JP6960978B2 - ミラーデバイス - Google Patents

ミラーデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP6960978B2
JP6960978B2 JP2019217737A JP2019217737A JP6960978B2 JP 6960978 B2 JP6960978 B2 JP 6960978B2 JP 2019217737 A JP2019217737 A JP 2019217737A JP 2019217737 A JP2019217737 A JP 2019217737A JP 6960978 B2 JP6960978 B2 JP 6960978B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable portion
mirror device
torsion bar
layer
drive coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019217737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021089305A (ja
Inventor
慎悟 森上
博文 小西
房子 富住
良隆 壷井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2019217737A priority Critical patent/JP6960978B2/ja
Priority to US17/073,526 priority patent/US11762191B2/en
Priority to DE102020214955.0A priority patent/DE102020214955A1/de
Publication of JP2021089305A publication Critical patent/JP2021089305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6960978B2 publication Critical patent/JP6960978B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/481Constructional features, e.g. arrangements of optical elements
    • G01S7/4817Constructional features, e.g. arrangements of optical elements relating to scanning
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B3/00Devices comprising flexible or deformable elements, e.g. comprising elastic tongues or membranes
    • B81B3/0035Constitution or structural means for controlling the movement of the flexible or deformable elements
    • B81B3/004Angular deflection
    • B81B3/0045Improve properties related to angular swinging, e.g. control resonance frequency
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
    • G02B26/085Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD the reflecting means being moved or deformed by electromagnetic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B2201/00Specific applications of microelectromechanical systems
    • B81B2201/04Optical MEMS
    • B81B2201/042Micromirrors, not used as optical switches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B2203/00Basic microelectromechanical structures
    • B81B2203/01Suspended structures, i.e. structures allowing a movement
    • B81B2203/0145Flexible holders
    • B81B2203/0154Torsion bars

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Description

本願は、ミラーデバイスに関するものである。
レーザー光を利用して物標までの距離を測定する測距システムとしてLiDAR(Light Detection And Ranging)が知られている。このLiDARの測距は、TOF(Time Of Flight)方式を使用して、発光装置から光が出射されてから物標で反射した反射光を受光装置が受光するまでの時間を計測することで物標までの距離を測定している。
このLiDARにおいて、光を操作する手段として、マイクロマシニング技術を用いて作製されたミラーデバイスが使用されている。ミラーデバイスは、反射体、駆動コイル、トーションバーからなるミラーチップと磁石とから構成されている。ミラーチップは、シリコン基板の一部を薄膜化して形成される。ミラーの角度を制御する基本的な動作原理は、フレミングの左手の法則に基づいている。磁界に直交する方向に駆動コイルを配置して、駆動コイルに電流を流すと駆動コイルに力が加わる。この力をローレンツ力と呼び、その大きさは電流と磁界の強さに比例する。
ミラーは、トーションバーと呼ばれる捩じり棒ばねで支えられている。トーションバーは、ミラーの回転軸であると共に、ミラーの回転を抑制するねじりバネとして作用する。ミラーの周辺の駆動コイルに電流が流れると、ミラーを回転させるトルクと共に、トーションバーによるねじりバネの弾性力が回転の反対方向に働き、二つの力が釣り合ったところでミラーの回転が止まる。駆動コイルに流れる電流の大きさを変えることによってトルクを制御し、ミラーの角度を変化させることができる。
特許文献1に記載されているミラーデバイスは、支持基板が枠形状となっており、駆動コイルに対応する磁界発生部が、支持基板の外部に設けられている。支持基板の枠形状の内側にはトーションバーによって支持された可動部が設けられ、ミラーとしての反射層が可動部の中央に設けられ、この反射層を囲むように可動部の外周部に駆動コイルが設けられている。駆動コイルは、電気配線によって、トーションバーを経由して、支持基板に設けられた端子に接続されている。
特許第4471271号公報
LiDARの検出範囲を広角化、長距離化するためには、発光装置からの光を走査するミラーデバイスの可動部を広角に駆動させると共に、物標で反射した反射光を受光する反射層の面積を拡大することが有効である。しかし、特許文献1のミラーデバイスにおいては、反射層の面積を増加させた場合には、反射層の周辺を取り囲む駆動コイルを含めた可動部の面積が増加することになるため、可動部の重量が増加することになり、可動部の振れ角が小さくなってしまうという問題がある。
振れ角θを大きくする為には慣性モーメントを小さくする必要がある。つまり振れ角の大きさは可動部の重量に反比例し、長距離化と広角化の両立には不向きな構造であるため、いずれか一方を重視した構造とせざるを得ないという問題があった。
本願は、前記問題点に着目してなされたもので、可動部を重量化することなく大きな面積の反射層を実現して、振れ角との両立が可能なミラーデバイスを提供することを目的とする。
本願のミラーデバイスは、枠形状の支持基板、前記支持基板の枠形状の内側に設けられた可動部、前記支持基板と前記可動部との間に設けられ、前記可動部を前記支持基板に接続する第1のトーションバー、前記可動部の主面の周縁に複数巻設された第1の駆動コイル、前記第1の駆動コイルを含む前記可動部の表面に設けられ、前記駆動コイルの巻回間を埋め込み、前記可動部の表面を平坦状にする平滑化層、および前記平滑化層の表面に設けられ光を反射する反射層を備え、前記反射層および前記平滑化層は、前記可動部と前記第1のトーションバーとの接続部の応力集中箇所を除く前記可動部の表面の領域に設けられていることを特徴とするものである。
本願のミラーデバイスにおいては、第1の駆動コイルを含む可動部の表面を平滑化層によって平坦にして、前記平滑化層の表面に反射層を設けているので可動部全域に反射層を設けることができるので、可動部を重量化することなく大きな面積の反射層を実現することができる。
本願の実施の形態1のミラーデバイスの構成を示す部分分解斜視図である。 図1のA1−A2線による断面図である。 本願の実施の形態1のミラーデバイスの製造工程図である。 本願の実施の形態1のミラーデバイスの製造工程図である。 本願の実施の形態1のミラーデバイスの製造工程図である。 本願の実施の形態1のミラーデバイスの製造工程図である。 本願の実施の形態1のミラーデバイスの製造工程図である。 本願の実施の形態1のミラーデバイスの製造工程図である。 本願の実施の形態1のミラーデバイスの製造工程図である。 本願の実施の形態2のミラーデバイスの平面図である。 本願の実施の形態2のミラーデバイスの平面図である。 本願の実施の形態3のミラーデバイスの平面図である。 本願の実施の形態3のミラーデバイスの平面図である。 本願の実施の形態4のミラーデバイスの平面図である。 本願の実施の形態4のミラーデバイスの平面図である。 本願の実施の形態4のミラーデバイスの平面図である。 本願の実施の形態4のミラーデバイスの平面図である。 本願の実施の形態5のミラーデバイスの平面図である。 本願の実施の形態6のミラーデバイスの裏面の斜視図である。
本願のミラーデバイスを図面に従って説明する。
なお、図は模式的なものであり、機能又は構造を概念的に説明するものである。また、図中、同一符号の部分は、各々同一又はこれに相当するものである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1のミラーデバイスの部分分解斜視図、図2に可動部のA1−A2における断面図を示す。図1および図2に示すようにミラーデバイスは、可動部1とトーションバー2と支持基板3とが一体に構成されている。支持基板3は、枠形状になっている。この枠の形状の支持基板3の内側には、可動部1が設けられている。可動部1の主面は、反射層4により全面を覆われている。反射層4の下層に設けられる駆動コイル5は、電気配線6と電気的に接続されている。支持基板3の周辺には磁界発生部7が設けられ、駆動コイル5に電流を流すことで生じるローレンツ力により、トーションバー2で支持された可動部1が揺動する。
磁界発生部7は、支持基板3の外側に設けられている状態を図示している。しかし、駆動コイル5に磁界がかかるのであれば、ミラーデバイスの裏側に設置するなど、その位置は問わない。磁界発生部7を支持基板3の外周に設置した場合、磁界発生部7から離れるにつれて磁力が低下するため、ローレンツ力を上げるためには、駆動コイル5に極力近づけることが好ましい。
なお、可動部1は、図2に示すように母材8の主面に駆動コイル5を形成し、駆動コイル5により生じる凹凸を平滑化層9によって表面を平坦にして、この平滑化層9の上に反射層4を形成する構造となっている。
従来のミラーデバイスと実施の形態1のミラーデバイスを比較すると、従来のミラーデバイスにおいては、駆動コイル5によって凹凸が生じるため、駆動コイル5の巻設されている領域の内側にだけ反射層4が設けられていたのに対して、この実施の形態1のミラーデバイスでは、駆動コイル5によって生じる凹凸を平滑化層9によって表面を平坦状にして、この表面に反射層を形成しているため、反射層4の面積を大きくすることができるように構成している。このように構成することによって、平滑化層9の分の重量が増加することになる。しかし、母材8の重量が支配的であるので影響は少ない。面積については、従来に比較して、駆動コイル5の表面部分に設けられた反射層の領域分が増加することになる。
例えば、トーションバー2の軸方向を縦として、母材8の寸法を、縦aを6mm、横bを4mm、駆動コイル5の巻き数nを5回巻き、駆動コイル5の幅Lを30μm、隣り合う駆動コイル5の間のスペース10を5μmとすると、駆動コイル5が配置されている面積Sは、2(L+S)n×{a+b−2(L+S)n}になることから、数値を代入すると、約3.4mmとなる。したがって、従来、a×bの母材8の面積24mmから3.4mmを差し引いた面積20.6mmを使用していたところ、反射層4の面積として、母材8の面積24mmを使用できることになることから、反射層4の面積は、約16%増加できることになる。
また、従来では母材8の中央部に駆動コイル5を形成できなかったが、平滑化することにより駆動コイル5を母材8の中央まで設けることができ、駆動コイル5の巻き数を増加できるため、結果として駆動力が大きくなりミラーデバイスの振れ角を大きくすることができる。例えば、駆動コイル5の巻き数nを5回巻きから10回巻きに変更した場合、ローレンツ力は2倍となるため振れ角は2倍となる。ただし、厳密に言えば母材8の内側に駆動コイル5を巻くため、コイル長は2周目以降のコイル長は2(L+S)ずつ短くなる。従って、巻き数を2倍にしてもローレンツ力は2倍とはならず、振れ角も2倍とはならない。また、駆動コイル5の巻き数を増加すると、コイル抵抗が増加し、発熱による駆動特性の劣化が懸念される。しかし、これらのことを加味して、最適な巻き数を設定することができる。
次に本実施の形態のミラーデバイスの製造方法を図3Aから図3D、および図4Aから図4Cを参照して説明する。
まず、図3Aに示すようにSOI基板(Silicon On Insulator)を用意する。このSOI基板は、シリコンから成る保持基板11の表面に、酸化シリコンから成るBOX層12(Buried Oxide)とシリコンから成る活性層13とが順に接着された構造を有するものである。BOX層12は、図4Cに示すSOI基板裏面加工時のハードマスクの役割を果たす。各膜厚については、例えば、保持基板11は500μm、BOX層12は1μm、活性層13は60μmとしている。なお、図3Aから図3Dおよび図4Aから図4Cの図は、寸法に拘らず、構成を概略的に表している。
本実施の形態1においては、活性層13の厚みを、可動部1の母材8の厚みと同じにしている。しかし、例えば図3Bに示す工程に移る前に研磨で加工することによって活性層13の厚みを薄くすることができる。または、エッチング装置、あるいはエッチャント液を用いてエッチング加工することによって、活性層13の厚みを母材8の厚みにそろえることができるので、この工程においては、可動部1の母材8と活性層13の厚みが異なっても問題ない。
次に図3Bに示すように、熱酸化によりSOI基板の両面に第1の酸化膜14を形成する。第1の酸化膜14はイオン注入時のマスクとして使用される。形成した第1の酸化膜14は、フォトリソグラフィー技術を用いて選択的に除去される。形成する第1の酸化膜14の厚みは、例えば0.5μmとしている。
引き続き、ピエゾ抵抗を形成するためイオン注入等のプロセスを実施する。ピエゾ抵抗を形成した後、図3Cに示すようにフィールド酸化膜として第2の酸化膜15を形成する。これにより素子間の電気的な絶縁をとる。第2の酸化膜15の膜厚は、例えば1μmとしている。
続いて図3Dのように駆動コイル5と電気配線6とを形成する。駆動コイル5と電気配線6とは、例えばアルミニウムあるいは銅で形成され、厚みは1.8μm程度、駆動コイル5のターン間隔は、駆動コイル5の幅Lを30μm、駆動コイル5の間のスペース10を10μm、駆動コイル5の巻き数nを15回としている。
駆動コイル5の間のスペース10が大きく、次工程で形成する平滑化層9の厚みが小さい場合、駆動コイル5ターン間を埋めた平滑化層9に数十nm〜数百nmの凹部が生じる。そのため駆動コイル5の間のスペース10は小さい方が好ましい。例えば駆動コイル5の厚みを3μm、平滑化層9の厚みを4μm形成したとき、駆動コイル5の間のスペース10を5μmから4μmに変更することで、凹部は0.03μm程度浅くなる。
次に図4Aに示すように駆動コイル5の形成により生じる母材8の表面の凹凸を軽減するために平滑化層9を形成する。平滑化層9の形成は、例えばスピンコートあるいはスプレーコートにより材料を塗布して、駆動コイル5により生じる段差を埋める。駆動コイル5の形成によって段差が大きく生じる場合には、先に粘度が低く重量の大きい材料を用いると、駆動コイル5の凹凸による段差部に気泡を残さず平滑化し易いことになる。平滑化層9の厚みは、例えば駆動コイル5の間のスペース10が平滑化され、かつ駆動コイル5の上に、ある程度の膜厚の平滑化層9が成膜されることが望ましい。
ここでいうある程度の膜厚とは、駆動コイル5と反射層4の絶縁の役割を果たすことを意味する。さらに、平滑化層9は、駆動コイル5を保護するための保護層の役割も果たす。
平滑化層9の材料としては、例えば、エポキシ樹脂あるいはアクリル樹脂が挙げられる。平滑化処理を実施する工程として、例えば平滑化材料を塗布した後に、レジストを塗布して駆動コイル5上に形成した平滑化層9を選択的にエッチングする工程を複数回実施しても良い。また、平滑化材料を塗布した後に研磨により駆動コイル5の上に付着した結果、凸状になった個所をエッチバックする方法を用いても良い。または、あらかじめトレンチを形成し、そこに金属を埋め込み、研磨によるエッチバックする方法を用いても良い。
次に図4Bに示すように反射層4を形成する。反射層4は、使用する光の波長に対して高い反射率を有する金属薄膜が望ましい。金属薄膜の材料としては、例えば、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)などの金属薄膜が用いられる。
次に、図4Cに示すように、活性層13、BOX層12および保持基板11をエッチングして可動部1の領域aと、トーションバー2の領域bと、支持基板3の領域cとを作製し、完成品のミラーデバイスが得られる。なお、保持基板11をエッチングする場合には、裏面から行う。
可動部1の外形寸法は、トーションバー2の軸方向を縦とすると、例えば、縦6mm、横4mm、厚みは60μmとしている。またトーションバー2の外形寸法は、例えば、長さ1mm、幅200μmとしている。ここでは可動部1は、長方形をしているが、例えば多角形、円形、あるいは楕円形としても良い。
本実施の形態の各構成は、以上に述べた構成に限定されるものではなく、駆動コイル5の形成によって生じる凹凸を平滑化処理し、その上層に反射層4を設けるという条件を満たす限り、いかなる外形寸法であっても同様の効果が得られることは言うまでもない。実施の形態2以降における製造方法の工程は、実施の形態1と同一工程であるため、説明を省略し、相違しているところについて説明する。
実施の形態2.
ミラーデバイスを駆動した際に、ねじり変形により発生する応力は、トーションバー2の中心付近、および可動部1とトーションバー2との結合部の隅付近で高い値を示している。なお、トーションバー2の中心付近に見られる高い値は、主としてせん断応力によるものであり、可動部1とトーションバー2との結合部の隅付近に見られる高い値は主として引張応力によるものである。この応力の大きさは、ミラーデバイスの振れ角、あるいは平滑化層9に使用する材料および膜厚によってある程度は変化する。一般的にこの種のミラーデバイスは長時間繰り返し運動を行うため、これらの箇所には応力が繰り返し作用する。その結果、応力の集中する箇所に平滑化層9を形成している場合には平滑化層9にクラックが生じ、さらにはミラーデバイスの駆動に悪影響を与える恐れがある。特に、実施の形態1に示しているように、可動部1の中央まで駆動コイル5を設け、駆動コイル5の巻回間の凹凸を平滑化層9で埋めこむことによって、可動部1の表面を平坦状にする場合、わずかではあるが重量が増加するため、ねじり変形による応力について配慮する必要がある。実施の形態2では、実施の形態1における可動部1とトーションバー2との結合部の隅付近を応力集中箇所として、応力集中による不具合に対応している。
実施の形態2のミラーデバイスの平面図を図5、図6に示す。なお、以下の平面図においては、ミラーデバイスの磁界発生部7は省略している。
図5は、可動部1とトーションバー2との結合部付近の応力集中箇所16に対応するため、可動部1に反射層4と平滑化層9とを設けない領域を設定していることを示している。また図6は、可動部1とトーションバー2との結合部の隅付近の応力集中箇所16に相当する領域の平滑化層9に複数のスリット17を形成していることを示している。図6に示したスリット17は、幅をLiDARに用いるレーザー波長より小さい形状をしている。このようにすることで、光は回折限界により、光の送信及び受光時の回折を低減できる。図5に示すように応力集中箇所16に平滑化層9を形成しないようにすることによって応力集中による歪が緩和される。すなわち、平滑化層9および反射層4が設けられていない領域を設けることによって応力による膜剥がれ防止、ミラーの反り軽減による光学特性の向上を得ることができる。また、図6に示すように、応力集中箇所16の平滑化層9に複数のスリット17を設けることによって応力集中を緩和することができる。
反射層4と平滑化層9とを設けない応力集中箇所16は、例えば図4Cに示した反射層4を形成した後に、フォトリソグラフィー技術を用いて選択的に除去することで形成する。また図4Bに示した平滑化層9を形成した後に、下地に駆動コイル5がない箇所にスリット17を形成してもよい。このようにすることで、次工程で形成する反射層4と駆動コイル5とが電気的に接続されることを防ぐことができる。なお、スリット17は、トーションバー2と平行に形成する必要はない。例えば、スリット17を、円弧形状として離散的に分布させても良い。
実施の形態3.
実施の形態3の一例を図7に示す。図7は、トーションバー2の主面と、支持基板3の主面に被覆層18を備えた構造をしている。実施の形態3では実施の形態1に対してトーションバー2と支持基板3に形成された電気配線6(図5および6に示している)を被覆層18で被覆することでミラーデバイスの光学特性と耐環境性を向上させる。
被覆層18は、例えば図4B、図4Cで示したように、平滑化層9または反射層4を形成した後に作製する。
被覆層18は、反射層4の周辺の構成物の中で相対的に表面積の大きな、支持基板3および支持基板3に形成された電気配線6の表面に、反射層4と比較して反射率の低い被膜を形成することで、不要な光の反射を低減し、ミラーデバイスの光学特性を向上させることができる。すなわち、図4Cに示すように、可動部1の領域aと、トーションバー2の領域bと、支持基板3の領域cとを作成した状態では、駆動コイル5への電気配線がむき出しになる。この電気配線の反射率は、反射層4の反射率と同様に高く、電気配線の反射を誤検出する原因になり得る。このため、高い反射率の構成物を被覆層18によって覆うように構成している。被覆層18として、例えば反射率の低いカーボンブラックを反射層4以外の箇所に形成することによって、反射層4の識別を正確に行うことができ、ミラーデバイスの光学特性を向上させることができる。なお、被覆層18を限られた領域の表面にのみ設ける場合には、マスクを用いて、被覆する領域を設定することができる。
被覆層18を設けて、更に実施の形態2において示した応力集中への対応を重ねて行うことができる。すなわち、図8に示すように、実施の形態2で示した応力によるクラックが生じる懸念がある箇所、例えば、可動部1とトーションバー2との接続部の応力集中箇所、およびトーションバー2と支持基板3との接続部の応力集中箇所のそれぞれにスリット17を形成することによって、実施の形態1の実施によって生じる不都合を解消することができる。
実施の形態4.
実施の形態4の一例を図9に示す。図9は、ミラーデバイスの主面を示した平面図である。実施の形態4のミラーデバイスは、支持基板3が、中間フレーム22と外側フレーム30とによって構成され、可動部1は第1のトーションバーとしての内側トーションバー20によって中間フレーム22に接続され、中間フレーム22は第2のトーションバーとしての外側トーションバー23によって外側フレーム30に接続されている。すなわち、母材8の上に内側駆動コイル19と平滑化層9と反射層4が順に形成された可動部1を内側トーションバー20で中間フレーム22に支持し、内側トーションバー20の他端は、第2の駆動コイルとしての外側駆動コイル21が設けられた中間フレーム22の内周に接続され、中間フレーム22の外周は、内側トーションバー20と交差する向きに設けられた外側トーションバー23によって支持され、外側トーションバー23の他端は支持基板3の外側フレーム30に接続された構造をしている。
内側駆動コイル19は、第1の電気配線24と接続され、内側トーションバー20と中間フレーム22と外側トーションバー23を経由して外側フレーム30まで接続され、外側駆動コイル21は、第2の電気配線25と接続され、外側トーションバー23を経由して外側フレーム30まで接続される。外側フレーム30の外部には磁界発生部7を備え、内側駆動コイル19と外側駆動コイル21に電流を流すことにより内側トーションバー20と外側トーションバー23が捩じれ、可動部1が揺動する。実施の形態4は、実施の形態1に対してトーションバー2の数を増加することにより2軸駆動でき、例えばリサージュスキャン、あるいはラスタースキャンといった動作が可能となる。
可動部1は、内側トーションバー20と外側トーションバー23の動きに連動し、中間フレーム22は外側トーションバー23の動きに連動する。従って可動部1と中間フレーム22は別の方向を向く場合がある。外側駆動コイル21が露出していると受信光が外側駆動コイル21で反射し、本来向いていない方向の光を光検出器(図示していない)へ送ることとなり、誤検出する可能性がある。そのため、平滑化層9あるいは被覆層18で外側駆動コイル21を覆うことにより反射量を低減し、光検出器による誤検出を減らすことができる。
実施の形態4に示した構造のミラーデバイスは、図3Aから図3Dおよび図4Aから図4Cで示した製造方法で作製することができる。
実施の形態4のミラーデバイスの構造に実施の形態2に示した応力集中への対応を組み合わせることができる。例えば、実施の形態2の図5の構成と実施の形態4の図9の構成とを組み合わせて、図10に示すように、可動部1と内側トーションバー20との結合部付近の応力集中箇所16に反射層を設けないように構成する。または、実施の形態2の図6の構成と実施の形態4の図9の構成とを組み合わせて、図11に示すように、可動部1と内側トーションバー20との結合部付近の応力集中箇所16にスリットを設ける構成とすることができる。
さらに、実施の形態4のミラーデバイスの構造に実施の形態3に示した被覆層18の構成を組み合わせて、応力集中する箇所に被覆層18を形成しない領域を設けることができる。また、図12に示すように、可動部1、内側トーションバー20、中間フレーム22、外側トーションバー23、外側フレーム30において、応力集中する箇所に、スリット17を設け、反射層4以外の部分を被覆層18によって覆うように構成することによって、実施の形態3と実施の形態4による効果を達成することができる。
実施の形態5.
実施の形態5の一例を図13に示す。図13は、可動部1の断面図である。実施の形態5は、実施の形態1から3に示した駆動コイル5または実施の形態4で示した内側駆動コイル19が形成されていない可動部1の中央部に駆動コイル5または内側駆動コイル19と接続されていないダミー箇所26を備えた構造をしている。実施の形態1における製造方法で説明したように、駆動コイル5の間のスペース10が大きい場合には、平滑化層9に生じる凹部が大きくなる。
凹部を生じさせないためには平滑化層9を厚めに形成する方法があるが、平滑化層9の厚みが大きすぎる場合は、可動部1の重量が大きくなり、振れ角を低減する恐れがある。そのため、埋め込み部材としてダミー箇所26を設ける。特に、可動部1の中央まで駆動コイル5を設けない場合には、可動部1の中央部に対して可動部1の周縁部が駆動コイル5の存在によって高くなる。このため、可動部1の中央部が凹むことになる。この凹みを無くするために、ダミー箇所26を設ける。例えば、ダミー箇所26を設けることによって、2.5mmの長さのスペースが存在した場合に生じるはずであった1.8μmの凹部を0.04μmに低減できる。この凹部については、ダミー箇所26の厚さおよび平滑化層9に使用する材料の粘度あるいは形成する膜厚によって設定することができる。このダミー箇所26は、所望のパターンを形成できる材料であれば、いかなる材料でも良い。なお、この埋め込み部材としてダミー箇所26を設けることは、実施の形態1においても同様に実施でき、同様の効果がある。
実施の形態6.
実施の形態6の一例を図14に示す。図14は、ミラーデバイスの裏面、すなわち、反射層4が形成されている面とは反対の面の形状を示している。図14では可動部1の裏面に複数の肉抜き箇所27を形成している。これにより実施の形態6は実施の形態1に対して軽量化でき、また肉抜き箇所27を設けない箇所を作ることにより反りが生じにくいミラーデバイス構造とすることができる。可動部1の裏面に形成する肉抜き箇所27は、例えば図4Cに示した工程、すなわち裏面形状を加工する工程で同時に形成できる。また実施の形態4に示したミラーデバイスにおいて、中間フレーム22に肉抜き箇所27を形成してもよい。これにより、中間フレーム22を軽量化でき、ミラーデバイスの第2軸側の振れ角を大きくすることができる。中間フレーム22の裏面に形成する肉抜き箇所27も例えば、図4Cに示した工程、すなわち裏面形状を加工する工程で同時に行うことで形成できる。形成する肉抜き箇所27は、例えば帯状,マトリクス状,ハニカム状など様々なパターンで作製される。
本願は、様々な例示的な実施の形態が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 可動部、2 トーションバー、3 支持基板、4 反射層、5 駆動コイル、
6 電気配線、7 磁界発生部、8 母材、9 平滑化層、10 スペース、
11 保持基板、12 BOX層、13 活性層、14 第1の酸化膜、
15 第2の酸化膜、16 応力集中箇所、17 スリット、18 被覆層、
19 内側駆動コイル、20 内側トーションバー、21 外側駆動コイル、
22 中間フレーム、23 外側トーションバー、24 第1の電気配線、
25 第2の電気配線、26 ダミー箇所、27 肉抜き箇所、30 外側フレーム

Claims (14)

  1. 枠形状の支持基板、前記支持基板の枠形状の内側に設けられた可動部、前記支持基板と前記可動部との間に設けられ、前記可動部を前記支持基板に接続する第1のトーションバー、前記可動部の主面の周縁に複数巻設された第1の駆動コイル、前記第1の駆動コイルを含む前記可動部の表面に設けられ、前記駆動コイルの巻回間を埋め込み、前記可動部の表面を平坦状にする平滑化層、および前記平滑化層の表面に設けられ光を反射する反射層を備え、前記反射層および前記平滑化層は、前記可動部と前記第1のトーションバーとの接続部の応力集中箇所を除く前記可動部の表面の領域に設けられていることを特徴とするミラーデバイス。
  2. 枠形状の支持基板、前記支持基板の枠形状の内側に設けられた可動部、前記支持基板と前記可動部との間に設けられ、前記可動部を前記支持基板に接続する第1のトーションバー、前記可動部の主面の周縁に複数巻設された第1の駆動コイル、前記第1の駆動コイルを含む前記可動部の表面に設けられ、前記駆動コイルの巻回間を埋め込み、前記可動部の表面を平坦状にする平滑化層、および前記平滑化層の表面に設けられ光を反射する反射層を備え、前記可動部における前記第1のトーションバーとの接続部の応力集中箇所の前記平滑化層にスリットが設けられていることを特徴とするミラーデバイス。
  3. 前記第1のトーションバーの応力集中箇所にスリットが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のミラーデバイス。
  4. 前記支持基板の表面に、光の反射率が前記反射層よりも低い被覆層を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のミラーデバイス。
  5. 前記被覆層の光の反射率は、前記被覆層が覆う構成物の反射率よりも低いことを特徴とする請求項4に記載のミラーデバイス。
  6. 前記被覆層は、前記可動部と前記第1のトーションバーとの接続部の応力集中箇所を除く前記可動部の表面の領域に設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載のミラーデバイス。
  7. 前記可動部の表面に埋め込み部材が設けられ、前記埋め込み部材を含めて前記可動部の表面が前記平滑化層によって平坦状にされていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のミラーデバイス。
  8. 前記可動部の、前記反射層が設けられた面とは反対の面に1つ以上の肉抜き箇所が存在することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のミラーデバイス。
  9. 前記支持基板が、前記可動部を支持する中間フレームと前記中間フレームの外側に設けられた外側フレームとによって構成され、前記中間フレームと前記外側フレームとの間が、前記第1のトーションバーに対して交差する方向の第2のトーションバーによって接続され、前記中間フレームの主面の周縁に第2の駆動コイルを複数巻設されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のミラーデバイス。
  10. 前記中間フレーム、前記外側フレームの少なくとも1つの表面に、光の反射率が前記反射層よりも低い被覆層を備えたことを特徴とする請求項9に記載のミラーデバイス。
  11. 前記被覆層が、前記中間フレームと前記第1のトーションバーとの接続部の応力集中箇所を除く前記中間フレームの表面の領域に設けられていることを特徴とする請求項10に記載のミラーデバイス。
  12. 前記中間フレームと前記第2のトーションバーとの接続部の応力集中箇所および前記外側フレームと前記第2のトーションバーとの接続部の応力集中箇所の少なくとも一方の応力集中箇所にスリットが設けられていることを特徴とする請求項10または11に記載のミラーデバイス。
  13. 前記第2のトーションバーの応力集中箇所にスリットが設けられていることを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載のミラーデバイス。
  14. 前記中間フレームの、前記反射層が設けられた面とは反対側の面に1つ以上の肉抜き箇所が存在することを特徴とする請求項9から13のいずれか1項に記載のミラーデバイス。
JP2019217737A 2019-12-02 2019-12-02 ミラーデバイス Active JP6960978B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019217737A JP6960978B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 ミラーデバイス
US17/073,526 US11762191B2 (en) 2019-12-02 2020-10-19 Mirror device
DE102020214955.0A DE102020214955A1 (de) 2019-12-02 2020-11-27 Spiegelvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019217737A JP6960978B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 ミラーデバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021089305A JP2021089305A (ja) 2021-06-10
JP6960978B2 true JP6960978B2 (ja) 2021-11-05

Family

ID=76085419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019217737A Active JP6960978B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 ミラーデバイス

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11762191B2 (ja)
JP (1) JP6960978B2 (ja)
DE (1) DE102020214955A1 (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3862623B2 (ja) * 2002-07-05 2006-12-27 キヤノン株式会社 光偏向器及びその製造方法
JP4376527B2 (ja) * 2003-03-03 2009-12-02 日本信号株式会社 光走査装置
JP4062225B2 (ja) * 2003-09-30 2008-03-19 ブラザー工業株式会社 光スキャナおよびそれを備えた画像形成装置
JP4471271B2 (ja) 2004-04-12 2010-06-02 株式会社リコー 偏向ミラー
JP5168659B2 (ja) * 2008-11-27 2013-03-21 株式会社リコー 可動板構造体及び光走査装置
JP2010169948A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 光走査装置用揺動ミラー、揺動状態検出装置、及び、光走査装置
EP2689283A1 (en) * 2011-03-25 2014-01-29 Lemoptix SA A reflective device
CN105934698B (zh) * 2013-01-11 2019-04-16 英特尔公司 镜驱动装置
JP6479354B2 (ja) 2014-06-30 2019-03-06 浜松ホトニクス株式会社 ミラー駆動装置及びその製造方法
JP6455547B2 (ja) * 2017-05-24 2019-01-23 ミツミ電機株式会社 光走査装置
JP6463447B2 (ja) * 2017-11-22 2019-02-06 浜松ホトニクス株式会社 ミラー駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021089305A (ja) 2021-06-10
DE102020214955A1 (de) 2021-06-17
US20210165209A1 (en) 2021-06-03
US11762191B2 (en) 2023-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100908120B1 (ko) 전자기 마이크로 액츄에이터
CN104765144B (zh) 电磁—静电混合驱动二维微扫描镜及制作方法
JP4251206B2 (ja) アクチュエータ、光スキャナおよび画像形成装置
JP6805225B2 (ja) 駆動装置
US11099379B2 (en) Reflective device
US10705329B2 (en) Electro-mechanical designs for MEMS scanning mirrors
JP2002131685A (ja) アクチュエ−タ
JP2015087444A (ja) 光スキャナー、画像表示装置、ヘッドマウントディスプレイおよびヘッドアップディスプレイ
US8553303B2 (en) Optical scanner and image forming apparatus
JP2008139886A (ja) 2次元マイクロ光スキャナー
US20120086996A1 (en) Optical scanner, mirror chip, method of manufacturing optical scanner, and image forming apparatus
US20120062969A1 (en) Optical scanner, method of manufacturing optical scanner, and image forming apparatus
US20210041687A1 (en) Light deflector, optical scanning system, image projection device, image forming apparatus, and lidar device
JP2004198648A (ja) プレーナ型アクチュエータ
KR20200029395A (ko) 액추에이터 장치
JPWO2008149796A1 (ja) 光走査用アクチュエータ
WO2015145943A1 (ja) 光走査デバイス
JP6960978B2 (ja) ミラーデバイス
JP2002040355A (ja) プレーナ型ガルバノミラー及びその製造方法
JP2014126759A5 (ja)
JP2015169745A (ja) 光偏向器
JP6180074B2 (ja) プレーナ型電磁アクチュエータ
KR101916939B1 (ko) 마이크로 스캐너, 및 마이크로 스캐너의 제조방법
JP2006072251A (ja) プレーナ型アクチュエータ
JP4720699B2 (ja) アクチュエータ、光スキャナおよび画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210914

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211012

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6960978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151