JP6928589B2 - ハンドフリー型通電装置 - Google Patents

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本発明は、病院等において、看護士等が患者診察時における諸データの収集に用いられるパーソナルコンピュータ等の諸機器(以下電子機器と言う)を搭載するためのカートにおける上記電子機器への電力供給を担うための上記カート側端子と所定の場所に設けられた電源とを接続するためのコネクター(通電装置)であって、これら両者間の通電作業を特別な手作業を伴わずに円滑に行なえるようにしたハンドフリー型通電装置に関するものである。
一般に、上記電子機器類と施設内に設けられた電源との間の接続は、例えば特開2017−4889号公報(以下特許文献1と言う)、または、特開2010−160902号公報(以下特許文献2と言う)記載の如く、一方の雄型プラグ端子を、もう一方の雌型ソケット端子側へ差し込むことによって、電気的な接続(通電)が成されるようになっているものである。
特開2017−4889号公報 特開2010−160902号公報
ところで、上記従来のものは、交流100V電源を基本としているものであるため、プラス用及びマイナス用の2枚の差し込み片を有する形態からなるものである。そして、このような2枚の差し込み片を有する雄型プラグ端子を形成する、その2枚の差し込み片を、雌型ソケット端子を形成する2つの受け口のところに、操作者自身の手指等を用いて挿入(押し込み)させ、これによって電子機器への通電を行なわせるようにしているものである。このように、上記一般の電子機器類においては、電源取得のための諸動作に当っては、看護士等の操作者が、自身の手にて、かつ、目視にて上記プラグ端子のソケット端子への挿入を行わねばならず、緊急時、あるいは、繁忙時等においては手間がかかり、煩わしいと言う問題点がある。このような問題点を解決するために、上記プラグ端子のソケット端子への挿入、すなわち、両者の結合を円滑に行なうことのできるようにしたガイドを設け、これによって、両者間の結合を円滑に行なわせるようにするとともに、両者間における電気的結合(接続)を円滑に行なわせるようにしたガイド機構を有するハンドフリー型の通電装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
上記課題を解決するために、本願発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明である第一の発明においては、簡単な操作にて通電させることのできるようにしたハンドフリー型通電装置に関して、所定の差し込み片を有するプラグ端子と、当該プラグ端子に設けられた差し込み片の挿入される受け口を有するソケット端子と、からなるものにおいて、上記プラグ端子の設けられる基礎となるベースの、その下方部のところに平面形態が凹字状形態からなるピットを設けるとともに、当該ピットの両端部のところに形成された両突出部の内側のところに拡いた形態に形成される第一のガイドを設け、一方、上記プラグ端子と結合するソケット端子を有するものであって所定の電子機器類の搭載されるカートを形成する支柱の下方部のところに設けられるキャスタの、その取付部のところにリング状の形態からなる導入部を設け、当該導入部のところが上記第一のガイドに沿って移動することによって上記キャスタを有する上記カートの下方部が上記ピット内へと導入されるようにするとともに、上記プラグ端子を形成する上記差し込み片の周りに設けられるものであって上記ソケット端子を導くように形成された末拡がり状に開いた形態からなる第二のガイドを設け、更に、このような構成からなるものにおいて、上記第二のガイド形成の基礎となる上記プラグ端子を、所定の剛性を有する基板と、当該基板上に設けられるものであって2本並列に設けられる差し込み片と、同じく上記基板上に設けられる通電コネクタと、上記基板の両端部に設けられるものであって当該基板を平衡状態に保持するスプリングと、これら両スプリングにおけるそれぞれの一方の端部側を支持するとともに上記基板上の各部材を囲むように形成されるケース状部材と、からなるとともに、当該ケース状部材の開口部のところに全周にわたって設けられるものであって末拡がり状の形態からなるものにて第二のガイドを形成させるようにした。
次に、請求項記載の発明である第の発明においては、請求項1記載のハンドフリー型通電装置に関して、上記プラグ端子の設けられるベースの上方部のところに平板状の形態からなるプレートを設けるとともに、当該プレートのところに、上記カートのテーブル状載置台上に搭載される電子機器への電力供給源となるソケット端子の位置決めを成すものであって、本カートの下方部に形成された導入部の導入される上記第一のガイドの位置と整合するように形成された位置決め用目印からなる第三のガイドを設けるようにした構成を採ることとした。
次に、請求項記載の発明である第の発明においては、請求項1または請求項のいずれかに記載されたハンドフリー型通電装置に関して、所定の差し込み片を有するとともに、所定の剛性を有する基板並びに当該基板上に設けられるものであって非接触型送電機構を形成する送電部を有するプラグ端子と、当該プラグ端子に設けられた差し込み片の挿入される受け口を有するとともに、当該受け口の形成される面のところに設けられるものであって上記プラグ端子側に形成された送電部と対向するように設けられた非接触型送電機構を形成する受電部を有するソケット端子と、からなるようにした構成を採ることとした。
請求項1記載の発明である第一の発明のものにおいては、ベース側に設けられたプラグ端子とカート側に設けられたソケット端子との結合が、看護士等の作業者の煩雑な操作を要することなく、簡単に行なわれるようになる。具体的には、まず、最初に、操作者は、ソケット端子を有するカートを、プラグ端子を有するベース側に向って押し進める。そうすると、上記カートの下方部に設けられた導入部のところが、上記ベースの下方部に設けられた凹字状のピットの両端部のところに形成された第一のガイドに接触するようになる。このような状態において、操作者が上記カートを更に前方へと押し進めることによって、カートは上記導入部を介してピットの奥の方へと押し進められることとなる。このような動作の進行によって、上記カートの支柱部等に設けられたソケット端子は上記ベースのところに設けられたプラグ端子と結合するようになる。これによって、上記プラグ端子とソケット端子との結合が完了することとなり、最終的に、カート上に搭載された電子機器への通電が成されることとなる。このような通電作業が、ベース側に設けられたピットのところへのカートの押し込み(繰り出し)操作と言う簡単な作業にて形成されることとなり、通電作業の簡素化、効率化が図られることとなる。
また、請求項2記載の発明である第二の発明のものにおいては、プラグ端子の取付部周りの構成が、2本の差し込み片の取付けられる基板がその両端部においてスプリング(コイルスプリング)を介して支持されるようになっていることより、上記ソケット端子側受け口とプラグ端子側差し込み片との間において、多少の位置ズレがあったとしても、差し込み片の取付けられる基板自体が所定の傾き運動をすることによって、挿入位置(差し込み位置)の自動調整が成されることとなる。これによって、プラグ端子側差し込み片のソケット端子側受け口への挿入(差し込み)が円滑に、かつ、手際良く行われることとなる。すなわち、両者間の結合作業が円滑に進められることとなり、最終的には電気的結合(通電)作業が効率良く進められることとなる。
また、請求項3記載の発明である第三の発明のものにおいては、上記第一の発明のところで述べた両端子の結合作業において、カートをベース側に向って押し込み操作するに際して、カートをプレート上に設けられた目印状の第三のガイドを目標に押し進めれば良く、カートの押し込み操作を、より円滑に行なうことができるようになる。これによって、両端子どうしの結合作業、すなわち、通電作業を、効率良く、かつ、手際良く行うことができるようになる。
また、請求項4記載の発明である第四の発明のものにおいては、ソケット端子側に形成される受電部並びにプラグ端子側に形成される送電部が、ともに、非接触型の送電機構、具体的には電磁誘導型トランスデューサにて形成されるように成っていることより、両者間における通電作用は、両者が完全に接触している状態であることを必要とされない。すなわち、両者間の接合が不完全な状態、例えば、完全には密着しておらず、相対向する接合部の面がずれており、一部分においてしか接合していないような状態、または、隙間を有した状態においても、両者間における電磁誘導に基づく変換作用により、両者間におけるエネルギー(電気エネルギー)のやりとりは可能となる。従って、作業者(操作者)等が雑な操作をすることによって、プラグ端子とソケット端子との接合が不完全な場合であっても、ベース側に形成される電源からカート側への電力供給が可能となる。これによって、カート操作者の作業が楽になり、作業効率の向上が図られることとなる。
本発明の全体構成を示す展開斜視図である。 本発明にかかるプラグ端子の具体的構成を示す平断面図である。 本発明にかかるプラグ端子側に形成される差し込み片と、ソケット端子側に形成される受け口と、の関係を示す展開斜視図である。 本発明にかかる他の実施形態を示す展開斜視図である。
本発明を実施するための形態について、図1ないし図4を基に説明する。本実施の形態にかかるものは、例えば図1に示す如く、カート5の支柱55の一部に設けられるものであって、看護士用のカート5上に搭載された電子機器等への給電機能を有する一方の通電コネクタ13を主に形成されるソケット端子1と、当該ソケット端子1に形成された上記通電コネクタ13と電気的に結合するもう一方の通電コネクタ23を有するものであって上記ソケット端子1と機械的に結合するプラグ端子2と、からなることを基本とするものである。
このような基本構成からなるものにおいて、本実施の形態においては、上記両端子1、2を結合させるに当って、両者の設けられる基礎となる各部材のところに両者の結合を円滑に行なわせるための各種ガイドが設けられるようになっている。以下、これらについて説明する。まず、図1に示す如く、プラグ端子2の設けられるベース9のところには、上記ソケット端子1の取付けられるカート5を効率良く導くように形成された第一のガイド99が設けられるようになっている。このものは、所定の構造物等からなるベース9の、その下方部のところに形成されるものであって平面視が凹状の形態からなるピット93を基礎に形成されるものである。そして、このようなピット93の両端部に形成される突出部の内側の面のところには、末拡がり状に形成されたガイド面(以下第一のガイドと言う)99が形成されるようになっている。
そして、このような構成からなる第一のガイド99内へ送り込まれる上記カート5の下方部のところには、本カート5を所定の方向へ移動させることのできるように形成されたキャスタ50が複数個設けられるようになっている。そして、このようなキャスタ50の、その取付部のところには、リング状の形態からなるものであってキャスタ50の取付軸に対して回転自在なように形成された導入部51が設けられるようになっている。このような構成からなるカート5を上記ベース9に取付けられたプラグ端子2及びその下方部に形成された上記ピット93へ向かって押し出すように移動させると、カート5の下方部に形成された導入部51のところが上記凹状の形態からなるピット93の両端部に形成された第一のガイド99のところに接触し、係合するようになる。このような状態において、上記カート5を、更に、その前方へと押し込み操作することによって、カート5はベース9の下方部に形成されたピット93の奥の方へと移動する。これによって、最終的には、カート5の支柱55に設けられたソケット端子1のところが上記ベース9に設けられたプラグ端子2のところと結合(連結)することとなる。
このような構成からなるものにおいて、上記ソケット端子1は、例えば図2または図3に示す如く、上記通電コネクタ13の周りに、所定の受け口11が平行なように二個設けられるようになっている。このようなソケット端子1と結合するプラグ端子2側には上記ソケット端子1を形成する二個の受け口11、11に挿入される2本の差し込み片21、21が設けられるようになっている。なお、このような二本の差し込み片21、21の間には、上記ソケット端子1側に設けられた一方の通電コネクタ13と電気的に結合するもう一方の通電コネクタ23が設けられるようになっている。また、このようなもう一方の通電コネクタ23の周りには、所定の磁石8が設けられるようになっている。そして、このような磁石8と対面するように、上記ソケット端子1側には鉄片等からなる吸着片81が設けられるようになっている。
なお、このような構成からなる本プラグ端子2の周りには、例えば図2または図3に示す如く、上記プラグ端子全体を囲むように形成されたケース状部材が設けられるようになっている。そして、このようなケース状部材は全体が板状の部材からなるものであって、その先端部のところが末拡がり状に開いた形態からなるものである。そして、その末拡がり状に開いたところに第二のガイドが形成されるようになっている。この第二のガイド3は、具体的には、ソケット端子1との結合に当って当該ソケット端子1を主に下方から支えるように形成されたアンダガイド部31と、上記プラグ端子2の側面部に設けられるものであって上記ソケット端子1の両側面部を保持するように形成されるサイドガイド部32、32と、からなるものである。また、このようなプラグ端子2を形成する2本の差し込み片21、21の取付けられる基板25は、上記第二のガイド3を一部に形成するケース状部材のところにスプリング(コイルスプリング)29を介して弾性支持されるようになっている(図2、図3参照)。
このような構成を採ることにより、上記ソケット端子1側の受け口11、11とプラグ端子2側の差し込み片21、21との間において、多少の位置ズレがあったとしても差し込み片21、21の取付けられる基板25自体が所定の傾き運動をすることによって、挿入位置(差し込み位置)の自動調整が成されることとなる。これによって、プラグ端子2側差し込み片21、21のソケット端子1側受け口11、11への挿入(差し込み)が円滑に、かつ、手際良く行われることとなる。例えば、操作者がカート5をベース9側へ乱雑に押し付ける等してカート5側に設けられたソケット端子1とベース9側に設けられたプラグ端子2とが衝突するような場合においても、上記スプリング29の作用により、上記衝突による衝撃力は緩和されることとなる。このような緩和作用により、上記両端子1、2間の結合が円滑に進められることとなり、最終的には電気的結合(通電)作業が効率良く進められることとなる。
このような構成からなるものにおいて、上記ベース9のところには、例えば図1に示す如く、所定の形態からなるプレート6が設けられるようになっている。そして、このプレート6のところには、上記カート5との係合に寄与する第三のガイド66が設けられるようになっている。なお、この第三のガイド66は、上記カート5を上記ベース9側に形成された上記第一のガイド99と係合させるに際して、カート5の移動方向を決めるための目標となるものである。具体的には、カート5側に設けられたソケット端子1と上記ベース9側に形成されたプラグ端子2との結合にあたって、カート5全体を上記ベース9に設けられたプラグ端子2の方向へと移動させるに際して、上記カート5の上端部に設けられた電子機器用載置台56のところを上記ベース9側に形成されたプレート6のどの位置を目標に移動させればよいかの目標となるものである。このような目標となる第三のガイド66を目がけて上記カート5を移動させれば良いこととなる。
このような第三のガイド66を目がけて、カート5の載置台56がそちらの方向を向くようにカート5全体を移動させることによって、まず、初めに、カート5の下方部に形成された導入部51のところがベース9の下方部に形成された第一のガイド99のところへと誘導されることとなる。そして更に、このような移動を進めることによって、カート5側の導入部51のところがベース9側に形成されたピット93内へと導入されることとなる。そして、次には、カート5の所定位置に設けられたソケット端子1のところがベース9側に形成されたプラグ端子2の、その外周部に形成された第二のガイド3のところへと誘導されることとなる。そして、最終的には、上記第二のガイド3を介してソケット端子1とプラグ端子2との結合が成されることとなる。その結果、本プラグ端子2側に形成された通電コネクタ23と上記ソケット端子1側に形成された通電コネクタ13との結合(接合)が成されることとなる。ここにおいて通電作動が形成されることとなる。
そして、このようにして形成される通電機能は、上記両通電コネクタ13、23の周りに設けられた磁石8並びにこれに対応するように設けられた鉄片等からなる吸着片81にて形成される吸引作用によって、上記両通電コネクタ13、23間の結合(接合)は確実に保持されることとなる。その結果、上記電子機器類の操作時等において、電子的な不良等の生ずるおそれが無くなる。このような構成からなるものにおいて、上記カート5を形成する載置台56の一部には、例えば図1に示す如く、上記両端子1、2の結合に基づく両通電コネクタ13、23間の通電作用により点灯するように形成された通電認識灯59が設けられるようになっている。この通電認識灯59の点灯により、上記両端子1、2間における通電作用が確認されることとなる。
次に、このような通電機構に関する第二の実施形態について、図4を基に説明する。このものは、例えば図4において、ベース9側に形成される通電コネクタ23のところに電力供給源となる送電部28を有するとともに、カート5側に設けられるソケット端子1に形成される通電コネクタ13のところには、上記送電部28に対応するように形成された受電部18を有する構成からなることを基本とするものである。具体的には、例えば、図1または図4において、ベース9側に設けられる通電コネクタ23の一部に非接触型送電機構、例えば、電磁誘導型のトランスデューサからなる送電部28が設けられるようになっている。一方、カート5を形成する支柱55のところには上記ベース9に設けられたプラグ端子2と結合するソケット端子1が設けられるようになっている。そして、このようなソケット端子1のところには、本カート5の載置台56上に搭載される電子機器類への電力供給を担うためのものであって上記プラグ端子2の一部に形成された送電部28と結合して、ここから所定の電力を受けるように作用する受電部18が形成されるようになっている。そして、この受電部18は、上記送電部28と同じように、非接触型送電機構を形成する電磁誘導型のトランスデューサからなるものである。
このような構成を採ることにより、本実施の形態のものにおいては、プラグ端子2側に形成される送電部28並びにカート5側に設けられるソケット端子1のところに形成される受電部18が、ともに電磁誘導型のトランスデューサから成り立っていることより、両者1、2間における通電作用は、両者が完全に接触している状態であることを必要とされない。すなわち、送電部28と受電部18との間の接合が不完全な状態、例えば、完全には密着しておらず、相対向する接合部の面がずれており、一部分においてしか接合していないような状態、または、隙間を有した状態においても、上記送・受電部間における電磁誘導作用に基づく変換作用により、両者18、28間におけるエネルギー(電気エネルギー)のやりとりは可能となる。従って、作業者(操作者)等が雑な操作をすることによって、プラグ端子2とソケット端子1との接合が不完全な場合であっても、ベース9側に形成される電源からカート5側への電力供給が可能となる。これによって、カート操作者の電子機器類への通電作業が楽になり、作業効率の向上が図られることとなる。
1 ソケット端子
11 受け口
13 通電コネクタ
18 受電部
2 プラグ端子
21 差し込み片
23 通電コネクタ
25 基板
28 送電部
29 スプリング
3 第二のガイド
31 アンダガイド部
32 サイドガイド部
5 カート
50 キャスタ
51 導入部
55 支柱
56 載置台
59 通電認識灯
6 プレート
66 第三のガイド
8 磁石
81 吸着片
9 ベース
93 ピット
99 第一のガイド

























Claims (3)

  1. 所定の差し込み片を有するプラグ端子と、当該プラグ端子に設けられた差し込み片の挿入される受け口を有するソケット端子と、からなるものにおいて、上記プラグ端子の設けられる基礎となるベースの、その下方部のところに平面形態が凹字状形態からなるピットを設けるとともに、当該ピットの両端部のところに形成された両突出部の内側のところに拡いた形態に形成される第一のガイドを設け、一方、上記プラグ端子と結合するソケット端子を有するものであって所定の電子機器類の搭載されるカートを形成する支柱の下方部のところに設けられるキャスタの、その取付部のところにリング状の形態からなる導入部を設け、当該導入部のところが上記第一のガイドに沿って移動することによって上記キャスタを有する上記カートの下方部が上記ピット内へと導入されるようにするとともに、上記プラグ端子を形成する上記差し込み片の周りに設けられるものであって上記ソケット端子を導くように形成された末拡がり状に開いた形態からなる第二のガイドを設け、更に、このような構成からなるものにおいて、上記第二のガイド形成の基礎となる上記プラグ端子を、所定の剛性を有する基板と、当該基板上に設けられるものであって2本並列に設けられる差し込み片と、同じく上記基板上に設けられる通電コネクタと、上記基板の両端部に設けられるものであって当該基板を平衡状態に保持するスプリングと、これら両スプリングにおけるそれぞれの一方の端部側を支持するとともに上記基板上の各部材を囲むように形成されるケース状部材と、からなるとともに、当該ケース状部材の開口部のところに全周にわたって設けられるものであって末拡がり状の形態からなるものにて第二のガイドを形成させるようにしたことを特徴とするハンドフリー型通電装置。
  2. 請求項1記載のハンドフリー型通電装置において、上記プラグ端子の設けられるベースの上方部のところに平板状の形態からなるプレートを設けるとともに、当該プレートのところに、上記カートのテーブル状載置台上に搭載される電子機器への電力供給源となるソケット端子の位置決めを成すものであって、本カートの下方部に形成された導入部の導入される上記第一のガイドの位置と整合するように形成された位置決め用目印からなる第三のガイドを設けるようにしたことを特徴とするハンドフリー型通電装置。
  3. 請求項1または請求項のいずれかに記載されたハンドフリー型通電装置において、所定の差し込み片を有するとともに、所定の剛性を有する基板並びに当該基板上に設けられるものであって非接触型送電機構を形成する送電部を有するプラグ端子と、当該プラグ端子に設けられた差し込み片の挿入される受け口を有するとともに、当該受け口の形成される面のところに設けられるものであって上記プラグ端子側に形成された送電部と対向するように設けられた非接触型送電機構を形成する受電部を有するソケット端子と、からなるようにしたことを特徴とするハンドフリー型通電装置。
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