JP6964536B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、建具に関する。
連窓や段窓の枠体として、四方枠となる外枠部の内部に上下方向に延びる方立や左右方向に延びる無目などの中間枠部が設けられ、中間枠部の端部が外枠部に接合された枠体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−196359号公報
樹脂製建具の連窓や段窓では、中間枠部も外枠部と同様に樹脂製となり、高い断熱性能が求められている。
そこで、本発明は、中間枠部の断熱性能を向上させることができる建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、室内外を仕切る壁部に形成された開口部に設けられ、四方枠となる外枠部と、前記外枠部の内部に設けられて端部が前記外枠部に接合された中間枠部と、を有する建具において、前記外枠部は、該外枠部の一部を切り欠いた切り欠き部を形成する端面で前記中間枠部の端部が接合する接合端面と、室内側に突出するアングル部と、を有し、前記中間枠部は、室外側に設けられる本体部と、前記本体部の室内側に設けられ内部に中空部が形成された張出部と、を有し、前記本体部の端部は、前記外枠部の前記接合端面と接合して溶着され、前記張出部の端部は、前記アングル部と当接し、前記切り欠き部が前記外枠部における前記アングル部が設けられた位置よりも深く形成され、前記アングル部には、該アングル部の一部を切り欠いたアングル切り欠き部が形成され、前記アングル切り欠き部は、前記張出部に被覆されていることを特徴とする。
本発明では、中間枠部には室内側に張出部の中空部が形成されていることにより、中間枠部の断熱性能を向上させることができる。
また、中間枠部の本体部の端部が外枠部の切り欠き部を形成する端面である接合端面と接合して溶着され、張出部の端部がアングル部と当接していることにより、張出部をアングル部に確実かつ容易に接合することができる。これにより、建具に中空部を確実かつ容易に形成することができ、建具全体の断熱性能を向上させることができる。
また、張出部がアングル部と当接していることにより、室内側からの意匠性を向上させることができる。
また、中間枠部が本体部のみでなく張出部を有することにより、中間枠部の剛性を向上させることができ、建具の耐風圧性も向上させることができる。
また、本発明に係る建具では、切り欠き部が外枠部にアングル部が設けられた位置よりも浅く形成されている場合と比べて、本体部と外枠部とが接合される面積が大きくなるため、中間枠部と外枠部とをより強固に接合することができる。
また、このような場合もアングル切り欠き部が張出部に被覆されているため、意匠性を向上させることができる。
また、本発明に係る建具では、前記張出部の端部は、前記アングル部の前記アングル切り欠き部を形成するアングル切り欠き部形成端面と接合していてもよい。
このような構成とすることにより、張出部とアングル部とを確実に接合することができるとともに、張出部とアングル部との接合部の見栄えを良くすることができる。
また、本発明に係る建具では、前記張出部は、前記本体部から室内側に延びる側部材と、前記側部材の室内側に設けられた室内側部材と、を有し、前記側部材の端部は、前記アングル切り欠き部形成端面と接合して溶着されていてもよい。
このような構成とすることにより、張出部の側部材とアングル部とを確実に接合することができるとともに、張出部の側部材とアングル部とが連続するため、建具の意匠性を向上させることができる。
また、本発明に係る建具では、前記接合端面および前記中間枠部の端部は、室内外方向から見て互いに接合するV字形状に形成され、前記張出部の端部と、前記アングル切り欠き部形成端面とは、それぞれ傾斜面が形成され、それぞれの傾斜面が互いに面接触していてもよい。
このような構成とすることにより、中間枠部と外枠部とを確実かつ容易に接合することができるとともに、中間枠部と外枠部との接合部の意匠性を向上させることができる。また、張出部とアングル部とを確実に接合することができるとともに、張出部とアングル部との接合部の見栄えを良くすることができる。
また、本発明に係る建具では、前記中間枠部は、前記本体部および前記張出部が樹脂で形成されていて、前記本体部の内部に設けられた金属製の芯材をさらに有していてもよい。
このような構成とすることにより、中間枠部の断熱性能を向上させつつ、耐風圧性も向上させることができる。なお、中間枠部の芯材は金属製であるため、室外の冷気によって冷やされる虞があるが、本発明では、芯材の室内側に中空部が配置されていることにより、芯材の冷たい温度が室内側に伝達することを抑制することができる。
また、本発明に係る建具では、前記張出部および前記アングル部を室内側から覆うカバー部材が設けられていてもよい。
このような構成とすることにより、張出部とアングル部との接合部が室内側から覆われるため、室内側からの意匠性を向上させることができる。また、張出部の室内側の端面と、アングル部の室内側の端面とが室内外方向に異なる位置に配置された状態で張出部とアングル部とが接合された場合でも、張出部とアングル部との接合部が室内側から覆われるため、室内側からの意匠性を向上させることができる。このように、アングル部のサイズにかかわらず中空部の大きさを設定することができるため、中間枠部を任意の断熱性能に設定することができる。
本発明によれば、中間枠部の断熱性能を向上させることができ、建具全体の断熱性能を向上させることができる。
本発明の第1実施形態による建具の一例を示す図である。 下枠と中間枠部との接合部を分解した図で室内側から見た正面図である。 図1のA−A線断面に対応する外枠部の断面図である。 下枠の平面図である。 図2のB−B線断面図である。 中間枠部の斜視図である。 下枠と中間枠部との接合部を示す図で室内側から見た正面図である。 図7のC方向から見た斜視図である。 図7のD−D線断面図である。 図7のE−E線断面図である。 中間枠および建枠に網戸が取り付けられた様子を示す水平断面図である。 中間枠および建枠に網戸が取り付けられた他の様子を示す水平断面図である。 第2実施形態による建具を説明する水平断面図である。 第2実施形態による建具を説明する縦断面図である。 第3実施形態による建具を説明する水平断面図である。 図15を室内側から見た正面図である。 第3実施形態による建具を説明する縦断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態による建具について、図1〜12に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態による建具1Aは、室内外を仕切る壁部11に形成された開口部12に設けられた樹脂製サッシで、FIX窓13と片開き窓14とが左右方向(壁部11に沿った水平方向)に並んだ連窓となっている。
本実施形態では、室内側から見て、左側にFIX窓13が配置され、右側に片開き窓14が配置されている。
建具1Aは、壁部11に固定された枠体2と、枠体2の内部に配置されたFIX窓13の障子131と、片開き窓14の障子141と、を有している。
枠体2は、四方枠となる外枠部3と、外枠部3の内部に設けられた方立(中間枠部)4と、を有している。
外枠部3は、左右方向に延びる上枠31および下枠32と、上枠31および下枠32の左右方向の端部と接合され上下方向に延びる一対の縦枠33,34と、を有している。上枠31、下枠32、および一対の縦枠33,34は、それぞれが延びる長さ方向全体にわたってほぼ同じ断面形状に形成され、それぞれの断面形状もほぼ同じ形状に形成されている。
方立4は、上下方向延びて、上端部4aが上枠31の左右方向の中間部に接合され、下端部4bが下枠32の左右方向の中間部に接合されている。方立4は、FIX窓13の障子131と、片開き窓14の障子141との間に設けられている。
方立4は、長さ方向(上下方向)全体にわたってほぼ同じ断面形状に形成されている。
下枠32および上枠31には、その一部を切り欠いた切り欠き部35が形成されている。切り欠き部35には、方立4の上端部4aおよび下端部4bが挿し込まれ、下枠32および上枠31の切り欠き部35を形成する端面(接合端面351)に方立4の上端部4aおよび下端部4bが接合されるように構成されている。図2に、方立4の下端部4bおよび下枠32の切り欠き部35を示す。
下枠32および上枠31は、上下方向に対称となり、上下方向に対称となる切り欠き部35が形成されている。以下では、下枠32、および下枠32と方立4の下端部4bとの接合部について説明し、上枠31、および上枠31と方立4の上端部4aとの接合部については、上枠31、および下枠32と方立4の下端部4bとの接合部の上下対称の形態であるものとして説明を省略する。
図2〜図4に示すように、下枠32は、樹脂を材料として形成されている樹脂枠5と、樹脂枠5の内部に設けられた下枠芯材321(図3参照)と、を有している。
樹脂枠5は、外枠部3の外周部に配置され板面がほぼ水平面となる外板部51と、外板部51の室外側の端部から上側に延びる第1室外側板部52(図3参照)と、外板部51の室内側の縁部から上側に延びる第1室内側板部53と、外枠部3の内周部に配置され第1室外側板部52と第1室内側板部53とを接続する内板部54(図3および図4参照)と、第1室内側板部53の高さ方向の中間部から室内側に突出するアングル部55と、第1室内側板部53の下端部近傍から室内側に延びる第1ひれ部56と、外板部51の室内外方向の中間部から下側に延びる第2ひれ部57(図2および図3参照)と、第1室内側板部53の上端部よりもやや下側から室外側に突出する第1突出板部58(図3および図4参照)と、を有している。
図3に示すように、下枠32は、外板部51が開口部12の縁部に沿って配置され、第2ひれ部57が壁部11の室外側の面に沿って配置されている。アングル部55と第2ひれ部57との間には、額縁が設けられていて、アングル部55が額縁の上面を覆っている。アングル部55は、額縁と内装材との境界を隠すために設けられている。
図3および図4に示すように、内板部54は、第1室外側板部52の上端部から室内側に延びる第1内板部541と、第1内板部541の室内側の端部から上方に延びる第2内板部542と、第2内板部542の上下方向の中間部から室内側に延びる第3内板部543と、第3内板部543の室内側の端部から上側に延びる第4内板部544と、第4内板部544の上端部から室内側に延びる第5内板部545と、第5内板部545の室内側の縁部から上側に延びる第6内板部546と、第6内板部546の上端部近傍から室内側に延びて第1室内側板部53の上下方向の中間部に室外側から接続される第7内板部547と、を有している。
第1内板部541は、室外側から室内側に向かって漸次上側に向かって緩く傾斜している。第2内板部542、第4内板部544および第6内板部546は、板面がほぼ鉛直面となるように配置されている。第3内板部543、第5内板部545および第7内板部547は、板面がほぼ水平面となるように配置されている。
図3に示すように、下枠32の内部には、外板部51、第1室外側板部52、第1室内側板部53および内板部54に囲まれた下枠中空部322が形成されている。下枠中空部322は、第2内板部542の下端部から外板部51まで下方に延びる第1仕切り板部323、第5内板部545の室内外方向の中間部から外板部51まで下方に延びる第2仕切り板部324、第5内板部545の室内側の端部から外板部51まで下側に延びる第3仕切り板部325、第5内板部545の室内側の端部から第1室内側板部53まで室内側に延びる第4仕切り板部326によって5つに仕切られている。
下枠中空部322のうち、第1仕切り板部323よりも室外側の空間を第1下枠中空部322a、第1仕切り板部323と第2仕切り板部324との間の空間を第2下枠中空部322b、第2仕切り板部324と第3仕切り板部325との間の空間を第3下枠中空部322c、第3仕切り板部325よりも室外側で第4仕切り板部326よりも下側の空間を第4下枠中空部322d、第4仕切り板部326よりも上側の空間を第5下枠中空部322eとする。
第3下枠中空部322cには、下枠芯材321が設けられている。
下枠32の切り欠き部35は、第1内板部541よりも室内側でアングル部55よりも室外側の部分に形成され、第2〜第7内板部542〜547、第3、第4仕切り板部325,326、および第1室内側板部53を切り欠くようにして形成されている。図2に示すように、下枠32の切り欠き部35を形成する端面(以下、接合端面351とする)は、室内外方向から見て、下側に尖り角部が直角となるV字形状に形成されている。切り欠き部35は、室内外方向から見て左右方向に対称となる形状に形成されている。切り欠き部35の下端部は、下枠32のうちアングル部55よりも下側の位置まで及んでいる。
第2〜第7内板部542〜547、第3、第4仕切り板部325,326、および第1室内側板部53それぞれの切り欠き部35を形成する端面は、室内外方向から見てV字形の斜辺に沿った傾斜面に形成されている。
図4に示すように、第2内板部542には、室内外方向から見てV字形状の切り込み542aが形成され、切り込み542aの左右方向の一方側の端面542bが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の端面542cが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。この第2内板部542の端面542b,542cは、接合端面351の一部となっている。
第3内板部543は、間隔543aをあけるようにして左右方向に分断され、この間隔543aの左右方向の一方側の端面543bが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の端面543cが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。この第3内板部543の端面543b,543cは、接合端面351の一部となっている。
第4内板部544は、間隔544aをあけるようにして左右方向に分断され、この間隔544aの左右方向の一方側の端面544bが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の端面544cが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。この第4内板部544の端面544b,544cは、接合端面351の一部となっている。
第5内板部545は、間隔545aをあけるようにして左右方向に分断され、この間隔545aの左右方向の一方側の端面545bが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の端面545cが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。この第5内板部545の端面545b,545cは、接合端面351の一部となっている。
第6内板部546は、間隔546aをあけるようにして左右方向に分断され、この間隔の左右方向の一方側の端面546bが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の端面546cが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。この第6内板部546の端面546b,546cは、接合端面351の一部となっている。
第7内板部547は、間隔547aをあけるようにして左右方向に分断され、この間隔547aの左右方向の一方側の端面547bが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の端面547cが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。この第7内板部547の端面547b,547cは、接合端面351の一部となっている。
第1突出板部58は、間隔58aをあけるようにして左右方向に分断され、この間隔58aの左右方向の一方側の端面58bが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の端面58cが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。この第1突出板部58の端面58b,58cは、接合端面351の一部となっている。
第2仕切り板部324は、室内外方向から見てV字形状の切り込み324aが形成され、切り込み324aの左右方向の一方側の端面324bが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の端面324cが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。この第2仕切り板部324の端面324b,324cは、接合端面351の一部となっている。
第3仕切り板部325は、室内外方向から見てV字形状の切り込み325aが形成され、切り込み325aの左右方向の一方側の端面325bが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の端面325cが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。この第3仕切り板部325の端面325b,325cは、接合端面351の一部となっている。
アングル部55には、切り欠き部35の室内側となる部分に、アングル切り欠き部352が形成されている。アングル切り欠き部352は、アングル部55を左右方向に間隔55aをあけるように分断している。アングル部55は、アングル切り欠き部352の左右方向の一方側の端面55bが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の端面55cが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。このアングル部55の端面55b,55cは、本発明のアングル切り欠き部形成端面に相当している。以下では、端面55b,55cをアングル切り欠き部形成端面55b,55cとする。
下枠芯材321(図3参照)は、切り欠き部35の内部に入り込まないように切り欠き部35を避けて設けられている。
図2、図5および図6に示す方立4は、樹脂を材料として形成されている樹脂方立41と、樹脂方立41の内部に設けられた方立芯材42(図5参照)と、を有している。
樹脂方立41は、室外側に設けられた本体部43と、本体部43の室内側に設けられた張出部44と、を有している。
図5および図6に示すように、本体部43は、板面が室内外方向を向く鉛直面となり室外側に配置される第2室外側板部431と、板面が室内外方向を向く鉛直面となり室内側に配置される第2室内側板部432と、第2室外側板部431と第2室内側板部432との間に配置される第1見付板部433と、第1見付板部433と室内側板部との間に配置される第2見付板部434と、第2室外側板部431から第1見付板部433まで室内側に延びる2つの第1見込み板部435と、第1見付板部433から第2見付板部434まで室内側に延びる2つの第2見込み板部436と、第2見付板部434から第2室内側板部432まで室内側に延びる2つの第3見込み板部437と、第2室内側板部432の左右方向の両端部から室外側に突出する2つの第2突出板部438と、を有している。
第2室外側板部431と、第1見付板部433とは左右方向の寸法がほぼ同じ寸法となるように形成されている。第2見付板部434は、第1見付板部433よりも左右方向の寸法が大きくなるように形成されている。第2室内側板部432は、第2見付板部434よりも左右方向の寸法が大きくなるように形成されている。
第2室外側板部431、第1見付板部433、第2見付板部434、および第2室内側板部432は、室外側から室内側にこの順に室内外方向に間隔をあけて配置されるとともに、それぞれの左右方向の中心が室内外方向に重なるように配置されている。
第2室内側板部432から室外側に突出する2つの第2突出板部438は、第2見付板部434および2つの第3見込み板部437を左右方向から間隔をあけて挟む位置に配置されている。
2つの第1見込み板部435は、左右方向に離間していて、それぞれ第2室外側板部431および第1見付板部433の左右方向の中間部に接続されている。
2つの第2見込み板部436は、左右方向に離間していて、それぞれ第1見付板部433の左右方向の端部および第2見付板部434の左右方向の中間部に接続されている。
2つの第3見込み板部437は、左右方向に離間していて、それぞれ第2見付板部434および第2室内側板部432の左右方向の中間部に接続されている。
本体部43には、第2室外側板部431、第1見付板部433および2つの第1見込み板部435に囲まれた第1方立中空部43bと、第1見付板部433、第2見付板部434および2つの第2見込み板部436に囲まれた第2方立中空部43cと、第2見付板部434、第2室内側板部432および2つの第3見込み板部437に囲まれた第3方立中空部43dと、が形成されている。
第2方立中空部43cには、方立芯材42が設けられている。方立芯材42は、上下方向に延びる部材で上下方向全体にわたって室外側に開口するU字形の断面形状に形成されている。方立芯材42は、板面が室内外方向を向く第1芯材片421と、第1芯材片421の左右方向の一方側から室外側延びる第2芯材片422と、第1芯材片421の左右方向の他方側から室外側に延びる第3芯材片423と、を有している。
第1見付板部433には、左右方向の中間部に室内側に突出する2つの第1突出片433dが左右方向に間隔をあけて設けられている。第2見付板部434には、左右方向の中間部に室外側に突出する2つの第2突出片434dが左右方向に間隔をあけて設けられている。
方立芯材42は、第1突出片433dと第2突出片434dとの間に配置され、第1芯材片421の室内側の面421aが第2突出片434dの室外側の端部(先端部)と対向し、第2芯材片422および第3芯材片423の室外側の端部422a,423aが第1突出片433dの室内側の端部(先端部)と対向している。
第3方立中空部43dは、左右方向に間隔をあけて設けられ室内外方向に延びる2つの仕切り板部43eによってさらに3つに仕切られている。
張出部44は、左右方向に間隔をあけそれぞれ第2室内側板部432の左右方向の中間部から室内側に延びる2つの張出側板部441と、2つの張出側板部441それぞれの室内側の端部を結ぶ前板部442と、を有している。本実施形態では、2つの張出側板部441はそれぞれ板面が左右方向を向く鉛直面となり、前板部442が室内外方向を向く鉛直面となるように配置されている。
張出部44には、本体部43の第2室外側板部431、2つの張出側板部441および前板部442に囲まれた第4方立中空部(中空部)443が形成されている。
方立4の下端部4bは、室内外方向から見て、下側に尖ったV字形状に形成されている。下端の角部は直角となり、角部の両側は左右対称となっている。
第2室外側板部431の下端部431a,431bは、室内外方向から見て、下側に尖ったV字形状となり、左右方向の一方側の下端部431aが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の下端部431bが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。
第1見付板部433の下端部433a,433bは、室内外方向から見て、下側に尖ったV字形状となり、左右方向の一方側の下端部433aが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の下端部433bが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。
第2見付板部434の下端部434a,434bは、室内外方向から見て、下側に尖ったV字形状となり、左右方向の一方側の下端部434aが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の下端部434bが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。
第2室内側板部432の下端部432a,432aは、室内外方向から見て、下側に尖ったV字形状となり、左右方向の一方側の下端部432aが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の下端部432bが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。
2つの第1見込み板部435は、左右方向の一方側の第1見込み板部435の下端部435aが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の第1見込み板部435の下端部435bが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。
2つの第2見込み板部436の下端部436a,436bは、左右方向の一方側の第2見込み板部436の下端部436aが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の第2見込み板部436の下端部436bが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。
2つの第3見込み板部437の下端部437a,437bは、それぞれの左右方向の一方側の第3見込み板部437の下端部437aが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の第3見込み板部437の下端部437bが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。
2つの仕切り板部43eの下端部は、それぞれの左右方向の一方側の仕切り板部43eの端面が左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の仕切り板部43eの端面が左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。
2つの第2突出板部438の下端部438a,438bは、それぞれの左右方向の一方側の第2突出板部438の下端部438aが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の第2突出板部438の下端部438bが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。
2つの張出側板部441の下端部441a,441bは、それぞれの左右方向の一方側の張出側板部441の下端部441aが左右方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成され、左右方向の他方側の張出側板部441の下端部441bが左右方向の他方側から一方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面に形成されている。
図7〜図10に示すように、方立4は、樹脂方立41の本体部43の下端部43aが下枠32の切り欠き部35に挿し込まれて接合端面351と溶着して接合され、樹脂方立41の張出部44の下端部44aが下枠32のアングル切り欠き部352と重なるように配置されてアングル切り欠き部形成端面55b,55cと溶着して接合されることで下枠32と接合されている。
図9に示すように、方立4の本体部43の第2室外側板部431の下端部431a,431bは、下枠32の第2内板部542における接合端面351となる端面542b,542cの上に載置されている。
方立4の本体部43の2つの第1見込み板部435の下端部435a,435bは、下枠32の第3内板部543における接合端面351となる端面543b,543cの上に載置されている。
方立4の本体部43の第1見付板部433の下端部433a,433bは、下枠32の第4内板部544における接合端面351となる端面544b,544cの上に載置されている。
方立4の本体部43の2つの第2見込み板部436の下端部436a,436bは、下枠32の第5内板部545における接合端面351となる端面545b,545cの上に載置されている。
方立4の本体部43の第2見付板部434の下端部434a,434bは、下枠32の第6内板部546における接合端面351となる端面546b,546cの上に載置されている。
方立4の本体部43の2つの第3見込み板部437の下端部437a,437bは、下枠32の第7内板部547における接合端面351となる端面547b,547cの上に載置されている。
方立4の本体部43の2つの第2突出板部438の下端部438a,438bは、下枠32の第1突出板部58における接合端面351となる端面58b,58cの上に載置されている。
方立4の本体部43の第2室内側板部432の下端部432a,432bは、下枠32の第1室内側板部53における接合端面351となる端面53b,53cの上に載置されている。
方立4の張出部44の2つの張出側板部441の下端部441a,441bは、下枠32のアングル部55のアングル切り欠き部形成端面55b,55cの上に載置されている。
方立4の張出部44の前板部442は、下枠32のアングル部55のアングル切り欠き部形成端面55b,55cそれぞれの室内側の端部の間の上側に配置されている。
図8および図9に示すように、方立4の室内側の端部(前板部442の室内側の面442a)は、アングル部55の室内側の端部55eと室内外方向に同じ位置に配置されている。また、図8に示すように、前板部442の下端部442bは、アングル部55の下面55fと同じ高さに配置されている。
図11および図12に示すように、方立4の張出部44と縦枠34との間に片開き窓14のロール網戸6が設けられていてもよい。ロール網戸6は、左右方向に巻き出し・巻取りすることで、開口部に網戸61を設けた状態と、開口部に網戸61がない状態とに切り替え可能に構成されている。
図11では、片開き窓14の吊元が縦枠34側に設けられていて、縦枠34にロール網戸6の網戸61が収容される網戸収容部62が取り付けられ、方立4に網戸61を係止可能な網戸係止部63が取り付けられている様子を示している。
図12では、片開き窓14の吊元が方立4側に設けられていて、方立4にロール網戸6の網戸61が収容される網戸収容部62が取り付けられ、縦枠33,34に網戸61を係止可能な網戸係止部63が取り付けられている様子を示している。
このように方立4の張出部44をロール網戸6の取り付けに使用することができる。
次に、上述した本実施形態による建具1Aの作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した本実施形態による建具1Aでは、方立4には本体部43の室内側に張出部44が設けられ、第4方立中空部443が形成されていることにより、方立4の断熱性能を向上させることができる。
また、方立4は、樹脂方立41の本体部43の端部が外枠部3の切り欠き部35に挿し込まれて接合端面351と接合されていて、張出部44の2つの張出側板部441の端部がアングル部55のアングル切り欠き部形成端面55b,55cと当接して接合していることにより、張出部44をアングル部55に確実かつ容易に接合することができる。これにより、建具1Aに第4方立中空部443を確実かつ容易に形成することができ、建具1A全体の断熱性能を向上させることができる。
また、張出部44の端部がアングル切り欠き部形成端面55b,55cに接合していることにより、室内側からの意匠性を向上させることができる。
また、方立4が本体部43のみでなく張出部44を有することにより、方立4の剛性を向上させることができ、建具1Aの耐風圧性も向上させることができる。
また、本実施形態では、外枠部3の接合端面351および方立4の下端部4bは、室内外方向から見て互いに接合するV字形状に形成されている。そして、方立4の張出部44の張出側板部441の下端部441a,441bと、アングル部55のアングル切り欠き部形成端面55b,55cとは、それぞれ傾斜面に形成され、互いに面接触している。
このような構成とすることにより、方立4と外枠部3とを確実かつ容易に接合することができる。また、方立4と外枠部3の接合部の意匠性を向上させることができる。
また、本実施形態では、方立4の本体部43の内部に方立芯材42が設けられている。
このような構成とすることにより、方立4の断熱性能を向上させつつ、耐風圧性も向上させることができる。なお、方立芯材42は金属製であるため、室外の冷気によって冷やされる虞があるが、方立芯材42の室内側に第4方立中空部443が配置されていることにより、方立芯材42の冷たい温度が室内側に伝達することを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、他の実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1実施形態と異なる構成について説明する。
図13に示すように、第2実施形態による建具1Bでは、方立4Bの張出部44Bの前板部442Bの室内側の面442aは、アングル部55の室内側の端部55eよりも室内側に配置されている。また、図14に示すように、前板部442Bの下端部442bは、アングル部55の上面55dと同じ高さに配置されている。第2実施形態では、方立4Bの張出部44Bの下端部におけるアングル部55よりも室内側となる部分に、この部分を下側から覆うカバー部材7が設けられている。
カバー部材7は、張出部44Bにおける前板部442Bの下側、2つの張出側板部441Bそれぞれの室内側の部分の下側、および第4方立中空部443のうちの室内側の部分の下側を覆っている。
カバー部材7は、張出部44Bの下側に配置されるカバー下板部71と、カバー下板部71の室内側の縁部から上側に延びて前板部442Bの室内側を覆うカバー前板部72と、カバー下板部71の左右方向の両端部それぞれから上側に延びて張出側板部441Bの側方を覆う2つのカバー側板部73と、カバー下板部71と接続され方立4Bおよびアングル部55に係止される一対の係止部74と、を有している。
カバー前板部72の左右方向の両端部とカバー側板部73の室内側の端部とは連続している。
カバー部材7は、弾性変形可能で、樹脂などを材料として形成されている。
図13に示すように、一対の係止部74は、下板部の室外側の縁部の左右方向の端部近傍それぞれから室外側に突出する突出板部741と、突出板部741の室外側の端部から左右方向の外側(互いに離間する側)に突出する爪部742と、を有している。一対の係止部74は、下板部との接続部(室内側の端部)を軸として互いに近接・離間する方向に弾性変形可能に構成されている。
一対の係止部74は、弾性変形していない状態では、一対の係止部74の一方の爪部742の先端部と、他方の爪部742の先端部との間隔が、方立4Bの2つの張出側板部441Bの間隔よりも大きい寸法となり、互いに近接する方向に弾性変形すると、一方の爪部742742の先端部と、他方の爪部742の先端部との間隔が、方立4Bの2つの張出側板部441Bの間隔よりも小さい寸法となるように構成されている。
カバー部材7は、一対の係止部74を互いに近接する方向に弾性変形させてアングル切り欠き部352および2つの張出側板部441Bの間に室内側から差し込み、弾性変形を復元させて一対の係止部74の爪部742をアングル部55および張出側板部441Bに押し当てるとともに、カバー下板部71が張出部44Bの下側に配置し、カバー前板部72が前板部442Bの室内側に配置し、カバー側板部73が張出側板部441Bの側方に配置することで、方立4Bおよびアングル部55に係止される。
これにより、方立4Bの張出部44Bの下端部におけるアングル部55よりも室内側となる部分に、カバー部材7が取り付けられる。
第2実施形態による建具1Bでは、張出部44Bがアングルよりも室内側に突出している場合でも、方立4Bを下枠32に接続することができる。また、アングル部55のサイズにかかわらず張出部44Bおよび第4方立中空部443の大きさを設定することができるため、方立4Bを任意の断熱性能に設定することができる。
(第3実施形態)
図15〜図17に示すように、第3実施形態による建具1Cでは、方立4Cの張出部44Cにおける前板部442Cの室内側の面442aは、アングル部55の室内側の端部55eと室内外方向に同じ位置に配置されている。前板部442Cの下端部442bは、アングル部55の上面55dの高さとなるように配置されている。
本実施形態では、前板部442Cの室内側の面442aの下端部近傍、およびその下側のアングル切り欠き部352を室内側から覆うカバー部材8が設けられている。
カバー部材8は、張出部44Cの前板部442Cの室内側の面442aの下縁部近傍、およびその下側のアングル切り欠き部352に沿って配置されるカバー前板部81と、カバー前板部81の室外側の件から室外側に延びる下板部82(図15参照)と、下板部82と接続され方立4Cおよびアングルに係止される一対の係止部83(図15参照)と、を有している。
カバー部材8は、弾性変形可能で、樹脂などを材料として形成されている。
カバー前板部81は、板面が室内外方向を向く平板上状に形成されている。
図15に示すように、下板部82は、板面が上下方向を向く平板状に形成されている。下板部82は、カバー前板部81の高さ方向の中間部から室外側に延びている。下板部82は、左右方向の寸法が、2つの張出側板部441Cの間隔よりも小さく設定されている。
一対の係止部83は、下板部の室外側の縁部の左右方向の端部近傍それぞれから室外側に突出する突出板部831と、突出板部831の室外側の端部から左右方向の外側(互いに離間する側)に突出する爪部832と、を有している。一対の係止部83は、下板部との接続部(室内側の端部)を軸として互いに近接・離間する方向に弾性変形可能に構成されている。
一対の係止部83は、弾性変形していない状態では、一対の係止部83の一方の爪部832の先端部と、他方の爪部832の先端部との間隔が、方立4Cの2つの張出側板部441Cの間隔よりも大きい寸法となり、互いに近接する方向に弾性変形すると、一方の爪部832の先端部と、他方の爪部832の先端部との間隔が、方立4Cの2つの張出側板部441Cの間隔よりも小さい寸法となるように構成されている。
カバー部材8は、一対の係止部83を互いに近接する方向に弾性変形させて、一対の係止部83および下板部をアングル切り欠き部352および2つの張出側板部441Cの間に室内側から差し込み、弾性変形を復元させて一対の係止部83の爪部832をアングル部55および張出側板部441Cに押し当てるとともに、カバー前板部81が前板部442の室内側に配置することで、方立4Cおよびアングル部55に係止される。
これにより、張出部44Cの前板部442Cの下側でアングル切り欠き部352の室内側の部分に、カバー部材8が取り付けられる。
第3実施形態による建具1Cでは、前板部442Cの下端部がアングル部55の上面の高さとなるように配置されている場合でも、方立4Cを下枠32に接続することができる。
以上、本発明による建具の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、中間枠部が方立4であり、下枠32および上枠31に接合される形態を示しているが、中間枠部が無目であり、一対の縦枠33,34に接合される場合に、接合の方向を変えた形態で本実施形態と同様に接合されていてもよい。
また、上記の実施形態では、下枠32には、室内外方向の第1内板部541から第1室内側板部53までの領域に切り欠き部35が形成され、アングル部55にアングル切り欠き部352が形成されているが、切り欠き部35のみが形成され、アングル部55にアングル切り欠き部352が形成されていなくてもよい。このような場合は、張出部44の端部をアングル部55と当接させればよい。
また、上記の実施形態では、切り欠き部35は、下枠32のうちアングル部55よりも深く(下側に)形成されているが、アングル部55よりも浅く(上側に)形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、外枠部3の接合端面351および方立4の下端部4bは、室内外方向から見て互いに接合するV字形状に形成されているが、外枠部3の接合端面351および方立4の下端部4bは、室内外方向から見てV字形以外の形状に形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、張出部44の張出側板部441の下端部441a,441bと、アングル切り欠き部形成端面55b,55cとは、それぞれ傾斜面に形成され、互いに面接触しているが、張出部44の張出側板部441の下端部441a,441bおよびアングル切り欠き部形成端面55b,55cの形状は適宜設定されてよい。
また、本実施形態では、方立4の本体部43の内部には、金属製の方立芯材42が設けられているが、方立芯材42が設けられていなくてもよいし、上記の実施形態と異なる形状の方立芯材が設けられていてもよい。
また、方立4および下枠32の断面形状は、上記の実施形態の形状以外であってもよい。
また、方立4の張出部44の張出側板部441,441と前板部442とは一体に形成されていてもよいし、別体に形成されていて、前板部442が張出側板部441,441に着脱可能なカバー材であってもよい。
また、上記の実施形態では、方立4の張出部44の前板部442は、平板上状に形成されているが、曲面状に形成されていてもよい。
1A〜1C 建具
3 外枠部
4 方立(中間枠部)
4a 上端部(端部)
4b 下端部(端部)
7,8 カバー部材
11 壁部
12 開口部
35 切り欠き部
42 方立芯材(芯材)
43 本体部
43a 下端部(端部)
44 張出部
44a 下端部(端部)
55 アングル部
55b,55c アングル切り欠き部形成端面
351 接合端面
352 アングル切り欠き部
441,441B,441C 張出側板部(側部材)
442,442B,442C 前板部(室内側部材)
443 第4方立中空部(中空部)

Claims (6)

  1. 室内外を仕切る壁部に形成された開口部に設けられ、
    四方枠となる外枠部と、
    前記外枠部の内部に設けられて端部が前記外枠部に接合された中間枠部と、を有する建具において、
    前記外枠部は、該外枠部の一部を切り欠いた切り欠き部を形成する端面で前記中間枠部の端部が接合する接合端面と、室内側に突出するアングル部と、を有し、
    前記中間枠部は、室外側に設けられる本体部と、前記本体部の室内側に設けられ内部に中空部が形成された張出部と、を有し、
    前記本体部の端部は、前記外枠部の前記接合端面と接合して溶着され、
    前記張出部の端部は、前記アングル部と当接し、
    前記切り欠き部が前記外枠部における前記アングル部が設けられた位置よりも深く形成され、
    前記アングル部には、該アングル部の一部を切り欠いたアングル切り欠き部が形成され、
    前記アングル切り欠き部は、前記張出部に被覆されていることを特徴とする建具。
  2. 前記張出部の端部は、前記アングル部の前記アングル切り欠き部を形成するアングル切り欠き部形成端面と接合している請求項1に記載の建具。
  3. 前記張出部は、前記本体部から室内側に延びる側部材と、前記側部材の室内側に設けられた室内側部材と、を有し、
    前記側部材の端部は、前記アングル切り欠き部形成端面と接合して溶着されている請求項2に記載の建具。
  4. 前記接合端面および前記中間枠部の端部は、室内外方向から見て互いに接合するV字形状に形成され、
    前記張出部の端部と、前記アングル切り欠き部形成端面とは、それぞれ傾斜面が形成され、それぞれの傾斜面が互いに面接触している請求項2または3に記載の建具。
  5. 前記中間枠部は、前記本体部および前記張出部が樹脂で形成されていて、
    前記本体部の内部に設けられた金属製の芯材をさらに有する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の建具。
  6. 前記張出部および前記アングル部を室内側から覆うカバー部材が設けられている請求項1乃至5のいずれか一項に記載の建具。
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