JP6964006B2 - 鉄筋及び配筋検査方法 - Google Patents
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Description
図1は本発明の第1の実施形態に係る鉄筋の一実施形態を示している。鉄筋1は異形棒鋼であり、軸方向Xに延びるリブ2と、径方向Yに対して傾斜した節3と、を有している。節3の形状は図示のものに限定されず、節3は例えば径方向Yに平行に形成されていてもよい。図1(a)〜(e)は、「鋼材種類」と「呼び名」の異なる5種類の鉄筋の部分拡大図である。「鋼材種類」は降伏点または耐力(N/mm2)を意味し、「呼び名」は公称直径(mm)を丸めた径の大きさを示す。また、本明細書では「鋼材種類」と「呼び名」で規定される鉄筋の種別を「鉄筋種別」という。図1(a)はSD390 D22、図1(b)はSD345 D22、図1(c)はSD345 D19、図1(d)はSD295A D16、図1(e)はSD295A D13の5種類の鉄筋種別の鉄筋1を示している。これらの鉄筋1の外周面には、サンドブラストにより、所定の図形(パターン)4,5が刻設されている。この所定の図形(パターン)4,5は鋼材種類と呼び名についての識別情報、すなわち鉄筋種別の識別情報を表示している。なお、鉄筋種別の識別情報としては鋼材種類と呼び名が最も一般的であるが、これらに限定されるわけではなく、例えば鋼材種類と呼び名のいずれか一方だけを鉄筋種別の識別情報として鉄筋1に表示するようにしてもよい。
鉄筋の識別情報は熱収縮シートを鉄筋に巻き付けることによっても付与することができる。図11は熱収縮シートを鉄筋に巻き付ける方法を示す概念図である。まず、図11(a)に示すように、熱収縮シート12を鉄筋1にかぶせる。熱収縮シート12は所定の収縮率を有している限り限定されないが、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ乳酸(PLA)などの樹脂の単層または多層の熱収縮性フィルムで形成することができる。収縮率は収縮前の周長に対する収縮後の周長の比率である。熱収縮シート12にはあらかじめ帯状部パターンが印刷されている。熱収縮フィルム12は透明であるため、帯状部パターンは鉄筋1に巻き付けたときに内側となる面に印刷されてもよいし、外側となる面に印刷されてもよい。熱収縮シート12は鉄筋1の全長に渡る長さのものであってもよいが、軸方向に分割されていてもよい。2値化を容易にするため、帯状部パターンは鉄筋1と異なる色、例えば白色や黄色であることが望ましい。
1U 上端筋
1L 下端筋
4 基準帯状部
4a 基準帯状部の内側縁部
4b 基準帯状部の外側縁部
5 中間帯状部
6 ステンシル(被覆部材の一例)
12 熱収縮シート
13a,13b 被覆部材
L1 外縁距離
L2 内縁距離
Claims (16)
- 配筋検査の際に撮影されて2値化される鉄筋であって、
鉄筋の識別情報を表示する図形が外周面に現れるように前記外周面の外観の一部が残部と異ならされており、前記図形は、前記鉄筋の軸方向に間隔をあけて規則的なパターンで設けられる複数の基準帯状部を有し、前記複数の基準帯状部は前記鉄筋の径方向と平行に延び、互いに隣接する一対の前記基準帯状部が前記識別情報の表示される範囲を定め、互いに隣接する一対の前記基準帯状部の所定の部位同士の間隔が鉄筋種別によらず一定である、鉄筋。 - 互いに隣接する2つの基準帯状部の互いに対向する内側縁部間の前記軸方向における間隔が、互いに隣接する2つの基準帯状部の任意の組について一定である、請求項1に記載の鉄筋。
- 互いに隣接する2つの基準帯状部の互いに対向する内側縁部の外側に位置する外側縁部間の前記軸方向における間隔が、互いに隣接する2つの基準帯状部の任意の組について一定である、請求項1に記載の鉄筋。
- 互いに隣接する2つの基準帯状部の前記軸方向における中心点同士の間隔が、互いに隣接する2つの基準帯状部の任意の組について一定である、請求項1に記載の鉄筋。
- 互いに隣接する2つの基準帯状部の互いに対向する内側縁部のうちの一方の基準帯状部の内側縁部と、前記2つの基準帯状部の前記内側縁部の外側に位置する外側縁部のうちの他方の基準帯状部の外側縁部との前記軸方向における間隔が、互いに隣接する2つの基準帯状部の任意の組について一定である、請求項1に記載の鉄筋。
- 前記鉄筋は異形棒鋼であり、前記識別情報は前記鉄筋の鋼材種類と呼び名の少なくともいずれかについての情報を含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の鉄筋。
- 前記基準帯状部の前記軸方向の幅が前記識別情報の少なくとも一部をなす、請求項1から6のいずれか1項に記載の鉄筋。
- 前記互いに隣接する2つの基準帯状部の間に、前記基準帯状部の前記軸方向の幅より幅の小さい少なくとも一つの中間帯状部を有し、前記中間帯状部の数は前記識別情報の一部をなす、請求項1から7のいずれか1項に記載の鉄筋。
- 前記基準帯状部と前記少なくとも一つの中間帯状部とが交互に設けられ、前記基準帯状部が定ピッチで設けられている、請求項8に記載の鉄筋。
- 前記互いに隣接する2つの基準帯状部と前記少なくとも一つの中間帯状部とからなる帯状部の組が複数組設けられ、各組において中央の前記中間帯状部は前記2つの基準帯状部から等距離に位置し、各組における前記中央の中間帯状部は定ピッチで設けられている、請求項8に記載の鉄筋。
- 前記図形が前記外周面に現れるように前記外周面の一部が剥離されている、請求項1から10のいずれか1項に記載の鉄筋。
- 前記図形が前記外周面に現れるように前記外周面の一部が発錆している、請求項1から10のいずれか1項に記載の鉄筋。
- 前記図形が前記外周面に現れるように前記外周面に熱収縮フィルムが巻き付けられている、請求項1から10のいずれか1項に記載の鉄筋。
- 請求項1から13のいずれか1項に記載の鉄筋を、所定の位置に設置することと、
前記鉄筋を、前記図形を含めて撮影して2値化することと、
2値化された前記図形から前記鉄筋の識別情報を読み取ることと、
読み取られた前記識別情報を、前記所定の位置に設置されるべき鉄筋の識別情報と照合することとを含む、配筋検査方法。 - 請求項1から13のいずれか1項に記載の複数の鉄筋を、上端筋及び下端筋として所定の位置に設置することと、
前記複数の鉄筋を、前記図形を含めて撮影して2値化することと、
2値化された前記図形から、前記複数の鉄筋の前記一対の前記基準帯状部の前記所定の部位同士の間隔に対応する画素数を求めることと、
前記複数の鉄筋の前記画素数を比較し、前記画素数の多い前記鉄筋を前記上端筋、前記画素数の少ない前記鉄筋を前記下端筋と判定することと、を含む、配筋検査方法。 - 読み取られた前記識別情報を、前記所定の位置に設置されるべき鉄筋の識別情報と照合することとを含む、請求項15に記載の配筋検査方法。
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JP2019120070A JP2019120070A (ja) | 2019-07-22 |
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