JP6960148B2 - キャップの位置ずれ検出方法、キャップおよびキャップの位置ずれ検出装置 - Google Patents

キャップの位置ずれ検出方法、キャップおよびキャップの位置ずれ検出装置 Download PDF

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本発明は、容器に取り付けられる中栓と、回転することにより中栓に着脱自在な蓋とを有し、中栓に注出口が形成されているキャップの中栓に対する蓋の周方向における位置ずれを検出するキャップの位置ずれ検出方法、キャップおよびキャップの位置ずれ検出装置に関する。
従来、例えば、図11に示すように、容器に取り付け可能な中栓101と、回転することにより中栓101に着脱自在なねじ式の蓋102とを有するキャップ103がある。中栓101には注出口104が形成されている。
図11〜図14に示すように、蓋102の外周面の周方向Aにおける一ケ所には、径方向内側に陥没した凹部105が形成されている。この凹部105内には、位置検出用リブ106が設けられている。また、中栓101の外周面の周方向Aにおける一ケ所には、径方向内側に陥没した位置検出用凹部107が形成されている。
従来、以下のような位置ずれ検出方法を用いて、中栓101に対する蓋102の周方向Aにおける位置ずれを検出している。すなわち、図11および図14に示すように、キャップ103の前方BにCCDカメラ等の撮像装置108を設置し、上方からキャップ103に光109を照射して、凹部105と位置検出用リブ106と位置検出用凹部107とを撮像装置108で撮像する。
撮像装置108の画像に基づき、位置検出用リブ106が位置検出用凹部107の範囲内に位置していれば、蓋102が中栓101に対して周方向Aにおいて正しい位置にセットされていると判断される。
尚、下記特許文献1には、チューブ容器にキャップを締め付けて取り付ける際、キャップの締め付けの過不足によるキャップの位置ずれを検知する検査方法が記載されている。
特開2015−202894
しかしながら上記の従来形式では、位置検出用リブ106と位置検出用凹部107とを撮像装置108で前方Bから撮像した際、光109を上から下へ照射しているため、蓋102の外周面102aと凹部105と位置検出用リブ106との明暗のコントラスト(明暗の差)が弱く、凹部105が影になり、位置検出用リブ106が凹部105の影の中に隠れてしまうため、撮像装置108の画像から位置検出用リブ106の位置を正確に認識し難くなり、検出不良の発生率が増加する虞がある。
本発明は、検出不良の発生率を減少することが可能なキャップの位置ずれ検出方法、キャップおよびキャップの位置ずれ検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、容器に取り付けられる中栓と、回転することにより中栓に着脱自在な蓋とを有し、
中栓に注出口が形成されているキャップの中栓に対する蓋の周方向における位置ずれを検出する検出方法であって、
上方の光源からキャップに光を照射し、
蓋の外周部に形成され且つ光源から照射された照射光をキャップの径方向外側へ反射する反射面と、反射面に形成され且つ照射光を反射面よりも反射しない第1の位置検出用標識と、中栓の外周部に形成された第2の位置検出用標識とを、キャップの径方向外側から撮像装置で撮像し、
撮像された反射面と第1の位置検出用標識と第2の位置検出用標識との画像に基づいて、第1の位置検出用標識の位置と第2の位置検出用標識の位置とを検出するものである。
これによると、蓋の反射面は光源からキャップに照射された照射光をキャップの径方向外側へ反射し、このときの反射光が撮像装置に捕捉される。これに対して、第1の位置検出用標識は上記照射光をキャップの径方向外側へほとんど反射しない。
これにより、撮像装置の画像において、第1の位置検出用標識の位置と第2の位置検出用標識の位置とを検出する際、反射面と第1の位置検出用標識との明暗のコントラスト(明暗の差)が強くなるため、第1の位置検出用標識の位置を正確に認識し易くなり、検出不良の発生率を減少することができる。
本第2発明は、容器に取り付けられる中栓と、回転することにより中栓に着脱自在な蓋とを有し、
中栓に注出口が形成されているキャップであって、
蓋の外周部に、上方から照射された照射光をキャップの径方向外側へ反射する反射面が形成され、
反射面に第1の位置検出用標識が形成され、
中栓の外周部に第2の位置検出用標識が形成され
第1の位置検出用標識および第2の位置検出用標識は中栓に対する蓋の周方向における位置ずれを検出するための標識であり、
第1の位置検出用標識は、凹部であり、照射光を反射面よりも反射せず、照射光が第1の位置検出用標識内を上方から下方へ通過可能であるものである。
本第3発明におけるキャップは、第2の位置検出用標識は凹部であり、
反射面は下位ほど径方向外側に傾斜しているものである。
本第4発明は、容器に取り付けられる中栓と、回転することにより中栓に着脱自在な蓋とを有し、
中栓に注出口が形成されており、
蓋の外周部に、上方から照射された照射光をキャップの径方向外側へ反射する反射面が形成され、
反射面に、照射光を反射面よりも反射しない第1の位置検出用標識が形成され、
中栓の外周部に第2の位置検出用標識が形成されているキャップの中栓に対する蓋の周方向における位置ずれを検出する位置ずれ検出装置であって、
上方からキャップに光を照射する光源と、
キャップの径方向外側において、キャップに対向して配置された撮像装置とを有し、
撮像装置によって撮像されたキャップの反射面と第1の位置検出用標識と第2の位置検出用標識との画像に基づいて、第1の位置検出用標識の位置と第2の位置検出用標識の位置とが検出されるものである。
これによると、光源から下方のキャップに光を照射することにより、蓋の反射面は光源からの照射光をキャップの径方向外側へ反射し、このときの反射光が撮像装置に捕捉される。これに対して、第1の位置検出用標識は上記照射光をキャップの径方向外側へほとんど反射しない。
これにより、撮像装置の画像において、第1の位置検出用標識の位置と第2の位置検出用標識の位置とを検出する際、反射面と第1の位置検出用標識との明暗のコントラストが強くなるため、第1の位置検出用標識の位置を正確に認識し易くなり、検出不良の発生率を減少することができる。
以上のように本発明によると、撮像装置の画像において、第1の位置検出用標識の位置と第2の位置検出用標識の位置とを検出する際、反射面と第1の位置検出用標識との明暗のコントラストが強くなるため、第1の位置検出用標識の位置を正確に認識し易くなり、検出不良の発生率を減少することができる。
本発明の実施の形態における位置ずれ検出装置とキャップの正面図である。 図1におけるX−X矢視図である。 同、キャップの断面図である。 同、キャップの中栓の断面図である。 図4におけるX−X矢視図である。 同、キャップの蓋の断面図である。 図6におけるX−X矢視図である。 同、キャップの一部拡大平面図である。 図8におけるX−X矢視図である。 同、位置ずれ検出装置を用いたキャップの位置ずれ検出方法を示すフローチャートである。 従来のキャップの位置ずれ検出方法を示す正面図である。 同、キャップの一部拡大正面図である。 図12におけるX−X矢視図である。 図12におけるY−Y矢視図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1,図2に示すように、1はキャップ2の位置ずれを検出する位置ずれ検出装置である。キャップ2は、容器に取り付け可能な中栓3と、回転することにより中栓3に着脱自在なねじ式の蓋4とを有している。
図3〜図5に示すように、中栓3は、容器の口部に嵌められる円形の中栓座部6と、中栓座部6に弱化部7を介して離脱可能に設けられた離脱部8と、中栓座部6に設けられた円筒状の注出口9と、注出口9の径方向外側に設けられた円筒壁部10とを有している。
離脱部8は、注出口9内に設けられ、未使用状態において注出口9を閉鎖しており、周囲が破断可能な円環状の弱化部7で囲まれている。尚、弱化部7が破断して離脱部8が中栓座部6から離脱することにより、注出口9が開放される。
離脱部8の外周面には、径方向外側へ突出した複数の第1係合部21が周方向Aにおいて所定角度おきに形成されている。
円筒壁部10の外周面には雄ねじ17が形成されている。また、中栓座部6には、蓋4を中栓3に締め付けて注出口9を閉じる際、蓋4の閉方向Sへの過剰な締め込みを防止するための複数の第1ストッパー24が設けられている。
中栓座部6は、下端部に、径方向外側へ拡径した円環状の鍔部19を有している。
図3,図6,図7に示すように、蓋4は、円形の頂板部12と、頂板部12の外周縁から垂下された円筒状のスカート部13とを有するとともに、内部に、円筒状の保持部14と円筒壁部15とを有している。
円筒壁部15は保持部14の径方向外側に設けられ、円筒壁部15の内周面には雌ねじ18が形成され、中栓3の雄ねじ17と蓋4の雌ねじ18とが互いに螺合する。
保持部14の内周面には、径方向内側へ突出した複数の第2係合部22が周方向Aにおいて所定角度おきに形成されている。第1係合部21と第2係合部22とは蓋4の開方向Oにおいて係合可能である。
蓋4のスカート部13の内周面には、複数の第2ストッパー25が設けられている。蓋4を閉方向Sに回して中栓3に締め付けた際、第2ストッパー25が閉方向Sから第1ストッパー24に当接し、蓋4をこれ以上閉方向Sへ回すことが阻止される。
また、スカート部13は、下端部に、径方向外側へ拡径した円環状の鍔部27を有している。この鍔部27の外周部には、下位ほど径方向外側に傾斜した反射面28が全周にわたり形成されている。反射面28は、後述するように、上方から照射された照射光62(図1参照)をキャップ2の径方向外側へ反射する面である。また、鍔部27は、反射面28の下方において、傾斜していない下部外周面29を有している。
図1,図2,図6〜図9に示すように、反射面28の周方向Aにおける一ケ所には、第1の位置検出用凹部31(第1の位置検出用標識の一例)が形成されている。第1の位置検出用凹部31は、反射面28から下部外周面29にわたり形成されており、これらの面28,29から径方向内側に陥没している。
また、図1,図2,図4,図5,図9に示すように、中栓3の鍔部19の外周面の周方向Aにおける一ケ所には、第2の位置検出用凹部32(第2の位置検出用標識の一例)が形成されている。第2の位置検出用凹部32は、鍔部19の外周面から径方向内側に陥没しているとともに、上端が鍔部19の上面19aに開放されている。
尚、鍔部19は、第2の位置検出用凹部32の下方において、薄肉部34を有しているとともに、薄肉部34から周方向Aの所定範囲内において、薄肉の摘み部35を有している。また、第2の位置検出用凹部32から周方向Aにおいて所定距離だけ離れた箇所には、別の凹部36が形成されている。摘み部35の端部で且つ第2の位置検出用凹部32と別の凹部36との間には、指掛け部37が形成されている。
中栓3と蓋4とを個別に製作した後、以下のようにしてキャップ2を組み立てる。すなわち、図4,図5に示すように、離脱部8が中栓座部6に設けられている未使用状態において、蓋4を中栓3の上方から下向きに打栓する(打ち込む)。これにより、図3に示すように、雌ねじ18が雄ねじ17を乗り越え、離脱部8が保持部14内に入り込み、蓋4の第2係合部22が中栓3の周方向Aにおいて隣同士の第1係合部21間に挿入されて、蓋4が中栓3に取り付けられる。
尚、上記のように蓋4を中栓3に打栓して取り付ける際、蓋4の第1の位置検出用凹部31の位置を中栓3の第2の位置検出用凹部32の位置に合わせることにより、蓋4が、中栓3に対し、周方向Aにおいて位置決めされる。
図1,図2に示すように、位置ずれ検出装置1は、中栓3に対する蓋4の周方向Aにおける位置ずれを検出する装置であって、複数のキャップ2を移送する移送経路61の途中に設置されており、上方からキャップ2に光62を照射する円環状の照明装置63(光源の一例)と、表示装置65と、キャップ2の前方Bにおいて、キャップ2に対向して配置された撮像装置64とを有している。
尚、キャップ2の前方Bとは、径方向外側の一例であり、移送経路61に対して直交する方向である。また、撮像装置64には、例えばCCDカメラ等が使用される。
以下、位置ずれ検出装置1を用いたキャップ2の位置ずれ検出方法について説明する。
図1,図2および図10のフローチャートに示すように、照明装置63を点灯した状態で、組立後のキャップ2が移送経路61上を移送されて照明装置63の下方に到達すると、撮像装置64でキャップ2を撮影し(S−1)、撮影した画像データを取り込む(S−2)。
その後、上記画像データに基づいて、先ず、第1の位置検出用凹部31を検出し(S−3)、次に、第2の位置検出用凹部32を検出する(S−4)。そして、周方向Aにおける第1の位置検出用凹部31と第2の位置検出用凹部32との間の距離C(又は角度:図1参照)を計算することにより(S−5)、第1の位置検出用凹部31と第2の位置検出用凹部32との周方向Aにおけるずれ量を求める。上記求められた距離C(又は角度)が許容値以下であるか否かを判断し(S−6)、許容値以下であれば、良好と判断し、検査後のキャップ2を移送経路61に沿って移送し、後続のキャップ2を検査する。
また、上記S−6において、距離C(又は角度)が許容値を超えている場合は、不良と判断し、表示装置65に不良品を表示する(S−7)。
尚、上記許容値は、蓋4を中栓3に打栓した際、第1係合部21と第2係合部22とが干渉せず、第1ストッパー24と第2ストッパー25とが干渉しないだけの距離C又は角度に基づいて設定されている。また、図1は、第1の位置検出用凹部31と第2の位置検出用凹部32とが周方向Aにおいて若干ずれている場合を示し、図3は、第1の位置検出用凹部31と第2の位置検出用凹部32とが周方向Aにおいてずれていない場合を示す。
上記S−1において、撮像装置64でキャップ2を撮影する際、図2,図9に示すように、蓋4の反射面28は照明装置63からの照射光62をキャップ2の前方B(径方向外側)へ反射し、このときの反射光67が撮像装置64に捕捉される。これに対して、第1の位置検出用凹部31は照射光62をキャップ2の前方Bへほとんど反射せず、照射光62は第1の位置検出用凹部31内を上方から下方へ追加してしまう。
これにより、上記S−3およびS−4において、第1の位置検出用凹部31の位置と第2の位置検出用凹部32の位置とを検出する際、反射面28と第1の位置検出用凹部31との明暗のコントラスト(明暗の差)が強くなるため、第1の位置検出用凹部31の位置を正確に認識し易くなり、検出不良の発生率を減少することができる。尚、具体的には、キャップ2の画像において、反射面28は、照射光62を反射するため、白っぽく映るのに対し、第1の位置検出用凹部31は影のように黒っぽく映り、これにより、明暗のコントラストが強くなる。
上記のような検査を行った後、上記S−6において良好と判断されたキャップ2は容器に装着されて使用される。この際、蓋4を開方向Oに回すことにより、蓋4の第2係合部22が開方向Oにおいて中栓3の第1係合部21に係合し、蓋4を回すときの回転トルクにより弱化部7が破断して離脱部8が中栓座部6から離脱し、注出口9が開放される。このようにして、蓋4を中栓3から取り外すことにより、容器の内容物を注出口9から注出することができる。
また、蓋4を閉方向Sに回すことにより、雌ねじ18が雄ねじ17に螺合して蓋4が中栓3に締め付けられ、注出口9が閉じられる。この際、第2ストッパー25(図6,図7参照)が閉方向Sから第1ストッパー24(図4,図5参照)に当接することにより、蓋4を過剰に中栓3に締め込むのを防止することができる。
また、容器の内容物を消費して容器内が空になった後、この容器を廃棄する場合、図4に示すように、指掛け部37に指先を引っ掛けて外方に引っ張ることにより、図5の仮想線で示すように、薄肉部34を切断し、その後、摘み部35を指先で摘まんで外方に引っ張りながら周方向Aに引き回すことにより、鍔部19が摘み部35から周方向Aに切り裂かれる。これにより、中栓3を容易に容器から取り外すことができる。
尚、上記のように薄肉部34を切断する際、第2の位置検出用凹部32を利用することにより、指先を容易に指掛け部37に引っ掛けることができる。
上記実施の形態では、第1の位置検出用標識の一例として、第1の位置検出用凹部31を挙げたが、照射光62をキャップ2の前方B(径方向外側)へほとんど反射しないような標識であれば、例えば凸部であってもよい。同様に、第2の位置検出用標識の一例として、第2の位置検出用凹部32を挙げたが、例えば凸部であってもよい。
1 位置ずれ検出装置
2 キャップ
3 中栓
4 蓋
9 注出口
28 反射面
31 第1の位置検出用凹部(第1の位置検出用標識)
32 第2の位置検出用凹部(第2の位置検出用標識)
62 光
63 照明装置(光源)
64 撮像装置
A 周方向
B キャップの前方(キャップの径方向外側)

Claims (4)

  1. 容器に取り付けられる中栓と、回転することにより中栓に着脱自在な蓋とを有し、
    中栓に注出口が形成されているキャップの中栓に対する蓋の周方向における位置ずれを検出する検出方法であって、
    上方の光源からキャップに光を照射し、
    蓋の外周部に形成され且つ光源から照射された照射光をキャップの径方向外側へ反射する反射面と、反射面に形成され且つ照射光を反射面よりも反射しない第1の位置検出用標識と、中栓の外周部に形成された第2の位置検出用標識とを、キャップの径方向外側から撮像装置で撮像し、
    撮像された反射面と第1の位置検出用標識と第2の位置検出用標識との画像に基づいて、第1の位置検出用標識の位置と第2の位置検出用標識の位置とを検出することを特徴とするキャップの位置ずれ検出方法。
  2. 容器に取り付けられる中栓と、回転することにより中栓に着脱自在な蓋とを有し、
    中栓に注出口が形成されているキャップであって、
    蓋の外周部に、上方から照射された照射光をキャップの径方向外側へ反射する反射面が形成され、
    反射面に第1の位置検出用標識が形成され、
    中栓の外周部に第2の位置検出用標識が形成され
    第1の位置検出用標識および第2の位置検出用標識は中栓に対する蓋の周方向における位置ずれを検出するための標識であり、
    第1の位置検出用標識は、凹部であり、照射光を反射面よりも反射せず、照射光が第1の位置検出用標識内を上方から下方へ通過可能であることを特徴とするキャップ。
  3. 第2の位置検出用標識は凹部であり、
    反射面は下位ほど径方向外側に傾斜していることを特徴とする請求項2記載のキャップ。
  4. 容器に取り付けられる中栓と、回転することにより中栓に着脱自在な蓋とを有し、
    中栓に注出口が形成されており、
    蓋の外周部に、上方から照射された照射光をキャップの径方向外側へ反射する反射面が形成され、
    反射面に、照射光を反射面よりも反射しない第1の位置検出用標識が形成され、
    中栓の外周部に第2の位置検出用標識が形成されているキャップの中栓に対する蓋の周方向における位置ずれを検出する位置ずれ検出装置であって、
    上方からキャップに光を照射する光源と、
    キャップの径方向外側において、キャップに対向して配置された撮像装置とを有し、
    撮像装置によって撮像されたキャップの反射面と第1の位置検出用標識と第2の位置検出用標識との画像に基づいて、第1の位置検出用標識の位置と第2の位置検出用標識の位置とが検出されることを特徴とするキャップの位置ずれ検出装置。
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