JP6950392B2 - 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置およびプログラム Download PDF

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本発明は、情報処理システム、情報処理装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、ユーザの操作に基づくログ情報を収集する処理と、ログ情報を用いてユーザの嗜好度を示す嗜好モデルを生成する処理と、嗜好モデルを用いてサーバから配信された配信コンテンツの出力方法を制御する処理とをユーザ端末で実行するようにしたコンテンツ提供方法が開示されている。
特開2016−173623号公報
タブレット端末やスマートフォン等の情報処理装置において、インストールしたアプリケーションプログラム(以下、アプリと略す。)を実行中に何等かの障害が発生した場合、アプリに対する指示内容の履歴情報を取得して障害の原因を解析するようなことが行われる。
しかし、ユーザの意志を確認することなくユーザが意図しない場合でもユーザを特定可能な個人情報とともに各種履歴情報を自動的に取得したのでは、個人情報の保護という観点から好ましくない。
ところが、一般ユーザがこのような履歴情報を自由に送信できるようにしたのでは、履歴情報を解析する側では本当に解析すべき履歴情報がどれなのかを特定できなくなり管理が困難となる。
本発明の目的は、障害が発生した場合に履歴情報を取得して解析する際に、ユーザの意志を確認することなく履歴情報を自動的に送信する場合と比較して、個人情報保護の観点におけるセキュリティを向上させ、一般ユーザが履歴情報を送信可能とする場合と比較して、送信されてきた履歴情報を管理し易くすることが可能な情報処理システム、情報処理装置およびプログラムを提供することである。
[情報処理装置]
請求項1に係る本発明は、操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、
前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、
操作者による指示を受け付ける受付手段と、
前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、
前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え
前記切替手段は、履歴情報を格納する機能を有効な状態に切り替えた時刻から予め設定された時間が経過した場合、履歴情報を格納する機能を無効な状態に切り替える情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、
前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、
操作者による指示を受け付ける受付手段と、
前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、
前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え、
前記切替手段により履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報を消去する情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止するが格納されていた履歴情報を消去せずに保持する請求項記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、
前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、
操作者による指示を受け付ける受付手段と、
前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、
前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え、
前記履歴情報が、処理を実行する際に用いられた処理対象データを含み、
前記切替手段により履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報のうち、処理対象データは削除して指示内容および実行結果の情報をそのまま保持する情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記受付手段により格納された履歴情報の削除指示が受付けられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止せずに格納されていた履歴情報を消去する請求項記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記送信手段が、前記格納手段により格納された履歴情報を添付ファイルとした電子メールにより外部に送信する請求項1からのいずれか記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記格納手段により格納された履歴情報を圧縮する圧縮手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記圧縮手段により圧縮された履歴情報を添付ファイルとした電子メールにより外部に送信する請求項記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記送信手段が、前記格納手段により格納された履歴情報を、ネットワークにより接続された外部の格納装置に格納することにより外部に送信する請求項1からのいずれか記載の情報処理装置である。
[情報処理システム]
請求項に係る本発明は、指示された内容で画像形成処理を実行する画像形成装置と、
操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、操作者による指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた指示内容に基づいて前記画像形成装置に対して画像形成処理の実行を指示する指示手段と、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え、前記切替手段は、履歴情報を格納する機能を有効な状態に切り替えた時刻から予め設定された時間が経過した場合、履歴情報を格納する機能を無効な状態に切り替える情報処理装置と、
有する情報処理システムである。
請求項10に係る本発明は、指示された内容で画像形成処理を実行する画像形成装置と、
操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、操作者による指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた指示内容に基づいて前記画像形成装置に対して画像形成処理の実行を指示する指示手段と、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報を消去する情報処理装置と、
有する情報処理システムである。
請求項11に係る本発明は、指示された内容で画像形成処理を実行する画像形成装置と、
操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、操作者による指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた指示内容に基づいて前記画像形成装置に対して画像形成処理の実行を指示する指示手段と、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え、前記履歴情報が、処理を実行する際に用いられた処理対象データを含み、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報のうち、処理対象データは削除して指示内容および実行結果の情報をそのまま保持する情報処理装置と、
有する情報処理システムである。
[プログラム]
請求項12に係る本発明は、操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証ステップと、
前記認証ステップにおいて認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替ステップと、
前記切替ステップにおいて履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、操作者による指示を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けられた操作者による指示内容に基づく処理を実行する実行ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納ステップと、
前記格納ステップにおいて格納された履歴情報を外部に送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる際に、
前記切替ステップでは、履歴情報を格納する機能を有効な状態に切り替えた時刻から予め設定された時間が経過した場合、履歴情報を格納する機能を無効な状態に切り替えるプログラムである。
請求項13に係る本発明は、操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証ステップと、
前記認証ステップにおいて認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替ステップと、
前記切替ステップにおいて履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、操作者による指示を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けられた操作者による指示内容に基づく処理を実行する実行ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納ステップと、
前記格納ステップにおいて格納された履歴情報を外部に送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる際に、
前記切替ステップにおいて履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納ステップでは、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報を消去するプログラムである。
請求項14に係る本発明は、操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証ステップと、
前記認証ステップにおいて認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替ステップと、
前記切替ステップにおいて履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、操作者による指示を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けられた操作者による指示内容に基づく処理を実行する実行ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納ステップと、
前記格納ステップにおいて格納された履歴情報を外部に送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる際に、
前記履歴情報が、処理を実行する際に用いられた処理対象データを含み、
前記切替ステップにおいて履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納ステップでは、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報のうち、処理対象データは削除して指示内容および実行結果の情報をそのまま保持するプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、障害が発生した場合に履歴情報を取得して解析する際に、ユーザの意志を確認することなく履歴情報を自動的に送信する場合と比較して、個人情報保護の観点におけるセキュリティを向上させ、一般ユーザが履歴情報を送信可能とする場合と比較して、送信されてきた履歴情報を管理し易くすることが可能な情報処理装置を提供することができる。
また、請求項に係る本発明によれば、履歴情報を格納する機能が有効な状態のままとなってしまうことを防ぐことが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、障害が発生した場合に履歴情報を取得して解析する際に、ユーザの意志を確認することなく履歴情報を自動的に送信する場合と比較して、個人情報保護の観点におけるセキュリティを向上させ、一般ユーザが履歴情報を送信可能とする場合と比較して、送信されてきた履歴情報を管理し易くすることが可能な情報処理装置を提供することができる。
また、請求項に係る本発明によれば、不要な履歴情報により記憶容量が消費されることを防ぐことが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、格納された履歴情報の再送信を可能とする情報処理装置を提供することができる。
請求項4に係る本発明によれば、障害が発生した場合に履歴情報を取得して解析する際に、ユーザの意志を確認することなく履歴情報を自動的に送信する場合と比較して、個人情報保護の観点におけるセキュリティを向上させ、一般ユーザが履歴情報を送信可能とする場合と比較して、送信されてきた履歴情報を管理し易くすることが可能な情報処理装置を提供することができる。
また、請求項に係る本発明によれば、指示内容および実行結果のみを履歴情報として送信する場合と比較して、発生した不具合の発生理由の解析を容易にすることが可能な情報処理装置を提供することができる。
さらに、請求項に係る本発明によれば、実行データを履歴情報として保持する場合と比較して、消費される記憶容量を少なくして履歴情報の再送信を可能とする情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、履歴情報の格納を停止させずに、格納されていた履歴情報を削除することを可能とする情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、外部装置を接続することなく、格納されていた履歴情報を外部から取り出すことが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、履歴情報を圧縮しないで送信する場合と比較して、送信する履歴情報のデータ容量を削減することが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、外部装置を接続することなく、格納されていた履歴情報を外部から取り出すことが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、障害が発生した場合に履歴情報を取得して解析する際に、ユーザの意志を確認することなく履歴情報を自動的に送信する場合と比較して、個人情報保護の観点におけるセキュリティを向上させ、一般ユーザが履歴情報を送信可能とする場合と比較して、送信されてきた履歴情報を管理し易くすることが可能な情報処理システムを提供することができる。
また、請求項9に係る本発明によれば、履歴情報を格納する機能が有効な状態のままとなってしまうことを防ぐことが可能な情報処理システムを提供することができる。
請求項10に係る本発明によれば、障害が発生した場合に履歴情報を取得して解析する際に、ユーザの意志を確認することなく履歴情報を自動的に送信する場合と比較して、個人情報保護の観点におけるセキュリティを向上させ、一般ユーザが履歴情報を送信可能とする場合と比較して、送信されてきた履歴情報を管理し易くすることが可能な情報処理システムを提供することができる。
また、請求項10に係る本発明によれば、不要な履歴情報により記憶容量が消費されることを防ぐことが可能な情報処理システムを提供することができる。
請求項11に係る本発明によれば、障害が発生した場合に履歴情報を取得して解析する際に、ユーザの意志を確認することなく履歴情報を自動的に送信する場合と比較して、個人情報保護の観点におけるセキュリティを向上させ、一般ユーザが履歴情報を送信可能とする場合と比較して、送信されてきた履歴情報を管理し易くすることが可能な情報処理システムを提供することができる。
また、請求項11に係る本発明によれば、指示内容および実行結果のみを履歴情報として送信する場合と比較して、発生した不具合の発生理由の解析を容易にすることが可能な情報処理システムを提供することができる。
さらに、請求項11に係る本発明によれば、実行データを履歴情報として保持する場合と比較して、消費される記憶容量を少なくして履歴情報の再送信を可能とする情報処理システムを提供することができる。
請求項12に係る本発明によれば、障害が発生した場合に履歴情報を取得して解析する際に、ユーザの意志を確認することなく履歴情報を自動的に送信する場合と比較して、個人情報保護の観点におけるセキュリティを向上させ、一般ユーザが履歴情報を送信可能とする場合と比較して、送信されてきた履歴情報を管理し易くすることが可能なプログラムを提供することができる。
また、請求項12に係る本発明によれば、履歴情報を格納する機能が有効な状態のままとなってしまうことを防ぐことが可能なプログラムを提供することができる。
請求項13に係る本発明によれば、障害が発生した場合に履歴情報を取得して解析する際に、ユーザの意志を確認することなく履歴情報を自動的に送信する場合と比較して、個人情報保護の観点におけるセキュリティを向上させ、一般ユーザが履歴情報を送信可能とする場合と比較して、送信されてきた履歴情報を管理し易くすることが可能なプログラムを提供することができる。
また、請求項13に係る本発明によれば、不要な履歴情報により記憶容量が消費されることを防ぐことが可能なプログラムを提供することができる。
請求項14に係る本発明によれば、障害が発生した場合に履歴情報を取得して解析する際に、ユーザの意志を確認することなく履歴情報を自動的に送信する場合と比較して、個人情報保護の観点におけるセキュリティを向上させ、一般ユーザが履歴情報を送信可能とする場合と比較して、送信されてきた履歴情報を管理し易くすることが可能なプログラムを提供することができる。
また、請求項14に係る本発明によれば、指示内容および実行結果のみを履歴情報として送信する場合と比較して、発生した不具合の発生理由の解析を容易にすることが可能なプログラムを提供することができる。
さらに、請求項14に係る本発明によれば、実行データを履歴情報として保持する場合と比較して、消費される記憶容量を少なくして履歴情報の再送信を可能とするプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態の情報処理システムのシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態における端末装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における端末装置10の機能構成を示すブロック図である。 ログ/ジョブ情報送信処理の手順を示すフローチャートである。 ユーザによってパスワード情報を入力する場合の認証画面例を示す図である。 ログ/ジョブ格納機能の切り替え画面例を示す図である。 ログ/ジョブ格納機能が有効状態に変更された後の画面例を示す図である。 格納されたログ/ジョブ情報を送信する処理を実行する際の操作画面例を示す図である。 電子メールによりログ/ジョブ情報を送信するための画面例を示す図である。 ログ/ジョブ情報送信後の処理を説明するためのフローチャートである。 ログ/ジョブ格納機能が無効状態に切り替えられた場合の、ログ/ジョブ情報に対する処理例を説明するための図である。 切替釦61とは別に削除釦62を設けた場合の画面例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の情報処理システムの構成を示す図である。
本発明の一実施形態の情報処理システムは、図1に示されるように、端末装置10と、画像形成装置20と、無線LANターミナル30と、サーバ装置50とから構成されている。
端末装置10には、画像形成装置20に対して印刷ジョブ(印刷指示)等の各種ジョブを送信するためのプリントドライバのアプリがインストールされている。そして、端末装置10においてこのアプリを起動することにより、画像形成装置20に印刷処理等の各種処理を実行することができるようになっている。
また、端末装置10は、無線LANターミナル30を介してインターネット40に接続可能な構成となっており、インターネット40経由にて各種のサーバ装置50とのデータの送受信が可能となっている。
画像形成装置20は、指示された内容で画像形成処理を実行する装置であり、例えば、端末装置10から送信された印刷ジョブを受け付けて、受付けた印刷ジョブに基づいた画像を用紙上に出力する。なお、画像形成装置20は、印刷(プリント)機能、スキャン機能、複写(コピー)機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置である。
本実施形態における端末装置10では、アプリを起動して印刷ジョブを生成して印刷指示を行うことにより画像形成装置20に対して印刷処理を実行させることができるようになっている。しかし、何等かの問題がある場合、行った印刷指示が正常に実行されずにエラーとなってしまう場合がある。このような状態において、一般ユーザでは障害が発生した理由を特定することができない場合、メーカーからCE(Customer Engineer)等のサービスエンジニアを派遣してもらい障害の解消を依頼するような場合がある。
そして、依頼を受けたサービスエンジニアが一般ユーザのもとに出向いて障害が発生した原因を解析する際、その場で原因の特定ができない場合には、障害が発生した際の処理内容が分かる履歴情報を取得または指定した宛先に送信して、後日原因の解析を行うような場合もある。ここで、履歴情報には、一般ユーザにより行われた印刷設定等の指示内容や、実際に印刷処理を実行する際に用いられた処理対象データである印刷データ、印刷処理が正常に行われたか否か等の処理結果の情報や、処理が行われた日時情報、端末装置10の機種名、搭載しているOSバージョン等の端末情報等の様々な情報を含めることができる。
このような履歴情報の送信機能を一般ユーザでも操作可能としてしまうと、履歴情報を受信した側ではどの履歴情報がどのユーザから送信されてきたのか、またどの履歴情報を解析すべきなのか管理が困難となってしまう。そのため、このような履歴情報の送信機能は、サービスエンジニア等の履歴情報の送信機能を利用する権限(管理者権限)を有する者のみが利用できるようになっている。
以下の説明では、本実施形態の端末装置10を用いて画像形成装置20に何等かのジョブを送信して正常な処理が行われなかった際に、一般ユーザのもとに出向いたサービスエンジニアが、障害が発生した端末装置10から履歴情報を取得または特定の宛先に送信するような処理を行う場合について説明する。
次に、本実施形態の情報処理システムにおける端末装置10のハードウェア構成を図2に示す。
端末装置10は、図2に示されるように、CPU11、メモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置13、外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)14、タッチパネル又は液晶ディスプレイ等のユーザインタフェース(UI)装置15を有する。これらの構成要素は、制御バス16を介して互いに接続されている。
CPU11は、メモリ12または記憶装置13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、端末装置10の動作を制御する。なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12または記憶装置13内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明したが、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
図3は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される端末装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の端末装置10は、図3に示されるように、制御部31と、表示部32と、ログ/ジョブ情報格納部33と、ジョブ実行部34と、操作受付部35と、送信部36とを備えている。
表示部33は、制御部32により制御され、ユーザに各種情報を表示する。操作受付部35は、ユーザ(操作者)により行われた各種操作情報を入力することにより、ユーザによる指示を受け付ける。
制御部31は、ユーザが履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する。そして、制御部31は、履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であると認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える。
このように履歴情報を格納する機能を有効または無効に切り替えることができるようになっているのは、履歴情報を常に格納するようにしたのでは、記憶容量を圧迫するとともに、過去に行った印刷処理の内容等が端末装置10内に常に残るようなっているのはセキュリティ上問題があるからである。
そのため、サービスエンジニアが障害解析のために履歴情報をする場合にのみ履歴情報を格納する機能を有効にして、実行した処理の内容を履歴情報として蓄積されるようにすることができるようになっている。
ログ/ジョブ情報格納部33は、制御部31により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、操作受付部35により受け付けられた指示内容等のログ/ジョブ情報を履歴情報として格納する。
ここで、ログ情報とは、印刷ジョブ等のジョブを実行した日時情報や、印刷設定等の指示内容や、その印刷ジョブを実行した印刷結果が正常に終了したのか異常が発生したのか等の処理結果情報等の各種情報が含まれる。
また、ジョブ情報とは、実際に印刷ジョブ等のジョブを実行する際に用いられた処理対象データであり、例えば印刷ジョブを実行した際の文書ファイル等の印刷データである。
なお、以下の説明では、このログ情報およびジョブ情報を合せて履歴情報と称する。
また、端末装置10から画像形成装置20に送信するジョブの種類としては、印刷処理を指示するための印刷ジョブだけでなく、スキャンジョブ、コピージョブ等の様々な種類のジョブが存在する。
ジョブ実行部34は、操作受付部35により受け付けられた指示内容に基づく処理を実行する。具体的には、ジョブ実行部34は、制御部31による制御に基づいて、実行するよう指示された印刷ジョブ等の各種ジョブを画像形成装置20に実行するような処理を行う。つまり、ジョブ実行部34は、操作受付部35により受け付けられた指示内容に基づいて画像形成装置20に対して画像形成処理の実行を指示する指示手段として機能する。
送信部36は、ログ/ジョブ情報格納部33により格納されたログ/ジョブ情報(履歴情報)を外部に送信する。例えば、送信部36は、ログ/ジョブ情報格納部33により格納されたログ/ジョブ情報を添付ファイルとした電子メールにより外部に送信する。
また、本実施形態では、制御部31がログ/ジョブ情報格納部33により格納されたログ/ジョブ情報を圧縮する機能を備えており、送信部36は、制御部31により圧縮されたログ/ジョブ情報を添付ファイルとした電子メールにより外部に送信する。
さらに、送信部36は、ログ/ジョブ情報格納部33により格納されたログ/ジョブ情報を、インターネット40等のネットワークにより接続されたサーバ装置50等の外部の格納装置に格納することにより外部に送信することも可能となっている。
なお、制御部31は、ログ/ジョブ情報を格納する機能を有効な状態に切り替えた時刻から予め設定された時間、例えば24時間が経過した場合、ログ/ジョブ情報を格納する機能を無効な状態に切り替えるようにしても良い。なお、ログ情報における時刻情報を利用して、最後にジョブが実行されてから予め設定された時間が経過した場合に、ログ/ジョブ情報を格納する機能を無効な状態に切り替えるようにしても良い。
また、制御部31は、送信部36によりログ/ジョブ情報が外部に送信された場合、送信が行われた直後にログ/ジョブ情報を格納する機能を有効な状態から無効な状態に切り替えるようにしても良い。
なお、上述したような方法により制御部31によりログ/ジョブ情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、ログ/ジョブ情報格納部33は、ログ/ジョブ情報の格納を停止するとともに格納されていたログ/ジョブ情報を消去するする。
または、制御部31によりログ/ジョブ情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、ログ/ジョブ情報格納部33は、ログ/ジョブ情報の格納を停止するが格納されていたログ/ジョブ情報を消去せずに保持するようにしても良い。
なお、制御部31によりログ/ジョブ情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、ログ/ジョブ情報格納部33は、新たなログ/ジョブ情報の格納を停止するとともに格納されていたログ/ジョブ情報のうち、ジョブ情報は削除するがログ情報はそのままにして保持するようにしても良い。
さらに、操作受付部35により格納されたログ/ジョブ情報の削除指示が受付けられた場合、ログ/ジョブ情報格納部33は、ログ/ジョブ情報の格納を停止せずに格納されていたログ/ジョブ情報を消去するようにしても良い。つまり、削除指示が行われる前に格納されたログ/ジョブ情報は一旦削除されるが、その後取得されたログ/ジョブ情報については格納されるようにしても良い。
次に、本実施形態の端末装置10におけるログ/ジョブ情報送信処理の詳細を図面を参照して説明する。
先ず、ログ/ジョブ情報送信処理の手順を図4のフローチャートに示す。
サービスエンジニアが端末装置10からログ/ジョブ情報を取得しようとする場合、端末装置10を操作してログ/ジョブ情報送信を行うためのモードに移行する。その際に、制御部31は、図5に示すような認証画面を表示部32上に表示して認証処理を行う(ステップS101)。
なお、図5に示した認証画面では、ユーザによるパスワード等のPIN(Personal Identification Number)コード情報を入力する場合が示されているが、認証方法はこのようなものに限定されない。
また、認証処理を行う替りに、一般ユーザには開示されていない特定の操作が行われることにより、ログ/ジョブ情報の送信機能を行うモードに遷移するようにしても良い。例えば、あるt秒間に予め設定されているロゴマークがx回タップされるような操作や、ロゴマークとバージョン情報の表示を同時にタップするような操作や、特定の複数の表示箇所を同時に長押しする操作等の特定の通常使用状態では行われる可能性が低い操作が行われた場合にログ/ジョブ情報の送信を行うモードに遷移するようなことが考えられる。
そして、ステップS101における認証処理が正常に行われた場合、制御部31は表示部32に図6に示すようなログ/ジョブ格納機能の切り替え画面を表示する。図6に示す画面例では、ログ/ジョブ格納機能を有効または無効に切り替えるための切替釦61が表示されており、ユーザは、この切替釦61を動かすことにより有効/無効の切替えを行うことができるようになっている。
なお、通常の使用状態ではログ/ジョブ格納(保存)機能は無効状態となっているため、これからログ/ジョブ情報を取得しようとするサービスエンジニアは切替釦61を動かして、無効状態であったログ/ジョブ格納機能を有効状態に変更する(ステップS102)。このようにして、ログ/ジョブ格納機能が有効状態に変更された後の画面例を図7に示す。
そして、このような操作によりログ/ジョブ格納機能が有効になった状態で、サービスエンジニアは、通常の操作画面に戻り、ログ/ジョブ情報を取得したい処理を実行する(ステップS103)。
例えば、ある文書ファイルを画像形成装置20に印刷させる印刷ジョブを実行する際にエラーが発生した場合、エラーが発生したのと同条件の印刷ジョブを画像形成装置20に実行させるような処理を行う。
すると、ログ/ジョブ格納機能が有効な状態で実行された印刷ジョブのログ/ジョブ情報はログ/ジョブ情報格納部33に格納されることになる(ステップS104)。
その後、サービスエンジニアは、図5に示すような認証画面において再度認証処理を実行してログ/ジョブ情報の送信を行うモードに遷移する(ステップS105)。
そして、図8の画面例で示すような操作を行って、格納されたログ/ジョブ情報を送信する処理を実行する(ステップS106)。図8では、「送信」釦をタップすることにより、「メールで送信」、「その他のアプリで送信」という選択肢が表示され、ユーザが「メールで送信」を選択した場合が示されている。
そして、ユーザが「メールで送信」を選択したことにより、図9の画面例で示すようにメールソフトが起動される。図9では、電子メールを送信するための画面例が示されており、ログ/ジョブ情報を送信したいアドレス情報を宛先情報として入力することにより、取得されたログ/ジョブ情報を指定した宛先に電子メールにより送信することが可能となる。例えば、サービスエンジニアが自分のノートパソコンにログ/ジョブ情報を転送したい場合には、自分のアドレス情報を宛先情報として入力すれば良いし、会社の解析担当のエンジニアに送信したい場合には、そのエンジニアのアドレス情報を入力すれば良い。
なお、図9では、ログ/ジョブ情報が圧縮されてZIPファイルに変換され、このZIPファイルが電子メールに添付されて送信されるような画面例が示されている。
そして、図9に示したような画面において「送信」釦が操作されることにより、ログ/ジョブ情報がZIPファイルとして添付された電子メールが指定された宛先に送信される。
なお、図8に示した画面において「その他のアプリで送信」が選択された場合には、クラウドストレージ機能を提供している各種アプリを選択することができるような画面が表示され、選択したアプリを利用してログ/ジョブ情報を指定した格納場所に格納することにより装置外部への送信が行われる。
次に、このようなログ/ジョブ情報の外部装置への送信が行われた後の処理について説明する。図10は、ログ/ジョブ情報送信後の処理を説明するためのフローチャートである。
上記で説明したようにログ/ジョブ情報には、どのような内容の印刷処理を行ったのかを示す情報が含まれる。そのため、障害解析のためにログ/ジョブ情報の取得が行われた後にいつまでもログ/ジョブ情報が端末装置10内の残っているのは望ましいことではない。また、ログ/ジョブ格納機能はいつまでも有効状態となってしまったのでは、各種ジョブが実行される度にログ/ジョブ情報が格納され続けることによりセキュリティ上も、メモリ容量の圧迫という観点からも好ましくない。
そのため、本実施形態の端末装置10では、ログ/ジョブ格納機能の自動無効機能が設けられている。このログ/ジョブ格納機能の自動無効機能が設定されている場合には、ログ/ジョブ情報の外部装置への送信が行われると、その後ログ/ジョブ格納機能は自動的に無効状態に切り替えられ、格納されていたログ/ジョブ情報は自動的に削除される。
つまり、図10に示すように、ログ/ジョブ情報の送信が行われて、ログ/ジョブ格納機能の自動無効が設定されている場合(ステップS201においてyes)、制御部31は、ログ/ジョブ格納機能を無効状態に切替え(ステップS202)、格納されていたログ/ジョブ情報をログ/ジョブ情報格納部33から削除する処理を実行する(ステップS203)。
なお、ログ/ジョブ格納機能の自動無効が設定されていない場合(ステップS201においてno)、切替釦61のユーザ操作によりログ/ジョブ格納機能が無効状態に切り替えられれば(ステップS204においてyes)、制御部31は、ログ/ジョブ格納機能を無効状態に切替え(ステップS202)、格納されていたログ/ジョブ情報をログ/ジョブ情報格納部33から削除する処理を実行する(ステップS203)。
しかし、ユーザがログ/ジョブ格納機能を無効状態に切り替えない場合でも(ステップS204においてno)、予め設定された一定時間が経過した場合(ステップS205においてyes)、制御部31は、ログ/ジョブ格納機能を無効状態に切替え(ステップS202)、格納されていたログ/ジョブ情報をログ/ジョブ情報格納部33から削除する処理を実行する(ステップS203)。
次に、ログ/ジョブ格納機能が無効状態に切り替えられた場合の、ログ/ジョブ情報に対する処理例を図11を参照して説明する。
図10に示したフローチャートでは、ログ/ジョブ格納機能が無効状態に切り替えられた場合、図11の処理パターン1のように、それ以降のログ/ジョブ情報の格納は停止し、格納されたログ/ジョブ情報はログ情報、ジョブ情報ともに削除するものとして説明した。
この処理パターン1以外の処理例として、ログ/ジョブ格納機能が無効状態に切り替えられた場合、図11の処理パターン2のように、それ以降のログ/ジョブ情報の格納は停止し、格納されたログ/ジョブ情報はログ情報、ジョブ情報ともに削除せずにそのまま残すようにしても良い。このようにログ/ジョブ情報を残すようにすることにより、ログ/ジョブ情報を再度別の宛先に送信する場合や、指定した宛先にログ/ジョブ情報が正常に送信されていなかった場合に再送信が可能となる。
また、処理パターン1、2以外の処理例として、ログ/ジョブ格納機能が無効状態に切り替えられた場合、図11の処理パターン3のように、それ以降のログ/ジョブ情報の格納は停止し、格納されたログ/ジョブ情報はログ情報については削除せずに保持し、ジョブ情報は削除するようにしても良い。ジョブ情報は、印刷処理を実行する際に使用した文書ファイルデータ等であるため、データ容量も大きく、また印刷内容そのものであるためセキュリティ上もいつまでも残されたのでは問題がある。これに対して、ログ情報は、例えば、何月何日何時何分に、両面印刷、A5サイズ、カラーモード、50枚等の印刷内容で、○○という書類を印刷したというような内容であるため、データ容量も少なく、漏洩した場合のセキュリティ上も問題も少ない。そのため、ジョブ情報は削除してログ情報を残すようにすれば、メモリ容量的にもセキュリティ上も大きな問題を発生する可能性は低い。
なお、再現性が悪い処理を解析するためには、問題が発生するまで何度も同じ内容の処理の実行を繰り返すような場合がある。このような場合には、ログ/ジョブ格納機能は有効状態のまま維持したいが、それまでに蓄積(格納)されたログ/ジョブ情報については一旦消去したいような場合がある。
このような処理を可能とするためには、例えば図12に示すように、切替釦61とは別に削除釦62を設けて、その削除釦62が操作された場合に、ログ/ジョブ情報格納部33に格納されていたログ/ジョブ情報を全て削除するようにしても良い。
つまり、ジョブを実行して問題が再現されなければ削除釦62を操作して格納されたログ/ジョブ情報を削除し、問題が再現された場合には格納されたログ/ジョブ情報を送信するようにすれば、問題が発生した際のログ/ジョブ情報のみを取得して送信することができる。
また、このような削除釦62を設けることなく、同じ内容のジョブが実行された場合には、前の古いログ/ジョブ情報は上書きされて消去され常に最新のログ/ジョブ情報のみが残るようにしても良い。
なお、上記のように最新のログ/ジョブ情報のみが格納される場合や、一旦格納されたログ/ジョブ情報が予め設定された時間経過により自動的に消去される場合も含めて、ログ/ジョブ情報格納部33によるログ/ジョブ情報の格納処理である。
[変形例]
上記実施形態では、端末装置10からログ/ジョブ情報を外部装置に送信する場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、タブレット端末装置、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等の各種情報処理装置からログ/ジョブ情報を外部装置に送信する場合でも発明を同様に適用することができるものである。
10 端末装置
11 CPU
12 メモリ
13 記憶装置
14 通信インタフェース(IF)
15 ユーザインタフェース(UI)装置
16 制御バス
20 画像形成装置
30 無線LANターミナル
31 制御部
32 表示部
33 ログ/ジョブ情報格納部
34 ジョブ実行部
35 操作受付部
36 送信部
40 インターネット
50 サーバ装置
61 切替釦
62 削除釦

Claims (14)

  1. 操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、
    前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、
    操作者による指示を受け付ける受付手段と、
    前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、
    前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え
    前記切替手段は、履歴情報を格納する機能を有効な状態に切り替えた時刻から予め設定された時間が経過した場合、履歴情報を格納する機能を無効な状態に切り替える
    情報処理装置。
  2. 操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、
    前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、
    操作者による指示を受け付ける受付手段と、
    前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、
    前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え、
    前記切替手段により履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報を消去する
    情報処理装置。
  3. 前記切替手段により履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止するが格納されていた履歴情報を消去せずに保持する請求項記載の情報処理装置。
  4. 操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、
    前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、
    操作者による指示を受け付ける受付手段と、
    前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、
    前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え、
    前記履歴情報が、処理を実行する際に用いられた処理対象データを含み、
    前記切替手段により履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報のうち、処理対象データは削除して指示内容および実行結果の情報をそのまま保持する
    情報処理装置。
  5. 前記受付手段により格納された履歴情報の削除指示が受付けられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止せずに格納されていた履歴情報を消去する請求項記載の情報処理装置。
  6. 前記送信手段は、前記格納手段により格納された履歴情報を添付ファイルとした電子メールにより外部に送信する請求項1からのいずれか記載の情報処理装置。
  7. 前記格納手段により格納された履歴情報を圧縮する圧縮手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記圧縮手段により圧縮された履歴情報を添付ファイルとした電子メールにより外部に送信する請求項記載の情報処理装置。
  8. 前記送信手段は、前記格納手段により格納された履歴情報を、ネットワークにより接続された外部の格納装置に格納することにより外部に送信する請求項1からのいずれか記載の情報処理装置。
  9. 指示された内容で画像形成処理を実行する画像形成装置と、
    操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、操作者による指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた指示内容に基づいて前記画像形成装置に対して画像形成処理の実行を指示する指示手段と、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え、前記切替手段は、履歴情報を格納する機能を有効な状態に切り替えた時刻から予め設定された時間が経過した場合、履歴情報を格納する機能を無効な状態に切り替える情報処理装置と、
    有する情報処理システム。
  10. 指示された内容で画像形成処理を実行する画像形成装置と、
    操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、操作者による指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた指示内容に基づいて前記画像形成装置に対して画像形成処理の実行を指示する指示手段と、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報を消去する情報処理装置と、
    有する情報処理システム。
  11. 指示された内容で画像形成処理を実行する画像形成装置と、
    操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証手段と、前記認証手段により認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替手段と、操作者による指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた指示内容に基づいて前記画像形成装置に対して画像形成処理の実行を指示する指示手段と、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で前記受付手段により受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納手段と、前記格納手段により格納された履歴情報を外部に送信する送信手段とを備え、前記履歴情報が、処理を実行する際に用いられた処理対象データを含み、前記切替手段により履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納手段は、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報のうち、処理対象データは削除して指示内容および実行結果の情報をそのまま保持する情報処理装置と、
    有する情報処理システム。
  12. 操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替ステップと、
    前記切替ステップにおいて履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、操作者による指示を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた操作者による指示内容に基づく処理を実行する実行ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納ステップと、
    前記格納ステップにおいて格納された履歴情報を外部に送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる際に、
    前記切替ステップでは、履歴情報を格納する機能を有効な状態に切り替えた時刻から予め設定された時間が経過した場合、履歴情報を格納する機能を無効な状態に切り替える
    プログラム。
  13. 操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替ステップと、
    前記切替ステップにおいて履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、操作者による指示を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた操作者による指示内容に基づく処理を実行する実行ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納ステップと、
    前記格納ステップにおいて格納された履歴情報を外部に送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる際に、
    前記切替ステップにおいて履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納ステップでは、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報を消去する
    プログラム。
  14. 操作者が履歴情報の送信機能を利用する権限を有する者であることを認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証された操作者の操作により、履歴情報を格納する機能を有効または無効のいずれかに切替える切替ステップと、
    前記切替ステップにおいて履歴情報を格納する機能が有効に切り替えられた状態で、操作者による指示を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた操作者による指示内容に基づく処理を実行する実行ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた指示内容を履歴情報として格納する格納ステップと、
    前記格納ステップにおいて格納された履歴情報を外部に送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる際に、
    前記履歴情報が、処理を実行する際に用いられた処理対象データを含み、
    前記切替ステップにおいて履歴情報を格納する機能が無効な状態に切り替えられた場合、前記格納ステップでは、履歴情報の格納を停止するとともに格納されていた履歴情報のうち、処理対象データは削除して指示内容および実行結果の情報をそのまま保持する
    プログラム。
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