JP6956046B2 - フレーム構造の設計方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フレーム構造の設計方法に関する。
回転電機は、通常、ロータシャフトおよび回転子鉄心を有する回転子と、回転子の外側に配された固定子鉄心とそれを貫通する固定子巻線とを有する固定子を備えている。
全閉形回転電機においては、回転子鉄心および固定子は、フレーム等が形成する閉空間内に収納されている。固定子および回転子鉄心で発生する熱を除去するための冷却は、通常、閉空間内の空気等の冷却用気体の循環と、機内の冷却用気体から外気等の冷却媒体への熱移動により行っている。
特開平9−74708号公報 特開2007−244177号公報 特許第6255377号公報
全閉形回転電機において、冷却管を有する冷却器が備えられている場合は、閉空間内の冷却用気体から冷却管内の外気あるいは冷却水などの冷却媒体への熱移動は、冷却管の外面から内面への熱移動、すなわち冷却管を通じた伝熱により行われる。
一方、冷却管を有さない場合には、外気による熱除去のため、フレームの頂部や側部の外側表面に複数のフィンを設けたフィンフレーム方式が多く採用されている(特許文献1参照)。
また、冷却媒体として外気を用いた冷却器を有する場合あるいはフィンフレーム方式の場合には、外気を強制的に流すために、通常、ロータシャフトに取り付けられた外扇が閉空間の外側に設けられている。
閉空間内については、冷却用気体の循環のために、通常、ロータシャフトに取り付けられた内扇が設けられている。また、冷却用気体の循環のために、さらに、フレームに、軸方向に延びる冷却用気体の通路が形成されている場合がある(特許文献2参照)。この通路は、通常、周方向に互いに間隔をあけて配されており、フレームに通路が形成されていない領域のフレームの外表面にフィンが設けられている(特許文献3参照)。
図7は、従来の全閉形回転電機の構成例を示す横断面図である。フレーム構造40は、脚43により下方から支持されている。フレーム構造40の周方向には、通風孔が、周方向に互いに間隔をおいて配されている。すなわち、上方の両側に2つの上方通風路42aが、また、両側の脚43および脚リブ43aが設けられている部分にそれぞれ下方通風路42bが形成されている。
フレーム構造40の外部フィンは、フレーム構造40の外表面のそれぞれの領域に設けられている。すなわち、フレーム構造40に上方通風路42aが形成されている2つの部分に挟まれたフレーム構造40外表面の頂部の領域に複数のフィンが設けられている。また、上方通風路42aが形成されている部分と下方通風路42bが形成されている部分に挟まれた両側のフレーム構造40外表面の側部の領域に複数のフィンが設けられている。さらに、下方通風路42bが形成されている2つの部分に挟まれたフレーム構造40外表面の底部の領域に、複数のフィンが設けられている。
一般的な全閉形回転電機の多くにおいては、固定子鉄心21の径方向の外表面は、運転状態においては、フレーム構造40の内表面に密着している。このため、固定子鉄心21および固定子巻線で発生する熱は、固定子鉄心21からフレーム構造40に伝達し、フレーム構造40の外表面から外気に放散される。
一方、回転子鉄心12で発生した熱については、固定子鉄心21への熱伝導による移動経路が存在しないため、冷却用気体により除去する必要がある。このために、閉空間内の循環を確保するために通風路が必要である。しかしながら、通風路の存在は、固定子鉄心21で発生した熱の外気への放熱に重要なフィンの設置を妨げることになる。
そこで、本発明は、簡素化された構成により全閉形回転電機の冷却能力を確保することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、ロータシャフトおよび回転子鉄心を有する回転子と、固定子鉄心および固定子巻線を有する固定子と、結合側軸受および反結合側軸受と、結合側軸受ブラケットおよび反結合側軸受ブラケットと、内扇と、を備える全閉形回転電機の前記回転子鉄心および前記固定子を収納し、前記結合側軸受ブラケットおよび反結合側軸受ブラケットととともに閉空間を形成するフレーム構造の設計方法であって、前記全閉形回転電機の基本仕様を設定する基本仕様設定ステップと、前記基本仕様設定ステップで設定された前記基本仕様に基づいて、発熱部の発熱量および前記閉空間内の冷却用気体の流れにより生ずる発熱部圧力損失を算出するとともに、通風路圧力損失について許容圧力損失範囲を設定する許容範囲設定ステップと、前記通風路圧力損失を前記許容圧力損失範囲内の値として前記発熱部を許容温度範囲内とする冷却能力確保ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡素化された構成により全閉形回転電機の冷却能力を確保することができる。
第1の実施形態に係る全閉形回転電機の構成を示す図2のI−I線矢視立断面図である。 第1の実施形態に係る全閉形回転電機の構成を示す図1のII−II線矢視横断面図である。 全閉形回転電機の回転子導体および固定子巻線の温度上昇値の非通風路領域面積に対する依存性の解析例を示すグラフである。 回転子導体および固定子巻線の温度上昇値の冷却用気体循環流量への依存性の解析例を示すグラフである。 第1の実施形態に係るフレーム構造の設計方法の手順を示すフロー図である。 第2の実施形態に係るフレーム構造の設計方法の手順を示すフロー図である。 従来の全閉形回転電機の構成例を示す横断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る全閉形回転電機およびそのフレーム構造について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る全閉形回転電機の構成を示す図2のI−I線矢視立断面図である。また、図2は、図1のII−II線矢視横断面図である。なお、図1においては、後述するフレーム外側フィン45の図示を省略している。
全閉形回転電機100は、回転子10、固定子20、結合側軸受30a、反結合側軸受30b、結合側軸受ブラケット35a、反結合側軸受ブラケット35b、フレーム構造40、および外扇50を有する。以下、全閉形回転電機100が、かご型誘導電動機である場合を例にとって説明する。
回転子10は、軸方向に延びるロータシャフト11、ロータシャフト11の径方向外側に取り付けられた回転子鉄心12、および複数の回転子導体13を有する。ロータシャフト11は、軸方向の一方の端部に結合部11aを有する。
結合部11aは、被駆動対象との結合部である。ロータシャフト11の回転軸の方向(軸方向)が結合部11aの方向に向かう方向を結合側と呼び、これと反対方向を反結合側と呼ぶものとする。
ロータシャフト11は、回転子鉄心12を挟んだ軸方向の両側で、結合側は結合側軸受30a、反結合側は反結合側軸受30bによりそれぞれ回転可能に支持されている。回転子鉄心12と反結合側軸受30bとの間の軸方向位置において、内扇15がロータシャフト11に設けられている。図1では内扇15が軸流ファンである場合を示している。
なお、内扇15の設置位置は、回転子鉄心12と反結合側軸受30bとの間の軸方向位置には限定されない。たとえば、回転子鉄心12と結合側軸受30aとの間の軸方向位置に設けられていてもよい。あるいは、回転子鉄心12の軸方向の両側に設けられていてもよい。さらに、軸流ファンではなく、遠心ファンであってもよい。なお、遠心ファンの場合には、循環の流れの方向が軸流ファンの場合とは逆になる。
回転子導体13は、回転子鉄心12の径方向外側近くに互いに並列に周方向に配され回転子鉄心12を軸方向に貫通する複数の回転子導体バー(図示せず)と、回転子鉄心12の軸方向の両外側で、複数の回転子導体を短絡させる環状の短絡環(図示せず)を有する。
固定子20は、固定子鉄心21と複数の固定子巻線22とを有する。固定子鉄心21は円筒状であり、回転子鉄心12の径方向外側に空隙18を介して回転子鉄心12を囲むように設けられている。固定子巻線22は、固定子鉄心21の径方向の内側部分を軸方向に貫通する。詳細には、固定子鉄心21の周方向内側には、周方向に互いに間隔をあけて配され軸方向に延びた複数のスロット(図示せず)が形成されており、固定子巻線22は、これら複数のスロット内を貫通する。
フレーム構造40は、固定子鉄心21の径方向外側に配され、回転子鉄心12および固定子20を収納する。フレーム構造40は、円筒状の円筒部40hと円筒部40hの外表面に設けられた複数のフレーム外側フィン45を有する。フレーム構造40の円筒部40hの内側表面と固定子鉄心21の径方向外側表面とは互いに接触している。あるいは、円筒部40hの内側表面と固定子鉄心21の径方向外側表面との間は、低温時にはクリアランスを有するが、全閉形回転電機100の運転時には、固定子鉄心21の温度が上昇することにより、円筒部40hの内側表面と固定子鉄心21の径方向外側表面が接触する。
フレーム構造40の軸方向の両側の端部には、結合側軸受ブラケット35aおよび反結合側軸受ブラケット35bが取り付けられ、それぞれ結合側軸受30aおよび反結合側軸受30bを静止支持している。
フレーム構造40、結合側軸受ブラケット35aおよび反結合側軸受ブラケット35bは、互いに相俟って冷却用気体を封入する閉空間40aを形成している。閉空間40aは、軸方向に回転子鉄心12と結合側軸受30aとに挟まれた結合側空間40bと、軸方向に回転子鉄心12と反結合側軸受30bとに挟まれた反結合側空間40cを有する。
フレーム構造40には、その下端部を周方向に挟んで、2つの通風路41が形成されている。それぞれの通風路41が形成する通風路内空間41cは、通風路入口開口41aで結合側空間40bと連通し、通風路出口開口41bで、内扇15が設けられている反結合側空間40cと連通している。
フレーム構造40を支持するために4つの脚43が設けられている。すなわち、フレーム構造40の下端部を周方向に挟むように配された2つの脚43が、軸方向に互いに間隔をあけて2か所に取り付けられている。それぞれの脚43は水平方向および軸方向に広がる矩形形状である。それぞれの脚43には、平板状に軸に垂直な方向に広がる脚リブ43aが取り付けられており、軸に垂直な方向の荷重に対する支持機能に必要な剛性確保に寄与している。
外扇50は、ロータシャフト11の端部に取り付けられている。外扇51を、外扇カバー51が覆っている。外扇カバー51は、筒状部分と、その一方の端部に取り付けられ吸い込み口が形成された板とを有する。筒状部分の、板が取り付けられた端部と反対側に部分は、フレーム40の端部の径方向外側を、ギャップをあけて覆っている。
フレーム構造40の複数のフレーム外側フィン45は、円筒部40hの外表面のうち通風路41が形成されていない周方向の領域に設けられている。複数のフレーム外側フィン45は、互いに並列に配され、それぞれ、径方向に広がり軸方向に延びた板状である。
なお、フレーム外側フィン45の延びる方向は、軸方向に限定されない。たとえば、周方向あるいは、軸方向に対し傾きを有する方向であってもよい。さらに、フレーム外側フィン45は、複数の方向のそれぞれに向いたものを有してもよい。
フレーム外側フィン45は、フレーム構造40の円筒部40hの表面に、長く延びた板状の部材を溶接あるいはロー付け等により取り付けてもよい。あるいは、鋳造等により、フレーム構造40の円筒部40hと一体で形成してもよい。
フレーム外側フィン45は、フレーム構造40の円筒部40hの頂部から周方向に底部に向かって順次配された、フレーム外側頂部フィン45a、フレーム外側側部フィン45b、および、フレーム外側底部フィン45cを有する。
フレーム外側頂部フィン45aは、円筒部40hの頂部を中心に周方向の両側に広がって配されている。フレーム外側側部フィン45bは、フレーム外側頂部フィン45aの周方向の両側に隣接し、脚43が設けられている周方向位置の手前まで、それぞれ広がっている。フレーム外側底部フィン45cは、2つの脚43に挟まれた周方向領域に配されている。
以上のように、本第1の実施形態においては、図7に示す従来の構成に比べて、円筒部40hの外表面にフィンの形成されている領域の割合が大きくなっている。
なお、結合側軸受ブラケット35aおよび反結合側軸受ブラケット35bの外表面にもそれぞれ複数のフィン(図示せず)が設けられている。
以上のように構成された本第1の実施形態による全閉形回転電機100における、回転子鉄心12、回転子導体13、および固定子20(以下、「発熱部70」と総称)で発生した熱の移動、すなわち、これらの要素の冷却について、以下に説明する。
内扇15は、反結合側空間40c内の冷却用気体を、軸方向に発熱部70側に向けて駆動する。内扇15により駆動された冷却用気体は、発熱部70、すなわち回転子鉄心12、回転子導体13、および固定子20等を冷却しながら通過した後に、結合側空間40bに流入する。結合側空間40bに流入した冷却用気体は、通風路入口開口41aから通風路内空間41cに流入し、通風路内空間41cを通過した後に、通風路出口開口41bから反結合側空間40cに流入する。反結合側空間40cに流入した冷却用気体は、再び内扇15により駆動される。
このように、冷却用気体は、回転子鉄心12、回転子導体13、および固定子20で生じた熱を受け取りながら循環している。冷却用気体の循環流路において、外気との熱交換が可能な部分は、主に、フレーム構造40における通風路41の外側の壁、結合側空間40bに面するフレーム構造40の円筒部40hおよび結合側軸受ブラケット35a、および反結合側空間40cに面するフレーム構造40の円筒部40hおよび反結合側軸受ブラケット35bの3つの部分である。このうち、通風路41の外側の壁には、外側にフィンが設けられておらず、除熱効果は小さいと考えられる。したがって、冷却用気体からの熱除去は、主に、残りの2つの部分において行われると考えられる。
一方、少なくとも全閉形回転電機100の運転中は、固定子鉄心21の径方向外側表面はフレーム構造40の円筒部40hの内面に接触している。したがって、固定子鉄心21および固定子巻線22で発生した熱は、一部は冷却用気体側に移動するものの、大部分は、熱伝導により円筒部40hに移動し、円筒部40hの表面に設けられたフレーム外側フィン45等から外気に放出される。なお、この際も、フレーム外側フィン45は、通風路41が形成されていない領域に設けられていることから、熱の放出は、通風路41が形成されていない領域で主になされると考えられる。
図3は、全閉形回転電機の回転子導体および固定子巻線の温度上昇値の非通風路領域面積に対する依存性の解析例を示すグラフである。横軸は、フレーム構造40の外表面において通風路41が形成されていない領域の面積すなわち非通風路領域面積であり、基準としたケースの非通風路領域面積に対する比(PU)で示している。縦軸は、温度上昇値(K)である。実線で示す曲線Rは、回転子導体13の導体バー温度Trについての温度上昇値、破線で示す曲線Sは、固定子巻線22の温度Tsについての温度上昇値をそれぞれ示している。
非通風路領域は、フレーム外側フィン45が設けられている領域でもある。図3に示すように、非通風路領域面積が増大すると、回転子導体13の導体バー温度Trおよび固定子巻線22の温度Tsについてのいずれの上昇値も減少している。このように、回転子導体13の導体バー温度Trおよび固定子巻線22の温度Tsのいずれについても、非通風路領域面積の増大の効果が顕著であることが示されている。
図4は、回転子導体および固定子巻線の温度上昇値の冷却用気体循環流量への依存性の解析例を示すグラフである。横軸は、冷却用気体の循環流量(%)であり、基準としたケースの冷却用気体の循環流量に対する比である。縦軸は、温度上昇値(PU)であり、基準としたケースの温度上昇値に対する割合で示している。実線で示す曲線Rは、回転子導体13の導体バー温度Trについての温度上昇値、破線で示す曲線Sは、固定子巻線22の温度Tsについての温度上昇値をそれぞれ示している。
図4に示すように、冷却用気体循環流量が増大すると、回転子導体13の導体バー温度Trの温度上昇値も減少する。ただし、導体バー温度Trの温度上昇値の減少傾向は、冷却用気体循環流量の増大に従って緩やかになる。逆に言えば、冷却用気体循環流量の流量が小さい領域で、特に効果が大きい。
一方、冷却用気体循環流量の増大に対する固定子巻線22の温度Tsについての温度上昇値の減少程度は、回転子導体13の導体バー温度Trについての温度上昇値の減少程度に比べて小さい。すなわち、冷却用気体循環流量の増大の効果は、主として回転子導体13の導体バー温度Trについての温度上昇値に生じる。
以上の図3および図4に示された解析例で得られた結果をまとめると次の2点となる。
第1に、非通風路領域面積の増大は、回転子導体13の導体バー温度Trおよび固定子巻線22の温度Tsのいずれについての温度上昇値も減少させる効果が顕著である。
第2に、冷却用気体循環流量の増大は、回転子導体13の導体バー温度Trについての温度上昇値の減少の効果があるが、固定子巻線22の温度Tsについての温度上昇値については効果が小さい。
この結果からも、固定子20については、熱伝導によりフレーム構造40の円筒部40hおよびフレーム外側フィン45を経由しての除熱が主たる除熱経路であることが示されている。また、回転子鉄心12および回転子導体13は、熱伝導による除熱経路がほとんどないため、冷却用気体による除熱が必要であるが、その熱を受けた冷却用気体からの熱の放出については、フレーム構造40の円筒部40hおよびフレーム外側フィン45へ伝熱によるものが主たる経路であることが示されている。
一方、冷却用気体の循環流路を一巡する場合の圧力損失、すなわち一巡圧力損失ΔPtを考えると、一巡圧力損失ΔPtは、以下のように表される。
ΔPt=ΔPh+ΔPb+ΔPf+ΔPc …(1)
ここで、ΔPhは、冷却対象である回転子鉄心12、回転子導体13、固定子20等の発熱部70を通過する際の圧力損失(以下、「発熱部圧力損失」)、ΔPbは、結合側空間40bを通過する際の圧力損失(以下、「結合側圧力損失」)、ΔPfは、通風路41を通過する際の圧力損失で通風路入口開口41aおよび通風路出口開口41bでの圧力損失を含む値(以下、「通風路圧力損失」)、ΔPcは、反結合側空間40cを通過する際の圧力損失(以下、「反結合側圧力損失」)を示す。
発熱部圧力損失ΔPhは、一巡圧力損失ΔPtのうちの大きな割合を占め、多くの場合、少なくとも一巡圧力損失ΔPtの50%程度以上を占めている。発熱部圧力損失ΔPhの割合が大きい場合、発熱部圧力損失ΔPhに対する結合側圧力損失ΔPbおよび反結合側圧力損失ΔPcの割合は小さい。この結果、反結合側空間40cおよび結合側空間40bにおいては、相対的に流れが遅くなり偏流が減少する方向となる。このため、いわゆるポンプ等における圧力室のような性質を有することから、通風路41の周方向位置の影響が小さくなる。すなわち、通風路41を、周方向に均等に配する必要性がなくなってくる。
本第1の実施形態におけるフレーム構造40においては、通風路を、従来は周方向に互いに間隔をあけて4箇所に設けていたものを、下方に2箇所とし、従来よりも大きな非通風路領域面積を確保している。この結果、図7に示す従来例に比べて、非通風路領域面積は、約30%増加し、固定子巻線22の温度Tsの温度上昇値は約10%減少するという効果が得られている。
このように、通風路41の大きさは、必要以上に大きくないことが好ましく、通風路41の大きさには上限を設ける必要がある。逆に言えば、通風路圧力損失ΔPfの大きさに下限を設ける必要がある。
一方、回転子鉄心12および回転子導体13の冷却のためには、通風路41を確保する必要がある。また、非通風路領域面積を大きく確保することが効果的であるが、そのために、通風路41を極端に小さくすると、通風路圧力損失ΔPfの増加が一巡圧力損失ΔPtの値を大きく増加させることになる。この結果、冷却用気体の流量が有意に低下することになる。したがって、通風路41はある大きさ以上にする、すなわち通風路41の大きさには下限を設ける必要がある。逆に言えば、通風路圧力損失ΔPfの大きさには上限を設ける必要がある。
以上のように、通風路圧力損失ΔPfについて所定の下限値および上限値を設け、下限値以上かつ上限値以下の許容圧力損失範囲の中で通風路圧力損失ΔPfを選定する。この所定の下限値および上限値については、例えば、一巡圧力損失ΔPにおける発熱部圧力損失ΔPhと通風路圧力損失ΔPfの占める割合の観点から設定することができる。
許容圧力損失範囲の設定を、発熱部圧力損失ΔPhとの関係で設定してもよい。たとえば、通風路圧力損失ΔPfの上限値を、発熱部圧力損失ΔPhの値に1以下の所定の上限係数Gを乗じた値とし、下限値を、発熱部圧力損失ΔPhの値に1以下の所定の下限係数Gを乗じた値とする。
たとえば、通風路41をできる限り小さくして、非通風路領域を確保するが、通風路圧力損失ΔPfが発熱部圧力損失ΔPhを超えないという制限を設ける場合には、下限係数Gをたとえば0.1として、上限係数Gは1.0とする。あるいは、さらに許容圧力損失範囲を限定して、下限係数Gを0.3、上限係数Gを0.8とするなどである。
図5は、第1の実施形態に係るフレーム構造の設計方法の手順を示すフロー図である。
まず、全閉形回転電機100の基本仕様を設定する(ステップS01)。基本仕様は、フレーム構造40の円筒部40hの外径寸法、肉厚、材質、固定子鉄心21との接触面積、フレーム外側フィン45に関する仕様等のフレーム構造40に関する仕様を含む。
次に、回転子10の回転子鉄心12、回転子導体13、固定子鉄心21、および固定子巻線22等の発熱部70における発熱量、および冷却用気体の想定流量に対する各部の圧力損失(発熱部圧力損失ΔPh)を算出する(ステップS02)。この際、通風路41については、たとえば、2つと仮定する。後に通風路の数が変わった場合には、冷却用気体の通風路41の1つあたりの流量に基づいて換算することができる。
次に、許容圧力損失範囲を設定する(ステップS03)。たとえば、通風路圧力損失ΔPfの上限値を設定するために発熱部圧力損失ΔPhの値に乗ずる上限係数Gと、通風路圧力損失ΔPfの下限値を設定するために発熱部圧力損失ΔPhの値に乗ずる下限係数Gとを設定する。なお、通風路圧力損失ΔPfについて所定の下限値および上限値を設けることができれば、他の方法を用いてもよい。
次に、ステップS03で設定された通風路圧力損失ΔPfの下限値(G・ΔPh)と上限値(G・ΔPh)との間で、通風路圧力損失ΔPfを選択する(ステップS04)。
ステップ04で選択されたた通風路圧力損失ΔPfに基づいて、通風路41の周方向の設置数、形状、寸法、位置を設定する(ステップS05)。設置数が最初の設定と異なる場合には、新たな設置数に基づいて通風路圧力損失ΔPfを算出する。また、これに伴い、通風路41の形状、寸法等に変更があれば、その点を考慮して通風路圧力損失ΔPfを修正する。なお、ステップS05は、ステップS04と並行して、あるいは、ステップS04とステップS05を同時に実施することでもよい。
ステップS05の結果に基づいて、非通風路領域面積を算出する(ステップS06)。この際、フレーム構造40の円筒部40hにおける非通風路領域に設けるフレーム外側フィン45の配置、形状、寸法等の放熱機能に関する条件を設定する。
次に、全閉形回転電機100の冷却能力の評価を行う(ステップS07)。この評価において、回転子導体13の導体バー温度Trおよび固定子巻線22の温度Tsについての温度上昇値も併せて算出される。
次に、ステップS03で設定された許容圧力損失範囲内で設定された条件に基づいて得られた結果が成立しているか否かを判定する(ステップS08)。すなわち、ステップS07で算出された回転子導体13の導体バー温度Trおよび固定子巻線22の温度Tsについての温度上昇値は、適正な範囲にあるか否か、すなわち全閉形回転電機100における冷却が成立しているか否かを判定する。ここで、適正な範囲であるか否かは、たとえば、回転子導体13の導体バー温度Trおよび固定子巻線22の温度Tsそれぞれについての温度上昇値に関して、周囲の絶縁物の絶縁機能上の許容値に対する余裕が確保されているか、内扇15を含めた全閉形回転電機100の基本仕様への大きな影響はないか等を判定条件として判定される。
得られた結果が成立していると判定されなかった場合(ステップS08 NO)には、ステップS03ないしステップS08を繰り返す。
なお、詳細には、許容圧力損失範囲内で選択した通風路圧力損失ΔPfで満足できない場合に、許容圧力損失範囲内で、通風路圧力損失ΔPfの値を変更するための繰り返しのステップが存在するが、図5では、この判定と繰り返しのステップの図示を省略している。
得られた結果が成立していると判定された場合(ステップS08 YES)には、フレーム構造の設計方法の手順を終了する。
以上のように、本第1の実施形態によれば、簡素化された構成により全閉形回転電機の冷却効率を確保することができる。
[第2の実施形態]
図6は、第2の実施形態に係るフレーム構造の設計方法の手順を示すフロー図である。
本第2の実施形態は、第1の実施形態の変形である。本第2の実施形態に係るフレーム構造の設計方法は、第1の実施形態に係るレーム構造の設計方法と、ステップS01からステップS03までは共通している。また、その後は、通風路圧力損失ΔPfを許容圧力損失範囲内の値として発熱部70冷却能力を確保する点では共通するが、以下に示すように、その手順が異なっている。
ステップS03の後に、まず、非通風路領域の面積を設定する(ステップS11)。次に、通風路41の数、形状、寸法、位置などの通風路41についての条件を設定する(ステップS12)。
ステップS11およびステップS12の後に、冷却能力の評価を行う(ステップS07)。次に、ステップS07で得られた回転子導体13の導体バー温度Trおよび固定子巻線22の温度Tsについての温度上昇値が、冷却基準内であるかを判定する(ステップS13)。すなわち、たとえば、回転子導体13の導体バー温度Trおよび固定子巻線22の温度Tsそれぞれについての温度上昇値に関して、周囲の絶縁物の絶縁機能上の許容値に対する余裕が確保されているかを判定条件として判定される。
冷却基準内になっていないと判定された場合(ステップS13 NO)には、ステップS11からステップS13までを繰り返す。
冷却基準内であると判定された場合(ステップS13 YES)には、通風路圧力損失ΔPfが、許容圧力損失範囲内にあるか否かを判定する(ステップS14)。
通風路圧力損失ΔPfが、許容圧力損失範囲内にはないと判定された場合(ステップ14 NO)には、ステップS03からステップS14までを繰り返す。
通風路圧力損失ΔPfが、許容圧力損失範囲内にあると判定された場合(ステップ14 YES)には、フレーム構造の設計方法の手順を終了する。
以上のように、本第2の実施形態によれば、フレーム構造の設計方法について、第1の実施形態とは異なる手順を提供することができ、フレーム構造の設計方法について多様性を確保することができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。たとえば、実施形態においては、全閉形回転電機がかご型誘導電動機である場合を例にとって説明したが、これに限定されない。たとえば、巻線型の回転電機でもよい。あるいは、回転子が回転子導体や回転子巻線を有さない全閉形回転電機であってもよい。また、実施形態では、横置型の回転電機の場合を例にとって示したが、立置型の場合であってもよい。
また、実施形態では、フレーム構造40が、円筒部40hを有し、固定子鉄心21の外周と接している場合を例にとって示したが、これに限定されない。すなわち、固定子20で発生した熱が、固定子鉄心21の径方向外側からフレーム構造40に熱伝導により移動可能であればよい。たとえば、固定子鉄心21とフレーム構造40との間に、熱伝導を可能とする支持部あるいは熱移動用の構造物が設けられている横な場合であってもよい。
さらに、実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…回転子、11…ロータシャフト、11a…結合部、12…回転子鉄心、13…回転子導体、15…内扇、18…空隙、20…固定子、21…固定子鉄心、22…固定子巻線、30a…結合側軸受、30b…反結合側軸受、35a…結合側軸受ブラケット、35b…反結合側軸受ブラケット、40…フレーム構造、40a…閉空間、40b…結合側空間、40c…反結合側空間、40h…円筒部、41…通風路、41a…通風路入口開口、41b…通風路出口開口、41c…通風路内空間、42a…上方通風路、42b…下方通風路、43…脚、43a…脚リブ、45…フレーム外側フィン、45a…フレーム外側頂部フィン、45b…フレーム外側側部フィン、45c…フレーム外側底部フィン、50…外扇、51…外扇カバー、70…発熱部、100…全閉形回転電機

Claims (4)

  1. ロータシャフトおよび回転子鉄心を有する回転子と、固定子鉄心および固定子巻線を有する固定子と、結合側軸受および反結合側軸受と、結合側軸受ブラケットおよび反結合側軸受ブラケットと、内扇と、を備える全閉形回転電機の前記回転子鉄心および前記固定子を収納し、前記結合側軸受ブラケットおよび反結合側軸受ブラケットととともに閉空間を形成するフレーム構造の設計方法であって、
    前記全閉形回転電機の基本仕様を設定する基本仕様設定ステップと、
    前記基本仕様設定ステップで設定された前記基本仕様に基づいて、発熱部の発熱量および前記閉空間内の冷却用気体の流れにより生ずる発熱部圧力損失を算出するとともに、通風路圧力損失について許容圧力損失範囲を設定する許容範囲設定ステップと、
    前記通風路圧力損失を前記許容圧力損失範囲内の値として前記発熱部を許容温度範囲内とする冷却能力確保ステップと、
    を有することを特徴とするフレーム構造の設計方法。
  2. 前記許容圧力損失範囲は、前記発熱部の圧力損失に上限係数を乗じた値以下であり、前記発熱部の圧力損失に下限係数を乗じた値以上であることを特徴とする請求項1に記載のフレーム構造の設計方法。
  3. 前記冷却能力確保ステップは、
    前記許容圧力損失範囲内で、前記通風路圧力損失を選択する通風路圧力損失選択ステップと、
    前記通風路圧力損失に基づいて通風路の条件および非通風路領域面積を算出する面積等算出ステップと
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフレーム構造の設計方法。
  4. 前記冷却能力確保ステップは、
    非通風路領域面積を選択する面積選択ステップと、
    前記面積選択ステップで選択した前記非通風路領域面積に基づいて、通風路の条件を設定する通風路条件設定ステップと
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフレーム構造の設計方法。
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