JP2003016004A - 電子メール配信システム - Google Patents

電子メール配信システム

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JP2003016004A
JP2003016004A JP2001196067A JP2001196067A JP2003016004A JP 2003016004 A JP2003016004 A JP 2003016004A JP 2001196067 A JP2001196067 A JP 2001196067A JP 2001196067 A JP2001196067 A JP 2001196067A JP 2003016004 A JP2003016004 A JP 2003016004A
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electronic mail
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JP2001196067A
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Yasuhiko Inagaki
靖彦 稲垣
Kenji Murakami
賢治 村上
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Fread Co Ltd
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Fread Co Ltd
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    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールの送信先に、自動的に送信者の職
務責任者を追加した後、電子メールを配信する電子メー
ル配信システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 電子メール配信システムとして、組織の
所属員の個人情報を記憶する個人データ管理領域4と、
組織情報を記憶する組織データ管理領域6とを備え、送
信者が電子メールを発信すると、個人データ管理領域4
と組織データ管理領域6とから送信者の職務責任者を閲
覧者として割り出して、この閲覧者の電子メールアドレ
スを送信先に追加する送信者追加プログラムを備えてな
る自動閲覧手段を具備するものであるから、従来は、送
信者と、その送信者が指定した送信先との間のみであっ
た電子メールによる情報交換が、送信者の職務責任者に
も配信されるため、その職務が適正かつ、効率的に遂行
され得る。また、職務に関係の無い私的目的の電子メー
ルを抑止できるから、企業外から侵入するコンピュータ
ウィルスに対する予防効果が一層向上するという優れた
利点を生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークにおける電子メールの送受信に関し、電子メー
ルの配信を行うシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】企業等の組織では、組織内での情報交換
等を効率的に行うようにするため、インターネット技術
を活用し、組織内でコンピュータネットワーク(LA
N)、いわゆるイントラネットを構築している場合が増
えてきている。このイントラネットは、インターネット
にも接続していることが一般的であり、端末機から組織
外との情報交換等を行うこともできる。このように整備
されたコンピュータネットワークでは、組織に所属する
各個人が電子メールを用いて情報交換を活発に行ってい
ると共に、組織内で情報の共有化をはかるために、電子
メールによる情報の回覧を行う等、その役割は組織内で
大きくなっている。
【0003】このようなコンピュータネットワークにお
ける電子メールの送受信は、このネットワークに設けら
れたメールサーバーにより管理していることが一般的で
ある。電子メールを送信する場合には、端末機から発信
された電子メールが、メールサーバに設けられた、電子
メールの転送を行うプロトコル(以下SMTP)に送ら
れ、その電子メールに記された送信先に向けてSMTP
からイントラネット又はインターネットを通じて配信さ
れる電子メール配信システムによって実行される。この
ように配信された電子メールは、送信先の所属するメー
ルサーバーの、電子メールを受信するプロトコル(以下
POP)を介して、そのメールボックスに保管される。
そして、受信者は自分のIDでネットワークにログイン
した時にこの電子メールを読むことができ得る。なお、
ここでSMTPに送られてきた電子メールの送信先が、
自己のメールサーバーの管理内である場合には、SMT
Pからメールボックスに保管されることとなる。このよ
うに電子メールは、送信者が電子メールに記した特定の
個人、又は特定のグループ等の送信先に送信されるもの
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
電子メール配信システムでは、送信者と、送信者が指定
する送信先との間に限って行われるものであるため、所
定の職務を遂行するにあたり、担当者間でのみ情報交換
が行われると、該職務を管理するべき職務管理者に職務
に対す情報が、充分伝わらない場合が多い。このように
特定の個人間のみで情報交換が行われると、その情報を
充分に分析することに限界があるため、組織にとって高
い利益を生じる可能性を持つ情報があっても生かし切れ
ず、大きな利益を逃すことも考えられる。さらには、イ
ンターネットに接続して組織外との電子メールのやりと
りが可能であることから、組織の職務と無関係な私的都
合により電子メールを使用することもあり得、そこか
ら、コンピュータウィルス等が進入して組織のネットワ
ークシステムに重大な被害をもたらすことも考えられ
た。本発明はかかる問題点を解決し得る電子メール配信
システムを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
ネットワークに接続する端末機から電子メールが発信さ
れると、電子メールの送受信を管理するメールサーバに
設けられた電子メール転送プロトコルにより、指定され
た送信先に電子メールを配信する電子メール配信システ
ムにおいて、メールサーバーに、組織の所属員の所属部
署、職務階層、電子メールアドレス等の個人情報を記憶
する個人データ管理領域と、該個人情報に基づいて、所
属部署、職務階層等の組織情報を記憶する組織データ管
理領域とを備えると共に、送信者に特定の送信先を指定
された電子メールが発信されると、メールサーバーにお
いて、個人データ管理領域から送信者を確認し、組織デ
ータ管理領域に記憶された所属部署及び職務階層から、
送信者の職務責任者を閲覧者として割り出して、この閲
覧者の電子メールアドレスを該電子メールの送信先に追
加する送信者追加プログラムを備えてなる自動閲覧手段
を具備することを特徴とする電子メール配信システムで
ある。
【0006】かかる構成によれば、従来は、送信者と、
その送信者が指定した送信先との間で行われるのみであ
った電子メールによる情報交換が、送信者の担当職務に
おける職務責任者にも伝達されることとなるため、職務
の細部に至るまで職務責任者が知ることができるから、
その職務を適正かつ、効率的に遂行することができ得
る。また、このような情報を担当者以外の視点から観る
ことができるため、そこに組織に利得を生む可能性のあ
る情報があった場合に、それを見出し、活かすことがで
きる可能性が一層高まる。また、電子メールを送信する
者にとっては、その電子メールを自分の職務責任者、い
わゆる上司に見られることとなるため、私的目的に限っ
た電子メールの発信を自粛させる効果も生じる。そのた
め、従来は無秩序になりがちであった、インターネット
を介しての電子メールの送受信が制限されることとなる
から、企業外から侵入するコンピュータウィルスに対す
る予防効果が一層向上するという優れた利点を生じる。
さらには、情報が組織内に広がることとなるため、組織
の透明感が増加するという優れた効果も生れる。
【0007】ここで、個人データ管理領域は、この組織
に属する所属員の所属部署、職務階層、電子メールアド
レス等が記憶されるものであり、所属部署及び職務階層
には、それを表す記号等からなるコードを記載すること
が望ましい。そして、職務階層を表すコードとしては、
その階層毎の記号を用いることができるとともに、一般
的な企業等で用いられる社員ID等と関係付けられる記
号とすることもできる。これにより所属員の職務階層を
容易に判別することができ得る。
【0008】また、組織データ管理領域には、個人デー
タ管理領域に記憶した個人情報に基づき、所属部署、職
務階層等が記憶され、これらデータは、所属部署別及び
職務階層別に整理されている。そして、送信者追加プロ
グラムがこの組織データを基にして、送信者の職務管理
者を閲覧者として割り出すようにしている。このように
個人データ管理領域、及び組織データ管理領域に記憶さ
れたデータは、システム管理者によって管理運営される
ものとして、システム管理者が比較的容易に管理でき得
るように、分かり易く整理されていることが望ましい。
【0009】上述のように、この送信者追加プログラム
は、個人データ管理領域から電子メールの送信者を確認
し、組織データ管理領域から送信者の職務責任者を閲覧
者として割り出し、この閲覧者に当該電子メールが配信
されるように、電子メールの送信先に閲覧者の電子メー
ルアドレスを追加する作業を行うものである。ここで、
閲覧者となる、送信者の職務責任者としては、職務上の
上司、同じ職務を担当するグループのグループリーダー
等とすることができ、また、直属上司のみを閲覧者とし
ても、直属上司とさらにその上司までを閲覧者とする
等、様々に設定することも可能である。例えば、企業に
おいて、一般社員が発信した電子メールに対しては閲覧
者を課長とし、また、課長が発信した電子メールに対し
ては閲覧者を部長とする等としても良い。また、比較的
規模の小さい企業では、一般社員の発信した電子メール
に対し社長まで閲覧者とするようにしても良い。
【0010】このような電子メール配信システムが具備
する自動閲覧手段として、電子メールの送信者と、その
送信先である受信者とが同じ組織に所属している場合に
は、送信者追加プログラムがそれぞれの職務責任者を閲
覧者として、この閲覧者の電子メールアドレスを電子メ
ールの送信者に追加するようにしたことも提案される。
これにより、所属部署の異なる者同士の電子メールによ
る情報交換を、それぞれの職務責任者が知ることとなる
から、その情報を異なる視点から観察できるため、その
職務を一層適正かつ、効率的に遂行することができ得る
と共に、新たに組織に利得を生む可能性のある情報を見
出し得る可能性も高くなる。
【0011】また、SMTP(電子メールの配信を行う
メール転送プロトコル)に電子メールが送入される前
に、自動閲覧手段を実行するようにしたことも提案され
る。このように自動閲覧手段を、SMTPに電子メール
が送られる前に実行するようにしたことにより、従来か
ら用いられているSMTPをそのまま使用することがで
きるため、現在使用されているメールサーバーを利用す
ることも可能であるという優れた利点がある。
【0012】このような電子メール配信システムとし
て、電子メールを発信する送信者と、送信者が指定した
送信先とが同じ組織に属している場合には、自動閲覧手
段により追加された送信先に、該電子メールのCC(カ
ーボンコピー)を配信することも提案される。これによ
り、電子メールを受けた受信者が、この電子メールが自
分宛のものであるか、いわゆる写しであるかを認識する
ことができるため、この電子メールの情報に対処すべき
者を明確化できるから、この情報に迅速に対応すること
ができ得る。
【0013】また、電子メールを発信する送信者と、送
信者が指定した送信先とが異なる組織に属している場合
には、自動閲覧手段により追加された配信先に、該電子
メールのBCC(ブラインドカーボンコピー)を配信す
ることも提案される。これにより、組織外の送信先に
は、自動閲覧手段により追加された配信先をわからなく
し、組織外への対応に配慮することもでき得る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に従って説
明する。図1は本発明にかかる、企業内に構築されたコ
ンピュータネットワーク(LAN)における電子メール
配信システムを表したものである。複数の端末機1と、
メールサーバー2とが接続されており、メールサーバー
2はインターネットに接続可能であり、企業外とも情報
交換が可能となっている。そして、このネットワークに
登録された社員にはユーザーIDが発行され、このユー
ザーIDにより端末機1からログインすることで、電子
メールの送受信が可能となる。
【0015】このメールサーバー2には、本発明にかか
る自動閲覧手段3が設けられており、端末機1から発信
された電子メールが送入される。この自動閲覧手段3の
記憶装置には、登録者の個人情報を記憶する個人データ
管理領域4と、この企業の部署情報を記憶する部署デー
タ管理領域5と、これら個人情報及び部署情報に基づき
組織情報を整理記憶する組織データ管理領域6とが設け
られている。さらにこの記憶装置には、後述する電子メ
ールにアドレスを追加するための送信先追加プログラム
が格納されており、電子メールが自動閲覧手段3に送入
すると同時に起動して、これら個人データ管理領域4、
部署データ管理領域5、組織データ管理領域6を用い
て、所定の処理を実行する。
【0016】また、このメールサーバー2には、電子メ
ールの転送を行うプロトコルであるSMTP7と、電子
メールを受信するプロトコルであるPOP8とが設けら
れ、インターネットと接続されている。そして、これら
を介して企業外と電子メールの送受信をインターネット
を通じて行う。このSMTP7は自動閲覧手段3と接続
され、この自動閲覧手段3を通じて送られてきた電子メ
ールを送信先に配信する。さらに、SMTP7とPOP
8とには、電子メールを保管するメールボックス9が接
続されている。このメールボックス9は、このコンピュ
ータネットワーク(LAN)の登録者宛に送信されてき
た電子メールを記憶保管する領域である。
【0017】次に本発明の要部について説明する。メー
ルサーバー2の記憶装置に設けられた個人データ管理領
域4には、このコンピュータネットワーク(LAN)に
登録された社員の、氏名、社員コード、職務階層、電子
メールアドレス、所属部署が記憶されている(図3参
照)。尚、本実施例では、ユーザーIDとして電子メー
ルアドレスを用いている。ここで、社員コードは職務階
層を表す職務コードとしており、職務階層が高い方が社
員コードを小さくしている(図6参照)。例えば社長の
社員コードは「0001」、部長は「0011」、課長
は「0101」、一般社員は「1001」等と設定して
いる。また、所属部署には、部署コードと部署名とが記
憶されており、これらは部署データ管理領域5に記憶さ
れている、この企業の部署名とその部署コードとに対応
している(図4参照)。
【0018】また、組織データ管理領域6には、このよ
うな個人データ管理領域4、部署データ管理領域5に記
憶されている各データに基づき、この企業の社員を所属
部署毎に職務階層順に整理されて、部署コード、社員コ
ード、社員氏名、電子メールアドレス等が記憶されてい
る(図5参照)。このように社員が部署毎に職務階層の
高い順、すなわち社員コードの小さい順に整理されてい
るため、電子メールを送信した社員の上司を容易に割り
出すことが可能である。
【0019】次に、電子メール配信システムを図2に示
すフローチャートに従って説明する。ここで、この企業
は図6に示すような組織系統であるとする。尚、図6の
カッコ内の数字は社員IDとする。企業の営業部第一課
に所属する一般社員Dが、コンピュータネットワークに
接続された端末機1から、企画部第一企画課に所属する
一般社員Kを送信先として電子メールを送信した場合と
する。この電子メールがメールサーバー2の自動閲覧手
段3に送入すると、送信先追加プログラムが起動する。
そして、この送信先追加プログラムは、個人データ管理
領域4から送信者である一般社員Eの社員ID及び所属
部署コードを確認すると共に、送信先の電子メールアド
レスから当企業の一般社員Kであると判定し、個人デー
タ管理領域4から一般社員Kの社員ID及び所属部署コ
ードを確認する。
【0020】そして、一般社員Dの社員ID及び所属部
署コードから、組織データ管理領域6に記憶されている
一般社員Dの所属部署における職務環境を確認し、一般
社員Dの職務責任者である営業部第一課長Cを閲覧者と
して割り出す。同様に一般社員Kの社員ID及び所属部
署コードから、組織データ管理領域6に記憶されている
一般社員Kの職務環境を確認し、一般社員Kの職務責任
者である企画部第一企画課長Iを閲覧者として割り出
す。ここで、閲覧者としての職務責任者は、送信者及
び、その送信者が指定した送信先に対し、職務階層が一
段上の上司のみに設定している。而るに、一般社員Dの
閲覧者は営業部第一課長Cであり、一般社員Kの閲覧者
は企画部第一企画課長Iとなる。また、閲覧者を上司二
人に設定することもでき、例えば、一般社員Dの閲覧者
を、営業部第一課長Cと営業部Bとしても良い。
【0021】このようにして割り出した閲覧者の電子メ
ールアドレスを、組織データ管理領域6から確認し、当
該電子メールのCC(カーボンコピー)送信先に追加す
る。ここで、本実施例では、個人データ管理領域4に記
憶された個人情報に、自動閲覧手段3で送信先に追加さ
れる場合には、その電子メールをCC(カーボンコピ
ー)とするか、BCC(ブラインドカーボンコピー)と
するかを選択でき得るようにしている。そのため、BC
Cに設定されている場合には、閲覧者の電子メールアド
レスは、BCC送信先に追加されることとなる。
【0022】その後、この電子メールをSMTP7に送
る。SMTP7は受け取った電子メールの送信先を確認
し、それぞれの送信先に対しこの電子メールを配信す
る。この場合にあっては、送信先が全てこのメールサー
バー2の管理内であるから、電子メールは、SMTP7
からメールボックスに送られて保管される。そして、一
般社員K、営業部第一課長C、企画部第一企画課長Iが
コンピュータネットワークに夫々ログインすることによ
り、この電子メールを読むことができる。
【0023】一方、上述の送信者である一般社員Dが、
別の企業の社員に電子メールを発信する場合として、電
子メールが自動閲覧手段3に送入されると、送信先追加
プログラムは、一般社員Dの職務責任者である営業部第
一課長Cを閲覧者として割り出し、この営業部第一課長
Cの電子メールアドレスを当該電子メールのBCC送信
先に追加する。その後SMTP7から、インターネット
を介して、送信者が指定した別企業の社員宛にこの電子
メールを配信すると共に、この電子メールのBCCを、
このメールサーバー2内のメールボックスに保管する。
【0024】このような電子メール配信システムは、企
業内のシステム管理者により管理運営される。システム
管理者は、個人データ管理領域4と部署データ管理領域
5と組織データ管理領域6とを、端末機1の画面上で確
認及び設定するようにしている。個人データ管理領域4
は、各個人毎に、図3に示す個人データ登録画面で表示
され、部署データ管理領域5は図4に示す部署データ登
録画面で表示され、組織データ管理領域6は図5に示す
組織データ登録画面で表示される。このように登録画面
で、個人情報、部署情報、組織情報を確認できるため、
システム管理者がこれら情報に対する必要事項の入力や
変更を行い易くしてなっている。
【0025】上述のように、本発明にかかる電子メール
配信システムによれば、送信者の担当する職務における
情報が職務責任者にも伝達されるから、その職務を一層
適正かつ、効率的に遂行することができるという優れた
効果を生じる。また、職務に関係の無い私的目的に限っ
た電子メールを抑止することもでき得るから、従来は無
秩序になりがちであった、インターネットを介しての電
子メールを送受信が制限され、企業外から侵入するコン
ピュータウィルスの予防効果を高めることができ得る。
【0026】本発明はこの形態に限定されるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な
形態で実施しうるのものである。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上述のように、電子メール配
信システムとして、組織の所属員の個人情報を記憶する
個人データ管理領域と、組織情報を記憶する組織データ
管理領域とを備え、送信者が電子メールを発信すると、
個人データ管理領域と組織データ管理領域とから送信者
の職務責任者を閲覧者として割り出して、この閲覧者の
電子メールアドレスを該電子メールの送信先に追加する
送信者追加プログラムを備えてなる自動閲覧手段を具備
するものであるから、従来は、送信者と、その送信者が
指定した送信先との間のみであった電子メールによる情
報交換が、送信者の担当職務における職務責任者にも伝
達されるため、その職務を適正かつ、効率的に遂行する
ことができ得る。また、職務に関係の無い私的目的に限
った電子メールを抑止することもでき得るから、従来は
無秩序になりがちであった、インターネットを介しての
電子メールの送受信が制限され、企業外から侵入するコ
ンピュータウィルスに対する予防効果が一層向上すると
いう優れた利点を生じる。
【0028】また、電子メールの送信者と、その送信先
である受信者とが同じ組織に所属している場合には、送
信者追加プログラムがそれぞれの職務責任者を閲覧者と
することにより、この電子メールによる情報交換をそれ
ぞれの職務責任者が認識できるから、その職務を一層適
正かつ、効率的に遂行することができ得ると共に、新た
に組織に利得を生む可能性のある情報を見出し得る可能
性が向上する。
【0029】また、電子メールの配信を行うメール転送
プロトコルに、電子メールが送入される前に、自動閲覧
手段を実行するようにしたことにより、従来のSMTP
をそのまま使用することができるという優れた利点があ
る。
【0030】また、電子メールを発信する送信者と、送
信者が指定した送信先とが同じ組織に属している場合に
は、自動閲覧手段により追加された送信先に、該電子メ
ールのCC(カーボンコピー)を配信するようにしたこ
とにより、この電子メールの適切な送信先を容易に認識
できるため、この電子メールの情報に迅速に対応するこ
とができ得る。
【0031】また、電子メールを発信する送信者と、送
信者が指定した送信先とが異なる組織に属している場合
には、自動閲覧手段により追加された配信先に、該電子
メールのBCC(ブラインドカーボンコピー)を配信す
るようにしたことにより、組織外の送信先に対して配慮
することもでき得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】組織内に構築されたコンピュータネットワーク
における電子メール配信システムを表す図である。
【図2】本発明にかかる電子メールの配信システムを示
すフロー図である。
【図3】個人データ管理領域4を管理するための個人デ
ータ登録画面図である。
【図4】部署データ管理領域5を管理するための部署デ
ータ登録画面図である。
【図5】組織データ管理領域6を管理するための組織デ
ータ登録画面図である。
【図6】本発明にかかる企業の組織系統を表す組織系統
図の具体例である。
【符号の説明】
2 メールサーバー 3 自動閲覧手段 4 個人データ管理領域 6 組織データ管理領域 7 SMTP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA16 HA06 HC13 JT03 KA05 KA06 LD06 LD15 MC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータネットワークに接続する端末
    機から電子メールが発信されると、電子メールの送受信
    を管理するメールサーバに設けられた電子メール転送プ
    ロトコルにより、指定された送信先に電子メールを配信
    する電子メール配信システムにおいて、 メールサーバーに、組織の所属員の所属部署、職務階
    層、電子メールアドレス等の個人情報を記憶する個人デ
    ータ管理領域と、該個人情報に基づいて、所属部署、職
    務階層等の組織情報を記憶する組織データ管理領域とを
    備えると共に、送信者に特定の送信先を指定された電子
    メールが発信されると、メールサーバーにおいて、個人
    データ管理領域から送信者を確認し、組織データ管理領
    域に記憶された所属部署及び職務階層から、送信者の職
    務責任者を閲覧者として割り出して、この閲覧者の電子
    メールアドレスを該電子メールの送信先に追加する送信
    者追加プログラムを備えてなる自動閲覧手段を具備する
    ことを特徴とする電子メール配信システム。
  2. 【請求項2】送信者追加プログラムが、電子メールの送
    信者と、その送信先である受信者とが同じ組織に所属し
    ている場合には、発信された電子メールに対し、個人デ
    ータ管理領域から送信者と受信者とを夫々確認し、配信
    先選択領域に記憶された所属部署及び職務階層から、送
    信者と受信者のそれぞれの職務責任者を閲覧者として割
    り出して、閲覧者の電子メールアドレスを該電子メール
    の送信先に追加するものである請求項1に記載の電子メ
    ール配信システム。
  3. 【請求項3】電子メールの配信を行うメール転送プロト
    コルに電子メールが送入される前に、自動閲覧手段を実
    行するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の電子メール配信システム。
  4. 【請求項4】電子メールを発信する送信者と、送信者が
    指定した送信先とが同じ組織に属している場合には、自
    動閲覧手段により追加された送信先に、該電子メールの
    CC(カーボンコピー)を配信するようにしたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子
    メール配信システム。
  5. 【請求項5】電子メールを発信する送信者と、送信者が
    指定した送信先とが異なる組織に属している場合には、
    自動閲覧手段により追加された配信先に、該電子メール
    のBCC(ブラインドカーボンコピー)を配信するよう
    にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    かに記載の電子メール配信システム。
JP2001196067A 2001-06-28 2001-06-28 電子メール配信システム Pending JP2003016004A (ja)

Priority Applications (2)

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