JP6932807B2 - 光学指紋センサー - Google Patents

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Description

本発明は、光学指紋センサーに関するものであり、特に、感度および視野(FOV)を増加させることができる光学指紋センサーに関するものである。
従来の光学指紋センサーでは、傾斜光(例えば、大角度の入射光)は、遮光層によってブロックされ、フォトダイオードに到達できないため、センサーが十分な光を集光できず、感度が低下し、画像のコントラストが低下することになる。
感度を高めるために、マイクロレンズアレイが遮光層の開口の上に配置されて(即ち、1つのフォトダイオードに対応する1つのマイクロレンズ)、さまざまな角度でより多くの光を集光している。しかしながら、形成された視野(FOV)は依然として十分な光を収光するのに不十分である。
従って、広視野(FOV)の光学指紋センサーの開発が望まれる。
広視野(FOV)の光学指紋センサーを提供する。
本発明の一実施形態によれば、光学指紋センサーが提供される。光学指紋センサーは、複数の光電変換ユニットを有する基板、基板上に配置された複数の第1の開口を有する第1の遮光層、および第1の遮光層の上に配置された第2の開口の複数のグループを有する第2の遮光層を含む。各第1の開口は、第2の開口の各グループに対応する。
いくつかの実施形態では、第2の開口の各グループは、中央開口、および中央開口を囲む複数の周辺開口を含む。周辺開口は、第1の周辺開口および第2の周辺開口を含む。第1の周辺開口の中心点、中央開口の中心点、および第2の周辺開口の中心点は、直線状に配置される。第1の周辺開口の中心点と第2の周辺開口の中心点との間の距離、第1の周辺開口の半径、および第2の周辺開口の半径の合計は、第2の幅として定義される。いくつかの実施形態では、各第1の開口は第1の幅を有し、第2の幅は第1の幅より大きい。
いくつかの実施形態では、光学指紋センサーは、第1の遮光層と第2の遮光層との間に配置された第3の遮光層をさらに含む。第3の遮光層は、第1の開口にそれぞれ対応する複数の第3の開口を有し、各第3の開口は第3の幅を有する。いくつかの実施形態では、第2の幅は第3の幅より大きく、第3の幅は第1の幅以上である。
いくつかの実施形態では、光学指紋センサーは、第2の遮光層上に配置されたマイクロレンズの複数のグループをさらに含む。マイクロレンズの各グループは、中央マイクロレンズ、および中央マイクロレンズを囲む複数の周辺マイクロレンズを含む。マイクロレンズの各グループの中央のマイクロレンズは、第2の開口の各グループの中央開口に配置され、マイクロレンズの各グループの周辺マイクロレンズは、第2の開口の各グループの周辺開口上にそれぞれ配置される。いくつかの実施形態では、各周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されて、マイクロレンズの各グループに多角形を形成する。いくつかの実施形態では、多角形は、方形、六角形、または八角形を含む。いくつかの実施形態では、マイクロレンズの隣接するグループの2つの中央マイクロレンズの間にはそれぞれピッチがある。いくつかの実施形態では、ピッチは40μmから100μmの範囲にある。いくつかの実施形態において、マイクロレンズの各グループが4つの周辺マイクロレンズを有するとき、4つの周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されて方形を形成する。いくつかの実施形態では、マイクロレンズの各グループが6つの周辺マイクロレンズを有するとき、6つの周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されて六角形を形成する。いくつかの実施形態では、マイクロレンズの各グループが8つの周辺マイクロレンズを有するとき、8つの周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されて八角形を形成する。いくつかの実施形態では、中央マイクロレンズの中心点と、マイクロレンズの各グループの各周辺マイクロレンズの中心点との間の距離は同じである。いくつかの実施形態では、中央マイクロレンズおよび周辺マイクロレンズは、5μmから30μmの範囲の直径を有する。いくつかの実施形態では、周辺マイクロレンズの直径は同じである。いくつかの実施形態では、中央マイクロレンズの直径は、マイクロレンズの各グループの周辺マイクロレンズの直径と同じである。いくつかの実施形態では、中央マイクロレンズの直径は、マイクロレンズの各グループの周辺マイクロレンズの直径より大きいか、または小さい。
いくつかの実施形態では、光学指紋センサーは、第1の遮光層と第2の遮光層との間に配置され、第1の開口に充填される透明層をさらに含む。
いくつかの実施形態では、光学指紋センサーは、第1の透明層および第2の透明層をさらに含む。第1の透明層は、第1の遮光層と第3の遮光層との間に配置され、第1の開口に充填される。第2の透明層は、第3の遮光層と第2の遮光層との間に配置され、第3の開口に充填される。
本発明では、1つの光電変換ユニット(例えば、1つのフォトダイオード)に対応するマイクロレンズ、例えば5〜9つのマイクロレンズの数を増加させることにより、感度と視野(FOV)が向上されることができる。マイクロレンズのグループは、中央マイクロレンズと、中央マイクロレンズを囲む複数の周辺マイクロレンズ、例えば、4つ、6つ、または8つの周辺マイクロレンズを含む。周辺マイクロレンズは多角形に配置される。即ち、各周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されて、対称の多角形、例えば方形、正六角形、または正八角形を形成する。このようなマイクロレンズのグループの配置は、異なる方向の光を3つのマイクロレンズで同時に受光でき、十分な視野(FOV)を維持することができる。マイクロレンズ(中央マイクロレンズおよび周辺マイクロレンズを含む)の最適な直径は、約5μmから約30μmの範囲にある。また、マイクロレンズの各グループの中央マイクロレンズと各周辺マイクロレンズと間の距離は同じであるため、同じグループの各マイクロレンズが受光する光の量は一定であり、画像の均一性を向上させる。また、マイクロレンズの隣接するグループのそれぞれの2つの中央マイクロレンズ間の最適なピッチサイズは、約40μmから約100μmの範囲にある。従って、画像解像度は約254dpiから約635dpiの適切な範囲に維持することができる。チップ上では、マイクロレンズの各グループ間の配置と寸法は同じであるため、適切なピッチサイズを維持し、クロストーク効果と不均一な画像が避けられる。
詳細な説明は、添付の図面と併せて以下の実施形態に説明される。
本発明は、添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明及び例を読むことで、より完全に理解することができる。
図1は、本発明の一実施形態による光学指紋センサーの断面図である。 図2は、本発明の一実施形態による光学指紋センサーのマイクロレンズのグループの配置および寸法の上面図である。 図3は、本発明の一実施形態による光学指紋センサーの断面図である。 図4は、本発明の一実施形態による光学指紋センサーの断面図である。 図5は、本発明の一実施形態による光学指紋センサーのマイクロレンズのグループの配置および寸法の上面図である。 図6は、本発明の一実施形態による光学指紋センサーの断面図である。 図7は、本発明の一実施形態による光学指紋センサーのマイクロレンズのグループの配置および寸法の上面図である。 図8は、本発明の一実施形態による光学指紋センサーの断面図である。 図9は、本発明の一実施形態による光学指紋センサーのマイクロレンズのグループの配置および寸法の上面図である。
以下の説明では、本発明を実施するベストモードを開示している。この説明は、本発明の一般原理を例示する目的のものであり、本発明を限定するものではない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲を参考にして決定される。
図1および図2に示すように、本発明の一実施形態によれば、光学指紋センサー10が提供される。図1は、光学指紋センサー10の断面図である。図2は、光学指紋センサー10のマイクロレンズのグループの配置および寸法の上面図である。
図1では、光学指紋センサー10は、基板12、第1の光電変換ユニット14、第2の光電変換ユニット16、第1の遮光層18、複数の第1の開口20、透明層22、第2の遮光層24、第2の開口の第1のグループ26、第2の開口の第2のグループ28、マイクロレンズの第1のグループ30、およびマイクロレンズの第2のグループ32を含む。第1の光電変換ユニット14および第2の光電変換ユニット16は、基板12に配置される。第1の遮光層18は、基板12上に配置される。第1の開口20は、第1の遮光層18に形成され、第1の光電変換ユニット14および第2の光電変換ユニット16にそれぞれ整合する。各第1の開口20の幅は、第1の幅「W1」として定義される。透明層22は、第1の遮光層18と第2の遮光層24との間に配置され、第1の開口20に充填される。第2の遮光層24は、透明層22上に配置される。第2の開口の第1のグループ26および第2の開口の第2のグループ28は、第2の遮光層24に形成され、様々な第1の開口20とそれぞれ整合する。第2の開口の第1のグループ26は、中央開口26aと、中央開口26aを囲む複数の周辺開口26b、例えば6つの周辺開口とを含む。図1では、中央開口26aの左側に位置した周辺開口26bは、第1の周辺開口として定義される。中央開口26aの右側に位置した周辺開口26bは、第2の周辺開口として定義される。第1の周辺開口26bの中心点「26bPc1」、中央開口26aの中心点「26aPc」、および第2の周辺開口26bの中心点「26bPc2」は直線上に配置される。第1の周辺開口26bの中心点「26bPc1」と第2の周辺開口26bの中心点「26bPc2」との間の距離「d」、第1の周辺開口26bの半径「r1」、および第2の周辺開口26bの半径「r2」の合計は、第2の幅「W2」として定義される。同様に、第2の開口の第2のグループ28は、中央開口28aと、中央開口28aを囲む複数の周辺開口部28b、例えば6つの周辺開口とを含む。中央開口28aの左側に位置した周辺開口28bは、第1の周辺開口として定義される。中央開口28aの右側に位置した周辺開口28bは、第2の周辺開口として定義される。第1の周辺開口28bの中心点「28bPc1」、中央開口28aの中心点「28aPc」、および第2の周辺開口28bの中心点「28bPc2」は直線上に配置される。第1の周辺開口28bの中心点「28bPc1」と第2の周辺開口28bの中心点「28bPc2」との間の距離「d」、第1の周辺開口28bの半径「r1」、および第2の周辺開口28bの半径「r2」の合計は、第2の幅「W2」として定義される。具体的には、マイクロレンズの第1のグループ30は、第2の開口の第1のグループ26の上方に配置され、第1の光電変換ユニット14と整合する。マイクロレンズの第2のグループ32は、第2の開口の第2のグループ28の上方に配置され、第2の光電変換ユニット16と整合する。
いくつかの実施形態では、基板12は、例えば、シリコンまたはその他の適切な半導体材料を含む。いくつかの実施形態では、第1の光電変換ユニット14および第2の光電変換ユニット16は、光を電気信号に変換することができる適切な構成要素、例えば様々なフォトダイオード(PD)を含む。いくつかの実施形態では、第1の遮光層18および第2の遮光層24は、例えば、適切な不透明な有機材料または無機材料を含む。いくつかの実施形態では、第1の遮光層18と第2の遮光層24との間に配置された透明層22は、例えば、適切な透明有機材料または低い消衰係数を有する無機材料を含む。いくつかの実施形態では、第2の開口の第1のグループ26の第2の幅「W2」は、第2の開口の第1のグループ26と整合する第1の開口20の第1の幅「W1」より大きい。第2の開口の第2のグループ28の第2の幅「W2」は、第2の開口の第2のグループ28と整合する第1の開口20の第1の幅「W1」より大きい。
図2に示すように、マイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の配置および寸法がより明確に明らかにされている。図2は、マイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の配置および寸法の上面図である。図1のマイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の断面プロファイルは、図2の断面線A−A’に沿って得られる。図2では、マイクロレンズの第1のグループ30は、1つの中央マイクロレンズ30aと、中央マイクロレンズ30aを囲む6つの周辺マイクロレンズ30bとを含む。マイクロレンズの第2のグループ32は、1つの中央マイクロレンズ32aと、中央マイクロレンズ32aを囲む6つの周辺マイクロレンズ32bとを含む。マイクロレンズの第1のグループ30の中央マイクロレンズ30aは、第2の開口の第1のグループ26の中央開口26aに配置される。マイクロレンズの第1のグループ30の周辺マイクロレンズ30bは、第2の開口の第1のグループ26の周辺開口26b上にそれぞれ配置される。マイクロレンズの第2のグループ32の中央マイクロレンズ32aは、第2の開口の第2のグループ28の中央開口28a上に配置される。マイクロレンズの第2のグループ32の周辺マイクロレンズ32bは、図1に示されるように、第2の開口の第2のグループ28の周辺開口28b上にそれぞれ配置される。図2では、各周辺マイクロレンズ30bの中心点「Pc」は互いに接続されて、マイクロレンズの第1のグループ30に「六角形」34を形成する。同様に、各周辺マイクロレンズ32bの中心点「Pc」は互いに接続されて、マイクロレンズの第2のグループ32に「六角形」34’を形成する。マイクロレンズの第1のグループ30の中央マイクロレンズ30aとマイクロレンズの第2のグループ32の中央マイクロレンズ32aとの間にはピッチ「D」がある。いくつかの実施形態では、ピッチ「D」は約40μmから約100μmの範囲にある。
中央マイクロレンズ30aの中心点と各周辺マイクロレンズ30bの中心点との間の距離は、マイクロレンズの第1のグループ30において「Dcp1」として定義される。マイクロレンズの第1のグループ30の距離「Dcp1」は全て同じである。同様に、中央マイクロレンズ32aの中心点と各周辺マイクロレンズ32bの中心点との間の距離は、マイクロレンズの第2のグループ32において「Dcp2」として定義される。マイクロレンズの第2のグループ32の距離「Dcp2」は全て同じである。距離「Dcp1」は距離「Dcp2」に等しい。いくつかの実施形態では、中央マイクロレンズ(30aおよび32a)の直径「Dc1」および「Dc2」、および周辺マイクロレンズ(30bおよび32b)の直径「Dp1」および「Dp2」は、約5μmから約30μmの範囲にある。図2では、中央のマイクロレンズ(30aおよび32a)の直径「Dc1」および「Dc2」は同じである。周辺マイクロレンズ(30bと32b)の直径「Dp1」と「Dp2」は同じである。中央マイクロレンズ30aの直径「Dc1」は、マイクロレンズの第1のグループ30の周辺マイクロレンズ30bの直径「Dp1」と同じである。同様に、中央マイクロレンズ32aの直径「Dc2」は、マイクロレンズの第2のグループ32の周辺マイクロレンズ32bの直径「Dp2」と同じである。
図3に示すように、本発明の一実施形態によれば、光学指紋センサー10が提供される。図3は、光学指紋センサー10の断面図を示している。
図3では、光学指紋センサー10は、基板12、第1の光電変換ユニット14、第2の光電変換ユニット16、第1の遮光層18、複数の第1の開口20、第1の透明層22a、第2の遮光層24、複数の第2の開口(26および28)、第2の透明層22b、第3の遮光層25、第3の開口の第1のグループ27、第3の開口の第2のグループ29、マイクロレンズの第1のグループ30、およびマイクロレンズの第2のグループ32を含む。第1の光電変換ユニット14および第2の光電変換ユニット16は、基板12に配置される。第1の遮光層18は、基板12上に配置される。第1の開口20は、第1の遮光層18に形成され、第1の光電変換ユニット14および第2の光電変換ユニット16にそれぞれ整合する。各第1の開口20の幅は、第1の幅「W1」として定義される。第1の透明層22aは、第1の遮光層18と第2の遮光層24との間に配置され、第1の開口20に充填される。第2の遮光層24は、第1の透明層22a上に配置される。第2の開口(26および28)は、第2の遮光層24に形成され、それぞれ様々な第1の開口20と整合する。各第2の開口(26および28)の幅は、第2の幅「W2」として定義される。第2の透明層22bは、第2の遮光層24と第3の遮光層25との間に配置され、第2の開口(26および28)に充填される。第3の遮光層25は、第2の透明層22b上に配置される。第3の開口の第1のグループ27および第3の開口の第2のグループ29は、第3の遮光層25に形成され、第2の開口(26および28)とそれぞれ整合する。第3の開口の第1のグループ27は、中央開口27aと、中央開口27aを囲む複数の周辺開口27b、例えば6つの周辺開口とを含む。図3では、中央開口27aの左側に位置した周辺開口27bは、第1の周辺開口として定義される。中央開口27aの右側に位置した周辺開口27bは、第2の周辺開口として定義される。第1の周辺開口27bの中心点「27bPc1」、中央開口27aの中心点「27aPc」、および第2の周辺開口27bの中心点「27bPc2」は直線上に配置される。第1の周辺開口27bの中心点「27bPc1」と第2の周辺開口27bの中心点「27bPc2」との間の距離「d」、第1の周辺開口27bの半径「r1」、および第2の周辺開口27bの半径「r2」の合計は、第3の幅「W3」として定義される。同様に、第3の開口の第2のグループ29は、中央開口29aと、中央開口29aを囲む複数の周辺開口部29b、例えば6つの周辺開口とを含む。中央開口29aの左側に位置した周辺開口29bは、第1の周辺開口として定義される。中央開口29aの右側に位置した周辺開口29bは、第2の周辺開口として定義される。第1の周辺開口29bの中心点「29bPc1」、中央開口29aの中心点「29aPc」、および第2の周辺開口29bの中心点「29bPc2」は直線上に配置される。第1の周辺開口29bの中心点「29bPc1」と第2の周辺開口29bの中心点「29bPc2」との間の距離「d」、第1の周辺開口29bの半径「r1」、および第2の周辺開口29bの半径「r2」の合計は、第3の幅「W3」として定義される。具体的には、マイクロレンズの第1のグループ30は、第3の開口の第1のグループ27の上方に配置され、第1の光電変換ユニット14と整合する。マイクロレンズの第2のグループ32は、第3の開口の第2のグループ29の上方に配置され、第2の光電変換ユニット16と整合する。
いくつかの実施形態では、基板12は、例えば、シリコンまたは他の適切な半導体材料を含む。いくつかの実施形態では、第1の光電変換ユニット14および第2の光電変換ユニット16は、光を電気信号に変換することができる適切なコンポーネント、例えば、様々なフォトダイオード(PD)を含む。いくつかの実施形態では、第1の遮光層18、第2の遮光層24、および第3の遮光層25は、例えば、適切な不透明有機材料または無機材料を含む。いくつかの実施形態では、第1の遮光層18と第2の遮光層24との間に配置された第1の透明層22a、および第2の遮光層24と第3の遮光層25との間に配置された第2の透明層22bは、例えば、適切な透明有機材料または低消衰係数の無機材料を含む。いくつかの実施形態では、第3の開口の第1のグループ27の第3の幅「W3」は、第3の開口の第1のグループ27と整合する第2の開口26の第2の幅「W2」より大きい。第2の開口26の第2の幅「W2」は、第2の開口26と整合する第1の開口20の第1の幅「W1」以上である。同様に、第3の開口の第2のグループ29の第3の幅「W3」は、第3の開口の第2のグループ29と整合する第2の開口28の第2の幅「W2」より大きい。第2の開口28の第2の幅「W2」は、第2の開口28と整合する第1の開口20の第1の幅「W1」以上である。
図3の光学指紋センサー10のマイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の配置および寸法は、図2に示されたものと同様である。
図4に示すように、本発明の一実施形態によれば、光学指紋センサー10が提供される。図4は、光学指紋センサー10の断面図を示している。
図4の光学指紋センサー10の構造は、図3に示された光学指紋センサー10の構造と同様である。それらの間の区別は、マイクロレンズの第1のグループ30とマイクロレンズの第2のグループ32の寸法変化にある。
図5に示すように、図4の光学指紋センサー10のマイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の配置および寸法は、より明確に明らかにされる。図5は、マイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の配置および寸法の上面図である。図4のマイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の断面プロファイルは、図5の断面線B−B’に沿って得られる。図5では、マイクロレンズの第1のグループ30は、1つの中央マイクロレンズ30aと、中央マイクロレンズ30aを囲む6つの周辺マイクロレンズ30bとを含む。マイクロレンズの第2のグループ32は、1つの中央マイクロレンズ32aと、中央マイクロレンズ32aを囲む6つの周辺マイクロレンズ32bとを含む。マイクロレンズの第1のグループ30の中央マイクロレンズ30aは、第3の開口の第1のグループ27の中央開口27a上に配置される。マイクロレンズの第1のグループ30の周辺マイクロレンズ30bは、第3の開口の第1のグループ27の周辺開口27b上にそれぞれ配置される。マイクロレンズの第2のグループ32の中央マイクロレンズ32aは、第3の開口の第2のグループ29の中央開口29aに配置される。マイクロレンズの第2のグループ32の周辺マイクロレンズ32bは、図4に示されるように、第3の開口の第2のグループ29の周辺開口29b上にそれぞれ配置される。図5では、各周辺マイクロレンズ30bの中心点「Pc」は、互いに接続されて、マイクロレンズの第1のグループ30に「六角形」34を形成する。同様に、各周辺マイクロレンズ32bの中心点「Pc」は互いに接続されて、マイクロレンズの第2のグループ32に「六角形」34’を形成する。マイクロレンズの第1のグループ30の中央マイクロレンズ30aとマイクロレンズの第2のグループ32の中央マイクロレンズ32aとの間にはピッチ「D」がある。いくつかの実施形態では、ピッチ「D」は約40μmから約100μmの範囲にある。
中央マイクロレンズ30aの中心点と各周辺マイクロレンズ30bの中心点との間の距離は、マイクロレンズの第1のグループ30において「Dcp1」として定義される。マイクロレンズの第1のグループ30の距離「Dcp1」は全て同じである。同様に、中央マイクロレンズ32aの中心点と各周辺マイクロレンズ32bの中心点との間の距離は、マイクロレンズの第2のグループ32において「Dcp2」として定義される。マイクロレンズの第2のグループ32の距離「Dcp2」は全て同じである。距離「Dcp1」は距離「Dcp2」に等しい。いくつかの実施形態では、中央マイクロレンズ(30aおよび32a)の直径「Dc1」および「Dc2」ならびに周辺マイクロレンズ(30bおよび32b)の直径「Dp1」および「Dp2」は、約5μmから約30μmの範囲にある。図5では、中央のマイクロレンズ(30aおよび32a)の直径「Dc1」および「Dc2」は同じである。周辺マイクロレンズ(30bと32b)の直径「Dp1」と「Dp2」は同じである。具体的には、中央マイクロレンズ30aの直径「Dc1」は、マイクロレンズの第1のグループ30の周辺マイクロレンズ30bの直径「Dp1」より小さい。同様に、中央マイクロレンズ32aの直径「Dc2」は、マイクロレンズの第2のグループ32の周辺マイクロレンズ32bの直径「Dp2」より小さい。
図6に示すように、本発明の一実施形態によれば、光学指紋センサー10が提供される。図6は、光学指紋センサー10の断面図を示している。
図6の光学指紋センサー10の構造は、図3に示される光学指紋センサー10の構造と同様である。それらの間の区別は、マイクロレンズの第1のグループ30とマイクロレンズの第2のグループ32の配置と寸法の変形にある。
図7に示すように、図6の光学指紋センサー10のマイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の配置および寸法はより明確に明らかにされる。図7は、マイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の配置および寸法の上面図である。図6のマイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の断面プロファイルは、図7の断面線C−C’に沿って得られる。図7では、マイクロレンズの第1のグループ30は、1つの中央マイクロレンズ30aと、中央マイクロレンズ30aを囲む8つの周辺マイクロレンズ30bとを含む。マイクロレンズの第2のグループ32は、1つの中央マイクロレンズ32aと、中央マイクロレンズ32aを囲む8つの周辺マイクロレンズ32bとを含む。マイクロレンズの第1のグループ30の中央マイクロレンズ30aは、第3の開口の第1のグループ27の中央開口27a上に配置される。マイクロレンズの第1グループ30の周辺マイクロレンズ30bは、第3の開口の第1のグループ27の周辺開口27b上にそれぞれ配置される。マイクロレンズの第2のグループ32の中央マイクロレンズ32aは、第3の開口の第2のグループ29の中央開口29aに配置される。マイクロレンズの第2のグループ32の周辺マイクロレンズ32bは、図6に示されるように、第3の開口の第2のグループ29の周辺開口29b上にそれぞれ配置される。図7では、各周辺マイクロレンズ30bの中心点「Pc」は互いに接続されて、マイクロレンズの第1のグループ30に「八角形」36を形成する。同様に、各周辺マイクロレンズ32bの中心点「Pc」は互いに接続されて、マイクロレンズの第2のグループ32に「八角形」36’を形成する。マイクロレンズの第1のグループ30の中央マイクロレンズ30aとマイクロレンズの第2のグループ32の中央マイクロレンズ32aとの間にはピッチ「D」がある。いくつかの実施形態では、ピッチ「D」は約40μmから約100μmの範囲にある。
中央マイクロレンズ30aの中心点と各周辺マイクロレンズ30bの中心点との間の距離は、マイクロレンズの第1のグループ30において「Dcp1」として定義される。マイクロレンズの第1のグループ30の距離「Dcp1」は全て同じである。同様に、中央マイクロレンズ32aの中心点と各周辺マイクロレンズ32bの中心点との間の距離は、マイクロレンズの第2のグループ32において「Dcp2」として定義される。マイクロレンズの第2のグループ32の距離「Dcp2」は全て同じである。距離「Dcp1」は距離「Dcp2」に等しい。いくつかの実施形態では、中央マイクロレンズ(30aおよび32a)の直径「Dc1」および「Dc2」ならびに周辺マイクロレンズ(30bおよび32b)の直径「Dp1」および「Dp2」は、約5μmから約30μmの範囲にある。図7では、中央のマイクロレンズ(30aおよび32a)の直径「Dc1」および「Dc2」は同じである。周辺マイクロレンズ(30bと32b)の直径「Dp1」と「Dp2」は同じである。具体的には、中央マイクロレンズ30aの直径「Dc1」は、マイクロレンズの第1のグループ30の周辺マイクロレンズ30bの直径「Dp1」より大きい。同様に、中央マイクロレンズ32aの直径「Dc2」は、マイクロレンズの第2のグループ32の周辺マイクロレンズ32bの直径「Dp2」より大きい。
図8に示すように、本発明の一実施形態によれば、光学指紋センサー10が提供される。図8は、光学指紋センサー10の断面図を示している。
図8の光学指紋センサー10の構造は、図3に示される光学指紋センサー10の構造と同様である。それらの間の区別は、マイクロレンズの第1のグループ30とマイクロレンズの第2のグループ32の配置の変形にある。
図9に示すように、図8の光学指紋センサー10のマイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の配置および寸法はより明確に明らかにされる。図9は、マイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の配置および寸法の上面図である。図8のマイクロレンズの第1のグループ30およびマイクロレンズの第2のグループ32の断面プロファイルは、図9の断面線D−D’に沿って得られる。図9では、マイクロレンズの第1のグループ30は、1つの中央マイクロレンズ30aと、中央マイクロレンズ30aを囲む4つの周辺マイクロレンズ30bとを含む。マイクロレンズの第2のグループ32は、1つの中央マイクロレンズ32aと、中央マイクロレンズ32aを囲む4つの周辺マイクロレンズ32bとを含む。マイクロレンズの第1のグループ30の中央マイクロレンズ30aは、第3の開口の第1のグループ27の中央開口27a上に配置される。マイクロレンズの第1グループ30の周辺マイクロレンズ30bは、第3の開口の第1のグループ27の周辺開口27b上にそれぞれ配置される。マイクロレンズの第2のグループ32の中央マイクロレンズ32aは、第3の開口の第2のグループ29の中央開口29aに配置される。マイクロレンズの第2のグループ32の周辺マイクロレンズ32bは、図8に示されるように、第3の開口の第2のグループ29の周辺開口29b上にそれぞれ配置される。図9では、各周辺マイクロレンズ30bの中心点「Pc」は互いに接続されて、マイクロレンズの第1のグループ30に「方形」38を形成する。同様に、各周辺マイクロレンズ32bの中心点「Pc」は互いに接続されて、マイクロレンズの第2のグループ32に「方形」38’を形成する。マイクロレンズの第1のグループ30の中央マイクロレンズ30aとマイクロレンズの第2のグループ32の中央マイクロレンズ32aとの間にはピッチ「D」がある。いくつかの実施形態では、ピッチ「D」は約40μmから約100μmの範囲にある。
中央マイクロレンズ30aの中心点と各周辺マイクロレンズ30bの中心点との間の距離は、マイクロレンズの第1のグループ30において「Dcp1」として定義される。マイクロレンズの第1のグループ30の距離「Dcp1」は全て同じである。同様に、中央マイクロレンズ32aの中心点と各周辺マイクロレンズ32bの中心点との間の距離は、マイクロレンズの第2のグループ32において「Dcp2」として定義される。マイクロレンズの第2のグループ32の距離「Dcp2」は全て同じである。距離「Dcp1」は距離「Dcp2」に等しい。いくつかの実施形態では、中央マイクロレンズ(30aおよび32a)の直径「Dc1」および「Dc2」ならびに周辺マイクロレンズ(30bおよび32b)の直径「Dp1」および「Dp2」は、約5μmから約30μmの範囲にある。図9では、中央のマイクロレンズ(30aおよび32a)の直径「Dc1」および「Dc2」は同じである。周辺マイクロレンズ(30bと32b)の直径「Dp1」と「Dp2」は同じである。具体的には、中央マイクロレンズ30aの直径「Dc1」は、マイクロレンズの第1のグループ30の周辺マイクロレンズ30bの直径「Dp1」と同じである。同様に、中央マイクロレンズ32aの直径「Dc2」は、マイクロレンズの第2のグループ32の周辺マイクロレンズ32bの直径「Dp2」と同じである。
本発明では、1つの光電変換ユニット(例えば1つのフォトダイオード)に対応するマイクロレンズの数を、例えば5から9に増加させることにより、感度および視野(FOV)が向上されることができる。マイクロレンズのグループは、中央マイクロレンズと、中央マイクロレンズを囲む複数の周辺マイクロレンズ、例えば、4つ、6つ、または8つの周辺マイクロレンズを含む。周辺マイクロレンズは多角形に配置される。即ち、各周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されて、対称の多角形、例えば方形、正六角形、または正八角形を形成する。このようなマイクロレンズのグループの配置は、異なる方向の光を3つのマイクロレンズで同時に受光でき、十分な視野(FOV)を維持することができる。マイクロレンズ(中央マイクロレンズおよび周辺マイクロレンズを含む)の最適な直径は、約5μmから約30μmの範囲にある。また、マイクロレンズの各グループの中央マイクロレンズと各周辺マイクロレンズと間の距離は同じであるため、同じグループの各マイクロレンズが受光する光の量は一定であり、画像の均一性を向上させる。また、マイクロレンズの隣接するグループのそれぞれの2つの中央マイクロレンズ間の最適なピッチサイズは、約40μmから約100μmの範囲にある。従って、画像解像度は約254dpiから約635dpiの適切な範囲に維持することができる。チップ上では、マイクロレンズの各グループ間の配置と寸法は同じであるため、不均一な画像が避けられる。
本発明は、例として及び好ましい実施の形態によって記述されているが、本発明は開示された実施形態に限定されるものではない。逆に、当業者には自明の種々の変更及び同様の配置をカバーするものである。よって、添付の特許請求の範囲は、最も広義な解釈が与えられ、全てのこのような変更及び同様の配置を含むべきである。
10 光学指紋センサー
12 基板
14 第1の光電変換ユニット
16 第2の光電変換ユニット
18 第1の遮光層
20 第1の開口
22 透明層
24 第2の遮光層
26 第2の開口の第1のグループ
26a 中央開口
26aPc 中央開口の中心点
26b 周辺開口
26bPc1 第1の周辺開口の中心点
26bPc2 第2の周辺開口の中心点
28 第2の開口の第2のグループ
28a 中央開口
28aPc 中央開口の中心点
28b 周辺開口
28bPc1 第1の周辺開口の中心点
28bPc2 第2の周辺開口の中心点
30 マイクロレンズの第1のグループ
30a 中央マイクロレンズ
30b 周辺マイクロレンズ
32 マイクロレンズの第2のグループ
32a 中央マイクロレンズ
32b 周辺マイクロレンズ
W1 第1の開口の第1の幅
W2 dと第1の周辺開口の半径と第2の周辺開口の半径の合計、第2の開口の幅
d 第1の周辺開口の中心点と第2の周辺開口の中心点との間の距離
r1 第1の周辺開口の半径
r2 第2の周辺開口の半径
Dcp1 マイクロレンズの第1のグループの距離
Dcp2 マイクロレンズの第2のグループの距離
34 マイクロレンズの第1のグループの六角形
34’ マイクロレンズの第2のグループの六角形
Pc 周辺マイクロレンズの中心点
A−A’ 断面線
Dc1、Dc2 中央マイクロレンズの直径
Dp1、Dp2 周辺マイクロレンズの直径
D マイクロレンズの第1のグループの中央マイクロレンズとマイクロレンズの第2のグループの中央マイクロレンズとの間のピッチ
22a 第1の透明層
22b 第2の透明層
25 第3の遮光層
27 第3の開口の第1のグループ
27a 中央開口
27aPc 中央開口の中心点
27b 周辺開口
27bPc1 第1の周辺開口の中心点
27bPc2 第2の周辺開口の中心点
29 第3の開口の第2のグループ
29a 中央開口
29aPc 中央開口の中心点
29b 周辺開口
29bPc1 第1の周辺開口の中心点
29bPc2 第2の周辺開口の中心点
W3 dと第1の周辺開口の半径と第2の周辺開口の半径の合計
B−B’ 断面線
36 マイクロレンズの第1のグループの八角形
36’ マイクロレンズの第2のグループの八角形
C−C’ 断面線
38 マイクロレンズの第1のグループの方形
38’ マイクロレンズの第2のグループの方形
D−D’ 断面線



Claims (12)

  1. 複数の光電変換ユニットを有する基板、
    前記基板上に配置され、複数の第1の開口を有する第1の遮光層、および
    前記第1の遮光層の上に配置され、第2の開口の複数のグループを有し、各第1の開口は、前記第2の開口の各グループに対応する第2の遮光層を含み、
    前記第2の開口の各グループは、中央開口、および前記中央開口を囲む複数の周辺開口を含み、前記複数の周辺開口の中心点が前記中央開口の中心点から所定の距離離れ、前記複数の周辺開口のそれぞれの中心点を結ぶと多角形になるように、前記複数の周辺開口が配置される光学指紋センサー。
  2. 前記複数の周辺開口は、第1の周辺開口および第2の周辺開口を含み、前記第1の周辺開口の中心点、前記中央開口の中心点、および前記第2の周辺開口の中心点は、直線状に配置され、前記第1の周辺開口の前記中心点と前記第2の周辺開口の前記中心点との間の距離、前記第1の周辺開口の半径、および前記第2の周辺開口の半径の合計は、第2の幅として定義される請求項1に記載の光学指紋センサー。
  3. 前記第1の遮光層と前記第2の遮光層との間に配置された第1の開口にそれぞれ対応する複数の第3の開口を有する第3の遮光層をさらに含み、各第1の開口は第1の幅を有し、各第3の開口は第3の幅を有し、前記第2の幅は、前記第1の幅より大きく、前記第2の幅は前記第3の幅より大きく、前記第3の幅は、前記第1の幅以上である請求項2に記載の光学指紋センサー。
  4. 前記第2の遮光層上に配置されたマイクロレンズの複数のグループをさらに含み、前記マイクロレンズの各グループは、中央マイクロレンズ、および前記中央マイクロレンズを囲む複数の周辺マイクロレンズを含み、前記マイクロレンズの各グループの前記中央のマイクロレンズは、前記第2の開口の各グループの前記中央開口に配置され、前記マイクロレンズの各グループの前記周辺マイクロレンズは、前記第2の開口の各グループの前記周辺開口上にそれぞれ配置される請求項2に記載の光学指紋センサー。
  5. 前記マイクロレンズの隣接するグループの2つの中央マイクロレンズの間にはそれぞれピッチがあり、ピッチは40μmから100μmの範囲にある請求項4に記載の光学指紋センサー。
  6. 各周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されてマイクロレンズの各グループに多角形を形成し、前記マイクロレンズの各グループが4つの周辺マイクロレンズを有するとき、前記4つの周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されて方形を形成する請求項4に記載の光学指紋センサー。
  7. 各周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されてマイクロレンズの各グループに多角形を形成し、前記マイクロレンズの各グループが6つの周辺マイクロレンズを有するとき、前記6つの周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されて六角形を形成する請求項4に記載の光学指紋センサー。
  8. 各周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されてマイクロレンズの各グループに多角形を形成し、前記マイクロレンズの各グループが8つの周辺マイクロレンズを有するとき、前記8つの周辺マイクロレンズの中心点は互いに接続されて八角形を形成する請求項4に記載の光学指紋センサー。
  9. 前記中央マイクロレンズの中心点と、前記マイクロレンズの各グループの各周辺マイクロレンズの中心点との間の距離は同じであり、前記中央マイクロレンズおよび前記周辺マイクロレンズは、5μmから30μmの範囲の直径を有する請求項4に記載の光学指紋センサー。
  10. 前記周辺マイクロレンズの直径が同じであるとき、前記中央マイクロレンズの直径は、前記マイクロレンズの各グループの前記周辺マイクロレンズの直径と同じであるか、または前記中央マイクロレンズの直径は、前記マイクロレンズの各グループの前記周辺マイクロレンズの直径より大きいか、または小さい請求項9に記載の光学指紋センサー。
  11. 前記第1の遮光層と前記第2の遮光層との間に配置され、前記第1の開口に充填される透明層をさらに含む請求項1に記載の光学指紋センサー。
  12. 第1の透明層および第2の透明層をさらに含み、前記第1の透明層は、前記第1の遮光層と前記第3の遮光層との間に配置され、前記第1の開口に充填され、前記第2の透明層は、前記第3の遮光層と前記第2の遮光層との間に配置され、前記第3の開口に充填される請求項3に記載の光学指紋センサー。
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