JP6953975B2 - Rfタグを用いたレジスターシステム - Google Patents

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Description

本発明は,無線による個体識別で利用されるRF(Radio Frequency)タグを用いて,商品の精算業務を無人化する技術に関する。
地方における深刻な人手不足の解消や精算業務の効率化などを目的とし,コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの店舗では,商品の精算業務を行うために店舗に設置するレジスターを無人化する試みがなされている。
レジスターを無人化するには,顧客が購入する商品を認識することが必要になる。顧客が購入する商品を認識する手法として,レジスターで精算を行う商品を入れる買い物かごにカメラを設け,このカメラの画像を用いて買い物かごに入れられた商品を認識する手法も特許文献1などで開示されているが,店舗で販売している商品にRFタグを付け,買い物かごに入れられた商品に貼られているRFタグそれぞれから,商品を識別する商品識別データ一括して読み取ることで,買い物かごに入れられた商品を認識する手法が主流になっている。
レジスターの無人化にRFタグを用いる手法では,買い物かごに入れられた商品に付けられているRFタグに記憶されたデータを読み取るリーダライタが必要になり,一般的なこの手法では,例えば,特許文献2で開示されているように,リーダライタはレジスターに組み込まれている。
しかし,リーダライタをレジスターに組み込む構成では,顧客は,買い物かごをレジスターにあるリーダライタに載せて,買い物かご内にある商品をレジスターに認識させた後,買い物かご内にある商品に係る購入金額の支払いが済むまで,レジスターの前で立ち止まっていなければならない。顧客数が比較的少ない店舗では,このことはさほど問題にならないが,顧客数が比較的多い店舗では,精算を待つ顧客の行列が混雑時に発生する要因になり得えてしまう。
RFタグを用いて,買い物かご内にある商品を認識する工程と,買い物かご内にある商品に係る購入金額の支払いを行う工程を分離できれば,商品の精算業務に係る手間を軽減でき,精算を待つ顧客の行列が発生しづらくなる。このような構成の装置としては,例えば,特許文献3にて,商品を搬送するコンベア(商品コンベア),コンベアが搬送している商品に付けられたRFタグから商品識別データを読み取るリーダライタ(読み取り装置),および,商品の購入金額に係る支払いに用いるセルフ精算機(自動会計器)から成る会計処理装置が記載されている。
特開2016−57813号公報 特開2008−299404号公報 特開2004−013392号公報
しかしながら,商品の精算業務に係る手間を軽減するために,コンベアの搬送経路の途中にリーダライタを設置し,コンベアにより商品が搬送されている間に,商品に付けられたRFタグからリーダライタが商品識別データを読み取る構成にすると,別の顧客の商品がコンベアに載せられた場合など,リーダライタが,別の顧客が購入する商品に付けられたRFタグをも誤検出してしまう危険性がある。
そこで,本発明は,RFタグを付けた商品をコンベアなどの搬送機構により搬送し,商品が搬送されている間に,リーダライタを用いて,商品に付けられたRFタグから商品識別データを読み取る構成のレジスターシステムにおいて,RFタグの誤検出による商品の認識ミスを防止することを目的とする。
上述した課題を解決する本発明は,商品ごとに付けたRFタグと,商品を入れる買い物かごと,商品が入っている前記買い物かごを搬送する搬送機構と,前記搬送機構が搬送している前記買い物かごに入っている商品に付けられた前記RFタグから商品識別データを読み取るリーダライタを備えたレジスターシステムに係る発明で,前記搬送機構の搬送経路の途中をトンネル状の電磁シールドボックスで覆い,前記電磁シールドボックスの内部に前記リーダライタを設置したことを特徴とする。前記電磁シールドボックスの内部に前記リーダライタを設置することで,前記電磁シールドボックス内の電波は外に漏れず,また,外からの電波は前記電磁シールドボックスの中に到達しないので,前記RFタグの誤検出は発生せず,前記RFタグの誤検出による商品の認識ミスを防止できる。
本発明では,前記買い物かごを底面が開閉自在に構成された底開き式とし,前記買い物かごに入れられた商品の落下口を前記搬送機構の搬送経路の途中に設け,前記落下口に到達した前記買い物かごの底面を開閉する操作を行う開閉操作機構と前記落下口をそれぞれ前記電磁シールドボックスの内部に配置し,前記落下口から落下する商品に付けられた前記RFタグから商品識別データを読み取るように前記リーダライタを設置することで,電波の阻害特性を有する商品が前記買い物かごに入っている場合でも,前記RFタグの検出漏れは発生せず,前記RFタグの検出漏れによる商品の認識漏れを防止できる。
また,前記落下口から落下する商品を滑らせながら斜め下方向に落下させるシューターを前記落下口の下側に設け,前記シューターを滑り落ちる商品に付けられた前記RFタグから商品識別データを読み取るように前記リーダライタを設置することで,前記RFタグの検出漏れによる商品の認識漏れ防止の効果をより高めることができる。
上述した本発明によれば,RFタグを付けた商品をコンベアなどの搬送機構により搬送し,商品が搬送されている間に,リーダライタを用いて,商品に付けられたRFタグから商品識別データを読み取る構成のレジスターシステムにおいて,RFタグの誤検出による商品の認識ミスを防止できる。
第1実施形態に係るレジスターシステムの構成を説明する図。 開口部からの電波の侵入を防止する手法を説明する図。 第1実施形態に係る精算管理装置の動作を説明する図。 第2実施形態に係るレジスターシステムの構成を説明する図。 第2実施形態に係る搬送機構を説明する図。 開口部からの電波の侵入を防止する手法を説明する図。 第2実施形態に係る精算管理装置の動作を説明する図。
ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の技術的範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。
[第1実施形態]
第1実施形態に係るレジスターシステム1について説明する。図1は,第1実施形態に係るレジスターシステム1の構成を説明する図である。
第1実施形態に係るレジスターシステム1は,レジスターの無人化にRFタグ100を用いるシステムで,第1実施形態に係るレジスターシステム1では,精算を行う場所に向かうレーンを顧客が移動している間に,RFタグ100を用いた商品10の認識を済ませることで,商品10の精算業務の効率を向上させると共に,他の顧客が購入する商品10に付けられたRFタグ100を検出してしまうなどして発生するRFタグ100の誤検出による商品10の認識ミスを防止している。
図1で図示したように,第1実施形態に係るレジスターシステム1は,レジスターシステム1を設置する店舗で販売されている商品10ごとに付けたRFタグ100と,商品10を入れる買い物かご11と,商品10が入っている買い物かご11を搬送する搬送機構12と,搬送機構12の搬送経路の途中を覆うトンネル状の電磁シールドボックス13と,買い物かご11に入っている商品10に付けられたRFタグ100から商品識別データを読み取るリーダライタ14と,商品識別データに対応付けて商品10の販売金額が予め登録され,搬送機構12とリーダライタ14の動作を少なくとも制御する精算管理装置15と,購入代金の支払いに用いるセルフ精算機16を備え,RFタグ100の誤検出による商品10の認識ミスを防止するために,リーダライタ14を電磁シールドボックス13内に設置している。
商品10に付けるRFタグ100は,顧客が購入する商品10の識別に用いられるデバイスである。RFタグ100の種類には,内蔵電池から供給される電力により動作するアクティブ型もあるが,第1実施形態では,商品10に付けるRFタグ100を,リーダライタ14からの搬送波により動作するパッシブ型にしている。パッシブ型のRFタグ100に係る電波方式には,磁界を利用して電力供給とデータ転送を行う電磁誘導方式もあるが,数mの最大通信距離が得られることを考慮し,第1実施形態では,RFタグ100の電波方式を,UHF帯(952.2〜953.8MHz帯)の搬送波を利用して電力供給とデータ転送を行う電波方式にしている。
図1では図示していないが,第1実施形態に係るRFタグ100は,リーダライタ14との無線通信で用いる周波数帯(ここでは,UFH帯)に対応するアンテナと,アンテナと接続しているICチップを内蔵する。ICチップには,RFタグ100の識別に用いるタグ識別データと,RFタグ100を付けた商品10の識別に用いる商品識別データが少なくとも記憶され,ICチップは,RFタグ100の検出に用いるコマンドであるポーリングコマンドを受信すると,ICチップが記憶しているタグ識別データを変調した電波を送出する処理を行い,商品識別データを読み取るコマンドを載せた搬送波を受信すると,ICチップが記憶している商品識別データを変調した電波を送出する処理を行う。
買い物かご11は,顧客が購入する商品10を入れる容器である。買い物かご11の素材に金属を用いることもあるが,金属には電波を阻害する特性があるため,第1実施形態の買い物かご11の素材には,電波を阻害する特性が無い素材(例えば,プラスチック)を用いている。買い物かご11のサイズは任意でよく,更に,買い物かご11の形態も任意でよい。図1では,買い物かご11の形態を上部が開口している略ボックス状にしているが,買い物かご11の形態を袋状にすることもできる。
搬送機構12は,商品10が入っている買い物かご11を搬送経路に沿って搬送する装置で,搬送機構12の搬送経路は,セルフ精算機16の進入路であるレーンに沿って形成されている。搬送機構12の具体的な形態は任意でよい。図1では,搬送機構12をベルトコンベアとして図示し,搬送機構12の搬送経路は直線状をなしているが,搬送機構12はローラコンベアでもよく,搬送機構12の搬送経路はカーブ状をなしていてもよい。
リーダライタ14は,商品10に付けるRFタグ100と無線通信し,RFタグ100から商品識別データを読み取る装置である。図1で図示していないが,リーダライタ14は,RFタグ100との無線通信で用いる周波数帯(ここでは,UFH帯)に対応するアンテナを有し,更に,RFタグ100に電力を供給する電波である搬送波を送出する処理と,コマンドを変調して搬送波に載せ,RFタグ100が送信した電波に変調されているデータを復号する処理などを実行するRFコントローラを有する。
リーダライタ14は,RFタグ100から商品識別データを読み取る際,RFタグ100の検出に用いるコマンドであるポーリングコマンドを送出して,リーダライタ14の検出可能範囲に存在するRFタグ100からタグ識別データを受信することで,RFタグ100を検出した後,データを読み出すコマンドを送出して,検出したRFタグ100それぞれから商品識別データを読み出し,RFタグ100から読み出した商品識別データすべてを精算管理装置15へ送信する。なお,買い物かご11には複数の商品10が入れられることが多いため,リーダライタ14は,複数のRFタグ100を同時に検出する機能であるアンチコリジョンに対応していることが必要である。
電磁シールドボックス13は,RFタグ100から商品識別データを読み取るリーダライタ14が内部に設置されるボックス形状の部材で,電磁シールドボックス13の内部は電波吸収材で覆われている。電磁シールドボックス13の内部を電波吸収材で覆うことで,電磁シールドボックス13の内部での電波(搬送波も含む)の反射や,電磁シールドボックス13の内部への電波の侵入および電磁シールドボックス13からの電波の漏れを防ぐことができる。
搬送機構12の搬送経路の途中を覆う都合上,電磁シールドボックス13はトンネル状になっており,電磁シールドボックス13は,トンネルの入口となる開口部130と,トンネルの出口となる開口部131の2つを有するので,それぞれの開口部130,131からの電波の侵入を考慮することが必要になる。
図2は,開口部131からの電波の侵入を防止する手法を説明する図で,図2では,トンネルの出口となる開口部131を図示しているが,トンネルの入口となる開口部130についても図2と同じにできる。
図2(a)は,電波の侵入防止に電磁シールドカーテン131aを開口部131に設けた形態である。図2(a)で図示した電磁シールドカーテン131aは,複数のスリットにより複数の垂下部を形成し,開口部131からの電波の侵入を防止するとともに,搬送機構12により搬送される買い物かご11が通過できるようになっている。図2(b)は,電波の侵入防止に扉131bを開口部131に設けた形態である。図2(a)で図示した扉131bの裏面は電波吸収材で覆われ,搬送機構12により搬送される買い物かご11が通過する際,精算管理装置15の指示により開閉する機構になっている。
このように,搬送機構12の搬送経路の途中に設置されている電磁シールドボックス13の内部にリーダライタ14を設けることで,電磁シールドボックス13の内部にある買い物かご11に入っている商品10に付けられたRFタグ100のみを,買い物かご11が搬送機構12で搬送されている間に検出できる。
複数の買い物かご11が搬送機構12の上にある場合,リーダライタ14を電磁シールドボックス13の内部に設置しないと,商品10の認識対象とならない買い物かご11に入っている商品10に付けられたRFタグ100をもリーダライタ14が検出してしまう危険性があるが,リーダライタ14を電磁シールドボックス13の内部に設置すると,リーダライタ14の電波(搬送波)は電磁シールドボックス13の外部に漏れないので,このことを防止できる。また,レジスターシステム1を複数設ける場合,電磁シールドボックス13がないと,隣接するリーダライタ14の電波が搬送機構12の上にある買い物かご11に届くことが考えられるが,電磁シールドボックス13の内部には外部の電波は届かいないため,このことも防止できる。
レジスターシステム1に含まれる精算管理装置15は,CPUやメモリなどを有するサーバを利用して実現される装置で,搬送機構12とリーダライタ14の動作を少なくとも制御する機能を有し,更に,商品10の識別に用いる商品識別データに対応付けて商品10の販売金額が予め登録されている。
図3は,第1実施形態に係る精算管理装置15の動作を説明する図で,第1実施形態に係る精算管理装置15には,図3で図示した手順を少なくとも実行するためのコンピュータプログラムが実装されている。
レジスターシステム1に含まれる精算管理装置15は,顧客が購入する商品10に係る精算業務を行う際,顧客が購入する商品10が入れられた買い物かご11をセルフ精算機16の脇まで搬送する搬送機構12を作動させる処理を実行する(S1)。レジスターシステム1を稼働させる間,搬送機構12を常時作動させておくこともできるが,光学センサや押しボタンなどを用い,買い物かご11が搬送機構12に載せられたことを精算管理装置15が検知すると,精算管理装置15が搬送機構12を作動させるようにしてもよい。
精算管理装置15は,搬送機構12で搬送している買い物かご11が電磁シールドボックス13の中に入ったことを検知すると(S2),リーダライタ14を作動させて(S3),リーダライタ14は,電磁シールドボックス13の中にある買い物かご11に入れられている商品10に付けられたRFタグ100それぞれから商品識別データを読み取る(S4)。
RFタグ100から商品識別データを読み取る際,リーダライタ14は,RFタグ100を検出するポーリングコマンドを送出して,リーダライタ14の検出可能範囲に存在するRFタグ100を検出した後,検出したRFタグ100それぞれにデータを読み出すコマンドを送出して,検出したRFタグ100それぞれから商品識別データを読み出し,RFタグ100から読み出した商品識別データすべてを精算管理装置15へ送信する。なお,第1実施形態では,商品10が入っている買い物かご11を搬送機構12により搬送させながら,買い物かご11に入っている商品10に付けたRFタグ100を読み出すので,買い物かご11に入っている商品10に付けたRFタグ100すべてから商品識別データを読み出すのに必要な時間を考慮して,搬送機構12の搬送速度を決定することが必要である。
また,図1では,リーダライタ14を1つとしているが,レジスターシステム1に含ませるリーダライタ14の数は一つに限定されない。リーダライタ14を切り替えながら使用するなど,リーダライタ14の作動を工夫すれば,レジスターシステム1に含ませるリーダライタ14の数を複数にできる。例えば,2つのリーダライタ14を対向して配置し,一方のリーダライタ14を用いてRFタグ100をスキャニングした後,他方のリーダライタ14を用いてRFタグ100をスキャニングすることで,RFタグ100の検出漏れを減らせる。
精算管理装置15は,搬送機構12で搬送している買い物かご11が電磁シールドボックス13から出たことを検知すると(S5),リーダライタ14を停止させる(S6)。電磁シールドボックス13の中に買い物かご11に入ったことの検知や,電磁シールドボックス13から買い物かご11が出たことの検知には光学センサを用いることができる。
RFタグ100から読み出した商品識別データがリーダライタ14から送信されると,精算管理装置15は,リーダライタ14から送信された商品識別データに対応する商品データすべてを特定することで,買い物かご11に入っている商品10を認識した後(S7),この商品データから精算金額データ(例えば,レシートに印字するデータ)を生成し,精算金額データをセルフ精算機16へ送信して(S8),この手順は終了する。なお,セルフ精算機16では,精算管理装置15から送信された精算金額データを用いて,商品10の購入に係る精算が行われる。
これまで述べたように,第1実施形態によれば,搬送機構12の搬送経路の途中を電磁シールドボックス13で覆っているので,RFタグ100の誤検出は発生せず,RFタグ100の誤検出による商品10の認識ミスは防止されている。
[第2実施形態]
第2実施形態に係るレジスターシステム2について説明する。図4は,第2実施形態に係るレジスターシステム2の構成を説明する図である。
第2実施形態に係るレジスターシステム2は,レジスターの無人化にRFタグ200を用いるシステムで,第2実施形態に係るレジスターシステム2では,精算を行う場所に向かうレーンを顧客が移動している間に,RFタグ200を用いた商品20の認識を済ませることで,商品20の精算業務の効率を向上させると共に,他の顧客が購入する商品20に付けられたRFタグ200を検出してしまうなどして発生するRFタグ200の誤検出による商品20の認識ミスを防止している。更に,第2実施形態に係るレジスターシステム2では,電波を阻害する特性を有する商品20が買い物かご21に入っている場合でも,RFタグ200の検出漏れが発生せず,RFタグ200の検出漏れによる商品20の認識漏れを防止している。
図4で図示したように,第2実施形態に係るレジスターシステム2は,レジスターシステム2を設置する店舗で販売されている商品20ごとに付けたRFタグ200と,底面210が開閉自在に構成された底開き式の買い物かご21と,商品20が入っている買い物かご21を搬送する搬送機構22と,搬送機構22の搬送経路の途中を覆うトンネル状の電磁シールドボックス23と,買い物かご21から落下した商品20に付けられたRFタグ200から商品識別データを読み取るリーダライタ24と,商品識別データに対応付けて商品20の販売金額が予め登録され,搬送機構22とリーダライタ24の動作を少なくとも制御する精算管理装置25と,購入代金の支払いに用いるセルフ精算機26を備え,RFタグ200の誤検出による商品20の認識ミスを防止するために,リーダライタ24を電磁シールドボックス23内に設置している。
第2実施形態に係るレジスターシステム2において,買い物かご21から落下した商品20に付けられたRFタグ200から商品識別データを読み取れるようにリーダライタ24を配置しているのは,RFタグ200の検出漏れによる商品20の認識漏れを防止するためである。
店舗で販売されている商品20には,金属製の缶やペットボトルを容器に用いた飲料水(例えば,缶コーヒー),プラスチック製のボトルを容器に用いた洗剤,アルミ蒸着フィルムを用いた袋を容器に用いた食品(例えば,ポテトチップス)など,無線通信を阻害させる電気特性を有する商品20が多種・多数存在する。このような商品20が乱雑に買い物かご21に入れられた状態でリーダライタ24にRFタグ200を検出させると,リーダライタ24が検出できないRFタグ200が買い物かご21の中に存在してしまう可能性がある。
そこで,第2実施形態に係るレジスターシステム2では,商品20を入れる買い物かご21を底面210が開閉自在になっている底開き式にし,電磁シールドボックス23の内部で買い物かご21の底面210を開き,買い物かご21に入っている商品20をばらけさせた状態で落下させ,落下している商品20に付加されたRFタグ200を電磁シールドボックス23内でリーダライタ24に検出させることで,買い物かご21に入っている商品20に付けられたRFタグ200すべてをリーダライタ24が検出できるようにしている。
買い物かご21に入っている商品20を鉛直方向に落下させる構成にすることもできるが,第2実施形態では,商品20の出口となる開口部231まで,買い物かご21から落下した商品20を滑らせながら斜め下方向に搬送するシューター27を電磁シールドボックス23の内部に設け,シューター27を滑り落ちる商品20に付けられたRFタグ200から商品識別データを読み取るようにリーダライタ24を配置している。
シューター27を設けることで,買い物かご21に入っている商品20が鉛直方向に落下する距離を短くでき,落下によって商品20に加わる衝撃を減らすことができる。なお,商品20を買い物かご21から落下させると,買い物かご21から落下した商品20を収容する機構が必要になる。第2実施形態では,商品20の出口となる開口部231から落下した商品20をレジ袋290に収める袋詰め装置29をこの機構として図示しているが,商品20の出口となる開口部231から落下した商品20を収める容器は,搬送機構22で搬送する買い物かご21とは色の異なるかごにすることもできる。
まず,商品20に付けるRFタグ200について説明する。商品20に付けるRFタグ200は,顧客が購入する商品20の識別に用いられるデバイスである。RFタグ200の種類には,内蔵電池から供給される電力により動作するアクティブ型もあるが,第2実施形態では,商品20に付けるRFタグ200を,リーダライタ24からの搬送波により動作するパッシブ型にしている。パッシブ型のRFタグ200に係る電波方式には,磁界を利用して電力供給とデータ転送を行う電磁誘導方式もあるが,数mの最大通信距離が得られることを考慮し,第2実施形態では,RFタグ200の電波方式を,UHF帯(952.2〜953.8MHz帯)の搬送波を利用して電力供給とデータ転送を行う電波方式にしている。
図4では図示していないが,第2実施形態に係るRFタグ200は,RFタグ200との無線通信で用いる周波数帯(ここでは,UFH帯)に対応するアンテナと,アンテナと接続しているICチップを内蔵する。ICチップには,RFタグ200の識別に用いるタグ識別データと,RFタグ200を付けた商品20の識別に用いる商品識別データが少なくとも記憶され,ICチップは,RFタグ200の検出に用いるコマンドであるポーリングコマンドを受信すると,ICチップが記憶しているタグ識別データを変調した電波を送出する処理を行い,商品識別データを読み取るコマンドを載せた搬送波を受信すると,ICチップが記憶している商品識別データを変調した電波を送出する処理を行う。
買い物かご21は,顧客が購入する商品20を入れる容器である。第2実施形態では,買い物かご21に商品20が入れられた状態で,商品20に付けられたRFタグ200をリーダライタ24が検出しないため,買い物かご21の素材は任意でよい。電波を阻害する特性がある金属製の買い物かご21でもよく,電波を阻害する特性がないプラスチック製の買い物かご21でもよい。
第2実施形態では,電磁シールドボックス23の内部で,買い物かご21の底面210を開き,買い物かご21に入っている商品20を落下させるため,第2実施形態に係る買い物かご21は,底面210が開閉自在に構成された底開き式になっている。買い物かご21の底面210を開閉自在にする仕組みは任意でよい。例えば,特開平11−49304で開示されているボックス型パレットの構造を買い物かご21に適用できる。なお,特開平11−49304で開示されているボックス型パレットは,ボックス型パレットの底面210をロックするロック機構と,ロック機構を解除するためのレバーを備えている。
搬送機構22は,商品20が入っている買い物かご21を搬送経路に沿って搬送する装置で,搬送機構22の搬送経路は,セルフ精算機26の進入路であるレーンに沿って形成されている。図4では,搬送機構22の搬送経路は直線状をなしているが,搬送機構22の搬送経路はカーブ状をなしていてもよい。
図5は,第2実施形態に係る搬送機構22を説明する図である。第2実施形態に係る搬送機構22は,両側に搬送ベルト221を備えた構造になっており,第2実施形態に係る買い物かご21の両側には,搬送機構22の搬送ベルト221に買い物かご21を載せるためのフランジ211が設けられている。第2実施形態に係る搬送機構22には,2つの搬送ベルト221の間を架設する複数のローラ222が設けられているが,買い物かご21の底面210を開ける箇所となる落下口220にはこのローラ222は設けておらず,落下口220の脇には買い物かご21の底面210を開閉する操作を行う開閉操作機構28を設けている。特開平11−49304で開示されているボックス型パレットの構造を買い物かご21に適用した場合,買い物かご21の底面210を開く機構はレバーを回転させる機構になり,買い物かご21の底面210を閉じる機構は,開いた底面210を元の位置まで押し上げる機構になる。
リーダライタ24は,商品20に付けるRFタグ200と無線通信し,RFタグ200から商品識別データを読み取る装置である。図4で図示していないが,リーダライタ24は,RFタグ200との無線通信で用いる周波数帯(ここでは,UFH帯)に対応するアンテナを有し,更に,RFタグ200に電力を供給する電波である搬送波を送出する処理と,コマンドを変調して搬送波に載せ,RFタグ200が送信した電波に変調されているデータを復号する処理などを実行するRFコントローラを有する。
リーダライタ24は,RFタグ200から商品識別データを読み取る際,RFタグ200の検出に用いるコマンドであるポーリングコマンドを送出して,リーダライタ14の検出可能範囲に存在するRFタグ100からタグ識別データを受信することで,RFタグ200を検出した後,データを読み出すコマンドを送出して,検出したRFタグ200それぞれから商品識別データを読み出し,RFタグ200から読み出した商品識別データすべてを精算管理装置25へ送信する。なお,買い物かご21には複数の商品20が入れられることが多いため,リーダライタ24は,複数のRFタグ200を同時に検出する機能であるアンチコリジョンに対応していることが必要である。
第2実施形態において,リーダライタ24は,買い物かご21から落下した商品20に付けられたRFタグ200から商品識別データを読み取れる位置に設置される。図4では,買い物かご21から落下させた商品20を商品20の出口となる開口部231まで搬送するシューター27と向かい合うようにリーダライタ24は設置されている。電磁シールドボックス23の内部にシューター27を設けると,商品20の出口となる開口部231まで商品20が到達するまでの距離は長くなり,リーダライタ24の検出可能範囲をRFタグ200が通過する時間も長くなるので,買い物かご21に入っている商品20に付けたRFタグ200すべてを検出し易くなる。
電磁シールドボックス23は,RFタグ200から商品識別データを読み取るリーダライタ24とシューター27が内部に設置されるボックス形状の部材で,電磁シールドボックス23の内部は電波吸収材で覆われている。電磁シールドボックス23の内部を電波吸収材で覆うことで,電磁シールドボックス23の内部での電波(搬送波も含む)の反射や,電磁シールドボックス23の内部への電波の侵入および電磁シールドボックス23からの電波の漏れを防ぐことができる。
搬送機構22の搬送経路の途中を覆う都合上,電磁シールドボックス23はトンネル状になっており,電磁シールドボックス23は,トンネルの入口となる開口部230と,トンネルの出口となる開口部231の2つを有し,加えて,買い物かご21から落下した商品20の出口となる開口部232を有するので,それぞれの開口部230,231,232からの電波の侵入を考慮することが必要になる。
図6は,開口部231,232からの電波の侵入を防止する手法を説明する図で,買い物かご21の出口側から電磁シールドボックス23を見た時の図である。図6で図示したように,トンネルの出口となる開口部231および買い物かご21から落下した商品20の出口となる開口部232それぞれには,複数のスリットにより複数の垂下部が形成された電磁シールドカーテン231a,232aが設置され,電磁シールドボックス23の内部への電波の侵入および電磁シールドボックス23からの電波の漏れが防止されている。なお,トンネルの入口となる開口部230についても同じである。
このように,搬送機構22の搬送経路の途中に設置されている電磁シールドボックス23の内部にリーダライタ24を設けることで,電磁シールドボックス23の内部にある買い物かご21に入っている商品20のみを識別できる。
複数の買い物かご21が搬送機構22の上にある場合,リーダライタ24を電磁シールドボックス23の内部に設置しないと,商品20の認識対象とならない買い物かご21に入っている商品20に付けられたRFタグ200をもリーダライタ24が検出してしまう危険性があるが,リーダライタ24を電磁シールドボックス23の内部に設置すると,リーダライタ24の電波(搬送波)は電磁シールドボックス23の外部に漏れないので,このことを防止できる。また,レジスターシステム2を複数設ける場合,電磁シールドボックス23がないと,隣接するリーダライタ24の電波が搬送機構22の上にある買い物かご21に届くことが考えられるが,電磁シールドボックス23の内部には外部の電波は届かいないため,このことも防止できる。
レジスターシステム2に含まれる精算管理装置25は,CPUやメモリなどを有するサーバを利用して実現される装置で,搬送機構22とリーダライタ24の動作を少なくとも制御する機能を有し,更に,商品20の識別に用いる商品識別データに対応付けて商品20の販売金額が予め登録されている。
図7は,第2実施形態に係る精算管理装置25の動作を説明する図で,第2実施形態に係る精算管理装置25には,図7で図示した手順を少なくとも実行するためのコンピュータプログラムが実装されている。
レジスターシステム2に含まれる精算管理装置25は,顧客が購入する商品20に係る精算業務を行う際,顧客が購入する商品20が入れられた買い物かご21をセルフ精算機26の脇まで搬送する搬送機構22を作動させる処理を実行する(S10)。レジスターシステム2を稼働させる間,搬送機構22を常時作動させておくこともできるが,光学センサや押しボタンなどを用い,買い物かご21が搬送機構22に載せられたことを精算管理装置25が検知すると,精算管理装置25が搬送機構22を作動させるようにしてもよい。
精算管理装置25は,搬送機構22で搬送している買い物かご21の底面210が,電磁シールドボックス23の内部にある落下口220に到達したことを検知すると(S11),搬送機構22を一時停止させてから(S12),リーダライタ24を作動させた後(S13),開閉操作機構28を作動させて買い物かご21の底面210を開き,買い物かご21に入っている商品20を落下口220から落下させる(S14)。なお,買い物かご21の位置の検知には,光学センサを用いることができる。
落下口220した商品20は,落下口220の下側に設けられたシューター27により,商品20の出口となる開口部231まで搬送され,シューター27により搬送されている商品20に付けられたRFタグ200に記憶されている商品識別データはリーダライタ24によって読み取られる(S15)。
リーダライタ24は,RFタグ200から商品識別データを読み取る際,RFタグ200を検出するポーリングコマンドを送出して,リーダライタ24の検出可能範囲に存在するRFタグ200を検出した後,検出したRFタグ200それぞれにデータを読み出すコマンドを送出して,検出したRFタグ200それぞれから商品識別データを読み出し,RFタグ200から読み出した商品識別データすべてを精算管理装置25へ送信する。なお,第2実施形態では,リーダライタ24は,シューター27を滑り落ちる商品20に付けられたRFタグ200を検出するので,数多くの商品20が買い物かご21に入っていても,買い物かご21に入っている全ての商品20がシューター27を滑り落ちるまでのタイムラグを利用して,買い物かご21に入っている商品20に付けられたRFタグ200すべてをリーダライタ24は検出できる。
また,図4では,リーダライタ24を1つとしているが,レジスターシステム2に含ませるリーダライタ24の数は一つに限定されない。リーダライタ24を切り替えながら使用するなど,リーダライタ24の作動を工夫すれば,レジスターシステム2に含ませるリーダライタ24の数を複数にできる。例えば,3つのリーダライタ24をコの字状に配置し,リーダライタ24を切り替えながら使用すると,RFタグ200の検出漏れをより防止できる。
精算管理装置25は,落下口220から落下する商品20を検知しなくなると,買い物かご21に入って商品20が全て落下したと判断する(S16)。落下口220から落下する商品20の検知には,光学センサを利用できる。
精算管理装置25は,買い物かご21に入って商品20が全て落下したと判断すると,買い物かご21の底面210を開閉する機構である開閉操作機構28を作動させて買い物かご21の底面210を閉じた後(S17),リーダライタ24を停止させ(S18),搬送機構22を作動させて,搬送機構22を電磁シールドボックス23から排出する(S19)。
精算管理装置25は,から送信された商品識別データに対応する商品データすべてを特定することで,買い物かご21に入っている商品20を認識した後(S20),この商品データから精算金額データ(例えば,レシートに印字するデータ)を生成し,精算金額データをセルフ精算機26へ送信して,この手順は終了する(S22)。なお,セルフ精算機26では,精算管理装置25から送信された精算金額データを用いて,商品20の購入に係る精算が行われる。
これまで述べたように,第2実施形態によれば,搬送機構22の搬送経路の途中を電磁シールドボックス23で覆っているので,RFタグ200の誤検出は発生せず,RFタグ200の誤検出による商品20の認識ミスは防止されている。また,第2実施形態では,買い物かご21から商品20を落下させ,買い物かご21から落下した商品20に付けられたRFタグ200からリーダライタ24が商品識別データを読み取るように構成しているので,電波の阻害特性を有する商品20が買い物かご21に入っている場合でも,RFタグ200の検出漏れは発生せず,RFタグ200の検出漏れによる商品20の認識漏れを防止できる。更に,第2実施形態では,買い物かご21から落下させた商品20をシューター27で滑らせて落下させる構成にしているので,RFタグ200の検出漏れによる商品20の認識漏れ防止の効果はより高まる。
1,2 レジスターシステム
10,20 商品
100,200 RFタグ
11,21 買い物かご
12,22 搬送機構
13,23 電磁シールドボックス
14,24 リーダライタ
15,25 精算管理装置
16,26 セルフ精算機
27 シューター
28 開閉操作機構

Claims (2)

  1. 商品ごとに付けたRFタグと,商品を入れる買い物かごと,商品が入っている前記買い物かごを搬送する搬送機構と,前記搬送機構が搬送している前記買い物かごに入っている商品に付けられた前記RFタグから商品識別データを読み取るリーダライタを備え,前記搬送機構の搬送経路の途中をトンネル状の電磁シールドボックスで覆い,前記電磁シールドボックスの内部に前記リーダライタを設置したレジスターシステムにおいて,
    前記買い物かごを底面が開閉自在に構成された底開き式とし,前記買い物かごに入れられた商品の落下口を前記搬送機構の搬送経路の途中に設け,前記落下口に到達した前記買い物かごの底面を開閉する操作を行う開閉操作機構と前記落下口をそれぞれ前記電磁シールドボックスの内部に配置し,前記落下口から落下する商品に付けられた前記RFタグから商品識別データを読み取るように前記リーダライタを設置したことを特徴とするレジスターシステム。
  2. 前記落下口から落下する商品を滑らせながら斜め下方向に落下させるシューターを前記落下口の下側に設け,前記シューターを滑り落ちる商品に付けられた前記RFタグから商品識別データを読み取るように前記リーダライタを設置したことを特徴とする,請求項に記載したレジスターシステム。
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