JP2003131757A - 携帯情報端末用のデータ通信対応充電ステーション、データ管理プログラム - Google Patents

携帯情報端末用のデータ通信対応充電ステーション、データ管理プログラム

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JP2003131757A
JP2003131757A JP2001329540A JP2001329540A JP2003131757A JP 2003131757 A JP2003131757 A JP 2003131757A JP 2001329540 A JP2001329540 A JP 2001329540A JP 2001329540 A JP2001329540 A JP 2001329540A JP 2003131757 A JP2003131757 A JP 2003131757A
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JP2001329540A
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Hiroshi Yamane
啓史 山根
Daisuke Suehara
大輔 末原
Hironao Matsuura
宏修 松浦
Nobuyori Sato
伸自 佐藤
Hiroaki Kawanami
宏明 河波
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イベント的空間で携帯情報端末を利用した場
合の充電およびデータ通信を効率的に行う。 【解決手段】 携帯情報端末5の充電機能とデータ通信
機能を充電ステーション1に備え、携帯情報端末5の充
電中に携帯情報端末5からデータ管理装置2への閲覧履
歴情報の送信や、データ管理装置2から携帯情報端末5
への更新コンテンツの送信を可能とする。コンテンツの
更新に際しては、一括更新モードと個別更新モードを選
択可能とし、差分だけを送信する。携帯情報端末5から
読み出した閲覧履歴情報については、その携帯情報端末
5の内蔵HDDから削除する。充電ステーション1の筐
体に設けた差込口である収納部12に携帯情報端末5を
収納し、取出ボタン13を押さない限り携帯情報端末5
を取り出せない機構とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の携帯情報端
末について充電中にデータ管理装置とのデータ通信が行
えるようにした携帯情報端末用のデータ通信対応充電ス
テーション、およびデータ管理装置に用いるデータ管理
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、美術館、博物館、デパート等とい
ったある種のイベント的空間において、来客に対する案
内や解説は、パンフレットの配布や掲示物によることが
多かった。また、来客の興味を把握するために、所定事
項を記載するようにしたアンケートを回収していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、来客数
が数百から数万となるような場合には、アンケートの集
計に多大な労力、経費、時間が必要であった。
【0004】また、案内や解説の内容を変更しようとし
た場合には、パンフレット等の修正を行わなければなら
ず、これにも多大な労力や経費等が必要であった。
【0005】こういった問題を解決するために、近年急
速に普及が進んでいるPDAやPHS、携帯電話といっ
た携帯情報端末を利用することが考えられるが、携帯情
報端末をイベント的空間で利用した場合の携帯情報端末
の効率的な充電やデータ通信をどのように実現するのか
という問題があった。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、イベント的空間で携帯情
報端末を利用した場合の充電およびデータ通信を効率的
にできるようにした携帯情報端末用のデータ通信対応充
電ステーション、データ管理プログラムを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の本発明に係る携帯情報端末用のデータ通信対
応充電ステーションは、イベント的空間において貸し出
される複数の携帯情報端末を収納する収納手段と、前記
収納手段に収納された携帯情報端末の充電のために電源
を供給する電源供給手段と、前記収納手段に収納された
携帯情報端末に対してデータ管理装置から送信されてき
たコンテンツを格納させるとともに、携帯情報端末の利
用者に閲覧されたコンテンツに関する閲覧履歴情報を携
帯情報端末から読み出してデータ管理装置へ送信するデ
ータ通信制御手段と、を有することを特徴とする。
【0008】本発明にあっては、複数の携帯情報端末に
対する充電機能とデータ通信機能を充電ステーションに
備えるようにしたことで、携帯情報端末の充電中に携帯
情報端末とデータ管理装置間でのデータ通信が可能とな
るので、充電中に携帯情報端末からデータ管理装置への
閲覧履歴情報の送信や、データ管理装置から携帯情報端
末への更新コンテンツの送信を行うことができ、効率的
に携帯情報端末の充電およびデータ通信を行うことがで
きる。
【0009】本携帯情報端末用のデータ通信対応充電ス
テーションにおいて、前記収納手段は、筐体に携帯情報
端末ごとの差込口を設けたものであって、この差込口に
収納された携帯情報端末の脱落防止のための脱落防止手
段を有することを特徴とする。
【0010】本発明にあっては、充電ステーションの筐
体に設けた差込口に携帯情報端末を収納するようにした
ことで、イベントの受付で携帯情報端末の貸出作業を効
率よく行うことができる。また、携帯情報端末の脱落を
防止する機能を備えるようにしたことで、携帯情報端末
の充電中断やデータ通信エラーの発生を防止することが
できる。
【0011】本携帯情報端末用のデータ通信対応充電ス
テーションにおいて、前記データ通信制御手段は、携帯
情報端末から読み出してデータ管理装置へ送信した閲覧
履歴情報については、その携帯情報端末から削除するこ
とを特徴とする。
【0012】本発明にあっては、携帯情報端末から読み
出した閲覧履歴情報については、その携帯情報端末から
削除するようにしたことで、携帯情報端末を他の者に貸
し出したときの閲覧履歴情報の漏洩を防止するととも
に、携帯情報端末の空き記憶容量を確保することができ
る。
【0013】第2の本発明に係るデータ管理プログラム
は、上記携帯情報端末用のデータ通信対応充電ステーシ
ョンとネットワークを介して接続されるデータ管理装置
に対して、携帯情報端末の貸出管理表を貸出管理データ
ベースに格納して管理する処理と、前記データ通信制御
手段により携帯情報端末から読み出されて送信されてき
た閲覧履歴情報を閲覧履歴データベースに格納して管理
する処理と、携帯情報端末に送信するコンテンツをコン
テンツデータベースに格納して管理する処理と、を実行
させることを特徴とする。
【0014】本発明にあっては、コンピュータシステム
に本プログラムをインストールすることによって、貸出
管理表の管理、閲覧履歴情報の管理、コンテンツの管理
を行うデータ管理装置として機能させることができる。
【0015】本データ管理プログラムは、携帯情報端末
に格納されたコンテンツを更新するモードとして、前記
充電ステーションの収納手段に収納された全ての携帯情
報端末に対して一括して更新する一括更新モードと、前
記収納手段への収納時に個別に更新する個別更新モード
の選択を受け付ける処理を前記データ管理装置に実行さ
せることを特徴とする。
【0016】本発明にあっては、一括更新モードと個別
更新モードの選択を可能としたことで、コンテンツ更新
管理の利便性を向上させることができる。
【0017】本データ管理プログラムは、コンテンツを
更新する際に、携帯情報端末に記憶されているコンテン
ツと前記コンテンツデータベースに格納されている送信
すべきコンテンツとの差分に相当するコンテンツを送信
する処理を前記データ管理装置に対して実行させること
を特徴とする。
【0018】本発明にあっては、コンテンツを更新する
際に、携帯情報端末に記憶されているコンテンツとコン
テンツデータベースに格納されている送信すべきコンテ
ンツとの差分だけを送信するようにしたことで、迅速に
コンテンツの更新を完了することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0020】図1は、一実施の形態における携帯情報端
末用のデータ通信対応充電ステーションおよびデータ管
理装置の構成を示す図である。同図の充電ステーション
1は、一段で複数の携帯情報端末5を収納可能なモジュ
ール部11を複数段備え、さらに各携帯情報端末5の充
電のために電源を供給する主電源部14と、各携帯情報
端末5のデータ通信を制御するをデータ通信制御部15
を有する構成である。
【0021】各モジュール部11は、携帯情報端末5を
差込口に差し込むことによって収納する収納部12およ
び収納された携帯情報端末5を取り出すための取出ボタ
ン13を有する。同図では、一例として1つのモジュー
ル部11に収納部12および取出ボタン13をそれぞれ
5個ずつ備えた例を示してある。
【0022】各収納部12には、携帯情報端末5の脱落
を防止するためのロック機構が設けられており、このロ
ックは取出ボタン13を押した場合に解除される。この
ロック機構によって、充電中断やデータ通信エラーの発
生を防止する。
【0023】充電ステーション1は、モジュール部11
における収納部12の数や、モジュール部11の段数を
変更することにより、数台〜数百台の携帯情報端末5を
収納することができる。充電ステーション1は、図1に
示すように、筐体に携帯情報端末5の収納部としての差
込口が複数設けられた構成であり、後述する携帯情報端
末5の貸出作業が効率的にできるようになっている。
【0024】主電源部14は、プラグ16を介して商用
電源6へ接続され、データ通信制御部15は、ネットワ
ーク3を介してデータ管理装置2へ接続される。
【0025】ネットワーク3は、無線LANを用いるこ
ととしてもよいが、データ転送速度、通信路の遮断、電
波の反射、ノイズ等の諸条件を考慮すると、現状では有
線LANを用いることが望ましい。有線LANとして
は、Ethernetケーブルや光ファイバケーブル等を用い
る。
【0026】データ管理装置2は、コンピュータシステ
ムにより構成され、内部にインストールされたデータ管
理プログラム4によって各携帯情報端末5との送受信に
用いるデータの管理を行う。
【0027】携帯情報端末5は、データ管理装置2から
送信されてきた案内や解説等のための動画、静止画、テ
キスト、音声といったマルチメディアコンテンツ(以
下、適宜「コンテンツ」という)を格納しておくHDD
と、動画やテキスト等を表示するためのディスプレイ
と、音声を出力するためのスピーカやイヤフォン等を有
する構成である。
【0028】図2は、充電ステーション1の内部構成の
一例を示す図である。モジュール部11に設けられた各
収納部12は、携帯情報端末5が収納されたときに携帯
情報端末5の充電池51に電源を供給する電源供給部1
21と、携帯情報端末5の接続部52にデータ通信のた
めに接続する接続部122をそれぞれ有する構成であ
る。
【0029】各収納部12の電源供給部121は、モジ
ュール部11毎に1台ずつ設けられた電源17を介して
主電源部14に接続される。
【0030】各収納部12の接続部122は、モジュー
ル部11毎に1台ずつ設けられたHUB18を介してデ
ータ通信制御部15に接続される。携帯情報端末5の接
続部52と収納部12の接続部122とは、USBイン
タフェースにより接続され、マルチメディアコンテンツ
の送受信が可能となっている。また、接続部122とH
UB18とはEthernetにより接続され、このため接続部
122ではUSB/Ethernetのデータ変換を行うように
なっている。なお、接続部122の構成は、専用の携帯
情報端末だけを接続可能としてもよいし、これに限ら
ず、PDA、PHS、携帯電話等といった一般的な携帯
情報端末を任意に接続可能な構成としてもよい。
【0031】これら充電ステーション1、データ管理装
置2、データ管理プログラム4、携帯情報端末5は、そ
の用途として、美術館、博物館、デパート等といったイ
ベント的な空間において来客者に携帯情報端末5を貸し
出てコンテンツにより案内や解説を行い、来客者が閲覧
したコンテンツに関する閲覧履歴情報を管理等するため
に用いることができるものである。以下、一例として博
物館を想定して説明する。
【0032】博物館の受付では、充電ステーション1か
ら携帯情報端末5を取り出して、来館者に貸し出す。貸
し出しに際しては、来館者と貸し出した携帯情報端末5
を関連付けて受付用情報端末に登録する。ここで貸し出
す携帯情報端末5は、充電ステーション1による充電が
完了しているとともに、データ管理装置2から送信され
てきた案内や解説等のためのマルチメディアコンテンツ
が内蔵HDDに格納されているものを用いる。
【0033】来館者は、携帯情報端末5を操作して展示
案内や解説といったコンテンツをそのディスプレイに表
示等することによって、所望のコンテンツを閲覧する。
来館者が閲覧したコンテンツについては、その閲覧履歴
情報が携帯情報端末5の内蔵HDDに格納されていく。
来館者は、出館するときには携帯情報端末5を受付に返
却する。受付では、その返却を受付用情報端末に登録す
るとともに、携帯情報端末5を充電ステーション1のい
ずれかの格納部12に装着する。
【0034】次に、充電ステーション1における充電機
能について図3を用いて説明する。同図の拡大図に示す
ように、携帯情報端末5には、充電状態を示す充電用L
ED(Light Emitting Diode)53aと通信状態を示す
通信用LED53bが設けられている。もちろん、これ
ら充電用LED53aおよび通信用LED53bは、必
ずしも携帯情報端末5に設ける必要はなく、充電ステー
ション1の方に収納部12毎に設けるようにしてもよ
い。
【0035】携帯情報端末5が充電ステーション1の格
納部12に装着されると、携帯情報端末5の充電池51
に対して電源供給部121による充電が開始される。そ
の充電の状態については、例えば充電中には充電用LE
D53aに赤色を点燈させ、充電完了後には緑色を点燈
させる。異常状態である場合には赤色を点滅等させる。
充電完了後は、電源供給部121による充電を停止す
る。
【0036】次に、充電ステーション1とデータ管理装
置2間でのデータ通信機能について図4を用いて説明す
る。同図に示すように、複数の充電ステーション1を設
置した場合には、各充電ステーション1とデータ管理装
置2とをネットワーク機器7を介して接続するようにし
てもよい。ネットワーク機器7としては、例えばルータ
等を用いる。
【0037】データ管理装置2は、データ管理のため
に、貸出管理データベース21と、閲覧履歴データベー
ス22と、コンテンツデータベース23を有する。
【0038】貸出管理データベース21では、受付で受
付用情報端末に登録された携帯情報端末5の貸出・返却
の状態に関する情報を受け取り、貸出管理表を用いて携
帯情報端末5毎に管理する。
【0039】閲覧履歴データベース22では、各携帯情
報端末5から送信されてきた閲覧履歴情報を来館者毎に
管理する。閲覧履歴情報としては、例えば端末ID、閲
覧順路、選択言語、閲覧された情報、閲覧時間等が含ま
れる。
【0040】コンテンツデータベース23では、携帯情
報端末5に送信するマルチメディアコンテンツを管理す
る。マルチメディアコンテンツは、館内の展示案内や解
説のためのコンテンツや更新用のコンテンツであり、例
えば展示物毎に管理する。
【0041】携帯情報端末5が充電ステーション1の収
納部12に装着されると、データ通信制御部15によ
り、携帯情報端末5の内蔵HDDに格納されている閲覧
履歴情報が読み出され、データ管理装置2へ送信され
る。携帯情報端末5の電源がOFFの場合には、その電
源をONにして閲覧履歴情報の読み出しが行われる。な
お、装着時に携帯情報端末5の電池残量が電源ONに必
要な容量に満たない場合には、ある程度充電してから閲
覧履歴情報の読み出しが行われる。
【0042】データ管理装置2は、データ通信制御部1
5によって送信されてきた閲覧履歴情報を閲覧履歴デー
タベース22に格納する。
【0043】また、データ管理装置2では、コンテンツ
データベース23から必要なマルチメディアコンテンツ
を読み出して、充電ステーション1のデータ通信制御部
15を介して各携帯情報端末5へ送信し、各携帯情報端
末5の内蔵HDDに記憶させる。初めて携帯情報端末5
にマルチメディアコンテンツを送信するときは、展示案
内や解説に必要なコンテンツを一通り送信し登録する。
コンテンツ更新の際には、携帯情報端末5の内蔵HDD
に記憶されているコンテンツとコンテンツデータベース
23に格納されている送信すべき最新のコンテンツの差
分に相当する更新用の更新コンテンツだけを送信する。
【0044】また、データ管理装置2では、管理者によ
る設定により、充電ステーション1に装着されている全
ての携帯情報端末5に対してコンテンツを一括して更新
する一括更新モードと、収納部12への携帯情報端末5
の装着時に個別に更新する個別更新モードの選択が可能
となっている。一括更新モードは、例えば夜間のバッチ
処理等に用いられる。
【0045】データ管理装置2から送信するコンテンツ
は、動画や音声を含むため、数百MBytes〜数GB
ytes程度となることが想定される。このような大容
量コンテンツの提供性能及び可用性を考慮して、携帯情
報端末5は、閲覧時にその都度コンテンツの配信を受け
る方式ではなく、充電ステーション装着時に必要なコン
テンツを全て内蔵HDDに記憶しておく方式となってい
る。
【0046】続いて、充電機能、データ通信機能におけ
る処理の一例について図5乃至7のフローチャートを用
いて詳細に説明する。図5は、携帯情報端末5が充電ス
テーション1に装着されたときの処理の概略を示すフロ
ーチャートである。同図に示すように、携帯情報端末5
を充電ステーション1に装着することによって、携帯情
報端末5の充電処理とデータ通信処理が並列に実行され
るようになっている。
【0047】図6は、携帯情報端末5の充電処理を示す
フローチャートである。充電ステーション1に装着され
た携帯情報端末5では、充電池51に対して充電が必要
か否か判断する(S1)。充電が必要でない場合にはS
6に進み、充電が必要な場合には、充電用LED53a
に赤色を点燈させて充電を開始し(S2,S3)、充電
池51の電圧状態をチェックして充電が完了したか否か
を判断する(S4,S5)。充電が完了していない場合
には、S2に戻って上記処理を繰り返し、充電が完了し
た場合には、S6へ進んで携帯情報端末5の充電を終了
し、充電用LED53aに緑色を点燈させて(S7)、
充電処理を終了する。
【0048】図7は、データ通信処理を示すフローチャ
ートである。データ通信制御部15は、収納部12に装
着された携帯情報端末5が起動状態にあるか否かを判断
し(S11)、起動状態にない場合には起動する(S1
2)。データ管理装置2は、データ通信制御部15から
の通知により携帯情報端末5が装着されたことを認識す
る(S13)。データ通信制御部15は、その携帯情報
端末5の通信用LED53bをデータ転送モードを示す
赤色に変更し(S14)、閲覧履歴情報(ログ)の収集
を開始する。
【0049】閲覧履歴情報の収集では、データ通信制御
部15が携帯情報端末5の内蔵HDDに格納されている
閲覧履歴情報を読出してデータ管理装置2へ転送し、閲
覧履歴データベース22に格納する(S15)。閲覧履
歴情報の収集が完了したか否かを示す完了コード1に、
完了を示す”1”を代入する(S16)。そして、転送
の済んだ閲覧履歴情報については情報漏洩防止と携帯情
報端末5の空き記憶容量の確保のため携帯情報端末5の
内蔵HDDから削除する(S17)。
【0050】続いて、コンテンツの更新処理(アップデ
ート)に入る。まず、データ管理装置2では、一括更新
モードが設定されているか否かを判断する(S18)。
一括更新モードの場合には、コンテンツの更新が完了し
たか否かを示す完了コード2に、完了を示す”1”を代
入して(S20)、実際には更新処理を行わずに終了す
る。つまり、一括更新の場合には、このフローチャート
では更新処理を行わないこととし、管理者による手動操
作やバッチ処理等により、充電ステーション1に収納さ
れた全ての携帯情報端末5について深夜等に一斉にコン
テンツの更新を行うようにする。
【0051】一括更新モードでない場合には、データ管
理装置2は、携帯情報端末5の内蔵HDDに記憶されて
いるコンテンツとコンテンツデータべース23に格納さ
れている送信すべきコンテンツとの差分に相当する更新
コンテンツだけ充電ステーション1に送信し、その携帯
情報端末5に記憶されているコンテンツの更新を行う
(S19)。コンテンツの更新が完了したところで完了
コード2に1を代入する(S20)。
【0052】データ管理装置2は、完了コードの確認を
行い(S21)、完了コード1=1かつ完了コード2=
1の場合にはS22へ進み、完了コード1=0の場合に
はS15へ戻って閲覧履歴情報の収集を行い、完了コー
ド1=1かつ完了コード2=0の場合にはS19へ戻っ
てコンテンツの更新を行う。
【0053】S22では、データ通信制御部15は、閲
覧履歴情報の収集およびコンテンツの更新が完了した携
帯情報端末5の通信用LED53bを通常モードを示す
緑色に復帰させる(S22)。そして、完了コード1,
2に”0”をそれぞれ代入し(S23)、その携帯情報
端末5の電源をOFFして(S24)、データ通信処理
を終了する。
【0054】したがって、本実施の形態によれば、複数
の携帯情報端末5に対する充電機能とデータ通信機能を
充電ステーション1に備えるようにしたことで、携帯情
報端末5の充電中に携帯情報端末5とデータ管理装置2
との間でのデータ通信が可能となるので、充電中に携帯
情報端末5からデータ管理装置2への閲覧履歴情報の送
信や、データ管理装置2から携帯情報端末5への更新コ
ンテンツの送信を行うことができ、効率的に携帯情報端
末5の充電およびデータ通信を行うことができる。ま
た、これによって、データ管理装置2では、携帯情報端
末5の充電中に、その携帯情報端末5から読み出した閲
覧履歴情報を活用することができる。
【0055】本実施の形態によれば、データ管理装置2
による携帯情報端末5へのコンテンツの更新に際して、
一括更新モードと個別更新モードを選択可能としたこと
で、コンテンツ更新管理の利便性を向上させることがで
きる。
【0056】本実施の形態によれば、充電ステーション
1の筐体に設けた差込口である収納部12に携帯情報端
末5を収納するようにしたことで、イベントの受付で携
帯情報端末5の貸出作業を効率よく行うことができる。
また、携帯情報端末5の脱落を防止するために、取出ボ
タン13を押さない限り携帯情報端末5を取り出せない
機構としたことで、携帯情報端末5の充電中断やデータ
通信エラーの発生を防止することができる。
【0057】本実施の形態によれば、携帯情報端末5か
ら読み出した閲覧履歴情報については、その携帯情報端
末5の内蔵HDDから削除するようにしたことで、携帯
情報端末5を他の者に貸し出したときの閲覧履歴情報の
漏洩を防止するとともに、携帯情報端末5の空き記憶容
量を確保することができる。
【0058】本実施の形態によれば、データ管理装置2
が携帯情報端末5のコンテンツを更新する際に、携帯情
報端末5に記憶されているコンテンツとコンテンツデー
タベース23に格納されている送信すべきコンテンツと
の差分だけを送信するようにしたことで、迅速にコンテ
ンツの更新を完了することができる。
【0059】なお、本実施の形態においては、博物館を
想定し、来館者に対して携帯情報端末5を貸し出してコ
ンテンツにより展示物の案内や解説を行うようにし、返
却された携帯情報端末5を充電ステーションで充電して
いる際中に、携帯情報端末5とデータ管理装置2間で、
来館者によるコンテンツの閲覧履歴情報や更新コンテン
ツ等のデータ通信を行うこととしたが、これは博物館に
限られるものではない。例えば、美術館等についても同
様に適用することができる。
【0060】また、例えばデパートに適用した場合に
は、各店舗の案内等を顧客に貸し出した携帯情報端末5
のコンテンツで行うようにし、返却された携帯情報端末
5を充電ステーションで充電している際中に、携帯情報
端末5とデータ管理装置2間でコンテンツの閲覧履歴情
報や更新コンテンツ等のデータ通信を行うようにするこ
ともできる。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る携
帯情報端末用のデータ通信対応充電ステーション、デー
タ管理プログラムによれば、携帯情報端末の充電中に携
帯情報端末とデータ管理装置間でのデータ通信が可能と
なるので、充電中に携帯情報端末からデータ管理装置へ
の閲覧履歴情報の送信や、データ管理装置から携帯情報
端末への更新コンテンツの送信を行うことができ、効率
的に携帯情報端末の充電およびデータ通信を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態における携帯情報端末用のデータ
通信対応充電ステーションおよびデータ管理装置の構成
を示す図である。
【図2】充電ステーションの内部構成の一例を示す図で
ある。
【図3】充電ステーションにおける充電機能を説明する
ための図である。
【図4】充電ステーションとデータ管理装置間でのデー
タ通信機能を説明するための図である。
【図5】携帯情報端末が充電ステーションに装着された
ときの処理の概略を示すフローチャートである。
【図6】携帯情報端末の充電処理を示すフローチャート
である。
【図7】データ通信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 充電ステーション 2 データ管理装置 3 ネットワーク 4 データ管理プログラム 5 携帯情報端末 6 商用電源 7 ネットワーク機器 11 モジュール部 12 収納部 13 取出ボタン 14 主電源部 15 データ通信制御部 16 プラグ 17 電源 18 HUB 21 貸出管理データベース 22 閲覧履歴データベース 23 コンテンツデータベース 51 充電池 52 接続部 121 電源供給部 122 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 宏修 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 佐藤 伸自 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 河波 宏明 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K067 BB21 GG01 GG11 HH23 KK06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イベント的空間において貸し出される複
    数の携帯情報端末を収納する収納手段と、 前記収納手段に収納された携帯情報端末の充電のために
    電源を供給する電源供給手段と、 前記収納手段に収納された携帯情報端末に対してデータ
    管理装置から送信されてきたコンテンツを格納させると
    ともに、携帯情報端末の利用者に閲覧されたコンテンツ
    に関する閲覧履歴情報を携帯情報端末から読み出してデ
    ータ管理装置へ送信するデータ通信制御手段と、 を有することを特徴とする携帯情報端末用のデータ通信
    対応充電ステーション。
  2. 【請求項2】 前記収納手段は、筐体に携帯情報端末ご
    との差込口を設けたものであって、 この差込口に収納された携帯情報端末の脱落防止のため
    の脱落防止手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の携帯情報端末用のデータ通信対応充電ステーション。
  3. 【請求項3】 前記データ通信制御手段は、携帯情報端
    末から読み出してデータ管理装置へ送信した閲覧履歴情
    報については、その携帯情報端末から削除することを特
    徴とする請求項1又は2記載の携帯情報端末用のデータ
    通信対応充電ステーション。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯
    情報端末用のデータ通信対応充電ステーションとネット
    ワークを介して接続されるデータ管理装置に対して、 携帯情報端末の貸出管理表を貸出管理データベースに格
    納して管理する処理と、 前記データ通信制御手段により携帯情報端末から読み出
    されて送信されてきた閲覧履歴情報を閲覧履歴データベ
    ースに格納して管理する処理と、 携帯情報端末に送信するコンテンツをコンテンツデータ
    ベースに格納して管理する処理と、 を実行させることを特徴とするデータ管理プログラム。
  5. 【請求項5】 携帯情報端末に格納されたコンテンツを
    更新するモードとして、前記充電ステーションの収納手
    段に収納された全ての携帯情報端末に対して一括して更
    新する一括更新モードと、前記収納手段への収納時に個
    別に更新する個別更新モードの選択を受け付ける処理を
    前記データ管理装置に実行させることを特徴とする請求
    項4記載のデータ管理プログラム。
  6. 【請求項6】 コンテンツを更新する際に、携帯情報端
    末に記憶されているコンテンツと前記コンテンツデータ
    ベースに格納されている送信すべきコンテンツとの差分
    に相当するコンテンツを送信する処理を前記データ管理
    装置に対して実行させることを特徴とする請求項4又は
    5記載のデータ管理プログラム。
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Cited By (6)

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