JP6942932B1 - リハビリ支援装置、リハビリ支援方法、およびリハビリ支援プログラム - Google Patents

リハビリ支援装置、リハビリ支援方法、およびリハビリ支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】多くのユーザーに質の高いリハビリを提供する。【解決手段】リハビリ支援装置20は、複数のリハビリ動画を記憶する動画記憶部25Bと、リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオを記憶するシナリオ記憶部25Cと、ユーザーによる操作内容を受け付ける通信部21と、通信部21によって受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択するシナリオ選択部22と、シナリオ選択部22によって選択されたシナリオに基づいて、複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する動画選択部23と、動画選択部23によって選択されたリハビリ動画をユーザーに視聴させることによってリハビリを支援するリハビリ支援部24とを備え、リハビリ支援部24は、ユーザーの悩みにかかわらず、リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、ユーザーがリハビリ動画による効果を実感できた場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させる。【選択図】図2

Description

本発明は、リハビリを支援するリハビリ支援装置、リハビリ支援方法、およびリハビリ支援プログラムに関する。
脳梗塞や脳出血などによる後遺症対策として、質の高いリハビリテーション(以下、リハビリ)を継続的に行うことが重要である。このようなリハビリは、理学療法士や作業療法士などの指導員のもと、リハビリ施設において計画的に実施されるのが一般的である。
近年、指導員を支援するためのリハビリ支援装置も登場している。例えば、特許文献1には、目標例及びリハビリプログラムに沿って、ユーザーに適したリハビリ計画を作成する装置が開示されている。また、特許文献2には、ユーザーの生活動作能力を評価し、評価したユーザーの生活動作能力に基づいて、高いリハビリ効果が得られる訓練内容を決定する装置が開示されている。
特許第6792892号公報 特開2001−51400号公報
最近では、新型コロナウイルス感染症の影響により、自宅でYouTube(登録商標)などのリハビリ動画を見ながら、自宅でリハビリを行う動きがある。しかしながら、このような方法によると、リハビリ動画をユーザー自身で選択する必要があり、自らの身体状況に適したリハビリ動画の選定が困難となることで、質の高いリハビリを行うことが困難である。実際に、YouTubeユーザーの声として、「リハビリ動画を見て、うまくいかなかった時とうまくいった時それぞれにおいて、次にどのリハビリ動画を見たらよいかわからない」というような声もある。
そこで、タブレットやスマートフォンなどを使って、指導員の指導のもと、オンラインでリハビリを支援することが考えられる。このような方法によると、自宅でもパーソナルな指導を伴うリハビリを受けることが可能になるものの、ユーザーが増えると指導員の負担も大きくなるため、多くのユーザーに質の高いリハビリを提供することは困難である。
本発明は、多くのユーザーに質の高いリハビリを提供することが可能なリハビリ支援装置、リハビリ支援方法、およびリハビリ支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、リハビリを支援するリハビリ支援装置であって、複数のリハビリ動画を記憶する動画記憶部と、前記リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオをユーザーの悩みごとに記憶するシナリオ記憶部と、前記ユーザーによる操作内容を受け付ける通信部と、前記通信部によって受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、前記複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択するシナリオ選択部と、前記シナリオ選択部によって選択されたシナリオに基づいて、前記複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する動画選択部と、前記動画選択部によって選択されたリハビリ動画を前記ユーザーに視聴させることによってリハビリを支援するリハビリ支援部とを備え、前記リハビリ支援部は、前記ユーザーの悩みにかかわらず、前記リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、前記ユーザーに前記リハビリ動画による効果を実感できたかどうかを選択させ、前記ユーザーが前記リハビリ動画による効果を実感できたことを選択した場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させる。
また、本発明は、リハビリを支援するリハビリ支援方法であって、コンピュータが、複数のリハビリ動画を記憶する動画記憶ステップと、前記リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオをユーザーの悩みごとに記憶するシナリオ記憶ステップと、前記ユーザーによる操作内容を受け付ける通信ステップと、前記通信ステップで受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、前記複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択するシナリオ選択ステップと、前記シナリオ選択ステップで選択されたシナリオに基づいて、前記複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する動画選択ステップと、前記動画選択ステップで選択されたリハビリ動画を前記ユーザーに視聴させることによってリハビリを支援するリハビリ支援ステップとを実行し、前記リハビリ支援ステップでは、前記ユーザーの悩みにかかわらず、前記リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、前記ユーザーに前記リハビリ動画による効果を実感できたかどうかを選択させ、前記ユーザーが前記リハビリ動画による効果を実感できたことを選択した場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させる。
また、本発明は、リハビリを支援するためのリハビリ支援プログラムであって、コンピュータに、複数のリハビリ動画を記憶する動画記憶ステップと、前記リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオをユーザーの悩みごとに記憶するシナリオ記憶ステップと、前記ユーザーによる操作内容を受け付ける通信ステップと、前記通信ステップで受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、前記複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択するシナリオ選択ステップと、前記シナリオ選択ステップで選択されたシナリオに基づいて、前記複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する動画選択ステップと、前記動画選択ステップで選択されたリハビリ動画を前記ユーザーに視聴させることによってリハビリを支援するリハビリ支援ステップとを実行させ、前記リハビリ支援ステップでは、前記ユーザーの悩みにかかわらず、前記リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、前記ユーザーに前記リハビリ動画による効果を実感できたかどうかを選択させ、前記ユーザーが前記リハビリ動画による効果を実感できたことを選択した場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させる。
本発明によれば、多くのユーザーに質の高いリハビリを提供することが可能なリハビリ支援装置、リハビリ支援方法、およびリハビリ支援プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態におけるリハビリ支援システムのネットワーク構成図である。 本発明の実施の形態におけるリハビリ支援装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるリハビリ動画の管理情報の説明図である。 本発明の実施の形態におけるシナリオの管理情報の説明図である。 本発明の実施の形態におけるリハビリ支援システムのシーケンス図である。 本発明の実施の形態におけるシナリオの概念図である。 本発明の実施の形態におけるユーザー端末の画面の説明図である。 本発明の実施の形態におけるユーザー端末の画面の説明図である。 本発明の実施の形態におけるユーザー端末の画面の説明図である。 本発明の実施の形態におけるユーザー端末の画面の説明図である。 本発明の実施の形態におけるユーザー端末の画面の説明図である。 本発明の実施の形態におけるユーザー端末の画面の説明図である。 本発明の実施の形態におけるユーザー端末の画面の説明図である。 本発明の実施の形態におけるユーザー端末の画面の説明図である。 本発明の実施の形態におけるユーザー端末の画面の説明図である。 本発明の実施の形態におけるユーザー端末の画面の説明図である。 本発明の実施の形態におけるリハビリ支援装置のハードウェア構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施の形態は、あくまでも例示である。すなわち、以下に説明する実施の形態は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
[リハビリ支援システム]
図1は、本発明の実施の形態におけるリハビリ支援システムのネットワーク構成図である。図1に示すように、ユーザー端末10とリハビリ支援装置20とがインターネット網Nなどのネットワークを介して接続されている。ユーザー端末10は、本システムのユーザー(会員)が操作するノートパソコン、タブレット、スマートフォンなどのコンピュータである。ここでは、ユーザーが脳梗塞や脳出血などによる後遺症対策として自宅でリハビリを実施する場合を想定している。もちろん、リハビリ対象は、脳梗塞や脳出血による後遺症対策に限定されるものではなく、リハビリが必要な全ての疾患や症状が含まれる。例えば、体力や筋力の低下が懸念される高齢者が本システムを利用することも可能である。リハビリ支援装置20は、オンラインでリハビリを支援するコンピュータである。例えば、本システムがWebサービスとして実現される場合、リハビリ支援装置20は、Webサーバ等により構成することができる。
[リハビリ支援装置]
図2は、リハビリ支援装置20の機能ブロック図である。図2に示すように、リハビリ支援装置20は、通信部21と、シナリオ選択部22と、動画選択部23と、リハビリ支援部24と、記憶部25とを備える。これら各機能部は、コンピュータにおいて、CPUがメモリ上にロードされたプログラムを実行することにより実現される(後述する)。
記憶部25は、各種データを記憶する機能部である。例えば、記憶部25には、会員情報記憶部25Aと、動画記憶部25Bと、シナリオ記憶部25Cとが含まれる。会員情報記憶部25Aは、会員(ユーザー)に関する情報を記憶する。動画記憶部25Bは、複数のリハビリ動画を記憶する。ここでいうリハビリ動画には、リハビリの内容を紹介する動画はもちろん、リハビリを支援するために必要な各種動画が含まれる。シナリオ記憶部25Cは、リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオを記憶する。その他、記憶部25は、リハビリを支援するために必要な各種データを記憶しているものとする。
通信部21は、ネットワークを介してユーザー端末10との間の通信の制御等を行う。例えば、ユーザー端末10におけるユーザーの操作内容を受け付ける。また、ユーザー端末10に対してリハビリ動画などの各種データを送信する。
シナリオ選択部22は、ユーザーに合った適切なシナリオを選択する機能部である。例えば、通信部21によって受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、シナリオ記憶部25Cに記憶されている複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択する。ここでいう「ユーザーの悩み」とは、典型的には「歩く悩み」や「手の悩み」であるが、リハビリを必要とする各種の悩みが含まれるものとする。また、これらの悩みの症状(例えば内反)も、ここでいう「ユーザーの悩み」に含まれるものとする。
動画選択部23は、ユーザーに合った適切なリハビリ動画を選択する機能部である。例えば、シナリオ選択部22によって選択されたシナリオに基づいて、動画記憶部25Bに記憶されている複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する。
リハビリ支援部24は、ユーザー端末10に各種データを提供することによってユーザーのリハビリを支援する機能部である。例えば、動画選択部23によって選択されたリハビリ動画をユーザーに視聴させることによってリハビリを支援する。
[記憶部]
図3は、動画記憶部25Bに記憶されているリハビリ動画の管理情報T1の説明図である。例えば、図3に示すように、動画記憶部25Bには、リハビリ動画の管理情報T1として、動画番号、タイトル、説明などが対応付けて記憶されていてもよい。
図4は、シナリオ記憶部25Cに記憶されているシナリオの管理情報T2の説明図である。例えば、図4に示すように、シナリオ記憶部25Cには、シナリオの管理情報T2として、シナリオ番号、タイトル、説明などが対応付けて記憶されていてもよい。シナリオは、ユーザーの悩みごとに用意されているのが望ましい。
ここでは図示していないが、会員情報記憶部25Aには、会員(ユーザー)の管理情報として、ユーザー番号、性別、生年月日などが対応付けて記憶されていてもよい。リハビリ動画による効果が点数で入力された場合には、その点数も対応付けて記憶されていてもよい。
[基本動作]
図5は、本発明の実施の形態におけるリハビリ支援システムの基本動作を示すシーケンス図である。以下、図5を用いて本システムの構成をその動作とともに説明する。もちろん、以下の動作は例示であり、細部については適宜変更することが可能である。
まず、ユーザー端末10において本システムの利用開始が指示されると(ステップS1)、利用開始指示がリハビリ支援装置20に通知される。これにより、リハビリ支援装置20からユーザー端末10にログイン画面が返される(ステップS2)。
次いで、ユーザー端末10に表示されたログイン画面においてIDとパスワードが入力されると(ステップS3)、この認証情報がリハビリ支援装置20に通知される。これにより、リハビリ支援装置20において認証情報が確認される(ステップS4)。
その結果、認証に成功した場合は、リハビリ支援装置20からユーザー端末10に会員画面が返される(ステップS5→S6)。一方、認証に失敗した場合は、その旨がリハビリ支援装置20からユーザー端末10に通知され、ログイン画面に戻る(ステップS5→S3)。
次いで、ユーザー端末10に表示された会員画面においてユーザーの悩みが選択されると(ステップS7)、ユーザーの悩みがリハビリ支援装置20の通信部21に受け付けられる。これにより、ユーザーの悩みに基づいて、シナリオ記憶部25Cに記憶されている複数のシナリオの中から所定のシナリオが選択され、リハビリ支援装置20からユーザー端末10にシナリオ確認のための会員画面が返される(ステップS8→S9)。
次いで、ユーザー端末10に表示された会員画面においてシナリオが確認され、リハビリ開始が指示されると(ステップS10)、リハビリ開始指示がリハビリ支援装置20の通信部21に受け付けられる。これにより、リハビリ支援装置20とユーザー端末10との間でリハビリ支援処理が開始される(ステップS11)。
詳細については後述するが、リハビリ支援処理では、シナリオに基づいて、ユーザーに合った適切なリハビリ動画を視聴させる(ステップS12)。具体的には、ユーザーの悩みにかかわらず、リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、ユーザーがリハビリ動画による効果を実感できた場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させる。このようにシナリオを遷移させるため、リハビリ支援処理中、ユーザーにリハビリ動画による効果を実感できたかどうかを選択させ(ステップS13)、また、効果測定のために点数を入力させるようになっている(ステップS14)。
最後に、ユーザー端末10に表示された会員画面においてリハビリ終了が指示されると(ステップS15)、リハビリ終了指示がリハビリ支援装置20の通信部21に受け付けられる。これにより、リハビリ支援装置20とユーザー端末10との間で実施していたリハビリ支援処理が終了する。
以上のように、本発明の実施の形態におけるリハビリ支援システムによれば、ユーザーに合ったリハビリ動画が自動的に選択されるため、多くのユーザーに質の高いリハビリを提供することが可能である。特に、ユーザーの悩みにかかわらず(手の悩みであっても)、リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させる点は、誰もがリハビリの成果を出しやすくするための工夫であり、オンラインでリハビリを支援する場合には特に効果的である。
[リハビリの進め方の特徴]
次に、リハビリ支援処理で採用しているリハビリの進め方の特徴について説明する。ここでは、歩く悩みを解決したい場合を例示して説明するが、その他の悩みの場合も同様である。
まず、リハビリでは、歩く悩みを一気に解決することを目指すことができない。そこで、(1)座る、(2)立ち上がり、(3)立った姿勢、(4)歩くという4項目をそれぞれ徐々にレベルアップさせる方針とする。すなわち、歩く悩みを解決するために、(1)〜(4)をいくらしっかり実践しても、すぐに歩く悩みが100%解決することはない。(1)〜(4)をそれぞれ徐々にレベルアップさせることで、歩く悩みを徐々に改善することが可能となる。
また、オンラインでリハビリを支援する場合、リハビリの効果を確認する上で、「改善した」「達成した」という明確な基準が立てにくい。そこで、「良い側の手足を10点としたら、麻痺側は何点か?」という基準とする。10点という値は単なる例示であり、100点であってもよい。この基準を適切なタイミングでユーザーに提示することで、ユーザー自身が明確な基準でリハビリの効果を確認できるようになる。
[動画パッケージ構成のポイント]
図6は、シナリオ記憶部25Cに記憶されているシナリオの概念図である。ここでは、歩く悩みを解決したい場合のリハビリのシナリオを例示している。リハビリ動画(以下、単に「動画」という)は、複数の動画をまとめたパッケージとして構成されている。以下、図6を参照しながら、動画パッケージ構成のポイントについて説明する。
まず、基礎(メイン)の動画パッケージとして、レベルの高い(4)の動画からスタートして、効果が出ない場合は、徐々にレベルを下げて(1)まで実施し、変化が出てきた段階で(1)から(4)へとレベルアップさせる「V字型」が考えられる。しかしながら、このような「V字型」の動画パッケージ構成は、ユーザーにとってわかりにくい可能性がある。
そこで、本実施の形態では、図6に示すように、基礎(メイン)の動画パッケージとして、レベル低い(1)から(4)へと順番に実施させる「積み上げ型」を採用している。ユーザーによってリハビリの成果には濃淡があるが、オンラインでリハビリを支援する場合は、誰もがリハビリの成果を出せるものからスタートするのが効果的である。そのため、歩く悩みを解決したい場合でも、手の悩みを解決したい場合でも、まずは座ることからスタートする。
ただし、このような「積み上げ型」の動画パッケージ構成にすると、「座る動画を見てリハビリしても、歩きやすさにつながる実感がない」という危険性がある。そのため、(1)から(4)の動画を見る前後で、「歩く状態」をチェックするようにユーザーに促す。これにより、「座る動画でリハビリした後は、歩きやすいのが実感できた」という体験へつなげることができる。
また、(1)から(4)では、それぞれ「良い側の手足を10点としたら、麻痺側は何点か?」という基準をユーザーに提示し、点数(数値)で入力させていく。これにより、「徐々にレベルアップしてきた」実感が得られやすくなる。このような点数入力については後に詳しく説明する。
図6に示すように、(1)から(4)のリハビリがうまくいかなかった場合、(1)から(4)それぞれに「うまくいくための練習の小動画パッケージ」を設定している。図6中の符号でいうと、(1−1)、(2−1)、(3−1)、(4−1)の部分が相当する。
一方、(1)から(4)のリハビリがうまくいった場合、ユーザーに見てもらいたい(1)から(4)それぞれにおける「生活場面の小動画パッケージ」を設定している。図6中の符号でいうと、(1−2)、(2−2)、(3−2)、(4−2)の部分が相当する。
「うまくいくための練習の小動画パッケージ」としては、4〜5本の動画を順番に実施する小パッケージを設定している。この小動画パッケージでうまくいった場合は、基礎の動画パッケージへ戻り、上記の点数を確認して効果を実感させる(A)。一方、この小動画パッケージでもうまくいかなかった場合は、「一つ前に戻って復習」することを提案する(B)。「一つ前に戻る」とは、(3)にいたら(2)、(2)にいたら(1)に戻るという意味である。このとき、一つ前が設定されていない(1)の場合は、「無料電話相談」を提案する。
「生活場面の小動画パッケージ」としては、1〜5本の動画を順番に実施する小パッケージを設定している。「座る」の場合、リビングで座る、トイレで座る、風呂で座るなどを順番に提示する内容としている。その内容でうまくいった場合は、基礎の動画パッケージへ戻り、上記の点数を確認して効果を実感させる(C)。一方、その内容でうまくいかなかった場合は、「うまくいくための練習の小動画パッケージ」を提示し(D)、それがうまくいった場合は、「生活場面の小動画パッケージ」の該当の小パッケージに戻り、うまくいくようになっているか確認し(E)、うまくいくようになっていれば、上記の点数を確認して効果を実感させる(C)。
なお、(E)の後で「生活場面の小動画パッケージ」の該当の小パッケージがうまくいかなかった場合は、「一つ前に戻って復習」することを提案してもよい。また、このとき、一つ前が設定されていない(1)の場合は、「無料電話相談」を提案してもよい。
[画面遷移]
図7〜図16は、ユーザー端末10における画面遷移図である。以下、この画面遷移とともに、リハビリ支援処理の内容を具体的に説明する。
まず、ユーザー端末10には、図7に示すように、解決したい悩みを選択するための会員画面11が表示される。ユーザーは、歩く悩みがある場合はボタンB1を選択し、手の悩みがある場合はボタンB2を選択する。ここでは、歩く悩みがある場合を想定し、ボタンB1が選択されたものと仮定する。
次いで、ユーザー端末10には、図8に示すように、解決したい悩みの症状を選択するための会員画面11が表示される。ここでは、専門的な見地から、歩く悩みについては4つの症状に分類している。もちろん、幾つに分類するかは限定されるものではなく、必要に応じて変更可能である。ユーザーは、内反の症状がある場合はボタンB3を選択し、膝入れ・足の指が曲がる症状がある場合はボタンB4を選択し、反張膝の症状がある場合はボタンB5を選択し、引っかかり、ぶんまわしの症状がある場合はボタンB6を選択する。ここでは、内反の症状がある場合を想定し、ボタンB3が選択されたものと仮定する。
次いで、リハビリ支援装置20においてシナリオが選択されると、ユーザー端末10には、図9に示すように、シナリオ確認のための会員画面11が表示される。ユーザーは、歩く悩み/内反のリハビリを開始してよい場合はボタンB7を選択する。
次いで、リハビリ支援装置20においてリハビリ動画が選択されると、ユーザー端末10には、図10に示すように、リハビリ動画を視聴するための会員画面11が表示される。解決したい悩みにかかわらず、リハビリ動画として最初に必ず座る動画V1が表示されるようになっている。座る動画V1の内容は、座る基礎を紹介したリハビリ動画である。
次いで、座る動画V1の再生ボタンが押されると、座る動画V1が再生され、最後まで再生されると、座る動画V1の下部に配置されているボタンB8/B9が選択可能な状態になる。ユーザーは、座る動画V1による効果を実感できた場合はボタンB8を選択し、座る動画V1による効果を実感できなかった場合はボタンB9を選択する。ここでは、座る動画V1による効果を実感できた場合を想定し、ボタンB8が選択されたものと仮定する。
次いで、ユーザー端末10には、図11に示すように、遷移確認のための会員画面11が表示される。この会員画面11はダイアログボックスでもよい。ユーザーは、点数入力へ進んでよい場合はボタンB10を選択する。
次いで、ユーザー端末10には、図12に示すように、座る動画V1による効果を測定するための会員画面11が表示される。この会員画面11では、座る状態のチェック方法を説明した動画V2が表示される。ユーザーは、点数入力へ進んでよい場合はボタンB11を選択する。
次いで、ユーザー端末10には、図13に示すように、座る状態の点数入力のための会員画面11が表示される。この会員画面11では、「座る麻痺がない方を10点とした場合、麻痺がある方は何点くらいの楽さ加減でしたか?」などのメッセージが表示される。ユーザーは、プルダウンメニューB12より座る状態の点数を選択し、その点数を確定して次に進んでよい場合はボタンB13を選択する。
次いで、ユーザー端末10には、図14に示すように、悩みの状態を測定するための会員画面11が表示される。この会員画面11では、歩く状態のチェック方法を説明した動画V3が表示される。ユーザーは、点数入力へ進んでよい場合はボタンB14を選択する。
次いで、ユーザー端末10には、図15に示すように、歩く状態の点数入力のための会員画面11が表示される。この会員画面11では、「歩く麻痺がない方を10点とした場合、麻痺がある方は何点くらいの楽さ加減でしたか?」などのメッセージが表示される。ユーザーは、プルダウンメニューB15より歩く状態の点数を選択し、その点数を確定して次に進んでよい場合はボタンB16を選択する。
次いで、ユーザー端末10には、図16に示すように、次のリハビリ動画V4を視聴するための会員画面11が表示される。ここでは、座る動画V1による効果を実感できた場合を想定しているため、レベルを上げたリハビリ動画V4が表示されている。この場合、レベルを上げたリハビリ動画V4は、座る生活場面の小動画パッケージの1番目(テレビを見る)である。
なお、座る動画V1による効果を実感できなかった場合は、レベルを下げたリハビリ動画が表示されるようになっている。この場合、レベルを下げたリハビリ動画は、「座る」ことがうまくいくための練習の小動画パッケージの1番目である。
以降の「立ち上がり」「立った姿勢(立位)」「歩く」の画面遷移は、「座る」の場合と同様である。すなわち、それぞれのリハビリ動画による効果を実感できた場合と実感できなかった場合とでシナリオを変えながら、歩く生活場面の小動画パッケージの最後まで視聴させる。基礎シナリオと応用シナリオは必ず通過させ、練習シナリオは必要に応じて通過させる構成となっている。
なお、会員画面11には、ユーザーにリハビリ動画による効果を実感させやすくするため、効果測定結果が表示される。例えば、図16に示すように、領域R1には、歩行点数が表示され、領域R2には、「座る」「立ち上がり」「立位」それぞれを示すレーダーチャートが表示される。歩行点数は、図15の会員画面11で入力された点数を示す。レーダーチャート中の「座る」は、図13の会員画面11で入力された点数を示す。レーダーチャート中の「立ち上がり」「立位」も、それぞれ、図13と同様の会員画面11で入力された点数を示すようになっている。
以上のように、本発明の実施の形態におけるリハビリ支援システムによれば、歩く悩みを解決したい場合、最初に必ず座る動画V1が表示され、(1)座る、(2)立ち上がり、(3)立った姿勢、(4)歩くという4項目をそれぞれ徐々にレベルアップさせることができる。手の悩みを解決したい場合も同様、最初に必ず座る動画V1が表示され、複数の項目をそれぞれ徐々にレベルアップさせることができるようになっている。
なお、ここでは、本システムがWebサービスとして実現される場合を例示したが、アプリケーションとして実現されるようにしてもよい。すなわち、本システムを利用可能とするアプリケーションプログラムをユーザー端末10にインストールするようにしても、同様の手順で処理が実行されれば、同様の効果を得ることができる。
[点数入力:歩く悩みを解決したい場合]
上記したように、基礎シナリオ(1)から(4)では、それぞれの動画を見る前後で、当該動画の動きを点数入力させるとともに、当該悩みの状態を点数入力させる。図6中、「チェック」と記載している箇所は、ユーザーにリハビリの効果をチェック(効果測定)させ、点数入力させることを意味している。
例えば、基礎シナリオ(1)では、座る動画を見せた後、座る状態をチェックさせ、点数入力させるとともに、歩く状態をチェックさせ、点数入力させる。これにより、座る動画でリハビリした後は歩く状態が改善されることを実感しやすくなる。
同様に、基礎シナリオ(2)では、立ち上がり動画を見せた後、立ち上がる状態をチェックさせ、点数入力させるとともに、歩く状態をチェックさせ、点数入力させる。これにより、立ち上がり動画でリハビリした後は歩く状態が改善されることを実感しやすくなる。
同様に、基礎シナリオ(3)では、立った姿勢の動画を見せた後、立った姿勢をチェックさせ、点数入力させるとともに、歩く状態をチェックさせ、点数入力させる。これにより、立った姿勢の動画でリハビリした後は歩く状態が改善されることを実感しやすくなる。
最後に、基礎シナリオ(4)では、歩く動画を見せた後、歩く状態をチェックさせ、点数入力させる。これにより、歩く動画でリハビリした後は歩く状態が改善されることを実感しやすくなる。
なお、練習シナリオ(1−1)から(4−1)や、応用シナリオ(1−2)から(4−2)でも同様に点数入力させてもよい。例えば、応用シナリオ(1−2)から(4−2)では、それぞれの小動画パッケージの途中と最後に1回ずつ点数入力させてもよい。このように基礎シナリオ(1)から(4)と、応用シナリオ(1−2)から(4−2)で点数入力させる場合、練習シナリオ(1−1)から(4−1)では、点数入力が無くてもよい。すなわち、点数入力のタイミングや回数は、悩みの状態が改善されることを実感しやすくなる構成であればよく、適宜設定することが可能である。
[点数入力:手の悩みを解決したい場合]
手の悩みを解決したい場合も、基礎シナリオ(1)から(4)では、それぞれの動画を見る前後で、当該動画の動きを点数入力させるとともに、当該悩みの状態を点数入力させる。
例えば、基礎シナリオ(1)では、座る動画を見せた後、座る状態をチェックさせ、点数入力させるとともに、手を上げた状態をチェックさせ、点数入力させる。これにより、座る動画でリハビリした後は手の状態が改善されることを実感しやすくなる。
同様に、基礎シナリオ(2)では、脇を開かず肩の高さまで手を上げる動画を見せた後、その状態をチェックさせ、点数入力させるとともに、手を上げた状態をチェックさせ、点数入力させる。これにより、脇を開かず肩の高さまで手を上げる動画でリハビリした後は手の状態が改善されることを実感しやすくなる。
同様に、基礎シナリオ(3)では、肘が曲がらずに肩の高さまで手を上げる動画を見せた後、その状態をチェックさせ、点数入力させるとともに、手を上げた状態をチェックさせ、点数入力させる。これにより、肘が曲がらずに肩の高さまで手を上げる動画でリハビリした後は手の状態が改善されることを実感しやすくなる。
最後に、基礎シナリオ(4)では、手を上げる動画を見せた後、手を上げる状態をチェックさせ、点数入力させる。これにより、手を上げる動画でリハビリした後は手の状態が改善されることを実感しやすくなる。
[ハードウェア構成例]
図17は、リハビリ支援装置20のハードウェア構成図である。ここでは、リハビリ支援装置20を例に説明するが、ユーザー端末10についても基本的には同じである。
既に説明したように、リハビリ支援装置20はコンピュータである。例えば、図17に示すように、プロセッサ20A、メモリ20B、記憶部20C、IF(Interface)部20D、入出力部20E、読取部20Fがバス20Iを介して相互に通信可能に接続されている。プロセッサ20Aは、種々の制御や演算を行なう演算処理装置である。メモリ20Bは、種々のデータやプログラムを記憶する揮発性メモリである。記憶部20Cは、種々のデータやプログラムを記憶する不揮発性メモリである。IF部20Dは、他の端末との間の通信の制御等を行う機能部である。入出力部20Eは、データを入力する入力装置、及びデータを出力する出力装置である。読取部20Fは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されたデータやプログラムを読み出す装置である。ここでは図示していないが、カメラ機能部などのその他の機能部を備えていてもよいことはもちろんである。
[本発明の特徴的な構成とその効果]
以上のように、本発明の実施の形態におけるリハビリ支援装置20は、リハビリを支援する装置であって、動画記憶部25Bと、シナリオ記憶部25Cと、通信部21と、シナリオ選択部22と、動画選択部23と、リハビリ支援部24とを備える。動画記憶部25Bは、複数のリハビリ動画を記憶する。シナリオ記憶部25Cは、リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオを記憶する。通信部21は、ユーザーによる操作内容を受け付ける。シナリオ選択部22は、通信部21によって受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択する。動画選択部23は、シナリオ選択部22によって選択されたシナリオに基づいて、複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する。リハビリ支援部24は、動画選択部23によって選択されたリハビリ動画をユーザーに視聴させることによってリハビリを支援する。具体的には、ユーザーの悩みにかかわらず、リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、ユーザーがリハビリ動画による効果を実感できた場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させる。これにより、ユーザーに合ったリハビリ動画が自動的に選択されるため、多くのユーザーに質の高いリハビリを提供することが可能である。特に、ユーザーの悩みにかかわらず(手の悩みであっても)、リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させる点は、誰もがリハビリの成果を出しやすくするための工夫であり、オンラインでリハビリを支援する場合には特に効果的である。
また、リハビリ支援部24は、リハビリ動画を視聴させた後、次のリハビリ動画を視聴させる前に、リハビリ動画中の動きについて効果測定させるとともに、悩みの状態について効果測定させ、その両方の測定結果をユーザーに提示してもよい。これにより、ユーザーの悩み(例えば手の悩み)を解決することと直接関係がないように感じられる動画(例えば座る動画)でリハビリした後でも、悩みの状態(例えば手の状態)が改善されることを実感しやすくなる。座る動画などの効果測定と同じタイミングで悩みの状態も効果測定させることは、リハビリを継続的に実施させる点で非常に効果的である。
また、リハビリ支援部24は、リハビリ動画中の動き(例えば座る)について麻痺がない方の手足を基準として麻痺がある方の手足に点数を付けさせるとともに、悩みの動き(例えば歩く)について麻痺がない方の手足を基準として麻痺がある方の手足に点数を付けさせてもよい。これにより、オンラインでリハビリを支援する場合でも、リハビリの効果を確認するための明確な基準を立てることができる。その結果、指導員がリハビリの効果を動画で確認しなくて済むため、より多くのユーザーに対してリハビリを支援することが可能となる。
なお、本発明は、このようなリハビリ支援装置20として実現することができるだけでなく、このようなリハビリ支援装置20が備える特徴的な各機能部を各ステップとするリハビリ支援方法として実現したり、それらの各ステップをコンピュータに実行させるリハビリ支援プログラムとして実現したりすることもできる。もちろん、このようなリハビリ支援プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体を介して、あるいはインターネット網Nなどのネットワークを介してコンピュータにインストールすることが可能である。
[その他の実施の形態]
以上のように、本発明の実施の形態について記載したが、開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
10 ユーザー端末
20 リハビリ支援装置
21 通信部
22 シナリオ選択部
23 動画選択部
24 リハビリ支援部
25 記憶部
25A 会員情報記憶部
25B 動画記憶部
25C シナリオ記憶部

Claims (5)

  1. リハビリを支援するリハビリ支援装置であって、
    複数のリハビリ動画を記憶する動画記憶部と、
    前記リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオをユーザーの悩みごとに記憶するシナリオ記憶部と、
    前記ユーザーによる操作内容を受け付ける通信部と、
    前記通信部によって受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、前記複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択するシナリオ選択部と、
    前記シナリオ選択部によって選択されたシナリオに基づいて、前記複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する動画選択部と、
    前記動画選択部によって選択されたリハビリ動画を前記ユーザーに視聴させることによってリハビリを支援するリハビリ支援部とを備え、
    前記リハビリ支援部は、前記ユーザーの悩みにかかわらず、前記リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、前記ユーザーに前記リハビリ動画による効果を実感できたかどうかを選択させ、前記ユーザーが前記リハビリ動画による効果を実感できたことを選択した場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させることを特徴とするリハビリ支援装置。
  2. 前記リハビリ支援部は、前記リハビリ動画を視聴させた後、次のリハビリ動画を視聴させる前に、前記リハビリ動画中の動きについて効果測定させるとともに、前記悩みの状態について効果測定させ、その両方の測定結果を前記ユーザーに提示する請求項1に記載のリハビリ支援装置。
  3. 前記リハビリ支援部は、前記リハビリ動画中の動きについて麻痺がない方の手足を基準として麻痺がある方の手足に点数を付けさせるとともに、前記悩みの動きについて麻痺がない方の手足を基準として麻痺がある方の手足に点数を付けさせる請求項2に記載のリハビリ支援装置。
  4. リハビリを支援するリハビリ支援方法であって、
    コンピュータが、
    複数のリハビリ動画を記憶する動画記憶ステップと、
    前記リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオをユーザーの悩みごとに記憶するシナリオ記憶ステップと、
    前記ユーザーによる操作内容を受け付ける通信ステップと、
    前記通信ステップで受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、前記複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択するシナリオ選択ステップと、
    前記シナリオ選択ステップで選択されたシナリオに基づいて、前記複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する動画選択ステップと、
    前記動画選択ステップで選択されたリハビリ動画を前記ユーザーに視聴させることによってリハビリを支援するリハビリ支援ステップとを実行し
    前記リハビリ支援ステップでは、前記ユーザーの悩みにかかわらず、前記リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、前記ユーザーに前記リハビリ動画による効果を実感できたかどうかを選択させ、前記ユーザーが前記リハビリ動画による効果を実感できたことを選択した場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させることを特徴とするリハビリ支援方法。
  5. リハビリを支援するためのリハビリ支援プログラムであって、
    コンピュータに、
    複数のリハビリ動画を記憶する動画記憶ステップと、
    前記リハビリ動画を視聴する順番を規定した複数のシナリオをユーザーの悩みごとに記憶するシナリオ記憶ステップと、
    前記ユーザーによる操作内容を受け付ける通信ステップと、
    前記通信ステップで受け付けられたユーザーの悩みに基づいて、前記複数のシナリオの中から所定のシナリオを選択するシナリオ選択ステップと、
    前記シナリオ選択ステップで選択されたシナリオに基づいて、前記複数のリハビリ動画の中から所定のリハビリ動画を選択する動画選択ステップと、
    前記動画選択ステップで選択されたリハビリ動画を前記ユーザーに視聴させることによってリハビリを支援するリハビリ支援ステップとを実行させ、
    前記リハビリ支援ステップでは、前記ユーザーの悩みにかかわらず、前記リハビリ動画として最初に座る動画を視聴させ、前記ユーザーに前記リハビリ動画による効果を実感できたかどうかを選択させ、前記ユーザーが前記リハビリ動画による効果を実感できたことを選択した場合に、レベルを上げたリハビリ動画を視聴させることを特徴とするリハビリ支援プログラム。
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