JP6939714B2 - 融液面と種結晶の間隔測定方法、種結晶の予熱方法、及び単結晶の製造方法 - Google Patents

融液面と種結晶の間隔測定方法、種結晶の予熱方法、及び単結晶の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6939714B2
JP6939714B2 JP2018111345A JP2018111345A JP6939714B2 JP 6939714 B2 JP6939714 B2 JP 6939714B2 JP 2018111345 A JP2018111345 A JP 2018111345A JP 2018111345 A JP2018111345 A JP 2018111345A JP 6939714 B2 JP6939714 B2 JP 6939714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seed crystal
melt surface
crystal
distance
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018111345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019214486A (ja
Inventor
晋 玉置
晋 玉置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumco Corp
Original Assignee
Sumco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumco Corp filed Critical Sumco Corp
Priority to JP2018111345A priority Critical patent/JP6939714B2/ja
Publication of JP2019214486A publication Critical patent/JP2019214486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6939714B2 publication Critical patent/JP6939714B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Description

本発明は、チョクラルスキー法(CZ法)による単結晶の製造方法に関し、特に、原料融液面と種結晶の間隔測定方法及びこれを用いた種結晶の予熱方法に関するものである。
半導体デバイスの基板材料となるシリコン単結晶の多くはCZ法により製造されている。CZ法では、石英ルツボ内で多結晶シリコン原料を加熱して融液を生成し、融液に種結晶を着液させた後、種結晶及び融液を回転させながら種結晶をゆっくり引き上げることにより、種結晶の下端に大きな直径の単結晶を成長させる。CZ法によれば、大直径で高品質な単結晶の製造歩留まりを高めることが可能である。
CZ法による単結晶の製造方法に関し、例えば特許文献1には、単結晶育成前に光学式カメラで種結晶を撮影し、カメラが取り込んだ画像を処理して種結晶の位置を検出し、種結晶の先端を原料融液の上方に設けられた基準位置で停止させ、基準位置から原料融液面までの距離を検出し、検出した距離に応じて、原料融液が収容されたルツボを上下に移動させることが記載されている。
また特許文献2には、着液時の熱衝撃による種結晶の有転位化を抑制するため、種結晶を融液面よりも上方で予熱して両者の温度差をできるだけ小さくした後に種結晶を着液させる方法が記載されている。また原料融液面と種結晶の間隔を正確に測定するため、種結晶の下端における特定の点である、実像下端点の位置情報と、液面に映った種結晶の鏡像で前記実像下端点に対応する点である鏡像点の位置情報とを得て、前記実像下端点の位置と前記鏡像点の位置とが一致する点で前記原料融液面と種結晶の下端の間隔が0になるとして、原料融液の液面と前記種結晶の下端の間隔を求めることが記載されている。さらに特許文献1、3及び4には、着液時の熱衝撃による有転位化を抑制するため、種結晶の先端が尖ったテーパー形状の種結晶を用いることが記載されている。
特開2005−170773号公報 特開2016−155729号公報 特開2000−128691号公報 特開2009−234889号公報
カメラで撮影した画像を処理して求めた種結晶の高さ方向の位置に基づいて種結晶の予熱位置を制御する場合、種結晶を融液に接触させることなく融液面にできるだけ近づけることが望ましい。しかしながら、カメラは種結晶及び融液面を斜め上方から撮影するため、テーパー形状の種結晶を用いる場合には、種結晶の先端が種結晶の裏側に隠れてしまい、種結晶の先端をカメラで撮影することができない。また、融液面に映る種結晶の鏡像から種結晶のテーパー部の先端を特定することができないため、種結晶の鏡像から種結晶の先端の位置を検出することも困難である。さらに、種結晶のテーパー形状には加工精度に起因するばらつきがあるため、そのような形状のばらつきを考慮して種結晶の位置を制御する必要がある。
したがって、本発明の目的は、下端部にテーパー形状を有する種結晶を融液面の上方で予熱する際に予熱位置のばらつきを低減して種結晶の無転位着液率を向上させることが可能な原料融液面と種結晶の間隔測定方法及びこれを用いた種結晶の予熱方法及び単結晶の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明による融液面と種結晶の間隔測定方法は、チョクラルスキー法による単結晶の製造時に融液面と種結晶の下端との間隔を測定する方法であって、下端部にテーパー形状を有する種結晶を融液の上方に配置し、前記種結晶の実像及び前記融液面に映る前記種結晶の鏡像を含む画像を斜め上方からカメラで撮影し、前記画像上の前記種結晶の実像の直胴部の下端の一点である実像下端点の位置と、前記実像下端点に対応する前記種結晶の鏡像の直胴部の上端の一点である鏡像点の位置とをそれぞれ求め、前記画像上の前記実像下端点の位置と前記鏡像点の位置が一致する点で前記融液面と前記種結晶の直胴部の下端の間隔が0になるとして、前記融液面と前記種結晶の前記直胴部の下端の間隔を求め、前記融液面と前記種結晶の前記直胴部の下端の間隔から前記種結晶のテーパー部の長さを差し引くことにより、前記融液面と前記種結晶の下端の間隔を求めることを特徴とする。
本発明によれば、テーパー形状を有する種結晶の先端と融液面の間隔を正確に測定することができる。したがって、融液の上方で種結晶を予熱する際に予熱位置のばらつきを低減して種結晶の無転位着液率を向上させることができる。
本発明において、前記種結晶のテーパー角度は前記カメラの設置角度よりも大きいことが好ましい。種結晶のテーパー角度がカメラの設置角度よりも大きい場合には種結晶の先端をカメラで撮影することができず、撮影画像から種結晶の先端の位置を直接的に求めることができない。しかし、本発明によれば、種結晶の先端を撮影することなく、種結晶と融液面の間隔を正確に測定することができる。
本発明において、前記テーパー部の長さは5〜10mmであることが好ましい。このように、テーパー部の長さが短い場合には、種結晶の先端が直胴部の裏側に隠れてしまうため、種結晶の先端をカメラで撮影することができない。しかし、本発明によれば、種結晶の先端を撮影することなく、融液面と種結晶の下端の間隔を正確に測定することができる。
本発明において、前記テーパー部の長さは、前記種結晶の周方向の複数個所で測定した前記テーパー部の長さの複数の測定値の平均値であることが好ましい。これにより、テーパー部の加工ばらつきの影響を抑えて融液面と種結晶の下端の間隔を正確に測定することができる。
本発明による間隔測定方法は、前記融液面から見て前記種結晶が複数の高さ位置にあるときの各々について、前記種結晶の実像及び前記融液面に映る前記種結晶の鏡像を含む複数の画像を前記カメラで撮影して、前記複数の画像上の前記実像下端点の位置及び前記鏡像点の位置をそれぞれ求め、前記種結晶の高さ位置の変位量と、前記種結晶の高さ位置に対応して変化する前記種結晶の前記鏡像点の位置に対する前記実像下端点の位置の変位量との関係に基づいて、前記融液面と前記種結晶の前記直胴部の下端の間隔を求めることが好ましい。これによれば、撮影画像に写る実像下端点及び鏡像点の位置情報のみを用いて融液面と種結晶の間隔を測定することができる。
本発明による間隔測定方法は、前記種結晶の高さ位置と前記実像下端点の位置との関係を示す実像回帰式及び前記種結晶の高さ位置と前記鏡像点の位置との関係を示す鏡像回帰式を用いて、前記種結晶の高さ位置の変位量と前記種結晶の前記鏡像点の位置に対する前記実像下端点の位置の変位量との関係を求めることが好ましい。これによれば、融液面と種結晶の間隔を比較的簡単な計算により求めることができる。
また、本発明による種結晶の予熱方法は、上述した本発明による間隔測定方法により前記融液面と前記種結晶の下端の間隔を測定する工程と、前記間隔の実測値と目標値との差が小さくなるように前記種結晶及び前記融液面の少なくとも一方を移動させる工程と、前記目標値の位置で前記種結晶を静止させて予熱する工程とを備えることを特徴とする。これによれば、先端にテーパー形状を有する種結晶を融液面の上方で予熱する際に予熱位置のばらつきを低減して種結晶の無転位着液率を向上させることができる。
本発明において、前記種結晶及び前記融液面の少なくとも一方を移動させる工程は、前記融液面と前記種結晶の先端の間隔を5mm以下に設定することが好ましい。これによれば、種結晶を誤って着液させることなく種結晶と融液との温度差を十分に小さくすることができる。
さらにまた、本発明による単結晶の製造方法は、上述した本発明による予熱方法により種結晶を予熱する工程と、前記種結晶を前記融液に着液させる工程と、前記種結晶を引き上げて前記種結晶の下端に単結晶を成長させる工程とを備えることを特徴とする。これによれば、先端にテーパー部を有する種結晶を融液面の上方で予熱する際に予熱位置のばらつきを低減して種結晶の無転位着液率を向上させることができる。
本発明によれば、下端部にテーパー部を有する種結晶を融液面の上方で予熱する際に予熱位置のばらつきを低減して種結晶の無転位着液率を向上させることが可能な原料融液面と種結晶の間隔測定方法及びこれを用いた種結晶の予熱方法及び単結晶の製造方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態による単結晶引き上げ装置の構成を模式的に示す側面断面図である。 図2は、シリコン単結晶の製造工程を示すフローチャートである。 図3は、シリコン単結晶インゴットの形状を示す略断面図である。 図4は、予熱工程中における単結晶引き上げ装置内の種結晶の配置を模式的に示す側面断面図である。 図5は、融液面と種結晶の間隔測定方法を説明するための図であって、種結晶の実像と鏡像との位置関係を示す模式図である。 図6(a)及び(b)は、種結晶が融液面から離間した状態を示す図であって、(a)は種結晶から融液面までの距離が遠い場合、(b)は種結晶から融液面までの距離が近い場合をそれぞれ示している。 図7は、種結晶及び原料融液を斜め上方から撮影した画像の模式図である。 図8は、種結晶の直胴部の下端が融液面に接触した状態を示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態による単結晶引き上げ装置の構成を模式的に示す側面断面図である。
図1に示すように、単結晶引き上げ装置1は、水冷式のチャンバー10と、チャンバー10内においてシリコン融液2を保持する石英ルツボ11と、石英ルツボ11を保持する黒鉛ルツボ12と、黒鉛ルツボ12を支持する回転シャフト13と、回転シャフト13及び黒鉛ルツボ12介して石英ルツボ11を回転及び昇降駆動するルツボ駆動機構14と、黒鉛ルツボ12の周囲に配置されたヒーター15と、ヒーター15の外側であってチャンバー10の内面に沿って配置された断熱材16と、石英ルツボ11の上方に配置された熱遮蔽体17と、石英ルツボ11の上方であって回転シャフト13と同軸上に配置された結晶引き上げ軸であるワイヤー18と、チャンバー10の上方に配置された結晶引き上げ機構19と、チャンバー10内を撮影するカメラ20と、カメラ20の撮影画像を処理する画像処理部21と、単結晶引き上げ装置1内の各部を制御する制御部22とを備えている。
チャンバー10は、メインチャンバー10aと、メインチャンバー10aの上部開口に連結された細長い円筒状のプルチャンバー10bとで構成されており、石英ルツボ11、黒鉛ルツボ12、ヒーター15及び熱遮蔽体17はメインチャンバー10a内に設けられている。プルチャンバー10bにはチャンバー10内にアルゴンガス等の不活性ガス(パージガス)やドーパントガスを導入するためのガス導入口10cが設けられており、メインチャンバー10aの下部にはチャンバー10内の雰囲気ガスを排出するためのガス排出口10dが設けられている。また、メインチャンバー10aの上部には覗き窓10eが設けられており、シリコン単結晶3の育成状況を覗き窓10eから観察可能である。
石英ルツボ11は、円筒状の側壁部と湾曲した底部とを有する石英ガラス製の容器である。黒鉛ルツボ12は、加熱によって軟化した石英ルツボ11の形状を維持するため、石英ルツボ11の外表面に密着して石英ルツボ11を包むように保持する。石英ルツボ11及び黒鉛ルツボ12はチャンバー10内においてシリコン融液を支持する二重構造のルツボを構成している。
黒鉛ルツボ12は回転シャフト13の上端部に固定されており、回転シャフト13の下端部はチャンバー10の底部を貫通してチャンバー10の外側に設けられたルツボ駆動機構14に接続されている。黒鉛ルツボ12、回転シャフト13及びルツボ駆動機構14は石英ルツボ11の回転機構及び昇降機構を構成している。ルツボ駆動機構14によって駆動される石英ルツボ11の回転及び昇降動作は制御部22によって制御される。
ヒーター15は、石英ルツボ11内に充填されたシリコン原料を融解してシリコン融液2を生成すると共に、シリコン融液2の溶融状態を維持するために用いられる。ヒーター15はカーボン製の抵抗加熱式ヒーターであり、黒鉛ルツボ12内の石英ルツボ11を取り囲むように設けられている。さらにヒーター15の外側には断熱材16がヒーター15を取り囲むように設けられており、これによりチャンバー10内の保温性が高められている。ヒーター15の出力は制御部22によって制御される。
熱遮蔽体17は、シリコン融液2の温度変動を抑制して結晶成長界面近傍に適切な熱分布を与えるとともに、ヒーター15及び石英ルツボ11からの輻射熱によるシリコン単結晶3の加熱を防止するために設けられている。熱遮蔽体17は略円筒状の黒鉛製の部材であり、シリコン単結晶3の引き上げ経路を除いたシリコン融液2の上方の領域を覆うように設けられている。
熱遮蔽体17の下端の開口の直径はシリコン単結晶3の直径よりも大きく、これによりシリコン単結晶3の引き上げ経路が確保されている。また熱遮蔽体17の下端部の外径は石英ルツボ11の口径よりも小さく、熱遮蔽体17の下端部は石英ルツボ11の内側に位置するので、石英ルツボ11のリム上端を熱遮蔽体17の下端よりも上方まで上昇させても熱遮蔽体17が石英ルツボ11と干渉することはない。
シリコン単結晶3の成長と共に石英ルツボ11内の融液量は減少するが、融液面2aと熱遮蔽体17の間隔(ギャップ)が一定になるように石英ルツボ11を上昇させることにより、シリコン融液2の温度変動を抑制すると共に、融液面2aの近傍を流れるガスの流速を一定にしてシリコン融液2からのドーパントの蒸発量を制御する。このようなギャップ制御により、シリコン単結晶3の引き上げ軸方向の結晶欠陥分布、酸素濃度分布、抵抗率分布等の安定性を向上させることができる。
石英ルツボ11の上方には、シリコン単結晶3の引き上げ軸であるワイヤー18と、ワイヤー18を巻き取ることによってシリコン単結晶3を引き上げる結晶引き上げ機構19が設けられている。結晶引き上げ機構19はワイヤー18と共にシリコン単結晶3を回転させる機能を有している。結晶引き上げ機構19は制御部22によって制御される。結晶引き上げ機構19はプルチャンバー10bの上方に配置されており、ワイヤー18は結晶引き上げ機構19からプルチャンバー10b内を通って下方に延びており、ワイヤー18の先端部はメインチャンバー10aの内部空間まで達している。図1には、育成途中のシリコン単結晶3がワイヤー18に吊設された状態が示されている。シリコン単結晶3の引き上げ時には石英ルツボ11とシリコン単結晶3とをそれぞれ回転させながらワイヤー18を徐々に引き上げることによりシリコン単結晶3を成長させる。結晶引き上げ速度は制御部22によって制御される。
チャンバー10の外側にはカメラ20が設置されている。カメラ20は例えばCCDカメラであり、チャンバー10に形成された覗き窓10eを介してチャンバー10内を撮影する。カメラ20の設置角度は鉛直方向に対して所定の角度(好ましくは20〜30度)をなしており、カメラ20はシリコン単結晶3の引き上げ軸に対して傾斜した光軸を有する。すなわち、カメラ20は、熱遮蔽体17の円形の開口及びシリコン融液2の液面を含む石英ルツボ11の上面領域を斜め上方から撮影する。
カメラ20は、画像処理部21に接続されており、画像処理部21は制御部22に接続される。画像処理部21は、カメラ20の撮影画像に写る単結晶の輪郭パターンから固液界面近傍における結晶直径を算出する。また、撮影画像中の融液面に映り込んだ熱遮蔽体17の鏡像の位置から、熱遮蔽体17の下端から融液面2aまでの距離であるギャップを算出する。ギャップを算出する方法は特に限定されないが、例えば熱遮蔽体17の鏡像の位置とギャップとの関係を直線近似することにより得られる換算式を予め用意しておき、結晶引き上げ工程中はこの換算式に熱遮蔽体の鏡像の位置を代入することによりギャップを求めることができる。また、撮影画像に写る熱遮蔽体17の実像と鏡像との位置関係からギャップを幾何学的に算出することも可能である。
制御部22は、カメラ20の撮影画像から得られた結晶直径データに基づいて結晶引き上げ速度を制御することにより結晶直径を制御する。具体的には、結晶直径の計測値が狙いの直径よりも大きい場合には結晶引き上げ速度を大きくし、狙いの直径よりも小さい場合には引き上げ速度を小さくする。また制御部22は、結晶引き上げ機構19のセンサから得られたシリコン単結晶3の結晶長データと、カメラ20の撮影画像から得られた結晶直径データに基づいて、石英ルツボ11の移動量(ルツボ上昇速度)を制御する。
図2は、シリコン単結晶3の製造工程を示すフローチャートである。また、図3は、シリコン単結晶インゴットの形状を示す略断面図である。
図2に示すように、本実施形態によるシリコン単結晶3の製造工程は、石英ルツボ11内のシリコン原料をヒーター15で加熱してシリコン融液2を生成する原料融解工程S11と、ワイヤー18の先端部に取り付けられた種結晶を着液させる前に予熱する予熱工程S12と、種結晶を降下させてシリコン融液2に着液させる着液工程S13と、シリコン融液2との接触状態を維持しながら種結晶を徐々に引き上げて単結晶を育成する結晶引き上げ工程(S14〜S17)を有している。
結晶引き上げ工程(S14〜S17)では、無転位化のために結晶直径が細く絞られたネック部3aを形成するネッキング工程S14と、結晶成長と共に結晶直径が徐々に増加したショルダー部3bを形成するショルダー部育成工程S15と、一定の結晶直径に維持されたボディ部3cを形成するボディ部育成工程S16と、結晶成長と共に結晶直径が徐々に減少したテール部3dを形成するテール部育成工程S17とが順に実施される。
その後、シリコン単結晶3を融液面から切り離して冷却を促進させる冷却工程S18が実施される。以上により、図3に示すようなネック部3a、ショルダー部3b、ボディ部3c及びテール部3dを有するシリコン単結晶インゴット3Iが完成する。
図4に示すように、予熱工程S12は、融液面2aの上方に種結晶5を一定時間静止させて種結晶5を加熱する工程である。シリコン融液2に対する温度差が大きい種結晶5を着液させると熱衝撃によるスリップ転位が発生するが、予熱工程S12を実施した場合には有転位化を抑制して種結晶の無転位着液率を向上させることができる。予熱工程S12において種結晶5が融液面2aから離れていると十分に加熱されず、種結晶5とシリコン融液2との温度差を小さくすることができないことから、融液面2aと種結晶5の下端の間隔を5mm以下に制御する必要があり、そのためには融液面2aと種結晶5の間隔を正確に測定する必要がある。
次に、図5〜図8を参照しながら、融液面2aと種結晶5の間隔測定方法について説明する。
図5のように、本実施形態による種結晶5は、太さが一定の直胴部5bと、直胴部5bの下端から下方に延びるテーパー部5eとを有する。テーパー部5eの長さは5〜10mmであることが好ましく、テーパー部5eのテーパー角度θは20〜50度であることが好ましい。このような種結晶5は、円柱状又は角柱状のシリコン単結晶棒を所定の長さに切断した後、先端部を尖らせる研削加工を行い、さらに加工ダメージを除去するエッチング処理を行うことにより作製される。テーパー形状には、円錐形状の他、三角錐や四角錘等の多角錘形状も含まれる。
種結晶5のテーパー角度θはカメラ20の設置角度θよりも大きい。種結晶5の先端部がこのようなテーパー形状を有する場合、カメラ20から見た種結晶5の先端(テーパー部5eの下端)Pは、種結晶5の直胴部5bの裏側に隠れてしまうため、カメラ20で撮影することができない。そこで、テーパー部5eの長さLを予め正確に測定しておき、融液面2aと種結晶5の直胴部5bの下端Pの間隔LP1を算出した後、この間隔LP1からテーパー部5eの長さLを差し引くことにより、融液面2aと種結晶5の先端Pの間隔LP0=LP1−Lを求める。
次に、融液面2aと種結晶5の直胴部5bの下端Pの間隔LP1を算出する方法について説明する。
融液面2aと種結晶5の直胴部5bの下端Pの間隔LP1の算出では、まず種結晶5を上下方向に移動させながら、種結晶5の複数の高さ位置において、種結晶5及び融液面2aを含む画像をカメラ20で撮影する。種結晶5の複数の高さ位置は、絶対的な高さ位置でなく、融液面2aから見た相対的な高さ位置であればよいので、種結晶5の高さ位置を固定して、融液面2aの高さ位置(ルツボの高さ位置)を変えることにより、融液面2aに対する種結晶5の複数の高さ位置を設定してもよい。
そして、得られた複数の画像のそれぞれについて、種結晶5の実像5Rの直胴部5bの下端の一点P(実像下端点)の画像上の位置と、実像下端点に対応する種結晶5の鏡像5Mの直胴部の上端の一点P(鏡像点)の画像上の位置とを求める。なお種結晶5の鏡像5Mの直胴部とテーパー部との境界は画像上で視認可能である。このようにして、実像下端点Pの位置情報と鏡像点Pの位置情報が光学的手法により得られる。
画像上の実像下端点P及び鏡像点Pそれぞれの位置は、単結晶引き上げ装置1の鉛直方向における位置(Y座標位置)のみを測定するものとし、デジタル画像の画素単位で特定する。図6(a)及び(b)に示すように、種結晶5の実像5Rと鏡像5Mとは、融液面2aを挟んで対称な位置関係を有し、種結晶5を上下方向に移動させてもこの関係は変化しない。種結晶5を図6(a)に示す高さ位置LP1−1から図6(b)に示す高さ位置LP1−2まで降下させたとき、ワイヤーの送り量ΔLP1=LP1−1−LP1−2が出力されるので、ワイヤーの送り量ΔLP1に対応する画素数の変化量を求めることができ、種結晶5の実際の高さ位置の変化量と画像上の画素位置の変化量との関係を求めることができる。
こうして得られたデータに基づき、種結晶5の高さ位置zと、画像上の種結晶5の実像下端点P1の位置zP1との関係を示す回帰式(以下、「実像回帰式」という)、及び種結晶5の高さ位置zと、画像上の種結晶5の鏡像点Pの位置zP2との関係を示す回帰式(以下、「鏡像回帰式」という)をそれぞれ求める。具体的には、一次回帰により、実像回帰式は、zp1=az+bと表すことができ、鏡像回帰式は、zp2=a×z+bと表すことができる(a,b,a,bは定数)。
鏡像5Mには、融液面2aの波立ちにより揺らぎが生じるので、画像上の鏡像点Pの位置は、この揺らぎの影響を含んだものとなる。異なる高さ位置または同じ高さ位置にある種結晶5の撮影回数を多くし、得られた複数の画像の各々に対して画像上の鏡像点Pの位置を測定して、測定数を多くすることにより、融液面の揺らぎの影響が低減された鏡像回帰式を得ることができる。測定数は、例えば数十点、特に40点以上とすることが好ましい。
次に、図7に示すように、種結晶5が任意の高さ位置zにあるとき、画像6上の実像下端点Pから鏡像点Pまでの距離ΔLを、ΔL=(Preal−Pmirror)として求める。ここで、Prealは、実像回帰式に高さ位置zを代入したときに求められる画像6上の実像下端点Pの位置yP1であり、Preal=a×z+bである。またPmirrorは、鏡像回帰式に高さzを代入したときに求められる画像6上の鏡像点Pの位置yP2であり、Pmirror=a×z+bである。
したがって、
ΔL=(a−a)×z+(b−b
として表すことができる。距離ΔLは、光学的手法に基づく位置情報に基づく、種結晶5の鏡像5Mの位置を基準とした実像5Rの相対的な位置ということができる。
種結晶5の位置zの変位量Δzが、画像6上において上記距離ΔLに対応するならば、
ΔL=(a−a)×Δz
である。したがって、
Δz=ΔL/(a−a
である。
すなわち、実像下端点Pと鏡像点Pとの距離がΔLのとき、種結晶5の高さ位置をΔzだけ低くすれば、実像下端点Pから鏡像点Pまでの距離がΔL分小さくなり(ΔL=0)、種結晶5の直胴部5bの下端Pは、融液面2aに接触することになる。したがって、種結晶5を移動する前には、融液面2aと種結晶5の直胴部5bの下端Pの間隔LP1=ΔL/(a−a)であったということができる。これは、実像回帰式及び鏡像回帰式に基づき、実像下端点Pの位置と鏡像点Pの位置とが一致する点、すなわち、種結晶5がzP1=zP2を満たす高さ位置zにあるとき、融液面2aと種結晶5の直胴部5bの下端Pの間隔がゼロ(図8参照)であるとして、間隔LP1を求めたことになる。
また、通常、種結晶5の鏡像5Mは、実像5Rと反対に動くため、a=−aとすることができる。そのため、融液面2aの波立ちの影響を受けやすい鏡像回帰式を用いずに、間隔LP1=ΔL/(2a)とすることも可能である。
以上の方法によれば、オペレータの主観を排して、融液面2aと種結晶の直胴部5bの下端Pの間隔LP1を正確に求めることができる。さらに、予め測定しておいた種結晶5のテーパー部5eの長さLを用いて、融液面2aと種結晶5のテーパー部5eの下端Pの間隔LP0=LP1−Lを求めることができる。
テーパー部5eの長さLは、例えば非接触な測定方法により正確に測定することが望ましい。テーパー部5eの長さを予め測定する場合、テーパー部5eの長さを周方向の複数個所で測定し、複数の測定値の平均値を用いることが好ましい。テーパー部5eの加工精度によってはテーパー部5eの周方向の位置によってテーパー部5eの長さにばらつきが生じる場合があるからである。
種結晶5の予熱工程S12では、上記の方法により融液面2aと種結晶5の間隔LP0を測定した後、実測値と目標値との差が小さくなる方向に種結晶5を移動させる。すなわち、制御部22は、実測値と目標値との差分を解消するように結晶引き上げ機構19を操作して種結晶5の高さを調整するか、あるいはルツボ駆動機構14を操作して石英ルツボ11の高さを調整する。これにより、融液面2aと種結晶5との実際の間隔LP0を目標の間隔に設定することができる。
種結晶5の予熱工程S12における融液面2aと種結晶5の下端の間隔(目標値)は5mm以下であることが好ましく、3mm以下であることが特に好ましい。これにより、種結晶と融液との温度差を十分に小さくして種結晶の無転位着液率を向上させることができる。一方、融液面2aと種結晶5の下端の間隔を測定する前における融液面2aと種結晶5との初期の間隔は5mm以上であることが好ましい。融液面2aと種結晶5の間隔が正確に分からない状態で種結晶5を融液面2aに近づけすぎると種結晶5が着液してしまうおそれがあるからである。
種結晶5の予熱工程S12では、種結晶5を融液面2aに近接させた状態を例えば数分から数時間の間維持する。これにより、種結晶5は、シリコン融液2からの輻射熱を受けて加熱される。種結晶5を融液面2aの上方の所定の位置で毎回予熱することにより、予熱後の種結晶5の温度の再現性を高くすることができる。また、目標とする間隔を十分に小さく設定することで両者の温度差を十分に小さくすることができ、種結晶5を着液させたときの熱衝撃を小さくすることができる。したがって、種結晶5への転位の導入を抑制することができる。
また種結晶5を予熱する際にオペレータが目視により融液面2aと種結晶の下端の間隔を調整する従来の方法では、目標とする間隔を例えば3mmという非常に小さい値に設定した場合には、意図せずに種結晶5がシリコン融液2に接触することがあった。しかし、本実施形態のように融液面2aと種結晶5の下端の間隔を正確に測定することにより、意図せずに種結晶5が融液面2aに接触する事態を回避することができる。
以上の方法により種結晶5を予熱した後、種結晶5を降下させてシリコン融液2に着液させ、その後、種結晶5を上昇させてシリコン単結晶3を成長させる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においてはシリコン単結晶の製造方法を例に挙げたが、ゲルマニウムやサファイア(Al)など、CZ法により引き上げ可能な他の単結晶を製造することも可能である。
1 単結晶引き上げ装置
2 シリコン融液
2a 融液面
3 シリコン単結晶
3I シリコン単結晶インゴット
3a ネック部
3b ショルダー部
3c ボディ部
3d テール部
5 種結晶
5M 種結晶の鏡像
5R 種結晶の実像
5b 種結晶の直胴部
5e 種結晶のテーパー部
6 画像
10 チャンバー
10a メインチャンバー
10b プルチャンバー
10c ガス導入口
10d ガス排出口
10e 覗き窓
11 石英ルツボ
12 黒鉛ルツボ
13 回転シャフト
14 ルツボ駆動機構
15 ヒーター
16 断熱材
17 熱遮蔽体
18 ワイヤー
19 ワイヤー巻き取り機構
20 カメラ
21 画像処理部
22 制御部
P0 融液面と種結晶の下端(テーパー部の下端)の間隔
P1 融液面と種結晶の直胴部の下端の間隔
種結晶の下端(テーパー部の下端)
種結晶の直胴部の下端(実像下端点)
鏡像点
S11 原料融解工程
S12 種結晶予熱工程
S13 着液工程
S14 ネッキング工程
S15 ショルダー部育成工程
S16 ボディ部育成工程
S17 テール部育成工程
S18 冷却工程

Claims (9)

  1. チョクラルスキー法による単結晶の製造時に融液面と種結晶の下端との間隔を測定する方法であって、
    下端部にテーパー形状を有する種結晶を融液の上方に配置し、
    前記種結晶の実像及び前記融液面に映る前記種結晶の鏡像を含む画像を斜め上方からカメラで撮影し、
    前記画像上の前記種結晶の実像の直胴部の下端の一点である実像下端点の位置と、前記実像下端点に対応する前記種結晶の鏡像の直胴部の上端の一点である鏡像点の位置とをそれぞれ求め、
    前記画像上の前記実像下端点の位置と前記鏡像点の位置が一致する点で前記融液面と前記種結晶の直胴部の下端の間隔が0になるとして、前記融液面と前記種結晶の前記直胴部の下端の間隔を求め、
    前記融液面と前記種結晶の前記直胴部の下端の間隔から前記種結晶のテーパー部の長さを差し引くことにより、前記融液面と前記種結晶の下端の間隔を求めることを特徴とする間隔測定方法。
  2. 前記種結晶のテーパー角度は前記カメラの設置角度よりも大きい、請求項1に記載の間隔測定方法。
  3. 前記テーパー部の長さは5〜10mmである、請求項1又は2に記載の間隔測定方法。
  4. 前記テーパー部の長さは、前記種結晶の周方向の複数個所で測定した前記テーパー部の長さの複数の測定値の平均値である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の間隔測定方法。
  5. 前記融液面から見て前記種結晶が複数の高さ位置にあるときの各々について、前記種結晶の実像及び前記融液面に映る前記種結晶の鏡像を含む複数の画像を前記カメラで撮影して、前記複数の画像上の前記実像下端点の位置及び前記鏡像点の位置をそれぞれ求め、
    前記種結晶の高さ位置の変位量と、前記種結晶の高さ位置に対応して変化する前記種結晶の前記鏡像点の位置に対する前記実像下端点の位置の変位量との関係に基づいて、前記融液面と前記種結晶の前記直胴部の下端の間隔を求める、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の間隔測定方法。
  6. 前記種結晶の高さ位置と前記実像下端点の位置との関係を示す実像回帰式及び前記種結晶の高さ位置と前記鏡像点の位置との関係を示す鏡像回帰式を用いて、前記種結晶の高さ位置の変位量と前記種結晶の前記鏡像点の位置に対する前記実像下端点の位置の変位量との関係を求める、請求項5に記載の間隔測定方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の間隔測定方法により前記融液面と前記種結晶の下端の間隔を測定する工程と、
    前記間隔の実測値と目標値との差が小さくなるように前記種結晶及び前記融液面の少なくとも一方を移動させる工程と、
    前記目標値の位置で前記種結晶を静止させて予熱する工程とを備えることを特徴とする種結晶の予熱方法。
  8. 前記種結晶及び前記融液面の少なくとも一方を移動させる工程は、前記融液面と前記種結晶の先端の間隔を5mm以下に設定する、請求項7に記載の予熱方法。
  9. 請求項7又は8に記載の予熱方法により種結晶を予熱する工程と、
    前記種結晶を前記融液に着液させる工程と、
    前記種結晶を引き上げて前記種結晶の下端に単結晶を成長させる工程とを備えることを特徴とする単結晶の製造方法。
JP2018111345A 2018-06-11 2018-06-11 融液面と種結晶の間隔測定方法、種結晶の予熱方法、及び単結晶の製造方法 Active JP6939714B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018111345A JP6939714B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 融液面と種結晶の間隔測定方法、種結晶の予熱方法、及び単結晶の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018111345A JP6939714B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 融液面と種結晶の間隔測定方法、種結晶の予熱方法、及び単結晶の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019214486A JP2019214486A (ja) 2019-12-19
JP6939714B2 true JP6939714B2 (ja) 2021-09-22

Family

ID=68918442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018111345A Active JP6939714B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 融液面と種結晶の間隔測定方法、種結晶の予熱方法、及び単結晶の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6939714B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022075061A1 (ja) * 2020-10-07 2022-04-14 株式会社Sumco 単結晶の製造方法
CN115110146A (zh) * 2022-06-30 2022-09-27 西安奕斯伟材料科技有限公司 籽晶及拉晶方法、装置
CN116219535B (zh) * 2023-05-08 2023-07-18 苏州晨晖智能设备有限公司 晶体生长方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6428372B2 (ja) * 2015-02-26 2018-11-28 株式会社Sumco 原料融液液面と種結晶下端との間隔測定方法、種結晶の予熱方法、および単結晶の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019214486A (ja) 2019-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6583142B2 (ja) シリコン単結晶の製造方法及び装置
US9816199B2 (en) Method of manufacturing single crystal
KR101028684B1 (ko) 실리콘 단결정 인상 방법
US9260796B2 (en) Method for measuring distance between lower end surface of heat insulating member and surface of raw material melt and method for controlling thereof
JP6885301B2 (ja) 単結晶の製造方法及び装置
KR101579780B1 (ko) 단결정 직경의 검출방법, 이를 이용한 단결정의 제조방법 및 단결정 제조장치
JP6939714B2 (ja) 融液面と種結晶の間隔測定方法、種結晶の予熱方法、及び単結晶の製造方法
KR101289400B1 (ko) 실리콘 단결정의 제조방법
JP6465008B2 (ja) シリコン単結晶の製造方法
JP6477356B2 (ja) 単結晶の製造方法および製造装置
JP6645406B2 (ja) 単結晶の製造方法
JP6729470B2 (ja) 単結晶の製造方法及び装置
JP4035924B2 (ja) 単結晶直径の制御方法及び結晶成長装置
WO2022075061A1 (ja) 単結晶の製造方法
JP4930488B2 (ja) 単結晶直径の検出方法、及びこれを用いた単結晶の製造方法、並びに単結晶製造装置
US20060027160A1 (en) Apparatus for manufacturing silicon single crystal, method for manufacturing silicon single crystal, and silicon single crystal
JPS61122187A (ja) 単結晶引上機
WO2023195217A1 (ja) シリコン単結晶の製造方法及び装置並びにシリコンウェーハの製造方法
WO2023033111A1 (ja) 単結晶の製造方法及び単結晶製造装置
JP7318738B2 (ja) 単結晶製造システム及び単結晶製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6939714

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250