JP6955752B2 - クッション材および椅子 - Google Patents

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Description

この発明は、クッション材および椅子、特に、クッション効果が得られる荷重範囲を大幅に広げることが可能なクッション材、および、このクッション材を使用した椅子に関するものである。
例えば、椅子には、スポンジやコイル状スプリング等からなるクッション材が広く使用されている。
クッション材としてのスポンジは、その厚さや硬度等を変えることによって、クッションの柔軟性を調整することができ、一方、クッション材としてのコイル状スプリングは、その長さや硬度等を変えることによって、クッションの柔軟性を調整することができる。
上記クッション材によれば、何れも、所定の荷重範囲内では、良好なクッション効果が得られるが、過大な荷重がかかった場合には、良好なクッション効果が得られにくいといった問題があった。
従って、この発明の目的は、クッション効果が得られる荷重範囲を大幅に広げることが可能なクッション材、および、このクッション材を使用した椅子を提供することにある。
本願発明者等は、クッション効果が得られる荷重範囲を大幅に広げることが可能なクッション材を得るべく、鋭意、検討を重ねた。
この結果、フェンス等に使用されている菱形金網を、編部を結ぶ軸線と直交する方向にループ状に折り曲げ、前記軸線方向に圧縮荷重をかけるように構成すれば、良好なクッション効果が得られる荷重範囲を大幅に広げることが可能なクッション材を得ることができるといった知見を得た。
この発明は、上記知見に基づきなされたものであり、下記を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、網目が菱形になるように編まれた、ジグザグに折り曲げられた複数本の線材からなる菱形金網であって、前記線材の波付け方向の交差部を結ぶ軸線と直交する方向に沿ってループ状に折り曲げた菱形金網を備え、前記菱形金網が前記軸線の方向に圧縮荷重を受けることに特徴を有するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記菱形金網は、前記交差部を結ぶ軸線と直交する方向に沿って円筒形状に折り曲げられていることに特徴を有するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、複数の前記菱形金網同心円状に配されていることに特徴を有するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、前記ループ状に折り曲げた前記菱形金網上に、前記軸線の方向の圧縮荷重を受ける受圧板を更に備えることに特徴を有するものである。
請求項に記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載のクッション材を使用したことに特徴を有する。
請求項6に記載の発明は、網目が菱形になるように編まれた、ジグザグに折り曲げられた複数本の線材からなる菱形金網を、前記線材の波付け方向の交差部を結ぶ軸線と直交する方向に沿ってループ状に折り曲げ、前記軸線の方向に圧縮荷重がかかるように構成されているクッション材を使用したことに特徴を有するものである。
請求項に記載の発明は、請求項5又は6に記載の発明において、前記クッション材上には、座部が設けられていることに特徴を有するものである。
請求項に記載の発明は、請求項5から7の何れか1つに記載の発明において、前記クッション材は、基台上に乗せられていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、網目が菱形になるように編まれた、ジグザグに折り曲げられた複数本の線材からなる菱形金網を、前記線材の波付け方向の交差部を結ぶ軸線と直交する方向に沿ってループ状に折り曲げることによって、前記軸線の方向に圧縮荷重がかかった場合、隣接する前記線材の交差部間に引張力が作用し、この引張力は、幅広い荷重範囲に応じて変化し、圧縮荷重がなくなれば、元の状態に復帰する。
この結果、この発明のクッション材本を、例えば、椅子に使用することによって、良好なクッション効果が得られる荷重範囲は、上述したスポンジやコイル状スプリングに比べて大幅に広くなる。
この発明のクッション材を示す斜視図である。 図1の部分拡大図である。 この発明のクッション材の別の例を示す斜視図である。 この発明のクッション材を椅子に使用した場合を示す斜視図である。 この発明のクッション材を椅子に使用した場合を示す正面図である。 この発明のクッション材を椅子に使用した場合の別の例を示す正面図である。
この発明のクッション材の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明のクッション材を示す斜視図、図2は、図1の部分拡大図である。
図1および図2に示すように、この発明のクッション材は、網目が菱形になるように編まれた、ジグザグに折り曲げられた複数本の線材1からなる菱形金網2を、線材1の波付け方向の交差部3を結ぶ軸線4と直交する方向に沿って円筒形状に折り曲げたものから構成されている。線材1の波付け方向を、図2中、Aで示す。
上述した、この発明のクッション材によれば、軸線4の方向に圧縮荷重がかかった場合、隣接する線材1の交差部3間に引張力が作用し、この引張力は、幅広い荷重範囲に応じて変化し、圧縮荷重がなくなれば、元の状態に復帰する。
この結果、この発明のクッション材を、例えば、椅子に使用することによって、良好なクッション効果が得られる荷重範囲は、上述したスポンジやコイル状スプリングに比べて大幅に広くなる。
なお、クッション効果をさらに高くする必要がある場合には、図3に示すように、複数個(この例では、3個)の菱形金網2を同心円状に配すればよい。この場合、菱形金網2のループ形状は、円筒形状に限定されない。さらに、クッション効果は、線材1の材質を変えることによっても調整することができる。
この発明のクッション材を、椅子に使用する場合には、図4および図5に示すように、菱形金網2の上部に板状の座部5を乗せる。
この発明のクッション材を、椅子に使用する場合において、菱形金網2の高さが高いと不安定になるおそれある場合には、図6に示すように、菱形金網2を基台6上に乗せ、その分、菱形金網2の高さを低くすればよい。
この発明のクッション材は、上述したように、椅子に使用する以外に、種々の緩衝部材として使用することができる。
以上説明したように、この発明によれば、網目が菱形になるように編まれた、ジグザグに折り曲げられた複数本の線材1からなる菱形金網2を、線材1の波付け方向の交差部3を結ぶ軸線4と直交する方向に沿ってループ状に折り曲げることにより、軸線4の方向に圧縮荷重がかかった場合、隣接する線材1の交差部3間に引張力が作用し、この引張力は、幅広い荷重範囲に応じて変化し、圧縮荷重がなくなれば、元の状態に復帰する。
この結果、この発明のクッション材を、例えば、椅子に使用することによって、良好なクッション効果が得られる荷重範囲は、上述したスポンジやコイル状スプリングに比べて大幅に広くなる。
なお、菱形金網2の形状は、ループ状であれば、円筒形状に限定されず、四角筒状や楕円筒形状等であってもよい。
1:線材
2:菱形金網
3:交差部
4:軸線
5:座部
6:基台

Claims (8)

  1. 網目が菱形になるように編まれた、ジグザグに折り曲げられた複数本の線材からなる菱形金網であって、前記線材の波付け方向の交差部を結ぶ軸線と直交する方向に沿ってループ状に折り曲げた菱形金網を備え、
    前記菱形金網が前記軸線の方向に圧縮荷重を受けることを特徴とするクッション材。
  2. 前記菱形金網は、前記交差部を結ぶ軸線と直交する方向に沿って円筒形状に折り曲げられていることを特徴とる、請求項1に記載のクッション材。
  3. 複数の前記菱形金網同心円状に配されていることを特徴とする、請求項2に記載のクッション材。
  4. 前記ループ状に折り曲げた前記菱形金網上に、前記軸線の方向の圧縮荷重を受ける受圧板を更に備えることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載のクッション材。
  5. 請求項1から3の何れか1つに記載のクッション材を使用したことを特徴とする椅子。
  6. 網目が菱形になるように編まれた、ジグザグに折り曲げられた複数本の線材からなる菱形金網を、前記線材の波付け方向の交差部を結ぶ軸線と直交する方向に沿ってループ状に折り曲げ、前記軸線の方向に圧縮荷重がかかるように構成されているクッション材を使用したことを特徴とする椅子。
  7. 前記クッション材上には、座部が設けられていることを特徴とする、請求項5又は6に記載の椅子。
  8. 前記クッション材は、基台上に乗せられていることを特徴とする、請求項5から7の何れか1つに記載の椅子。
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