JP6947064B2 - 見守り装置、見守り方法、および見守りプログラム - Google Patents
見守り装置、見守り方法、および見守りプログラム Download PDFInfo
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Description
図1は、この発明にかかる見守りシステムの構成例を示す図である。この例にかかる見守りシステムは、対象者の日常生活を見守り、且つ介助者に対して対象者の介助を迅速に行えるように支援するものである。対象者は、例えば一人暮らしをしている高齢者、介護施設等の入居者である。また、介助者は、例えば対象者の家族、対象者を介助することを契約した人(介護施設の職員を含む。)である。
図2は、この例にかかる見守り装置の主要部の構成を示すブロック図である。見守り装置1は、制御ユニット11と、表示・操作部12と、対象者管理データベース13(対象者管理DB13)と、センサ接続部14と、通信部15とを備えている。
以下、この例にかかる見守り装置1の動作について説明する。この見守り装置1は、以下に示す、状態判定処理、および状態推定処理を並行して行う。図5は、状態判定処理を示すフローチャートである。
対象者の睡眠の深さ、および睡眠時間は、人感センサ51、および生体センサ52の検知出力によって判断できる。例えば、見守り装置1は、対象者がベッドで略静止した状態を、対象者の睡眠の開始(入眠)であると判断する。対象者がベッドで略静止している状態は、画像センサ、音波センサ、振動センサ、圧力センサ等の人感センサ51の検知出力によって判断できる。また、睡眠中の対象者の呼吸および対象者の心拍は、音波センサや圧力センサ等の生体センサ52の検知出力によって取得できる。状態判定部23は、人感センサ51、および生体センサ52の検知出力によって、対象者の睡眠の開始時刻〜終了時刻、対象者の睡眠中の眠りの深さ、睡眠途中での対象者の覚醒や寝返り等の睡眠中の行動を時系列に取得することで、対象者の睡眠の深さ、および睡眠時間にかかる対象者の状態を判定できる。
入眠時刻は、上記したように、人感センサ51、および生体センサ52の検知出力によって判断できる。適正度推定部24は、状態判定部23が判定した対象者の入眠時刻の適正度を適正基準情報35を用いて推定し、ここで推定した適正度によって、対象者の入眠時刻が適正であるかどうかを判定する。
対象者がトイレを使用したかどうかは、トイレに設置した人感センサ51の検知出力から取得できる。適正度推定部24は、状態判定部23が判定した対象者のトイレの使用頻度の適正度を適正基準情報35を用いて推定し、ここで推定した適正度によって、対象者のトイレの使用頻度が適正であるかどうかを判定する。
対象者がトイレを使用しているかどうかは、トイレに設置した人感センサ51の検知出力から取得できる。適正度推定部24は、状態判定部23が判定した対象者のトイレの使用時間の適正度を適正基準情報35を用いて推定し、ここで推定した適正度によって、対象者のトイレの使用時間が適正であるかどうかを判定する。
トイレの使用頻度に影響を与える影響因子は、例えば、睡眠前の飲酒などの事象である。睡眠前の飲酒量は、生体センサ52の検知出力から推定できる。例えば、対象者の血圧の変化から、飲酒量を推定することができる。影響度推定部21は、対象者のトイレの使用頻度に与える影響度の大きさを飲酒量から推定する。状態推定部22は、影響度推定部21が推定した影響度の大きさに基づき、対象者のトイレ使用の時間間隔や、入眠からトイレ使用までの時間間隔等を推定する。適正度推定部24は、対象者管理DB13に記憶している適正基準情報35を参照して、トイレの使用頻度について適正度を推定し、ここで推定した適正度によって、対象者のトイレの使用頻度が適正であるかどうかを推定する。
対象者の睡眠時間に影響を与える影響因子は、例えば、訪問者の面会などの事象である。訪問者の面会時間、訪問者の人数、訪問者との間柄(子供、孫、医者等)等は、イベント関連情報32として対象者管理DB13に記憶されている。影響度推定部21は、対象者の睡眠時間に与える影響度の大きさを、訪問者の面会時間、訪問者の人数、訪問者との間柄(子供、孫、医者等)等に基づいて推定する。状態推定部22は、影響度推定部21が推定した影響度の大きさに基づき、対象者の入眠時刻や、睡眠時間等を推定する。適正度推定部24は、対象者管理DB13に記憶している適正基準情報35を参照して、対象者の入眠時刻や、睡眠時間等について適正度を推定し、ここで推定した適正度によって、対象者の入眠時刻や、睡眠時間等が適正であるかどうかを推定する。
対象者の食事量に影響を与える影響因子は、例えば、前日の睡眠時間等である。対象者の睡眠時間は、人感センサ51、および生体センサ52の検知出力によって判断できる。影響度推定部21は、対象者の食事量に与える影響度の大きさを、前日の睡眠時間等に基づいて推定する。状態推定部22は、影響度推定部21が推定した影響度の大きさに基づき、対象者の食事量を推定する。適正度推定部24は、対象者管理DB13に記憶している適正基準情報35を参照して、対象者の入眠時刻や、睡眠時間等について適正度を推定し、ここで推定した適正度によって、ここで推定した適正度によって、対象者の食事量が適正であるかどうかを推定する。
また、見守り装置1は、図5、および図6に示す処理を、ディープラーニングを活用して学習するコンピュータ(所謂、人工知能(AI:Artificial Intelligence))で実行する構成にしてもよい。このように構成すれば、コンピュータの学習が進むにつれて、対象者の状態が適正であるかどうかの判定精度が向上する。
<付記>
対象者の状態に影響を与える影響因子について、前記影響因子の内容が入力される入力部(12)と、
前記入力部(12)において入力された前記影響因子の内容に基づき、当該影響因子の影響を受けた前記対象者の状態を推定する状態推定部(22)と、を備えた見守り装置(1)。
5…検知用センサ群
6…出力端末
7…ネットワーク
11…制御ユニット
12…表示・操作部
13…対象者管理データベース(対象者管理DB)
14…センサ接続部
15…通信部
21…影響度推定部
22…状態推定部
23…状態判定部
24…適正度推定部
31…検知情報
32…イベント関連情報
33…判定項目情報
34…影響度情報
35…適正基準情報
51…人感センサ
52…生体センサ
53…環境センサ
54…位置センサ
55…機器状態検知センサ
56…設備状態検知センサ
Claims (5)
- 対象者の行動予定の内容が、当該対象者の状態に影響を与える影響因子の内容として入力される入力部と、
前記入力部において入力された前記影響因子の内容に基づき、当該影響因子について、前記対象者の状態に与える影響度の大きさを推定する影響度推定部と、
前記影響度推定部において推定された、前記影響因子が前記対象者の状態に与える影響度の大きさに基づき、この影響因子の影響を受けた場合における前記対象者の状態を推定する状態推定部と、
前記状態推定部によって推定された前記対象者の状態の適正度を推定し、ここで推定した適正度によって前記対象者の状態が適正であるかどうかを判定する適正度推定部と、
前記適正度推定部によって前記対象者の状態が適正でないと判定されると、その旨を出力する出力部と、
を備えた見守り装置。 - センサの検知出力に基づき、前記対象者の現在の状態を判定する状態判定部を備え、
前記出力部は、前記状態判定部によって判定された前記対象者の現在の状態と、前記状態推定部によって推定された前記影響因子の影響を受けた場合における前記対象者の状態とを出力する、
請求項1に記載の見守り装置。 - 前記対象者について、前記影響因子の影響を受けなかった場合の状態を示す適正基準情報を記憶する記憶部を備え、
前記適正度推定部は、前記状態推定部によって推定された前記対象者の状態の適正度を、前記適正基準情報を基準にして推定する、
請求項1、または2に記載の見守り装置。 - 入力部において、対象者の行動予定の内容が、当該対象者の状態に影響を与える影響因子の内容として入力される入力ステップと、
前記入力部において入力された前記影響因子の内容に基づき、当該影響因子について、前記対象者の状態に与える影響度の大きさを推定する影響度推定ステップと、
前記影響度推定ステップにおいて推定された、前記影響因子が前記対象者の状態に与える影響度の大きさに基づき、この影響因子の影響を受けた場合における前記対象者の状態を推定する状態推定ステップと、
前記状態推定ステップで推定した前記対象者の状態の適正度を推定し、ここで推定した適正度によって前記対象者の状態が適正であるかどうかを判定する適正度推定ステップと、
前記適正度推定ステップで前記対象者の状態が適正でないと判定すると、その旨を出力部において出力する出力ステップと、
をコンピュータが実行する見守り方法。 - 入力部において、対象者の状態に影響を与える影響因子の内容として、当該対象者の行動予定の内容が入力される入力ステップと、
前記入力部において入力された前記影響因子の内容に基づき、当該影響因子について、前記対象者の状態に与える影響度の大きさを推定する影響度推定ステップと、
前記影響度推定ステップにおいて推定された、前記影響因子が前記対象者の状態に与える影響度の大きさに基づき、この影響因子の影響を受けた場合における前記対象者の状態を推定する状態推定ステップと、
前記状態推定ステップで推定した前記対象者の状態の適正度を推定し、ここで推定した適正度によって前記対象者の状態が適正であるかどうかを判定する適正度推定ステップと、
前記適正度推定ステップで前記対象者の状態が適正でないと判定すると、その旨を出力部において出力する出力ステップと、
をコンピュータに実行させる見守りプログラム。
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