JP6935968B2 - 洗浄化粧料用組成物及び洗浄化粧料 - Google Patents

洗浄化粧料用組成物及び洗浄化粧料 Download PDF

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本発明は、洗浄化粧料にカチオン化βグルカンを白濁させることなく安定的に含有させることのできる洗浄化粧料用組成物、及び前記洗浄化粧料用組成物を用いた、カチオン化βグルカンが白濁を生じることなく、安定的に配合された洗浄化粧料に関する。
近年、より清潔感の感じられる透明度の高いシャンプーやボディーソープ等の洗浄化粧料が注目され、これを可能にする処方に対するニーズが高まっている。
洗浄化粧料は、多くの場合、泡立ちをよくするためにアニオン性界面活性剤や両性界面活性剤といった起泡性の成分と、一定の粘度を付与するために増粘剤が組み合わされることが多い。また、シャンプーでは同時にすすぎ時の指どおりの良さも求められるため、アニオン性界面活性剤とカチオン性高分子を併存させ、コアセルベートと呼ばれる会合体を生成させる処方も報告されている。しかし、処方成分の白濁を抑制し透明度を保ちながら、洗浄化粧料としての機能を両立させるのは非常に困難であり、処方の制約が大きいものであった。
例えば、特許文献1には、特定のカチオン化βグルカンを含有する化粧料組成物が開示されている。一般に、カチオン化ポリマーは毛髪や皮膚に付着することでコンディショニング効果を有することが知られているが、カチオン化βグルカンはこの中でもとくに良好なコンディショニング効果を有し、また、泡立ちが大きい。しかし、カチオン化βグルカンをアニオン性界面活性剤と併存させた場合、カチオン化βグルカンは白濁が生じやすく、透明度の高い洗浄化粧料においては配合に制約があり、その優れた機能を十分に発揮させることができなかった。
特開2013−091771号公報
従って、本発明の目的は、洗浄化粧料にカチオン化βグルカンを白濁させることなく、安定的に含有させることができる洗浄化粧料用組成物、及び前記洗浄化粧料用組成物を用いた洗浄化粧料を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく種々検討した結果、カチオン化βグルカンをあらかじめ特定の洗浄化粧料用組成物とすることにより、カチオン化βグルカンの水溶液中での安定性を高め、洗浄化粧料中で白濁を生じさせることなく安定的に含有させることができることを知見し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記(A)成分〜(C)成分を含有し、(A)成分が0.1〜20質量%、(B)成分が0.1〜50質量%、(C)成分が40〜99.8質量%であることを特徴とする洗浄化粧料用組成物である:
(A)カチオン化βグルカン;
(B)ノニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種;
(C)水。
本発明の洗浄化粧料用組成物を洗浄化粧料に配合することにより、洗浄化粧料にカチオン化βグルカンを白濁させることなく安定的に含有させることができ、また、透明度の高い洗浄化粧料を調製することも可能となるという効果を奏する。
まず、本発明の洗浄化粧料用組成物について説明する。
本発明の洗浄化粧料用組成物は、下記(A)成分〜(C)成分を含有し、(A)成分が0.1〜20質量%、(B)成分が0.1〜50質量%、(C)成分が40〜99.8質量%であることを特徴とする:
(A)カチオン化βグルカン;
(B)ノニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種;
(C)水。
(A)成分:カチオン化βグルカンについて
本発明の洗浄化粧料用組成物に使用する述語「カチオン化βグルカン」は、カチオン化β−1,3−グルカン、カチオン化β−1,3−1,4−グルカン及びカチオン化β−1,3−1,6−グルカンを総称するものであり、それぞれ、β−1,3−グルカン、β−1,3−1,4−グルカン及びβ−1,3−1,6−グルカンの少なくとも1つの水酸基がカチオン性基で置換された化合物をいう。
カチオン化β−1,3−グルカン、カチオン化β−1,3−1,4−グルカン及びカチオン化β−1,3−1,6−グルカンに用いる、β−1,3−グルカン、β−1,3−1,4−グルカン及びβ−1,3−1,6−グルカンの質量平均分子量(重量平均分子量ともいう。)があまりに小さい場合やあまりに大きい場合には、洗浄化粧料中でカチオン化βグルカンの効果(コンディショニング効果や泡立ち等)が得られない場合があることから、β−1,3−グルカン、β−1,3−1,4−グルカン及びβ−1,3−1,6−グルカンの質量平均分子量は、3000〜500万が好ましく、5000〜300万がより好ましく、7000〜100万が更に好ましく、1万〜50万が最も好ましい。
なお、上記質量平均分子量の測定法は特に限定されるものではないが、一例としては、分子量既知なプルラン数種を用いて(濃度は任意)、示差屈折検出器により校正曲線(x軸を保持時間、y軸を分子量)を作成する。次いで、検体(濃度は任意)を測定し、その保持時間から先の校正曲線を用いて相対分子量(プルラン換算の分子量)を算出する方法が挙げられる。
しかしながら、プルランと、β−1,3−1,6−グルカンでは、構造の違いから同分子量(グルコースユニット数が同じ)でも分子サイズが異なるため、分子ふるいであるゲル振とうクロマトグラフィーでは相対値しか得られず、補正することで絶対値に近似した固有分子量の算出が可能である。補正は、検体の濃度測定、及び差圧粘度、示差屈折、光散乱の3点を測定し、算出する方法が挙げられる。
具体的には、まず、濃度、粘度、屈折率が既知なプルラン標準液を使用して装置常数kを求める。
次に、フェノール硫酸法によりβ−1,3−1,6−グルカンの濃度を測定した原体を、精密に測り取り濃度既知な水溶液を調製して検体とする。そして、差圧粘度検出器、示唆屈折検出器、光散乱検出器で測定した値から、分子量を算出する。
本明細書において、単糖ユニットあたりのカチオン性基の数の平均値を「カチオン化度」というが、本発明の(A)成分のカチオン化度が、あまりに低い場合及びあまりに高い場合は、洗浄化粧料中でカチオン化βグルカンの効果(コンディショニング効果や泡立ち等)が十分でない場合があることから、本発明の(A)成分のカチオン化は0.1〜1.5であることが好ましく、0.15〜1.0であることが更に好ましく、0.2〜0.9であることが最も好ましい。
カチオン化β−1,3−グルカン、カチオン化β−1,3−1,4−グルカン及びカチオン化β−1,3−1,6−グルカンのカチオン性基としては、4級アンモニウム基を有する基を有するカチオン性基が好ましく、下記の一般式(1)で表わされるカチオン性基が更に好ましい:
Figure 0006935968
(式中、R〜Rは、炭素数1〜3のアルキル基又はフェニルメチル基を表わし、Rは、炭素数1〜6のアルキレン基又はヒドロキシアルキレン基を表わし、Xは、ハロゲン原子を表わす。)
上記一般式(1)のR〜Rにおいて、炭素数1〜3のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基が挙げられる。なお、洗浄化粧料中でカチオン化βグルカンの効果(コンディショニング効果や泡立ち等)がより得られることから、R〜Rはメチル基、エチル基、フェニルメチル基が好ましく、メチル基が更に好ましい。Rの炭素数1〜6のアルキレン基としては、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、イソプロピレン基、ブチレン基、イソブチレン基、ターシャリブチレン基、ペンチレン基、へキシレン基等が挙げられる。また、ヒドロキシアルキレン基としては、例えば、1−ヒドロキシエチレン基、2−ヒドロキシエチレン基、1−ヒドロキシプロピレン基、2−ヒドロキシプロピレン基、3−ヒドロキシプロピレン基、ヒドロキシブチレン基、ヒドロキシペンチレン基、ヒドロキシへキシレン基等が挙げられる。原料の入手が容易であり製造も容易にできることから、Rは、メチレン基が好ましい。
一般式(1)において、Xは、ハロゲン原子を表し、X−でカチオンの対イオンとして働く。ハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。これらの中でも、製造原料として入手が容易であることから、Xは塩素原子、臭素原子が好ましく、塩素原子が更に好ましい。
D−グルコースが、β−1,3−グリコシド結合のみで連結されたβグルコースをβ−1,3−グルカンといい、β−1,3−グルカン及びβ−1,4−グリコシド結合により連結されたβグルコースをβ−1,3−1,4−グルカンといい、β−1,3−グルカン及びβ−1,6−グリコシド結合により連結されたβグルコースをβ−1,3−1,6−グルカンという。また、β−1,3−1,6−グルカンは、(a)主鎖がβ−1,3−グリコシド結合であり、β−1,6−グリコシド結合の分岐があるもの、(b)主鎖がβ−1,3−グリコシド結合とβ−1,6−グリコシド結合とからなるもの、(c)主鎖がβ−1,3−グリコシド結合であり、β−1,6−グリコシド結合で連結されたβ−1,3−グリコシド結合による分岐鎖があるもの等が知られている。本発明の(A)成分としては、β−1,3−1,6−グルカンの少なくとも1つの水酸基が、前記一般式(1)で表わされるカチオン性基で置換された化合物が好ましく、主鎖がβ−1,3−グリコシド結合であり、β−1,6−グリコシド結合の分岐があるβ−1,3−1,6−グルカンの少なくとも1つの水酸基が、前記一般式(1)で表わされるカチオン性基で置換された化合物が更に好ましい。なお、主鎖がβ−1,3−グリコシド結合であり、β−1,6−グリコシド結合の分岐があるβ−1,3−1,6−グルカンは、下記の一般(2)で表わすことができる:
Figure 0006935968
[式中、aは少なくとも20の数を表わし、bは少なくとも1の数を表わす。ただし、aとbとの合計の数は、一般式(2)で表わされるβ−1,3−1,6−グルカンの質量平均分子量を3000〜500万とする数である。]
上記一般式(2)において、aは、少なくとも20の数を表わし、bは、少なくとも1の数を表わす。ただし、aとbとの合計の数は、一般式(2)で表わされるβ−1,3−1,6−グルカンの質量平均分子量を3000〜500万とする数である。上記一般式(2)において、aに対するbの比は、洗浄化粧料中でカチオン化βグルカンの効果(コンディショニング効果や泡立ち等)が大きいことから、0.2〜1.0であることが好ましく、0.5〜0.95であることが更に好ましく、0.6〜0.9であることが最も好ましい。繰り返し数がaのユニットと繰り返し数がbのユニットとは、ランダム状に結合していてもよいし、ブロック状に結合していてもよい。
なお、(A)成分の原料となる、β−1,3−グルカン、β−1,3−1,6−グルカンは、公知の方法、例えば、酵母菌、乳酸菌、納豆菌、酢酸菌、麹菌、ユーグレナ、クロレラやスピルリナなどの藻類、糸状菌、担子菌(キノコ類等)等の細胞壁や産出物から、抽出することにより得ることができ、中でも黒酵母(アウレオバシジウム属)から抗菌性の向上効果の高い(A)成分の原料となるβ−1,3−1,6−グルカンが抽出できる。β−1,3−グルカンやβ−1,3−1,6−グルカンの抽出方法は特に制限はなく、公知の方法によればよい。また、β−1,3−1,4−グルカンは、大麦、オーツ麦等の穀類から公知の方法で抽出することにより得ることができる。
β−1,3−グルカン、β−1,3−1,4−グルカン又はβ−1,3−1,6−グルカンの水酸基を前記一般式(1)で表わされるカチオン性基に置換するには、β−1,3−グルカン、β−1,3−1,4−グルカン又はβ−1,3−1,6−グルカンの水酸基に下記の一般式(1a)で表されるカチオン化剤を反応させればよい。なお、反応の条件は、公知の方法で行えばよく、例えば、β−1,3−グルカン、β−1,3−1,4−グルカン又はβ−1,3−1,6−グルカン及び下記の一般式(1a)で表されるカチオン化剤の他に、溶媒として水、触媒として水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ触媒を添加して混合すればよい。反応を促進させるため、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、アセトニトリル等の水溶性溶剤を添加してもよい。水溶性溶媒を使用する場合、水との割合は特に指定されないが、反応を促進させる効果が高いことから、水/水溶性溶媒=1/9〜9/1が好ましく、水/水溶性溶媒=2/8〜7/3がより好ましい。使用するカチオン化剤の量は、目的とするカチオン化βグルカンのカチオン化度によって適宜設定すればよい。
Figure 0006935968
[式中、R〜R及びXは、一般式(1)と同義である。]
本発明の洗浄化粧料用組成物においては、上記(A)成分の含有量は、0.1〜20質量%であることが好ましく、0.2〜10質量%がより好ましく、0.3〜5質量%がさらに好ましい。ここで、(A)成分の含有量が0.1質量%よりも少ないと、最終的に得られる洗浄化粧料用組成物中の(A)成分の含有量が少なくなりすぎたり、組成の制約が非常に大きいものとなってしまい、また、20質量%よりも多いと、洗浄化粧料用組成物中で沈殿が生じる等安定性に劣るものとなってしまう。
次に、本発明の(B)成分であるノニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤について説明する。
本発明の洗浄化粧料用組成物は、ノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種を含有する必要がある。なお、本明細書に記載する「ノニオン界面活性及び両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種」とは、ノニオン界面活性剤、又は両性界面活性剤、又はノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤を選択できることを意味するものであり、後述のように、同種の界面活性剤として2種以上を選択することもできる。
ここで、ノニオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル(エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの付加形態は、ランダム状、ブロック状の何れでもよい。)、ポリエチレングリコールプロピレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物、グリセリン脂肪酸エステル又はそのエチレンオキサイド付加物、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸モノエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、脂肪酸−N−メチルモノエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、脂肪酸ジエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、ショ糖脂肪酸エステル、アルキル(ポリ)グリセリンエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸メチルエステルエトキシレート、N−長鎖アルキルジメチルアミンオキサイド等が挙げられる。本発明の洗浄化粧料用組成物においては、これらのうち1種又は2種以上を組み合わせてノニオン界面活性剤として用いることができる。
本発明の洗浄化粧料用組成物においては、上記ノニオン界面活性剤としてオキシエチレン基(−CHCHO−)の繰り返し構造を有することが好ましく、ラウリルアルコールエトキシレートがさらに好ましい。
両性界面活性剤としては、例えば、アルキルアミドプロピルベタイン、カルボキシベタイン、スルホベタイン、ホスホベタイン、アミドアミノ酸、イミダゾリニウムベタイン系界面活性剤等が挙げられる。本発明の洗浄化粧料用組成物においては、これらのうち1種又は2種以上を組み合わせて両性界面活性剤として用いることができる。
本発明の洗浄化粧料用組成物においては、上記(B)成分の含有量は、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、又はそれらを両方含む場合にはそれらの合計として0.01〜50質量%であることが好ましく、0.1〜40質量%がより好ましく、0.2〜20質量%がさらに好ましい。ここで、(B)成分の含有量が0.01質量%よりも少ないと洗浄化粧料中で(A)成分が白濁してしまい、50質量%よりも多いと洗浄化粧料用組成物が不安定になる場合があるほか、最終的に得られる洗浄化粧料の配合の制約が大きくなってしまう。
次に、本発明の(C)成分である水について説明する。
本発明の洗浄化粧料用組成物において、(C)成分の含有量は、40〜99.8質量%であり、好ましくは55〜99質量%、より好ましくは60〜95質量%である。(C)成分の含有量が50質量%よりも少ないと上記(A)成分と(B)成分が沈殿する等、安定性が劣ってしまい、また99.8質量%よりも多いと、最終的に得られる洗浄化粧料中での(A)成分と(B)成分が少なくなりすぎてしまい、良好な洗浄化粧料が得られない。
更に、本発明の洗浄化粧料について説明する。
本発明の洗浄化粧料は、上記洗浄化粧料用組成物を含有するものであり、好ましくは洗浄化粧料中、洗浄化粧料用組成物に含まれるカチオン化βグルカンとして0.01〜5質量%であり、より好ましくは0.03〜3質量%、さらに好ましくは0.05〜1.5質量%、最も好ましくは0.1〜1質量%となるように含有する。洗浄化粧料用組成物の配合量がカチオン化βグルカンとして0.01質量%よりも少ないとコンディショニング効果が不十分となる場合があり、また3質量%よりも多いとカチオン化βグルカン同士の反発によりやはり効果が低減してしまうため好ましくない。
なお、本発明の洗浄化粧料には、洗浄化粧料用組成物以外の原料として、上記(A)成分以外の成分を含有することができ、例えば、界面活性剤、キレート剤、低分子ポリオール、植物由来エキス、動物由来エキス、微生物由来エキス、亜鉛化合物、増粘剤、油剤、色素、顔料、抗菌剤、保湿剤、pH調整剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、保湿成分、酵素、香料等が挙げられる。
上記界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、ノニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤が挙げられる。なお、ノニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤は上記洗浄化粧料用組成物中に含まれている場合であっても、さらに配合することができる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、高級脂肪酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、硫酸化オレフィン塩、高級アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、硫酸化脂肪酸塩、スルホン化脂肪酸塩、リン酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、グリセライド硫酸エステル塩、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチド、脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加物の硫酸エステル塩、スルホコハク酸エステル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルベンゾイミダゾールスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸塩、N−アシル−N−メチルタウリンの塩、N−アシルグルタミン酸又はその塩、アシルオキシエタンスルホン酸塩、アルコキシエタンスルホン酸塩、N−アシル−β−アラニン又はその塩、N−アシル−N−カルボキシエチルタウリン又はその塩、N−アシル−N−カルボキシメチルグリシン又はその塩、アシル乳酸塩、N−アシルサルコシン塩、及びアルキル又はアルケニルアミノカルボキシメチル硫酸塩等が挙げられる。
なお、本発明の洗浄化粧料においては、よりカチオン化βグルカンが白濁することなく安定に存在できる点で、アニオン界面活性剤として、ココイルグルタミン酸TEA、ラウレス硫酸TEA、ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸TEAを用いることが好ましい。
ここで、上記洗浄化粧料用組成物の(A)成分であるカチオン化βグルカンと、アニオン界面活性剤はそれら併用時に白濁を生じやすいものであるが、本発明においてはアニオン界面活性剤を含有する場合であっても白濁を生じることがない。そのため、本発明の洗浄化粧料においては、アニオン界面活性剤を含有する場合において、本発明の特徴をより引き出すことができ、アニオン界面活性剤を配合することが好ましい。
また、本発明の洗浄化粧料に配合可能なカチオン界面活性剤としては、例えば、アルキル(アルケニル)トリメチルアンモニウム塩、ジアルキル(アルケニル)ジメチルアンモニウム塩、アルキル(アルケニル)四級アンモニウム塩、エーテル基或いはエステル基或いはアミド基を含有するモノ或いはジアルキル(アルケニル)四級アンモニウム塩、アルキル(アルケニル)ピリジニウム塩、アルキル(アルケニル)ジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキル(アルケニル)イソキノリニウム塩、ジアルキル(アルケニル)モルホニウム塩、ポリオキシエチレンアルキル(アルケニル)アミン、アルキル(アルケニル)アミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
更に、本発明の洗浄化粧料に配合可能なノニオン界面活性剤としては、上記洗浄化粧料用組成物で例示したものと同じものを挙げることができる。
また、本発明の洗浄化粧料に配合可能な両性界面活性剤としては、上記洗浄化粧料用組成物で例示したものと同じものを挙げることができる。
なお、上記界面活性剤は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.01〜80質量%が好ましく、0.05〜60質量%がより好ましい。なお、界面活性剤の合計量は上記洗浄化粧料用組成物由来の界面活性剤もあわせて算入するものとする。
次に、本発明の洗浄化粧料に配合可能なキレート剤としては、例えば、アミノポリカルボン酸系キレート剤、芳香族又は脂肪族カルボン酸系キレート剤、アミノ酸系キレート剤、エーテルポリカルボン酸系キレート剤、ホスホン酸系キレート剤、リン酸キレート剤、ヒドロキシカルボン酸系キレート剤、高分子電解質(オリゴマー電解質を含む)系キレート剤、ジメチルグリオキシム、アスコルビン酸、チオグリコール酸、フィチン酸、グリオキシル酸、グリオキサール酸等が挙げられる。これらのキレート剤は、それぞれフリーの酸型であっても、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩等の塩の形であってもよい。さらに、それらは、加水分解可能なそれらのエステル誘導体の形であってもよい。
上記アミノポリカルボン酸系キレート剤としては、例えば、エチレンジアミンテトラ酢酸、エチレンジアミンジ酢酸、シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、イミノジ酢酸、N−(2−ヒドロキシエチル)イミノジ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミントリ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、グルタミン酸ジ酢酸、アスパラギン酸ジ酢酸及びこれらの塩類が挙げられる。
上記芳香族又は脂肪族カルボン酸系キレート剤としては、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、セバシン酸、アゼライン酸、イタコン酸、アコニット酸、ピルビン酸、サリチル酸、アセチルサリチル酸、ヒドロキシ安息香酸、アミノ安息香酸(アントラニル酸を含む)、フタル酸、フマル酸、トリメリット酸、没食子酸、ヘキサヒドロフタル酸及びこれらの塩類、メチルエステル類及びエチルエステル類が挙げられる。
上記アミノ酸系キレート剤としては、例えば、グリシン、セリン、アラニン、リジン、シスチン、システイン、エチオニン、チロシン、メチオニン及びこれらの塩類及び誘導体が挙げられる。
上記ホスホン酸系キレート剤としては、例えば、イミノジメチルホスホン酸、アルキルジホスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸及びこれらの塩類が挙げられる。
上記リン酸系キレート剤としては、例えば、オルトリン酸、ピロリン酸、トリリン酸及びポリリン酸が挙げられる。
上記ヒドロキシカルボン酸系キレート剤としては、例えば、リンゴ酸、クエン酸、グリコール酸、グルコン酸、ヘプトン酸、酒石酸、乳酸及びこれらの塩類が挙げられる。
上記高分子電解質(オリゴマー電解質を含む)系キレート剤としては、例えば、アクリル酸重合体、無水マレイン酸重合体、α−ヒドロキシアクリル酸重合体、イタコン酸重合体、これらの重合体の構成モノマー2種以上からなる共重合体及びエポキシコハク酸重合体が挙げられる。
これらのキレート剤の中でも、安全性が高く、キレート効果が大きいことから、エチレンジアミンテトラ酢酸、エチレンジアミンジ酢酸、ニトリロトリ酢酸、イミノジ酢酸、N−(2−ヒドロキシエチル)イミノジ酢酸、アスパラギン酸ジ酢酸、コハク酸、サリチル酸、シュウ酸、乳酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸及びこれらの塩が好ましい。
キレート剤は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、洗剤化粧料全量に対して0.01〜30質量%が好ましく、0.05〜20質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な低分子ポリオールは、分子量50〜1000、好ましくは分子量50〜500のポリオールであり、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、2−メチル−1,2−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオール、1,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,3−ペンタンジオール、2,4−ペンタンジオール、2−メチル−1,2−ブタンジオール、2−メチル−2,3−ブタンジオール、2−メチル−1,4−ブタンジオール、3−メチル−1,2−ブタンジオール、3−メチル−1,3ブタンジオール、2−エチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,5−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,5−ヘキサンジオール、3,3−ヘキサンジオール、2−メチル−1,3−ペンタンジオール、2−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、3−メチル−2,3−ペンタンジオール、3−メチル−2,4−ペンタンジオール、4−メチル−1,2−ペンタンジオール、2−エチル−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−ブタンジオール、2,3−ジメチル−1,2−ブタンジオール、1,2−ヘプタンジオール、1,7−ヘプタンジオール、3,4−ヘプタンジオール、2−プロピル−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−イソプロピル−2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,2−オクタンジオール、1,8−オクタンジオール、3,6−オクタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2−sec−ブチル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−ヘキサンジオール、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、1,2−ノナンジオール、1,3−ノナンジオール、1,9−ノナンジオール、3,6−オクタンジオール、2−エチル−2−(2−メチル)プロピル−1,3−プロパンジオール、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオール、2,4,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、1,2−デカンジオール、1,10−デカンジオール、5,6−デカンジオール、3,6−ジメチル−3,6−オクタンジオール、3,7−ジメチル−1,6−オクタンジオール、3,7−ジメチル−1,7−オクタンジオール、1,2−ウンデカンジオール、1,4−ウンデカンジオール、1,11−ウンデカンジオール、6−エチル−3−メチル−1,6−オクタンジオール、1,2−ドデカンジオール、1,10−ドデカンジオール、1,12−ドデカンジオール、2,4−ジエチル−1,5−オクタンジオール、2,8,8−トリメチル−2,7−ノナンジオール、1,2−テトラデカンジオール、1,14−テトラデカンジオール、7,8−テトラデカンジオール、1,2−ペンタデカンジオール、1,2−ヘキサデカンジオール、1,16−ヘキサデカンジオール、1,17−ヘプタデカンジオール、1,2−オクタデカンジオール、1,12−オクタデカンジオール、1,2−エイコサンジオール、1,2−ドコサンジオール、1,2−テトラコサンジオール等の飽和ジオール又はその縮合物;
2−ブテン−1,4−ジオール、3−ブテン−1,2−ジオール、2−メチレン−1,3−プロパンジオール、2−ブチン−1,4−ジオール、5−ヘキセン−1,2−ジオール、3−メチル−2−ペンテン−1,5−ジオール、3−メチレンペンタン−1,5−ジオール、1,5−ヘキサジエン−3,4−ジオール、7−オクテン−1,2−ジオール、2,5−ジメチル−3−ヘキセン−2,5−ジオール、9−デセン−1、2−ジオール、2,6−ジメチル−7−オクテン−2,6−ジオール、3,7−ジメチル−7−オクテン−1,6−ジオール、13−テトラデセン−1、2−ジオール、12−ヒドロキシ−9−オクタデセノール、2−ペンチン−1,4−ジオール、3−ヘキシン−2,5−ジオール、4−メチル−2−ペンチン−1,4−ジオール、3−ヘプチン−2,5−ジオール、4−メチル−2−ペンチン−1,4−ジオール、3,4−ジメチル−1−ペンチン−3,4−ジオール、2,5−ジメチル−3−ヘキシン−2,5−ジオール、5−デシン−4,7−ジオール、2,6−ジメチル−7−オクチン−2,6−ジオール、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、2,3,6,7−テトラメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、2,5,8,11−テトラメチル−6−ドデシン−5,8−ジオール、1,1,4,4−テトライソプロピル−4−オクチン−3,6−ジオール、5,10−ジエチル−7−テトラデシン−6,9−ジオール等の不飽和ジオール;
1,2−シクロペンタンジオール、1,3−シクロペンタンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,2−シクロヘプタンジオール、2,3−ノルボルナンジオール、2,5−ノルボルナンジオール、2,7−ノルボルナンジオール、1,2−シクロオクタンジオール、1,4−シクロオクタンジオール、1,2−シクロデカンジオール、5−シクロオクテン−1,2−ジオール、1,5−デカリンジオール、リモネングリコール、1,2−テルペンジオール、4,4’−ビシクロヘキサンジオール、1,2−シクロドデカンジオール等の脂環状ジオール;
グリセリン、1,2,3−ブタントリオール、1,2,4−ブタントリオール、2−メチル−1,2,3−プロパントリオール、1,2,3−ペンタントリオール、1,2,4−ペンタントリオール、1,3,5−ペンタントリオール、2,3,4−ペンタントリオール、2−メチル−2,3,4−ブタントリオール、トリメチロールエタン、2,3,4−ヘキサントリオール、2−エチル−1,2,3−ブタントリオール、トリメチロールプロパン、4−プロピル−3,4,5−ヘプタントリオール、2,4−ジメチル−2,3,4−ペンタントリオール、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等の3価アルコール;
エリスリトール、ペンタエリスリトール、1,2,3,4−ペンタテトロール、2,3,4,5−ヘキサテトロール、1,2,4,5−ペンタンテトロール、1,3,4,5−ヘキサンテトロール、ジグリセリン、ソルビタン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラキス(ヒドロキシエチル)エチレンジアミン等の4価アルコール;
アドニトール、アラビトール、キシリトール、トリグリセリン等の5価アルコール;ジペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニトール、イジトール、イノシトール、ダルシトール、タロース、アロース等の6価アルコール;
1−メチルグリセリルエーテル、2−メチルグリセリルエーテル、1−エチルグリセリルエーテル、2−エチルグリセリルエーテル、1−プロピルグリセリルエーテル、2−プロピルグリセリルエーテル、1−イソプロピルグリセリルエーテル、2−イソプロピルグリセリルエーテル、1−ブチルグリセリルエーテル、2−ブチルグリセリルエーテル、1−イソブチルグリセリルエーテル、2−イソブチルグリセリルエーテル、1−ペンチルグリセリルエーテル、2−ペンチルグリセリルエーテル、1−ヘキシルグリセリルエーテル、2−ヘキシルグリセリルエーテル、1−ヘプチルグリセリルエーテル、2−ヘプチルグリセリルエーテル、1−オクチルグリセリルエーテル、2−オクチルグリセリルエーテル、1−(2−エチルヘキシル)グリセリルエーテル、2−(2−エチルヘキシル)グリセリルエーテル、1−ノニルグリセリルエーテル、2−ノニルグリセリルエーテル、1−デシルグリセリルエーテル、2−デシルグリセリルエーテル、1−ウンデシルグリセリルエーテル、2−ウンデシルグリセリルエーテル、1−ドデシルグリセリルエーテル、2−ドデシルグリセリルエーテル、1−トリデシルグリセリルエーテル、2−トリデシルグリセリルエーテル、1−テトラデシルグリセリルエーテル、2−テトラデシルグリセリルエーテル、1−ヘキサデシルグリセリルエーテル、2−ヘキサデシルグリセリルエーテル、1−オクタデシルグリセリルエーテル、2−オクタデシルグリセリルエーテル、1−分枝オクタデシルグリセリルエーテル、2−分枝オクタデシルグリセリルエーテル、1−エイコシルグリセリルエーテル、2−エイコシルグリセリルエーテル、1−アリルグリセリルエーテル、2−アリルグリセリルエーテル、1−ウンデセニルグリセリルエーテル、2−ウンデセニルグリセリルエーテル、1−オレイルグリセリルエーテル、2−オレイルグリセリルエーテル、1−フェニルグリセリルエーテル、2−フェニルグリセリルエーテル等のグリセリンモノエーテル類;
N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、N−プロピルジエタノールアミン、N−イソプロピルジエタノールアミン、N−ブチルジエタノールアミン、N−シクロヘキシルジエタノールアミン、N−(2−エチルヘキシル)ジエタノールアミン等のN−置換ジエタノールアミン類;
N−メチルジイソプロパノールアミン、N−エチルジイソプロパノールアミン、N−プロピルジイソプロパノールアミン、N−イソプロピルジイソプロパノールアミン、N−ブチルジイソプロパノールアミン、N−シクロヘキシルジイソプロパノールアミン、N−(2−エチルヘキシル)ジイソプロパノールアミン等のN−置換ジイソプロパノールアミン類;
3−ジメチルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−ジエチルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−ジプロピルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−ジイソプロピルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−ジブチルアミノ−1,2−プロパンジオール等のN,N−ジ置換−3−アミノ−1,2−プロパンジオール類が挙げられる。
これらの低分子ポリオールの中でも、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、3−メチル−1,3ブタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−ヘプタンジオール、1,2−オクタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、1,2−ノナンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、1,2−デカンジオール、1,10−デカンジオール、グリセリン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、エリスリトール、ジグリセリン、ソルビタン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラキス(ヒドロキシエチル)エチレンジアミン、ソルビトール、1−メチルグリセリルエーテル、1−エチルグリセリルエーテル、1−プロピルグリセリルエーテル、1−ブチルグリセリルエーテル、1−オクチルグリセリルエーテル、1−(2−エチルヘキシル)グリセリルエーテル、1−デシルグリセリルエーテル、1−アリルグリセリルエーテルが好ましく、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、3−メチル−1,3ブタンジオール、1,2−オクタンジオール、グリセリン、トリエタノールアミン、ジグリセリン、ソルビタン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、ソルビトール、1−アリルグリセリルエーテルがより好ましく、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、グリセリン、ソルビトール、1−アリルグリセリルエーテルが更に好ましい。
低分子ポリオールは上記の1種又は2種以上を配合することができる。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.01〜90質量%が好ましく、0.05〜70質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な植物由来エキスは、植物または藻類または菌類の全部、または花、葉、茎、果実、樹皮、根、種、樹脂等の特定の部位を、そのまま、又は圧搾、乾燥粉砕若しくは発酵等を加えてから、常温又は加温下で溶媒により抽出することにより得られるもので、水、エタノール、プロピレングリコール又は油脂に溶解するものをいう。また、抽出液を希釈し、濃縮し、または乾燥したものでもよい。さらに、水蒸気蒸留法、抽出法、クロマトグラフィー法等を用いて精油としたものでもよい。
植物由来エキスの抽出溶媒としては、通常天然物成分の抽出に用いられるもの、例えば、水;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類;テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ポリエチレングリコール等のエーテル類;ジクロロエタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類;石油エーテル、n−ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類;トルエン等の芳香族炭化水素類;ピリジン類;塩化ナトリウム溶液等が挙げられ、特に水、エタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコールが好ましい。
植物由来エキスは上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.0001〜5質量%が好ましく、0.001〜1質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な動物由来エキスは、例えば、牛胎盤(プラセンタ)エキス、牛頂靭帯(エラスチン)エキス、牛血液(ヘマチン)エキス、牛・豚胃(ムコ多糖体)エキス、牛・豚皮膚(コラーゲン)エキス、鶏冠(ヒアルロン酸)エキス、蜂王乳(ローヤルゼリー)、絹(フィブロイン、セリシン)エキス、牛乳(ホエイ、糖蛋白、ラクトフェリン)エキスなどが挙げられる。
動物由来エキスは上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.0001〜5質量%が好ましく、0.001〜1質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な微生物由来エキスは、例えば、細菌代謝物、細菌抽出エキス、カビ又はキノコ等の代謝物、放線菌代謝物、カビ又はキノコ等の抽出物、放線菌抽出エキス、納豆菌代謝物、納豆抽出エキス、米発酵エキス、米糠(赤糠、白糠)発酵エキス、ユーグレナエキス又はその分解物又はそれら水溶性誘導体、生乳又は脱脂粉乳の乳酸発酵物、トレハロース又はその誘導体等が挙げられる。
微生物由来エキスは上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.0001〜5質量%が好ましく、0.001〜1質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な亜鉛化合物は、例えば、酢酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸亜鉛、リシノレイン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛、アスパラギン酸亜鉛、アセチルメチオニン亜鉛、グルコン酸亜鉛、クエン酸亜鉛、ポリピロリドンカルボン酸亜鉛、ピコリン酸亜鉛等の有機酸亜鉛塩;p−フェノールスルホン酸亜鉛等のスルホン酸亜鉛塩、アスコルビルリン酸亜鉛、セチルリン酸亜鉛ナトリウム、DNA亜鉛等のリン酸エステル亜鉛塩;ジンクピリチオン等の亜鉛錯体;(銀/亜鉛/アンモニウム)ゼオライト、ケイ酸(アンモニウム/銀/亜鉛/アルミニウム)等の亜鉛担持ゼオライト;酸化アルミニウム/亜鉛、酸化アルミニウム/亜鉛/セリウム、酸化アルミニウム/亜鉛/鉄等の水酸化アルミニウム等の焼成物;硫酸亜鉛、硫化亜鉛、塩化亜鉛、臭化亜鉛、硝酸亜鉛、塩化亜鉛アンモニウム、硫酸亜鉛アルミニウム、硫酸亜鉛カリウム、ヨウ化亜鉛、塩基性炭酸亜鉛等の無機亜鉛塩;(水酸化/炭酸)(Mg/Al/亜鉛)、酸化亜鉛等が挙げられる。これらの中でも、水に溶解して亜鉛イオンになりやすい化合物が好ましく、20℃における水100gへの溶解度が5g以上であることが好ましく、溶解度が10g以上であることが更に好ましい。このような亜鉛化合物としては、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、グルコン酸亜鉛、臭化亜鉛、硝酸亜鉛、塩化亜鉛アンモニウム、硫酸亜鉛アルミニウム、硫酸亜鉛カリウム、ヨウ化亜鉛等が挙げられる。
亜鉛化合物は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.001〜10質量%が好ましく、0.01〜3質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な増粘剤は、例えば、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体、セルロース、ケラチン及びコラーゲン、アルギン酸カルシウム、プルラン、寒天、ゼラチン、タマリンド種子多糖類、キサンタンガム、カラギーナン、ハイメトキシルペクチン、ローメトキシルペクチン、グアーガム、アラビアゴム、結晶セルロース、アラビノガラクタン、カラヤガム、トラガカントガム、アルギン酸、アルブミン、カゼイン、カードラン、βグルカン、ジェランガム、デキストラン、α−グルコース及びこれらの誘導体等が挙げられる[上記(A)成分を除く]。
増粘剤は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.01〜20質量%が好ましく、0.05〜10質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な油剤は、通常洗浄化粧料に用いられる揮発性及び不揮発性の油剤及び溶剤及び樹脂が挙げられ、常温で液体、ペースト、固体であっても構わないが、ハンドリングに優れる液体が好ましい。油剤としては、例えば、セチルアルコール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール;ラウリン酸、ウンデシレン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ラノリン脂肪酸等の高級脂肪酸;ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、モノステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸エチレングリコール、オキシステアリン酸オクチル、アジピン酸ジイソプロピル、オクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、パルミチン酸2−エチルへキシル、リシノール酸オクチルドデシル、10〜30の炭素数を有する脂肪酸コレステリル/ラノステリル、乳酸セチル、酢酸ラノリン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、カプリン酸セチル、トリカプリル酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、コハク酸ジオクチル、及び2−エチルヘキサン酸セチル等のエステル類;流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素;ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウ等のロウ;ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油等の油脂;ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリシロキサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム等のシリコーン化合物;パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッチ、フルオロカーボン、フルオロアルコール等のフッ素化合物;ポリブテン、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、エチレン・α−オレフィン・コオリゴマー等のポリオレフィン又はオレフィンオリゴマー;ミネラルオイル、軽質流動イソパラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素等が挙げられる。
油剤は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.1〜90質量%が好ましく、0.5〜70質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な色素は、例えば、赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色素、黄色4号Alレーキ、黄色203号Baレーキ等のレーキ色素等が挙げられる。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な顔料は、例えば、酸化チタン等の白色顔料、シリカ、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料が挙げられる。これらの顔料の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状等)に特に制限はない。これらの顔料は、従来公知の表面処理、例えばフッ素化合物処理、シリコーン処理、シリコーン樹脂処理、ペンダント処理、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、油剤処理、N−アシル化リジン処理、ポリアクリル酸処理、金属石鹸処理、アミノ酸処理、無機化合物処理、プラズマ処理、メカノケミカル処理等によって事前に表面処理されていてもよい。
色素及び/又は顔料は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.1〜90質量%が好ましく、0.5〜70質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な抗菌剤は、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン等のパラベン系抗菌剤;チアベンダゾール、2−ベンツイミダゾリルカルバミン酸メチルプリベントール等のイミダゾール系抗菌剤;トリクロロカルバニリド、クロフルカルバン等のカーバニリド系抗菌剤;ベンゾチアゾール等のチアゾール系抗菌剤;デブコナゾール、カビノン等のトリアジン系抗菌剤;クロルヘキシジン塩酸塩、ポリヘキサメチレンビグアナイド等のビグアナイド系抗菌剤等が挙げられる。
抗菌剤は上記の1種又は2種以上を配合してもよいが、これらの抗菌剤を併用する場合には、人体に対する刺激性等を考慮して慎重に使用すべきである。その配合量は概ね洗浄化粧料全量に対して0.01〜10質量%が好ましく、0.03〜3質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能なpH調整剤は、例えば、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が挙げられる。これらのpH調整剤は、前記の第3級アミン及びアミドアミンからなるカチオン性界面活性剤の調製に用いる酸塩基と同一でも異なってもよい。
pH調整剤は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.001〜10質量%が好ましく、0.01〜5質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な酸化防止剤は、例えば、トコフェロール、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、フィチン酸等が挙げられる。酸化防止剤は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.001〜10質量%が好ましく、0.01〜5質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な紫外線吸収剤は、例えば、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸オクチル、サリチル酸トリエタノールアミン等のサリチル酸系;パラアミノ安息香酸、エチルジヒドロキシプロピルパラアミノ安息香酸、グリセリルパラアミノ安息香酸、オクチルジメチルパラアミノ安息香酸、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルへキシル等のPABA系;4−(2−β−グルコピラノシロキシ)プロポキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウム、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸及びその三水塩、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2、2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−N−オクトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系;パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル(別名;パラメトキシケイ皮酸オクチル)、ジパラメトキシケイ皮酸モノ-2-エチルヘキサン酸グリセリル、2,5−ジイソプロピルケイ皮酸メチル、2,4,6−トリス[4−(2−エチルへキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン、トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物、p−メトキシハイドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩等のケイ皮酸系;2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン等のベンゾイルメタン系;2−シアノ−,3−ジフェニルプロパ−2−エン酸2−エチルヘキシルエステル(別名;オクトクリレン)、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルへキシル、1−(3,4−ジメトキシフェニル)−4,4−ジメチル−1,3−ペンタンジオン、シノキサート、メチル−O−アミノベンゾエート、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、オクチルトリアゾン、4−(3,4−ジメトキシフェニルメチレン)−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル、これらの高分子誘導体、及びシラン誘導体が挙げられる。
紫外線吸収剤は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.01〜10質量%が好ましく、0.1〜1質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な保湿成分は、例えば、デオキシリボ核酸、ムコ多糖類、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイ、セラミド、コレステロール、アミノ酸、脂肪酸類、リン脂質(ポリマー含む)等が挙げられる。
保湿成分は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.001〜30質量%が好ましく、0.01〜20質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な酵素は、例えば、アシルコエンチームAデサチュラーゼ、アミノペプチダーゼ、アミログルコシダーゼ、オキシドレダクターゼ、カタラーゼ、グルコースオキシダーゼ、スーパーオキシドジスムターゼ、ダイズペルオキシダーゼ、デキストラン固定化プロテアーゼ、トランスグルタミナーゼ、ヒアルロニダーゼ、プロテアーゼ、ヘスペリジナーゼ、ラクトペルオキシダーゼ、リパーゼ等が挙げられる。
酵素は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.001〜10質量%が好ましく、0.01〜5質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料に配合可能な香料は、洗浄化粧料に香気、香りを付与するため、あるいは不快臭をマスクするために配合される。洗浄化粧料に一般的に配合される香料であれば特に限定されるものではなく、前記の生理活性成分等に例示した各種抽出物を含め、種々の植物の花、種子、葉、根等から抽出した香料、海藻類から抽出した香料、動物の各部位または分泌物から抽出した香料(例えば、じゃこう、マッコウ)、人工的に合成した香料(例えば、メントール、ムスク、酢酸エステル、バニラ)が例示される。
香料は上記の1種又は2種以上を配合してもよい。その配合量は特に限定されず、洗浄化粧料の種類によって異なるが、概ね洗浄化粧料全量に対して0.001〜10質量%が好ましく、0.01〜3質量%がより好ましい。
本発明の洗浄化粧料は、例えば、シャンプー、ドライシャンプー、リンス一体型シャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアパック、ヘアトリートメント等のヘアケア化粧料;洗顔料、洗顔クリーム、洗顔フォーム、クレンジングクリーム、クレンジングフォーム、ハンドソープ、ボディーソープ等のスキンケア化粧料等に使用でき、中でも、シャンプー、ヘアリンス、リンス一体型シャンプー、ヘアコンディショナー、ヘアパック、ヘアトリートメントに好ましく使用できる。
最後に、本発明の洗浄化粧料は、下記のような製造工程により製造することができる:
すなわち、本発明の洗浄化粧料は、上記本発明の洗浄化粧料用組成物と、アニオン性界面活性剤及びその他の洗浄化粧料を構成する成分とを混合することにより得ることができる。本発明の洗浄化粧料によれば、カチオン化βグルカンが沈殿することなく安定的に溶解させておくことができ、洗浄化粧料に透明度が求められる場合であってもカチオン化βグルカンによって白濁するのを防ぐことができる。
以下、実施例により本発明を更に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。尚、特に限定のない限り、実施例中の「部」や「%」は質量基準によるものである。
[カチオン化βグルカン1の製造]
攪拌機を備えた200mlのフラスコに、水を25g、イソプロピルアルコール125ml、黒酵母菌(アウレオバシジウム属)による発酵培養液から抽出したβ−1,3−1,6−グルカン[一般式(2)において、aが726、bが594、aに対するbの比が0.82、質量平均分子量310000]の粉末を2.26g、触媒として水酸化ナトリウム5g、カチオン化剤としてグリシジルトリメチルアンモニウムクロライドを2.12g(10mmol)を添加し、25℃で30分間攪拌した。その後、系内の温度を50℃に昇温し、50℃で5時間撹拌を続け反応を行った。反応終了後、酢酸で系内を中和した後に攪拌を停止させ、そのまま自然冷却しながら3時間放置すると、カチオン化反応により得られたカチオン化βグルカンが系内に沈殿した。この沈殿物をろ過し、イソプロピルアルコールで洗浄した後、乾燥してカチオン化βグルカンの粉末を得た。カチオン化βグルカンのカチオン化度は0.47であった。
なお、使用したβ−1,3−1,6−グルカンは水分を含んでおり、226gでグルコースユニット1mol、2.26gでグルコースユニット10mmolに相当する。β−1,3−1,6−グルカンの純度は、カールフィッシャー法による水分測定、及び下記のフェノール−硫酸法によるグルコースユニット含量の測定により決定した。カチオン化度は、下記のフェノール−硫酸法により求めた測定サンプル中のグルコースユニットのモル濃度と、下記のコロイド滴定法の測定により求めた測定サンプル中のカチオン性基のモル濃度より求めた。
<単糖ユニット含量の測定方法>
糖の定量法として一般的なフェノール硫酸法(Methods in Carbohydrate Chemistry
vol.1,pp.380-394に準拠)により、サンプル中の単糖ユニット含量を求めた。なお、検量線のための標準物質はグルコースを用いた。
<カチオン性基含量の測定方法>
指示薬として0.1質量%トルイジンブルー水溶液を用い、ポリビニル硫酸カリウム(N/400)で滴定し、滴定量からサンプル中のカチオン性基含量を求めた。
<カチオン化度の算出>
カチオン化度=サンプル中のカチオン性基含量/サンプル中の単糖ユニット含量
洗浄化粧料用組成物の製造:
[実施例1]
上記カチオン化βグルカン1質量部を水99質量部に溶解し、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を調製した。続いて、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を50質量部と、ラウリルアルコールエトキシレート(ADEKA社製、LA−775)5質量部を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料用組成物Aを得た。
[実施例2]
上記カチオン化βグルカン1質量部を水99質量部に溶解し、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を調製した。続いて、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を50質量部と、コカミドプロピルベタインの30質量%水溶液160質量部(コカミドプロピルベタインとして48部含有)を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料用組成物Bを得た。
[実施例3]
上記カチオン化βグルカン1質量部を水99質量部に溶解し、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を調製した。続いて、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を50質量部と、ココアンホ酢酸Naの36質量%水溶液139質量部(ココアンホ酢酸Naとして50部含有)を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料用組成物Cを得た。
[実施例4]
上記カチオン化βグルカン1質量部を水99質量部に溶解し、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を調製した。続いて、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を50質量部と、PPG2−コカミド5質量部を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料用組成物Dを得た。
[実施例5]
上記カチオン化βグルカン1質量部を水99質量部に溶解し、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を調製した。続いて、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を50質量部と、PPG2−コカミド50質量部を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料用組成物Eを得た。
洗浄化粧料の製造:
[実施例6]
上記洗浄化粧料用組成物Aを55質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50部含有)を混合し、洗浄化粧料Aを得た。得られた洗浄化粧料Aは無色透明であった。
[実施例7]
上記洗浄化粧料用組成物Bを210質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50部含有)を混合し、洗浄化粧料Bを得た。得られた洗浄化粧料Bは無色透明であった。
[実施例8]
上記洗浄化粧料用組成物Cを189質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50部含有)を混合し、洗浄化粧料Cを得た。得られた洗浄化粧料Cは黄色透明であった。
[実施例9]
上記洗浄化粧料用組成物Dを55質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50部含有)を混合し、洗浄化粧料Dを得た。得られた洗浄化粧料Dは無色透明であった。
[実施例10]
上記洗浄化粧料用組成物Eを100質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50部含有)を混合し、洗浄化粧料Eを得た。得られた洗浄化粧料Eは無色透明であった。
[比較例1]
水113質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液33.4質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして10部含有)及びカチオン化βグルカン1質量%水溶液を20質量部を混合し、洗浄化粧料用組成物Hを得た。得られた洗浄化粧料用組成物Hを116.4質量部およびコカミドプロピルベタインの30質量%水溶液33.4質量部(コカミドプロピルベタイン10部含有)を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料Hを得た。得られた洗浄化粧料Hは不溶性成分が生じ、白く濁ったものであった。
[実施例11]
下記処方の洗浄化粧料であるシャンプーを製造した。
まず、55℃加温条件下で、(2)に、[実施例2]で得られた(1)及び(3)、(4)を添加し混合した。続いて、(5)〜(8)を添加・溶解後、40℃まで冷却し、pHが5.5〜6.0となるよう(9)で調整した。続いて、(11)を加えたのち、全量が100gとなるよう水を加え、洗浄化粧料であるシャンプーを得た。得られたシャンプーは透明であった。
(1)洗浄化粧料用組成物B 43g
(2)ココイルグルタミン酸TEA 30%水溶液 33.4g
(3)ラウリルアルコールエトキシレート(ADEKA社製、LA−775)1g
(4)プロピレングリコール 3g
(5)フェノキシエタノール 0.1g
(6)安息香酸Na 0.3g
(7)エデト酸―2Na 0.2g
(8)塩化ナトリウム 0.3g
(9)50%クエン酸 適量
(10)水 残分
(11)香料 0.1g
[実施例12]
下記処方の洗浄化粧料であるシャンプーを製造した。
まず、55℃加温条件下で、(2)に、[実施例4]で得られた(1)及び(3)、(4)を添加し混合した。続いて、(5)〜(8)を添加・溶解後、40℃まで冷却し、pHが5.5〜6.0となるよう(9)で調整した。続いて、(11)を加えたのち、全量が100gとなるよう水を加え、洗浄化粧料であるシャンプーを得た。得られたシャンプーは透明であった。
(1)洗浄化粧料用組成物D 11g
(2)ココイルグルタミン酸TEA 30%水溶液 33.4g
(3)ココアンホ酢酸Na 36%水溶液 27.8g
(4)プロピレングリコール 3g
(5)フェノキシエタノール 0.1g
(6)安息香酸Na 0.3g
(7)エデト酸―2Na 0.2g
(8)塩化ナトリウム 0.3g
(9)50%クエン酸 適量
(10)水 残分
(11)香料 0.1g
[実施例13]
上記洗浄化粧料用組成物Bを210質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50質量部含有)を混合し、さらに水123質量部を混合し、洗浄化粧料Fを得た。得られた洗浄化粧料Fは無色透明であった。
[実施例14]
上記洗浄化粧料用組成物Cを189質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEA50質量部)を混合し、さらに水283質量部を混合し、洗浄化粧料Gを得た。得られた洗浄化粧料Gは黄色透明であった。

Claims (3)

  1. 下記(A)成分〜(C)成分よりなり、(A)成分が0.1〜20質量%、(B)成分が0.1〜50質量%、(C)成分が40〜99.8質量%であることを特徴とする洗浄化粧料用組成物:
    (A) カチオン化度が0.1〜1.5であるカチオン化β−1,3−1,6−グルカン
    (B) ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロプレンアルキルエーテル、脂肪モノエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、脂肪ジエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、アルキルアミドプロピルベタイン、カルボキシベタイン、スルホベタイン、ホスホベタイン、アミドアミノ酸及びイミダゾリニウムベタインからなる群から選択される1種又は2種
    (C) 水。
  2. (A)成分のカチオン化β−1,3−1,6−グルカンが、下記の一般式(2)で表わされるβ−1,3−1,6−グルカンであって、この少なくとも1つの水酸基が、前記の一般式(1)で表わされる基で置換された化合物である、請求項1に記載の洗浄化粧料用組成物:
    Figure 0006935968
    (式中、R〜Rは、炭素数1〜3のアルキル基又はフェニルメチル基を表わし、Rは、炭素数1〜6のアルキレン基を表わし、Xは、ハロゲン原子を表わす。)
    Figure 0006935968
    (式中、aは少なくとも20の数を表わし、bは少なくとも1の数を表わす。ただし、aとbとの合計の数は、一般式(2)で表わされるβ−1,3−1,6−グルカンの質量平均分子量を3000〜500万とする数である。)
  3. 請求項1または2記載の洗浄化粧料用組成物を含有する洗浄化粧料。
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