JP6958873B2 - プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、プログラム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
電子メールの誤送信を防止する目的で、ユーザに電子メールの宛先に誤りがないことを
確認させる機会を与える技術が知られている(例えば、特許文献1〜2を参照。)。
[特許文献]
特許文献1 特開2013−131067号公報
特許文献2 特開2013−246621号公報
従来技術によれば、メールアドレスのドメイン名に基づいて、電子メールの宛先を社内
と社外とに区別することで、電子メールの誤送信を防止している。しかしながら、社内の
宛先を部門ごとに区別することはできない。
本発明の第1の態様においては、プログラムが提供される。上記のプログラムを格納し
た記憶媒体が提供されてもよい。上記のプログラムは、組織に所属する1以上の構成員の
それぞれの受信アドレス、及び、1以上の構成員のそれぞれの組織における所属部門を識
別する所属部門識別情報を対応づけて格納する所属情報格納部を備えたサーバとの間で、
通信回線を介して情報を送受するクライアント端末用のプログラムであってよい。
上記のプログラムは、上記のクライアント端末のコンピュータを、1以上の構成員の少
なくとも一部の受信アドレス、及び、当該構成員の所属部門識別情報を対応づけて格納す
る部門情報格納部として機能させるためのプログラムであってよい。上記のプログラムは
、上記のコンピュータを、メッセージの送信先の受信アドレスを取得するアドレス情報取
得部として機能させるためのプログラムであってよい。上記のプログラムは、上記のクラ
イアント端末のコンピュータを、(i)部門情報格納部に送信先の受信アドレスが格納さ
れている場合、部門情報格納部を参照して、送信先の受信アドレスに対応付けられた所属
部門識別情報を抽出し、(ii)部門情報格納部に送信先の受信アドレスが格納されてい
ない場合、所属情報格納部を参照して、送信先の受信アドレスに対応付けられた所属部門
識別情報を抽出する部門情報抽出部として機能させるためのプログラムであってよい。
上記のプログラムは、上記のコンピュータを、送信先の受信アドレス又はメッセージの
受信者を識別する受信者識別情報、及び、部門情報抽出部が抽出した所属部門識別情報に
より識別される部門を示す情報を対応付けて表示する確認画面を生成する確認画面生成部
として機能させるためのプログラムであってよい。
上記のプログラムは、上記のコンピュータを、送信元の送信アドレス及び送信先の受信
アドレスに基づいて、メッセージの送信者及び受信者が同一の組織に所属するか否かを決
定する所属組織決定部として機能させるためのプログラムであってよい。上記のプログラ
ムにおいて、アドレス情報取得部は、メッセージの送信元の送信アドレスを取得してもよ
い。上記のプログラムにおいて、所属組織決定部によりメッセージの送信者及び受信者が
同一の組織に所属すると判断された場合、部門情報抽出部は、部門情報格納部を参照して
、送信先の受信アドレスに対応付けられた所属部門識別情報を抽出してよい。
上記のプログラムは、上記のコンピュータを、1以上の組織のそれぞれを識別する組織
識別情報、及び、1以上の組織のそれぞれの構成員の受信アドレスに含まれる記号を対応
づけて格納する組織情報格納部を参照して、送信先の受信アドレスに基づいて、メッセー
ジの受信者が所属する組織の組織識別情報を抽出する組織情報抽出部として機能させるた
めのプログラムであってよい。
上記のプログラムは、上記のコンピュータを、役職識別情報で識別される役職の上下関
係を示すランク情報を取得するランク情報取得部として機能させるためのプログラムであ
ってよい。上記のプログラムは、上記のコンピュータを、所属情報格納部を参照して、送
信元の送信アドレスに基づいて、1以上の構成員のうち、メッセージの送信者と同一の部
門に所属する構成員の受信アドレス及び役職識別情報を抽出する構成員情報抽出部として
機能させるためのプログラムであってよい。上記のプログラムは、上記のコンピュータを
、構成員情報抽出部が抽出した役職識別情報、及び、ランク情報取得部が取得したランク
情報に基づいて、構成員情報抽出部が抽出した構成員の受信アドレスのなかから、メッセ
ージの送信者よりも上位の役職の構成員の受信アドレスを抽出する上長情報抽出部として
機能させるためのプログラムであってよい。上記のプログラムにおいて、所属情報格納部
は、1以上の構成員のそれぞれの受信アドレス、当該構成員の所属部門識別情報、及び、
当該構成員の所属部門における役職を識別する役職識別情報を対応付けて格納してよい。
上記のプログラムにおいて、アドレス情報取得部は、メッセージの送信元の送信アドレス
を取得してよい。
本発明の第2の態様においては、プログラムが提供される。上記のプログラムを格納し
た記憶媒体が提供されてもよい。上記のプログラムは、組織に所属する1以上の構成員の
それぞれの受信アドレス、1以上の構成員のそれぞれの組織における所属部門を識別する
所属部門識別情報、及び、1以上の構成員のそれぞれの所属部門における役職を識別する
役職識別情報を対応づけて格納する所属情報格納部を備えたサーバとの間で、通信回線を
介して情報を送受するクライアント端末用のプログラムであってよい。
上記のプログラムは、上記のクライアント端末のコンピュータを、メッセージの送信元
の送信アドレスを取得するアドレス情報取得部として機能させるためのプログラムであっ
てよい。上記のプログラムは、上記のコンピュータを、役職識別情報で識別される役職の
上下関係を示すランク情報を取得するランク情報取得部として機能させるためのプログラ
ムであってよい。上記のプログラムは、上記のコンピュータを、所属情報格納部を参照し
て、送信元の送信アドレスに基づいて、1以上の構成員のうち、メッセージの送信者と同
一の部門に所属する構成員の受信アドレス及び役職識別情報を抽出する構成員情報抽出部
として機能させるためのプログラムであってよい。上記のプログラムは、上記のコンピュ
ータを、構成員情報抽出部が抽出した役職識別情報、及び、ランク情報取得部が取得した
ランク情報に基づいて、構成員情報抽出部が抽出した構成員の受信アドレスのなかから、
メッセージの送信者よりも上位の役職の構成員の受信アドレスを抽出する上長情報抽出部
として機能させるためのプログラムであってよい。
上記のプログラムは、上記のコンピュータを、所属情報格納部を参照して、送信元の送
信アドレスに基づいて、メッセージの送信者の所属部門識別情報及び役職識別情報を抽出
する部門情報抽出部として機能させるためのプログラムであってよい。上記のプログラム
において、構成員情報抽出部は、所属情報格納部を参照して、部門情報抽出部が抽出した
メッセージの送信者の所属部門識別情報に基づいて、1以上の構成員のうち、メッセージ
の送信者と同一の部門に所属する構成員の受信アドレス及び役職識別情報を抽出してよい
。上記のプログラムにおいて、部門情報抽出部が複数の所属部門識別情報を抽出した場合
、構成員情報抽出部は、複数の所属部門識別情報のそれぞれにより識別される部門ごとに
、メッセージの送信者と同一の部門に所属する構成員の受信アドレス及び役職識別情報を
抽出してよい。上記のプログラムにおいて、部門情報抽出部が複数の所属部門識別情報を
抽出した場合、上長情報抽出部は、複数の所属部門識別情報のそれぞれにより識別される
部門ごとに、メッセージの送信者よりも上位の役職の構成員の受信アドレスを抽出してよ
い。
上記のプログラムは、上記のコンピュータを、メッセージの送信者の送信アドレスと、
上長情報抽出部が抽出したメッセージの送信者よりも上位の役職の構成員の受信アドレス
とを対応付けて格納する上長情報格納部として機能させるためのプログラムであってよい
。上記のプログラムは、上記のコンピュータを、送信先の受信アドレスに、上長情報抽出
部が抽出したメッセージの送信者よりも上位の役職の構成員の受信アドレスが含まれるか
否かを判定する判定部として機能させるためのプログラムであってよい。上記のプログラ
ムにおいて、アドレス情報取得部は、メッセージの送信先の受信アドレスを取得してよい
。上記のプログラムは、上記のコンピュータを、判定部が、送信先の受信アドレスに、上
長情報抽出部が抽出したメッセージの送信者よりも上位の役職の構成員の受信アドレスが
含まれていないと判定した場合に、メッセージの送信先に上位の役職の構成員が含まれて
いないことを示す情報を表示する確認画面を生成する確認画面生成部として機能させるた
めのプログラムであってよい。
本発明の第3の態様においては、情報処理装置が提供される。上記の情報処理装置は、
組織に所属する1以上の構成員のそれぞれの受信アドレス、及び、1以上の構成員のそれ
ぞれの組織における所属部門を識別する所属部門識別情報を対応づけて格納する所属情報
格納部を備えたサーバとの間で、通信回線を介して情報を送受する情報処理装置であって
よい。上記の情報処理装置は、1以上の構成員の少なくとも一部の受信アドレス、及び、
当該構成員の所属部門識別情報を対応づけて格納する部門情報格納部を備える。上記の情
報処理装置は、メッセージの送信先の受信アドレスを取得するアドレス情報取得部を備え
る。上記の情報処理装置は、(i)部門情報格納部に送信先の受信アドレスが格納されて
いる場合、部門情報格納部を参照して、送信先の受信アドレスに対応付けられた所属部門
識別情報を抽出し、(ii)部門情報格納部に送信先の受信アドレスが格納されていない
場合、所属情報格納部を参照して、送信先の受信アドレスに対応付けられた所属部門識別
情報を抽出する部門情報抽出部を備える。
上記の情報処理装置において、所属情報格納部は、1以上の構成員のそれぞれの受信ア
ドレス、当該構成員の所属部門識別情報、及び、当該構成員の所属部門における役職を識
別する役職識別情報を対応付けて格納してよい。上記の情報処理装置において、アドレス
情報取得部は、メッセージの送信元の送信アドレスを取得してよい。上記の情報処理装置
は、役職識別情報で識別される役職の上下関係を示すランク情報を取得するランク情報取
得部を備えてよい。上記の情報処理装置は、所属情報格納部を参照して、送信元の送信ア
ドレスに基づいて、1以上の構成員のうち、メッセージの送信者と同一の部門に所属する
構成員の受信アドレス及び役職識別情報を抽出する構成員情報抽出部を備えてよい。上記
の情報処理装置は、構成員情報抽出部が抽出した役職識別情報、及び、ランク情報取得部
が取得したランク情報に基づいて、構成員情報抽出部が抽出した構成員の受信アドレスの
なかから、メッセージの送信者よりも上位の役職の構成員の受信アドレスを抽出する上長
情報抽出部を備えてよい。
本発明の第4の態様においては、情報処理装置が提供される。上記の情報処理装置は、
組織に所属する1以上の構成員のそれぞれの受信アドレス、1以上の構成員のそれぞれの
組織における所属部門を識別する所属部門識別情報、及び、1以上の構成員のそれぞれの
所属部門における役職を識別する役職識別情報を対応づけて格納する所属情報格納部を備
えたサーバとの間で、通信回線を介して情報を送受する情報処理装置であってよい。上記
の情報処理装置は、メッセージの送信元の送信アドレスを取得するアドレス情報取得部を
備える。上記の情報処理装置は、役職識別情報で識別される役職の上下関係を示すランク
情報を取得するランク情報取得部を備える。上記の情報処理装置は、所属情報格納部を参
照して、送信元の送信アドレスに基づいて、1以上の構成員のうち、メッセージの送信者
と同一の部門に所属する構成員の受信アドレス及び役職識別情報を抽出する構成員情報抽
出部を備える。上記の情報処理装置は、構成員情報抽出部が抽出した役職識別情報、及び
、ランク情報取得部が取得したランク情報に基づいて、構成員情報抽出部が抽出した構成
員の受信アドレスのなかから、メッセージの送信者よりも上位の役職の構成員の受信アド
レスを抽出する上長情報抽出部を備える。
本発明の第5の態様においては、情報処理方法が提供される。上記の情報処理方法は、
組織に所属する1以上の構成員のそれぞれの受信アドレス、及び、1以上の構成員のそれ
ぞれの組織における所属部門を識別する所属部門識別情報を対応づけて格納する所属情報
格納部を備えたサーバとの間で、通信回線を介して情報を送受するクライアント端末のコ
ンピュータが、クライアント端末の部門情報格納部に、1以上の構成員の少なくとも一部
の受信アドレス、及び、当該構成員の所属部門識別情報を対応づけて格納する段階を有す
る。上記の情報処理方法は、コンピュータが、メッセージの送信先の受信アドレスを取得
する段階を有する。上記の情報処理方法は、コンピュータが、部門情報格納部に送信先の
受信アドレスが格納されている場合、部門情報格納部を参照して、送信先の受信アドレス
に対応付けられた所属部門識別情報を抽出する段階を有する。上記の情報処理方法は、コ
ンピュータが、部門情報格納部に送信先の受信アドレスが格納されていない場合、所属情
報格納部を参照して、送信先の受信アドレスに対応付けられた所属部門識別情報を抽出す
る段階を有する。
上記の情報処理方法において、所属情報格納部は、1以上の構成員のそれぞれの受信ア
ドレス、当該構成員の所属部門識別情報、及び、当該構成員の所属部門における役職を識
別する役職識別情報を対応付けて格納してよい。上記の情報処理方法は、メッセージの送
信元の送信アドレスを取得する段階を有してよい。上記の情報処理方法は、役職識別情報
で識別される役職の上下関係を示すランク情報を取得するランク情報取得段階を有してよ
い。上記の情報処理方法は、所属情報格納部を参照して、送信元の送信アドレスに基づい
て、1以上の構成員のうち、メッセージの送信者と同一の部門に所属する構成員の受信ア
ドレス及び役職識別情報を抽出する構成員情報抽出段階を有してよい。情報処理方法は、
構成員情報抽出段階において抽出された役職識別情報、及び、ランク情報取得段階におい
て取得されたランク情報に基づいて、構成員情報抽出段階において抽出された構成員の受
信アドレスのなかから、メッセージの送信者よりも上位の役職の構成員の受信アドレスを
抽出する段階を有してよい。
本発明の第6の態様においては、情報処理方法が提供される。上記の情報処理方法は、
組織に所属する1以上の構成員のそれぞれの受信アドレス、1以上の構成員のそれぞれの
組織における所属部門を識別する所属部門識別情報、及び、1以上の構成員のそれぞれの
所属部門における役職を識別する役職識別情報を対応づけて格納する所属情報格納部を備
えたサーバとの間で、通信回線を介して情報を送受するクライアント端末のコンピュータ
が、メッセージの送信元の送信アドレスを取得するアドレス情報取得段階を有する。上記
の情報処理方法は、役職識別情報で識別される役職の上下関係を示すランク情報を取得す
るランク情報取得段階を有する。上記の情報処理方法は、所属情報格納部を参照して、送
信元の送信アドレスに基づいて、1以上の構成員のうち、メッセージの送信者と同一の部
門に所属する構成員の受信アドレス及び役職識別情報を抽出する構成員情報抽出段階を有
する。上記の情報処理方法は、構成員情報抽出段階において抽出された役職識別情報、及
び、ランク情報取得段階において取得されたランク情報に基づいて、構成員情報抽出段階
において抽出された構成員の受信アドレスのなかから、メッセージの送信者よりも上位の
役職の構成員の受信アドレスを抽出する段階を有する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また
、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
メール送信システム100のシステム構成の一例を概略的に示す。 データテーブル200の一例を概略的に示す。 データテーブル300の一例を概略的に示す。 データテーブル400の一例を概略的に示す。 送信端末106のシステム構成の一例を概略的に示す。 メール確認部520のシステム構成の一例を概略的に示す。 受信者情報取得部630のシステム構成の一例を概略的に示す。 判定部640のシステム構成の一例を概略的に示す。 上長情報生成部834のシステム構成の一例を概略的に示す。 データテーブル1000の一例を概略的に示す。 データテーブル1100の一例を概略的に示す。 確認画面1200の一例を概略的に示す。 メールを送信する処理の一例を概略的に示す。 受信者情報を取得する処理の一例を概略的に示す。 判定処理の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範
囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組
み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、メール送信システム100のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態
において、メール送信システム100は、社員情報提供サーバ102と、組織情報提供サ
ーバ104と、送信端末106とを備える。社員情報提供サーバ102は、社員情報格納
部120を有する。組織情報提供サーバ104は、組織情報格納部140を有する。
本実施形態においては、送信端末106が、通信ネットワーク10、送信メールサーバ
22及び受信メールサーバ24を介して、受信端末20に電子メールを送信する場合を例
にして、メール送信システム100の詳細について説明する。しかしながら、コンピュー
タ及び情報処理装置は本実施形態に限定されない。電子メールは、メッセージの一例であ
ってよい。送信端末106は、コンピュータ又は情報処理装置の一例であってよい。社員
情報格納部120は、所属情報格納部の一例であってよい。
本実施形態において、組織情報格納部140が、組織情報提供サーバ104に配される
場合について説明する。しかしながら、組織情報格納部140は本実施形態に限定されな
い。他の実施形態において、組織情報格納部140は、社員情報格納部120に配されて
もよく、送信端末106に配されてもよい。
通信ネットワーク10は、無線通信の伝送路であってもよく、有線通信の伝送路であっ
てもよく、それらの組み合わせであってもよい。通信ネットワーク10は、携帯電話回線
網などの移動体通信網、無線パケット通信網、インターネット及び専用回線であってもよ
く、それらの組み合わせであってもよい。
送信メールサーバ22及び受信メールサーバ24は、CPU等のプロセッサ、ROM、
RAM、通信インターフェースなどを有するデータ処理装置と、キーボード、タッチパネ
ル、マイクなどの入力装置と、液晶ディスプレイなどの表示装置と、スピーカなどの出力
装置と、メモリ、HDDなどの記憶装置とを備えてよい。送信メールサーバ22及び受信
メールサーバ24は、の各部は、ハードウエアにより実現されてもよく、ソフトウエアに
より実現されてもよく、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせにより実現されても
よい。例えば、プログラムが実行されることにより、コンピュータが、送信メールサーバ
22及び受信メールサーバ24の少なくとも一部として機能する。送信メールサーバ22
及び受信メールサーバ24は、仮想サーバ又はクラウドシステムであってもよい。また、
送信メールサーバ22及び受信メールサーバ24の各部の機能が、複数のサーバによって
実現されてもよい。
受信端末20は、通信ネットワーク10を介して、送信端末106と情報を送受するこ
とができる装置であればよく、パーソナルコンピュータ、携帯端末などを例示することが
できる。携帯端末としては、携帯電話若しくはスマートフォン、ノートブック・コンピュ
ータ若しくはラップトップ・コンピュータ、PDA、タブレット端末、ウェアラブル・コ
ンピュータなどを例示することができる。ウェアラブル・コンピュータとしては、メガネ
型、腕輪型又は指輪型のウェアラブル・コンピュータなどを例示することができる。
受信端末20は、CPU等のプロセッサ、ROM、RAM、通信インターフェースなど
を有するデータ処理装置と、キーボード、タッチパネル、マイク、GPS情報受信装置な
どの入力装置と、液晶ディスプレイなどの表示装置と、スピーカなどの出力装置と、メモ
リ、HDDなどの記憶装置とを備えてよい。受信端末20の各部は、ハードウエアにより
実現されてもよく、ソフトウエアにより実現されてもよく、ハードウエアとソフトウエア
との組み合わせにより実現されてもよい。例えば、プログラムが実行されることにより、
コンピュータが、受信端末20の少なくとも一部として機能する。
メール送信システム100の各部は、ハードウエアにより実現されてもよく、ソフトウ
エアにより実現されてもよく、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせにより実現さ
れてもよい。例えば、プログラムが実行されることにより、コンピュータが、メール送信
システム100の各部として機能する。
上記のソフトウエア又はプログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、メモリ、ハー
ドディスクなどのコンピュータ読み取り可能な媒体に記憶されていてもよく、ネットワー
クに接続された記憶装置に記憶されていてもよい。ソフトウエア又はプログラムは、コン
ピュータ読み取り可能な媒体又はネットワークに接続された記憶装置から、メール送信シ
ステム100の少なくとも一部を構成するコンピュータにインストールされてよい。
コンピュータを、メール送信システム100の各部として機能させるプログラムは、メ
ール送信システム100の各部の動作を規定したモジュールを備えてよい。これらのプロ
グラム又はモジュールは、プロセッサ、通信インターフェース等に働きかけて、メール送
信システム100の各部として機能させたり、コンピュータにメール送信システム100
の各部における情報処理方法を実行させたりする。
これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータに読込まれることにより、
ソフトウエアと、メール送信システム100の各部のハードウエア資源とが協働した具体
的手段として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコン
ピュータの使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、メール送信シス
テム100を構築することができる。
メール送信システム100は、一般的な構成の情報処理装置において、メール送信シス
テム100の各部の動作を規定したソフトウエア又はプログラムを起動することにより実
現されてよい。メール送信システム100に用いられる情報処理装置は、CPU等のプロ
セッサ、ROM、RAM、通信インターフェースなどを有するデータ処理装置と、キーボ
ード、タッチパネル、マイクなどの入力装置と、液晶ディスプレイなどの表示装置と、ス
ピーカなどの出力装置と、メモリ、HDDなどの記憶装置とを備えてよい。上記のデータ
処理装置又は記憶装置は、上記のソフトウエア又はプログラムを記憶してよい。メール送
信システム100の少なくとも一部は、仮想サーバ又はクラウドシステム上に構築されて
もよい。また、メール送信システム100の各部の機能が、複数のサーバによって実現さ
れてもよい。
本実施形態において、社員情報提供サーバ102は、送信端末106からの要求に応じ
て、社員情報格納部120に格納された情報の中から上記の要求に合致する情報を抽出し
て、送信端末106に送信する。社員情報格納部120は、社員に関する各種の情報(社
員情報を称する場合がある。)を格納する。例えば、社員情報格納部120は、1以上の
社員のそれぞれの受信アドレスと、当該社員の所属部門を識別する所属部門識別情報とを
対応付けて格納する。社員は、組織の構成員の一例であってよい。
本明細書において、「部門」は、「組織」の一部を構成する。「組織」を構成する複数
の部門の間には上下関係が存在してもよい。例えば、「組織」が企業である場合、当該組
織は、事業部、部、課、係などの複数の部門により構成される。この場合、課は係の上位
部門であり、部は課の上位部門であり、事業部は部の上位部門である。
また、企業グループのように、「組織」が複数の企業により構成される場合がある。こ
の場合、一実施形態によれば、企業グループが「組織」に該当し、企業グループを構成す
る複数の企業のそれぞれが当該「組織」の一部門に該当する。他の実施形態によれば、企
業グループを構成する複数の企業のそれぞれが「組織」に該当する。さらに他の実施形態
によれば、上記の2つの実施形態の組み合わせであってもよい。上記の2つの実施形態を
組み合わせることにより、多様な目的に対応することができる。例えば、メールの確認処
理の高速化を目的とする場合には、各企業を「組織」として、メールの確認処理を実行す
る。一方、メールの確認作業の精度を向上させることを目的とする場合には、企業グルー
プを「組織」として、メールの確認処理を実行する。
組織情報提供サーバ104は、送信端末106からの要求に応じて、組織情報格納部1
40に格納された情報の中から上記の要求に合致する情報を抽出して、送信端末106に
送信する。組織情報格納部140は、1以上の組織のそれぞれを識別する組織識別情報、
と、各組織の構成員の受信アドレスに含まれる記号を対応づけて格納する。
送信端末106は、通信ネットワーク10を介して、社員情報提供サーバ102、組織
情報提供サーバ104及び受信端末20と情報を送受することができる装置であればよく
、パーソナルコンピュータ、携帯端末などを例示することができる。携帯端末としては、
携帯電話若しくはスマートフォン、ノートブック・コンピュータ若しくはラップトップ・
コンピュータ、PDA、タブレット端末、ウェアラブル・コンピュータなどを例示するこ
とができる。ウェアラブル・コンピュータとしては、メガネ型、腕輪型又は指輪型のウェ
アラブル・コンピュータなどを例示することができる。
本実施形態において、送信端末106は、通信ネットワーク10、送信メールサーバ2
2及び受信メールサーバ24を介して、受信端末20に電子メールを送信する。一実施形
態において、送信端末106は、送信メールサーバ22に電子メールを送信する前に、電
子メールの宛先(送信先、受信者などと称する場合がある。)に指定されたメールアドレ
スを、受信者が所属する組織ごとに分類して表示する。また、送信者と同一の組織に所属
する受信者については、上記のメールアドレスを、当該受信者が所属する部門ごとに分類
して表示する。
他の実施形態において、送信端末106は、送信メールサーバ22に電子メールを送信
する前に、当該電子メールを検査して、当該電子メールが予め定められた条件を満たすか
否かを確認する。送信端末106は、電子メールの宛先に指定されたメールアドレスが予
め定められた条件を満たすか否かを確認する。送信端末106は、電子メールの本文及び
添付ファイルの少なくとも一方が予め定められた条件を満たすか否かを確認してもよい。
図2は、データテーブル200の一例を概略的に示す。データテーブル200は、社員
情報格納部120に格納された社員情報の一例であってよい。社員情報は、所属情報の一
例であってよい。本実施形態において、データテーブル200は、社員ID202と、メ
ールアドレス204と、所属部門情報206と、役職名称208とを対応付けて格納する
。所属部門情報206は、例えば、係212、課214、部216及び事業部218を識
別するための識別情報を含む。これらの識別情報は、記号であってもよく、名称であって
もよい。他の識別情報についても同様である。
社員ID202は、組織に所属する1以上の構成員のそれぞれを識別するための識別情
報であってよい。メールアドレス204は、社員ID202で識別される社員に割り当て
られたメールアドレスであってよい。所属部門情報206は、社員ID202で識別され
る社員の組織における所属部門を識別するための識別情報であってよい。役職名称208
は、社員ID202で識別される社員の所属部門における役職を識別するための識別情報
であってよい。役職名称208は、役職識別情報の一例であってよい。
図3は、データテーブル300の一例を概略的に示す。データテーブル300は、社員
情報格納部120に格納されたランク情報の一例であってよい。本実施形態において、デ
ータテーブル300は、役職名称302と、ランク304とを対応付けて格納する。ラン
ク304は、役職名称302で識別される役職の上下関係を示す。ランク304は、ラン
ク情報の一例であってよい。
図4は、データテーブル400の一例を概略的に示す。データテーブル400は、組織
情報格納部140に格納された組織情報の一例であってよい。本実施形態において、デー
タテーブル400は、ドメイン名402と、組織名称404とを対応付けて格納する。ド
メイン名402は、メールアドレスに含まれる文字列であり、当該メールアドレスを割り
振られた者が所属する組織を示す。ドメイン名402は、1以上の組織のそれぞれの構成
員の受信アドレスに含まれる記号の一例であってよい。組織名称404は、1以上の組織
のそれぞれを識別するための識別情報であってよい。組織名称404は、組織識別情報の
一例であってよい。
図5は、送信端末106のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、
送信端末106は、メール作成部510と、メール確認部520と、ユーザ情報格納部5
30と、出力部540、入力部550と、通信制御部560とを備える。ユーザ情報格納
部530は、部門情報格納部、組織情報格納部又は上長情報格納部の一例であってよい。
メール作成部510は、電子メールを作成する。メール作成部510は、電子メール作
成用のプログラムが実行させることにより実現されてよい。電子メール作成用のプログラ
ムは、メッセージ送信プログラムの一例であってよい。送信端末106のユーザ(送信者
と称する場合がある。)が、入力部550に、メール作成部510に電子メールを送信さ
せるための指示を入力すると、メール作成部510は、電子メールを通信制御部560に
出力する。
メール確認部520は、メール作成部510が作成した電子メールが、予め定められた
条件を満たしているか否かを確認する。メール作成部510が通信制御部560に電子メ
ールを出力すると、又は、入力部550がメール作成部510に電子メールを送信させる
ための指示を受け付けると、メール確認部520は、上記の確認が終了するまで、通信制
御部560におけるメール送信処理を中断させてよい。
一実施形態において、メール確認部520は、電子メールの受信者が所属する組織及び
当該組織における部門の少なくとも一方を示す受信者情報を取得する。他の実施形態にお
いて、メール確認部520は、電子メールの送信者の1以上の上長に関する上長情報を取
得して、当該電子メールの受信者の中に、当該1以上の上長の少なくとも1人が含まれる
か否かを確認する。上長は、メールの承認者又は確認者の一例であってよい。
本実施形態において、メール確認部520は、まず、ユーザ情報格納部530を参照し
て、受信者情報又は上長情報を取得する。ユーザ情報格納部530に所望の受信者情報又
は上長情報が格納されていない場合、社員情報提供サーバ102及び組織情報提供サーバ
104の少なくとも一方を参照して、受信者情報又は上長情報を取得する。メール確認部
520は、社員情報提供サーバ102又は組織情報提供サーバ104から取得した受信者
情報又は上長情報をユーザ情報格納部530に格納する。
従来技術によれば、ユーザ又はユーザが所属する組織のシステム管理者が、各ユーザの
送信端末106に受信者情報又は上長情報を入力していた。しかしながら、社員の異動の
たびに各ユーザの送信端末106上の受信者情報又は上長情報を更新する必要があり、手
間がかかるという課題があった。また、受信者情報又は上長情報の更新がなされないまま
放置されるという課題があった。
従来技術の問題点を解決する第1の方法としては、メールの確認処理を実行するたびに
、社員情報格納部120又は組織情報格納部140に格納された受信者情報又は上長情報
を参照することが考えられる。しかしながら、上記の方法では、確認処理のレスポンスが
低下し、ユーザの利便性を損なう。また、レスポンスが低下すると、ユーザが確認処理を
実行せずに電子メールを送信してしまう可能性がある。
従来技術の問題点を解決する第2の方法としては、社員情報格納部120及び組織情報
格納部140の全データを各ユーザの送信端末106にダウンロードすることが考えられ
る。しかしながら、データ量が多くなると、確認処理のレスポンスが低下してしまう。
これに対して、本実施形態によれば、送信端末106のコンピュータをメール確認部5
20として機能させるためのプログラムを、送信端末106にインストールしたとき、又
は、送信端末106が過去にメールを送信したときに、上長情報が作成され、送信端末1
06の記憶装置(ローカルと称する場合がある。)に保存される。例えば、上記のプログ
ラムが送信端末106にインストールされた後、送信端末106が初めてメールを送信す
るときに、上長情報が作成される。これにより、メールの確認処理が実行されるときに、
送信端末106が社員情報格納部120にアクセスする頻度を低減させることができる。
その結果、メール確認処理のレスポンスを大幅に低下させることなく、ほぼ最新の上長情
報を利用して、メール確認処理を実行することができる。
また、本実施形態によれば、過去に送信した電子メールの受信者に関する受信者情報が
、ローカルに保存される。そして、新たな電子メールのメール確認処理においては、当該
電子メールの宛先に設定された受信者の受信者情報がローカルに保存されている場合には
、ローカルに保存された受信者情報を利用して、当該電子メールの受信者の所属部門又は
所属組織を決定する。
一方、電子メールの宛先に設定された受信者の受信者情報がローカルに保存されていな
い場合には、当該電子メールの受信者の受信者情報を、社員情報格納部120又は組織情
報格納部140からダウンロードする。そして、取得した情報をローカルに保存する。こ
れにより、メールの確認処理が実行されるときに、送信端末106が社員情報格納部12
0又は組織情報格納部140にアクセスする頻度を低減させることができる。その結果、
メール確認処理のレスポンスを大幅に低下させることなく、ほぼ最新の受信者情報を利用
して、メール確認処理を実行することができる。
本実施形態において、ユーザ情報格納部530は、社員情報格納部120に格納された
社員情報のうち、少なくとも一部の社員に関する情報を格納する。ユーザ情報格納部53
0は、一部の社員に関する社員情報を格納することが好ましい。本実施形態において、ユ
ーザ情報格納部530は、組織情報格納部140に格納された組織情報のうち、少なくと
も一部の組織に関する情報を格納する。ユーザ情報格納部530は、一部の組織に関する
組織情報を格納することが好ましい。これにより、ユーザ情報格納部530を参照して情
報を抽出する速度を高速化することができる。その結果、メール確認処理のレスポンス速
度が向上し、ユーザ体験を向上させることができる。
本実施形態において、ユーザ情報格納部530は、送信端末106のユーザに割り当て
られたメールアドレス(送信アドレスと称する場合がある。)と、送信端末106のユー
ザの上位の役職の構成員(上長と称する場合がある。)の受信アドレスとが対応付けられ
た上長情報を格納する。送信端末106のユーザに対して複数のメールアドレスが割り当
てられている場合、ユーザ情報格納部530は、メールアドレスごとに上長情報を格納し
てもよい。送信端末106のユーザが複数の部門に所属している場合、ユーザ情報格納部
530は、所属部門ごとに上長情報を格納してもよい。これにより、ユーザが複数の部門
に所属している場合であっても、電子メールの送信先に上長の受信アドレスが含まれてい
るか否かを、適切に判断することができる。
出力部540は、ユーザに情報を出力する。出力部540としては、液晶ディスプレイ
、有機ELディスプレイ、プロジェクタのような表示装置、スピーカのような音声出力装
置などを例示することができる。
入力部550は、ユーザからの入力を受け付ける。入力部550としては、キーボード
、ポインティングデバイス、タッチパネル、マイク、音声認識システム、ジェスチャ入力
システムなどを例示することができる。
通信制御部560は、送信端末106と、通信ネットワーク10又は他の装置との間の
通信を制御する。通信制御部560は、通信インターフェースであってよい。通信制御部
560は、複数の通信方式に対応していてもよい。
図6は、メール確認部520のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態におい
て、メール確認部520は、メール取得部610と、ヘッダ解析部620と、受信者情報
取得部630と、判定部640と、画面生成部650と、送信処理制御部660とを備え
る。ヘッダ解析部620は、アドレス情報取得部の一例であってよい。
本実施形態において、メール取得部610は、メール作成部510から出力された電子
メールを取得する。本実施形態において、ヘッダ解析部620は、メール取得部610が
取得した電子メールのヘッダを解析して、当該電子メールの送信先の受信アドレス、及び
、当該電子メールの送信元の送信アドレスの少なくとも一方を取得する。
受信者情報取得部630は、メール作成部510から出力された電子メールの受信者に
関する情報(受信者情報と称する場合がある。)を取得する。受信者情報としては、受信
者が所属する組織に関する情報、上記の組織において受信者が所属する部門に関する情報
などを例示することができる。
判定部640は、メール作成部510から出力された電子メールが予め定められた条件
を満足するか否かを判定する。例えば、判定部640は、メール作成部510から出力さ
れた電子メールの宛先として指定されたメールアドレス(送信先の受信アドレスと称する
場合がある。)に、送信者の上長のアドレスが含まれているか否かを判定する。
画面生成部650は、確認画面を生成する。本実施形態において、画面生成部650は
、受信者情報取得部630から受信者情報を受け取る。画面生成部650は、判定部64
0から、各種の判定結果に関する情報を受け取る。画面生成部650は、受信者情報取得
部630及び判定部640の少なくとも一方から受け取った情報を利用して、確認画面を
生成する。画面生成部650は、生成された確認画面を出力部540に出力させてよい。
一実施形態において、確認画面は、(i)電子メールの送信先の受信アドレス、又は、
電子メールの受信者を識別する受信者識別情報と、(ii)電子メールの受信者が所属す
る組織又は部門に関する情報とを対応づけて表示する。受信者識別情報は、例えば、受信
者名であり、受信アドレスに対応付けてユーザ情報格納部530などに格納されている。
電子メールの受信者が所属する組織又は部門に関する情報は、例えば、受信者情報取得部
630が取得した受信者情報に含まれる。確認画面は、受信者の組織又は部門に関する情
報を強調して表示してよい。例えば、確認画面は、複数の受信者を組織ごとに分類して表
示する。確認画面は、組織ごとに分類された複数の受信者を、さらに部門ごとに分類して
表示してもよい。
他の実施形態において、確認画面は、判定部640による判定処理の結果を示すメッセ
ージを表示する。例えば、確認画面は、判定部640が電子メールの送信先の受信アドレ
スに当該電子メールの送信者の上長の受信アドレスが含まれていないと判定した場合に、
その旨を示す情報を表示する。
送信処理制御部660は、確認画面に対するユーザの応答に応じて、電子メールの送信
処理を制御する。例えば、ユーザが、電子メールの送信を続行する旨の指示を、入力部5
50に入力した場合、通信制御部560又はメール作成部510を制御して、電子メール
の送信処理を続行させる。一方、ユーザが、電子メールの送信をキャンセルする旨の指示
を、入力部550に入力した場合、通信制御部560又はメール作成部510を制御して
、電子メールの送信処理を中止させる。
図7は、受信者情報取得部630のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態に
おいて、受信者情報取得部630は、判別部710と、部門決定部720と、組織決定部
730とを備える。判別部710は、所属組織決定部の一例であってよい。部門決定部7
20は、部門情報抽出部の一例であってよい。組織決定部730は、組織情報抽出部の一
例であってよい。
判別部710は、電子メールの送信元の送信アドレス及び送信先の受信アドレスに基づ
いて、当該電子メールの送信者及び受信者が同一の組織に所属するか否かを判別する。一
実施形態において、判別部710は、送信元の送信アドレスに含まれるドメイン名と、送
信先の受信アドレスに含まれるドメイン名とが一致する場合に、両者が同一の組織に所属
すると判断してよい。
他の実施形態において、判別部710は、1以上の組織のそれぞれを識別する組織識別
情報と、各組織に含まれる1以上の部門に割り当てられた1以上のドメイン名とが対応付
けられた情報を参照して、当該電子メールの送信者及び受信者が同一の組織に所属するか
否かを決定する。上記の情報は、例えば、社員情報格納部120又はユーザ情報格納部5
30に格納される。
これにより、例えば、特定の企業グループに属する複数の企業を同一の組織として判断
することができる。例えば、ユーザ情報格納部530が、(i)持株会社X並びにその傘
下の企業A、B及びCにより構成される組織の組織名称と、(ii)持株会社Xの社員に
割り当てられるメールアドレスのドメイン名、企業Aの社員に割り当てられるメールアド
レスのドメイン名、企業Bの社員に割り当てられるメールアドレスのドメイン名、及び、
企業Cの社員に割り当てられるメールアドレスのドメイン名とが対応付けられた情報を格
納する。例えば、企業A及びBは、持株会社Xに支配される株式会社であり、企業Cは、
企業Aの子会社である。判別部710は、ユーザ情報格納部530に確認された上記の情
報を参照することにより、電子メールの送信者及び受信者が同一の企業グループに所属す
るか否かを決定することができる。
部門決定部720は、電子メールの受信者が所属する部門を決定する。例えば、部門決
定部720は、判別部710が、電子メールの送信者及び受信者が同一の組織に所属する
と判断した場合に、ユーザ情報格納部530又は社員情報格納部120を参照して、送信
先の受信アドレスに対応付けられた所属部門識別情報を抽出する。
例えば、部門決定部720は、まず、ユーザ情報格納部530を参照して、ユーザ情報
格納部530に、電子メールの送信先の受信アドレスが格納されているか否かを判断する
。ユーザ情報格納部530に送信先の受信アドレスが格納されている場合、部門決定部7
20は、ユーザ情報格納部530を参照して、当該受信アドレスをキーとして、当該受信
アドレスに対応付けられた所属部門識別情報を抽出する。
一方、ユーザ情報格納部530に送信先の受信アドレスが格納されていない場合、部門
決定部720は、例えば、社員情報格納部120のデータテーブル200を参照して、当
該受信アドレスをキーとして、当該受信アドレスに対応付けられた所属部門情報206を
抽出する。部門決定部720は、社員情報格納部120から所属部門情報206を抽出し
た場合、抽出された所属部門情報206と、キーとして用いた受信アドレスとを対応づけ
てユーザ情報格納部530に格納する。
部門決定部720は、予め定められたタイミングで、上記の処理を実行して、ユーザ情
報格納部530に格納された情報を更新してよい。予め定められたタイミングとしては、
特定の日又は時が到達したタイミング、前回の更新から特定の期間が経過したタイミング
、ユーザからの更新指示を受領したタイミング、送信端末106を起動又は終了するタイ
ミング、送信端末106のコンピュータをメール作成部510として機能させるためのプ
ログラムを起動、終了又は更新するタイミング、送信端末106のコンピュータをメール
確認部520として機能させるためのプログラムを起動、終了又は更新するタイミングな
どを例示することができる。
組織決定部730は、電子メールの受信者が所属する組織を決定する。例えば、組織決
定部730は、判別部710が、電子メールの送信者及び受信者が同一の組織に所属して
いないと判断した場合に、ユーザ情報格納部530又は組織情報格納部140を参照して
、送信先の受信アドレスに対応付けられた組織識別情報を抽出する。
これにより、例えば、電子メールの受信者が、当該電子メールの送信者とは異なる組織
に所属している場合であっても、画面生成部650が、当該受信者の受信アドレスと、当
該受信者が所属する組織の名称とを対応付けて表示する確認画面を生成することができる
。その結果、メールの確認作業の精度及び効率をさらに向上させることができる。例えば
、電子メールの宛先に、ドメイン名の類似した複数のメールアドレスが指定されている場
合であっても、各メールアドレスに対応する組織名称を表示することで、メールアドレス
の確認作業の効率及び精度が大きく向上する。
組織決定部730は、予め定められたタイミングで、上記の処理を実行して、ユーザ情
報格納部530に格納された情報を更新してよい。予め定められたタイミングとしては、
特定の日又は時が到達したタイミング、前回の更新から特定の期間が経過したタイミング
、ユーザからの更新指示を受領したタイミング、送信端末106を起動又は終了するタイ
ミング、送信端末106のコンピュータをメール作成部510として機能させるためのプ
ログラムを起動、終了又は更新するタイミング、送信端末106のコンピュータをメール
確認部520として機能させるためのプログラムを起動、終了又は更新するタイミングな
どを例示することができる。
図8は、判定部640のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、判
定部640は、本文検査部810と、添付ファイル検査部820と、受信アドレス検査部
830とを備える。受信アドレス検査部830は、上長アドレス検査部832と、上長情
報生成部834とを有する。
本文検査部810は、電子メールの本文が予め定められた条件を満足するか否かを検査
する。添付ファイル検査部820は、電子メールに添付された電子ファイルが予め定めら
れた条件を満足するか否かを検査する。
受信アドレス検査部830は、電子メールの送信先の受信アドレスが予め定められた条
件を満足するか否かを検査する。例えば、上長アドレス検査部832が、電子メールの送
信先の受信アドレスの中に、当該電子メールの送信者の上長の受信アドレスが含まれてい
るか否かを検査する。ユーザが複数の部門に所属している場合、上長アドレス検査部83
2は、まず、どの部門の構成員として当該電子メールを送信するのかを決定する。例えば
、上長アドレス検査部832は、ユーザに対して、どの部門の構成員として当該電子メー
ルを送信するかを問い合わせる。上長アドレス検査部832は、画面生成部650を制御
して、問い合わせ用の画面を生成してもよい。その後、上長アドレス検査部832は、ユ
ーザの応答に基づいて、ユーザの所属部門を決定する。
一実施形態において、上長アドレス検査部832は、まず、ユーザ情報格納部530に
、ユーザの上長の受信アドレスを格納した上長情報が格納されているか否かを判断する。
ユーザが複数の部門に所属している場合、上記の手順などにより決定されたユーザの所属
部門における上長情報の有無を確認する。ユーザ情報格納部530に上記の上長情報が格
納されている場合、上長アドレス検査部832は、電子メールの送信先の受信アドレスの
中に、上長情報に含まれる1以上の上長の受信アドレスのうちの少なくとも1つが含まれ
ているか否かを検査する。上長アドレス検査部832は、電子メールの送信先の受信アド
レスの中に、上長情報のうち、ユーザに選択された上長の受信アドレスが含まれるか否か
を検査してもよい。
一方、ユーザ情報格納部530に上記の上長情報が格納されていない場合、上長情報生
成部834が、上長情報を生成する。ユーザが複数の部門に所属している場合、上記の手
順などにより決定されたユーザの所属部門における上長情報を生成してもよく、ユーザが
所属する全ての部門における上長情報を、当該部門に対応付けて生成してもよい。上長情
報生成部834は、予め定められたタイミングで、上長情報を更新してもよい。
予め定められたタイミングとしては、特定の日又は時が到達したタイミング、前回の更
新から特定の期間が経過したタイミング、ユーザからの更新指示を受領したタイミング、
送信端末106を起動又は終了するタイミング、送信端末106のコンピュータをメール
作成部510として機能させるためのプログラムを起動、終了又は更新するタイミング、
送信端末106のコンピュータをメール確認部520として機能させるためのプログラム
を起動、終了又は更新するタイミングなどを例示することができる。
図9は、上長情報生成部834のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態にお
いて、上長情報生成部834は、ランク情報取得部910と、部門情報抽出部920と、
構成員情報抽出部930と、上長情報抽出部940と、上長選択部950とを備える。
本実施形態において、ランク情報取得部910は、役職の上下関係を示すランク情報を
取得する。例えば、ランク情報取得部910は、社員情報格納部120のデータテーブル
300を参照して、送信者が所属する組織におけるランク情報を取得する。本実施形態に
おいて、部門情報抽出部920は、例えば、社員情報格納部120のデータテーブル20
0を参照して、電子メールの送信元の送信アドレスに基づいて、電子メールの送信者の所
属部門情報206及び役職名称208を抽出する。
本実施形態において、構成員情報抽出部930は、例えば、社員情報格納部120のデ
ータテーブル200を参照して、部門情報抽出部920が抽出した電子メールの送信者の
所属部門情報206に基づいて、電子メールの送信者と同一の組織に所属する1以上の社
員のうち、当該送信者と同一の部門に所属する社員のメールアドレス204と、役職名称
208とを抽出する。なお、部門情報抽出部920により、電子メールの送信者の所属部
門として複数の所属部門情報206が抽出された場合、構成員情報抽出部930は、複数
の所属部門情報206のそれぞれにより識別される部門ごとに、当該送信者と同一の部門
に所属する社員のメールアドレス204及び役職名称208を抽出してよい。
本実施形態において、構成員情報抽出部930が、部門情報抽出部920が抽出した電
子メールの送信者の所属部門情報206に基づいて、当該送信者と同一の部門に所属する
社員のメールアドレス204及び役職名称208を抽出する場合について説明した。しか
しながら、構成員情報抽出部930は本実施形態に限定されない。他の実施形態において
、構成員情報抽出部930は、電子メールの送信者のメールアドレスに基づいて、当該送
信者と同一の部門に所属する社員のメールアドレス204及び役職名称208を直接抽出
してもよい。
上長情報抽出部940は、構成員情報抽出部930が抽出した役職名称208、及び、
ランク情報取得部910が取得したランク情報に基づいて、構成員情報抽出部930が抽
出した社員のメールアドレス204のなかから、電子メールの送信者の上長の受信アドレ
スを抽出する。例えば、上長情報抽出部940は、各社員のランク情報と、送信者のラン
ク情報を比較して、送信者よりも上位のランクを有する社員のメールアドレス204を、
上長の受信アドレスとして抽出する。なお、部門情報抽出部920により、電子メールの
送信者の所属部門として複数の所属部門情報206が抽出された場合、上長情報抽出部9
40は、複数の所属部門情報206のそれぞれにより識別される部門ごとに、当該送信者
の上長の受信アドレスを抽出してよい。
上長選択部950は、上長情報抽出部940が抽出した上長のなかから、電子メールの
承認者又は確認者として指定する上長を選択する。例えば、上長選択部950は、画面生
成部650を制御して、上長を選択するための画面を出力部540に出力させる。入力部
550がユーザからの指示を受け付けると、上長選択部950は、当該指示に基づいて、
電子メールの承認者又は確認者として指定する上長を選択する。上長選択部950は、特
定の上長が電子メールの承認者又は確認者として選択されたことを示す情報をユーザ情報
格納部530に格納する。
図10は、データテーブル1000の一例を概略的に示す。本実施形態において、デー
タテーブル1000には、過去に送信端末106から送信された電子メールの宛先に指定
された受信者の情報が格納されている。データテーブル1000は、例えば、ユーザ情報
格納部530に格納された部門情報の一例であってよい。データテーブル1000は、社
員情報格納部120又は組織情報格納部140から取得したデータを含んでよい。データ
テーブル1000は、ユーザが、送信端末106の入力部550に入力したデータを含ん
でもよい。
本実施形態において、データテーブル1000は、メールアドレス1002と、組織名
称1004と、所属部門情報1006とを対応付けて格納する。所属部門情報1006は
、例えば、係1012、課1014、部1016及び事業部1018を識別するための識
別情報を含む。組織名称1004は、組織を識別するための組織識別情報の一例であって
よい。
例えば、レコード1020は、送信端末106のユーザとは異なる組織に所属する受信
者のレコードであり、組織名称1004及び所属部門情報1006が格納されていない。
レコード1030は、送信端末106のユーザとは異なる組織に所属する受信者のレコー
ドであり、組織名称1004は格納されているが、所属部門情報1006が格納されてい
ない。レコード1040は、送信端末106のユーザと同一の組織に所属する受信者のレ
コードであり、組織名称1004及び所属部門情報1006が格納されている。
図11は、データテーブル1100の一例を概略的に示す。データテーブル1100は
、ユーザ情報格納部530に格納された上長情報の一例であってよい。本実施形態におい
て、データテーブル1100は、送信元アドレス1102と、上長情報1104とを対応
付けて格納する。上長情報1104は、例えば、各上長のメールアドレス1112、所属
部門1114、上長名1116、選択状態1118などを含む。メールアドレス1112
は、上長の受信アドレスの一例であってよい。所属部門1114は、上長の所属部門の所
属部門識別情報の一例であってよい。上長名1116は、上長を識別するための識別情報
の一例であってよい。選択状態1118は、当該上長が承認者又は確認者として選択され
ているか否かを示す情報の一例であってよい。
本実施形態によれば、単一のユーザが、D部E課の課員の立場で電子メールを送信する
場合には、メールアドレス「abc01@x.co.jp」を利用し、G部H課の課員の立場で電子メ
ールを送信する場合には、メールアドレス「abc02@x.co.jp」を利用する。上記のユーザ
は、さらに、J部K課の課員の立場で電子メールを送信する場合には、メールアドレス「
abc03@x.co.jp」又は「abc04@x.co.jp」を利用する。例えば、「abc03@x.co.jp」は課員
に共有のメールアドレスであり、「abc04@x.co.jp」はユーザの個人用のメールアドレス
である。
本実施形態によれば、ユーザはD部E課の課員であり、D部E課においては部長11及
び課長12の2人の上長が存在する。ユーザがD部E課の立場で電子メールを送信する場
合、課長12の承認が必要になる。ユーザはG部H課の課長であり、G部H課における上
長は部長21のみである。ユーザがG部H課の立場で電子メールを送信する場合、上長の
承認を得ることなく電子メールを送信することができる。
本実施形態によれば、ユーザはJ部K課の課員であり、J部K課においては部長31及
び課長32の2人の上長が存在する。ユーザがJ部K課の立場で、メールアドレス「abc0
3@x.co.jp」を利用して電子メールを送信する場合、課長32の承認が必要になる。ユー
ザがJ部K課の立場で、メールアドレス「abc04@x.co.jp」を利用して電子メールを送信
する場合、部長31の承認が必要になる。
図12は、確認画面1200の一例を概略的に示す。本実施形態において、確認画面1
200は、電子メールの宛先を確認するための画面を示す。本実施形態において、確認画
面1200は、判定結果表示部1210と、アイコン1212と、ボタン1214と、ア
ドレス表示部1220と、ボタン1230と、ボタン1240と、アイコン1250と、
アイコン1260とを備える。アドレス表示部1220には、アイコン1222と、アイ
コン1224と、ボタン1226とが配される。
判定結果表示部1210は、判定部640による判定結果を表示する。判定結果表示部
1210は、予め定められた条件のうち、判定対象の電子メールが満たしていない条件(
要確認項目と称する場合がある。)に関する判定結果を表示してもよい。例えば、判定部
640が、電子メールの宛先に指定されたメールアドレスを判定した結果、当該電子メー
ルが、「電子メールの送信先に、上長のメールアドレスが指定されている」という条件を
満たしていないことが判定した場合、判定結果表示部1210は、要確認項目として、電
子メールの送信先に、上長のメールアドレスが指定されていないことを示す判定結果を表
示する。
アイコン1212は、ユーザにより承認されていない要確認項目の有無又はその個数を
示す。図12において、アイコン1212は、未承認の要確認項目が3つあることを示す
。なお、判定対象の電子メールが予め定められた条件の全てを満足する場合(要確認項目
がない場合)、又は、全ての要確認項目が承認された場合、アイコン1212は、未承認
の要確認項目がないことを示す情報を表示する。未承認の要確認項目がないことを示す情
報としては、「0」、「OK」、「完了」、「承認済み」、「確認済み」などの文字列又
は図形を例示することができる。
ユーザは、判定結果表示部1210に表示された要確認項目の内容を読んで、当該判定
結果を承認する場合には、ボタン1214をクリックする。ボタン1214がクリックさ
れると、確認画面1200を更新するための命令が実行される。具体的には、判定結果表
示部1210が次の要確認項目を表示し、アイコン1212が残りの要確認項目の個数を
表示した新たな確認画面1200を生成及び表示するための命令が実行される。また、新
たな確認画面1200において、要確認項目の存否に応じて、アドレス表示部1220に
配されるアイコンの種類、メールアドレスの表示方法なども変更されてよい。新たな確認
画面1200は、例えば、画面生成部650により生成され、出力部540により表示さ
れる。全ての要確認項目が承認された場合、ボタン1230を有効にするための命令が実
行されてよい。
アドレス表示部1220は、電子メールの宛先に指定された受信アドレス又は受信者識
別情報を表示する。受信者識別情報は、受信者の氏名、ニックネーム、画像などを例示す
ることができる。アドレス表示部1220は、受信者の所属する組織又は部門ごとに、受
信アドレス又は受信者識別情報を区別して表示してよい。本実施形態において、アドレス
表示部1220は、受信者の所属する組織と、送信者の所属する組織とが異なる場合、受
信者の所属する組織の名称と、受信アドレス又は受信者識別情報とを対応付けて表示する
。一方、受信者が、送信者と同一の組織に所属する場合、受信者の所属する部門の名称と
、受信アドレス又は受信者識別情報とを対応付けて表示する。
本実施形態において、アイコン1222は、対応するメールアドレスに関連して要確認
項目が存在するか否かを示す。例えば、丸印のアイコン1222は、対応するメールアド
レス「m-filter@test.local」に関連する要確認項目が存在しないことを示す。クオーテ
ーションマークのアイコン1224のそれぞれは、対応するメールアドレス「abc@abc.lo
cal」又は「houmu@test.local」に関連する要確認項目が存在することを示す。
本実施形態において、宛先として指定されたメールアドレスに関連する要確認項目が存
在する場合、アドレス表示部1220には当該メールアドレスに対応するボタン1226
が配置され、当該メールアドレスは、ボタン1226上に表示される。ボタン1226が
クリックされると、確認画面1200を更新するための命令が実行される。具体的には、
対応するメールアドレスに関連する要確認項目が判定結果表示部1210に表示された新
たな確認画面1200を生成及び表示するための命令が実行される。一方、宛先として指
定されたメールアドレスに関連する要確認項目が存在しない場合、当該メールアドレスは
、文字列としてアドレス表示部1220に表示される。
本実施形態において、ボタン1230がクリックされると、送信処理を継続させるため
の命令が実行される。ボタン1230は、判定対象の電子メールが予め定められた条件の
全てを満足する場合(要確認項目がない場合)、又は、全ての要確認項目が承認された場
合に、有効になるように構成される。
本実施形態において、ボタン1240がクリックされると、送信処理を中止させるため
の命令が実行される。アイコン1250がクリックされると、電子メールの本文に関する
判定結果を確認するための確認画面を表示するための命令が実行される。アイコン126
0がクリックされると、電子メールの添付ファイルに関する判定結果を確認するための確
認画面を表示するための命令が実行される。
図13は、メールを送信する処理の一例を概略的に示す。本実施形態によれば、ステッ
プ1302(ステップをSと略称する場合がある。)において、送信端末106のユーザ
が、メール作成プログラムを起動する。これにより、送信端末106のコンピュータを、
メール作成部510として機能させることができる。ユーザは、メール作成プログラム上
でメールを作成する。S1304において、ユーザは、メール作成プログラム上で、メー
ルの送信処理を実行する。これにより、メール作成部510が電子メールを、メール確認
部520及び通信制御部560に出力する。S1306において、メール確認部520が
通信制御部560を制御して、メール作成部510から出力された電子メールの送信処理
を中断させる。
S1308において、ヘッダ解析部620が、電子メールのヘッダを解析して、送信先
の受信アドレスと、送信元の送信アドレスとを取得する。ヘッダ解析部620は、送信先
の受信アドレスを受信者情報取得部630に送信する。ヘッダ解析部620は、送信元の
送信アドレスを判定部640に送信する。
S1310において、受信者情報取得部630が、社員情報格納部120又はユーザ情
報格納部530を参照して、受信者情報を取得する。受信者情報は、受信者が所属する組
織又は部門の名称を示す情報を含んでよい。受信者情報取得部630は、受信者情報を画
面生成部650に送信する。S1312において、判定部640が判定処理を実施する。
例えば、判定部640は、電子メールの宛先に、上長の受信アドレスが含まれているか否
かを判定する。判定部640は、判定結果を画面生成部650に送信する。S1314に
おいて、受信者情報取得部630が取得した受信者情報、及び、判定部640による判定
処理の結果に基づいて、画面生成部650が確認画面1200を生成する。
S1316において、送信処理制御部660が、電子メールの送信処理を続行するか否
かを決定する。例えば、ユーザが確認画面1200のボタン1230をクリックした場合
、送信処理制御部660は、送信処理を続行することを決定する(S1316のYES)
。その後、S1318において、送信処理制御部660は、通信制御部560を制御して
、中断していた送信処理を続行させる。
一方、ユーザが確認画面1200のボタン1240をクリックした場合、送信処理制御
部660は、送信処理を中止することを決定する(S1316のNO)。その後、通信制
御部560を制御して、中断していた送信処理を中止させる。また、S1302に戻って
、メールの作成処理を再開させる。なお、送信端末106におけるメール送信処理は、本
実施形態に限定されない。他の実施形態において、S1310及びS1312の順番が入
れ替わってもよく、S1310及びS1312が並列に実行されてもよい。
図14は、受信者情報を取得する処理の一例を概略的に示す。図14は、図13のS1
310における処理の一例であってよい。本実施形態によれば、S1402において、受
信者情報取得部630が、ヘッダ解析部620から、電子メールの送信先の受信アドレス
を取得する。S1404において、判別部710が、送信先の受信アドレスのそれぞれに
ついて、当該受信アドレスを割り当てられた受信者が、送信者と同一の組織に所属するか
否かを判別する。判別部710は、例えば、送信先の受信アドレスのドメイン名と、送信
元の送信アドレスのドメイン名とが一致する場合に、電子メールの受信者と送信者とが同
一の組織に所属すると判断する。
判別部710が、受信アドレスが割り当てられた受信者と送信者とが異なる組織に所属
すると判断した場合(S1404のNO)、S1406において、組織決定部730が、
組織情報格納部140を参照して、当該受信アドレスに対応する組織情報を抽出する。一
方、判別部710が、受信アドレスが割り当てられた受信者と送信者とが同一の組織に所
属すると判断した場合(S1404のYES)、S1408において、部門決定部720
が、ユーザ情報格納部530のデータテーブル1000を参照して、当該受信アドレスに
対応する所属部門情報1006を抽出する。
S1408において、受信アドレスに対応する所属部門情報を抽出できなかった場合(
S1410のNO)、S1412において、部門決定部720が、社員情報格納部120
のデータテーブル200を参照して、当該受信アドレスに対応する所属部門情報206を
抽出する。部門決定部720は、社員情報格納部120から抽出した所属部門情報206
を、受信アドレスに対応付けてユーザ情報格納部530に格納する。
S1406の処理が完了した場合、S1408において受信アドレスに対応する所属部
門情報を抽出できなかった場合(S1410のYES)、又は、S1412の処理が完了
した場合、S1414において、判別部710は、全ての送信先の受信アドレスについて
、S1404〜S1412までの処理が完了したか否かを判断する。判別部710は、全
ての受信アドレスについて、S1404〜S1412までの処理が完了したと判断した場
合(S1414のYES)、受信者情報の取得処理を終了する。一方、判別部710は、
一部の受信アドレスについて、S1404〜S1412までの処理が完了していないと判
断した場合、当該受信アドレスについて、S1402〜S1412の処理を実行する。な
お、受信者情報を取得する処理は、本実施形態に限定されない。他の実施形態において、
S1406において組織情報格納部140を参照するまえに、まず、ユーザ情報格納部5
30を参照してもよい。
図15は、判定部640における判定処理のうち、電子メールの宛先に指定されたメー
ルアドレスに関する判定処理の一例を概略的に示す。図15は、図13のS1312にお
ける処理の一例であってよい。本実施形態によれば、S1502において、判定部640
が、ヘッダ解析部620から、検査対象となる電子メールの送信元の送信アドレスを取得
する。S1504において、上長アドレス検査部832が、ユーザ情報格納部530を参
照して、送信アドレスに対応する上長情報がユーザ情報格納部530に格納されているか
否かを判断する。ユーザ情報格納部530に上長情報が格納されていない場合(S150
4のNO)、S1506において、上長情報生成部834が、上長情報を生成する。ユー
ザが複数の部門に所属している場合、上長情報生成部834は、所属部門ごとに上長情報
を生成する。
ユーザ情報格納部530に上長情報が格納されている場合(S1504のYES)、又
は、S1506における上長情報を生成する処理が終了した場合、S1508の処理に進
む。S1508において、上長アドレス検査部832は、ユーザが複数の部門に所属して
いるか否かを判断する。
一実施形態において、部門ごとの上長情報が別々の電子ファイルとして格納されている
場合、上長アドレス検査部832は、上長情報を格納した電子ファイルの個数に基づいて
、ユーザが複数の部門に所属しているか否かを判断する。他の実施形態において、上長情
報において、ユーザの所属部門を識別するための情報と、上長の受信アドレスとが対応付
けられている場合、上長アドレス検査部832は、上長情報を参照して、ユーザが複数の
部門に所属しているか否かを判断する。
上長アドレス検査部832は、ユーザが複数の部門に所属していると判断した場合、ユ
ーザの立場を決定するための処理を実行する。例えば、上長アドレス検査部832は、画
面生成部650を制御して、どの部門に所属する社員の立場で電子メールを送信するのか
を確認するための確認画面を生成させる。画面生成部650は、例えば、ユーザに対して
、当該ユーザが所属する複数の部門の中から1つの部門を選択させるための画面を生成す
る。出力部540は、画面生成部650が生成した確認画面を出力する。ユーザは、上記
の確認画面に応答して、特定の部門を選択することを示す指示を入力部550に入力する
。上長アドレス検査部832は、入力部550が受け付けたユーザの指示に基づいて、ユ
ーザの立場を決定する。
S1510において、上長アドレス検査部832は、ヘッダ解析部620から、電子メ
ールの送信先の受信アドレスを取得する。上長アドレス検査部832は、S1508にお
いて決定された送信者の立場に対応する上長情報と、S1510において取得された送信
先の受信アドレスとを比較して、当該送信先の受信アドレスに、上長の受信アドレスが含
まれるか否かを判定する。なお、S1508において、ユーザが単一の部門に所属してい
ると判断された場合、上長アドレス検査部832は、ユーザ情報格納部530に格納され
ている上長情報と、S1510において取得された送信先の受信アドレスとを比較して、
当該送信先の受信アドレスに、上長の受信アドレスが含まれるか否かを判定する。
上長情報に、複数の上長の受信アドレスが含まれる場合、一実施形態によれば、上長ア
ドレス検査部832は、S1510において取得された送信先の受信アドレスの中に、複
数の上長の受信アドレスのうちの少なくとも1つが含まれるときに、当該送信先の受信ア
ドレスの中に上長の受信アドレスが含まれると判断する。他の実施形態によれば、上長ア
ドレス検査部832は、S1510において取得された送信先の受信アドレスの中に、複
数の上長の受信アドレスのうち、ユーザにより選択された上長の受信アドレスが含まれる
ときに、当該送信先の受信アドレスの中に上長の受信アドレスが含まれると判断してもよ
い。
本実施形態において、判定部640が、電子メールの宛先に指定されたメールアドレス
のなかに、ユーザの上長の受信アドレスが含まれるか否かを判定する場合について説明し
た。しかしながら、判定部640における判定処理は本実施形態に限定されない。他の実
施形態において、判定部640は、電子メールの本文、添付ファイル及びヘッダの少なく
とも1つが、特定の条件に合致するか否かを判定してもよい。さらに他の実施形態におい
て、判定部640は、電子メールが特定の条件に合致する場合に判定処理を実行し、それ
以外の場合には判定処理を実行しなくてもよい。特定の条件は、特に限定されるものでは
ないが、メールの本文、件名又はヘッダに特定の文字列が含まれる場合、メールに特定の
種類のファイルが添付されている場合などを例示することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態
に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えること
が可能であることが当業者に明らかである。例えば、上述したデータテーブルの少なくと
も1つが、複数のデータテーブルにより構成されていてもよく、上述したデータテーブル
の少なくとも2つが単一のデータテーブルとして構成されていてもよい。また、メール送
信システム100の特定の構成要素における処理の一部又は全部を、他の構成要素が実行
してもよい。また、技術的に矛盾しない範囲において、特定の実施形態について説明した
事項を、他の実施形態に適用することができる。その様な変更または改良を加えた形態も
本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、
および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「
より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用い
るのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明
細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説
明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 通信ネットワーク、20 受信端末、22 送信メールサーバ、24 受信メー
ルサーバ、100 メール送信システム、102 社員情報提供サーバ、104 組織情
報提供サーバ、106 送信端末、120 社員情報格納部、140 組織情報格納部、
200 データテーブル、202 社員ID、204 メールアドレス、206 所属部
門情報、208 役職名称、212 係、214 課、216 部、218 事業部、3
00 データテーブル、302 役職名称、304 ランク、400 データテーブル、
402 ドメイン名、404 組織名称、510 メール作成部、520 メール確認部
、530 ユーザ情報格納部、540 出力部、550 入力部、560 通信制御部、
610 メール取得部、620 ヘッダ解析部、630 受信者情報取得部、640 判
定部、650 画面生成部、660 送信処理制御部、710 判別部、720 部門決
定部、730 組織決定部、810 本文検査部、820 添付ファイル検査部、830
受信アドレス検査部、832 上長アドレス検査部、 834 上長情報生成部、91
0 ランク情報取得部、920 部門情報抽出部、930 構成員情報抽出部、940
上長情報抽出部、950 上長選択部、1000 データテーブル、1002 メールア
ドレス、1004 組織名称、1006 所属部門情報、1012 係、1014 課、
1016 部、1018 事業部、1020 レコード、1030 レコード、1040
レコード、1100 データテーブル、1102 送信元アドレス、1104 上長情
報、1112 メールアドレス、1114 所属部門、1116 上長名、1118 選
択状態、1200 確認画面、1210 判定結果表示部、1212 アイコン、121
4 ボタン、1220 アドレス表示部、1222 アイコン、1224 アイコン、1
226 ボタン、1230 ボタン、1240 ボタン、1250 アイコン、1260
アイコン

Claims (6)

  1. 電子メールを送受するコンピュータを、
    組織に所属する構成員のメールアドレスに対応付けて、前記構成員の役職情報を含む所属部門識別情報を格納する所属情報格納部、
    前記電子メールの送信者のメールアドレスに基づいて前記所属情報格納部を参照して、前記送信者に対する上位の役職者の情報を抽出する上長情報抽出部、
    として機能させ、
    前記上長情報抽出部によって抽出された複数の前記上位の役職者のうち、少なくともいずれか1人以上を承認者として選択できるようにし、
    送信者の送信に対する承認者として1人以上の上位の役職者が予め選択されている場合には上位の役職者による承認が必要であると判断し、
    送信者の送信に対する承認者として上位の役職者が予め選択されていない場合には上位の役職者による承認が不要であると判断し、
    送信者が複数の部門に所属していると判断される場合にはいずれの部門の立場で電子メールを送信するのかの選択を前記送信者から受け付ける、
    ためのプログラム。
  2. 前記上長情報抽出部は、前記電子メールの受信者のメールアドレスから、上位の職位者に対応するメールアドレスを抽出する機能を有する請求項1に記載のプログラム。
  3. 電子メールを送受するコンピュータであって、
    組織に所属する構成員のメールアドレスに対応付けて、前記構成員の役職情報を含む所属部門識別情報を格納する所属情報格納部と、
    前記電子メールの送信者のメールアドレスに基づいて前記所属情報格納部を参照して、前記送信者に対する上位の役職者の情報を抽出する上長情報抽出部と、
    を備え、
    前記上長情報抽出部によって抽出された複数の前記上位の役職者のうち、少なくともいずれか1人以上を承認者として選択できるようにし、
    送信者の送信に対する承認者として1人以上の上位の役職者が予め選択されている場合には上位の役職者による承認が必要であると判断し、
    送信者の送信に対する承認者として上位の役職者が予め選択されていない場合には上位の役職者による承認が不要であると判断し、
    送信者が複数の部門に所属していると判断される場合にはいずれの部門の立場で電子メールを送信するのかの選択を前記送信者から受け付ける、
    情報処理装置。
  4. 前記上長情報抽出部は、前記電子メールの受信者のメールアドレスから、上位の職位者に対応するメールアドレスを抽出する機能を有する請求項に記載の情報処理装置。
  5. 組織に所属する構成員のメールアドレスに対応付けて、前記構成員の役職情報を含む所属部門識別情報を所属情報格納部に格納する工程と、
    上長情報抽出部によって、電子メールの送信者のメールアドレスに基づいて前記所属情報格納部を参照して、前記送信者に対する上位の役職者の情報を抽出する工程と、
    を有し、
    前記上長情報抽出部によって抽出された複数の前記上位の役職者のうち、少なくともいずれか1人以上を承認者として選択できるようにし、
    送信者の送信に対する承認者として1人以上の上位の役職者が予め選択されている場合には上位の役職者による承認が必要であると判断し、
    送信者の送信に対する承認者として上位の役職者が予め選択されていない場合には上位の役職者による承認が不要であると判断し、
    送信者が複数の部門に所属していると判断される場合にはいずれの部門の立場で電子メールを送信するのかの選択を前記送信者から受け付ける、情報処理方法。
  6. 前記上長情報抽出部が、前記電子メールの受信者のメールアドレスから、上位の職位者に対応するメールアドレスを抽出する工程を有する請求項に記載の情報処理方法。
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