JP6957183B2 - 首掛け式照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、首に掛けた状態で使用する照明装置に関する。
両手両腕を自由に使えるようにした状態で対象物を照射する装置としてヘッドライトがある。ヘッドライトは前頭部に装着して使用するため、両手両腕が自由に使えることから、工事現場や医療現場等の産業分野で広く用いられている。また、工事現場や医療現場のような高度な視認性や安全性までは要求されないが、日常生活や趣味活動のちょっとした場面でヘッドライトを使用したいという要請は意外に多い。ところが、ヘッドライトは、本来の用途上、ゴムバンドなどで前頭部にしっかりと固定されるタイプのものがほとんどであり、長時間装着していると締め付けによる不快感を覚えることが多いのも事実である。またヘアスタイルを崩しやすいという欠点もある。さらに帽子などを着用したままその上に装着する場合、つばによって光が遮られることもある。
ヘッドライトの使用者の中にはヘッドライトを首に掛けて使用する者もいる。しかし、このような使用方法は本来の使用方法とは異なるため、思わぬ危険を招くおそれがあることから安全上推奨されるものではない。仮に安全上の問題をクリアしたとしても、ゴムバンドを頭部から首まで移動させる際にメガネやサングラスを落下させたり破損させたりしないように予め取り外しておく必要があるなど面倒な作業も多い。これはヘッドライトを首から外すときも同様である。またつば付きの帽子やパーカーフードなども予め脱いでおかなければならないなど、ヘッドライトを首に掛けて使用しようとすれば着脱に際して余計な作業が増えることになる。
一方、現在では首に掛けて使用するタイプの照明装置が提案されている(特許文献1、2参照)。これらの新しいタイプの照明装置は、首からぶら下げるペンダント式の構造を採用している。ペンダント式は比較的単純な構造であるため、製作費を低く抑えられるという利点があるが、照明装置としては以下に示すような欠点が指摘される。光源の位置が目線よりも大幅に低くなるため、対象物の見え方(陰影の生じ方)に違和感を覚えることがある。ペンダント式は柔軟性に富む反面、剛性がないため、身体の動き、特に素早い動きに光源が追随できないことがある。紐部分の巻き込み事故等の際に首を絞められるおそれがある。
特開2005−243538号公報 特開2014−154531号公報
本発明は、従来の首掛け式の照明装置にある問題点に鑑みて創作されたものであり、視認性と安全性を両立させた首掛け式照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、前述した課題を解決するため、以下に示される首掛け式照明装置を提供する。
本発明の第1の態様は、着用者の首の周囲に掛けられるフレームと、前記首掛け部によって所定の位置に装着される照明装置を備え、前記フレームが、着用者の首を通すための隙間を有するとともに、前記隙間の大きさを変化させ得る弾性を備え、前記照明装置が、前記フレームの前記隙間が設けられている側と対向する側に装着されることを特徴とする首掛け式照明装置である。
首掛け式照明装置は首の周囲に掛けて使用する。フレームの隙間は弾性的に開閉することができるため、使用に際しては着用者の首が通る程度に広げ、首の前方から後方に向けて装着する。装着後は弾性により隙間が閉じるため、意図的に外力を加えない限りは首回りから脱落することはない。フレームと首の間には密着しない程度の隙間を設けることが望ましい。この隙間を調節するための機構をフレームに付加的に設けてもよい。装着時には首の前方、顎の下方あたりに照明装置が位置するため、着用者の前方のみならず手元やその周辺も効果的に照射することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記フレームの前記隙間を形成する両端部もしくは何れか一方の端部に、前記照明装置の光源に電力を供給する電池が収納されていることを特徴とする首掛け式照明装置である。
照明装置の光源用の電池は照明装置の筐体内部に収納することもできるが、より大きな光量で長時間の使用に耐え得るようにするには電池の重量が増加することになるため、フレームの前方のみが重くなる。この場合、首の前後に掛かる荷重のバランスが崩れて違和感が生じたり、長時間の使用においては首の痛みや肩凝りを誘発することがある。そのため、筐体内部とは別に外部電源を用意しておくことが望ましい。外部電源は、着用者の着衣等に装着して電源コード等によって光源に電力を供給するように構成することもできるが、電源コードの絡まりや断線等の不具合を考慮すれば、フレーム自体に装着することが望ましい。この場合、照明装置のほぼ反対側に位置する場所に装着すれば、フレーム前後の荷重バランスが向上し、使用時の違和感を軽減することができる。なお外部電源を着脱可能な構造にしておけば、不使用時の全体重量を軽減することができる。
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記照明装置に替えて、もしくは同時に装着される撮像装置を備えることを特徴とする首掛け式照明装置である。
自身が実際に見ている映像を記録に残し、動画サイト等に投稿するという行動が近年活発化してきている。この場合、両手両腕が自由に使えるようにするために、頭部に撮像装置を装着することが多く、またそのような装着を行うためのフレームも市販されている。しかし、撮像装置を頭部に装着すると、頭(顔)を動かすたびに撮像装置も動くことになるため、撮像対象以外の情報まで撮像されてしまうこともある。またパンニングが頻繁に起きるため、撮像した映像がとても見辛いという問題もある。例えば、調理を実況するなど手元の情報だけを撮像すれば十分な場面であっても、調味料や調理器具を探すときの頭(顔)の動きに撮像装置が追随するため、煩雑なパンニングや余計な情報まで撮像されてしまうことになる。頭の前後左右の動きは主として首を中心として行われるため、首は頭に比べて遥かに動きが少ない。そこで、本発明のフレームに撮像装置を装着することで、頭の動きや顔の向きにほとんど影響を受けずに対象物を捉え続けることができるようになるため、必要な情報のみを見やすく撮像することができる。これにより、調理や手作業の様子、さらには手術や施術の様子を着用者と同じ目線で確認することができる。また撮影と同時に音声の記録もできるようにすれば、言葉による説明も同時に記録することができる。
本発明の第1の態様によれば、目線に近いところに光源を配置することができるため、対象物を自然な陰影を伴って違和感なく視認することができる。またフレームの隙間を広げるだけで首の前方から装着することができるため、着脱も容易であり、ヘアスタイルを崩すこともない。さらには、巻き込み事故等の緊急時にはフレームの弾性限度を超えて破断するため、首が締められるなどの事故を未然に予防することができる。
本発明の第2の態様によれば、フレーム前後の荷重バランスを崩すことなく、大光量、長時間の照射を実現することができる。
本発明の第3の態様によれば、撮像装置が、頭の動きや顔の向きにほとんど影響を受けずに対象物を捉え続けることができるようになるため、必要な情報のみを見やすく撮像することができる。
ネックライトを着用した状態を示す図 ネックライトの実施形態を示す図 ネックライトの他の実施形態を示す図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態であるネックライトを着用者の首に掛けた状態を示している。ネックライト10は、フレーム12、ライト14、バッテリーケース16によって構成されている。フレーム12は全体として環状の形状であり、着用したときに首との間に適度な空間ができ、首を圧迫しない程度の大きさおよび形状に形成されている。2つのバッテリーケース16の間には隙間が形成されており、この隙間を通して首の周りに装着する。フレーム12は隙間の大きさを変化させ得る程度の弾性を備えており、ネックライト10の着脱の際には隙間を広げて、首が通る程度の大きさになるようにフレーム12を弾性変形させる。
フレーム12は、通常の着用時に自重等によって隙間が開くなどしてネックライト10が脱落したりすることがない程度の弾性強度は必要である。また、フレーム12が何かに引っ掛かったりしたときには破断するなどして首を締めることのないように配慮する必要がある。
ライト14は、フレーム12に隙間と対向する位置に装着して使用する。ライト14には電気を利用するものであればLEDや電球など様々な種類の光源を用いることができる。ライト14とフレーム12は分離不可の一体型の構造であってもよいし、独立したライト14をフレーム12に着脱可能に装着する分離型の構造であってもよい。ここでは、ライト14に付属するベルト18をフレーム12に設けられた孔20に通して固定した状態を図示している。ライト14が分離型であれば、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置と付け替えて使用することも可能である。
バッテリーケース16は、フレーム12の両端部にそれぞれ装着されている。バッテリーケースには、リチウムイオン電池等の充電が可能な二次電池、もしくはマンガン乾電池やアルカリ乾電池等の一次電池を装着することができる。バッテリーケース16はフレーム12に対して着脱可能であり、バッテリーケース16とフレーム12との取り付け部には防水パッキンや防水テープ等の防水処理が施されている。フレーム12にはバッテリーケース16とライト14との間で通電を行うためのケーブルが内蔵されている。より大容量のバッテリーが必要な場合に備えて、バッテリーケース16とは別体のバッテリーケースからの給電も可能である。
バッテリーケース16にはLED等を配備することも可能である。ネックライト10の着用時にはバッテリーケース16は首の横から後ろ側にかけての範囲に位置するため、バッテリーケース16が点灯もしくは点滅すれば、周囲への注意喚起を促すことができ、着用者の身の安全を守ることができる。
図3は、本発明の実施形態であるネックライトの他の形態を示している。ネックライト20は、ライトと付け替えてデジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置24を装着することができる。撮像装置24の装着の際にはホルダー26を使用する。ホルダー26に付属するベルト28をフレーム12に設けられた孔30に通してホルダー26をフレーム22に固定する。ホルダー26には、市販されている撮像装置24に設けられている三脚固定用のねじ穴に対応するねじ32が付属しており、撮像装置24を確実に固定することができる。
10 ネックライト
12 フレーム
14 ライト
16 バッテリーケース
24 撮像装置
26 ホルダー

Claims (3)

  1. 着用者の首の周囲に掛けられるフレームと、
    前記フレームによって所定の位置に着脱可能に装着される照明装置を備え、
    前記フレームが、着用者の首を通すための隙間を有するとともに、前記隙間の大きさを変化させ得る弾性、および首との隙間を調節する機構を備え、
    前記照明装置が、前記フレームの前記首を通すための隙間が設けられている側と対向する側に装着されることを特徴とする、
    首掛け式照明装置。
  2. 前記フレームの前記隙間を形成する両端部もしくは何れか一方の端部に、前記照明装置の光源に電力を供給する電池が収納されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の首掛け式照明装置。
  3. 前記照明装置に替えて、もしくは同時に装着される撮像装置を備えることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の首掛け式照明装置。
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