JP2016208422A - トレーニング実施状況判定方法、サーバ装置及びトレーニング実施状況判定システム - Google Patents

トレーニング実施状況判定方法、サーバ装置及びトレーニング実施状況判定システム Download PDF

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輝壮 神山
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健太郎 中井
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信裕 神戸
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Susumu Kobayashi
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Abstract

【課題】トレーニング動画に対してトリックプレイが用いられたとしても、トレーニング実施状況の判定の正確性を高める。
【解決手段】トレーニング実施状況判定方法は、見本となるトレーニング動作が収録された動画を端末装置1102に配信し、端末装置1102で動画が再生されているときの、ユーザの動作の時間的な変化を示すユーザ動作情報を作成し、端末装置1102における動画の、再生速度が異なる再生状況の時間的な変化を示す再生状況情報を取得し、トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報を再生状況情報に基づいて編集することで、再生状況の時間的な変化を反映させた編集動作情報を作成し、編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、ユーザがトレーニング動作に対応した動作を動画に基づいて実施したか否かを判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、トレーニング実施状況判定方法、サーバ装置及びトレーニング実施状況判定システムに関する。
近年、家に居ながらトレーナの指導を受けられるオンラインパーソナルトレーニングサービスが増加している。オンラインパーソナルトレーニングサービスは、トレーナがユーザ(以下「トレーニー」と称す場合がある。)に適した運動メニューを作成し、その運動メニューの実施内容を示したトレーニング動画をユーザに配信する。一方、ユーザは動画を見ながら、動画に示された運動メニューの実施内容を把握し、動画で指示された通りの動作をすることでトレーニングを実施する。トレーナはユーザの運動メニューの進捗状況を管理することで、適切にユーザを指導することができる。
ユーザが、指示された動きと同じ動きを行っているかを判断する方法としては、例えば、特許文献1が挙げられる。特許文献1には、加速度センサが検知した加速度センサ情報と、あらかじめ用意された見本となる加速度センサ情報とを時間軸を加味して比較を行い、センサ装着者(ユーザ)が運動メニューの動作と同一の動作をしているかを判定する技術が示されている。
国際公開第2009/078114号
しかしながら、トレーニング動画を再生する際には、早送り、早戻し、一時停止、スロー再生などのトリックプレイが行われる場合もある。トレーニング動画の再生時にトリックプレイが行われると、トレーニング実施状況を正確に把握できないおそれがあった。
そこで、本発明は、トレーニング動画に対してトリックプレイが用いられたとしても、トレーニング実施状況の判定の正確性を高めることのできるトレーニング実施状況判定方法、サーバ装置及びトレーニング実施状況判定システムを提供する。
本発明の一態様に係るトレーニング実施状況判定方法は、見本となるトレーニング動作が収録された動画を端末装置に配信し、端末装置で動画が再生されているときの、ユーザの動作の時間的な変化を示すユーザ動作情報を作成し、端末装置における動画の、再生速度が異なる再生状況の時間的な変化を示す再生状況情報を取得し、トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報を再生状況情報に基づいて編集することで、再生状況の時間的な変化を反映させた編集動作情報を作成し、編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、ユーザがトレーニング動作に対応した動作を動画に基づいて実施したか否かを判定する。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明のトレーニング実施状況判定方法、サーバ装置及びトレーニング実施状況判定システムは、トレーニング動画に対してトリックプレイが用いられたとしても、トレーニング実施状況の判定の正確性を高めることができる。
図1Aは、実施の形態1におけるトレーニング実施状況判定システムが提供するサービスの全体像を示す図である。 図1Bは、データセンタ運営会社の他の態様を示す図である。 図1Cは、データセンタ運営会社の他の態様を示す図である。 図2は、実施の形態1におけるクラウドサーバの制御構成を示すブロック図である。 図3Aは、見本動作情報の一例を示す説明図である。 図3Bは、見本動作情報のメタデータの一例を示す説明図である。 図3Cは、ユーザ動作情報の一例を示す説明図である。 図3Dは、ユーザ動作情報のメタデータの一例を示す説明図である。 図4は、再生ログの一例を示す説明図である。 図5は、再生ログ管理テーブルの一例を示す説明図である。 図6は、トレーニング実施状況判定方法の全体の流れを示すフローチャートである。 図7は、編集動作情報の生成方法の流れを示すフローチャートである。 図8は、再生種別が「通常再生」である場合の単位動作情報の生成方法を示す説明図である。 図9は、再生種別が「早送り」である場合の単位動作情報の生成方法について示す説明図である。 図10は、再生種別が「早戻し」である場合の単位動作情報の生成方法について示す説明図である。 図11は、再生種別が「一時停止」である場合の単位動作情報の生成方法について示す説明図である。 図12は、再生種別が「スロー再生」である場合の単位動作情報の生成方法について示す説明図である。 図13は、単位動作情報の結合方法を示す説明図である。 図14Aは、通常再生、早戻し、通常再生という順で再生ログが変化した場合の編集動作情報を示す説明図である。 図14Bは、通常再生、早送り、通常再生という順で再生ログが変化した場合の編集動作情報を示す説明図である。 図14Cは、通常再生、一時停止、通常再生という順で再生ログが変化した場合の編集動作情報を示す説明図である。 図14Dは、通常再生、スロー再生、通常再生という順で再生ログが変化した場合の編集動作情報を示す説明図である。 図15Aは、判定区間の決定方法を示す説明図である。 図15Bは、編集動作情報のメタデータの一例を示す説明図である。 図16は、実施判定方法の流れを示すフローチャートである。 図17は、運動実施回数の判定方法を示す説明図である。 図18は、端末装置で表示される判定結果の表示例を示す説明図である。 図19は、実施の形態2に係るトレーニング実施状況判定システムの制御構成を示すブロック図である。 図20は、サービスの類型1(自社データセンタ型クラウドサービス)を示す図である。 図21は、サービスの類型2(IaaS利用型クラウドサービス)を示す図である。 図22は、サービスの類型3(PaaS利用型クラウドサービス)を示す図である。 図23は、サービスの類型4(SaaS利用型クラウドサービス)示す図である。
(本発明の基礎となった知見)
ユーザの動きから動作情報を取得し、動作情報と、ユーザに指示した動作とが合致しているかを判定し、ユーザの動作の進捗を管理するサービスを提供するための技術が検討されている。しかし、トレーナから提供された動画を基にユーザが動作を行うオンラインパーソナルトレーニングシステムにおいて、動画内の動きに対しユーザの動作が動画内の指示通りに行われているかを判定するための技術的な解決策に関しては、あまり検討されていないのが実情である。
例えば、「背景の技術」の欄において記載した特許文献1に係る技術に関し、本発明者らは、以下の問題が生じることを見出した。
特許文献1で開示された技術では、動作の実施を判定する見本となるセンサーデータは固定である。このため、ユーザがトリックプレイを実施した場合、トリックプレイによって動画の再生状況は変化するが、センサーデータにはトリックプレイが反映されない。したがって、システムが動画の指示に合わせた動作判定を行うことは困難である。
このような問題を解決するため、本発明の一態様に係るトレーニング実施状況判定方法は、見本となるトレーニング動作が収録された動画を端末装置に配信し、端末装置で動画が再生されているときの、ユーザの動作の時間的な変化を示すユーザ動作情報を作成し、端末装置における動画の、再生速度が異なる再生状況の時間的な変化を示す再生状況情報を取得し、トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報を再生状況情報に基づいて編集することで、再生状況の時間的な変化を反映させた編集動作情報を作成し、編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、ユーザがトレーニング動作に対応した動作を動画に基づいて実施したか否かを判定する。
これにより、トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報が再生状況情報に基づいて編集され、再生状況が反映された編集動作情報が作成される。この再生状況が反映された編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、動画に基づいてユーザ(トレーニー)がトレーニング動作に対応した動作を行ったかが判定される。したがって、動画に対してトリックプレイが用いられたとしても、トレーニング実施状況の判定の正確性を高めることができる。
例えば、判定では、編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、ユーザがトレーニング動作と同等の動作を動画に基づいて実施したか否かを判定してもよい。
これにより、再生状況が反映された編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、動画に基づいてユーザがトレーニング動作と同等の動作を行ったかが判定される。したがって、動画に基づく動作を確実にユーザが実行したかを判定することができる。
例えば、再生状況情報は、動画の再生種別、再生種別の順序、再生種別の動画内での開始時点、再生種別の動画内での終了時点及び再生種別の開始時点から終了時点までの実際の経過時間を含んでもよい。
これにより、再生状況情報が、動画の再生種別、再生種別の順序、再生種別の動画内での開始時点、再生種別の動画内での終了時点及び再生種別の開始時点から終了時点までの実際の経過時間を含むので、再生状況の変化を確実に検出することができる。
例えば、再生種別には動画の早送りが含まれ、編集では、再生状況情報に早送りが含まれていると、早送りに対応する順序、開始時点、終了時点及び実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、見本動作情報における早送りに対応する部分を特定して、当該特定した部分に、早送りに対応する実際の経過時間分だけ、判定には用いないダミー情報を挿入する編集を行ってもよい。
これにより、見本動作情報における早送りに対応する部分に、早送りに対応する実際の経過時間分だけダミー情報を挿入する編集が行われるので、早送りを反映させた編集動作情報を作成することができる。
例えば、再生種別には動画の早戻しが含まれ、編集では、再生状況情報に早戻しが含まれていると、早戻しに対応する順序、開始時点、終了時点及び実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、見本動作情報における早戻しに対応する部分を特定して、当該特定した部分に、早戻しに対応する実際の経過時間分だけ、判定には用いないダミー情報を挿入し、ダミー情報を挿入した部分の後には、早戻しの終了時点以降の見本動作情報を繰り下げる編集を行ってもよい。
これにより、見本動作情報における早戻しに対応する部分に、早戻しに対応する実際の経過時間分だけダミー情報を挿入し、ダミー情報を挿入した部分の後には早戻しの終了時点以降の見本動作情報を繰り下げる編集が行われる。したがって、早戻しを反映させた編集動作情報を作成することができる。
例えば、再生種別には動画の一時停止が含まれ、編集では、再生状況情報に一時停止が含まれていると、見本動作情報における一時停止の開始時点に対し、一時停止に対応する実際の経過時間分だけ、判定には用いないダミー情報を挿入する編集を行ってもよい。
これにより、見本動作情報における一時停止の開始時点に対し、一時停止に対応する実際の経過時間分だけダミー情報を挿入する編集が行われるので、一時停止を反映させた編集動作情報を作成することができる。
例えば、再生種別には動画のスロー再生が含まれ、編集では、再生状況情報にスロー再生が含まれていると、スロー再生に対応する順序、開始時点、終了時点及び実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、見本動作情報におけるスロー再生に対応する部分を特定して、当該特定した部分を時間的に引き伸ばす編集を行ってもよい。
これにより、見本動作情報におけるスロー再生に対応する部分を時間的に引き伸ばす編集が行われるので、スロー再生を反映させた編集動作情報を作成することができる。
例えば、再生種別には動画の逆再生が含まれ、編集では、再生状況情報に逆再生が含まれていると、逆再生に対応する順序、開始時点、終了時点及び実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、見本動作情報における逆再生に対応する部分に、逆再生に対応する実際の経過時間分だけ、判定には用いないダミー情報を挿入し、ダミー情報を挿入した部分の後には、逆再生の終了時点以降の見本動作情報を繰り下げる編集を行ってもよい。
これにより、見本動作情報における逆再生に対応する部分に、逆再生に対応する実際の経過時間分だけダミー情報を挿入し、ダミー情報を挿入した部分の後には、逆再生の終了時点以降の見本動作情報を繰り下げる編集が行われる。したがって、逆再生を反映させた編集動作情報を作成することができる。
例えば、トレーニング実施状況判定方法は、さらに、トレーニング動作に対する判定結果を端末装置とは異なる他の端末装置に出力してもよい。
これにより、トレーニング動作に対する判定結果が端末装置とは異なる他の端末装置に出力されるので、他の端末装置の使用者(トレーナ)に判定結果を通知することができる。
例えば、トレーニング実施状況判定方法は、さらに、トレーニング動作に対する判定結果を端末装置に出力してもよい。
これにより、トレーニング動作に対する判定結果が端末装置に出力されるので、端末装置の使用者であるユーザに判定結果を通知することができる。
また、本発明の一態様に係るサーバ装置は、見本となるトレーニング動作が収録された動画を端末装置に配信する動画配信部と、端末装置で動画が再生されているときの、ユーザの動作の時間的な変化を示すユーザ動作情報を取得するユーザ動作情報取得部と、端末装置での動画の、再生速度が異なる再生状況の時間的な変化を示す再生状況情報を取得する再生状況取得部と、トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報を、再生状況情報に基づいて編集することで、再生状況の時間的な変化を反映させた編集動作情報を作成する編集部と、編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、ユーザがトレーニング動作に対応した動作を動画に基づいて実施したか否かを判定する判定部とを備える。
これにより、トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報が再生状況情報に基づいて編集され、再生状況が反映された編集動作情報が作成される。この再生状況が反映された編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、動画に基づいてユーザ(トレーニー)がトレーニング動作に対応した動作を行ったかが判定される。したがって、トレーニング動画に対してトリックプレイが用いられたとしても、トレーニング実施状況の判定の正確性を高めることができる。
また、本発明の一態様に係るトレーニング実施状況判定システムは、端末装置と、見本となるトレーニング動作が収録された動画とトレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報とを端末装置に配信するサーバ装置とを備え、端末装置は、サーバ装置から配信された動画を再生する動画再生部と、動画再生部で動画が再生されているときの、ユーザの動作の時間的な変化を示すユーザ動作情報を取得するユーザ動作情報取得部と、動画再生部での動画の、再生速度が異なる再生状況の時間的な変化を示す再生状況情報を取得する再生状況取得部と、サーバ装置から配信された見本動作情報を、再生状況情報に基づいて編集することで、再生状況の時間的な変化を反映させた編集動作情報を作成する編集部と、編集動作情報をサーバ装置に出力する通信部と、を備え、サーバ装置は、通信部から出力された編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、ユーザがトレーニング動作に対応した動作を動画に基づいて実施したかを判定する。
これにより、トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報が再生状況情報に基づいて編集され、再生状況が反映された編集動作情報が作成される。この再生状況が反映された編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、動画に基づいてユーザ(トレーニー)がトレーニング動作に対応した動作を行ったかが判定される。したがって、トレーニング動画に対してトリックプレイが用いられたとしても、トレーニング実施状況の判定の正確性を高めることができる。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
<実施の形態1>
(全体構成)
まず、実施の形態1に係るトレーニング実施状況判定システム1が提供するサービスの全体像について説明する。トレーニング実施状況判定システム1は、いわゆるオンラインパーソナルトレーニングシステムであり、例えばユーザとトレーナが離れたところにいながらも、ユーザがトレーナとコミュニケーションを取りつつトレーニングを行うことができるシステムである。
図1Aは、実施の形態1に係るトレーニング実施状況判定システム1が提供するサービスの全体像を示す図である。トレーニング実施状況判定システム1は、コーチンググループ1000が所有する端末装置1002と、データセンタ運営会社1110が所有するクラウドサーバ1111と、ユーザグループ1100が所有する端末装置1102と、を備える。コーチンググループ1000は、1つまたは複数である。また、ユーザグループ1100は、1つまたは複数である。
コーチンググループ1000は、例えばフィットネスクラブなどの企業、団体又は個人事業であり、その規模を問わない。コーチンググループ1000には、1名または複数のトレーナ1001が所属する。コーチンググループ1000には、トレーナ1001によって操作される1つまたは複数の端末装置1002が設けられている。複数の端末装置1002は、インターネットと接続可能な端末装置(例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ(PC)又はテレビ等)である。複数の端末装置1002は、それ自身ではインターネットと接続不可能であっても、ホームゲートウェイ(図示せず)を介してインターネットと接続可能となる機器であってもよい。
ユーザグループ1100は、例えば企業、団体又は家庭等であり、その規模を問わない。ユーザグループ1100には、1名または複数名のユーザ1101が属する。ユーザグループ1100には、ユーザ1101によって操作される1つまたは、複数の端末装置1102と、検出装置1103とが設けられている。端末装置1102は、インターネットと接続可能な端末装置(例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ(PC)又はテレビ等)である。
検出装置1103は、トレーニーであるユーザ1101の動作の時間的な変化を示すユーザ動作情報を作成するための機器である。具体的には、検出装置1103は、ユーザ1101の所定の部位に装着され、当該部位の動作の時間的な変化を検出する動きセンサである。動きセンサとしては、例えば加速度センサ又は位置センサなどが挙げられる。加速度センサの場合には、装着部位の加速度の時間的な変化を所定時間だけ検出することにより、ユーザ動作情報を作成する。位置センサの場合には、装着部位の位置の時間的な変化を所定時間だけ検出することにより、ユーザ動作情報を作成する。なお、検出装置1103は、ユーザ動作情報を作成する専用の検出器であってもよいし、例えば携帯電話及びスマートフォンなどの携帯端末であってもよい。携帯端末を用いる場合には、当該携帯端末に搭載されている加速度センサ又は位置センサを使用すればよい。
検出装置1103は、それ自身でインターネットと接続可能な機器であってもよい。また、検出装置1103は、それ自身でインターネットと接続不可能であっても、端末装置1102及びホームゲートウェイ(図示せず)を介してインターネットと接続可能となる機器であってもよい。
データセンタ運営会社1110は、クラウドサーバ1111を備える。クラウドサーバ1111は、サーバ装置であり、インターネットを介して様々な機器と連携する仮想化サーバである。クラウドサーバ1111は、主に通常のデータベース管理ツール等で扱うことが困難な巨大なデータ(ビッグデータ)等を管理する。データセンタ運営会社1110は、データの管理、クラウドサーバ1111の管理、及びそれらを行うデータセンタの運営等を行っている。データセンタ運営会社1110が行っている役務の詳細については後述する。
なお、データセンタ運営会社1110が管理するサーバ装置は、仮想化サーバに限定しない。CPU、メモリ、HDD等の外部記憶装置を物理的に備えるコンピュータでもよい。また、パーソナルコンピュータであってもよい。
ここで、データセンタ運営会社1110は、データの管理又はクラウドサーバ1111の管理のみを行っている会社に限らない。例えば、図1Bに示すように、複数の機器(端末装置)のうちの一つの機器を開発又は製造している機器メーカが、データの管理又はクラウドサーバ1111の管理等を行っている場合は、機器メーカがデータセンタ運営会社1110に該当する。また、データセンタ運営会社1110は一つの会社に限らない。例えば、図1Cに示すように、機器メーカ及び管理会社が共同又は分担してデータの管理又はクラウドサーバ1111の管理を行っている場合は、両者又はいずれか一方がデータセンタ運営会社1110に該当する。
次に、上記のトレーニング実施状況判定システム1における情報の流れを説明する。
まず、トレーナ1001は、端末装置1002を用いて、データセンタ運営会社1110のクラウドサーバ1111からデータを取得し、端末装置1002上にアプリケーションの画面を表示する(矢印1131,1132)。
トレーナ1001は端末装置1002上で、ユーザ1101に適した運動メニューの作成および、ユーザ1101とのコミュニケーションのための操作を行う。トレーナ1001によって端末装置1002上で入力されたデータは、クラウドサーバ1111上で管理される(矢印1131)。
ユーザ1101は、端末装置1102を用いて、データセンタ運営会社1110のクラウドサーバ1111からデータを取得し、端末装置1102上にアプリケーションの画面を表示する(矢印1133,1134)。
ユーザ1101は、端末装置1102上で、トレーナ1001が入力した運動メニューを表示し、提示された運動メニューの動画を視聴する。動画は、クラウドサーバ1111より配信される(矢印1134)。
ユーザ1101が動画を視聴すると、その動画を視聴した際の再生ログがクラウドサーバ1111に送信される(矢印1133)。再生ログとは、端末装置1102での動画の再生状況の時間的な変化を示す再生状況情報である。再生状況とは、端末装置1102で動画が再生されてから停止されるまでの、再生速度が異なる再生状況のことである。具体的に再生状況としては、動画再生時における「通常再生」、「早送り」、「早戻し」、「一時停止」、「スロー再生」、「逆再生」などが挙げられる。
また、ユーザ1101がトレーニング実施状況判定システム1を利用するために、クラウドサーバ1111へアクセスした履歴及び、アプリケーション上で操作した操作履歴は、クラウドサーバ上に保存される(矢印1133)。
ユーザ1101は、端末装置1102に表示したコミュニケーション画面にて、トレーナ1001から送信されたアドバイスを確認する。
ユーザ1101は、必要に応じて、端末装置1102上でトレーナへの質問を入力する。端末装置1102で入力されたデータは、クラウドサーバ1111上で管理される(矢印1133)。
また、ユーザ1101は、検出装置1103を用いて、自身のユーザ動作情報を生成し、クラウドサーバ1111へ送信する(矢印1133)。クラウドサーバ1111は、ユーザ動作情報に基づいて、ユーザ1101がトレーニング動作に対応した動作を実施したかの判定(実施判定)を行う。
[具体的構成]
以下、本発明の一実施の態様であるトレーニング実施状況判定システム1について、図面を参照しながら説明する。実施の形態1では、コーチンググループ1000にフィットネスクラブを適用し、ユーザグループ1100にトレーニング実施状況判定システム1のサービスを受ける一般家庭を適用した場合を例示する。コーチンググループ1000に属するトレーナは、あらかじめ定められた複数のユーザ1101へのサービス提供を担当する。
クラウドサーバ1111の構成について説明する。
図2はクラウドサーバ1111の制御構成を示すブロック図である。
図2に示すように、クラウドサーバ1111は、通信部200と、動画データ取得部201と、データ保存部202と、動画配信部203と、再生状況取得部204と、再生ログ記録部205と、ユーザ動作情報取得部206と、編集部207と、判定部208とを備えている。
通信部200は、LAN(local area network)または無線LANのネットワークに接続された通信インターフェイスであり、端末装置1002と、端末装置1102と、検出装置1103とに対してネットワークを介して通信可能となっている。
動画データ取得部201は、通信部200によって端末装置1002と通信を行い、動画及び見本動作情報を取得する。
動画とは、見本となるトレーニング動作が収録された動画である。具体的には、トレーニング動作は、トレーナ1001がユーザ1101向けに作成した運動メニューの見本となる動作である。なお、運動メニューは、複数の動作を時系列にまとめたものであり、筋肉トレーニング用のメニュー、リハビリ用のメニュー、ダンスなどの趣味的な動作メニューなどが含まれる。
見本動作情報は、上記動画に収録されたトレーニング動作の時間的な変化を示す情報である。例えば、運動メニューの動画を撮影する際、加速度センサ又は位置センサを装着したトレーナ1001がトレーニング動作を実行し、その際、センサから出力された検出結果の時間的な変化が見本動作情報となる。本実施の形態においては、加速度センサによって見本動作情報が作成される場合を例示して説明する。
図3Aは、実施の形態1における見本動作情報の一例を示す説明図である。
図3Aに示すように、見本動作情報には、計測開始から経過した時間と、各時点での加速度が記録されている。なお、時間的な計測間隔は自由に設定でき、動画のフレーム間隔ごとに記録してもよい。本実施の形態では、加速度センサの計測間隔は、0.1秒としている。なお、図3Aでは、計測開始から経過した時間を10倍した値で記録している。これは後述するユーザ動作情報のフレーム情報に対応させるためである。
また、見本動作情報には、列ごとに判定欄が設けられている。
本実施の形態における加速度は、X軸、Y軸、Z軸の各加速度を足し合わせたものが記録される。加速度センサではなく位置センサを用いた場合には、体の所定部位の三次元空間内の位置情報(X軸、Y軸、Z軸の位置情報)を用いる。
なお、見本動作情報は、トレーニング動作を実行した際の体の動きの時間的な変化が分かるのであれば、加速度センサの出力結果に相当する値を直接入力して作成してもよい。
また見本動作情報のメタデータには、動画識別子と、判定区間数とが記録される。
図3Bは、実施の形態1における見本動作情報のメタデータの一例を示す説明図である。
図3Bに示すように、動画識別子は、動画を識別する識別子である。動画識別子は、例えば、各動画に対して割り振られた固有の8桁の16進数である。動画識別子は、各動画を識別できるのであれば如何なる形態でもよく、例えば動画のファイル名を動画識別子として用いてもよい。
判定区間数とは、実施判定に用いられる値である。具体的には、ユーザ1101が動画を視聴してトレーニング動作に対応した動作を実施したかを判定する際に用いられる値である。例えば、腕立て伏せ10回分のトレーニング動作が動画に収録されている場合では、判腕立て伏せの総数(10回)を判定区間数とする。
図2に示すように、動画データ取得部201は、端末装置1002と通信を行い、通信部200を介して、動画と見本動作情報とを取得する。
データ保存部202は、動画データ取得部201が取得した動画と見本動作情報とを紐付け保存するストレージである。動画データ取得部201は、データ保存部202に動画と見本動作情報とを保存する際、動画識別子を生成して、見本動作情報のメタデータとして登録する。
動画配信部203は、データ保存部202に保存された動画を、通信部200からネットワークを介して端末装置1102と通信して配信する。動画を配信する際、動画配信部203は配信する動画の動画識別子も端末装置1102に配信する。
再生状況取得部204は、通信部200からネットワークを介して、端末装置1102と通信を行い、ユーザ1101の再生ログを取得する。
図4は、再生ログの一例を示す説明図である。
図4に示すように、再生ログには、再生種別、再生順、開始時点、終了時点及び実経過時間が含まれている。
再生種別は、動画再生時における種別であり、通常再生、早送り、早戻し、スロー再生、一時停止、停止などがある。
ここで、停止とは、動画が最後まで再生されたことと、ユーザ1101の操作に基づいて動画が停止されたこととを含む。
再生順とは、動画が再生されてから停止されるまでに実行された再生種別の順序のことである。
開始時点とは、各順序の再生種別の動画内での開始時点のことである。
終了時点とは、各順序の再生種別の動画内での終了時点のことである。
実経過時間とは、各順序の再生種別の開始時点から終了時点までの実際の経過時間のことである。
本実施の形態では、開始時点、終了時点及び実経過時間を、分単位と秒単位で記録しているが、時単位、コンマ秒単位で記録してもよい。
図4に示す再生ログの一例について具体的に説明する。
この例では、動画内の0秒時点から40秒時点まで通常再生され、その後、動画の40秒時点から実経過時間で5秒間早戻しされることで、動画内では20秒時点まで戻っている。その後、動画内の20秒時点から30秒時点まで通常再生され、30秒時点では実経過時間で10秒間一時停止となっている。次いで、30秒時点から40秒時点まで通常再生され、40秒時点から実経過時間で2秒間早送りされることで、動画内では50秒時点まで進められている。その後、動画内の50秒時点から55秒時点まで通常再生され、55秒時点では実経過時間で10秒間スロー再生されてから、1分時点で動画を停止している。
再生ログ記録部205は、再生状況取得部204が取得した再生ログを保存するデータベースである。
本実施の形態では、再生ログ記録部205は、再生ログを再生ログ管理テーブルとして記録している。
図5は、再生ログ管理テーブルの一例を示す説明図である。
図5に示すように、再生ログ管理テーブルは、ユーザID、動画識別子、動画再生時刻及び再生ログ識別子を記録する。
ユーザIDは、ユーザ1101を識別するためのIDであり、本実施の形態では、ユーザ1101の固有の番号をユーザIDとしている。なお、ユーザIDとしては、ユーザ1101を識別できるものであれば如何様でもよく、メールアドレス等をユーザIDとしてもよい。
動画識別子は、動画を一意に識別する識別子である。
動画再生時刻は、ユーザ1101によって端末装置1102で動画が再生された開始時刻である。動画再生時刻は、端末装置1102から送られた視聴履歴データに基づいて決定されている。
再生ログ識別子は、再生ログを識別するための識別子である。具体的に、再生ログ識別子としては、再生ログ記録部205における再生ログのアドレスを用いる。
図5では、3人のユーザ1101(yumi123、Motohashi_09、Taro_yamada)の再生ログ管理テーブルを例示している。各ユーザ1101の再生ログ識別子を基に、各ユーザ1101の再生ログP1,P2,P3が紐付けられている。
このように、再生ログ記録部205は、再生ログ管理テーブルによって、ユーザID、動画識別子、動画再生時刻及び再生ログ識別子を紐付けて記録している。これにより、再生ログ記録部205は、各ユーザ1101に対応する各再生ログP1,P2,P3を特定可能とし、ユーザ1101と、動画と、動画再生時間と、再生ログとを対応付けて管理している。
図2に示すように、ユーザ動作情報取得部206は、通信部200を介して検出装置1103と通信を行い、当該検出装置1103で作成されたユーザ動作情報を取得する。
ユーザ動作情報は、動画の再生開始時間から停止時間までに対応する部分(判定部分)を少なくとも含んでいる。具体的には、動画が再生されてから停止されるまでの間だけ検出装置1103がユーザ動作情報を検出してもよい。また、動画が再生される前から停止した後の時間だけ検出装置1103がユーザ動作情報を検出してもよい。この場合には、端末装置1102、クラウドサーバ1111、検出装置1103のいずれかで、ユーザ動作情報から判定部分を抽出すればよい。
本実施の形態では、動画が再生されてから停止されるまでの間だけ検出装置1103がユーザ動作情報を検出する場合を例示して説明する。
図3Cは、ユーザ動作情報の一例を示す説明図である。
図3Cに示すように、ユーザ動作情報には、フレーム情報と、加速度とが記録されている。
フレーム情報は、ユーザ動作情報の時間経過を表す。フレーム情報の記録間隔は自由に設定でき、動画のフレーム間隔ごとに記録してもよい。なお、本実施の形態では、フレーム情報は0.1秒毎としている。加速度は、ユーザ1101が装着した検出装置1103の検出値が記録される。なお、本実施の形態における加速度は、X軸、Y軸、Z軸の各加速度を足し合わせたものが記録される。また、ユーザ動作情報には、各列ごとに判定欄が設けられている。
また、ユーザ動作情報のメタデータには、ユーザ動作情報の生成開始時刻と、ユーザIDと、動画識別子とが記録される。
図3Dは、ユーザ動作情報のメタデータの一例を示す説明図である。
図3Dに示すように、生成開始時刻は、検出装置1103がユーザ動作情報の生成を開始した時刻である。
ユーザIDは、ユーザ動作情報を生成した検出装置1103の使用者を示す識別子である。ユーザIDは、予め検出装置1103に登録されている。
動画識別子は、動画を一意に識別する識別子である。動画識別子は、動画を再生する端末装置1102から検出装置1103に、動画が停止すると送信される。
検出装置1103は、ユーザ動作情報を生成し、端末装置1102から動画識別子を受信した後、ユーザ動画情報のメタデータに、生成開始時刻と、ユーザIDと、動画識別子とを記録する。
編集部207は、再生ログ記録部205から再生ログを取得する。また、編集部207は、データ保存部202から見本動作情報を取得する。編集部207は、取得した再生ログの再生種別ごとに見本動作情報を編集し、編集動作情報を生成する。編集動作情報の生成方法については、後述する。
判定部208は、編集部207が生成した編集動作情報とユーザ動作情報とを比較し、実施判定を行う。判定部208は、ユーザ動作情報のメタデータにある生成開始時刻と、編集動作情報に対応する再生ログの動画再生時刻とが一致するユーザ動作情報と編集動作情報とを実施判定の比較対象とする。判定部208は、通信部200を介して判定結果を端末装置1002及び端末装置1102に送信する。
[動作]
図6は、トレーニング実施状況判定システム1で実行されるトレーニング実施状況判定方法の全体の流れを示すフローチャートである。
ステップS301では、動画配信部203が端末装置1102に動画を配信する。
ステップS302では、再生状況取得部204が、検出装置1103から通信部200を介して、検出装置1103の再生ログを取得し、再生ログ記録部205に記録する。
ステップS303では、ユーザ動作情報取得部206は、検出装置1103からユーザ動作情報を取得し、判定部208にユーザ動作情報を送る。
ステップS304では、ユーザ動作情報取得部206は、ユーザ動作情報のメタデータにあるユーザIDと動画識別子を編集部207に送る。
ステップS305では、編集部207は、ステップS304で受け取った動画識別子をメタデータとして備える見本動作情報をデータ保存部202から取得する。
ステップS306では、編集部207は、ステップS304で受け取ったユーザIDと動画識別子とに紐づく再生ログ識別子を再生ログ記録部205の再生ログ管理テーブルから取得する。
なお、再生ログ識別子の取得方法としては、編集部207が、ユーザ動作情報のユーザIDと動画識別子とを含む列を再生ログ管理テーブルから検索し、同じ列に記録された再生ログ識別子を取得する。
ステップS307では、編集部207は、ステップS306で取得した再生ログ識別子から該当の再生ログを読み込み、読み込んだ再生ログに基づいて編集動作情報を生成する。このステップS307の詳細の処理フローは図7を用いて後述する。
ステップS308では、判定部208は、編集部207から編集動作情報を取得して、ユーザ動作情報と比較し実施判定を行う。このステップS308の詳細の処理フローは図16を用いて後述する。
次に、編集部207の編集動作情報の生成方法について説明する。
図7は、編集動作情報の生成方法の流れを示すフローチャートである。
ステップS401では、編集部207は、ユーザ動作情報のメタデータであるユーザIDと動画識別子とに紐付く再生ログ識別子を、再生ログ記録部205の再生ログ管理テーブルから取得する。そして、編集部207は取得した再生ログ識別子から、該当の再生ログの取得し、再生ログの再生順が1の行を読み取り、再生種別を読み取る。
ステップS402では、編集部207は、再生種別が「通常再生」であるか否かを判定し、「通常再生」である場合にはステップS403に移行し、「通常再生」でない場合にはステップS404に移行する。
ステップS403では、編集部207は、見本動作情報を編集して「通常再生」用の単位動作情報を生成する。
再生種別が「通常再生」である場合の単位動作情報の生成方法について説明する。
図8は、再生種別が「通常再生」である場合の単位動作情報の生成方法を示す説明図である。
図8に示すように、再生種別が「通常再生」である場合、編集部207は、再生ログの開始時点と終了時点を読み取り、「通常再生」の開始時点から終了時点までの見本動作情報をコピーして、「通常再生」用の単位動作情報を生成する。図8の再生ログでは、「通常再生」の開始時点は00:20、終了時点は00:30を示しているので、見本動作情報のフレームが開始時点に相当する201の列から300の列までをコピーし、「通常再生」用の単位動作情報を生成する。「通常再生」用の単位動作情報の生成後には編集部207はステップS413に移行する。
ステップS404では、編集部207は、再生種別が「早送り」であるか否かを判定し、「早送り」である場合にはステップS405に移行し、「早送り」でない場合にはステップS406に移行する。
ステップS405では、編集部207は、見本動作情報を編集して「早送り」用の単位動作情報を生成する。
再生種別が「早送り」である場合の単位動作情報の生成方法について説明する。
図9は、再生種別が「早送り」である場合の単位動作情報の生成方法について示す説明図である。
図9に示すように、再生種別が「早送り」である場合、編集部207は、再生ログの実経過時間を読み取り、実経過時間分のフレーム数の列を持つダミー情報テーブルを作成し、これを早送り用の単位動作情報とする。ここで、ダミー情報テーブルであることを判定可能にするため、編集部207は、単位動作情報の判定行に全て、ダミー情報である「×」を記録する。図9では、早送り時における再生ログの実経過時間が00:02を示しているので、20フレーム(20列)分のダミー情報テーブルを生成し、これを「早送り」用の単位動作情報としている。
「早送り」用の単位動作情報の生成後には編集部207はステップS413に移行する。
ステップS406では、編集部207は、再生種別が「早戻し」であるか否かを判定し、「早戻し」である場合にはステップS407に移行し、「早戻し」でない場合にはステップS408に移行する。
ステップS407では、編集部207は、見本動作情報を編集して「早戻し」用の単位動作情報を生成する。
再生種別が「早戻し」である場合の単位動作情報の生成方法について説明する。
図10は、再生種別が「早戻し」である場合の単位動作情報の生成方法について示す説明図である。
図10に示すように、再生種別が「早戻し」である場合、編集部207は、再生ログの実経過時間を読み取り、実経過時間分のフレーム数の列を持つダミー情報テーブルを作成し、これを「早戻し」用の単位動作情報とする。ここで、ダミー情報テーブルであることを判定可能にするため、編集部207は、単位動作情報の判定行に全て、ダミー情報である「×」を記録する。図10では、早戻し時における再生ログの実経過時間が00:05を示しているので、50フレーム(50列)分のダミー情報テーブルを生成し、これを「早戻し」用の単位動作情報としている。
「早戻し」用の単位動作情報の生成後には編集部207はステップS413に移行する。
ステップS408では、編集部207は、再生種別が「一時停止」であるか否かを判定し、「一時停止」である場合にはステップS409に移行し、「一時停止」でない場合にはステップS410に移行する。
ステップS408では、編集部207は、見本動作情報を編集して「一時停止」用の単位動作情報を生成する。
再生種別が「一時停止」である場合の単位動作情報の生成方法について説明する。
図11は、再生種別が「一時停止」である場合の単位動作情報の生成方法について示す説明図である。
図11に示すように、再生種別が「一時停止」である場合、編集部207は、再生ログの実経過時間を読み取り、実経過時間分のフレーム数の列を持つダミー情報テーブルを作成し、これを一時停止用の単位動作情報とする。ここで、ダミー情報テーブルであることを判定可能にするため、編集部207は、単位動作情報の判定行に全て、ダミー情報である「×」を記録する。図11では、一時停止時における再生ログの実経過時間が00:10を示しているので、100フレーム(100列)分のダミー情報テーブルを生成し、これを「一時停止」用の単位動作情報としている。
なお、本実施の形態における「早送り」用、「早戻し」用、及び「一時停止」用の単位動作情報のフレーム行には、1からフレーム数分まで昇順で記録されているが、フレーム行の記録は必須ではない。本実施の形態における単位動作情報の加速度行には、全て0が記録されているが、この記録は必須ではない。本実施の形態における単位動作情報の判定行の全てには、ダミー情報である「×」が記録されているが、ダミー情報テーブルであることを識別できるのであれば、ダミー情報の内容は如何様でもよい。
「一時停止」用の単位動作情報の生成後には編集部207はステップS413に移行する。
ステップS410では、編集部207は、再生種別が「スロー再生」であるか否かを判定し、「スロー再生」である場合にはステップS411に移行し、「スロー再生」でない場合にはステップS412に移行する。
ステップS411では、編集部207は、見本動作情報を編集して「スロー再生」用の単位動作情報を生成する。
再生種別が「スロー再生」である場合の単位動作情報の生成方法について説明する。
図12は、再生種別が「スロー再生」である場合の単位動作情報の生成方法について示す説明図である。
なお、本実施の形態におけるスロー再生は具体的に0.5倍速のスロー再生を行う例である。図12に示すように、再生種別が「スロー再生」の場合、編集部207は、再生ログの開始時点と終了時点を読み取り、「スロー再生」の開始時点から終了時点までの見本動作情報をコピーして、一次動作情報を生成する。編集部207は、一次動作情報の各々の列を増加させ、最終的な「スロー再生」用の単位動作情報を作成する。これにより、スロー再生に対応する部分が時間的に引き伸ばされる。
本実施の形態において、列の増加は、スロー再生時の倍速数で何倍増やすかを決定する。スロー再生時の倍速数は、動画再生時に記録してもよい。もしくは、実経過時間を、再生ログの開始時点と終了時点の時間の差で割ったものを倍速数としてもよい。例えば、倍速数が0.5倍であるときは列を倍増させる。
図12の再生ログでは、「スロー再生」の開始時点は00:55、終了時点は01:00を示しているので、編集部207は、見本動作情報のフレームが551の列から600の列までをコピーし一次動作情報を生成する。さらに、編集部207は、一次動作情報の各々の行を倍増して、最終的な「スロー再生」用の単位動作情報を生成している。このとき、フレーム情報は2つ毎に同じ値となる。
「スロー再生」用の単位動作情報の生成後には編集部207はステップS413に移行する。
ステップS412では、編集部207は、再生種別が「停止」であるか否かを判定し、「停止」でない場合にはステップS413に移行し、「停止」である場合にはステップS414に移行する。
ステップS413では、編集部207は、再生順を1つ繰り上げてからステップS401に移行する。つまり、再生種別が「停止」となるまで、ステップS401〜ステップS413が繰り返される。
ステップS414では、編集部207は、いままで作成してきた単位動作情報を結合して、編集動作情報を生成する。
図13は、単位動作情報の結合方法を示す説明図である。
図13では、まず40秒時点まで通常再生を行い、その後20秒時点まで早戻しして、その後1分時点まで通常再生したときの再生ログが例示されている。
具体的に図13で例示する再生ログでは、再生順の1番目の再生種別が「通常再生」、開始時点が「00:00」、終了時点が「00:40」、実経過時間が「00:40」である。再生順の2番目の再生種別は「早戻し」、開始時点が「00:40」、終了時点が「00:20」、実経過時間が「00:05」である。再生順の3番目の再生種別は「通常再生」、開始時点が「00:20」、終了時点が「01:00」、実経過時間が「00:40」である。再生順の4番目の再生種別は「停止」、開始時点が「01:00」、終了時点が「01:00」、実経過時間が「−」である。
編集部207は、再生ログの再生順1の行に基づいて「通常再生」用の第1単位動作情報を生成する。次いで、編集部207は、再生ログの再生順2の行に基づいて「早戻し」用の第2単位動作情報を生成する。次いで、編集部207は、再生ログの再生順3の行に基づいて「通常再生」用の第3単位動作情報を生成する。最後に、編集部207は、再生ログの再生順4が「停止」であるので、いままで生成された第1単位動作情報〜第3単位動作情報を再生順1〜3の順番に結合する。
具体的には、編集部207は、「通常再生」用の第1単位動作情報の末尾の後に「早戻し」用の第2単位動作情報の先頭を配置し、当該第2単位動作情報の末尾の後に「通常再生」用の第3単位動作情報の先頭を配置して、これらを結合し、仮編集動作情報を生成する。
その後、編集部207は、仮編集動作情報の先頭のフレーム行を1として、そこから昇順で各フレーム行の値を更新し、編集動作情報を生成する。
ここで、見本動作情報に対して各再生種別を反映させた編集動作情報のイメージについて、図14A〜図14Dを用いて説明する。なお、図14A〜図14Dでは、見本動作情報及び編集動作情報を加速度の波形として模式的に示している。
図14Aは、通常再生、早戻し、通常再生という順で再生ログが変化した場合の編集動作情報を示す説明図である。
具体的には、見本動作情報の波形の最初の時点からW1時点までが「通常再生」、W1時点からW2時点までが「早戻し」、W2時点から最後の時点まで「通常再生」となっている。「早戻し」を反映した編集動作情報では、見本動作情報の最初の時点からW1時点までの波形と、W2時点から最後の時点までの波形との間に、「早戻し」の実経過時間分だけダミー情報が記録されている。
このように、再生ログに「早戻し」が含まれていると、「早戻し」に対応する順序、開始時点、終了時点及び実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、見本動作情報における早戻しに対応する部分が特定される。そして、当該特定した部分に、「早戻し」に対応する実際の経過時間分だけダミー情報が挿入される。さらに、ダミー情報が挿入された部分の後には、「早戻し」の終了時点以降の見本動作情報(W2から最後の時点までの波形)が繰り下げられる。
図14Bは、通常再生、早送り、通常再生という順で再生ログが変化した場合の編集動作情報を示す説明図である。
具体的には、見本動作情報の波形の最初の時点からW3時点までが「通常再生」、W3時点からW4時点までが「早送り」、W4時点から最後の時点まで「通常再生」となっている。「早送り」を反映した編集動作情報では、見本動作情報の最初の時点からW3時点までの波形と、W4時点から最後の時点までの波形との間に、「早送り」の実経過時間分だけダミー情報が記録されている。
このように、再生ログに「早送り」が含まれていると、「早送り」に対応する順序、開始時点、終了時点及び実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、見本動作情報における「早送り」に対応する部分が特定される。そして、当該特定した部分に、「早送り」に対応する実際の経過時間分だけダミー情報が挿入されている。
図14Cは、通常再生、一時停止、通常再生という順で再生ログが変化した場合の編集動作情報を示す説明図である。
具体的には、見本動作情報の波形の最初の時点からW5時点までが「通常再生」、W5の時点で所定時間だけ「一時停止」、W5時点から最後の時点まで「通常再生」となっている。「一時停止」を反映した編集動作情報では、見本動作情報の最初の時点からW5時点までの波形と、W5時点から最後の時点までの波形との間に、「一時停止」の実経過時間分だけダミー情報が記録されている。
このように、再生ログに「一時停止」が含まれていると、「一時停止」に対応する順序、開始時点、終了時点及び実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、見本動作情報における「一時停止」の開始時点が特定される。そして、その開始時点に対し、「一時停止」に対応する実際の経過時間分だけ、ダミー情報が挿入される。
図14Dは、通常再生、スロー再生、通常再生という順で再生ログが変化した場合の編集動作情報を示す説明図である。
具体的には、見本動作情報の波形の最初の時点からW6時点までが「通常再生」、W6時点からW7時点までが「スロー再生」、W7時点から最後の時点まで「通常再生」となっている。「スロー再生」を反映した編集動作情報では、見本動作情報の最初の時点からW6時点までの波形と、W6時点から最後の時点までの波形との間に、W6時点からW7時点までの波形であって時間的に引き伸ばされた波形(図14D中の破線部分)が記録されている。
このように、再生ログに「スロー再生」が含まれていると、「スロー再生」に対応する順序、開始時点、終了時点及び実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、見本動作情報における「スロー再生」に対応する部分が特定される。この特定された部分は時間的に引き伸ばされる。
図7に示すように、ステップS415では、編集部207は、所定の閾値に基づいて編集動作情報から判定区間を決定する。
図15Aは、判定区間の決定方法を示す説明図である。
図15Aに示すように、判定区間の決定前の編集動作情報の判定欄には、空欄となっている部分があったり、図示はしないがダミー情報が記録された部分があったりする。
編集部207は、所定の閾値(本実施の形態では8.0を採用)以上の加速度を有するフレームの判定欄に「○」を記録して、判定区間を設定した編集動作情報を生成する。編集部207は、前後が空欄に挟まれた「○」の区間を1つの判定区間とする。例えば、1つの「○」が空欄に挟まれている場合にはその1つの「○」のある区間が1つの判定区間である。また、複数の連続した「○」が空欄に挟まれている場合には、その複数の「○」がある区間が1つの判定区間である。
ここで、判定欄にダミー情報としての「×」が記述されている場合は、加速度が閾値以上であっても判定欄に「○」を上書きしない。
なお、本実施の形態では、判定区間を識別するために「○」を判定欄に記録しているが、判定区間であることが識別できるのであれば「○」以外の識別情報を用いてもよい。
図7に示すように、ステップS416では、編集部207は、編集動作情報のメタデータに動画再生時刻を記録する。また、編集部207は、見本動作情報のメタデータから判定区間数を読み出して、編集動作情報のメタデータに記録する。
図15Bは、編集動作情報のメタデータの一例を示す説明図である。
図15Bに示すように、編集動作情報には、動画再生時刻と判定区間数とが記録される。なお、メタデータとしての動画再生時刻には、編集動作情報の基となった再生ログの再生ログ識別子に紐付けられた動画再生時刻が用いられる。例えば、図15Bの場合では、図5に示す再生ログ管理テーブルのID1の動画再生時刻である。
次に、判定部208による実施判定方法について説明する。
図16は、実施判定方法の流れを示すフローチャートである。
ステップS501では、判定部208は、編集部207から編集動作情報を取得し、かつ、ユーザ動作情報取得部206からユーザ動作情報を取得する。
ステップS502では、判定部208は、ユーザ動作情報のメタデータである生成開始時刻と、編集動作情報のメタデータである動画再生時刻とを取得する。その後、判定部208は、生成開始時刻と動画再生時刻とが一致しているか否かを判定し、一致している場合にはステップS503に移行し、一致していない場合にはS507に移行する。
ステップS503では、判定部208は、ユーザ動作情報に対して判定区間の設定を行う。具体的には、判定部208は、ユーザ動作情報における所定の閾値(本実施の形態では8.0を採用)以上の加速度を有するフレームの判定欄に「○」を記録する(図17参照)。なお、ここでの所定の閾値は、編集動作情報の判定区間設定で使用した閾値と異なる値としてもよい。
ステップS504では、判定部208は、編集動作情報とユーザ動作情報とから、ユーザ1101の運動実施回数を判定する。
図17は、運動実施回数の判定方法を示す説明図である。
図17に示すように、判定部208は、編集動作情報の判定区間と、ユーザ動作情報の判定区間とを比較することで、ユーザ1101が運動を実施したか否かを判定する。具体的には、判定部208は、編集動作情報の判定区間に対応するユーザ動作情報のフレームを特定する。そして、判定部208は、特定したフレームのうち、判定欄に「○」が記録されたフレームの総数を検出する。判定部208は、このフレームの総数と、比較対象であった判定区間のフレーム数との割合を算出し、この割合が判定閾値を超えた場合、運動実施回数を1回分カウントする。判定閾値は、任意の値であり、実験、シミュレーションで求められた値を用いてもよいし、トレーナ1001により設定された値でもよい。
なお、本実施の形態では、編集動作情報の判定区間の加速度と、当該判定区間に対応したユーザ動作情報の加速度との比較により実施判定を行っている。しかし、編集動作情報に判定区間を設けず、特定のフレームの編集動作情報の加速度と、当該フレームに対応するユーザ動作情報の加速度との比較から、実施判定を行ってもよい。
判定部208は、以上の処理を編集動作情報内の判定区間の全てに対して実施し、運動実施回数のカウントを行う。
ステップS505では、判定部208は、編集動作情報の判定区間数と、運動実施回数とを比較し、運動実施回数が判定区間数以上だったか否かを判定し、判定区間数以上であった場合にはステップS506に移行し、総数未満であった場合にはステップS507に移行する。このステップS505により、ユーザ1101のトレーニングの実施状況が判定される。
ステップS506では、判定部208は、ユーザ1101に要求した動作が行われたと判定し、判定結果を「OK」とする。
ステップS507では、判定部208は、ユーザ1101に要求した動作が行われていないと判定し、判定結果を「NG」とする。
ステップS508では、判定部208は、通信部200を介して、判定結果をトレーナ側の端末装置1002及びトレーニー側の端末装置1102に送る。
トレーナ側の端末装置1002では、クラウドサーバ1111から送られてきた判定結果をトレーナ1001が確認することにより、動画に収録されたトレーニング動作をユーザ1101が実施したかどうかを認識することができる。
トレーニー側の端末装置1102では、クラウドサーバ1111から送られてきた判定結果をユーザ1101が確認することにより、動画に収録されたトレーニング動作をユーザ1101自身が実施したかどうかを認識することができる。端末装置1102では、単に判定結果を表示するだけでなく、ユーザ1101の興味や目的意識を高めることのできる演出を施した表示を行ってもよい。
図18は、端末装置1102で表示される判定結果の表示例を示す説明図である。
図18では、判定結果が「OK」である場合を例示している。図18に示すように、端末装置1102の表示画面には、「トレーニング完了!!」というメッセージが表示されるとともに、「おてほん」としての見本動作情報の加速度の波形と、ユーザ1101自身のユーザ動作情報の加速度の波形とが比較可能に表示されている。
[効果等]
以上のように、本実施の形態によれば、トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報が再生ログに基づいて編集され、再生ログが反映された編集動作情報が作成される。この再生ログが反映された編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、動画に基づいてユーザ1101(トレーニー)がトレーニング動作に対応した動作を行ったかが判定される。したがって、動画に対してトリックプレイが用いられたとしても、トレーニング実施状況の判定の正確性を高めることができる。
そして、本実施の形態では、再生状況が反映された編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、動画に基づいてユーザ1101がトレーニング動作と同等の動作を行ったかが判定されている。したがって、動画に基づく動作を確実にユーザ1101が実行したかを判定することができる。
また、再生ログが、動画の再生種別、再生種別の順序、再生種別の動画内での開始時点、再生種別の動画内での終了時点及び再生種別の開始時点から終了時点までの実際の経過時間を含むので、再生状況の変化を確実に検出することができる。
また、見本動作情報における早送りに対応する部分に、早送りに対応する実際の経過時間分だけダミー情報を挿入する編集が行われるので、早送りを反映させた編集動作情報を作成することができる。
また、見本動作情報における早戻しに対応する部分に、早戻しに対応する実際の経過時間分だけダミー情報を挿入し、ダミー情報を挿入した部分の後には早戻しの終了時点以降の見本動作情報を繰り下げる編集が行われる。したがって、早戻しを反映させた編集動作情報を作成することができる。
また、見本動作情報における一時停止の開始時点に対し、一時停止に対応する実際の経過時間分だけダミー情報を挿入する編集が行われるので、一時停止を反映させた編集動作情報を作成することができる。
また、見本動作情報におけるスロー再生に対応する部分を時間的に引き伸ばす編集が行われるので、スロー再生を反映させた編集動作情報を作成することができる。
また、トレーニング動作に対する判定結果がユーザ1101側の端末装置1102とは異なる他の端末装置1102に出力されるので、他の端末装置1102の使用者(トレーナ1001)に判定結果を通知することができる。
また、トレーニング動作に対する判定結果がユーザ1101側の端末装置1102に出力されるので、端末装置1102の使用者であるユーザに判定結果を通知することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、クラウドサーバ1111が編集動作情報の作成及び実施判定を行う場合を例示した。この実施の形態2では、トレーニー側の端末装置1102Aが編集動作情報の作成を行う場合について説明する。
なお、以下の説明において、実施の形態1と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図19は実施の形態2に係るトレーニング実施状況判定システム1Aの制御構成を示すブロック図である。
図19に示すように、実施の形態2に係るトレーニング実施状況判定システム1Aのトレーニー側の端末装置1102Aは、通信部300、動画再生部301と、再生状況取得部302と、再生ログ記録部303と、ユーザ動作情報取得部304と、編集部305とを備えている。
通信部300は、LAN(local area network)または無線LANのネットワークに接続された通信インターフェイスであり、クラウドサーバ1111と、検出装置1103とに対してネットワークを介して通信可能となっている。
動画再生部301は、クラウドサーバ1111から受信した動画を再生する。具体的には、動画再生部301は、液晶モニタ若しくは有機LEモニタなどの表示部と、表示部を制御するGPU(Graphics Processing Unit)等の表示回路とを備えている。
再生状況取得部302は、動画再生部301で再生された動画の再生ログを取得する。
再生ログ記録部303は、再生状況取得部302が取得した再生ログを保存するデータベースである。
ユーザ動作情報取得部304は、通信部300を介して検出装置1103と通信を行い、当該検出装置1103で作成されたユーザ動作情報を取得する。また、ユーザ動作情報取得部304は、取得したユーザ動作情報を、通信部300を介してクラウドサーバ1111に送信する。
編集部305は、再生ログ記録部303から再生ログを取得する。また、編集部305は、動画再生部301で再生された動画の見本動作情報を取得する。編集部305は、取得した再生ログの再生種別ごとに見本動作情報を編集し、編集動作情報を生成する。編集部305は、生成した編集動作情報を、通信部300を介してクラウドサーバ1111に送信する。
クラウドサーバ1111では、ユーザ動作情報と編集動作情報とを受信すると、判定部208が編集動作情報とユーザ動作情報とを比較し実施判定を行う。判定部208は、通信部300を介して判定結果を端末装置1002,1102Aに送信する。
トレーナ側の端末装置1002では、クラウドサーバ1111から送られてきた判定結果をトレーナ1001が確認することにより、動画に収録されたトレーニング動作をユーザ1101が実施したかどうかを認識することができる。
他方、トレーニー側の端末装置1102では、クラウドサーバ1111から送られてきた判定結果を動画再生部301が表示する。これをユーザ1101が確認することにより、動画に収録されたトレーニング動作をユーザ1101自身が実施したかどうかを認識することができる。
なお、本実施の形態では、トレーニー側の端末装置1102Aが編集動作情報の作成を行う場合を例示したが、実施判定もトレーニー側の端末装置1102Aで行ってもよい。
(その他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1,2を説明した。しかしながら、本実施の形態における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記各実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
例えば、上記の実施の形態では、再生状況が反映された編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、ユーザ1101がトレーニング動作と同等の動作を行ったかが判定部208により判定されている。しかし、判定部208は、編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、ユーザ1101がトレーニング動作に対応した動作を実施したかを判定するだけであってもよい。具体的には、判定部208は、ユーザ動作情報に基づく運動実施回数が、編集動作情報の判定区間数よりも少ない所定回数を上回った場合であっても、ユーザ1101に要求した動作が行われたと判定してもよい。所定回数は、トレーナ1001によって任意に設定されてもよい。所定回数を複数個設定しておけば、ユーザ1101によるトレーング動作の実施状況を段階的に判定することも可能である。
なお、上記実施の形態では、再生種別として通常再生、早送り、早戻し、一時停止及びスロー再生を例示したが、逆再生を追加してもよい。逆再生には、等倍速で逆再生する場合、早戻しで逆再生する場合が含まれる。逆再生が行われた場合には、上述した早戻しと同じ処理が行われる。具体的には、見本動作情報における逆再生に対応する部分に、逆再生に対応する実際の経過時間分だけダミー情報を挿入し、ダミー情報を挿入した部分の後には、逆再生の終了時点以降の見本動作情報を繰り下げる編集が行われる。したがって、逆再生を反映させた編集動作情報を作成することができる。
また、早戻しとして逆再生方向へのスキップを含んでもよい。逆再生方向へのスキップの場合でも、当該スキップに対応する順序、開始時点、終了時点及び実際の経過時間の少なくとも1つから、逆再生方向へのスキップに対応する部分を見本動作情報から特定することができる。
また、早送りとして再生方向へのスキップを含んでもよい。再生方向へのスキップの場合でも、当該スキップに対応する順序、開始時点、終了時点及び実際の経過時間の少なくとも1つから、再生方向へのスキップに対応する部分を見本動作情報から特定することができる。
なお、上記実施の形態では、単調な動作が複数回繰り返されるトレーニング動作を例示したが、複雑な動作が行われる例えばダンスなどをトレーニング動作に組み込むことも可能である。ここで、ダンスの場合、検出装置1103を複数用意し、例えば、両腕、腰、両足首に装着し各機器のユーザ動作情報を取得する。見本動作情報も両腕、腰、両足首といった各部位分用意する。各部位の見本動作情報に対して、動画再生時の再生ログに基づいて編集し、編集動作情報を生成する。ユーザ動作情報と編集動作情報とを各部位毎に比較することで、実施判定を行う。ダンスの場合の実施判定では、BGMの1小節ごとに判定区間を設け、判定区間ごとに判定用の閾値を設定してもよい。
なお、上記実施の形態において、ユーザ1101へのフィードバックは、グラフを用いたがこれに限定しない。トレーニング動作とユーザ1101との動作の差分を点数として表示してもよい。また、動画の中で、実施判定がNGの部分のみを、ユーザ1101へ通知し、再び、動画を再生させるように促してもよい。
なお、上記実施の形態において、判定範囲を「○」が連続する領域としたが、これに限定しない。具体的には、ある領域中、編集動作情報の加速度が最大もしくは最小になる1点のみに判定範囲を設定してもよい。
なお、上記態様において説明された技術は、例えば、以下のクラウドサービスの類型において実現されうる。しかし、上記態様において説明された技術が実現されるクラウドサービスの類型はこれらに限られるものでない。
(サービスの類型1:自社データセンタ型クラウドサービス)
図20は、サービスの類型1(自社データセンタ型クラウドサービス)におけるオンラインパーソナルトレーニングシステムが提供するサービスの全体像を示す図である。本類型では、サービスプロバイダ1120がグループ1100から情報を取得し、ユーザに対してサービスを提供する。本類型では、サービスプロバイダ1120が、データセンタ運営会社の機能を有している。すなわち、サービスプロバイダ1120が、ビッグデータを管理するクラウドサーバ1111を保有している。したがって、データセンタ運営会社は存在しない。
本類型では、サービスプロバイダ1120は、データセンタ(クラウドサーバ)1203を運営及び管理している。また、サービスプロバイダ120は、オペレーティングシステム(OS)1202及びアプリケーション1201を管理する。サービスプロバイダ1120は、サービスプロバイダ1120が管理するOS1202及びアプリケーション1201を用いてサービスを提供する(矢印1204)。
(サービスの類型2:IaaS利用型クラウドサービス)
図21は、サービスの類型2(IaaS利用型クラウドサービス)におけるオンラインパーソナルトレーニングシステムが提供するサービスの全体像を示す図である。ここで、IaaSとは、インフラストラクチャー・アズ・ア・サービスの略であり、コンピュータシステムを構築および稼動させるための基盤そのものを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社1110が、データセンタ(クラウドサーバ)1203を運営及び管理している。また、サービスプロバイダ1120は、OS1202及びアプリケーション1201を管理する。サービスプロバイダ1120は、サービスプロバイダ1120が管理するOS1202及びアプリケーション1201を用いてサービスを提供する(矢印1204)。
(サービスの類型3:PaaS利用型クラウドサービス)
図22は、サービスの類型3(PaaS利用型クラウドサービス)におけるオンラインパーソナルトレーニングシステムが提供するサービスの全体像を示す図である。ここで、PaaSとは、プラットフォーム・アズ・ア・サービスの略であり、ソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社1110は、OS1202を管理し、データセンタ(クラウドサーバ)1203を運営及び管理している。また、サービスプロバイダ1120は、アプリケーション1201を管理する。サービスプロバイダ1120は、データセンタ運営会社110が管理するOS1202及びサービスプロバイダ1120が管理するアプリケーション1201を用いてサービスを提供する(矢印1204)。
(サービスの類型4:SaaS利用型クラウドサービス)
図23は、サービスの類型4(SaaS利用型クラウドサービス)におけるオンラインパーソナルトレーニングシステムが提供するサービスの全体像を示す図である。ここで、SaaSとは、ソフトウェア・アズ・ア・サービスの略である。SaaS利用型クラウドサービスは、例えば、データセンタ(クラウドサーバ)を保有しているプラットフォーム提供者が提供するアプリケーションを、データセンタ(クラウドサーバ)を保有していない会社又は個人などの利用者がインターネットなどのネットワーク経由で使用できる機能を有するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社1110は、アプリケーション1201を管理し、OS1202を管理し、データセンタ(クラウドサーバ)1203を運営及び管理している。また、サービスプロバイダ1120は、データセンタ運営会社1110が管理するOS1202及びアプリケーション1201を用いてサービスを提供する(矢印1204)。
以上、いずれのクラウドサービスの類型においても、サービスプロバイダ1120がサービスを提供する。また、例えば、サービスプロバイダ又はデータセンタ運営会社は、OS、アプリケーション又はビッグデータのデータベース等を自ら開発してもよいし、また、第三者に外注させてもよい。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。ここで、上記各実施の形態の画像復号化装置などを実現するソフトウェアは、次のようなプログラムである。
すなわち、このプログラムは、コンピュータに、見本となるトレーニング動作が収録された動画を端末装置に配信し、端末装置で前記動画が再生されているときの、ユーザの動作の時間的な変化を示すユーザ動作情報を作成し、端末装置における動画の、再生速度が異なる再生状況の時間的な変化を示す再生状況情報を取得し、トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報を再生状況情報に基づいて編集することで、再生状況の時間的な変化を反映させた編集動作情報を作成し、編集動作情報と、ユーザ動作情報とを比較することで、ユーザがトレーニング動作に対応した動作を動画に基づいて実施したか否かを判定するトレーニング実施状況判定方法を実行させる。
また、上記各実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係るトレーニング実施状況判定方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、インターネットを介してトレーナがユーザとコミュニケーションを取り、アドバイスや質問、回答のやりとりができるオンラインパーソナルトレーニングシステム及びオンライントレーニング方法として有用である。すなわち、本発明は、例えば、フィットネス、リハビリ及びスポーツトレーニングのシステムに対し有用である。また、オンラインパーソナルトレーニングシステム等の製造、販売、提供、利用する産業において、経営的、継続的、反復的に利用することができる。
200,300 通信部
201 動画データ取得部
202 データ保存部
203 動画配信部
204,302 再生状況取得部
205,303 再生ログ記録部
206,304 ユーザ動作情報取得部
207,305 編集部
208 判定部
301 動画再生部
1002,1102 端末装置
1111 クラウドサーバ(サーバ装置)

Claims (12)

  1. 見本となるトレーニング動作が収録された動画を端末装置に配信し、
    前記端末装置で前記動画が再生されているときの、ユーザの動作の時間的な変化を示すユーザ動作情報を作成し、
    前記端末装置における前記動画の、再生速度が異なる再生状況の時間的な変化を示す再生状況情報を取得し、
    前記トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報を前記再生状況情報に基づいて編集することで、前記再生状況の時間的な変化を反映させた編集動作情報を作成し、
    前記編集動作情報と、前記ユーザ動作情報とを比較することで、前記ユーザが前記トレーニング動作に対応した動作を前記動画に基づいて実施したか否かを判定する
    トレーニング実施状況判定方法。
  2. 前記判定では、前記編集動作情報と、前記ユーザ動作情報とを比較することで、前記ユーザが前記トレーニング動作と同等の動作を前記動画に基づいて実施したか否かを判定する
    請求項1に記載のトレーニング実施状況判定方法。
  3. 前記再生状況情報は、前記動画の再生種別、前記再生種別の順序、前記再生種別の前記動画内での開始時点、前記再生種別の前記動画内での終了時点及び前記再生種別の前記開始時点から前記終了時点までの実際の経過時間を含み、
    請求項1又は2に記載のトレーニング実施状況判定方法。
  4. 前記再生種別には前記動画の早送りが含まれ、
    前記編集では、前記再生状況情報に前記早送りが含まれていると、前記早送りに対応する前記順序、前記開始時点、前記終了時点及び前記実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、前記見本動作情報における前記早送りに対応する部分を特定して、当該特定した部分に、前記早送りに対応する前記実際の経過時間分だけ、前記判定には用いないダミー情報を挿入する編集を行う
    請求項3に記載のトレーニング実施状況判定方法。
  5. 前記再生種別には前記動画の早戻しが含まれ、
    前記編集では、前記再生状況情報に前記早戻しが含まれていると、前記早戻しに対応する前記順序、前記開始時点、前記終了時点及び前記実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、前記見本動作情報における前記早戻しに対応する部分を特定して、当該特定した部分に、前記早戻しに対応する前記実際の経過時間分だけ、前記判定には用いないダミー情報を挿入し、前記ダミー情報を挿入した部分の後には、前記早戻しの終了時点以降の前記見本動作情報を繰り下げる編集を行う
    請求項3又は4に記載のトレーニング実施状況判定方法。
  6. 前記再生種別には前記動画の一時停止が含まれ、
    前記編集では、前記再生状況情報に前記一時停止が含まれていると、前記見本動作情報における前記一時停止の前記開始時点に対し、前記一時停止に対応する前記実際の経過時間分だけ、前記判定には用いないダミー情報を挿入する編集を行う
    請求項3〜5のいずれか一項に記載のトレーニング実施状況判定方法。
  7. 前記再生種別には前記動画のスロー再生が含まれ、
    前記編集では、前記再生状況情報に前記スロー再生が含まれていると、前記スロー再生に対応する前記順序、前記開始時点、前記終了時点及び前記実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、前記見本動作情報における前記スロー再生に対応する部分を特定して、当該特定した部分を時間的に引き伸ばす編集を行う
    請求項3〜6のいずれか一項に記載のトレーニング実施状況判定方法。
  8. 前記再生種別には前記動画の逆再生が含まれ、
    前記編集では、前記再生状況情報に前記逆再生が含まれていると、前記逆再生に対応する前記順序、前記開始時点、前記終了時点及び前記実際の経過時間の少なくとも1つに基づいて、前記見本動作情報における前記逆再生に対応する部分に、前記逆再生に対応する前記実際の経過時間分だけ、前記判定には用いないダミー情報を挿入し、前記ダミー情報を挿入した部分の後には、前記逆再生の終了時点以降の前記見本動作情報を繰り下げる編集を行う
    請求項3〜7のいずれか一項に記載のトレーニング実施状況判定方法。
  9. 前記トレーニング実施状況判定方法は、
    さらに、前記トレーニング動作に対する判定結果を前記端末装置とは異なる他の端末装置に出力する
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のトレーニング実施状況判定方法。
  10. 前記トレーニング実施状況判定方法は、
    さらに、前記トレーニング動作に対する判定結果を前記端末装置に出力する
    請求項1〜9のいずれか一項に記載のトレーニング実施状況判定方法。
  11. 見本となるトレーニング動作が収録された動画を端末装置に配信する動画配信部と、
    前記端末装置で前記動画が再生されているときの、ユーザの動作の時間的な変化を示すユーザ動作情報を取得するユーザ動作情報取得部と、
    前記端末装置での前記動画の、再生速度が異なる再生状況の時間的な変化を示す再生状況情報を取得する再生状況取得部と、
    前記トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報を、前記再生状況情報に基づいて編集することで、前記再生状況の時間的な変化を反映させた編集動作情報を作成する編集部と、
    前記編集動作情報と、前記ユーザ動作情報とを比較することで、前記ユーザが前記トレーニング動作に対応した動作を前記動画に基づいて実施したか否かを判定する判定部とを備える
    サーバ装置。
  12. 端末装置と、
    見本となるトレーニング動作が収録された動画と前記トレーニング動作の時間的な変化を示す見本動作情報とを前記端末装置に配信するサーバ装置とを備え、
    前記端末装置は、
    前記サーバ装置から配信された前記動画を再生する動画再生部と、
    前記動画再生部で前記動画が再生されているときの、ユーザの動作の時間的な変化を示すユーザ動作情報を取得するユーザ動作情報取得部と、
    前記動画再生部での前記動画の、再生速度が異なる再生状況の時間的な変化を示す再生状況情報を取得する再生状況取得部と、
    前記サーバ装置から配信された前記見本動作情報を、前記再生状況情報に基づいて編集することで、前記再生状況の時間的な変化を反映させた編集動作情報を作成する編集部と、
    前記編集動作情報を前記サーバ装置に出力する通信部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記通信部から出力された前記編集動作情報と、前記ユーザ動作情報とを比較することで、前記ユーザが前記トレーニング動作に対応した動作を前記動画に基づいて実施したかを判定する
    トレーニング実施状況判定システム。
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