JP6943717B2 - 電気コネクタおよび電気コネクタの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電気コネクタおよび電気コネクタの製造方法に関する。
電気コネクタを介して二つの被接続体(例えば、相手コネクタや回路基板等)同士を接続する場合、電気コネクタでは、一方の被接続体が取り付けられる側と他方の被接続体が取り付けられる側との間で高い気密性が要求されることがある。そのような電気コネクタとして、例えば、ある精密装置では、装置内部に特殊なガスが充填され、このガスが電気コネクタ部を介して装置外部へ漏れ出ないように、高い気密性が要求される。
特許文献1は、端子の一端側と他端側との間での気密性を確保するための気密端子を開示している。該気密端子は、円盤状をなし中央位置に一つの貫通孔が形成された外周金属と、該貫通孔に挿通配置されたまっすぐなピン状の一つのリード端子と、上記貫通孔に充填され該貫通孔を封止したガラス層とを有している。該気密端子では、上記ガラス層によって貫通孔と端子との間が封止されることにより、端子の一端側と他端側との間での気密性が確保されている。また、特許文献1は、リード端子を複数設けた他の形態として、外周金属に貫通形成された複数の貫通孔のそれぞれにリード端子が一つずつ挿通配置され、各貫通孔がガラス層で封止された形態をも開示している。
特開2005−353291
近年、電気コネクタを大型化させることなく多くの端子を設けるために、端子同士の間隔を狭くして端子を密に配列することが要求されることが多い。特許文献1における複数のリード端子を設けた形態では、一つの貫通孔に一本のリード端子が挿通されているので、互いに隣接するリード端子の間には、それぞれの貫通孔を封止するガラス層のみならず、貫通孔同士を隔てる外周金属の一部も存在している。このように、互いに隣接するリード端子の間に外周金属の一部が存在している関係上、リード端子同士を近接して配置させることは困難である。したがって、多数のリード端子を設けようとすると気密端子、ひいては該気密端子が設けられた電気コネクタの大型を招いてしまう。
本発明は、このような事情に鑑み、電気コネクタを大型化させることなく多数の端子を設けることができる、気密性を有する電気コネクタおよび該電気コネクタの製造方法を提供することを課題とする。
本発明によれば、上述の課題は、次の第一発明に係る電気コネクタおよび第二発明に係る電気コネクタの製造方法により解決される。
<第一発明>
第一発明に係る電気コネクタは、相手コネクタとの接続方向に延びる帯板状をなし、端子幅方向に配列されている金属製の複数の端子と、上記複数の端子が挿通した状態で配置される少なくとも一つの孔部が上記接続方向に貫通して形成された金属製の枠状部材と、上記孔部内に位置して複数の上記端子と上記枠状部材との間を密封するとともに上記複数の端子を一括して保持するガラス製の封止部材と、上記接続方向での端子の少なくとも一端側で上記複数の端子を保持するハウジングとを有しており、該ハウジングは、上記複数の端子を一体成形により保持するとともに、上記相手コネクタとの嵌合接続のための嵌合部を有していることを特徴としている。
第一発明では、枠状部材に少なくとも一つの孔部が貫通形成されていて、端子幅方向に配列された複数の端子が該孔部内に挿通された状態で配置されている。したがって、一つの孔部内において、隣接する端子の間に存在しているのは封止部材のみであり、枠状部材の一部は存在していない。この結果、従来と比べて、端子同士の間隔を狭くして複数の端子を配列することができる。
また、端子は、金属製の帯板状であり、端子幅方向に配列されているので、金属板部材をその板厚方向に打ち抜くことにより、端子幅方向で狭い間隔をもって配列された状態の複数の端子を容易に作ることができる。
さらには、端子同士の間隔が狭いと該端子を保持するためのハウジングの形状は複雑となるが、第一発明では、ハウジングは複数の端子との一体成形により形成されるので、端子同士の間隔が狭くても容易に形成することができる。また、仮に、ハウジングを別個に成形しておき、該ハウジングを端子の長手方向(相手コネクタとの接続方向)で複数の端子に圧入して取り付ける場合には、該ハウジングの取付時に、該ハウジングと端子との間での摩擦に起因してハウジングおよび端子が損傷したり、ハウジングと端子との位置ずれに起因して端子の座屈等が生じたりするおそれがある。これに対し、第一発明では、ハウジングは端子との一体成形により形成されるので、上述したようなハウジングおよび端子の損傷や端子の座屈等が起こりにくい。
第一発明において、上記ハウジングの嵌合部は、上記接続方向に対して直角な底面をもつ底壁と、該底壁から上記接続方向に起立する周壁とを有しており、該底壁および周壁によって囲まれた空間で上記相手コネクタを受け入れるための受入凹部が形成されており、上記底壁は、上記端子の一部の全周を囲んでおり、当該端子に密着していることとしてもよい。
このように、ハウジングを端子と一体成形する際に、該ハウジングの底壁で端子の一部の全周を囲むようにして該底壁を該端子に密着させた状態とすることにより、該底壁によって端子を強固に保持することができるので、ハウジングが不用意に端子から外れることをより確実に防止できる。
第一発明において、上記底壁の底面が封止部材に密着していることとしてもよい。
ハウジングは、端子との一体成形により形成されるので、その一体成形の際に封止部材の表面に対しても該ハウジングの底壁が接するように成形される。したがって、封止部材の表面に凹凸がある場合であっても、ハウジングの底壁の底面を封止部材の表面に密着させることができる。仮に、端子とは別個に形成したハウジングを端子の長手方向(上記接続方向)で該端子に取り付ける場合には、ハウジングの底壁は封止部材の表面で最も突出した部分の頂部に接した状態、すなわち、封止部材の表面との間に隙間が生じた状態で留まることとなり、電気コネクタが上記接続方向で大型化してしまう。また、上記接続方向での電気コネクタの大型化を避けるべく、底壁の壁厚寸法を小さくした場合には、該底壁の強度が低下してしまう。第一発明では、上述したように、封止部材の表面に凹凸があっても底壁の底面を封止部材に隙間なく密着させることできるので、上記接続方向でハウジングを大型化させることなく底壁の壁厚寸法を大きくして、該底壁の十分な強度を確保できる。
また、端子とは別個に形成したハウジングを端子の長手方向(上記接続方向)で該端子に取り付ける場合には、ハウジングの取付時に該ハウジングの底壁が封止部材の表面に衝突して、封止部材およびハウジングが損傷するおそれがある。これに対し、第一発明では、上述したようにハウジングは一体成形により形成されるので、ハウジングの底壁が封止部材に衝突することはない。この結果、ハウジングおよび封止部材の損傷を防止できる。
第一発明において、上記ハウジングの周壁は、上記複数の端子の配列方向に延びる二つの側壁と、該二つの側壁の端部同士を連結する二つの端壁とを有しており、上記端子は、相手コネクタとの接続のための接続部を有しており、該接続部は、上記側壁の内側面に沿って位置しており、かつ、上記受入凹部へ向けて露呈するように形成されていることとしてもよい。
端子におけるハウジングが設けられている側の部分が該ハウジングの側壁の内側面に沿って位置していることにより、該部分はハウジングの外側面で露呈しない。したがって、作業者の指が該部分に直接触れたり、落下等による不用意な外力が該部分に直接作用したりすることがなくなるので、端子の損傷をより確実に防止できる。
第一発明において、上記ハウジングの側壁は、相手コネクタとの嵌合接続状態にて、相手コネクタに設けられた対応嵌合部と弾性変位可能な相手端子との間に配置され、該側壁の外側面が上記対応嵌合部によって支持される被支持面をなしていることとしてもよい。
このような構成では、端子の接続部が側壁の内側面に配されているので、上記接続部は、相手コネクタとの嵌合接続状態、すなわち相手端子の対応接続部と接した状態で、コネクタ幅方向(側壁の壁厚方向と同じ方向)で外方に向けた力を上記対応接続部から受ける。また、ハウジングの側壁の外側面は、上記嵌合接続状態で相手コネクタの対応嵌合部によって支持される被支持面をなしている。したがって、相手コネクタの対応嵌合部がハウジングの側壁の外側面(被支持面)を支持することにより、端子の接続部が相手端子の対応接続部から受ける力(コネクタ幅方向での外方へ向けた力)に対して十分に対抗することができる。この結果、端子同士を十分な接圧をもって接触させることができるとともに、ハウジングの側壁の変形ひいては損傷を防止できる。
<第二発明>
第二発明に係る電気コネクタの製造方法は、相手コネクタとの接続方向に貫通するとともに該接続方向に対して直角な一方向に延びるスリットが形成されたガラス部材を、金属製の枠状部材に上記接続方向で貫通する孔部内に収容した状態で焼結して、該ガラス部材と枠状部材とを一体成形し、金属板部材を板厚方向に打ち抜いて、上記接続方向に延びる複数の端子素材が上記一方向に配列された状態で一つのキャリアに連結されたキャリア付端子素材を形成し、上記複数の端子素材を上記接続方向で上記ガラス部材の上記スリットへ挿通し、上記ガラス部材を再度焼結して、上記端子素材と上記枠状部材との間を密封するとともに上記複数の端子素材を配列保持する封止部材を形成し、上記相手コネクタとの嵌合接続のための嵌合部を有する電気絶縁材製のハウジングを、上記接続方向の少なくとも一方の側で上記複数の端子素材と一体成形して端子素材を保持するように形成し、上記複数の端子素材から上記キャリアを切り離すことにより複数の端子を形成することを特徴としている。
第二発明では、一つのキャリアに連結された複数の端子素材を上記ガラス部材の上記スリットへ挿通して配置するようになっているので、ガラス部材に対する該複数の端子素材の位置決めを一括して一つの工程で容易に行うことができる。また、第一発明について既述したのと同様に、複数の端子を端子同士の間隔を狭くして配列でき、そのように狭い間隔で配列された複数の端子および該複数の端子を保持するハウジングを容易に作ることができ、そして、コネクタ製造過程にてハウジングおよび端子の損傷を防止できる。
本発明は、以上のように、気密性を有する電気コネクタにおいて、枠状部材に少なくとも一つの孔部が貫通形成されていて、端子幅方向に配列された複数の端子が該孔部内に挿通された状態で配置されるので、端子同士の間隔を狭くすることができ、端子幅方向(端子の配列方向)で電気コネクタを大型化することなく、多数の端子を配列することができる。また、端子は、金属製の帯板状であり、端子幅方向に配列されているので、金属板部材をその板厚方向に打ち抜くことにより、端子幅方向で狭い間隔で配列された状態の複数の端子を容易に作ることができる。さらには、ハウジングは複数の端子との一体成形により形成されるので、端子同士の間隔が狭くても容易に形成することができ、また、ハウジングで端子を保持する際に該ハウジングおよび該端子が損傷することを防止できる。
本発明の実施形態に係る電気コネクタおよびこれに対して上方そして下方から接続される二つの相手コネクタの斜視図であり、嵌合前の状態を示している。 図1の電気コネクタおよび二つの相手コネクタの端子配列方向での端子位置における断面図であり、上方の相手コネクタを嵌合前の状態で示し、下方の相手コネクタを嵌合後の状態で示している。 (A)〜(E)は図1の電気コネクタの製造工程を示す図である。
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施の形態について説明する。
本実施形態に係る電気コネクタ1(以下、単に「コネクタ1」という)は、被接続体としての二つの相手コネクタ2が互いに反対側から一つずつ嵌合され、これらの相手コネクタ2同士を電気的に接続するための中間電気コネクタである。該コネクタ1は、例えばハードディスク装置等の電子機器の筐体に取り付けられる。このとき、一方の相手コネクタ2は上記筐体の内部でコネクタ1と接続され、他方の相手コネクタ2は上記筐体の外部でコネクタ1と接続されることとなる。また、これらの相手コネクタ2は、回路基板の実装面に実装される回路基板用電気コネクタである。
図1は、コネクタ1およびこれに対して上方そして下方から接続される二つの相手コネクタ2の斜視図である。図2は、図1のコネクタ1および二つの相手コネクタ2の端子配列方向に対して直角な面(Y−Z平面)での断面図であり、端子配列方向での端子位置における断面を示している。図1では、コネクタ1と相手コネクタ2とが嵌合接続前の状態で示されている。図2では、コネクタ1と上方の相手コネクタ2とは嵌合接続前の状態で示され、コネクタ1と下方の相手コネクタ2とは嵌合接続後の状態で示されている。
コネクタ1は、コネクタ1の長手方向(図1のX軸方向)に延びる金属製の枠状部材10と、該枠状部材10に形成された後述の孔部11に挿通した状態で上記長手方向に配列された金属製の複数の端子20と、上記孔部11内に位置して枠状部材10と端子20との間を密封するとともに複数の端子20を一括して保持するガラス製の封止部材30(図2参照)と、端子20の上端側(Z1側)で複数の端子20を一体モールド成形により保持する電気絶縁樹脂製の上側ハウジング40と、端子20の下端側(Z2側)で複数の端子20を一体モールド成形により保持する電気絶縁樹脂製の下側ハウジング50とを有している。以下、上側ハウジング40と下側ハウジング50を区別する必要がないときには、これらを「ハウジング40,50」と総称する。
枠状部材10は、上記電子機器の筐体に直接取り付けられる部材である。該枠状部材10は、図1のX軸方向を長手方向として延びる直方体外形をなしており、相手コネクタ2との接続方向、すなわち上下方向(図1のZ軸方向)に貫通するとともに、上記長手方向に延びる孔部11が形成されている。
端子20は、上下方向に延びる帯板状をなしており、図2に見られるように、上端部がコネクタ幅方向(図1のY軸方向)での外方(図2において右側の端子20についてはY1方向、左側の端子20についてはY2方向)へ向けて板厚方向に屈曲されている。該端子20は、枠状部材10の長手方向(X軸方向)を端子配列方向として二列の端子列をなして配列されている。それぞれの端子列にて、端子20の端子幅方向は端子配列方向に一致している。本実施形態では、帯板状の端子20が端子幅方向に配列されているので、金属板部材をその板厚方向に打ち抜くことにより、端子幅方向で狭い間隔をもって配列された状態の複数の端子20を容易に作ることができる。
端子20は、図2に見られるように、上下方向にて、封止部材30に保持される中間部21と、該中間部21から上方へ向けて延び上側ハウジング40に保持される上部22と、該中間部21から下方へ向けて延び下側ハウジング50に保持される下部23とを有している。中間部21は、全周にわたって封止部材30に囲まれており、その周面が該封止部材30と密着している。
上部22は、上側ハウジング40の後述の側壁44の内側面に沿って上下方向に延びる上側接続部22Aと、該上側接続部22Aの上端で屈曲されてコネクタ幅方向外方へ延びる上端部22Bと、上側接続部22Aの下端から下方へ延びる下端部22Cとを有している。
上側接続部22Aは、内側面(コネクタ幅方向で内側に位置する板面)が該側壁44の内側面から後述の上側受入凹部46へ向けて露呈した状態で、側壁44に保持されている。上端部22Bは、その上面(板面)が該側壁44の上面から露呈した状態で、側壁44に保持されている。下端部22Cは、上側ハウジング40の底壁42に全周を囲まれてその周面が該底壁42に密着した状態で、該底壁42によって保持されている。
下部23は、既述した上部22を上下反転させるとともに上端部22Bを省略した形状をなしており、全体が上下方向に延びる直状をなしている。該下部23は、中間部21に連結された上端部23Cと、該上端部23Cから下方へ延びる下側接続部23Aとを有している。
封止部材30は、既述したように、枠状部材10の孔部11内に位置しており、該孔部11内に挿通された状態で配置された複数の端子20と枠状部材10との間を密封するとともに、該複数の端子20を一括して保持している。したがって、該封止部材30により、上下方向での上側ハウジング40側と下側ハウジング50側との間、換言すると、上記機器の内部と外部との間での気密性が確保されている。封止部材30は、図2に見られるように、その上面32が枠状部材10の上面12よりも若干下方に位置し、その下面33が枠状部材10の下面13よりも若干上方に位置している。また、各端子20の周辺位置では、封止部材の上面および下面から隆起する隆起部31が形成されている。
本実施形態では、一つの孔部11内に複数の端子20が挿通された状態で配置されているので、この一つの孔部11内において、互いに隣接する端子20の間に存在しているのは封止部材30のみであり、枠状部材10の一部は存在していない。この結果、従来と比べて、端子20同士の間隔を狭くして複数の端子を配列することができる。つまり、端子幅方向(X軸方向)でコネクタ1を大型化することなく、多数の端子20を配列することができる。
封止部材30は、後述するように、枠状部材10の孔部11内に配したガラス部材を焼結することにより形成されるが、隆起部31は、その際に溶融したガラス部材が端子20の周辺で表面張力により隆起することにより形成されるものである。
上側ハウジング40は、全ての端子20と一体モールド成形することにより形成されており、該複数の端子20の上部22を一括して保持している。該上側ハウジング40は、相手コネクタ2との嵌合接続のための上側嵌合部41と、該上側嵌合部41の下部で周囲に張り出す張出部47とを有している。上側嵌合部41は、上下方向に対して直角な底面をもつ底壁42と、該底壁42から上方に起立する周壁43(図1参照)とを有している。該周壁43は、端子配列方向に延びる二つの側壁44と、コネクタ幅方向に該二つの側壁44の端部同士を連結する二つの端壁45とを有している。また、底壁42および周壁43によって囲まれ上方へ向けて開口した空間が、相手コネクタ2を上方から受け入れるための上側受入凹部46として形成されている。
上側ハウジング40の底壁42は、端子20の下端部22Cの全周を囲んでその周面に密着して、該下端部22Cを保持している。このような保持形態とすることにより、底壁42によって端子20を強固に保持することができるので、上側ハウジング40が不用意に端子20から外れることをより確実に防止できる。また、端子20に加えられた外力の封止部材30への伝達を規制できるので、封止部材30の破損等を防ぐことができる。
底壁42の下半部および該下半部から張り出している張出部47は枠状部材10の孔部11内に位置しており、該底壁42の底面42Aおよび張出部47の底面は封止部材30の上面12に密着している。また、張出部47は、上下方向に対して直角な方向で孔部11の内壁面まで張り出しているとともに、上下方向では該張出部47の上面47Aが枠状部材10の上面12と同じ高さに位置している。
本実施形態では、上側ハウジング40は端子20との一体成形により形成されるので、封止部材30の上面に凹凸がある場合であっても、上側ハウジング40の底壁42の底面42Aおよび張出部47の底面47Bを封止部材30の上面32に密着させることができる。したがって、上下方向で上側ハウジング40を大型化させることなく底壁42の壁厚寸法を大きくして、該底壁42の十分な強度を確保できる。また、上側ハウジング40は端子20との一体成形により形成されており、上側ハウジング40の成形時に該上側ハウジング40の底壁42が封止部材30に衝突することはないので、上側ハウジング40および封止部材30の損傷を防止できる。
側壁44は、既述したように、端子20の上側接続部22Aおよび上端部22Bを保持している。具体的には、側壁44は、上側接続部22Aの内側面(コネクタ幅方向で内側に位置する板面)が上側受入凹部46へ向けて露呈し、かつ、上端部22Bの上面が該側壁44の上面から露呈するように、上側接続部22Aおよび上端部22Bを保持している。本実施形態では、上側ハウジング40は、端子20との一体モールド成形により形成されているので、端子20が狭い間隔で配列されたとしても、上側ハウジング40の成型時に、溶融状態の電気絶縁材(樹脂等)を端子20間に流入させることにより、該上側ハウジング40によって端子20を確実に保持することができる。また、端子20の上側接続部22Aは上側ハウジング40の側壁44の内側面に沿って位置していて、ハウジングの外側面で露呈しないので、作業者の指が上側接続部22Aに直接触れたり、落下等による不用意な外力が上側接続部22Aに直接作用したりすることがなくなるので、端子20の損傷をより確実に防止できる。
側壁44は、相手コネクタ2との嵌合接続状態にて、相手コネクタ2の後述の側壁74と相手端子60との間に位置するようになっており、該側壁44の外側面が相手コネクタ2の側壁74によって支持される被支持面44Aをなしている。
下側ハウジング50は、既述した上側ハウジング40を上下反転させた形状をなしている。該下側ハウジング50については、上側ハウジング40と対応する部分に、該上側ハウジング40における符号に「10」を加えた符号を付し(例えば、上側ハウジング40の底壁42に対応する下側ハウジング50の底壁には符号「52」を付す)、説明を省略する。
本実施形態では、上述したようにハウジング40,50は複数の端子20との一体成形により形成されるので、端子20同士の間隔が狭くても容易に形成することができる。一体成形時、換言すると、ハウジング40,50によって複数の端子20を保持する際に、ハウジング40,50および端子20に損傷や該端子の座屈等が起こりにくい。
次に、図3(A)〜(E)に基いてコネクタ1の製造工程について説明する。図3(A)〜(E)はコネクタの製造工程を示す図であり、端子配列方向に対して直角な面での断面を取った斜視断面図として示されている。まず、図3(A)に示される枠状部材10の孔部11内に、図3(B)に示されるガラス部材130を収容し、その状態を維持したまま焼結することにより、該ガラス部材130と枠状部材10とを一体成形する。該ガラス部材130は、直方体外形をなしており、上下方向に見て上記孔部11とほぼ同じ四角形状をなしているとともに、上下方向で該孔部11よりも若干小さい高さ寸法で形成されている。また、該ガラス部材130は、上下方向に貫通するとともに端子配列方向に延びる二つのスリット130Aを有しており、後述するように、それぞれのスリット130Aで一つの端子列の複数の端子20を一括して挿通可能となっている。
次に、金属板部材を板厚方向に打ち抜いて形成された、上下方向に延びる複数の端子素材120が端子幅方向に配列された状態で一つのキャリアCに連結されたキャリア付端子素材220を二つ用意する。該キャリアCは、端子素材120の上端部122Bに連結されており、コネクタ幅方向に延びている(図3(C)参照)。そして、それぞれのキャリア付端子素材220の端子素材120を、ガラス部材130のスリット130Aへ上方から挿通させて配置する。このとき、二つのキャリア付端子素材220は、それぞれのキャリアCがコネクタ幅方向で互いに反対側へ延びるような姿勢で配され、下部123がスリット130Aから下方へ延出するまで挿通される。
本実施形態では、一つのキャリアCに連結された複数の端子素材120を上記ガラス部材130のスリット130Aへ挿通して配置するようになっているので、ガラス部材130に対する複数の端子素材120の位置決めを一括して一つの工程で容易に行うことができる。
次に、ガラス部材130を再度焼結することにより、図3(C)に見られるように、複数の端子素材120と枠状部材10との間を密封して、封止部材30を形成する。この結果、封止部材30は複数の端子素材120を配列保持する。また、再焼結の際、溶融したガラス部材130が端子素材120の周辺で表面張力により隆起して隆起部31が形成される。
次に、枠状部材10の上方および下方のそれぞれに金型(図示せず)を配置し、上方の金型内に端子素材120の上部122を位置させるととともに、下方の金型内に下部123を位置させる。そして、溶融した樹脂をそれぞれの金型内に注入して固化させることにより、上側ハウジング40および下側ハウジング50を成形する。この結果、図3(D)に見られるように、上側ハウジング40は端子素材120の上部122と一体成形され、下側ハウジング50は端子素材120の下部123と一体成形される。
次に、図3(E)に見られるように、キャリア付端子素材220のキャリアCを、端子素材120の上端部122Bとの連結位置で切断することにより除去する。この結果、コネクタ1が完成する。
次に、図1および図2に基いて、相手コネクタ2の構成を説明する。コネクタ1に対して上方から嵌合接続される一方の相手コネクタ2と下方から嵌合接続される他方の相手コネクタ2とは、全く同じ形状をなしているので、ここでは、上記一方の相手コネクタ2(図1および図2にてコネクタ1の上方に位置する相手コネクタ2)の構成のみを説明し、上記他方の相手コネクタ2の説明を省略する。相手コネクタ2は、図1に見られるように、X軸方向を端子配列方向として二列に配列された金属板製の複数の相手端子60と、端子配列方向を長手方向として延び上記複数の相手端子60を配列保持する直方体外形のハウジング70とを有している。
相手端子60は、図2に見られるように、金属板部材をその平坦な板面を維持したまま打ち抜いて作られており、該相手端子60の板面がYZ平面に対して平行をなした姿勢で、ハウジング70の上方から圧入されて該ハウジング70により保持されている。該相手端子60は、ハウジング70の上半部で上下方向に延びる基部61と、該基部61の下部から下方へ延びる圧入部62と、基部61の下部からコネクタ幅方向内方へ延びてから下方へ延びる弾性腕部63と、基部61の上下方向での中間部からコネクタ幅方向内方へ延びてから上方へ延びる延長部64と、基部61の上部からコネクタ幅方向外方へ延びてハウジング70外に位置する半田固定部65とを有している。
圧入部62は、上下方向に延びる二つの側縁のうちコネクタ幅方向外側の側縁から突出する圧入突部62Aを二つ有している。弾性腕部63は、コネクタ幅方向に延びる横部63Aと、該横部63Aのコネクタ幅方向内端から下方へ延びる縦部63Bとを有しており、該横部63Aと基部61との連結位置を支点としてYZ平面内で弾性変位可能となっている。縦部63Bの下端にはコネクタ幅方向外方へ向けて突出する対応接続部63Cが形成されている。後述するように、弾性腕部63は、コネクタ1とのコネクタ接続状態にて該コネクタ1の端子20の下側接続部23Aと対応接続部63Cで弾性接触可能となっている。半田固定部65は、その上縁がハウジング70の底壁71の底面71Aよりも若干上方に位置しており、回路基板の実装面の対応回路部(図示せず)に半田接続されるようになっている。
ハウジング70は、上下方向に対して直角な底面71A(図1,2にて上方に位置する面)をもつ底壁71と、該底壁71の中央域で下方へ向けて起立する突壁72と、該底壁71から下方へ向けて起立するとともに該突壁72を囲む周壁73とを有している(図1にて下方に位置する相手コネクタ2をも参照)。該周壁73は、端子配列方向に延びる二つの側壁74と、コネクタ幅方向に該二つの側壁74の端部同士を連結する二つの端壁75とを有している。
突壁72と周壁73との間で下方へ向けて開口した環状空間は、コネクタ1の上側嵌合部41を下方から受け入れるための受入凹部76として形成されている。また、後述するように、ハウジング70の下半部(受入凹部76が開口してる側の部分)は、コネクタ1の上側嵌合部41との嵌合のための対応嵌合部77として機能する。側壁74の内側面は、コネクタ1との嵌合接続状態にて該コネクタ1の側壁44の被支持面44Aを支持する支持面74Aをなしている。
また、ハウジング70には、図2に見られるように、相手端子60を収容するための端子収容部78が、底壁71、突壁72および側壁74のそれぞれに沿ってYZ平面に拡がって形成され、全体として略U字状をなしている。該端子収容部78は、底壁71に沿ってコネクタ幅方向に延びるとともに上下方向に貫通する溝状をなす底溝部78Aと、突壁72に沿って該突壁72の上下方向でのほぼ全域にわたって延びコネクタ幅方向外方へ開口する溝状の内溝部78Bと、側壁74の上半部に沿って上下方向に延びコネクタ幅方向内方へ開口する溝状の外溝部78Cと、側壁74の下半部に沿って上下方向に延び上下方向に貫通する孔状の圧入孔部78Dとを有している。
相手コネクタ2は、既述した相手端子60をハウジング70の端子収容部78へ上方から取り付けることにより組み立てられる。具体的には、基部61の上半部および延長部64の上半部が底溝部78Aに収容され、基部61の下半部が外溝部78Cに収容され、弾性腕部63の縦部63Bが内溝部78Bに収容され、さらに、圧入部62が圧入孔部78Dへ上方から圧入されている。このとき、圧入部62の圧入突部62Aが圧入孔部78Dの内壁面に食い込むことにより、相手端子60は端子収容部78内に収容された状態で保持される。
次に、図1および図2に基づいて、コネクタ1と二つの相手コネクタ2との嵌合接続動作について説明する。まず、二つの相手コネクタの端子20の半田固定部65をそれぞれ対応する回路基板の対応回路部(図示せず)へ半田接続することにより、それぞれの相手コネクタ2を回路基板に実装する。次に、図1に見られるように、一方の相手コネクタ2を、受入凹部76が下方へ向けて開口するような姿勢でコネクタ1の上方に位置させるとともに(図2をも参照)、他方の相手コネクタ2を受入凹部76が上方へ向けて開口するような姿勢でコネクタ1の下方に位置させる。
次に、上記他方の相手コネクタ2を上方へ移動させ、該相手コネクタ2の対応嵌合部77をコネクタ1の下側嵌合部51へ下方から嵌合させる(図1でZ1方向へ向く矢印参照)。このとき、相手コネクタ2の突壁72がコネクタ1の下側受入凹部56へ下方から進入する。また、これと同時に、コネクタ1の下側嵌合部51が相手コネクタ2の受入凹部76内に上方から進入する。このとき、コネクタ1の側壁54で保持されている端子20の下側接続部23Aが相手端子60の対応接続部63Cに当接し、弾性腕部63をコネクタ幅方向内方へ向けて弾性変位させる。
相手コネクタ2の嵌合動作は突壁72がコネクタ1の下側ハウジング50の底壁52に当接することにより完了する。嵌合接続状態にて、弾性腕部63は弾性変位した状態のままであり、この結果、対応接続部63Cと下側接続部23Aとが接圧をもって接触した状態が維持され、端子同士が電気的に接続される。また、嵌合接続状態において、コネクタ1の側壁44の外側面、すなわち被支持面44Aは、相手コネクタ2の側壁74の内側面、すなわち支持面74Aと接面しており、該支持面74Aによって支持されている。嵌合接続状態にて、端子20の下側接続部23Aは相手端子60の対応接続部63Cからコネクタ幅方向外方に向けた力を受けている。本実施形態では、相手コネクタ2の支持面74Aによってコネクタ1の被支持面44Aが支持されているので、下側接続部23Aが対応接続部63Cから受ける力(コネクタ幅方向での外方へ向けた力)に対して十分に対抗することができる。この結果、端子同士を十分な接圧をもって接触させることができるとともに、コネクタ1の側壁44の変形ひいては損傷を防止できる。
次に、上記一方の相手コネクタ2を、既述した他方の相手コネクタの嵌合動作と同じ要領で、コネクタ1に上方から嵌合接続させる(図1および図2でZ2方向へ向く矢印参照)。そして、両方の相手コネクタ2がコネクタ1に嵌合接続されると、相手コネクタ2が電気的に導通した状態が確保される。なお、一方および他方の相手コネクタ2をコネクタ1に嵌合させる順序は、いずれが先であってもよく、また、同時であってもよい。
本実施形態では、コネクタ1に接続される二つの被接続体は両方とも相手コネクタ2であることとしたが、被接続体の形態はこれに限られず、例えば、一方の被接続体が相手コネクタそして他方の被接続体が回路基板であってもよい。この場合、コネクタ1は、一方の側では上記相手コネクタとの嵌合のためのハウジングが設けられていて、他方の側では該コネクタの端子が回路基板の対応回路部に直接半田接続されるようになっている。
また、本実施形態では、枠状部材は孔部が一つだけ設けられていることとしたが、これに代えて、複数の孔部が設けられていてもよい。このように一つの枠状部材に複数の孔部を設ける場合、それぞれの孔部にて複数の端子が配されるとともに封止部材で保持される。
1 コネクタ 43 周壁
2 相手コネクタ 44 側壁
10 枠状部材 44A 被支持面
11 孔部 46 上側受入凹部
20 端子 50 下側ハウジング
120 端子素材 51 下側嵌合部
220 キャリア付端子素材 52 底壁
22A 上側接続部 53 周壁
23A 下側接続部 54 側壁
30 封止部材 56 下側受入凹部
130 ガラス部材 60 相手端子
130A スリット 63C 対応接続部
31 孔部 70 相手ハウジング
40 上側ハウジング 77 対応嵌合部
41 上側嵌合部 C キャリア
42 底壁

Claims (6)

  1. 相手コネクタとの接続方向に延びる帯板状をなし、端子幅方向に配列されている金属製の複数の端子と、
    上記複数の端子が挿通した状態で配置される少なくとも一つの孔部が上記接続方向に貫通して形成された金属製の枠状部材と、
    上記孔部内に位置して上記複数の端子と上記枠状部材との間を密封するとともに上記複数の端子を一括して保持するガラス製の封止部材と、
    上記接続方向での端子の少なくとも一端側で上記複数の端子を保持するハウジングとを有しており、
    該ハウジングは、上記複数の端子を一体成形により保持するとともに、上記相手コネクタとの嵌合接続のための嵌合部を有し
    上記嵌合部は、上記接続方向に延びる周壁と該周壁の底部に位置する底壁とを有し、該底壁の一部が上記接続方向で上記枠状部材の上記孔部内に位置しており、
    上記封止部材は、上記端子の外面に接面して上記接続方向に隆起する隆起部を有していることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 上記ハウジングの嵌合部は、上記接続方向に対して直角な底面をもつ底壁と、該底壁から上記接続方向に起立する周壁とを有しており、該底壁および周壁によって囲まれた空間で上記相手コネクタを受け入れるための受入凹部が形成されており、
    上記底壁は、上記端子の一部の全周を囲んでおり、当該端子に密着していることとする請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 上記底壁の底面は、封止部材に密着していることとする請求項2に記載の電気コネクタ。
  4. 上記ハウジングの周壁は、上記複数の端子の配列方向に延びる二つの側壁と、該二つの側壁の端部同士を連結する二つの端壁とを有しており、
    上記端子は、相手コネクタとの接続のための接続部を有しており、該接続部は、上記側壁の内側面に沿って位置しており、かつ、上記受入凹部へ向けて露呈するように形成されていることとする請求項3に記載の電気コネクタ。
  5. 上記ハウジングの側壁は、相手コネクタとの嵌合接続状態にて、相手コネクタに設けられた対応嵌合部と弾性変位可能な相手端子との間に配置され、該側壁の外側面が上記対応嵌合部によって支持される被支持面をなしていることとする請求項3または請求項に記載の電気コネクタ。
  6. 相手コネクタとの接続方向に貫通するとともに該接続方向に対して直角な一方向に延びるスリットが形成されたガラス部材を、金属製の枠状部材に上記接続方向で貫通する孔部内に収容した状態で焼結して、該ガラス部材と枠状部材とを一体成形し、
    金属板部材を板厚方向に打ち抜いて、上記接続方向に延びる複数の端子素材が上記一方向に配列された状態で一つのキャリアに連結されたキャリア付端子素材を形成し、
    上記複数の端子素材を上記接続方向で上記ガラス部材の上記スリットへ挿通し、
    上記ガラス部材を再度焼結して、上記端子素材と上記枠状部材との間を密封するとともに上記複数の端子素材を配列保持する封止部材を形成し、
    上記相手コネクタとの嵌合接続のための嵌合部を有する電気絶縁材製のハウジングを、上記接続方向の少なくとも一方の側で上記複数の端子素材と一体成形して端子素材を保持するように形成し、
    上記複数の端子素材から上記キャリアを切り離すことにより複数の端子を形成することを特徴とする電気コネクタの製造方法。
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