JP6928497B2 - アイロン台 - Google Patents

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Description

本発明は、衣服等にアイロンがけを行う際に用いられるアイロン台に関する。
衣服のシワやヨレを取り除くため、アイロンによって衣服をアイロン台の天板に押し付けるようにしてアイロンがけを行うことが一般に行われている。
アイロン台としては種々の形態のものがこれまでに実用化されている。例えば、比較的に床面に近い位置での使用を想定した短い脚を有するものや、立った状態での使用を想定した長い脚を有するものなどが挙げられる。このうち、立った状態での使用を想定したアイロン台の一例として、下記特許文献1に記載されたアイロン台が知られている。
特許文献1に記載されたアイロン台には、一対の支持脚が天板(台本体)を下方から支持するとともに、これら支持脚が折り畳み自在に設けられている。そしてこのアイロン台では一対の支持脚のうちの一方の支持脚の上端に設けられた係止部が、台本体に設けられた切欠き部に入り込むことで支持脚が固定され、アイロン台を所定の使用姿勢に保つことが可能となっている。
特開2006−95123号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたアイロン台では、使用姿勢から折り畳み姿勢にアイロン台の姿勢変更を行う際に、即ち脚部の開閉動作を行う際には、まずストッパをスライド移動させた後、切り欠き部と係止部との係合を解除する必要があり、姿勢変更の動作が非常に複雑であり、非常に手間を要する。
そこで本発明では、支持脚の開閉動作を容易に行うことができ、スムーズな姿勢変更が可能なアイロン台を提供する。
即ち、本発明の第一の態様に係るアイロン台は、アイロンがけされる対象物を載置可能な天板と、使用状態で前記天板を下方から支持し、前記使用状態で前記天板から鉛直方向に対して斜めに傾斜して延びるとともに互いに交差し、収納状態で前記天板の裏面に沿って配置される一対の支持脚と、を備え、前記一対の支持脚のうちの一方の第一支持脚は、前記天板に接続された基端部と、前記基端部に対して前記天板の裏面に沿って延びる第一軸線を中心として相対回転可能に接続され、かつ、前記一対の支持脚のうちの他方の第二支持脚に前記第一軸線と平行な軸線回りに相対回転可能に接続された脚先部とを有し、前記基端部と前記脚先部とのうちの一方には係合部が設けられ、他方には前記使用状態で前記係合部に係合して前記基端部と前記脚先部とを固定する受け部が設けられ、前記基端部と前記脚先部とを前記第一軸線を中心に相対回転させて前記収納状態から前記使用状態に移る際に、前記ピン状部材が前記フック状部材に引っ掛かり、前記基端部と前記脚先部とが相対回転しないように固定され、前記受け部は、前記使用状態において前記フック状部材を操作することで前記ピン状部材との前記フック状部材との係合を解除する操作部をさらに有している
このようなアイロン台によれば、収納状態から使用状態に姿勢変更を行う際には、第一支持脚が天板の裏面に沿って配置されている状態から第一支持脚を開く。この際、第一支持脚の基端部と脚先部とが第一軸線を中心に折れ曲がった状態から基端部と脚先部とが天板の裏面から突出した状態なる。すると係合部と受け部とが係合し、基端部と脚先部とが固定される。この際、脚先部の動作にともなって脚先部に接続された第二支持脚も天板の裏面に沿って配置されている状態から開かれる。この結果、第一支持脚と第二支持脚とが交差した状態で配置され、アイロン台が使用状態となるように、支持脚が所定の位置に固定される。このように、単に第一支持脚を開き、基端部と脚先部とを係合部で固定するのみによってアイロン台の姿勢変更が可能となる。
逆に、係合部と受け部との係合を解除することで、第一支持脚の基端部と脚先部とを相対回転させて第一支持脚を閉じ、天板の裏面に沿って配置するように動作させる。この第一支持脚の動作に伴って、第一支持脚の脚先部に接続された第二支持脚も折り畳まれて閉じられ、第一支持脚及び第二支持脚を天板の裏面に配置することができる。このように、係合部と受け部との係合を単に解除するのみで第一支持脚及び第二支持脚を閉じ、アイロン台の姿勢変更が可能となる。
このように第一支持脚を開くことで、ピン状部材にフック状部材を引っ掛けるのみの簡単な動作で基端部と脚先部とを固定し、アイロン台を容易に使用状態とすることが可能である。
また上記態様では、前記操作部は、前記フック状部材と一体に設けられるとともに前記脚先部の延在方向に沿って進退可能に設けられ、前記使用状態で前記脚先部の先端に向かって進出することで前記ピン状部材との前記フック状部材との係合を解除してもよい
また上記態様では、前記操作部は、前記脚先部に対して前記フック状部材と共に前記脚先部の延在方向に沿って進退可能に設けられていてもよい。
このような操作部を設けることで、使用状態で単に操作部を脚先部の延在方向に、即ち、第一支持脚の延在方向に進退させるといった動作によって、容易にピン状部材とのフック状部材との係合を解除でき、第一支持脚及び第二支持脚を閉じることで使用状態から収納状態への姿勢変更を容易に行うことが可能である。
また上記態様では、前記第二支持脚は、前記脚先部の先端に設けられ、床面に接触して転動可能な転動体、又は、前記床面と接触して滑る滑動体をさらに有していてもよい。
また上記態様では、前記転動体は、前記使用状態から前記収納状態に移る際に床面に接触して転動し、前記使用状態では前記床面に非接触となってもよい。
このような転動体を設けることで、転動体が転動することで、又は、滑動体が滑動することで第一支持脚を軸にして第二支持脚が床面上を滑り、第二支持脚部を閉じる動作をスムーズに少ない力で行うことができる。よって第二支持脚をスムーズに開閉させることで、これに伴う第一支持脚の開閉動作も容易に行うことができ、さらにスムーズにアイロン台の姿勢変更が可能となる。
また上記態様では、前記収納状態で、前記脚先部と前記第二支持脚とが前記天板における同じ端部側に配置されて前記天板から突出するとともに、前記脚先部と前記第二支持脚とによって床面に自立可能となるように、前記第一支持脚及び前記第二支持脚が設けられていてもよい。
このように収納状態でアイロン台が自立可能となっていることで、アイロン台を壁等に立てかける必要が無くなり、収納場所の選択肢が広がる。
上記のアイロン台によると、第一支持脚に係合部及び受け部を設けることで、支持脚の開閉動作を容易に行い、スムーズな姿勢変更が可能である。
本発明の実施形態に係るアイロン台の使用状態を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態に係るアイロン台の収納状態を示す平面図であって、天板を裏面から見た図である。 本発明の実施形態に係るアイロン台の斜視図であって、(a)収納状態で自立した状態の全体図を示し、(b)は(a)のA部拡大図を示す。 本発明の実施形態に係るアイロン台が使用状態となった際の係合部及び受け部を示す斜視断面図である。 本発明の実施形態に係るアイロン台が使用状態から収納状態に向かう際の係合部及び受け部の動作を説明する斜視断面図である。 本発明の実施形態に係るアイロン台が収納状態から使用状態に向かう際の係合部及び受け部の動作を説明する斜視断面図である。 本発明の実施形態に係るアイロン台が使用状態となる直前の状態を示す斜視断面図である。 本発明の実施形態の第一変形例に係るアイロン台の収納状態を示す平面図であって、天板を裏面から見た図である。 本発明の実施形態の第二変形例に係るアイロン台の使用状態を示す全体斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るアイロン台1について説明する。
図1に示すように、アイロン台1は、アイロンがけを行う衣類等を載置する天板2と、天板2の裏面10に設けられた一対の支持脚3と、これら一対の支持脚3に干渉しない位置で天板2から突出可能に設けられたアイロン置き4とを備えている。
本実施形態のアイロン台1は、立った状態でアイロンがけを行うことが可能なスタンド式のアイロン台である。
天板2は、略長方形状の板である。なお天板2の形状は図示したものには限定されない。そして天板2は、例えば骨組みにラス網を取り付けた後にポリエステル繊維等で形成されたクッション材と布等の被覆材をかぶせることで形成されてもよいし、樹脂で一体に形成された枠組み及び天面に、クッション材と布等の被覆材をかぶせることで形成されてもよい。
以下、天板2の長辺の延びる方向を長手方向、短辺の延びる方向を幅方向とする。
図2に示すように、天板2の裏面10には、長手方向に延びるとともに、幅方向に互いに離れて平行に延びる一対の縦骨12が設けられている。また天板2にはこれら縦骨12同士を幅方向に接続し、幅方向に延びる複数の横骨13が設けられている。本実施形態では横骨13として、長手方向に離れた位置で互いに平行に配置された第一の横骨13aと、第二の横骨13bとの二つが設けられている。各々の横骨13は、各々長手方向に隙間を空けて配置された一対の骨部材14を有している。
アイロン置き4は、天板2の裏面10の長手方向の一端に設けられている。そして、長手方向に天板2から突出可能に、長手方向にスライド移動可能に、アイロン置き4が一対の縦骨12に支持されている。なお、第二の横骨13bは第一の横骨13aよりもアイロン置き4に長手方向に近い位置に配置されている。ここで天板2におけるアイロン置き4が設けられた側を長手方向の後端側とし、その反対側を先端側とする。
支持脚3として、図1に示すアイロン台1の使用状態では天板2から鉛直方向に対して長手方向に斜めに傾斜して延びるとともに互いに交差する第一支持脚3aと第二支持脚3bとが設けられている。
第一支持脚3aは、第一の横骨13aに固定された第一の脚支持部17に支持された基端部21と、基端部21に対して天板2の裏面10に沿って延びる第一軸線O1回りに相対回転可能に接続された脚先部31とを有している。
基端部21を支持する第一の脚支持部17は、第一の横骨13aにおける一対の骨部材14間にわたって天板2の幅方向の中央位置に設けられている。そして基端部21は図2に示すようにU字状をなす部材である。即ち基端部21は第一の脚支持部17に支持された位置から幅方向の両側で、第一の横骨13aから離れるようにして延びる一対の脚本体22と、これら一対の脚本体22同士を接続するとともに幅方向に延びる接続部23とを有している。接続部23は第一の脚支持部17と第一の横骨13aとの間に挟まれるようにして配置されている。これにより、接続部23が裏面10に沿って延びる軸線O回りに天板2に対して回転可能になっている。よって基端部21はこの軸線O回りに天板2に対して回転する。図2及び図3(a)に示す収納状態では、基端部21は天板2の裏面10に沿って配置されるとともに脚本体22の先端が接続部23に対して長手方向の後端側に位置する。
そして、基端部21における各々の脚本体22の先端には脚本体22から幅方向の外側に突出するようにして、収納状態では脚本体22よりも天板2の裏面10に近い側に位置する脚受け25が設けられている。脚受け25は、収納状態では裏面10に沿って延びる平板部26と、平板部26の幅方向外側で収納状態で裏面10から離れる方向に向かって湾曲する湾曲板部27とを有する板状をなしている。
本実施形態では、これら一対の脚受け25のうちの一方(図2の紙面に向かって右側)に、係合部41が設けられている。本実施形態では係合部41はピン状部材42のみを有している。ピン状部材42は幅方向に延びる円柱状をなし、図4に示すように脚本体22の先端と、脚受け25における湾曲板部27とを接続するように設けられている。このピン状部材42は平板部26との間に隙間を空けた状態で設けられている。
また、基端部21における脚本体22の延在方向の途中の位置からは、幅方向外側に向かって円柱状の第一支持軸29が突出している。第一支持軸29の中心が上記の第一軸線O1となっており、この第一軸線O1は天板2の裏面10に沿って幅方向に延びている。
図1及び図2に示すように脚先部31は、基端部21の脚本体22よりも幅方向外側に配置された一対の脚先本体32と、これら脚先本体32同士を幅方向に接続する脚先接続部33とを有している。
脚先接続部33は、図2に示すように基端部21の接続部23に平行に、収納状態では接続部23に対して長手方向の前方側に位置する棒状部材である。
各々の脚先本体32は中空の円筒状をなし、基端側(使用状態での上側)で第一支持軸29によって基端部21の対応する脚本体22に接続されている。これにより第一軸線O1を中心に基端部21と脚先本体32とが相対回転可能となっている。また、各々の脚先本体32の先端は、図1に示すように使用状態では鉛直方向に対して斜めに真っ直ぐに延びた後、長手方向の後端側に向かって幅方向外側に向かって屈曲している。そして脚先本体32の先端には滑り止め用の、及び床面の傷付きを抑制する第一支持脚3aとは異なる材料で形成された部材34が嵌め込まれている。
さらに基端部21の脚本体22のうち、係合部41が設けられた脚本体22に接続された脚先本体32には、係合部41と係合可能に受け部45が設けられている。
図4から図7に示すように、受け部45は、脚先本体32の基端側から脚先本体32の外部に露出する操作部47と、操作部47と一体に、操作部47よりも脚先本体32の先端側で脚先本体32の内部に一部が配置されたフック状部材46とを有している。
フック状部材46は、脚先本体32の内部で、脚先本体32の先端に向かって進出し、又は先端に対して退避するようにスライド移動可能である。そしてフック状部材46には、脚先本体32の先端側の端部で、使用状態でピン状部材42に対向する位置でフック状の溝46aが形成されている。なお、溝46aに対応する脚先本体32の外面には、溝46aの開口が外部に露出可能となるように、ピン状部材42が溝46aの内部に配置可能となるように、切欠き部32aが設けられている。切欠き部32aは半円状の溝である。
フック状部材46の溝46aを形成する面として、最も切欠き部32a側の位置で脚先本体32の内部側に向かって脚先本体32の先端側から離れるように平面状に傾斜する案内面51と、案内面51における操作部47側の端部に滑らかに連続し、脚先本体32の先端に向かって脚先本体32の内部側に向かって凸状に湾曲する湾曲面52と、湾曲面52に連続して円弧状に凹状に湾曲する係止面53とがフック状部材46に設けられている。
さらに溝46aを形成する面として、係止面53に脚先本体32の内部側で連続し、脚先本体32の延在方向に沿って操作部47側に向かって平面状に延びる内側面54と、内側面54に操作部47側で連続し、脚先本体32の切欠き部32aに向かって平面状に延びて案内面51とともに溝46aの開口を切欠き部32a側に形成する開口形成面55とがフック状部材46に設けられている。
さらにフック状部材46には、溝46aよりも脚先本体32の先端から遠い位置に、第一支持軸29が貫通する長孔56が形成されている。長孔56は、脚先本体32の延在方向に長く形成されるととともに幅方向にフック状部材46を貫通している。
操作部47は、本実施形態では円柱状をなす操作ボタン64である。
操作ボタン64には操作ボタン64を外周側から覆うようにフック状部材46と脚先本体32の内面との間に挿入されて一部が脚先本体32から突出する外筒部61が設けられている。さらに、操作ボタン64と外筒部61との間にはバネ部材65が介在されている。
そして操作ボタン64はフック状部材46に圧入若しくは接着して取り付けられて、脚先本体32及び外筒部61から脚先本体32の延在方向に(使用状態では上方に)露出している。
外筒部61は円筒状をなしている。外筒部61には脚先本体32の端縁の位置で、外周側に環状に突出する外側フランジ62と内周側に環状に突出する内側フランジ63とが設けられている。外側フランジ62によって外筒部61は、脚先本体32に支持されている。
バネ部材65は例えばコイルバネであって、操作ボタン64と内側フランジ63との間に挟まれて設けられている。操作ボタン64を脚先本体32の先端に向かって押圧して、フック状部材46の溝46aが脚先本体32の先端に向かって移動した後に、操作ボタン64の押圧を止めると、バネ部材65の弾性力によって操作ボタン64が押し戻される。そして操作ボタン64及びバネ部材65に外力が加えられない状態では、溝46a部の案内面51が切欠き部32aに露出した状態となる。
図1及び図2に示すように、第二支持脚3bは、第二の横骨13bに固定された第二の脚支持部67に支持されて、天板2の裏面10に沿って幅方向に延びる第二軸線O2回りに天板2に対して回転可能に接続されている。
第二支持脚3bを支持する第二の脚支持部67は、第二の横骨13bにおける一対の骨部材14間にわたって幅方向に離れた位置で一対に設けられている。この第二の脚支持部67は、幅方向に延びる円柱状の第二支持軸68を有している。第二支持軸68の中心が上記の第二軸線O2となっている。
さらに第二支持脚3bは、第一支持脚3aの脚先本体32の幅方向外側に配置された一対の脚本体71と、これら脚本体71同士を幅方向に接続する接続部72とを有している。これら脚本体71及び接続部72は第一支持脚3aの脚先本体32及び接続部23と略同一の形状をなしている。
第二支持脚3bの脚本体71の先端は、図1に示す使用状態では、鉛直方向に対して斜めに真っ直ぐに延びた後、長手方向の前端側に向かって幅方向外側に向かって屈曲している。そして脚本体71の先端には滑り止め用の、及び床面の傷付きを抑制する第二支持脚3bとは異なる材料で形成された部材34が嵌め込まれている。第二支持脚3bの先端は図2に示すように収納状態では、第一支持脚3aの基端部21よりも前端側に位置している。
さらに第二支持脚3bには、第一支持脚3aの脚先部31の延在方向の途中の位置との間に、幅方向に延びる円柱状の第三支持軸81が設けられている。第三支持軸81の中心が第三軸線O3となっており、この第三軸線O3は天板2の裏面10に沿って幅方向に延びている。第三軸線O3は第一軸線O1及び第二軸線O2と平行である。そして第三支持軸81は、図2に示す収納状態で第一支持軸29及び第二支持軸68よりも長手方向の前端側に位置している。
そして第二支持脚3bの接続部72は、図2に示すように第一支持脚3aにおける基端部21の接続部23に平行に、収納状態では接続部23よりも長手方向の前端側に位置する棒状部材である。このようにして収納状態では、第一支持脚3aの脚先部31と、第二支持脚3bとはともに同じ方向となる前端側に閉じられて折り畳まれ、天板2の裏面10に沿って配置される。そして第一支持脚3aの脚先本体32の先端、及び、第二支持脚3bの脚本体71の先端が屈曲していることで、図3(a)に示すように収納状態で床面上に自立可能となっている。
さらに、第二支持脚3bの先端には床面に接触して転動する転動体73が設けられている。転動体73はコロや球体である。この転動体73は、使用状態から収納状態に移る際には床面に接触して転動するが、使用状態では床面に非接触となっている。より具体的には、図3(b)に示すように第二支持脚3bの先端には筒状の先端キャップ35が嵌め込まれて固定されている。この先端キャップ35の先端には、第二支持脚3bの先端に向かって凹む軸支持部35aが形成されている。ここで転動体73は床面に接触する本体部73aと、本体部73aに一体に設けられた軸部73bとを有している。この軸部73bが軸支持部35aに取り付けられていることで第二支持脚3b及び先端キャップ35に対して転動体73が回転可能となっている。ここで、上述した滑り止め用の、及び床面の傷付きを抑制する第二支持脚3bとは異なる材料で形成された部材34が先端キャップ35の外側から嵌め込まれるとともに、転動体73の本体部73aを外部に露出させるように先端部が開口している。
次に図4から図7を参照して支持脚3の開閉動作について説明する。なお使用状態から収納状態にする動作を支持脚3を「閉じる」動作とし、収納状態から使用状態にする動作を支持脚3を「開く」動作と称する。
図4に示すように、使用状態では、フック状部材46の溝46aにおける係止面53が下方からピン状部材42に接触して、ピン状部材42が溝46aに係止された状態となっている。この状態では案内面51によって脚先部31の切欠き部32aは脚先部31の内側から覆われており、かつ、バネ部材65の弾性力によって係止面53は下方からピン状部材42に押し付けられている。よって、切欠き部32aからピン状部材42が抜け出ないようになっている。
この状態から図5に示すように操作ボタン64を下方に押すと、フック状部材46が下方に移動し、ピン状部材42が係止面53に対して上方に離れる。この際、案内面51も下方に移動して切欠き部32aが開放され、切欠き部32aを通じてピン状部材42を脚先部31の外部に抜き出し可能となる。そして、ピン状部材42を切欠き部32aから抜き出すように第一軸線O1を中心に基端部21と脚先部31とを相対回転させることで、これら基端部21と脚先部31とを互いに異なる方向に折り畳む。
この動作に伴って第二支持脚3bと、第一支持脚3aにおける脚先部31とが第三軸線O3回りに相対回転しつつ脚先部31における脚先本体32によって第二支持脚3bの接続部72が押されて第二支持脚3bも折り畳まれて閉じられることで、図2の収納状態となる。
さらに図6に示すように、第一支持脚3aにおける脚先部31と基端部21とを第一軸線O1を中心に相対回転させると、切欠き部32aに向かってピン状部材42が接近していく。
この状態から、図7に示すように切欠き部32aの内部にピン状部材42を進入させると、ピン状部材42が案内面51に沿って上方に案内される。この際バネ部材65の弾性力に逆らうようにしてピン状部材42がフック状部材46を下方に押し下げつつ、係止面53に接触する位置に導かれる。
するとバネ部材65の弾性力によってフック状部材46が上方に持ち上げられ、脚先部31の内側から案内面51が切欠き部32aを覆う。これにより、第一支持脚3aにおける基端部21と脚先部31とが固定され、図1に示す使用状態となる。
以上説明した本実施形態のアイロン台1によれば、収納状態から使用状態に姿勢変更を行う際には、使用状態になる際に係合部41と受け部45とを係合させることのみで、容易に使用状態で第一支持脚3aを固定でき、これに応じて第二支持脚3bも固定することができる。
逆に、係合部41と受け部45との係合を操作部47によって解除することで、第一支持脚3aにおける基端部21と脚先部31とを相対回転させることができ、使用状態から収納状態にアイロン台1の姿勢変更が可能となる。
そして本実施形態では、ピン状部材42にフック状部材46を引っ掛けるのみの簡単な動作で基端部21と脚先部31とを固定し、アイロン台1を容易に使用状態とすることが可能である。またピン状部材42をフック状部材46から外すことで容易に収納状態とすることが可能である。
特に本実施形態では、使用状態で単に操作ボタン64を基端部21の延在方向に、即ち、第一支持脚3aの延在方向に進退させるといった動作によって、容易に、ピン状部材42とフック状部材46との係合を解除でき、収納状態となるように支持脚3を閉じることができる。
さらに第二支持脚3bに転動体73を設けることで、転動体73が転動することで第一支持脚3aを軸にして第二支持脚3bを容易に床面上を滑らせることができ、第二支持脚3bの開閉動作を容易に行うことができ、さらにスムーズにアイロン台1の姿勢変更が可能となる。特に使用状態から収納状態とする際には、床面を転動体73が転動することで少ない力でスムーズに第二支持脚3bを閉じることができ、これに伴って第一支持脚3aも容易に閉じることができる。
また本実施形態では特に、使用状態では床面に転動体73が非接触となっているため、アイロンをかけている際に支持脚3が床面を滑って移動してしまうことがない。
さらに、収納状態でアイロン台1が自立可能となっていることで、収納時にアイロン台1を壁等に立てかける必要がなくなり、収納場所の選択肢が広がる。
以上、本発明の実施形態について詳細を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、多少の設計変更も可能である。
例えば本実施形態では図8に示すように、係合部91がU字状をなす部材であってもよい。即ち、係合部91は、脚受け25から突出するとともに、幅方向に離れて一対設けられた支持棒部93と、これら支持棒部93同士を接続して幅方向に延びるピン状部材92とを有している。さらに上記の切欠き部32aに代えて、切欠き部32aよりも幅寸法の小さい切欠き部95aを脚先本体32の外面に設けてもよい。これにより、脚先本体32の強度向上が可能となる。
さらに、上述の場合とは逆に係合部41(ピン状部材42)を脚先部31に設け、受け部45(フック状部材46)を基端部21に設けてもよい。また係合部41及び受け部45は上述の場合に限定されず、基端部21と脚先部31とを固定可能であれば、どのような構造であってもよい。係合部41は脚受け25に一体に形成されてもよいし、別部材で形成した後にリベットやボルト等の止め具で脚受け25に固定してもよい。
また、支持脚3には円筒状のパイプだけでなく角筒状のパイプを用いてもよい。
操作部47についても、操作ボタン64を有する場合に限定されず、例えば操作部47を進退可能に把持するツマミ等を設けてもよい。
また、上記では第二支持脚3bの先端には床面に接触して転動する転動体73を設ける場合について説明したが、転動体73に代えて、床面と接触して滑る滑動体を設けてもよい。滑動体は例えば合成ゴムにフッ素樹脂を塗布した部材等を用いることができる。そして第二支持脚3bではなく、第一支持脚3aに転動体又は滑動体を設けてもよい。
さらに上記実施形態では、第一支持脚3aは一対の脚本体22と一対の脚先本体32とを有することで二本脚形状をなしている場合について説明した。しかし第一支持脚は一本脚形状をなしていてもよい。即ち、第一支持脚が一本の脚本体22と一本の脚先本体32とを有し、接続部23及び脚先接続部33を有していなくともよい。また第二支持脚についても同様に一本脚形状をなしていてもよい。さらに第一支持脚が一本脚形状をなし、かつ第二支持脚が二本脚形状をなしていてもよいし、第一支持脚が二本脚形状をなし、かつ第二支持脚が一本脚形状をなしていてもよい。
また、縦骨12及び横骨13の形状や配置位置や数量は上述の場合に限定されず、適宜変更可能である。また、第一の脚支持部17及び第二の脚支持部67の形状や配置位置や数量は上述の場合に限定されず、適宜変更可能である。
また、図9に示すように天板102は、幅方向を向く一対の側面103の各々に、幅方向内側に向かって凹むくびれ面104を有していてもよい。このくびれ面104における最も幅方向内側に位置する底部104aは、操作ボタン64よりも長手方向の前端側に位置している。この結果、くびれ面104の位置でアイロン台1の幅寸法が小さくなっているため、使用者がくびれ面104から操作ボタン64にアクセスし易くなり、操作ボタン64を上方から視認し易くなる。よって、くびれ面104によってアイロンがけされる衣服を天板102にしっかりと沿わせてアイロンがけを容易化できるとともに、支持脚3の開閉を容易化できる。
1…アイロン台
2…天板
3…支持脚
3a…第一支持脚
3b…第二支持脚
4…アイロン置き
10…裏面
12…縦骨
13…横骨
13a…第一の横骨
13b…第二の横骨
14…骨部材
17…第一の脚支持部
21…基端部
22…脚本体
23…接続部
25…脚受け
26…平板部
27…湾曲板部
29…第一支持軸
31…脚先部
32…脚先本体
32a…切欠き部
33…脚先接続部
34…部材
35…先端キャップ
35a…軸支持部
41…係合部
42…ピン状部材
45…受け部
46…フック状部材
46a…溝
47…操作部
51…案内面
52…湾曲面
53…係止面
54…内側面
55…開口形成面
56…長孔
61…外筒部
62…外側フランジ
63…内側フランジ
64…操作ボタン
65…バネ部材
67…第二の脚支持部
68…第二支持軸
71…脚本体
72…接続部
73…転動体
73a…本体部
73b…軸部
81…第三支持軸
91…係合部
92…ピン状部材
93…支持棒部
95a…切欠き部
102…天板
103…側面
104…くびれ面
104a…底部
O…軸線
O1…第一軸線
O2…第二軸線
O3…第三軸線

Claims (6)

  1. アイロンがけされる対象物を載置可能な天板と、
    使用状態で前記天板を下方から支持し、前記使用状態で前記天板から鉛直方向に対して斜めに傾斜して延びるとともに互いに交差し、収納状態で前記天板の裏面に沿って配置される一対の支持脚と、
    を備え、
    前記一対の支持脚のうちの一方の第一支持脚は、前記天板に接続された基端部と、前記基端部に対して前記天板の裏面に沿って延びる第一軸線を中心として相対回転可能に接続され、かつ、前記一対の支持脚のうちの他方の第二支持脚に前記第一軸線と平行な軸線回りに相対回転可能に接続された脚先部とを有し、
    前記基端部と前記脚先部とのうちの一方には係合部が設けられ、他方には前記使用状態で前記係合部に係合して前記基端部と前記脚先部とを固定する受け部が設けられ
    前記係合部は、前記基端部に設けられたピン状部材を有し、前記受け部は、前記脚先部に設けられて前記使用状態で前記ピン状部材に引っ掛かかるフック状部材を有し、
    前記基端部と前記脚先部とを前記第一軸線を中心に相対回転させて前記収納状態から前記使用状態に移る際に、前記ピン状部材が前記フック状部材に引っ掛かり、前記基端部と前記脚先部とが相対回転しないように固定され、
    前記受け部は、前記使用状態において前記フック状部材を操作することで前記ピン状部材との前記フック状部材との係合を解除する操作部をさらに有しているアイロン台。
  2. 前記操作部は、前記フック状部材と一体に設けられるとともに前記脚先部の延在方向に沿って進退可能に設けられ、前記使用状態で前記脚先部の先端に向かって進出することで前記ピン状部材との前記フック状部材との係合を解除する請求項1に記載のアイロン台。
  3. 前記操作部は、前記脚先部に対して前記フック状部材と共に前記脚先部の延在方向に沿って進退可能に設けられている請求項2に記載のアイロン台。
  4. 前記第二支持脚は、前記脚先部の先端に設けられ、床面に接触して転動可能な転動体、又は、前記床面と接触して滑る滑動体をさらに有している請求項1から3のいずれか一項に記載のアイロン台。
  5. 前記転動体は、前記使用状態から前記収納状態に移る際に床面に接触して転動し、前記使用状態では前記床面に非接触となる請求項4に記載のアイロン台。
  6. 前記収納状態で、前記脚先部と前記第二支持脚とが前記天板における同じ端部側に配置されて前記天板から突出するとともに、前記脚先部と前記第二支持脚とによって床面に自立可能となるように、前記第一支持脚及び前記第二支持脚が設けられている請求項1からのいずれか一項に記載のアイロン台。
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