JP6932073B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器ユニットの載置状態を検知する載置検知部を備えた加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器において、加熱コイルを有する加熱ユニットと、被加熱容器を有する容器ユニットとが別体として形成された炊飯器がある。加熱ユニットの上に専用の容器ユニットが載置されると、誘導加熱方式の炊飯器として機能する。このような炊飯器において、容器ユニットが、加熱ユニットの予め設定された位置に設置されたか否かを検知する載置検知部を備えている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の炊飯器において、加熱ユニットにはリードスイッチが設けられ、容器ユニットには永久磁石が設けられている。加熱ユニットに容器ユニットが設置され、リードスイッチが閉状態になると、加熱ユニットは、容器ユニットが載置されたことを検知する。
特許第6148774号公報
しかしながら、リードスイッチは、磁力を帯びたものに反応する。特許文献1の炊飯器のように、リードスイッチが平板状の載置面に設置されている場合には、容器ユニット以外の磁力を帯びたものが載置面に載置されたとき、容器ユニットが載置されたと誤検知してしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、容器ユニットの載置状態の誤検知を防止することができる加熱調理器の提供を目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、載置面を有し加熱コイルが設けられた加熱ユニットと、前記加熱コイルにより加熱される被加熱容器を有する容器ユニットと、を備える加熱調理器であって、前記容器ユニットの前記被加熱容器より下方で且つ傾斜する面に設けられ、前記加熱ユニットの前記載置面に載置されたことを前記加熱ユニット側に検知させる被検知部と、前記加熱ユニットの前記載置面と異なる面に設けられ、前記被検知部が対向する位置に位置決めされたときに前記容器ユニットが載置されたことを検知する載置検知部と、を備え、前記加熱ユニットは、前記載置面と、底面と、上下方向に延び、前記底面とつながった側面と、前記載置面の周縁部と前記側面とを接続し、当該載置面に対して傾斜した傾斜面とを備えた本体部を有し、前記載置検知部は、前記傾斜面に設けられ、前記載置面よりも下方に位置し、前記被検知部が設けられた前記傾斜する面は、前記容器ユニットを前記加熱ユニットに載置したときに前記載置検知部が設けられた前記傾斜面と対向する傾斜を有する。
また、本発明に係る加熱調理器は、載置面を有し加熱コイルが設けられた加熱ユニットと、前記加熱コイルにより加熱される被加熱容器を有する容器ユニットと、を備える加熱調理器であって、前記容器ユニットの前記被加熱容器より下方で且つ上下方向に延びる内側面に設けられ、前記加熱ユニットの前記載置面に載置されたことを前記加熱ユニット側に検知させる被検知部と、前記加熱ユニットの前記載置面と異なる面に設けられ、前記被検知部が対向する位置に位置決めされたときに前記容器ユニットが載置されたことを検知する載置検知部と、を備え、前記加熱ユニットは、前記載置面と、底面と、上下方向に延び、前記底面とつながった側面とを備えた本体部を有し、前記載置検知部は、前記側面に設けられ、前記載置面よりも下方に位置している。
本発明の加熱調理器によれば、載置検知部は載置面と異なる面に設けられているので、載置面に容器ユニット以外の機器が配置されても、容器ユニットが載置されていると誤検知するのを防止することができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱ユニットの載置面を示す模式図である。 図4のA−A断面を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の載置検知部周辺の構成を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態1に係る識別情報と制御値との関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の変形例1を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の変形例2を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の概略構成を示す斜視図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の概略構成を示す断面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の概略構成を示す斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の機能ブロック図である。図1〜図3に基づき、加熱調理器100の構成について説明する。図1の矢印X方向は加熱調理器100の幅方向を表し、矢印Y方向は加熱調理器100の奥行き方向を表し、矢印Z方向は加熱調理器100の高さ方向を表している。
加熱調理器100は、分離式の加熱ユニット10と容器ユニット40とから成る。加熱ユニット10は、箱状の本体部30と、加熱側制御部20と、加熱コイル23と、給電コイル25と、加熱側通信部26と、加熱側操作部27と、電源プラグ101とを有している。電源プラグ101を介して商用電源から加熱ユニット10の各機器に電力が供給される。加熱ユニット10の本体部30は、耐熱性のガラス等からなる載置面31を有しており、載置面31に、容器ユニット40が載せ置かれる。また載置面31には、通信窓が形成されており、通信窓は赤外光を透過する材料で覆われている。本体部30の本体側面32及び底面33は、樹脂等で形成されている。
容器ユニット40は、筐体60と、容器側制御部50と、被加熱容器42と、内側胴部43と、保温ヒータ53と、温度検出部54と、受電コイル55と、容器側通信部56と、容器側操作部57とを有している。容器ユニット40は、例えば、被加熱容器42として内釜を備えた炊飯器である。筐体60は、樹脂等で形成されており、開閉可能な蓋部61を有している。筐体60内には、被加熱容器42が取り出し可能に収容される。筐体60の底面63には通信窓が形成されており、通信窓は、赤外線を透過する材料で覆われている。筐体60の通信窓は、本体部30の通信窓と対向する位置に形成されている。
加熱コイル23は、被加熱容器42を加熱するものであり、載置面31の下方に設けられている。加熱コイル23は、例えば電磁誘導コイルから成り、通電により駆動される。図示していないが、加熱コイル23の外周には、加熱コイル23からの磁束の漏れを防ぐ環状の防磁板が配置されている。
給電コイル25は、容器ユニット40の受電コイル55に電力を供給するものである。ここでは、受電コイル55が電磁誘導コイルから成り、給電コイル25から受電コイル55へ非接触で給電する場合について説明する。なお、給電側から受電側への電力供給は、例えば磁界共鳴方式又は電界結合方式を採用したものでもよく、あるいは端子のように直接接続することで給電するものでもよい。
加熱側通信部26は、例えば、容器側通信部56へ赤外光を発光する赤外LED(Light Emitting Diode)と、容器側通信部56から赤外光を受光するフォトダイオードとを備え、容器側通信部56と信号を送受信する。加熱側通信部26は、載置面31に形成された通信窓の下方に配置されている。なお、通信方式としては、例えばBluetooth(登録商標)又はWi−Fi(登録商標)等の無線通信が採用されてもよい。
加熱側操作部27は、載置面31の前方に設けられており、例えば押圧式の各種入力ボタン、及び、入力結果を表示する表示部等を有している。加熱ユニット10に容器ユニット40が載置されていないときには加熱側操作部27は露出している。一方、加熱ユニット10に容器ユニット40が載置されると、加熱側操作部27は、容器ユニット40により上方から覆い隠される。加熱ユニット10はいわゆるIHヒータとして独立して使用することができ、利用者は加熱側操作部27を介して加熱条件等の指令を入力することができる。加熱ユニット10は入力された指令に従い加熱コイル23の駆動を制御する。
内側胴部43は、筐体60に収容された被加熱容器42の周囲を囲むように設けられている。内側胴部43は、耐熱樹脂等の誘導加熱されないような非磁性金属から成る。保温ヒータ53は、被加熱容器42を保温するものであり、内側胴部43の外側に巻きつけられている。保温ヒータ53は、容器側制御部50により通電が制御されている。
温度検出部54は、例えばサーミスタ等から成り、被加熱容器42の温度を検出する。温度検出部54は、内側胴部43に形成された開口部に設置されており、検出された温度情報は容器側制御部50に入力される。
受電コイル55は、電磁誘導コイル等から成る。受電コイル55は、載置された加熱ユニット10の給電コイル25と、対向する位置に配置されている。受電コイル55は、給電コイル25から受電して容器ユニット40の各機器に給電する。容器ユニット40の各機器への給電は、容器側制御部50により制御される。また容器ユニット40は、加熱ユニット10側から給電されなくても保温ヒータ53に通電できるように、図示しない蓄電池を備えている。
容器側通信部56は、例えば赤外光を発光する赤外LED(Light Emitting Diode)と赤外光を受光するフォトダイオードとを備える。筐体60の底面63に形成された通信窓の上方に配置されている。容器側通信部56は、容器側制御部50に接続されており、加熱ユニット10の加熱側通信部26との間で信号を送信する。
容器側操作部57は、筐体60の上面の前方に設けられており、押圧式の各種入力ボタン、及び入力結果を表示する表示部等を有している。利用者が容器側操作部57を操作することで、各種条件が容器側制御部50に入力される。ここで各種条件は、容器ユニット40の種類に応じて予め決められており、容器ユニット40が炊飯器である場合には、例えば炊飯量、米の銘柄、炊飯の硬さ及び予約炊飯の炊飯完了時刻等である。
容器側制御部50は、例えば制御基板等から成り、容器側操作部57を介して入力された指令、温度検出部54から入力された温度情報、及び容器側通信部56で受信した情報に基づき、容器ユニット40の各機器を制御する。また容器側制御部50は、入力された温度情報及び指令を、容器側通信部56を介して加熱ユニット10へ送信する。
被検知部72は例えば永久磁石から成り、載置検知部71は例えばリードスイッチから成る。載置検知部71と被検知部72とは、互いに対向する位置に配置されている。加熱ユニット10の予め設定された位置に容器ユニット40が位置決めされると、被検知部72の磁場によりスイッチ閉状態となり、載置検知部71に電流が流れる。加熱側制御部20は電流検知により、容器ユニット40が加熱ユニット10に載置されたことを検知する。一方、加熱ユニット10から容器ユニット40が外されると、載置検知部71がスイッチ開状態となり、電流が流れなくなる。
加熱側制御部20は、加熱側操作部27を介して入力された指令及び容器ユニット40から加熱側通信部26を介して受信した情報等に基づき、加熱コイル23の加熱及び火力の調整といった加熱制御を行う。
また加熱調理器100は、容器ユニット40の下側に設けられた被検知部72と、加熱ユニット10に設けられ、容器ユニット40の載置されていることを検知する載置検知部71とを備えている。加熱側制御部20は、容器ユニット40が載置されていることを載置検知部71が検知した場合、加熱側操作部27からの入力に従い加熱調整を行う。
また加熱側制御部20は、加熱コイル23の通電中に、加熱コイル23と被加熱容器42との電磁結合の結合割合に基づき載置状態を判定する。加熱側制御部20は、加熱コイル23の通電中に結合割合が設定値以下となった場合には、加熱ユニット10から容器ユニット40が外されたと判定し、加熱コイル23の通電を終了するように制御する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る加熱ユニット10の載置面31を示す模式図である。図5は、図4のA−A断面を示す模式図である。図6は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の載置検知部71周辺の構成を示す部分断面図である。図4〜図6に基づき、載置検知部71及び被検知部72の各取り付け位置について説明する。
図4に示されるように、右側の本体側面32は、奥行方向(矢印Y方向)に沿って切り欠かれており、前面側の突出側面32aと、突出側面32aよりも内側に位置する凹側面部32bとを有する。凹側面部32bには、載置検知部71が埋め込まれている。
図4及び図5に示されるように、載置検知部71は、加熱コイル23の外側(矢印R1方向)の領域に配置されている。また図5に示されるように、載置検知部71は、高さ位置HLの加熱コイル23の下面より下方に配置されているとよい。このような構成により、加熱コイル23の駆動により生じる磁場を載置検知部71が検知して、容器ユニット40が載置されていると誤検知されることを抑制することができる。
図6に示されるように、容器ユニット40の筐体60の底面63には、右側の筐体側面62側において突出した突出片65が設けられている。突出片65は、本体側面32の切り欠き部に嵌め込まれる。突出片65の内側面65aには、被検知部72が埋め込まれている。
加熱ユニット10に容器ユニット40が載置される際、筐体側面62の突出片65と本体側面32の切り欠き部とにより加熱ユニット10の予め設定された位置に容器ユニット40が設置される。つまり、載置検知部71と対向する位置に被検知部72が配置され、加熱コイル23と対向する位置に被加熱容器42が配置され、加熱側通信部26と対向する位置に容器側通信部56が配置される。
このように、本体側面32は、載置面31とは異なり、上下方向(矢印Z方向)に延びた面である。このため、本体部30に容器ユニット40以外の機器が置かれた場合でも、本体側面32に機器が載せ置かれることがなく、載置検知部71と機器との距離が一定以上に確保される。
載置検知部71及び被検知部72は、リードスイッチ及び永久磁石に限定されず、被検知部72が載置検知部71に設定距離以内に近づいたことを検知する構成であればどのようなものでもよい。また載置検知部71は、載置されているか否かに加えて、加熱ユニット10に載せ置かれている容器ユニット40の識別情報を検知してもよい。この場合、被検知部72としては、NFC(Near Field Communication)タグ等のICタグが採用され、載置検知部71としては受信アンテナが用いられる。加熱側制御部20は、複数の容器ユニット40の情報を含むテーブル20aを有ており、容器ユニット40の情報は、各容器ユニット40の被検知部72にタグ情報として含まれている。
図7は、本発明の実施の形態1に係る識別情報IDと制御値Vとの関係を示す説明図である。テーブル20aには、例えば炊飯器、電気ポット及び鍋等の複数の容器ユニット40が予め登録されており、各容器ユニット40に関連づけて識別情報ID及び制御値Vが記憶されている。識別情報IDは、各容器ユニット40を特定する情報である。制御値Vは、容器ユニット40の種類に応じた調理が実施されるように予め設定された加熱制御の情報である。
加熱ユニット10に電気ポットが設置されると、載置検知部71により被検知部72の識別情報ID(例えば2)が読み取られ、加熱側制御部20に入力される。加熱側制御部20は、容器ユニット40が載置されたことを検知するとともに、入力された識別情報IDに基づき、載置された容器ユニット40が電気ポットであると判断する。加熱側制御部20は、電気ポットに関連付づけて記憶されている制御値V(例えばV2)を用いて加熱制御を実施する。
以上のように、実施の形態1の加熱調理器100において、載置検知部71は、被検知部72と対向する位置に加熱ユニット10の載置面31と異なる面に設けられている。これにより、載置検知部71は載置面31と異なる面に設けられているので、載置面31に容器ユニット40以外の機器が配置されても、容器ユニット40が載置されていると誤検知するのを防止することができる。
また、載置検知部71は、載置面31の本体側面32に設けられている。これにより、容器ユニット40以外の機器を本体側面32に載せることができず、載置検知部71による載置情報の誤検知を確実に防止することができる。
また載置検知部71は、載置面31よりも下方に位置している。これにより、容器ユニット40以外の機器が加熱ユニット10に上方から置かれる場合に、本体部30の載置検知部71が設けられている部分に機器が触れるのを抑制することができ、載置情報の誤検知をさらに抑制することができる。
また、被検知部72は永久磁石であり、載置検知部71はリードスイッチから成る。これにより、従来の載置検知部71及び被検知部72の構成部品を用いて各取り付け位置を変えることにより、電気的な構成を変更せず、容易に加熱調理器100を提供することができる。
また被検知部72は、容器ユニット40を識別するための識別情報IDを記憶しており、載置検知部71は、被検知部72からに識別情報IDを読み取る。これにより、容器ユニット40が載置されているか否かの情報だけでなく、載置されている容器ユニット40を識別することができる。したがって、予め登録された容器ユニット40が載置されている場合にのみ加熱制御を開始するようにして、安全性の高い加熱調理器100を提供することができる。また、容器ユニット40の種類に応じて個別の制御を実施することもでき、加熱調理器100の汎用性が高まる。
また、被検知部72はICタグであり、載置検知部71は受信アンテナから成る。これにより、被検知部72にタグ情報を任意に設定することができ、加熱ユニット10側で複数の状態を判別できる構成とすることができる。したがって、上述したように専用の容器ユニット40が複数ある場合でも、各容器ユニット40を識別する構成を容易に実現することができる。
また、載置検知部71は加熱コイル23よりも下方に位置している。これにより、加熱コイル23の通電により発生する加熱コイル23と被加熱容器42とを通る磁束から、載置検知部71を遠ざけることができる。したがって、加熱コイル23の駆動による載置検知部71の影響を低減することができる。
図8は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器200の変形例1を示す斜視図である。筐体260の突出片265は、右側の筐体側面262において底面63から突出しており、前後方向(矢印Y方向)の中央部に設けられている。被検知部72は、突出片265の内側面265aに埋め込まれている。一方、右側の本体側面232は、前後方向(矢印Y方向)の中央部分が切り欠かれており、前面側及び背面側の突出側面232aと、各突出側面232aよりも内側に位置する凹側面部232bとを有する。載置検知部71は、凹側面部232bに埋め込まれている。
加熱ユニット10に容器ユニット40が載置される際、筐体側面262の突出片265が本体側面232の切り欠き部に嵌め込まれることにより、載置検知部71と被検知部72とが対向して、載置検知部71は容器ユニット40を検知する。この場合においても、凹側面部232bは上下方向(矢印Z方向)に延びた面であるため、容器ユニット40以外の機器が凹側面部232bに載置されることがない。
図2及び図8の加熱ユニット10において、凹側面部232bの周囲には、載置面31を除き水平方向に延びた面が設けられていない。したがって、載置検知部71が凹側面部232bに設けられることにより、載置検知部71と載置面31との距離を一定以上に確保し、載置検知部71に容器ユニット40以外の機器が接近することを抑制することができる。
図9は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器300の変形例2を示す斜視図である。筐体360には、右側の筐体側面362が下方へ延出した2つの突出片が設けられている。第1突出片365は前側に設けられており、第2突出片366は後方端部に設けられている。被検知部72は、第1突出片365の内側面365aに埋め込まれている。
一方、右側の本体側面332には、載置面31につながる上端部に2つの切り欠き部が設けられている。第1切り欠き部335は前側に設けられており、第2切り欠き部336は後方端部に設けられている。載置検知部71は、第1切り欠き部335の側面部335aに埋め込まれている。
加熱ユニット10に容器ユニット40が載置される際、本体部330の第1切り欠き部335及び第2切り欠き部336に、筐体360の第1突出片365及び第2突出片366がそれぞれ嵌り合うことにより、容器ユニット40が設置される。このように、加熱調理器300においては、加熱ユニット10に対して容器ユニット40が前後方向(矢印Y方向)に移動するのを確実に防止する。
この場合においても、第1切り欠き部335の側面部335aは上下方向(矢印Z方向)に延びた面であるため、容器ユニット40以外の機器が側面部335aに載せ置かれることが阻害される。なお、載置検知部71が第2切り欠き部336に設けられ、被検知部72が第2突出片366に設けられても良い。
図9の加熱ユニット10において、第1切り欠き部335の下面335bは、水平方向に延びた面であるが、載置面31に比べて面積が小さいので機器が載置され難い。第1切り欠き部335の切り欠き厚さD1が浅いほど、下面335bの幅が狭くなり、機器が載置され難くなる。
実施の形態2.
図10は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器400の概略構成を示す斜視図である。実施の形態2の加熱調理器400は、容器ユニット40の筐体460の形状及び加熱ユニット10の本体部430の形状が、実施の形態1の場合と異なる。以下、実施の形態2において、実施の形態1と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
筐体460の底面463は、載置面431に対向する底面部464と、底面部464の周縁部に設けられ、筐体側面462の下端部につながる第1斜面部465とを有している。第1斜面部465は、底面部464に対して下方へ傾斜した面から成る。第1斜面部465には、載置検知部71と対向する位置に被検知部72が埋め込まれている。
一方、本体部430は、本体側面432に囲まれる面積よりも載置面431の面積が小さく形成されている。本体部430は、載置面431の周縁部と本体側面432の上端部とを接続する第2斜面部435を有している。第2斜面部435は、載置面431に対して下方へ傾斜した面から成る。第2斜面部435には、載置検知部71が埋め込まれている。このように、傾斜した第2斜面部435に載置検知部71が設けられていることにより、容器ユニット40以外の機器が第2斜面部435に置かれた場合、機器が第2斜面部435を滑り落ち、載置検知部71に留まることが抑制される。
加熱ユニット10に容器ユニット40が載せ置かれた場合、第2斜面部435に、第1斜面部465が接触することにより、加熱ユニット10の予め設定された位置に容器ユニット40が設置される。第2斜面部435及び第1斜面部465は、載置面431の外周を囲むように配置されているので、前後方向、左右方向及び上下方向(矢印Z方向)において、加熱ユニット10に対する容器ユニット40の位置ずれが抑制される。これにより、載置検知部71と対向する位置に被検知部72を確実に配置させ、載置状態の誤検知を抑制することができる。また加熱側通信部26と対向する位置に容器側通信部56を確実に配置させ、加熱側通信部26と容器側通信部56とにより安定した通信を行うことができる。
以上のように、実施の形態2の加熱調理器400において、載置検知部71は、載置面431に対して傾斜した傾斜面(第2斜面部435)に設けられている。これにより、容器ユニット40以外の機器が加熱ユニット10の載置検知部71の周囲に置かれた場合でも、機器は第2斜面部435を滑り落ち、載置検知部71の周囲に留まることがないので、誤検知され得る状態が継続することを防止することができる。
実施の形態3.
図11は、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器500の概略構成を示す斜視図である。実施の形態3の加熱調理器500は、容器ユニット40の筐体560の形状、加熱ユニット10の本体部530の形状、載置検知部71の取り付け位置及び被検知部72の取り付け位置が、実施の形態1の場合と異なる。以下、実施の形態3において、実施の形態1と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
筐体560の底面563には、前方の左右の隅にそれぞれ、下方へ突出した突出部565が設けられている。各突出部565は、断面矩形状を有しており、右側の突出部565の下面565aには、被検知部72が埋め込まれている。一方、本体部530の載置面531には、前方の左右の隅にそれぞれ、矩形状の凹部535が設けられている。右側の凹部535の凹部底面535aには、載置検知部71が埋め込まれている。
凹部535の凹部底面535aの面積は、載置面531に比べて小さく下方に位置しているため、容器ユニット40以外の機器が載置され難い。また、容器ユニット40以外の機器が載置面531に置かれた場合でも、機器と載置検知部71との距離が、凹部底面535aの深さD2以上に確保される。また凹部535は、載置面531の隅に設けられているため、加熱コイル23と載置検知部71との距離を確保し易い。加熱ユニット10に容器ユニット40が載せ置かれる際、各凹部535に各突出部565が挿入され、加熱ユニット10の予め設定された位置に、容器ユニット40が設置される。
以上のように、実施の形態3の加熱調理器500において、本体部530は載置面531と、載置面531に設けられた凹部535を有し、載置検知部71は、凹部535の凹部底面535aに設けられている。これにより、載置検知部71は、載置面531から凹んだ凹部535に設けられているため、従来のように載置面531の下方に設けられている場合に比べ、載置検知部71に容器ユニット40以外の機器が載置されるのを抑制することができる。特に、載置検知部71が凹部535の凹部底面535aに設けられているため、載置面531に機器が載せ置かれた場合でも載置検知部71と機器との距離が凹部535の深さD2以上となり、誤検知の発生を抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されず、種々の変更を行うことができる。例えば、載置検知部71は、本体部30の後方の隅に設けられても良い。また被検知部72を送信アンテナで形成し、載置検知部71を受信アンテナで形成し、近接通信するようにしてもよい。この場合、載置検知部71と被検知部72とが、通信部として機能することもできる。
10 加熱ユニット、14 加熱駆動部、17 加熱側操作部、20 加熱側制御部、20a テーブル、23 加熱コイル、25 給電コイル、26 加熱側通信部、27 加熱側操作部、30、330、430、530 本体部、31、431、531 載置面、32、232、332、432 本体側面、33 底面、32b、232b 凹側面部、40 容器ユニット、42 被加熱容器、43 内側胴部、50 容器側制御部、53 保温ヒータ、54 温度検出部、55 受電コイル、56 容器側通信部、57 容器側操作部、60、260、360、460、560 筐体、61 蓋部、62、262、362、462 筐体側面、63、463、563 底面、65 突出片、65a 内側面、71 載置検知部、72 被検知部、100、200、300、400、500 加熱調理器、101 電源プラグ、265 突出片、265a 内側面、265b 前面、265c 背面、335 第1切り欠き部、335a 側面部、335b 下面、336 第2切り欠き部、365 第1突出片、365a 内側面、366 第2突出片、435 第2斜面部、464 底面部、465 第1斜面部、535 凹部、535a 凹部底面、565 突出部、565a 下面、V 制御値。

Claims (6)

  1. 載置面を有し加熱コイルが設けられた加熱ユニットと、前記加熱コイルにより加熱される被加熱容器を有する容器ユニットと、を備える加熱調理器であって、
    前記容器ユニットの前記被加熱容器より下方で且つ傾斜する面に設けられ、前記加熱ユニットの前記載置面に載置されたことを前記加熱ユニット側に検知させる被検知部と、
    前記加熱ユニットの前記載置面と異なる面に設けられ、前記被検知部が対向する位置に位置決めされたときに前記容器ユニットが載置されたことを検知する載置検知部と、
    を備え、
    前記加熱ユニットは、前記載置面と、底面と、上下方向に延び、前記底面とつながった側面と、前記載置面の周縁部と前記側面とを接続し、当該載置面に対して傾斜した傾斜面とを備えた本体部を有し、
    前記載置検知部は、前記傾斜面に設けられ、前記載置面よりも下方に位置し
    前記被検知部が設けられた前記傾斜する面は、前記容器ユニットを前記加熱ユニットに載置したときに前記載置検知部が設けられた前記傾斜面と対向する傾斜を有する
    加熱調理器。
  2. 載置面を有し加熱コイルが設けられた加熱ユニットと、前記加熱コイルにより加熱される被加熱容器を有する容器ユニットと、を備える加熱調理器であって、
    前記容器ユニットの前記被加熱容器より下方で且つ上下方向に延びる内側面に設けられ、前記加熱ユニットの前記載置面に載置されたことを前記加熱ユニット側に検知させる被検知部と、
    前記加熱ユニットの前記載置面と異なる面に設けられ、前記被検知部が対向する位置に位置決めされたときに前記容器ユニットが載置されたことを検知する載置検知部と、
    を備え、
    前記加熱ユニットは、前記載置面と、底面と、上下方向に延び、前記底面とつながった側面とを備えた本体部を有し、
    前記載置検知部は、前記側面に設けられ、前記載置面よりも下方に位置している
    加熱調理器。
  3. 前記被検知部は、永久磁石であり、
    前記載置検知部は、リードスイッチから成る
    請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記被検知部は、前記容器ユニットを識別するための識別情報を記憶しており、
    前記載置検知部は、前記被検知部から前記識別情報を読み取る
    請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
  5. 前記被検知部は、ICタグであり、
    前記載置検知部は、受信アンテナから成る
    請求項1〜2、4のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  6. 前記載置検知部は、前記加熱コイルよりも下方に位置している
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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