JP6955533B2 - 注文システム - Google Patents

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本発明は、店舗における顧客から店側への注文を円滑に処理するための注文システムに関するものである。
店舗における顧客から店側への注文に、顧客が所有する携帯端末を利用する様々な技術が提案されている。
例えば、特開2003−296420公報(特許文献1)には、通信会社サーバに接続され、飲食物の注文データを集中制御装置に送信する手段を有する携帯電話を備えたオーダシステムが提案されている。
このオーダシステムでは、位置検出装置により検出された携帯電話の位置のデータも集中制御装置に送信され、集中制御装置において携帯電話が存在する店舗が特定され、注文データに採番された注文番号と注文データが、特定された店舗の店舗サーバに送信されるものとなっている。
また、特開2007−213222公報(特許文献2)には、メニューリスト要求を店舗サーバに送信し、店舗サーバから受信したメニューリスト情報と属性情報に基づきメニューを表示するアプリが設定された端末に、顧客が注文を入力する注文システムが提案されている。
更に、特開2013−54575公報(特許文献3)には、顧客が着座し利用するテーブルの所定箇所に設置された読取装置に、顧客が利用する携帯端末を接触または近接させることで、顧客識別情報と読取装置識別情報とを含む来店情報を取得する注文システムが提案されている。
この特許文献3において提案されている注文システムでは、来店情報取得部が、来店情報を取得した後、客が利用する携帯端末からの要求を受けると、料理に関する情報が携帯端末に送信され表示され、顧客が注文した料理に関する情報と顧客識別情報が携帯端末から受け付けられ、注文した料理に関する情報が顧客識別情報に対応づけられて注文情報記憶部に記憶されるものとなっている。
特開2003−296420公報 特開2007−213222公報 特開2013−54575公報
顧客が所有する携帯端末を利用して顧客から店側への注文を処理する従来のシステムにおいて、顧客が注文を実行するための注文画面は、特許公報2に開示されている注文システムのように、顧客自らの手により選択されるものが多かった。そのため、初めて訪れる店などでは、システムの使い勝手が分らず、注文画面を開く操作に時間や手間を要していた。また、広域にわたり複数の店舗が設置されているチェーン店の場合、その店のシステムが使い慣れたものであっても、初めて訪れた場所では、土地名がわかならないなどの理由により利用している店舗の注文画面を探すための時間や手間を要していた。
一方、特許公報1に開示されているオーダシステムのように、顧客が所有する携帯電話(携帯端末)の位置データに基づき、注文を行う顧客が利用している店舗が特定されるものであれば、顧客は店のホームページにアクセスするのみでよく、利用店舗の注文画面を探す必要はない。しかしながら、複数の店舗の注文画面を共通化する必要があるため、店舗毎に特色を有する場合には適用が難しかった。
また、特許公報3に開示されている注文システムのように、店舗に設置された設備を介し、顧客が所有する携帯端末に店舗毎の異なる注文画面を表示させるものであれば、顧客は注文画面を探すための時間や手間を要することなく、また、店舗毎に異なる内容を表示させることも可能となる。しかしながら、店舗において独立して機能するシステムを構築する必要があり、費用や店舗面積等の問題により設備を設ける環境を整えられない店舗では利用することができなかった。
更に、店舗に設置された設備を介して注文画面を表示させるシステムは、使用している設備の設置された店舗に対してのみ、顧客が所有する携帯端末を利用した注文と決済処理を可能とするものであった。そのため、同じ領域に複数の店舗が設置される環境では、店舗毎の決済処理を要する問題があった。
そこで、本発明は、顧客が初めて訪れる店や初めて訪れる場所の店舗であっても、注文画面を探すための時間や手間を要することなく、顧客が所持する携帯端末を利用して店側に容易に注文することができ、店舗毎に特色を有する場合にも店舗側に大きな設備負担を強いることなく適用でき、同じ領域に複数の店舗が設置される環境においても店舗毎の決済処理を不要にできる注文システムを提供することを目的とする。
本発明に係る注文システムは、顧客が所有する顧客携帯端末と、前記顧客携帯端末に通信回線で接続される管理サーバと、店舗が所持し前記管理サーバに通信回線で接続される店舗携帯端末を備える。そして、前記顧客携帯端末は、位置情報取得部と、顧客携帯端末通信部と、顧客携帯端末表示部と、顧客携帯端末入力部と、位置情報送信手段と、注文画面表示手段と、注文送信手段と、注文状況表示手段と、を有する。また、前記管理サーバは、店舗情報記憶手段と、画面抽出手段と、注文管理手段と、決済管理手段と、を有する。更に、前記店舗携帯端末は、店舗携帯端末表示部と、店舗携帯端末入力部と、注文受手段と、手配完了報告手段と、を有する。
前記位置情報送信手段は、前記位置情報取得部が取得した前記顧客携帯端末の位置情報を前記顧客携帯端末通信部に出力する。
前記店舗情報記憶手段は、複数の店舗の注文画面データを前記店舗の位置を示す店舗位置データに対応させて記憶する。
前記画面抽出手段は、前記店舗位置データが前記顧客携帯端末の位置情報に対応する前記注文画面データを抽出し出力する。
前記注文画面表示手段は、前記画面抽出手段から出力された、前記注文画面データに基づき、前記顧客携帯端末表示部に注文画面を表示させる。
前記注文送信手段は、前記顧客携帯端末入力部を介して入力された、顧客の希望する決済方法の情報を含む注文内容を顧客注文データとして出力する。
前記注文管理手段は、前記顧客注文データに基づき、顧客の希望する決済方法に対応する注文番号を生成し出力し、対応する店舗が受け取る店舗受注データを出力し、前記店舗携帯端末から出力された手配済データに基づき、対応する顧客が受け取る引取可能注文データを出力する。
前記注文受手段は、前記店舗受注データに基づき前記店舗携帯端末表示部に注文内容を表示させる。
前記手配完了報告手段は、前記店舗携帯端末入力部を介して入力された、店舗における注文に対する手配が完了したことを示す情報を前記手配済データとして出力する。
前記注文状況表示手段は、前記注文管理手段から出力された前記手配済データに基づき、前記顧客携帯端末表示部に引取可能となった注文を表示させる。
前記決済管理手段は、前記注文番号に基づき、決済の主体に、決済内容データを引き渡す。なお、決済の主体とは、例えば、顧客の希望する決済方法が現金払いである場合は顧客自身と注文を受けた店舗となり、顧客の希望する決済方法がクレジット又は電子マネーによる支払いである場合はそれらの決済システムとなる。また、決済内容データの引き渡しは、例えば、決済の主体が顧客自身と注文を受けた店舗となる場合顧客携帯端末及び店舗携帯端末への送信によって行われ、決済の主体がクレジット又は電子マネーの決済システムである場合はそれら決済システムへの送信によって行われる
前記位置情報取得部は、GPSによる位置データを前記顧客携帯端末の位置情報として取得するものであり、前記店舗位置データは、前記店舗が設置されている場所を含む所定領域の、GPSにおける所定範囲のデータであってもよい。
前記位置情報取得部は、前記GPSによる位置データの変化に応じて前記顧客携帯端末の位置情報を更新して記憶し、前記GPSによる位置データが取得できないとき、記憶されている前記顧客携帯端末の位置情報を保持するものであってもよい。
前記位置情報取得部は、前記店舗の中に表示されている情報に基づき、前記顧客携帯端末の位置情報を生成するものであってもよい。
前記注文画面に、注文対象とされる商品の食材が表示されてもよい。
本発明に係る注文システムは、また、前記位置情報取得部が、GPSによる位置データを前記顧客携帯端末の位置情報として取得する場合、前記店舗位置データと前記顧客携帯端末の位置情報の相関に応じて、前記顧客携帯端末入力部を介した注文の入力を禁止する注文禁止手段を有していてもよい。
前記注文禁止手段による注文の入力の禁止は、前記顧客携帯端末の使用者による任意の操作での解除が可能とされているものであってもよい。
本発明に係る注文システムは、更に、前記顧客携帯端末において使用されている言語を前記顧客携帯端末通信部に出力する言語情報送信手段を有し、前記注文画面が前記顧客携帯端末において使用されている言語に対応するものとされてもよい。
本発明に係る注文システムでは、位置情報送信手段により顧客携帯端末の通信部に出力された顧客携帯端末の位置情報に、店舗位置データが対応する注文画面データが画面抽出手段で抽出され出力され、注文画面表示手段により、注文入力画面データに基づく注文画面が顧客携帯端末の表示部に表示される。従って、顧客が初めて訪れる店や初めて訪れる場所の店舗であっても、注文画面を探すための時間や手間を要することなく、顧客が所持する携帯端末に、顧客が利用している店舗専用の注文画面を表示させることができる。
また、注文送信手段により、顧客携帯端末の入力部を介して入力された注文内容が顧客注文データとして出力され、注文管理手段により、対応する店舗が受け取る店舗受注データが顧客注文データに基づき出力され、注文受手段により、注文内容が、店舗受注データに基づき店舗携帯端末の表示部に表示される。従って、顧客は、注文画面を通して、店舗に注文することができる。
更に、前記店舗携帯端末の入力部を介して入力された、店舗における注文に対する手配が完了したことを示す情報が手配済データとして手配完了報告手段から出力され、注文管理手段から、対応する顧客が受け取る引取可能注文データが手配済データに基づき出力され、注文状況表示手段により、引取可能となった注文が引取可能注文データに基づき顧客携帯端末の表示部に表示される。従って、顧客はこれを見て注文した商品を引き取りにいくことができる。
すなわち、顧客が所持する携帯端末を利用して店側に容易に注文することができる。
しかも、店舗では、少なくとも、注文内容の表示と、注文に対する手配が完了したことを示す情報の入力が可能な携帯端末があれば、顧客が所持する携帯端末に店舗専用の注文画面を表示させ、注文を受けることができる。従って、店舗毎に特色を有する場合にも店舗側に大きな設備負担を強いることなく適用することができる。
更にまた、顧客注文データには顧客の希望する決済方法の情報が含まれ、顧客の希望する決済方法に対応する注文番号に基づき、決済の主体に、決済内容データが引き渡されるため、顧客の決済方法の選択の仕方により、複数の店舗に対する注文の決済を一括して行うことも可能となっている。すなわち、同じ領域に複数の店舗が設置される環境においても店舗毎の決済処理を不要にできる。
店舗位置データは、利用形態に合わせて最適なものを採用すればよい。例えば、広い駐車場を有する店舗であれば、店舗が設置されている場所を含む所定領域の、GPSにおける所定範囲のデータを採用することにより、顧客が駐車後に車両を降りた時点で得られるGPSの位置情報を、注文画面の抽出のために利用することができる。
なお、GPSにおける所定範囲のデータを店舗位置データとして採用する場合、位置情報取得部が、GPSによる位置データの変化に応じて顧客携帯端末の位置情報を更新して記憶し、GPSによる位置データが取得できないとき、記憶されている顧客携帯端末の位置情報を保持するものであれば、地形や建物の影響でGPSによる位置データを取得できない地点が存在する領域においても、店舗の存在する場所であることを認識できる。
顧客携帯端末の位置情報は、GPSに位置データを採用することもできるが、これに限定されるものではない。例えば、GPSの位置データを得ることが難しい店舗内では、位置情報取得部が、その店舗の中に表示されている情報(二次元バーコードなど)に基づき、顧客携帯端末の位置情報を生成するものとしてもよい。
本発明に係る注文システムにおいて、注文入力画面に、注文対象とされる商品の食材が表示されるものであれば、アレルギー体質を有する顧客や、摂取制限をしている顧客が、商品に関する情報の表示を探すための時間や手間を要することなく、適切な商品を選択することができる。
また、店舗位置データと顧客携帯端末の位置情報の相関に応じて、顧客携帯端末の入力部を介した注文の入力を禁止する注文禁止手段を有するものであれば、顧客が来店できずに商品の受け渡しができなくなる事態が発生することを防ぐことができる。すなわち、顧客が所持する携帯端末を利用した店側への注文が容易になることに伴う問題の一つを解決することができる。
なお、注文禁止手段による注文の入力の禁止は、顧客携帯端末の使用者による任意の操作での解除が可能とされていてもよい。この場合、店舗に居ながら、顧客携帯端末の位置情報取得部の不具合や、顧客携帯端末の使用環境の影響などにより、顧客携帯端末の正確な位置情報が取得できない状況において、すなわち、正常であれば可能であるはずの注文が禁止されている状況において、注文ができなくなる問題を解決することができる。
本発明に係る注文システムにおいて、顧客携帯端末において使用されている言語を顧客携帯端末の通信部に出力する言語情報送信手段を有し、注文入力画面が顧客携帯端末において使用されている言語に対応するものとされていれば、外国人観光客が顧客となる場合であっても、注文画面を探すための時間や手間を要することなく、顧客が所持する携帯端末を利用して店側に容易に注文することができる。
本発明に係る注文システムの実施形態を示す機能ブロック図である。
図1を参照しながら、本発明に係る注文システムの実施形態について説明する。
この注文システムは、顧客が所有する顧客携帯端末1に通信回線で接続される管理サーバ2と、店舗が所持し管理サーバ2に通信回線で接続される店舗携帯端末3を備える。
顧客携帯端末1は、タッチパネルを有する公知のスマートフォンであり、通信部11がスマートフォンの通信機能を司る構成部分に相当するものと、表示入力部12がタッチパネルに相当するものと、そして、位置情報取得部13がスマートフォンのGPS機能を司る構成部分に相当するものとなっている。
表示入力部12は、顧客携帯端末1の表示部として機能するとともに、顧客携帯端末1の入力部としても機能するものになっている。ただし、本発明において、顧客携帯端末1の表示部と入力部は一体であるものに制限はなく、表示部と入力部が別に設けられたものであってもよい。
顧客携帯端末1には、この注文システムにおいて顧客側で必要なデータ処理を行うための顧客用アプリ(ソフトウェア)14がインストールされている。そして、この顧客用アプリ14が、位置情報送信手段15、注文画面表示手段16、注文禁止手段17、注文送信手段18、及び、注文状況表示手段19として機能するものとなっている。
管理サーバ2は、公知の演算処理装置であり、インターネットへの接続を行うための通信部21を備えている。また、この注文システムにおいて管理側で必要なデータ処理を行うための管理用ソフトウェア22がインストールされている。そして、この管理用ソフトウェア22が、画面抽出手段23、注文管理手段24、及び、決済管理手段26として機能するものとなっている。
また、管理用サーバ2の記憶部28には、複数の店舗の注文画面データと、それら店舗の位置を示す店舗位置データが対応された形で記憶されており、記憶部28が店舗情報記憶手段25として機能するものとなっている。
更にまた、管理用サーバ2の記憶部28には、顧客の希望する決済方法に対応する注文番号と注文内容に関する情報が対応された形で記憶されており、記憶部28は、決済情報記憶手段27としても機能するものとなっている。
店舗携帯端末3は、タッチパネルを有する公知のタブレットであり、通信部31がタブレットの通信機能を司る構成部分に相当するものと、表示入力部32がタッチパネルに相当するものとなっている。
表示入力部32は、店舗携帯端末3の表示部として機能するとともに、店舗携帯端末3の入力部としても機能するものになっている。ただし、本発明において、店舗携帯端末3の表示部と入力部は一体であるものに制限はなく、表示部と入力部が別に設けられたものであってもよい。
店舗携帯端末3には、この注文システムにおいて店舗側で必要なデータ処理を行うための店舗用アプリ(ソフトウェア)33がインストールされている。そして、この店舗用アプリ33が、注文受手段34、受注確認手段35、及び、手配完了報告手段36として機能するものとなっている。
この実施形態による顧客の注文処理は、顧客が顧客用アプリ14を選択し立ち上げることにより開始される。立ち上げられた顧客用アプリ14は、位置情報送信手段15として、位置情報取得部13から得たGPSの位置情報を、注文画面を要求する画面要求情報と併せて通信部11に出力する。位置情報と画面要求情報は、通信部11を介し、管理サーバ2に送信される。なお、以下の説明において、顧客用アプリ14が顧客携帯端末1の各手段として機能していることの説明は省略する。
管理サーバ2では、管理用ソフトウェア22が画面抽出手段23として、位置情報取得部13から出力され通信部11を介し送信された位置情報と画面要求情報を、通信部21を介して受信する。なお、以下の説明において、管理用サーバ2が画面抽出手段23及び注文管理手段24として機能していることの説明は省略する。
画面抽出手段23は、店舗情報記憶手段25に記憶されているデータを参照し、受信した位置情報に対応する店舗位置データと、その店舗位置データに対応する注文画面データを抽出し、通信部21に出力する。そして、それらデータは、画面要求情報を送信した顧客携帯端末1に対し、通信部21を介して送信される。
顧客携帯端末1の通信部11を介して、管理サーバ2から送信された注文画面データを受けた注文画面表示手段16は、その注文画面データに基づき、顧客携帯端末1の表示入力部12に注文画面を表示させる。なお、注文画面は、顧客が希望する決済方法を入力するための項目を含める形で表示させる。
表示入力部12に表示された注文画面に対するタッチ操作により顧客の注文が入力されると、注文送信手段18が、顧客の希望する決済方法の情報を含む注文の内容を顧客注文データとして、顧客携帯端末1の通信部11に出力する。
このとき、注文禁止手段17では、位置情報取得部13から得た位置情報と管理サーバ2から送信された店舗位置データを比較し、店舗位置データと位置情報の相関に応じて、表示入力部12を介した注文の入力を禁止する。そして、例えば、顧客が店舗から離れてしまい、来店できずに商品の受け渡しができなくなる事態が発生することを防ぐものとなっている。
また、注文の入力の禁止を解除する項目が選択可能な状態で表示されている。そして、店舗に居ながら、顧客携帯端末1の位置情報取得部13の不具合や、顧客携帯端末1の使用環境の影響などにより、顧客携帯端末1の正確な位置情報が取得できない状況においての、すなわち、正常であれば可能であるはずの注文が禁止されている状況においての注文が可能とされている。
顧客携帯端末1の通信部11に出力された顧客注文データは、管理サーバ2の通信部21を介し、管理サーバ2の注文管理手段24に受け取られる。顧客注文データを受けた注文管理手段24は、その顧客注文データに基づき、顧客の希望する決済方法に対応する注文番号を生成し、注文に関する情報と併せて、決済管理手段26に出力する。なお、注文に関する情報として、店舗、注文対象品などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。システムの使用状況や目的に応じて適宜決めることができる。
注文管理手段24から注文番号と注文に関する情報を受け取った決済管理手段26は、注文番号と注文内容に関する情報を対応させた形で、決済情報記憶手段27に記憶させる。
顧客注文データを受けた注文管理手段24は、また、その顧客注文データに基づき、対応する店舗が受け取る店舗受注データを通信部21に出力する。そして、店舗受注データは、通信部21を介し、対応する店舗に対し送信される。
店舗受注データに対応する店舗の店舗携帯端末3では、店舗携帯端末3の通信部31を介し、店舗用アプリ33が注文受手段34として、店舗受注データを受け取る。そして、店舗受注データに基づき店舗携帯端末3の表示入力部32に注文内容を表示させる。なお、以下の説明において、店舗用アプリ33が注文受手段34、受注確認手段35、及び、手配完了報告手段36として機能していることの説明は省略する。
表示入力部32に表示された注文内容に対するタッチ操作により、店側で注文が受け入れられたことを入力すると、受注確認手段35がその情報を受注確認データとして店舗携帯端末3の通信部31に出力する。
店舗携帯端末3の通信部31に出力された受注確認データは、管理サーバ2の通信部21を介し、管理サーバ2の注文管理手段24に受け取られる。受注確認データを受けた注文管理手段24は、通信部21を介し、その受注確認データを、対応する顧客に対し送信する。
受注確認データに対応する顧客の顧客携帯端末1では、顧客携帯端末1の通信部11を介し、注文状況表示手段19が、受注確認データを受け取る。そして、受注確認データに基づき顧客携帯端末1の表示入力部12に、注文が受け付けられたことを表示させる。
更に、店舗側で、注文に対する手配が完了したときに、その情報を表示入力部32へのタッチ操作により入力すると、手配完了報告手段36が、店舗における注文に対する手配が完了したことを示す情報を手配済データとして店舗携帯端末3の通信部31に出力する。
店舗携帯端末3の通信部31に出力された手配済データは、管理サーバ2の通信部21を介し、管理サーバ2の注文管理手段24に受け取られる。手配済データを受けた注文管理手段24は、通信部21を介し、その手配済データを、対応する顧客に対し送信する。
手配済データに対応する顧客の顧客携帯端末1では、顧客携帯端末1の通信部11を介し、注文状況表示手段19が、手配済データを受け取る。そして、手配済データに基づき顧客携帯端末1の表示入力部12に、引取可能となった注文を表示させる。
手配済データは、更に、管理サーバ2の決済管理手段24に受け取られる。手配済データを受けた決済管理手段24は、その手配済みとなった注文に対し選択されている決済に応じた処理を行う。具体的には、選択された決済方法が現金払いである場合は、顧客携帯端末1と店舗携帯端末3に、顧客が注文した商品を引き取る店舗において現金で決済されること、及び、その金額を、夫々の端末に表示させるための決済内容データを、通信部21を介して、通信により引き渡す。また、選択された決済方法がクレジット又は電子マネーによる決済であれば、それらの決済システムに対し、決済内容データを、通信部21を介して、通信により引き渡す。
なお、選択された決済方法が、現金払い、或いは、クレジット又は電子マネーによる決済のいずれの場合であっても、複数の店舗に対する注文を一括して決済するものであれば、全ての注文が手配済みとなったときに、上記の処理が行われる。
顧客は、表示入力部12に表示される注文状況により、注文した商品の引取が可能となったことを知ることになり、注文した商品を店舗の引き渡しカウンターなどの所定の場所で引き取り、必要な場合には現金による支払いを済ませることで注文が完了となる。
この実施形態は、高速道路のサービスエリアに設置されている店舗での使用が想定され、店舗位置データとして、サービスエリアで顧客が利用できる領域に相当するGPSにおける所定範囲のデータが採用されている。
ただし、店舗位置データは、店舗の設置環境などに応じて別の形態とすることができる。例えば、店舗の中に店舗位置データを生成するための情報を表示し、顧客携帯端末1において、その情報に基づき生成されるものとしてもよい。この場合、位置情報取得部13は、店舗の中に表示された情報を読み取り、店舗位置データを生成するためのものとなる。例えば、店舗の中に表示される情報として2次元バーコードが採用された場合は、顧客携帯端末1に搭載されたカメラと2次元バーコードリーダが、位置情報取得部13に相当するものとなる。
また、この実施形態において、画面抽出手段23、及び、店舗情報記憶手段25は、管理サーバ2が有するものとなっているが、顧客携帯端末1が有するものとしてもよい。
更に、この実施形態において、顧客の注文対象となる商品は料理に限定されず、例えば、持ち帰るための土産品を注文の対象としてもよい。
1 顧客携帯端末
2 管理サーバ
3 店舗携帯端末
11、21、31 通信部
12、32 表示入力部
13 位置情報取得部
14 顧客用アプリ
15 位置情報送信手段
16 注文画面表示手段
17 注文禁止手段
18 注文送信手段
19 注文状況表示手段
22 管理用ソフトウェア
23 画面抽出手段
24 注文管理手段
25 店舗情報記憶手段
26 決済管理手段
27 決済情報記憶手段
28 記憶部
33 店舗用アプリ
34 注文受手段
35 受注確認手段
36 手配完了報告手段

Claims (8)

  1. 顧客が所有する顧客携帯端末と、前記顧客携帯端末に通信回線で接続される管理サーバと、店舗が所持し前記管理サーバに通信回線で接続される店舗携帯端末を備え、
    前記顧客携帯端末は、位置情報取得部と、顧客携帯端末通信部と、顧客携帯端末表示部と、顧客携帯端末入力部と、位置情報送信手段と、注文画面表示手段と、注文送信手段と、注文状況表示手段と、を有し、
    前記管理サーバは、店舗情報記憶手段と、画面抽出手段と、注文管理手段と、決済管理手段と、を有し、
    前記店舗携帯端末は、店舗携帯端末表示部と、店舗携帯端末入力部と、注文受手段と、手配完了報告手段と、を有し、
    前記位置情報送信手段は、前記位置情報取得部が取得した前記顧客携帯端末の位置情報を前記顧客携帯端末通信部出力し
    前記店舗情報記憶手段は、複数の店舗の注文画面データを前記店舗の位置を示す店舗位置データに対応させて記憶し、
    前記画面抽出手段は、前記店舗位置データが前記顧客携帯端末の位置情報に対応する前記注文画面データを抽出し出力し、
    前記注文画面表示手段は、前記画面抽出手段から出力された前記注文画面データに基づき、前記顧客携帯端末表示部に注文画面を表示させ、
    前記注文送信手段は、前記顧客携帯端末入力部を介して入力された、顧客の希望する決済方法の情報を含む注文内容を顧客注文データとして出力し、
    前記注文管理手段は、前記顧客注文データに基づき、顧客の希望する決済方法に対応する注文番号を生成し出力し、対応する店舗が受け取る店舗受注データを出力し、前記店舗携帯端末から出力された手配済データに基づき、対応する顧客が受け取る引取可能注文データを出力し、
    前記注文受手段は、前記店舗受注データに基づき前記店舗携帯端末表示部に注文内容を表示させ、
    前記手配完了報告手段は、前記店舗携帯端末入力部を介して入力された、店舗における注文に対する手配が完了したことを示す情報を前記手配済データとして出力し、
    前記注文状況表示手段は、前記注文管理手段から出力された前記手配済データに基づき、前記顧客携帯端末表示部に引取可能となった注文を表示させ、
    前記決済管理手段は、前記注文番号に基づき、決済の主体に、決済内容データを引き渡す、
    ことを特徴とする注文システム。
  2. 前記位置情報取得部は、GPSによる位置データを前記顧客携帯端末の位置情報として取得し、前記店舗位置データは、前記店舗が設置されている場所を含む所定領域の、GPSにおける所定範囲のデータである請求項1に記載の注文システム。
  3. 前記位置情報取得部は、前記GPSによる位置データの変化に応じて前記顧客携帯端末の位置情報を更新して記憶し、前記GPSによる位置データが取得できないとき、記憶されている前記顧客携帯端末の位置情報を保持する請求項2に記載の注文システム。
  4. 前記店舗位置データと前記顧客携帯端末の位置情報の相関に応じて、前記顧客携帯端末入力部を介した注文の入力を禁止する注文禁止手段を有する請求項2又は3に記載の注文システム。
  5. 前記注文禁止手段による注文の入力の禁止は、前記顧客携帯端末の使用者による任意の操作での解除が可能とされている請求項4に記載の注文システム。
  6. 前記位置情報取得部は、前記店舗の中に表示されている情報に基づき、前記顧客携帯端末の位置情報を生成する請求項1に記載の注文システム。
  7. 前記注文画面に、注文対象とされる商品の食材が表示される請求項1〜6のいずれかに記載の注文システム。
  8. 前記顧客携帯端末において使用されている言語を前記顧客携帯端末通信部に出力する言語情報送信手段を有し、前記注文画面が前記顧客携帯端末において使用されている言語に対応するものとされる請求項1〜7のいずれかに記載の注文システム。
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