JP6944890B2 - チューブ継手 - Google Patents

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Description

本発明は、可撓性を有するチューブを挿入して接続するための接続口部を有するチューブ継手に関する。
特許文献1には、管を挿入して接続するための開口部を有するソケット継手について記載されている。このソケット継手の開口部には、当該開口部に挿入された管に食い込んで管を係止する切り刃を有する保持部材が設けられている。
特公平8−30549号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のソケット継手においては、各開口部において、外径が同じ管しか接続することができない。このため、外径の異なる複数の管(チューブ)を接続するには、それぞれの管に対応する開口部を有するソケット継手を複数準備する必要が生じるとともに、管とソケット継手との組み合わせも煩雑となる問題が生じる。
本発明の目的は、接続口部に外径の異なる複数種類のチューブを接続可能なチューブ継手を提供することである。
本発明のチューブ継手は、可撓性を有するチューブを挿入して接続するための接続口部を有するチューブ継手において、前記接続口部が延在方向の両端部に形成され、2つの前記接続口部を連通する連通孔が前記2つの接続口部の間に形成された筒状の本体を有し、前記接続口部のそれぞれの内周面は、前記接続口部に対する前記チューブの挿入方向において、奥になるに連れて段階的に内径が順に小さい複数の部分を有しており、前記接続口部のそれぞれの内周面には、前記接続口部の中心線に向かって突出し且つ前記接続口部に挿入された前記チューブを係止する複数の突起部が形成されており、前記複数の突起部は、前記複数の部分から突出し、前記挿入方向に沿って互いに離隔して配置されており、前記突起部の先端と前記中心線までの距離は、前記挿入方向において、奥に配置された前記突起部ほど小さく、前記複数の突起部のそれぞれは、前記接続口部の開口面に対向し、前記接続口部に挿入される前記チューブの先端が接する面と、当該チューブの先端が接する面の先端から前記挿入方向の奥に形成され、前記チューブの側面に接する先端面と、を有している
これによると、外径の異なる複数種類のチューブを接続口部に挿入しても、当該チューブの外径に対応する突起部によってチューブが係止され、チューブと接続口部とを接続することが可能となる。したがって、外径の異なる複数種類のチューブにそれぞれ対応した専用のチューブ継手を複数準備する必要がなくなるとともに、チューブとチューブ継手との組み合わせも容易となる。
本発明において、前記突起部は、前記内周面の周方向に沿って環状に形成されていることが好ましい。これにより、接続口部に挿入されたチューブが接続口部からより抜けにくくなる。また、接続口部に接続されたチューブと当該接続口部の内周面との間からチューブ内を流通する流体が漏れにくくなる。
また、本発明において、前記突起部は、前記内周面の周方向に沿って互いに離隔して配置された突起片を有することが好ましい。これにより、接続口部に挿入されたチューブが接続口部からより抜けにくくなる。
また、本発明において、前記挿入方向において、前記接続口部の最も手前側には、前記接続口部に挿入された前記チューブと前記内周面との間に圧縮した状態で配置される、弾性材料から構成された筒状部材をさらに備えていることが好ましい。これにより、接続口部の内周面とチューブとの間に筒状部材が差し込まれることで、筒状部材がチューブの外周面及び接続口部の内周面に密着するように圧縮される。このため、接続口部の内周面とチューブの外周面との間からチューブ内を流通する流体が漏れにくくなる。
また、本発明において、前記突起部の先端面は、前記挿入方向において、前記中心線までの距離が奥に行くほど小さくなるように傾斜していることが好ましい。これにより、接続口部に挿入されたチューブが接続口部からより抜けにくくなる。
本発明のチューブ継手によると、接続口部に外径の異なる複数種類のチューブが接続可能となる。
本発明の一実施形態に係るチューブ継手の斜視図である。 図1に示すII−II線に沿った断面図である。 図1に示す本体の平面図である。 本発明の一実施形態に係るチューブ継手の本体の第1変形例を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るチューブ継手の本体の第2変形例を示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るチューブ継手1について、図1〜図3を参照しつつ説明する。チューブ継手1は、図1に示すように、可撓性を有するチューブ11,12を接続するためのものである。本実施形態におけるチューブ11,12は、ゴムからなり可撓性を有するが、可撓性を有しておれば、他の材料(例えば、合成樹脂)から構成されていてもよい。また、チューブ11は、その外径がチューブ12よりも小さい。つまり、2つのチューブ11,12は、互いに径が異なっている。
チューブ継手1は、図1及び図2に示すように、円筒状の本体2と、2つのシール部材3,4とを有する。本体2には、図2に示すように、チューブ11,12が挿入される2つの接続口部20が形成されている。接続口部20は、本体2の延在方向(図2中上下方向)の両端部にそれぞれ形成されている。本体2の上端部に形成された接続口部20は上方に開口し、本体2の下端部に形成された接続口部20は下方に開口している。また、本体2の延在方向の中央には、延在方向に延びる連通孔5が形成されており、2つの接続口部20が連通孔5によって互いに連通している。
2つの接続口部20は、互いに同じ構成であるため、主に本体2の上端部に形成された接続口部20について説明し、本体2の下端部に形成された接続口部20の詳細の説明を省略する場合がある。接続口部20は、その内周面30から接続口部20の中心を通る中心線Gに向かって突出する4つの突起部21〜24を有する。接続口部20の内周面30は、接続口部20に対するチューブ11の挿入方向A,Bにおいて、奥になるに連れて段階的に内径が順に小さい第1〜第4部分31〜34を有している。
4つの突起部21〜24は、図2に示すように、挿入方向A,Bに沿って互いに離隔して配置されている。また、4つの突起部21〜24は、図3に示すように、環状に形成されている。これら4つの突起部21〜24のうち、3つの突起部22〜24は、接続口部22に挿入される対応するチューブ11,12を係止可能に構成されている。
より詳細には、図2に示すように、突起部22は、3つの突起部22〜24のうち、挿入方向A,Bにおいて最も手前側(図2中、上端側の接続口部20では上方,下端側の接続口部20では下方)に配置されており、先端から接続口部20の中心線Gまでの距離が最も大きい。突起部22は、第2部分32の挿入方向A,Bの手前側部分から突出して形成されている。突起部24は、3つの突起部22〜24のうち、挿入方向A,Bにおいて最も奥側に配置されており、先端から中心線Gまでの距離が最も小さい。突起部24は、第4部分34の挿入方向A,Bの手前側部分から突出して形成されている。突起部23は、挿入方向A,Bにおいて2つの突起部22,24間に配置されており、先端から中心線Gまでの距離が突起部22よりも小さく、突起部24よりも大きい。突起部23は、第3部分33の挿入方向A,Bの手前側部分から突出して形成されている。
なお、突起部24は、その内径がチューブ11の外径よりも若干小さくなっており、チューブ11に対応するものである。突起部22は、その内径がチューブ12の外径よりも若干小さくなっており、チューブ12に対応するものである。また、突起部23は、外径がチューブ11よりも大きく、チューブ12よりも小さいチューブ(不図示)に対応するものであり、その内径が当該チューブの外径よりも若干小さくなっている。このように3つの突起部22〜24の内径が設定されていることで、接続口部20に挿入されたチューブ11,12が3つの突起部22〜24のうちの対応するいずれかの突起部に係止される。
また、3つの突起部22〜24の先端面22a,23a,24aは、図2に示すように、挿入方向A,Bにおいて、中心線Gまでの距離が奥に行くほど小さくなるように傾斜している。これにより、図2に示すように、接続口部20に挿入され突起部22,24に係止されたチューブ11,12が、接続口部20からより抜けにくくなる。なお、突起部23に係止されたチューブ(不図示)も、接続口部20からより抜けにくくなる。
突起部21は、図2に示すように、4つの突起部21〜24のうち、挿入方向A,Bにおいて最も手前側に配置されており、先端から中心線Gまでの距離が最も大きい。突起部21は、第1部分31の挿入方向A,Bの手前側部分から突出して形成されている。突起部21は、シール部材3,4に対応するものである。つまり、突起部21は、接続口部20の内周面30とチューブ11,12との間に挿入されたシール部材3,4を係止して、当該シール部材3,4が接続口部20から抜けにくくする。また、突起部21の先端面21aも、3つの突起部22〜24の先端面22a〜24aと同様に、挿入方向A,Bにおいて、中心線Gまでの距離が奥に行くほど小さくなるように傾斜している。これにより、シール部材3,4が接続口部20からより抜けにくくなる。
なお、本体2は、延在方向(挿入方向A)の中心を通る中心線Gと直交する仮想線Hに対して線対称に形成されている。このため、本体2の下端部に形成された接続口部20は、接続口部20にチューブ12が挿入される挿入方向Bにおいて、4つの突起部21〜24及び内周面30の第1部分31〜第4部分34が奥(図2中上方)に向かって順に配置されている。
シール部材3は、円環状の筒状部材であり、チューブ11の外径とほぼ同じ内径を有している。また、シール部材3の外径は、内周面30の第1部分31の内径より若干大きい。シール部材4も、円環状部材であり、チューブ12の外径とほぼ同じ内径を有している。また、シール部材4の外径も、内周面30の第1部分31の内径より若干大きい。
続いて、チューブ11,12をチューブ継手1に接続するときの接続方法について以下に説明する。チューブ11を本体2の接続口部20に挿入する前に、チューブ11の先端側にシール部材3を挿入する。この後、チューブ11の先端を本体2の接続口部20に挿入する。すると、図2に示すように、突起部24の先端がチューブ11の先端部の外周に食い込む。こうして、チューブ11の先端部が突起部24により係止される。
次に、予め挿入していたシール部材3を、接続口部20の内周面30とチューブ11との間に挿入する。このとき、シール部材3の外径が内周面30の第1部分31の内径よりも若干大きいので、シール部材3が圧縮された状態で接続口部20に配置される。つまり、接続口部20の内周面30とチューブ11との間にシール部材3が差し込まれることで、シール部材3の内周面とチューブ11の外周面とが、シール部材3の外周面と内周面30の第1部分31とが密着するように、シール部材3が圧縮される。このため、接続口部20の内周面30とチューブ11の外周面との間からチューブ11内を流通する水などの流体が漏れにくくなる。さらに、チューブ11自体も接続口部20から抜けにくくなる。また、このとき、シール部材3に突起部21が食い込み、シール部材3が抜けにくくなる。
次に、チューブ12を本体2の接続口部20に挿入する前にも、チューブ11と同様に、チューブ12の先端側にシール部材4を挿入する。この後、チューブ12の先端を本体2の接続口部20に挿入する。すると、図2に示すように、突起部22の先端がチューブ12の先端部の外周に食い込む。こうして、チューブ12の先端部が突起部22により係止される。
次に、予め挿入していたシール部材4を、接続口部20の内周面30とチューブ12との間に挿入する。このとき、シール部材4の外径が内周面30の第1部分31の内径よりも若干大きいので、シール部材4が圧縮された状態で接続口部20に配置される。つまり、接続口部20の内周面30とチューブ12との間にシール部材4が差し込まれることで、シール部材4の内周面とチューブ12の外周面とが、シール部材4の外周面と内周面30の第1部分31とが密着するように、シール部材4が圧縮される。このため、接続口部20の内周面30とチューブ12との間からチューブ12内を流通する水などの流体が漏れにくくなる。さらに、チューブ12自体も接続口部20から抜けにくくなる。また、このとき、シール部材4に突起部21が食い込み、シール部材4が抜けにくくなる。
こうして、チューブ11,12のチューブ継手1への接続が完了する。なお、チューブ12がチューブ11よりも先にチューブ継手1に接続されてもよい。この後、チューブ11,12及びチューブ継手1に水などの流体が通されても、チューブ11が環状の突起部24によって係止されているので、チューブ11と接続口部20の内周面30との間から流体が漏れにくくなる。加えて、シール部材3が配置されていることにより、チューブ11と接続口部20の内周面30との間から流体がより一層漏れにくくなる。また、チューブ12が環状の突起部22によって係止されているので、チューブ12と接続口部20の内周面30との間から流体が漏れにくくなる。加えて、シール部材4が配置されていることにより、チューブ11と接続口部20の内周面30との間から流体がより一層漏れにくくなる。
以上に述べたように、本実施形態のチューブ継手1によると、外径の異なる複数種類のチューブ11,12を接続口部20に挿入しても、当該チューブ11,12の外径に対応する突起部22,24によってチューブ11,12が係止され、チューブ11,12と接続口部20とを接続することが可能となる。したがって、外径の異なる複数種類のチューブ11,12にそれぞれ対応した専用のチューブ継手を複数準備する必要がなくなる。また、接続口部20自体が複数種類のチューブ11,12に対応しているため、チューブ11,12とチューブ継手1との組み合わせが容易となる。
また、3つの突起部22〜24が、環状に形成されているため、接続口部20に挿入されたチューブ11,12が接続口部20からより抜けにくくなる。また、接続口部20に接続されたチューブ11,12と当該接続口部20の内周面30との間からチューブ11,12内を流通する水などの流体が漏れにくくなる。
上述の実施形態における本体2の4つの突起部21〜24は環状に形成されていたが、図4に示すような4つの突起部221〜224を有する本体202、図5に示すような4つの突起部321〜324を有する本体302であってもよい。なお、上述の実施形態と同様なものに関しては、同符号で示し説明を省略する。
第1変形例における本体202の各突起部221〜224は、図4に示すように、内周面30に沿って互いに等間隔に離隔した一対の部分突起(突起片)221a,221b,222a,222b,223a,223b,224a,224bによって構成されている。また、各部分突起221a,221b,222a,222b,223a,223b,224a,224bは、内周面30の周方向に沿って延在している。なお、4つの突起部221〜224は、一対の部分突起221a,221b,222a,222b,223a,223b,224a,224bから構成されているだけで、その内径(又は先端から中心線Gまでの距離)は上述の4つの突起部21〜24と同様である。
突起部221を構成する一対の部分突起221a,221bの周方向の長さは、当該突起部221を構成する一対の部分突起221a,221bの周方向に沿った離隔距離とほぼ同じ長さに形成されている。突起部222を構成する一対の部分突起222a,222bの周方向の長さも、当該突起部222を構成する一対の部分突起222a,222bの周方向に沿った離隔距離とほぼ同じ長さに形成されている。突起部223を構成する一対の部分突起223a,223bの周方向の長さも、当該突起部223を構成する一対の部分突起223a,223bの周方向に沿った離隔距離とほぼ同じ長さに形成されている。突起部224を構成する一対の部分突起224a,224bの周方向の長さも、当該突起部224を構成する一対の部分突起224a,224bの周方向に沿った離隔距離とほぼ同じ長さに形成されている。
また、各部分突起221a,221b,222a,222b,223a,223b,224a,224bの先端面221a1,221b1,222a1,222b1,223a1,223b1,224a1,224b1は、上述の実施形態と同様に、挿入方向A(又は挿入方向B)において、中心線Gまでの距離が奥に行くほど小さくなるように傾斜している。これにより、上述と同様の効果を得ることができる。
このような第1変形例においても、上述の実施形態と同様に、外径の異なる複数種類のチューブ11,12を接続口部220に挿入しても、当該チューブ11,12の外径に対応する突起部222,224によってチューブ11,12が係止され、チューブ11,12と接続口部220とを接続することが可能となる。したがって、外径の異なる複数種類のチューブ11,12にそれぞれ対応した専用のチューブ継手を複数準備する必要がなくなるとともに、チューブ11,12とチューブ継手との組み合わせも容易となる。また、上述の実施形態と同様な構成においては、同じ効果を得ることができる。
第2変形例における本体302の各突起部321〜324は、図5に示すように、内周面30に沿って互いに等間隔で離隔した3つの部分突起(突起片)321a,321b,321c,322a,322b,322c,323a,323b,323c,324a,324b,324cによって構成されている。また、各部分突起321a,321b,321c,322a,322b,322c,323a,323b,323c,324a,324b,324cは、内周面30の周方向に沿って延在している。なお、4つの突起部321〜324は、3つの部分突起321a,321b,321c,322a,322b,322c,323a,323b,323c,324a,324b,324cから構成されているだけで、その内径(又は先端から中心線Gまでの距離)は上述の4つの突起部21〜24と同様である。
突起部321を構成する3つの部分突起321a,321b,321cの周方向の長さは、当該突起部321を構成する3つの部分突起321a,321b,321cのうちの隣接する2つの部分突起の周方向に沿った離隔距離とほぼ同じ長さに形成されている。突起部322を構成する3つの部分突起322a,322b,322cの周方向の長さも、当該突起部322を構成する3つの部分突起322a,322b,322cのうちの隣接する2つの部分突起の周方向に沿った離隔距離とほぼ同じ長さに形成されている。突起部323を構成する3つの部分突起323a,323b,323cの周方向の長さも、当該突起部323を構成する3つの部分突起323a,323b,323cのうちの隣接する2つの部分突起の周方向に沿った離隔距離とほぼ同じ長さに形成されている。突起部324を構成する3つの部分突起324a,324b,324cのうちの隣接する2つの部分突起の周方向の長さも、当該突起部324を構成する3つの部分突起324a,324b,324cの周方向に沿った離隔距離とほぼ同じ長さに形成されている。
また、各部分突起321a,321b,321c,322a,322b,322c,323a,323b,323c,324a,324b,324cの先端面321a1,321b1,321c1,322a1,322b1,322c1,323a1,323b1,323c1,324a1,324b1,324c1は、上述の実施形態と同様に、挿入方向A(又は挿入方向B)において、中心線Gまでの距離が奥に行くほど小さくなるように傾斜している。これにより、上述と同様の効果を得ることができる。
このような第2変形例においても、上述の実施形態と同様に、外径の異なる複数種類のチューブ11,12を接続口部320に挿入しても、当該チューブ11,12の外径に対応する突起部322,324によってチューブ11,12が係止され、チューブ11,12と接続口部320とを接続することが可能となる。したがって、外径の異なる複数種類のチューブ11,12にそれぞれ対応した専用のチューブ継手を複数準備する必要がなくなるとともに、チューブ11,12とチューブ継手との組み合わせも容易となる。また、上述の実施形態と同様な構成においては、同じ効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施形態における本体2及び各変形例の本体202,302には、チューブを係止するための突起部が3つ形成されていたが、2又は4以上の突起部が形成されていてもよい。また、各突起部22〜24,222〜224,322〜324が、挿入方向A,Bに沿って互いに離隔した複数の同じ突起部22〜24,222〜224,322〜324によって構成されていてもよい。これにより、接続口部20に挿入されたチューブに対する係止箇所が増加し、チューブがより一層抜けにくくなる。また、第1変形例の各突起部222〜224は一対の部分突起222a,222b,223a,223b,224a,224bによって構成されていたが、内周面30の周方向に沿って互いに離隔する4以上の部分突起によって構成されていてもよい。また、突起部を構成する複数の部分突起の周方向の長さ及び離隔距離は、互いに異なっていてもよい。さらに各突起部222〜224が、1の部分突起(例えば、一対の部分突起222a,222b,223a,223b,224a,224bのいずれか一方)から構成されていてもよい。さらに、各突起部222〜224の部分突起222a,222b,223a,223b,224a,224bの周方向の位置は、突起部222〜224で異なっていてもよい。
また、上述の実施形態のチューブ継手1は、シール部材3,4を有していなくてもよい。また、各突起部22〜24の先端面22a〜24aが傾斜していなくてもよく、特に限定するものではなく、どのような形状であってもよい。また、上述の実施形態及び各変形例の突起部21,221,321は形成されていなくてもよい。

1 チューブ継手
3,4 シール部材(筒状部材)
11,12 チューブ
20,220,320 接続口部
22〜24,222〜224,322〜324 突起部
22a〜24a,222a1〜224b1,322a1〜324c1 先端面
30 内周面
A,B 挿入方向
G 中心線

Claims (5)

  1. 可撓性を有するチューブを挿入して接続するための接続口部を有するチューブ継手において、
    前記接続口部が延在方向の両端部に形成され、2つの前記接続口部を連通する連通孔が前記2つの接続口部の間に形成された筒状の本体を有し、
    前記接続口部のそれぞれの内周面は、前記接続口部に対する前記チューブの挿入方向において、奥になるに連れて段階的に内径が順に小さい複数の部分を有しており、
    前記接続口部のそれぞれの内周面には、前記接続口部の中心線に向かって突出し且つ前記接続口部に挿入された前記チューブを係止する複数の突起部が形成されており、
    前記複数の突起部は、前記複数の部分から突出し、前記挿入方向に沿って互いに離隔して配置されており、
    前記突起部の先端と前記中心線までの距離は、前記挿入方向において、奥に配置された前記突起部ほど小さく、
    前記複数の突起部のそれぞれは、前記接続口部の開口面に対向し、前記接続口部に挿入される前記チューブの先端が接する面と、当該チューブの先端が接する面の先端から前記挿入方向の奥に形成され、前記チューブの側面に接する先端面と、を有していることを特徴とするチューブ継手。
  2. 前記突起部は、前記内周面の周方向に沿って環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチューブ継手。
  3. 前記突起部は、前記内周面の周方向に沿って互いに離隔して配置された突起片を有することを特徴とする請求項1に記載のチューブ継手。
  4. 前記挿入方向において、前記接続口部の最も手前側には、前記接続口部に挿入された前記チューブと前記内周面との間に圧縮した状態で配置される、弾性材料から構成された筒状部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のチューブ継手。
  5. 前記突起部の先端面は、前記挿入方向において、前記中心線までの距離が奥に行くほど小さくなるように傾斜していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のチューブ継手。
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