JP6965099B2 - トイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末 - Google Patents

トイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末 Download PDF

Info

Publication number
JP6965099B2
JP6965099B2 JP2017205570A JP2017205570A JP6965099B2 JP 6965099 B2 JP6965099 B2 JP 6965099B2 JP 2017205570 A JP2017205570 A JP 2017205570A JP 2017205570 A JP2017205570 A JP 2017205570A JP 6965099 B2 JP6965099 B2 JP 6965099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet training
image
toilet
information
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017205570A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019076393A (ja
Inventor
文美 合田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
Priority to JP2017205570A priority Critical patent/JP6965099B2/ja
Priority to PCT/JP2018/030979 priority patent/WO2019082487A1/ja
Publication of JP2019076393A publication Critical patent/JP2019076393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6965099B2 publication Critical patent/JP6965099B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/505Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators with separable parts, e.g. combination of disposable and reusable parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/551Packaging before or after use
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/84Accessories, not otherwise provided for, for absorbent pads

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

本発明は、トイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末に関する。
特許文献1には、使い捨ておむつに付与された所定画像が、携帯通信端末の撮影部によって撮影された場合、撮影された全体画像と共に、所定画像に関連付けられている画像や文字や音声を出力するシステムが開示されている。
特開2015−41905号
しかしながら、特許文献1は低月齢の乳幼児を持つ母親に対して望ましい育児環境を提供することを目的としている。そのため、おむつを着用した乳幼児を撮影し、乳幼児と共に、母親を励ましたり褒めたりする画像等が出力される。
一方、成長した乳幼児は、トイレで排泄できるようにトイレトレーニングを行う。トイレトレーニングでは、例えば、おむつの着用前には「おむつを汚さないように頑張ろう」等の声掛けをしたり、おむつの着用中には「トイレに行ってみよう」等の声掛けをしたりと、状況に応じて異なる声掛けを乳幼児にする必要がある。そのため、特許文献1のシステムをトイレトレーニングにそのまま適用することは難しい。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、トイレトレーニングの状況に応じて異なるトイレトレーニング情報を出力可能なトイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
読み取り部、出力部、及び、制御部を備えた端末と、
使い捨ておむつと、を有するトイレトレーニングシステムであって、
前記使い捨ておむつは、第1画像が付された分離可能なシール部材を備え、
前記制御部は、
前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、第1トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させ、
前記読み取り部が前記第1画像とともに第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報とは異なる第2トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、トイレトレーニングの状況に応じて異なるトイレトレーニング情報を出力可能なトイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末を提供することができる。
端末1の構成を示すブロック図である。 使い捨ておむつ10の背面図である。 図3A及び図3Bは後処理テープ13及びシール部材30の概略断面図である。 図4Aから図4Cは台紙20の説明図である。 ARマーカーとトイレトレーニング情報が対応付けられたテーブル9の説明図である。 トイレトレーニング方法のフロー図である。 図7A及び図7Bは第1ARマーカー41及び第2ARマーカー42を読み取った端末1の画面5aの図である。 図8Aはおむつ10を撮影した画像データを示す端末1の画面5aの図であり、図8Bはおむつ10の使用枚数を示す端末1の画面5aの図である。 便器50に貼り付けられたシール部材30の説明図である。 図10A及び図10Bは第1ARマーカー41を読み取った端末1の画面5aの図である。 トイレへ誘導した回数を示す端末1の画面5aの図である。 図12A及び図12Bは第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43を読み取った端末1の画面5aの図である。 シール部材30の数を示す端末1の画面5aの図である。 変形例1のトイレトレーニング方法のフロー図である。 変形例2のトイレトレーニング方法のフロー図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
読み取り部、出力部、及び、制御部を備えた端末と、使い捨ておむつと、を有するトイレトレーニングシステムであって、前記使い捨ておむつは、第1画像が付された分離可能なシール部材を備え、前記制御部は、前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、第1トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させ、前記読み取り部が前記第1画像とともに第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報とは異なる第2トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、1つのシール部材によって、トイレトレーニングの状況に応じた異なる情報を端末から出力できる。よって、効率的にトイレトレーニングを進められる。また、端末から出力される視覚的、聴覚的な情報により、乳幼児は楽しみながらトイレトレーニングを行える。
かかるトイレトレーニングシステムであって、前記使い捨ておむつは、前記使い捨ておむつの廃棄時に利用される後処理テープを備え、前記シール部材は、前記後処理テープに貼られていることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、シール部材の位置が認識されやすい。また、シール部材が平坦な形状を維持しやすくなり、第1画像が確実に読み取られる。また、おむつからシール部材を分離しやすくなり、かつ、シール部材の接着力が維持される。
かかるトイレトレーニングシステムであって、前記第2画像は、前記使い捨ておむつに付されていることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、おむつの図柄を利用して、異なるトイレトレーニング情報を出力できる。
かかるトイレトレーニングシステムであって、前記使い捨ておむつは、前記使い捨ておむつの廃棄時に利用される後処理テープを備え、前記第2画像は、前記後処理テープに付されていることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、後処理テープは平坦な形状を維持しやすいため、第2画像が確実に読み取られる。
かかるトイレトレーニングシステムであって、前記使い捨ておむつは、吸収性コア、及び、弾性部材を備え、前記第2画像は、前記使い捨ておむつの厚さ方向において、前記吸収性コアと重複し、かつ、前記弾性部材の伸縮部と重複しない領域に付されていることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、平坦な形状が維持されやすい領域に第2画像が付され、第2画像が確実に読み取られる。
かかるトイレトレーニングシステムであって、同一パッケージに収容された複数の前記使い捨ておむつにおいて、前記第1画像、及び、前記第2画像の少なくとも一方が異なり、前記制御部は、前記読み取り部が異なる前記第1画像及び前記第2画像の組み合わせを読み取ったことを認識した場合には、異なる種類の前記第2トイレトレーニング情報を、前記出力部に出力させ、前記読み取り部が異なる前記第1画像を読み取ったことを認識した場合には、異なる種類の前記第1トイレトレーニング情報を、前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、乳幼児の飽きを防止でき、トイレトレーニングを継続できる。
かかるトイレトレーニングシステムであって、前記制御部は、前記読み取り部が、前記使い捨ておむつに貼られた状態の前記シール部材の前記第1画像とともに、前記第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第2トイレトレーニング情報として、乳幼児にトイレトレーニングを行うことを促す情報を、前記出力部に出力させ、前記読み取り部が、前記使い捨ておむつから分離された状態の前記シール部材の前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報として、乳幼児をトイレへ誘導する情報を、前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、着用前のおむつに端末をかざして情報を出力することで、乳幼児に端末の画面を見せながら、トイレトレーニングを行うことを促せる。おむつから分離されたシール部材に端末をかざして情報を出力することで、おむつを着用している乳幼児に、端末の画面を見せながら、トイレでの排泄等を誘導できる。
前記乳幼児をトイレへ誘導する情報は、少なくとも音情報を有することを特徴とするトイレトレーニングシステム。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、保護者は端末を手放すことができ、乳幼児の排泄を補助できる。
かかるトイレトレーニングシステムであって、前記端末は、記憶部、及び、前記端末の位置情報取得部を備え、前記制御部は、前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったこと、及び、前記位置情報取得部からの情報に基づき、前記端末がトイレ内に位置することを認識した場合には、乳幼児をトイレへ誘導した回数を累積し、前記回数を前記記憶部に記憶させ、前記出力部は、前記回数を出力可能であることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、保護者等は、トイレトレーニングの進捗を把握でき、達成感が得られやすい。また、制御部が自動で累積するため、操作者の手間を軽減できる。また、端末がトイレに位置する条件に基づき、より正確な誘導回数が出力される。
かかるトイレトレーニングシステムであって、第3画像が付されたトイレトレーニング用の台紙を備え、前記制御部は、前記読み取り部が、前記台紙の所定の位置に貼られた状態の前記シール部材の前記第1画像とともに、前記第3画像を読み取ったことを認識した場合には、乳幼児にトイレトレーニングを継続させるように応援する情報、及び、トイレトレーニングを行った乳幼児を褒める情報の少なくとも一方を、前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、台紙の図柄を利用して、異なるトイレトレーニング情報を出力できる。
かかるトイレトレーニングシステムであって、トイレトレーニング用の台紙を備え、前記第2画像は、前記台紙に付されていることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、台紙の図柄を利用して、異なるトイレトレーニング情報を出力できる。
かかるトイレトレーニングシステムであって、前記制御部は、前記読み取り部が、前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報として、乳幼児にトイレトレーニングを行うことを促す情報を、前記出力部に出力させ、前記読み取り部が、前記台紙の所定の位置に貼られた状態の前記シール部材の前記第1画像とともに、前記第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第2トイレトレーニング情報として、乳幼児をトイレへ誘導する情報を、前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステム。である
このようなトイレトレーニングシステムによれば、おむつから分離されて台紙に貼られたシール部材に端末をかざして情報を出力するため、おむつを着用している乳幼児に、端末の画面を見せながら、トイレでの排泄等を誘導できる。
かかるトイレトレーニングシステムであって、前記端末は、記憶部を備え、前記制御部は、前記読み取り部が、前記台紙の所定の位置に貼られた状態の前記シール部材の前記第1画像を読み取ったことを認識した場合には、前記シール部材の数を累積し、前記数を前記記憶部に記憶させ、前記出力部は、前記数を出力可能であることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、保護者等は、トイレトレーニングの進捗を把握でき、達成感が得られやすい。また、台紙が交換されてしまっても、シール部材の数を累積できる。また、制御部が自動で累積するため、操作者の手間を軽減できる。
かかるトイレトレーニングシステムであって、前記制御部は、前記記憶部が記憶する前記シール部材の前記数に応じたトイレトレーニング情報を、前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、乳幼児の飽きを防止でき、トイレトレーニングを継続できる。また、シール部材の数の増加に伴い、ステップアップしたトイレトレーニング情報を出力できる。
かかるトイレトレーニングシステムであって、同一パッケージに収容された複数の前記使い捨ておむつは互いに異なる図柄を有し、前記端末は、記憶部、及び、日時情報取得部を備え、前記制御部は、前記読み取り部が前記使い捨ておむつを撮影した画像データを取得し、かつ、撮影した日時情報を前記日時情報取得部から取得すると、前記画像データにおける前記使い捨ておむつの図柄、及び、前記日時情報の少なくとも一方に基づき、乳幼児が前記使い捨ておむつを使用した枚数を累積し、前記枚数を記憶部に記憶させ、前記出力部は、前記枚数を出力可能であることを特徴とするトイレトレーニングシステムである。
このようなトイレトレーニングシステムによれば、保護者等は、トイレトレーニングの進捗を把握でき、達成感が得られやすい。また、同一のおむつが複数回撮影された場合に、おむつの使用枚数が累積されないようすることができる。また、おむつを撮影する、おむつと一緒に撮影してもらうといった乳幼児にとって楽しい行為によって累積されるため、トイレトレーニングの継続に繋がる。
また、読み取り部、出力部、及び、制御部を備え、前記読み取り部は、使い捨ておむつに分離可能に設けられたシール部材に付された第1画像を読み取り可能である、端末の前記制御部に、前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、第1トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させる機能と、前記読み取り部が前記第1画像とともに第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報とは異なる第2トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させる機能と、を実現させるためのトイレトレーニング用プログラムである。
また、読み取り部、出力部、及び、制御部を備えた端末を利用したトイレトレーニング方法であって、前記読み取り部は、使い捨ておむつに分離可能に設けられたシール部材に付された第1画像を、読み取り可能であり、前記制御部は、前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、第1トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させるステップと、前記制御部は、前記読み取り部が前記第1画像とともに第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報とは異なる第2トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させるステップと、を有することを特徴とするトイレトレーニング方法である。
また、読み取り部、出力部、及び、制御部を備えたトイレトレーニング用端末であって、前記読み取り部は、使い捨ておむつに分離可能に設けられたシール部材に付された第1画像を、読み取り可能であり、前記制御部は、前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、第1トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させ、前記読み取り部が前記第1画像とともに第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報とは異なる第2トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニング用端末である。
このようなトイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、トイレトレーニング用端末によれば、1つのシール部材によって、トイレトレーニングの状況に応じた異なる情報を端末から出力できる。よって、効率的にトイレトレーニングを進められる。また、端末から出力される視覚的、聴覚的な情報により、乳幼児は楽しみながらトイレトレーニングを行える。
===実施形態===
<<トイレトレーニングシステム>>
本実施形態のトイレトレーニングシステムは、保護者が所有している端末1(スマートフォンやタブレット端末等のコンピューター)を利用して、乳幼児のおむつ離れを補助するシステムであり、端末1と、使い捨ておむつ10と、トイレトレーニング用の台紙20とで構成される。
<<端末1>>
図1は、端末1の構成を示すブロック図である。端末1は、制御部2と、記憶部3と、入力部4と、出力部5と、読み取り部6と、位置情報取得部7と、日時情報取得部8とを備えている。
制御部2は、各部間のデータの受け渡しを行うとともに、端末1全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)により構成される。
記憶部3には、トイレトレーニング用プログラムが記憶されている。制御部2は、トイレトレーニング用プログラムに従って、後述する各種処理を実行するように機能する。トイレトレーニング用プログラムがダウンロードされた端末1は、トイレトレーニング用端末に相当する。
なお、トイレトレーニング用プログラムは、コンピューターが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ、CD−ROM、USBメモリ等)に記録された状態で供給することも可能であり、インターネットを介してダウンロードすることも可能である。
入力部4は、端末1の操作者が入力するためものであり、タッチパネル等を例示できる。出力部5は、制御部2からの指令に基づく処理結果を出力するものであり、画面5aや音再生部5b(スピーカー)等を例示できる。読み取り部6は、撮影した画像データや、ARマーカー等の所定の画像を読み取ったデータを、制御部2に供給するものであり、カメラ6a等を例示できる。
位置情報取得部7は、GPS機能(Global Positioning System)を用いる等して、端末1の現在の位置を取得し、その位置情報を制御部2に供給するものである。日時情報取得部8は、現在の日付や時刻を取得し、その日時情報を制御部2に供給するものである。
<<使い捨ておむつ10>>
図2は、使い捨ておむつ10の背面図である。図3A及び図3Bは、後処理テープ13及びシール部材30の概略断面図である。本実施形態では、使い捨ておむつ10として、パンツ型の使い捨ておむつを例示する。但しこれに限らず、例えばテープ型の使い捨ておむつやパッドタイプの使い捨ておむつ等でもよい。
パンツ型の使い捨ておむつ10(以下、おむつ)は、排泄液を吸収保持する吸収性コア11Aを備える吸収性本体11と、着用者の腹側部に当てられる腹側胴回り部(不図示)と、着用者の背側部に当てられる背側胴回り部12とを有する。また、おむつ10は、縦方向及び横方向を有するとともに、おむつ10の構成部材が積層された厚さ方向を有する。厚さ方向において、着用者に接触する側を肌側といい、その反対側を非肌側という。
背側胴回り部12は、図3Aに示すように、吸収性本体11よりも非肌側に配置されており、肌側シート121と、非肌側シート122と、両シート121,122の間に配置されたプリントシート123と、複数の胴回り弾性部材124とを有する。なお、腹側胴回り部も同様の構成である。
複数の胴回り弾性部材124は、肌側シート121と非肌側シート122の間において、縦方向に並んで配置されるとともに、横方向に伸縮可能に固定されている。なお、胴回り弾性部材124において伸縮性を発現する部位、すなわち胴回り弾性部材124が伸長状態でシートに固定された部位を伸縮部という。図面には伸縮部のみを示す。
プリントシート123の非肌側面には、図柄や文字等の画像44が印刷されている。プリントシート123の画像44は、非肌側シート122を介して、おむつ10の外側(非肌側)から視認可能とする。
また、おむつ10は、おむつ10の廃棄時に利用される後処理テープ13を備える。後処理テープ13は、図3Aに示すように、テープ本体131と、テープ把持部132と、固定部133と、複数のテープ接着部134とを有する。
テープ本体131は、おむつ10の縦方向に長い長方形状の部材であり、長手方向にZ字状に折り畳まれている。テープ本体131は、折り畳まれた状態で、背側胴回り部12の非肌側面に固定部133(接着剤等)によって剥離不能に固定されている。折り畳まれたテープ本体131の各層の間には、剥離可能であり再接着可能なテープ接着部134が設けられ、折り畳み状態が保たれている。
テープ把持部132は、テープ本体131の長手方向の一端部に設けられている。テープ把持部132の肌側面には、テープ接着部134が設けられていない。そのため、ユーザーは、テープ把持部132を把持して、テープ本体131を引っ張ることができる。そうすると、テープ本体131の折り畳み状態が解除される。よって、廃棄のためにおむつ10を丸めた後、おむつ10に後処理テープ13を巻き付けて固定できる。
また、おむつ10は、おむつ10から分離可能なシール部材30を備える。シール部材30は、矩形形状のシール本体31と、シール把持部32と、シール接着部33とを有する。シール部材30は、後処理テープ13に貼られている。詳しくは、シール部材30は、後処理テープ13のテープ把持部132よりも上方のテープ本体131にシール接着部33によって接着されている。
シール把持部32は、シール本体31の長手方向の一端部に設けられている。シール把持部32の肌側面にシール接着部33は設けられていない。そのため、ユーザーは、シール把持部32を把持して、後処理テープ13からシール部材30を分離できる。
以上のように、シール部材30は、後処理テープ13に貼られていることが好ましい。そうすることで、おむつ10におけるシール部材30の位置がユーザーに認識されやすく、シール部材30が目的の用途に利用されやすい。なお、図示しないが、シール部材30に、例えば「ご褒美シール」等の文字を印刷してもよい。
また、一般に、後処理テープ13のテープ本体131は、ポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂素材で形成されている(シール部材30も同様)。そのため、後処理テープ13をシール部材40の剥離紙として機能させることができる。つまり、おむつ10からシール部材30を容易に分離でき、かつ、シール部材30の接着力が維持される。シール部材30は、おむつ10から分離された後、台紙20等に貼られるため、おむつ10から分離された後に再接着可能であることが好ましい。ただし上記に限らず、シール部材3は、おむつ10の何れかの部位に分離可能に設けられていればよい。
<<台紙20>>
図4Aから図4Cは、台紙20の説明図である。台紙20は、おむつ10から分離されたシール部材30を貼り付けることのできる媒体(例えば用紙や樹脂シート)である。台紙20には、複数のシール付与部21が印刷されている。
シール付与部21は、シール部材30を台紙20に貼るスペースである。図4Bに示すように、シール付与部21には、シール部材30の外形線と同じ形状及び同じ大きさである誘導線21aが印刷されているとよい。これにより、ユーザーは、図4Cに示すように、シール部材30を台紙20の所定の位置に貼ることができる。
さらに、シール付与部21に、「シール貼ってね」等、ユーザーがシール部材30を台紙20に貼るように誘導する情報が印刷されているとよい。また、複数のシール付与部21に順に数字21cを印刷してもよい。そうすることで、トイレトレーニングの進捗やゴールまでの回数が視覚的に解りやすくなる。
台紙20の提供方法としては、例えば、台紙20のデータを、インターネットを介してダウンロード可能にし、各家庭で印刷してもらう方法や、おむつ10の販売店等で台紙1を配布する方法や、おむつ10のパッケージに台紙20を封入する方法や、パッケージの一部に台紙20を印刷し、パッケージの台紙20の部分を切り取ってもらう方法等を例示できる。
<<ARマーカー>>
図5は、ARマーカーとトイレトレーニング情報が対応付けられたテーブル9の説明図である。本実施形態のトイレトレーニングシステムでは、AR技術(Augmented Reality:拡張現実)を利用する。そのために、おむつ10や台紙20には、端末1により読み取り可能なARマーカーが付されている。
具体的には、図2に示すように、おむつ10が備えるシール部材30に第1ARマーカー41(第1画像、ここでは猫の図柄)が付されている。また、おむつ10が備える後処理テープ13に第2ARマーカー42(第2画像、ここでは星の図柄)が付されている。また、台紙20のシール付与部21に第3ARマーカー43(第3画像、ここではハートの図柄)が付されている。
トイレトレーニング用プログラムが端末1にダウンロードされると、図5のテーブル9が記憶部3に記憶される。そして、トイレトレーニング用プログラムを起動させた端末1の撮影モードにおいて、端末1の読み取り部6(カメラ6a)は、ARマーカー41〜43を読み取ると、ARマーカー41〜43を読み取ったデータを制御部2に供給する。
そうすると、制御部2は、テーブル9を参照し、読み取られたARマーカー41〜43に対応付けられたトイレトレーニング情報を取得する。トイレトレーニング情報は、動画、静止画、文字情報、音声、音楽等、乳幼児が視覚や聴覚によって認識可能な情報である。そして、制御部2は、カメラ6aが撮影している現実の映像に、取得したトイレトレーニング情報を重ねて、出力部5に出力させる。すなわち、制御部2は、画面5aに画像を表示させたり、音再生部5bから音情報を再生させたりする。
おむつ10のテープ部材30及び後処理テープ13は、平坦な部材である。また、テープ部材30及び後処理テープ13は、おむつ10を構成するシート(例えば図3Aの肌側シート121等)に比べて剛性が高く、おむつ10が備える弾性部材(例えば図3Aの胴回り弾性部材124)の収縮の影響を受けにくい。よって、テープ部材30及び後処理テープ13は、おむつ10の自然状態においても皺が生じにくく、平坦な形状が維持されやすい。
そのため、第1ARマーカー41はテープ部材30に付され、第2ARマーカー42は後処理テープ13に付されているとよい。そうすることで、端末1の読み取り部6は第1ARマーカー41及び第2ARマーカー42を確実に読み取ることができる。
ただし、後処理テープ13に第2ARマーカー42を付すに限らず、おむつ10の何れの部位に第2ARマーカー42を付してもよい。また、後処理テープ13の図柄と、それ以外のおむつ10の部位の図柄とを組み合わせて、第2ARマーカー(第2画像)としてもよい。
その場合、おむつ10の厚さ方向において、吸収性コア11Aと重複し、かつ、弾性部材の伸縮部と重複しない領域に、第2ARマーカーを付すとよい。例えば、図2に示す背側胴回り部12に印刷された花の図柄44を、第2ARマーカーにするとよい。
吸収性コア11Aと重複する領域は、剛性が高く、平坦な形状が維持されやすい。さらに、弾性部材の伸縮部と重複しない領域は、おむつ10の自然状態においても皺が生じにくく、平坦な形状が維持されやすい。そのため、上記の領域に第2ARマーカーを付すことで、端末1の読み取り部6は第2ARマーカーを確実に読み取ることができる。なお、弾性部材には、胴回り弾性部材124の他、着用者の脚回りに沿う脚回り弾性部材も含まれる。
<<トイレトレーニング方法>>
図6は、トイレトレーニング方法のフロー図である。トイレトレーニングを行う乳幼児の保護者は、トイレトレーニング用プログラム(以下、プログラム)を起動させた端末1、及び、着用前の使い捨ておむつ10を準備する(S10)。端末1の制御部2は、プログラムに従って、以下の処理を実行する。
〔1:おむつ10の着用前〕
図7A及び図7Bは、第1ARマーカー41及び第2ARマーカー42を読み取った端末1の画面5aの図である。まず、端末1の操作者(保護者や乳幼児)は、プログラムのメニュー画面(不図示)から撮影モードを選択する。端末1の制御部2は、端末1のカメラ6aによって撮影された画像を、画面5aに表示させる。
図7Aに示すように、操作者がおむつ10の背面に端末1のカメラ6aをかざすことで、シール部材30に付された第1ARマーカー41、及び、後処理テープ13に付された第2ARマーカー42がカメラ6a(読み取り部6)によって同時に読み取られる。
そうすると、端末1の制御部2は、第1ARマーカー41及び第2ARマーカー42の読み取りデータを読み取り部6から取得する(S11)。つまり、制御部2は、読み取り部6が、おむつ10に貼られた状態のシール部材30の第1ARマーカー41とともに、後処理テープ13の第2ARマーカー42を読み取ったことを認識する。
そうすると、制御部2は、テーブル9(図5)を参照し、第1ARマーカー41及び第2ARマーカー42の組み合わせに対応付けられているトイレトレーニング情報(第2トイレトレーニング情報)を、カメラ6aが撮影している現実の映像(おむつ10)に重ねて、出力部5に出力させる(S12)。
ここでは「乳幼児にトイレトレーニングを行うことを促す情報」が出力される。例えば、図7Bに示すように、シール部材30に付されたキャラクター(猫)が、乳幼児を呼び掛けたり、拳を上げたりする動作をしている動画62を、画面5aに表示するとよい。また、「いっしょにがんばろうね」等の声掛けを、文字情報61として画面5aに表示したり、音情報として音再生部5bから再生したりしてもよい。また、プログラムにおいて乳幼児の名前が登録されている場合には、キャラクターが乳幼児を呼びかけるようにしてもよい。
これにより、乳幼児にトイレトレーニングを行うことを促すことができ、トイレトレーニングを前進させることができる。また、着用前のおむつ10に端末1のカメラ6aをかざし、トイレトレーニングを行うことを促す情報を出力することで、乳幼児が端末1の画面5aで情報を見ることができる。そして、保護者は、おむつ10に排泄するのではなく、トイレで排泄することを、乳幼児に言い聞かせながら、乳幼児10におむつ10を着用させることができる。
〔2:おむつ10の使用枚数の記録〕
図8Aは、おむつ10を撮影した画像データを示す端末1の画面5aの図であり、図8Bは、おむつ10の使用枚数を示す端末1の画面5aの図である。プログラムでは、端末1の操作者がおむつ10を撮影することで、おむつ10の使用枚数が自動で記録されるものとする。
具体的には、操作者が、プログラムの撮影モードが選択されている端末1のカメラ6aをおむつ10に向けて、シャッターボタンをタップする。なお、おむつ10を単独で撮影するに限らず、おむつ10を持った乳幼児を撮影してもよいし、おむつ10を着用した乳幼児を撮影してもよい。
そうすると、制御部2は、読み取り部6からおむつ10を撮影した画像データを取得する。制御部2は、保存された画像データのみを取得してもよいし、撮影された全画像データを取得してもよい。
それとともに、制御部2は、日時情報取得部8から、画像データを撮影した日時情報(日付や時刻)も取得する。その後、制御部2は、乳幼児がおむつ10を使用した枚数を累積し、その枚数を記憶部3に記憶させる(S13)。
ただし、同一のおむつ10が複数回連続して撮影(かつ保存)される場合がある。そこで、制御部2は、単に取得した画像データの数分だけおむつ10の枚数を累積するのではなく、画像データにおけるおむつ10の図柄(例えば図8Aの猫の図柄14)と、画像データが撮影された日時情報の少なくとも一方に基づき、おむつ10の枚数を累積する。
ここで、おむつ10は、同一パッケージに複数収容された状態で流通し、同一パッケージに収容された複数のおむつ10は互いに異なる図柄14を有するとする。例えば、同一パッケージ内に、図8Aに示す猫の図柄14のおむつ10の他に、犬やうさぎの図柄のおむつ10が収容されているとする。パッケージ内の複数枚毎のおむつ10の図柄が異なっていてもよいし、パッケージ内の全てのおむつ10の図柄が異なっていてもよい。
制御部2は、具体的には、下記の2つの処理の一方、又は、両方を行うものとする。1つ目の処理は、制御部2が、先に取得した画像データにおける、おむつ10の図柄14と、次に取得した画像データにおける、おむつ10の図柄14とを、比較する処理である。制御部2は、おむつ10の図柄が同じと判定した場合には、同一のおむつ10が複数回撮影されたと判断し、おむつ10の使用枚数を累積しない。逆に、制御部2は、おむつ10の図柄が異なると判定した場合には、異なるおむつ10が撮影されたと判断し、おむつ10の使用枚数を累積する。
2つ目の処理は、制御部2が、先に取得した画像データの撮影時間と、次に取得した画像データの撮影時間とを、比較する処理である。制御部2は、撮影時間の間隔が閾値未満(例えば10分未満)である場合には、同一のおむつ10が複数回撮影されたと判定し、おむつ10の使用枚数を累積しない。逆に、制御部2は、撮影時間の間隔が閾値以上(例えば10分以上)である場合には、異なるおむつ10が撮影されたと判定し、おむつ10の使用枚数を累積する。
これにより、同一のおむつ10が複数回連続して撮影(かつ保存)された場合には、おむつ10の使用枚数が累積されない。そのため、より正確なおむつ10の使用枚数が記録される。
なお、制御部2は、おむつ10を撮影した日時情報に基づき、累積単位毎(例えば1日毎や1週間毎)に、おむつ10の使用枚数を累積するとよい。累積単位は、プログラムで固定してもよいし、操作者によって選択可能にしてもよい。
そして、端末1の出力部5は、記憶部3に記憶されているおむつ10の使用枚数を出力可能とする。制御部2は、端末1の操作者からの要求に応じて出力部5に出力させてもよいし、所定のタイミングで自動的に出力部5に出力させてもよい。
例えば、操作者がプログラムのメニュー画面から記録モードを選択し、おむつ10の使用枚数の表示を選択することで、制御部2は、図8Bに示すような、おむつ10の使用枚数のグラフ64を画面5aに表示させるとよい。日付と使用枚数とが対応付けられたグラフや表(不図示)により、累積単位毎の使用枚数の変化が分かる。
その他、制御部2は、図8Aに示すように、おむつ10を撮影した画像データを取得した後に、おむつ10の使用枚数の文字情報63を自動で画面5aに表示させてもよい。これにより現在の使用枚数が分かる。このような表示方法は、プログラムで固定してもよいし、操作者によって選択可能にしてもよい。
トイレで排泄できる回数が増えると、おむつ10の使用枚数が減る。そのため、保護者や乳幼児は、おむつ10の使用枚数に基づき、トイレトレーニングの進捗を把握でき、達成感が得られやすい。よって、トイレトレーニング継続へのモチベーションに繋がる。また、おむつ10を撮影することで、おむつ10の使用枚数が自動で累積されて記録されるため、操作者の手間を軽減できる。
また、上記の処理に限らず、第1ARマーカー41及び第2ARマーカー42が読み取られた場合に、おむつ10の使用枚数が累積されるようにしてもよい。だしし、上記の処理によれば、より正確なおむつ10の使用枚数が記録される。また、おむつ10の写真を撮ったり、自分の写真を撮ってもらったりといった、乳幼児にとって楽しい行為で、おむつ10の使用枚数が記録される。そのため、乳幼児のトイレトレーニング継続へのモチベーションにも繋がる。
なお、おむつ10の使用枚数の記録機能は、プログラムにおいて固定して実施してもよいし、操作者が実施(オン)又は不実施(オフ)を選択可能にしてもよい。
〔3:シール部材の分離〕
図9は、便器50に貼られたシール部材30の説明図である。次に、保護者又は乳幼児は、おむつ10からシール部材30を分離し、分離したシール部材30をトイレ内に貼り付ける。例えば、シール部材30を、図8に示すように便器50の蓋に貼り付けたり、トイレの壁面に貼り付けたりするとよい。
〔4:おむつ10着用中〕
図10A及び図10Bは、第1ARマーカー41を読み取った端末1の画面5aの図である。保護者は、乳幼児をトイレへ誘導したいタイミングにおいて、端末1のプログラムを起動させ、撮影モードを選択する。そして、保護者が、トイレ内に貼られているシール部材30に端末1のカメラ6aをかざすことで、シール部材30に付された第1ARマーカー41がカメラ6a(読み取り部6)によって読み取られる。
そうすると、端末1の制御部2は、第1ARマーカー41の読み取りデータを読み取り部6から取得する(S14)。つまり、制御部2は、読み取り部6が、おむつ10から分離された状態のシール部材30の第1ARマーカー41を単独で読み取ったことを認識する。
そうすると、制御部2は、テーブル9(図5)を参照し、第1ARマーカー41に対応付けられているトイレトレーニング情報(第1トイレトレーニング情報)を、カメラ6aが撮影している現実の映像(便器50)に重ねて、出力部5に出力させる(S15)。
ここでは「乳幼児をトイレへ誘導する情報」が出力される。乳幼児をトイレへ誘導する情報とは、乳幼児がトイレに行くことを促す情報(例えば「トイレにおいでよ」)と、トイレ(便器50)に座ることを促す情報(例えば「トイレに座ってみよう」)と、トイレでの排泄を促す情報(例えば「おしっこでるかな」)の何れか1つでもよいし、複数の組み合わせで順に変化するようにしてもよい。
具体的には、図10Bに示すように、シール部材30に付されたキャラクター(猫)が、トイレに座ったり、トイレを覗いたりする動画66を、画面5aに表示するとよい。また、「トイレにすわってみよう」等の声掛けを、文字情報65として画面5aに表示したり、音情報として音再生部5bから再生したりしてもよい。
これにより、乳幼児をトイレへ誘導し、トイレでの排泄を促すことができ、トイレトレーニングを前進させることができる。また、シール部材30の第1ARマーカー41単独で、トイレへ誘導する情報が対応付けられているため、端末1のカメラ6aを、シール部材30のみにかざせばよく、おむつ10にかざす必要がない。よって、おむつ10を着用している乳幼児も、端末1の画面5aで、トイレへ誘導する情報を見ることができる。
特に、乳幼児をトイレへ誘導する情報は、音情報を有することが好ましい。音情報が出力される場合、乳幼児に端末1の画面5aを見せなくても、乳幼児に情報を伝達できる。
そのため、乳幼児がトイレから離れた場所にいる場合にも、保護者が端末1をトイレに持ち込み、トイレから音情報を出力することで、音のするトイレの方へ乳幼児を誘導しやすい。よって、シール部材30は、トイレ内に貼り付けられることが好ましい。ただし、これに限らず、乳幼児が遊んでいる部屋の壁等にシール部材30を貼り付けてもよい。
また、音情報を出力している間、保護者は端末1を手放すことができる。よって、保護者は、乳幼児がズボンやおむつ10を脱ぐのを手伝ったり、乳幼児をトイレに座らせたり、支えたりすることができる。
また、乳幼児をトイレへ誘導する音情報(音楽、呼び掛け声、チャイム音等)を一定にしてもよい。そうすることで、条件反射的にトイレの時間であることを乳幼児に認識させることができ、乳幼児をトイレへ誘導しやすくなる。
〔5:トイレへ誘導した回数の記録〕
図11は、乳幼児をトイレへ誘導した回数を示す端末1の画面5aの図である。プログラムでは、ユーザーの自宅のトイレの位置情報を登録可能とする。具体的には、操作者が、自宅のトイレにおいて、端末1のプログラムを起動させて、プログラムの設定モードからトイレの位置情報を登録する。この時、制御部2は、位置情報取得部7から現在の位置情報を取得し、取得した位置情報をトイレの位置として記憶部3に記憶させる。
トイレの位置情報が登録されている場合、制御部2は以下の処理を実行できる。制御部2は、読み取り部6がシール部材30の第1ARマーカー41を単独で読み取ったことを認識すると、位置情報取得部7から端末1の現在の位置情報を取得する。そして、制御部2は、端末1がトイレ内に位置することを認識した場合、乳幼児をトイレへ誘導した回数を累積し、その回数を記憶部3に記憶させる(S16)。
なお、制御部2は、トイレへ誘導した回数を累積する際に、日時情報取得部8から日時情報を取得し、累積単位毎(例えば1日毎や1週間毎)に、トイレへ誘導した回数を累積するとよい。累積単位は、プログラムで固定してもよいし、操作者によって選択可能にしてもよい。
端末1の出力部5は、記憶部3が記憶しているトイレへ誘導した回数の情報を、出力可能とする。制御部2は、端末1の操作者からの要求(入力)に応じて出力部5に出力させてもよいし、所定のタイミングで自動的に出力部5に出力させてもよい。
例えば、操作者がプログラムのメニュー画面から記録モードを選択し、トイレへ誘導した回数の表示を選択することで、制御部2は、図11に示すような、トイレへ誘導した回数のグラフ69を画面5aに表示させるとよい。日付と誘導回数とが対応付けられたグラフや表(不図示)により、累積単位毎の誘導回数の変化が分かる。
その他、制御部2は、図10Bに示すように、第1ARマーカー41が読み取られた際に出力させるトイレトレーニング情報65〜67とともに、トイレへ誘導した回数の文字情報68を自動で画面5aに表示させてもよい。これにより現在までに誘導した回数が分かる。このような表示方法は、プログラムで固定してもよいし、操作者によって選択可能にしてもよい。
乳幼児をトイレへ誘導した回数は、乳幼児がトイレに行った大よその回数に相当する。そのため、保護者や乳幼児は、トイレへ誘導した回数に基づき、トイレトレーニングの進捗を把握でき、達成感が得られやすい。よって、トイレトレーニング継続へのモチベーションに繋がる。また、第1ARマーカー41が端末1に読み取られることで、トイレへ誘導した回数が自動で累積されて記録されるため、操作者の手間を軽減できる。
また、上記の処理に限らず、第1ARマーカー41が端末1で読み取られた全ての場合に、トイレへ誘導した回数が累積されるようにしてもよい。ただし、その場合、例えば乳幼児がシール部材30を遊びで利用している際に、第1ARマーカー41が端末1に誤って読み取られた場合にも累積されてしまう。そのため、上記の処理のように、端末1がトイレに位置する条件も加えて、トイレへ誘導した回数が累積されるようにすることで、より正確な誘導回数が記録される。
なお、トイレへ誘導した回数の記録機能は、プログラムにおいて固定して実施してもよいし、操作者が実施(オン)又は不実施(オフ)を選択可能にしてもよい。
〔6:トイレトレーニング成功後〕
図12A及び図12Bは、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43を読み取った端末1の画面5aの図である。乳幼児がトイレに座ったり、トイレで排泄できたりと、トイレトレーニングに成功した場合、乳幼児又は保護者は、トイレ内に貼られているシール部材30を、台紙20のシール付与部21に貼る。
そして、図12Aに示すように、端末1の操作者が、端末1のカメラ6aをシール部材30が貼られた台紙20の部分にかざすことで、シール部材30の第1ARマーカー41、及び、台紙20の第3ARマーカー43がカメラ6a(読み取り部6)によって同時に読み取られる。
そうすると、端末1の制御部2は、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43の読み取りデータを読み取り部6から取得する(S17)。つまり、制御部2は、読み取り部6が、台紙20の所定の位置に貼られた状態のシール部材30の第1ARマーカー41とともに、台紙20の第3ARマーカー43を読み取ったことを認識する。
そうすると、制御部2は、テーブル9(図5)を参照し、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43の組み合わせに対応付けられているトイレトレーニング情報を、カメラ6aが撮影している現実の映像(台紙20)に重ねて、出力部5に出力させる(S18)。
ここでは、乳幼児にトイレトレーニングを継続させるように応援する情報(例えば「この調子でがんばろう」)と、トイレトレーニングを行った乳幼児を褒める情報(例えば「トイレに座れて、すごい」)の少なくとも一方とする。
具体的には、図12Bに示すように、シール部材30に付されたキャラクター(猫)が、両手を広げたり、ジャンプしたりする動画71を、画面5aに表示するとよい。また、「やったね、おめでとう」等の声掛けを、文字情報70として画面5aに表示したり、音情報として音再生部5bから再生したりしてもよい。
これにより、トイレトレーニングを成功させた乳幼児を褒め、乳幼児にトイレトレーニングの継続を促すことができ、トイレトレーニングを前進させることができる。
〔7:シール部材30の数の記録〕
図13は、シール部材30の数を示す端末1の画面5aの図である。制御部2は、読み取り部6が、台紙20の所定の位置に貼られた状態のシール部材30の第1ARマーカー41を、台紙20の第3ARマーカー43とともに読み取ったことを認識すると、シール部材30の数を累積し、その数を記憶部3に記憶させる(S19)。
なお、制御部2は、シール部材30の数を累積する際に、日時情報取得部8から日時情報を取得し、累積単位毎に、シール部材30の数を累積するとよい。例えば、累積単位を連続にして、シール部材30の数をリセットしない場合には、端末1にプログラムをダウンロードした時からのシール部材30の数が分かる。また、累積単位を1カ月にすると、1カ月間に台紙20に貼ることのできたシール部材30の数が分かる。累積単位は、プログラムで固定してもよいし、操作者によって選択可能にしてもよい。
端末1の出力部5は、記憶部3が記憶しているシール部材30の数の情報を出力可能とする。制御部2は、端末1の操作者からの要求(入力)に応じて出力部5に出力させてもよいし、所定のタイミングで自動的に出力部5に出力させてもよい。
例えば、操作者が、プログラムのメニュー画面から記録モードを選択し、シール部材30の数の表示を選択することで、制御部2は、図12に示すような、シール部材30の数を示す多数のマス目72を画面5aに表示させるとよい。図12では、読み取られたシール部材30の数のマス目に、シール部材30のキャラクター(猫)が表示されている。
その他、制御部2は、図12Bに示すように、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43が読み取られた際に出力させるトイレトレーニング情報70〜71とともに、シール部材30の数の文字情報72を自動で画面5aに表示させてもよい。このような表示方法は、プログラムで固定してもよいし、操作者によって選択可能にしてもよい。
台紙20に貼り付け可能なシール部材30の数には限りがある。例えば図4Aの台紙20は8個である。台紙20の全てのシール付与部21にシール部材30が貼られると、台紙20は交換されてしまう。
そのため、端末1の記憶部3において、シール部材30の累積数を記録しておくとよい。そうすることで、保護者や乳幼児は、トイレトレーニングの継続期間や進捗を把握でき、達成感が得られやすい。よって、トイレトレーニング継続へのモチベーションに繋がる。また、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43が端末1に読み取られることで、シール部材30の数が自動で累積されて記録されるため、操作者の手間を軽減できる。
また、乳幼児がトイレで排泄できた場合、乳幼児は、シール部材30が分離されているおむつ10を再び着用することになる。そのため、シール部材30が台紙20から剥がされ、再び便器の蓋等に貼られる場合がある。そうすることで、保護者は、再度、端末1に第1ARマーカー41を読み取らせ、乳幼児をトイレへ誘導する情報を端末1にて出力できる。そのため、制御部2は、シール部材30の数を累積する際に、下記の2つの処理の一方を行うとよい。
1つ目の処理では、制御部2は、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43の読み取りデータを取得すると、台紙20のシール付与部21の他の図柄21c(例えば図12Aの数字「3」)の画像データも取得する。そして、制御部2は、前回シール部材30を累積した時のシール付与部21の図柄(例えば数字「2」)と、今回取得したシール付与部21の図柄(例えば数字「3」)とが異なる場合に、シール部材30の数を累積する。
この場合、同一のシール部材30が重複して累積されてしまうことを防止できる。よって、制御部2が累積するシール部材30の数は、実際のシール部材30の数に相当する。
2つ目の処理では、制御部2は、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43の読み取りデータを取得した回数分だけ、シール部材30の数を累積する。
この場合、同一のシール部材30が重複して累積されることがある。よって、制御部2が累積するシール部材30の数は、第1ARマーカー41とともに第3ARマーカー43が読み取られた回数、つまり、乳幼児がトイレトレーニングに成功した回数に相当する。
さらに、制御部2は、記憶部3が記憶するシール部30材の数に応じたトイレトレーニング情報を出力部5に出力させてもよい。
そのために、ARマーカー41〜43とトイレトレーニング情報が対応づけられたテーブル9(図5参照)において、同じARマーカー41〜43であっても、シール部材30の数に応じて異なる情報を対応付けるとよい。
制御部2は、ARマーカー41〜43の読み取りデータを取得すると、記憶部3からシール部材30の数の情報を取得し、シール部材30の数と閾値(N枚)とを比較する。制御部2は、シール部材30の数が閾値未満である場合と、シール部材30の数が閾値以上である場合とで、異なるトイレトレーニング情報を出力させる。
シール部材30の数が多いほど、トイレトレーニングの継続期間が長いことになる。そのため、シール部材30の数の増加に伴って、ステップアップした情報を出力し、トイレトレーニングの継続期間に応じた段階的な情報を出力するとよい。
例えば、シール部材30の猫(第1ARマーカー41)が読み取られた場合、シール部材30の数が閾値未満である場合には、「トイレに座ってみよう」等の情報を出力し、シール部材30の数が閾値以上である場合には、「おしっこでるかな」等の情報を出力するようにするとよい。
そうすることで、最初は、トイレに行くことや、トイレに座ることを乳幼児に促し、その後、トイレでの排泄や、自らトイレに行くことを乳幼児に促すことができ、トイレトレーニングを前進させることができる。また、トイレトレーニングの情報を変化させることで、乳幼児の飽きを防止でき、トイレトレーニングの継続に繋がる。
なお、シール部材30の数の記録機能は、プログラムにおいて固定して実施してもよいし、操作者が実施(オン)又は不実施(オフ)を選択可能にしてもよい。
〔8:効果〕
以上のように、本実施形態のトイレトレーニングシステムでは、シール部材30の第1ARマーカー41が、後処理テープ13の第2ARマーカー42とともに読み取られた場合と、単独で読み取られた場合と、台紙20の第3ARマーカー43とともに読み取られた場合とで、異なるトイレトレーニング情報が端末1から出力される。
つまり、1つのシール部材30によって、トイレトレーニングの状況に応じた情報が、トイレトレーニングの流れに沿って順に端末1から出力される。よって、効率的にトイレトレーニングを進めることができる。
また、おむつ10(後処理テープ13)の図柄や台紙20の図柄を、ARマーカー42,43として利用し、異なるトイレトレーニング情報を出力する。そのため、おむつ10(後処理テープ13)や台紙20のデザイン性が向上する。
また、端末1から出力される視覚的、聴覚的な情報により、乳幼児は楽しみながらトイレトレーニングを行える。よって、トイレトレーニングに対するモチベーションが向上し、トイレトレーニングに対する抵抗感を軽減できる。
また、乳幼児は、保護者と一緒に、おむつ10からシール部材30を分離したり、おむつ10に端末1のカメラ6aをかざしたりすることで、楽しい時間を過ごすことができ、おむつ10に愛着を持ちやすくなる。よって、おむつ10を大切にしたい、おむつ10を汚したくないという気持ちから、乳幼児が自らトイレに行くように誘導できる。
また、シール部材30は、乳幼児がトイレトレーニングに成功した際に台紙20に貼るご褒美シールとしても利用できる。乳幼児は、台紙20にシール部材30を貼る楽しさから、トイレトレーニングに対するモチベーションが向上し、トイレトレーニングの継続に繋がる。
なお、第3ARマーカー43が付された台紙20を利用しないトイレトレーニング方法であってもよい。その場合にも、乳幼児はシール部材30を好きな場所に貼ることができ、シール部材30をご褒美シールとして利用できる。
また、おむつ10や台紙20のARマーカー41〜43の近くに、端末1の操作の説明を設けてもよい。例えば、「ここにカメラをかざしてね」という文字や、カメラの絵を表示してもよい。そうすることで、操作者は、迷うことなく、ARマーカー41〜43を目的の用途に利用できる。
また、端末1の操作の説明とともに、カメラ6aで撮影する範囲を示す枠線を、おむつ10や台紙20に付してもよい。そうすることで、より確実に、第1ARマーカー41及び第2ARマーカー42が同時にカメラ6aに読み取られ、また、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43が同時にカメラ6aに読み取られる。
また、同一パッケージに収容された複数のおむつ10において、シール部材30に付された第1ARマーカー41と、後処理テープ13に付された第2ARマーカー42の一方、又は、両方を異ならせるとよい。
そして、制御部2は、読み取り部6が異なる第1ARマーカー41及び第2ARマーカー42の組み合わせを読み取ったことを認識した場合には、乳幼児にトイレトレーニングを行うことを促す情報を異ならせて、出力部5に出力させるとよい。
同様に、制御部2は、読み取り部6が異なる第1ARマーカー41を読み取ったことを認識した場合には、乳幼児をトイレに誘導する情報を異ならせて、出力部5に出力させるとよい。
そのために、ARマーカー41〜42とトイレトレーニング情報が対応づけられたテーブル9(図5参照)において、異なるARマーカー41,42には異なる種類のトイレトレーニング情報を対応付けるとよい。
例えば、トイレトレーニングの状況が同じであり、乳幼児をトイレに誘導する情報が出力される場合であっても、シール部材30に付された図柄が猫である場合には、「トイレに座ってみよう」の声掛けが出力され、シール部材30に付された図柄がうさぎである場合には、「トイレにおいでよ」の声掛けが出力されるようにするとよい。
こうして、端末1から出力されるトイレトレーニング情報を変化させることで、乳幼児の飽きを防止でき、トイレトレーニングの継続に繋がる。また、同一パッケージ内に種々のデザインのおむつ10が収容されるため、乳幼児にとって、おむつ10を選ぶ楽しみが増え、楽しみながらトイレトレーニングを行える。
また、台紙20は複数のシール付与部21を有するが、シール付与部21によって、図柄(第3ARマーカー43)を異ならせてもよい。そして、制御部2は、読み取り部6が異なる第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43の組み合わせを読み取ったことを認識した場合にも、異なるトイレトレーニング情報を出力部5に出力させるとよい。そうすることで、乳幼児の飽きをさらに防止でき、トイレトレーニングの継続に繋がる。
===変形例===
<<変形例1>>
図14は、変形例1のトイレトレーニング方法のフロー図である。変形例1のトイレトレーニングシステムは、前述のトイレトレーニングシステムと同じ構成の端末1、おむつ10、及び、台紙20を備えるものとする。ただし、後処理テープ13に付された図柄がARマーカー(第2画像)でないとする。つまり、前述の実施例と変形例1とでは、ARマーカーとトイレトレーニング情報が対応付けられたテーブル9(図5参照)が異なる。
変形例1のトイレトレーニング方法では、まず、端末1の操作者が、おむつ10に貼られている状態、又は、おむつ10から分離された状態のシール部材30に、端末1のカメラ6aをかざす。そうすると、制御部2は、第1ARマーカー41の読み取りデータを取得し(S21)、読み取り部6がシール部材30の第1ARマーカー41(第1画像)を単独で読み取ったことを認識する。
そうすると、制御部2は、第1ARマーカー41に対応付けられているトイレトレーニング情報(第1トイレトレーニング情報)、ここでは、乳幼児にトイレトレーニングを行うことを促す情報を、出力部5に出力させる(S22)。
なお、後処理テープ13の図柄はARマーカーとして登録されていないため、シール部材30と後処理テープ13が同時にカメラ6aに読み取られても、シール部材30の図柄のみ第1ARマーカー41として読み取られる。
その後、保護者又は乳幼児は、おむつ10から分離されたシール部材30を、台紙20に貼り付ける。そして、保護者が、台紙20に貼られているシール部材30に、端末1のカメラ6aをかざす。そうすると、制御部2は、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43の読み取りデータを取得し(S23)、読み取り部6が、台紙20の所定の位置に貼られた状態のシール部材30の第1ARマーカー41(第1画像)とともに、第3ARマーカー43(第2画像)を読み取ったことを認識する。
そうすると、制御部2は、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43に対応付けられているトイレトレーニング情報(第2トイレトレーニング情報)、ここでは、乳幼児をトイレへ誘導する情報を、出力部5に出力させる(S24)。
<<変形例2>>
図15は、変形例2のトイレトレーニング方法のフロー図である。変形例2のトイレトレーニングシステムの構成は、変形例1と同じである。ただし、変形例1と変形例2では、ARマーカーとトイレトレーニング情報が対応付けられたテーブル9が異なる。
変形例2では、まず、保護者又は乳幼児が、おむつ10からシール部材30を分離し、シール部材30を台紙20に貼る。そして、端末1の操作者が、台紙20に貼られているシール部材30にカメラ6aをかざす。そうすると、制御部2は、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43の読み取りデータを取得し(S31)、読み取り部6が、台紙20の所定の位置に貼られた状態のシール部材30の第1ARマーカー41(第1画像)とともに、第3ARマーカー43(第2画像)を読み取ったことを認識する。
そうすると、制御部2は、第1ARマーカー41及び第3ARマーカー43に対応付けられているトイレトレーニング情報(第2トイレトレーニング情報)、ここでは、乳幼児にトイレトレーニングを行うことを促す情報を、出力部5に出力させる(S32)。
その後、保護者又は乳幼児は、台紙20から分離されたシール部材30を、トイレ内(例えば便器50の蓋)に貼る。そして、保護者が、トイレ内のシール部材30に端末1のカメラ6aをかざす。そうすると、制御部2は、第1ARマーカー41の読み取りデータを取得し(S33)、読み取り部6が、シール部材30の第1ARマーカー41を単独で読み取ったことを認識する。
そうすると、制御部2は、第1ARマーカー41に対応付けられているトイレトレーニング情報(第1トイレトレーニング情報)、ここでは、乳幼児をトイレへ誘導する情報を、出力部5に出力させる(S34)。
<<効果>>
変形例1及び変形例2においても、1つのシール部材30によって、トイレトレーニングの状況に応じた情報が、トイレトレーニングの流れに沿って順に端末1から出力される。よって、効率的にトイレトレーニングを進められる。
また、変形例1及び変形例2においても、おむつ10からシール部材30を分離して、乳幼児をトイレへ誘導する情報を出力する。よって、おむつ10を着用している乳幼児も、端末1の画面5aで、トイレへ誘導する情報を見ることができる。
また、変形例1及び変形例2においても、前述の実施例と同様に、制御部2が、おむつ10の使用枚数、トイレへ誘導した回数、及び、シール部材30の数を累積する処理を実行してもよい。また、制御部2は、シール部材30の数に応じたトイレトレーニング情報を出力させてもよい。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
第1画像〜第3画像は、ARコードに限らない。第1〜第3画像は、端末1の読み取り部6に読み取られることで、トイレトレーニング情報が端末1の出力部5から出力される識別子であればよい。例えば、第1〜第3画像は、トイレトレーニング情報を表示するWebサイトにアクセスするQRコード(登録商標)等でもよい。
1 端末(トイレトレーニング用端末)、2 制御部、3 記憶部、
4 入力部、5 出力部、5a 画面、5b 音再生部、
6 読み取り部、6a カメラ、7 位置情報取得部、
8 日時情報取得部、9 テーブル、
10 おむつ(使い捨ておむつ)、11 吸収性本体、11A 吸収性コア、
12 背側胴回り部、121 肌側シート、122 非肌側シート、
123 プリントシート、124 胴回り弾性部材、13 後処理テープ、
20 台紙、21 シール付与部、
30 シール部材、
41 第1ARマーカー(第1画像)、
42 第2ARマーカー(第2画像)、
43 第3ARマーカー(第2画像、第3画像)、
50 便器、

Claims (18)

  1. 読み取り部、出力部、及び、制御部を備えた端末と、
    使い捨ておむつと、を有するトイレトレーニングシステムであって、
    前記使い捨ておむつは、第1画像が付された分離可能なシール部材を備え、
    前記制御部は、
    前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、第1トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させ、
    前記読み取り部が前記第1画像とともに第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報とは異なる第2トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  2. 請求項1に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    前記使い捨ておむつは、前記使い捨ておむつの廃棄時に利用される後処理テープを備え、
    前記シール部材は、前記後処理テープに貼られていることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    前記第2画像は、前記使い捨ておむつに付されていることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  4. 請求項3に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    前記使い捨ておむつは、前記使い捨ておむつの廃棄時に利用される後処理テープを備え、
    前記第2画像は、前記後処理テープに付されていることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  5. 請求項3又は4に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    前記使い捨ておむつは、吸収性コア、及び、弾性部材を備え、
    前記第2画像は、前記使い捨ておむつの厚さ方向において、前記吸収性コアと重複し、かつ、前記弾性部材の伸縮部と重複しない領域に付されていることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  6. 請求項3から5の何れか1項に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    同一パッケージに収容された複数の前記使い捨ておむつにおいて、前記第1画像、及び、前記第2画像の少なくとも一方が異なり、
    前記制御部は、
    前記読み取り部が異なる前記第1画像及び前記第2画像の組み合わせを読み取ったことを認識した場合には、異なる種類の前記第2トイレトレーニング情報を、前記出力部に出力させ、
    前記読み取り部が異なる前記第1画像を読み取ったことを認識した場合には、異なる種類の前記第1トイレトレーニング情報を、前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  7. 請求項3から6の何れか1項に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    前記制御部は、
    前記読み取り部が、前記使い捨ておむつに貼られた状態の前記シール部材の前記第1画像とともに、前記第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第2トイレトレーニング情報として、乳幼児にトイレトレーニングを行うことを促す情報を、前記出力部に出力させ、
    前記読み取り部が、前記使い捨ておむつから分離された状態の前記シール部材の前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報として、乳幼児をトイレへ誘導する情報を、前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  8. 請求項7に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    前記乳幼児をトイレへ誘導する情報は、少なくとも音情報を有することを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  9. 請求項7又は8に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    前記端末は、記憶部、及び、前記端末の位置情報取得部を備え、
    前記制御部は、
    前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったこと、及び、前記位置情報取得部からの情報に基づき、前記端末がトイレ内に位置することを認識した場合には、
    乳幼児をトイレへ誘導した回数を累積し、前記回数を前記記憶部に記憶させ、
    前記出力部は、前記回数を出力可能であることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  10. 請求項7から9の何れか1項に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    第3画像が付されたトイレトレーニング用の台紙を備え、
    前記制御部は、前記読み取り部が、前記台紙の所定の位置に貼られた状態の前記シール部材の前記第1画像とともに、前記第3画像を読み取ったことを認識した場合には、
    乳幼児にトイレトレーニングを継続させるように応援する情報、及び、トイレトレーニングを行った乳幼児を褒める情報の少なくとも一方を、前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  11. 請求項1又は請求項2に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    トイレトレーニング用の台紙を備え、
    前記第2画像は、前記台紙に付されていることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  12. 請求項11に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    前記制御部は、
    前記読み取り部が、前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報として、乳幼児にトイレトレーニングを行うことを促す情報を、前記出力部に出力させ、
    前記読み取り部が、前記台紙の所定の位置に貼られた状態の前記シール部材の前記第1画像とともに、前記第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第2トイレトレーニング情報として、乳幼児をトイレへ誘導する情報を、前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  13. 請求項10から12の何れか1項に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    前記端末は、記憶部を備え、
    前記制御部は、
    前記読み取り部が、前記台紙の所定の位置に貼られた状態の前記シール部材の前記第1画像を読み取ったことを認識した場合には、
    前記シール部材の数を累積し、前記数を前記記憶部に記憶させ、
    前記出力部は、前記数を出力可能であることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  14. 請求項13に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    前記制御部は、前記記憶部が記憶する前記シール部材の前記数に応じたトイレトレーニング情報を、前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  15. 請求項1から14の何れか1項に記載のトイレトレーニングシステムであって、
    同一パッケージに収容された複数の前記使い捨ておむつは互いに異なる図柄を有し、
    前記端末は、記憶部、及び、日時情報取得部を備え、
    前記制御部は、
    前記読み取り部が前記使い捨ておむつを撮影した画像データを取得し、かつ、撮影した日時情報を前記日時情報取得部から取得すると、
    前記画像データにおける前記使い捨ておむつの図柄、及び、前記日時情報の少なくとも一方に基づき、乳幼児が前記使い捨ておむつを使用した枚数を累積し、前記枚数を記憶部に記憶させ、
    前記出力部は、前記枚数を出力可能であることを特徴とするトイレトレーニングシステム。
  16. 読み取り部、出力部、及び、制御部を備え、
    前記読み取り部は、使い捨ておむつに分離可能に設けられたシール部材に付された第1画像を読み取り可能である、端末の前記制御部に、
    前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、第1トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させる機能と、
    前記読み取り部が前記第1画像とともに第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報とは異なる第2トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させる機能と、を実現させるためのトイレトレーニング用プログラム。
  17. 読み取り部、出力部、及び、制御部を備えた端末を利用したトイレトレーニング方法であって、
    前記読み取り部は、使い捨ておむつに分離可能に設けられたシール部材に付された第1画像を、読み取り可能であり、
    前記制御部は、前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、第1トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させるステップと、
    前記制御部は、前記読み取り部が前記第1画像とともに第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報とは異なる第2トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させるステップと、を有することを特徴とするトイレトレーニング方法。
  18. 読み取り部、出力部、及び、制御部を備えたトイレトレーニング用端末であって、
    前記読み取り部は、使い捨ておむつに分離可能に設けられたシール部材に付された第1画像を、読み取り可能であり、
    前記制御部は、
    前記読み取り部が前記第1画像を単独で読み取ったことを認識した場合には、第1トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させ、
    前記読み取り部が前記第1画像とともに第2画像を読み取ったことを認識した場合には、前記第1トイレトレーニング情報とは異なる第2トイレトレーニング情報を前記出力部に出力させることを特徴とするトイレトレーニング用端末。
JP2017205570A 2017-10-24 2017-10-24 トイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末 Active JP6965099B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017205570A JP6965099B2 (ja) 2017-10-24 2017-10-24 トイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末
PCT/JP2018/030979 WO2019082487A1 (ja) 2017-10-24 2018-08-22 トイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017205570A JP6965099B2 (ja) 2017-10-24 2017-10-24 トイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019076393A JP2019076393A (ja) 2019-05-23
JP6965099B2 true JP6965099B2 (ja) 2021-11-10

Family

ID=66246839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017205570A Active JP6965099B2 (ja) 2017-10-24 2017-10-24 トイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6965099B2 (ja)
WO (1) WO2019082487A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7561520B2 (ja) 2020-05-25 2024-10-04 ユニ・チャーム株式会社 情報提供装置、情報提供方法および情報提供プログラム
US11983549B2 (en) * 2021-04-09 2024-05-14 The Procter & Gamble Company Multi-tiered graphical user interface (GUI) systems and methods for interoperating between multiple mobile application modes during a real-time caregiving event

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120173249A1 (en) * 2010-12-30 2012-07-05 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent Article With Integrated Machine Readable Code
US9633574B2 (en) * 2013-05-03 2017-04-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Systems and methods for managing the toilet training process of a child
US9633569B2 (en) * 2013-05-03 2017-04-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Systems and methods for managing the toilet training process of a child
JP6681735B2 (ja) * 2016-02-19 2020-04-15 大王製紙株式会社 吸収性物品
JP6228334B1 (ja) * 2017-03-24 2017-11-08 ユニ・チャーム株式会社 トイレトレーニングシステム、及び、トイレトレーニング用プログラム
JP6236569B1 (ja) * 2017-07-28 2017-11-22 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品及び吸収性物品のパッケージ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019076393A (ja) 2019-05-23
WO2019082487A1 (ja) 2019-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10086302B2 (en) Doll companion integrating child self-directed execution of applications with cell phone communication, education, entertainment, alert and monitoring systems
JP6965099B2 (ja) トイレトレーニングシステム、トイレトレーニング用プログラム、トイレトレーニング方法、及び、トイレトレーニング用端末
TWI655938B (zh) 吸收性物品及吸收性物品的包裝袋
CN110709042A (zh) 一次性尿布和一次性尿布的包装
US20210125517A1 (en) Medical Care Education, Emotional Support, and Developmental Assistance Device
US20210375156A1 (en) Hygiene doll apparatus and system and methods for practicing hygiene thereof
US20050239029A1 (en) Method of enunciating a prerecorded message related to toilet training in response to a contact
JP7053224B2 (ja) 使い捨ておむつのパッケージ
JP6228334B1 (ja) トイレトレーニングシステム、及び、トイレトレーニング用プログラム
Pintelon et al. Paediatric nuclear medicine procedures: routine sedation or management of anxiety?
US20050277098A1 (en) Interactive clock for children
US20060238361A1 (en) Apparatus and method for potty-training young children
CN110831872B (zh) 一次性尿布的包装体以及一次性尿布的促销工具
JP6936182B2 (ja) 使い捨ておむつ、及び、使い捨ておむつのパッケージ
JP2015041905A (ja) システム、携帯通信端末、プログラム及び使い捨ておむつ
Ward-Wimmer et al. Counseling approaches with children and adolescents
JP3777448B2 (ja) 咀嚼回数器
Ritchie Behind closed doors: a case study
WO2018092371A1 (ja) 乳幼児のトイレトレーニングのために用いられるプログラム、トイレトレーニング方法、及びトイレトレーニングシステム
Oshima et al. The effectiveness of assistance dogs mounting ICT devices: A case study of a healthy woman and her dog
American Academy Of Pediatrics The American Academy of pediatrics guide to toilet training: revised and updated second edition
JP7048262B2 (ja) 吸収性物品のパッケージ及び吸収性物品
US20050161989A1 (en) Apparatus and system for facilitating child discipline
WO2012061357A2 (en) Apparatus and method used to promote and practice proper dental hygiene
Yurchak Infant-Toddler Curriculum of the Brookline Early Education Project.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6965099

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250