JP6958181B2 - 計測装置、監視装置及び計測装置監視システム - Google Patents
計測装置、監視装置及び計測装置監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6958181B2 JP6958181B2 JP2017186200A JP2017186200A JP6958181B2 JP 6958181 B2 JP6958181 B2 JP 6958181B2 JP 2017186200 A JP2017186200 A JP 2017186200A JP 2017186200 A JP2017186200 A JP 2017186200A JP 6958181 B2 JP6958181 B2 JP 6958181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- water level
- unit
- received
- ultrasonic wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
Description
以下では、本発明に係る計測装置、監視装置及び計測装置監視システムの実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る水位計無線モニタシステムの全体構成を示す全体構成図である。
水位センサ無線端末1は、超音波送受波部12を有する超音波センサ部11、温度センサ部13、制御部14、無線通信部15、電源部16を有する。
超音波センサ部11は、超音波送受波部12を有しており、超音波水位計として機能するものであり、河川の水位値を測定するものである。
超音波送受波部12は、河川の水面に対して送波する超音波パルスを生成して送波したり、水面に反射した反射波を受波したりする。超音波送受波部12は、既存の超音波送受波部を適用することができ、例えば、超音波パルスの周波数や、送波出力値等が設定され、超音波パルスを送波する送波部(例えばスピーカ等)や、反射波を受波する受波部(例えばマイク部等)を有する。なお、超音波送受波部12は、パルス生成器、パルス生成器からのパルスの振幅を増幅する増幅器(第1の増幅器)、受波波形の振幅を増幅する増幅器(第2の増幅器)などを有するようにしてもよい。
温度センサ部13は、水位センサ無線端末1が設置される場所の外気を検知するものであり、検知した温度情報を制御部14に与える。超音波パルスの速度(音速)は温度等の環境情報に影響を受けるため、超音波センサ部11(水位センサ無線端末1)を設置若しくは保守をする際には、温度センサ部13に獲得された温度情報も、管理端末2側に送信するようにする。これにより、設置の際又は保守の際の温度等の環境情報を踏まえて、水位センサ無線端末1を正しく設置することができる。
制御部14は、水位センサ無線端末1の各種動作を制御する処理部である。制御部14のハードウェアは図示しないが、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM等を有して構成されており、CPUがROMに格納された処理プログラムを実行することにより、水位センサ無線端末1の各種機能を実現する。
無線通信部15は、制御部14の制御を受けて、管理端末2との間で無線通信を行なうものである。無線通信部15は、様々な無線通信技術を広く適用することができる。例えば、IEEE 802.15.4に規定される、920MHz帯の無線周波数を使用した無線通信技術を適用することができる。無線周波数は、特に限定されるものではなく、例えば2.4GHz帯、429MHz帯等を使用するようにしてもよい。920MHz帯は、電波の到達性が良好であり、通信の伝送速度が比較的速いので好適である。なお、ここでは、水位センサ無線端末1と管理端末2との間で直接無線通信が可能である場合を例示する。しかし、水位センサ無線端末1と管理端末2との間に、1又は複数の他の無線端末(図示しない)が介在するようにしてもよく、無線マルチホップにより、水位センサ無線端末1が管理端末2に向けて情報(特に、設置・保守モードの際の受波波形データを含む情報)を送信するようにしてもよい。
電源部16は、水位センサ無線端末1の各構成要素に電源供給するものである。電源部16は、例えば、太陽電池、二次電池等を適用できる。従来、水位計を設置する場所で、水位計に電源を供給することは非常難しく、水位計の近く(例えば500m〜1km程度離れた場所)に局舎を建て、水位計に電源を供給している。しかし、この実施形態では、水位センサ無線端末1に電源部16を搭載することにより、局舎から電源を供給する必要がなくなる。また、水位センサ無線端末1の設置・保守モードの際に、電源部16の状況を確認するために、必要に応じて、電源部16の電池容量に関する情報を管理端末2に無線送信するようにしてもよい。
管理端末2は、水位センサ無線端末1と無線通信を行ない、水位センサ無線端末1から取得した情報を管理するものである。管理端末2は、水位センサ無線端末1の設置若しくは保守の際に用いる専用端末であってもよいし、測定モードで動作している水位センサ無線端末1からの測定情報に基づいて水位を管理する端末として機能するものであってもよい。
無線通信部23は、制御部21の制御を受けて、水位センサ無線端末1との間で無線通信を行なうものである。無線通信部23は、水位センサ無線端末1の無線通信部15と同様の無線通信技術で無線通信を行なう。
制御部21は、管理端末2の各種機能を制御する処理部である。制御部21は、のハードウェアは図示しないが、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM等を有して構成されており、CPUがROMに格納された処理プログラムを実行することにより、管理端末2の各種機能を実現する。
表示部22は、制御部21の制御を受けて、水位センサ無線端末1から取得した情報を表示するディスプレイ部である。
次に、実施形態に係る水位計無線モニタシステム10の処理動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
以上のように、この実施形態では、超音波水位計としての超音波センサ部11が、制御部及び無線通信部を備え、超音波受波波形を含む測定結果を管理端末に無線通信して、管理端末が受波波形を再生できる。これにより、従来のように局舎で行う必要はなく、作業場所に近い場所で受波波形をモニタできるなど、作業場所の自由度が増すことになる。例えば、管理者が管理端末に表示された受波形を確認しながら、近くにいる作業者に指示することができる等の作業効率が上がる。
上述した実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用できる。
Claims (8)
- 観測面付近に設置されて、超音波センサを用いて観測面の位置を計測する計測装置において、
上記超音波センサが、上方から上記観測面に向けて超音波信号を送波し、上記観測面に反射した反射波を受波する超音波送受波部を有し、
上記超音波送受波部の設置時又は保守時に、上記超音波送受波部が上記反射波を受波可能な姿勢であるか否かを判断するための上記反射波の受波波形データを形成する信号形成手段と、
上記信号形成手段により形成された上記受波波形データを含む信号を、監視装置に無線通信する無線通信手段と
を備えることを特徴とする計測装置。 - 上記信号形成手段が、上記超音波送受波部が受波した上記反射波の受信波形をデジタル変換して、上記受波波形データを形成するものであることを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
- 上記信号形成手段は、上記超音波センサが計測した上記観測面の位置を含む情報を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の計測装置。
- 上記信号形成手段は、温度センサが検知した温度情報と、上記超音波送受波部が送波する超音波信号の中心軸と、送波出力値とのいずれか又は全部をさらに加えた情報を形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の計測装置。
- 超音波センサを用いて観測面の位置を計測する計測装置が備える、超音波送受波部の設置時又は保守時の姿勢を監視する監視装置において、
上記超音波送受波部が受波した反射波の受波波形データを含む信号を受信する無線通信手段と、
上記受波波形データに基づいて、上記超音波送受波部の受波波形を復元する復元手段と、
復元された上記超音波送受波部の上記受波波形の時系列変動を表示する出力手段と
を備えることを特徴とする監視装置。 - 上記無線通信手段が受信した信号には、上記観測面の位置が含まれており、
上記出力手段が、上記受波波形の時系列変動を表示することに加えて、上記観測面の位置の時系列変動も表示する
ことを特徴とする請求項5に記載の監視装置。 - 上記無線通信手段が受信した信号には、温度情報が含まれており、
上記出力手段が、温度情報も表示する
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の監視装置。 - 観測面付近に設置されて、超音波センサを用いて観測面の位置を計測する1又は複数の計測装置と、
上記各計測装置が備える、超音波送受波部の設置時又は保守時の姿勢を監視する監視装置と
を備え、
上記各計測装置が、請求項1〜4のいずれかに記載の計測装置であり、
上記監視装置が、請求項5〜7のいずれかに記載の監視装置である
ことを特徴とする計測装置監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017186200A JP6958181B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 計測装置、監視装置及び計測装置監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017186200A JP6958181B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 計測装置、監視装置及び計測装置監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019060747A JP2019060747A (ja) | 2019-04-18 |
JP6958181B2 true JP6958181B2 (ja) | 2021-11-02 |
Family
ID=66176538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017186200A Active JP6958181B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 計測装置、監視装置及び計測装置監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6958181B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7388255B2 (ja) * | 2020-03-10 | 2023-11-29 | 沖電気工業株式会社 | 監視システム、電源装置、及び、監視方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10253355A (ja) * | 1997-03-11 | 1998-09-25 | Unyusho Daisan Kowan Kensetsu Kyokucho | 超音波式波高計 |
JP3701834B2 (ja) * | 2000-02-29 | 2005-10-05 | 小糸工業株式会社 | 河川観測システム |
JP2013239032A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Mitsubishi Electric Corp | 侵入検知システム |
US8776592B2 (en) * | 2012-06-15 | 2014-07-15 | Yi-Jiun Liao | Automatic hydrologic parameter measuring system for river flow and the method using the same |
JP6620581B2 (ja) * | 2016-02-09 | 2019-12-18 | 日本製鉄株式会社 | レベル計及びレベル計測方法 |
-
2017
- 2017-09-27 JP JP2017186200A patent/JP6958181B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019060747A (ja) | 2019-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5554136B2 (ja) | 監視システム及び監視方法 | |
CN104612733B (zh) | 一种锚杆监测装置以及使用该装置的锚杆 | |
CN201331378Y (zh) | 振动测试仪 | |
JP2006275845A (ja) | 雷撃電流計測装置 | |
JP2017531862A (ja) | 無線工業プロセスモニタ | |
EP3198253A1 (en) | Pipeline wireless sensor network | |
KR101143343B1 (ko) | 무선 센서모듈과 유선 모니터링 단말기가 호환연결된 일체형 무선계측 모니터링 시스템 | |
JP6495509B2 (ja) | 遠隔状態監視システム及び監視方法 | |
KR20100056697A (ko) | 건설 구조물 감시시스템 및 감시방법 | |
JP6958181B2 (ja) | 計測装置、監視装置及び計測装置監視システム | |
JP2012013613A (ja) | Gnss解析システム、gnss解析装置、及びgnss解析プログラム | |
CN101819285A (zh) | 核电地震仪表系统检测装置 | |
CN105528854A (zh) | 一种电力电缆的防外力破坏系统 | |
JP4070016B2 (ja) | 異常振動検知システム | |
CN211577458U (zh) | 冲击地压探测装置及冲击地压智能监测系统 | |
CN112629736B (zh) | 一种基于微纳米传感器的螺栓连接结构状态监测系统及监测方法 | |
JPH09243412A (ja) | 被対象物監視システム | |
CN205228630U (zh) | 一种噪声检测比对装置 | |
JP2005301418A (ja) | 計測データ収集システム | |
JP2016058049A (ja) | 無線測定システム、無線センサ端末及び機器故障の予兆測定方法 | |
CN209131882U (zh) | 一种可远程监控的压力变送器系统 | |
US9146266B2 (en) | Acoustic methods for sensor communication | |
KR100461896B1 (ko) | 전파전원을 이용한 구조물 계측관리 시스템 | |
CN215641035U (zh) | 基于声波的混凝土潜在裂缝监测装置 | |
JPH10172087A (ja) | 無線データ通信システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200513 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210406 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210602 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210907 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210920 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6958181 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |