JP6939504B2 - タイヤ用ゴム部材の熱入れ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ用ゴム部材の熱入れ装置に関する。
特開2001−150511号公報には、タイヤ用ゴム部材の熱入れ装置が開示されている。この熱入れ装置は、ロードミル、サージミル及びフィードミルを備えている。この熱入れ装置では、ロードミル、サージミル及びフィードミルのそれぞれで、ゴム部材に熱入れがされている。この熱入れがされたゴム部材は、押し出し機に投入される。押し出し機は、このゴム部材を、所定の形状に押し出し成形する。
特開2001−150511号公報
ゴム部材には、その配合によって、熱が入り易いものと入り難いものもとがある。熱が入り易いゴム部材では、過度の熱入れが生じやすい。過度の熱入れは、このゴム部材に、所謂ヤケ(部分的な加硫)を生じうる。ヤケが生じたゴム部材は、タイヤのゴム部材として使用できない。熱が入り難いゴム部材では、熱入れ不足が生じ易い。この熱入れ不足は、ゴム部材の成形性を損なう。熱入れ不足のゴム部材は、カレンダーロールに密着する等生産性を阻害する。タイヤでは、各部の機能に適した種々のゴム部材が用いられる。これらのゴム部材は、各部の機能に適した配合のゴム部材が用いられる。配合が異なるゴム部材は、それぞれ熱入れのし易さが異なる。これらのゴム部材において、熱入れに起因する不良やトラブル等を低減することは、容易でない。
本発明の目的は、タイヤ用のゴム部材を適正に熱入れできる熱入れ装置の提供にある。
本発明に係る、タイヤ用のゴム部材の熱入れ装置は、
上記ゴム部材に熱入れをする、ロードミル、サージミル及びフィードミルと、
上記ロードミルから上記サージミルへ上記ゴム部材を搬送するロード搬送部と、
上記サージミルから上記フィードミルへ上記ゴム部材を搬送するサージ搬送部と、
上記ロードミルから上記フィードミルへ上記ゴム部材を搬送するバイパス搬送部と、
上記ロードミルから排出される上記ゴム部材を上記ロード搬送部及び上記バイパス搬送部のいずれに供給するかを、切り替える切り替え装置とを備えている。
この熱入れ装置は、制御装置を更に備えている。好ましくは、上記制御装置は、上記切り替え装置を制御して、上記ロード搬送部及び上記バイパス搬送部のいずれに供給するかを切り替える機能を備えている。
好ましくは、上記バイパス搬送部の位置を搬送方向において変更する位置決め装置を、更に備えている。上記フィードミルは、上記ゴム部材を練りながら搬送する機能を備えている。上記制御装置は、上記位置決め装置を制御して、上記バイパス搬送部が上記フィードミルに上記ゴム部材を供給する、供給位置を調整する機能を備えている。
好ましくは、この熱入れ装置は、上記フィードミルにおいてゴム部材の温度を測定し温度データを上記制御装置に送信するフィードミル温度測定器を備えている。
上記制御装置は、上記フィードミル温度測定器から受信する温度データに基づいて、上記位置決め装置を制御して、上記フィードミルに上記ゴム部材を供給する供給位置を調整する機能を備えている。
好ましくは、この熱入れ装置は、上記フィードミルにおいてゴム部材の温度を測定し温度データを上記制御装置に送信するフィードミル温度測定器を備えている。
上記制御装置は、上記フィードミル温度測定器から受信する温度データに基づいて、上記ゴム部材を、上記ロード搬送部及びバイパス搬送部のいずれに供給するかの設定を決定する機能を備えている。
好ましくは、制御装置は、ゴム部材の配合特定情報を入力する入力部を更に備えている。制御装置は、上記ゴム部材の配合特定情報に基づいて、上記ロードミルから排出される上記ゴム部材を、上記ロード搬送部及びバイパス搬送部のいずれに供給するかの設定を決定する機能を備えている。
本発明に係るタイヤ用のゴム部材の製造方法は、制御装置を備える熱入れ装置を用いる。この製造方法は、上記ゴム部材を準備する準備工程と、上記ゴム部材の熱入れ経路判定工程とを備えている。
上記熱入れ経路判定工程において、上記制御装置が、
上記ゴム部材をロードミル、サージミル及びフィードミルで熱入れする一般熱入れ工程と、上記ゴム部材をロードミル及びフィードミルで熱入れするバイパス熱入れ工程とのいずれで熱入れするかを判定する。
本発明に係る熱入れ装置は、ロードミル、サージミル及びフィードミルを経る一般熱入れ工程と、ロードミル及びフィードミルを経るバイパス熱入れ工程とを切り替え可能にされている。この切り替えによって、熱が入り易いゴム部材で熱入れが過度にされたり、熱が入り難いゴム部材で熱入れが不足したりすることが抑制されている。これにより、タイヤの各部の機能に適した配合で、種々のゴム部材を適切に熱入れしうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ用のゴム部材の熱入れ装置が示された概念図である。 図2は、図1の熱入れ装置の使用状態が示された説明図である。 図3は、図1の熱入れ装置の他の使用状態が示された説明図である。 図4(a)は図3の使用状態における熱入れ装置の部分拡大説明図であり、図4(b)は更に他の使用状態における熱入れ装置の部分拡大説明図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示された製造設備2は、熱入れ装置4及び押し出し機6を備えている。図1には、製造設備2で加工されるゴム部材Rが共に示されている。このゴム部材Rは、タイヤの一部を形成する、未加硫のゴム部材を表している。
熱入れ装置4は、ロードミル8と、ロード搬送部としてのロードコンベア10と、サージミル12と、サージ搬送部としてのサージコンベア14と、フィードミル16と、フィード搬送部としてのフィードコンベア18と、バイパス搬送部としてのバイパスコンベア20と、切り替え装置兼位置決め装置としての位置調整装置22と、フィードミル温度測定器24と、制御装置26とを備えている。
ロードミル8は、ロール8a及び8bを備えている。このロール8aとロール8bとは所定の隙間を空けて配置されている。ロール8aとロール8bとは、それぞれ軸を回転軸にして回転可能に支持されている。このロードミル8は、ロール8aとロール8bとが回転することで、ゴム部材Rをロール8aとロール8bとに挟み込んで練る機能を備えている。ロードミル8は、ゴム部材Rを練ることで、熱入れする。ロードミル8は、ゴム部材Rに熱入れする機能を備えている。ロール8a及び8bのそれぞれは、内部にヒータを備えていてもよい。
このロードミル8は、ロール8aとロール8bとが回転することで、ゴム部材Rを練りながら、このゴム部材Rをロール8a及びロール8bの軸方一方側から他方側に向かって送る機能を備えている。例えば、ロール8a及びロール8bのそれぞれの外周面に螺旋溝が形成されていてもよい。螺旋溝を備えるロール8a及びロール8bが回転することで、ゴム部材Rが軸方向一方側から他方側に送られうる。また、ロール8a及びロール8bのそれぞれは、円錐台形状にされてもよい。軸方向一方側から他方側に向かって、外径が漸減することで、ゴム部材Rが軸方向一方側から他方側に送られうる。
ロードコンベア10は、ロードミル8の下工程に位置している。このロードコンベア10は、ベルトコンベアである。このロードコンベア10は、ロードミル8から排出されたゴム部材Rを、サージミル12まで搬送する機能を備えている。このロードコンベア10は例示であって、ロード搬送部はベルトコンベアに限られない。ロード搬送部は、ゴム部材Rを、ロードミル8からサージミル12まで搬送する機能を備えていればよい。
サージミル12は、ロードコンベア10の下工程に位置している。サージミル12は、ロール12a及び12bを備えている。このロール12aとロール12bとは所定の隙間を空けて配置されている。ロール12aとロール12bとは、それぞれの軸を回転軸にして回転可能に支持されている。このサージミル12は、ロール12aとロール12bとが回転することで、ゴム部材Rをロール12aとロール12bとに挟み込んで練る機能を備えている。サージミル12は、ゴム部材Rを練ることで熱入れする。サージミル12は、ゴム部材Rに熱入れする機能を備えている。ロール12a及び12bのそれぞれは、内部にヒータを備えていてもよい。
このサージミル12は、ロール12aとロール12bとが回転することで、ゴム部材Rを練りながら、このゴム部材Rをロール12a及びロール12bの軸方一方側から他方側に向かって送る機能を備えている。例えば、ロール12a及びロール12bのそれぞれの外周面に螺旋溝が形成されていてもよい。また、ロール12a及びロール12bのそれぞれは、円錐台形状にされてもよい。
サージコンベア14は、サージミル12の下工程に位置している。このサージコンベア14は、ベルトコンベアである。このサージコンベア14は、サージミル12から排出されたゴム部材Rを、フィードミル16まで搬送する機能を備えている。このサージコンベア14は例示であって、サージ搬送部はベルトコンベアに限られない。サージ搬送部は、ゴム部材Rを、サージミル12からフィードミル16まで搬送する機能を備えていればよい。
フィードミル16は、サージコンベア14の下工程に位置している。フィードミル16はロール16a及び16bを備えている。このロール16aとロール16bとは所定の隙間を空けて配置されている。ロール16aとロール16bとは、それぞれの軸を回転軸にして回転可能に支持されている。このフィードミル16は、ロール16aとロール16bとが回転することで、ゴム部材Rをロール16aとロール16bとに挟み込んで練る機能を備えている。フィードミル16は、ゴム部材Rを練ることで熱入れする。フィードミル16は、ゴム部材Rに熱入れする機能を備えている。ロール16a及び16bのそれぞれは、内部にヒータを備えていてもよい。
このフィードミル16は、ロール16aとロール16bとが回転することで、ゴム部材Rを練りながら、このゴム部材Rをロール16a及びロール16bの軸方一方側から他方側に向かって送る機能を備えている。例えば、ロール16a及びロール16bのそれぞれの外周面に螺旋溝が形成されていてもよい。また、ロール16a及びロール16bのそれぞれは、円錐台形状にされてもよい。
フィードコンベア18は、フィードミル16の下工程に位置している。このフィードコンベア18は、ベルトコンベアである。このフィードコンベア18は、フィードミル16から排出されたゴム部材Rを、押し出し機6まで搬送する機能を備えている。このフィードコンベア18は例示であって、フィード搬送部はベルトコンベアに限られない。フィード搬送部は、ゴム部材Rを、フィードミル16から押し出し機6まで搬送する機能を備えていればよい。
バイパスコンベア20は、ロードミル8の下工程に位置している。このバイパスコンベア20は、ベルトコンベアである。このバイパスコンベア20は、ロードミル8から排出されるゴム部材Rを、フィードミル16まで搬送する機能を備えている。このバイパスコンベア20は例示であって、バイパス搬送部はベルトコンベアに限られない。バイパス搬送部は、ゴム部材Rを、ロードミル8からフィードミル16まで搬送する機能を備えていればよい。
位置調整装置22は、例えばシリンダー22a及びロット22bを備えている。シリンダー22aによって、ロット22bが軸方向に移動可能にされている。このロット22bはバイパスコンベア20に連結されている。位置調整装置22は、使用位置と待機位置とに、バイパスコンベア20の位置を切り替える機能を備えている。切り替え装置としての位置調整装置22は、バイパスコンベア20を使用位置と待機位置とに切り替え可能であればよく、シリンダー22a及びロット22bに限られない。例えば、この位置調整装置22として、サーボモータ及びボールネジが用いられてもよい。
更に、この位置調整装置22は、バイパスコンベア20の排出口である先端の位置を調整する機能を備えている。この位置調整装置22は、この先端の位置を調整して、フィードミル16に対してゴム部材Rを供給する供給位置を調整する機能を備えている。この位置調整装置22は、フィードミル16に対してバイパスコンベア20の排出口の位置決め装置として機能している。この位置決め装置としての位置調整装置22は、ゴム部材Rの供給位置を調整可能であればよく、シリンダー22a及びロット22bに限られない。例えば、この位置調整装置22として、サーボモータ及びボールネジが用いられてもよい。この位置調整装置22は、切り替え装置と位置決め装置とを兼ねていたが、それぞれが、別個に設けられてもよい。
フィードミル温度測定器24は、非接触式の温度計と、温度データを制御装置26に送信する送信部とを備えている。この温度計は、フィードミル16において、ゴム部材Rの温度を測定する機能を備えている。この温度計は、フィードミル16の軸方向一端と他端との中点位置で、ゴム部材Rの温度を測定するように、配置されている。この温度計は、ゴム部材Rの温度を測定できればよく、接触式のものであってもよい。
制御装置26は、フィードミル温度測定器24から温度データを受信する機能を備えている。制御装置26は、ゴム部材Rの配合特定情報を入力する入力部を備えている。制御装置26は、ゴム部材Rを、ロードコンベア10及びバイパスコンベア20のいずれに搬送させるかの設定を記憶する機能を備えている。制御装置26は、この設定に基づいて、ゴム部材Rをロードコンベア10及びバイパスコンベア20のいずれに搬送させるかを判定する機能を備えている。制御装置26は、位置調整装置22を制御する機能を備えている。更に、制御装置26は、温度データ及び配合特定情報の両者又はいずれか一方に基づいて、ゴム部材Rを、ロードコンベア10及びバイパスコンベア20のいずれに搬送させるかの設定を決定する機能と、この決定後の設定を記憶する機能とを備えている。
押し出し機6は、投入口6aと突出口6bとを備えている。押し出し機6は、更に、図示されないスクリューを備えている。押し出し機6は、投入口6aから投入されたゴム部材Rを、スクリューで練りながら突出口6bに向かって送り、吐出口から押し出す機能を備えている。押し出し機6は、ゴム部材Rを所定の断面形状の帯体Bに圧延成形する機能を備えている。
図2には、この熱入れ装置4の使用状態が示されている。図2では、位置調整装置22がバイパスコンベア20を待機位置に位置させている。図2には、熱入れ装置4と共に、押し出し機6とシート状のゴム部材Rが示されている。シート状のゴム部材Rは、図示されないバンバリーミキサーによって、原料ゴム、配合剤等が所定の配合で混練されて、製造される。
図2の矢印は、ゴム部材Rの流れを表している。この熱入れ装置4のロードミル8の投入口に、シート状のゴム部材Rが投入される。ロードミル8は、このゴム部材Rを練りながら、投入口から排出口に送る。ロードミル8は、排出口からゴム部材Rをロードコンベア10に排出する。ロードコンベア10は、ゴム部材Rを、サージミル12まで搬送する。ロードコンベア10は、ゴム部材Rをサージミル12の投入口に投入する。
サージミル12は、このゴム部材Rを練りながら、投入口から排出口に送る。サージミル12は、排出口からゴム部材Rをサージコンベア14に排出する。サージコンベア14は、ゴム部材Rを、フィードミル16まで搬送する。サージコンベア14は、ゴム部材Rをフィードミル16の投入口に投入する。
フィードミル16は、このゴム部材Rを練りながら、投入口から排出口に送る。フィードミル16は、排出口からゴム部材Rをフィードコンベア18に排出する。フィードコンベア18は、ゴム部材Rを、押し出し機6まで搬送する。フィードコンベア18は、ゴム部材Rを押し出し機6の投入口6aに投入する。
図3には、この熱入れ装置4の他の使用状態が示されている。図3では、位置調整装置22がバイパスコンベア20を使用位置に位置させている。図3にも、図2と同様に、押し出し機6とゴム部材Rとが示されている。
図3の矢印は、ゴム部材Rの流れを表している。この熱入れ装置4のロードミル8の投入口に、シート状のゴム部材Rが投入される。ロードミル8は、このゴム部材Rを練りながら、投入口から排出口に送る。ロードミル8は、排出口からゴム部材Rをバイパスコンベア20に排出する。バイパスコンベア20は、ゴム部材Rを、フィードミル16まで搬送する。バイパスコンベア20は、ゴム部材Rをフィードミル16の投入口に投入する。
フィードミル16は、このゴム部材Rを練りながら、投入口から排出口に送る。フィードミル16は、排出口からゴム部材Rをフィードコンベア18に排出する。フィードコンベア18は、ゴム部材Rを、押し出し機6まで搬送する。フィードコンベア18は、ゴム部材Rを押し出し機6の投入口6aに投入する。
図4(a)には、バイパスコンベア20とフィードミル16とが示されている。図4(a)の矢印Xは、フィードミル16がゴム部材Rを搬送する向きを表している。図示されないが、フィードミル16の投入口は、フィードミル16の搬送方向に大きな幅で開口している。この投入口を備えることで、フィードミル16は、搬送方向において、ゴム部材Rの供給位置を変更可能にされている。
図4(a)では、位置調整装置22は、バイパスコンベア20の先端を、投入口の搬送方向後端側に位置させている。位置調整装置22は、フィードミル16に対して、バイパスコンベア20の位置決めをしている。バイパスコンベア20は、ゴム部材Rをフィードミル16の搬送方向後端側の供給位置に投入している。フィードミル16は、ゴム部材Rを、この供給位置から練りながら排出口に向かって搬送する。
図4(b)では、位置調整装置22は、バイパスコンベア20の先端を、図4(a)のよりも、投入口の搬送方向前方側に位置させている。バイパスコンベア20は、ゴム部材Rを、図4(a)の供給位置よりも、搬送方向前方側の供給位置に投入している。フィードミル16は、ゴム部材Rを、この供給位置から練りながら排出口に向かって搬送する。
図2から図4を参照しつつ、ゴム部材Rから成形される帯体Bの製造方法が説明される。この製造方法は、帯状のゴム部材Rの準備工程と、ゴム部材Rの熱入れ経路を判定する経路判定工程と、熱入れ工程と、押し出し工程と、ゴム部材Rの熱入れ経路を設定する経路設定工程とを備えている。
準備工程では、帯状のゴム部材Rが準備される。この制御装置26は、配合情報が特定される複数の品種を予め記憶していている。作業者は、これらの複数の品種から、ゴム部材Rの品種を選択して、制御装置26に入力する。制御装置26は、ゴム部材Rを、ロードミル8、サージミル12及びフィードミル16で熱入れする一般熱入れ工程と、ロードミル8及びフィードミル16で熱入れするバイパス熱入れ工程とのいずれの工程で熱入れするかの設定を予め記憶している。このバイパス熱入れ工程では、サージミル12を経ないで熱入れがされる。
経路判定工程では、制御装置26が、この一般熱入れ工程とバイパス熱入れ工程とのいずれの工程で熱入れするかを判定する。まず、制御装置26が、設定に基づいて、ゴム部材Rを一般熱入れ工程で熱入れすると判定した場合について説明する。
図2には、制御装置26が、ゴム部材Rを一般熱入れ工程で熱入れすると判定した場合が示されている。制御装置26は、位置決め調整装置22を制御して、バイパスコンベア20を待機位置に位置させている。帯状のゴム部材Rは、ロードミル8に投入される、ロードミル8で練られて熱入れされたゴム部材Rは、サージミル12に送られる。サージミル12で練られて熱入れされたゴム部材Rは、フィードミル16に送られる。このゴム部材Rは、フィードミル16で練られて熱入れされる。ゴム部材Rは、練られながら押し出し機6の投入口6aに向かって送られる。ゴム部材Rは、押し出し機6の投入口6aに投入される。
この熱入れ工程では、フィードミル温度測定器24は、フィードミル16で練られるゴム部材Rの温度を測定する。フィードミル温度測定器24は、測定して温度データを制御装置26に送信する。制御装置26は、この温度データを受信する。
押し出し工程では、押し出し機6は、投入口6aから投入されたゴム部材Rを、スクリューで練りながら突出口6bに向かって送る。押し出し機6は、突出口6bの口金によって、ゴム部材Rを所定の断面形状の帯体Bとして押し出す。この帯体Bは、タイヤの各部を形成する部材の断面形状に成形される。例えば、トレッドを形成するトレッド部材や、サイドウォールを形成するサイドウォール部材等の断面形状に成形される。この帯体Bは、所定長さで切断されて、トレッド部材やサイドウォール部材等として用いられる。
経路設定工程では、制御装置26がゴム部材Rの熱入れ経路を再設定する。制御装置26は、それぞれの品種毎の閾値Tを記憶している。制御装置26は、フィードミル温度測定器24から受信したゴム部材Rの温度データとゴム部材Rの閾値Tとを比較する。この温度データがこの閾値T未満であれば、制御装置26は、このゴム部材Rの熱入れの設定は、一般熱入れ工程のままにする。この温度データがこの閾値T以上であれば、制御装置26は、ゴム部材Rの熱入れを一般熱入れ工程からバイパス熱入れ工程に設定し直す。この場合、この熱入れ工程が設定し直された以降では、前述の経路判定工程において、制御装置26は、ゴム部材Rをバイパス熱入れ工程で熱入れすると判定する。
次に、経路判定工程で、制御装置26が、ゴム部材Rをバイパス熱入れ工程で熱入れすることを決定した場合について説明する。図3には、制御装置26が、ゴム部材Rをバイパス熱入れ工程で熱入れすることと判定した場合が示されている。制御装置26は、位置決め調整装置22を制御して、バイパスコンベア20を使用位置に位置させている。帯状のゴム部材Rは、ロードミル8に投入される。ロードミル8で練られて熱入れされたゴム部材Rは、バイパスコンベア20によって、フィードミル16に送られる。このゴム部材Rは、フィードミル16で練られて熱入れされる。フィードミル温度測定器24は、フィードミル16で練られるゴム部材Rの温度を測定する。フィードミル温度測定器24は、測定して温度データを制御装置26に送信する。ゴム部材Rは、練られながら押し出し機6の投入口6aに向かって送られる。ゴム部材Rは、押し出し機6の投入口6aに投入される。
このバイパス熱入れ工程で熱入れされた後の押し出し工程は、一般熱入れ工程で熱入れされた後の押し出し工程と同様であり、ここでは、その説明を省略する。
経路設定工程では、制御装置26は、フィードミル温度測定器24から受信したゴム部材Rの温度データとゴム部材Rの閾値Tとを比較する。この温度データがこの閾値T以上であれば、制御装置26は、ゴム部材Rの熱入れの設定をバイパス熱入れ工程のままにする。この温度データがこの閾値T未満であれば、制御装置26は、このゴム部材Rの熱入れの設定を、バイパス工程から一般熱入れ工程に設定し直す。この場合、この熱入れ工程が設定し直された以降では、前述の経路判定工程において、制御装置26は、ゴム部材Rを一般熱入れ工程で熱入れすると判定する。
経路設定工程では、制御装置26がゴム部材Rをフィードミル16に供給する供給位置を再設定する。制御装置26は、ゴム部材Rの温度データとゴム部材Rの供給位置との関係を記憶している。この温度データと供給位置との関係から、制御装置26はゴム部材Rをフィードミル16へ供給する位置を決定している。この決定によって供給位置が変更された場合、この変更以降では、制御装置26は、位置調整装置22を制御して、バイパスコンベア20の先端位置を変更後の位置にする。
図4(a)に示される様に、制御装置26は、ゴム部材Rをフィードミル16に供給する供給位置を予め設定している。フィードミル温度測定器24の温度データが高い場合には、図4(b)に示される様に、制御装置26はゴム部材Rをフィードミル16への供給位置を再設定する。この制御装置26は、温度データと供給位置との関係から、ゴム部材Rをフィードミル16へ供給する位置を再設定する。
この熱入れ装置4は、ゴム部材Rを、ロードコンベア10及びバイパスコンベア20のいずれに供給するかを切り替える切り替え装置としての位置調整装置22を備えている。これにより、ゴム部材Rの種類毎に適切な熱入れをしうる。この熱入れ装置4は、ゴム部材Rに所謂ヤケが生じること抑制しうる。この熱入れ装置4は、VIS値低下(粘性低下)によるカレンダー密着トラブル等の不具合が生じることを抑制しうる。
この熱入れ装置4では、制御装置26が、位置調整装置22を制御して、ロードコンベア10及びバイパスコンベア20のいずれに供給するかを切り替える機能を備えている。これにより、この熱入れ装置4は、自動で、ゴム部材Rの種類毎に適切な熱入れをしうる。
この制御装置26は、位置調整装置22を制御して、バイパスコンベア20の位置を搬送方向において変更しうる。制御装置26は、位置調整装置22を制御して、バイパスコンベア20がフィードミル16にゴム部材Rを供給する、供給位置を調整する機能を備えている。このフィードミル16は、ゴム部材Rを練りながら搬送する機能を備えている。これにより、制御装置26は、フィードミル16の搬送距離を調整しうる。制御装置26は、フィードミル16の熱入れ時間を調整しうる。この熱入れ装置4は、フィードミル16の熱入れ時間を調整することで、ゴム部材Rの種類毎に更に細かく適切な熱入れをしうる。
この制御装置26は、フィードミル温度測定器24から温度データを受信する。制御装置26は、この温度データに基づいて、位置調整装置22を制御して、フィードミル16にゴム部材Rを供給する供給位置を調整する機能を備えている。これにより、押し出し機6へ投入されるゴム部材Rの温度が調整されている。この熱入れ装置4は、ゴム部材Rの種類毎に更に適切な熱入れをしうる。
この制御装置26は、フィードミル温度測定器24の温度データに基づいて、ゴム部材Rを、ロードコンベア10及びバイパスコンベア20のいずれに供給するかの設定を決定する機能を備えている。経路判定工程において、制御装置26は、この設定に基づいて、ロードコンベア10及びバイパスコンベア20のいずれに供給するか判定している。この判定には、ゴム部材Rの温度データが考慮されている。この熱入れ装置4は、ゴム部材Rに更に適切な熱入れをしうる。
この制御装置26は、ゴム部材Rの配合特定情報を入力する入力部を備えている。制御装置26は、ゴム部材Rの配合特定情報に基づいて、ゴム部材Rを、ロードコンベア10及びバイパスコンベア20のいずれに供給するかの設定を決定する機能を備えている。ゴム部材Rの配合に基づいて、熱入れ工程を設定することで、ゴム部材Rの種類毎に更に適切な熱入れをしうる。フィード温度測定器24の温度データとこのゴム部材Rの配合特定情報を組み合わせることで、更に、適切な熱入れをしうる。
この準備工程では、ゴム部材Rの配合特定情報として、品種が制御装置26に入力されたが、これに限られない。この制御装置26に、配合情報が直接に入力されてもよい。ゴム部材Rは、カーボンの配合率によって、熱入れのし易さが異なる。従って、例えば、配合情報としてゴム部材Rのカーボンの配合率が入力されてもよい。
ここでは、フィードミル16は、ロール16a及び16bを備えたが、これに限られない。フィードミル16は、ゴム部材Rを練りながら熱入れしうる機能を備えていればよい。フィードミル16は、例えば、スクリューを備えており、このスクリューでゴム部材Rを練りながら熱入れをしてもよい。ロードミル8及びサージミル12も、フィードミル16と同様に、スクリューでゴム部材Rを練りながら熱入れをしてもよい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
配合Aのゴム部材が準備された。このゴム部材のカーボンの配合率は、29.5%であった。このゴム部材の閾値Tは、85℃に設定された。図1の熱入れ装置を用いて、このゴム部材に熱入れがされた。
[比較例1]
実施例1と同じゴム部材が準備された。熱入れが、ロードミル、サージミル及びフィードミルを用いて常に一定にされた他は、実施例1と同様にして、ゴム部材に熱入れがされた。
[実施例2]
配合Bのゴム部材が準備された。このゴム部材のカーボンの配合率は、32.2%であった。このゴム部材の閾値Tは90℃に設定された。その他は実施例1と同様にして、ゴム部材に熱入れがされた。
[比較例2]
実施例2と同じゴム部材が準備された。熱入れが、ロードミル、サージミル及びフィードミルを用いて常に一定にされた他は、実施例2と同様にして、ゴム部材に熱入れがされた。
[不具合評価]
熱入れされたゴム部材について、ヤケの発生や密着トラブル等の不具合の有無が評価された。それぞれ一日の生産において、不具合の発生回数が集計された。その集計結果が下記の表1に示されている。
Figure 0006939504
表1に示されるように、実施例の製造方法では、比較例の製造方法に比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された方法は、タイヤ用ゴム部材の製造に広く適用されうる。
2・・・製造設備
4・・・熱入れ装置
6・・・押し出し機
8・・・ロードミル
10・・・ロードコンベア
12・・・サージミル
14・・・サージコンベア
16・・・フィードミル
18・・・フィードコンベア
20・・・バイパスコンベア
22・・・位置調整装置
24・・・フィードミル温度測定器
26・・・制御装置

Claims (7)

  1. ゴム部材に熱入れをする、ロードミル、サージミル及びフィードミルと、
    上記ロードミルから上記サージミルへ上記ゴム部材を搬送するロード搬送部と、
    上記サージミルから上記フィードミルへ上記ゴム部材を搬送するサージ搬送部と、
    上記ロードミルから上記フィードミルへ上記ゴム部材を搬送するバイパス搬送部と、
    上記ロードミルから排出される上記ゴム部材を、上記ロード搬送部及び上記バイパス搬送部のいずれに供給するかを切り替える切り替え装置と
    を備え、
    上記切り替え装置が上記バイパス搬送部を使用位置と待機位置とに切り替えて、上記バイパス搬送部が上記使用位置にあるときに上記バイパス搬送部が上記ゴム部材を上記ロードミルから上記フィードミルへ搬送し、上記バイパス搬送部が上記待機位置にあるときに上記ロード搬送部が上記ゴム部材を上記ロードミルから上記サージミルへ搬送する、タイヤ用ゴム部材の熱入れ装置。
  2. 制御装置を更に備えており、
    上記制御装置が、上記切り替え装置を制御して、上記ロード搬送部及び上記バイパス搬送部のいずれに供給するかを切り替える機能を備えている請求項1に記載の熱入れ装置。
  3. 上記バイパス搬送部の位置を搬送方向において変更する位置決め装置を、更に備えており、
    上記フィードミルが上記ゴム部材を練りながら搬送する機能を備えており、
    上記制御装置が、上記位置決め装置を制御して、上記バイパス搬送部が上記フィードミルに上記ゴム部材を供給する、供給位置を調整する機能を備えている請求項2に記載の熱入れ装置。
  4. 上記フィードミルにおいてゴム部材の温度を測定し温度データを上記制御装置に送信するフィードミル温度測定器を備えており、
    上記制御装置が、
    上記フィードミル温度測定器から受信する温度データに基づいて、上記位置決め装置を制御して、上記フィードミルに上記ゴム部材を供給する供給位置を調整する機能を備えている、請求項3に記載の熱入れ装置。
  5. 上記フィードミルにおいてゴム部材の温度を測定し温度データを上記制御装置に送信するフィードミル温度測定器を備えており、
    上記制御装置が、
    上記フィードミル温度測定器から受信する温度データに基づいて、上記ゴム部材を、上記ロード搬送部及び上記バイパス搬送部のいずれに供給するかの設定を決定する機能を備えている請求項2から4のいずれかに記載の熱入れ装置。
  6. 制御装置がゴム部材の配合特定情報を入力する入力部を更に備えており、
    制御装置が上記ゴム部材の配合特定情報に基づいて、上記ロードミルから排出される上記ゴム部材を、上記ロード搬送部及びバイパス搬送部のいずれに供給するかの設定を決定する機能を備えている請求項2から5のいずれかに記載の熱入れ装置。
  7. 制御装置を備える熱入れ装置を用いた、タイヤ用のゴム部材の製造方法であって、
    上記ゴム部材を準備する準備工程と、上記ゴム部材の熱入れ経路判定工程とを備えており、
    上記熱入れ経路判定工程において、
    上記制御装置が、
    上記ゴム部材をロードミル、サージミル及びフィードミルで熱入れする一般熱入れ工程と、上記ゴム部材をロードミル及びフィードミルで熱入れするバイパス熱入れ工程とのいずれで熱入れするかを判定しており、
    上記熱入れ装置が、更に
    上記ロードミルから上記サージミルへ上記ゴム部材を搬送するロード搬送部と、
    上記サージミルから上記フィードミルへ上記ゴム部材を搬送するサージ搬送部と、
    上記ロードミルから上記フィードミルへ上記ゴム部材を搬送するバイパス搬送部と、
    上記ロードミルから排出される上記ゴム部材を、上記ロード搬送部及び上記バイパス搬送部のいずれに供給するかを切り替える切り替え装置とを備え、
    上記切り替え装置が上記バイパス搬送部を使用位置と待機位置とに切り替えて、
    上記一般熱入れ工程では、上記バイパス搬送部が上記待機位置に位置し、上記ロード搬送部が上記ゴム部材を上記ロードミルから上記サージミルへ搬送し、
    上記バイパス熱入れ工程では、上記バイパス搬送部が上記使用位置に位置し、上記バイパス搬送部が上記ゴム部材を上記ロードミルから上記フィードミルへ搬送する、ゴム部材の製造方法。
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