JP6946287B2 - 触覚による振れ測定及び長さ測定 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺形材の端面の振れを測定するための測定装置に関する。本発明はまた、長尺形材の端面の振れを測定するための方法に関する。
回転対称の管及び中実材料は、長尺形材を横切した後、管切断機によって端部が加工される。
特に被加工物端部は面取りされ、研磨される。端面に対する要求は高まる一方である。一般的に、端面の振れを0.05mm未満にすることが必要である。
その上、生産性が最大限の加工機内で振れを測定することが必要であり、1.2μmよりも高い計測精度が求められる。生産性が高いために、つまりサイクル時間がわずか1.3秒であるために、非常に短い時間内に振れを正確に測定することが必要とされ、測定は約0.6秒以内に行われなければならない。
特許文献1から、管切断機測定装置用の直線案内装置が公知である。これは波状の外壁を備えた案内要素を備えており、この案内要素はチャンネル内を往復で稼働できる。
特許文献2には、管の真円度及び軸振れの測定方法が開示されている。ここでは遊び補正式のクランプアダプタを使って試験機内に収容されたロータが回転し、回転中にロータが接触式又は非接触式のセンサによって周囲面及び/又は側面が触れられ、そこから真円度及び軸振れグラフが作成される。
特許文献3により、細い物体の表面のプロファイル、特に管端部壁面のプロファイルを測定するためのプロファイル測定装置が公知である。この測定装置は、2つのプローブヘッドを備えており、これが測定物体の走行方向に対して傾いて可動である。
公知の測定装置は単独の測定プローブを備え、このプローブの横を、長尺形材の長軸周りを回転運動中の端面が通過する。その際に測定値が特定され、続いてこの測定値が評価される。長尺形材の回転運動が原因で、挙げられた要求を満たすためには、計測精度は十分ではなく、また測定時間も長い。
独国特許出願公開第102011018297号明細書 独国特許出願公開第4225195号明細書 独国特許発明第102006019354号明細書
したがって、本発明の課題は、長尺形材の端面の振れを高い計測精度で短いサイクル時間で特定するための測定装置を提供することである。
さらに、本発明の課題は、長尺形材の端面の振れ測定を高い計測精度で短いサイクル時間で可能にする方法を提供することである。
装置の観点から、この課題は冒頭に挙げられた種類の、請求項1の特徴を備えた測定装置によって解決される。
長尺形材の端面の振れを測定するために、少なくとも1つの、長軸上を往復運動可能な測定ヘッドは、複数の隣り合って配置された測定プローブを備え、この測定プローブは測定ヘッドの隣に配置された長尺形材用支持部を備え、及び測定装置は評価装置を備え、この評価装置は各測定プローブと測定データを伝送可能に接続されており、個々の測定値から振れを算出する。
本発明は、長尺形材の端面の振れを、以下のような考えを使用して特定する。すなわち、ただ1回の測定プロセスで同時に複数の個別測定が、それぞれ1つの測定プローブにより行われ、アダプタ内で長尺形材を回転させないですむために公知の測定装置と比べて測定時間が格段に短縮される。回転させない代わりに、個々の測定結果が評価され、個別測定値から振れが算出される。
長尺形材においては、長軸の周りを回転する回転対称形状、特に管又は横断面が円形の中実形状が好ましい。しかし、横断面が任意の形状、特に長方形、三角形、正方形で使用されることも考えられる。
端面とは、特に管又は中実形状の長尺形材の正面側の面であると理解できる。管の場合端面は輪であり、中実形状の場合は円盤である。
振れは、端面の平坦度のための尺度である。振れは、長軸周りを回転する際に前記端面が前後に移動する最大距離である。可能であれば、端面の回転運動時に振れが0.05mm未満が望ましい。50μmの振れを精密に測定できるよう、計測精度がより優れていること、つまり1.25μm未満が必要である。本発明による測定装置は、1.25μmより高い計測精度可能にし、その際に個々の測定にかかる時間はわずか0.6秒である。この場合その測定時間には、長尺形材の支持部への挿入、本来の測定とそれに伴う端面への測定ヘッドの接近、及び長尺形材の取出し及び評価も含まれている。
製造プロセス中に加工機内で測定を行うことができるよう、測定装置の測定能力インデックス、いわゆるCgk-値が少なくとも1.33あることが必要である。このCgk-値が満たされないと、その測定装置は測定するべき公差に適していない。測定能力Cgは、Cg=0.2*T/6/Sgで計算され、ここでTは公差、Sgは測定の標準偏差である。Cgは少なくとも1.33以上でなければならない。Cgk-値はさらに平均値の状況を考慮し、及びその平均値が規準値と一致する場合にのみCg値と同じになる。そうでなければCgk-値は常にそれに応じて小さくなる。測定の平均値が規準値に等しいと仮定すると、計測精度が算出される。つまり、標準偏差は上述の測定システムの式で公差が0.05mmの場合にSg=0.2*0.05/6/1.33=0.00125mm又は1.25μmとなる。公差T=50μmで計測精度1.25μmとなり非常に高く思われるが、実際には測定値を十分に信頼可能にするために必要であることがわかっている。
好ましくは測定装置は長軸に沿って向かい合っている2つの測定ヘッドを備え、その間に長尺形材用支持部が配置される。ここで、片方のヘッドの測定プローブは支持部の一方の側に備え、さらに別の測定ヘッドがさらに別の測定プローブを支持部のもう一方の側に備えている。いずれの測定プローブも、さらに別の測定プローブのいずれも、他の測定プローブ及びさらに別の複数の測定プローブから独立して単独であり、長さ方向に可動に形成されている。
さらに別の測定プローブは測定ヘッドの測定プローブのように、好ましくは同様に隣り合って、さらに別の測定ヘッドのそばに配置されている。2つの測定ヘッドを備えた測定装置の構造により反対側にある長尺形材、特に管材又は中実材の端部の振れを同時に測定できる。
好ましくは、測定装置を使って横断面において長さ方向に対して垂直に、円形の長尺形材の軸振れが特定され、それゆえに測定プローブ及び/又はさらに別の測定プローブが円形に測定ヘッド又はさらに別の測定ヘッドに配置される。これはしかし、別の、特に上に上げられた形状でも、考え得る。測定プローブは特に他の形状の場合に、その形状に適合して測定ヘッドに配置することができる。
好ましくは、各測定プローブは長尺形材と接触するための支持面を備え、さらに各測定プローブには測定システムが割り当てられている。この支持面は向かい合って測定プローブに配置されており、評価装置とデータ送信可能に接続されている。測定システムは、触覚測定プローブであり、測定プローブを長軸に沿ってスライドさせて1ミクロン未満を測定可能な精度を備えている。この測定システムは、誘導位置測定システム、レーザ測定システム、又は他の測定システムであってもよい。また、測定システム種類の組合せも考えられる。
好都合には、さらに別の測定ヘッドも長軸に沿って往復スライドが可能に形成されている。
本発明の特に好ましい実施形態では、この測定装置は測定ヘッドに割り当てられた位置センサを備え、測定ヘッドに割り当てられたさらに別の位置センサを備えている。この位置センサとさらに別の位置センサは測定ヘッド又はさらに別の測定ヘッドの位置を特定する。それによって振れと並んで長尺形材の長さを特定することが可能であり、及び評価装置を使って長さから、振れを考慮して長尺形材の最大、最少及び平均の長軸に沿った長さが推論できる。
方法の観点から、本課題は請求項8の特徴を備えた方法によって解決される。
長尺形材の端面の振れを測定する方法は、長尺形材が支持部内に置かれ、少なくとも1つの測定ヘッドが複数の隣り合って配置された測定プローブを備え、端面の長軸に沿ってスライドされ、すべての測定プローブが端面の一部に接触し、及び測定プローブの測定値が評価装置に送られ、この評価装置で個々の測定値から振れが算出される、本発明による方法を含んでいる。
本発明による方法は、特に上述の測定装置の1つを使用して実施することに適している。
好ましくは個別測定値から、測定プローブの差値を、好ましくは隣接する測定プローブの差値を計算し、差値から振れを算出する。
本方法は特に短い、つまり測定は0.6秒未満で行える。なぜなら長尺形材はただ支持部内に置かれる必要があるだけで、測定ヘッド、又は本方法の他の実施形態で測定ヘッド及び他の測定ヘッドが、同時に長尺形材の端部に送られ、及び同時に複数の個別測定が各測定プローブで又はさらに別の測定ヘッドのさらに別の測定プローブで行われ、及び同時に得られた測定値から評価装置で振れが算出される。したがって、長尺形材を測定ヘッドに沿って、例えば回転運動又は類似の運動で案内することは不要である。
本発明は、実施例を使用して7つの図で説明される。
従来技術で振れ不良を特定するための第1の測定装置である。 従来技術で振れ不良を特定するための第2の測定装置である。 管材の2つの端部端面の振れ不良を特定するための本発明による測定装置である。 図3の測定ヘッドの正面図である。 図4のV−V線矢視の断面図である。 図3の測定ヘッドの内面図である。 測定ヘッド及びさらに別の測定ヘッドの内面図及び外面図である。
従来技術では、管材3の2つの端部1、2の振れ不良は周知の方法で、2つのレーザシステムを使用して測定される。その場合、管材3は2つの同時に回転する支持部ローラ4、5の対に支持される。個々の支持部ローラは同時に回転するよう駆動され、それによって管材3は長軸L周りの回転運動状態に置かれる。管材3の回転中、2つのレーザ測定システム8、9を使って、管材3の2つの正面の端面6、7で測定が行われる。
問題なのは、レーザ測定システム8、9が、端面6、7の表面変化、例えば交互に光沢表面と曇った表面になるような変化が、測定精度に影響することである。さらに、回転する管材3の軸方向の位置は回転中は一定ではない。これは支持部ローラ4、5の技術的不正確さから来るものである。これにより、結果が、3μm未満の計測精度に達しない可能性があるという結果をもたらす。
図2は第2の公知の測定装置を示しており、こちらもやはり同時に回転する支持部ローラ対4、5を備えており、その上で管材3が長軸L周りを回転する。管材3の端部1、2には、2つの触覚による測定システム21、22が設けられており、この測定システムは管材3のそれぞれ1つの端面6、7に向けられており、各端面6、7と接触する。触覚による測定システム21、22は管材3上に力を加えるために管材が追加的に軸方向から外れるため、測定誤差が存在し、及び触覚による測定システム21、22の3μm未満という精度は不可能である。
しかし図3に示された本発明による測定装置は、1μmよりも優れた計測精度を可能にしている。図3による測定装置は、2つの支持部プリズム31、32を備え、これらの上で管材3は測定中、支持部プリズム31、32に対して静止して支持される。管材3の長軸Lに沿って、1つの管材端部3に測定ヘッド33が、さらに別の管材端部2にさらに別の測定ヘッド34が備えられている.測定ヘッド33及びさらに別の測定ヘッド34は、長軸L方向に、図示していない電気駆動装置を使って往復運動可能に形成されている。2つの測定ヘッド33、34は、横側に位置センサ35又はさらに別の位置センサ36を備えている。位置センサ35、36は、U字型ガイド351を備え、この中にT字型のロータ352入れられており、これが測定ヘッド33と不動に接続されている。同様のことが、さらに別の測定ヘッド34、及びさらに別のガイド361とさらに別のロータ362の構造に適用される。
この管材3とは反対向きのロータ352正面には、測定ヘッド33用の位置測定システム37が備えられている。同様のことがさらに別の測定ヘッド34に適用される。
測定ヘッド33自体は、支持部プリズム31、32の方を向いた測定プローブガイド331及び圧力カバー332を備えている。測定プローブガイド331内には、リング状に配置されている複数の、本例では12個の測定プローブ333が入れられる。しかしこれより多くても少なくても測定プローブ333を備えていてよい。これに対応してさらに別の測定ヘッド34はさらに別の測定プローブガイド341及びさらに別の圧力カバー342を備えている。この、さらに別の測定プローブガイド341内には、12個のさらに別の測定プローブ343が配置されている。さらに別の測定プローブ343は、長軸L方向に往復でスライド可能な、測定プローブガイド331に対して個別に可動の構成部品であり、これら可動の構成部品がそれぞれ1つの、可動の構成部品に割り当てられている個別ガイド内で、さらに別の測定プローブガイド341に対して可動に配置されている。各さらに別の測定プローブ343の外周は、接触面積を拡大するために波形に形成されており、それによってその個別ガイドが安定化される。同様のことが、やはり測定プローブ333にも適用される。
図4は支持部プリズム31内に入れられた管材3を通して見た、図3の測定ヘッド33の正面図である。管材3の長軸L及び測定ヘッド33の長軸Lはここでは一致している。しかし、同心が不正確な状態での測定が実施されること、つまり軸管材3の長軸L及び測定ヘッド33の長軸Lが互いに平行にずれているか又はそれどころか互いにわずかに角を成して配置されていることも考えられる。図4は測定ヘッド33の12個の測定プローブ333を示しており、その中で管材3の方を向いた端部が管材3のための支持面を備えているため、測定ヘッド33が長軸Lに沿って管材3上で管材3の振れと長さを測定するために送られる場合、測定プローブ333がそれぞれ管材3の範囲と接触する。
図5は、図4のV−V線矢視の断面図である。特に12時の位置及び6時の位置に基づいて、長軸Lに沿って切断された測定プローブ333で測定プローブ333が、半径方向に細い中実形状構成部品であることが見て取れ、測定ヘッド33の長軸Lに沿って往復運動が可能に形成されているが、ここではその波型に形成された外壁によって非常に安定した個別ガイドを備えている。管材3の方を向いた測定ヘッド33の部分が測定プローブガイド331であり、管材3の反対を向いた測定ヘッド33の部分は圧力カバー332であり、これは測定ヘッド33に対して取り付けられている。圧力カバー332内には各測定プローブ333のために測定システム38が備えられている。12個の測定システム38それぞれが、触覚による測定プローブであり、これが、これ自体に割り当てられた測定プローブ333を長軸Lに沿ってずらし、1μmよりも良好な精度で測定する。特に、管材3の端面6の不良を確認するために測定プローブ333をさまざまにスライドすることが可能である。
図6は、測定ヘッド33の内部配置である。この測定ヘッドは端面6に近接している12個の測定プローブ333を備え、端面6の反対側にある測定プローブ333に測定システム38とを備え、この測定システムは各測定プローブ333のために長軸Lに沿った位置変化を正確に測定する。ここで精度は1μmより高い。管材3と個々の測定システム38の長軸L、及び測定プローブ333の運動方向は対になって互いに平行である。
図7は測定ヘッド33と、カバーされたさらに別の測定ヘッド34の配置を示しており、これら測定ヘッドは互いに左右対称に構成されている。測定ヘッド33、34はそれぞれ、この場合は12個の測定プローブ333、343を備えている。当然ながらもっと多い又は少ない数の測定プローブ333、343が2つの測定ヘッド33、34のそれぞれに備えられていることも考えられる。2つの測定ヘッド33、34の測定プローブ333、343の数は、互いに異なっていてもよい。
管材3の2つの端面6、7の振れ不良を実施するために、まず2つの測定ヘッド33、34が互いに離れるよう移動する。管材3は2つの支持部プリズム31、32上に置かれ、測定プローブ333、343がそれぞれ、端面6、7のそれぞれ1つの一部に来るまで、2つの測定ヘッド33、34が同時に2つの管端1、2上を動く。測定プローブ333、343のそれぞれが、管材3の2つの端面6、7のどちらかと接触すると、測定ヘッド33の12個の測定プローブ333、及びさらに別の測定ヘッド34の12個のさらに別の測定プローブ343の測定値が記録される。測定ヘッド33、34当たり12個の個別測定値からから、隣接する個別測定プローブ333、343の測定値の相違が形成されることによって、端面6の形状が個々の点を補間することで特定される。端面6では、こうして1μm未満の不良が特定され得る。相応する測定は、さらに別の測定ヘッド34によってさらに別の端面7で行われる。評価は同様に端面6での測定プローブ333の測定値の評価と対応する。
さらには、2つの測定ヘッド33、34で2つの位置センサ35、36を使用して、2つの測定ヘッド33、34の互いからの間隔を特定し、それによって端面不良を考慮して管材3の長さが推測できる。計算は、図示していない評価ユニットで行われる。こうして、最大管長、最少管長、及び平均管長を示すことが可能である。
1 管材端部
2 管材端部
3 管材
4 支持部ローラ
5 支持部ローラ
6 端面
7 端面
8 レーザ測定システム
9 レーザ測定システム
21 触覚による測定システム
22 触覚による測定システム
31 支持部プリズム
32 支持部プリズム
33 測定ヘッド
34 測定ヘッド
35 位置センサ
36 位置センサ
37 位置測定システム
38 測定システム
331 測定プローブガイド
332 圧力カバー
333 測定プローブ
341 測定プローブガイド
342 圧力カバー
343 測定プローブ
351 U字型ガイド
352 T字型ロータ
361 U字型ガイド
362 T字型ロータ
L 長軸

Claims (9)

  1. 1つの長尺形材(3)の端面(6、7)の振れを測定するための測定装置であって、
    少なくとも1つの、長軸(L)に沿って往復でスライド可能な測定ヘッド(33、34)、
    互いに隣り合って配置され、前記測定ヘッド(33、34)に対して長軸(L)に沿って個別に可動であり、前記長尺形材(3)のための支持部(31、32)の方を向いている複数の測定プローブ(333、343)であって、前記支持部(31、32)は、前記測定ヘッド(33、34)の隣に配置されている、複数の測定プローブ(333、343)、及び、評価装置を備えており、
    いずれの前記測定プローブ(333)も、前記長尺形材(3)のための支持面を備えており、いずれの前記測定プローブ(333)にも測定システム(38)が割り当てられており、前記測定システムが前記評価装置とデータ送信可能に接続されており、すべての測定プローブ(333、343)が前記端面(6、7)の一部に接触され
    前記測定プローブ(333、343)はリング状に配置されており、各測定プローブ(333、343)の外周は波形である、測定装置。
  2. 請求項1に記載の測定装置であって、
    前記長軸(L)に沿って向かい合って配置されている2つの測定ヘッド(33、34)の間に、前記長尺形材(3)のための前記支持部(31、32)が配置されていること、及び前記測定ヘッド(33)の前記測定プローブ(333)及びさらに前記別の測定ヘッド(34)のさらに別の前記測定プローブ(343)がそれぞれ前記支持部(31、32)の方を指し示し、さらに別の前記測定プローブ(343)がさらに別の前記測定ヘッド(34)に対して長さ方向に可動に形成されており、かつ隣り合って配置されていることを特徴とする、測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の測定装置であって、
    前記測定プローブ(333)及び/又はさらに別の前記測定プローブ(343)が円形に配置されていることを特徴とする、測定装置。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の測定装置であって、
    前記測定システム(38)が触覚による測定プローブを含んでいることを特徴とする、測定装置。
  5. 請求項2又は3に記載の測定装置であって、
    さらに別の前記測定ヘッド(34)が前記長軸(L)に沿って往復でスライド可能に形成されていることを特徴とする、測定装置。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の測定装置であって、
    前記測定ヘッド(33)に位置センサ(35)が、及びさらに別の前記測定ヘッド(34)にさらに別の位置センサ(36)が割り当てられていることを特徴とする、測定装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の測定装置を用いて、長尺形材(3)の端面(6、7)の振れを測定するための方法であって、
    前記長尺形材(3)が支持部(31、32)内に置かれ、
    複数の隣り合って配置されている測定プローブ(333、343)を備えた少なくとも1つの測定ヘッド(33、34)が長軸(L)に沿って端面(6、7)に対してスライドされ、すべての測定プローブ(333、343)が前記端面(6、7)の一部に接触し、前記測定プローブ(333、343)の個別測定値が評価装置に送られ、前記評価装置で個別測定値から振れが計算される、方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、
    前記個別測定値から差値が計算され、前記差値から振れが計算されることを特徴とする、方法。
  9. 請求項7又は8に記載の方法であって、
    前記測定ヘッド(33)とさらに別の前記測定ヘッド(34)の位置測定値がそれぞれ位置センサ(35、36)を使用して測定され、前記位置測定値から長尺形材長が振れを考慮して特定されることを特徴とする、方法。
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