JP6947121B2 - 開閉器用ハンドルロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回路接点の開閉用として手動操作のハンドルを有する開閉器のためのハンドルロック装置に関するものである。
回路遮断器や漏電遮断器等の開閉器におけるONとOFFを切り替えるハンドルの誤操作を防止する手段として、ハンドルの動きを固定するために南京錠を利用したハンドルロック装置が従来から提案されている。例えば、ハンドルの側方に沿って起立するよう、所定位置に挿通穴を有するプレートを本体に取り付けたハンドルロック装置(例えば、特許文献1参照。)では、挿通穴に通した南京錠により、ハンドルの動きを規制するようにしている。
また、ハンドルの掴み部に前後方向への貫通孔を形成するとともに、ハンドルが突出する開口部に嵌まり込む基台とハンドルを覆うキャップ状の部材を一体成型したハンドルロック装置(例えば、特許文献2参照。)も提案されている。このハンドルロック装置では、キャップ状の部分に貫通孔と重なるU字状の切込みが形成され、貫通孔に南京錠を挿通することでハンドルロック装置を抜けなくし、基台部分でハンドルの動きを規制する。
特開2008−186644号公報(段落0004〜0005、0013〜0017、図5〜図6、図1〜図4) 特開2010−160924号公報(段落0010〜0015、図1〜図5)
しかしながら、ハンドルの側方にプレートを取り付ける構成では、幅の狭い回路遮断器では、隣接する回路遮断器と南京錠が干渉してしまい、施錠できなくなる可能性があった。あるいは、ハンドルの貫通孔に南京錠を通す構成では、パネルで操作面側を覆う場合のように、縦寸法に制約のある場合には、南京錠を掛けたままではパネルを開くことができなくなるなどの不具合が生じる可能性があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、幅寸法および縦寸法に制約がある回路遮断器においても、作業性を阻害することなく、誤操作を防止できるハンドルロック装置を得ることを目的としている。
本発明の開閉器用ハンドルロック装置は開閉器の操作面に設けられた開口から突出するON/OFF操作用のハンドルを固定するハンドルロック装置であって、前記開口を囲むとともに、前記操作面を押さえる押圧面を有する枠状部と、前記枠状部の前記押圧面側の一端部に開口し、ON/OFFいずれかに倒した前記ハンドルの角度に合わせて凹状に形成されたキャップ部と、前記枠状部の他端部から前記一端部に向かって前記押圧面から離れるように傾斜して延在し、前記ハンドルの操作軌道面に平行に抜ける挿通穴が形成された延在部とを有し、前記操作軌道面に平行な方向の動作により、前記キャップ部を前記ハンドルに被せるように構成した第一部材と、前記延在部の前記一端部側に形成された前記操作軌道面に垂直な面に対向する対向面を有するとともに通し穴が形成された板状部と、前記対向面を前記延在部の面に対向させた際に、前記対向面および前記押圧面に平行な方向に延びるピン状部とを有し、前記操作軌道面に垂直な方向の動作により、前記第一部材を被せた前記開閉器に組み込むように構成した第二部材と、を備え、前記第一部材の前記キャップ部には、前記ハンドルに被せた際に、前記ハンドルに形成された前記操作軌道面に垂直な方向に抜ける貫通孔に連通する連通孔が設けられ、前記第一部材を被せた前記開閉器に前記第二部材を組み込んだ際、前記ピン状部が前記連通孔を介して前記貫通孔に嵌まり込むとともに、前記通し穴が前記挿通穴と連通するように構成していることを特徴とする。
本発明のハンドルロック装置によれば、南京錠の掛け金がハンドルの軌道の内側に設けた穴を通るように構成したので、幅寸法および縦寸法に制約がある開閉器においても、作業性を阻害することなく、誤操作を防止することができる。
本発明の実施の形態1にかかるハンドルロック装置と、取付け対象である回路遮断器のハンドルロック装置取り付け前後それぞれの状況を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1にかかるハンドルロック装置の取付け対象である回路遮断器の斜視図とハンドル周辺の部分側面図である。 本発明の実施の形態1にかかるハンドルロック装置を構成する第一部材であるハンドル固定部を種々の角度から見たときの外観図である。 本発明の実施の形態1にかかるハンドルロック装置を構成する第二部材であるロック部を種々の角度それぞれから見たときの外観図である。 本発明の実施の形態1にかかるハンドルロック装置を回路遮断器に取り付ける際の段階ごとの斜視図である。 本発明の実施の形態1にかかるハンドルロック装置を用いてハンドルをロックした回路遮断器の状況を示す側面図である。 本発明の実施の形態1にかかるハンドルロック装置を取り付けた回路遮断器を3つの方向それぞれから見たときの外観図である。 本発明の実施の形態1にかかるハンドルロック装置をON状態で取り付けた際、およびOFF状態で取り付けた際の状態を示すハンドル周辺の部分側面図である。
実施の形態1.
図1〜図8は、本発明の実施の形態1にかかるハンドルロック装置の構成を説明するためのもので、図1(a)、(b)はハンドルロック装置の基本構成を示すために、取付け対象である回路遮断器とともに、取り付け前と取り付け後それぞれの状況を示す斜視図、図2は取付け対象である回路遮断器の斜視図(a)とハンドルロック装置を被せるハンドル周辺を拡大した部分側面図(b)、図3(a)〜(e)はハンドルロック装置の構成を詳細に示すため第一部材であるハンドル固定部を種々の角度から見たときの外観図、図4(a)〜(e)もハンドルロック装置の構成を詳細に示すため第二部材であるロック部を種々の角度それぞれから見たときの外観図である。なお、図3および図4の(a)〜(e)のうち、(a)〜(c)は三角法に基づく6面の配置関係で描画しており、(d)と(e)はそれに準じた斜視の配置関係で描画している。
また、図5(a)〜(d)はハンドルロック装置の回路遮断器への取付方法を説明するためのもので、ハンドルロック装置を回路遮断器に取り付ける際の段階ごとの斜視図、図6はハンドルロック装置を用いてハンドルをロックした回路遮断器の状況を示す側面図、図7はハンドルロック装置を取り付けた回路遮断器を3つの方向それぞれから見たときの外観図((a):平面図、(b):側面図、(c):正面図)、図8はハンドルロック装置をON状態で取り付けた際の状態(実線)と、OFF状態で取り付けた際の状態(破線)を示すハンドル周辺の部分側面図である。
本実施の形態1にかかるハンドルロック装置1は、図1に示すように、回路遮断器9の操作面9foに設けられた開口9aから突出するON/OFF操作用の手動のハンドル8に被せることで、ハンドル8の動きを固定するものである。ハンドルロック装置1の詳細説明の前に、設置対象である回路遮断器9およびハンドル8について説明する。
回路遮断器9は、図2に示すように箱状の本体91の長手方向の一端(図中左側)に、図示しない電源側の電線を接続するための端子(電源端子92)が、他端(図中右側)に、図示しない負荷側の電線を接続するための端子(負荷端子93)が形成されている。なお、回路遮断器9は、壁面等の垂直面に対して設置されることが想定され、実際の設置状況においては、長手方向(電源端子92と負荷端子93を結ぶ方向)が鉛直方向になる場合や、水平方向になる場合があるが、本明細書においては、長手方向を縦方向(y方向)と称する。また、ハンドルロック装置1についても、回路遮断器9へ取り付けた際の回路遮断器9の方向に合わせて説明する場合がある。
そして、本体91の内部に収納された、図示しない開閉機構を手動操作するためのハンドル8が、電源端子92と負荷端子93とを結ぶ面のうちの一つの面に設けた開口9aから突出しており、ハンドル8を突出させる面を操作面9foと称する。そして、操作面9foに平行な面における縦方向に垂直な方向を幅方向(x方向)と称し、操作面9foに垂直な方向を厚み方向(z方向)と称する。なお、操作面9foの反対側の面が設置面となり、例えば、IECレール等に取り付けるための溝が設けられている。
ハンドル8は、回転方向に厚みを有する厚板状の突出部8pが、開口9aから突出するように形成されており、本体91内部に形成された操作面9foに平行な回転軸Xrを中心に回転するように形成されている。そして、突出部8pを負荷端子93側に倒すとOFFに、電源端子92側に倒すとONになるように設定している。倒す角度としては、基本的には、操作面9foに垂直な面に対しOFF側、ON側それぞれ同程度になるように設定している。例えば、ハンドル8(の突出部8p)の操作面9foに垂直な面に対するON側に倒れたときの角度、OFF側に倒れたときの角度をそれぞれαとすると、ハンドル8の操作軌道Ob8は、2αの回転角度範囲を有する扇形になる。
ハンドル8の根元側の根元部8bは円弧状をなして、開口9aよりも内部側に位置し、ハンドル8をOFF側に倒した際には、円弧状の根元部8bのうち、電源端子92側の面が略矩形状の開口9aの電源端子92側の部分から露出する。同様に、ON側に倒した際には、円弧状の根元部8bのうち、負荷端子93側の面が開口9aの負荷端子93側の部分から露出する。一方、突出部8pの根元部8b近傍には、操作軌道Ob8面に垂直な方向である幅方向に貫通する貫通孔8hが形成されており、どちら側に倒しても、操作面9foから突き出るように位置している。さらに、突出部8pの先端側にも、貫通はしていないが、幅方向に窪む凹部8cが形成されている。
なお、操作面9foのうち、ハンドル8を含む略矩形の領域Apeは、回路遮断器9がパネルで覆われた場合に、パネルの開口(パネルカット)から露出する範囲を示す。
<ハンドルロック装置>
このように構成された回路遮断器9のハンドル8に対し、本実施の形態にかかるハンドルロック装置1は、図1に示すように2つの部材によって構成している。ハンドル8に被せてハンドル8の動きを規制するハンドル固定部2(第一部材)と、南京錠7を用い、ハンドル固定部2がハンドル8から抜けないようにロックするロック部3(第二部材)である。
ハンドル固定部2は、図3に示すように、開口9aを囲むように枠状をなし、操作面9foを押さえつけるための押圧面2fpを有する枠状部2wの一端側にハンドル8(の突出部8p)に被せるキャップ部2cが形成されている。キャップ部2cの内面は、ハンドル8がONまたはOFFのいずれかに倒した時の角度に合わせ、押圧面2fpから離れるにつれ、中間部分から一端側に向かうように傾斜して形成されている。つまり、押圧面2fpに対する角度が、ハンドル8の操作面9foに対する角度αと同じになるように設定している。そして、キャップ部2cの内面の寸法は、突出部8pの外周面に対してがたつかない程度に調整されている。
なお、キャップ部2cの先端はハンドル8の先端を覆うことなく、開口しており、被せたハンドル8の先端が露出するようにしている。さらに、キャップ部2cの先端には、ハンドル8から抜く際の掴み代となるよう、幅方向の両側から張り出した張出部2xが形成されている。
また、枠状部2wの他端側の両内側面のそれぞれからは、押圧面2fpより突出し、キャップ部2cをハンドル8に嵌め込んだ際に、開口9aの内側面および縦方向の端面と嵌り合う、嵌合突起2pが形成されている。
上記のキャップ部2cと押圧面2fpが有れば、いずれか側に倒したハンドル8にハンドル固定部2を被せれば、押圧面2fpが操作面9foに当たるために、ハンドル8を操作しても中間位置までは移動できても反対側まで倒すことはできなくなる。さらに、嵌合突起2pが有れば、嵌合突起2pが開口9aの反対側の内端面に当たるので、ハンドル固定部2自体を縦方向に移動することもできなくなる。
例えば、ON側に倒したハンドル8にハンドル固定部2を被せれば、押圧面2fpと嵌合突起2pが、操作面9foと開口9aの内周面に当たるので、ハンドル8を操作してOFF側に倒すことはできなくなる。同様に、OFF側に倒したハンドル8にハンドル固定部2を被せれば、ハンドル固定部2を外さないかぎり、ハンドル8を操作してON側に倒すことはできなくなる。つまり、第一部材たるハンドル固定部2のみでも、ハンドル8の操作を制限することは可能である。しかし、ハンドル固定部2を外した故意のハンドル操作も防止するため、ロック部3および南京錠7を用いた施錠のため、以下の仕様も有している。
それは、突出部8pの貫通孔8hに連通する連通孔2chと、南京錠7の掛け金7kを通すための挿通穴2hlが形成されていることである。連通孔2chは、貫通孔8hと連通するとともに、凹部8cとも連通するように、枠状部2wの側面でもあるキャップ部2cの一つの面に連続して開口している。挿通穴2hlは、押圧面2fpから離れるように枠状部2wの他端側から中間部分に向かって傾斜して延在し、(取付時に)操作軌道Ob8面に垂直な面2fvを有する延在部2eの幅方向の中央に形成されている。これにより、挿通穴2hlは、ハンドル8の操作軌道Ob8面に平行な方向に抜けるとともに、ハンドル8の動作範囲の内側の位置に配置される。なお、延在部2eは、成形の際の金型構造が容易になるよう、キャップ部2cの抜き角度(α)と平行になるように形成している。
これに対し、ロック部3は、延在部8eの面2fvに対向するよう、図4に示すように、(取付時に)操作軌道Ob8面に垂直、つまり回路遮断器9の幅方向に平行な対向面3fhを有する板状部3tと、突出部8pの貫通孔8hに通すピン状部3pを有している。板状部3tの幅方向の中央には、掛け金7kを通すための通し穴3hが形成されている。また、凹部8cに対応して、ピン状部3pと平行な第二ピン3p2も形成されている。ピン状部3p、第二ピン3p2、および板状部3t(の対向面3fh)は、平行関係にあり、ともに側壁部3sの異なる位置から同じ方向に延びている。さらに側壁部3sの第二ピン3p2が形成された部分の直近には、張出部2xの一方の下面と当たる第一当接面3f1が形成され、板状部3tの側壁部3sから離れた部分には、張出部2xの他方の上面と当たる第二当接面3f2が形成されている。
次に、上述したハンドル固定部2とロック部3とを組み合わせて回路遮断器9のハンドル8の操作をロックする方法について図5を用いて説明する。
はじめに、ON/OFFいずれか側に倒したハンドル8(図5(a)ではON側)にハンドル固定部2のキャップ部2cを被せ、押圧面2fpが操作面9foに当たるまで押し込む。このとき、ハンドル固定部2の連通孔2chとハンドル8の突出部8pの貫通孔8hが重なる。さらには、連通孔2chは、凹部8cとも連通している(図5(b))。
つぎに、ロック部3をハンドル固定部2に対して、幅方向(矢印)に移動させてはめ込む(図5(c))。このとき、図3、図4で説明した、板状部3tの対向面3fhがハンドル固定部2の延在部8eの面2fvに沿うように、かつ、ピン状部3pがハンドル8の貫通孔8hに、第二ピン3p2が凹部8cに嵌るように、ロック部3をハンドル固定部2の側方からはめ込む。つまり、回路遮断器9に対して、操作軌道Ob8面に平行な方向に移動させることで被せるハンドル固定部2に対し、操作軌道Ob8に垂直な方向に移動させて、ロック部3を嵌め込んでいく。
すると、図5(d)に示すように、板状部3tに形成された通し穴3hと、ハンドル固定部2の延在部2eに形成された挿通穴2hlが重なる。そこで、重なった通し穴3hと挿通穴2hlに対し、南京錠7の掛け金7kを通す。そして、図6に示すように、南京錠7の掛け金7kを本体7mに固定(施錠)すると、ロック部3の板状部3tは、ハンドル固定部2の延在部8eに対して固定され、ピン状部3p(図4)は、ハンドル8の貫通孔8hに嵌っているため、ロック部3をハンドル固定部2から外すことはできない。また、幅方向の両側に形成された張出部2xの一方の下面と第一当接面3f1との接触、および他方の上面と第二当接面との接触により、ロック部3のハンドル固定部2への固定はさらに強固になっている。
このように、ロック部3が南京錠7によってハンドル固定部に固定された状態では、ピン状部3pと連通孔2chとの嵌り合いと、挿通穴2hlと通し穴3hとの掛かりによって、ハンドル固定部2をハンドル8から外すことはできなくなる。つまり、ハンドル操作を行うことはできなくなる。このとき、凹部8cに嵌る第二ピン3p2を設けたことで、ピン状部3pが誤って凹部8cに嵌ることなく、キャップ部2cをハンドル8に被せきったときに、はじめてハンドル8の貫通孔8hに嵌め込むことができるようになる。
このとき、南京錠7の掛け金7kを通す挿通穴2hlは、ハンドル8が倒れている側(一端)の逆側(他端)から中間部分に向かって延在している延在部2eに形成され、同じく通し穴3hは、延在部2eの一端側の面に沿わせた板状部3tに形成されている。つまり、南京錠7の掛け金7kを通す穴(挿通穴2hl、通し穴3h)は、図7に示すように、縦方向(y方向)において、ハンドル8を操作する際の操作軌道Ob8の内側で、かつ操作軌道Ob8面に平行に抜けるように配置されている。また、掛け金7kを通す穴(挿通穴2hl、通し穴3h)の開口は、幅方向(x方向)において、ハンドル8を操作する際の操作軌道Ob8、つまり中心線にかかっている。
そのため、南京錠7の掛け金7kおよび本体7mは、施錠した状態において、パネルカットから露出する領域Ape内に収まっている。さらに、キャップ部2cの先端を覆わずハンドル8の先端部が露出する程度に開放しているため、パネルの開閉の際の根元に近い部分に配置され、操作面9foの垂線に対するパネルカットの軌跡の傾斜が大きくなるような状態でも、その軌跡を回避する範囲Apt内に収めることができる。その結果、パネル内のどの位置に配置された回路遮断器9に対しても、施錠したままパネルの開閉を行うことができる。つまり、ハンドル操作をできないようにしたまま、パネルを開閉して、点検や補修等を行うことが可能になる。
つまり、掛け金7kを通す穴を、縦方向においては、ハンドルを倒した側から操作軌道Ob8の中央側の位置に設け、幅方向においてハンドル8の中心線にかかるように配置したので、南京錠7のハンドル8部分からのはみ出しを最小限に抑えることができた。さらに、掛け金7kを通す穴を、操作軌道Ob8の中央側の位置に設けたことで、図8に示すように、ハンドル8がON側に倒された場合であっても、OFF側に倒された場合であっても、南京錠7のハンドル8部分からのはみ出しを最小限に抑えることができる。
とくに、掛け金7kを通す穴(挿通穴2hl、通し穴3h)の上端面(操作面1foに対向する面)が、ハンドル8の回転軸Xrを通る操作面1foに垂直な面に対し、±5mmの範囲に入るようにすれば、その効果はさらに確実に顕れる。
なお、キャップ部2cの内面の寸法は、突出部8pの外周面とがたつかない程度である例を示したが、密着させる方が望ましい。さらに、突出部8pの外形寸法に対して小さくし、ハンドル固定部2をハンドル8に対して圧入させるような構成にしてもよい。この場合、ロック部3を被せる前であっても、ハンドル固定部2が回路遮断器9から落下するようなことがなく、複数の回路遮断器に対してのロック作業が容易になる。その際、ハンドルロック装置1の樹脂材料としては、突出部8pを構成する材料よりも硬度が低いものがよい。なお、ハンドルロック装置1としては、赤や黄等、目立つ色にすることによって、普段は操作しない回路遮断器9であることを周知させることができる。
なお、本実施の形態においては、回路遮断器9を対象として記載したが、これに限ることはない。漏電遮断器や単なる開閉を行う開閉器を対象としてもよく、回路遮断器、漏電遮断器等を含めて「開閉器用」ハンドルロック装置と称する。
以上のように、本発明の実施の形態1にかかる開閉器用ハンドルロック装置1によれば、開閉器(回路遮断器9)の操作面9foに設けられた開口9aから突出するON/OFF操作用のハンドル8を固定するハンドルロック装置1であって、開口9aを囲むとともに、操作面9foを押さえる押圧面2fpを有する枠状部2wと、枠状部2wの押圧面2fp側の一端部に開口し、ON/OFFいずれかに倒したハンドル8の角度αに合わせて凹状に形成されたキャップ部2cと、枠状部2wの他端部から一端部に向かって押圧面2fpから離れるように傾斜して延在し、ハンドル8の操作軌道Ob8面に平行に抜ける挿通穴2hlが形成された延在部2eとを有し、操作軌道Ob8面に平行な方向の動作により、キャップ部2cをハンドル8に被せるように構成した第一部材たるハンドル固定部2と、延在部2eの一端部側に形成された操作軌道Ob8面に垂直な面2fvに対向する対向面3fhを有するとともに通し穴3hが形成された板状部3tと、対向面3fhを延在部2eの面2fvに対向させた際に、対向面3fhおよび押圧面2fpに平行な方向に延びるピン状部3pとを有し、操作軌道Ob8面に垂直な方向の動作により、ハンドル固定部2を被せた回路遮断器9に組み込むように構成した第二部材たるロック部3と、を備え、ハンドル固定部2のキャップ部2cには、ハンドル8に被せた際に、ハンドル8に形成された操作軌道Ob8面に垂直な方向に抜ける貫通孔8hに連通する連通孔2chが設けられ、ハンドル固定部2を被せた回路遮断器9にロック部3を組み込んだ際、ピン状部3pが連通孔2chを介して貫通孔8hに嵌まり込むとともに、通し穴3hが挿通穴2hlと連通するように構成したので、掛け金7kを通す穴(通し穴3hが挿通穴2hl)がハンドル8の操作軌道Ob8の内側に位置することになり、南京錠7を操作面9foの最もハンドル8の操作範囲に近い位置に収めることができる。その結果、複数の開閉器を近接配置しても南京錠7が隣接する開閉器に干渉することがない。さらには、パネルを用いた場合でも、パネルカットからの南京錠7のはみ出しが無くなり、施錠したままのパネル開閉も可能になる。
とくに、延在部2eの挿通穴2hlは、キャップ部2cをハンドル8に被せた際に、操作軌道Ob8面に垂直な方向において、ハンドル8の中心部分に係るように開口しているようにすれば、南京錠7が開閉器の幅方向の中央に位置するため、左右いずれに隣接する機器に対しても干渉を最小限に抑えることができる。
さらに、延在部2eの挿通穴2hlと板状部3tの通し穴3hは、ハンドル固定部2を被せた回路遮断器9にロック部3を組み込んだ際に、ハンドル8の操作軌道Ob8面および操作面9foに平行な方向において、ハンドル8の回転軸Xrを含む操作面9foに垂直な面から±5mmの範囲に位置するように配置すれば、ON/OFFどちらに倒した状態のハンドル8に対してハンドルロック装置1を組み込んだ場合でも、上述した隣接機器との干渉およびパネルとの干渉を防止することができる。
また、延在部2eは、ハンドル8に合わせたキャップ部2hの角度と平行になるように形成すれば、金型を容易に構成することができ、生産性が向上する。
また、ロック部2には、ハンドル8の貫通孔8hと異なる位置に形成された操作軌道Ob8面に垂直な方向に凹む凹部8cに、嵌るように形成された第二のピン状部(第二ピン3p2)を有するようにすれば、ハンドル固定部2が中途半端にハンドル8に被さった状態で組み込むことを防止でき、ロックの確実性を向上できる。
また、キャップ部2cは、ハンドル8に被せた際にハンドル8の先端部分が開放されるように形成すれば、キャップ部2cをハンドル8の高さより突出させずに済む。そのため、例えば、パネルの開閉機構部分の直近に配置され、開閉機構部分を中心とする円弧状の軌跡の曲率半径が小さくなることで、操作面9foの垂線に対する傾きが大きくなる開閉器に対しても、施錠したままパネルを開閉することが可能になる。
1:ハンドルロック装置、
2:ハンドル固定部(第一部材)、 2c:キャップ部、 2ch:連通孔、 2e:延在部、 2fp:押圧面、 2fv:(被せた際に、操作軌道Ob8面に垂直な)面、 2hl:挿通穴、 2p:嵌合突起、 2w:枠状部、
3:ロック部(第二部材)、 3fh:対向面、 3h:通し穴、 3p:ピン状部、 3p2:第二ピン(第二のピン状部)、 3t:板状部、
7:南京錠、 7k:掛け金、 7m:本体、
9:回路遮断器、 9fo:操作面、 91:本体部、 92:電源側端子、 93:負荷側端子、
Ob8:操作軌道、 Xr:回転軸、 α:(ハンドルを倒した時の回転中心からの)角度。

Claims (6)

  1. 開閉器の操作面に設けられた開口から突出するON/OFF操作用のハンドルを固定するハンドルロック装置であって、
    前記開口を囲むとともに、前記操作面を押さえる押圧面を有する枠状部と、前記枠状部の前記押圧面側の一端部に開口し、ON/OFFいずれかに倒した前記ハンドルの角度に合わせて凹状に形成されたキャップ部と、前記枠状部の他端部から前記一端部に向かって前記押圧面から離れるように傾斜して延在し、前記ハンドルの操作軌道面に平行に抜ける挿通穴が形成された延在部とを有し、前記操作軌道面に平行な方向の動作により、前記キャップ部を前記ハンドルに被せるように構成した第一部材と、
    前記延在部の前記一端部側に形成された前記操作軌道面に垂直な面に対向する対向面を有するとともに通し穴が形成された板状部と、前記対向面を前記延在部の面に対向させた際に、前記対向面および前記押圧面に平行な方向に延びるピン状部とを有し、前記操作軌道面に垂直な方向の動作により、前記第一部材を被せた前記開閉器に組み込むように構成した第二部材と、を備え、
    前記第一部材の前記キャップ部には、前記ハンドルに被せた際に、前記ハンドルに形成された前記操作軌道面に垂直な方向に抜ける貫通孔に連通する連通孔が設けられ、
    前記第一部材を被せた前記開閉器に前記第二部材を組み込んだ際、前記ピン状部が前記連通孔を介して前記貫通孔に嵌まり込むとともに、前記通し穴が前記挿通穴と連通するように構成していることを特徴とする開閉器用ハンドルロック装置。
  2. 前記延在部の前記挿通穴は、前記キャップ部を前記ハンドルに被せた際に、前記操作軌道面に垂直な方向において、前記ハンドルの中心部分に係るように開口していることを特徴とする請求項1に記載の開閉器用ハンドルロック装置。
  3. 前記延在部の前記挿通穴と前記板状部の前記通し穴は、前記第一部材を被せた前記開閉器に前記第二部材を組み込んだ際に、前記ハンドルの前記操作軌道面および前記操作面に平行な方向において、前記ハンドルの回転軸を含む前記操作面に垂直な面から±5mmの範囲に位置するように配置していることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉器用ハンドルロック装置。
  4. 前記延在部は、前記ハンドルに合わせた前記キャップ部の角度と平行になるように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の開閉器用ハンドルロック装置。
  5. 前記第二部材には、前記ハンドルの前記貫通孔と異なる位置に形成された前記操作軌道面に垂直な方向に凹む凹部に、嵌るように形成された第二のピン状部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の開閉器用ハンドルロック装置。
  6. 前記キャップ部は、前記ハンドルに被せた際に前記ハンドルの先端部分が開放されるように形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の開閉器用ハンドルロック装置。
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