JP2017138950A - 運動サポート方法、運動サポートシステム及び端末機器 - Google Patents

運動サポート方法、運動サポートシステム及び端末機器 Download PDF

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Abstract

【課題】運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる運動サポート方法を提供する。【解決手段】運動サポート方法は、過去の第1運動イベントの第1開催日及び当該第1運動イベントで実施した第1運動に関する情報と、未来の第2運動イベントの第2開催日及び当該第2運動イベントで実施する第2運動に関する情報とを取得し、第1運動に対応する第1運動メニューと第2運動に対応する第2運動メニューとを生成し、第1開催日及び第2開催日の間で、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと、第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを、第1運動に関する情報及び第2運動に関する情報の少なくとも一方に基づいて算出し、算出された第1期間の長さ及び第2期間の長さに基づいて、第1運動メニュー及び第2運動メニューのスケジュールデータを出力する。【選択図】図11

Description

本開示は、ユーザの運動をサポートするための方法等に関する。
従来、インターネットを介したオンラインでのフィットネスメニュー提示に代表される運動サポートシステムが、展開されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2012−248072号公報
しかしながら、個人毎に設定された目的に基づいて作成されたスケジュールに従って運動トレーニングが実施されても、高い効果を得ることができない場合もある。例えば、正しいフォームや動きが理解されずに、やみくもに運動トレーニングがなされれば、運動の効果は低減してしまう。また、運動後に疲労が残っている状態で無理に運動トレーニングすることも効果の低減を招く。
そこで、本開示は、運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる運動サポート方法等を提供する。
本開示の一態様に係る運動サポート方法は、ユーザが参加した過去の第1運動イベントの第1開催日及び当該第1運動イベントで前記ユーザが実施した第1運動に関する情報と、前記ユーザが参加する予定の未来の第2運動イベントの第2開催日及び当該第2運動イベントで前記ユーザが実施する予定の第2運動に関する情報とを取得する取得ステップと、前記第1運動に対応する第1運動メニューと前記第2運動に対応する第2運動メニューとを生成する生成ステップと、前記第1開催日及び前記第2開催日の間で、前記第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと、前記第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを、前記第1運動に関する情報及び前記第2運動に関する情報の少なくとも一方に基づいて算出する算出ステップと、算出された前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さに基づいて、前記第1運動メニュー及び前記第2運動メニューのスケジュールデータを出力する出力ステップと、を含む。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
上記態様によれば、運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
本開示において運動サポートシステムが提供するサービスの全体像を示す図 本開示において機器メーカがデータセンタ運営会社に該当する例を示す図 本開示において機器メーカ及び管理会社の両者又はいずれか一方がデータセンタ運営会社に該当する例を示す図 実施の形態1における運動サポートシステムの構成を示すブロック図 実施の形態1及び2におけるサポートメニュー生成部の内部構成を示すブロック図 実施の形態1における運動実施履歴データの一例を示す図 実施の形態1における運動マスターデータの一例を示す図 実施の形態1におけるスケジュールデータの一例を示す図 実施の形態1における再生履歴データの一例を示す図 実施の形態1におけるサポートメニューマスターデータの一例を示す図 実施の形態1におけるスケジュールGUIの一例を示す図 実施の形態1におけるユーザ情報入力部のGUIの一例を示す図 実施の形態1における第1サポートメニューの表示例を示す図 実施の形態1における第2サポートメニューの表示例を示す図 実施の形態1におけるスケジュールGUIの更新結果の一例を示す図 実施の形態1におけるスケジュールGUIの更新結果の一例を示す図 実施の形態1における運動サポートシステムのサポートメニュー生成部の動作を示すフローチャート 実施の形態1におけるサポートメニュー生成処理の詳細を示すフローチャート 実施の形態1においてユーザから入力を受けたときのサポートメニュー生成処理を示すフローチャート 実施の形態2における運動サポートシステムの構成を示すブロック図 実施の形態2におけるサポートメニュー生成処理の詳細を示すフローチャート 実施の形態1の変形例におけるユーザ情報入力部のGUIの一例を示す図 サービスの類型1(自社データセンタ型クラウドサービス)における運動サポートシステムが提供するサービスの全体像を示す図 サービスの類型2(IaaS利用型クラウドサービス)における運動サポートシステムが提供するサービスの全体像を示す図 サービスの類型3(PaaS利用型クラウドサービス)における運動サポートシステムが提供するサービスの全体像を示す図 サービスの類型4(SaaS利用型クラウドサービス)における運動サポートシステムが提供するサービスの全体像を示す図
(本開示の基礎となった知見)
ユーザの運動目的に応じたトレーニングメニューをユーザに提示する技術が検討されている。しかし、効果的なトレーニングを実施するためには、トレーニングの正しいフォーム及び正しい動きを定着させるために、2つのサポートが必要となる。1つは、トレーニングを実施した後のサポートであり、もう1つは予定しているトレーニングを効果的に行うためのサポートである。
従来、この2つのサポートの両方を考慮して、トレーニングメニューのスケジュールをユーザに提供するための技術的な解決策に関して、検討はされていなかった。
そこで、本開示の一態様に係る運動サポート方法は、ユーザが参加した過去の第1運動イベントの第1開催日及び当該第1運動イベントで前記ユーザが実施した第1運動に関する情報と、前記ユーザが参加する予定の未来の第2運動イベントの第2開催日及び当該第2運動イベントで前記ユーザが実施する予定の第2運動に関する情報とを取得する取得ステップと、前記第1運動に対応する第1運動メニューと前記第2運動に対応する第2運動メニューとを生成する生成ステップと、前記第1開催日及び前記第2開催日の間で、前記第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと、前記第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを、前記第1運動に関する情報及び前記第2運動に関する情報の少なくとも一方に基づいて算出する算出ステップと、算出された前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さに基づいて、前記第1運動メニュー及び前記第2運動メニューのスケジュールデータを出力する出力ステップと、を含む。
本態様によれば、ユーザが参加した過去の第1運動イベントでユーザが実施した第1運動に関する情報と、ユーザが参加する予定の未来の第2運動イベントでユーザが実施する予定の第2運動に関する情報とに基づいて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを算出することができる。したがって、ユーザが過去に実施した第1運動と、ユーザが未来に実施予定の第2運動の双方に応じて動的に運動メニューのスケジュールを作成できるので、運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
また例えば、前記第1運動に関する情報及び前記第2運動に関する情報は、前記第1運動の難しさを示す第1難易度及び前記第2運動の難しさを示す第2難易度を含み、前記第1難易度が前記第2難易度よりも高いときに算出される前記第1期間の第1長さは、前記第1難易度が前記第2難易度よりも低いときに算出される前記第1期間の第2長さよりも大きく、前記第1難易度が前記第2難易度よりも高いときに算出される前記第2期間の第3長さは、前記第1難易度が前記第2難易度よりも低いときに算出される前記第2期間の第4長さよりも小さくてもよい。
本態様によれば、第1運動の第1難易度及び第2運動の第2難易度に基づいて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと、第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを算出することができる。したがって、高い難易度を有する運動に対応する運動メニューのスケジュールが作成される期間を増加させることができ、ユーザは難しい運動を復習又は予習するための運動メニューを実行する期間を十分にとることができる。つまり、運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
また例えば、前記第1運動に関する情報は、前記ユーザの疲労度を含み、前記算出ステップでは、前記ユーザの疲労度に基づいて、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さを算出してもよい。
本態様によれば、ユーザの疲労度に基づいて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さを算出することができる。したがって、第1運動後の疲労度が高いほど、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間を増加させることができ、ユーザは、第1運動による疲労の回復のための第1運動メニューを実行する期間を十分にとることができる。つまり、運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
また例えば、前記ユーザの疲労度は、前記ユーザの交感神経及び副交感神経のバランスから求められてもよい。
本態様によれば、ユーザの疲労度をユーザの交感神経及び副交感神経のバランスから求めることができ、客観的な疲労度に基づいて運動メニューのスケジュールを作成することができる。
また例えば、前記第1運動に関する情報は、前記第1運動が実施された過去の運動イベントへのユーザの第1参加回数を含み、前記第2運動に関する情報は、前記第2運動が実施された過去の運動イベントへのユーザの第2参加回数を含み、前記第1参加回数が前記第2参加回数よりも多いときに算出される前記第1期間の第1長さは、前記第1参加回数が前記第2参加回数よりも少ないときに算出される前記第1期間の第2長さよりも小さく、前記第1参加回数が前記第2参加回数よりも多いときに算出される前記第2期間の第3長さは、前記第1参加回数が前記第2参加回数よりも少ないときに算出される前記第2期間の第4長さよりも大きくてもよい。
本態様によれば、第1運動及び第2運動が実施された運動イベントへの参加回数に基づいて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと、第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを算出することができる。したがって、イベントに参加して実施した回数が少ない運動に対応する運動メニューのスケジュールが作成される期間を増加させることができ、当該運動の復習又は予習のための運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
また例えば、前記運動サポート方法は、さらに、前記スケジュールデータを表すスケジュール画面を表示する表示ステップを含み、前記スケジュール画面は、(i)前記第1運動イベントを示す第1オブジェクトを前記第1開催日に対応する領域に含み、(ii)前記第2運動イベントを示す第2オブジェクトを前記第2開催日に対応する領域に含み、(iii)前記第1運動メニューを示す第3オブジェクトを前記第1期間に対応する領域に含み、(iv)第2運動メニューを示す第4オブジェクトを前記第2期間に対応する領域に含んでもよい。
本態様によれば、スケジュール画面に、第1運動イベントを示す第1オブジェクト、第2運動イベントを示す第2オブジェクト、第1運動メニューを示す第3オブジェクト、及び、第2運動メニューを示す第4オブジェクトを含むことができる。したがって、第1運動メニュー及び第2運動メニューのスケジュールと、第1運動イベント及び第2運動イベントとの時間的な関係を視覚的に表現することができる。その結果、ユーザは、スケジュールを容易に把握することができる。
また例えば、前記運動サポート方法は、さらに、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さを修正するための入力を、ユーザーインターフェースを介して前記ユーザから受ける入力ステップと、前記入力に基づいて、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さを修正する修正ステップと、修正された前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さに基づいて、前記スケジュールデータ及び前記スケジュール画面を更新する更新ステップと、を含んでもよい。
本態様によれば、第1期間の長さ及び第2期間の長さを修正するための入力をユーザから受けることができる。したがって、ユーザは、スケジュール画面に表示されたスケジュールを容易に修正することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また例えば、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さを修正するための前記入力は、前記第1運動による前記ユーザの疲労度の入力であり、前記修正ステップでは、前記疲労度が高いほど前記第1期間の長さが増加するように、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さを修正してもよい。
本態様によれば、ユーザの疲労度の入力に応じて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さを算出することができる。したがって、第1運動後の疲労度が高いほど、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間を増加させることができ、ユーザは、第1運動による疲労の回復のための第1運動メニューを実行する期間を十分にとることができる。つまり、運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
また例えば、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さの修正には、算出された前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さに基づく制限が設けられており、前記入力ステップでは、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さが前記制限を超える入力を禁止してもよい。
本態様によれば、ユーザの入力によって、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さ及び第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さが制限を超えて修正されることを禁止することができる。したがって、ユーザによって不適切なスケジュールが作成されることを抑制することができる。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
(提供するサービスの全体像)
まず、本開示における運動サポートシステムが提供するサービスの全体像について説明する。
図1Aは、本開示における運動サポートシステムが提供するサービスの全体像を示す図である。運動サポートシステムは、店舗グループ1000、データセンタ運営会社1110、ユーザグループ1100を備える。店舗グループ1000は、1つ又は複数である。ユーザグループ1100は、1つ又は複数である。
店舗グループ1000は、例えば、フィットネスクラブの店舗、団体等であり、その規模を問わない。店舗グループ1000には、1つ又は複数の店舗1001が属する。店舗1001は、1つ又は複数の管理システム1002を有する。
管理システム1002は、店舗で運動を実施した1名又は複数名のユーザのデータを管理、保存する。なお、管理システム1002は、通信装置、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置を物理的に備えるコンピュータにより実現される。ただし、管理システム1002の実現手段はコンピュータに限定されない。管理システム1002は、クラウドサーバにより実現されてもよい。また、管理システム1002は、パーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、あるいはタブレットコンピュータにより実現されてもよい。
ユーザグループ1100は、例えば企業、団体又は家庭等であり、その規模を問わない。ユーザグループ1100には、1名又は複数名のユーザ1101が属する。
ユーザ1101は、1つ又は複数の機器1102を使用する。機器1102は、端末機器の一例であり、インターネットと接続可能な機器(例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ又はテレビ等)を含む。
データセンタ運営会社1110は、クラウドサーバ1111を備える。クラウドサーバ1111は、インターネットを介して様々な機器と連携する仮想化サーバである。クラウドサーバ1111は、主に通常のデータベース管理ツール等で扱うことが困難な巨大なデータ(ビッグデータ)等を管理する。データセンタ運営会社1110は、データの管理、クラウドサーバ1111の管理、及びそれらを行うデータセンタの運営等を行っている。データセンタ運営会社1110が行っている役務の詳細については後述する。
なお、データセンタ運営会社1110が管理するサーバは、仮想化サーバに限定しない。CPU、メモリ、HDD等の外部記憶装置を物理的に備えるコンピュータでもよい。また、パーソナルコンピュータであってもよい。
ここで、データセンタ運営会社1110は、データの管理又はクラウドサーバ1111の管理のみを行っている会社に限らない。例えば、図1Bに示すように、複数の機器1102のうちの1つの機器を開発又は製造している機器メーカが、データの管理又はクラウドサーバ1111の管理等を行っている場合は、機器メーカがデータセンタ運営会社1110に該当する。また、データセンタ運営会社1110は1つの会社に限らない。例えば、図1Cに示すように、機器メーカ及び管理会社が共同又は分担してデータの管理又はクラウドサーバ1111の管理を行っている場合は、両者又はいずれか一方がデータセンタ運営会社1110に該当する。
次に、図1Aに示す運動サポートシステムにおける情報の流れを説明する。
まず、ユーザが店舗で運動を実施すると、実施した運動に関する履歴情報(スケジュールデータ及び運動実施履歴データ)が管理システム1002に保存される。
管理システム1002は、各ユーザのスケジュールデータ及び運動実施履歴データを、データセンタ運営会社1110のクラウドサーバ1111からのリクエストに応じて送信する(矢印1131、1132)。
ユーザ1101は、機器1102を用いて、データセンタ運営会社1110のクラウドサーバ1111からデータを取得し、機器1102上にアプリケーションの画面を表示する(矢印1133、1134)。
ユーザ1101は、機器1102上で、運動スケジュール及びサポートメニューを表示する。また、ユーザ1101は、サポートメニューとして提示された運動メニューから動画を選び視聴する。動画は、クラウドサーバ1111より配信される(矢印1134)。
ユーザ1101が動画を視聴すると、視聴履歴データが、クラウドサーバ1111に送信される(矢印1133)。
また、ユーザ1101が本運動サポートシステムを利用するために、クラウドサーバ1111へのアクセス履歴データ及びアプリケーション上での操作履歴データは、クラウドサーバ1111に保存される(矢印1133)。
ユーザ1101は、機器1102を用いて、提示されたサポートメニューに対するレスポンス、ユーザ自身のデータ等(ユーザ情報)、及び、スケジュールデータを入力する。機器1102で入力されたデータは、クラウドサーバ1111上で管理される(矢印1133)。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、請求の範囲を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また全ての実施の形態及びその変形例において、各々の内容を組み合わせることもできる。
(実施の形態1)
本実施の形態は、ユーザグループにサービスを受ける一般家庭を適用した例である。ユーザは、フィットネスクラブの会員であり、フィットネスクラブの店舗で実施される運動イベントに参加する。
[運動サポートシステムの構成]
図2を参照して、運動サポートシステム100の構成について説明する。図2において、運動サポートシステム100は、クラウドサーバ1111と機器1102とを備える。
クラウドサーバ1111は、運動実施履歴記憶部201と、運動マスター記憶部202と、スケジュール記憶部203と、映像コンテンツ記憶部204と、再生履歴記憶部205と、サポートメニュー生成部206と、通信部207と、映像配信部208と、サポートメニューマスター記憶部209とを備える。
機器1102は、ユーザ情報入力部210と、通信部211と、表示部212とを備える。
[クラウドサーバの構成]
はじめに、クラウドサーバ1111を構成する各ブロックを説明する。
通信部207は、ネットワークに接続され、ネットワークを介して、店舗1001の管理システム1002、及び、ユーザの機器1102と通信を行う。通信部207は、例えば、有線LAN(Local Area Network)又は無線LANの通信インターフェースである。
映像配信部208は、ユーザの機器1102からの再生指示に従い、運動の映像コンテンツを機器1102へ、通信部207を介して配信する。
本実施の形態において、配信する映像コンテンツは、サポートメニューに含まれ、例えばストレッチの映像、ヨガの映像、ダンスの映像である。
サポートメニューとは、ユーザが行う運動のリストである。サポートメニューは、ユーザが行うべき1以上の運動の情報を項目として含み、運動メニューとも呼ばれる。例えば、サポートメニューは、ユーザが行う運動のための映像コンテンツを含む。
なお、映像コンテンツは、映像コンテンツ記憶部204に記憶されている。
スケジュール記憶部203は、ユーザのスケジュールデータを記憶している。スケジュールデータは、ユーザ単位で格納されている。
スケジュールデータは、ユーザが参加した過去の運動イベント(以下、第1運動イベントという)及びユーザが参加予定の未来の運動イベント(以下、第2運動イベントという)の情報が含まれる。
本実施の形態において、例えば、第1運動イベントは、ユーザがフィットネスクラブの店舗で行ったエクササイズである。また例えば、第2運動イベントは、ユーザがフィットネスクラブの店舗で行う予定のエクササイズである。
図5Aは、実施の形態1におけるスケジュールデータの一例を示す。
スケジュールデータは、日付501と、時間帯502と、イベント種別503と、店舗504と、状況505と、タイトル506と、予定詳細507とを含む。
日付501は、イベントが行われる日を示す。時間帯502は、イベントが行われる時間を示す。イベント種別503は、イベントの種別を示す。店舗504は、イベントが行われる店舗を示す。状況505は、ユーザがイベントに参加済みなのか参加予定なのかを示す。例えば、状況505において、「済み」はユーザがすでに参加した過去のイベントを示し、「予定」はユーザが参加予定の未来のイベントを示す。タイトル506は、イベントの名称を示す。
予定詳細507は、イベントで実施される運動の詳細情報を示す。具体的には、予定詳細507には、フィットネスクラブの店舗で実施された1つ又は複数の運動の詳細を示すテキストデータが登録される。
例えば、図5Aで示したスケジュールデータの1行目は、「Aジム」と名付けられたイベントのスケジュールを示す。このスケジュールは、ユーザが、「2015年11月19日」の「19:00−20:00」に、フィットネスクラブの店舗「A」においてイベントにすでに参加したことを示す。このイベントでは、IDが「1」の運動プログラムである「ダンス中級1」が行われている。
なお、ユーザが2015年11月19日に店舗Aを訪れると、店舗の管理システム1002が、ユーザに関するスケジュールデータの状況505を「済み」に更新する。
また、スケジュールデータにおける参加予定のイベントは、機器1102のユーザ情報入力部210を介してユーザによって登録される。
なお、スケジュールデータの参加予定のイベントは、運動サポートシステムとは異なる、店舗が運営するWebアプリケーションを用いて、店舗で実施する運動一覧から選択して入力されてもよい。また、ユーザは、Webアプリケーションで、来館予定日と、実施する運動とを予約してもよい。また、ユーザは、来館予定日のみを選択し、店舗で実施予定の運動は、店舗に属するトレーナにより登録されてもよい。
運動実施履歴記憶部201は、ユーザが店舗で実施した運動の履歴情報(以下、運動実施履歴データという)を記録する。運動実施履歴データは、通信部207を介して、管理システム1002から取得され、運動実施履歴記憶部201に格納される。
図4Aは、実施の形態1における運動実施履歴データの一例を示す。
運動実施履歴データは、日時401と、ユーザID402と、店舗403と、種別404と、運動ID405と、名称406と、活動時間407とを含む。
日時401は、ユーザが運動した日時を示す。ユーザID402は、ユーザの識別子を示す。店舗403は、ユーザが運動を実施したフィットネスクラブの店舗を一意に示す。種別404は、ユーザが店舗で実施した運動の種別を示す。運動ID405は、ユーザが店舗で実施した運動の識別子を示す。名称406は、ユーザが店舗で実施した運動の名称を示す。活動時間407は、ユーザが店舗で運動を実施した時間を示す。
例えば、運動実施履歴データは、ユーザが店舗のスタジオに入る際に、ユーザが参加する運動の情報とともに管理システムによって記録される。また、ユーザがトレーニングマシンを利用すると実施状況が記録される。なお、運動実施履歴データの登録は、自動及び手動のどちらであってもよい。
例えば、図4Aに示す運動実施履歴データの1行目は、「1234」で識別されるユーザの運動履歴を示す。具体的には、運動履歴データの1行目は、ユーザ「1234」が、「2015年11月15日 20:00」に店舗「A」の「スタジオ」で、運動ID「1」で識別される「ダンス中級1」を「45分」間実施したことを示す。
運動マスター記憶部202は、1つ又は複数の店舗で実施可能な運動情報の一覧を保持する。
図4Bは、実施の形態1における運動マスターデータの一例を示す。
運動マスターデータは、店舗408と、種別409と、運動ID410と、名称411と、難易度412と、運動強度413と、時間414と、強化部位415とを含む。
店舗408は、運動を実施する店舗を示す。種別409は、運動の種別を示す。運動ID410は、運動の識別子を示す。名称411は、運動の名称を示す。難易度412は、運動の難しさを示す。運動強度413は、運動が体に与える負荷の大きさを示す。時間414は、運動に要する時間を示す。強化部位415は、運動によって強化される体の部位を示す。
なお、運動マスターデータは、予め運動マスター記憶部202に登録されている。
再生履歴記憶部205は、ユーザがサポートメニューに付与される動画を再生した履歴情報(以下、再生履歴データという)を記録する。
図5Bは、実施の形態1における再生履歴データの一例を示す。
再生履歴データは、日時508と、ユーザID509と、場所510と、種別511と、動画ID512と、名称513と、再生時間514とを含む。
日時508は、動画が再生された日時を示す。ユーザID509は、ユーザの識別子を示す。場所510は、動画が再生された場所を示す。種別511は、動画の種別を示す。動画IDは、動画の識別子を示す。名称513は、動画の名称を示す。再生時間514は、動画が再生された時間の長さを示す。
ユーザが機器1102で、運動サポートシステムから提示されたサポートメニューの動画を再生したときに、再生履歴データは、機器1102からクラウドサーバ1111へ送信され、再生履歴記憶部205に保存される。
サポートメニューマスター記憶部209は、運動サポートシステムがユーザへ提示することができる複数の運動メニューの一覧が記憶されている。
図6は、実施の形態1におけるサポートメニューマスターデータの一例を示す。
サポートメニューマスターデータは、店舗601と、種別602と、ID603と、名称604と、難易度605と、運動強度606と、サポート部位607と、映像URL608とを含む。
図6に示したサポートメニューマスターデータの1行目には、ID「1」で識別されるサポートメニューが登録されている。このサポートメニューの種別、名称、難易度、運動強度及びサポート部位は、それぞれ、「予習復習」、「ヨガ基礎1」、「1」、「1」、及び「脚、腰」である。また、運動メニューが実施される店舗は、「A」であり、サポートメニューのためのトレーニング動画のURLは、「http://movie/987」である。
図6の1行目で示したサポートメニューは、ユーザが店舗「A」で実施した「ヨガ基礎1」を予習もしくは復習するためのサポートメニューである。
サポートメニュー生成部206は、スケジュールデータと、運動実施履歴データと、運動マスターデータとを参照して、サポートメニューのスケジュールを提示する期間、及び、当該期間に対する、第1サポートメニューのスケジュールを提示する期間の割合(α)及び第2サポートメニューのスケジュールを提示する期間の割合(β)(ここでは、α+β=1:α、βの初期値0.5)を算出する。そして、サポートメニュー生成部206は、算出された割合に基づいて、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューのスケジュールデータを作成し、機器1102へ送信する。第1サポートメニューとは、ユーザが既に参加した過去の第1運動イベントで実施された第1運動に対応する第1運動メニューである。第2サポートメニューとは、ユーザが参加予定の未来の第2運動イベントで実施された第2運動に対応する第2運動メニューである。
[サポートメニュー生成部の構成]
ここで、サポートメニュー生成部206の詳細な構成を、図3を用いて説明する。図3は、実施の形態1におけるサポートメニュー生成部の内部構成を示すブロック図である。
サポートメニュー生成部206は、運動実施履歴取得部301と、イベント取得部302と、割合算出部303と、ユーザ情報取得部304と、第1サポートメニュー生成部305と、第2サポートメニュー生成部306とを備える。
運動実施履歴取得部301は、ユーザが参加した過去の第1運動イベントの第1開催日と、当該第1運動イベントでユーザが実施した1つ又は複数の第1運動に関する情報を取得し、割合算出部303へ送信する。例えば、運動実施履歴取得部301は、図5Aのスケジュールデータを参照して、最も近い過去の第1運動イベントの日付501から「2015−11−10」を取得し、予定詳細507から「1、ダンス中級1」を取得する。さらに、運動実施履歴取得部301は、例えば、図4Bの運動マスターデータから運動ID410が「1」の第1運動に関する情報(例えば、難易度「5」)を取得する。
また、運動実施履歴取得部301は、トレーニング動画の再生履歴データを再生履歴記憶部205から取得する。
イベント取得部302は、ユーザが参加する予定の未来の第2運動イベントの第2開催日及び当該第2運動イベントでユーザが実施する予定の1つ又は複数の第2運動に関する情報を取得し、割合算出部303へ送信する。例えば、イベント取得部302は、図5Aのスケジュールデータを参照して、最も近い未来の運動イベントの日付501から「2015−11−16」を取得し、予定詳細507から「2」を取得する。さらに、イベント取得部302は、例えば、図4Bの運動マスターデータから運動ID410が「2」の運動に関する情報(例えば、難易度「1」)を取得する。
割合算出部303は、ユーザが参加した過去のイベントの第1開催日と、ユーザが参加予定の未来のイベントの第2開催日とから、サポートメニューのスケジュールをユーザに提示する期間を算出する。また、割合算出部303は、サポートメニューのスケジュールを提示する期間に対する、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューのスケジュールを提示する第1期間及び第2期間の割合を、第1運動イベントで実施した第1運動に関する情報と、第2運動イベントで実施予定の第2運動に関する情報とに基づいて決定する。
ここで、第1開催日から第2開催日までの期間に対する、第1サポートメニューを提示する第1期間の割合を「α」、第2サポートメニューを提示する第2期間の割合を「β」と表す。この割合α及び割合βは、第1運動に対応する第1サポートメニューのスケジュールが作成される第1期間の長さ及び第2運動に対応する第2サポートメニューのスケジュールが作成される第2期間の長さにそれぞれ対応する。つまり、割合算出部303は、第1開催日及び第2開催日の間の期間に含まれる第1期間及び第2期間の各々の長さを、第1運動に関する情報及び第2運動に関する情報の少なくとも一方に基づいて算出する。
例えば、第1開催日が「10日」であり、第2開催日が「16日」である場合、サポートメニューを提示する期間の長さは、11日〜15日の5日間と算出される。
割合算出部303は、例えば、サポートメニューを提示する期間に対する、第1サポートメニューを提示する第1期間の割合と第2サポートメニューを提示する第2期間の割合を、第1運動の第1難易度と、第2運動の第2難易度を用いて算出する。
より具体的には、第2運動の第2難易度が第1運動の第1難易度よりも高ければ、割合算出部303は、第2サポートメニューの割合βに0.1を加算し、第1サポートメニューの割合αから0.1を減算する。
逆に、第1運動の第1難易度が、第2運動の第2難易度よりも高ければ、割合算出部303は、第1サポートメニューの割合αに0.1を加算し、第2サポートメニューの割合βから0.1を減算する。
つまり、第1難易度が第2難易度よりも高いときに算出される第1期間の第1長さは、第1難易度が第2難易度よりも低いときに算出される第1期間の第2長さよりも大きい。また、第1難易度が第2難易度よりも高いときに算出される第2期間の第3長さは、第1難易度が第2難易度よりも低いときに算出される第2期間の第4長さよりも小さい。
なお、割合α、βは、機器1102に対するユーザの入力によっても変更可能である。
また、サポートメニューを提示する期間の長さが奇数日数であり、かつ、割合α、βがともに0.5である場合は、当該期間の真ん中の1日には、サポートメニューを提示しなくてもよい。
また、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューのどちらを優先するかの指示をユーザから受け付けてもよい。このとき、ユーザは、機器1102のユーザ情報入力部210を介して割合α、βを変更する。
なお、本実施の形態において、参加済みの第1運動イベント及び参加予定の第2運動イベントの第1運動及び第2運動は1つの運動であったが、これに限定しない。1つの運動イベントで複数の運動を実施する場合、難易度は、複数の運動の難易度の合算値が用いられてもよい。
第1サポートメニュー生成部305は、第1運動イベントで実施した1つ又は複数の第1運動に対応する第1サポートメニューを生成する。第1サポートメニューは、ユーザが参加済みの第1運動イベントの第1開催日を起点(第1開催日を除く)とする第1期間にスケジュールとして日単位で提示される。第1期間の長さは、参加済みの第1運動イベントの第1開催日及び参加予定の第2運動イベントの第2開催日の間の日数と割合αとの積で与えられる。ここでは、第1サポートメニューは、第1運動を復習するためのトレーニングメニューである。
例えば、第1開催日と第2開催日との間の期間の長さが、11日〜15日の5日間であり、かつ、第1サポートメニューの割合αが0.6である場合、第1期間の長さは、3(=5×0.6)日間である。したがって、第1サポートメニューは、第1運動イベントの第1開催日である「10日」を起点として、11日、12日、及び13日の3日間(第1開催日を除く)にわたって提示される。
具体的には、第1サポートメニュー生成部305は、運動実施履歴データからユーザが第1運動イベントで実施した第1運動の店舗、種別、運動ID、及び名称を取得する。そして、第1サポートメニュー生成部305は、取得した情報を基に、サポートメニューマスターデータから、第1運動の復習のための1つ又は複数のトレーニングメニューを選択し、選択した1つ又は複数のトレーニングメニューを第1サポートメニューとして出力する。
本実施の形態において、トレーニングメニューの一例は、ユーザが実施した第1運動においてユーザが酷使した体の部位をほぐすためのストレッチメニューである。また、トレーニングメニューの他の一例は、ユーザが実施した第1運動のフォームや動きを定着させるためのトレーニングメニューである。
第2サポートメニュー生成部306は、参加予定の第2運動イベントで実施される第2運動に対応する第2サポートメニューを生成する。第2サポートメニューは、参加予定の第2運動イベントが行われる第2開催日を終点(第2開催日を除く)とする第2期間にスケジュールとして日単位で提示される。第2期間の長さは、参加済みの第1運動イベントの第1開催日及び参加予定の第2運動イベントの第2開催日の間の日数と割合βとの積で与えられる。ここでは、第2サポートメニューは、第2運動を予習するためのトレーニングメニューである。
また、第2サポートメニューは、「実施予定のイベント」で実施される運動情報を基に、サポートメニューマスターから選択されたトレーニングメニューから構成される。
例えば、第1開催日と第2開催日との間の期間の長さが、11日〜15日の5日間であり、かつ、第2サポートメニューの割合βが0.4である場合、第2サポートメニューは、第2運動イベントの第2開催日である「16日」を終点(第2開催日を除く)として、14日及び15日の2日間にわたって提示される。
具体的には、第2サポートメニュー生成部306は、例えば、スケジュールデータの予定詳細を基に、運動マスターデータから第2運動の店舗、種別、運動ID及び名称を取得する。そして、第2サポートメニュー生成部306は、運動マスターデータから取得した情報を基に、サポートメニューマスターデータから、第2運動の予習のための1つ又は複数のトレーニングメニューを選択し、選択した1つ又は複数のトレーニングメニューを第2サポートメニューとして出力する。
ユーザ情報取得部304は、機器1102で入力されたユーザ情報を取得し、割合算出部303へ送信する。ユーザ情報は、第1サポートメニューの割合αと第2サポートメニューの割合βを変更させるパラメータである。
割合算出部303は、ユーザ情報取得部304からユーザ情報が入力されたタイミングで、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューの割合を変更し、変更後の割合を通信部207を介して機器1102へ送信する。
[機器の構成]
次に、機器1120を構成する各ブロックについて説明する。
通信部211は、ネットワークに接続され、ネットワークを介して、クラウドサーバ111と通信を行う。通信部211は、例えば、有線LAN又は無線LANの通信インターフェースである。
表示部212は、サポートメニュー生成部206によって生成されたサポートメニューを含むスケジュールデータをGUI(Graphical User Interface)として表示する。表示部212は、例えば、タッチディスプレイである。
ここで、本実施の形態において、表示部212に表示されるスケジュールGUIを説明する。図7Aは、実施の形態1におけるスケジュールGUIの一例を示す。
スケジュールGUIは、スケジュールデータを視覚的に表すグラフィカルユーザーインターフェースであり、スケジュール画面の一例である。図7Aにおいて、スケジュールGUIは、参加済みの第1運動イベントを表す第1アイコン701と、参加予定の第2運動イベントを表す第2アイコン702と、第1運動イベントで実施した第1運動に対応する第1サポートメニューを表す第3アイコン703、704と、第2運動イベントで実施予定の第2運動に対応する第2サポートメニューを表す第4アイコン705〜707とを含む。
第1アイコン701は、第1運動イベントの第1開催日に対応する領域に表示される第1オブジェクトの一例である。第2アイコン702は、第2運動イベントの第2開催日に対応する領域に表示される第2オブジェクトの一例である。第3アイコン703、704は、第1期間に対応する領域に表示される第3オブジェクトの一例である。第4アイコン705〜707は、第2期間に対応する領域に表示される第4オブジェクトの一例である。
図7Aで示したサポートメニューでは、第1開催日と第2開催日との間の5日間に対する、第1サポートメニューが提示される第1期間の割合αが0.4であり、第2サポートメニューが提示される第2期間の割合βが0.6である。したがって、第1期間の長さは2日間であり、第2期間の長さは3日間である。
なお、本実施の形態において、スケジュールGUIは、1週間分のスケジュールデータを提示したが、これに限定しない。スケジュールGUIは、1ヶ月又は複数ヶ月分のスケジュールデータを提示してもよい。また、1週間分のスケジュールデータをそれぞれ提示する複数のスケジュールGUIが表示されてもよい。また、1日分のスケジュールデータのみが提示されてもよい。
なお、図7Aでは、アイコンの上部にメニュー番号を示す数字が表示されているが、これに限定しない。例えば、アイコンの周辺には、アイコンに対応するサポートメニューに含まれるトレーニングメニューの数を示す数字が表示されてもよい。また、ユーザがサポートメニューを実施した回数を示す数字が表示されてもよい。
また、図7Aでは、第3アイコン703、704は、第1サポートメニューに対応するストレッチを表し、第4アイコン705〜707は、第2サポートメニューに対応するストレッチ及び映像表しているが、これに限定するものではない。アイコンの代わりに文字列、又は、丸、四角、及び三角等のマークが表示されてもよい。た、サポートメニューは、スケジュールGUIの日の枠の色や枠内の領域の背景色で表示されてもよい。例えば、第1サポートメニューが提示された日に対応する領域の背景色は青色であり、第2サポートメニューが提示された日に対応する領域の背景色は黄色であってもよい。つまり、第1サポートメニュー又は第2サポートメニューを示す何らかのオブジェクトが表示されればよい。
スケジュールGUIにおいて、ユーザが第3アイコン703、704又は第4アイコン705〜707を押下すると、各アイコンに対応する第1サポートメニュー又は第2サポートメニューが表示される。
図8A及び図8Bは、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューの表示例を示す。具体的には、図8Aは、第1サポートメニューの表示例を示す。
第1サポートメニューは、メニューのタイトルと、動画のサムネイルと、トレーニングのタイトルを含む。
サムネイルには、再生マークが表示される。ユーザが再生マークを押下すると、トレーニング動画が再生される。このとき、再生履歴データは、クラウドサーバ1111に保存される。
なお、第1サポートメニューの説明文は、ユーザを担当するトレーナが記載してもよい。また、説明文は、複数の定型文の中からランダムに選択されたものであってもよい。
図8Bは、第2サポートメニューの表示例を示す。画面の構成は、第1サポートメニューと同様である。
なお、図8Bでは、第2サポートメニューに対応する第2運動をユーザが実施したことがないことを示すマーク(若葉マーク)が表示されている。このマークは、表示されなくてもよいし、他のマークが表示されてもよい。
ユーザ情報入力部210は、ユーザからの入力を受け付ける。例えば、ユーザ情報入力部210は、GUIを介して第1期間の長さ及び第2期間の長さを修正するための入力をユーザから受ける。ユーザ情報入力部210は、ユーザからの入力データを、通信部211を介して、クラウドサーバ1111へ送信する。
本実施の形態において、ユーザからの入力データは、例えば、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューの割合を変更するためのデータである。
図7Bは、実施の形態1におけるユーザ情報入力部のGUIの一例を示す。
図7Bに示すユーザ情報入力部210のGUIは、スライダー708を含む。ユーザがスライダー708を左右にスライドすることで、スケジュールGUIに第1サポートメニューが表示される第1期間及び第2サポートメニューが表示される第2期間の割合が変更される。
例えば、スライダー708によって入力される情報は、ユーザ自身の体の疲労度である。スライダー708を右にスライドすると疲労度の入力値を増加させ、スライダー708を左にスライドすると疲労度の入力値を減少させる。
具体的に、図7Bに示したスライダー708で、疲労度を入力した際のスケジュールGUIの変化を、図7A、図9A及び図9Bを用いて説明する。
図7Aにおいて、現在が月曜日とする。このとき、ユーザが、スライダー708を右にスライドすると、図9Aに示すように、第1サポートメニューのスケジュールが提示される第1期間が延長される。つまり、第1サポートメニューを示す第3アイコンが増加し、第2サポートメニューを示す第4アイコンが減少する。これにより、疲労度が高いユーザに対し、疲労を抜くためのストレッチのサポートメニューが追加される。
逆に、スライダー708を左にスライドすると、図9Bに示すように、第1サポートメニューの第3アイコンが減少し、第2運動の準備である第2サポートメニューの第4アイコンが増加する。
このように、疲労度の入力値が増加するほど第1期間が増加する。つまり、疲労度が高いほど第1期間の長さが増加するように、第1期間の長さ及び第2期間の長さが修正される。
なお、本実施の形態において、第1期間の長さ及び第2期間の長さ(つまり、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューの日単位のスケジュールの数)の変化は、スライダー708のスライド量に比例する。例えば、スライダー708を右端に移動させた場合は、スケジュールGUIにおける第1運動イベントの第1開催日と第2運動イベントの第2開催日の間の期間において、第1サポートメニューの第3アイコンのみが提示される。反対に、スライダー708を左端に移動させた場合は、第2サポートメニューの第4アイコンのみが提示される。ユーザは、スライダー708のスライド量を変化させながらスケジュールGUI上のスケジュールの変化を確認することができる。
このとき、ユーザによって入力されたユーザ情報は、随時、通信部211を介して、クラウドサーバ1111に送信される。クラウドサーバ1111のサポートメニュー生成部206は、受信されたユーザ情報に基づいて、第1期間及び第2期間の割合を算出し、機器1102へ送信する。その結果、スケジュールGUIにユーザ情報が反映されたスケジュールが表示される。
なお、本実施の形態において、ユーザ情報入力部210は、図7Bに示すスライダーのコンポーネントを用いて実現されていたが、これに限定しない。例えば、ユーザ情報入力部210は、縦方向にスライドするスライダーのコンポーネントを用いて実現されてもよい。また、ユーザ情報入力部210は、回転によって情報を入力するダイヤルのコンポーネントを用いて実現されてもよい。また、ユーザ情報入力部210は、選択式ボタンのコンポーネントで実現されてもよい。つまり、ユーザ情報入力部210は、どのようなGUIコンポーネントによって実現されても構わない。また、ユーザ情報入力部210は、必ずしもGUIによって実現されなくてもよい。例えば、ユーザ情報入力部210は、メカニカルなダイヤルあるいはボタンなどで実現されてもよい。
次に、疲労度の代わりに、運動の難易度が入力される場合について説明する。
具体的には、ユーザが運動サポートシステムから提示された第2サポートメニューを確認したときに、第2運動イベントにおいて第2運動をうまくできそうにないと思ったときは、ユーザは、スライダーを左へスライドし、第2運動の難易度を増大させる。すると、スケジュールGUIにおける、第2サポートメニューのアイコンを表示する第2期間が増加し、第2運動の予習を十分に行うことができる。
[運動サポートシステムの動作]
次に、以上のように構成された運動サポートシステムの動作を説明する。
図10は、実施の形態1における運動サポートシステムのサポートメニュー生成部の動作を示すフローチャートである。
本実施の形態において、図10に示す一連の処理は、ユーザがイベントに参加したあとで実行される。また、1日1回任意の時刻で、図10に示す一連の処理が実施されてもよい。このとき、運動サポートシステムを利用するすべてのユーザに対して処理が実施される。
はじめに、イベント取得部302は、スケジュール記憶部203から、任意のユーザのスケジュールデータを取得する。イベント取得部302は、スケジュールデータから当日のスケジュールを取得し、ユーザがイベントに参加したか否かを判定する(S1001)。
例えば、当日が2015年11月10日である場合、イベント取得部302は、図5Aに示したスケジュールデータから、日付501が「2015−11−10」のレコードを取得する。
そして、当該レコードの状況505が「済み」であれば、ユーザが当日にイベント(第1運動イベント)に参加したと判定され(S1001のYES)、サポートメニュー生成処理が行われる(S1002)。
サポートメニューが生成処理の詳細については後述する。その後、サポートメニュー生成部206は、通信部207を介して、ユーザが使用する機器1102へ、スケジュールデータ及びサポートメニューを送信する(S1003)。
これにより、ユーザは、機器1102上で、スケジュールデータGUI及びサポートメニューを確認することができる。
一方、ユーザが当日にイベントへ参加しなかった場合(S1001のNO)、処理は終了する。
次に、サポートメニュー生成処理(S1002)における動作の詳細を説明する。
図11は、実施の形態1におけるサポートメニュー生成処理の詳細を示すフローチャートである。
運動実施履歴取得部301は、イベント取得部302が取得したスケジュールデータの店舗504、イベント種別503、予定詳細507に基づいて、第1運動イベントにおいてユーザが実施した第1運動の詳細情報を運動実施履歴記憶部201から取得する。
さらに、運動実施履歴取得部301は、運動マスターデータから運動の難易度、運動強度、強化部位を取得する(S1101)。
本実施の形態において、例えば、運動実施履歴取得部301は、当日が2015年11月10日である場合に、図5Aに示すスケジュールデータの店舗504、イベント種別503、予定詳細507から、「A」、「スタジオ」、及び「1,ダンス中級1」を取得する。そして、運動実施履歴取得部301は、「1,ダンス中級1」を基に、図4Aに示す運動実施履歴データの中から、日時401が「2015−11−10」であり、かつ、店舗403が「A」であり、かつ、種別404が「スタジオ」であり、かつ、名称406が「ダンス中級1」であるレコードを選択する。ここでは、1行目のレコードが取得される。あわせて、運動実施履歴取得部301は、図4Bに示す運動マスターデータの中から、店舗408が「A」であり、かつ、種別409が「スタジオ」であり、かつ、名称411が「ダンス中級1」であるレコードを選択し、選択したレコードに含まれる難易度412、運動強度413、及び強化部位415から、「5」、「4」、及び「体幹」を取得する。
次に、イベント取得部302は、取得したスケジュールデータの中に、当日より未来の日時に参加を予定しているイベント(第2運動イベント)があるか否かを確認する(S1102)。具体的には、イベント取得部302は、図5Aに示すスケジュールデータにおいて、当日の日付「2015−11−10」より未来に参加を予定しているイベントがあるか否かを確認する。
イベント取得部302は、参加を予定しているイベント(第2運動イベント)がある場合(S1102のあり)、第2運動イベントで実施予定の第2運動に関する情報を、スケジュールデータの予定詳細507を基に、運動マスター記憶部202から取得する(S1103)。
具体的には、イベント取得部302は、図5Aのスケジュールデータから、日付501が当日より未来の「2015−11−16」であり、かつ、状況505が「予定」であるレコードを第2運動イベントのデータとして取得する。イベント取得部302は、当該レコードの店舗504、イベント種別503、及び予定詳細507から、「A」、「スタジオ」、及び「2,ヨガ基礎1」を取得する。そして、イベント取得部302は、図4Bの運動マスターデータを参照して、第2運動イベントのデータから取得した「A」、「スタジオ」、及び「2,ヨガ基礎1」が一致する、一致するレコードに含まれる難易度「1」、運動強度「1」、及び強化部位「脚、腰」を取得する。
割合算出部303は、スケジュールデータから取得した第1運動イベントの第1開催日(ここでは、当日)及び第2運動イベントの第2開催日に基づいて、サポートメニューを提供する期間を算出する(S1104)。
具体的には、割合算出部303は、図5Aに示すスケジュールデータにおいて、第1運動イベントへ参加した当日である「2015−11−10」と、参加予定の第2運動イベントの第2開催日である「2015−11−16」とに基づいて、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューを提示する期間を2015年11月11日から2015年11月15日までの5日間と算出する。
次に、割合算出部303は、第1運動イベントで実施した第1運動の第1難易度と、第2運動イベントで実施する予定の第2運動の第2難易度とを比較し、割合αと割合βとを算出する。ここで、割合αは、ステップS1104で算出された期間の長さに対する、第1サポートメニューのスケジュールを作成する第1期間の期間の長さの割合である。また、割合βは、ステップS1104で算出された期間の長さに対する、第2サポートメニューのスケジュールを作成する第2期間の長さの割合である。
ここでは、割合α及び割合βの初期値は、ともに0.5とする。
第1運動イベントで実施した第1運動の第1難易度が、第2運動イベントで実施予定の第2運動の第2難易度よりも高い場合(S1105で第1難易度>第2難易度)、割合算出部303は、割合αを増加させる(S1106)。このとき、割合算出部303は、同時に割合βを減少させる。
具体的には、割合算出部303は、割合αに予め定められた値mを加算し、割合βからmを減算する。例えば、mが0.1であれば、割合αは0.6(=0.5+0.1)と計算され、割合βは0.4(=0.5−0.1)と計算される。このとき、第1サポートメニューのスケジュールが作成される第1期間の長さ及び第2サポートメニューのスケジュールが作成される第2期間の長さは、それぞれ、3日間(=5×0.6)及び2日間(=5×0.4)となる。
具体的には、図4Bの運動マスターデータ及び図5Aのスケジュールデータを参照すれば、ステップS1101で取得された第1運動の第1難易度は、「5」であり、ステップS1103で取得された第2運動の第2難易度が「1」である。この場合、第1難易度「5」は第2難易度「1」よりも大きいので、割合算出部303は、割合αを増加させる。
一方、第1難易度が第2難易度よりも低い(S1105で第1難易度<第2難易度)、割合算出部303は、割合βを増加させる(S1107)。このとき、割合算出部303は、同時に割合αを減少させる。
具体的には、割合算出部303は、割合βに予め定められた値mを加算し、割合αからmを減算する。例えば、mが0.1であれば、割合βは0.6(=0.5+0.1)と計算され、割合αは0.4(=0.5−0.1)と計算される。このとき、第1サポートメニューのスケジュールが作成される第1期間の長さ及び第2サポートメニューのスケジュールが作成される第2期間の長さは、それぞれ、2日間(=5×0.4)及び3日間(=5×0.6)となる。
第1サポートメニュー生成部305は、サポートメニューマスター記憶部209から第1運動に対応する第1サポートメニューを選択し、当該第1サポートメニューのスケジュールを、ステップS1101で算出された期間と割合αから得られる第1期間に生成する(S1108)。
具体的には、第1サポートメニュー生成部305は、図4Aに示す店舗「A」、運動ID「1」、及び名称「ダンス中級1」を基に、運動マスターデータから強化部位「体幹」を取得する。そして、第1サポートメニュー生成部305は、図6に示すサポートメニューマスターデータを参照して、サポート部位607が取得された強化部位「体幹」であり、かつ、種別602が「ストレッチ」である、名称「ピラーストレッチ」のサポートメニューを第1サポートメニューとして選択する。
また、第1サポートメニュー生成部305は、第1運動を定着させるための第1サポートメニューとして、種別602が「予習復習」であり、かつ、名称604が「ダンス中級1」のサポートメニューを選択する。このサポートメニューには、「映像URL」が記入されており、映像が含まれる。
なお、第1難易度及び第2難易度が等しい場合には、割合α及び割合βの初期値(例えば、ともに0.5)を用いて、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューが生成されればよい。
なお、上記実施の形態1において、第1運動の強化部位をほぐすストレッチと、第1運動の復習とがサポートメニューとして選択されたが、これに限定しない。例えば、第1サポートメニュー生成部305は、第1サポートメニューを提示する期間に応じて、第1サポートメニューとして選択するトレーニングメニューを変更してもよい。
具体的には、第1運動イベントの第1開催日を基点として、日が進むごとに、第1サポートメニューに含まれる項目を増やしてもよい。また、第1サポートメニューは、すべての日で同じであってもよい。
第2サポートメニュー生成部306は、参加予定の第2運動イベントで実施する予定の第2運動を予習するトレーニングメニューをサポートメニューマスター記憶部209のサポートメニューマスターデータの中から選択することにより、第2サポートメニューを生成する(S1109)。
具体的には、第2サポートメニュー生成部306は、スケジュールデータから取得した第2運動イベントが「ヨガ基礎1」である場合、ヨガの動き及びフォームを練習するためのトレーニングメニューを、サポートメニューマスターデータの中から選択する。より具体的には、第2サポートメニュー生成部306は、種別602が「予習復習」であり、かつ、名称604が「ヨガ基礎1」であるサポートメニューを選択する。また、第2サポートメニュー生成部306は、ヨガの強化部位に含まれる「脚」を事前にほぐすためのストレッチである名称604が「脚ストレッチ」のサポートメニューもあわせて選択する。
一方、第2運動イベントの予定がない場合(S1102のなし)、第1サポートメニュー生成部305は、第1運動イベントの第1運動をサポートする第1サポートメニューのみを生成する(S1108)。
このとき、第1サポートメニューを提示する第1期間の長さは、予め定められた期間の長さ(例えば、5日間など)が用いられればよい。
次に、機器1102においてユーザから入力を受けたときのサポートメニュー生成処理を説明する。
図12に、実施の形態1においてユーザから入力を受けたときのサポートメニュー生成処理を示すフローチャートである。
このフローチャートでは、機器1102からクラウドサーバ1111に送信されるユーザ情報の内容に応じて処理が分岐される。
ユーザ情報は、第1期間の長さ及び第2期間の長さを修正するためのユーザからの入力、動画を再生したことによる再生履歴、及び、スケジュールの入力を含む。
ユーザ情報取得部304が取得したユーザ情報が、例えば図7BのGUIを介してユーザから受けた、第1期間の長さ及び第2期間の長さを修正するための入力である場合(S1201のYES)、ユーザ情報取得部304は、取得したユーザ情報の解析を行う(S1204)。
具体的には、ユーザ情報取得部304は、ユーザが機器1102のユーザ情報入力部210のGUI上で操作されたスライダーの変化量を解析し、割合算出部303へ送信する。
割合算出部303は、解析結果に基づいて、第1サポートメニューのスケジュールを作成する第1期間の割合αと第2サポートメニューのスケジュールを作成する第2期間の割合βとを再計算する(S1205)。つまり、割合算出部303は、ユーザからの入力に基づいて、第1期間の長さ及び第2期間の長さを修正する。
次に、第1サポートメニュー生成部305は、再計算された割合αに従って、第1サポートメニューのスケジュールデータを再生成する(S1206)。つまり、第1サポートメニュー生成部305は、修正された第1期間の長さに基づいて、スケジュールデータを更新する。このとき、既に実施済みの第1サポートメニューのスケジュールは、再生成されたスケジュールデータに含めない。
第2サポートメニュー生成部306は、再計算された割合βに従って、第2サポートメニューのスケジュールデータを再生成する(S1207)。つまり、修正された第1期間の長さ及び第2期間の長さに基づいて、スケジュールデータを更新する。つまり、第2サポートメニュー生成部306は、修正された第2期間の長さに基づいて、スケジュールデータを更新する。このとき、既に実施済みの第2サポートメニューのスケジュールは、再生成されたスケジュールデータに含めない。
このように更新されたスケジュールデータに従って、スケジュールGUIも更新される。
第1サポートメニュー又は第2サポートメニューが既に実施済みか否かは、再生履歴記憶部205に記録された再生履歴データを参照して判断される。動画が付与されていないサポートメニューの場合は、第1サポートメニュー又は第2サポートメニューが既に実施済みか否かは、ユーザの入力によって判断されてもよい。また、第1サポートメニュー又は第2サポートメニューが既に実施済みか否かは、活動量計に代表される機器によって記録されたユーザの運動に基づいて判断されてもよい。
一方、機器1102から受信したユーザ情報が、動画の再生情報である場合(S1201のNO、かつ、S1202のYES)、ユーザ情報取得部304は、再生情報を取得し、再生履歴記憶部205の再生履歴データを更新する。
再生履歴データは、サポートメニューが既に実施済みか否かを判定するために利用される。さらに、再生履歴データは、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューを再作成する際に、実施済みのサポートメニューのスケジュールが再生成されないようにするために利用される。
具体的には、図5Bで示す再生履歴データにおいて、「ダンス中級1」の動画は「2015年11月11日」に再生済みであるので、「ダンス中級1」に関するスケジュールが作成されないように第1サポートメニュー又は第2サポートメニューが再生成される。
なお、本実施の形態において、再生履歴データは、一度視聴した動画を、再度サポートメニューに入れないために利用されたがこれに限定しない。再生履歴データを基に、再生済みの動画を含むメニューは、ユーザが興味を持っているメニューとして、サポートメニュー生成時に優先的に選択されてもよい。
機器1102から受信したユーザ情報が、イベントへの参加予定を含むスケジュールデータである場合(S1201のNO、かつ、S1202のNO、かつ、S1203のYES)、イベント取得部302は、スケジュール記憶部203に記憶されているスケジュールデータを更新する(S1209)。
更新されたスケジュールデータに基づいて、割合の算出、及び、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューの再生成が行われる(S1205からS1207)。
このとき、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューに影響を与える運動イベントのスケジュールデータの変更があった場合にのみ、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューの再生成が行われてもよい。例えば、直近の参加予定のイベント(つまり、第2運動イベント)のスケジュールが削除されたり、当該直近に参加予定のイベントよりもさらに直近に参加予定のイベントが追加されたりした場合にのみ、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューの再生成が行われてもよい。
なお、本実施の形態において、スケジュールデータの更新によって、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューのスケジュールに変更が生じる場合、ユーザへ確認のための画面を表示してもよい。
このとき、ユーザが許可する場合はそのままの変更されたサポートメニューのスケジュールを提示し、ユーザが許可しない場合は、ユーザから割合データの入力を受け付け、その入力に応じてサポートメニューのスケジュールを変更してもよい。
なお、本実施の形態において、ユーザ情報取得部304は、ユーザが使用する機器1102から送信される情報を定期的に監視してもよいし、機器1102からリクエストがあった場合のみ情報を取得してもよい。
[効果]
以上のように、本実施の形態に係る運動サポートシステムによれば、ユーザが参加した過去の第1運動イベントでユーザが実施した第1運動に関する情報と、ユーザが参加する予定の未来の第2運動イベントでユーザが実施する予定の第2運動に関する情報とに基づいて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを算出することができる。したがって、ユーザが過去に実施した第1運動と、ユーザが未来に実施予定の第2運動の双方に応じて動的に運動メニューのスケジュールを作成できるので、運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
また、本実施の形態に係る運動サポートシステムによれば、第1運動の第1難易度及び第2運動の第2難易度に基づいて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと、第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを算出することができる。したがって、高い難易度を有する運動に対応する運動メニューのスケジュールが作成される期間を増加させることができ、ユーザは難しい運動を復習又は予習するための運動メニューを実行する期間を十分にとることができる。つまり、運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
また、本実施の形態に係る運動サポートシステムによれば、スケジュールGUIに、第1運動イベントを示す第1オブジェクト、第2運動イベントを示す第2オブジェクト、第1運動メニューを示す第3オブジェクト、及び、第2運動メニューを示す第4オブジェクトを含むことができる。したがって、第1運動メニュー及び第2運動メニューのスケジュールと、第1運動イベント及び第2運動イベントとの時間的な関係を視覚的に表現することができる。その結果、ユーザは、スケジュールを容易に把握することができる。
また、本実施の形態に係る運動サポートシステムによれば、第1期間の長さ及び第2期間の長さを修正するための入力をユーザから受けることができる。したがって、ユーザは、スケジュール画面に表示されたスケジュールを容易に修正することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る運動サポートシステムによれば、ユーザの疲労度の入力に応じて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さを算出することができる。したがって、第1運動後の疲労度が高いほど、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間を増加させることができ、ユーザは、第1運動による疲労の回復のための第1運動メニューを実行する期間を十分にとることができる。つまり、運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。本実施の形態では、運動の難易度の代わりに、ユーザの疲労度に基づいて、第1期間及び第2期間の長さが算出される点が上記実施の形態1と異なる。ユーザの疲労度は、センサによって交感神経及び副交感神経のバランスから求められる。以下に、上記実施の形態1と異なる点を中心に本実施の形態について説明する。
[運動サポートシステムの構成]
図13を参照して、運動サポートシステム100Aの構成について説明する。なお、図13において、図2と同一又は類似の構成要素については、同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
運動サポートシステム100Aは、クラウドサーバ1111Aと機器1102Aとを備える。クラウドサーバ1111Aは、運動実施履歴記憶部201と、運動マスター記憶部202と、スケジュール記憶部203と、映像コンテンツ記憶部204と、再生履歴記憶部205と、サポートメニュー生成部206Aと、通信部207と、映像配信部208と、サポートメニューマスター記憶部209とを備える。機器1102Aは、ユーザ情報入力部210と、通信部211と、表示部212と、センサ213Aとを備える。
サポートメニュー生成部206Aは、センサ213Aによって測定されたユーザの疲労度に基づいて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと、第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを算出する。
センサ213Aは、ユーザの自律神経を測定することにより、ユーザの疲労度を測定する。具体的には、センサ213Aは、例えばユーザの指から心拍及び脈拍を測定することにより、ユーザの交感神経及び副交感神経のバランスを測定する。
[サポートメニュー生成部の構成]
ここで、サポートメニュー生成部206Aの詳細な構成を、図3を用いて説明する。
サポートメニュー生成部206Aは、運動実施履歴取得部301と、イベント取得部302と、割合算出部303Aと、ユーザ情報取得部304と、第1サポートメニュー生成部305と、第2サポートメニュー生成部306とを備える。
割合算出部303Aは、ユーザが参加した過去のイベントの第1開催日と、ユーザが参加予定の未来のイベントの第2開催日とから、サポートメニューのスケジュールをユーザに提示する期間を算出する。また、割合算出部303Aは、サポートメニューのスケジュールを提示する期間に対する、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューのスケジュールを提示する第1期間及び第2期間の割合を、ユーザの疲労度に基づいて決定する。
[運動サポートシステムの動作]
次に、以上のように構成された運動サポートシステムの動作を説明する。
図14は、実施の形態2におけるサポートメニュー生成処理の詳細を示すフローチャートである。なお、図14において、図11と同一又は類似のステップについては、同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
ステップS1104が実行された後、割合算出部303Aは、ユーザの疲労の有無を判定する(S1105A)。具体的には、割合算出部303Aは、機器1102Aのセンサ213Aによって測定された疲労度に基づいて疲労の有無を判定する。
ここで、ユーザに疲労があると判定された場合(S1105AのYES)、ステップS1106及びステップS1108が実行され、ユーザに疲労がないと判定された場合(S1105AのNO)、ステップS1109が実行される。
[効果]
以上のように、本実施の形態に係る運動サポートシステム100Aによれば、ユーザの疲労度に基づいて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さを算出することができる。したがって、第1運動後の疲労度が高いほど、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間を増加させることができ、ユーザは、第1運動による疲労の回復のための第1運動メニューを実行する期間を十分にとることができる。つまり、運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
(変形例)
以上、1つまたは複数の態様に係る運動サポートシステムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものも、1つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
例えば、運動サポートシステムは、上記実施の形態1と上記実施の形態2とを組合せて実現されてもよい。例えば、実施の形態1においてユーザから入力される疲労度の代わりに、センサによって測定された疲労度が用いられてもよい。また例えば、ユーザから疲労度の入力を受けるGUIにおける疲労度の初期値として、センサによって測定された疲労度が用いられてもよい。
なお、上記実施の形態2において、疲労度は、例えば、第1運動イベントの終了時に測定され、運動履歴データに登録されてもよい。この場合、サポートメニュー生成部206Aは、運動履歴データから疲労度を取得すればよい。また、疲労度は、サポートメニューを生成する際に測定されてもよい。この場合、サポートメニュー生成部206Aは、センサ213Aから疲労度を取得すればよい。
なお、上記実施の形態2において、疲労度は、自律神経に基づいて測定されていたが、これに限定される必要はない。例えば、活動量計を用いて測定されたユーザの活動量に基づいて疲労度が測定されてもよい。例えば、活動量計によって測定されたエネルギー量が予め定められた閾値エネルギー量を超える場合に、疲労度として「疲労あり」が決定されてもよい。
なお、上記実施の形態2において、センサ213Aは、機器1102Aに含まれていたが、これに限られない。例えば、センサ213Aは、フィットネスクラブに設置された疲労度測定専用の装置に含まれてもよい。
なお、上記実施の形態2では、疲労度が「疲労あり」及び「疲労なし」の2値で表される場合を例に説明していたが、疲労の大きさに比例する値で表されてもよい。この場合、第1期間の長さは、疲労度に比例するように決定されてもよい。また、第1期間の長さは、今回測定された疲労度と、過去に測定された疲労度の平均値との比較結果に基づいて決定されてもよい。
なお、上記各実施の形態において、第1期間の割合α及び第2期間の割合βが算出されていたが、この割合α及び割合βの算出は省略されてもよい。例えば、第1運動に関する情報及び第2運動に関する情報の少なくとも一方に基づいて、第1期間の長さ及び第2期間の長さが直接的に算出されてもよい。また、第2期間に対する第1期間の割合又は第1期間に対する第2期間の割合が算出されてもよい。
なお、上記各実施の形態では、難易度及び疲労度等に基づいて、第1期間の割合α及び第2期間の割合βが算出されていたが、運動に関する他の情報に基づいて、割合α及び割合βが算出されてもよい。例えば、第1運動及び第2運動が実施された過去の運動イベントへの参加回数に基づいて、割合α及び割合βが算出されてもよい。具体的には、参加回数が多いほど値が減少するように、割合α及び割合βが算出されてもよい。この場合、第1運動が実施された過去の運動イベントへのユーザの第1参加回数が、第2運動が実施された過去の運動イベントへのユーザの第2参加回数よりも多いときに算出される第1期間の長さは、第1参加回数が第2参加回数よりも少ないときに算出される第1期間の長さよりも小さい。また、第1参加回数が第2参加回数よりも多いときに算出される第2期間の長さは、第1参加回数が第2参加回数よりも少ないときに算出される第2期間の長さよりも大きい。
これによれば、第1運動及び第2運動が実施された運動イベントへの参加回数に基づいて、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと、第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを算出することができる。したがって、イベントに参加して実施した回数が少ない運動に対応する運動メニューのスケジュールが作成される期間を増加させることができ、当該運動の復習又は予習のための運動メニューのスケジュールを効果的に作成することができる。
なお、上記各実施の形態において、ユーザの入力によって、第1期間及び第2期間が自由に修正されていたが、ユーザの入力による修正は制限されてもよい。例えば、第1期間の長さ及び第2期間の長さの修正には、算出された第1期間の長さ及び第2期間の長さに基づく制限が設けられてもよい。例えば、ユーザの入力によって割合α及び割合βが変更される値が予め定められた値を超えることが制限されてもよい。このとき、ユーザ情報入力部において、第1期間の長さ及び第2期間の長さが制限を超える入力が禁止されればよい。具体的には、例えば図15に示すように、スライダー708をスライド可能な範囲を示す下限ライン708a及び上限ライン708bがGUIに表示されてもよい。このとき、下限ライン708a及び上限ライン708bを超えるスライダー708の移動が禁止される。スライド可能な範囲は、必ずしも図15に示すラインで表される必要はなく、例えば、三角形などのマークあるいはスライダー上の色によって表されてもよい。
これによれば、ユーザの入力によって、第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さ及び第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さが制限を超えて修正されることを禁止することができる。したがって、ユーザによって不適切なスケジュールが作成されることを抑制することができる。
なお、上記各実施の形態におけるサポートメニューは、サポートメニューマスターデータから選択されたが、これに限定しない。例えば、1人又は複数のユーザ(トレーニ)を担当する1人又は複数のトレーナが、手動で生成した第1サポートメニュー及び第2サポートメニューの入力を受け付けてもよい。
なお、上記各実施の形態において、サポートメニューには、映像コンテンツが含まれていたが、これに限定しない。サポートメニューは、映像コンテンツの代わりに、テキスト、音声、画像を含んでもよい。
なお、上記各実施の形態において、イベントは、運動を実施するイベントであり、フィットネスクラブの店舗で行われるイベントであったが、これに限定しない。例えば、イベントは、怪我からの復帰のための運動を指導するリハビリ施設、老化を防止する簡単な運動を指導する企業及び団体、又は、特定保健指導を行う病院で行われるイベントであってもよい。また、「仕事」のスケジュールもイベントとしてスケジュールデータに含まれてもよい。スケジュールデータに仕事のスケジュールが含まれる場合は、当該仕事の日と同じ日に作成されていたサポートメニューのスケジュールを、電車内や少しの時間で視聴できる映像を含むトレーニングメニューのスケジュールに変更してもよい。
なお、上記各実施の形態において、ユーザ情報によって、スケジュールGUI上に提示された第1サポートメニューのスケジュール及び第2サポートメニューのスケジュールの日数を変化させたが、これに限定しない。例えば、ユーザが入力した「疲労度」によって、第1サポートメニューの内容を変化させてもよい。例えば、ユーザが入力した「疲労度」によって、第1サポートメニューに含まれる項目数を増減させてもよい。
なお、上記各実施の形態において、第2サポートメニューに含まれる項目数は、第2運動イベントの第2開催日に依存してもよい。例えば、第2開催日の直前の日のスケジュールでは、映像を含む項目のみを含む第2サポートメニューを生成し、「予定が近いので映像だけ見ましょう。」というコメントを提示してもよい。また、第2開催日から離れた日のスケジュールでは、第2運動の強化部位を、事前にほぐし、第2運動のための体を準備するためのストレッチメニューを第2サポートメニューとして生成してもよい。
なお、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューの生成方法については、特に限定される必要はなく、上記各実施の形態で説明した方法の代わりに、他の方法が用いられてもよい。例えば、上記各実施の形態において、サポートメニューは、サポートメニューマスターデータから、運動の強化部位に基づいて選択されていたが、これに限定しない。
例えば、サポートメニュー生成部206は、スケジュールデータを参照してユーザが家に居ると想定される場合は、家のテレビで映像を視聴しながら実施可能な運動メニューを第1サポートメニュー及び第2サポートメニューとして優先的に選択してもよい。
また、サポートメニュー生成部206は、既に他のスケジュールが登録されている日には、項目数が少なく短時間で実施可能なトレーニングメニューを第1サポートメニュー及び第2サポートメニューとして生成してもよい。これにより、ユーザは、通勤中や昼休み中などに短時間でサポートメニューを実施することができる。
また、サポートメニュー生成部206は、再生履歴データに保存されるユーザがサポートメニューを視聴した場所の情報を基に、第1サポートメニュー及び第2サポートメニューを生成してもよい。例えば、視聴場所が自宅外であることが多い場合は、短時間で実施可能な第1サポートメニュー及び第2サポートメニューを生成してもよい。
また、視聴場所が自宅内であることが多い場合は、自宅でテレビ番組を視聴しながら、ゆっくりと実施することができるストレッチやヨガなどのトレーニングを含む第1サポートメニュー及び第2サポートメニューを生成してもよい。
なお、上記各実施の形態では、運動サポートシステムをフィットネスクラブで利用する例を説明したが、これに限定されない。運動サポートシステムは、怪我からの復帰に運動を始動するリハビリ施設や、老化を防止する簡単な運動を提供する企業、団体や、特定保健指導を提供する企業や、習い事を提供するカルチャーセンターに適用されてもよい。
なお、運動サポートシステムは、フィットネスやリハビリに限らず、スポーツスクール(例えば、ゴルフ、テニス、サッカー、野球など)でも利用可能である。
なお、上記態様において説明された技術は、例えば、以下のクラウドサービスの類型において実現されうる。しかし、上記態様において説明された技術が実現されるクラウドサービスの類型はこれらに限られるものでない。
(サービスの類型1:自社データセンタ型クラウドサービス)
図16は、サービスの類型1(自社データセンタ型クラウドサービス)における運動サポートシステムが提供するサービスの全体像を示す図である。本類型では、サービスプロバイダ1120がグループ1100から情報を取得し、ユーザに対してサービスを提供する。本類型では、サービスプロバイダ1120が、データセンタ運営会社の機能を有している。すなわち、サービスプロバイダ1120が、ビッグデータを管理するクラウドサーバ1111を保有している。したがって、データセンタ運営会社は存在しない。
本類型では、サービスプロバイダ1120は、データセンタ(クラウドサーバ)1203を運営及び管理している。また、サービスプロバイダ120は、オペレーティングシステム(OS)1202及びアプリケーション1201を管理する。サービスプロバイダ1120は、サービスプロバイダ1120が管理するOS1202及びアプリケーション1201を用いてサービスを提供する(矢印1204)。
(サービスの類型2:IaaS利用型クラウドサービス)
図17は、サービスの類型2(IaaS利用型クラウドサービス)における運動サポートシステムが提供するサービスの全体像を示す図である。ここで、IaaSとは、インフラストラクチャー・アズ・ア・サービスの略であり、コンピュータシステムを構築及び稼動させるための基盤そのものを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社1110が、データセンタ(クラウドサーバ)1203を運営及び管理している。また、サービスプロバイダ1120は、OS1202及びアプリケーション1201を管理する。サービスプロバイダ1120は、サービスプロバイダ1120が管理するOS1202及びアプリケーション1201を用いてサービスを提供する(矢印1204)。
(サービスの類型3:PaaS利用型クラウドサービス)
図18は、サービスの類型3(PaaS利用型クラウドサービス)における運動サポートシステムが提供するサービスの全体像を示す図である。ここで、PaaSとは、プラットフォーム・アズ・ア・サービスの略であり、ソフトウェアを構築及び稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社1110は、OS1202を管理し、データセンタ(クラウドサーバ)1203を運営及び管理している。また、サービスプロバイダ1120は、アプリケーション1201を管理する。サービスプロバイダ1120は、データセンタ運営会社110が管理するOS1202及びサービスプロバイダ1120が管理するアプリケーション1201を用いてサービスを提供する(矢印1204)。
(サービスの類型4:SaaS利用型クラウドサービス)
図19は、サービスの類型4(SaaS利用型クラウドサービス)における運動サポートシステムが提供するサービスの全体像を示す図である。ここで、SaaSとは、ソフトウェア・アズ・ア・サービスの略である。SaaS利用型クラウドサービスは、例えば、データセンタ(クラウドサーバ)を保有しているプラットフォーム提供者が提供するアプリケーションを、データセンタ(クラウドサーバ)を保有していない会社又は個人などの利用者がインターネットなどのネットワーク経由で使用できる機能を有するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社1110は、アプリケーション1201を管理し、OS1202を管理し、データセンタ(クラウドサーバ)1203を運営及び管理している。また、サービスプロバイダ1120は、データセンタ運営会社1110が管理するOS1202及びアプリケーション1201を用いてサービスを提供する(矢印1204)。
以上、いずれのクラウドサービスの類型においても、サービスプロバイダ1120がサービスを提供する。また、例えば、サービスプロバイダ又はデータセンタ運営会社は、OS、アプリケーション又はビックデータのデータベース等を自ら開発してもよいし、また、第三者に外注させてもよい。
本開示の一態様に係る運動サポートシステム及び運動サポート方法は、ユーザが参加した過去の運動イベント及びユーザが参加予定の未来の運動イベントに適応して、適切な運動メニューのスケジュールを作成することができる運動サポートシステム及び運動サポート方法として有用である。
このような運動サポートシステム及び運動サポート方法は、例えば、フィットネスやリハビリテーション、スポーツトレーニング、特定保健指導の分野において利用することができる。
100、100A 運動サポートシステム
201 運動実施履歴記憶部
202 運動マスター記憶部
203 スケジュール記憶部
204 映像コンテンツ記憶部
205 再生履歴記憶部
206、206A サポートメニュー生成部
207 通信部
208 映像配信部
209 サポートメニューマスター記憶部
210 ユーザ情報入力部
211 通信部
212 表示部
213A センサ
301 運動実施履歴取得部
302 イベント取得部
303 割合算出部
304 ユーザ情報取得部
305 第1サポートメニュー生成部
306 第2サポートメニュー生成部
1000 店舗グループ
1001 店舗
1002 管理システム
1110 データセンタ運営会社
1111、1111A クラウドサーバ
1100 ユーザグループ
1101 ユーザ
1102、1102A 機器

Claims (13)

  1. ユーザが参加した過去の第1運動イベントの第1開催日及び当該第1運動イベントで前記ユーザが実施した第1運動に関する情報と、前記ユーザが参加する予定の未来の第2運動イベントの第2開催日及び当該第2運動イベントで前記ユーザが実施する予定の第2運動に関する情報とを取得する取得ステップと、
    前記第1運動に対応する第1運動メニューと前記第2運動に対応する第2運動メニューとを生成する生成ステップと、
    前記第1開催日及び前記第2開催日の間で、前記第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと、前記第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを、前記第1運動に関する情報及び前記第2運動に関する情報の少なくとも一方に基づいて算出する算出ステップと、
    算出された前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さに基づいて、前記第1運動メニュー及び前記第2運動メニューのスケジュールデータを出力する出力ステップと、を含む、
    運動サポート方法。
  2. 前記第1運動に関する情報及び前記第2運動に関する情報は、前記第1運動の難しさを示す第1難易度及び前記第2運動の難しさを示す第2難易度を含み、
    前記第1難易度が前記第2難易度よりも高いときに算出される前記第1期間の第1長さは、前記第1難易度が前記第2難易度よりも低いときに算出される前記第1期間の第2長さよりも大きく、
    前記第1難易度が前記第2難易度よりも高いときに算出される前記第2期間の第3長さは、前記第1難易度が前記第2難易度よりも低いときに算出される前記第2期間の第4長さよりも小さい、
    請求項1に記載の運動サポート方法。
  3. 前記第1運動に関する情報は、前記ユーザの疲労度を含み、
    前記算出ステップでは、前記ユーザの疲労度に基づいて、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さを算出する、
    請求項1に記載の運動サポート方法。
  4. 前記ユーザの疲労度は、前記ユーザの交感神経及び副交感神経のバランスから求められる、
    請求項3に記載の運動サポート方法。
  5. 前記第1運動に関する情報は、前記第1運動が実施された過去の運動イベントへのユーザの第1参加回数を含み、
    前記第2運動に関する情報は、前記第2運動が実施された過去の運動イベントへのユーザの第2参加回数を含み、
    前記第1参加回数が前記第2参加回数よりも多いときに算出される前記第1期間の第1長さは、前記第1参加回数が前記第2参加回数よりも少ないときに算出される前記第1期間の第2長さよりも小さく、
    前記第1参加回数が前記第2参加回数よりも多いときに算出される前記第2期間の第3長さは、前記第1参加回数が前記第2参加回数よりも少ないときに算出される前記第2期間の第4長さよりも大きい、
    請求項1に記載の運動サポート方法。
  6. 前記運動サポート方法は、さらに、
    前記スケジュールデータを表すスケジュール画面を表示する表示ステップを含み、
    前記スケジュール画面は、(i)前記第1運動イベントを示す第1オブジェクトを前記第1開催日に対応する領域に含み、(ii)前記第2運動イベントを示す第2オブジェクトを前記第2開催日に対応する領域に含み、(iii)前記第1運動メニューを示す第3オブジェクトを前記第1期間に対応する領域に含み、(iv)第2運動メニューを示す第4オブジェクトを前記第2期間に対応する領域に含む、
    請求項1に記載の運動サポート方法。
  7. 前記運動サポート方法は、さらに、
    前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さを修正するための入力を、ユーザーインターフェースを介して前記ユーザから受ける入力ステップと、
    前記入力に基づいて、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さを修正する修正ステップと、
    修正された前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さに基づいて、前記スケジュールデータ及び前記スケジュール画面を更新する更新ステップと、を含む、
    請求項6に記載の運動サポート方法。
  8. 前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さを修正するための前記入力は、前記第1運動による前記ユーザの疲労度の入力であり、
    前記修正ステップでは、前記疲労度が高いほど前記第1期間の長さが増加するように、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さを修正する、
    請求項7に記載の運動サポート方法。
  9. 前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さの修正には、算出された前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さに基づく制限が設けられており、
    前記入力ステップでは、前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さが前記制限を超える入力を禁止する、
    請求項7又は8に記載の運動サポート方法。
  10. 互いに通信ネットワークを介して接続されたサーバ装置及び端末機器を備える運動サポートシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    ユーザが参加した過去の第1運動イベントの第1開催日及び当該第1運動イベントで前記ユーザが実施した第1運動に関する情報を取得する第1取得部と、
    前記ユーザが参加する予定の未来の第2運動イベントの第2開催日及び当該第2運動イベントで前記ユーザが実施する予定の第2運動に関する情報を取得する第2取得部と、
    前記第1運動に対応する第1運動メニューと前記第2運動に対応する第2運動メニューとを生成する生成部と、
    前記第1開催日及び前記第2開催日の間で、前記第1運動メニューのスケジュールが作成される第1期間の長さと、前記第2運動メニューのスケジュールが作成される第2期間の長さとを、前記第1運動に関する情報及び前記第2運動に関する情報の少なくとも一方に基づいて算出する算出部と、
    算出された前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さに基づいて、前記第1運動メニュー及び前記第2運動メニューのスケジュールデータを前記端末機器に送信する送信部と、を備える、
    運動サポートシステム。
  11. 前記運動サポートシステムは、さらに、前記ユーザの交感神経及び副交感神経のバランスから前記ユーザの疲労度を測定するセンサを備え、
    前記第1運動に関する情報は、前記センサによって測定された前記疲労度を含み、
    前記疲労度の値が第1値と等しいときに算出される前記第1期間の第1長さは、前記疲労度の値が前記第1値よりも小さい第2値と等しいときに算出される前記第1期間の第2長さよりも大きい、
    請求項10に記載の運動サポートシステム。
  12. 第1開催日及び第2開催日の間の第1期間及び第2期間に第1運動メニューのスケジュール及び第2運動メニューのスケジュールをそれぞれ含むスケジュールデータを受信する受信部と、
    前記スケジュールデータを示すスケジュール画面を表示する表示部と、を備え、
    前記第1開催日は、ユーザが参加した過去の第1運動イベントの開催日であり、
    前記第2開催日は、前記ユーザが参加する予定の未来の第2運動イベントの開催日であり、
    前記第1期間の長さ及び前記第2期間の長さは、前記第1運動イベントで前記ユーザが実施した第1運動に関する情報及び前記第2運動イベントで前記ユーザが実施した第2運動に関する情報の少なくとも一方に基づいて算出され、
    前記第1運動メニュー及び前記第2運動メニューは、前記第1運動及び前記第2運動にそれぞれ対応し、
    前記スケジュール画面は、(i)前記第1運動イベントを示す第1オブジェクトを前記第1開催日に対応する領域に含み、(ii)前記第2運動イベントを示す第2オブジェクトを前記第2開催日に対応する領域に含み、(iii)前記第1運動メニューを示す第3オブジェクトを前記第1期間に対応する領域に含み、(iv)第2運動メニューを示す第4オブジェクトを前記第2期間に対応する領域に含む、
    端末機器。
  13. 前記端末機器は、さらに、前記ユーザの交感神経及び副交感神経のバランスから前記ユーザの疲労度を測定するセンサを備え、
    前記第1運動に関する情報は、前記センサによって測定された前記疲労度を含み、
    前記疲労度の値が第1値と等しいときに算出される前記第1期間の第1長さは、前記疲労度の値が前記第1値よりも小さい第2値と等しいときに算出される前記第1期間の第2長さよりも大きい、
    請求項12に記載の端末機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017148177A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 カシオ計算機株式会社 トレーニング支援システム、トレーニング支援装置およびトレーニング支援方法
JP2021104304A (ja) * 2019-12-27 2021-07-26 タグル株式会社 アスレチック情報処理システム
JP7397620B2 (ja) 2019-10-28 2023-12-13 東日本旅客鉄道株式会社 トレーニング支援プログラム、トレーニング支援方法、サーバ装置及びトレーニング支援システム

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