JP6965904B2 - 調質圧延方法及び調質圧延機 - Google Patents
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Description
[1] 鋼板の搬送方向に沿って配置された第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドを用いた調質圧延方法であって、
前記鋼板の伸長率の実測値と設定伸長率との偏差に基づき、前記鋼板の伸長率を設定範囲内にフィードバック制御するための伸長率制御信号を出力する伸長率制御ステップと、
前記伸長率制御ステップにおいて出力した前記伸長率制御信号と、設定スタンド間張力とに基づいて、張力上限値と張力下限値との範囲内に収まるように目標スタンド間張力を
、設定する目標張力設定ステップと、
前記第1圧延スタンドと前記第2圧延スタンドとの間のスタンド間張力が前記目標張力設定ステップにおいて設定した前記目標スタンド間張力になるように、前記第1圧延スタンドの圧延速度を制御する速度制御ステップと、
を有し、
前記目標スタンド間張力が前記張力上限値もしくは前記張力下限値になった場合、前記鋼板の伸長率が前記設定範囲内に収まるように、前記第1圧延スタンドの圧延荷重を調整する荷重調整ステップを実施する
ことを特徴とする調質圧延方法。
[2] 前記目標張力設定ステップにおいて、前記鋼板の板厚と搬送速度とに応じて前記設定スタンド間張力を補正し、補正した前記設定スタンド間張力を用いて前記目標スタンド間張力を設定することを特徴とする[1]に記載の調質圧延方法。
[3] 前記荷重調整ステップにおいて、前記目標スタンド間張力が前記張力上限値になった場合には前記第1圧延スタンドの圧延荷重を設定圧延荷重から所定量増加させ、前記目標スタンド間張力が前記張力下限値になった場合には前記第1圧延スタンドの圧延荷重を設定圧延荷重から所定量減少させることを特徴とする[1]または[2]に記載の調質圧延方法。
[4] 前記圧延荷重の補正量は、前記鋼板の延びやすさに関するパラメータまたは表面品質に関するパラメータに応じて決定される[1]から[3]のいずれかに記載の調質圧延方法。
[5] 鋼板の搬送方向に沿って配置された第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドと、
前記第1圧延スタンド及び前記第2圧延スタンドによる前記鋼板の伸長率を設定範囲内に収めるように制御する制御装置と、
を有し、
前記制御装置は、
前記鋼板の伸長率の実測値と設定伸長率との偏差に基づき、前記鋼板の伸長率を設定範囲内にフィードバック制御するための伸長率制御信号を出力する伸長率制御部と、
前記伸長率制御部から出力された前記伸長率制御信号及び設定スタンド間張力に基づいて、張力上限値と張力下限値との範囲内に収まるように目標スタンド間張力を設定する目標張力設定部と、
前記第1圧延スタンドと前記第2圧延スタンドとの間のスタンド間張力が前記目標設定部において設定した前記目標スタンド間張力になるように、前記第1圧延スタンドの圧延速度を制御する速度制御部と、
前記目標スタンド間張力が前記張力上限値もしくは前記張力下限値になった場合、前記鋼板の伸長率が前記設定範囲内に収まるように、前記第1圧延スタンドの圧延荷重を調整する荷重制御部と、
を備えることを特徴とする調質圧延機。
7 減算器
8 伸長率制御部
9 張力加算器
10 目標張力設定部
11 張力減算器
12 張力制御部
13 速度加算器
14 速度制御部
15 荷重制御部
50 制御装置
100 調質圧延機
K 鋼板
1STD 第1圧延スタンド
2STD 第2圧延スタンド
Lsd 圧延荷重
PD1、PD2 圧下装置
Tsd 目標スタンド間張力
Tsdmax 張力上限値
Tsdmin 張力下限値
ΔL 補正量
ε 設定伸長率
Claims (4)
- 鋼板の搬送方向に沿って配置された第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドを用いた調質圧延方法であって、
前記鋼板の伸長率の実測値と設定伸長率との偏差に基づき、前記鋼板の伸長率を設定範囲内にフィードバック制御するための伸長率制御信号を出力する伸長率制御ステップと、
前記伸長率制御ステップにおいて出力した前記伸長率制御信号と、設定スタンド間張力とに基づいて、張力上限値と張力下限値との範囲内に収まるように目標スタンド間張力を、設定する目標張力設定ステップと、
前記第1圧延スタンドと前記第2圧延スタンドとの間のスタンド間張力が前記目標張力設定ステップにおいて設定した前記目標スタンド間張力になるように、前記第1圧延スタンドの圧延速度を制御する速度制御ステップと、
を有し、
前記目標スタンド間張力が前記張力上限値もしくは前記張力下限値になった場合、前記鋼板の伸長率が前記設定範囲内に収まるように、前記第1圧延スタンドの圧延荷重を調整する荷重調整ステップを実施するものであり、
前記目標スタンド間張力が前記張力上限値になった場合、前記鋼板の伸長率が前記設定範囲内に収まるように、前記第1圧延スタンドの圧延荷重を増加させ、
前記目標スタンド間張力が前記張力下限値になった場合、前記鋼板の伸長率が前記設定範囲内に収まるように、前記第1圧延スタンドの圧延荷重を減少させる
ことを特徴とする調質圧延方法。 - 前記目標張力設定ステップにおいて、前記鋼板の板厚と搬送速度とに応じて前記設定スタンド間張力を補正し、補正した前記設定スタンド間張力を用いて前記目標スタンド間張力を設定することを特徴とする請求項1に記載の調質圧延方法。
- 前記圧延荷重の補正量は、前記鋼板の延びやすさに関するパラメータまたは表面品質に関するパラメータに応じて決定される請求項1又は2に記載の調質圧延方法。
- 鋼板の搬送方向に沿って配置された第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドと、
前記第1圧延スタンド及び前記第2圧延スタンドによる前記鋼板の伸長率を設定範囲内に収めるように制御する制御装置と、
を有し、
前記制御装置は、
前記鋼板の伸長率の実測値と設定伸長率との偏差に基づき、前記鋼板の伸長率を設定範囲内にフィードバック制御するための伸長率制御信号を出力する伸長率制御部と、
前記伸長率制御部から出力された前記伸長率制御信号及び設定スタンド間張力に基づいて、前記第1圧延スタンドと前記第2圧延スタンドとの間の目標スタンド間張力を、張力上限値と張力下限値との範囲内に収まるように設定する目標張力設定部と、
前記目標張力設定部において設定した前記目標スタンド間張力になるように、前記第1圧延スタンドの圧延速度を制御する速度制御部と、
前記目標スタンド間張力が前記張力上限値もしくは前記張力下限値になった場合、前記鋼板の伸長率が前記設定範囲内に収まるように、前記第1圧延スタンドの圧延荷重を調整する荷重制御部と、
を備え、
前記荷重制御部は、前記目標スタンド間張力が前記張力上限値になった場合、前記鋼板の伸長率が前記設定範囲内に収まるように、前記第1圧延スタンドの圧延荷重を増加させ、
前記目標スタンド間張力が前記張力下限値になった場合、前記鋼板の伸長率が前記設定範囲内に収まるように、前記第1圧延スタンドの圧延荷重を減少させる
ことを特徴とする調質圧延機。
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