JP6959031B2 - 多血小板血漿をゲル化させるゲル化方法、及びゲル化方法に用いられるキット - Google Patents

多血小板血漿をゲル化させるゲル化方法、及びゲル化方法に用いられるキット Download PDF

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Description

本実施形態は、多血小板血漿をゲル化させる方法、その方法に用いられる多血小板血漿をゲル化させる際に使われるキットに関するものである。
近年、歯科領域や整形外科領域等において、自己の血液成分を用いて創傷治癒や骨再生を早めるという治療法として、多血小板血漿(Platelet Rich Plasma:以下、「PRP」と言う)を用いる再生治療が広まってきている。
PRPは、全血よりも血小板濃度の高い血漿であり、創傷治癒を促進するために使用されている。また、骨折等の外傷や骨腫瘍の摘出等によって生じる骨欠損部への補填材として、ヒドロキシアパタイトやβ−リン酸三カルシウム(以下、「β−TCP」と言う)を主成分としたブロック状または顆粒状の骨補填材が広く使用されているが、PRPは、このような骨補填材と混合されることによって骨補填材との複合体としても使用されている。
上述したPRPは、通常、採取した血液を遠心分離することによって得られ、所望の形状にゲル化させて使用することが多い。PRPをゲル化させる際には、通常、ゲル化材が使用される。特許文献1には、PRPおよびβ−TCPの混合物をゲル化させる際に使用するゲル化材として、トロンビンおよび抗凝固剤を使用したため塩化カルシウムが記載されている。
国際公開第2002/040071号
しかし、トロンビンは、ウシまたはヒト由来のものが一般的であり、また塩化カルシウムなどを使用することは安全性の疑義が生じる。
上記課題を解決すべく研究を重ねた結果、ヒト由来のヒト組織カリクレインを使ってPRPのゲル化を行うことができることを見出した。
本実施形態のPRPのゲル化法は、PRPとヒト組織カリクレインとをプラスチック製容器内で混ぜて、PRPをゲル化させる。
またヒト組織カリクレインは唾液腺由来の腺性カリクレインであり、それを無菌化したものである。唾液を無菌化する方法は、0.45μm以下のボア径を有するフィルターでろ過することを含む。
PRPに添加する唾液腺由来の腺性カリクレインの液量比は、0.03以上である。
PRPに骨補填材を添加した後に腺性カリクレインを添加する。また骨補填材はヒドロキシアパタイト、β−リン酸三カルシウムを含む。
本実施形態のPRPのゲル化方法に用いられるキットは、多血小板血漿を入れるプラスチック製容器と、0.45μm以下のボア径を有するフィルターとを備える。さらに骨補填材を備えてもよい。
本実施形態によれば、被験者から採取した唾液腺由来腺性カリクレインでPRPをゲル化させることができる。
実施例に係る多血小板血漿のゲル化方法の工程を示すフローチャートである。 (a)試験管内で赤血球層、バフィーコート及びPRPに血液が分離した写真である。 (b)フィルターを取り付けたシリンジ内コットンロールが入れられた写真である。 (c)プラスチックシャーレに骨補填材及びPRPが入れられた状態で、無菌化した唾液を入れようとしている状態の写真である。 (a)PRPがゲル化する時間を示したグラフである。 (b)無菌化した唾液の一滴を示した写真である。 (a)は、唾液腺由来の腺性カリクレインを入れてゲル化したPRPを入れないで液体のままのPRPを示した試験管の写真である。 (b)は、プラスチック試験管16でゲル化したPRP(図中(+)で表示)とプラスチック試験管16で液体のままのPRP(図中(−)で表示)とを示した写真である。
本発明者は、ヒト自己由来の物質でPRPをゲル化できないか鋭意研究を重ねた結果、ヒト自己由来の組織カリクレインを使ってPRPを短時間でゲル化させることができることを見出した。カリクレインは血漿カリクレインと組織カリクレインに分かれる。
血漿カリクレインが血液凝固に関わることは知られるが、組織カリクレインの関与は明らかでない。組織カリクレインは、唾液腺性カリクレイン又は尿腺性カリクレイン等が存在する。本実施例では口腔組織の再生医療に応用することを前提に、唾液腺性カリクレインを使用した。注射筒の先端に取り付けた濾過滅菌フィルターを使って唾液を無菌化することができる。その無菌化唾液は唾液腺性カリクレインを含む。
抗凝固剤なしで採血した静脈血をプラスチック管内で遠心分離して得たPRPに、ヒト由来の組織カリクレインを加えると、ゲル化が始まる。同種の組織カリクレインであってもPRPのゲル化は起きるが、感染症発症の危惧から被験者からのPRPと同一被験者、すなわち自己の組織カリクレインとマッチングさせ使用することが好ましい。
ヒト由来の組織カリクレインをPRPに添加する場合、組織カリクレインの量に応じて、ゲル化の時間が変動する。なお、ヒト由来の組織カリクレインによるPRPのゲル化は、内因系血液凝固系反応の利用と考えられるため、ゲル化にかかる時間は摂氏37度で10分プラスマイナス2分である。
以下、本実施例に係る多血小板血漿のゲル化法について、図1を参照して説明する。図1に示すように、ステップS11において、本実施例のゲル化法では、まず被験者の血液採取を行う。採取した血液には、クエン酸ナトリウム等の抗凝固剤を添加しない。
次にステップS13において、採取した静脈血をプラスチック管内で遠心分離しPRPを調製する。具体的には、抗凝固剤なしで採取した血液をプラスチック製の試験管に10mlの静脈血を入れる。その試験管16を不図示の遠心分離器で上層11、インターフェイス層12、および下層13の3層に分離させる。分離した状態が図2(a)の写真に示される。分離した下層13が赤血球層であり、分離したインターフェイス層12がバフィーコートであり、分離した上層がPRPである。遠心分離の条件は400g、10分である。この条件下で分離作製されたPRPに含まれる血小板並びに白血球数などの血液学的性状は、発明者らによって明らかにされている。そして、不図示のカテラン針(18G)を付けた注射筒でPRPを採取する。
図1のステップS15において、被験者の口底に置いたコットンロール(ロールメン)に唾液を吸収させ、全唾液を採取する。
ステップS17において、採取した全唾液を、フィルターで濾過して無菌化する。具体的には、全唾液を含んだコットンロールを注射筒のシリンダ内に入れて押す、次いで注射筒の筒頭にフィルターを取り付ける。コットンロールから押し出された全唾液はフィルターでろ過されることで無菌化される。図2(b)は、フィルター40が注射筒の筒頭に取り付けられ、シリンダ31の中に全唾液を含んだコットンロール20が入っている状態である。
フィルター40は、注射筒に使用するためφ10〜16mmの直径を有する1層フィルターであり、ポア径はφ0.22μm〜φ0.45μmである。フィルター40は、全唾液に含まれる生菌をゼロにする。
5人の被験者の唾液を、ボア径φ0.45μmAのフィルター40で無菌化した場合の生菌数検査を行った。検査結果は以下の通りである。
生菌数測定方法:混液培養法
使用培地:トリプトソイ寒天培地(BBL)
培養条件:摂氏37度(二日間)+室温(5日間)
Figure 0006959031

このように、ボア径がφ0.45μmのフィルター40を使用すれば、生菌数がゼロになる。
図1のステップS21において、プラスチック容器(プラスチックシャーレまたはプラスチック試験管)中にステップS13で採取したPRP2mlを入れる。そして無菌化した唾液をPRPに加えて混ぜる。そして37度で孵置する。すると血液凝固カスケード反応により、ゲル化したPRPが得られる。
PRPと無菌化した唾液とを混合する量に関しは、後述する。
ステップS23において、ゲル化したPRPに骨補填材を添加して複合材を作製する。すなわち、ステップS21でPRPに無菌化した唾液を加える前に、骨補填材50を添加して複合材を作製する。図2(c)は、プラスチックシャーレ18に骨補填材50を入れ、さらにPRP11が入れられた状態で、無菌化した唾液を入れようとしている状態の写真である。
骨補填材としてはヒドロキシアパタイト、β−TCP等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。
骨補填材50は、平均直径が3mm以下の顆粒状であるのが好ましいが、使用場所による適応サイズが知られる。
また、本実施例では、プラスチック製容器(プラスチックシャーレまたはプラスチック試験管等)内でゲル化を完了させるので、骨欠損個別の形状に対応する容器の使用により、PRPを簡単に所望の形状にゲル化させることができる。
プラスチック容器の構成材料としては、例えばポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂等、再生医療実施に容認されている器具ならば使用できる。
図3(a)は、被験者が33歳の女性のPRPがゲル化する時間を示したグラフである。グラフの縦軸はゲル化までの時間であり、横軸が唾液量である。図3(b)に示されるように、フィルター40からの無菌化された唾液25を1滴ずつ加えた。このため横軸は、0滴、1滴、2滴、3滴及び4滴加えた場合を示している。
図4(a)は、プラスチック試験管16でゲル化したPRP(図中(+)で表示)とプラスチック試験管16で液体のままのPRP(図中(−)で表示)とを示した写真である。図4(b)は、プラスチックシャーレ18でゲル化したPRP(図中(+)で表示)とプラスチックシャーレ18で液体状のままのPRP(図中(−)で表示)とを示した写真である。フィルター40から出た唾液25の1滴の液量は0.065mlであった。このため、無菌化した唾液量は、0.065ml(1滴)、0.130ml(2滴)、0.195ml(3滴)、及び0.260ml(4滴)となる。
図1のステップS21で説明したように、プラスチック管18にPRP2mlを入れ、無菌化した唾液を入れて攪拌する。そして摂氏37度でPRPがゲル化するまでの時間を測定した。唾液を入れなかった(0滴)PRPは20分以上経過してもゲル化することはなかった。唾液を1滴入れた場合は17分で、2滴入れた場合は12.4分で、3滴入れた場合は10.6分で、4滴入れた場合は7.5分でPRPがゲル化した。つまり、添加する唾液量を増加させるとPRPのゲル化時間は短縮した。図4(a)又は(b)に示されるように、ゲル化の確認は、プラスチック試験管16又はプラスチックシャーレ18内に入ったPRPを傾けて、発明者が目視で行った。
無菌化した唾液とPRPとの液量比は、0.065ml/2mlでもPRPのゲル化が始まるので、液量比で0.03以上の無菌化した唾液をPRPに加えればよい。一般に、内因系血液凝固時間は10分プラスマイナス2分であるので、0.260ml(4滴)以上入れても、ゲル化の時間はそれほど短縮されない。すなわち、PRPの液量1に対して、無菌化された唾液0.1程度以上加えてもゲル化時間がそれほど短縮するわけではないと考えられる。しかし、採取する全唾液中に含まれる腺性組織カリクレイン量は年齢、性、採取時間帯等の生理的影響を受ける可能性があると推測される。
従事者は上述したPRPをゲル化させるゲル化法を用いて、被験者から採取した腺性カリクレインでRPRを容易にゲル化できる。その際に使用されるのは、プラスチック試験管16又はプラスチックシャーレ18、及びポア径がφ0.45μm以下のフィルター40である。これらをキットとして用意しておけば、PRPをゲル化できる。また再生療法としてゲル化したPRPを使用する際には、骨補填材をさらにキットに用意しておくこともできる。
11 … 上層
12 … 中間層
13 … 下層
16 … 試験管
18 … プラスチックシャーレ
31 … シリンダ
40 … フィルター
50 … 骨補填材

Claims (8)

  1. 多血小板血漿とヒト由来のヒト組織カリクレインとをプラスチック製容器内に収容して混ぜることで、多血小板血漿をゲル化させる、多血小板血漿のゲル化方法。
  2. 前記ヒト組織カリクレインが、無菌化した唾液に由来する唾液腺由来の腺性カリクレインである請求項1に記載のゲル化方法。
  3. 前記唾液を無菌化は、0.45μm以下のボア径を有するフィルターでろ過することを含む請求項2に記載のゲル化方法。
  4. 前記多血小板血漿に添加する無菌化された前記唾液の液量比が、0.03以上である請求項2又は請求項3に記載のゲル化方法。
  5. 前記多血小板血漿に骨補填材を添加した後に前記腺性カリクレインを添加する又は、前記多血小板血漿に前記腺性カリクレインを添加した後に前記骨補填材を添加する請求項1〜3のいずれかに記載のゲル化方法。
  6. 前記骨補填材が、β−リン酸三カルシウムを含む請求項5に記載のゲル化方法。
  7. 多血小板血漿を入れるプラスチック製容器と、0.45μm以下のボア径を有するフィルターとを備え、請求項2〜5のいずれかに記載のゲル化方法に使用するキット。
  8. さらに前記プラスチック製容器に入れられる骨補填材を備える請求項7に記載されたキット。
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