JP6949789B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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本発明は、フレームロッドを用いて燃焼状態を検知する炎検知回路を備えた燃焼装置に関するものである。
従来、石油ファンヒータ等の石油燃焼装置において燃焼状態を検知する手段として、フレームロッドを利用した炎検知回路が広く用いられている。また、炎検知回路の異常を検出するものとして特許文献1に示すようなものがある。特許文献1の燃焼装置の炎検知回路は、炎検出用抵抗と、これと分圧する分圧用抵抗を備え、燃焼運転開始前の冷状態において炎検出用抵抗および分圧用抵抗にかかる電圧値の比(分圧比)が予め定められた範囲内にあるか否かを判定することによって炎検出用抵抗の異常の有無を判断し、異常を検出した場合には運転を停止させることにより安全に燃焼装置を使用可能としている。
特開2010−181060号公報
燃焼運転中において炎検出用抵抗に異常が発生すると、酸素不足による燃焼状態の悪化を検出することができなくなり、安全性が低下する可能性がある。しかしながら、特許文献1の炎検知回路では燃焼運転中の炎検出用抵抗の異常を検出することはできない。
本発明は上記課題を解決するためのもので、燃焼運転中に炎検出用抵抗の故障を検出することのできる、安全性や信頼性に優れた燃焼装置を提供することを目的とする。
本発明は、バーナとフレームロッドに電圧を印加して、炎の整流作用によって前記バーナと前記フレームロッド間に電流が流れた際に炎検出用抵抗での降下電圧から燃焼状態を検知する炎検知回路と、前記炎検知回路の検出結果により燃焼運転を制御する制御部とを備え、前記炎検知回路は、前記炎検出用抵抗が複数並列に配設され、前記制御部は、燃焼運転中には複数の前記炎検出用抵抗のいずれか1つが交互に前記炎検知回路と接続されるように、所定時間ごとに前記炎検出用抵抗の接続の切替えを行い、前記各炎検出用抵抗の接続時に検出された電圧値を比較した差異に基づいて複数の前記炎検出用抵抗のいずれかが故障したと判断し、燃焼運転を停止することを特徴とする燃焼装置に係わるものである。
上述の構成にすることにより、燃焼運転中に炎検出用抵抗の故障を検出することができ、安全性や信頼性に優れた燃焼装置を提供することができる。
本発明の燃焼装置の要部を示した図である。 本発明における燃焼装置の炎検知回路の回路図である。 本発明の電圧値の差異に対する異常データの積算処理のパターン表である。 本発明の炎検出用抵抗の故障検出制御を説明するフローチャートである。 本発明の他の実施例における電圧値の差異に対する異常データの積算処理のパターン表である。 本発明の他の実施例における炎検出用抵抗の故障検出制御を説明するフローチャートである。
好適と考える本発明の最良の形態を、本発明の作用効果を示して簡単に説明する。
本発明の燃焼装置は、燃焼状態を検知する炎検知回路と、炎検知回路の検出結果により燃焼運転を制御する制御部とを備え、燃焼運転中には複数並列に配設された炎検出用抵抗のいずれか1つが炎検知回路と接続されるように所定時間ごとに接続が切り替えられ、各炎検出用抵抗より検出された各電圧値を比較した差異に基づいて炎検出用抵抗の故障を判断し、燃焼運転を停止するものである。これにより、本来は同じ電圧値を示すはずの複数の炎検出用抵抗の電圧値に差異が生じた場合にはいずれかの抵抗に異常が発生したとの判断ができるので、複雑な回路構成とすることなく、燃焼運転中に炎検出用抵抗の故障を検出することが可能となり、安全に燃焼装置を使用することができる。
また、所定時間における各炎検出用抵抗の電圧の平均値より差異を算出し、この電圧の平均値の差異が第1所定量以上ある場合を異常データとして、異常データが出現した回数を積算し、この積算値が所定値に達すると炎検出用抵抗のいずれかが故障したと判断するようにした。これにより、異常データが所定の回数検出された場合にのみ炎検出用抵抗が故障しているとの判断をするので、正確な故障検出をすることができる。
また、電圧の平均値の差異が第1所定量よりも小さい第2所定量未満の場合には異常データの積算値を初期化するようにした。これにより、異常データを検出したとしても、その後に正常な電圧値が検出されていれば積算値は初期化されるため、ノイズの混入等による誤検出を回避して、誤った故障検出により燃焼運転が停止してしまうのを効果的に防止できる。
また、電圧の平均値の差異が大きい場合には、異常データとして積算される値も大きくするようにした。これにより、炎検出用抵抗の劣化の度合いが大きい場合には異常データの積算値が速やかに所定値に達して故障検出となるので、速やかに燃焼運転を停止させることができる。
また、炎検出用抵抗と分圧する分圧用抵抗を備え、非燃焼時には分圧用抵抗との分圧比により炎検出用抵抗の異常を判定するようにした。これにより、燃焼運転中に炎検出用抵抗の故障を検出するのに加え、燃焼運転開始前にも故障を検出することが可能となるので、さらに安全な燃焼装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
図1は燃焼装置の要部を示す図であり、液体燃料を燃焼し火炎を形成するバーナ1と、液体燃料を汲み上げる電磁ポンプ2と、電磁ポンプ2から供給された液体燃料を気化してバーナ1に噴出する気化器3とを有し、バーナ1には先端を火炎に臨ませるように設けられたフレームロッド4と点火装置5が設けられている。
図2は本発明における燃焼装置の炎検知回路を示した図であって、炎検知回路6には、フレームロッド4に接続される炎検出用抵抗7(抵抗7a、7b)、炎検出用抵抗7の電圧を平滑する平滑コンデンサ8、炎検出用抵抗7の電圧からノイズを除去するノイズ除去回路9、炎検出用抵抗7と分圧する分圧用抵抗10を備えている。本実施例の炎検知回路における2つの炎検出用抵抗7a、7bは、いずれも同一の抵抗値を示すものであり、炎検知回路6において互いに並列に配設されている。また、抵抗7a、7bの接続端子の一端は、バーナ1の燃焼を制御する制御部としてのマイコン11に接続されており、燃焼運転中には抵抗7a、7bのいずれか一方と炎検知回路6とが常に電気的に接続されるように、マイコン11によって所定時間ごとに交互に接続の切り替えが行われる。
図1および図2に示した燃焼装置において、運転開始の指示をマイコン11が受け付けると、マイコン11は図示しないヒータにより気化器3の加熱を開始し、気化器3が液体燃料を気化することのできる温度に達すると電磁ポンプ2を駆動して液体燃料を気化器3へ供給する。気化器3で加熱されて気化ガスとなった燃料は、バーナ1へ噴出される際に空気と混合されて混合ガスとなり、バーナ1から噴出して点火装置5により点火されて燃焼が開始されることになる。
バーナ1とフレームロッド4に電圧を印加した状態でバーナ1に火炎が形成されると、炎の整流作用によってバーナ1とフレームロッド4との間に炎電流が流れる。そして、炎電流が炎検出用抵抗7を流れることにより、炎検出用抵抗7の両端では電圧降下による電位差(電圧値)が生じる。この電圧値は平滑コンデンサ8によって平滑化された後、ノイズ除去回路9でノイズが除去されてマイコン11へと入力される。マイコン11は、入力された電圧値の大きさから火炎の有無や燃焼状態を検知する。
また、燃焼が開始される前の冷状態において、マイコン11は炎検出用抵抗7と分圧用抵抗10の各抵抗値から得られる両抵抗の分圧比を検出する。炎検出用抵抗7と分圧用抵抗10の各抵抗値はそれぞれ既知であるから、炎検出用抵抗7が正常な抵抗値を示しているときには、炎検出用抵抗7および分圧用抵抗10にかかる電圧の分圧比は予め定められた範囲内にある。この予め定められた範囲内にあるか否かを判定することで炎検出用抵抗7に異常がないかを判断し、異常が検出された場合には燃焼動作を中止する。これにより、燃焼が開始される前に炎検出用抵抗7の故障を検出することができる。
次に、上記のように構成される炎検知回路6において炎検出用抵抗7の故障を検出する場合、マイコン11は、バーナ1とフレームロッド4との間に流れる炎電流の状態を抵抗7a、7bのいずれか一方を介してフレームロッド電圧値として検出する。抵抗7a、7bのいずれかと炎検知回路6との接続を所定時間ごとに切り替えることで得られる抵抗7aの電圧値をA、抵抗7bの電圧値をBとすると、いずれの抵抗も正常であれば電圧値A、Bは同じ値を示すことになる。これに対して、電圧値A、Bに差異が生じた場合にはこの差異に基づいて抵抗7a、7bのいずれか一方の抵抗値に異常が発生したとの判断をすることができる。本実施例では、電圧値A、Bの差異が所定の大きさ以上あった場合に異常が発生した可能性があると判断する。これにより、複雑な回路構成とすることなく、燃焼運転中に炎検出用抵抗の故障を検出することが可能となり、安全に燃焼装置を使用することができる。
図3は、本実施例における両電圧値の差分データに対する異常データの積算処理についてパターン別に示した表である。ここで異常データとは、抵抗7a、7bより得られた電圧値A、Bを比較した差異である差分データ(A−B)の大きさによって付与される数値のことであり、抵抗7a、7bのいずれか一方の抵抗値に異常が発生した可能性がある場合に付与される。また、異常データは抵抗7a、7bのいずれか一方の抵抗値に異常が検出されるとその都度積算値nに積算される。
また、本実施例では図3に示すように、両電圧値の差分データ(A−B)の大きさを区分するため、第1所定量として20hex(0.6Vの電位差に相当)を閾値として規定する。
図3より、燃焼運転中に得られた差分データの大きさが|A−B|≧20hexの場合には、マイコン11は抵抗7a、7bのいずれか一方の抵抗値に異常が発生したと判断し、異常データとして+1積算する。また、|A−B|<20hexの場合には、マイコン11は異常データの積算を行なわない(積算処理上は+0積算する)。
本実施例では、異常データの積算値nが所定値N(例えば、N=12)に達した場合に、マイコン11は抵抗7a、7bのいずれか一方が故障したものと判断して、燃焼装置にエラー報知をして燃焼運転を停止させる。
上記の故障検出制御を行うことにより、差分データが第1所定量以上あった場合にはマイコン11は抵抗7a、7bに異常が発生した可能性があると判断し、さらにこの異常発生の可能性を示す異常データを積算して所定の回数検出された場合には抵抗7a、7bのいずれかが故障しているとの判断ができるので、正確な故障検出をすることができる。
次に、燃焼運転中における上記の炎検出用抵抗の故障検出制御について、図4のフローチャートを用いて説明する。
本発明の故障検出制御は、燃焼運転が開始されて燃焼状態が安定した後に実行される。故障検出制御の開始直後は、マイコン11は抵抗7aと炎検知回路6とが電気的に接続されるように、接続を切り替える(ステップ1)。
マイコン11は、バーナ1とフレームロッド4との間に流れる炎電流の状態を抵抗7aを介してフレームロッド電圧値として検出を開始するとともに、このフレームロッド電圧値を検出する電圧検出時間t1の計測を開始する(ステップ2)。電圧検出時間t1の間は、マイコン11は例えば1秒ごとの所定の間隔でフレームロッド電圧値をサンプリングする。
続いて、マイコン11は電圧検出時間t1が所定時間T1(例えば、T1=10秒)を経過したか判断する(ステップ3)。電圧検出時間t1が所定時間T1を経過したら、マイコン11は所定時間T1の間にサンプリングした抵抗7aのフレームロッド電圧値より平均電圧値Aを算出し、これを記録する(ステップ4)。
平均電圧値Aを取得したら、マイコン11はもう一方の抵抗7bのフレームロッド電圧値の平均値を算出しているか否か判断する(ステップ5)。平均電圧値Bの算出が未実施であれば、ステップ1に戻り、抵抗7bと炎検知回路6とが電気的に接続されるように接続を切り替え、所定時間T1における抵抗7bの平均電圧値Bを算出する。
次に、マイコン11は、算出した平均電圧値Aおよび平均電圧値Bを比較し、両電圧値の差分データ(A−B)が20hex以上あるか否かを判断する(ステップ6)。|A−B|≧20hexの場合には、マイコン11は抵抗7a、7bのいずれか一方の抵抗値に異常が発生した可能性があると判断し、異常データの積算値nに+1積算する(ステップ7)。一方、|A−B|<20hexの場合には、マイコン11は異常データの積算を行なわず、これまでに積算処理された異常データの積算値nに+0積算する(ステップ10)。
異常データの積算処理がなされた後、マイコン11はこの異常データの積算値nが所定値N(例えば、N=12)に到達したか否かを判断する(ステップ8)。異常データの積算値がn<12であれば、再度ステップ1に戻り、抵抗7a、7bの接続を交互に切り替えて平均電圧値A、Bの取得を繰り返す。なお、平均電圧値A、Bは、抵抗7a、7bの切り替えによって炎検知回路6と接続される度に新しいデータが上書きされる。これにより、順次取得される平均電圧値A、Bの差分データに基づき、ステップ8にて異常データの積算処理を繰り返す。なお、異常データの積算値nは、燃焼運転を停止してもリセットされることなくマイコン11に記録されているので、燃焼運転再開後も引き続き異常データが積算される。
一方、異常データの積算値がn=12であれば、マイコン11は抵抗7a、7bのいずれか一方が故障したものと確定して(ステップ9)、燃焼装置にエラー報知をして燃焼運転を停止する。
また、他の実施例として、図5に示した異常データの積算処理についてのパターン表を用いて説明する。なお、ここでは実施例1と異なる点について説明する。
本実施例では図5に示すように、両電圧値の差分データ(A−B)の第2所定量として、第1所定量(20hex)よりも小さい10hex(0.3Vの電位差に相当)を閾値として規定する。また、第1所定量よりもさらに大きい所定量の閾値として30hex(0.9Vの電位差に相当)を規定する。
図5より、燃焼運転中に得られた差分データの大きさが|A−B|≧30hexの場合には、実施例1における|A−B|≧20hexの場合と同様に抵抗7a、7bのいずれか一方の抵抗値に異常が発生したと判断するが、異常データとしては|A−B|≧20hexの場合よりも大きい+2を積算する。この差分データの大きさによる異常データの値の違いは、抵抗7a、7bの劣化の度合いを想定して付与されたものであり、差分データ(A−B)が30hex以上と大きい場合には劣化の度合いも大きいと想定され、速やかに故障検出させる必要があるので異常データとして積算される値を大きくしている。
一方、|A−B|<10hexの場合には、抵抗7a、7bのいずれからも抵抗値の異常が確認されず、正常に作動していることを示していることから、異常データの積算値nを初期化する。
これにより、異常データの検出が突発的にあったとしても、その後に正常な電圧値が検出されていれば異常データの積算値nは初期化されるので、ノイズの混入等による誤検出を回避して、誤った故障検出により燃焼運転が停止してしまうのを効果的に防止できる。
また、差分データ(A−B)が30hex以上と大きい場合には、異常データとして積算される値も大きくしたので、炎検出用抵抗7a、7bのいずれか一方の劣化の度合いが大きいと想定される場合には、異常データの積算値nが速やかに所定値に達して故障検出される。これにより、速やかに燃焼運転を停止させることができ、安全性の高い燃焼装置を提供できる。
次に、燃焼運転中における炎検出用抵抗の故障検出制御について、図6のフローチャートを用いて説明する。なお、ステップ5までは図4と同じため説明を省略する。
マイコン11は、図6のステップ4までに算出した平均電圧値Aおよび平均電圧値Bを比較し、両電圧値の差分データ(A−B)が10hex以上あるか否かを判断する(ステップ6)。|A−B|≧10hexの場合にはステップ7へ進む。一方、|A−B|<10hexの場合には、抵抗7a、7bのいずれからも抵抗値の異常が確認されず、正常に作動していることを示しているので、マイコン11はノイズの混入等により突発的に異常データを検出したものと判断して異常データの積算値nを初期化する(ステップ12)。
次に、マイコン11は差分データ(A−B)が20hex以上あるか否かを判断する(ステップ7)。|A−B|≧20hexの場合には抵抗7a、7bのいずれか一方の抵抗値に異常が発生したと判断し、ステップ8へ進む。一方、|A−B|<20hexの場合には、マイコン11は異常データの積算を行なわず、これまでに積算処理された異常データの積算値nに+0積算する(ステップ13)。
さらに、マイコン11は差分データ(A−B)が30hex以上あるか否かを判断する(ステップ8)。|A−B|≧30hexの場合には、マイコン11は抵抗7a、7bのいずれか一方の劣化の度合いが大きいと判断し、異常データの積算値nに+2積算する(ステップ9)。一方、差分データが|A−B|<30hex(且つ|A−B|≧20hex)の場合には、マイコン11は劣化の度合いが小さいと判断し、異常データの積算値nに+1積算する(ステップ14)。
異常データの積算処理がなされた後、マイコン11はこの異常データの積算値nが所定値N(例えば、N=12)に到達したか否かを判断する(ステップ10)。異常データの積算値がn<12であれば、再度ステップ1に戻り、抵抗7a、7bの接続を交互に切り替えて平均電圧値A、Bの取得を繰り返し、この平均電圧値A、Bの差分データに基づいて異常データの積算処理を繰り返す。
一方、異常データの積算値がn≧12であれば、マイコン11は抵抗7a、7bのいずれか一方が故障したものと確定して(ステップ11)、燃焼装置にエラー報知をして燃焼運転を停止する。
1 バーナ
4 フレームロッド
6 炎検知回路
7(7a、7b) 炎検出用抵抗
11 マイコン(制御部)

Claims (5)

  1. バーナとフレームロッドに電圧を印加して、炎の整流作用によって前記バーナと前記フレームロッド間に電流が流れた際に炎検出用抵抗での降下電圧から燃焼状態を検知する炎検知回路と、前記炎検知回路の検出結果により燃焼運転を制御する制御部とを備え、前記炎検知回路は、前記炎検出用抵抗が複数並列に配設され、前記制御部は、燃焼運転中には複数の前記炎検出用抵抗のいずれか1つが交互に前記炎検知回路と接続されるように、所定時間ごとに前記炎検出用抵抗の接続の切り替えを行い、前記各炎検出用抵抗の接続時に検出された電圧値を比較した差異に基づいて複数の前記炎検出用抵抗のいずれかが故障したと判断し、燃焼運転を停止することを特徴とする燃焼装置。
  2. 前記制御部は、前記所定時間における前記炎検出用抵抗から検出される電圧の平均値を算出し、前記電圧の平均値の差異が第1所定量以上ある場合を異常値とし、前記異常値が出現した回数を異常データとして積算し、前記異常データの積算値が所定値に達した場合には、複数の前記炎検出用抵抗のいずれかが故障したと判断することを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。
  3. 前記炎検出用抵抗は、前記炎検知回路に並列に2個配設され、前記制御部は、前記電圧の平均値の差異が前記第1所定量よりも小さい第2所定量未満の場合には、前記異常データの積算値を初期化することを特徴とする請求項2に記載の燃焼装置。
  4. 前記制御部は、前記電圧の平均値の差異の大きさによって、前記異常データとして積算される値の大きさを変更することを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の燃焼装置。
  5. 前記炎検知回路は、前記炎検出用抵抗と分圧する分圧用抵抗を備え、非燃焼時には前記分圧用抵抗との分圧比により前記炎検出用抵抗の異常を判定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の燃焼装置。
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