JP6936749B2 - 浸水予測プログラムおよび浸水予測システム - Google Patents

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Description

本発明は、洪水氾濫による浸水を予測するコンピュータプログラムおよび浸水予測システムに関する。
水害対策では、浸水深を想定することが不可欠である。たとえば、水害に遭ってはいけない建物の床高の決定、非常用電源の据え付け高さの決定などでは、想定浸水深が最も重要な要素である。この想定浸水深に関する情報源として、行政機関が作成する「浸水想定区域図」が挙げられる。
「浸水想定区域図」は、特定の条件下においてその地域で想定すべき最大の浸水深を提供するものである。浸水深は、想定する破堤シナリオ(堤防のどの区間が、どの水位で、どのように決壊するのか)によって大きく異なる。この特性を考慮し、「浸水想定区域図」では、次の工程が採用される(非特許文献1)。
まず、特定の条件下(例えば、100年に一度の大雨による河川増水など)で想定される破堤シナリオを複数用意する。この破堤シナリオでは、破堤に関する諸条件(破堤箇所、破堤開始水位、破堤敷高など)が定義される。
次に、それらのシナリオごとに、氾濫シミュレーションを行う。これにより、対象地域に展開されたメッシュのセルごとに、浸水深が求まる。最後に、これらメッシュのセルごとに、すべてのシナリオにおける最大の浸水深を求める(この処理は、「最大包絡」と呼ばれる)。
一方、特許文献1には、破堤点ごと、時系列の浸水想定区域を表示し、破堤後の浸水の時間経過による浸水状況の変化をアニメーションで表示する「動く浸水想定区域ビューワーシステム」が記載されている。このシステムでは、ユーザが破堤点を1か所指定すると、その地点が破堤すると想定した場合の浸水深分布が地図上にアニメーション表示される。つまり、ユーザが指定した破堤シナリオに関する氾濫シミュレーション結果が提示される。ユーザは、破堤開始から何時間後に、どこが浸水するかを把握することができる。
特開2008−83167号公報
国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室、国土技術政策総合研究所 河川研究部 水害研究室、「洪水浸水想定区域図作成マニュアル(第4版)」、平成27年7月 国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室、「浸水想定区域図データ電子化ガイドライン(第2版)」、平成27年7月.
従来のシステムでは、ある地点についての浸水予測時刻を提示することができないという側面があった。
その原因としては、破堤シナリオに、破堤開始時刻の情報が含まれないためである。従来のシステムでは、破堤シナリオに基づく氾濫シミュレーションを、あらかじめ行っておくことを前提とする。すなわち、想定される破堤シナリオを作成し、そのシナリオに基づいたシミュレーションを行い、その計算結果データ(浸水解析結果データ)を保存し、必要に応じロードできるようにしておくものである。このようにすることで、浸水解析結果データが必要となった場合に、再び氾濫シミュレーションをすることなく浸水解析結果データを得ることができる。
一方で、具体的に、どのような破堤がいつ発生するか、シナリオを作る時点では知ることができない。しかし、複数の(多くの場合、数百から数千通りの)破堤シナリオを想定すれば、現実に発生する破堤は、それらの想定のいずれか1つに近いことが期待できる。とはいえ、このようにして作られた破堤シナリオには、当然のことながら、その破堤シナリオがいつ発生するかの時刻に関する情報が含まれない。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。本発明が解決しようとする課題は、複数の破堤シナリオの想定が考えられる場合であっても、最も早く浸水する時刻に関する情報を提示することができるプログラムコンピュータプログラムを提供することである。
本発明に係る、コンピュータが実行する浸水予測プログラムは、河川の予測水位を求める第1のステップと、予測水位から予め設けた複数の想定破堤点ごとの破堤開始予測時刻を算出する第2のステップと、想定破堤点ごとに予め算出済みの破堤開始から浸水開始までの地域ごとの時間的長さを、破堤開始予測時刻に加えて想定破堤点ごとの浸水開始予測時刻を地域ごとに算出する第3のステップと、想定破堤点ごとに既に格納済みの地域ごとの浸水予測時刻と浸水開始予測時刻とを比較して、早い方の時刻を地域ごとの浸水予測時刻として格納すべき値とする第4のステップとを有し、第2のステップから第4のステップを設定した破堤シナリオの数に応じて繰り返し実行することを特徴とする。
本発明によれば、複数の破堤シナリオの想定が考えられる場合に、最も早く浸水する時刻の情報を提示するコンピュータプログラムを提供することが可能となる。
本発明に係るコンピュータプログラムを実行するコンピュータシステムの構成を示す概略ブロック図である。 浸水解析結果データの破堤シナリオ情報のデータ構造および具体的データ例を示す図である。 浸水解析結果データのメッシュ定義情報のデータ構造および具体的データ例を示す図である。 浸水解析結果データの浸水開始までの時間メッシュデータのデータ構造および具体的データ例を示す図である。 メッシュの位置を示す図である。 浸水予測プログラムの処理を示すフローチャートである。 地図上に浸水予測時刻を重ねて表示するGUIを示す図である。 PCによって実行される処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施に係る形態を実施例として、添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るコンピュータプログラムを実行するコンピュータシステムの構成を示す概略ブロック図である。
本実施例のコンピュータシステムは、PC(Personal Computer)100によって構成され、併せて、入出力部110を備える。入出力部110は、キーボード111およびマウス112などから成る入力部と、ディスプレイ113などから成る出力部とによって構成される。ユーザは、入力部のキーボード111またはマウス112から命令を入力し、出力部のディスプレイ113から結果を視覚的に確認することができる。
PC100は、その内部に少なくともメモリ120およびCPU(Central Processing Unit)130を備える。メモリ120には本発明に係る浸水予測プログラム121が展開される。この浸水予測プログラム121は、CPU130が実行する命令によって構成される。CPU130は、浸水予測プログラム121の命令に従い演算を実行し、HDD(Hard Disk Drive)140へのアクセスおよび入出力部110との情報の交換などを行う。以下の説明において、浸水予測プログラム121に基づく処理は、実際には、浸水予測プログラム121に記述された命令に従いCPU130によって実行される処理である。
HDD140には、少なくとも、地図データ141、浸水解析結果データ142および、浸水予測時刻メッシュデータ143が格納されており、浸水予測プログラム121はこれらのデータを読み込むことができる。ここで、HDD140は、PC100に内蔵されても、PC100の外部に接続されても、または、PC100からネットワーク経由でアクセスできる別の装置に接続されてもよい。
地図データ141は、ユーザに場所を理解させる情報であればよい。地図データ141として適している情報には、例えば、地名、行政界、道路、鉄道、衛星画像、等高線および海岸線などが挙げられる。
浸水解析結果データ142は、破堤シナリオ情報210、メッシュ定義情報310およびメッシュデータ410から構成される。これらの情報は、データベースに格納してもよいし、フォルダおよびファイルに格納してもよい。後者の場合には、例えば、非特許文献2に定義された、フォルダ構造およびファイル形式を使ってもよい。
図2は、浸水解析結果データ142の破堤シナリオ情報のデータ構造および具体的データ例を示す図である。
破堤シナリオ情報210は、破堤シナリオID211、河川名212、河川流量213、破堤点の中心の経度214、破堤点の中心の緯度215、破堤点の中心の河川距離標216、破堤点の左岸・右岸の別217、破堤開始水位218および危険度219から構成される。
個別に、破堤シナリオID211は、破堤シナリオIDを一意に識別するための情報である。危険度219は、高い順にA、B、Cなどで表し、離散的な値をとり、ユーザが設定する情報である。例えば、破堤点位置が重要水防箇所に含まれる場合、ユーザは危険度219に高い値を設定する。また、同じ破堤点に複数の破堤開始水位を設定し、破堤開始水位が高いほど危険度219に高い値を設定してもよい。例えば、堤防天端高を破堤開始水位にした場合には危険度A、計画高水位を破堤開始水位にした場合には危険度B、などと設定する。
図3は、浸水解析結果データ142のメッシュ定義情報のデータ構造および具体的データ例を示す図である。
メッシュ定義情報310は、領域南西端の経度311、領域南西端の緯度312、東西方向のセルの個数313、南北方向のセルの個数314、東西方向のセルの長さ315および南北方向のセルの長さ316から構成される。
図4は、浸水解析結果データ142の浸水開始までの時間メッシュデータのデータ構造および具体的データ例を示す図である。
浸水開始までの時間メッシュデータ410は、ある特定セルに対して、領域南西端から東西方向に数えた当該セルまでの数411、領域南西端から南北方向に数えた当該セルまでの数412および値413から構成される。値413として、浸水開始までの時間が格納される。これは、破堤開始を起点とし、当該セルが浸水を開始するまでの時間的長さを示す情報である。この場合の値413の単位は、時間の長さを表す、例えば「分」が使われる。
また、このデータ構造は、浸水予測時刻メッシュデータ143にも使われる。ただし、浸水予測時刻メッシュデータ143の場合、値413としては、浸水開始時刻が格納される。これは、当該セルが浸水を開始する時刻を示す情報である。この場合の値413は、例えば「日付および時刻」が使われる。
図5は、メッシュの位置を示す図である。メッシュ定義情報310およびメッシュデータ410を用いることで、セル511の四隅の緯度および経度が特定できる。これにより、メッシュデータを地図に重ねて表示することができるようになる。
図6は、浸水予測プログラム121の処理を示すフローチャートである。浸水予測プログラム121は、CPU130によって実行され、処理の主体となるが、以下の各ステップでは、主体の記載を省略する。
スタートして、まずステップ601(S601)では、河川水位の予測を行う。この処理には、河川の任意の場所の水位が得られる手法を使うことができ、例えば、1次元河川不定流解析が好適である。このステップ601(S601)により、予測水位が求まる。
ステップ602(S602)では、浸水予測時刻メッシュデータ143を初期化する。この初期化により、このメッシュデータ143は、セルごとの値として無効値を格納する。
ステップ603(S603)では、破堤シナリオID211ごとに、次のステップ604(S604)からステップ609(S609)までの処理を繰り返す。
ステップ604(S604)では、先に求めた予測水位が、破堤開始水位218を超えるか否か、および超える場合は破堤開始予測時刻を算出する。先に求めた予測水位が、破堤開始水位218を超えない場合には、破堤開始予測時刻は無効値となる。このステップ604(S604)により、無効値を含めた破堤開始予測時刻が得られる。
ステップ605(S605)は、破堤するか否かの判断ステップであり、破堤する場合、すなわち破堤開始予測時刻が無効値でない場合(True)には、ステップ606(S606)からステップ608(S608)を実行する。破堤しない場合、すなわち破堤開始予測時刻が無効値である場合(False)には、処理を行うことなしにステップ609(S609)へ飛び、次の破堤シナリオを読み込むことになる。また、この判断ステップの条件分岐を改変して、破堤しかつユーザが選択した破堤シナリオである場合に、ステップ606(S606)からステップ608(S608)を実行するようにしてもよい。ユーザが破堤シナリオを選択する方法については後述する。
ステップ606(S606)では、浸水開始までの時間メッシュデータ410をHDD140から読み込む。
ステップ607(S607)では、読み込んだ浸水開始までの時間メッシュデータ410を、破堤開始予測時刻632に加える。この加算値をメッシュのセルごとに算出し、浸水開始予測時刻とする。
ステップ608(S608)では、メッシュのセルごとに、浸水予測時刻メッシュデータ143に格納すべき値を求める。格納すべき値は、既に格納済みの浸水予測時刻メッシュデータ143と、先のステップ607(S607)で求めた浸水開始予測時刻とを比較し、時刻の早い方の値である。ただし、浸水予測時刻メッシュデータ143に格納された値が無効値の場合には、先のステップ607(S607)で求めた浸水開始予測時刻を格納すべき値とする。このステップ608(S608)で得られた値を、浸水予測時刻メッシュデータ143に格納する。すべての破堤シナリオID211についての処理が終了すると、最も早い浸水予測時刻が求まり格納されることになる。
ステップ609(S609)では、すべての破堤シナリオID211についての処理が終了していない場合、ステップ604(S604)に処理を戻し、終了した場合、ステップ610(S610)に処理を移す。
ステップ610(S610)では、浸水予測時刻メッシュデータ143をHDD140に保存する。
ステップ611(S611)では、地図データ141および浸水予測時刻メッシュデータ143をHDD140から読み込む。
ステップ612(S612)では、読み込んだ浸水予測時刻を地図上に重ねて表示するGUI(Graphical User Interface)により、ディスプレイ113にウィンドウ700が表示される。
以上の一連の処理を終了することで、浸水予測プログラム121はエンドとなる。
図7は、地図上に浸水予測時刻を重ねて表示するGUI(Graphical User Interface)を示す図である。このGUIは、ウィンドウ700から構成される。このウィンドウ700は、図6のステップ611(S611)により出現するもので、浸水予測プログラム121がディスプレイ113に表示するものである。
ウィンドウ700には、HDD140に保存されている地図データ141を基に、地図710が表示される。図7では、地図710に記載された鉄道の線路715、駅716および河川717が表示される。ユーザは、キーボード111またはマウス112を使って、地図の表示範囲および縮尺の入力を行うことができる。地図の表示範囲の変更は、例えばマウス112のドラッグ操作などにより行う。地図の縮尺の変更は、例えばマウス112のホイールの回転操作などにより行う。地図710には、北の向きを示すアイコン713および縮尺の凡例714を表示させることができる。
また、地図710に重ねて、破堤点を示すアイコン711が表示される。このアイコン711は、破堤点の中心の経度214および緯度215(図2)が示す地図上の位置に表示される。
さらに、地図710に重ねて、浸水予測時刻メッシュデータ143(地図上では712)が表示される。その際に例えば、それぞれのセルが浸水開始時刻に応じた色で塗りつぶされて表示される。ここで、色が示す時刻は、図7の左下部に示すように、凡例713により確認できるようにしてもよい。
ウィンドウ700には、破堤シナリオのリスト720が表示される。例えば、リスト720は、フォルダ721と破堤シナリオID211を表すアイテム722とから構成される。フォルダ721には、ユーザが任意の名称をつける。図7には、危険度219(図2)が「A」の破堤シナリオを格納した「重要水防箇所フォルダ721」、破堤点の左岸・右岸の別217が、「左岸」である破堤シナリオを格納した「左岸フォルダ723」、「右岸」である破堤シナリオを格納した「右岸フォルダ724」を作成した場合を示す。
また、1つの破堤シナリオは、複数のフォルダに格納することもできる。例えば、図7に示すように、ユーザがフォルダ724を選択すると、そのフォルダ724に含まれる破堤シナリオID(BP004〜BP012)が表示され、任意の破堤シナリオIDを選択することができる。あるいは、ユーザがフォルダを開き、アイテムを1個以上選択することもできる。この破堤シナリオの選択がなされると、浸水予測プログラム121がステップ605(S605)から再び実行される。この際のステップ605(S605)の処理としては、破堤しかつユーザが選択した破堤シナリオである場合には、ステップ606(S606)からステップ608(S608)を実行する。
図8は、PC100によって実行される処理の流れを示すシーケンス図である。
浸水予測プログラム121は、前述のステップ601(S601)からステップ612(S612)までを実行する。これらのステップは、浸水予測プログラム121に記述された命令に従うCPU130によって実行される。また、HDD140に対しては、データの読み込みがステップ606(S606)およびステップ611(S611)で、データの書き込みがステップ610(S610)で、それぞれ発生する。処理結果の出力については、入出力部110のディスプレイ113へのウィンドウ700の表示が、ステップ612(S612)で発生する。さらに、ウィンドウ700においてユーザが破堤シナリオを選択する場合には(ステップ801)、浸水予測プログラム121がステップ605(S605)から再び実行されることになる。
100 PC、110 入出力部、111 キーボード、112 マウス、
113 ディスプレイ、120 メモリ、121 浸水予測プログラム、
130 CPU、140 HDD、141 地図データ、142 浸水解析結果データ、
143 浸水予測時刻メッシュデータ、210 破堤シナリオ情報、
310 メッシュ定義情報、410 浸水開始までの時間メッシュデータ、
700 ウィンドウ、710 地図

Claims (4)

  1. コンピュータが実行する浸水予測プログラムであって、
    特定の河川の少なくとも破堤点の位置および当該破堤点の破堤開始水位の情報を有する破堤シナリオに対して、
    前記河川の予測水位を求める第1のステップと、
    前記予測水位予め設けた複数の想定破堤点ごとに前記破堤開始水位を超える場合の破堤開始予測時刻を、当該予測水位の予測時点に基づいて算出する第2のステップと、
    前記想定破堤点ごとに予め算出済みの破堤開始から浸水開始までの地域ごとの時間的長さを、前記破堤開始予測時刻に加えて前記想定破堤点ごとの浸水開始予測時刻を前記地域ごとに算出する第3のステップと、
    前記想定破堤点ごとに既に格納済みの前記地域ごとの浸水予測時刻と前記浸水開始予測時刻とを比較して、早い方の時刻を前記地域ごとの浸水予測時刻として格納すべき値とする第4のステップと
    を有し、
    前記第2のステップから前記第4のステップを、設定した前記破堤シナリオの数に応じて繰り返し実行する
    ことを特徴とする浸水予測プログラム。
  2. 請求項1に記載の浸水予測プログラムであって、
    地図データおよび前記地域ごとの浸水予測時刻を読み込む第5のステップと、
    読み込んだ前記地域ごとの浸水予測時刻を、読み込んだ前記地図データ上に重ねてウィンドウとして表示する第6のステップとを
    有する浸水予測プログラム。
  3. 請求項1または2に記載の浸水予測プログラムであって、
    ユーザが前記設定した破堤シナリオを選択することを受け付ける浸水予測プログラム。
  4. 請求項2または3に記載の浸水予測プログラムおよび地図データを格納する記憶部と、
    前記浸水予測プログラムを実行するプロセッサと、
    請求項2または3に記載のウィンドウを表示する出力部と、
    ユーザの操作入力を受け付ける入力部と
    を備える浸水予測システム。
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