JP6952517B2 - 渋滞予測装置及びその渋滞予測方法 - Google Patents

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Description

本発明は、渋滞予測装置及びその渋滞予測方法に関する。
従来、地磁気の変化を利用することにより車両の通過を監視するトラフィックカウンタが高速道路の路面に設けられている。また、このようなトラフィックカウンタからの情報に基づいて、高速道路における渋滞を予測する渋滞予測装置についても提案されている(例えば特許文献1参照)。この装置では、トラフィックカウンタとの通信が前提となることから、例えば5分毎に情報を受信するなどリアルタイム性に劣ることとなり、渋滞予測の精度について低下を招いてしまう。
そこで、トラフィックカウンタからの情報によらず、自車両で取得した情報に基づいて渋滞を予測する渋滞予測装置が提案されている。このような渋滞予測装置には、例えば、渋滞が発生する直前にブレーキを踏んだり加速したりといった加速度の揺らぎが発生するとの考えのもと、加速度を周波数分析(フーリエ変換)して渋滞の発生を予測するものがある(特許文献2参照)。また、車線変更しようとするときに、自車線の先行車(自車両の直前を走行する車両)よりも更に前を走行する車両の数を判断して、先行車の前が渋滞しているかを判断する渋滞判断装置についても提案されている(特許文献3参照)。
特開2006−309735号公報 特開2012−128614号公報 特開2016−16829号公報
しかし、特許文献2に記載の渋滞予測装置は、加速度を周波数分析(フーリエ変換)して渋滞の発生を予測しているため、処理負荷が決して低いものでは無かった。
また、特許文献3に記載の渋滞判断装置については、車線変更時などの先行車よりも更に前の車両が見えるときにしか渋滞を判断できない。このため、特許文献3に記載の渋滞判断装置は、走行状況によっては長期間にわたって渋滞判断できないこともあり、トラフィックカウンタを利用したときと同様に、リアルタイム性に欠け渋滞予測の精度について低下を招いてしまう可能性があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、渋滞に関する予測精度の低下を抑え、且つ、処理負荷についても抑えることができる渋滞予測装置及びその渋滞予測方法を提供することにある。
本発明の渋滞予測装置は、自車両に搭載された搭載装置からの情報に基づいて、自車両の走行車線である自車線における前方車両までの第1車間距離を求める第1算出手段と、自車両に搭載された搭載装置からの情報に基づいて、自車線に隣接する追越車線における前方車両までの第2車間距離を求める第2算出手段と、前記第1算出手段により求められた前記第1車間距離又は前記第2算出手段により求められた前記第2車間距離が前回以前の値と比較して所定値以上変化した場合に、前記第2算出手段により前回以前に算出されていた前記第2車間距離と、前記第1算出手段により今回以後に算出される前記第1車間距離との間に所定の直線性があるかを判断する第1判断手段と、前記第1判断手段により所定の直線性があると判断された場合に、追越イベントが発生したと判断する第2判断手段と、前記第2判断手段により判断された追越イベントの頻度に基づいて、渋滞が発生する前に渋滞の発生を予測する渋滞予測手段と、を備えることを特徴とする。
この渋滞予測装置によれば、自車線における前方車両の車間距離である第1車間距離、又は、追越車線における前方車両の車間距離である第2車間距離が前回以前の値と比較して所定値以上変化した場合に、前回以前の第2車間距離と、今回以後の第1車間距離との間に所定の直線性があるかを判断する。ここで、例えば自車両を追い越す追越車両は、或る速度で追越車線を走行して自車両を追い越し、その後自車線に進入する。このように追越車両は一連の流れで走行しており、追越車両が、追越車線を走行しているときの車間距離と、自車線に進入した後の走行における車間距離についても一連の直線性(連続性)を有することとなる。このため、車間距離の直線性を判断して自車両の追越イベントを判断することができる。ここで、本件発明者らは、渋滞が発生する前段階において追越イベント数が多くなることを見出した。このため、追越イベントの頻度に基づいて、渋滞の発生を予測することができる。特に、トラフィックカウンタからの情報を必要とせず、また、自車線の前方車両と追越車線の前方車両とが検出できればよいことから、渋滞の予測環境が制限され難くなっている。よって、リアルタイム性を高めて渋滞に関する予測精度の低下を抑えることができる。さらに、フーリエ変換などの処理も必要がなく、処理負荷についても抑えることができる。以上より、渋滞に関する予測精度の低下を抑え、且つ、処理負荷についても抑えることができる渋滞予測装置を提供することができる。
また、この渋滞予測装置において、前記渋滞予測手段により渋滞の発生が予測された場合、自車両の運転者に対して渋滞の発生を緩和するための運転警告を行う警告手段をさらに備えることが好ましい。
この渋滞予測装置によれば、自車両の運転者に対して渋滞の発生を緩和するための運転警告を行うため、例えば渋滞発生前においてスローイン等を支援し、渋滞の縮小に貢献することができる。
また、この渋滞予測装置において、自車両の速度に応じた信号を入力する速度信号入力手段をさらに備え、前記渋滞予測手段は、前記速度信号入力手段により入力される信号に応じた自車両の速度が法定速度に所定速度を加算した速度以下でない場合、渋滞の発生の予測を禁止することが好ましい。
この渋滞予測装置によれば、自車両の速度が法定速度に所定速度を加算した速度以下でない場合に渋滞の発生の予測を禁止するため、例えば自車両が速過ぎて追い越されるよりも追い越す側となっているような場合には渋滞を予測せず、より一層渋滞に関する予測精度の低下を抑えることができる。
また、本発明の渋滞予測装置の渋滞予測方法は、自車両に搭載された搭載装置からの情報に基づいて、自車両の走行車線である自車線における前方車両までの第1車間距離を求める第1算出工程と、自車両に搭載された搭載装置からの情報に基づいて、自車両の走行車線に隣接する追越車線における前方車両までの第2車間距離を求める第2算出工程と、前記第1算出工程において求められた前記第1車間距離又は前記第2算出工程において求められた前記第2車間距離が前回以前の値と比較して所定値以上変化した場合に、前記第2算出工程において前回以前に算出されていた前記第2車間距離と、前記第1算出工程において今回以後に算出される前記第1車間距離との間に所定の直線性があるかを判断する第1判断工程と、前記第1判断工程において所定の直線性があると判断された場合に、追越イベントが発生したと判断する第2判断工程と、前記第2判断工程において判断された追越イベントの頻度に基づいて、渋滞が発生する前に渋滞の発生を予測する渋滞予測工程と、を備えることを特徴とする。
この渋滞予測装置の渋滞予測方法によれば、自車線における前方車両の車間距離である第1車間距離、又は、追越車線における前方車両の車間距離である第2車間距離が前回以前の値と比較して所定値以上変化した場合に、前回以前の第2車間距離と、今回以後の第1車間距離との間に所定の直線性があるかを判断する。ここで、例えば自車両を追い越す追越車両は、或る速度で追越車線を走行して自車両を追い越し、その後自車線に進入する。このように追越車両は一連の流れで走行しており、追越車両が、追越車線を走行しているときの車間距離と、自車線に進入した後の走行における車間距離についても一連の直線性(連続性)を有することとなる。このため、車間距離の直線性を判断して自車両の追越イベントを判断することができる。ここで、本件発明者らは、渋滞が発生する前段階において追越イベント数が多くなることを見出した。このため、追越イベントの頻度に基づいて、渋滞の発生を予測することができる。特に、トラフィックカウンタからの情報を必要とせず、また、自車線の前方車両と追越車線の前方車両とが検出できればよいことから、渋滞の予測環境が制限され難くなっている。よって、リアルタイム性を高めて渋滞に関する予測精度の低下を抑えることができる。さらに、フーリエ変換などの処理も必要がなく、処理負荷についても抑えることができる。以上より、渋滞に関する予測精度の低下を抑え、且つ、処理負荷についても抑えることができる渋滞予測装置を提供することができる。
本発明によれば、渋滞に関する予測精度の低下を抑え、且つ、処理負荷についても抑えることができる渋滞予測装置及びその渋滞予測方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る渋滞予測装置を含む車載システムの構成を示すブロック図である。 図1に示した制御部の機能ブロック図である。 自車両の走行環境を示す上面図である。 追越イベント発生時における第1及び第2車間距離の時間変化を示す図である。 所定時間における追越イベント回数と交通密度との相関を示す図である。 本実施形態に係る渋滞予測装置による渋滞予測方法を示すフローチャートである。 第1車間距離と第2車間距離との実測値を示すグラフである。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、本発明の実施形態に係る渋滞予測装置を含む車載システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、車載システム1は、車両内に搭載されるシステムであって、車載カメラ(搭載装置)10と、車速センサ20と、GPS(Global Positioning System)受信機30と、ドライブレコーダ装置50とを備えて構成されている。
車載カメラ10は、自車両に搭載され、少なくとも自車両が走行する走行車線である自車線、及び自車線に隣接する追越車線の双方を含む前方を撮像可能な撮像装置である。車速センサ20は、自車両の速度(車輪の回転)に応じたパルス信号を出力するものである。GPS受信機30は、GPS衛星から電波を受信するものであり、複数のGPS衛星のそれぞれから受信した電波の信号に基づき、車両の現在位置を算出して、算出した現在位置情報をドライブレコーダ装置50に出力するものである。
ドライブレコーダ装置50は、車載カメラ10の撮像により得られる撮像画像信号、車速センサ20からのパルス信号、及び、GPS受信機30からの現在位置情報を利用して、運行記録をメモリーカード40に記録していくものである。メモリーカード40は、運転者が保有する記録媒体であり、メモリーカード40に記憶された運行記録は例えば管理会社等の解析装置にてデータ解析される。なお、運行記録は、装置50内の記録媒体に記録された後に、後述のアンテナ58を利用して通信にて管理会社等に送信されるようになっていてもよいし、随時運行記録の情報が後述のアンテナ58を介してクラウドサーバに送信されて保存(記録)されるようになっていてもよい。
ドライブレコーダ装置50は、制御部51と、画像処理部52と、G(Gravity)センサ53と、スピーカ(警告手段)54と、速度インターフェース(速度信号入力手段)55と、GPSインターフェース(速度信号入力手段)56と、メモリーカードインターフェース57と、アンテナ58とを備えている。このうち、制御部51、スピーカ54及び速度インターフェース55(また後述するようにGPSインターフェース56でも可)が、本実施形態に係る渋滞予測装置100を構成する。
制御部51は、ドライブレコーダ装置50の全体を制御するものである。画像処理部52は、車載カメラ10が出力する映像信号を入力し、映像のフレーム毎に、フレームを構成する多数の画素の各々について明るさや色を表すデータを生成し、これらの画素の集合を画像データとして制御部51に出力するものである。
Gセンサ53は、互いに直交する3つの軸のそれぞれの方向について、自車両に加わった加速度の大きさを表す信号を制御部51に出力するものである。スピーカ54は、制御部51の制御により、例えば警告音や、合成された疑似音声信号による各種の警告や案内などのメッセージを音響として出力するものである。このスピーカ54は、後述するように渋滞の発生を緩和する運転警告を行う警告手段として機能する。
速度インターフェース55は、車速センサ20からのパルス信号(自車両の速度に応じた信号)を入力する入力部位となるものである。GPSインターフェース56は、GPS受信機30との接続部位となるものである。なお、GPS受信機30は、自車両の現在位置を算出するため、その移動距離と時間とから自車両の速度を算出することも可能である。この場合、GPSインターフェース56は、自車両の速度に応じた信号を入力する入力部位として機能することとなる。
メモリーカードインターフェース57は、例えばメモリーカード40が挿入されるカードスロットにより構成されている。このメモリーカードインターフェース57にメモリーカード40が挿入されることで、ドライブレコーダ装置50は、メモリーカード40に対して自車両の速度や画像データなどの情報を書き込み可能となる。なお、運行記録等の情報をメモリーカード40に記録せず通信先に送信して記録させる場合には、メモリーカードインターフェース57の構成は不要とされてもよい。
図2は、図1に示した制御部51の機能ブロック図である。図2に示すように、制御部51は、ROMや外付け記憶媒体に記憶されるプログラムを実行することにより、自車速度算出部51aと、イベント判断部(第2判断手段)51bと、第1記録部51cと、第2記録部51dと、第1算出部(第1算出手段)51eと、第2算出部(第2算出手段)51fと、判断部(第1判断手段)51gと、渋滞予測部(渋滞予測手段)51hと、警告制御部51iとが機能する。
自車速度算出部51aは、車速センサ20からのパルス信号に基づいて自車両の速度を算出する機能部である。イベント判断部51bは、加速度の急変イベント(事故やヒヤリハット状態)が発生したかを判断するものである。このイベント判断部51bは、Gセンサ53からの加速度信号に基づいて、加速度の所定値以上の変化があった場合に、事故やヒヤリハット状態に相当する加速度変化であると判断して、加速度の急変イベントが発生したと判断するものである。さらに、イベント判断部51bは、判断部51gにより後述の所定の直線性があると判断された場合に、追越イベントが発生したと判断するものでもある。
第1記録部51cは、車両走行時における自車両の速度の情報をメモリーカード40やクラウドサーバ等の通信先に記録する機能部である。第2記録部51dは、車載カメラ10による撮像により得られる映像の情報をメモリーカード40やクラウドサーバ等の通信先に記録する機能部である。この第2記録部51dは、車載カメラ10からの映像の情報を常時記録するものである。なお、第2記録部51dは、イベント判断部51bにより加速度の急変イベントが発生したと判断された場合に、イベント発生時点(規定以上の加速度の変化時点)の前及び後の少なくとも一方の所定時間の映像の情報のみを記録してもよい。
第1算出部51eは、車載カメラ10に基づいて得られた自車両前方の画像から、自車両の走行車線である自車線における前方車両までの第1車間距離を求めるものである。例えば第1算出部51eは、車両前方の画像内からテンプレートマッチングを行い、自車線における前方車両を検出し、検出した前方車両の画像上の位置から前方車両までの距離を算出して、これを第1車間距離とする。車線の特定については例えば白線検知技術を利用する。なお、第1算出部51eは、テンプレートマッチングによって前方車両を検出する場合に限らず、オプティカルフローを利用するなど、他の公知又は周知の検出方法を採用してもよい。
第2算出部51fは、車載カメラ10に基づいて得られた自車両前方の画像から、自車両に隣接する追越車線における前方車両までの第2車間距離を算出するものである。この第2算出部51fについても、第1算出部51eと同様に、公知又は周知の検出方法等を利用して追越車線における前方車両を検出して第2車間距離を求める。
判断部51gは、第1算出部51eにより求められた第1車間距離、又は、第2算出部51fにより求められた第2車間距離が前回以前の値と比較して所定値以上変化した場合に、第2算出部51fにより前回以前に算出されていた第2車間距離と、第1算出部51eにより今回以後に算出される第1車間距離との間に所定の直線性があるかを判断するものである。また、上記のイベント判断部51bは、判断部51gにより所定の直線性があると判断された場合に、追越イベントが発生したと判断する。
なお、上記における前回以前の値とは、前回の値でもよいし、前々回の値でもよいし、過去数回分の平均値等であってもよいし、種々に設定可能である。また、所定値とは、予め定められた固定値であってもよいし、前回の値等に基づいて変動する可変値であってもよい。さらに、所定値は、比較対象が第1車間距離であるか第2車間距離であるかで異なっていてもよい。
図3は、自車両の走行環境を示す上面図である。図3に示すように、例えば、自車両が走行する走行車線である自車線が存在し、これに隣接して追越車線が存在する。自車線の前方車両FV1までの距離(すなわち第1車間距離)はh1であり、追越車線における前方車両FV2までの距離(すなわち第2車間距離)はhrである。さらに、前方車両FV2は、自車両よりも速く走行していると考えられることから、追越車線における前方車両FV2の速度v2>自車両の速度v1の関係が成立するものとする。
図4は、追越イベント発生時における第1及び第2車間距離h1,hrの時間変化を示す図である。図4に示すように、例えば時刻t1において第1算出部51eにより算出された第1車間距離h1がaであるとし、第2算出部51fにより算出された第2車間距離hrがbであるとする。
その後、図3に示す追越車線の前方車両FV2が時刻t2において自車線に進入したとする。この際、追越車線の前方車両FV2は、自車線に進入後、自車線における前方車両FV1として渋滞予測装置100に認識される。従って、図4に示すように、時刻t2付近において第1車間距離h1と第2車間距離hrとは急激にその値が変動する。
加えて、時刻t2以前の前方車両FV2と時刻t2以後の前方車両FV1とは同じ車両であることから、時刻t2以前の前方車両FV2の第2車間距離hrと時刻t2以後の前方車両FV1の第1車間距離h1とは同じように推移するはずである。従って、時刻t2以前の第2車間距離hrと時刻t2以後の第1車間距離h1とには、所定の直線性(連続性)が存在する。
このように、追越車線の前方車両FV2が自車線に進入する場合には、1)第1及び第2車間距離h1,hrが急激に変動し、かつ、2)変動時以前の第2車間距離hrと変動時以後の第1車間距離h1とに所定の直線性があるといえる。よって、判断部51gは、第1又は第2車間距離h1,hrが前回以前の値と比較して所定値以上変化した場合に、第2車間距離hrと第1車間距離h1との間に所定の直線性があるかを判断し、イベント判断部51bは、所定の直線性があると判断された場合に、追越イベントが発生したと判断する。
なお、所定の直線性の判断にあたっては、第1及び第2車間距離h1,hrの情報が少なくとも3つ必要であることはいうまでもない。例えば、判断部51gは、前回及び前々回の第2車間距離hrを結ぶ直線y=ax+bを算出し、この直線を中心とする所定の範囲内(例えばy=ax+b−c以上y=ax+b+c以下の範囲内、cは固定値であっても可変値であってもよい)に今回の第1車間距離h1が収まれば、所定の直線性があると判断する。なお、所定の直線性の判断にあたっては、第1及び第2車間距離h1,hrの情報が少なくとも3つ必要であるが、4つ以上のより多くの値を用いた方が精度が高まることはいうまでもない。また、前回及び前々回の第2車間距離hrを結ぶ直線y=ax+bに代えて、3つ以上の第2車間距離hrの値に対して最小二乗法等を利用した近似式を採用してもよい。さらに、近似式は、第2車間距離hrの値のみから求める場合に限られず、第1車間距離h1を一部含んでもよいし、第1車間距離h1のみから求められてもよい。特に、今回以後の複数の第1車間距離h1に基づいて近似式を求め、この近似式の所定範囲内に過去の特定時刻の第2車間距離hrが収まっているかを判断してもよい。加えて、直線性の判断に必要となる3つの情報には、今回の第1車間距離h1や前回の第2車間距離hrが含まれることが好ましいが、特にこれに限らず、含まれていなくともよい。
再度図2を参照する。渋滞予測部51hは、イベント判断部51bにより判断された追越イベントの頻度に基づいて、渋滞の発生を予測するものである。ここで、本件発明者らは、渋滞が発生する前段階において追越イベント数が多くなることを見出した。
図5は、所定時間における追越イベント回数と交通密度との相関を示す図である。なお、図5において破線で示す臨界線よりも交通密度が高い領域は渋滞が発生している領域であり、臨界線よりも交通密度が低い領域は渋滞が発生していない領域である。
車両の運転者は、交通密度が高くなって道路が混みあってくると、早く目的地に着きたいとの意識から他車両を追い越す傾向にあり、図5に示すように渋滞直前となると所定時間における追越イベント回数は最多となる。一方渋滞にはまってしまうと、追越車線を走行する車両は走行車線(図3に示す自車線)に戻ることなく、そのまま追越車線を走行することから所定時間における追越イベント回数は少なくなる。
よって、渋滞予測部51hは、イベント判断部51bにより判断された追越イベントの頻度に基づいて、渋滞の発生を予測できるといえる。
再度図2を参照する。警告制御部51iは、渋滞予測部51hにより渋滞の発生が予測された場合に、自車両の運転者に対して渋滞の発生を緩和するための運転警告をスピーカ54から発生させるものである。
ここで、渋滞の発生を緩和するための運転警告とは、車間距離を維持したり、車速を一定化したりするように促す警告であって、例えば「車間維持・加速度の少ない運転を行って下さい」との音声警告である。また、渋滞に入る5km手前などにおいては、スローインを促すことにより渋滞の発生を緩和する(成長を抑える)ことができ、例えば「速度を○○km/hまで低下させて下さい。」などの音声警告が該当する。
次に、本実施形態に係る渋滞予測装置100による渋滞予測方法を説明する。図6は、本実施形態に係る渋滞予測装置100による渋滞予測方法を示すフローチャートである。図6に示すように、まず、速度インターフェース55は、車速センサ20からのパルス信号を入力する(S1)。次に、自車速度算出部51aは、車速センサ20からのパルス信号に基づいて自車両の速度v1を算出する(S2)。
次いで、渋滞予測部51hは、ステップS2において算出した自車両の速度v1が法定速度に所定速度αを加算した速度以下であるかを判断する(S3)。法定速度に所定速度αを加算した速度以下でないと判断した場合(S3:NO)、自車両が速過ぎであり追い越される側ではないと判断できることから、渋滞予測を行うことなく、処理はステップS1に移行する。なお、所定速度αは5km/hなど固定値であってもよいし、法定速度の10%などの可変値であってもよい。法定速度は、GPS受信機30を介して得られる位置情報と、予め記憶される地図情報とから特定可能である。
一方、法定速度に所定速度αを加算した速度以下であると判断した場合(S3:YES)、第1算出部51eは、画像処理部52による処理によって得られた自車両の前方画像から、自車線における前方車両FV1までの第1車間距離h1を算出する(S4)。次に、第2算出部51fは、画像処理部52による処理によって得られた自車両の前方画像から、追越車線における前方車両FV2までの第2車間距離hrを算出する(S5)。なお、算出された第1及び第2車間距離h1,hrは、制御部51の内部メモリ、メモリーカード40又はクラウドサーバに記録される。
その後、判断部51gは、ステップS5にて求められた第2車間距離hrが前回値と比較して所定値以上変化したかを判断する(S6)。なお、ステップS6の処理では、前回値に代えて前々回値が採用されてもよいし、過去数回分の平均値が採用されてもよい。さらに、ステップS6の処理では、ステップS5にて求められた第2車間距離hrの変化でなく、ステップS4にて求められた第1車間距離h1が所定値以上変化したかが判断されてもよいし、双方が所定値以上変化したかが判断されてもよい。加えて、所定値は、固定値であってもよいし、可変値であってもよい。
所定値以上変化していないと判断した場合(S6:NO)、処理はステップS1に移行する。所定値以上変化したと判断した場合(S6:YES)、判断部51gは、過去のステップS5において算出された3つ以上の第2車間距離hrと、今回のステップS4において算出された第1車間距離h1との間に所定の直線性があるかを判断する(S7)。この処理において、判断部51gは、3つ以上の第2車間距離hrから近似式を求め、この近似式の所定範囲内に今回の第1車間距離h1が収まるかを判断する。
図7は、第1車間距離h1と第2車間距離hrとの実測値を示すグラフである。なお、図7に示すグラフにおいては、第1車間距離h1及び第2車間距離hrは約1秒毎に算出されているものとする。また、図7において、第2車間距離hrが0mである場合とは、追越車線における前方車両FV2を検出できなかった場合を示している。
図7に示すように、時刻9時52分42秒から47秒において、追越車線における前方車両FV2との第2車間距離hrは約24m〜25mとなっている。判断部51gは、例えばこれらの過去5つの第2車間距離hrのデータに基づいて、近似式を算出する。近似式を図7において一点鎖線で示す。
さらに、判断部51gは、算出した近似式に対して特定値を加減算した所定範囲を設定する。所定範囲を破線で示す。判断部51gは、この所定範囲内に、今回算出した第1車間距離h1が収まっているかを判断する。図7に示す例において、今回算出した第1車間距離h1は所定範囲内に収まっている。このため、判断部51gは、所定の直線性を有すると判断する。
なお、上記において近似式は過去5つの第2車間距離hrのデータに基づいて算出されているが、特に5つに限らず、3つ、4つ又は6つ以上のデータに基づいて算出されてもよい。また、近似式に限らず、2つの第2車間距離hrのデータに基づいて直線が求められてもよい。さらに、近似式等の算出タイミングを処理数回分後に行い、第2車間距離hrのデータのみに限らず第1車間距離h1のデータを含めて近似式を算出してもよいし、第1車間距離h1のデータのみから近似式を算出してもよい。加えて、判断部51gは、今回算出した第1車間距離h1は所定範囲内に収まっているかを判断したが、特に今回算出した第1車間距離h1に限られるものではないし、今回及び次回の双方の第1車間距離h1は所定範囲内に収まっているかなどを判断してもよい。
再度図6を参照する。所定の直線性がないと判断した場合(S7:NO)、処理はステップS1に移行する。一方、所定の直線性があると判断した場合(S7:YES)、渋滞予測部51hは、追越イベントがあったと判断すると共に、過去所定時間以内に閾値Tx以上追越イベントがあったかを判断する(S8)。
過去所定時間以内に閾値Tx以上追越イベントがなかったと判断した場合(S8:NO)、処理はステップS1に移行する。一方、過去所定時間以内に閾値Tx以上追越イベントがあったと判断した場合(S8:YES)、渋滞予測部51hは、渋滞の発生を予測する(S9)。次いで、警告制御部51iは、自車両の運転者に対して渋滞の発生を緩和するための運転警告をスピーカ54から発生させる(S10)。そして、図6に示す処理は終了する。
このようにして、本実施形態に係る渋滞予測装置100及び渋滞予測御方法によれば、自車線における前方車両FV1の車間距離である第1車間距離h1、又は、追越車線における前方車両FV2の車間距離である第2車間距離hrが前回以前の値と比較して所定値以上変化した場合に、前回以前の第2車間距離hrと、今回以後の第1車間距離h1との間に所定の直線性があるかを判断する。ここで、例えば自車両を追い越す追越車両は、或る速度で追越車線を走行して自車両を追い越し、その後自車線に進入する。このように追越車両は一連の流れで走行しており、追越車両が、追越車線を走行しているときの車間距離と、自車線に進入した後の走行における車間距離についても一連の直線性(連続性)を有することとなる。このため、車間距離の直線性を判断して自車両の追越イベントを判断することができる。ここで、本件発明者らは、渋滞が発生する前段階において追越イベント数が多くなることを見出した。このため、追越イベントの頻度に基づいて、渋滞の発生を予測することができる。特に、トラフィックカウンタからの情報を必要とせず、また、自車線の前方車両FV1と追越車線の前方車両FV2とが検出できればよいことから、渋滞の予測環境が制限され難くなっている。よって、リアルタイム性を高めて渋滞に関する予測精度の低下を抑えることができる。さらに、フーリエ変換などの処理も必要がなく、処理負荷についても抑えることができる。以上より、渋滞に関する予測精度の低下を抑え、且つ、処理負荷についても抑えることができる渋滞予測装置100及び渋滞予測方法を提供することができる。
また、自車両の運転者に対して渋滞の発生を緩和するための運転警告を行うため、例えば渋滞発生前においてスローイン等を支援し、渋滞の縮小に貢献することができる。
また、自車両の速度v1が法定速度に所定速度αを加算した速度以下でない場合に渋滞の発生の予測を禁止するため、例えば自車両が速過ぎて追い越されるよりも追い越す側となっているような場合には渋滞を予測せず、より一層渋滞に関する予測精度の低下を抑えることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、可能な範囲で適宜他の技術を組み合わせてもよい。さらに、可能な範囲で公知又は周知の技術を組み合わせてもよい。
例えば、上記においては、渋滞の発生を緩和する運転警告を音声出力により行っているが、これに限らず、画像によって警告を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては車載カメラ10を搭載し車載カメラ10からの画像を利用して車間距離を算出しているが、これに限らず、レーダー装置(搭載装置の一例)を搭載しレーダー装置からの信号を利用して車間距離が算出されるようになっていてもよい。さらに、可能であれば自車両に搭載される他の装置(搭載装置の一例)からの信号等を利用して車間距離が算出されるようになっていてもよい。
さらに、上記実施形態において、ステップS9で判断された渋滞発生の予測の情報や、ステップS10における運転警告の情報は、通信を利用して後続車に伝達されてもよい。そして、後続車において運転警告が行われるようになっていてもよい。さらには、本実施形態においては1台の車両において取得した情報から渋滞発生を予測しているが、これに限らず、複数台の情報が統合されて、渋滞発生が予測されてもよい。
さらに、上記図3においては、片側2車線の道路を参照して説明した。しかし、渋滞予測装置100は、片側2車線の道路に限らず、片側3車線以上の道路に対しても適用可能であることは言うまでもない。ここで、例えば片側3車線の道路において自車両が最も左側の車線を走行しているとすると、渋滞予測装置100は、真ん中車線を追越車線として上記処理を実行することとなる。また、自車両が真ん中車線を走行しているとすると、渋滞予測装置100は、最も右側車線を追越車線として上記処理を実行することとなる。4車線以上の場合も同様である。
さらに、直線性の判断については上記したものに限られず、例えば判断部51gは、図7に示す実測値において過去の5回分の第2車間距離hrについての近似式を算出し、今回から5回分の第1車間距離h1についての近似式を算出し、これら近似式の傾きが近いか否か、切片の値が近いか否か等に基づいて、直線性を判断してもよい。さらに可能であれば、前回の第2車間距離hrと今回の第1車間距離h1の値との差が規定値以下である場合に直線性を有すると判断してもよい。さらには、これらに限らず、公知又は周知の直線性の判断手法が採用されてもよい。
加えて、上記図3においては、車両が左側通行である日本やイギリスにおける道路環境を想定して説明したが、渋滞予測装置100は、アメリカ、ドイツ及びフランスなどの車両が右側通行である場合においても適用可能である。
100 :渋滞予測装置
1 :車載システム
10 :車載カメラ(搭載装置)
20 :車速センサ
30 :GPS受信機
40 :メモリーカード
50 :ドライブレコーダ装置
51 :制御部
51a :自車速度算出部
51b :イベント判断部(第2判断手段)
51c :第1記録部
51d :第2記録部
51e :第1算出部(第1算出手段)
51f :第2算出部(第2算出手段)
51g :判断部(第1判断手段)
51h :渋滞予測部(渋滞予測手段)
51i :警告制御部
52 :画像処理部
53 :Gセンサ
54 :スピーカ(警告手段)
55 :速度インターフェース(速度信号入力手段)
56 :GPSインターフェース(速度信号入力手段)
57 :メモリーカードインターフェース
58 :アンテナ
FV1 :自車線の前方車両
FV2 :追越車線の前方車両

Claims (4)

  1. 自車両に搭載された搭載装置からの情報に基づいて、自車両の走行車線である自車線における前方車両までの第1車間距離を求める第1算出手段と、
    自車両に搭載された搭載装置からの情報に基づいて、自車線に隣接する追越車線における前方車両までの第2車間距離を求める第2算出手段と、
    前記第1算出手段により求められた前記第1車間距離又は前記第2算出手段により求められた前記第2車間距離が前回以前の値と比較して所定値以上変化した場合に、前記第2算出手段により前回以前に算出されていた前記第2車間距離と、前記第1算出手段により今回以後に算出される前記第1車間距離との間に所定の直線性があるかを判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段により所定の直線性があると判断された場合に、追越イベントが発生したと判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段により判断された追越イベントの頻度に基づいて、渋滞が発生する前に渋滞の発生を予測する渋滞予測手段と、
    を備えることを特徴とする渋滞予測装置。
  2. 前記渋滞予測手段により渋滞の発生が予測された場合、自車両の運転者に対して渋滞の発生を緩和するための運転警告を行う警告手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の渋滞予測装置。
  3. 自車両の速度に応じた信号を入力する速度信号入力手段をさらに備え、
    前記渋滞予測手段は、前記速度信号入力手段により入力される信号に応じた自車両の速度が法定速度に所定速度を加算した速度以下でない場合、渋滞の発生の予測を禁止する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の渋滞予測装置。
  4. 自車両に搭載された搭載装置からの情報に基づいて、自車両の走行車線である自車線における前方車両までの第1車間距離を求める第1算出工程と、
    自車両に搭載された搭載装置からの情報に基づいて、自車両の走行車線に隣接する追越車線における前方車両までの第2車間距離を求める第2算出工程と、
    前記第1算出工程において求められた前記第1車間距離又は前記第2算出工程において求められた前記第2車間距離が前回以前の値と比較して所定値以上変化した場合に、前記第2算出工程において前回以前に算出されていた前記第2車間距離と、前記第1算出工程において今回以後に算出される前記第1車間距離との間に所定の直線性があるかを判断する第1判断工程と、
    前記第1判断工程において所定の直線性があると判断された場合に、追越イベントが発生したと判断する第2判断工程と、
    前記第2判断工程において判断された追越イベントの頻度に基づいて、渋滞が発生する前に渋滞の発生を予測する渋滞予測工程と、
    を備えることを特徴とする渋滞予測装置の渋滞予測方法。
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