JP6958542B2 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、センシングオブジェクトとセンシングデータとを自動的に対応付ける技術が開示されている。
特開2011−18956号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、デバイスの置き換えが発生してもデバイス置き換え前後のデータに連続性を持たせることができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
デバイスから送信されたデバイスデータを受信する受信手段と、
前記デバイスを一意に識別するデバイス識別子と、共用識別子との対応関係を取得して、前記デバイスデータに、前記共用識別子を付与する識別子付与手段と、
前記共用識別子が付与されたデバイスデータを送信する送信手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
デバイスから送信されたデバイスデータを受信する受信ステップと、
前記デバイスを一意に識別するデバイス識別子と、共用識別子との対応関係を取得して、前記デバイスデータに、前記共用識別子を付与する識別子付与ステップと、
前記共用識別子が付与されたデバイスデータを送信する送信ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
デバイスから送信されたデバイスデータを受信する受信ステップと、
前記デバイスを一意に識別するデバイス識別子と、共用識別子との対応関係を取得して、前記デバイスデータに、前記共用識別子を付与する識別子付与ステップと、
前記共用識別子が付与されたデバイスデータを送信する送信ステップと、
をコンピュータに実行させる。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理システムは、
デバイスと、情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記デバイスから送信されたデバイスデータを受信する受信手段と、
前記デバイスを一意に識別するデバイス識別子と、共用識別子との対応関係を取得して、前記デバイスデータに、前記共用識別子を付与する識別子付与手段と、
前記共用識別子が付与されたデバイスデータを送信する送信手段と、
を備える。
本発明によれば、デバイスの置き換えが発生してもデバイス置き換え前後のデータに連続性を持たせることができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの構成の概要を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの動作(識別子付与)の概要を説明するシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの動作(切断検知)の概要を説明するシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの動作(新規デバイスへの置換)の概要を説明するシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの動作(新規デバイスの追加)の概要を説明するシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置の備える判定テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置の備える共用IDテーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の処理手順(デバイスへ置換)を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置の備える推定テーブルの構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る情報処理システムの構成の概要を説明する図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置の備える判定テーブルの構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置の備える共用IDテーブルの構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。情報処理装置100は、デバイスからデバイスデータを収集し、収集したデバイスデータをユーザやその他の装置などへ送信する装置である。図1に示すように、情報処理装置100は、受信部101と、識別子付与部103と、送信部104とを含む。
受信部101は、デバイス120から送信されたデバイスデータを受信する。識別子付与部103は、デバイスを一意に識別するデバイス識別子と、共用識別子との対応関係を取得して、デバイスデータに、共用識別子を付与する。送信部104は、共用識別子が付与されたデバイスデータを送信する。
本実施形態によれば、デバイスデータに共用識別子を付与するので、デバイスの置き換えが発生してもデバイス置き換え前後のデータに連続性を持たせることができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理システム200について、図2A乃至図6を用いて説明する。
<前提技術>
前提技術におけるIoT(Internet of Things)サービスでは、センサ等のデバイスが持つ固有のID(Identifier)(MAC(Media Access Control)アドレス等)をそのままデバイス識別子(固有ID)として使用することが多い。この場合、デバイスの故障や交換等により、故障したデバイス等を新たなデバイスに置き換えると、固有IDも変更されてしまっていた。一方、デバイスが共通プラットフォーム(共通PF(Platform))やゲートウェイ(GW:Gateway)に対してデバイスデータを送信する際には、デバイスデータに固有IDを付加して送信していた。
よって、デバイスから送信されるデバイスデータを収集した共通PFにおいて、置き換え前後のデバイスデータ(収集データ)には、異なる固有IDが付加されているため、デバイスデータは分離された状態となり、連続性のあるデータとして扱うことができなかった。
<本実施形態の技術>
図2Aは、本実施形態に係る情報処理システム200の構成の概要を説明するための図である。情報処理システム200は、共通PF201と情報処理装置202(IoT−GW)とデバイス203とを含む。
共通PF201は、複数のデバイス203から情報処理装置202を経由して送信されたデバイスデータを収集し、蓄積する。また、共通PF201は、収集したデータが事前に定義された条件を満たす場合、管理者などに通知する。
情報処理装置202は、複数のデバイス203と共通PF201との間の通信を仲介し、デバイス203から送信されたデバイスデータを共通PF201に送信する。デバイスデータの引継ぎが必要なデバイス203から送信されたデバイスデータについては、情報処理装置202は、デバイスデータに共用識別子(共用ID)を付与したものを送信する。なお、デバイスデータの引継ぎの要否にかかわらず、情報処理装置202は、デバイス203から送信されたデバイスデータに共用IDを付与してもよい。なお、同図においては、デバイス203が送信するデバイスデータには固有IDが付加されて送信されている例で説明しているが、固有IDの付加は必須ではなく、任意であり、以下の説明においても同様とする。
ここで、共用IDとは、デバイス203が交換されても、交換の前後でデバイス203の持つ意味合いが変わらないことを識別できる識別子である。つまり、デバイス203の交換の前後で、共通して使える識別子である。
デバイス203は、センシング部と、GWとの間の通信を制御する通信制御部とを備える。デバイス203は、それぞれにデバイスを一意に識別する固有のIDである固有ID(デバイスID)で一意に識別される。
共通PF201と情報処理装置202との間は、インターネットやセルラネットワークなどの広域ネットワークで接続されるが、これらには限定されない。また、情報処理装置202とデバイス203との間は、Wi−Fi(Wireless Fidelity)やNFC(Near Field Communication)などの近距離ネットワークで接続されるが、これらには限定されない。
本実施形態に係る情報処理システム200の動作は、以下の3つのシーケンスを含む。(1)デバイスデータへの共用ID付与:デバイスデータの連続性を担保するため、デバイスデータの引継ぎの可能性のあるデバイス203を対象として、情報処理装置202がデバイスデータに共用IDを付与する。この共用IDをキーとして、デバイスデータの連続性が維持される。(2)既存デバイスの切断:情報処理装置202に接続されていたデバイス203が、情報処理装置202から切断される。(3)新規デバイスの追加:情報処理装置202が新規デバイスの接続を検知した後に、そのデバイスが(2)で切断された既存デバイスを置換するものである場合、既存デバイスのデバイスデータに付与していた共用IDを新規デバイスに引継ぐ。
図2Bは、本実施形態に係る情報処理システム200の動作(識別子付与)の概要を説明するシーケンス図である。ステップS201において、デバイス203は、情報処理装置202に対し、デバイスの固有IDを付与したデバイスデータを送信する。ステップS203において、情報処理装置202は、判定テーブルを参照して、引継ぎが必要なデバイス203からのデバイスデータか否かを判断する。例えば、情報処理装置202は、判定テーブルに格納されている引継ぎの要否を示すフラグの有無に基づいて、引継ぎが必要か否かを判断する。
ステップS205において、ステップS203で引継ぎが必要と判断した場合、情報処理装置202は、デバイスデータに共用IDを付加して共通PF201に送信する。ステップS207において、共通PF201は、送信されたデバイスデータに付加された共用IDを参照して蓄積しているデバイスデータを更新する。
図2Cは、本実施形態に係る情報処理システム200の動作(切断検知)の概要を説明するシーケンス図である。ステップS221において、情報処理装置202は、既存のデバイス203が切断されたことを検知する。デバイス切断の検知方法は、計画的な置換または不要デバイスの除去の場合、例えば、ユーザなどが、所定の切断操作を行うことで情報処理装置202にデバイス203が切断されたことが通知される。また、デバイス203が故障した場合、例えば、デバイス203から情報処理装置202に対して、一定時間以上通信がない場合にデバイス203が切断されたことを検知する。つまり、情報処理装置202が、デバイス203からデバイスデータを受信する受信間隔に基づいてデバイス203の切断を検知する。
ステップS223において、情報処理装置202は、共通PF201に対して、デバイス切断のイベントの情報を送信する。この情報には、切断したデバイス203の固有IDが含まれる。ステップS225において、共通PF201は、ユーザ204(作業者)に対して、既存のデバイス203の切断があったことを通知する。ここでの通知方法は、電子メールやショートメッセージ(SMS:Short Message Service)などが用いられるが、これらには限定されない。
計画的な置換または故障の場合、ステップS225に続いて、ユーザ204は、既存デバイスの代替となるデバイスを情報処理装置202に接続する。また、故障の場合、上記のシーケンスの代わりに、デバイスの自己診断機能やユーザ204による定期的な検査により故障を検知して、これを契機として新規デバイスに置換することがあり得る。
図2Dは、本実施形態に係る情報処理システム200の動作(新規デバイスへの置換)の概要を説明するシーケンス図である。図2Eは、本実施形態に係る情報処理システム200の動作(新規デバイスの追加)の概要を説明するシーケンス図である。
新規デバイスの情報処理装置202への接続、すわなち、デバイスに固有のデバイスIDである固有IDが未登録であるデバイスの情報処理装置202への接続には、次の3つのケースがあり得る。つまり、(1)既存デバイスからの計画的な置換、(2)既存デバイスの故障を契機とした置換、(3)既存デバイスの置換でない新規デバイスの追加、の3つのケースがあり得る。さらに、このうち(3)の既存デバイスの置換でないケースにおいては、新規デバイスに共用IDを付与するケース(引継ぎ要否フラグ「要」)と、付与しないケース(引継ぎ要否フラグ「否」)とに分かれる。したがって、新規デバイスの追加時のシーケンスは以下の2種類に分かれる。
すなわち、(A)新規デバイスが、直近に切断した既存デバイスの共用IDを引き継ぐ。これは、既存デバイスの計画的置換および故障による置換のケースに対応する。(B)新規デバイスに、新規の共用IDを割り当てる。これは、既存デバイスの置換ではない、新規デバイスの追加であり、新規デバイスに共用IDを付与するケースと付与しないケースとの両方を含む。
これらのケースに共通して、情報処理装置202が新規デバイスの接続を検知すると、情報処理装置202は、直近に切断した引継ぎ「要」の既存デバイスの有無を調べる。もし、引継ぎ「要」の既存デバイスが存在する場合、計画的または故障に起因するデバイスの置換と推定し、置換後のデバイスに引継ぐべき設定情報(設定ファイル)候補として、置換前のデバイスの設定情報一覧(設定情報リスト)を作業者(ユーザ204)に通知する。作業者は、設定情報一覧の中から、置換前のデバイスのものと思われる設定情報を選択し、共通PF201を介して情報処理装置202に通知する。情報処理装置202は、選択された設定情報を置換後のデバイスに設定する。なお、設定情報には、共用IDが含まれている。
一方、直近に切断した引継ぎ「要」のデバイスがない場合、既存デバイスの置換ではなく、新規のデバイスの追加と推定し、作業者に対して設定情報の入力を求める。ここで、設定情報の一部には新規デバイスへの共用ID付与の要否の情報が含まれる。なお、共用ID付与「要」の場合に限り、新規デバイスに新規の共用IDを付与する。この場合、情報処理装置202が、ストックされている共用IDの中から適切な共用IDを選択して付与してもよいし、情報処理装置202が新たな共用IDを作り出して付与してもよい。共用ID付与の有無にかかわらず、情報処理装置202は、作業者(ユーザ204)が入力した設定情報を記録する。以下、図2Dおよび図2Eのシーケンス図を参照して説明する。
<(A)新規デバイスが、直近に切断した既存デバイスの共用IDを引き継ぐ>
図2Dを参照すると、ステップS241において、デバイス231が切断される。ステップS243において、デバイス231に代えて、デバイス232が情報処理装置202に接続される。この場合、デバイス231の設定情報をデバイス232に引継ぐ必要がある。
ステップS245において、情報処理装置202は、新たなデバイス232の接続を検知すると、直近に切断した既存のデバイス231を特定する。すなわち、判定テーブルにおいて、引継ぎ「要」のフラグが付与されているデバイスのうち、既存デバイスの切断検知処理(図2C)により切断が検知されたデバイス231を特定する。
ステップS247おいて、情報処理装置202は、デバイス231が切断済みであることを特定すると、新たに接続されたデバイス232がデバイス231と置き換えられたと推定し、デバイス231の設定情報を設定情報候補として、共通PF201を介して作業者(ユーザ204)に通知する。設定情報には、デバイスデータの送信タイミングやデータフォーマットなど、デバイスデータを送信するために必要な情報が登録されている。なお、切断済みのデバイスが複数存在する場合、切断済みの全てのデバイスの設定情報を設定情報候補として、ユーザ204に通知する。
ステップS249において、ユーザ204は、通知された設定情報の中から妥当と思われる設定情報を選択する。ステップS251において、ユーザ204は、共通PF201を介して、選択した設定情報について回答する。
ステップS253において、情報処理装置202は、デバイス232の設定情報を記憶する。このとき、デバイス231に付与されていた共用IDが、デバイス232に割り当てられる。これにより、置換後のデバイス232に置換前のデバイス231と同一の共用IDを割り当てることができる。
なお、ステップS247において、デバイス231からデバイス232への置き換えの推定が誤りである可能性がある。つまり、典型的には、不要デバイスの除去に続いて、この不要デバイスとは無関係の新規デバイスが追加された場合には、ステップS249において、ユーザ204(作業者)は、妥当と思われる設定情報を選択する代わりに、正しい設定情報を入力する必要がある。この場合には、以降のシーケンスは、新規デバイスの追加のシーケンスに従うこととなる。
また、上記シーケンスにおいては、ステップS249およびステップS251において、ユーザ204(作業者)による選択、入力を含んでいるが、ステップS247における推定結果が単一のデバイスである場合には、ステップS249およびステップS251を省略できる。つまり、推定結果として、デバイス232についての設定情報をステップS253で記憶してもよい。前述したとおり、この推定結果が誤りの可能性があるため、誤りの場合には、情報処理装置202または共通PF201に格納された共用IDの情報をユーザ204(作業者)が手動で修正する必要がある。
<(B)新規デバイスに、新規の共用IDを割り当てる。>
図2Eを参照すると、ステップS261において、デバイス232が情報処理装置202に接続される。ステップS263において、情報処理装置202は、新たなデバイス232の接続を検知すると、図2DのステップS245と同様に、直近に切断した既存デバイスの特定を行う。つまり、判定テーブルにおいて、引継ぎ「要」のデバイスのうち、既存デバイスの切断検知処理(図2C)により切断が検知されたデバイスを探す。しかしながら、切断されたデバイスが存在しないため、情報処理装置202は、当該デバイスの特定に失敗する。この場合、情報処理装置202は、既存デバイスの置換ではなく、新規デバイスの追加であると推定する。
ステップS265において、情報処理装置202は、共通PF201を介して、デバイス232についての設定情報の入力が必要であることをユーザ204(作業者)に通知する。ステップS267において、ユーザ204は、デバイス232についての設定情報を入力し、共通PF201に対して送信する。この設定情報には、デバイス232への共用IDの付与の要否についての情報が少なくとも含まれている。
ステップS269において、共通PF201は、ステップS267で入力された設定情報を情報処理装置202に対して送信する。ステップS271において、情報処理装置202は、デバイス232の設定情報を記憶する。このとき、情報処理装置202は、デバイス232のレコードを判定テーブルに追加し、引継ぎの要否のフラグとして、ステップS267で入力された共用IDの付与の要否の値を設定する。さらに、情報処理装置202は、共用ID付与「要」の場合、新規の共用IDを生成するとともに、デバイス232のデバイスIDと共用IDとの対応関係を共用IDテーブルに記録する。
図3は、本実施形態に係る情報処理システム200に含まれる情報処理装置202の構成を示すブロック図である。情報処理装置202は、受信部321と、識別子付与部322と、記憶部323と、送信部324と、判定部325と、接続検知部326と、切断デバイス特定部327とを備える。
受信部321は、デバイス203がセンシングし、情報処理装置202に対して送信したデバイスデータを受信する。デバイス203は、センシングしたデバイスデータを送信する際に、デバイスデータに固有ID(デバイスID)を付与して、情報処理装置202に送信する。
識別子付与部322は、デバイス203から受信したデバイスデータに各々のデバイス203を識別する識別子である固有ID(デバイスID)を付与する。識別子付与部322は、さらに、デバイス203から受信したデバイスデータに各々のデバイス203の情報処理システム200において共通して使える共用IDを付与する。なお、共用IDは、全てのデバイスデータに付与してもよいし、付与が必要なデバイスデータに付与してもよい。
記憶部323は、記憶デバイスであり、固有ID(デバイスID)と共用IDとの対応関係などのデータを記憶する。なお、記憶部323は、情報処理装置202の外部にあってもよい。以下の実施形態においても同様である。
送信部324は、固有ID(デバイスID)と共用IDとが付与されたデバイスデータを共通PF201に対して送信する。また、デバイス203の置き換えがあった場合などに、送信部324は、設定情報(設定ファイル)候補を共通PF201を介してユーザ204に送信する。
判定部325は、デバイス203から送信されたデバイスデータに共用IDを付与するか否かを判定する。判定部325は、例えば、判定テーブルなどを参照して、共用IDの付与の有無を判定する。なお、識別子付与部322は、判定部325の判定結果に基づいて、共用IDを付与してもよい。
接続検知部326は、情報処理装置202に新規のデバイス203が接続された場合に、新規デバイスの接続を検知する。
切断デバイス特定部327は、接続検知部326が新規デバイスの接続を検知した場合に、切断されたデバイス203を特定する。例えば、切断デバイス特定部327は、新規デバイスの接続を検知すると、直近に切断されたデバイスを特定する。そして、切断デバイス特定部327は、直近に切断されたデバイスの設定情報(設定ファイル)の候補(設定情報リスト)を送信部324へ送信する。なお、切断デバイス特定部327は、切断されたデバイス203の設定情報の候補を送信する代わりに、例えば、切断されたデバイス203の固有IDの候補(固有IDリスト)を送信してもよい。
図4Aは、本実施形態に係る情報処理システム200に含まれる情報処理装置202の備える判定テーブル401の構成を示す図である。判定テーブル401は、固有ID(デバイスID)411に関連付けて、デバイス種別412とフラグ413とを記憶する。デバイス種別412は、デバイスの種別に関する情報であり、例えば、移動しない固定デバイスなのか、移動する移動デバイスなのかに関する情報などがある。なお、デバイス種別412に格納する情報は、これには限定されず、例えば、デバイスが測定する測定対象に関する情報などを格納してもよい。
フラグ413は、情報処理装置202に接続されていたデバイス203(既存のデバイス203)が置換された際に、その置換されたデバイス203のデバイスデータを引継ぐ必要があるか否かを表す指標である。例えば、フラグ413の「要」は、デバイス203が置換された場合であっても、デバイスデータの引継ぎが必要であるデバイス203であることを示している。フラグ413の「否」は、デバイス203が置換されてもデバイスデータの引継ぎが必要のないデバイス203であることを示している。そして、判定部325は、判定テーブル401を参照して、デバイスデータに共用IDを付与すべきか否かを判定する。
ここで、共用IDの引継ぎが「要」となるデバイスは、測定対象とデバイスとが分離し、個別のものであるデバイスである。このようなデバイスとしては、例えば、特定の地点の環境情報をセンシングするデバイスや、特定の機器の状態をセンシングするデバイスなどがある。
これに対して、共用IDの引継ぎが「不要」となるデバイスは、測定対象とデバイスとが一体となっており、デバイスの置き換えによって測定対象そのものも置き換えられるデバイスである。このようなデバイスとしては、例えば、自動車に内蔵されているセンサで自動車の状態をセンシングするデバイスがある。この場合、デバイスの置き換えによって測定対象である自動車そのものが置き換えられるため、デバイスで測定したデバイスデータに連続性を持たせる必要はない。
図4Bは、本実施形態に係る情報処理システム200に含まれる情報処理装置202の備える共用IDテーブル402の構成を示す図である。共用IDテーブル402は、固有ID(デバイスID)411に関連付けて、共用ID422を記憶する。識別子付与部322は、共用IDテーブル402を参照して、固有IDと共用IDとの関連を取得して、デバイスデータに共用IDを付与する。
図5は、本実施形態に係る情報処理装置202のハードウェア構成を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)510は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図3の情報処理装置202の機能構成部を実現する。ROM(Read Only Memory)520は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびその他のプログラムを記憶する。また、通信制御部530は、ネットワークを介して他の装置などと通信する。なお、CPU510は1つに限定されず、複数のCPUであっても、あるいは画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。また、通信制御部530は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM(Random Access Memory)540の領域に送受信データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。また、RAM540とストレージ550との間でデータを転送するDMAC(Direct Memory Access Controller)を設けるのが望ましい(図示なし)。さらに、入出力インタフェース560は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM540の領域に入出力データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。したがって、CPU510は、RAM540にデータが受信あるいは転送されたことを認識してデータを処理する。また、CPU510は、処理結果をRAM540に準備し、後の送信あるいは転送は通信制御部530やDMAC、あるいは入出力インタフェース560に任せる。
RAM540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。固有ID541は、デバイス203を一意に識別可能な識別子である。デバイス種別542は、デバイス203の種別に関するデータである。フラグ543は、デバイスデータの引継ぎが必要か否かを示す指標である。これらのデータは、図4Aに示した判定テーブル401から展開されたデータである。
共用ID544は、デバイスに対して共通して使える識別子であり、図4Bに示した共用IDテーブル402から展開された識別子である。入出力データ545は、入出力インタフェース560を介して入出力されるデータである。送受信データ546は、通信制御部530を介して送受信されるデータである。また、RAM540は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域547を有する。
ストレージ550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ550は、判定テーブル401と、共用IDテーブル402とを格納する。判定テーブル401は、図4Aに示した、固有ID411と、デバイス種別412およびデバイスデータの引継ぎの要否を表すフラグ413との関係を管理するテーブルである。また、共用IDテーブル402は、図4Bに示した、固有ID411と、共用ID422との関係を管理するテーブルである。
ストレージ550は、さらに、受信モジュール551と、識別子付与モジュール552と、記憶モジュール553と、送信モジュール554と、判定モジュール555と、接続検知モジュール556と、切断デバイス特定モジュール557とを格納する。
受信モジュール551は、デバイス203からデバイスデータを受信するモジュールである。識別子付与モジュール552は、デバイス203から受信したデバイスデータに固有ID411(デバイスID)と共用ID422とを付与するモジュールである。記憶モジュール553は、固有ID411と共用ID422との関係を記憶するモジュールである。送信モジュール554は、固有ID411と共用ID422とが付与されたデバイスデータを送信するモジュールである。判定モジュール555は、デバイス203から受信したデバイスデータに共用IDを付与すべきか否かを判定するモジュールである。接続検知モジュール556は、新規デバイスの接続を検知するモジュールである。切断デバイス特定モジュール557は、新規デバイスの接続を検知した場合に、切断されたデバイス203を特定するモジュールである。これらのモジュール551〜557は、CPU510によりRAM540のアプリケーション実行領域547に読み出され、実行される。制御プログラム558は、情報処理装置202の全体を制御するためのプログラムである。
入出力インタフェース560は、入出力機器との入出力データをインタフェースする。入出力インタフェース560には、表示部561、操作部562、が接続される。また、入出力インタフェース560には、さらに、記憶媒体240が接続されてもよい。さらに、音声出力部であるスピーカや、音声入力部であるマイク、あるいは、GPS位置判定部が接続されてもよい。なお、図5に示したRAM540やストレージ550には、情報処理装置202が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置202の処理手順(デバイス置換)を示すフローチャートである。このフローチャートは、図5のCPU510がRAM540を使用して実行し、図3の情報処理装置202の機能構成部を実現する。ステップS601において、情報処理装置202は、新規デバイスの接続を検知する。ステップS603において、情報処理装置202は、切断済みデバイスがあるか否かを判断する。
切断済みデバイスがない場合(ステップS603のNO)、情報処理装置202は、新規デバイスの追加と判断して、ステップS611へ進む。ステップS611において、情報処理装置202は、共通PF201を介して、ユーザに対して新規デバイスの設定情報を送信するように要求する。
切断済みデバイスがある場合(ステップS603のYES)、情報処理装置202は、既存デバイスの置換であると判断して、ステップS605へ進む。ステップS605において、情報処理装置202は、切断されたデバイスを特定する。ステップS607において、情報処理装置202は、共通PF201を介して、ユーザに対して設定情報の候補を送信する。なお、ユーザに対して送信する設定情報の候補は複数であってもよい。ステップS609において、情報処理装置202は、ユーザが選択した設定情報を受信して、設定情報を更新する。なお、この設定情報には共用IDが含まれている。
なお、以上説明した機能は、共通PF201に持たせてもよい。すなわち、共通PF201がデバイスデータに共用IDを付与してもよいし、例えば、共通PF201が、情報処理装置202に対して、共用IDを通知してもよい。さらに、情報処理装置202と共通PF201とでこれらの機能を分担してもよい。デバイス203は、情報処理装置202を介して共通PF201に接続されてもよいし、共通PF201に直接接続されてもよい。
本実施形態によれば、デバイスの故障や経年劣化、耐用年数の経過によりデバイスの置き換え(交換)が発生してもデバイス置き換え(交換)前後のデバイスデータに連続性を持たせることができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理システム700について、図7乃至図10を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理システム700に含まれる情報処理装置702の構成を説明するための図である。本実施形態に係る情報処理装置702は、上記第2実施形態と比べると、切断デバイス推定部を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
情報処理装置702は、切断デバイス推定部728を備える。切断デバイス推定部728は、切断されたデバイスを推定する。切断デバイス推定部728は、推定の結果、複数の候補のデバイスがあった場合、これらに順位を付けて、リスト化してもよい。
例えば、デバイスが切断された時間やデバイスが切断されてからの時間、切断されたデバイスの位置情報、情報処理装置202からの距離などの情報に基づいて、推定された切断デバイスに順位を付けてもよい。また、切断デバイス推定部728は、デバイスが最後にデバイスデータを送信してからの経過時間や電波強度などに基づいて、候補デバイスに順位を付けてもよい。
また、切断されたと推定されたデバイスが複数ある場合には、例えば、基準位置から近いデバイスから順に、順位を付けてもよい。これにより、ユーザは、切断が推定されたデバイスの中から適切なデバイスを選択することができる。
図8は、本実施形態に係る情報処理システム700に含まれる情報処理装置202の備える推定テーブル801の構成を示す図である。推定テーブル801は、固有ID411に関連付けて、位置812と、距離813と、時間814とを格納する。位置812は、デバイスが設置されている場所(ロケーション)に関する情報である。距離813は、デバイスと情報処理装置202との間の距離に関する情報であるが、これには限定されず、例えば、デバイスと所定のアクセスポイントとの間の距離などであってもよい。時間814は、デバイスが切断されてからの時間やデバイスの切断時刻などの時間に関する情報である。
切断デバイス推定部728は、推定テーブル801を参照して、切断されたデバイスを推定する。
図9は、本実施形態に係る情報処理システム700に含まれる情報処理装置802のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM940は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM940には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。推定データ941は、切断されたデバイスを特定するために用いるデータである。このデータは、図8に示した推定テーブル801から展開されたデータである。
ストレージ950には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ950は、推定テーブル801を格納する。推定テーブル801は、図8に示した、切断されたデバイスを推定するために用いるデータについてのテーブルである。
ストレージ950は、さらに、切断デバイス推定モジュール951を格納する。切断デバイス推定モジュール951は、切断されたデバイスを推定するモジュールである。このモジュール951は、CPU510によりRAM940のアプリケーション実行領域547に読み出され、実行される。
図10は、本実施形態に係る情報処理システム700に含まれる情報処理装置802の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図9のCPU510がRAM540を使用して実行し、図8の情報処理装置802の機能構成部を実現する。ステップS1001において、情報処理装置802は、切断されたデバイスを推定する。ステップS1003において、情報処理装置802は、推定された切断デバイスが複数あるか否かを判断する。推定された切断デバイスが複数ある場合(ステップS1003のYES)、情報処理装置802は、ステップS1005に進む。そして、ステップS1005において、情報処理装置802は、デバイスの位置、デバイスの情報処理装置802などからの距離、切断されてからの経過時間などに基づいて、例えば、切断された可能性の高いデバイスから順にリストを作成する。推定された切断デバイスが複数ない場合(ステップS1003のNO)、情報処理装置802は、ステップS607へ進む。
本実施形態によれば、切断デバイスを推定するので、ユーザはより的確に引継ぎデバイスを特定することができ、デバイス置き換え(交換)前後のデバイスデータに連続性を持たせることができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る情報処理システムについて、図11乃至図13を用いて説明する。図11は、本実施形態に係る情報処理システムの構成の概要を説明する図である。本実施形態に係る情報処理システム1100は、上記第2実施形態および第3実施形態と比べると、共通PFが複数ある点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態および第3実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
情報処理システム1100は、共通PF201,1101と、情報処理装置702(IoT−GW)と、デバイス203とを含む。情報処理装置702は、複数のデバイス203と、共通PF201,1101との間の通信を仲介し、デバイス203から送信されたデバイスデータを共通PF201,1101に送信する。
例えば、1つのデバイス203が、複数の共通PF201,1101に所属している場合、情報処理装置702は、デバイス203のデバイスデータに複数の共用IDを付与する。複数の共用IDのうち一方は、例えば、共通PF201に対するデバイス203の共用IDであり、他方は、共通PF1101に対するデバイス203の共用IDである。
なお、ここでは、共通PF201,1101が2つの例で説明をしたが、共通PFの数はこれには限定されず、3つ以上であってもよい。また、情報処理装置702の数も共通PFの数に対応して複数あってもよい。
図12Aは、本実施形態に係る情報処理システム1100に含まれる情報処理装置702の備える判定テーブル1201の構成を示す図である。図12Bは、本実施形態に係る情報処理システム1100に含まれる情報処理装置702の備える共用IDテーブル1202の構成を示す図である。
判定テーブル1201は、固有ID411(デバイスID)に関連付けてPF1211と、デバイス種別412と、フラグ413とを格納する。本実施形態においては、デバイス203は、2つの共通PF201,1101に所属しているので、PF1211は、デバイス203がどの共通PF201,1101に属しているかを示している。
共用IDテーブル1202は、固有ID421に関連付けて共用ID422,1223を格納する。本実施形態においては、デバイス203は、複数の共通PF201,1101に所属しているので、それぞれの共通PF201,1101に対応して共用ID422,1223を格納している。
そして、情報処理装置702は、判定テーブル1201を参照して、デバイスデータに共用IDを付与すべきか否かを判定する。同様に、情報処理装置702は、共用IDテーブル1202を参照して、固有IDと共用IDとの関連を取得して、デバイスデータに共用IDを付与する。
図13は、本実施形態に係る情報処理システム1100に含まれる情報処理装置702のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM1340は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM1340には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。フラグ1341は、デバイスデータの引継ぎが必要か否かを示す指標である。これらのデータは、図12Aに示した判定テーブル1201から展開されたデータである。共用ID1342は、デバイスデータに共用IDを付与するために用いるデータである。このデータは、図12Bに示した共用IDテーブル1202から展開されたデータである。
ストレージ1350には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ1350は、判定テーブル1201および共用IDテーブル1202を格納する。判定テーブル1201は、図12Aに示した、共用IDの付与の要否を判定するために用いるテーブルである。共用IDテーブル1202は、図12Bに示した、固有IDと共用IDとの対応関係を記憶するテーブルである。
本実施形態によれば、デバイスが複数の共通PFに所属していても、デバイスデータに複数の共用IDを付与するので、デバイスの置き換え(交換)前後のデバイスデータに連続性を持たせることができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
なお、情報処理装置は、例えばモバイルルータであってもよく、この場合oneM2Mにおいて定義されるM2M Gateway(ゲートウェイ装置)であってもよい。M2M Gatewayは、oneM2MアーキテクチャにおけるMN(Middle Node)に相当し、CSE(Common Services Entity)を有する。なおMN内のCSEはMN−CSEとも称される。
ネットワークは、例えば通信事業者が提供する移動通信網であって、oneM2Mにおいて定義されるUnderlying Networkであってもよい。
また、デバイスは、例えばセンサデバイスであって、oneM2Mにおいて定義されるM2M Deviceであってもよい。M2M Deviceは、oneM2MアーキテクチャにおけるASN(Application Service Node)あるいはADN(Application Dedicated Node)に相当し、このうちASNはCSEを有する。なお、ASN内のCSEはASN−CSEとも称される。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。
この出願は、2016年3月23日に出願された日本出願特願2016−058492を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (7)

  1. デバイスから送信されたデバイスデータを受信する受信手段と、
    前記デバイスから受信した前記デバイスデータに共用識別子を付与すべきか否かを判定する判定手段と、
    前記共用識別子を付与すべきとの判定結果に基づいて、前記デバイスを一意に識別するデバイス識別子と、共用識別子との対応関係を取得して、前記デバイスデータに、前記共用識別子を付与する識別子付与手段と、
    前記共用識別子が付与されたデバイスデータを送信する送信手段と、
    を備える情報処理装置であって、
    前記判定手段は、前記デバイスが既存のデバイスを置換するものである場合は前記共用識別子を付与すると判定し、前記デバイスが前記既存のデバイスを置換するものでない場合は前記共用識別子を付与しないと判定する情報処理装置。
  2. 新規デバイスの接続を検知する接続検知手段と、
    前記新規デバイスの接続を検知した場合、切断されたデバイスを特定する切断デバイス特定手段と、
    をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 切断されたデバイスを推定する切断デバイス推定手段をさらに備え、
    前記切断デバイス特定手段は、推定結果に基づいて、切断されたデバイスを特定する請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記切断デバイス推定手段は、前記デバイスデータの受信間隔、前記デバイスの位置情報および前記デバイスとの間の距離の少なくともいずれか1つに基づいて、切断されたデバイスを推定する請求項に記載の情報処理装置。
  5. 受信手段が、デバイスから送信されたデバイスデータを受信する受信ステップと、
    判定手段が、前記デバイスから受信した前記デバイスデータに共用識別子を付与すべきか否かを判定する判定ステップと、
    前記共用識別子を付与すべきとの判定結果に基づいて、識別子付与手段が、前記デバイスを一意に識別するデバイス識別子と、共用識別子との対応関係を取得して、前記デバイスデータに、前記共用識別子を付与する識別子付与ステップと、
    送信手段が、前記共用識別子が付与されたデバイスデータを送信する送信ステップと、
    を含む情報処理方法であって、
    前記判定ステップは、前記判定手段は、前記デバイスが既存のデバイスを置換するものである場合は前記共用識別子を付与すると判定し、前記デバイスが前記既存のデバイスを置換するものでない場合は前記共用識別子を付与しないと判定する情報処理方法。
  6. デバイスから送信されたデバイスデータを受信する受信ステップと、
    前記デバイスから受信した前記デバイスデータに共用識別子を付与すべきか否かを判定する判定ステップと、
    前記共用識別子を付与すべきとの判定結果に基づいて、前記デバイスを一意に識別するデバイス識別子と、共用識別子との対応関係を取得して、前記デバイスデータに、前記共用識別子を付与する識別子付与ステップと、
    前記共用識別子が付与されたデバイスデータを送信する送信ステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、
    前記判定ステップは、前記デバイスが既存のデバイスを置換するものである場合は前記共用識別子を付与すると判定し、前記デバイスが前記既存のデバイスを置換するものでない場合は前記共用識別子を付与しないと判定すること
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  7. デバイスと、情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記デバイスから送信されたデバイスデータを受信する受信手段と、
    前記デバイスから受信した前記デバイスデータに共用識別子を付与すべきか否かを判定する判定手段と、
    前記共用識別子を付与すべきとの判定結果に基づいて、前記デバイスを一意に識別するデバイス識別子と、共用識別子との対応関係を取得して、前記デバイスデータに、前記共用識別子を付与する識別子付与手段と、
    前記共用識別子が付与されたデバイスデータを送信する送信手段と、
    を備える、
    情報処理システムであって、
    前記判定手段は、前記デバイスが既存のデバイスを置換するものである場合は前記共用識別子を付与すると判定し、前記デバイスが前記既存のデバイスを置換するものでない場合は前記共用識別子を付与しないと判定する情報処理システム。
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