JP6957490B2 - 消費者味覚好みを追跡するシステム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に感覚的アイテム選択に関し、より詳細にはワイン選択に関する。
市販の膨大な数及びタイプのワインからワインを選択することは、平均的なワイン消費者にとってしばしば困難である。ワインの感覚的特性、例えば香り及び風味などは、消費者がワインを好むか否かを決めるのに不可欠であるが、食料品店又は他の一般的な小売店でワインのボトルを買う消費者にとって一般に入手しにくい。さらに、風味(桃、レザー、バニラ等)などのワイン特性が消費者に提供される場合でも、リストアップされた風味がどのように実際のワインの味及び好みに変換できるかが消費者に明らかでないことがある。
消費者がワインを選択するのを支援するために、様々な方法及びシステムが開発されてきている。店舗が、他の消費者によるワインのレビューを含むことができるクラウドソーシング手法を提供することがあり、これは、消費者に対してガイドの役割を果たす。他のシステムが、経験あるワインパネリストによるワインのスコア付け、ワイン原産地の場所、及び/又はワインの品種などのデータを使用して、ワイン推奨を提供することがある。さらに他のシステムが、質問応答及び/又は消費者からの他のデータを使用して、推奨を消費者に提供することに使用される消費者のプロファイルを開発することがある。
ワインの品種などの基本パラメータ以外に、これまで開発された開発ワイン推奨システム及び方法は、(消費者、専門家、及び/又はレビューアによる)主観的意見に依存しており、主観的意見は、幅広く変動し、ワイン推奨システムの信頼性のない応答を結果としてもたらす可能性がある。
本出願は、2015年11月24日に申請され、RECOMMENDATION SYSTEMと題された米国仮出願第62/259,516号の利益を主張し、該出願はその全体を本明細書において参照援用される。
本発明のいくつかの実施形態が、アイテム推奨システムを提供することにより上記の必要及び他の必要に有利に対処し、該アイテム推奨システムは:複数のアイテムのデータを含むデータベースであり、上記データは少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴の値を含む、データベースと;プロセッサを含むコンピューティング装置と;上記プロセッサ上で実行するように構成され、上記複数のアイテムの感覚的特性のユーザ好みを示す少なくとも1つのユーザ好み応答を受信するステップと、各ユーザ好み応答を、少なくとも1つの化学に基づく特徴に関連づけられたユーザ好み値に関連づけるステップと、少なくとも1つの化学に基づく特徴に関連づけられた上記ユーザ好み値を、関連づけられた化学に基づく特徴のアイテム値と比較することに少なくとも部分的に基づいて、各アイテムの関連性スコアを計算するステップと、少なくとも1つのアイテムの上記関連性スコアに少なくとも部分的に基づいて上記少なくとも1つのアイテムを推奨するステップと、を実行するように構成された少なくとも1つの推奨モジュールと;を含む。
別の実施形態において、本発明はアイテム推奨システムとして特徴づけられることができ、該アイテム推奨システムは:複数のアイテムクラスタのデータを含むデータベースであり、上記データは少なくとも1つの化学に基づくクラスタ特徴の値を含み、各クラスタは、クラスタに関連づけられた複数のアイテムを含む、データベースと;プロセッサを含むコンピューティング装置と;上記プロセッサ上で実行するように構成され、上記複数のアイテムの感覚的特性のユーザ好みを示す少なくとも1つのユーザ好み応答を受信するステップと、各ユーザ好み応答を、少なくとも1つの化学に基づく特徴に関連づけられたユーザ好み値に関連づけるステップと、少なくとも1つの化学に基づく特徴に関連づけられた上記ユーザ好み値を、上記少なくとも1つの化学に基づくクラスタ特徴と比較することに少なくとも部分的に基づいて、アイテムの1つのクラスタを選択するステップと、を実行するように構成された少なくとも1つの推奨モジュールと;を含む。
さらに別の実施形態において、本発明はアイテムを推奨する方法として特徴づけられることができ、該方法は、複数のアイテムのデータを含むデータベースを含む推奨システムであり、上記データは少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴の値を含み、上記推奨システムはプロセッサを含むコンピューティング装置と上記プロセッサ上で実行するように構成された少なくとも1つの推奨モジュールとをさらに含む、推奨システムにより、上記複数のアイテムの感覚的特性のユーザ好みを示す少なくとも1つのユーザ好み応答を受信するステップと、少なくとも1つの推奨モジュールにより、各ユーザ好み応答を、少なくとも1つの化学に基づく特徴に関連づけられたユーザ好み値に関連づけるステップと、少なくとも1つの推奨モジュールにより、少なくとも1つの化学に基づく特徴に関連づけられた上記ユーザ好み値を、関連づけられた化学に基づく特徴のアイテム値と比較することに少なくとも部分的に基づいて、各アイテムの関連性スコアを計算するステップと、少なくとも1つのアイテムの上記関連性スコアに少なくとも部分的に基づいて上記少なくとも1つのアイテムを推奨するステップと、を含む。
本発明のいくつかの実施形態の上記及び他の態様、特徴、及び利点が、下記の図面と併せて提示される、その下記のより具体的な説明から明らかになるであろう。
本発明の第1の実施形態における第1の推奨システムの概略図である。 本発明の別の実施形態における第2の推奨システムの概略図である。 本発明の別の実施形態における第3の推奨システムの概略図である。 本発明の別の実施形態における第1の学習システムの概略図である。 本発明の別の実施形態における第2の学習システムの概略図である。 本発明の別の実施形態における第6の推奨システムの概略図である。 推奨システムの1つ以上で使用される例示的なコンピュータシステムの概略図である。 第1の例示的なネットワーク推奨システムの概略図である。 第2の例示的なネットワーク推奨システムの概略図である。 推奨システムの第1のアイテムデータベースである。 推奨システムの第2のアイテムデータベースである。 例示的なアイテム解析システムである。 化学化合物のグループ化の図である。 ターム対アイテムマッピングテーブルである。 ターム対クラスタマッピングテーブルである。 問い合わせユニットを作成するフローチャートである。 化学に基づくクイズ質問タイプの問い合わせユニットを作成するフローチャートである。 第1のユーザインターフェースの図解である。 化学特徴対応答マッピングテーブルである。 化学特徴対ユーザマッピングテーブルである。 風味対ユーザマッピングテーブルである。 ユーザ好み引き出しプロトコルフローチャートである。 イベント対アイテムマッピングテーブルである。 イベント対クラスタマッピングテーブルである。 推奨システムをデプロイする処理のフローチャートである。 例示的な推奨処理のフローチャートである。 第1の文脈に基づく質問の、第1の文脈に基づくユーザインターフェースの図解である。 第2の文脈に基づく質問の、第2の文脈に基づくユーザインターフェースの図解である。 第3の文脈に基づく質問の、第3の文脈に基づくユーザインターフェースの図解である。 第4の文脈に基づく質問の、第4の文脈に基づくユーザインターフェースの図解である。 ターム選択ユーザインターフェースの図解である。 クーポン生成処理のフローチャートである。 例示的な推奨ユーザインターフェースの図解である。 推奨生成処理のフローチャートである。 化学化合物対ユーザマッピングテーブルである。 風味記述子のチャートである。
図面のいくつかの図を通して、対応する参照文字は対応するコンポーネントを示す。当業者は、図内の要素が簡潔さ及び明りょうさのため例示されており、必ずしも縮尺どおり書かれていないことを十分理解するであろう。例えば、図内の要素のうちいくつかの寸法が、本発明の様々な実施形態の理解を向上させるのに役立つように、他の要素に対して誇張されることがある。さらに、商業的に実現可能な実施形態において有用又は必要である一般的だが良く理解された要素は、本発明のこれら様々な実施形態のあまり妨げられない図を容易にするために、しばしば図示されない。
下記の説明は、限定的な意味でとられるべきでなく、例示的な実施形態の一般的原理を単に説明する目的で行われる。本発明の範囲は、特許請求の範囲を参照して決定されるべきである。
本明細書を通しての「1つの実施形態」、「一実施形態」、又は同様の言語に対する参照は、実施形態に関連して説明される具体的な特徴、構造、又は特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。ゆえに、本明細書を通してのフレーズ「1つの実施形態において」、「一実施形態において」、及び同様の言語の出現は、すべて同じ実施形態を参照してよいが、必ずしもそうではない。
さらに、本発明の説明される特徴、構造、又は特性は、1つ以上の実施形態において任意の適切な仕方で組み合わせられてよい。下記の説明において、発明の実施形態の詳細な理解を提供するために、例えば、プログラミング、ソフトウェアモジュール、ユーザ選択、ネットワークトランザクション、データベースクエリ、データベース構造、ハードウェアモジュール、ハードウェア回路、ハードウェアチップ等の例など、多数の特定の詳細が提供される。しかしながら、当業者は、発明が特定の詳細のうち1つ以上なしに、又は他の方法、コンポーネント、材料などで実現できることを認識するであろう。他の例において、周知の構造、材料、又は動作は、発明の態様を分かりにくくすることを回避するために、詳細には図示又は説明されない。
図1を最初参照し、本発明の第1の実施形態における第1の推奨システム100の概略図が示される。処理ユニット102、入力/出力モジュール104、システムバス106、記憶装置108、推奨エンジン110、ユーザ好み‐アイテム特徴マッピングモジュール112、ユーザ好み決定エンジン114、及びデータベースアクセスモジュール116が図示される。
処理ユニット102、入力/出力モジュール104、記憶装置108、推奨エンジン110、ユーザ好み‐アイテム特徴マッピングモジュール112、ユーザ好み決定エンジン114、及びデータベースアクセスモジュール116はすべて、システムバス106を介して対話的に結合される。
処理ユニット102は、少なくとも1つのコンピュータプロセッサと、関連づけられた非一時的メモリとを含み、本明細書で説明される様々なソフトウェア、モジュール、及び他のコンピューティングコンポーネントの処理を提供するように構成される。入力/出力モジュール104は、第1の推奨システム100の外部に通信を提供するように構成される。
記憶装置108は、1つ以上のモジュールによりアクセスされるデータを記憶するように構成される。すべての必要なデータが内部の記憶装置108に記憶されてよく、あるいは、データの一部が図8に示される別個のデータベースに記憶され、データベースアクセスモジュール116を介して第1のシステム100によりアクセスされてよい。システムの動作に必要なデータは、以下で図10及び図11においてさらに詳述される。
推奨エンジン110は、記憶されたデータ、ユーザ入力、及び/又は他のモジュールからの結果を使用してアイテム推奨を返すように構成される。推奨処理は以下でさらに説明されるが、要約すると、推奨エンジンは、各アイテムの関連性スコア(relevancy score)を計算し、計算されたスコアが所定の閾値よりもより高いアイテム、又は最も高い関連性スコアを有する所定数のアイテムを提示する。例えば、ワインのアイテムについて、推奨エンジンは、ワインの化学に基づく特徴(chemistry-based features)についてのユーザの好みに基づいて、各ワインの関連性スコアを計算する。
アイテム特徴は、特定のアイテムの、任意の触知できる測定可能な性質である。本明細書に開示される実施形態で使用される特徴は、典型的に、化学に基づく特徴(すなわち、所与のアイテムにおける特定の化学化合物の測定された数量)、記述的特徴(例えば、ワインのビンテージ、又はそれが生産された地理的エリア)、集約的特徴(例えば、ワイン中の「フルーツ」の存在を定量化する特徴であり、これは、いくつかの化学化合物の存在に関する情報を集約する)、感覚的特徴(例えば、特定の検出可能な芳香又は味の、存在又は欠如を記録する特徴)である。他のアイテム特徴タイプが、さらなる実施形態において使用できる(例えば、ワインがいくらかの顧客にすでに推奨された回数に関する情報)。
化学に基づく特徴には、アイテムの化学的解析及び/又はアイテムの化学的性質から導出されるアイテム性質が含まれる。化学に基づく特徴には、アイテム内で発見される化学化合物が含まれる。例えば、化学的解析は、ワイン中に発見された化学化合物を識別している。ワイン中で識別された各化学化合物は、化学に基づく特徴である。ワイン中で識別される化学化合物の例には、エチルアセテート、シトロネロール、デカナール、2‐フェニルエチル、ジエチルスルフィド、及びその他多数が含まれる。ワイン中で識別されるさらなる化学化合物を含む表が、Flaminiらによる2003年公開の参考文献「Mass Spectrometry in Grape and Wine Chemistry」に含まれ、その全体を本明細書において参照により援用される。
アイテムの化学化合物に追加で、化学に基づく特徴には、アイテムについての他の識別可能な化学的性質が含まれる。識別可能な化学的性質には、アルコールパーセント、総酸度、残糖パーセント、粘度、マロアクティック発酵(maloactic fermentation)に関連づけられた化学化合物の存在、及びタンニンの数量が含まれる。
1つの例において、関連性スコアは、化学に基づく特徴に関連づけられたユーザ好み値(例えば、ワインのユーザ好み値にはOak=5、TA=5、RS=5が含まれ、Oak、TA、及びRSは化学に基づく特徴を参照する)と、アイテムの対応する値(例えば、特定のワインの値がOak=3、TA=7、RS=3である)との間のユークリッド距離を、各値間の差の平方の和の平方根として計算することにより取得される。この例において、ユーザ及びアイテム例の関連性スコアは、√[(5-3)2+(5-7)2+(5-3)2]=3.4641になる。
いくつかの実施形態において、アイテムは、推奨を計算する前にグループ(さらにクラスタとも呼ばれる)にクラスタ化されてよく、アイテムグループ(クラスタ)は、以下でさらに説明されるように、個々のアイテムを選択する代わりに選択される。他の実施形態において、関連性スコアは、以下で図2において説明されるターム対クラスタマッピングモジュール202により選択された各アイテムについて計算される。
ユーザ好み‐アイテム特徴マッピングモジュール112は、各々の一意のユーザのためのユーザ好みデータファイル1008を作成し、更新し、ユーザ好みデータファイル1008は、例えば、特定の化学化合物の存在、又はアルコールパーセントのような化学的性質などの、アイテムについての定量的又はその他の方法で識別可能な化学に基づく特徴に関連づけられた個々の値を含む。いくつかの実施形態において、化学に基づく特徴は風味などの記述子にマッピングされ、データファイルはユーザを各記述子の値に関連づける。風味記述子の例が以下で図36に示される。
ユーザ好み決定エンジン114は、ユーザ好みに関するデータを取得するように構成され、上記データは、次いで、ユーザ好みデータを含めるようにユーザ好みデータファイル1008を更新するためにユーザ好み‐アイテム特徴マッピングモジュール112により使用される。1つの実施形態において、ユーザ好み決定エンジン114は質問を提示し、ユーザがどのように食べ物を食べ、飲み物を飲むことを好むかの応答を受信する。他の実施形態において、ユーザ好み決定エンジン114は、ユーザが選択するための複数の記述子を提示し、上記記述子は、次いで、ユーザ好みデータファイル1008を更新するために使用され、かつ/あるいは関連性スコアの計算における使用のために推奨エンジン110に送信される。他の実施形態において、ユーザ好み決定エンジン114は、他のデータソースからのユーザ好みデータ、例えばユーザ購入履歴などを取得する。
データベースアクセスモジュール116は、別個のデータベースに接続し、該データベースからデータを取り出す。
次に図2を参照し、本発明の別の実施形態における第2の推奨システム200の概略図が示される。処理ユニット102、入力/出力モジュール104、システムバス106、記憶装置108、推奨エンジン110、ユーザ好み‐アイテム特徴マッピングモジュール112、ユーザ好み決定エンジン114、データベースアクセスモジュール116、ターム対クラスタマッピングモジュール202、アイテムフィルタリング基準生成エンジン204、及びアイテム記述子引き出し(elicitation)エンジン206が図示される。
第2の推奨システム200は、第1の推奨システム100のコンポーネントと、システムバス106に結合されたさらなる要素とを含む。
ターム対クラスタマッピングモジュール202は、選択された1つ又は複数の記述子に最も良くマッチする1つ又は複数のクラスタを決定する。例えば、ターム対クラスタマッピングモジュール202は、選択された一記述子又は複数の記述子(例えば、「オーキー」又は「甘い」など)に関して各クラスタの関連性スコアを計算する。ターム対クラスタマッピングモジュール202は、次いで、選択された1つ又は複数の記述子に関して最も高い関連性スコアを有するアイテムの1つ以上のクラスタを返す。例えば、各クラスタは、様々なターム(記述子)の値を含むベクトル、例えば[ターム1値,ターム2値,ターム3値,・・・,タームn値]に関連づけられる。ターム対クラスタマッピングモジュール202が、ターム1値=1及びターム3値=3の入力を受信した場合、ターム対クラスタマッピングモジュール202は、1に等しいターム1値とさらに1に等しいターム3値とを有する1つ又は複数のクラスタを返す。風味記述子2014の例が以下で図21及び図36に示される。
第2の推奨システム200において、ターム対クラスタマッピングモジュール202は、ターム(記述子)によりマッチされた1つ又は複数のクラスタを推奨エンジン110に送信し、次いで、推奨エンジン110が、前に説明されたように、クラスタ内のアイテムの関連性スコアを計算する。
アイテムフィルタリング基準生成エンジン204は、少なくとも1つの文脈的及び/又はフィルタリング質問をユーザに提示し、各質問に対する応答を受け入れるように構成される。文脈的/フィルタリング質問の例は、以下で図26〜図29に示される。アイテムフィルタリング基準生成エンジン204を使用する処理の例が、以下で図26に示される。アイテムフィルタリング基準生成エンジン204は、少なくとも1つの文脈的及び/又はフィルタリング質問への応答に基づいてフィルタリング基準を生成する。フィルタリング基準は、推奨エンジン110に送信される。例えば、生成されるフィルタリング基準は、「在庫からスパークリングワイン又はロゼスティルワインを選択する」であり得る。推奨エンジンは、フィルタリング基準を受信した後、フィルタされたワインリストからワインを推奨し、あるいは推奨されたワインのリストを生成した後にワインをフィルタすることになる。
アイテム記述子引き出しエンジン206は、複数の記述子をユーザに提示し、少なくとも1つの記述子を選択するユーザ入力を受信するように構成される。記述的タームは、名詞、形容詞、又は双方であり得る。記述子を選択するためにアイテム記述子引き出しエンジン206によりユーザに提示されるユーザインターフェースの例が、図31に示される。
次に図3を参照し、本発明の別の実施形態における第3の推奨システム300の概略図が示される。処理ユニット102、入力/出力モジュール104、システムバス106、記憶装置108、推奨エンジン110、ユーザ好み‐アイテム特徴マッピングモジュール112、ユーザ好み決定エンジン114、データベースアクセスモジュール116、ターム対クラスタマッピングモジュール202、アイテムフィルタリング基準生成エンジン204、アイテム記述子引き出しエンジン206、クーポン生成モジュール302、及びPOS/店舗インタラクションモジュール304が図示される。
第3の推奨システム300は、第2の推奨システム200のコンポーネントと、システムバス106にさらに結合されたクーポン生成モジュール302及びPOS/店舗インタラクションモジュール304のさらなる要素とを含む。
POS/店舗インタラクションモジュール304は、店舗のPOSシステムに接続し、かつ/あるいは店舗の店舗在庫システムに接続する。POS/店舗インタラクションモジュール304は、接続された店舗から在庫データを取得するように構成される。在庫データは、店舗で現在ストックにないアイテムを推奨することを回避するために、各アイテムタイプ(例えば、各アイテムSKU)のうちいくつが店舗場所で利用可能であるかを決定することに使用されてよい。店舗が関連するプラノグラムを有する場合、POS/店舗インタラクションモジュール304はプラノグラムを取得し、プラノグラムを使用して店舗内の任意の在庫アイテムの物理的場所を見つけることができる。POS/店舗インタラクションモジュール304は、店舗のキャッシュレジスタシステム上で実行するソフトウェアに直接接続し、キャッシュレジスタシステムに情報、例えば、購入の間に使用されるクーポン及び/又は顧客のポイントカード番号の情報を渡すためにさらに使用できる。
クーポン生成モジュール302は、アイテムのクーポンを生成する。クーポン生成処理は、以下で図32においてさらに説明される。いくつかの実施形態において、クーポンは、店舗からのプロモーションの一部として生成される代わりに、生産者/ブランドから直接来てもよい。さらに、いくつかの実施形態において、クーポン生成モジュール302は、クーポン情報を直接POSシステムに渡すようにPOS/店舗インタラクションモジュール304を構成することにより、POS/店舗インタラクションモジュール304と直接対話することができる。
次に図4を参照し、本発明の別の実施形態における第1の学習システム400の概略図が示される。処理ユニット102、入力/出力モジュール104、システムバス106、記憶装置108、データベースアクセスモジュール116、アイテムクラスタリングモジュール402、及びユーザ好み‐アイテム特徴相関学習モジュール404が図示される。
第1の学習システム400は、前に説明されたように結合された処理ユニット102、入力/出力モジュール104、システムバス106、記憶装置108、及びデータベースアクセスモジュール116を含む。第1の学習システム400は、システムバス106に結合されたアイテムクラスタリングモジュール402及びユーザ好み‐アイテム特徴相関学習モジュール404をさらに含む。第1の学習システム400は、ユーザ好みと選択されたアイテム特徴との間の相関(マッピング、対応関係)を学習するように構成される。第1の学習システム400により生成されたマッピングテーブルの例が、以下で図19及び図20に示される。
アイテムクラスタリングモジュール402は、複数のグループ/クラスタを識別し、各アイテムをクラスタに割り当て、クラスタ割り当てに関するデータを記憶するように構成される。1つの実施形態において、クラスタの数は所定であり、次いで、アイテムが、例えば凝集クラスタリング(Agglomerative Clustering)、K平均法、又はワード(Ward)階層クラスタリングなどのクラスタリングアルゴリズムを使用して所定のクラスタに分割される。別の実施形態において、クラスタの数は、例えばBirch、DBSCAN、又はMean‐Shiftなどのクラスタリングアルゴリズムにより決定される。他の実施形態において、アイテムは、人間によりクラスタ化される。1つの実施形態において、クラスタの中心が、特徴空間内の各アイテム特徴(すなわち、アイテムに関連づけられた各データ点)の平均値を計算することにより決定される。各アイテムは、ユークリッド空間において最も近いクラスタに割り当てられる。典型的な実施形態において、各クラスタの代表的アイテムが選択され、記憶される。代表的アイテムは、人間により、又はアルゴリズムを使用することにより選択できる。1つの実施形態において、代表的アイテムは、クラスタ中心に最も近いアイテムである。
ユーザ好み‐アイテム特徴相関学習モジュール404は、ユーザ好みに関するデータを1つ以上のアイテム特徴に関係させる、すなわち、ユーザ好みをアイテム特徴にマッピングするように構成される。ユーザ好み‐アイテム特徴相関学習モジュール404は、ユーザ情報/データ(例えば、クイズを行ったユーザにより作り出されたものなど)及びアイテム特徴データを受信し、相関/マッピングデータ、例えば以下で図19及び図20に示されるものなどを作り出す。
次に図5を参照し、発明の別の実施形態における第2の学習システム500の概略図が示される。処理ユニット102、入力/出力モジュール104、システムバス106、記憶装置108、データベースアクセスモジュール116、アイテムクラスタリングモジュール402、ユーザ好み‐アイテム特徴相関学習モジュール404、及びターム対クラスタ相関学習モジュール502が図示される。
第2の学習システム500は、第1の学習システム400のコンポーネントと、システムバス106にさらに結合されたターム対クラスタ相関学習モジュール502とを含む。
ターム対クラスタ相関学習モジュール502は、タームとクラスタとの間の相関を学習することにより、ターム対クラスタマッピングモジュール202により後に使用されるマッピングを構築するように構成される。いくつかの実施形態において、学習は機械学習である。ターム対クラスタ相関学習モジュール502はデータの集合を処理し、各個々のアイテムレコードがアイテム‐タームペアリングを含む。ターム対クラスタ相関学習モジュール502は、データベース804から各アイテムの化学に基づく特徴を取り出し、各々の化学に基づく特徴と各タームとの間の関連づけ(association)を計算する。いくつかの実施形態において、化学に基づくデータがアイテムについて利用できないときでさえ、化学に基づく特徴‐ターム関連づけから、ターム対クラスタ相関学習モジュール502はそのアイテム‐ターム関連づけを決定する。
次に図6を参照し、本発明の別の実施形態における第4の推奨システム600の概略図が示される。処理ユニット102、入力/出力モジュール104、システムバス106、記憶装置108、推奨エンジン110、ユーザ好み‐アイテム特徴マッピングモジュール112、ユーザ好み決定エンジン114、データベースアクセスモジュール116、ターム対クラスタマッピングモジュール202、アイテムフィルタリング基準生成エンジン204、アイテム記述子引き出しエンジン206、クーポン生成モジュール302、POS/店舗インタラクションモジュール304、アイテムクラスタリングモジュール402、ユーザ好み‐アイテム特徴相関学習モジュール404、及びターム対クラスタ相関学習モジュール502が図示される。
処理ユニット102、入力/出力モジュール104、システムバス106、記憶装置108、推奨エンジン110、ユーザ好み‐アイテム特徴マッピングモジュール112、ユーザ好み決定エンジン114、データベースアクセスモジュール116、ターム対クラスタマッピングモジュール202、アイテムフィルタリング基準生成エンジン204、アイテム記述子引き出しエンジン206、クーポン生成モジュール302、POS/店舗インタラクションモジュール304、アイテムクラスタリングモジュール402、ユーザ好み‐アイテム特徴相関学習モジュール404、及びターム対クラスタ相関学習モジュール502は、前に図1〜図5で説明されたとおりである。
第4の推奨システム600は、前に説明された推奨/学習システム100、200、300、400、及び500からのコンポーネントを含む。第4の推奨システム600は、学習モジュール/エンジンと推奨モジュール/エンジンとの双方を含み、単一の第4の推奨システム600が、学習システム400、500のマッピング機能と、推奨システム100、200、300の推奨機能との双方を実行するように構成される。
次に図7を参照し、推奨システム100、200、300、400、500、600の1つ以上で使用される例示的なコンピュータシステム700が示される。処理ユニット102、入力/出力モジュール104、システムバス106、記憶装置108、システムメモリ702、少なくとも1つのエンジン/モジュール704、シリアルポート706、キーボード708、外部インターフェース710、ディスプレイアダプタ712、及びモニタ714が図示される。
処理ユニット102、入力/出力モジュール104、及び記憶装置108はすべて、前に説明されたようにシステムバス106に結合される。
システムメモリ702は非一時的メモリを含み、少なくとも1つのエンジン/モジュール704を記憶する。少なくとも1つのエンジンモジュールには、前に説明されたエンジン及び/又はモジュールのうち任意のもの(例えば、推奨エンジン110)が含まれてよい。前に説明されたエンジン及びモジュールは、任意の機能組み合わせで含まれてよく、図1〜図6に示される構成に限定されない。エンジン及びモジュールは、必要に応じ処理ユニット102を介して実行される。
シリアルポート706はシステムバス106に結合され、さらなるコンピューティング装置に接続するインターフェースを提供する。キーボード708はシステムバスに結合され、ユーザ好みに対する応答などのユーザエントリを提供するように構成される。キーボード708は、他タイプのユーザエントリ、例えばマウスなどをさらに含んでよい。
外部インターフェース710はシステムバスに結合され、他の装置をシステム100、200、300、400、500、600に接続する。いくつかの実施形態において、外部インターフェース710はUSBポートである。システム100、200、300、400、500、600は、複数の外部インターフェース710を含んでよい。
任意的なディスプレイアダプタ712はシステムバス106に結合され、エンジン/モジュール704の少なくとも1つからディスプレイ入力を受信し、それを任意的なモニタ714に送信する。モニタ714はディスプレイアダプタ712に結合され、ディスプレイアダプタ712から受信したディスプレイ入力を表示する。他の実施形態において、ディスプレイはキオスク808などの別個の装置により提示され、ディスプレイアダプタ712及びモニタ714は必要とされない。
次に図8を参照し、第1の例示的なネットワーク推奨システム800が示される。サーバ802、データベース804、モバイルフォン806、店舗キオスク808、ラップトップコンピュータ810、タブレット812、デスクトップコンピュータ814、第1のネットワーク816、及び第2のネットワーク818が図示される。
サーバ802及びデータベース804は、第1のネットワーク816に各々通信可能に結合され、ゆえに互いに通信可能に結合される。いくつかの実施形態において、データベース804はサーバ802内に位置する。第1のネットワーク816は、第2のネットワーク818に通信可能に結合される。複数のクライアントコンピューティング装置:モバイルフォン806、店舗キオスク808、ラップトップコンピュータ810、タブレット812、及びデスクトップコンピュータ814はすべて、第2のネットワーク818に通信可能に結合される。第2のネットワーク818に結合されるコンピューティング装置は、推奨を取得するために第2のネットワーク818に結合され得る様々なタイプのコンピューティング装置の代表であるように意図され、装置のすべてが必ずしもネットワークに結合されるわけではないことが理解されるであろう。
コンピューティング装置806、808、810、812、814は、物理接続を介してか又は無線でネットワークに結合されてよい。同様に、第1のネットワーク816に対する接続が、物理的又は無線であり得る。
サーバ802は、推奨/学習システム100、200、300、400、500、及び600の1つ以上を収容し、クライアントコンピューティング装置806、808、810、812、814から要求及び他の入力を受信する。各コンピューティング装置806、808、810、812、814は、サーバ802と通信し、サーバ802からの情報をユーザに提示し、ユーザ入力を受け取り、ユーザ入力をサーバ802に返信するように構成される。データベース804は、少なくとも1つのアイテムデータベースを含む。典型的な実施形態において、データベース管理ソフトウェアがデータベース804にインストールされ、データベース804は、データベース管理ソフトウェアを実行するように構成された処理ハードウェアを含む。各アイテムデータベースは、少なくとも1つのデータファイルを含む。データベース804に含まれるデータファイルの例が、以下で図10及び図11に示される。いくつかの実施形態において、データベース804は、図8に示される別個のデータベース804に代わってシステム100、200、300、400、500、及び600に含まれる。データベース804は、データベースアクセスモジュール116を介してシステム100、200、300、400、500、及び600により一般にアクセスされる。
第1の例示的なネットワーク推奨システム800の動作の1つの例において、ユーザは、ワインなどのアイテムの推奨を受け取る目的で店舗キオスク808を使用する。キオスク808は、ネットワーク816、818を介してサーバ802と通信して、ユーザ入力をサーバ802に送信し、サーバ802からデータを受信する。1つの例において、ユーザは、推奨セッションを開始する指標(indication)をキオスク808に入力する。開始指標はサーバ802に送信される。サーバ802は、次いで、例えばユーザの食べ物及び飲み物の好みについて、一連の質問をユーザに提示する命令をキオスク808に送信する。ユーザは質問に対する応答を入力し、キオスク808は各応答の指標をサーバ802に返信する。サーバ802は、例えばワインの機会、価格範囲、及び色などの文脈的/フィルタリング質問をユーザに提示する命令をキオスク808にさらに送信してよい。ユーザは文脈的/フィルタリング質問に対する応答を入力し、キオスク808は各々の文脈的/フィルタリング質問の指標をサーバ802に返信する。
サーバ802は、ユーザ質問に対する応答で受信した指標を使用して、質問に対する応答により示されたユーザ好みを、データベース804に情報が記憶された1つ以上のアイテムに解析的にマッチさせる。サーバ802は、次いで、マッチした1つ又は複数のアイテムをキオスク808に送信し、これにより、キオスク808は、マッチした1つ又は複数のアイテムをユーザに対して表示する。
サーバ802は、データベース804に記憶されたデータにアクセスして、質問を生成し、推奨をキオスク808に送信する。データベースに記憶されたデータは、以下で図10及び図11においてさらに説明される。この例で説明される通信はサーバ802とキオスク808との間であるが、サーバ802はクライアントコンピューティング装置806、808、810、812、814のうち任意のものと通信してよいことが理解されるであろう。さらに、クライアントコンピューティング装置806、808、810、812、814のうち任意のものが、小売店舗マネージャのコンソールシステムのためのクライアントとして機能することができる。小売店舗マネージャのコンソールシステムは、サーバ802にインストールされ、推奨システムの動作及使用などの情報を送信してよい。例えば、小売店舗マネージャのコンソールシステムにより送信される情報には、ある時間期間にわたりシステムを使用したユーザの数、及び/又はある時間期間の間のユーザ好みと推奨されたアイテムとの統計を含むことができる。別の実施形態において、対話的な店舗マネージャのコンソールシステムに代わって、サーバ802が店舗使用/販売レポートを生成し、レポートを店舗マネージャに送信する。
次に図9を参照し、第2の例示的なネットワーク推奨システム900が示される。サーバ802、データベース804、店舗キオスク808、第1のネットワーク816、及び第2のネットワーク818が図示される。
簡素化された例示的な第2のネットワーク推奨システム900において、店舗キオスク808は、前に説明されたようにサーバ802及びデータベース804に通信可能に結合される。
第2の例示的なネットワーク推奨システム900において、図8に示されるように利用可能な複数のコンピューティング装置の代わりに、ユーザとのインタラクションは、店舗に位置する1つ以上の店舗キオスク808を通して専ら提供される。第2のネットワーク推奨システム900は、店舗に位置する電源から電力を受け取る。第2のネットワーク推奨システム900は、店舗の無線ネットワークに接続される。各キオスク808は、該キオスクが位置する店舗の在庫に対してリンクされる。
次に図10を参照し、例示的な推奨システムの第1の実施形態における第1のアイテムデータベース1000が示される。データベース804、第1のアイテムデータベース1000、アイテム記述データファイル1002、アイテム特徴データファイル1004、ユーザプロファイルデータファイル1006、ユーザ好みデータファイル1008、アイテムクラスタデータファイル1010、在庫データファイル1012、ターム対クラスタマッピングデータファイル1014、イベント対クラスタマッピングデータファイル1016、アイテムフィルタ基準引き出しプロトコルデータファイル1018、ユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020、ユーザ特徴のアイテム特徴へのマッピングデータファイル1022、タームデータファイル1024、店舗データファイル1026、及びクーポンコードデータファイル1028が図示される。
データベース804に記憶された例示的な第1のアイテムデータベース1000は、アイテム記述データファイル1002を含み、アイテム記述データファイル1002は、複数のアイテムの各々に関連づけられた情報を含む。情報には、価格、製造業者、名前等を含むことができる。第1のアイテムデータベース1000内の各アイテムは、一意のアイテム識別ターム、例えばid番号などに関連づけられる。
アイテム特徴データファイル1004は、複数のアイテムについてのアイテム特徴を含む。前に説明されたように、アイテム特徴は、アイテム変数、例えば、化学化合物、関連づけられたターム、価格、色等である。ユーザプロファイルデータファイル1006は、各々の一意のユーザに関連づけられたデータを含む(各ユーザは、一意のユーザ識別ターム、例えば番号などを有する)。各ユーザのユーザデータは、電子メールアドレス、性別、及び誕生日などの情報を含むことができる。
ユーザ好みデータファイル1008は、各ユーザに関連づけられた、そのユーザのアイテム好みに関するデータを含む。例えば、第1のユーザについて、第1のユーザに関連づけられたユーザ好みデータは残糖=5、総酸度=5、及びオーク=5を含み、残糖、総酸度、及びオークのこれら値にマッチするアイテムについて、第1のユーザの好みを参照する。
アイテムクラスタデータファイル1010は、各アイテムの1つのクラスタとの関連づけを記憶する。各クラスタは、一意のクラスタ識別タームにより識別される。
在庫データファイル1012は、購入に利用可能なアイテムのタイプ及び数量を含む、アイテムの在庫を含む。
ターム対クラスタマッピングデータファイル1014は、ターム/記述子とアイテムとの間の関連づけを含む。1つの実施形態において、ターム対クラスタマッピングデータファイル1014は、列ヘッダとしてタームを、行ヘッダとしてクラスタ識別を有するテーブルである。テーブルセル内の「1」の値は、ターム/記述子のクラスタとの関連づけを示し、テーブルセル内の「0」の値は、ターム/記述子とクラスタとの間の関連づけ無しを示す。例示的なターム対クラスタマッピングテーブル1500が、図15に示される。別の例において、ターム対クラスタマッピングは、ベクトルにより表現されてよく、例えば、Cluster 1 = [Fruity, Refreshing]は、Cluster #1がタームFruity及びRefreshingに関連づけられることを示すなどである。別のベクトルの例において、すべてのタームがリストアップされ、ターム「1」がクラスタをタームに関連づけることを示してよい。すなわち、Cluster #1=[Fruity=1, Oaky=0. Refreshing=1]が、クラスタが「fruity」及び「refreshing」に関連づけられ、しかし「oaky」に関連づけられないことを示す。
イベント対クラスタマッピングデータファイル1016は、各クラスタと、例えば「ディナー」又は「ウェディング」などの複数のイベントとの間の関連づけを含む。1つの実施形態において、イベント対クラスタマッピングデータファイル1016は、列ヘッダとしてイベントを、行ヘッダとしてクラスタ識別タームを有するテーブルである。テーブルセル内の「1」の値は、クラスタのイベントとの関連づけを示し、テーブルセル内の「0」の値は、クラスタとイベントとの間の関連づけ無しを示す。例示的なイベント対クラスタマッピングテーブル2400が、図24に示される。
アイテムフィルタ基準引き出しプロトコルデータファイル1018は、ユーザからフィルタリング基準を引き出すために使用される文脈的/フィルタリングプロトコルを記憶する。例えば、1つのプロトコルが、価格範囲と、ユーザがアイテムを買いたい文脈(例えば、機会のタイプなど)とに関する質問を含んでよい。
ユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020は、ユーザ好みプロトコルの情報を記憶する。例えば、1つの実施形態において、ユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020は、応答がアイテムに関してユーザ好みを引き出す一連の質問をユーザに提示する、少なくとも1つのユーザ好みプロトコルを含む。ユーザ好みプロトコルに含まれる質問の例が、図18に提示される特徴に基づく質問1802である。
ユーザ応答のアイテム特徴へのマッピングデータファイル1022は、ユーザ好みプロトコルに対するユーザ応答とアイテム特徴との間の関連づけを含む。例えば、1つの実施形態において、ユーザ応答のアイテム特徴へのマッピングデータファイル1022は、特定の化学に基づく特徴に対する食べ物及び飲み物に関する質問に対しての、ユーザ応答間の関連づけを含む。質問に対する各応答は、特定の1つ又は複数の特徴の値にマッピングされる。例えば、図18で尋ねられる質問「あなたは紅茶又はコーヒーをどのように楽しみますか?」において、応答「ブラック」は低い残糖値のアイテム特徴にマッピングされる。化学特徴対応答マッピングテーブル1900の例が、図19に示される。
用語データファイル1024は、アイテム又はアイテムクラスタに関連づけるために使用されるターム/記述子のリストを含む。タームの例が図30に示される。
店舗データファイル1026は、店舗に関する情報、例えば、店舗識別ターム、店舗場所、店舗名、及び店舗在庫などを含む。
クーポンコードデータファイル1028は、クーポンコードと、そのアイテム及び店舗との関連づけに関するデータとを記憶する。例えば、第1のクーポンコードが第1のアイテム及び第1の店舗に関連づけられ、クーポンコードデータファイル1028は、第1のクーポンコードが第1の店舗で購入されたときに第1のアイテムに向けてのみ適用できるという指標を含む。
次に図11を参照し、例示的な推奨システムの第2の実施形態における第2のアイテムデータベース1100が示される。データベース804、第2のアイテムデータベース1100、ワイン記述データファイル1102、ワイン化学特徴データファイル1104、ユーザプロファイルデータファイル1006、ユーザ好みデータファイル1008、ワインクラスタデータファイル1106、在庫データファイル1012、ターム対ワインクラスタマッピングデータファイル1108、イベント対ワインクラスタマッピングデータファイル1110、ワインフィルタ基準引き出しプロトコルデータファイル1112、ユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020、ユーザ特徴のワイン化学特徴へのマッピングデータファイル1114、タームデータファイル1024、店舗データファイル1026、及びクーポンコードデータファイル1028が図示される。
第2のアイテムデータベース1100は、第1のデータベースと同様に構築され、類似のデータファイルを有する。一般的アイテム参照に代わって、第2のデータベース1100は、アイテムとして具体的にワイン向けに構成されている。各ワインは、一意のワイン識別タームに関連づけられる。
ワイン記述データファイル1102は、各ワインを、そのワインの情報、例えば、名前、ビンテージ、アペラシオン、ワイナリ、価格、及びテイスティングノートなどに関連づける。
ワイン化学特徴データファイル1104は、ワインの、化学に基づく特徴を含む。化学に基づく特徴は、ワイン中に発見される特定の揮発性化合物、又は定量化可能な化学的性質、例えば、残糖のパーセント又はアルコールパーセントなどであり得る。
ユーザプロファイルデータファイル1006、ユーザ好みデータファイル1008、店舗データファイル1026、及びクーポンコードデータファイル1028は、図10で前に説明されたとおりである。
ワインクラスタデータファイル1106は、各ワインの、ワインの1つのクラスタとの関連づけを記憶する。各クラスタは、一意のクラスタ識別タームにより識別される。ワインクラスタは、所定の基準に従ってワインをソートすること、及び類似の値を有するワインをグループ化することにより決定される。典型的な実施形態における基準は、化学に基づく特性又は性質、例えば、総酸度及び残糖などである。
在庫データファイル1012は、各ワインの在庫を記録する。
ターム対ワインクラスタマッピングデータファイル1108は、図10で前に説明されたように、ターム及びワイン間の関連づけを含む。ワインクラスタの例示的なターム対クラスタマッピングテーブル1500が、以下で図15に示される。
イベント対ワインクラスタマッピングデータファイル1110は、各ワインクラスタと、例えば「ディナー」又は「ウェディング」などの複数のイベントとの間の関連づけを含む。1つの実施形態において、イベント対ワインクラスタマッピングデータファイル1110は、列ヘッダとしてイベントを、行ヘッダとしてクラスタ識別タームを有するテーブルである。テーブルセル内の「1」の値は、クラスタのイベントとの関連づけを示し、テーブルセル内の「0」の値は、クラスタとイベントとの間の関連づけ無しを示す。例示的なイベント対ワインクラスタマッピングテーブル2400が、図24に示される。
ワインフィルタ基準引き出しプロトコルデータファイル1112は、ワインのフィルタリング基準を引き出すためのプロトコルを記憶する。例えば、ワインフィルタ基準プロトコルは、例えば、ワイン価格範囲及びユーザがワインを買いたい文脈などの質問を含む。
ユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020は、ワインに関してユーザ好みを決定するためのユーザ好みプロトコルの情報を記憶する。例えば、例示的なユーザ好みプロトコルは、ユーザのワイン好みを決定することを支援するために、ユーザがどのようにコーヒーを飲むのを好むかに関する質問を使用する。
ユーザ応答のワイン化学特徴へのマッピングデータファイル1114は、ユーザ好みプロトコルに対するユーザ応答と、ワインの化学に基づく特徴との間の関連づけを含む。1つの実施形態におけるユーザ応答のワイン化学特徴へのマッピングデータファイル1114は、ユーザ好みプロトコルに対する各々の可能なユーザ応答の、特定のワインの化学に基づく特徴値との関連づけを含む。例えば、図18で尋ねられる、特徴に基づく質問1802「あなたは紅茶又はコーヒーをどのように楽しみますか?」において、応答「ブラック」は、ワインの低い残糖値の化学に基づく特徴にマッピングされる。例示的な化学特徴対応答マッピングテーブル1900の例が、図19に示される。
タームデータファイル1024は、ワイン又はワインクラスタに関連づけるために使用されるターム/記述子のリストである。ワインターム/記述子を示す例示的なターム選択ユーザインターフェース3100が図31に示される。さらなるフレーバ記述子2104を含むフレーバ記述子チャート3600が、以下で図21及び36に示される。
次に図12を参照し、例示的なネットワーク推奨システム800、900における使用のためにアイテム化学特徴を決定する例示的なアイテム解析システム1200が示される。アイテムサンプル1202、オートサンプラ1204、ガスクロマトグラファ(gas chromatographer)1206、質量分析計(mass spectrometer)1208、香りポート1210、香り強度メータ1212、データシステム1214、調整方法(conditioning method)1216、及びデータベース804が図示される。
オートサンプラ1204は、少なくとも1つのアイテムサンプル1202を受け取る。いくつかの実施形態において、オートサンプラ1204は、解析されるべき複数の別個のアイテムを受け取る。他の実施形態において、オートサンプラ1204は使用されず、アイテムサンプル1202はガスクロマトグラファ1206に直接配置される。ガスクロマトグラファ1206はアイテムサンプル1202を受け取り、アイテムをその構成化学化合物に分離する。化学化合物は質量分析計1208に送られ、質量分析計1208は、アイテムの化学化合物及び他の化学的性質を識別し、測定する。
香りポート1210は、測定可能な化学化合物に関連づけられた特定の感覚的特性を確認又は識別するために、化学化合物に順にアクセスするために使用されるポートである。香り強度メータ1212は、感覚的特性の値を決定し、感覚的特性値をデータシステム1214に送信する。本実施形態において、香り強度メータ1212は、稼働する化学者である。
データシステム1214は、オートサンプラ1204(アイテム解析システム1200に存在する場合)、ガスクロマトグラファ1206、及び質量分析計1208から、アイテムに関するデータを受信する。
任意的な調整方法1216は、データシステム1214からアイテムデータを受信するコンピューティング装置上で実行するアプリケーションであり、他の変数の集結に基づいて、知覚された感覚的経験を再計算するために使用される。例えば、調整方法1216には、アイテムのアルコールのパーセントが15.5より大きい場合にアイテムの総酸度の値を1だけ低減させることを含むことができる。調整方法1216は、データベース804からアイテムデータをさらに受信することができる。
データシステム1214により受信されたアイテムデータは、データシステム1214によりスケーリングされ、変換される。データシステム1214は、次いで、第1の例示的なネットワーク推奨システム800により必要とされるデータをデータベース804に送信する。取得されるデータには、すべての識別可能な化学化合物、識別された化合物の量、及び他の関連する化学に基づく特徴が含まれる。
図12で開示されたシステムの代わりに、アイテムの必要な化学的データを捕捉するための任意の化学的解析設備及び/又は方法が使用されてよいことが当業者により理解されるであろう。
次に図13を参照し、化学化合物の例示的なグループ化が示される。化学化合物のデータベース1300、製品X化合物のグループ1302、製品Y化合物のグループ1304、及び製品Z化合物のグループ1306が図示される。
図13に示されるように、化学化合物は、異なる製品又はアイテムをソートし、識別するために使用されてよい。化学化合物データベース1300は、アイテム又は製品内で識別できる化学化合物のアイデンティティを含む。化学化合物のデータベース1300は一般的であってよく、あるいは特定タイプのアイテム、例えば、アルコール飲料又はより具体的にワインなどに限定されてよい。
製品X化学化合物のグループ1302は、アイテム製品Xを含む化学化合物である。製品X化学化合物のいくつか1302は、製品X化合物のグループ1302と化学化合物のデータベース1300との重なりで示されるように、化学化合物のデータベース1300に含まれる。同様に、製品Y化合物のグループ1304のいくつか、及び製品Z化合物のグループ1306のいくつかが、化学化合物のデータベース1306に含まれる。図13に示されるように、製品X化合物のグループ1302、製品Y化合物のグループ1304、及び製品Z化合物1306のグループは、重ならない。これは、各製品が化学化合物のデータベース1300に含まれるその化学化合物に専ら基づいて識別でき、ソートできることを意味する。
図13に示される例において、化学化合物のグループ1302、1304、及び1306は重なりなしで示されるが、他の例において、製品又はアイテムが化学化合物を共有し得ることが理解されるであろう。
次に図14を参照し、例示的なターム対アイテムマッピングテーブル1400が示される。複数のアイテム識別1402、複数のターム1404、及び複数のターム‐アイテム値1406が図示される。
ターム対アイテムマッピングテーブル1400は複数の行を含み、各行は1つのアイテム識別1402に関連づけられる。各列は1つのターム1404(さらに記述子としても参照される)に関連づけられる。例示的なテーブル1400において、ターム1404は、「ゼスティ(Zesty)」、「ソフト(Soft)」、「フラット(Flat)」、「ヘビー(Heavy)」「ヤング(Young)」「マチュア(Mature)」「クリスプ(Crisp)」、及び「カジュアル(Casual)」である。
各セルのターム‐アイテム値1406は、タームがアイテムに関連づけられるかどうかを示す。例示的なテーブル1400において、「1」値は関連づけを示し、「0」値は関連づけ無しを示す。図14に示されるように、アイテム1は、ターム「ゼスティ」、「ソフト」、又は「ヘビー」との関連づけを有さず、しかし「カジュアル」、「フラット」、「ヤング」、「マチュア」、及び「クリスプ」に関連づけられる。
ターム‐アイテム値1406は、上記で図5において説明されたようにターム対クラスタ相関学習モジュール502により決定される。
次に図15を参照し、例示的なターム対クラスタマッピングテーブル1500が示される。複数のクラスタ識別1502、複数のターム1404、及び複数のターム‐クラスタ値1506が図示される。
ターム対クラスタマッピングテーブル1500はターム対アイテムマッピングテーブル1400と同様であり、その差は、ターム対クラスタマッピングテーブル1500が、複数のアイテム識別1402に代わって複数のクラスタ識別1502を含むことである。各クラスタ識別は、前に説明されたようにアイテムのグループを参照する。ターム‐クラスタ値1506は、どのタームが各クラスタに関連づけられるかを識別する。図15に示されるように、クラスタ1は、ターム「ゼスティ」、「ソフト」、又は「ヘビー」との関連づけを有さず、しかし「カジュアル」、「フラット」、「ヤング」、「マチュア」、及び「クリスプ」に関連づけられる。
次に図16を参照し、問い合わせユニット(unit of inquiry)(さらにUOIとしても参照される)を作成するフローチャートが示される。UOIを作成するステップ1600、UOI応答を作成するステップ1602、選択されていないUOI応答を選択するステップ1604、アイテム特徴を関連づけるステップ1606、影響を決定するステップ1608、選択されていない応答の判断点1610、及びUOIを完成するステップ1612が図示される。
前に説明されたように、データベース804は、ユーザ好みを決定するために使用されるユーザ好みプロトコルを含むユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020を含む。ユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020に含まれる各ユーザ好みプロトコルは、少なくとも1つの問い合わせユニットを含む。各問い合わせユニットは、人間又は他のシステム又は非構造化若しくは構造化データから情報を抽出するために使用されるクエリのユニットとして定義される。1つの実施形態において、1つの問い合わせユニットは、多肢選択式(multiple choice)質問である。別の実施形態において、1つの問い合わせユニットは、データベース上で動作し且つユーザ好みに関するデータ(例えば、ユーザのソーシャルメディア履歴又はユーザの購入履歴を含むデータ)を返す1つ以上のSQLステートメントである。ユーザ好み決定エンジン114は、図16で説明される問い合わせユニットを作成するように構成される。
第1のUOIを作成するステップ1600において、ユーザ好み決定エンジン114は、新しい問い合わせユニット、例えば第1の質問を作成する。次のUOI応答を作成するステップ1602において、UOIに対する可能な応答が決定される。1つの実施形態において、可能な応答は人間により決定される(例えば、質問に対する多肢選択式回答など)。別の実施形態において、可能な応答は、アイテムの価格範囲又は原料であり得る。
次の選択されていないUOI応答を選択するステップ1604において、前に選択されていない応答が、UOIに対する可能な応答のリストから選択される。処理は、アイテム特徴を関連づけるステップ1606に進む。
アイテム特徴を関連づけるステップ1606の間、少なくとも1つのターム、化学に基づく特徴、又はアイテム属性が、応答に関連づけられる。ターム、化学に基づく特徴、及び属性には、価格、製造業者、色、原料、化学化合物、化学的性質、重量、ユーザレビュー格付け、又はアイテムに関連づけられ得る任意の他の属性若しくは性質を含んでよい。
影響を決定するステップ1608において、応答に関連づけられた各ターム、化学特徴、及び/又は属性について、ユーザ好み値の対応する値(又は値の変化)が、選択された応答について決定され、応答に関連づけられる。例えば、応答が総酸度の化学に基づく特徴に関連づけられる場合、総酸度ユーザ好みの値が1だけインクリメントされてよい。別の例において、応答がアルコールパーセントに関連づけられており、アルコールについてのユーザ好みの値が2で除算される。処理は次いで、選択されていない応答の判断点1610に進む。
選択されていない応答の判断点1610の間、残りの選択されていない応答が存在する(すなわち、すべての応答がターム等及び値を割り当てられたわけではない)場合、処理は、選択されていないUOI応答を選択するステップ1604に戻り、異なる応答が選ばれ、処理が繰り返す。
すべての応答が選択され、ターム等及び値を割り当てられた場合、処理は、UOIを完成するステップ1612に進む。UOIを完成するステップ1612において、UOIと、すべてのUOI応答と、各応答に関連づけられたターム等と、各応答に関連づけられた値とを含む完成したUOIは、ユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020に保存される。さらに、各々の特定の応答の、ターム/特徴及び定量的影響への関連づけが、可能なユーザ応答のアイテム特徴へのマッピングデータファイル1022に記憶される。
次に図17を参照し、化学に基づくクイズ質問タイプの問い合わせユニット(UOI)を作成するフローチャートが示される。質問を作成するステップ1700、質問応答を作成するステップ1702、選択されていない質問応答を選択するステップ1704、化学に基づくアイテム特徴を関連づけるステップ1706、化学に基づく影響を決定するステップ1608、選択されていない応答の判断点1610、及び質問を完成するステップ1712が図示される。
化学に基づくクイズ質問タイプの問い合わせユニット(UOI)を作成するフローチャートは、図16に示される一般的UOIフローチャートの一タイプである。フローチャートは、UOIがクイズ質問であり、特徴が化学に基づき、すなわちアイテムの化学的性質及び/又は成分に関連することを規定する。
第1の質問を作成するステップ1700において、ユーザ好み決定エンジン114は、新しい質問、例えば第1のクイズ質問を作成する。次の質問応答を作成するステップ1702において、クイズ質問に対する可能な応答が決定される。
次の選択されていない質問応答を選択するステップ1704において、前に選択されていない応答が、質問に対する可能な応答のリストから選択される。処理は、化学に基づくアイテム特徴を関連づけるステップ1706に進む。
化学に基づくアイテム特徴を関連づけるステップ1706の間、少なくとも1つの化学に基づく特徴1904が応答に関連づけられる。化学に基づく特徴には、化学化合物、化学的性質、又はアイテムに関連づけられ得る任意の他の化学に基づく属性を含むことができる。化学に基づく特徴の例には、アイテム内で発見されるアルコール含有量、総酸度、残糖レベル、及び任意の揮発性化合物のレベルが含まれる。
影響を決定するステップ1708において、応答に関連づけられた各々の化学に基づく特徴について、化学に基づく特徴の対応する値が、選択された応答について決定され、応答に関連づけられる。処理は次いで、選択されていない応答の判断点1610に進む。
選択されていない応答の判断点1610の間、残りの選択されていない応答が存在する(すなわち、すべての応答がターム等及び値を割り当てられたわけではない)場合、処理は、選択されていない質問応答を選択するステップ1704に戻り、異なる応答が選ばれ、処理が繰り返す。
すべての応答が選択され、ターム等及び値を割り当てられた場合、処理は、質問を完成するステップ1712に進む。質問を完成するステップ1712において、質問と、すべての質問応答と、各応答に関連づけられたターム等と、各応答に関連づけられた値とを含む完成した質問が、ユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020に保存される。さらに、各々の特定の応答の、化学に基づく特徴及び定量的影響への関連づけが、可能なユーザ応答のアイテム特徴へのマッピングデータファイル1022に記憶される。
次に図18を参照し、特徴に基づく質問1802の第1のユーザインターフェース1800の例が示される。特徴に基づく質問1802、及び複数の特徴に基づく質問応答1804が図示される。
図18には、例えばタッチスクリーンキオスクを介して、入力を提供すべきユーザに対して提示される、特徴に基づくユーザ好みプロトコル質問の例が示される。特徴に基づく質問1802は、図16において説明される処理を使用して開発されたユーザ好みプロトコルの一部である。
例示的な特徴に基づく質問は、「あなたは紅茶又はコーヒーをどのように楽しみますか?(How do you like your tea or coffee?)」である。利用可能な応答選択肢は、「ブラック(Black)」、「砂糖ありブラック(Black with sugar)」、「ミルクあり(with milk)」、「ミルクと砂糖あり(With milk and sugar)」、及び「飲まない(I don’t)」である。ユーザが利用可能な応答のうち1つを選択したとき、ユーザ好みが、前に図16及び図17において説明された、応答に前に関連づけられたアイテム特徴影響に基づいて更新される。例えば、応答「ブラック」は、残糖値のアイテム特徴のユーザ好み値を減らすように決定されてよい。
次に図19を参照し、例示的な化学特徴対応答マッピングテーブル1900が示される。複数の応答識別1902、複数の化学に基づく特徴1904、及び複数の特徴‐応答値1906が図示される。
化学特徴対応答マッピングテーブル1900は複数の行を含み、各行は1つの応答識別1902に関連づけられる。各列は1つの化学に基づく特徴1904に関連づけられる。例示的なテーブル1900において、化学に基づく特徴1904は、アルコールパーセントを表す「Alc.」、ワインの「オーキーさ(oakiness)」(「オーキーさ」は、化学に基づく評価を使用して、又は人間によるワインの評価によって定義され得る)の度合いを表す「Oak」、総酸度を表す「TA」、残糖パーセントを表す「RS」、粘度を表す「VS」、マロアクティック発酵に関連づけられた化学化合物の存在を表す「ML」、タンニンの量を表す「TAN」である。
各セルの特徴‐応答値1906は、対応するユーザ好み値が特定の問い合わせユニットについて関連づけられた応答に基づいてインクリメント又はデクリメントされる、インクリメントを示す。例示的なテーブル1900において、特徴‐応答値1906は正及び負の数として示され、対応するユーザ好み値がインクリメント又はデクリメントされる量を示す。例えば、ユーザが第1の応答を選択した場合、そのユーザのOak、ML、及びVS値が1だけインクリメントされ、RS値が1だけデクリメントされ、そのユーザのAlc.、Tan、及びTA値は変更されない。
次に図20を参照し、例示的な化学特徴対ユーザマッピングテーブル2000が示される。複数のユーザ識別2002、複数の化学に基づく特徴1904、及び複数の特徴値2006が図示される。
化学特徴対ユーザマッピングテーブル2000は複数の行を含み、各行は1つのユーザ識別2002に関連づけられる。各列は1つの化学に基づく特徴1904に関連づけられる。化学に基づく特徴1904は、化学特徴対応答マッピングテーブル1900内と同じである。
各セルの特徴値2006は、各化学特徴についての各ユーザの好みの度合いを示す。図示される実施形態において、特徴値2006は数値により表現され、より高い値がより高いユーザ好みを示し、より低い値がより低いユーザ好みを示す。
特徴値2006は、少なくとも1つの問い合わせユニットを含む1つ以上のユーザ好みプロトコルの実行により決定される。ユーザによる応答の選択は、化学特徴対応答マッピングテーブル1900により決定されるとおり特徴値2006の値を変更することになる。例えば、ユーザが化学特徴対応答マッピングテーブル1900からの第1の応答を選択した場合、そのユーザのOak、ML、及びVS特徴値2006が1だけインクリメントされ、RS特徴値2006が1だけデクリメントされ、そのユーザのAlc.、Tan、及びTA特徴値2006は変更されない。
次に図21を参照し、例示的なフレーバ対ユーザマッピングテーブル2100が示される。複数のユーザ識別2002、複数のフレーバ記述子2104、及び複数のフレーバ‐ユーザ値2106が図示される。
フレーバ対ユーザマッピングテーブル2100は複数の行を含み、各行は1つのユーザ識別2002に関連づけられる。各列は1つのフレーバ記述子2104に関連づけられる。例示的なフレーバ記述子2104には、「クランベリー(cranberry)」、「オーク(oak)」、「チェリー(cherry)」、「バニラ(vanilla)」、「アース(earth)」、「ブラックベリー(blackberry)」、及び「ピーマン(bell pepper)」が含まれる。
各セルのフレーバ‐ユーザ値2106は、各フレーバについての各ユーザの好みの度合いを示す。図示される実施形態において、フレーバ‐ユーザ値2106は数値により表現され、より高い値がより高いユーザ好みを示し、より低い値がより低いユーザ好みを示す。
フレーバ‐ユーザ値2106は、少なくとも1つの問い合わせユニットを含む1つ以上のユーザ好みプロトコルの実行により決定される。ユーザによる応答の選択は、化学特徴対応答マッピングテーブル1900と同様にフレーバ対応答マッピングテーブルにより決定されるとおりフレーバ‐ユーザ値2106の値を変更することになる。
次に図22を参照し、ユーザ好み引き出しプロトコルフローチャートが示される。グループを作成するステップ2200、UOIを選択するステップ2202、すべてのUOIが選択されたことの判断点2204、及び選択の順序を記録するステップ2206が図示される。
第1のグループを作成するステップ2200において、ユーザ好みプロトコルが作成される。次のUOIを選択するステップ2202において、1つのUOIが、前に記憶された個々のインタラクションユニットのプールから選択される。例えば、クイズ質問が、前に記憶されたクイズ質問のプールから選択される。いくつかの実施形態において、問い合わせユニットは重み付けされ、UOIは、UOIを選択するステップ2202の間に重みを割り当てられる。処理は次いで、すべてのUOIが選択されたことの判断点2204に進む。
すべてのUOIが選択されたことの判断点2204において、UOIが選択されていないままである場合、処理は、UOIを選択するステップ2202に戻り、前に選択されていないUOIがプロトコルに追加される。
プール内のすべてのUOIが選択された場合、処理は、選択の順序を記録するステップ2206に進む。選択の順序を記録するステップ2206において、UOIの選択の順序、及びUOIは、ユーザ好み引き出しプロトコルとして記憶され、識別される。
次に図23を参照し、例示的なイベント対アイテムマッピングテーブル2300が示される。複数のアイテム識別1402、複数のイベント2304、及び複数のイベント‐アイテム値2306が図示される。
イベント対アイテムマッピングテーブル2300は複数の行を含み、各行は1つのアイテム識別1402に関連づけられる。各列は1つのイベント2304に関連づけられる。例示的なイベント対アイテムマッピングテーブル2300において、イベント2304は、「ディナー(Dinner)」、「パーティ(Party)」、「ランチ(Lunch)」、及び「デート(Date)」である。
各セルのイベント‐アイテム値2306は、アイテムがイベントに関連づけられるかどうかを示す。例示的なイベント対アイテムマッピングテーブル2300において、「1」値は関連づけを示し、「0」値は関連づけ無しを示す。図14に示されるように、アイテム1は、イベント「ディナー」、「パーティ」、及び「デート」との関連づけを有さず、しかし、イベント「ランチ」に関連づけられる。
イベント‐アイテム値2306は、ターム対クラスタ相関学習モジュール502により決定され、あるいは手動で入力されてよい。
次に図24を参照し、例示的なイベント対クラスタマッピングテーブル2400が示される。複数のクラスタ識別1502、複数のイベント2304、及び複数のイベント‐クラスタ値2406が図示される。
イベント対クラスタマッピングテーブル2400はイベント対アイテムマッピングテーブル2300と同様であり、その差は、イベント対クラスタマッピングテーブル2400が、複数のアイテム識別1402に代わって複数のクラスタ識別1502を含むことである。各クラスタ識別1502は、前に説明されたようにアイテムのグループを参照する。イベント‐クラスタ値2406は、どのイベントが各クラスタに関連づけられるかを識別する。図24に示されるように、クラスタ1は、イベント「ディナー」、「パーティ」、及び「デート」との関連づけを有さず、しかし、イベント「ランチ」に関連づけられる。
次に図25を参照し、1つの推奨システムをデプロイする処理のフローチャートが本発明の1つの実施形態において示される。在庫を取得するステップ2500、アイテム特徴を取得するステップ2502、好みプロトコルを選択するステップ2504、文脈プロトコルを選択するステップ2506、POSインタラクションを決定するステップ2508、ハードウェア実施形態を決定するステップ2510、ソフトウェア実施形態を決定するステップ2512、及びソフトウェア/ハードウェア実施形態をデプロイするステップ2514が図示される。
第1の在庫を取得するステップ2500において、在庫データがアイテムについて取得され、在庫データは在庫データファイル1012内に配置される。在庫データは店舗又はクライアントにより提供されてよく、あるいは、外部在庫データに対するアクセスが提供されてよい。次のアイテム特徴を取得するステップ2502において、各アイテムの特徴データが取得され、アイテム特徴データファイル1004内に配置される。特徴データには、化学に基づく特徴、例えば、特定の化学化合物の量及びアルコールパーセントなどが含まれる。処理は次いで、好みプロトコルを選択するステップ2504に進む。
好みプロトコルを選択するステップ2504において、少なくとも1つのユーザ好みプロトコルが、ユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020から選択される。
次の文脈プロトコルを選択するステップ2506において、少なくとも1つの文脈及び/又はフィルタリングプロトコルが、アイテムフィルタ基準引き出しプロトコルデータファイル1018から選択される。処理は次いで、POSインタラクションを決定するステップ2508に進む。
POSインタラクションを決定するステップ2508の間、必要なPOSインタラクションが決定される。POSインタラクションの例は、APIコールでPOSシステムに接続することである。次のハードウェア実施形態を決定するステップ2510に進み、ハードウェア実施形態が決定される。例えば、コンピュータを含むハードウェア実施形態が決定され、組み立て及び購入チームにより準備される。
次のソフトウェア実施形態を決定するステップ2512において、デプロイメントに使用されるソフトウェア実施形態が決定され、ソフトウェアがハードウェア実施形態にデプロイされる。例えば、システムデプロイメントに必要なソフトウェアが決定され、ハードウェアにインストールされる。
最後のソフトウェア/ハードウェア実施形態をデプロイするステップ2514において、システムはデプロイメントの場所にデプロイされる。例えば、ハードウェア及びソフトウェアは店舗にデプロイされる。
次に図26を参照し、例示的な推奨処理のフローチャートが本発明の1つの実施形態において示される。処理を開始するステップ2600、ユーザ好みプロトコルインタラクションステップ2602、文脈フィルタプロトコルインタラクションステップ2604、記述子インタラクションステップ2606、ユーザ好み結果をコンバートするステップ2608、関連性スコアを計算するステップ2610、アイテムをフィルタするステップ2612、アイテムをソートするステップ2614、及び推奨を提示するステップ2616が図示される。
第1の処理を開始するステップ2600において、推奨処理が開始される。典型的に、処理は、ユーザから指標を受信する推奨システム100、200、300、500、600の推奨エンジン110により開始される。例えば、指標は、ネットワークを通じてモバイル装置上のアプリを介して送信され、あるいは店舗のキオスクで実行するアプリケーションを介して入力されてよい。
次のユーザ好みプロトコルインタラクションステップ2602において、ユーザはユーザ好みプロトコルを提示され、ユーザ好みプロトコルで提示された質問に対する応答を提供する。ユーザ好みプロトコルに含まれる質問の例が「あなたはコーヒー又は紅茶をどのように飲みますか?」である。質問は、典型的に、味及び匂いなどの感覚的好みを参照する。
次の任意的な文脈フィルタプロトコルインタラクションステップ2604において、ユーザは、文脈及び/又はフィルタプロトコルを任意的に提示され、文脈/フィルタプロトコルに対する応答を提供する。文脈/フィルタプロトコルに含まれる質問の例が「あなたはどんな機会のためにワインを買おうとしてるのですか?」である。
次の記述子インタラクションステップ2606もまた任意的である。記述子インタラクションステップ2606の間、ユーザは、アイテムの異なるバージョンを記述するために使用され得る複数のターム/記述子を提示される。タームは、形容詞又は名詞であり得る。
ユーザは、1つ以上のターム/記述子を選択する。タームを選択するための例示的なターム選択ユーザインターフェース3100が、以下で図31に示される。
次に、ユーザ好み結果をコンバートするステップ2608の間、1つ以上のマッピングテーブルが、ユーザ好みデータファイル1008に記憶されたユーザ好みを化学に基づく表現にコンバートし、この表現をユーザ好みデータファイル1008に記憶するために使用される。ユーザ好み応答を化学に基づく表現にコンバートするために使用されるマッピングテーブルの例が、図19の例示的な化学特徴対応答マッピングテーブル1900に示される。そのユーザのユーザ好みデータは、次いで、化学特徴対応答マッピングテーブル1900の値を使用して更新される。
次の関連性スコアを計算するステップ2610において、各アイテムの関連性スコアが、各アイテムの性質と該アイテムのユーザ好みデータとの間の類似度に基づいて計算される。関連性スコアは、化学に基づく性質値と比較した、化学に基づく性質のユーザ好み値との間の距離メトリックでよい。例えば、関連性スコアは、特徴空間におけるベクトル間のユークリッド距離でよい。別法として、関連性スコアは、所与のユーザ好み値を有する人が所与の化学的特徴を有するアイテムを好きである確率に基づいて計算できる。例えば、関連性スコアは、当該ユーザと類似のユーザ好みを共有するユーザの75%が同じワインを好んだため、当該ユーザがアイテムを好きである可能性75%として計算される。さらに、関連性スコア計算方法の任意の組み合わせが使用できる。例えば、距離メトリックはユークリッド距離でよく、確率はベイズの定理に基づいて計算できる。例えば、関連性スコアは、特定の化学化合物のユーザ好み(例えば、例示的なユーザ好みOak=5、TA=5、及びRS=5など)と、ワインアイテムの特徴(Oak=3、TA=7、RS=3)との間のユークリッド距離を、[(5-3)2+(5-7)2+(5-3)2]の平方根として計算することにより計算される。
次の任意的なアイテムをフィルタするステップ2612の間、応答が文脈フィルタプロトコルインタラクションステップ2604及び/又は記述子インタラクションステップ2606において提供された場合、受信された応答に基づいてアイテムがリスト外へフィルタされる。
次のアイテムをソートするステップ2614において、アイテム(又は残っているアイテム)が関連性スコアでソートされる。例えば、アイテムは関連性スコアの降順にソートされる。
最後の推奨を提示するステップ2616において、推奨エンジン110が、アイテムのリストの上位から所定数のアイテム(すなわち、入力された基準に最も近くマッチするアイテム)を選択する。選択されたアイテムに関する情報がユーザに提示される。例えば、ワインアイテムについて、上位3つの関連性スコアを有するワインが、推奨されたワインとしてユーザに提示される。
再び図26を参照し、本発明の1つの実施形態における例示的な推奨処理が、ユーザ入力にマッピングできる化学に基づく特徴を有する任意の時間のアイテムについて示される。例示的な推奨処理の1つの実施形態において、アイテムはワインである。ワインの推奨処理は、ワインの感覚的好み、ワインが使用される文脈、ワイン記述子好み、及びワインのフィルタ(例えば、色又は価格など)に具体的に向けられたプロトコルを含む。
次に図27を参照し、文脈に基づく質問2702の第1の文脈に基づくユーザインターフェース2700の例が示される。第1の文脈に基づく質問2702、及び複数の第1の文脈に基づく質問応答2704が図示される。
図27には、例えばタッチスクリーンキオスクを介して、入力を提供すべきユーザに対して提示される、文脈に基づくユーザ好みプロトコル質問の例が示される。第1の文脈に基づく質問2702は、アイテムフィルタ基準引き出しプロトコルデータファイル1018に保存され且つ図16において説明される処理と同様の処理を使用して開発されたアイテムフィルタ基準引き出しプロトコルの一部である。
例示的な第1の文脈に基づく質問2702は「あなたはどんな機会のためにワインを買おうとしてるのですか?(What occasion are you looking to buy a wine for?)」である。利用可能な応答2704は「ディナー(Dinner)」、「ランチ(Lunch)」、「パーティ(A Party)」、「デート(A Date)」、及び「特定の機会なし(No Particular occasion)」である。ユーザが利用可能な応答2704のうち1つを選択したとき、アイテムが、例示的なイベント対アイテムマッピングテーブル2300などのイベント対アイテムマッピングテーブル、又は例示的なイベント対クラスタマッピングテーブル2400などのイベント対クラスタマッピングテーブルを使用して選択される。例えば、ユーザが応答「パーティ」を選択し、イベント対アイテムマッピングテーブル2300が使用される場合、アイテム2のみが「パーティ」文脈にマッチし、ゆえに、アイテム2のみが推奨に含まれることになる。
次に図28を参照し、第2の文脈に基づく質問2802の第2の文脈に基づくユーザインターフェース2800の例が示される。第2の文脈に基づく質問2802、及び複数の第2の文脈に基づく質問応答2804が図示される。
図28には、例えばタッチスクリーンキオスクを介して、入力を提供すべきユーザに対して提示される、文脈に基づくユーザ好みプロトコル質問の別の例が示される。第2の文脈に基づく質問2802は、アイテムフィルタ基準引き出しプロトコルデータファイル1018に保存され且つ図16において説明される処理と同様の処理を使用して開発されたアイテムフィルタ基準引き出しプロトコルの一部である。
例示的な第2の文脈に基づく質問2802は「あなたはどのワインの色を推奨しますか?1つ以上選択してください(Which wine color(s) would you recommend? Select one or more)」である。利用可能な第2の文脈に基づく質問応答2804は「白ワイン(White Wines)」、「赤ワイン(Red Wines)」、「ロゼワイン(Rose Wines)」、及び「いずれのワインでも(Any Wines)」である。第2の文脈に基づくユーザインターフェース2800において、ユーザは2つ以上の選択肢を選択することを許可される。ユーザが利用可能な第2の文脈に基づく質問応答2804のうち1つ以上を選択したとき、アイテムは、選択された応答に従ってフィルタされる。例えば、ユーザが応答「赤ワイン」及び「ロゼワイン」を選択した場合、ワインは、赤ワイン基準及びロゼワイン基準にマッチするワインのみ含むようにフィルタされることになる。
次に図29を参照し、第3の文脈に基づく質問2902の第3の文脈に基づくユーザインターフェース2900の例が示される。第3の文脈に基づく質問2902、及び応答スライダ2904が図示される。
図29には、例えばタッチスクリーンキオスクを介して、入力を提供すべきユーザに対して提示される、1つの文脈に基づくユーザ好みプロトコル質問の別の例が示される。第3の文脈に基づく質問2902は、アイテムフィルタ基準引き出しプロトコルデータファイル1018に保存され且つ図16において説明される処理と同様の処理を使用して開発されたアイテムフィルタ基準引き出しプロトコルの一部である。
例示的な第3の文脈に基づく質問2902は「あなたはどんな価格範囲で探していますか?(What price range are you looking for?)」である。ユーザは、「$1」から「$50+」の価格の範囲に沿って2つのスライダを移動して下方価格境界及び上方価格境界を示すことにより、応答を提供することを可能にされる。例示的な第3の文脈に基づくユーザインターフェース2900において、ユーザは、$5の下方境界と、$50+の情報境界とを選択している。アイテム(この例ではワイン)が、次いで、境界の外側の価格値を有するアイテムを除外するようにフィルタされる。
次に図30を参照し、第4の文脈に基づく質問3002の第4の文脈に基づくユーザインターフェース3000の例が示される。第4の文脈に基づく質問3002、及び複数の第4の文脈に基づく質問応答3004が図示される。
図30には、例えばタッチスクリーンキオスクを介して、入力を提供すべきユーザに対して提示される、文脈に基づくユーザ好みプロトコル質問の別の例が示される。第4の文脈に基づく質問3002は、アイテムフィルタ基準引き出しプロトコルデータファイル1018に保存され且つ図16において説明される処理と同様の処理を使用して開発されたアイテムフィルタ基準引き出しプロトコルの一部である。
例示的な第4の文脈に基づく質問3002は「スパークリング及び/又はデザートワインを含むオプションはいかがですか?1つ以上選択してください。(Would you like options to include sparkling and/or dessert wines? Select one or more.)」である。利用可能な第4の質問応答は「スパークリングワイン(Sparkling Wine)」及び「デザートワイン(Dessert Wine)」である。ユーザが利用可能な第4の文脈に基づく質問応答3004の1つ以上を選択したとき、アイテムは、選択された応答に従ってフィルタされる。例えば、ユーザが応答「スパークリングワイン」を選択し、しかし「デザートワイン」を選択しない場合、スパークリングワインとして識別されたアイテムが含まれ、しかしデザートワインとして識別されたアイテムは外部にフィルタされる。
次に図31を参照し、ターム選択ユーザインターフェース3100が本発明の1つの実施形態において示される。ターム選択ユーザインターフェース3100、ターム選択質問3102、及び複数のターム3104が図示される。
ターム選択ユーザインターフェース3100は、アイテムをフィルタするために使用される1つ以上のターム(さらに記述子(descriptors)としても参照される)をユーザが選択することに使用される。例示的なターム選択ユーザインターフェース3100において、タームは、ワインをフィルタすることに使用される。各タームは、ターム対アイテムマッピングテーブル(例えば、図14に示されるターム対アイテムマッピングテーブル1400)を使用してアイテムに、又はターム対クラスタマッピングテーブル(例えば、図15に示されるターム対クラスタマッピングテーブル1500)を使用してクラスタにマッピングされる。推奨エンジン110が、次いで、タームのうち1つ以上にマッチするアイテムを含め、あるいは選択されたタームのうちいくつがアイテムにマッチされるかに基づいて関連性スコアを増加させることができる。
次に図32を参照し、クーポン生成処理のフローチャートが本発明の1つの実施形態において示される。クーポンクエリステップ3200、クーポン存在判断点3202、ユーザ認証判断点3204、データベースから電子メールアドレスを取得するステップ3206、バーコードを生成するステップ3208、バーコードを送信するステップ3210、終了ステップ3212、及び電子メールアドレスを取得するステップ3214が図示される。
第1のクーポンクエリステップ3200において、クーポン生成モジュール302が、第1のアイテムのクーポンコードについて、データベース804に記憶されたクーポンコードデータファイル1028にクエリを行う(queries)。処理は次いで、クーポン存在判断点3202に進む。
クーポン存在判断点3202において、第1のアイテムについてクーポンコードが発見された場合、処理はユーザ認証判断点3204に進む。第1のアイテムについてクーポンコードが発見されない場合、処理は終了ステップ3212に進み、処理は終了する。
ユーザ認証判断ステップ3204において、クーポン生成モジュール302は、ユーザが認証されているか否かをチェックする。ユーザがデータベース804に既に含まれる場合、ユーザは認証されている。ユーザが認証されている場合、処理は、データベースから電子メールアドレスを取得するステップ3206に進み、クーポン生成モジュール302は、ユーザプロファイルデータファイル1006に記憶されたユーザプロファイルからユーザ電子メールを取り出す。処理は次いで、バーコードを生成するステップ3208に進む。
ユーザが認証されていない場合、処理は、電子メールアドレスを取得するステップ3214に進み、クーポン生成モジュール302は、有効な電子メールアドレスを入力するようにユーザに促し、電子メールアドレスを受け取る。処理は次いで、バーコードを生成するステップ3208に進む。
バーコードを生成するステップ3208の間、クーポン生成モジュール302は、発見されたクーポンコードに対応するバーコードを生成する。処理は次いで、次のバーコードを送信するステップ3210に進む。
バーコードを送信するステップ3210において、クーポン生成モジュール302は、生成されたバーコードを含む電子メールを上記電子メールアドレスに送信する。処理は次いで、終了ステップ3212に送られる。
次に図33を参照し、例示的な推奨ユーザインターフェース3300が本発明の1つの実施形態において示される。推奨アイテムグラフィック3302、推奨アイテムラベル3304、電子メールクーポンボタン3306、電子メールエントリボックス3308、及びクーポンバーコード3310が図示される。
図32の推奨ユーザインターフェース3300には、図25の推奨処理が完了し、アイテムがフィルタされ、順序づけられた後、ユーザに提示されるユーザインターフェースが示される。図33の例において、推奨されたアイテムはワインである。推奨ユーザインターフェース3300において、少なくとも1つの推奨されたアイテムが識別される。図33の例では、第1の、すなわち最も推奨されるワインが示される。最も推奨されるワインの識別情報には、推奨アイテムグラフィック3302が含まれ、推奨アイテムグラフィック3302は、ワインのラベルのグラフィック、並びにリストにおけるワインの位置の順序指標(この例では1位)、及びワインのマッチングパーセント(この例では100%)を含む。識別情報は、推奨アイテムラベル3304をさらに含み、推奨アイテムラベル3304は、この例では、推奨されたワインの名前、ビンテージイヤー、及び現在の価格(current price)を含む。単一のワインが例示的な推奨ユーザインターフェース3300に示されているが、複数のアイテムが、例えば表で、同時に示されてよいことが理解されるであろう。
例示的な推奨ユーザインターフェース3300は、電子メールクーポン(email coupon)ボタン3306、電子メールエントリボックス3308、及びクーポンバーコード3310をさらに含む。図31において前に説明されたように、クーポン生成モジュール302は、クーポンコードが利用可能であるかを決定する。図33の例では、アイテムについてクーポンコードが発見されており、クーポンバーコード3310が表示される。図33の例では、ユーザ電子メールアドレスは利用可能でなく、ゆえに、電子メールエントリボックス3308は、ユーザが自身の電子メールアドレスを入力するために使用される。ユーザは次いで、電子メールクーポンボタン3306を押下し、電子メールクーポンボタン3306は、クーポン生成モジュール302に、ユーザにより入力された電子メールアドレスにクーポンバーコード3310を電子メールさせる。
次に図34を参照し、推奨生成処理のフローチャートが本発明の別の実施形態において示される。好みプロトコル質問を尋ねるステップ3400、尋ねられていない好み質問の判断点3402、文脈的/フィルタリング質問を尋ねるステップ3404、尋ねられていない文脈的/フィルタリング質問の判断点3406、記述子を選択するステップ3408、推奨を計算するステップ3410、及び推奨を提示するステップ3412が図示される。
図34には、例示的な推奨処理のフローチャートが示される。ユーザは、スクリーンを有し、ユーザ入力について構成されたキオスク808、若しくはコンピューティング装置アプリケーション、又はユーザ入力を求め、受け取り、ネットワークを通じて必要なエンジン及び/又はモジュールと通信する他の適切な装置を使用して、処理と相互作用することができる。
第1の好みプロトコル質問を尋ねるステップ3400において、ユーザ好み決定エンジン114が、ユーザ好み引き出しプロトコルデータファイル1020から選択されたユーザ好みプロトコルを使用して、選択されたプロトコルからの尋ねられていない質問をユーザに提示する。ユーザは応答を入力し、応答はユーザ好みデータファイル1008に記憶される。好みプロトコル質問を尋ねるステップ3400の間のユーザインターフェースの例が、図18に示される。処理は次いで、次の尋ねられていない好み質問の判断点3402に進む。
尋ねられていない好み質問の判断点3402において、ユーザ好み決定エンジン114は、残りの尋ねられていないユーザ好みプロトコル質問があるかを決定する。残りの尋ねられていないユーザ好みプロトコル質問がある場合、処理は、好みプロトコル質問を尋ねるステップ3400に戻り、別の質問がユーザに提示される。
すべてのユーザ好みプロトコル質問が尋ねられた場合、処理は、文脈的/フィルタリング質問を尋ねるステップ3404に進む。
文脈的/フィルタリング質問を尋ねるステップ3404において、アイテムフィルタリング基準生成エンジン204が、アイテムフィルタ基準引き出しプロトコルデータファイル1018から選択された文脈的/フィルタリングプロトコルを使用して、選択された文脈/フィルタリングプロトコルからの尋ねられていない質問をユーザに提示する。ユーザは応答を入力し、応答はユーザ好みデータベース1008に記憶される。文脈的/フィルタリング質問を尋ねるステップ3404の間のユーザインターフェースの例が、図26〜図29に示される。処理は次いで、次の尋ねられていない文脈的/フィルタリング質問の判断点3406に進む。
尋ねられていない文脈的/フィルタリング質問の判断点3406において、アイテムフィルタリング基準生成エンジン204は、残りの尋ねられていない文脈/フィルタリングプロトコル質問があるかを決定する。残りの尋ねられていない文脈/フィルタリングプロトコル質問がある場合、処理は、文脈的/フィルタリング質問を尋ねるステップ3404に戻り、別の質問がユーザに提示される。
すべての文脈的/フィルタリングプロトコル質問が尋ねられた場合、処理は、記述子を選択するステップ3408に進む。
記述子を選択するステップ3408の間、アイテム記述子引き出しエンジン206が、複数の記述子(ターム)をユーザに提示する。ユーザは1つ以上の記述子を選択する。記述子を選択するステップ3408の間のユーザインターフェースの例が、図30に示される。処理は次いで、推奨を計算するステップ3410に進む。
推奨を計算するステップ3410の間、推奨システム100、200、300、600が、前のステップのユーザ応答に基づいてアイテム推奨を計算する。ユーザ好みについては、アイテム特徴マッピングモジュール1022が、例えば前に説明されたユーザ応答のアイテム特徴へのマッピングデータファイル1022などのデータを使用して、応答を化学に基づく特徴の値にマッピングする。1つの実施形態において、アイテムのクラスタが推奨のために選択される。選択されるアイテムのクラスタは、ターム対クラスタマッピングモジュール202を使用して選択され、ターム対クラスタマッピングモジュール202は、記述子を選択するステップ3408においてユーザにより選択された記述子に最も良くマッチするアイテムのクラスタを選択する。アイテムのクラスタを選択した後、推奨エンジン110によりフィルタリングが行われてよい。推奨エンジン110は、選択されたクラスタに属するアイテムを取り出す。推奨エンジン110は、文脈/フィルタリングプロトコルに対するユーザ応答に基づいてアイテムをさらにフィルタする。いくつかの実施形態において、在庫データファイル1012がチェックされ、現在ストックにあるアイテムのみが含まれる。推奨エンジン110は次いで、前に説明されたように、各々の残りのアイテムの関連性スコアを計算する。処理は次いで、推奨を提示するステップ3412に進む。
最後の推奨を提示するステップ3412において、推奨エンジン110は、ユーザインターフェースを介して推奨をユーザに提示する。推奨エンジン110は、リストの上位から(すなわち、最も高い関連性スコアを有する)所定数のアイテムを選択する。クーポンコード(例えば、例示的なクーポンコード3310など)がさらに示されてよい。推奨を提示するステップ3412の間の例示的なユーザインターフェースが、図32に示される。
次に図35を参照し、化学化合物対ユーザマッピングテーブル3500が本発明の別の実施形態において示される。複数のユーザ識別2002、複数の化学化合物3504、及び複数の化学化合物値3506が図示される。
化学化合物対ユーザマッピングテーブル3500は複数の行を含み、各行は1つのユーザ識別2002に関連づけられる。各列は1つの化学化合物3504に関連づけられる。化学化合物3504は、アイテム内で発見される化学化合物及び/又は化学化合物のグループである。
各セルの化学化合物値3506は、各々の化学化合物又は化合物のグループについての、各ユーザの好みの度合いを示す。図示される実施形態において、化学化合物値3506は数値により表現され、より高い値がより高いユーザ好みを示し、より低い値がより低いユーザ好みを示す。
化学化合物値3506は、少なくとも1つの問い合わせユニットを含む1つ以上のユーザ好みプロトコルの実行により決定される。ユーザによる応答の選択は、関連づけられたマッピングテーブルにより決定されるとおり化学化合物値3506の値を変更することになる。
次に図36を参照し、複数のフレーバ記述子2104を含むフレーバ記述子チャート3600が示される。前に説明されたように、記述子は、ユーザが好みのアイテムを記述するための主観的方法を、定量的なアイテム性質と関連させるために使用される。図示される複数のフレーバ記述子は、味及び匂いなどの感覚的入力に関する。フレーバ記述子チャート3600内に示されるフレーバ記述子2104は網羅的リストでなく、さらなるフレーバ記述子が本明細書に記載の発明に含まれてよいことが理解されるであろう。
本明細書に説明される機能ユニットの多くが、その実装独立性をより具体的に強調するために、モジュールとしてラベル付けされている。例えば、モジュールは、カスタムVLSI回路又はゲートアレイ、論理チップ、トランジスタ、又は他のディスクリートコンポーネントなどの市販の半導体を含むハードウェア回路として実現されてよい。モジュールは、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイ論理、プログラマブル論理装置などのプログラマブルハードウェア装置で実現されてもよい。
モジュールは、様々なタイプのプロセッサによる実行のためにソフトウェアで実現されてもよい。実行可能コードの識別されたモジュールが、例えばオブジェクト、プロシージャ、又は関数として編成され得るコンピュータ命令の1つ以上の物理又は論理ブロックを例えば含んでよい。それにかかわらず、識別されたモジュールの実行可能ファイルは、物理的に一緒に位置する必要はなく、異なる場所に記憶された全く異なる命令を含んでよく、該命令は、論理的に一緒に結合されたときにモジュールを構成し、モジュールについて宣言された目的を達成する。
実際、実行可能コードのモジュールは、単一の命令又は多数の命令でもよく、いくつかの異なるコードセグメントにわたり、異なるプログラム間で、及びいくつかのメモリ装置にわたって分散さえされてよい。同様に、動作データが、本明細書においてモジュール内で識別され、例示されることがあり、任意の適切な形式で具現化され、任意の適切なタイプのデータ構造内に編成されることがある。動作データは、単一のデータセットとして収集されてよく、あるいは異なる記憶装置にわたってを含め異なる場所にわたり分散されてよく、システム又はネットワーク上に単に電子信号として少なくとも部分的に存在することがある。
本明細書に開示の発明は、特定の実施形態、その例及び適用を用いて説明されたが、これらに対して、特許請求の範囲に明記された発明の範囲から逸脱することなく、多数の変更及び変形が当業者により行われ得る。

Claims (21)

  1. アイテムを化学的に解析し、各解析されたアイテムについて、複数の化学に基づくアイテム特徴の各々についての客観的に測定された数量を含むデータを決定するように構成された化学的解析システムであり、各々の化学に基づくアイテム特徴は化学化合物又は化学的性質である、化学的解析システムと、
    あるカテゴリ内の第1の複数のアイテムのデータを含むデータベースであり、前記データは、前記化学的解析システムにより解析された各アイテムの結果として取得されており、各アイテムの、少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴について客観的に測定された数量を含む、データベースと、
    プロセッサ及び非一時的メモリを有するコンピューティング装置で実行するように構成され、
    前記第1の複数のアイテムと同じカテゴリ内の第2の複数のアイテムのユーザ好みに関するユーザ情報を含む、複数のユーザからのデータを受信するステップと、
    各アイテムの、少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴についての客観的に測定された数量を含む、前記第2の複数のアイテムのデータを受信するステップと、
    複数の質問を決定するステップであり、各質問は応答のセットに関連づけられ、前記質問のうち少なくとも1つが感覚的好みについて尋ねる、ステップと、
    前記第2の複数のアイテムの前記データと、前記複数のユーザからの前記データとを使用して、各質問の各応答と少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴との間の数値的相関を決定するステップと、
    を実行するように構成された学習モジュールと、
    ロセッサ及び非一時的メモリを有するコンピューティング装置で実行するように構成された少なくとも1つの推奨モジュールであり、前記推奨モジュールは前記データベースと通信し、
    前記決定された複数の質問から選択された複数の質問をユーザに提示するステップと、
    前記ユーザから、各々の選択された質問について、前記関連づけられた応答のセットから選択された応答を受信するステップと、
    前記受信したユーザ応答に基づいて、前記ユーザにユーザ好み値のセットを割り当てるステップであり、各ユーザ好み値は1つの化学に基づくアイテム特徴に関連づけられる、ステップと、
    各々の受信した応答について、前記応答に関連づけられた各々の化学に基づくアイテム特徴に関して前記ユーザ好み値に前記数値的相関を適用するステップと、
    ユーザ好み値について、前記ユーザ好み値を、関連づけられた化学に基づくアイテム特徴について測定された数量と比較することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の複数のアイテムの各々についての関連性スコアを計算するステップと、
    前記計算された関連性スコアに少なくとも部分的に基づいて前記第1の複数のアイテムから少なくとも1つのアイテムを選択するステップと、
    を実行するように構成される、推奨モジュールと、
    を含むアイテム推奨システム。
  2. 記アイテムはワインである、請求項1に記載のアイテム推奨システム。
  3. 前記少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴は、ワイン中に発見される少なくとも1つの化学化合物を含む、請求項2に記載のアイテム推奨システム。
  4. 前記少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴は、ワインの少なくとも1つの化学的性質を含む、請求項2に記載のアイテム推奨システム。
  5. 前記推奨モジュールは、
    少なくとも1つのユーザフィルタリング応答を受信するステップと、
    前記少なくとも1つのユーザフィルタリング応答に応答して前記第1の複数のアイテムをフィルタするステップと、
    を実行するようにさらに構成される、請求項1に記載のアイテム推奨システム。
  6. 前記第1の複数のアイテムの各々が少なくとも1つのイベントに関連づけられ、前記少なくとも1つのユーザフィルタリング応答は少なくとも1つのイベントを示す、請求項5に記載のアイテム推奨システム。
  7. 前記第1の複数のアイテムの各アイテムが少なくとも1つのワインタイプに関連づけられ、前記少なくとも1つのユーザフィルタリング応答は少なくとも1つのワインタイプを示す、請求項5に記載のアイテム推奨システム。
  8. 前記第1の複数のアイテムの各アイテムが価格に関連づけられ、前記少なくとも1つのユーザフィルタリング応答は価格範囲を示す、請求項5に記載のアイテム推奨システム。
  9. 前記第1の複数のアイテムの前記データは各アイテムの少なくとも1つのアイテム記述子を含み、前記推奨モジュールは、
    少なくとも1つのユーザアイテム記述子を受信するステップであり、前記関連性スコアの計算は、前記第1の複数のアイテムの各アイテムについて、前記少なくとも1つのアイテム記述子を前記少なくとも1つのユーザアイテム記述子と比較することに少なくとも部分的に基づく、ステップ
    を実行するようにさらに構成される、請求項1に記載のアイテム推奨システム。
  10. アイテムを化学的に解析し、各解析されたアイテムについて、複数の化学に基づくアイテム特徴の各々についての客観的に測定された数量を含むデータを決定するように構成された化学的解析システムであり、各々の化学に基づくアイテム特徴は化学化合物又は化学的性質である、化学的解析システムと、
    あるカテゴリ内の第1の複数のアイテムのデータを含むデータベースであり、各アイテムは、1つのアイテムクラスタに関連づけられ、前記データは、前記化学的解析システムにより解析された各アイテムの結果として取得されており、各クラスタについて、複数の記述子タームの各々と前記クラスタとの数値的関連づけを含み、前記データは、各アイテムの、少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴について客観的に測定された数量さらに、データベースと、
    プロセッサ及び非一時的メモリを有するコンピューティング装置で実行するように構成され
    前記第1の複数のアイテムと同じカテゴリ内の第2の複数のアイテムのユーザ好みに関するユーザ情報を含む、複数のユーザからのデータを受信するステップと、
    各アイテムの、少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴についての客観的に測定された数量を含む、前記第2の複数のアイテムのデータを受信するステップと、
    複数の質問を決定するステップであり、各質問は応答のセットに関連づけられ、前記質問のうち少なくとも1つが感覚的好みについて尋ねる、ステップと、
    前記第2の複数のアイテムの前記データと、前記複数のユーザからの前記データとを使用して、各質問の各応答と少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴との間の数値的相関を決定するステップと、
    を実行するように構成された学習モジュールと、
    ロセッサ及び非一時的メモリを含むコンピューティング装置で実行するように構成され、
    前記決定された複数の質問から選択された複数の質問をユーザに提示するステップと、
    前記ユーザから、前記関連づけられた応答のセットから選択された応答を受信するステップと、
    前記複数の記述子タームをユーザに提示するステップと、
    前記ユーザから少なくとも1つの記述子タームの選択を受信するステップと、
    前記選択された記述子タームと前記クラスタとの間の前記数値的関連づけに基づいて各クラスタのスコアを計算するステップと、
    複数のクラスタスコアを比較することに少なくとも部分的に基づいてクラスタを選択するステップと、
    前記ユーザから、各々の選択された質問について、前記関連づけられた応答のセットから選択された応答を受信するステップと、
    前記受信したユーザ応答に基づいて、前記ユーザにユーザ好み値のセットを割り当てるステップであり、各ユーザ好み値は1つの化学に基づくアイテム特徴に関連づけられる、ステップと、
    各々の受信した応答について、前記応答に関連づけられた各々の化学に基づくアイテム特徴に関して前記ユーザ好み値に前記数値的相関を適用するステップと、
    各ユーザ好みについて、前記ユーザ好み値を、関連づけられた化学に基づくアイテム特徴についての測定された数量と比較することに少なくとも部分的に基づいて、前記選択されたクラスタ内の各アイテムの関連性スコアを計算するステップと、
    を実行するように構成された少なくとも1つの推奨モジュールと、
    を含むアイテム推奨システム。
  11. 記推奨モジュールは、前記計算された関連性スコアに少なくとも部分的に基づいて前記選択されたクラスタから少なくとも1つのアイテムを推奨するステップを実行するようにさらに構成される、請求項10に記載のアイテム推奨システム。
  12. 前記アイテムはワインであり、前記少なくとも1つの推奨モジュールは、
    前記選択されたアイテムクラスタから代表的ワインを選択するステップと、
    前記代表的ワインを推奨するステップと、
    を実行するようにさらに構成される、請求項10に記載のアイテム推奨システム。
  13. 前記ユーザ好み応答は、複数の多肢選択式応答のうち1つのユーザ選択である、請求項10に記載のアイテム推奨システム。
  14. 前記データベースは、各々の多肢選択式応答を1つの化学に基づくアイテム特徴について測定された数量にマッピングするデータファイルを含む、請求項13に記載のアイテム推奨システム。
  15. あるカテゴリ内の第1の複数のアイテムからアイテムを推奨する方法であって、
    アイテムを化学的に解析するように構成された化学的解析システムを使用して、前記第1の複数のアイテムの各々についてのデータを決定するステップであり、各アイテムについて前記化学的解析システムにより取得される前記データは、複数の化学に基づくアイテム特徴の各々についての客観的に測定された数量を含み、各々の化学に基づくアイテム特徴は化学化合物又は化学的性質である、ステップと、
    プロセッサ及び非一時的メモリを有するコンピューティング装置で実行するように構成された学習モジュールにより、前記第1の複数のアイテムと同じカテゴリ内の第2の複数のアイテムのユーザ好みに関するユーザ情報を含む、複数のユーザからのデータを受信するステップと、
    前記第2の複数のアイテムの各々についての、少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴についての客観的に測定された数量を含む、前記第2の複数のアイテムのデータを受信するステップであり、前記データは、前記第2の複数のアイテムの各々についての、少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴についての客観的に測定された数量を含み、各々の化学に基づくアイテム特徴は化学化合物又は化学的性質である、ステップと、
    前記学習モジュールにより、複数の質問を決定するステップであり、各質問は応答のセットに関連づけられ、前記質問のうち少なくとも1つが感覚的好みについて尋ねる、ステップと、
    前記第2の複数のアイテムの前記データと、前記複数のユーザからの前記データとを使用して、各質問の各応答と少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴との間の数値的相関を決定するステップと、
    プロセッサ及び非一時的メモリを有するコンピューティング装置で実行するように構成され、前記第1の複数のアイテムのデータを含むデータベースと通信する少なくとも1つの推奨モジュールにより、少なくとも1つの化学に基づくアイテム特徴について客観的に測定された数量を含む前記データを決定するステップと、
    前記推奨モジュールにより、前記決定された複数の質問から選択された複数の質問をユーザに提示するステップと、
    前記推奨モジュールにより、各々の提示された質問について、前記関連づけられた応答のセットから選択されたユーザ応答を受信するステップと、
    前記推奨モジュールにより、前記受信したユーザ応答に基づいて、前記ユーザにユーザ好み値のセットを割り当てるステップであり、各ユーザ好み値は1つの化学に基づくアイテム特徴に関連づけられる、ステップと、
    各々の受信した応答について、前記応答に関連づけられた各々の化学に基づくアイテム特徴に関して前記ユーザ好み値に前記数値的相関を適用するステップと、
    前記推奨モジュールにより、前記ユーザ好み値を、関連づけられた化学に基づくアイテム特徴について測定された数量と比較することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の複数のアイテムの各々についての関連性スコアを計算するステップと、
    前記計算された関連性スコアに少なくとも部分的に基づいて前記第1の複数のアイテムから少なくとも1つのアイテムを選択するステップと、
    を含む方法。
  16. 前記アイテムはワインである、請求項15に記載のアイテムを推奨する方法。
  17. 前記化学に基づくアイテム特徴は、ワイン中に発見される少なくとも1つの化学化合物を含む、請求項16に記載のアイテムを推奨する方法。
  18. 前記化学に基づくアイテム特徴は、ワインの少なくとも1つの化学的性質を含む、請求項15に記載のアイテムを推奨する方法。
  19. 少なくとも1つのユーザフィルタリング応答を受信するステップと、
    前記少なくとも1つのユーザフィルタリング応答に応答して前記第1の複数のアイテムをフィルタするステップと、
    をさらに含む請求項15に記載のアイテムを推奨する方法。
  20. 各アイテムが少なくとも1つのアイテム記述子に関連づけられ、
    少なくとも1つのユーザアイテム記述子を受信するステップであり、前記関連性スコアの計算は、前記第1の複数のアイテムの各アイテムについて、前記少なくとも1つのアイテム記述子を前記少なくとも1つのユーザアイテム記述子と比較することに少なくとも部分的に基づく、ステップ
    をさらに含む請求項15に記載のアイテムを推奨する方法。
  21. 前記学習モジュールは、複数のユーザ好みプロトコルを決定するようにさらに構成され、各ユーザ好みプロトコルは、前記決定された複数の質問から選択された複数の質問を含み、
    前記推奨モジュールは、前記複数のユーザ好みプロトコルから1つを選択するようにさらに構成され、それにより、前記決定された複数の質問から選択された質問は、前記ユーザ好みプロトコルを含む質問である、請求項1に記載のアイテム推奨システム。
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