JP6961449B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、読取画像の画質劣化を抑制することができる画像読取装置を提供することを目的とする。
0.46≦θ/(θmax+θmin)≦0.50
なる条件を満たすことを特徴とする。
なお、以下に示す画像形成装置100は一例に過ぎず、画像読取装置101を備えたファクシミリ装置やインクジェットプリンター、複合機等も、本実施形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置に該当する。
画像形成部本体102の内部において、ほぼ中央部には不図示の画像形成手段が配置され、その下方には給紙カセット103を含む、記録紙を給紙するための不図示の給紙手段が配置されている。
また、画像形成部本体102の上方には原稿の画像を読み取るための読取手段としてのCCD等を備えた画像読取装置101が配置されている。
そして、画像読取装置101と画像形成部本体102との間には空間が設けられ、画像形成部本体102によって搬送されて排出された記録紙を積載するための本体排紙部104が形成されている。
また、給紙手段としては、給紙カセット103に載置された記録紙を分離給紙するための不図示の給紙ローラ等が内蔵されており、画像形成手段に記録紙を供給している。
ADF201は、複数枚の原稿を分離し、リーダー202に給紙するものである。ADF201は、給紙される複数枚の原稿を載置するための原稿トレイ204と、原稿トレイ204に載置された原稿を1枚ずつ分離給紙して、リーダー202に搬送するための原稿搬送手段203とを備えている。また、ADF201は、リーダー202によって画像読み取りがなされた後、排紙された原稿を載置するための排紙トレイ205を備えている。
具体的には、原稿搬送手段203としては、ピックアップローラ300及び分離ローラ対301と、分離ローラ対301の下流に設けられ、分離ローラ対301から搬送された原稿Gを引き抜くための引抜ローラ対302とが含まれる。
また、原稿搬送手段203としては、引抜ローラ対302の下流に設けられ、引抜ローラ対302によって搬送された原稿Gを下流のローラ対まで搬送するための搬送ローラ対303と、搬送ローラ対303の下流に設けられ、原稿Gの傾きを矯正するためのレジストローラ対304とが含まれる。
さらに、原稿搬送手段203としては、レジストローラ対304の下流に設けられ、原稿Gの画像読み取りの安定化のための第1リードローラ対305、第1プラテンローラ(第1の搬送部材)306、第2リードローラ対307、第2プラテンローラ308及び第3リードローラ対309とが含まれる。
以下に示すように、第1プラテンローラ306は、第1画像読取手段314が搬送された原稿Gの一方の原稿面の画像を読み取る際に、原稿Gを第1プラテンガラス311上に付勢しながら、第1プラテンガラス311に対して所定の間隔を空けて原稿Gを搬送する。
また、原稿搬送手段203としては、第3リードローラ対309の下流に設けられ、画像読み取り後の原稿Gを排紙トレイ205に排紙するための排紙ローラ対310が含まれる。
第1画像読取手段314は、ADF201によって搬送される原稿Gの表面画像を読み取る(原稿流し読み)際には、第1プラテンローラ306の対向側(下方)に設けられた第1プラテンガラス311の下方の第1位置Aに停止して画像読み取りを行う。
一方、原稿台ガラス313上に載置された原稿の画像を読み取る(原稿固定読み)際には、第1画像読取手段314は、制御部316によって制御される不図示のモーターの駆動により第1位置Aから第2位置Bまで副走査方向Tに沿って移動走査することによって、原稿台ガラス313上の原稿画像の読み取りを行う。
そして、第1画像読取手段314によって読み取られた原稿の画像データは、制御部316によって処理される。
これにより、ADF201によって原稿Gを搬送する場合には、第1画像読取手段314と第2画像読取手段315とによって原稿Gの表裏両面の画像を読み取ることができる。
このフッ素コーティング403によって、第1プラテンガラス311の第1の領域311dへの糊や未硬化の修正液等の付着ゴミの付着を低減することができ、それによるスジ状の画像不良を低減することができる。
そして、第1の領域311dの搬送方向上流側に存在する第2の領域311uは、フッ素コーティングが設けられていない非コート領域405となっている。
導電性樹脂シート部材401が貼り付けられる第2の領域311uを非コート領域405としたのは、フッ素コーティング403上に導電性樹脂シート部材401を貼り付けると十分な接着力が得られずに剥がれてしまうためである。
すなわち、第1プラテンガラス311にフッ素コーティング403を真空蒸着によって成膜する際に、マスキングを用いずに、原稿側表面311a全面にフッ素コーティング403を施す。そして、後工程においてサンドブラスト等で非コート領域405に対応する第2の領域311uを加工処理することによって、フッ素コーティング403を除去又は、その効果を低減させることによって非コート領域405を設けても構わない。
フッ素コーティング403は、結合エネルギーがSiO2以外の金属酸化物に対してはSiO2と比べて弱い。
そのため、フッ素コーティング403は、SiO2以外の金属酸化物と結合すると、高温高湿の環境ではフッ素コーティング403と金属酸化物との結合が切れて、大きく変質白化(以下、白クモリと呼ぶ)が生じてしまう。
そして、フッ素コーティング403の表面に白クモリが発生すると、フッ素コーティング403の分光透過率が低下し、画質劣化に繋がることとなる。
一方で、白クモリの発生を低減するために、中間層としてSiO2を介してフッ素コーティング403を設けると、今度はフッ素コーティング403の耐擦傷性が低下してしまい、原稿搬送に伴うコーティングの耐久性が悪くなる。
そして、アルミテープ402の上に不図示の導電性両面テープによって、導電性樹脂シート部材401が貼り付けられている。
なお、導電性樹脂シート部材401としては、例えば、黒色の超高分子量ポリエチレンシート(日東電工(株)No.440黒色)が用いられる。
導電性樹脂シート部材401である黒色の超高分子量ポリエチレンシートは、電気抵抗値が500kΩ以下の導電性を有している。
そのため、アルミテープ402によって、導電性樹脂シート部材401を画像読取装置101本体、具体的には、不図示の接地されている板金フレーム等金属部分に電気的に接続することが可能となっている。
また、導電性樹脂シート部材401が搬送される原稿と摺擦しても、導電性樹脂シート部材401が帯電することはない。この帯電防止効果によって、周囲の紙粉や埃等の浮遊ゴミが導電性樹脂シート部材401に吸着されることも防止することができる。
そして、原稿Gからの反射光が折り返しミラー314b、314c、314d及び314eによって反射され、結像光学系314fによって、画像読取センサ314g上に集光され、原稿Gの画像データが得られる。
図5は、本実施形態に係る画像読取装置101の第1プラテンガラス311近傍における模式的副走査断面図を示している。
また、図6(a)及び(b)は、画像読取センサ314gの主走査方向の各位置における出力値(具体的には読取画像の明度に対応する。)を示している。
なお、第1画像読取手段314の原稿読取位置406は、上記に限らず、第1画像読取手段314の内部構成に応じて決定されてもよい。
しかしながら、原稿読取位置406を初期位置(称呼位置、具体的には、原稿Gに垂直な方向において原稿Gが第1プラテンガラス311に最接近する位置)から移動させないまま、製品の寿命(本実施形態に係る画像読取装置101では約100万枚の原稿の通紙を想定)まで、画像読取を続けることは困難である。
それは、画像読取を複数回行うにつれて、原稿搬送に伴ってフッ素コーティング403の表面が削れていき、図5に示されているように、原稿G上の糊や未硬化の修正液等の付着ゴミ408が第1プラテンガラス311の表面上に付着するためである。
なお、ここでいう異常とは、具体的には、例えば、画像読取センサ314gの出力値(すなわち、読み取った画像の明度)が所定の主走査方向位置において、常に所定値以下になることである。
また、これに限らず、読み取った原稿画像の端部近傍(マージン領域)での画像読取センサ314gの出力値が所定の主走査方向位置において、所定値以下になることを検出してもよい。
新たな原稿読取位置406に対応する第1プラテンガラス311の表面上のフッ素コーティング403は削られていないため、付着ゴミ408は付着していない。
従って、新たな原稿読取位置406では、画像読取センサ314gの出力値は、図6(b)に示されているように、異常値を示さず、読取画像上にスジ状の画像不良は発生しない。
本実施形態に係る画像読取装置101では、予め実機テストを行い、そのテスト結果に基づいて決定された制御用データを不図示の記憶部に記憶させておく。
そして、制御部316が画像読取センサ314gの出力値から異常値を検出すると(S3のYes)、エラー表示を行う(S4)。そして、制御部316が第1画像読取手段314の原稿読取位置406を新たな位置に移動させ(S5)、画像読取動作を終了する(S7)。
もし、制御部316が画像読取センサ314gの出力値から異常値を検出しない場合には(S3のNo)、読み取られた画像データを取得し(S6)、画像読取動作を終了する(S7)。
そして、原稿を90万枚通紙すると、画像読取センサ314gの出力値から異常値がまた検出される。そして、現在の−1mmの位置から−1mmだけ、すなわち称呼位置である0mmの位置から原稿搬送方向の上流側に2mmだけ、原稿読取位置406を移動するように、制御部316が第1画像読取手段314を移動させる。
画像形成装置100は、常温常湿の環境で使用されるとは限られず、高温高湿の環境で使用されることも考えられる。
高温高湿の環境では、図8に示されているように、フッ素コーティング403の表面上に白クモリ410が発生する。
原稿読取可能範囲407内では、搬送される原稿Gの接触圧によって、フッ素コーティング403の表面上に発生した白クモリ410を拭取ることができるため、高温高湿の環境においても、白クモリの影響無く、画像読取を行うことができる。
0.46≦θ/(θmax+θmin)≦0.50 ・・・(1)
ここで、θmax及びθminはそれぞれ、該所定の通紙を行った際における第1プラテンガラス311の原稿側の表面上に設けられているフッ素コーティング403の各位置における接触角θの最大値及び最小値である。
一方、条件式(1)の上限を上回ると、搬送される原稿と第1プラテンガラス311との間の接触圧が弱くなり過ぎ、フッ素コーティング403の表面に白クモリが発生した場合に、搬送される原稿Gによって拭取れなくなってしまう。
従って、条件式(1)を満たすように、原稿読取位置406を移動できる範囲、すなわち、原稿読取可能範囲407を決定すればよい。
なお、図9では、称呼位置、すなわち、原稿Gに垂直な方向において原稿Gが第1プラテンガラス311に最接近する位置を0mmとしている。
そして、通紙が60万枚に至ると、原稿読取位置406(0mm)近傍におけるθ/(θmax+θmin)が条件式(1)の下限である0.46より小さくなり、付着ゴミ408が付着してしまう。
そのため、原稿読取位置406を移動させる必要があるが、θ/(θmax+θmin)が条件式(1)の上限である0.50を超えてしまうと、今度は、搬送される原稿と第1プラテンガラス311との間の接触圧が弱くなり過ぎる。そのため、フッ素コーティング403の表面に白クモリが発生した場合に、搬送される原稿Gによって拭取れなくなってしまう。
そこで、条件式(1)を満たすように、原稿読取位置406が−1mmの位置(第2の読取位置)、すなわち原稿搬送方向の上流側に1mmだけ原稿読取位置406を移動するように、制御部316が第1画像読取手段314を移動させる。
次に、通紙が90万枚に至ると、原稿読取位置406(−1mm)近傍におけるθ/(θmax+θmin)も条件式(1)の下限である0.46より小さくなってしまう。
そこで、条件式(1)を満たすように、原稿読取位置406が−2mmの位置、すなわち原稿搬送方向の上流側にさらに1mmだけ原稿読取位置406を移動するように、制御部316が第1画像読取手段314を移動させる。
そのため、本実施形態に係る画像読取装置101では、原稿搬送方向の上流側に原稿読取位置406を移動するように、第1画像読取手段314を移動させている。
0.1mm≦t1≦0.65mm ・・・(2)
一方、厚みt1が条件式(2)の上限を上回ると、搬送される原稿と第1プラテンガラス311との間の接触圧が弱くなり過ぎ、フッ素コーティング403の表面に白クモリが発生した場合に、搬送される原稿Gによって拭取れなくなってしまう。
従って、条件式(2)を満たすように、導電性樹脂シート部材401の厚みt1を決定すればよい。
0.1mm≦t2≦0.5mm ・・・(3)
一方、間隔t2が条件式(3)の上限を上回ると、搬送される原稿と第1プラテンガラス311との間の接触圧が弱くなり過ぎ、フッ素コーティング403の表面に白クモリが発生した場合に、搬送される原稿Gによって拭取れなくなってしまう。
従って、条件式(3)を満たすように、第1プラテンガラス311と第1プラテンローラ306の第1プラテンガラス311に最も近接している部分との間の間隔t2を決定すればよい。
0°<α≦30° ・・・(4)
従って、条件式(4)を満たすように、搬送された原稿Gの原稿面の下流側部分が第1プラテンガラス311の表面に対してなす角度αを決定すればよい。
0.1mm≦t2≦t1 ・・・(5)
一方、間隔t2が条件式(5)の上限を上回ると、搬送される原稿と第1プラテンガラス311との間の接触圧が弱くなり過ぎ、フッ素コーティング403の表面に白クモリが発生した場合に、搬送される原稿Gによって拭取れなくなってしまう。
従って、条件式(5)を満たすように、導電性樹脂シート部材401の厚みt1及び第1プラテンガラス311と第1プラテンローラ306の第1プラテンガラス311に最も近接している部分との間の間隔t2を決定すればよい。
また、上記の実機テストの結果に関する数値は、あくまで例示的なものであり、実機テストの結果に応じて、原稿読取位置の変更量及び変更回数を増減させても構わない。
201 自動原稿搬送装置(搬送部)
311 第1プラテンガラス(透光部材)
314 第1画像読取手段(読取部)
316 制御部
G 原稿
Claims (11)
- 原稿を第1の方向に搬送する搬送部と、
前記原稿の側の表面における第1の領域にコーティングが設けられた透光部材と、
該透光部材を介して前記原稿における読取位置の画像を読み取る読取部と、
前記画像の処理を行うと共に、該処理において異常が検出された際に前記読取部を移動させることで前記読取位置を変更する制御部とを備え、
前記コーティングは、ケイ素含有パーフルポリエーテル化合物を含み、
前記表面において、前記第1の領域よりも前記原稿の搬送方向における上流側に存在する第2の領域に導電性のシート部材が設けられており、
前記第1の領域における前記読取位置に対応する位置での前記コーティングと水滴との接触角をθ、前記第1の領域の全範囲における前記コーティングと前記水滴との接触角の最大値及び最小値をそれぞれθmax及びθminとしたとき、
0.46≦θ/(θmax+θmin)≦0.50
なる条件を満たすことを特徴とする画像読取装置。 - 前記異常は、前記表面に平行かつ前記第1の方向に垂直な方向での所定位置において、前記画像の明度が常に所定値以下になることであることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記コーティングは、他の部材を介さずに前記表面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
- 前記制御部は、前記処理において異常が検出された際に、前記読取部を前記搬送方向における上流側へ移動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像読取装置。
- 前記シート部材の厚みをt1[mm]としたとき、
0.1≦t1≦0.65
なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像読取装置。 - 前記搬送部は、前記原稿を前記表面に付勢しながら搬送する搬送部材を備えており、
前記表面と前記搬送部材の前記表面に最も近接している部分との間隔をt2[mm]としたとき、前記表面に平行かつ前記第1の方向に垂直な方向の全域にわたって、
0.1≦t2≦0.5
なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像読取装置。 - 前記原稿が前記表面に接するときの、前記原稿の搬送方向と前記表面とのなす角をα[deg]としたとき、前記表面に平行かつ前記第1の方向に垂直な方向の全域にわたって、
0<α≦30
なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像読取装置。 - 前記搬送部は、前記原稿を前記表面に付勢しながら搬送する搬送部材を備えており、
前記シート部材の厚みをt1[mm]、前記表面と前記搬送部材の前記表面に最も近接している部分との間隔をt2[mm]としたとき、前記表面に平行かつ前記第1の方向に垂直な方向の少なくとも一部の領域において、
0.1≦t2≦t1
なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像読取装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像読取装置と、前記原稿の画像に基づいて感光面に画像を形成する画像形成部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
- 原稿を第1の方向に搬送する搬送部と、前記原稿の側の表面における第1の領域にコーティングが設けられた透光部材と、該透光部材を介して前記原稿における読取位置の画像を読み取る読取部とを備える画像読取装置の制御方法であって、
前記画像の処理において異常が検出された際に前記読取部を移動させることで前記読取位置を変更する工程を有し、
前記コーティングは、ケイ素含有パーフルポリエーテル化合物を含み、
前記表面において、前記第1の領域よりも前記原稿の搬送方向における上流側に存在する第2の領域に導電性のシート部材が設けられており、
前記第1の領域における前記読取位置に対応する位置での前記コーティングと水滴との接触角をθ、前記第1の領域の全範囲における前記コーティングと前記水滴との接触角の最大値及び最小値をそれぞれθmax及びθminとしたとき、
0.46≦θ/(θmax+θmin)≦0.50
なる条件を満たすことを特徴とする制御方法。 - 前記搬送部により前記原稿を前記コーティングの表面に接触させながら搬送することで、前記コーティングの表面に生じたクモリを前記原稿で除去する工程を有することを特徴とする請求項10に記載の制御方法。
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