JP6943394B1 - トルク構造 - Google Patents
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Abstract
Description
前記外筒2の内周縁に内ネジ山が設けられ、前記外筒2の内ネジ山と前記内筒1の前記外ネジ山とは互いに螺設され、かつ相対回転可能に配置され、前記外筒2の外周縁にリング状に配設される目盛が設けられ、前記目盛と前記内筒1の前記第1指標線とは互いに合わせて調整され、前記外筒2の中央に穿孔が貫設され、
前記第1接合ブロック3は、前記内筒1及び前記外筒2を互いに組み付けた後に形成された収容空間内に納置され、前記第1接合ブロック3の一端に複数の環状配列歯を有する第1咬合部49が設けられ、前記第1接合ブロック3の他端に第1スリーブ嵌合部が設けられ、前記第1スリーブ嵌合部が前記内筒1の穿孔外まで挿通され、前記第1スリーブ嵌合部は、四角頭状を呈し、スリーブ筒をスリーブ嵌合して回動可能に配置され、前記第1接合ブロック3は円体状を呈し、
前記第2接合ブロック4は、前記内筒1及び前記外筒2を互いに組み付けた後に形成された収容空間内に枢設され、前記第2接合ブロック4の一端に複数の環状配列歯を有する第2咬合部47が設けられ、前記第2咬合部47の歯部位置と前記第1接合ブロック3の前記第1咬合部49の歯部位置とが互いに合わせられ、前記第2接合ブロック4の他端に第2スリーブ嵌合部が設けられ、前記第2スリーブ嵌合部が前記外筒2の穿孔外まで挿通され、前記第2スリーブ嵌合部は、溝状を呈し、レンチをスリーブ嵌合して駆動するために供され、前記第2接合ブロック4は円体状を呈し、
前記位置決め部材は、複数個の球体7をリング状に配列することによって輪状に組み付けられ、前記位置決め部材は、前記第1接合ブロック3の第1咬合部49と前記第2接合ブロック4の第2咬合部47との間に納置され、すなわち、前記各球体7が前記第1咬合部49及び前記第2咬合部47の各歯部の間に納置され、前記第2接合ブロック4を駆動すると、前記複数個の球体7が駆動されて前記第1接合ブロック3を回転させるように駆動し、
前記弾性部材10の一端が前記外筒2の筒底に当てられる一方、他端が前記第2接合ブロック4上に当てられる。
1.特許文献1の図3を伴って説明すると、前記第1接合ブロック3に複数の環状配列歯の第1咬合部49が設けられ、前記第2接合ブロック4に複数の環状配列歯の第2咬合部47が設けられ、前記第2咬合部47と前記第1咬合部49とが互いに合わせられ、前記第1接合ブロック3及び前記第2接合ブロック4が円体状であることによって制限され、前記第1咬合部49及び前記第2咬合部47は放射状を呈するため、前記第1咬合部49及び前記第2咬合部47の加工は比較的に容易ではなく、前記第1接合ブロック3及び前記第2接合ブロック4は比較的に高いコストがかかってしまう。
2.特許文献1の図3を伴って説明すると、前記位置決め部材は、複数個の球体7からリング状に組み付けられ、組み立て時に前記位置決め部材の各球体7を、前記第1接合ブロック3の前記第1咬合部49及び前記第2接合ブロック4の前記第2咬合部47の各歯部の間に納置する必要があるが、各歯部の端面と各球体7とが互いに合わせられておらず、各球体7が自然に転動落下していき、かつ前記複数の球体7の個数は基本的に少なくはなく、図には10個描かれており、その組み立て過程に比較的長い時間がかかり、時間コストを増大させるおそれがある。
以上の観点から、それぞれ改善することが切望されてきた。
すなわち、上記課題を解決するための技術手段として、本発明に係るトルク構造において、第1伝動部材には、第1面、第1スリーブ嵌合部、複数の第1伝動溝及び第1端部が設けられ、複数の第1伝動体のうちの各第1伝動体が各第1伝動溝箇所に納置され、第2伝動部材に第2面、第2スリーブ嵌合部及び複数の第2伝動溝が設けられ、複数の第2伝動体のうちの各第2伝動体が各第2伝動溝箇所に納置され、各第2伝動体と各第1伝動体とが互いに寄り合って伝動され、各第1伝動体と前記第2面とが互いに寄り合わされ、各第2伝動体と前記第1面とが互いに寄り合わされ、前記複数の第2伝動体と前記複数の第1伝動体とが前記第1伝動部材と前記第2伝動部材との間に設けられることで、前記第1伝動部材と前記第2伝動部材とを互いに伝動させるように構成したものである。
(1)第1伝動部材と、複数の第1伝動体と、第2伝動部材と、複数の第2伝動体とを備えるトルク構造であって、
円リング体状を呈する前記第1伝動部材の一端に第1面が設けられ、前記第1伝動部材に第1スリーブ嵌合部が設けられ、前記第1スリーブ嵌合部が前記第1伝動部材の軸心箇所に設けられ、前記第1面箇所に複数の第1伝動溝が設けられ、前記複数の第1伝動溝は間隙を隔てて囲繞配列状を呈し、前記第1伝動部材の他端に第1端部が設けられ、
各当該第1伝動体が各当該第1伝動溝箇所に納置され、当該第1伝動体の個数と当該第1伝動溝の個数とが互いに合わせられ、当該第1伝動体の一部が当該第1伝動溝外から凸状に露出され、
円体状を呈する前記第2伝動部材が前記第1伝動部材と互いに整列され、前記第2伝動部材の一端に第2面が設けられ、前記第2面が前記第1面と互いに整列され、前記第2伝動部材に第2スリーブ嵌合部が設けられ、前記第2面箇所に複数の第2伝動溝が設けられ、当該第2伝動溝の個数は当該第2伝動溝の個数と同数であり、当該第2伝動溝の開口方向と当該第1伝動溝の開口方向とが互いに揃えられ、前記複数の第2伝動溝は間隙を隔てて囲繞配列状を呈し、
各当該第2伝動体が各当該第2伝動溝箇所に納置され、当該第2伝動体の個数と当該第2伝動溝の個数とが互いに合わせられ、当該第2伝動体の一部が当該第2伝動溝外から凸状に露出され、
各当該第2伝動体と各当該第1伝動体とが互いに寄り合って伝動され、各当該第1伝動体と前記第2面とが互いに寄り合わされ、各当該第2伝動体と前記第1面とが互いに寄り合わされ、前記複数の第2伝動体と前記複数の第1伝動体とが前記第1伝動部材と前記第2伝動部材との間に設けられることで、前記第1伝動部材と前記第2伝動部材とを互いに伝動させることを特徴とするトルク構造。
図1〜図8に示すように、本発明に係るトルク構造は、第1伝動部材10と、複数の第1伝動体20と、第2伝動部材30と、複数の第2伝動体40とを備える。
本発明に係るトルク構造は、駆動部材50と、組み付け部材57と、第1リング体58と、第2リング体59とを備え、前記駆動部材50の一端に第1駆動部51が設けられ、前記第1駆動部51は六角溝状または凸状延伸の四角頭状を呈し、前記駆動部材50の他端に連結節52が設けられ、前記第1スリーブ嵌合部11及び前記第2スリーブ嵌合部31は前記連結節52上にスリーブ嵌合され、前記連結節52にまず前記第1伝動部材10をスリーブ設置した後、次に順次前記第2伝動部材30をスリーブ設置し、前記連結節52は円柱体状を呈し、前記連結節52上に第2組み付け部53が設けられ、前記第2組み付け部53が前記第1組み付け部33と互いに整列され、前記第2組み付け部53が前記連結節52を貫通し、前記第2組み付け部53の軸心は前記連結節52の軸心と互いに垂直であり、前記第2組み付け部53は円穿孔状を呈し、前記駆動部材50に第2端部54が設けられ、前記第2端部54が前記第1端部14と互いに整列され、前記第2端部54と前記第1端部14との間に間隔を有し、前記第2端部54が前記第1駆動部51と前記連結節52との間に設けられ、前記第2端部54は平面状を呈し、前記第1駆動部51の外周面上に第1リング溝55が設けられ、前記第1リング溝55が前記第2端部54近傍箇所に設けられ、前記第1リング溝55は凹環溝状を呈し、前記第1駆動部51の外周面に第2リング溝56が設けられ、前記第2リング溝56が前記第1駆動部51の開口近傍箇所に設けられ、前記第2リング溝56は凹環溝状を呈し、前記第2リング溝56の幅及び深さが前記第1リング溝55の幅及び深さよりも大きい。
前記組み付け部材57が前記第1組み付け部33箇所と前記第2組み付け部53箇所とに貫設されることで、前記第2伝動部材30と前記駆動部材50とを互いに組み付け、前記組み付け部材57は円弾性ピン体状を呈する。
前記第1リング体58が前記第1リング溝55箇所にスリーブ設置され、前記第1リング体58はC字形リング体状を呈する。
前記第2リング体59が前記第2リング溝56箇所にスリーブ設置され、前記第2リング体59は円リング体状を呈する。
当該第1伝動体20が当該第1伝動溝12箇所に納置され、前記第2スリーブ嵌合部31が前記第1スリーブ嵌合部11と互いに整列され、当該第2伝動体40が当該第2伝動溝32箇所に納置され、当該第2伝動体40と当該第1伝動体20とが互いに寄り合って伝動されることで、前記第1伝動部材10と前記第2伝動部材30とを互いに伝動させ、前記連結節52は、前記第1スリーブ嵌合部11及び前記第2スリーブ嵌合部31を互いにスリーブ嵌合するために供され、前記組み付け部材57が前記第1組み付け部33箇所と前記第2組み付け部53箇所とに貫設されることで、前記第2伝動部材30と前記駆動部材50とを互いに組み付け、前記第1リング体58が前記第1リング溝55箇所にスリーブ設置され、前記第2リング体59が前記第2リング溝56箇所にスリーブ設置される。
前記第1ワッシャ72が前記第1受容溝61箇所に納置され、前記第1ワッシャ72の一端が前記連結節52の端部と互いに整列され、前記第1ワッシャ72が前記弾性部材71の一端に当てられ、前記第1ワッシャ72は円シート状を呈する。
前記第2ワッシャ73が前記弾性部材71の他端に当てられ、前記弾性部材71が前記第1ワッシャ72と前記第2ワッシャ73との間に弾力当接され、前記第2ワッシャ73は前記第1ワッシャ72と互いに離間し、前記第2ワッシャ73が前記第1受容溝61の端部箇所に納置され、前記第2ワッシャ73が前記第1螺合部63と互いに整列される。
前記第1突き当て部材74が前記第1受容溝61箇所に納置され、前記第1突き当て部材74が前記連結節52の端部と前記第1ワッシャ72との間に納置され、前記第1ワッシャ72及び前記第1突き当て部材74は前記弾性部材71の弾力を受けて前記連結節52上に押し当てられ、前記第1突き当て部材74は円球体状を呈する。
前記螺合部材セット90は、複数の螺合部材91と、第2突き当て部材92とを含み、前記螺合部材91が前記第1螺合部63箇所に納置螺合され、前記螺合部材91の一端が前記第2ワッシャ73上に当てられ、前記螺合部材91が前記第1螺合部63の内部に回転可能かつ変移可能に配置されることで、前記第2ワッシャ73を前記弾性部材71に押し当てさせることにより、前記弾性部材71の圧縮程度を調整して必要や所定のトルク値が確保され、前記螺合部材91は外ネジ山状を呈し、前記螺合部材91の個数は2個である。
前記第2突き当て部材92が前記第1螺合部63内に納置され、前記第2突き当て部材92が前記第1受容溝61箇所から略凸状に露出され、前記第2突き当て部材92が前記螺合部材91と前記第2ワッシャ73との間に納置されて突き当てられ、前記螺合部材91が前記第1螺合部63の内部に回転可能かつ変移可能に配置されるときに、前記螺合部材91によって前記第2突き当て部材92を変移させるように連動させることにより、前記第2ワッシャ73を前記弾性部材71に押し当てさせ、前記第2突き当て部材92が前記第2ワッシャ73と前記螺合部材91との間に回転可能に配置されることで、前記第2ワッシャ73と前記螺合部材91との間に第2突き当て部材92の転動摩擦力を有させ、前記第2突き当て部材92は円球体状を呈する。
前記第1伝動部材10、前記第2伝動部材30、前記複数の第1伝動体20及び前記複数の第2伝動体40は、一般のトルク継手構造に合わせて実施される場合、その構造は以下の通りである。
本発明に係るトルク構造は、第1本体60と、弾性部材71と、第2本体80とを備え、図12〜図14に示すように、本発明の第2実施形態において、前記第1スリーブ嵌合部11は凸状延伸の四角頭状を呈し、前記第1伝動部材10には当該第1受容孔13が設けられておらず、前記第2スリーブ嵌合部31は四角溝状を呈し、前記第2スリーブ嵌合部31は、別の工具と互いにスリーブ嵌合するために供されることにより、前記第2伝動部材30を回転させるように駆動することで、前記第2伝動部材30によって前記第1伝動部材10を連動して回転させ、前記第2伝動部材30には前記第1組み付け部33が設けられていない。
前記第1本体60は中空の円筒体状を呈し、前記第1本体60内に第1受容溝61が設けられ、前記第1伝動部材10、当該第1伝動体20、前記第2伝動部材30及び当該第2伝動体40を互いに組み合わせた後に前記第1本体60内に納置され、前記第1伝動部材10が前記第1本体60の一端から凸状に露出され、前記第2スリーブ嵌合部31の開口が前記第1本体60の他端から凸状に露出され、前記第1受容溝61の内周面上に第1螺合部63が設けられる。
前記弾性部材71は前記第2スリーブ嵌合部31の外周面上にスリーブ嵌合され、前記弾性部材71が前記第2伝動部材30と前記第1受容溝61の端部との間に弾力当接される。
前記第2本体80は中空の円筒体状を呈し、前記第2本体80と前記第1伝動部材10及び前記第1本体60とを互いにスリーブ嵌合して組み付け、前記第1スリーブ嵌合部11は、前記第2本体80外から凸状に露出されて別の工具部材と互いにスリーブ嵌合するために供され、前記第2本体80の外周面に第2螺合部84が設けられ、前記第2螺合部84と前記第1螺合部63とを互いに螺合させ、前記第1螺合部63が前記第2螺合部84上に回転変移可能に配置されることにより、前記弾性部材71の圧縮程度を調整し、前記第2螺合部84は外ネジ山状を呈する。
前記第2スリーブ嵌合部31を駆動することで、前記第2伝動部材30を回転させ、前記第2伝動部材30に納置された当該第2伝動体40と、前記第1伝動部材10に納置された当該第1伝動体20とが互いに寄り合って伝動されることで、前記第2伝動部材30と、前記第1伝動部材10とを連動して回転させ、回動のトルク値が過大になる場合、当該第2伝動体40と当該第1伝動体20とが互いに離脱され、前記第2伝動部材30を前記第1本体60及び前記第2本体80の内部に左側に向かって変移させて前記弾性部材セット70に押し当てる。
図15及び図16に示すように、本発明の第3実施形態において、前記第3実施形態の構造は前記第2実施形態の構造と同じであるが、相違点としては、当該第1伝動体20に第3面21、第4面22及び2つの第5面23が設けられ、前記第3面21が当該第1伝動体20の一端に設けられ、前記第3面21は球弧面状を呈し、前記第4面22が当該第1伝動体20の他端に設けられ、前記第4面22は球弧面状を呈し、前記第4面22は前記第3面21と互いに離間し、前記第4面22の半径が前記第3面21の半径よりも小さく、当該第5面23に前記第3面21及び前記第4面22が連設され、当該第5面23と前記第3面21とは互いに正接しており、当該第5面23と前記第4面22とは互いに正接しており、当該第5面23は前記第3面21箇所から前記第4面22箇所に向かって傾斜するように構成されることで、当該第1伝動体20を錐形体状を呈させ、当該第2伝動体40の構造は当該第1伝動体20の構造と同じであり、当該第1伝動溝12及び当該第2伝動溝32は当該第1伝動体20の構造に合わされる点である。
図17〜図19に示すように、本発明の第4実施形態において、前記第4実施形態の構造は前記第2実施形態の構造と同じであるが、相違点としては、前記第1面110に第1錐面15が設けられ、前記第1錐面15は前記第1スリーブ嵌合部11と互いに離間し、前記複数の第1伝動溝12が前記第1錐面15上に設けられることで、当該第1伝動溝12を斜孔溝状を呈させ、前記第2面310に第2錐面35が設けられ、前記第2錐面35と前記第1錐面15を互いに納置可能に構成し、前記第2錐面35が前記第1錐面15よりも小さく、前記第2錐面35は前記第2スリーブ嵌合部31と互いに離間し、前記複数の第2伝動溝32が前記第2錐面35上に設けられ、当該第2伝動溝32も斜孔溝状を呈する点である。当該第1伝動体20と当該第2伝動体40とが互いに寄り合わされた後、図18のように、前記第2スリーブ嵌合部31を駆動することで、前記第2伝動部材30を回転させ、前記第2伝動部材30によって前記複数の第2伝動体40、前記複数の第1伝動体20及び前記第1伝動部材10を連動して回転させることにより、前記第1スリーブ嵌合部11箇所にスリーブ嵌合された工具部材を回転させ、回動のトルク値が過大になる場合、当該第2伝動体40と当該第1伝動体20とが互いに離脱され、当該第2伝動体40と当該第1伝動体20とは互いに正接状態を呈し、前記第2伝動部材30を前記第1本体60及び前記第2本体80の内部に左側に向かって変移させて前記弾性部材セット70に押し当てる。
1.前記第1伝動部材10に前記複数の第1伝動体20を互いに納置するための前記複数の第1伝動溝12が設けられ、前記第2伝動部材30に前記複数の第2伝動体40を互いに納置するための前記複数の第2伝動溝32が設けられ、当該第1伝動体20と当該第2伝動体40とが互いに寄り合わされ、仮に前記第1面110及び前記第2面310が平面状を呈すれば、当該第1伝動溝12及び当該第2伝動溝32は凹弧溝状を呈し、前記第1伝動部材10及び前記第2伝動部材30は、その加工が比較的に容易であり、しかも比較的に低いコストで製造することができる。
2.当該第1伝動溝12及び当該第2伝動溝32は凹弧形溝状を呈し、前記第1面110は、当該第1伝動体20を寄り合うために供され、前記第2面310は、当該第2伝動体40を寄り合うために供され、これにより当該第1伝動体20が当該第1伝動溝12箇所に納置され、または当該第2伝動体40が当該第2伝動溝32箇所に納置されるときに、不用意に落下しないようになっており、前記トルク構造は、その組み立て過程が比較的に迅速に行われ、時間を短縮でき、時間コストを減少することができる。
3.当該第1伝動体20は球体状を呈し、当該第1伝動体20は当該第1伝動溝12箇所に自然に転動可能に配置され、当該第1伝動体20は、比較的に長い使用期間を実現でき、及び当該第2伝動体40は球体状を呈し、当該第2伝動体40は当該第2伝動溝32箇所に自然に転動可能に配置され、当該第2伝動体40は、比較的に長い使用期間を実現できることから、前記トルク構造は比較的に長い使用期間を実現することができる。
4.前記トルク構造において当該第1伝動体20及び当該第2伝動体40は必ず損傷したり劣化したりするが、当該第1伝動体20及び当該第2伝動体40は、いずれも別々に取り外して取替えることができるので、部品を取替えるコストを節減することができる。
5.前記トルク構造を組み立てるときに、まず順次前記弾性部材セット70を前記第1受容溝61の端部箇所に納置してから、前記第1伝動部材10、前記複数の第1伝動体20、前記第2伝動部材30、前記複数の第2伝動体40、前記駆動部材50、前記組み付け部材57、前記第1リング体58及び前記第2リング体59を予め互いに組み合わせた後は図2に示すように、再び前記第1受容溝61内に納置するため、比較的容易に組み立てることができる。
6.前記第2本体80は前記第1本体60上にスリーブ嵌合され、前記第2本体80の制限を受けた当該制限部材66をも前記第1本体60外から脱出させないようにし、前記第2本体80を前記第1本体60上に緊締するようにし、前記第2本体80と前記第1本体60との間により大きな接触面積を有し、仮に前記トルク構造が落下に耐えられずに衝突してしまう場合、前記第2本体80が前記第1本体60から離脱される確率が相当低くなるので、当該制限部材66は前記第2本体80の制限を受け、当該制限部材66も抜け出ることのないようにし、構造の安定性を保つことができる。
7.図11を参照して、前記第2本体80は前記第1本体60上にスリーブ嵌合されることで、前記駆動部材50を前記第1本体60及び前記第2本体80の内部に隠させることが可能になり、前記駆動部材50と前記第1本体60との間には枢設構造を有し、前記駆動部材50と前記第2本体80との間にも枢設構造を有することで、前記駆動部材50、前記第1本体60及び前記第2本体80のうちのいずれか両者の間にはいずれも組み付け構造を有させることにより、前記駆動部材50、前記第1本体60及び前記第2本体80は、構造の安定性を比較的に保つことができる。
8.前記第1リング体58及び前記第2リング体59は、それぞれ前記第1リング溝55箇所及び前記第2リング溝56箇所にスリーブ設置され、前記第1リング体58及び前記第2リング体59は、いずれも弾性を略持つ材質からなり、前記駆動部材50の外周面と前記第1受容溝61の内周面との間には比較的に大きな公差を有することで、前記第1本体60と前記駆動部材50とを相対回転させるときに、前記第1本体60と前記駆動部材50との間の回転摩擦を減少させることができる。
110 第1面
11 第1スリーブ嵌合部
12 第1伝動溝
13 第1受容孔
14 第1端部
15 第1錐面
20 第1伝動体
21 第3面
22 第4面
23 第5面
30 第2伝動部材
310 第2面
31 第2スリーブ嵌合部
32 第2伝動溝
33 第1組み付け部
35 第2錐面
40 第2伝動体
50 駆動部材
51 第1駆動部
52 連結節
53 第2組み付け部
54 第2端部
55 第1リング溝
56 第2リング溝
57 組み付け部材
58 第1リング体
59 第2リング体
60 第1本体
61 第1受容溝
62 第2駆動部
63 第1螺合部
64 第2受容孔
66 制限部材
70 弾性部材セット
71 弾性部材
72 第1ワッシャ
73 第2ワッシャ
74 第1突き当て部材
80 第2本体
81 第2受容溝
82 第3受容溝
83 第1当て縁
84 第2螺合部
90 螺合部材セット
91 螺合部材
92 第2突き当て部材
Claims (10)
- 第1伝動部材(10)と、複数の第1伝動体(20)と、第2伝動部材(30)と、複数の第2伝動体(40)と、を備えるトルク構造であって、
円リング体状を呈する前記第1伝動部材(10)の一端に第1面(110)が設けられ、
前記第1伝動部材(10)に第1スリーブ嵌合部(11)が設けられ、
前記第1スリーブ嵌合部(11)が前記第1伝動部材(10)の軸心箇所に設けられ、
前記第1面(110)箇所に複数の第1伝動溝(12)が設けられ、
前記複数の第1伝動溝(12)は間隙を隔てて囲繞配列状を呈し、
前記第1伝動部材(10)の他端に第1端部(14)が設けられ、
各当該第1伝動体(20)が各当該第1伝動溝(12)箇所に納置され、
当該第1伝動体(20)の個数と当該第1伝動溝(12)の個数とが互いに合わせられ、
当該第1伝動体(20)の一部が当該第1伝動溝(12)外から凸状に露出され、
円体状を呈する前記第2伝動部材(30)が前記第1伝動部材(10)と互いに整列され、
前記第2伝動部材(30)の一端に第2面(310)が設けられ、
前記第2面(310)が前記第1面(110)と互いに整列され、
前記第2伝動部材(30)に第2スリーブ嵌合部(31)が設けられ、
前記第2面(310)箇所に複数の第2伝動溝(32)が設けられ、
当該第2伝動溝(32)の個数は当該第2伝動溝(32)の個数と同数であり、
当該第2伝動溝(32)の開口方向が当該第1伝動溝(12)の開口方向と互いに整列され、
前記複数の第2伝動溝(32)は間隙を隔てて囲繞配列状を呈し、
各当該第2伝動体(40)が各当該第2伝動溝(32)箇所に納置され、
当該第2伝動体(40)の個数と当該第2伝動溝(32)の個数とが互いに合わせられ、
当該第2伝動体(40)の一部が当該第2伝動溝(32)外から凸状に露出され、
各当該第2伝動体(40)と各当該第1伝動体(20)とが互いに寄り合って伝動され、
各当該第1伝動体(20)と前記第2面(310)とが互いに寄り合わされ、
各当該第2伝動体(40)と前記第1面(110)とが互いに寄り合わされ、
前記複数の第2伝動体(40)と前記複数の第1伝動体(20)とが前記第1伝動部材(10)と前記第2伝動部材(30)との間に設けられることで、前記第1伝動部材(10)と前記第2伝動部材(30)とを互いに伝動させ、
さらに、
前記第1面(110)は平面状を呈し、
前記第1スリーブ嵌合部(11)は円溝状または非円溝状を呈し、
前記第1スリーブ嵌合部(11)は貫通溝状を呈し、
各当該第1伝動溝(12)は凹弧形溝状を呈し、
前記第1端部(14)は平面状を呈し、
前記第2スリーブ嵌合部(31)が前記第1スリーブ嵌合部(11)と互いに整列され、
前記第2スリーブ嵌合部(31)は円溝状または非円溝状を呈し、
前記第2スリーブ嵌合部(31)は貫通溝状を呈し、
各当該第2伝動溝(32)は凹弧形溝状を呈し、
各当該第1伝動体(20)と各当該第1伝動溝(12)との間に潤滑効果を有する油質物質が充填され、かつ当該第1伝動体(20)を当該第1伝動溝(12)箇所から脱出させないようにし、各当該第2伝動体(40)と各当該第2伝動溝(32)との間に潤滑効果を有する油質物質が充填される
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項1に記載のトルク構造において、
前記第1伝動部材(10)上に複数の第1受容孔(13)が設けられ、
当該第1受容孔(13)と前記第1スリーブ嵌合部(11)とは相連通状を呈し、
当該第1受容孔(13)の軸心は前記第1スリーブ嵌合部(11)の軸心と互いに垂直であり、
前記複数の第1受容孔(13)はリング状に配列される状態を呈し、
各当該第1受容孔(13)は円孔状を呈し、
前記第2伝動部材(30)に第1組み付け部(33)が設けられ、
前記第1組み付け部(33)が前記第2伝動部材(30)を貫通し、
前記第1組み付け部(33)と前記第2スリーブ嵌合部(31)とは相連通状を呈し、
前記第1組み付け部(33)の軸心は前記第2スリーブ嵌合部(31)の軸心と互いに垂直であり、
前記第1組み付け部(33)は穿孔状を呈する
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項1に記載のトルク構造において、
当該第1伝動体(20)は半分の体積で当該第1伝動溝(12)外から凸状に露出され、
各当該第1伝動体(20)は円体状を呈するか、あるいは各当該第1伝動体(20)は円球体状を呈し、
各当該第1伝動体(20)は各当該第1伝動溝(12)箇所に自然に転動可能に配置され、
当該第2伝動体(40)は半分の体積で当該第2伝動溝(32)外から凸状に露出され、
円球体状を呈する各当該第2伝動体(40)は各当該第2伝動溝(32)箇所に自然に転動可能に配置され、
当該第2伝動体(40)の外直径は当該第1伝動体(20)の外直径と互いに合致し、
当該第2伝動体(40)の個数は当該第1伝動体(20)の個数と同数であり、
当該第2伝動体(40)の構造は当該第1伝動体(20)の構造と同じであり、
各当該第2伝動体(40)と各当該第1伝動体(20)とは互いに正接状態で伝動され、
各当該第1伝動体(20)と前記第2面(310)とは互いに正接状態となり、
各当該第2伝動体(40)と前記第1面(110)とは互いに正接状態となる
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項2に記載のトルク構造において、
駆動部材(50)と、組み付け部材(57)と、第1リング体(58)と、第2リング体(59)とを備え、前記駆動部材(50)の一端に六角溝状または凸状延伸の四角頭状を呈する第1駆動部(51)が設けられ、前記駆動部材(50)の他端に連結節(52)が設けられ、前記第1スリーブ嵌合部(11)及び前記第2スリーブ嵌合部(31)は前記連結節(52)上にスリーブ嵌合され、前記連結節(52)にまず前記第1伝動部材(10)をスリーブ設置した後、次に順次前記第2伝動部材(30)をスリーブ設置し、円柱体状を呈する前記連結節(52)上に第2組み付け部(53)が設けられ、前記第2組み付け部(53)が前記第1組み付け部(33)と互いに整列され、円穿孔状を呈する前記第2組み付け部(53)が前記連結節(52)を貫通し、前記第2組み付け部(53)の軸心は前記連結節(52)の軸心と互いに垂直であり、前記駆動部材(50)に第2端部(54)が設けられ、前記第2端部(54)が前記第1端部(14)と互いに整列され、前記第2端部(54)と前記第1端部(14)との間に間隔を有し、平面状を呈する前記第2端部(54)が前記第1駆動部(51)と前記連結節(52)との間に設けられ、前記第1駆動部(51)の外周面上に第1リング溝(55)が設けられ、凹環溝状を呈する前記第1リング溝(55)が前記第2端部(54)近傍箇所に設けられ、前記第1駆動部(51)の外周面に第2リング溝(56)が設けられ、凹環溝状を呈する前記第2リング溝(56)が前記第1駆動部(51)の開口近傍箇所に設けられ、前記第2リング溝(56)の幅及び深さが前記第1リング溝(55)の幅及び深さよりも大きく、前記組み付け部材(57)が前記第1組み付け部(33)箇所と前記第2組み付け部(53)箇所とに貫設されることで、前記第2伝動部材(30)と前記駆動部材(50)とを互いに組み付け、前記組み付け部材(57)は円弾性ピン体状を呈し、C字形リング体状を呈する前記第1リング体(58)が前記第1リング溝(55)箇所にスリーブ設置され、円リング体状を呈する前記第2リング体(59)が前記第2リング溝(56)箇所にスリーブ設置され、前記第1伝動部材(10)を逆時計回りに回転させると、各当該第1伝動体(20)を各当該第2伝動体(40)の右側に寄り合う状態で、当該第1伝動体(20)と当該第2伝動体(40)とを同方向に連動させることで、当該第2伝動体(40)によって前記第2伝動部材(30)と前記駆動部材(50)とを連動して回転させ、回動のトルク値が過大になる場合、当該第1伝動体(20)と当該第2伝動体(40)とが互いに離脱され、当該第1伝動体(20)が当該第2伝動体(40)と互いに整列され、前記第1面(110)と前記第2面(310)とが小さな距離だけ相互に離間しており、この時、前記第2伝動部材(30)によって前記駆動部材(50)を変位させるように連動させることにより、前記第2端部(54)と前記第1端部(14)とが互いに近接する
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項4に記載のトルク構造において、
第1本体(60)と、複数の制限部材(66)と、弾性部材セット(70)と、第2本体(80)と、螺合部材セット(90)と、を備え、
前記第1本体(60)の一端に円溝状を呈する第1受容溝(61)が設けられ、
前記第1伝動部材(10)、前記複数の第1伝動体(20)、前記第2伝動部材(30)、前記複数の第2伝動体(40)、前記駆動部材(50)、前記組み付け部材(57)、前記第1リング体(58)及び前記第2リング体(59)を互いに組み合わせた後に前記第1受容溝(61)内に納置され、
前記第2伝動部材(30)及び前記駆動部材(50)は前記第1受容溝(61)内に変移可能に配置され、
前記第1駆動部(51)の開口が前記第1受容溝(61)外から凸状に露出され、
前記第1リング体(58)が前記第1リング溝(55)と前記第1受容溝(61)の壁面との間に当てられ、
前記第2リング体(59)が前記第1受容溝(61)外から凸状に露出され、
前記第1本体(60)の他端に第2駆動部(62)が設けられ、
前記第2駆動部(62)は前記第1駆動部(51)と互いに離間し、
前記第2駆動部(62)は前記第1受容溝(61)の開口と互いに離間し、
四角溝状を呈する前記第2駆動部(62)は、別の工具と互いにスリーブ嵌合して前記第1本体(60)を回転させるように駆動するために供され、
前記第1本体(60)に第1螺合部(63)が設けられ、
内ネジ山状を呈する前記第1螺合部(63)が前記第1受容溝(61)と前記第2駆動部(62)との間に設けられ、
前記第1本体(60)上に少なくとも1つの第2受容孔(64)が設けられ、
各当該第2受容孔(64)が各当該第1受容孔(13)と互いに整列され、
当該第2受容孔(64)の個数と当該第1受容孔(13)の個数とが互いに合わせられ、
前記複数の第2受容孔(64)はリング状に配列される状態を呈し、
各当該第2受容孔(64)と前記第1受容溝(61)とは相連通状を呈し、
当該第2受容孔(64)は円孔状を呈し、
当該制限部材(66)が当該第1受容孔(13)箇所と当該第2受容孔(64)箇所とに納置されることで、前記第1伝動部材(10)と前記第1本体(60)とを互いに組み付け、
前記第2駆動部(62)を駆動することで、前記第1本体(60)を回転させ、
前記第1本体(60)によって前記第1伝動部材(10)と、当該第1伝動体(20)と、当該第2伝動体(40)と、前記第2伝動部材(30)と、前記駆動部材(50)とを連動して回転させ、
当該制限部材(66)は円球体状を呈し、
前記弾性部材セット(70)が前記第1受容溝(61)内に納置され、
前記弾性部材セット(70)をまず前記第1受容溝(61)内に納置してから、互いに組み合わせられた後の前記第1伝動部材(10)、前記複数の第1伝動体(20)、前記第2伝動部材(30)、前記複数の第2伝動体(40)、前記駆動部材(50)、前記組み付け部材(57)、前記第1リング体(58)及び前記第2リング体(59)を前記第1受容溝(61)内に納置し、
前記連結節(52)の端部と前記弾性部材セット(70)とが互いに寄り合わされ、
前記弾性部材セット(70)を弾力で前記連結節(52)に押し当てるか、あるいは前記弾性部材セット(70)を弾力で前記第2伝動部材(30)の端部に突き当て、
前記第2本体(80)内に第2受容溝(81)が設けられ、
前記第2受容溝(81)は、前記第1本体(60)を互いに納置するために供されることで、前記第2本体(80)を前記第1本体(60)上にスリーブ嵌合させ、
前記第2本体(80)の制限を受けた当該制限部材(66)を前記第1本体(60)外から脱出させないようにし、
前記第2受容溝(81)は円溝状を呈し、
当該制限部材(66)が前記第2受容溝(81)の壁面上に当てられ、
前記第2受容溝(81)の一側に第3受容溝(82)が設けられ、
前記第3受容溝(82)と前記第2受容溝(81)とは相連通状を呈し、
前記第3受容溝(82)は、前記駆動部材(50)の端部を互いに納置するために供され、
前記駆動部材(50)が前記第1本体(60)と前記第2本体(80)との内部に隠され、
前記第2リング体(59)が前記第2リング溝(56)と前記第3受容溝(82)の内周面との間に当てられ、
前記第3受容溝(82)の直径が前記第2受容溝(81)の直径よりも小さく、
前記第3受容溝(82)は円溝状を呈し、
前記第2受容溝(81)と前記第3受容溝(82)との間に第1当て縁(83)が設けられ、
前記第1当て縁(83)と前記第1本体(60)の端部とが互いに寄り合わされ、
前記第2本体(80)は円体状を呈し、
前記螺合部材セット(90)を前記第1螺合部(63)箇所に組み付けて螺合させ、前記螺合部材セット(90)が前記第1螺合部(63)の内部に回転可能かつ変移可能に配置されることにより、前記弾性部材セット(70)の全体長さを調整してトルクを調整する
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項5に記載のトルク構造において、
前記弾性部材セット(70)は、弾性部材(71)と、第1ワッシャ(72)と、第2ワッシャ(73)と、第1突き当て部材(74)とを含み、
前記弾性部材(71)が前記第1受容溝(61)箇所に納置され、
前記弾性部材(71)はバネ構造であり、
前記第1ワッシャ(72)が前記第1受容溝(61)箇所に納置され、
前記第1ワッシャ(72)の一端が前記連結節(52)の端部と互いに整列され、
円シート状を呈する前記第1ワッシャ(72)が前記弾性部材(71)の一端に当てられ、
前記第2ワッシャ(73)が前記弾性部材(71)の他端に当てられ、
前記弾性部材(71)が前記第1ワッシャ(72)と前記第2ワッシャ(73)との間に弾力当接され、
前記第2ワッシャ(73)は前記第1ワッシャ(72)と互いに離間し、
前記第2ワッシャ(73)が前記第1受容溝(61)の端部箇所に納置され、
前記第2ワッシャ(73)が前記第1螺合部(63)と互いに整列され、
前記第1突き当て部材(74)が前記第1受容溝(61)箇所に納置され、
前記第1突き当て部材(74)が前記連結節(52)の端部と前記第1ワッシャ(72)との間に納置され、
前記第1ワッシャ(72)及び前記第1突き当て部材(74)は前記弾性部材(71)の弾力を受けて前記連結節(52)上に押し当てられ、
前記第1突き当て部材(74)は円球体状を呈し、
前記螺合部材セット(90)は、複数の螺合部材(91)と、第2突き当て部材(92)とを含み、
前記螺合部材(91)が前記第1螺合部(63)箇所に納置螺合され、
前記螺合部材(91)の一端が前記第2ワッシャ(73)上に当てられ、
前記螺合部材(91)が前記第1螺合部(63)の内部に回転可能かつ変移可能に配置されることで、前記第2ワッシャ(73)を前記弾性部材(71)に押し当てさせることにより、外ネジ山状を呈する前記弾性部材(71)の圧縮程度を調整して必要や所定のトルク値が確保され、
前記螺合部材(91)の個数は2個であり、
前記第2突き当て部材(92)が前記第1螺合部(63)内に納置され、
前記第2突き当て部材(92)が前記第1受容溝(61)箇所から略凸状に露出され、
前記第2突き当て部材(92)が前記螺合部材(91)と前記第2ワッシャ(73)との間に納置されて突き当てられ、
前記螺合部材(91)が前記第1螺合部(63)の内部に回転可能かつ変移可能に配置されるときに、前記螺合部材(91)によって前記第2突き当て部材(92)を変移させるように連動させることにより、前記第2ワッシャ(73)を前記弾性部材(71)に押し当てさせ、
前記第2突き当て部材(92)が前記第2ワッシャ(73)と前記螺合部材(91)との間に回転可能に配置されることで、前記第2ワッシャ(73)と前記螺合部材(91)との間に第2突き当て部材(92)の転動摩擦力を有させ、前記第2突き当て部材(92)は円球体状を呈する
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項1に記載のトルク構造において、
当該第1伝動体(20)に第3面(21)、第4面(22)及び2つの第5面(23)が設けられ、
球弧面状を呈する前記第3面(21)が当該第1伝動体(20)の一端に設けられ、
球弧面状を呈する前記第4面(22)が当該第1伝動体(20)の他端に設けられ、
前記第4面(22)は前記第3面(21)と互いに離間し、
前記第4面(22)の半径が前記第3面(21)の半径よりも小さく、
当該第5面(23)に前記第3面(21)及び前記第4面(22)が連設され、
当該第5面(23)と前記第3面(21)とは互いに正接しており、
当該第5面(23)と前記第4面(22)とは互いに正接しており、
当該第5面(23)が前記第3面(21)箇所から前記第4面(22)箇所に向かって傾斜するように構成されることで、当該第1伝動体(20)を錐形体状を呈させ、
当該第2伝動体(40)の構造は当該第1伝動体(20)の構造と同じであり、
当該第1伝動溝(12)及び当該第2伝動溝(32)は当該第1伝動体(20)の構造に合わされる
ことを特徴とするトルク構造。 - 第1伝動部材(10)と、複数の第1伝動体(20)と、第2伝動部材(30)と、複数の第2伝動体(40)と、を備えるトルク構造であって、
円リング体状を呈する前記第1伝動部材(10)の一端に第1面(110)が設けられ、
前記第1伝動部材(10)に第1スリーブ嵌合部(11)が設けられ、
前記第1スリーブ嵌合部(11)が前記第1伝動部材(10)の軸心箇所に設けられ、
前記第1面(110)箇所に複数の第1伝動溝(12)が設けられ、
前記複数の第1伝動溝(12)は間隙を隔てて囲繞配列状を呈し、
前記第1伝動部材(10)の他端に第1端部(14)が設けられ、
各当該第1伝動体(20)が各当該第1伝動溝(12)箇所に納置され、
当該第1伝動体(20)の個数と当該第1伝動溝(12)の個数とが互いに合わせられ、
当該第1伝動体(20)の一部が当該第1伝動溝(12)外から凸状に露出され、
円体状を呈する前記第2伝動部材(30)が前記第1伝動部材(10)と互いに整列され、
前記第2伝動部材(30)の一端に第2面(310)が設けられ、
前記第2面(310)が前記第1面(110)と互いに整列され、
前記第2伝動部材(30)に第2スリーブ嵌合部(31)が設けられ、
前記第2面(310)箇所に複数の第2伝動溝(32)が設けられ、
当該第2伝動溝(32)の個数は当該第2伝動溝(32)の個数と同数であり、
当該第2伝動溝(32)の開口方向が当該第1伝動溝(12)の開口方向と互いに整列され、
前記複数の第2伝動溝(32)は間隙を隔てて囲繞配列状を呈し、
各当該第2伝動体(40)が各当該第2伝動溝(32)箇所に納置され、
当該第2伝動体(40)の個数と当該第2伝動溝(32)の個数とが互いに合わせられ、
当該第2伝動体(40)の一部が当該第2伝動溝(32)外から凸状に露出され、
各当該第2伝動体(40)と各当該第1伝動体(20)とが互いに寄り合って伝動され、
各当該第1伝動体(20)と前記第2面(310)とが互いに寄り合わされ、
各当該第2伝動体(40)と前記第1面(110)とが互いに寄り合わされ、
前記複数の第2伝動体(40)と前記複数の第1伝動体(20)とが前記第1伝動部材(10)と前記第2伝動部材(30)との間に設けられることで、前記第1伝動部材(10)と前記第2伝動部材(30)とを互いに伝動させ、
さらに、
当該第1伝動体(20)に第3面(21)、第4面(22)及び2つの第5面(23)が設けられ、
球弧面状を呈する前記第3面(21)が当該第1伝動体(20)の一端に設けられ、
球弧面状を呈する前記第4面(22)が当該第1伝動体(20)の他端に設けられ、
前記第4面(22)は前記第3面(21)と互いに離間し、
前記第4面(22)の半径が前記第3面(21)の半径よりも小さく、
当該第5面(23)に前記第3面(21)及び前記第4面(22)が連設され、
当該第5面(23)と前記第3面(21)とは互いに正接しており、
当該第5面(23)と前記第4面(22)とは互いに正接しており、
当該第5面(23)が前記第3面(21)箇所から前記第4面(22)箇所に向かって傾斜するように構成されることで、当該第1伝動体(20)を錐形体状を呈させ、
当該第2伝動体(40)の構造は当該第1伝動体(20)の構造と同じであり、
当該第1伝動溝(12)及び当該第2伝動溝(32)は当該第1伝動体(20)の構造に合わされる
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項8に記載のトルク構造において、
第1本体(60)と、弾性部材(71)と、第2本体(80)と、を備え、
前記第1スリーブ嵌合部(11)は凸状延伸の四角頭状を呈し、
前記第2スリーブ嵌合部(31)は四角溝状を呈し、
前記第2伝動部材(30)によって前記第1伝動部材(10)を連動して回転させ、
前記第1本体(60)は中空の円筒体状を呈し、
前記第1本体(60)内に第1受容溝(61)が設けられ、
前記第1伝動部材(10)、当該第1伝動体(20)、前記第2伝動部材(30)及び当該第2伝動体(40)を互いに組み合わせた後に前記第1受容溝(61)内に納置され、
前記第1伝動部材(10)が前記第1本体(60)の一端から凸状に露出され、
前記第2スリーブ嵌合部(31)の開口が前記第1本体(60)の他端から凸状に露出され、
前記第1受容溝(61)の内周面に第1螺合部(63)が設けられ、
前記弾性部材(71)は前記第2スリーブ嵌合部(31)の外周面上にスリーブ嵌合され、
前記弾性部材(71)が前記第2伝動部材(30)と前記第1受容溝(61)の端部との間に弾力当接され、
前記第2本体(80)は中空の円筒体状を呈し、
前記第2本体(80)と前記第1伝動部材(10)及び前記第1本体(60)を互いにスリーブ嵌合して組み付け、
前記第1スリーブ嵌合部(11)が前記第2本体(80)外から凸状に露出され、
前記第2本体(80)の外周面に第2螺合部(84)が設けられ、
前記第2螺合部(84)と前記第1螺合部(63)とを互いに螺合させ、
前記第1螺合部(63)が前記第2螺合部(84)上に回転変移可能に配置されることにより、前記弾性部材(71)の圧縮程度を調整して必要や所定のトルク値が確保され、前記第2螺合部(84)は外ネジ山状を呈する
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項8に記載のトルク構造において、
前記第1面(110)に第1錐面(15)が設けられ、
前記第1錐面(15)は前記第1スリーブ嵌合部(11)と互いに離間し、
前記複数の第1伝動溝(12)が前記第1錐面(15)上に設けられることで、当該第1伝動溝(12)を斜孔溝状を呈させ、
前記第2面(310)に第2錐面(35)が設けられ、
前記第2錐面(35)と前記第1錐面(15)とが互いに納置され、
前記第2錐面(35)が前記第1錐面(15)よりも小さく、
前記第2錐面(35)は前記第2スリーブ嵌合部(31)と互いに離間し、
前記複数の第2伝動溝(32)が前記第2錐面(35)上に設けられ、
当該第2伝動溝(32)も斜孔溝状を呈する
ことを特徴とするトルク構造。
Priority Applications (1)
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JP2020072050A JP6943394B1 (ja) | 2020-04-14 | 2020-04-14 | トルク構造 |
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