JP6935968B2 - 洗浄化粧料用組成物及び洗浄化粧料 - Google Patents
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洗浄化粧料は、多くの場合、泡立ちをよくするためにアニオン性界面活性剤や両性界面活性剤といった起泡性の成分と、一定の粘度を付与するために増粘剤が組み合わされることが多い。また、シャンプーでは同時にすすぎ時の指どおりの良さも求められるため、アニオン性界面活性剤とカチオン性高分子を併存させ、コアセルベートと呼ばれる会合体を生成させる処方も報告されている。しかし、処方成分の白濁を抑制し透明度を保ちながら、洗浄化粧料としての機能を両立させるのは非常に困難であり、処方の制約が大きいものであった。
(A)カチオン化βグルカン;
(B)ノニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種;
(C)水。
本発明の洗浄化粧料用組成物は、下記(A)成分〜(C)成分を含有し、(A)成分が0.1〜20質量%、(B)成分が0.1〜50質量%、(C)成分が40〜99.8質量%であることを特徴とする:
(A)カチオン化βグルカン;
(B)ノニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種;
(C)水。
本発明の洗浄化粧料用組成物に使用する述語「カチオン化βグルカン」は、カチオン化β−1,3−グルカン、カチオン化β−1,3−1,4−グルカン及びカチオン化β−1,3−1,6−グルカンを総称するものであり、それぞれ、β−1,3−グルカン、β−1,3−1,4−グルカン及びβ−1,3−1,6−グルカンの少なくとも1つの水酸基がカチオン性基で置換された化合物をいう。
しかしながら、プルランと、β−1,3−1,6−グルカンでは、構造の違いから同分子量(グルコースユニット数が同じ)でも分子サイズが異なるため、分子ふるいであるゲル振とうクロマトグラフィーでは相対値しか得られず、補正することで絶対値に近似した固有分子量の算出が可能である。補正は、検体の濃度測定、及び差圧粘度、示差屈折、光散乱の3点を測定し、算出する方法が挙げられる。
具体的には、まず、濃度、粘度、屈折率が既知なプルラン標準液を使用して装置常数kを求める。
次に、フェノール硫酸法によりβ−1,3−1,6−グルカンの濃度を測定した原体を、精密に測り取り濃度既知な水溶液を調製して検体とする。そして、差圧粘度検出器、示唆屈折検出器、光散乱検出器で測定した値から、分子量を算出する。
本発明の洗浄化粧料用組成物は、ノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種を含有する必要がある。なお、本明細書に記載する「ノニオン界面活性及び両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種」とは、ノニオン界面活性剤、又は両性界面活性剤、又はノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤を選択できることを意味するものであり、後述のように、同種の界面活性剤として2種以上を選択することもできる。
本発明の洗浄化粧料用組成物において、(C)成分の含有量は、40〜99.8質量%であり、好ましくは55〜99質量%、より好ましくは60〜95質量%である。(C)成分の含有量が50質量%よりも少ないと上記(A)成分と(B)成分が沈殿する等、安定性が劣ってしまい、また99.8質量%よりも多いと、最終的に得られる洗浄化粧料中での(A)成分と(B)成分が少なくなりすぎてしまい、良好な洗浄化粧料が得られない。
本発明の洗浄化粧料は、上記洗浄化粧料用組成物を含有するものであり、好ましくは洗浄化粧料中、洗浄化粧料用組成物に含まれるカチオン化βグルカンとして0.01〜5質量%であり、より好ましくは0.03〜3質量%、さらに好ましくは0.05〜1.5質量%、最も好ましくは0.1〜1質量%となるように含有する。洗浄化粧料用組成物の配合量がカチオン化βグルカンとして0.01質量%よりも少ないとコンディショニング効果が不十分となる場合があり、また3質量%よりも多いとカチオン化βグルカン同士の反発によりやはり効果が低減してしまうため好ましくない。
2−ブテン−1,4−ジオール、3−ブテン−1,2−ジオール、2−メチレン−1,3−プロパンジオール、2−ブチン−1,4−ジオール、5−ヘキセン−1,2−ジオール、3−メチル−2−ペンテン−1,5−ジオール、3−メチレンペンタン−1,5−ジオール、1,5−ヘキサジエン−3,4−ジオール、7−オクテン−1,2−ジオール、2,5−ジメチル−3−ヘキセン−2,5−ジオール、9−デセン−1、2−ジオール、2,6−ジメチル−7−オクテン−2,6−ジオール、3,7−ジメチル−7−オクテン−1,6−ジオール、13−テトラデセン−1、2−ジオール、12−ヒドロキシ−9−オクタデセノール、2−ペンチン−1,4−ジオール、3−ヘキシン−2,5−ジオール、4−メチル−2−ペンチン−1,4−ジオール、3−ヘプチン−2,5−ジオール、4−メチル−2−ペンチン−1,4−ジオール、3,4−ジメチル−1−ペンチン−3,4−ジオール、2,5−ジメチル−3−ヘキシン−2,5−ジオール、5−デシン−4,7−ジオール、2,6−ジメチル−7−オクチン−2,6−ジオール、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、2,3,6,7−テトラメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、2,5,8,11−テトラメチル−6−ドデシン−5,8−ジオール、1,1,4,4−テトライソプロピル−4−オクチン−3,6−ジオール、5,10−ジエチル−7−テトラデシン−6,9−ジオール等の不飽和ジオール;
1,2−シクロペンタンジオール、1,3−シクロペンタンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,2−シクロヘプタンジオール、2,3−ノルボルナンジオール、2,5−ノルボルナンジオール、2,7−ノルボルナンジオール、1,2−シクロオクタンジオール、1,4−シクロオクタンジオール、1,2−シクロデカンジオール、5−シクロオクテン−1,2−ジオール、1,5−デカリンジオール、リモネングリコール、1,2−テルペンジオール、4,4’−ビシクロヘキサンジオール、1,2−シクロドデカンジオール等の脂環状ジオール;
グリセリン、1,2,3−ブタントリオール、1,2,4−ブタントリオール、2−メチル−1,2,3−プロパントリオール、1,2,3−ペンタントリオール、1,2,4−ペンタントリオール、1,3,5−ペンタントリオール、2,3,4−ペンタントリオール、2−メチル−2,3,4−ブタントリオール、トリメチロールエタン、2,3,4−ヘキサントリオール、2−エチル−1,2,3−ブタントリオール、トリメチロールプロパン、4−プロピル−3,4,5−ヘプタントリオール、2,4−ジメチル−2,3,4−ペンタントリオール、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等の3価アルコール;
エリスリトール、ペンタエリスリトール、1,2,3,4−ペンタテトロール、2,3,4,5−ヘキサテトロール、1,2,4,5−ペンタンテトロール、1,3,4,5−ヘキサンテトロール、ジグリセリン、ソルビタン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラキス(ヒドロキシエチル)エチレンジアミン等の4価アルコール;
アドニトール、アラビトール、キシリトール、トリグリセリン等の5価アルコール;ジペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニトール、イジトール、イノシトール、ダルシトール、タロース、アロース等の6価アルコール;
1−メチルグリセリルエーテル、2−メチルグリセリルエーテル、1−エチルグリセリルエーテル、2−エチルグリセリルエーテル、1−プロピルグリセリルエーテル、2−プロピルグリセリルエーテル、1−イソプロピルグリセリルエーテル、2−イソプロピルグリセリルエーテル、1−ブチルグリセリルエーテル、2−ブチルグリセリルエーテル、1−イソブチルグリセリルエーテル、2−イソブチルグリセリルエーテル、1−ペンチルグリセリルエーテル、2−ペンチルグリセリルエーテル、1−ヘキシルグリセリルエーテル、2−ヘキシルグリセリルエーテル、1−ヘプチルグリセリルエーテル、2−ヘプチルグリセリルエーテル、1−オクチルグリセリルエーテル、2−オクチルグリセリルエーテル、1−(2−エチルヘキシル)グリセリルエーテル、2−(2−エチルヘキシル)グリセリルエーテル、1−ノニルグリセリルエーテル、2−ノニルグリセリルエーテル、1−デシルグリセリルエーテル、2−デシルグリセリルエーテル、1−ウンデシルグリセリルエーテル、2−ウンデシルグリセリルエーテル、1−ドデシルグリセリルエーテル、2−ドデシルグリセリルエーテル、1−トリデシルグリセリルエーテル、2−トリデシルグリセリルエーテル、1−テトラデシルグリセリルエーテル、2−テトラデシルグリセリルエーテル、1−ヘキサデシルグリセリルエーテル、2−ヘキサデシルグリセリルエーテル、1−オクタデシルグリセリルエーテル、2−オクタデシルグリセリルエーテル、1−分枝オクタデシルグリセリルエーテル、2−分枝オクタデシルグリセリルエーテル、1−エイコシルグリセリルエーテル、2−エイコシルグリセリルエーテル、1−アリルグリセリルエーテル、2−アリルグリセリルエーテル、1−ウンデセニルグリセリルエーテル、2−ウンデセニルグリセリルエーテル、1−オレイルグリセリルエーテル、2−オレイルグリセリルエーテル、1−フェニルグリセリルエーテル、2−フェニルグリセリルエーテル等のグリセリンモノエーテル類;
N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、N−プロピルジエタノールアミン、N−イソプロピルジエタノールアミン、N−ブチルジエタノールアミン、N−シクロヘキシルジエタノールアミン、N−(2−エチルヘキシル)ジエタノールアミン等のN−置換ジエタノールアミン類;
N−メチルジイソプロパノールアミン、N−エチルジイソプロパノールアミン、N−プロピルジイソプロパノールアミン、N−イソプロピルジイソプロパノールアミン、N−ブチルジイソプロパノールアミン、N−シクロヘキシルジイソプロパノールアミン、N−(2−エチルヘキシル)ジイソプロパノールアミン等のN−置換ジイソプロパノールアミン類;
3−ジメチルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−ジエチルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−ジプロピルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−ジイソプロピルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−ジブチルアミノ−1,2−プロパンジオール等のN,N−ジ置換−3−アミノ−1,2−プロパンジオール類が挙げられる。
すなわち、本発明の洗浄化粧料は、上記本発明の洗浄化粧料用組成物と、アニオン性界面活性剤及びその他の洗浄化粧料を構成する成分とを混合することにより得ることができる。本発明の洗浄化粧料によれば、カチオン化βグルカンが沈殿することなく安定的に溶解させておくことができ、洗浄化粧料に透明度が求められる場合であってもカチオン化βグルカンによって白濁するのを防ぐことができる。
[カチオン化βグルカン1の製造]
攪拌機を備えた200mlのフラスコに、水を25g、イソプロピルアルコール125ml、黒酵母菌(アウレオバシジウム属)による発酵培養液から抽出したβ−1,3−1,6−グルカン[一般式(2)において、aが726、bが594、aに対するbの比が0.82、質量平均分子量310000]の粉末を2.26g、触媒として水酸化ナトリウム5g、カチオン化剤としてグリシジルトリメチルアンモニウムクロライドを2.12g(10mmol)を添加し、25℃で30分間攪拌した。その後、系内の温度を50℃に昇温し、50℃で5時間撹拌を続け反応を行った。反応終了後、酢酸で系内を中和した後に攪拌を停止させ、そのまま自然冷却しながら3時間放置すると、カチオン化反応により得られたカチオン化βグルカンが系内に沈殿した。この沈殿物をろ過し、イソプロピルアルコールで洗浄した後、乾燥してカチオン化βグルカンの粉末を得た。カチオン化βグルカンのカチオン化度は0.47であった。
糖の定量法として一般的なフェノール硫酸法(Methods in Carbohydrate Chemistry
vol.1,pp.380-394に準拠)により、サンプル中の単糖ユニット含量を求めた。なお、検量線のための標準物質はグルコースを用いた。
指示薬として0.1質量%トルイジンブルー水溶液を用い、ポリビニル硫酸カリウム(N/400)で滴定し、滴定量からサンプル中のカチオン性基含量を求めた。
カチオン化度=サンプル中のカチオン性基含量/サンプル中の単糖ユニット含量
[実施例1]
上記カチオン化βグルカン1質量部を水99質量部に溶解し、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を調製した。続いて、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を50質量部と、ラウリルアルコールエトキシレート(ADEKA社製、LA−775)5質量部を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料用組成物Aを得た。
上記カチオン化βグルカン1質量部を水99質量部に溶解し、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を調製した。続いて、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を50質量部と、コカミドプロピルベタインの30質量%水溶液160質量部(コカミドプロピルベタインとして48部含有)を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料用組成物Bを得た。
上記カチオン化βグルカン1質量部を水99質量部に溶解し、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を調製した。続いて、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を50質量部と、ココアンホ酢酸Naの36質量%水溶液139質量部(ココアンホ酢酸Naとして50部含有)を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料用組成物Cを得た。
上記カチオン化βグルカン1質量部を水99質量部に溶解し、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を調製した。続いて、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を50質量部と、PPG2−コカミド5質量部を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料用組成物Dを得た。
上記カチオン化βグルカン1質量部を水99質量部に溶解し、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を調製した。続いて、カチオン化βグルカン1質量%水溶液を50質量部と、PPG2−コカミド50質量部を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料用組成物Eを得た。
[実施例6]
上記洗浄化粧料用組成物Aを55質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50部含有)を混合し、洗浄化粧料Aを得た。得られた洗浄化粧料Aは無色透明であった。
上記洗浄化粧料用組成物Bを210質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50部含有)を混合し、洗浄化粧料Bを得た。得られた洗浄化粧料Bは無色透明であった。
上記洗浄化粧料用組成物Cを189質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50部含有)を混合し、洗浄化粧料Cを得た。得られた洗浄化粧料Cは黄色透明であった。
上記洗浄化粧料用組成物Dを55質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50部含有)を混合し、洗浄化粧料Dを得た。得られた洗浄化粧料Dは無色透明であった。
上記洗浄化粧料用組成物Eを100質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50部含有)を混合し、洗浄化粧料Eを得た。得られた洗浄化粧料Eは無色透明であった。
水113質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液33.4質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして10部含有)及びカチオン化βグルカン1質量%水溶液を20質量部を混合し、洗浄化粧料用組成物Hを得た。得られた洗浄化粧料用組成物Hを116.4質量部およびコカミドプロピルベタインの30質量%水溶液33.4質量部(コカミドプロピルベタイン10部含有)を55℃加温下で混合し、洗浄化粧料Hを得た。得られた洗浄化粧料Hは不溶性成分が生じ、白く濁ったものであった。
下記処方の洗浄化粧料であるシャンプーを製造した。
まず、55℃加温条件下で、(2)に、[実施例2]で得られた(1)及び(3)、(4)を添加し混合した。続いて、(5)〜(8)を添加・溶解後、40℃まで冷却し、pHが5.5〜6.0となるよう(9)で調整した。続いて、(11)を加えたのち、全量が100gとなるよう水を加え、洗浄化粧料であるシャンプーを得た。得られたシャンプーは透明であった。
(2)ココイルグルタミン酸TEA 30%水溶液 33.4g
(3)ラウリルアルコールエトキシレート(ADEKA社製、LA−775)1g
(4)プロピレングリコール 3g
(5)フェノキシエタノール 0.1g
(6)安息香酸Na 0.3g
(7)エデト酸―2Na 0.2g
(8)塩化ナトリウム 0.3g
(9)50%クエン酸 適量
(10)水 残分
(11)香料 0.1g
下記処方の洗浄化粧料であるシャンプーを製造した。
まず、55℃加温条件下で、(2)に、[実施例4]で得られた(1)及び(3)、(4)を添加し混合した。続いて、(5)〜(8)を添加・溶解後、40℃まで冷却し、pHが5.5〜6.0となるよう(9)で調整した。続いて、(11)を加えたのち、全量が100gとなるよう水を加え、洗浄化粧料であるシャンプーを得た。得られたシャンプーは透明であった。
(2)ココイルグルタミン酸TEA 30%水溶液 33.4g
(3)ココアンホ酢酸Na 36%水溶液 27.8g
(4)プロピレングリコール 3g
(5)フェノキシエタノール 0.1g
(6)安息香酸Na 0.3g
(7)エデト酸―2Na 0.2g
(8)塩化ナトリウム 0.3g
(9)50%クエン酸 適量
(10)水 残分
(11)香料 0.1g
上記洗浄化粧料用組成物Bを210質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEAとして50質量部含有)を混合し、さらに水123質量部を混合し、洗浄化粧料Fを得た。得られた洗浄化粧料Fは無色透明であった。
上記洗浄化粧料用組成物Cを189質量部及びココイルグルタミン酸TEAの30質量%水溶液167質量部(ココイルグルタミン酸TEA50質量部)を混合し、さらに水283質量部を混合し、洗浄化粧料Gを得た。得られた洗浄化粧料Gは黄色透明であった。
Claims (3)
- 下記(A)成分〜(C)成分よりなり、(A)成分が0.1〜20質量%、(B)成分が0.1〜50質量%、(C)成分が40〜99.8質量%であることを特徴とする洗浄化粧料用組成物:
(A) カチオン化度が0.1〜1.5であるカチオン化β−1,3−1,6−グルカン
(B) ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロプレンアルキルエーテル、脂肪酸モノエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、脂肪酸ジエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、アルキルアミドプロピルベタイン、カルボキシベタイン、スルホベタイン、ホスホベタイン、アミドアミノ酸及びイミダゾリニウムベタインからなる群から選択される1種又は2種
(C) 水。 - (A)成分のカチオン化β−1,3−1,6−グルカンが、下記の一般式(2)で表わされるβ−1,3−1,6−グルカンであって、この少なくとも1つの水酸基が、前記の一般式(1)で表わされる基で置換された化合物である、請求項1に記載の洗浄化粧料用組成物:
- 請求項1または2記載の洗浄化粧料用組成物を含有する洗浄化粧料。
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