JP6945843B2 - ブレーキ装置を備えた台車 - Google Patents

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Description

本発明は、傾斜地等に設けた縦排水溝を利用して台車の牽引により荷物を持ち上げる荷揚装置となる台車に関し、安定した状態で荷揚げを行うことができると同時に、該台車に落下する負荷が作用した場合、該台車本体にブレーキが作動する落下防止のためのブレーキ装置を備えた台車に関するものである。
傾斜地等において各種作業を行う場合、所定の荷物を作業現場まで持ち上げる必要があるが、該荷物を持ち上げる荷揚装置として滑車やウィンチ等を利用しての牽引荷揚げが行なわれている。
また、荷揚げのための荷物幅を確保する必要上、所定の軌道を得るために傾斜地等での伐採や整地作業を事前に行うことが強いられ、荷揚げのための準備作業となる前段階で人や荷物の落下等の危険を伴うものであった。
更に、軌道確保後の荷揚げ時には、該荷物の落下防止のために該荷物を堅固に巻き付けたり、梱包したりする作業が必要となり、上昇後にはそれらを開放して荷物を取り出す作業も必要となり、煩雑な作業が強いられている。また、上昇時に牽引手段となるロープやワイヤー等が切断される等の不具合が生じた場合、該荷物はそのまま落下する危険を伴うものであった。
更に、荷揚げ軌道となる傾斜地等と略水平地と考えられる荷揚げ現場との間には軌道に沿って段差部が生じており、台車の前後左右の車輪が共に接地する安定した状態で該段差部を乗り越えることは困難であった。
下記する特許文献1のように、所定の軌道上を走行する台車を利用することにより上記した落下する危険を回避することができるが、該台車は、その車輪の車軸に別体となる爪部を設けたカムを形成し、該カムの爪部が該車輪より外方へ突出することで台車の落下防止装置としている。しかし、該台車は、荷揚げ専用のための様々な特殊装置付となっており、該台車を通常の平坦地等で使用する場合、該車輪が逆回転すると爪部が該車輪より突出することになり、通常使用の台車としては使用できない荷揚げ専用の特殊な台車となっていた。
また、台車の構成は、段差部の有る軌道を通過する場合においても、荷物や台車に負荷を与えることなく安定した状態で走行できることを考慮したものではなかった。
特開平9−142799号公報
本発明は、傾斜地等の傾斜面に沿って既に構築されている排水路となる縦排水溝を利用し、該縦排水溝を台車における前後左右の車輪を跨がせて該台車を位置させ、該台車の前後左右の車輪が該縦排水溝を形成する左右側壁の上端部となる平滑面から脱輪することのないように滑動できるようにし、該台車にワイヤーやウィンチ等の牽引手段を用いることで荷揚装置としたことにより、障害物のない荷揚げ軌道を確保するための準備作業を割愛することができ、また、荷造りのための作業時間を大幅に縮小することを可能としたものである。
更に、荷揚げ軌道となる傾斜地等の長手方向に生じている段差部を荷崩れを生じさせることなく安定した状態で台車を乗り越えさせることを可能としたものである。
また、該台車の裏面側に車輪の縦排水溝への脱輪防止を兼ねた出没自在のブレーキ格納部を設け、該台車のガイド手段とするとともに、荷揚げ用の牽引手段となるワイヤー等が切断される等の不具合が生じた場合、直ちに該ブレーキ格納部からブレーキ手段が突出し、該縦排水溝の左右側壁に強く係止し、該台車が落下することを防止したものである。
本発明は、傾斜地に形成した縦排水溝の左右側壁上端部を走行する左右の前・後輪によって昇降する台車において、該台車の荷載板を支持する枠組された枠材や補強材(以下、様々な形状のものを含めフレームという)の前方側中央部に走行方向への牽引により摺動自在とした牽引摺動部を設け、該牽引摺動部の後方中央部に該前・後輪より縦排水溝内側へ突出する台車落下防止用のブレーキ格納部を設け、該ブレーキ格納部には基盤となる板面体の左右側端部に回転軸を設け、該回転軸を中心に水平方向に回動する周縁部に係止爪を形成した左右変形扇形回転板を設け、該牽引摺動部の後端部と該左右変形扇形回転板の周縁側側端部に形成したピンを各々左右のワイヤーにより連結し、該左右変形扇形回転板の各々には該左右変形扇形回転板を格納する方向に付勢した発条体を設け、牽引により該牽引摺動部が上記発条体に抗して前方側に突出している場合は該左右変形扇形回転板を該ブレーキ格納部内の側壁部の内側へ格納する方向に引っ張り、該牽引摺動部が上記発条体により後方側に移動した場合は該左右変形扇形回転板の係止爪を該ブレーキ格納部の側壁部の外側へ突出する方向に作用させ、該係止爪が該縦排水溝の左右側壁の壁面に係止するように形成してなるブレーキ装置を備えた台車を特徴とする。
また、傾斜地に形成した縦排水溝の左右側壁上端部を走行する左右の前・後輪によって昇降する台車において、該台車の荷載板を支持する枠組されたフレームの前方側中央部に走行方向への牽引により摺動自在とした牽引摺動部を設け、該牽引摺動部は後方側に付勢された第1発条体を設け、該牽引摺動部の後方中央部に該前・後輪より縦排水溝内側へ突出する台車落下防止用のブレーキ格納部を設け、該ブレーキ格納部には基盤となる板面体の左右側端部に回転軸を設け、該回転軸を中心に水平方向に回動する周縁部に係止爪を形成した左右変形扇形回転板を設け、該牽引摺動部の後端部と該左右変形扇形回転板の周縁側側端部に形成したピンを各々左右のワイヤーにより連結し、該左右変形扇形回転板の各々には該左右変形扇形回転板を格納する方向に付勢した第2、第3発条体を設け、牽引により該牽引摺動部が上記第1〜第3発条体に抗して前方側に突出している場合は該左右変形扇形回転板を該ブレーキ格納部内の側壁部の内側へ格納する方向に引っ張り、該牽引摺動部が上記第1〜第3発条体により後方側に移動した場合は該左右変形扇形回転板の係止爪を該ブレーキ格納部の側壁部の外側へ突出する方向に作用させ、該係止爪が該縦排水溝の左右側壁の壁面に係止するように形成してなるブレーキ装置を備えた台車を特徴とする。
更に、上記枠組されたフレームは、左右の縦フレーム及びその間を連結する複数の横フレームで形成され、該左右の縦フレームには、一端を回動自在に軸着した左右のスイングフレーム及び一端をピン接合した長さ調整可能な支柱フレームを設け、該スイングフレームの他端は該支柱フレームの他端と軸着し、且つ、該スイングフレームの他端に後輪を固定してなるブレーキ装置を備えた台車を特徴とする。
また、上記ブレーキ格納部は、フレームの裏面に作動杆を介して出没自在に設け、該作動杆の一端部は該フレーム裏面の軸着部と回動自在に軸着し、他端部は板面体の軸着部と回動自在に軸着し、且つ、該フレームに係止されるチェーンと連結し、該作動杆及び該チェーンにより該ブレーキ格納部の該フレーム裏面側及び縦排水溝内側への移動を可能としてなるブレーキ装置を備えた台車を特徴とする。
更に、上記ブレーキ格納部は、その幅を前後の左右車輪間より小寸法とし、且つ、いずれの車輪も縦排水溝内に脱輪することを防止できる寸法とし、その厚みを荷載板の裏面から下方へ突出した車輪の突出寸法より薄い寸法としたブレーキ装置を備えた台車を特徴とする。
また、上記牽引摺動部は、牽引係止部と摺動子とを一体化したものとし、台車の走行方向に摺動自在とし、牽引力が解除されると発条体により台車の本体側となる方向に引っ張られると同時に、ブレーキ格納部内の左右変形扇形回転板の係止爪を外方へ突出する方向へ作用してなるブレーキ装置を備えた台車を特徴とする。
更に、上記左右変形扇形回転板は、略円盤形状のものの中心角を1/4円盤乃至1/8円盤の大きさとなる略扇形形状のものとし、中心側を回転軸に回動自在に軸着し、該回転軸から周縁部に至る一方端縁部側の寸法を短寸法、他方端縁部側の寸法を長寸法とし、その端縁部の先端間を連続した係止爪を設けた湾曲部としてなるブレーキ装置を備えた台車を特徴とする。
また、上記左右のワイヤーは、その一端部を牽引摺動部の後端部と連結し、板面体に設けた左右のプーリーに各々回動自在に掛け渡し、他端部を左右変形扇形回転板の長寸法となる端縁部側の周縁部に近接した端部に設けたピンと各々連結してなるブレーキ装置を備えた台車を特徴とする。
傾斜地等の傾斜面に沿って既設されている排水路となる縦排水溝を荷揚げ手段として利用し、該縦排水溝上を走行する台車を使用することで効率的に荷揚げ作業をすることが可能となった。また、該台車を牽引するロープやチェーン等が切断される等の不具合が生じた場合、該台車に設けたブレーキ装置が上振れや左右に振れることなく直ちに作動し、該台車が縦排水溝上に留まり落下することを防ぐことが可能となった。
更に、傾斜地等の長手方向において生じている段差部を、台車からの荷崩れを起こすことなく前後左右の車輪が接地した安定した状態で該段差部を乗り越えることが可能となった。
また、軽いブレーキ格納部が車輪の走行面より上方となる荷載板の裏面側のフレーム側に移動配置することができるので、運搬時に邪魔になることがなく、また、従来の台車と同様にガイドレール等の特別な軌道のない通常の平坦地等の別途箇所での使用も可能であり、汎用性のある台車とすることが可能となった。
本発明の台車の一部割愛平面図。 本発明の台車の側面図。 本発明の台車の裏面側平面図。 本発明の台車の正面図。 本発明の台車の状態を示し、(a)荷揚げ時の状態を示す側面図、(b)落下時の状態を示す側面図。 本発明の台車のブレーキ格納部の側面図。 本発明の台車のブレーキ格納部を示し、(a)変形扇形回転板の縦排水溝の左右側壁への係止状態を示す説明図、(b)変形扇形回転板のブレーキ格納部への格納状態を示す説明図。 本発明の台車の荷揚げ走行時の他の実施例を示し、(a)傾斜地等を荷揚げ走行している状態を示す側面図、(b)段差部を乗り越えている状態を示す側面図、(c)略水平となる平坦地での状態を示す側面図。 本発明の台車の荷揚げ走行時の他の実施例を示し、(a)緩やかな傾斜地等を荷揚げ走行している状態を示す側面図、(b)段差部を乗り越えている状態を示す側面図、(c)略水平となる平坦地での状態を示す側面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図4は、台車1の平面図、側面図、裏面側平面図及び正面図を示している。該台車1は、主たる構成として荷物を載置するための荷載板を支持する枠組されたフレーム2、該フレーム2の上部に形成した荷載板3、該フレーム2の裏面側の4隅部に設けた左右の前輪、左右の後輪よりなる車輪4、同裏面側中央部に設けた出没自在としたブレーキ格納部5、該フレーム2の裏面側前縁部6より台車の走行方向となる前方へ突出した牽引係止部7、該牽引係止部7にロープ等を引っ掛け牽引されることにより走行方向に摺動自在とした該牽引係止部7と連続した台車1の本体側へ発条体により付勢されてなる牽引摺動部8、該牽引摺動部8の後端部に一端を固定し、他端を該ブレーキ格納部5に設けた左右のブレーキ装置に固定した左右のワイヤー9、10、ブレーキ装置として回転板の周囲に爪部を形成した左右の変形扇形回転板とよりなり、該牽引摺動部8の摺動と該左右の変形扇形回転板11、12の回転とを連動させたことを特徴としている。
上記フレーム2は、左右の縦フレーム2a、2b、前後の横フレーム2c、2d及び前後の横フレーム2c、2d間に設けた中間フレーム2e、2f、…により矩形状に枠組され、その上部に荷載板3を載置固定している。
また、上記フレーム2は、左右の縦フレーム2a、2b及びその間を連結する複数の横フレーム2c、2d、2e、…で矩形状に形成し、該フレーム2の上部にハンドル付或いはL字型形状の荷載板3を取り付け或いは着脱自在に取り付け、該荷載板3を荷物の直接の搭載部としている。
上記牽引摺動部8は、筒状体やガイド板等の案内手段13に沿って摺動する摺動子14と第1発条体15とより形成され、該摺動子14に第1発条体15を取着し、該第1発条体15は負荷のかからない状態では該摺動子14を台車1本体側に引き入れる方向に付勢している。
該摺動子14の前方先端部にはU字形状の牽引係止部7が一体に形成され、該牽引係止部7にロープやワイヤー等の牽引手段を引っ掛け、該牽引手段をウィンチ等の荷揚機により巻き上げることにより該台車1を引き上げることができるように形成している。
該ブレーキ格納部5は、該フレーム2の裏面側に対して近接或いは離れる方向に出没自在に平行移動する板面体16を基盤とし、その幅を前後左右の車輪4a、4b、4c、4dが縦排水溝A内に脱輪することを防止し、且つ、該ブレーキ格納部5の全体が該縦排水溝A内に入り込むことが可能な寸法とし、その厚みはフレーム2の裏面側板面から下方へ突出した車輪4となる左右前輪4a、4b、左右後輪4c、4dの突出寸法より薄い寸法としている。該ブレーキ格納部5を該フレーム2側へ引き上げることにより車輪4の走行面より上方に位置させることができ、該台車1を通常の平坦地等の別途箇所での使用を可能としている。
また、該ブレーキ格納部5は、縦排水溝A内において作動できるように該フレーム2と該ブレーキ格納部5との間に作動杆及びチェーンを形成している。該作動杆は該フレーム2の裏面側の前方側に左第1軸着部17及び右第1軸着部18を各々形成し、該左右第1軸着部17、18に第1作動杆19の一端部側を軸着し、該第1作動杆19の他端部側を該ブレーキ格納部5の該板面体16の前方側の左第2軸着部20及び右第2軸着部21に軸着し、同様に、該フレーム2の裏面側の略中央に左第3軸着部22及び右第3軸着部23を各々形成し、該左右第3軸着部22、23に第2作動杆24の一端部側を軸着し、該第2作動杆24の他端部側を該ブレーキ格納部5の該板面体16の後方側の左第4軸着部25及び右第4軸着部26に軸着している。各々の軸着部は回動自在としている。
上記第1作動杆19及び第2作動杆24は、図4に示すように、左右の動きが同一となるように枠組されたものを採用することができる。また、縦排水溝Aの深さ等に合わせるために該第1、第2作動杆19、24の長さを適宜調整できるものとすることができる。
該第1、第2作動杆19、24の他端部側にはチェーン27、28、29、30が固定され、反対側の一端部側を該フレーム2と連結し、ブレーキ格納部5を該フレーム2の裏面側の位置或いは縦排水溝Aの内側へ突出する位置へと移動させることができる。
第1、第2作動杆19、24の各々の左右の長さ及びチェーン27乃至30の各々の左右の長さを同一寸法とすることにより該フレーム2の裏面側からブレーキ格納部5までの寸法が同一となり、且つ、回動自在の左右第1乃至第4軸着部17、18、20、21、22、23、25、26により上下方向において該ブレーキ格納部5を平行移動させることができる。
図5(a)、(b)は、台車1の荷揚げ時及び落下時の状態を示すものである。図5(a)に示す荷揚げ時の台車1において、ブレーキ格納部5は、その自重により第1、第2作動杆19、24が垂直方向で縦排水溝A内に位置するようになる。また、例えば、該ブレーキ格納部5が何等かの障害物に当接した場合、該ブレーキ格納部5は後方上方に押されることになる。この場合、第1作動杆19及び第2作動杆24は各々左右第1軸着部17、18及び左右第3軸着部22、23を中心として時計回り方向に回転し、チェーン27乃至30を緩める方向に作用させ、該ブレーキ格納部5を後方上方に移動し、該障害物を回避し、その後、再び元に状態に戻ることを可能としている。
図5(b)に示すように、台車1に対して何等かの事情で傾斜地を落下する方向に作用すると、第1発条体15により後方側へ引っ張られるように付勢した摺動子14が台車1本体側へ移動することになる。この作用により該ブレーキ格納部5のブレーキ装置が当該位置で確実に作動することになる。
該ブレーキ格納部5を形成する該板面体16の略中央部の左右端部側には、各々回転軸31、32を突出させ、該回転軸31、32に回動自在に左右変形扇形回転板11、12を設けている。図6に示すように、該左右変形扇形回転板11、12は、該板面体16に仕切板33を立ち上げ形成し、該仕切板33を貫通させて回転軸31、32を上下に設け、各々該回転軸31、32の両端に2枚ずつ合計4枚の左右変形扇形回転板11a、11b、12a、12bを設けている。
該牽引摺動部8の後方側にブレーキ格納部5を設けているので、該牽引摺動部8の摺動子14の後端部は第1、第2作動杆19、24(第6図及び第7図では割愛)を介して該ブレーキ格納部5に設けた該左右変形扇形回転板11a、11b、12a、12bの周縁部に近接した一方側端部に設けたピン34、35との間に左右上下の4本のワイヤー9a、9b、10a、10bにより連結し、両者が連動するように形成している。
該摺動子14の後端部と変形扇形回転板11、12とを連結している第1作動杆19に沿って設けられたワイヤー9、10との間の板面体16の後方側にプーリー36、37を位置させ、該プーリー36、37を介することでワイヤー9、10の引張力を該左右変形扇形回転板11、12へ円滑に伝達し、該摺動子14の摺動と該左右変形扇形回転板11、12の回動とを連動させている。
該左右変形扇形回転板11、12は、ブレーキ格納部5の平面図となる図7(a)、(b)に示すように、略円盤形状の中心角を1/4円盤乃至1/8円盤となる大きさとした変形扇形形状のものとし、中心側を該回転軸31、32に回動自在に軸着し、該回転軸31、32から周縁部に至る一方端縁部38側の寸法を短寸法とし、ピン34、35を設けた側の他方端縁部39側の寸法を長寸法とし、その両端縁部38、39の先端間を連続した湾曲周縁部40とし、該湾曲周縁部40には複数の連続した係止爪41を設けている。
該ワイヤー9、10は、その一端部を牽引摺動部8における摺動子14の後端部と連結し、他端部は左右変形扇形回転板11、12の該プーリー36、37側に形成した長寸法側の他方端縁部39の湾曲周縁部40に近接した位置に設けたピン34、35に連結している。
該左右変形扇形回転板11、12は、回転軸31、32を中心として他方端縁部39の長寸法側の湾曲周縁部40が該ブレーキ格納部5の左右外枠を形成する左右側端部より各々突出する方向となる該ブレーキ格納部5から縦排水溝Aの左右側壁側へ飛び出す方向に回転するように第2、第3発条体42、43により付勢されている。図7(a)、(b)に示すように、左変形扇形回転板11は回転軸31を中心として反時計回り方向に付勢し、右変形扇形回転板12は回転軸32を中心として時計回り方向に付勢している。
上記第2、第3発条体42、43を回転軸31、32周りに形成することは図7(a)、(b)の通りであるが、別体となる発条体を該左右変形扇形回転板11、12をブレーキ格納部5内から縦排水溝Aの左右側壁側へ突出する方向に作用させるように付勢形成すればよく、図2、3に示す実施例のように別の位置において発条体を形成することもでき、上記図7(a)、(b)の実施例の位置に限定されるものではない。
図5(a)及び図7(b)に示すように、該台車1の荷載板3を利用して該台車1に荷物を載置し荷揚げを行うことになると、該牽引摺動部8の摺動子14が牽引係止部7に係止されたロープやワイヤー等の牽引手段により牽引されて外方へ引っ張られ、第1発条体15に抗して引張され、又は、第1発条体15が形成されていない場合はそのまま該ワイヤー9a、9b、10a、10bが第2、第3発条体42、43に抗して摺動子14側へ引っ張られ、それにより第2、第3発条体42、43は圧縮され、左右変形扇形回転板11、12の他方端縁部39側が引っ張られ、左右変形扇形回転板11、12は回転軸31、32を中心として各々時計回り方向及び反時計回り方向へ回転し、該左右変形扇形回転板11、12の全体が該ブレーキ格納部5内に収納されることになる。
これに反し、牽引手段による牽引力が何等かの不具合により解除されると、図5(b)及び図7(a)に示すように、第1発条体15は圧縮し、第2、第3発条体42、43或いは第2、第3発条体が作用し、該摺動子14を台車1本体側へ押し込む方向となる後方側へ引っ張り、ブレーキ格納部5の該左右変形扇形回転板11、12が該ブレーキ格納部5の両側端部より外方へ突出し、該左右変形扇形回転板11、12の各々の湾曲周縁部40の係止爪41が縦排水溝Aの左右側壁側に喰い込み、台車1は当該位置に留まることになり、該台車1が落下することを防止することになる。
上記第2、第3発条体42、43の付勢力を該摺動子14を該ブレーキ格納部5側に引っ張り、且つ、該左右変形扇形回転板11、12を外方へ突出させることが可能な力としておくことにより、第1発条体15を設けることなく、それらを該台車1のブレーキ装置として作動させることも可能である。
該ブレーキ格納部5にクランク機構や作動杆等のブレーキ格納部引き上げ部材44(図8に示す)の一端側を連結し、他端側をフレーム2に取り付けて引き上げ或いは引き伸ばしの操作が可能に連結しておくことにより、該第1、第2作動杆19、24の回動により該ブレーキ格納部5を該フレーム2の裏面側に近接する位置へ引き上げたり、縦排水溝Aの内側位置へ突出移動させることができる。
上記のようにブレーキ格納部引き上げ部材44を手動或いは自動で操作することにより該フレーム2の裏面側に近接する位置へ該ブレーキ格納部5全体を移動させることができるので該ブレーキ格納部5は車輪4の走行面より上方へ移動させることができ、台車1を通常の方法で使用することが可能となる。
台車による荷揚げ後に荷下ろしを行うことになるが、縦排水溝Aが構築された傾斜地の終端は該傾斜地に連続した水平面或いは略水平面となっていることが多く、軌道に段差部Bが生じている。本実施例2は、該段差部Bにおいて左右の前輪及び左右の後輪の車輪54が走行面に接地した状態を維持し、且つ、荷載板面がほぼ水平となるようにし、安定した状態で該段差部Bを通過させるために、該段差部Bの角度に対応して左右の後輪の位置を荷載板に近接した位置側から、その遠方となる下方の位置側へと、適宜位置に調整できるようにしたものである。
台車51は、荷載板53を載置固定するフレーム52の左右の縦フレーム52a、52bの前端部に前輪54a、54bを設け、ほぼ中央部に一端が該左右の縦フレーム52a、52bに軸着された左右のスイングフレーム52c、52dを設けている。
他方、該左右のスイングフレーム52c、52dの他端となる後端部の下方側に後輪54c、54dを設け、後端部に該後輪54c、54dの上下方向の位置を調整する支柱フレーム52e、52fを設けている。該スイングフレーム52c、52dの他端となる後端部と支柱フレーム52e、52fの一端部とは軸着され、回動自在とされている。

該左右の縦フレーム52a、52bの後端部の位置において、該支柱フレーム52e、52fの他端部が固定されるが、その固定位置は該支柱フレーム52e、52fの部材長に沿って部材の長さを調整できるように形成しており、後輪54c、54dの接地位置を傾斜地の傾斜角度に合うように変化させることを可能としている。
該支柱フレーム52e、52fの該他端部は、左右の縦フレーム52a、52bの後端部に、その部材長に沿って所定間隔毎に複数箇所設けた孔52g、52h、…のいずれかを傾斜地の角度によって適宜選択し、該孔52g、52h、…にピンを挿入することでピン接合される。
上記のように、左右の縦フレーム52a、52bに該支柱フレーム52e、52fの複数の孔52g、52h、…の内から傾斜地の傾斜角度に合わせて最適な孔を選択することで後輪54c、54dの走行位置の高さを変えることが可能となる。
実施例2における台車51は、フレーム52の構成及び車輪54の位置以外の他の主たる構成となる荷載板53、ブレーキ格納部55、牽引係止部57、牽引摺動部58、左右ワイヤー59、60、第1、第2作動杆69、74、チェーン77、78(チェーンは左右の2本でも良い)、ブレーキ格納部引き上げ部材44等は実施例1と同様の構成である。
本実施例2は、傾斜角度が約45度の傾斜地での実施例を示している。傾斜地の傾斜角度を約45度とすると、段差部Bの角度は約135度となるが、そのような場所で台車51の動きを図8に沿って説明する。
支柱フレーム52e、52fの複数の孔52g、52h、…の内、傾斜地の傾斜角度に合わせて先端側に位置する孔52gを選択している。従って、後輪54c、54dの接地面位置は最下方側位置となっている。
図8(a)に示す台車51は、約45度の傾斜地を上昇している状態を示している。ブレーキ格納部55を縦排水溝A内に位置するようにブレーキ格納部引き上げ部材44を伸ばし第1、第2作動杆69、74を下方側へ回動させることで落し込んでいる。従って、緊急時にブレーキが有効に作動できる状態に維持されることになる。また、ブレーキ格納部55を縦排水溝Aの傾斜角度と平行となるようにすることも可能である。荷物は荷載板53上に載置固定されて運ばれることになるが、該荷載板53の荷物載置面の傾斜角度は縦排水溝Aの傾斜角度の約半分ですみ、本実施例2では約22.5度となり、安定した状態で荷物を上げることができる。
図8(b)に示す台車51は、前・後の車輪54が段差部Bに跨った状態を示している。左右の前輪54a、54bが略水平面に接地し、左右の後輪54c、54dが傾斜面に接地し、且つ、荷載板53の位置が略水平となるように角度調整をしている。ブレーキ格納部55は、縦排水溝Aが連続する場合は該縦排水溝A内に位置させ、縦排水溝Aが終端となる場合等はブレーキ格納部引き上げ部材44により当該位置で引き上げておくことができる。
上記段差部Bにおいて、左右の前輪54a、54b及び左右の後輪54c、54dが共に接地し、且つ、荷載板53が略水平を維持しているので、台車51を安定した状態で該段差部Bを通過させることができる。
図8(c)に示す台車51は、略水平面を走行或いは停止している状態を示し、ブレーキ格納部55はブレーキ格納部引き上げ部材44により左右の前・後輪54a〜54dの走行面より引き上げておくことができ、該ブレーキ格納部55が接地することはない。また、左右の縦フレーム52a、52bは左右の前輪54a、54b側に傾斜しているので荷載板53上の荷下ろしを安定した状態で行うことができる。
図9に示す台車51は、約30度の傾斜地を上昇している状態を示している。台車51の構成は実施例2と同様である。図9(a)に示すように、ブレーキ格納部55を縦排水溝A内に位置するようにブレーキ格納部引き上げ部材44を伸ばし第1、第2作動杆69、74を下方側へ回動させることで落し込んでいる。
荷載板53の荷物載置面の傾斜角度は縦排水溝Aの傾斜角度の約半分ですみ、本実施例3では約15度となり、安定した状態で荷物を上げることができる。
図9(b)に示す台車51は、前・後の車輪54が段差部Bに跨った状態を示している。左右の前輪54a、54bが略水平面に接地し、左右の後輪54c、54dが傾斜面に接地し、且つ、荷載板53の位置が略水平となるようにフレーム52の角度調整をしている。ブレーキ格納部55は、縦排水溝A内に位置し、必要に応じて上昇させることができる。
上記段差部Bにおいて、左右の前輪54a、54b及び左右の後輪54c、54dが接地し、且つ、荷載板53が略水平となっているので、台車51を安定した状態で該段差部Bを通過させることができる。
図9(c)に示す台車51は、略水平面を走行或いは停止している状態を示し、ブレーキ格納部55はブレーキ格納部引き上げ部材44により左右の前・後輪54a〜54dの走行面より引き上げておくことができ、該ブレーキ格納部55が接地することはない。荷下ろしを安定した状態で行うことができる。
上記実施例2、3では傾斜地の傾斜角度を特定して説明したが、どのような傾斜であっても本発明の台車が対応できることはいうまでもない。
1、51 台車
2、52 フレーム
3、53 荷載板
4、54 車輪
5、55 ブレーキ格納部
6 前縁部
7、57 牽引係止部
8、58 牽引摺動部
9、59 左ワイヤー
10、60 右ワイヤー
11 左変形扇形回転板
12 右変形扇形回転板
13 案内手段
14 摺動子
15 第1発条体
16 板面体
17 左第1軸着部
18 右第1軸着部
19、69 第1作動杆
20 左第2軸着部
21 右第2軸着部
22 左第3軸着部
23 右第3軸着部
24、74 第2作動杆
25 左第4軸着部
26 右第4軸着部
27、28、29、30、77、78 チェーン
31、32 回転軸
33 仕切板
34、35 ピン
36、37 プーリー
38 一方端縁部
39 他方端縁部
40 湾曲周縁部
41 係止爪
42 第2発条体
43 第3発条体
44 ブレーキ格納部引き上げ部材
A 縦排水溝
B 段差部

Claims (8)

  1. 傾斜地に形成した縦排水溝の左右側壁上端部を走行する左右の前・後輪によって昇降する台車において、該台車の荷載板を支持する枠組されたフレームの前方側中央部に走行方向への牽引により摺動自在とした牽引摺動部を設け、該牽引摺動部の後方中央部に該前・後輪より縦排水溝内側へ突出する台車落下防止用のブレーキ格納部を設け、該ブレーキ格納部には基盤となる板面体の左右側端部に回転軸を設け、該回転軸を中心に水平方向に回動する周縁部に係止爪を形成した左右変形扇形回転板を設け、該牽引摺動部の後端部と該左右変形扇形回転板の周縁側側端部に形成したピンを各々左右のワイヤーにより連結し、該左右変形扇形回転板の各々には該左右変形扇形回転板を該ブレーキ格納部の側壁部の外側へ突出する方向に付勢した発条体を設け、牽引により該牽引摺動部が上記発条体に抗して前方側に突出している場合は該左右変形扇形回転板を該ブレーキ格納部内の側壁部の内側へ格納する方向に引っ張り、該牽引摺動部が上記発条体により後方側に移動した場合は該左右変形扇形回転板の係止爪を該ブレーキ格納部の側壁部の外側へ突出する方向に作用させ、該係止爪が該縦排水溝の左右側壁の壁面に係止するように形成してなることを特徴とするブレーキ装置を備えた台車。
  2. 傾斜地に形成した縦排水溝の左右側壁上端部を走行する左右の前・後輪によって昇降する台車において、該台車の荷載板を支持する枠組されたフレームの前方側中央部に走行方向への牽引により摺動自在とした牽引摺動部を設け、該牽引摺動部後方側に付勢された第1発条体を設け、該牽引摺動部の後方中央部に該前・後輪より縦排水溝内側へ突出する台車落下防止用のブレーキ格納部を設け、該ブレーキ格納部には基盤となる板面体の左右側端部に回転軸を設け、該回転軸を中心に水平方向に回動する周縁部に係止爪を形成した左右変形扇形回転板を設け、該牽引摺動部の後端部と該左右変形扇形回転板の周縁側側端部に形成したピンを各々左右のワイヤーにより連結し、該左右変形扇形回転板の各々には該左右変形扇形回転板を該ブレーキ格納部の側壁部の外側へ突出する方向に付勢した第2、第3発条体を設け、牽引により該牽引摺動部が上記第1〜第3発条体に抗して前方側に突出している場合は該左右変形扇形回転板を該ブレーキ格納部内の側壁部の内側へ格納する方向に引っ張り、該牽引摺動部が上記第1〜第3発条体により後方側に移動した場合は該左右変形扇形回転板の係止爪を該ブレーキ格納部の側壁部の外側へ突出する方向に作用させ、該係止爪が該縦排水溝の左右側壁の壁面に係止するように形成してなることを特徴とするブレーキ装置を備えた台車。
  3. 枠組されたフレームは、左右の縦フレーム及びその間を連結する複数の横フレームで形成され、該左右の縦フレームには、一端を回動自在に軸着した左右のスイングフレーム及び一端をピン接合した長さ調整可能な支柱フレームを設け、該スイングフレームの他端は該支柱フレームの他端と軸着し、且つ、該スイングフレームの他端に後輪を固定してなることを特徴とする請求項1又は2記載のブレーキ装置を備えた台車。
  4. ブレーキ格納部は、フレームの裏面に作動杆を介して出没自在に設け、該作動杆の一端部は該フレーム裏面の軸着部と回動自在に軸着し、他端部は板面体の軸着部と回動自在に軸着し、且つ、該フレームに係止されるチェーンと連結し、該作動杆及び該チェーンにより該フレーム裏面側及び縦排水溝内側への移動を可能としてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のブレーキ装置を備えた台車。
  5. ブレーキ格納部は、その幅を前後の左右車輪間より小寸法とし、且つ、いずれの車輪も縦排水溝内に脱輪することを防止できる寸法とし、その厚みを荷載板の裏面から下方へ突出した車輪の突出寸法より薄い寸法としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のブレーキ装置を備えた台車。
  6. 牽引摺動部は、牽引係止部と摺動子とを一体化したものとし、台車の走行方向に摺動自在とし、牽引力が解除されると発条体により台車の本体側となる方向に引っ張られると同
    時に、ブレーキ格納部内の左右変形扇形回転板の係止爪を外方へ突出する方向へ作用してなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のブレーキ装置を備えた台車。
  7. 左右変形扇形回転板は、略円盤形状のものの中心角を1/4円盤乃至1/8円盤の大きさとなる略扇形形状のものとし、中心側を回転軸に回動自在に軸着し、該回転軸から周縁部に至る一方端縁部側の寸法を短寸法、他方端縁部側の寸法を長寸法とし、その端縁部の先端間を連続した係止爪を設けた湾曲部としてなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のブレーキ装置を備えた台車。
  8. 左右のワイヤーは、その一端部を牽引摺動部の後端部と連結し、板面体に設けた左右のプーリーに各々回動自在に掛け渡し、他端部を左右変形扇形回転板の長寸法となる端縁部側の周縁部に近接した端部に設けたピンと各々連結してなることを特徴とする請求項7記載のブレーキ装置を備えた台車。
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