JP6938330B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

一実施形態は、定着装置および画像形成装置に関する。
トナーには定着温度域が存在するので、トナー像を定着させるためには、温度センサにより、ヒータにより加熱される定着ベルト表面の温度を監視して、定着ベルトの温度を目標温度に合わせる必要がある(例えば特許文献1参照)。
また、セラミック基板上で複数の発熱体を基板長手方向に配置したヒータが知られており(例えば特許文献2参照)、このヒータを使った定着装置においては、複数個の発熱体が基板長手方向にグループ化されて、それぞれ複数個の発熱体からなる複数の発熱体群ごとに加熱駆動される。
特開2010−19906号公報 特開2015−219417号公報
発熱体群を駆動する場合、ベルトおよび定着ヒータ表面上の温度は均等とされなければならない。一方、温度センサなどの部材により熱が奪われるので、ヒータ表面および定着ベルト表面の温度にむらが生じる。表面の温度にむらが生じた定着ベルトを用いてトナー像を用紙などの記録媒体に定着させると、定着後の画質が低下してしまう。
上記に記載された課題を解決するために、一実施形態によれば、トナーが転写された記録媒体に当接する面と、抵抗発熱体を含み、長手方向が前記記録媒体の搬送方向に直交するように配設されたヒータと当接する他の面とを有する無端状のベルトと、前記ベルトおよび前記ヒータまたはこれらのいずれかと当接し、前記ベルトおよび前記ヒータまたはこれらのいずれかから熱を奪う1つ以上の部材と、を備え、前記抵抗発熱体は、前記長手方向に並ぶ複数の抵抗体に分割されており、前記1つ以上の部材と対応する部分の前記抵抗体の前記長手方向に沿う幅は、前記1つ以上の部材と対応する部分以外の前記抵抗体の前記長手方向に沿う幅より広く、前記ベルトおよび前記ヒータまたはこれらのいずれかと当接する前記1つ以上の部材と対応する部分の抵抗値は、前記1つ以上の部材と対応する部分以外の抵抗値よりも低く、前記記録媒体の搬送方向に電流が供給されて発熱する定着装置が提供される。
第1の実施形態にかかる画像形成装置の構成を示す図である。 図1に示されたブラック用の画像形成部の構成を示す図である。 図1に示された定着装置の構成を示す図である。 図3に示された第1のヒータのX−Y断面図である。 図4に示されたヒータのY−Z平面図である。 図1に示された制御装置の構成を示す図である。 図3に示された定着装置において、第1のヒータに置換される第2のヒータのY−Z平面図である。 図3に示された定着装置において、第1のヒータに置換される第3のヒータのY−Z平面図である。 図3に示された定着装置において、第1のヒータに置換される第4のヒータのX−Y断面図である。 図9に示されたヒータのY−Z平面図である。 図9,図10に示されたヒータの図10に示された直線A〜−Aを含むY−Z断面図である。
[第1の実施形態]
以下、第1の実施形態にかかる画像形成装置を、図面を参照して説明する。なお、各図において同一箇所については同一の符号が付され、重複した説明は省略される。また、各図において、各構成要素のサイズは実施の際とは異なることがあり、また、各構成要素のサイズの比率は必ずしも一定ではない。また、以下の各図においては、図面の複雑化を回避して明確化するために、構成要素の一部が適宜、省略されることがある。
[MFP10]
図1は、第1の実施形態にかかる画像形成装置の構成を示す図である。図1において、画像形成装置は、複合機(MFP(Multi-Function Peripherals))、プリンタ、複写機などであり、以下の説明においてはMFP10が具体例とされる。MFP10の本体11は、上部に操作パネル14を備え、操作パネル14は、各種のキーとタッチパネル式の表示部を備える。
[プリンタ部17]
MFP10の本体11は、上部に制御装置36および中央部にプリンタ部17を備え、下部に、それぞれ複数の種類のサイズの用紙Pのいずれかを収容する複数の給紙カセット18を備える。プリンタ部17は、タンデム方式によるカラーレーザプリンタであって、感光体ドラムと、露光装置としてLEDを含む走査ヘッド19を有する。プリンタ部17は、スキャナにより読み取られた画像データ、パーソナルコンピュータで作成された画像データなどを処理し、走査ヘッド19からの光線によって感光体ドラムを走査して、画像データの処理により得られた画像を用紙Pに形成する。
プリンタ部17は、中間転写ベルト21の下側に、上流から下流側に沿って並列に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色の画像形成部20Y,20M,20C,20Kを備える。また、プリンタ部17は、画像形成部20Y,20M,20C,20Kに対応した複数の走査ヘッド19を含む。なお、画像形成部20Y,20M,20C,20Kは同じ構成をとる。
図2は、図1に示されたブラック用の画像形成部20Kの構成を示す図である。画像形成部20Kは、像担持体の感光体ドラム22Kを有する。画像形成部20Kは、感光体ドラム22Kの周囲に、回転方向tに沿って帯電器23K、現像器24K、一次転写ローラ25K、クリーナ26Kおよびブレード27Kを備える。感光体ドラム22Kの露光位置には、走査ヘッド19Kから光が照射され、静電潜像が形成される。
画像形成部20Kの帯電器23Kは、感光体ドラム22Kの表面を一様に帯電する。現像器24Kは、現像バイアスが印加される現像ローラ24aによりブラックのトナーおよびキャリアを含む二成分現像剤を感光体ドラム22Kに供給し、静電潜像を現像する。クリーナ26Kは、ブレード27Kを用いて感光体ドラム22K表面の残留トナーを除去する。
また、図1に示されるように、中間転写ベルト21は、駆動ローラ31および従動ローラ32に張架されて循環的に移動する。また、中間転写ベルト21は、感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kに対向して接触する。中間転写ベルト21の感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kに対向する位置には、一次転写ローラ25Y,25M,25C,25Kにより一次転写電圧が印加され、感光体ドラム22Y,22M,22C,22K上のトナー像が中間転写ベルト21に一次転写される。ただし、図1においては、符号25Y,25M,25Cは示されず、感光体ドラム22K上の一時転写ローラにのみ符号25Kが付される。
中間転写ベルト21を張架する駆動ローラ31に対向して、二次転写ローラ33が配置される。駆動ローラ31と二次転写ローラ33の間を用紙Pが通過する間に、二次転写ローラ33により二次転写電圧が用紙Pに印加され、中間転写ベルト21上のトナー像が用紙Pに二次転写される。また、二次転写ローラ33の下流には定着装置4が設けられる。
[定着装置4]
図3は、図1に示された定着装置4の構成を示す図である。図3に示されるように、定着装置4は、S方向に周回駆動される加熱装置400と、加熱装置400の周回に従って回転する加圧ローラ440とを備える。加圧ローラ440は、PFA(四フッ化エチレン(C))とパーフルオロアルコキシエチレンとの共重合体)を素材とする保護層442、厚さ5mm程度のシリコンスポンジ層444と、φ10mm程度の鉄心446とを備える。
加熱装置400の無端状の定着ベルト402を備え、定着ベルト402は、表面404と裏面406とを有する。定着ベルト402は、厚さ70μmのポリイミド(PI)、厚さ70μm程度のNi、厚さ70μmのSUS(ステンレス鋼)などの基層の上に、厚さ200μm程度の断熱性のシリコーンゴム層が形成された多層構造をとる。また、加熱装置400は、定着ベルト402とともに加圧ローラ440側に押圧され、用紙Pを加熱する定着ニップ部を形成する第1のヒータ5をさらに備える。なお、このような構成により、定着装置4における定着ニップ部の熱応答性は、ハロゲンランプにより加熱される定着ニップ部よりも高い。
図4は、図3に示された第1のヒータ5のX−Y断面図である。図5は、図4に示されたヒータのY−Z平面図である。図3〜図5に示されるように、加熱装置400は、ヒータ5の定着ベルト402に接する面とは反対側の面(裏面)に、間隔をおいて当接する温度センサ410〜418をさらに備える。また、図3,図5に示されるように、加熱装置400は、定着ベルト402の表面404に当接する温度センサ420〜428と、裏面406に当接する温度センサ430〜438とをさらに備える。
なお、温度センサ410〜418,420〜428,430〜438は、ヒータ5または定着ベルト402に当接するので、当接部分からヒータ5または定着ベルト402の熱を奪う。従って、ヒータ5および定着ベルト402において、温度センサ410〜418,420〜428,430〜438と当接する部分の温度は、これら以外の部分の温度よりも低くなる。
なお、図5に示されるように、温度センサ410〜418,420〜428,430〜438は、セラミック基板516において、互いに直行するX軸、Y軸およびZ軸の内、Z軸方向に並べられる。従って、図3においては、これらの温度センサのそれぞれが重ねられて示され、図4においては、温度センサ410〜418が重ねられて示される。
[ヒータ5]
図4に示されるように、ヒータ5は、セラミック基板516上に形成された電極群50と、第1の抵抗発熱層52と、電極群50および抵抗発熱層52を覆う表面保護層512と、これらの構成要素を保持する耐熱樹脂製のホルダ518とを備える。抵抗発熱層52は、セラミック基板516の定着ベルト402側に、厚さ10μm程度の銀を素材として、スクリーン(厚膜)印刷工程と同様な製法(印刷と乾燥と焼成とを、この順番で数回、繰り返す)により形成され、Y軸方向に流れる交流電流の供給を受けて発熱する。
表面保護層512は、Siを素材とし、ヒータ5において定着ベルト402の裏面406と当接ずる部分に形成され、電極群50および抵抗発熱層52などを保護する。電極群50は、セラミック基板516上の定着ベルト402側に形成され、電極群50と交流電流源(不図示)とを接続する。なお、実際のMFP10におけるヒータ5の長手方向(Z軸方向)の長さは360mm程度であり、短手方向(Y軸方向)の長さは10mm程度である。
図4,図5に示されるように、電極群50は、6個の銀電極500,502,504,506,508,510を備える。抵抗発熱層52は、5個の抵抗体520,522,524,526,528を備える。なお、抵抗体520,522,524,526,528は、同じ素材により、X軸方向に同じ厚さに形成される。電極群50の共通側の銀電極500は、交流電流源の一方の端子と、抵抗体520,522,524,526,528との間に共通に接続される。
電極群50の個別側の銀電極502,504,506,508,510それぞれは、交流電流源の他方の端子と、抵抗体520,522,524,526,528それぞれとの間に接続される。なお、用紙Pにトナーを定着させるために必要十分な数の電極に電流を流すために、交流電流源の他方の端子と、銀電極502,504,506,508,510の内の1つ以上との間は、適宜、選択的に接続または切断される。
なお、図3〜図5に示されたように、温度センサ410,412,414,416,418それぞれは、定着装置4の裏面側において、セラミック基板516およびホルダ518を介して抵抗体520,522,524,526,528それぞれと当接し、これらの熱を奪う。同様に、温度センサ420,422,424,426,428,430,432,434,436,438それぞれは、これらが定着ベルト402と当接する部分において、定着ベルト402の熱を奪う。従って、何らかの対策なしには、定着ベルト402の表面404には、温度センサ420,422,424,426,428,430,432,434,436,438の定着装置4および定着ベルト402への当接に起因して、温度むらが生じてしまう。
このような定着ベルト402の表面404に生じうる温度むらの対策として、図5に示されるように、抵抗体520,522,524,526,528それぞれにおいて、温度センサ410,412,414,416,418,420,422,424,426,428,430,432,434,436,438それぞれに対応する部分には、これらのセンサに起因して生じる温度むらを補償する分のサイズの切り欠きが設けられる。このように抵抗体520,522,524,526,528それぞれに切り欠きを設けて抵抗値を部分的に下げ、切り欠き部分の発熱を他の部分よりも多くすることにより、定着ベルト402の表面404に発生する温度むらが防がれ、温度分布が均等にされ得る。なお、抵抗体520,522,524,526,528の切り欠き部分以外のY軸方向の長さは6mmであり、切り欠き部分のY軸方向の長さは0.5mmである。
なお、図5に示されるように、電極群50の銀電極502,504,506,508,510それぞれにおいて、抵抗体520,522,524,526,528それぞれの切り欠きに対応する部分には凸部が設けられる。抵抗体520,522,524,526,528それぞれの切り欠き部分それぞれと、銀電極502,504,506,508,510の凸部それぞれとは確実に接続される。
[制御装置36]
図6は、図1に示された制御装置36の構成を示す図である。図6に示されるように、制御装置36は、CPUおよびその周辺回路を含むCPU360と、ROM、RAM、フラッシュメモリなどを含むメモリ362と、操作パネル14が接続される操作パネルインターフェース(IF)364とを備える。
また、制御装置36は、図1に示された給紙カセット18と本体11の排紙トレイとの間の構成要素を制御して、給紙および用紙の搬送を行わせる給紙・搬送制御回路368をさらに備える。また、制御装置36は、プリンタ部17を制御する画像形成制御回路370と、定着装置4の動作を制御する定着制御回路372をさらに備える。なお、制御装置36の各構成要素は、バス374を介して相互に接続される。制御装置36は、これらの構成要素により、操作パネルに対するユーザの操作などに従って、MFP10の各構成要素の動作を制御し、MFP10による用紙Pへの画像形成を実現する。
[第2の実施形態]
以下、第2の実施形態を説明する。図7は、図3に示された定着装置4において、第1のヒータ5に置換される第2のヒータ6のY−Z平面図である。図7に示されるように、ヒータ6においては、第1の抵抗発熱層52は第2の抵抗発熱層54により置換される。
抵抗発熱層54は、第1〜第5の抵抗体群56,58,60,62,64を備える。なお、第1〜第5の抵抗体群56,58,60,62,64に含まれる抵抗体は、同じ素材により、同じX軸方向への厚さ、および、同じZ軸方向への幅に形成される。第1の抵抗体群56は、図4,図5に示された抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体560,562,564,566,568,570を備える。
第2の抵抗体群58は、抵抗体群56においてと同様に形成された抵抗体580,582,584,586,588を備える。第3の抵抗体群60は、抵抗発熱層54と同様に形成された抵抗体600,602,604,606,608,610,612,614,616を備える。第4の抵抗体群62は、抵抗発熱層54と同様に形成された抵抗体620,622,624,626,628を備える。第5の抵抗体群64は、抵抗発熱層54と同様に形成された抵抗体640,642,644,646,648,650を備える。
なお、図7に示されるように、抵抗体群56においては、抵抗体564,566が、温度センサ410,420,430に対応する部分に位置する。第1の実施形態において説明したように温度センサに起因して定着ベルト402に生じる温度むらを補償する分、この部分に位置する抵抗体564,566の長さは、抵抗値を低下させるために短縮される。
また、抵抗体群58においては、抵抗体584,586が、温度センサ412,422,432に対応する部分に位置する。抵抗体群56においてと同様に、抵抗体群58においても、この部分に位置する抵抗体584,586の長さは、定着ベルト402の温度むらを補償する分、短縮され、これらの抵抗値は低くされる。また、抵抗体群60においては、抵抗体608,610が、温度センサ414,424,434に対応する部分に位置する。抵抗体群56においてと同様に、抵抗体群60においても、この部分に位置する抵抗体608,610の長さは、定着ベルト402の温度むらを補償する分、短縮され、これらの抵抗値は低くされる。
また、抵抗体群62においては、抵抗体622,624が、温度センサ416,426,436に対応する部分に位置する。抵抗体群56においてと同様に、抵抗体群62においても、この部分に位置する抵抗体622,624の長さは、定着ベルト402の温度むらを補償する分、短縮され、これらの抵抗値は低くされる。また、抵抗体群64においては、抵抗体644,646が、温度センサ418,428,438に対応する部分に位置する。抵抗体群56においてと同様に、抵抗体群64においても、この部分に位置する抵抗体644,646の長さは、定着ベルト402の温度むらを補償する分、短縮され、これらの抵抗値は低くされる。
以上説明したように、抵抗体群56,58,60,62,64それぞれにおいては、用紙搬送(Y軸)方向に平行な隙間を空けて複数の抵抗体が設けられる。また、抵抗体群56,58,60,62,64それぞれにおいて、温度センサ410,412,414,416,418,420,422,424,426,428,430,432,434,436,438それぞれに対応する部分に位置する抵抗体は、他の部分に位置する抵抗体よりも抵抗値を下げて発熱を多くし、温度むらを補償する分、長さが短縮される。
なお、温度センサ410,412,414,416,418,420,422,424,426,428,430,432,434,436,438それぞれに対応する部分に位置する抵抗体のY軸方向の長さは5.5mmであり、これら以外の抵抗体の長さは6mmである。以上説明したように構成されたヒータ6も、第1の実施形態にかかるヒータ5と同様に、定着ベルト402の表面404に発生する温度むらを防ぐことができ、その温度分布を均等にすることができる。
[第3の実施形態]
以下、第3の実施形態を説明する。図8は、図3に示された定着装置4において、第1のヒータ5に置換される第3のヒータ7のY−Z平面図である。図8に示されるように、ヒータ7においては、第1の抵抗発熱層52は第3の抵抗発熱層70により置換される。なお、第6〜第10の抵抗体群72,74,76,78,80に含まれる抵抗体は、同じ素材により、同じX軸方向への厚さ、および、同じY軸方向への長さに形成される。
抵抗発熱層70は、第6〜第10の抵抗体群72,74,76,78,80を備える。第6の抵抗体群72は、図4,図5に示された抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体560,562,568,570と、図7に示された抵抗体564,566が一体化された抵抗体720とを備える。第7の抵抗体群74は、抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体580,582,588と、図7に示された抵抗体584,586が一体化された抵抗体740とを備える。
第8の抵抗体群76は、抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体600,602,604,606,612,614,616と、図7に示された抵抗体608,610が一体化された抵抗体760とを備える。第9の抵抗体群78は、抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体620,626,628と、図7に示された抵抗体622,624一体化した抵抗体780とを備える。第10の抵抗体群80は、抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体640,642,648,650と、図7に示された抵抗体644,646が一体化された抵抗体800とを備える。
なお、図8に示されるように、抵抗体群72においては、抵抗体720が、温度センサ410,420,430に対応する部分に位置する。第1の実施形態において説明したように温度センサに起因して生じる温度むらを補償する分、この部分に位置する抵抗体564,566は抵抗体720に一体化される。従って、抵抗体564,566の幅の和よりも、抵抗体564,566の間の間隙の分だけ抵抗体720の幅は広くなっており、抵抗体720の抵抗値は、抵抗体564,566を並列接続した抵抗値よりも低くなり、その発熱量も多くなる。
また、抵抗体群74においては、抵抗体740が、温度センサ412,422,432に対応する部分に位置する。抵抗体群72においてと同様に、温度センサに起因して生じる温度むらを補償するように、この部分に位置する抵抗体584,586は抵抗体740に一体化される。従って、抵抗体584,586の幅の和よりも、抵抗体584,586の間の間隙の分だけ抵抗体740の幅は広くなっており、抵抗体720の抵抗値は、抵抗体584,586を並列接続した抵抗値よりも低くなり、その発熱量も多くなる。
また、抵抗体群76においては、抵抗体760が、温度センサ414,424,434に対応する部分に位置する。抵抗体群72においてと同様に、温度センサに起因して生じる温度むらを補償するように、この部分に位置する抵抗体608,610は抵抗体760に一体化される。従って、抵抗体608,610の幅の和よりも、抵抗体608,610の間の間隙の分だけ抵抗体760の幅は広くなっており、抵抗体760の抵抗値は、抵抗体608,610を並列接続した抵抗値よりも低くなり、その発熱量も多くなる。
また、抵抗体群78においては、抵抗体780が、温度センサ416,426,436に対応する部分に位置する。抵抗体群72においてと同様に、温度センサに起因して生じる温度むらをように、この部分に位置する抵抗体622,624は抵抗体760に一体化される。従って、抵抗体608,610の幅の和よりも、抵抗体622,624の間の間隙の分だけ抵抗体760の幅は広くなっており、抵抗体760の抵抗値は、抵抗体622,624を並列接続した抵抗値よりも低くなり、その発熱量も多くなる。
また、抵抗体群80においては、抵抗体800が、温度センサ418,428,438に対応する部分に位置する。抵抗体群72においてと同様に、温度センサに起因して生じる温度むらを補償するように、この部分に位置する抵抗体644,646は抵抗体800に一体化される。従って、抵抗体644,646の幅の和よりも、抵抗体644,646の間の間隙がない分、抵抗体800の幅は広くなっており、抵抗体800の抵抗値は、抵抗体644,646を並列接続した抵抗値よりも低くなり、その発熱量も多くなる。
以上説明したように、抵抗体群72,74,76,78,80それぞれにおいては、用紙搬送方向に平行な隙間を空けて複数の抵抗体が設けられる。また、抵抗体群72,74,76,78,80それぞれにおいて、温度センサ410,412,414,416,418,420,422,424,426,428,430,432,434,436,438それぞれに対応する部分に位置する抵抗体は、他の部分に位置する抵抗体よりも抵抗値を下げて発熱を多くするために幅が広くされる。
以上説明したように構成されたヒータ7も、第1の実施形態にかかるヒータ5および第2の実施形態にかかるヒータ6と同様に、定着ベルト402の表面404に発生する温度むらを防ぐことができ、その温度分布を均等にすることができる。なお、ヒータ7における抵抗体の幅がより狭く、数が多く用いられるときに、抵抗体の一体化により得られる抵抗体の幅が広くなる。従って、このようなときに、ヒータ7による表面404の温度むらの防止効果は顕著となり、また、温度むら防止のための抵抗体の幅の調整もきめ細かくできる。
[第4の実施形態]
以下、第4の実施形態を説明する。図9は、図3に示された定着装置4において、第1のヒータ5に置換される第4のヒータ8のX−Y断面図である。図10は、図9に示されたヒータ8のY−Z平面図である。図11は、図9,図10に示されたヒータ8の図10に示された直線A〜−Aを含むY−Z断面図である。図9,図10に示されるように、ヒータ8においては、第1の抵抗発熱層52は、厚さが異なる2種類の抵抗体を含む第4の抵抗発熱層82により置換される。
抵抗発熱層82は、第11〜第15の抵抗体群84,86,88,90,92を備える。なお、第11〜第15の抵抗体群84,86,88,90,92に含まれる抵抗体は、同じ素材により、同じZ軸方向への幅、および、同じY軸方向への長さに形成される。第11の抵抗体群84は、図4,図5に示された抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体560,562,568,570と、図10,図11に示された抵抗体560,562,568,570よりもX軸方向に厚い抵抗体840,842とを備える。第12の抵抗体群86は、抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体580,582,588と、図10,図11に示された抵抗体580,582,588よりもX軸方向に厚い抵抗体860,862とを備える。
第13の抵抗体群88は、抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体600,602,604,606,612,614,616と、図10,図11に示された抵抗体600,602,604,606,612,614,616よりもX軸方向に厚い抵抗体880,882とを備える。第14の抵抗体群90は、抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体620,626,628と、図10,図11に示された抵抗体620,626,628よりもX軸方向に厚い抵抗体900,902とを備える。第15の抵抗体群92は、抵抗発熱層54と同様にセラミック基板516上に形成された抵抗体640,642,648,650と、図10,図11に示された抵抗体620,626,628よりもX軸方向に厚い抵抗体920,922とを備える。
なお、図10,図11に示されるように、抵抗体群84においては、抵抗体840,842が、温度センサ410,420,430に対応する部分に位置する。第1の実施形態において説明したように温度センサに起因して生じる温度むらを補償する分、この部分に位置する抵抗体840,842は、これら以外の抵抗体群84の抵抗体よりも厚くされる。従って、抵抗体群84において、抵抗体840,842の抵抗値は、これら以外の抵抗体の抵抗値よりも低くなり、その発熱量も多くなる。
また、図10,図11に示されるように、抵抗体群86においては、抵抗体860,862が、温度センサ412,422,432に対応する部分に位置する。第1の実施形態において説明したように温度センサに起因して生じる温度むらを補償する分、この部分に位置する抵抗体860,862は、これら以外の抵抗体群86の抵抗体よりも厚く形成される。従って、抵抗体群86において、抵抗体860,862の抵抗値は、これら以外の抵抗体の抵抗値よりも低くなり、その発熱量も多くなる。
また、図10,図11に示されるように、抵抗体群88においては、抵抗体880,882が、温度センサ414,424,434に対応する部分に位置する。第1の実施形態において説明したように温度センサに起因して生じる温度むらを補償する分、この部分に位置する抵抗体880,882は、これら以外の抵抗体群86の抵抗体よりも厚く形成される。従って、抵抗体群88において、抵抗体860,862の抵抗値は、これら以外の抵抗体の抵抗値よりも低くなり、その発熱量も多くなる。
また、図10,図11に示されるように、抵抗体群90においては、抵抗体900,902が、温度センサ416,426,436に対応する部分に位置する。第1の実施形態において説明したように温度センサに起因して生じる温度むらを補償する分、この部分に位置する抵抗体900,902は、これら以外の抵抗体群90の抵抗体よりも厚く形成される。従って、抵抗体群90において、抵抗体900,902の抵抗値は、これら以外の抵抗体の抵抗値よりも低くなり、その発熱量も多くなる。
また、図10,図11に示されるように、抵抗体群92においては、抵抗体920,922が、温度センサ418,428,438に対応する部分に位置する。第1の実施形態において説明したように温度センサに起因して生じる温度むらを補償する分、この部分に位置する抵抗体920,922は、これら以外の抵抗体群92の抵抗体よりも厚く形成される。従って、抵抗体群92において、抵抗体920,922の抵抗値は、これら以外の抵抗体の抵抗値よりも低くなり、その発熱量も多くなる。
以上説明したように、抵抗体群84,86,88,90,92それぞれにおいては、用紙搬送方向に平行な隙間を空けて複数の抵抗体が設けられる。また、抵抗体群84,86,88,90,92それぞれにおいて、温度センサ410,412,414,416,418,420,422,424,426,428,430,432,434,436,438それぞれに対応する部分に位置する抵抗体は、他の部分に位置する抵抗体よりも抵抗値を下げて発熱を多くするために厚くされる。
なお、温度センサ410,412,414,416,418,420,422,424,426,428,430,432,434,436,438それぞれに対応する部分に位置する抵抗体の厚さは10.5〜11μmであり、これら以外の抵抗体の厚さは10μmである。以上説明したように構成されたヒータ8も、第1〜第3の実施形態にかかるヒータ5,6,7と同様に、定着ベルト402の表面404に発生する温度むらを防ぐことができ、その温度分布を均等にすることができる。
[変形例]
なお、以上説明した第1および第2の実施形態は、組み合わせることができる。つまり、温度センサ410〜438に対応する部分に位置する抵抗体は、これら以外の抵抗体より、温度センサ410〜438により奪われる熱を補償する分だけ短く、かつ、厚く形成され得る。また、温度センサ410〜438に対応する部分に位置する抵抗体は、これら以外の抵抗体より、短く、かつ、広く形成され得る。
また、温度センサ410〜438に対応する部分に位置する抵抗体は、これら以外の抵抗体より、広く、かつ、厚く形成され得る。また、温度センサ410〜438に対応する部分に位置する抵抗体は、これら以外の抵抗体より、短く、広く、かつ、厚く形成され得る。上述したように抵抗体を形成することにより、第1〜第4のヒータ5〜8においてと同様に、温度センサ410〜438により奪われる熱が、抵抗体の間で補償される。
また、定着ベルト402から熱を奪う指示部材、加圧部材などの部材が、温度センサ410〜438以外にもあるときには、熱補償のために、温度センサ410〜438以外の部材に対応する部分に位置する抵抗体の抵抗値も低くしてもよい。また、各図に示された各構成要素の数は例示であり、例えば、図7に示された抵抗体群56は、6個以上または4個以下の抵抗体を含んでいてもよい。また、第1〜第4の実施形態における抵抗体の厚さ、長さおよび幅は例示であって、定着装置4の構成に応じて適宜、変更可能である。
10 MFP(複合機)
11 本体
14 操作パネル
17 プリンタ部
18 給紙カセット
19 走査ヘッド
20 画像形成部
21 中間転写ベルト
22 感光体ドラム
23K 帯電器
24K 現像器
25K 一次転写ローラ
26K クリーナ
27K ブレード
31 駆動ローラ
33 二次転写ローラ
4 定着装置
410〜418,420〜428,430〜438 温度センサ
400 加熱装置
402 定着ベルト
404 表面
406 裏面
440 加圧ローラ
442 保護層
444 シリコンスポンジ層
446 鉄心
5,6,7,8 ヒータ
50 電極群
500〜510,540〜548 銀電極
512 表面保護層
516 セラミック基板
518 ホルダ
52,54,70,82 抵抗発熱層
56〜64,72〜80,84〜92 抵抗体群
520〜528,560〜570,580〜588,600〜616,620〜628,640〜650,720,740,760,780,800,840,842,860,862,880,882,900,902,920,922 抵抗体

Claims (4)

  1. トナーが転写された記録媒体に当接する面と、長手方向が前記記録媒体の搬送方向と直交するように配設され、記録媒体の搬送方向に電流が供給されて発熱する抵抗発熱体とを含むヒータと当接する他の面とを有する無端状のベルトと、
    前記ベルトおよび前記ヒータまたはこれらのいずれかと当接し、前記ベルトおよび前記ヒータまたはこれらのいずれかから熱を奪う1つ以上の部材と、
    を備え、
    前記抵抗発熱体は、
    前記長手方向に並ぶ複数の抵抗体に分割されており、前記1つ以上の部材と対応する部分の前記抵抗体の前記長手方向に沿う幅は、前記1つ以上の部材と対応する部分以外の前記抵抗体の前記長手方向に沿う幅より広く、
    前記ベルトおよび前記ヒータまたはこれらのいずれかと当接する前記1つ以上の部材と対応する部分の抵抗値は、前記1つ以上の部材と対応する部分以外の抵抗値よりも低い、
    定着装置。
  2. 前記抵抗発熱体において、前記1つ以上の部材と対応する部分の前記記録媒体の搬送方向の長さは、前記1つ以上の部材と対応する部分以外の前記記録媒体の搬送方向の長さよりも短い
    請求項1に記載の定着装置。
  3. 記1つ以上の部材と対応する部分の前記抵抗体の長さは、前記1つ以上の部材と対応する部分以外の前記抵抗体の長さよりも短い
    請求項1に記載の定着装置。
  4. 感光体ドラムと、
    この感光体ドラム上に潜像を形成する潜像形成部と、
    前記潜像の現像器と、
    この現像器により可視化されたトナー像を記録媒体に転写する転写器と、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の定着装置と、
    を備える
    画像形成装置。
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