JP6956952B2 - 腸管保護剤及び腸管保護方法、医薬品、飲食品並びにタイトジャンクション関連因子発現促進剤 - Google Patents
腸管保護剤及び腸管保護方法、医薬品、飲食品並びにタイトジャンクション関連因子発現促進剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6956952B2 JP6956952B2 JP2017044560A JP2017044560A JP6956952B2 JP 6956952 B2 JP6956952 B2 JP 6956952B2 JP 2017044560 A JP2017044560 A JP 2017044560A JP 2017044560 A JP2017044560 A JP 2017044560A JP 6956952 B2 JP6956952 B2 JP 6956952B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tight junction
- agarooligosaccharide
- intestinal
- foods
- expression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
アガロオリゴ糖は、アガロビオース(二糖)の繰り返し単位からなるオリゴ糖であり、重合度は二糖単位の偶数を示す。アガロビオースは、1,3位で結合したβ−D−ガラクトピラノース及び1,4位で結合した3,6アンヒドロ−α−L−ガラクトピラノースからなる二糖である。アガロオリゴ糖として、例えばアガロビオース(二糖)、アガロテトラオース(四糖)、アガロヘキサオース(六糖)、アガロオクタオース(八糖)、アガロデカオース(十糖)等が挙げられる。中でもアガロビオース、アガロテトラオースが好ましく、アガロテトラオースが特に好ましい。本発明に係る腸管保護剤は、これらのアガロオリゴ糖のうち1種を単独で含有していてもよいし、2種以上を任意の割合で含有していてもよい。
また、本発明は、アガロオリゴ糖を含有するタイトジャンクション関連因子発現促進剤である。アガロオリゴ糖として、上述の腸管保護剤と同様のものを使用することができる。なお、タイトジャンクション関連因子とは、公知又は未知のタイトジャンクション構成タンパク質、及びこれらのタイトジャンクション構成タンパク質の遺伝子等である。
高速液体クロマトグラフィー・・・Prominence(登録商標) HPLCシステム(株式会社島津製作所製)
経上皮電気抵抗測定装置・・・Millicell(登録商標) ERS−2(Merck Millipore社製)
リアルタイムPCR・・・Thermal Cycler Dice(登録商標) Real Time System II(タカラバイオ株式会社製)
蛍光顕微鏡・・・EVOS(登録商標) FL(ThermoFisher社製)
EMEM培地・・・和光化学株式会社製
伊那寒天(登録商標)タイプS−7(伊那食品工業株式会社製)を、特許第4796697号に記載された固体酸を用いる方法で加水分解し、アガロオリゴ糖を調製した。アガロオリゴ糖の構成は、高速液体クロマトグラフィーを用いて測定した。測定条件は、カラム(東ソー株式会社製、TSKgel(登録商標) α−2500)を直列2本連結、溶媒H2O、流速0.3ml/分、温度60℃の条件で溶出、検出はRI(示差屈折)とした。
アガロビオース(二糖) 26.2重量%
アガロテトラオース(四糖) 27.7重量%
アガロヘキサオース(六糖) 23.1重量%
アガロオクタオース(八糖) 18.9重量%
アガロデカオース(十糖) 4.1重量%
(実施例1)
ヒト腸管上皮細胞を用いて、アガロオリゴ糖がタイトジャンクション構成タンパク質遺伝子の発現に及ぼす影響を調べた。具体的には、コンフルエント状態に達したヒトCaco−2細胞を、10%ウシ胎児血清を含むEMEM培地中で37℃、5%CO2の条件下で培養し、分化誘導を行った。3週間の培養後、経上皮電気抵抗(TEER)値を測定したところ、800Ω・cm2以上であり、タイトジャンクションが適切に形成されていることを確認した。そこへ、製造例1で得られたアガロオリゴ糖を終濃度2mg/mlになるように添加して、37℃、5%CO2の条件下で2時間培養した。培養後の細胞を、細胞溶解液(RNAiso Plus(タカラバイオ株式会社製))、イソプロパノール及びエタノールを用いて全RNAを単離した。次いで逆転写酵素を用いてcDNAを調製し、それを鋳型にタイトジャンクション構成タンパク質(Claudin−4、Claudin−7、ZO−1及びOccludin)のmRNA発現量をそれぞれリアルタイムPCRで測定した。コントロールはGADPHとした。
アガロオリゴ糖を添加しなかったこと以外は実施例1と同様にしてCaco−2細胞を培養し、タイトジャンクション構成タンパク質のmRNA発現量を測定した。比較例1におけるタイトジャンクション構成タンパク質のmRNA発現量をそれぞれ1として、実施例1におけるタイトジャンクション構成タンパク質のmRNA発現量を図1に示した。
(実施例2)
ヒト腸管上皮細胞を用いて、アガロオリゴ糖がタイトジャンクション構成タンパク質の発現に及ぼす影響を調べた。具体的には、コンフルエント状態に達したヒトCaco−2細胞を、10%ウシ胎児血清を含むEMEM培地中で37℃、5%CO2の条件下で培養し、分化誘導を行った。3週間の培養後、経上皮電気抵抗(TEER)値を測定したところ、800Ω・cm2以上であり、タイトジャンクションが適切に形成されていることを確認した。そこへ、製造例1で得られたアガロオリゴ糖を終濃度2mg/mlになるように添加して、37℃、5%CO2の条件下で2時間培養した。培養後の細胞を、細胞溶解液とアルコールを用いて全タンパク質を単離した。次いで、β−アクチンをコントロールとしてClaudin−4の発現量をウエスタンブロットで測定した。
アガロオリゴ糖の終濃度が10mg/mlとなるように添加したこと以外は実施例2と同様にしてCaco−2細胞を培養し、Claudin−4の発現量を測定した。
アガロオリゴ糖を添加しなかったこと以外は実施例2と同様にしてCaco−2細胞を培養し、Claudin−4の発現量を測定した。実施例2及び3、比較例2におけるウエスタンブロットを図2に示す。また、比較例2におけるClaudin−4発現量を1として、実施例2及び3におけるClaudin−4発現量を図3に示した。
(実施例4)
ヒト腸管上皮細胞を用いて、アガロオリゴ糖がタイトジャンクション構成タンパク質の発現に及ぼす影響を調べた。具体的には、コンフルエント状態に達したヒトCaco−2細胞を、10%ウシ胎児血清を含むEMEM培地中で37℃、5%CO2の条件下で培養し、分化誘導を行った。3週間の培養後、経上皮電気抵抗(TEER)値を測定したところ、800Ω・cm2以上であり、タイトジャンクションが適切に形成されていることを確認した。そこへ、製造例1で得られたアガロオリゴ糖を終濃度2mg/mlになるように添加して37℃、5%CO2の条件下で2時間培養した。培養後の細胞を、蛍光標識抗体であるマウス由来モノクローナル抗体anti−Claudin−4(A−12)(Santa Cruz Biotechnology社製)で染色し、蛍光顕微鏡で観察した。蛍光顕微鏡写真を図4に示す。
アガロオリゴ糖の終濃度が10mg/mlとなるように添加したこと以外は実施例4と同様にしてCaco−2細胞を培養し、蛍光顕微鏡で観察した。蛍光顕微鏡写真を図4に示す。
アガロオリゴ糖を添加しなかったこと以外は実施例4と同様にしてCaco−2細胞を培養し、蛍光顕微鏡で観察した。蛍光顕微鏡写真を図4に示す。
(実施例6)
ヒト腸管上皮細胞を用いて、アガロオリゴ糖による腸管保護効果を調べた。具体的には、コンフルエント状態に達したヒトCaco−2細胞を二層式のトランズウェルに播種後、10%ウシ胎児血清を含むEMEM培地中で37℃、5%CO2の条件下で培養し、分化誘導を行った。3週間の培養後、経上皮電気抵抗(TEER)値を測定したところ、800Ω・cm2以上であり、タイトジャンクションが適切に形成されていることを確認した。そこへ、製造例1で得られたアガロオリゴ糖、及びルシファーイエローをそれぞれ終濃度が2mg/ml、0.4μg/mlになるように添加して、37℃、5%CO2の条件下で2時間培養した。アガロオリゴ糖は終濃度2mMになるよう添加した。下層のルシファーイエローの蛍光強度を測定し、ルシファーイエロー透過速度(μg/min/cm2)を算出した。結果を図5に示す。
アガロオリゴ糖を添加しなかったこと以外は実施例6と同様にしてCaco−2細胞を培養し、ルシファーイエロー透過速度を算出した。結果を図5に示す。
タイトジャンクションの働きを弱めることを目的として、1%DMSOを添加下したこと以外は実施例6と同様にしてCaco−2細胞を培養し、ルシファーイエロー透過速度を算出した。結果を図5に示す。
アガロオリゴ糖を添加しなかったこと以外は実施例7と同様にしてCaco−2細胞を培養し、ルシファーイエロー透過速度を算出した。結果を図5に示す。
(実施例8)
ヒト腸管上皮細胞を用いて、アガロオリゴ糖の各構成糖による腸管保護効果を調べた。具体的には、コンフルエント状態に達したヒトCaco−2細胞を二層式のトランズウェルに播種後、10%ウシ胎児血清を含むEMEM培地中で37℃、5%CO2の条件下で培養し、分化誘導を行った。3週間の培養後、経上皮電気抵抗(TEER)値を測定したところ、800Ω・cm2以上であり、タイトジャンクションが適切に形成されていることを確認した。タイトジャンクションの働きを弱めることを目的として、1%DMSOを添加した。そこへ、製造例1において得られたアガロオリゴ糖の水溶液をカラム(東ソー株式会社製、TOYOPEARL(登録商標) HW−40S)を用いて単離したアガロビオース(二糖)、及びルシファーイエローを、終濃度がそれぞれ2mM、0.4μg/mlとなるように添加して、37℃、5%CO2の条件下で2時間培養した。下層のルシファーイエローの蛍光強度を測定し、ルシファーイエロー透過速度(μM/min/cm2)を算出した。結果を図6に示す。
アガロビオースの代わりに、製造例1において得られたアガロオリゴ糖の水溶液をカラム(東ソー株式会社製、TOYOPEARL(登録商標) HW−40S)を用いて単離したアガロテトラオースを使用したこと以外は実施例8と同様にして細胞を培養し、ルシファーイエロー透過速度を算出した。結果を図6に示す。
(実施例10)
以下の配合で、常法に従い、腸管保護を目的とした錠剤(1錠0.3g、直径8mm、打圧300kg)を作製した。なお、以下の実施例10〜20において、アガロオリゴ糖として製造例1で得られたものを使用した。
アガロオリゴ糖 50.0重量%
乳糖 30.0重量%
結晶セルロース 19.5重量%
ステアリン酸マグネシウム 0.5重量%
以下の配合で、常法に従い、腸管保護を目的とした散剤(1包1g)を作製した。
アガロオリゴ糖 50.0重量%
乳糖 40.0重量%
コーンスターチ 9.7重量%
ステアリン酸マグネシウム 0.3重量%
以下の配合で、常法に従い、腸管保護を目的としたゼリー剤(1包25g)を作製した。
アガロオリゴ糖 8.0重量%
還元麦芽糖水あめ 10.0重量%
ゲル化剤(伊那寒天(登録商標)UP−37) 0.3重量%
香料 0.5重量%
酸味料 1.5重量%
水 79.7重量%
(実施例13)
以下の配合で、常法に従い、腸管保護を目的とした清涼飲料を作製した。
アガロオリゴ糖 0.5g
濃縮果汁 3.0g
砂糖 16.0g
アスコルビン酸 適量
クエン酸 0.6g
クエン酸ナトリウム 0.4g
香料 適量
水 残余
計 200g
以下の配合で、常法に従い、腸管保護を目的とした粉末茶を作製した。
アガロオリゴ糖 0.2g
茶顆粒 0.6g
粉飴 1.2g
計 2g
以下の配合で、常法に従い、腸管保護を目的とした茶飲料を作製した。
アガロオリゴ糖 0.2g
茶顆粒 0.6g
粉飴 1.2g
水 残余
計 200g
以下の配合で腸管保護を目的としたゼリーを作製した。具体的には、100℃の湯に材料を溶解した後、10℃に冷却することによりゼリーを作製した。
アガロオリゴ糖 1.0g
濃縮果汁 1.5g
砂糖 12.0g
ゲル化剤(伊那寒天(登録商標)UP−37) 0.2g
クエン酸 0.3g
クエン酸ナトリウム 0.2g
香料 適量
水 残余
計 100g
以下の配合で、常法に従い、腸管保護を目的としたグミを作製した。アガロオリゴ糖は酸味料添加後に添加した。
アガロオリゴ糖 5g
砂糖 40g
水あめ 40g
ゼラチン 10g
水 15g
濃縮グレープフルーツ果汁 5g
香料 適量
酸味料 適量
計 115g
以下の配合で、常法に従い、腸管保護を目的としたコーンスープの素を作製した。
アガロオリゴ糖 1g
コーンパウダー 50g
脱脂粉乳 14g
糖類 14g
食塩 3g
調味料 5g
デンプン 8g
粉末油脂 4g
乳化剤 1g
計 100g
以下の配合で、常法に従い、腸管保護を目的としたクッキーを作製した。アガロオリゴ糖は加水時に混合した。
アガロオリゴ糖 0.01g
薄力粉 60g
バター 30g
砂糖 15g
水 適量
計 110g
以下の配合で、常法に従い、腸管保護を目的としたうどんを作製した。アガロオリゴ糖は加水時に混合した。
アガロオリゴ糖 2g
中力粉 100g
食塩 5g
水 残余
計 150g
Claims (3)
- 適切に形成されているタイトジャンクションにおいて、タイトジャンクション構成タンパク質、及びタイトジャンクション構成タンパク質の遺伝子から選択されるタイトジャンクション関連因子の発現を促進するための発現促進剤であって、アガロオリゴ糖を含有することを特徴とするタイトジャンクション関連因子発現促進剤。
- 適切に形成されているタイトジャンクションにおけるタイトジャンクション関連因子の発現促進用医薬品であって、請求項1に記載のタイトジャンクション関連因子発現促進剤を含有することを特徴とするタイトジャンクション関連因子の発現促進用医薬品。
- 適切に形成されているタイトジャンクションにおけるタイトジャンクション関連因子の発現促進用飲食品であって、請求項1に記載のタイトジャンクション関連因子発現促進剤を含有することを特徴とするタイトジャンクション関連因子の発現促進用飲食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017044560A JP6956952B2 (ja) | 2017-03-09 | 2017-03-09 | 腸管保護剤及び腸管保護方法、医薬品、飲食品並びにタイトジャンクション関連因子発現促進剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017044560A JP6956952B2 (ja) | 2017-03-09 | 2017-03-09 | 腸管保護剤及び腸管保護方法、医薬品、飲食品並びにタイトジャンクション関連因子発現促進剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018145159A JP2018145159A (ja) | 2018-09-20 |
JP6956952B2 true JP6956952B2 (ja) | 2021-11-02 |
Family
ID=63590737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017044560A Active JP6956952B2 (ja) | 2017-03-09 | 2017-03-09 | 腸管保護剤及び腸管保護方法、医薬品、飲食品並びにタイトジャンクション関連因子発現促進剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6956952B2 (ja) |
-
2017
- 2017-03-09 JP JP2017044560A patent/JP6956952B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018145159A (ja) | 2018-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11566219B2 (en) | Bifidobacterium bacteria and composition including novel bifidobacterium bacteria | |
EP3725321A1 (en) | Composition containing bacterium belonging to genus bifidobacterium as active ingredient | |
KR102240196B1 (ko) | 신규한 락토바실러스 파라카세이 균주 | |
EP3981255A1 (en) | Nutritional composition | |
JP2013075917A (ja) | グリコーゲンを含む食品とその用途 | |
WO2017146213A1 (ja) | ロイコノストック メセンテロイデスが産生する菌体外多糖を有効成分として含む代謝異常の予防または治療用組成物 | |
JP6723980B2 (ja) | 大腸炎抑制剤 | |
TW201100084A (en) | Compositions comprising oligosaccharides | |
JPWO2007083425A1 (ja) | 腸疾患のための医薬組成物、飲食品、又は飼料 | |
JPWO2017145415A1 (ja) | 免疫発達促進剤 | |
EP3722413A1 (en) | Novel bifidobacterium bacteria and composition including novel bifidobacterium bacteria | |
JP6956952B2 (ja) | 腸管保護剤及び腸管保護方法、医薬品、飲食品並びにタイトジャンクション関連因子発現促進剤 | |
JP6753109B2 (ja) | リーキーガットの予防又は改善用組成物 | |
WO2010117274A1 (en) | Carbohydrates enhancing the production of a c5 and/or a c6 scfa | |
JP2011178764A (ja) | 腸内ビフィズス菌増殖促進剤および腸管バリア機能改善剤 | |
WO2023176950A1 (ja) | 腸管内での細菌の増殖制御用組成物及びその利用 | |
JP7466162B2 (ja) | 乳酸菌およびビフィズス菌増殖促進剤 | |
KR20200000956A (ko) | 프로피오니바크테리움 후레우덴레이키, 이의 배양액 또는 이의 사균체를 유효성분으로 함유하는 장질환의 예방 또는 치료용 조성물 | |
WO2022091736A1 (ja) | 腸内細菌叢改善用組成物及び腸内腐敗物質産生抑制用組成物 | |
WO2024043298A1 (ja) | 腸内細菌叢改善用組成物 | |
JP7418992B2 (ja) | 特定のビフィドバクテリウム属細菌のヒト腸管内での増殖を促進するための組成物 | |
JP7299744B2 (ja) | 血中尿酸値低減用組成物、及び高尿酸血症予防又は改善用組成物、並びに、該組成物を用いた医薬品組成物及び飲食品組成物 | |
JP2023055389A (ja) | バクテロイデス属細菌の増殖促進剤 | |
JP2007099668A (ja) | α−1、4結合型N−アセチルグルコサミン含有O−グリカン型糖鎖の分泌促進剤並びにこれを含有するヘリコバクターピロリ菌を原因とする病態の治療予防剤及び飲食品 | |
US20230413887A1 (en) | 2'-fucosyllactose for use in stimulating f. prausnitzii abundance |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20170331 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210224 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210803 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210921 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210922 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6956952 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |