n)を使用するユーザにより設定された認証用IDコードID(1)〜ID(n)及びパスワードPW(1)〜PW(n)と、撮影装置20(1)〜20(n)の設定情報SI(1)〜SI(n)と、撮影装置20(1)〜20(n)のステータス情報ST(1)〜ST(n)とが関連付けられて記憶されている。本実施形態では、記憶媒体52が第3記憶媒体に相当する。
撮影装置20(1)〜20(n)の設定情報SI(1)〜SI(n)とは、例えば撮像素子22の露出情報や向き、撮像領域内の検知エリア等、撮影装置20(1)〜20(n)においてユーザにより任意に設定可能な情報である。なお、撮像領域内の検知エリアとは、撮像領域内において監視を強化すべきエリアを示す。
撮影装置20(1)〜20(n)のステータス情報ST(1)〜ST(n)は、撮影装置20(1)〜20(n)が出荷状態及び入庫状態のいずれの状態であるかを示すものである。出荷状態とは、撮影装置20(1)〜20(n)がユーザに貸し出されている状態を示す。入庫状態とは、撮影装置20(1)〜20(n)が事業者等により所有されている状態を示す。例えば事業者等からユーザに撮影装置20(m)が貸し出された場合、この撮影装置20(m)のステータス情報ST(m)は入庫状態から出荷状態に変更される。また、ユーザから事業者等に撮影装置20(m)が返却された場合、この撮影装置20(m)のステータス情報ST(m)は出荷状態から入庫状態に変更される。
制御部51は、CPUやROM、RAM等を有するマイクロコンピュータを中心に構成されている。制御部51は、ROMに予め記憶されている各種プログラムを実行することによりサーバ装置50を制御するための各種処理を行う。例えば制御部51は、撮影装置20(1)〜20(n)の設定情報を撮影装置20(1)〜20(n)に無線通信部40を通じて送信することにより、撮像素子22の露出や向き等をユーザの設定通りに制御する。また、制御部51は、複数の撮影装置20(1)〜20(n)からそれぞれ常時送信されるリアルタイム映像データを保存用映像データとして記憶媒体52に記憶させる。この際、図3に示されるように、制御部51は、撮影装置20(1)〜20(n)のそれぞれに対応する保存用映像データVD(1)〜VD(n)を、撮影装置20(1)〜20(n)のシリアルコードSC(1)〜SC(n)や認証用IDコードID(1)〜ID(n)と関連付けて記憶媒体52に記憶させる。
なお、本実施形態では、記憶媒体52に記憶されているシリアルコードSC(1)〜SC(n)、認証用IDコードID(1)〜ID(n)、パスワードPW(1)〜PW(n)、設定情報SI(1)〜SI(n)、及び保存用映像データVD(1)〜VD(n)等が、撮影装置20(1)〜20(n)に対応した個別情報に相当する。
表示装置60は、ディスプレイや入力部を備えるパーソナルコンピュータや携帯端末等からなる。表示装置60は、例えばユーザが入力部を操作して認証用IDコード及びパスワードを入力すると、それらの情報をサーバ装置50に無線通信部40を介して送信する。サーバ装置50は、表示装置60から送信される認証用IDコード及びパスワードと、記憶媒体52に記憶された認証用IDコード及びパスワードとを照合することにより、ユーザを認証する。サーバ装置50は、それらの情報が互いに一致することをもってユーザの認証が成立したと判定し、認証用IDコードに対応した撮影装置の保存用映像データを記憶媒体52から読み込んで表示装置60に送信する。
例えば認証の成立した認証用IDコードが撮影装置20(m)に対応した認証用IDコードID(m)である場合、サーバ装置50は、撮影装置20(m)の保存用映像データVD(m)を記憶媒体52から読み込んで表示装置60に送信する。これにより、サーバ装置50から送信される保存用映像データVD(m)が表示装置60のディスプレイに表示される。よって、表示装置60を操作しているユーザは、表示装置60に表示される保存用映像データVD(m)を通じて、撮影装置20(m)により撮影されている場所の映像データを見ることにより、その場所を監視することができる。
一方、このような監視システム30では、撮影装置20(1)〜20(n)とサーバ装置50との無線通信が不安定な状況になると、撮影装置20(1)〜20(n)から送信されるリアルタイム映像データをサーバ装置50が適切に受信できない可能性がある。このような状況では、サーバ装置50の制御部51は、適切な保存用映像データを記憶媒体52に記憶させることができないため、結果的に記憶媒体52に記憶されている保存用映像データに欠損が生じる。
これに対応すべく、サーバ装置50の制御部51は、保存用映像データに欠損が生じていると判定した場合には、その欠損部分に対応する補完用映像データを撮影装置20(1)〜20(n)から取得することにより、保存用映像データの欠損部分を補完する。
ところで、このような監視システム30では、例えば所定のユーザに貸し出されていた撮影装置20(m)が返却された場合、この撮影装置20(m)を別のユーザに貸し出す場合がある。この際、撮影装置20(m)に記憶されている情報や、サーバ装置50に記憶されている撮影装置20(m)の関連情報が別のユーザに漏洩すると好ましくない。図1に示されるデータ管理システム10は、このような情報漏洩を防止するためのシステムである。図1に示されるように、データ管理システム10は、撮影装置20(1)〜20(n)及びサーバ装置50の他、バーコードリーダ80と、業務管理システム90とを備えている。
バーコードリーダ80は、撮影装置20(1)〜20(n)に貼り付けられているバーコード24を読み込むための装置である。例えばユーザから撮影装置20(m)が事業者に返却されると、事業者等の従業員は、図4に示されるように、その返却された撮影装置20(m)のバーコード24をバーコードリーダ80により読み込む。バーコードリーダ80は、読み込んだバーコード24に含まれる情報、すなわち返却された撮影装置20(m)のシリアルコードSC(m)を有線通信又は無線通信により業務管理システム90に送信する。本実施形態では、バーコードリーダ80が識別コード読込部に相当する。
業務管理システム90は、バーコードリーダ80から送信されるシリアルコードに基づいて撮影装置20(1)〜20(n)のそれぞれの情報を管理する。業務管理システム90は、インターフェース部91と、制御部92と、記憶媒体93と、通信部94とを備えている。
インターフェース部91は、バーコードリーダ80が接続される部分である。インターフェース部91は、バーコードリーダ80から送信される撮影装置20(1)〜20(n)のシリアルコードSC(1)〜SC(n)を制御部92に送信する。
制御部92は、CPUやROM、RAM等を有するマイクロコンピュータを中心に構成されている。制御部92は、ROMに予め記憶されているプログラムを実行することにより、インターフェース部91から送信されるシリアルコードSC(1)〜SC(n)に基づいて、記憶媒体93に記憶されている撮影装置20(1)〜20(n)の情報を変更する処理を行う。記憶媒体93は、大容量のデータを記憶可能なハードディスクドライブ等からなる。
具体的には、図5に示されるように、記憶媒体93には、撮影装置20(1)〜20(n)のシリアルコードSC(1)〜SC(n)と、撮影装置20(1)〜20(n)のステータス情報ST(1)〜ST(n)とが関連付けられて記憶されている。例えばユーザから事業者等に撮影装置20(m)が返却された際に、バーコードリーダ80からインターフェース部91を介して送信される撮影装置20(m)のシリアルコードSC(m)を制御部92が受信すると、制御部92は、記憶媒体93に記憶されているシリアルコードSC(m)に対応するステータス情報ST(m)を出荷状態から入庫状態に変更する。同様に、事業者等からユーザに撮影装置20(m)が貸し出された場合には、この撮影装置20(m)のシリアルコードSC(m)に対応するステータス情報ST(m)が入庫状態から出荷状態に変更される。本実施形態では、記憶媒体93が、第2記憶媒体に相当する。
制御部92は、通信部94を介してネットワーク回線70に接続されることにより、サーバ装置50と通信可能となっている。制御部92は、例えばサーバ装置50からの要求に応じて、撮影装置20(1)〜20(n)のステータス情報ST(1)〜ST(n)をサーバ装置50に送信する。
サーバ装置50の制御部51は、データ管理システム10から撮影装置20(1)〜20(n)のステータス情報を所定の周期で取得する。制御部51は、データ管理システム10から取得する撮影装置20(1)〜20(n)のステータス情報ST(1)〜ST(n)に基づいて、記憶媒体52に記憶されている撮影装置20(1)〜20(n)のステータス情報ST(1)〜ST(n)を更新する。例えば、制御部92は、データ管理システム10から取得した撮影装置20(1)〜20(n)のステータス情報ST(1)〜ST(n)のうち、撮影装置20(m)のステータス情報ST(m)が出荷状態から入庫状態に変更されている場合には、記憶媒体52に記憶されている撮影装置20(m)のステータス情報ST(m)を出荷状態から入庫状態に変更する。
また、制御部51は、撮影装置20(1)〜20(n)のステータス情報ST(1)〜ST(n)が出荷状態から入庫状態に変更された場合、入庫状態に変更された撮影装置に関連する情報を消去する処理を実行する。
例えば、制御部51は、撮影装置20(m)のステータス情報ST(m)が出荷状態から入庫状態に変更された場合、記憶媒体52に記憶されている撮影装置20(m)に対応する認証用IDコードID(m)、パスワードPW(m)、及び設定情報SI(m)を初期化する。認証用IDコードID(m)及びパスワードPW(m)の初期化は、例えばそれらの情報を消去することにより行われる。設定情報SI(m)の初期化は、例えば設定情報をデフォルトの設定値に変更することにより行われる。
また、制御部51は、撮影装置20(m)のステータス情報ST(m)が出荷状態から入庫状態に変更された場合、記憶媒体23に記憶された情報の初期化指令を撮影装置20(m)に送信する。サーバ装置50の制御部51から撮影装置20(m)に送信される初期化指令は、無線通信部40を介して撮影装置20(m)の制御部21により受信される。制御部21は、初期化指令を受信すると、記憶媒体23に記憶されている補完用映像データ等を初期化する。具体的には、制御部21は、記憶媒体23に記憶されている補完用映像データ等を消去する。
以上説明した本実施形態のデータ管理システム10によれば、以下の(1)及び(2)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)業務管理システム90の制御部92は、例えばバーコードリーダ80により撮影装置20(m)のシリアルコードSC(m)が読み込まれると、記憶媒体93に記憶されたシリアルコードSC(m)に対応するステータス情報ST(m)を出荷状態から入庫状態に変更する。また、サーバ装置50は、シリアルコードSC(m)に対応するステータス情報ST(m)が出荷状態から入庫状態に変更されることに基づいて、初期化指令を撮影装置20(m)に送信する。これにより、撮影装置20(m)がユーザから事業者等に返却された後、撮影装置20(m)のシリアルコードSC(m)がバーコードリーダ80により読み込まれると、撮影装置20(m)の記憶媒体23に記憶された補完用映像データ等が自動的に初期化されるため、より的確に情報の漏洩を防止することが可能となる。
(2)サーバ装置50は、例えば業務管理システム90の記憶媒体93に記憶されたシリアルコードSC(m)に対応するステータス情報ST(m)が出荷状態から入庫状態に変更されることに基づいて、記憶媒体52に記憶されている認証用IDコードID(m)等の撮影装置20(m)に対応した個別情報を初期化する。これにより、サーバ装置50の記憶媒体52に記憶されている、撮影装置20(m)に対応した個別情報の漏洩をより的確に防止することが可能となる。
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・撮影装置20(1)〜20(n)に用いられる識別コードは、シリアルコードSC(1)〜SC(n)に限らず、任意の識別コードを用いることができる。
・撮影装置20(1)〜20(n)のシリアルコードSC(1)〜SC(n)に対応した情報媒体は、バーコード24に限らず、RFID等のICタグを用いることも可能である。これに合わせて、データ管理システム10は、バーコードリーダ80に代えて、ICタグを読み込むためのスキャナ装置等を用いることも可能である。
・データ管理システム10及び監視システム30は、撮影装置20(1)〜20(n)に代えて、周辺の環境情報を検知する検知装置を用いるものであってもよい。検知装置は、周辺の環境情報として、検知装置の周辺の温度、湿度、風速、及び人の検知情報等を検知するものである。このような検知装置を用いるデータ管理システム及び監視システムにおいて上記実施形態の構成を用いれば、上記実施形態と同一又は類似の作用及び効果を得ることが可能である。
・本開示は上記の具体例に限定されるものではない。上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10:データ管理システム
20(1)〜20(n):撮影装置(機器)
23:記憶媒体(第1記憶媒体)
50:サーバ装置
52:記憶媒体(第3記憶媒体)
80:バーコードリーダ(識別コード読込部)
92:制御部
93:記憶媒体(第2記憶媒体)

Claims (3)

  1. 所定の情報が記憶された第1記憶媒体を有する機器の識別コードを読み込む識別コード読込部と、
    複数の前記機器のそれぞれの前記識別コードとステータス情報とが関連付けられて記憶される第2記憶媒体と、
    前記識別コード読込部により所定の識別コードが読み込まれた際に、前記第2記憶媒体に記憶された前記所定の識別コードに対応する前記ステータス情報を出荷状態から入庫状態に変更する制御部と、
    前記第2記憶媒体に記憶された前記所定の識別コードに対応する前記ステータス情報が出荷状態から入庫状態に変更されることに基づいて、前記第1記憶媒体に記憶された前記所定の情報の初期化指令を、前記所定の識別コードに対応する所定の機器に送信するサーバ装置と、
    を備えるデータ管理システム。
  2. 前記機器は、映像データを作成する撮影装置であり、
    前記第1記憶媒体には、前記所定の情報として、前記映像データが記憶され、
    前記サーバ装置は、前記初期化指令として、前記第1記憶媒体に記憶された前記映像データの初期化指令を前記撮影装置に送信する
    請求項1に記載のデータ管理システム。
  3. 前記サーバ装置は、
    複数の前記機器のそれぞれに対応する個別情報が記憶された第3記憶媒体を備え、
    前記第2記憶媒体に記憶された前記所定の識別コードに対応する前記ステータス情報が出荷状態から入庫状態に変更されることに基づいて、前記第3記憶媒体に記憶されている前記所定の識別コードに対応する前記所定の機器の個別情報を初期化する
    請求項1又は2に記載のデータ管理システム。
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