JP6957439B2 - エレベータ用かご内登録ランプ点検システム及び点検方法 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータ用かご内登録ランプ点検システム及び点検方法に関する。
一般的にエレベータでは行先登録ボタンがかご内に設けられており、利用者が行先登録ボタンを押すことにより、行先階が登録され、かごがその行先階に移動する。
エレベータの利用者は、行先階の行先登録ボタンを押し、それが点灯することにより、行先階の登録が受け付けられたことを認識する。
そして、従来、エレベータの行先階登録ボタンの光源(例えば白熱球)が球切れした場合、応答灯(テールテール)が点灯しなかった。
そのため、光源である白熱球等が交換されるまで、応答灯は点灯せず、エレベータの利用者は、行先階の登録が受け付けられたかどうかがわかりにくいという問題があった。
特許文献1では、呼び登録装置の登録確認表示用の発光素子である白熱ランプが球切れした場合、同時に取り付けられた補助表示部を示すLEDが点灯し、利用者は呼び登録確認を行うことが開示されている。
特開平7−69552号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明では、光源が球切れを起こしていない場合であっても常に補助表示部が点灯し、利用者にとって煩わしいという問題がある。
本発明の主な目的は、遠隔地であっても容易に行先階登録ボタンの光源が球切れや故障したことがわかる点検システム及び点検方法を提供することである。
本発明の他の目的は、行先階登録ボタンの光源が球切れや故障した場合に、エレベータの利用者に対して行先階登録が受け付けられた旨を通知することである。
本発明に係る第1の局面のエレベータ点検システムは、昇降路内を上下動するかごを制御するエレベータ制御装置を含むエレベータ点検システムであって、
前記かごは、利用者が前記かごを行先階に移動させるための複数の行先階登録ボタンを有する操作盤と、
前記操作盤を撮像する撮像装置と、を含み、
前記エレベータ制御装置は、画像を保存する記憶部と、
前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの画像と、前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の前記行先階登録ボタンの画像と、を比較して、点灯している前記行先階登録ボタンの位置が一致するか否かを判定する画像判定部と、
を含む、エレベータ用点検システムである。
前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの画像と、前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの画像とを比較することにより、点灯していない行先階登録ボタンがわかる。
「画像」は静止画だけでなく動画も含まれる概念である。また、「位置が一致する」とは、正確に位置が一致することを要せず、ほぼ一致すればよい。具体的には、画像判定部が同一の位置であると認識できる位置であればよい。
本発明の第2の局面に係るエレベータ点検システムは、第1の局面に係るエレベータ点検システムであって、前記画像判定部が、前記行先階登録ボタンの画像上での位置を認識し、
前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの位置と、
前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの位置と、が一致するか否かを判定するエレベータ点検システムである。
全点灯の指令が出されているにも関わらず、点灯していない行先階登録ボタンがあった場合、前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの位置と、
前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの位置と、は一致しない。
したがって、画像判定部が、行先階登録ボタンの画像上での位置を認識することにより、点灯していない行先階登録ボタンが何階のボタンかがわかる。
本発明に係る第3の局面のエレベータ点検システムは、第1の局面又は第2の局面に係るエレベータ点検システムであって、前記画像判定部が、前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの位置と、
前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの位置と、
が一致しないと判定した場合、
その一致していない位置の行先階登録ボタンに対応する光源が球切れをしていると判定するエレベータ点検システムである。
前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの位置と、
前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの位置とが一致しない場合、撮像装置により撮像された行先階登録ボタンに対応する光源が球切れしていることがほとんどである。そのため、この場合、エレベータ制御装置は、球切れと判定し、管理コンピュータにその情報を送信する。
本発明に係る第4の局面のエレベータ点検システムは、第3の局面に係るエレベータ点検システムであって、前記かごは、前記画像判定部が球切れしていると判定した場合に、選択された行先階登録ボタンの行先階が登録されたという登録情報を通知するスピーカー及び表示部の少なくともいずれか一方を含むエレベータ点検システムである。
これにより、通常運転モードで、エレベータの利用者が球切れしている行先階登録ボタンを選択した場合、利用者は、行先階登録ボタンが点灯しなくても行先階が登録されたことを認識することができる。
本発明に係る第5の局面のエレベータ点検方法は、昇降路内を上下動するかごを制御するエレベータ制御装置を含むエレベータ点検方法であって、
前記かごは、利用者が前記かごを行先階に移動させるための複数の行先階登録ボタンを有する操作盤と、
前記操作盤を撮像する撮像装置と、を含み、
前記エレベータ制御装置が、全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの画像を保存する記憶工程と、
前記撮像装置が、全点灯の指令が出された状態の前記行先階登録ボタンを撮像する撮像工程と、
前記記憶工程により保存されている全点灯された状態の点灯している行先階登録ボタンの画像と、前記撮像工程により撮像された全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの画像と、を比較して、点灯している前記行先階登録ボタンの位置が一致するか否かを判定する画像判定工程と、
を含むエレベータ点検方法である。
画像比較工程により、記憶工程によって保存されている全点灯された状態の行先階登録ボタンの画像と、撮像工程によって撮像した全点灯の指令が出された状態の点灯している行先階登録ボタンの画像とが比較されることにより、点灯していない行先階登録ボタンがわかる。
本実施形態に係るエレベータの斜視図。 本実施形態に係るエレベータの側面視概略図。 本実施形態に係るエレベータのかごの平面視断面図。 本実施形態に係るエレベータのかご内の操作盤。 本実施形態に係る記憶部に保存されている画像と撮像装置によって撮像された画像の比較の概念図。 本実施形態に係るエレベータ点検システムの概念図。 本実施形態に係るエレベータのかごが行先階まで移動する過程のフローチャート。 本実施形態に係るエレベータ点検システムのフローチャート。
以下、本発明の実施形態に関して図面を参照しながら説明する。
(エレベータ100)
図1及び図2に示すように、エレベータ100において、昇降路下部には巻上機200が設置されている。
巻上機200の駆動シーブ210に巻き掛けられたメインロープ220の一端部は、かご230に取り付けられている第1かごシーブ232及び第2かごシーブ233を経由して昇降路内に固定されている。
また、メインロープ220の他端部には釣合い錘240に取り付けられている釣合い錘シーブ241を経由して昇降路内に固定されている。
巻上機200のモータ(図示しない)によって駆動シーブ210が回転駆動されると、これに伴ってメインロープ220が走行する。そして、これに伴って第1かごシーブ232及び第2かごシーブ233が取り付けられているかご230が、かごガイドレール300aに案内されて昇降路内を昇降する。
同様に、メインロープ220の走行に伴って、釣合い錘シーブ241が取り付けられている釣合い錘240が、釣合い錘ガイドレール300bに案内されて昇降路内を昇降する。
メインロープ220の走行の向きは、第1シーブ211及び第2シーブ212によって変化する。
エレベータ100には、かご230の昇降速度が所定速度を超過したことを機械的に検知する調速機400が設けられている。調速機400のガバナシーブ410とガバナシーブ410の下方に位置するテンションシーブ500との間には、無端状のガバナロープ600が巻き掛けられている。
ガバナロープ600は、テンションシーブ500によりメインロープ220と平行に緊張した状態で張架されている。このガバナロープ600の一部は、かご230側に備えた非常止め装置231を作動させる非常止めレバー250に固定されている。
このため、ガバナロープ600は、かご230の昇降に同期してかご230と同速度で走行する。このとき、ガバナロープ600の走行速度と同速度で回転させられるガバナシーブ410の回転速度を調速機400が検出することで、昇降中のかご230の速度超過が検知される。
かご230の昇降速度が定格速度(所定速度)の大きさを超える第1の速度になると、メインロープ220の巻上機200を構成するモータ(図示しない)にブレーキがかけられる。
モータ(図示しない)にブレーキがかかってもかご230が停止しない場合、第1の速度を超える所定の第2の速度になると、ガバナシーブ410のトリップレバー(図示しない)による可動掴み(図示しない)の支持が解除され、可動掴みによってガバナロープ600の走行が停止する。
そして、ガバナロープ600に固定されている非常止めレバー250がガバナロープ600に引っ張られる格好で、相対的に引き上げられる。その結果、非常止め装置231が作動する。
非常止め装置231が作動することによっても、かご230が停止しない場合、かご230は、下方に配置されているオイルバッファ700である第1オイルバッファ700aに衝突する。第1オイルバッファ700aは、かご230の衝撃を吸収して、かご230を停止させる。
釣合い錘240の下方にもオイルバッファ700である第2オイルバッファ700bが配置されている。第2オイルバッファ700bは、釣合い錘240が落下した場合、釣合い錘240の落下による衝撃を吸収して、釣合い錘240を停止させる。
(かご230)
図3に示すように、かご230には、利用者がかご230内に出入りするためのかごドア234と、
かご230を利用者の操作により行先階に移動させるための操作盤800と、かご内を撮像する撮像装置900と、を含む。
図4に示すように、操作盤800は、建物内の階床に行くための、階床ごとの行先階登録ボタン810と、
かごドア234を開くための戸開ボタン820と、
かごドア234を閉じるための戸閉ボタン830と、
非常時にオペレータと通話するための非常時ボタン840と、
音声が聞こえ、通話可能なスピーカー850と、
かご230の走行方向や位置(階床)を知らせるため等に利用される表示部860と、を含む。
また、操作盤800は、行先階登録ボタン810、戸開ボタン820、戸閉ボタン830及び非常時ボタン840に対応する光源811と、
行先階登録ボタン810、戸開ボタン820、戸閉ボタン830及び非常時ボタン840、並びに光源811と接続されているボタンスイッチ制御部812と、を含む。
行先階登録ボタン810は、かご230に乗り込んだ利用者が行先階を登録するために用いられるボタンである。
つまり、エレベータ100の利用者が、例えば行先階登録ボタン810である5階を指し示す5階登録ボタン810eを押す(選択する)と、かご230は5階に移動する。
利用者が選択した行先階登録ボタン810では、行先階登録ボタン810に内蔵されている光源811が点灯する。これにより利用者は行先階登録が受け付けられたことを認識する。
光源811は、ボタンスイッチ制御部812に接続されており、ボタンスイッチ制御部812は、エレベータ制御装置950に接続されている。
つまり、利用者が例えば5階登録ボタン810eを押した場合、ボタンスイッチ制御部812がその選択情報を受信する。
そして、ボタンスイッチ制御部812は、5階登録ボタン810eが選択されたという情報(選択情報)をエレベータ制御装置950に送信する。
そして、エレベータ制御装置950は、5階登録ボタン810eに対応する光源811を点灯させ、かご230を5階に移動させる。
なお、本実施形態では、光源811は白熱球が使用されているが、LED等のライトであってもよい。
また、光源811は、行先階登録ボタン810が利用者によって押されることにより点灯するが、センサ(図示しない)によって行先階登録ボタン810が選択された認識される構成であってもよい。
行先階ボタン810は半透明の部材であるため、光源811が点灯した場合、その光源811が対応する行先階ボタン810が点灯する。
なお、行先階ボタン810の点灯は、ボタン全体が点灯してもよく、また数字部分だけ点灯する構成であってもよい。また、行先階ボタン810の周縁が点灯する構成であってもよい。
光源811は行先階登録ボタン810の数に対応する数を有する。本実施形態では、行先階登録ボタン810は、1階行先登録ボタン810aと、2階行先登録ボタン810bと、3階行先登録ボタン810cと、4階行先登録ボタン810dと、5階行先登録ボタン810eと、6階行先登録ボタン810fと、7階行先登録ボタン810gと、8階行先登録ボタン810hと、を含む。
そして、本実施形態では、光源811も行先階登録ボタン810の数と同様に、1階光源(図示しない)、2階光源(図示しない)、3階光源(図示しない)、4階光源(図示しない)、5階光源(図示しない)、6階光源(図示しない)、7階光源(図示しない)と、8階光源(図示しない)と、を含む。
また、光源811は、行先階登録ボタン810だけでなく、戸開ボタン820、戸閉ボタン830及び非常時ボタン840も点灯させるものであってもよい。
つまり、戸開ボタン820、戸閉ボタン830及び非常時ボタン840は、行先階登録ボタン810と同様に、光源811が配置されていてもよい。
戸開ボタン820、戸閉ボタン830及び非常時ボタン840の点灯も行先階登録ボタン810の点灯と同様に、ボタン全体が点灯してもよく、また文字部分だけ点灯する構成であってもよい。
また、戸開ボタン820、戸閉ボタン830又は非常時ボタン840の周縁が点灯する構成であってもよく、また、点灯しない構成であってもよい。
本実施形態では、戸開ボタン820、戸閉ボタン830及び非常時ボタン840は、行先階登録ボタン810と同様に、光源811が配置されている構成を説明する。
ボタンスイッチ制御部812は、行先階登録ボタン810、戸開ボタン820、戸閉ボタン830又は非常時ボタン840からの選択情報を受信した場合、その選択情報は、エレベータ制御装置950に送信される。
そして、その選択情報を受信したエレベータ制御装置950は、その選択情報に対応する光源811を点灯させる。
つまり、選択された行先階登録ボタン810が5階登録ボタン810eの場合、エレベータ制御装置950は、行先階登録ボタン810が利用者によって選択されたと判定した場合、その選択情報を登録する。
そして、エレベータ制御装置950は、5階光源(図示しない)を点灯させる。
ボタンスイッチ制御部812は、利用者がいったん選択した行先階登録ボタン810を、所定条件の下、再度押した(選択した)場合、その選択情報がキャンセルされたと判定し、点灯している光源811を消灯してもよい。
この場合、ボタンスイッチ制御部812は、エレベータ制御装置950に選択情報を送信しなくてもよい。
エレベータ制御装置950は、画像が保存される記憶部951と、
画像を比較する画像判定部952と、
ボタンスイッチ制御部812及び戸開閉制御部813と接続されているエレベータ制御部953と、を含む。
エレベータ制御装置950は、ボタンスイッチ制御部812から選択情報を受信した場合、その行先階にかご230を走行させるようにモータ(図示しない)を制御する。
つまり、エレベータ制御部953は、ボタンスイッチ制御部812から5階登録ボタン810eが選択されたという情報を受信した場合、5階光源(図示しない)を点灯させ、5階にかご230を走行させるようにモータ(図示しない)を制御する。
なお、ボタンスイッチ制御部812が光源811を点灯させる構成であってもよい。つまり、ボタンスイッチ制御部812は、光源811を点灯させた点灯情報をエレベータ制御装置950に送信してもよい。
戸開ボタン820及び戸閉ボタン830は、かごドア234を開閉させるためのボタンである。
戸開ボタン820又は戸閉ボタン830も行先階登録ボタン810の場合と同様である。戸開ボタン820又は戸閉ボタン830が利用者によって押された(選択された)場合、その開閉情報は、エレベータ制御装置950に送信される。
具体的には、開閉情報は、エレベータ制御装置950のエレベータ制御部953に送信される。
エレベータ制御部953は、開閉情報を開閉制御部813に送信する。開閉制御部813は開閉情報を受信した場合、かごドア234の開閉を行う。
戸開ボタン820及び戸閉ボタン830は、当該ボタンが押されている(選択されている)間、光源811が点灯する。
非常時ボタン840が押された場合、オペレータと繋がり、利用者は、オペレータと、マイク(図示しない)及びスピーカー850によって会話(通話)することができる。
スピーカー850は、自動音声を流すことができる。本実施形態では、球切れと判定された場合、球切れの行先階登録ボタン810が選択された際、行先階が登録された旨の自動音声がスピーカー850を通して発信される。
なお、オペレータと通話することができるスピーカー850と、自動音声が流れるスピーカーとは別に設けられていてもよい。
表示部860は、本実施形態では液晶画面であり、例えば現在のかご230の位置(何階であるか等)を表示したり、撮像装置900で撮像されたかご230内の様子を表示したりするところである。
表示部860は、行先階の登録がされた旨の表示をすることができる。本実施形態では、球切れと判定された場合、球切れの行先階登録ボタン810が選択された際、行先階が登録された旨の表示が表示部860に表示される。
撮像装置900は、操作盤800を撮像する装置である。本実施形態では撮像装置900としてビデオカメラが用いられている。なお、撮像装置900は通常のカメラであってもよく、また、防犯用カメラであってもよい。また、撮像装置900によって撮像されたかご230内の様子を表示する表示部が、表示部860とは別に設けられてもよい。
本実施形態では、撮像装置900はかご230の天井部(図示しない)に取り付けられている。撮像装置900は撮像した操作盤800を静止画として保存することが可能である。
エレベータ制御装置950は、かご230の上下動を制御するところである。つまり、エレベータ制御装置950はかご230を可動させるモータ(図示しない)を制御する。
記憶部951では、撮像装置900で撮像した全点灯した行先階登録ボタン810の画像Aが保存されている。
なお、記憶部951に保存される行先階登録ボタン810の画像Aは、撮像装置900以外のカメラ等の撮像装置で撮像された画像であってもよい。
画像判定部952は、記憶部951に保存されている全点灯された行先階登録ボタン810の画像Aと、自動点検モードの際に撮像装置900で撮像した全点灯の指令が出された行先階登録ボタン810の画像Bと、を比較する。
具体的には、画像判定部952は、画像Aと画像Bとを比較し、画像Aで点灯している行先階登録ボタン810と一致する位置で、画像Bで行先階登録ボタン810が点灯しているか否か判定する。画像判定部952には、画像センサ(図示しない)が用いられており、発光点である行先階登録ボタン810の画面上での位置を特定する。
「一致する位置」とは、ほぼ位置が一致していればよく、正確に一致していなくてもよい。画像判定部952が「一致している」と認識できる位置であればよい。
図5では、画像Bの1階登録ボタン810aが消灯している。そのため、画像判定部952は、画像Aでは点灯しているにも関わらず、画像Bでは1階登録ボタン810aが点灯していないため、画像Aと画像Bは一致しないと判定する。
そして、画像判定部952は、画像Bで点灯していない行先階登録ボタン810を判定する。図5では、画像判定部952は、画像Bの1階登録ボタン810aが点灯していないと判定する。
つまり、画像判定部952は、1階登録ボタン810aに対応する光源(1階光源)811が球切れをしていると判定する。
本実施形態では、画像判定部952は、画像Aで点灯する行先階登録ボタン810の位置を認識し、
画像Bで点灯する行先階登録ボタン810の位置を認識し、
画像Aで点灯している行先階登録ボタン810の位置と、画像Bで点灯している行先階登録ボタン810の位置と、が一致するか否かを判定する。
つまり、画像判定部952は、画像Aと画像Bとのそれぞれで点灯する行先階登録ボタン810の位置を認識して、その認識した位置同士を比較する。
画像Aで点灯している行先階登録ボタン810の位置と、画像Bで点灯している行先階登録ボタン810の位置と、が一致する場合、画像判定部952は、光源811は球切れしていないと判定する。
一方、画像Aで点灯している行先階登録ボタン810の位置と、画像Bで点灯している行先階登録ボタン810の位置と、が一致しない場合、画像判定部952は、光源811が球切れしていると判定する。
そして、一致しない場合、画像判定部952は、何階の行先階登録ボタン810の光源811が球切れをしているか判定する。
なお、画像判定部952は、画像Aで点灯する行先階登録ボタン810の位置を認識し、
当該位置と画像B上の一致する位置で、点灯しているか否かを判定するものであってもよい。
つまり、画像判定部952は、画像Aで点灯する行先階登録ボタン810の位置を認識して、その認識した位置と画像Bとを比較するものであってもよい。
また、画像判定部952は画像同士だけでなく、画像と動画を比較してもよい。
また、画像判定部952は、行先階登録ボタン810と同様に、戸開ボタン820、戸閉ボタン830又は非常時ボタン840でも点灯しているか否かの判定を行ってもよい。
(かご230の上下動)
図7では、エレベータ100に係るかご230が、利用者の目的地である行先階まで移動する過程についてフローチャートを用いて説明する。まず、エレベータ100の利用者がかご230内に入る(ステップS11)。
利用者が、行先階の行先階登録ボタン810を押す(選択する)(ステップS12)。
行先階登録ボタン810が選択された場合、選択された行先階登録ボタン810の選択情報は、ボタンスイッチ制御部812を介してエレベータ制御部953に送信される(ステップS13、ステップS14)。
エレベータ制御部953は選択情報を受信した場合、光源811を点灯させる(ステップS16、ステップS17)。利用者は、光源811が点灯することにより行先階が登録されたことを認識する。
エレベータ制御部953は、選択情報を受信した場合、選択情報に基づく行先階を登録する(ステップS18)。
エレベータ制御部953は、登録された行先階にかご230を移動させる(ステップS19)。
(光源811の点灯確認)
光源811の点灯確認について図8のフローチャートを用いながら説明する。上記のように利用者は、光源811が点灯することにより行先階が登録されたことを認識するが、白熱球、蛍光球、LED等の光源811が球切れしている場合、光源811は点灯しない。
光源811が点灯しない場合、利用者は行先階が登録されたかどうか認識できず、行先階が登録されたかどうか不安になる。
そのため、エレベータ100のメンテナンスはできる限り早く行う必要がある。
本実施形態では、早朝や深夜等の所定の時間に、エレベータ100が自動点検モードとなり、かご230内の行先階登録ボタン810の光源811を全点灯させる指令を出す。
つまり、エレベータ100は、所定の時間に自動点検モードに切り替わり、ボタンスイッチ制御部812は、かご230内の行先階登録ボタン810の光源811の全点灯の指令を出す(ステップS31)。
次に、かご230内の撮像装置900であるビデオカメラが、かご230内の行先階登録ボタン810の全点灯の指令がされた操作盤800を撮像する(ステップS32、撮像工程)。
本実施形態では、かご230内の撮像装置900であるビデオカメラは、常に操作盤800を撮像しているが、所定の時間帯のみ操作盤800を撮像するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、撮像装置900によって撮像された、行先階登録ボタン810の全点灯の指令がされている操作盤800の画像は、静止画であるが、動画であってもよい。
次に、撮像装置900は、撮像した行先階登録ボタン810の全点灯の指令がされている操作盤800の静止画又は動画をエレベータ制御部953に送信する(ステップS33、画像送信工程)。
本実施形態では、撮像装置900は、撮像した行先階登録ボタン810の全点灯の指令がされている操作盤800の静止画をエレベータ制御装置950に送信する。
記憶部951には、行先階登録ボタン810が全点灯されている操作盤800の正常状態の画像があらかじめ保存されている(記憶工程)。
エレベータ制御装置950は、保存されている正常状態の操作盤800の画像と、撮像装置900から送信された操作盤800の静止画又は動画と、を画像比較する(比較工程)。
具体的には、エレベータ制御装置950の画像判定部952が、あらかじめ保存されている全点灯した正常状態の操作盤800の画像と、撮像装置900から送信された全点灯の指示が出された操作盤800の画像とを比較し、点灯していない行先階登録ボタン810があるか否か判定する(画像判定工程)。
つまり、操作盤800の点灯位置が、全点灯した正常状態の操作盤800の画像と、撮像装置900から送信された全点灯の指示が出された操作盤800の画像と一致するか否か判定する(ステップS34)。
操作盤800の点灯位置が、全点灯した正常状態の操作盤800の画像と、撮像装置900から送信された全点灯の指示が出された操作盤800の画像と一致しない場合、一致していない行先階登録ボタン810の光源811が球切れしたと判定する(ステップS35)。
つまり、画像判定部952は、自動点検モードでボタンスイッチ制御部812から行先階登録ボタン810が全点灯の指令が出されているにも関わらず、点灯していない行先階登録ボタン810を検知した場合、画像が一致しないと判定する。
そして、画像判定部952は、どの行先階登録ボタン810が一致していないかを判定する。そして、その行先階登録ボタン810の光源811が球切れしたと判定する。
画像判定部952が行先階登録ボタン810の光源811が球切れをしていると判定した場合、エレベータ制御装置950は、管理コンピュータ960にその旨を報知する(ステップS36、報知工程)。その後、作業者が光源811を交換又は修理をする。
エレベータ100が通常運転モードに切り替わった後、球切れしていると判定された行先階登録ボタン810が、利用者によって押された(選択された)場合、表示部860に「ボタンランプ寿命切れあり。」等の行先階登録ボタン810が球切れしている旨の表示がされる(ステップS37、ステップS38)。
また、エレベータ100が通常運転モードに切り替わった後、球切れしていると判定された行先階登録ボタン810が、利用者によって押された(選択された)場合、表示部860は、「〇〇階が登録されました。」等の行先階登録ボタン810が登録された旨の表示を行う(ステップS39、表示工程)。
これにより、エレベータ100の利用者は、選択された行先階登録ボタン810が点灯しなくても、行先階が登録されたことを認識することができる。
また、エレベータ100が通常運転モードに切り替わった後、球切れしていると判定された行先階登録ボタン810が、利用者によって押された(選択された)場合、スピーカー850から「○○階が登録されました。」等の行先階が登録された旨の音声通知が行われる(ステップS40、通知工程)。
これにより、利用者が表示部860の表示に気づかない場合や視力が低い利用者の場合であっても、利用者は行先階が登録されたことを認識することができる。
なお、本実施形態は、かごドア234側に設けられた操作盤800であるが、かご230内の側面(yz平面)に設けられた操作盤であってもよい。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。
100…エレベータ
230…かご
231…非常止め装置
240…釣合錘
300…ガイドレール
800…操作盤
810…行先階登録ボタン
811…応答灯
812…ボタンスイッチ制御部
813…開閉制御部
850…スピーカー
900…撮像装置
950…エレベータ制御装置
951…記憶部
952…画像判定部
953…エレベータ制御部
960…管理コンピュータ

Claims (5)

  1. 昇降路内を上下動するかごを制御するエレベータ制御装置を含むエレベータ点検システムであって、
    前記かごは、利用者が前記かごを行先階に移動させるための複数の行先階登録ボタンを有する操作盤と、
    前記操作盤を撮像する撮像装置と、を含み、
    前記エレベータ制御装置は、画像を保存する記憶部と、
    前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの画像と、前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の前記行先階登録ボタンの画像と、を比較して、点灯している前記行先階登録ボタンの位置が一致するか否かを判定する画像判定部と、
    を含み、
    前記画像判定部が、前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの位置を認識し、
    前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの位置を認識し、
    前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの位置と、
    前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの位置と、が一致するか否かを判定し、
    前記画像判定部が一致しないと判定した場合、その一致していない位置を認識し、その位置の前記行先階登録ボタンの光源が球切れであると判定するエレベータ用点検システム。
  2. 前記画像判定部は画像センサを有し、
    前記画像センサにより発光点である行先階ボタンの画面上での位置を特定する請求項1記載のエレベータ点検システム。
  3. 前記撮像装置が防犯カメラである請求項1又は2記載のエレベータ点検システム。
  4. 前記かごは、前記画像判定部よって球切れしていると判定された前記行先階登録ボタンが行先階として選択されたとき、前記行先階登録ボタンの行先階が登録されたという登録情報を通知するスピーカー及び表示部の少なくとも一方を含む請求項1、2又は3記載のエレベータ点検システム。
  5. 昇降路内を上下動するかごを制御するエレベータ制御装置を含むエレベータ点検方法であって、
    前記かごは、利用者が前記かごを行先階に移動させるための複数の行先階登録ボタンを有する操作盤と、
    前記操作盤を撮像する撮像装置と、を含み、
    前記エレベータ制御装置は、前記撮像装置によって撮像された画像を保存する記憶部と、
    前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの画像と、前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の前記行先階登録ボタンの画像と、を比較して、点灯している前記行先階登録ボタンの位置が一致するか否かを判定する画像判定部と、を含み、
    前記エレベータ制御装置が、全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの画像を保存する記憶工程と、
    前記撮像装置が、全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンを撮像する撮像工程と、
    前記記憶工程により保存されている全点灯された状態の行先階登録ボタンの画像と、前記撮像工程により撮像された全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの画像と、を比較して、点灯している前記行先階登録ボタンの位置が一致するか否かを判定する画像判定工程と、
    を含み、
    前記画像判定工程により、前記画像判定部が、前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの位置を認識し、
    前記画像判定部が、前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの位置を認識し、
    前記画像判定部が、前記記憶部に保存されている全点灯された状態の前記行先階登録ボタンの位置と、
    前記撮像装置で撮像した全点灯の指令が出された状態の点灯している前記行先階登録ボタンの位置と、が一致するか否かを判定し、
    前記画像判定部が一致しないと判定した場合、その一致していない位置を認識し、その位置の前記行先階登録ボタンの光源が球切れであると判定するエレベータ点検方法。

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