JP6934837B2 - 電気駆動式油圧ショベル - Google Patents
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Description
図1は本発明の一実施形態に係る電気駆動式油圧ショベルの全体構成を表す左側面図、図2は右側面図、図3は平面図、図4は後面図である。図2においては後述する作業機40と開閉蓋38の可動範囲を併せて図示してある。図3では後述する支柱51及びケーブル50を図示省略してある。以下の説明において断り書きのない場合は図1中の左方向を前方とする。
走行体20はホイール式の走行体でも良いが本実施形態ではクローラ式の走行体であり、トラックフレーム21、従動輪(アイドラ)22、駆動輪23、クローラ(履帯)24及び走行駆動装置25を備えている。
旋回体30は旋回輪26を介してトラックフレーム21の上部に旋回可能に設けられており、旋回フレーム31、カウンタウェイト33、動力室34等を備えている。
作業機40は、作業腕41及び作業具であるブレーカ44を含む多関節型のフロント作業機である。作業腕41は、ブーム42、アーム43、ブームシリンダ45、アームシリンダ46及び作業具シリンダ47を備えている。ブーム42は旋回体30の前部に上下方向に回動可能に連結され、アーム43はブーム42の先端に、ブレーカ44はアーム43の先端に、それぞれ回動可能に連結されている。ブームシリンダ45は旋回体30及びブーム42に、アームシリンダ46はブーム42及びアーム43に、それぞれ両端が連結されている。作業具シリンダ47は、基端がアーム43に連結される一方、先端がリンク48を介してアーム43の先端部及びブレーカ44に連結されている。ブームシリンダ45、アームシリンダ46及び作業具シリンダ47はいずれも油圧アクチュエータであり、油圧ポンプ36から吐出される圧油で駆動され、伸縮動作により作業機40を駆動する。作業腕41には、バケット、マグネット、クラムシェルバケット等の他の作業具がブレーカ44に代えて装着され得る。
外部電源(不図示)は例えば発電機であり、油圧ショベルとは別に適所に設置されている。外部電源と油圧ショベルとはケーブル50を介して接続される。具体的には、ケーブル50の一端が外部電源の出力部に接続され、他端が油圧ショベルの前述した制御盤に接続される。ケーブル50の長さは油圧ショベルの動作を妨げない程度に設定されている。
図5は本例の油圧ショベルに備えられた支柱及びケーブルブラケットの右側面図、図6は後面図、図7は図6のVII−VII線による矢視断面図である。ケーブルブラケット52はケーブル50を保持するものであり、旋回体30の上部に立設した支柱51により支持されている。支柱51とケーブルブラケット52とでケーブル保持機構を構成する。まず支柱51について説明する。
支柱51は、本例では作業機40のブーム42のフート部を連結するために旋回フレーム31に設けたブラケット部31a(図5)に取り付けられている。ブラケット部31aは旋回中心Cに重ねて配置されており、支柱51の基部は旋回中心Cの近傍(本例では旋回中心Cの後側)に位置している。ここで、ブームシリンダ45を最伸長させて制限一杯までブーム上げ動作をすると、ブーメラン型に屈曲した形状のブーム42の基部側の部分が図2に二点鎖線で示したように鉛直な旋回中心Cを越えて後傾する。以降、図2に二点鎖線で示したブーム42の位置を上限位置と記載する。開閉蓋38は閉じた状態では上面が水平であるが、開くと前縁を支点にして後部が上昇し、同図に示したように上限位置のブーム42の基部側部分に上面が沿う姿勢となる。このような開放状態の開閉蓋38と上限位置の作業機40(ブーム42)との間には、同図のように左右から見ると上方に向かって後方に傾斜した細長い隙間が生じる。支柱51はこの細長い傾斜した隙間を通るように後傾させ、作業機40や開閉蓋38の可動領域に干渉しないようにレイアウトしてある。続けてケーブルブラケット52について説明する。
ケーブルブラケット52は、軸53、外筒54、ケーブル保持部材55、ストッパ56及び緩衝部材57を備えている。
本実施形態に係る油圧ショベルは、代表的にはトンネル坑内や屋内、立坑、地下等の閉鎖的な空間で掘削作業等を行う場面で用いられる。油圧ショベルを運転する場合、まずケーブル50で外部電源(不図示)と油圧ショベルを接続する。その際、ケーブル保持部材55の上記ケーブル挿通路にケーブル50を通し、ケーブル保持部材55と油圧ショベル(制御盤)との間においてケーブル50に適度な弛みを持たせておく。また必要な場合には、軸53に対するプレート58の取り付け角度を変更することにより、軸53に対するストッパ56の周方向位置を外部電源と油圧ショベルの位置関係に応じて調整する。その後、外部電源を運転して油圧ショベルへの電力の供給を開始し、オペレータはリモコン(不図示)を用いて油圧ショベルを適宜操作する。これにより走行体20によって油圧ショベルを移動させたり、作業機40によって掘削作業をしたり、旋回体30を旋回させたりすることができる。
(1)本願出願以前の従来の電気駆動式油圧ショベルでは、油圧ショベルの制御盤とケーブル保持部材との間においてケーブルの動きを抑えるように構成されていた。具体的には、ケーブル保持部材の一端を外筒の外周面に固定し、ケーブル保持部材が一端を中心にして回動する構成である。この場合、ケーブル保持部材の一端ひいてはケーブル挿通路の一方側の開口は、回転中心に近いため回転に伴う変位量が小さい。ケーブルは回転中心の近くでケーブル挿通路からケーブルが取り出され、支柱に沿って制御盤に向かって這い回されるため、ケーブル保持部材が揺動してもケーブル保持部材と制御盤との間におけるケーブルの振れが小さいことが1つのメリットである。
Claims (4)
- 走行体、前記走行体の上部に旋回可能に設けた旋回体、前記旋回体に取り付けた作業機、前記作業機を駆動する油圧アクチュエータ、前記油圧アクチュエータを駆動する圧油を吐出する油圧ポンプ、前記油圧ポンプを駆動する電動機、前記電動機に供給する電力を調整する制御盤、前記制御盤と外部電源とを接続するケーブル、前記旋回体の上部に立設した支柱、及び前記ケーブルを保持するケーブルブラケットを備え、前記ケーブルブラケットは、前記支柱の上部に立設されて上下に延びる軸、及び前記軸を中心に回転可能に設けられると共に前記軸を跨ぐケーブル保持部材を有する電気駆動式油圧ショベルにおいて、
前記ケーブル保持部材は、前記軸に対して前記旋回体の後端側で開口する第1の開口と、前記軸を挟んで前記第1の開口と反対側で開口する第2の開口とを備え、上方に向かって凸の弓形に形成されたケーブル挿通路を有しており、
前記外部電源から延びる前記ケーブルが、前記旋回体の後端側から前記第1の開口を介して前記ケーブル挿通路に通され、前記第2の開口から前記軸よりも前方側に取り出されて前記軸を跨いで前記制御盤に接続されるように構成したことを特徴とする電気駆動式油圧ショベル。 - 請求項1に記載の電気駆動式油圧ショベルにおいて、前記ケーブル挿通路を、前記軸に関して前後対称形状に形成したことを特徴とする電気駆動式油圧ショベル。
- 請求項1に記載の電気駆動式油圧ショベルにおいて、
前記旋回体の外壁の上面から後面に跨る部分は、前記油圧ポンプ及び前記電動機を収容する動力室を覆うと共に前部を支点にして後部を上下に回動させて前記動力室を開閉する開閉蓋を構成しており、
前記支柱は、前記作業機及び前記開閉蓋の可動領域を避けて後傾した形状に形成されていることを特徴とする電気駆動式油圧ショベル。 - 請求項1に記載の電気駆動式油圧ショベルにおいて、前記ケーブル保持部材の可動範囲を制限するストッパを備えていることを特徴とする電気駆動式油圧ショベル。
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JP2018082927A JP6934837B2 (ja) | 2018-04-24 | 2018-04-24 | 電気駆動式油圧ショベル |
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Family Applications (1)
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