JP6942932B1 - リハビリ支援装置、リハビリ支援方法、およびリハビリ支援プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の実施の形態におけるリハビリ支援システムのネットワーク構成図である。図1に示すように、ユーザー端末10とリハビリ支援装置20とがインターネット網Nなどのネットワークを介して接続されている。ユーザー端末10は、本システムのユーザー(会員)が操作するノートパソコン、タブレット、スマートフォンなどのコンピュータである。ここでは、ユーザーが脳梗塞や脳出血などによる後遺症対策として自宅でリハビリを実施する場合を想定している。もちろん、リハビリ対象は、脳梗塞や脳出血による後遺症対策に限定されるものではなく、リハビリが必要な全ての疾患や症状が含まれる。例えば、体力や筋力の低下が懸念される高齢者が本システムを利用することも可能である。リハビリ支援装置20は、オンラインでリハビリを支援するコンピュータである。例えば、本システムがWebサービスとして実現される場合、リハビリ支援装置20は、Webサーバ等により構成することができる。
図2は、リハビリ支援装置20の機能ブロック図である。図2に示すように、リハビリ支援装置20は、通信部21と、シナリオ選択部22と、動画選択部23と、リハビリ支援部24と、記憶部25とを備える。これら各機能部は、コンピュータにおいて、CPUがメモリ上にロードされたプログラムを実行することにより実現される(後述する)。
図3は、動画記憶部25Bに記憶されているリハビリ動画の管理情報T1の説明図である。例えば、図3に示すように、動画記憶部25Bには、リハビリ動画の管理情報T1として、動画番号、タイトル、説明などが対応付けて記憶されていてもよい。
図5は、本発明の実施の形態におけるリハビリ支援システムの基本動作を示すシーケンス図である。以下、図5を用いて本システムの構成をその動作とともに説明する。もちろん、以下の動作は例示であり、細部については適宜変更することが可能である。
次に、リハビリ支援処理で採用しているリハビリの進め方の特徴について説明する。ここでは、歩く悩みを解決したい場合を例示して説明するが、その他の悩みの場合も同様である。
図6は、シナリオ記憶部25Cに記憶されているシナリオの概念図である。ここでは、歩く悩みを解決したい場合のリハビリのシナリオを例示している。リハビリ動画(以下、単に「動画」という)は、複数の動画をまとめたパッケージとして構成されている。以下、図6を参照しながら、動画パッケージ構成のポイントについて説明する。
図7〜図16は、ユーザー端末10における画面遷移図である。以下、この画面遷移とともに、リハビリ支援処理の内容を具体的に説明する。
上記したように、基礎シナリオ(1)から(4)では、それぞれの動画を見る前後で、当該動画の動きを点数入力させるとともに、当該悩みの状態を点数入力させる。図6中、「チェック」と記載している箇所は、ユーザーにリハビリの効果をチェック(効果測定)させ、点数入力させることを意味している。
手の悩みを解決したい場合も、基礎シナリオ(1)から(4)では、それぞれの動画を見る前後で、当該動画の動きを点数入力させるとともに、当該悩みの状態を点数入力させる。
図17は、リハビリ支援装置20のハードウェア構成図である。ここでは、リハビリ支援装置20を例に説明するが、ユーザー端末10についても基本的には同じである。
以上のように、本発明の実施の形態におけるリハビリ支援装置20は、リハビリを支援する装置であって、動画記憶部25Bと、シナリオ記憶部25Cと、通信部21と、シナリオ選択部22と、動画選択部23と、リハビリ支援部24とを備える。動画記憶部25Bは、複数のリハビリ動画を記憶する。シナリオ記憶部25Cは、リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオを記憶する。通信部21は、ユーザーによる操作内容を受け付ける。シナリオ選択部22は、通信部21によって受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択する。動画選択部23は、シナリオ選択部22によって選択されたシナリオに基づいて、複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する。リハビリ支援部24は、動画選択部23によって選択されたリハビリ動画をユーザーに視聴させることによってリハビリを支援する。具体的には、ユーザーの悩みにかかわらず、リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、ユーザーがリハビリ動画による効果を実感できた場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させる。これにより、ユーザーに合ったリハビリ動画が自動的に選択されるため、多くのユーザーに質の高いリハビリを提供することが可能である。特に、ユーザーの悩みにかかわらず(手の悩みであっても)、リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させる点は、誰もがリハビリの成果を出しやすくするための工夫であり、オンラインでリハビリを支援する場合には特に効果的である。
以上のように、本発明の実施の形態について記載したが、開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
20 リハビリ支援装置
21 通信部
22 シナリオ選択部
23 動画選択部
24 リハビリ支援部
25 記憶部
25A 会員情報記憶部
25B 動画記憶部
25C シナリオ記憶部
Claims (5)
- リハビリを支援するリハビリ支援装置であって、
複数のリハビリ動画を記憶する動画記憶部と、
前記リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオをユーザーの悩みごとに記憶するシナリオ記憶部と、
前記ユーザーによる操作内容を受け付ける通信部と、
前記通信部によって受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、前記複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択するシナリオ選択部と、
前記シナリオ選択部によって選択されたシナリオに基づいて、前記複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する動画選択部と、
前記動画選択部によって選択されたリハビリ動画を前記ユーザーに視聴させることによってリハビリを支援するリハビリ支援部とを備え、
前記リハビリ支援部は、前記ユーザーの悩みにかかわらず、前記リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、前記ユーザーに前記リハビリ動画による効果を実感できたかどうかを選択させ、前記ユーザーが前記リハビリ動画による効果を実感できたことを選択した場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させることを特徴とするリハビリ支援装置。 - 前記リハビリ支援部は、前記リハビリ動画を視聴させた後、次のリハビリ動画を視聴させる前に、前記リハビリ動画中の動きについて効果測定させるとともに、前記悩みの状態について効果測定させ、その両方の測定結果を前記ユーザーに提示する請求項1に記載のリハビリ支援装置。
- 前記リハビリ支援部は、前記リハビリ動画中の動きについて麻痺がない方の手足を基準として麻痺がある方の手足に点数を付けさせるとともに、前記悩みの動きについて麻痺がない方の手足を基準として麻痺がある方の手足に点数を付けさせる請求項2に記載のリハビリ支援装置。
- リハビリを支援するリハビリ支援方法であって、
コンピュータが、
複数のリハビリ動画を記憶する動画記憶ステップと、
前記リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオをユーザーの悩みごとに記憶するシナリオ記憶ステップと、
前記ユーザーによる操作内容を受け付ける通信ステップと、
前記通信ステップで受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、前記複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択するシナリオ選択ステップと、
前記シナリオ選択ステップで選択されたシナリオに基づいて、前記複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する動画選択ステップと、
前記動画選択ステップで選択されたリハビリ動画を前記ユーザーに視聴させることによってリハビリを支援するリハビリ支援ステップとを実行し、
前記リハビリ支援ステップでは、前記ユーザーの悩みにかかわらず、前記リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、前記ユーザーに前記リハビリ動画による効果を実感できたかどうかを選択させ、前記ユーザーが前記リハビリ動画による効果を実感できたことを選択した場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させることを特徴とするリハビリ支援方法。 - リハビリを支援するためのリハビリ支援プログラムであって、
コンピュータに、
複数のリハビリ動画を記憶する動画記憶ステップと、
前記リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオをユーザーの悩みごとに記憶するシナリオ記憶ステップと、
前記ユーザーによる操作内容を受け付ける通信ステップと、
前記通信ステップで受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、前記複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択するシナリオ選択ステップと、
前記シナリオ選択ステップで選択されたシナリオに基づいて、前記複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する動画選択ステップと、
前記動画選択ステップで選択されたリハビリ動画を前記ユーザーに視聴させることによってリハビリを支援するリハビリ支援ステップとを実行させ、
前記リハビリ支援ステップでは、前記ユーザーの悩みにかかわらず、前記リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、前記ユーザーに前記リハビリ動画による効果を実感できたかどうかを選択させ、前記ユーザーが前記リハビリ動画による効果を実感できたことを選択した場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させることを特徴とするリハビリ支援プログラム。
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KR20210061037A (ko) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 히즈케어스 주식회사 | 마비 장애인 일상생활 재활운동 서비스 시스템 |
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2021
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Title |
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"兵庫から全国へ、脳卒中患者が自宅でできる「リハビリ動画支援」無料提供", [ONLINE], JPN6021030413, 13 May 2020 (2020-05-13), ISSN: 0004564998 * |
"質の高いリハビリテーションを自宅でも。 脳卒中患者向け「オンライン遠隔リハビリサービス」が試験開始", [ONLINE], JPN6021030414, 25 September 2020 (2020-09-25), ISSN: 0004564999 * |
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